「空の境界 第六章 忘却録音[ボウキャクロクオン](アニメ映画)」

総合得点
71.9
感想・評価
653
棚に入れた
3973
ランキング
1210
★★★★☆ 4.0 (653)
物語
3.8
作画
4.3
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.0

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ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

記憶の狭間にある真実と失われた先の思い出

奈須きのこによる長編伝奇小説を原作とする

劇場アニメ全八章の第六章です。原作未読。


1999年1月、魔術師見習いである黒桐鮮花は

校内で起きるとある事件の調査を橙子さんに依頼

される。その事件は妖精が生徒から記憶を奪って

いるというものだった。補助として要請を見ること

のできる式を連れ、事件に挑むのだった・・・


今回の話は式や幹也を少し離れ幹也の妹である鮮花

が中心となって動いていく物語です。魔術師見習い

として橙子さんの弟子となっていました。

それは{netabare}兄の幹也を兄ではなく一人の男として

見ており、幹也に妹の自分を忘れてもらうために

全寮制の学校に通っているのだが、そこに現れた式に

よって幹也の心が向いてしまっているのでせめて

式と対等になれるようにとの{/netabare}ことです。

それはさておき、鮮花が視点の主体として物語が

進行していくので式や幹也、橙子さんは補助的な

配置といった感じでいます。でも見習いの鮮花は

いろいろと要領の悪いところがあって式たちが

結果として導いているような感じに思いました。

なので結局は式や幹也、橙子さんの力によって

なんとか事件を解決する方に持って行っている

ように、またいいところはうまく持って

いっているというか掴まされてるような風だった

と思います。

本人はうまく自分がやりきった感を出していました

が周りの人たちはちょっとねという感じでした。

最後、式が気を使ってくれていてやっぱり焦点は

あくまで鮮花なんだなと思いました。


鮮花が中心だったのでいつもと違うような違わない

ような感じではありましたがそれでも良かったと

思います。また主題歌の後の話と次回予告が雰囲気が

ガラリと変わる感じがして次回も楽しみになりました。

投稿 : 2014/11/10
閲覧 : 274
サンキュー:

22

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