「艦隊これくしょん -艦これ-(TVアニメ動画)」

総合得点
68.5
感想・評価
1275
棚に入れた
5674
ランキング
2015
★★★★☆ 3.5 (1275)
物語
2.9
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.6

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

2015年3月26日に放送された最終話で続編の制作が発表された。

艦隊、料理、鉄道etc.……日本人はなぜ“擬人化”したがるのか?
鉄道や料理、銃、さらには国まで……身の回りのありとあらゆるものを美少女やイケメンキャラクター化してしまう、いわゆる“擬人化”コンテンツが注目を集めている。最近では、日本の艦隊を“艦娘(かんむす)”として美少女キャラクター化した『艦隊これくしょん -艦これ-』などゲームやアニメ作品のヒットに加えて、企業も自社商品を擬人化しプロモーションやブランディングに活用する事例が増えるなど、対象となったモノを挙げるとキリがないほどだ。では、なぜ日本にはこんなにも擬人化コンテンツが溢れているのだろうか? その歴史をひも解きながら探っていきたい。

■擬人化の元祖と言われる『びんちょうタン』
ヒットコンテンツが出てきたことで話題になっているが、ことアニメやゲーム分野に関しては、擬人化は今に始まったことではない。同人などでは古くから取り扱われているジャンルだった。諸説あるが、現在の擬人化ムーブメントの元祖は、2003年より漫画連載が開始し、その後TVアニメ化もされた『びんちょうタン』という作品であるとされている。タイトル通り、主人公は“備長炭”を萌えキャラクター化した「びんちょうタン」で、主人公を取り囲む個性豊かなキャラクターも、様々な炭を可愛らしく擬人化したもの。内容自体は彼女たちの日々を描いた日常系作品だが、その発想のユニークさからアニメファンの間で注目を集め、今もなお根強いファンを持つ。

こうして一部のコミュニティで盛り上がっていた擬人化作品が幅広い層まで知られるようになったのは、2000年代後半からのアニメブームが関係しているように思う。アニメが大衆的な人気を得ていくなかで、豊富な“あるあるネタ”を取り扱った擬人化アニメは、様々なメディアで盛んに取り上げられた。世界の国をキャラクター化した『ヘタリア』シリーズ、大江戸線や中央線の駅をイケメン擬人化した『ミラクル☆トレイン』などのタイトルは目にしたことがある人も多いのではないだろうか。

■もともと日本人はキャラクター好き
もともと日本人は“キャラクター好き”。動物はもちろん、ありとあらゆるものがキャラクター化され、感情を持って動いてきた。この背景には、古くから日本で『自然に存在するすべてものに神が宿る』と考えられてきたことがあると言われている。例えば今熱心に画面を見ているPCやスマートフォン、かけているメガネ、外の木々や花…万物には“魂”が宿っている。長く使っていれば愛着が湧いて、「このPCちゃん、ツンデレだな……」なんて思ったことがある人も多いはず。そうした日常の些細な発想がより具体的になり、ビジュアル要素が加わったものが“キャラクター化”や“擬人化”なのだ。

たとえ無機質なモノでも、キャラクターとして肉付けされると、途端に対象に対して様々な感情が湧きあがってくる。特に日常で触れているものや、知識として触れてきたものならなおさらだ。そういう意味では、『艦これ』がゲームやアニメファンのみならず、ミリタリーファンからも擬人化が支持を受けているという部分も頷ける。刀を擬人化した『刀剣乱舞』など、斬新な擬人化はまだまだ続いている。日本人の特性を巧みに表現する擬人化ムーブメントは今後さらに加速していきそうだ。

【ネタバレ】アニメ「艦これ」3話にして衝撃展開にネット騒然
1月22日未明、アニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」の第3話が放映されるや、全国の提督たちが恐れていた“轟沈”を目の当たりすることに。まさかの事態にネットが騒然となりました。

運悪く轟沈したのは睦月型駆逐艦の2番艦「如月」。アニメでは立てに立てたフラグを回収して1発の敵からの攻撃であえなく海に沈んでいきました。ポカポカ学園ドラマかと油断していた視聴者は唖然とし、ただただ慌てる者、史実と照らし悟りを開く者、轟沈大喜利に勤しむ者、なかったことにして就寝する者など、ある意味壮絶な夜戦を過ごす事態になっているようです。

放送終了後には一気に拡散。Twitterのトレンドは如月轟沈関連で埋め尽くされました。Yahoo!Japanのリアルタイム検索で見てみると、「如月」が最大8000件同時につぶやかれ、「轟沈」に至っては1万を超えていたことが分かります。

駆逐艦「如月」は、ウェーク島ピーコック岬の南で戦闘機から投下された爆弾1発が命中し誘爆、爆沈しています。視聴者の中には次回以降も史実になぞった展開になるのではないかと予想する人も。そうなると……最終回にはほとんど残らないのですが……。

投稿 : 2015/04/11
閲覧 : 376
サンキュー:

22

艦隊これくしょん -艦これ-のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
艦隊これくしょん -艦これ-のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

nk225が他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ