「七つの大罪(TVアニメ動画)」

総合得点
78.6
感想・評価
1465
棚に入れた
8680
ランキング
533
★★★★☆ 3.8 (1465)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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ichinana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

得意分野は捨ててはいけませんね。

七つの大罪。
タイトル名に惹かれて視聴しました。

ご存知、キリスト教における大罪「傲慢」、「怠惰」、「強欲」、「憤怒」、「色欲」、「暴食」、「嫉妬」よそれに対応する七人の悪魔王、「ルシフェル」、「ベルフェゴール」、「マモン」、「サタン」、「アスモデウス」、「ベルゼバブ」、「レヴィアタン」。
キリスト教の世界観に魅せられてきた(クリスチャンではありませんが)私はどんなストーリーなのかと期待していましたが、ほとんど関係ねぇじゃなぇかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ところがどっこい、意外も意外、中々どうして面白い。
いい意味で期待を裏切ってくれた作品となりました。

原作者は鈴木央先生。彼の初連載漫画「ライジングインパクト」はジャンプで読んでましたね。かの作品、ゴルフ漫画ではなく、"ファンタジー"ゴルフ漫画。スポーツ漫画では当たり前ですが、テニプリはじめ"やりすぎる"と読者が離れていきます。その線引きはかなり難しいと思います。浦沢直樹先生はそのあたりを巧みに表現した一人でしょう。
よってライジング以降、あまり注目していなかったですが、どうやら鈴木先生の本領はやはりファンタジーにあったのですね。

王道の勧善懲悪な展開。
技名を文字で描写しながら繰り広げられるアツイ戦闘。
主人公のチートっぷり。
ご都合主義的な後付け設定(プロット通りなんでしょうが)。

ここまでされるとかえって清々しいというもの。
あまり何も考えずに視聴できて、それでいてなぜか続きが気になる。
ジャンプから離れ、マガジンでの掲載に踏み切ったことが人気獲得・継続に繋がったのかもしれませんね。

アニメもおそらく漫画の「第一部完」のようなところで上手く決着をつけて小気味良いです。二期に期待の持てる終わり方でした。

でもでも・・・・
天ちゃんもうちょっと恥じらいを持って欲しいな~
最初っから梶くんにデレ状態なんだもん。ツンツンなキャラではないでしょうがもうちょっとこう・・・何というか属性っていうものをね~。

投稿 : 2015/04/03
閲覧 : 322
サンキュー:

10

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