「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ(アニメ映画)」

総合得点
89.1
感想・評価
2598
棚に入れた
13588
ランキング
89
★★★★★ 4.1 (2598)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

助手目線の「STEINS;GATE」

制作はWHITE FOXのオリジナルアニメ映画です。
ジャンルはSFです。


本編「STEINS;GATE」のレビュー。
http://www.anikore.jp/review/485007/


直近の作品では、間違いなく一番の完成度だったと言い切れるお気に入り作品。
それが「STEINS;GATE」。
私の中で本作はTVアニメで見事に終了していたので、映画を見る気になれなかったのです。
でも、気が変わったので見てみましたw


基本的には本編の一年後のお話で続編という扱い。
加えて本編では明かされなかった事実も明らかになったりします。
主要キャラは全員登場するし、「シュタゲトラウマ」の三つもチラッと映りますw

紅莉栖の壮絶な“デレ”には是非注目して欲しい。
悶絶した紳士がたくさんいるはずw
私は轟沈しました。
彼女がほぼ主役で出ずっぱりなので、彼女のファンは満足できそう。
{netabare}ひんぬーセクシーシーンとかもあってよかったと思いますw {/netabare}


全体的な内容は可もなく不可もなく?
本編が凄まじかったので比べるのは大変酷ですが、普通に楽しめるレベルでした。
本編の雰囲気もあったし、ストーリーも不満があるわけではないし。
むしろストーリーは良くやったと思うのですよ。
これだけファンの多い作品だと、下手なストーリーをぶっこんだら袋叩きですからねw
本編に上手く絡ませ、不自然な展開ではなかったと思います。
若干言動に不自然さがあるキャラもいましたけれど…。
{netabare}阿万音がシュタインズゲート世界線に来た理由が弱すぎる気がしますねえ。
取り敢えず彼女を出したいから引っ張り出した的な。{/netabare}


でもまあ、短い尺でカタルシスを演出するのは難しい。
綿密な伏線とかはまず不可能ですし、予想を裏切る展開も無謀。
映画に関しては“どこをどうするか”が完全に読めてしまいました。
本作はあくまで“ファンのための映画”と心得ておけば、事故ることはないかな。
そこを分かったうえで、紅莉栖中心のキャラ映画にしたのは素晴らしい判断だと思います。


総括して、本編の凄さに掻き消されない、結構頑張った作品だと思います。
キャラたちの掛け合いや紅莉栖が好きな方は見ると良いかもね。
どうでもいいですが、紅莉栖目線の小説版もなかなか悶えますよ?w

投稿 : 2015/06/10
閲覧 : 414
サンキュー:

48

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