takarock さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ロリかスポコンではなくて、ロリ×スポコン

全12話で2011年放送。ラノベ原作。

「簡単なあらすじ」
所属していたバスケ部が不祥事で休部になってしまった
男子高校生の長谷川昴（はせがわすばる）は、叔母の教え子である
女子小学生バスケ部の臨時コーチを引き受けることになる。

はい、もう分かりますね！
この主人公長谷川昴が5人のJS（女子小学生）に囲まれてうらやまけしからんってことです！
女バスのJS5人がメイド服で「お帰りなさいませ、ご主人様」とお出迎え。
はぅぅぅ！！俺得！！！！　
は？ロリは無理？　何言っちゃってんスか？　意味が分からないんですけど！（怒怒怒）

ところが、本作はいきなり女バスの存続を賭けて
同じ学園の男バスと勝負することになるのですが、
これがなかなかに熱く、手に汗握る試合展開でした。

メインヒロインの智花（ともか）以外は素人という女バスが、
この年頃だと女子の方が発育が早い為、運動能力にそこまでの差がないとはいえ、
経験者が揃う男バスと対等に渡り合うのは無理があります。
ただ、コーチの昴が立てた作戦にもなるほどという一定の説得力もあり、
スポコンものとして成立しているようにも思えます。
というか、試合のクオリティで言えば、この試合が一番出来が良かったかな。

その後は基本的にキャラ回になっていくわけですが、
お着替え、水着、お風呂のシーンとサービス盛り沢山ですｗ

なまじ男バスとの試合の出来がいいだけに、こういうサービスは不要で、
なんなら、スポコンに特化してくれという要望もあるでしょうが、
私はそれは厳しいと思っています。

いずれ機会があれば、「スポーツ漫画（アニメ）進化論」というお題で書きたいと思いますが、
最近のスポーツ漫画（アニメ）は昔に比べて確実に進化しています。
今の売れているスポーツ漫画（アニメ）は、
経験者やその道のプロからも「よく出来ている」と言わしめるような
専門性が高い作品が多いです。
そうでない場合は、「人間ドラマ」の部分だったり、
かっこいい男キャラがたくさん出てくるというような
何らかの付加価値が求められることになります。
この作品で言えば、それは「ロリ」ということになりますね。

このような状況の中で、ちょっと熱い展開がある程度のものでは、
例えば、私が読んでいる作品で言えば、
「ダイヤのA」、「GIANT KILLING」、「ベイビーステップ」等
これらの作品にスポコンとして正面から挑んでいっても、太刀打ち出来るとは思えません。
そんなに甘くないってことですね。

原作者を始めとする製作サイドもそのことをよく熟知している気がしますね。
限られた手持ちの材料でおもしろい作品を作るという点では、
非常にプロフェッショナルな仕事だと私は思っています。
だって、本作は普通におもしろかったですからね。そりゃ続編があるのも納得です。

ロリだけじゃない、スポコンだけじゃない、
ロリ×スポコンで初めて他の作品と対等以上に渡り合うことが可能ということなのでしょう。
むしろ「売れるアニメ」ということであれば、こちらの方が正解だとも思います。
まったく困ったものですｗ


「どーでもいい低俗な雑談」


{netabare}今ではブヒブヒ鳴いている萌え豚の私ですが、
最初からこうだったわけではございません。
むしろ「萌えとかマジ無理」、「二次元に萌えてるヲタきめええええ！」とか
そんな風に言っていた時期が俺にもありました。


昔の俺「だいたいさ、まず絵が無理なんだよ。あの媚びてる絵がよ～～！！」
今の豚「ブヒィィィ！！みんな可愛いよ(*´Д`)ﾊｧﾊｧ　そのローアングルたまらんですたい！！」

昔の俺「ロリとかマジきめええ！！　頭おかしいんじゃねーの！」
今の豚「ひなたちゃん、俺ですよブヒ。　今日もナイスブルマ！！はぅぅお持ち帰り～～！！」

昔の俺「あんなのに萌えてる奴は絶対やばいでしょ。何かやらかしそうで怖いわ」
今の豚「ん？智花ﾀｿ今何でもするって言ったよね！？智花ﾀｿとイケないこと・・(*´Д`)ﾊｧﾊｧ」

昔の俺「あーいう萌え作品とやらが跋扈してるから衰退していくんだよ」
今の豚「愛莉ﾀｿは発育良すぎでつね！まったくけしからん、実にけしからん！！おっきし（略）」

昔の俺「もう、二次元萌えとかマジ無理！！」
今の豚「いらっしゃい真帆～でお出迎え～♪　HAHAHA！まったく、show you guts cool say what 最高だぜ！！」


いやぁ～乱世乱世！
やれやれだ・・・「な」！！！！{/netabare}