スパイ隊長(休止中) さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
頭が良いっていうのも大変なんだね・・・^^;
「微妙」
※自分のレビューを見るときはプロフィールを参考にしてください。
原作未読。
実写未視聴。
犀川 創平(主人公)の研究室の旅行で、西之園 萌絵(ヒロイン)は研究室の正式なメンバーではないが参加していた。
そこには真賀田研究所があり、そこは優秀な研究者が集い、精力的に研究を進めている。
その頂点に君臨するのが、真賀田 四季博士。
彼女は現存する最高の天才で、名実ともに研究所の活動の中心人物であったが、過去に犯した殺人によっても有名人物であり、研究所の一画に15年間籠りっぱなしであった。
萌絵の提案で犀川は萌絵と共に研究所を訪れたが、そこで不可思議な死体が姿を現す。(Wikipediaより大部分抜粋)
1クールをフルに使って1つの事件を解き明かすのはなかなかに新鮮だったなぁ・・・。
サスペンスなんてご都合主義だし、(極論言えばアニメ・小説・ドラマ全般に言えるが、)トリック自体にケチはつけません。
ただ、何て言うんだろう、思想が気に食わないというか何というか・・・。
●「自由」って何が本当に自由なんだろう?
最終回で真賀田 四季は、
『人間は「死」を恐れるのではなく「死に至る生」を恐れる』
というようなことを言っていました。
意外に核心ついているなぁと確信しつつも、じゃあ「死に至らない生」=「永遠の生」なんて欲しいのだろうか?
不死身だから幸せ、という考えは不死身じゃないから言えることで、実際は違う。
周りの知っている人は皆いなくなり、そして他の誰もいなくなり、それでもその孤独の中で「寂しい」だけでない、もっと深い負の感情を背負いながら生きていく。
想像しただけで胸が痛くなる・・・。
「死」や「苦しみ」から逃れ、自由となったはずなのに、どうしてそれでもなお苦しまなければならないのだろう。
やはり、完全な自由なんか無いんだ(当たり前か(笑))。
正直、会話がところどころ「?」でしたね・・・。
哲学要素が強いところは良いとは思いますが、何か置いてきぼりにされてる感じが否めないですね。
あまり理解していないので、これ以上書きませんが、最後に一つ、
「人の命は大切に。もちろん自分の命はもっと大切に!!」
おすすめは、
ナナヒツジ/シナリオアート(ED)。不思議な世界観を醸し出す曲。