インド人を右に さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
機械式時計モチーフって新しい
機械式時計をモチーフに構成された世界観に興味を持って観ました。
竜頭、アンクル、バレル(香箱車)といった機械式時計の構成部品名や、ブレゲ、ヴァシュロンといった時計ブランド名が出てきたり、歯車機械の天敵は磁気だったりで、なかなか良い感じでした。
複雑機構の永久カレンダーにちなんで、"永久"を"パーペチュアル"と読んだり、言葉だけですがトゥールビヨンという単語も出てきたりしましたね。
これらのネタがあんまり深くストーリーに絡んでくるわけでもなかったですが。
正直このアニメ、物語・作画・演出が2017年の作品と思えないほどチープなのは否めません。が、原作や制作が悪いというよりも、この「歯車で再構成された惑星」という壮大な世界観を映像化することそのものに無理があったような気がします。
なんかちょっと気の毒な作品です。