「りゅうおうのおしごと!(TVアニメ動画)」

総合得点
81.3
感想・評価
843
棚に入れた
3796
ランキング
408
★★★★☆ 3.6 (843)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ろりこんのおしごと!(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
これがロリコンアニメか将棋アニメかと問われれば、6:4でロリコンアニメかな(笑)

作風はライトで、見易い。が、将棋好きには物足りないと思います。また、将棋を知らない人にとっては、「よし、将棋を始めてみよう!」とは、なかなか思えない(将棋の格好良さはあまり表現できていなかった)作品かなと。

ただ、女流棋士に注目したのはすごく良かったと思います。恥ずかしながら、女流棋士がプロ棋士じゃないというのは、本作で初めて知りましたし、彼女らの置かれている環境とか昇段システムとか、勉強になりました(頭脳ゲームですし、普通に、強い女性とかいても不思議はないと思うのですが)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
将棋は、小学校の時にほんの少しやった。今でもテレビで将棋をやってれば、たまに観るかな。まあ、学校内のクラブ(週一回活動)に入ってただけだから、駒の動かし方と基本的な戦術をいくつか知っている程度。大会にも何回か出たけど、1回戦を勝てれば満足って感じだったな(笑)

同期(2018年春)の「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」でもそうだけど、「俺はロリコンじゃない」と宣言させ、年上キャラを好きにさせれば、ロリコンを回避できると思ったら、大間違いだぞ!と(笑)

これがロリコンアニメ以外の何者であろうか(笑)

別に将棋じゃなくても、囲碁でもチェスでもオセロでも同じことやれた気がするし、なんなら、剣道でも柔道でもサッカーでもなんでも良かったかな(笑)

勿論、「将棋と少女」というミスマッチが狙いだし、女流棋士という面白味はあったけどね。

個人的に、あまりにロリロリしい作品は苦手なので、JS軍団には萌えられませんでした(汗)。が、そんな中で唯一好きだったキャラは桂香さんかな。ああいう、ベテラン的な立ち位置のキャラは好きですし、本当に応援していました。簡単に勝ちすぎないところも良いし、11話目の釈迦堂戦は(珍しく棋譜も少しは見せたし)ストーリー性もあって、熱くなりました。

ただ、なぜ最大の敵役たる名人をあんな感じにしたのでしょうか? バトルとは、敵と味方の双方で作り上げるものです。敵側に魅力が少ないから、バトルの熱さも半減でした(羽生さんをモデルにしてるから、あまり負けるところとかを細かく描けないのも分かりますが)。
{/netabare}

【余談~ウチの小学校の超ユニークなシステム~】
{netabare}
ウチの小学校には、週1回1時間程度、「クラブ活動」の時間があった(部活とは別で、私はここで将棋を始めました)。このクラブの作り方が面白かった。

クラブは、「その年の6年生が5人以上集まり、毎年新設する」という変な仕組み。うちは田舎の学校で、1学年40~50人位だから、最大で10個程度のクラブが出来て、校内の先生の誰かが顧問をしてくれる。

クラブの中には、歴代ずっと続いている伝統的なクラブ(サッカークラブや将棋クラブ)もあるが、年毎に新設される変なクラブもある。例えば、私の代では「昔の遊びクラブ」というのがあって、コマやメンコなんかを練習していた。「鬼ごっこクラブ」は、毎週多種多様な鬼ごっこに興じていた(氷鬼とか高鬼もやってたし、校内全部使って隠れ鬼とかもやってたな)。「バドミントンフリスビーグラウンドゴルフ雪合戦クラブ」というカオスなクラブは、夏の晴れた日はグラウンドゴルフをやり、雨や雪の日はバドミントンやフリスビーをやって、冬の晴れた日は雪合戦をやっていたw 確かルールとして「出来るだけ学校にあるものを使い」「無いものは親が買い」「危険でないもの」であれば、何でも作れたと思う。

4年生、5年生は、6年生が作った5~10のクラブの中から選択する仕組み。人気のあるクラブを作ろうと、みんな必死に考えていた気がする(笑)

ちなみに、私が(4年生から続けて所属し)クラブ長を務めた将棋クラブは、代々引き継がれていた名門クラブw だったけど、私の代では将棋クラブを作りたい人が4人しかいなくて、廃クラブの危機に。そこで友達に声をかけたら、「将棋は好きじゃないけどオセロなら好き」というので、しょうがなく「将棋・オセロクラブ」として設立した(笑) 活動内容は、「将棋かオセロの好きな方をやる」というユルさw まあ、オセロは大会に出られないから、大抵は将棋やってたけど、たまの息抜きでオセロをやる日もあったな(笑)

いや~、今考えても、ユニークだし、生徒の自主性を尊重した、何気に素晴らしいシステムだったと思います♪ あの学校なら「囲碁サッカークラブ」も作れたかもねw
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ロリコンほいほい? 将棋アニメか。色々比べられそうだけど、まあ、日常系でしょ。

2話目
やはり将棋の中身ではなく、心理描写がメインになるよね。まあ、気持ちの良いストーリーではある。ロリ王(笑) 父親の声w 水木さん、何やってんの(笑)?

3話目
女流棋士って、そんなシステムだったんすね。恥ずかしながら、知らなかった。将棋なんて、男女関係なく強くなれそうなもんだけど、完全に男社会なんですね。水木さん、熱戦の最中に邪魔なんすけど(笑) 熱い展開だな~。

4話目
受け将棋。森内さんみたいな感じかな。この展開、ヒカルの碁でも似たのがあったな。

5話目
素敵な師弟関係だな。もろに三角関係w 流石、永世ロリ王(笑) 小学生は最高だぜ、とかw

6話目
オールラウンダー、羽生さんかな。小学生といえど4人同時に乗られたら痛いよな。顔面受け→気持ちいい。あまりに品がない喩えだな。

7話目
桂香さん、良いキャラだね。登場人物の中では一番好きかな。アンジェラ・アキかな(笑)

8話目
特にルールが変わるわけでもない(多少の差異はあるだろうけど)将棋で、特定のタイトルにだけ強いというのは、なぜなんだろうね。

9話目
持ち駒みたいに、キープ(笑) 怖っ(笑) 盤上全部見えないけど、金をついて玉が下がり、金が追っ掛けたとこ、同玉じゃあダメなの?

10話目
だから、途中経過をほぼ見せないから、将棋観の否定と言われても、良く分からんのだよね。「ヒカルの碁」なんか、碁は全く分からなくても、心理描写なんかが凄くしっかりしていたから、伝わるものがあったんだけどね。

11話目
銀子、イマイチ空気読めてないな~。凍死しろw 銀子の悪手よって、やっぱり良いな~桂香さん。

12話目
熱い、と言わないと、熱いことを表現できないのもな。今まで「名人」としてしか思えなかった相手の顔が見えるようになったというのは、良い演出ですね。

{/netabare}

投稿 : 2018/03/30
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サンキュー:

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