「続・終物語(アニメ映画)」

総合得点
75.9
感想・評価
333
棚に入れた
1867
ランキング
744
★★★★☆ 3.8 (333)
物語
3.7
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.7
キャラ
3.9

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ネタバレ

よしお さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

物語シリーズの区切りの話

あらすじ
阿良々木暦の1年間の高校生活に幕を終えた後の続きの話、という事で高校生から大学生にかけてが今回の話の時系列です。
ある日、突然鏡の世界に入ってしまった阿良々木暦...
初めは何かの勘違いと思っていたが、徐々に異変に気付き始めて物語はそこから進んでいきます。

ここから感想です。(ネタバレ込み)
{netabare}
鏡の世界では大人になった八九寺、クチナワとしての撫子、小さくなった火憐ちゃん、人間になったキスショット姫、表情豊かなおののきちゃん、憎むレイニーデビル神原、ロリ川やブラック羽川、 そして...暦にデレデレな老倉育というように辻褄の合わない世界に阿良々木は迷い込んでしまいます。
結論から言うと、この物語は阿良々木暦が高校生活を終える時に残したみんなに関する色々な心残り、それが鏡の反射率20%となり、阿良々木君が掬い上げてしまって世界が変わってしまいます。鏡の反射率20%は普通は見ることが出来ない、その20%の中にはみんなの裏の面があり、老倉さんが心の奥底で望んでいた姿も当然ここにありました。それが今作で表現されていますが、終物語の「私はお前が嫌いだ」あの言葉の裏にはこういう想いが少しでもあったと考えると感慨深いものがありました。 こういった鏡に人の心理を関連付けするのも物語シリーズらしくて自分が好きなところです。{/netabare} PG12ということで、刺激的な描写があるのかな?と思って見に行きましたが予想通りでしたね(笑) 会話劇に関しては、本当にキャラ同士の掛け合いが面白く毎シリーズ同様惹きつけられました。ただ、150分という長い時間会話劇が中心といういうのは人によっては苦痛に感じるかもしれません。(自分は感じませんでした)
今作は今までの各作品に登場してきたキャラクターみんなに満遍なく見せ場があり、その点も良かったと思います。
物語シリーズでの独特な世界観や言い回しなどが存分に楽しめる2時間半でした!

投稿 : 2018/11/18
閲覧 : 147
サンキュー:

4

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