「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(TVアニメ動画)」

総合得点
65.3
感想・評価
236
棚に入れた
979
ランキング
3319
★★★★☆ 3.2 (236)
物語
3.0
作画
3.2
声優
3.3
音楽
3.3
キャラ
3.1

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ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

原作は名作のはずですが…(5話までの感想)

※5話までの感想(最終的に更新します。)

1996年に発売された、並列世界を渡り歩く名作SFアドベンチャーゲームのアニメ版。

いわゆるループものの金字塔であり、シュタゲ等の同ジャンル作品に多大な影響を与えた作品でもある。
(未だに、ギャルゲー界で根強い人気を誇り、個人的によくオススメされる作品だったりする。)

それゆえ、このアニメ化には、並々ならぬ期待を寄せていたのですが、
今のところ期待外れと言わざるを得ません…。

多くのファンがいらっしゃる作品ですので、こっからの挽回に期待しております…。

以下、5話までのネタバレ付き感想です。(若干シュタゲのネタバレも含みますのでご注意願います。)
{netabare}

5話までの項目別感想

◆キャラ;★(亜由美さんが嫌いすぎる)
 今のところ最低評価です。主人公の大人ぶった?セクハラ発言は寒く、それに乗っかる周りの大人キャラは子供じみています…。スタイリッシュを狙っているとしたら見当違いも良いところでしょう…。
 そして作画の酷さもあって、ヒロイン達が総じて可愛くない…。強いて言えば、釘宮さん演じる澪(みお)は比較的可愛い気もしますが…。
 ただ、各ヒロインの掘り下げ次第では、化ける可能性も否定できませんし、期待十分だとは思います。

 しかし、そんな期待感を吹き飛ばすほど亜由美さんが嫌いです…。
 社会人の癖に一人称が「あゆみ」な時点であれですが、なによりも5話の彼女の行動が最低すぎて、呆れるしかありませんでした。

 主人公がバカ男をたたき出している間に首を吊ったことに先ずびっくりしました。1ミリでも主人公が大切なら、あのタイミングで首は吊らないでしょう…。
 主人公が彼女を連れだした後の「証拠は?」発言もがっかりですね…。バカ男を信じて息子を信じない…。そして息子の目の前であっさり轢かれる…。ただのバカですよね??トラックの運転手が一番可哀想です…。
 そこからの多種多様な自殺祭は、不謹慎ながらシュールで笑ってしまいました。とにかく、いい歳して「聞き分けのない子供」な彼女が心底嫌いになりました。

◆物語:★★★(期待を込めて)
 5話まででは、全体像が見えてこないため、評価しづらい項目だと思います。上述のとおり、キャラに魅力を感じないため、共感ができず、物語に入り込めない感覚があります。
 そのくせ、ツッコミどころは多いのがなんとも。
 例えば、5話のシーンで、亜由美さんの死を免れようと繰り返し”過去に戻る”(正確な表現か怪しい)シーンですが、最初の3回くらいはともかく、多種多様な自殺のダイジェストシーンで、どうも主人公が家にたどり着く前に死んでいるシーンが多いのですが、理由が不明で気持ち悪いです。毎回不良に遭遇しているのでしょうか…?
 また、自殺の仕方が異なるのも納得できないです。シュタゲと違い、主人公が介在しなくとも、人間の行動は変化するという理論なのでしょうが、それにしたって”自殺”なんて人生の大イベントの方法がコロコロ変わるのは、納得できません…。車燃やしたり、ゴミ袋で窒息したり、電車突っ込んだり…亜由美さんの思考に一貫性がなさ過ぎます。

 死を繰り返す展開は、シュタゲのまゆりと被りますが、彼女は不条理に殺されるのであって、決して自殺をしているわけではありません…。(オカリンを庇って亡くなるシーンはありましたが…。)だからこそ彼女を守ろうと必死になるオカリンに共感し、解決の糸口を与えてくれる”聡明な助手が天使過ぎる”わけです…。
 一方本作は、阿呆な女の勝手にも程がある自殺を止めるために駆け回るわけですので、当然共感度合いに雲泥の差が生じます。

 また、証拠の突き付け+説得により、自殺を止めることができたことから”決定した死から逃れられない”シュタゲとは異なり、本作においては改変が容易いことが判明しました。理論上は、さるぐつわを噛ませて、す巻きにしちまえば、一応自殺は止められることになりますよね…。(シュタゲもそんな簡単ならよかったんですが…。)

◆声優:★★★(期待を込めて)
 悪くもないですが、決して良くもないです…。演技力を見せるのはこっからでしょうが、作画もキャラもイマイチなので、声優としてもなかなか難しいのでは…?今後の展開に期待。

◆作画:★★(悪い)
 力が入っていないように感じます。シュタゲぐらいの作画だったら、まだ見れるものになっていたかもしれません。
 キャラの魅力に直結する部分もありますからね…。

◆音楽:★★(盛り上がりどころの演出次第で上がる?)
 聴きなれていないからか、今のところ楽曲に魅力を感じておりません。

以上、若干辛辣ですが、正直な感想です。
ただ、ゲームに手を出そうと思っていた作品でもありますので、こっからの挽回に大いに期待しております。
{/netabare}

投稿 : 2019/05/04
閲覧 : 417
サンキュー:

11

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