「八男って、それはないでしょう!(TVアニメ動画)」

総合得点
66.3
感想・評価
413
棚に入れた
1502
ランキング
2861
★★★☆☆ 3.0 (413)
物語
2.7
作画
3.0
声優
3.2
音楽
3.0
キャラ
2.9

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ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

なるほど。制作者が何を描きたいのか理解した。

要点は11行くらい下

{netabare}
思ったよりは若干面白かった。作画はあまり良いとは言いにくいし戦闘もかなり薄味。ヒロインは4人いるけどどれも影が薄くて、アニメの話の後に大奥に追加するゆかな声の兄様の未亡人の方が印象が強い。息子達を匿う代わりに兄の元嫁を寝取ってそっちの方の手ほどきをしてもらうとかなかなかやるね、ヴェルくん。枢機卿の孫むすめ兼金髪僧侶の正妻エリーゼも政略結婚で双方無理やりくっつけられ、お互い何度か歩み寄ろうとするけど、最終話でも「ここにはいられるけどどこか遠くにいらっしゃる模様」みたいな事(間違っているかも)を言われてしまうのはなろうアニメやハーレムバトルアニメに比べるとこのアニメのシビアさを感じる。
{/netabare}
*要点*
10話当たりでCV杉田の長兄との遺産のギスギスした家庭問題になってからは割と見れるようになった。途中までは転生や貴族要素は味噌やマヨネーズ(またか)の為の前菜でしかないのかなと思っていたけど、そっか。これがやりたくて師匠と別れた後から男爵領に戻るまで内容を高速で飛ばしたりオリジナルで繋いでいた(らしい)んだ。
 
竜やアンデッドドラゴン、アンデッド化した討伐軍部隊を倒し、古代の飛空艇や遺産を手に入れ勇者になり、もしかしたら王さえも越えたかもしれないのに、貴族のしがらみや王が書いた茶番劇で踊らされる。そっか。こういうのが書きたかったんだね。(ヴェルくんは)いっそ建国か革命してみては。
 
{netabare}
こういう策略策謀ものをもっと巧妙に書いてある日本史大河小説や騎士文学、女性向け王宮ファンタジー、大陸アジア系ドラマとかあるかもしれないけどとりあえず2話までの師との修行と死別、10話以降では今までのなろうアニメ作品との差別化はできているんじゃないかな。
話は変わるけど現代人っぽいメンタルのヴェルくんもこの作品自体もつかず離れずそばにいてくれる師の師、ブランタークさんに救われてる部分があるかも。よかったね。あと兄様役の杉田智和の熱演・怪演にも。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/11
閲覧 : 314
サンキュー:

9

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