pikotan さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
終始イライラさせられたが結末だけは良かった
好みが明確に分かれそうな作品ですね。
はっきり言って私はこの手の主人公ウジウジ系ラブストーリーは嫌いです。
よって否定的な感想になっているので、この作品のファンの方は読まないでください。
とにかく最初から最後までリクオ、シナコ、ロウにイライラさせられっぱなしで、とてもストレスが溜まる物語でした。
特にムカついたのがシナコです。
リクオとロウ、両方に思わせぶりな行動をとるシナコは間違いなく魔性の女ですね。
しかも自覚なく行動しているところが余計に質が悪い。
リクオやロウにとってシナコのどの辺が魅力的なのか、サッパリ分かりません。
(視聴者的には花澤さんの声は超魅力的だけど…。)
それからリクオ、こういう未練がましい男も大嫌いです。
シナコにフラれたんだからさっさと気持ち切り替えろよって、毎回テレビの前で言っていました。
めちゃ明るくて可愛いハルから告られているのに、なぜシナコなんだ?
断然ハルの方が良いですよ。
リクオのハルに対する態度にイライラです。
それからロウ、このワガママ小僧は顔を見るだけで腹が立つ。
しかもCVを担当した花江さんの声がキャラに見事にハマってて、余計にストレスが溜まりました。
唯一の癒しがハルでしたが、なぜリクオのことをあんなに好きなのか?疑問です。
そんなにリクオのことを好きになるような出会いじゃなかったように思うのですが。
一目惚れはあるとは思いますが、好きになる理由が弱いと感じました。
リクオがバイトしていたコンビニの同僚、木ノ下の方がよっぽど魅力的です。
というか、主要4名以外のキャラは結構良い人揃いだったように思いますね。
個人的にはハルがバイトしていた喫茶店のマスター「杏子」さんや、リクオの元カノ「チカ」がお気に入りです。
終盤、リクオとシナコがくっつきそうになったときは私のイライラが頂点に達しましたが、最後はハルの想いがリクオに届いたので結末だけは良かったと思います。
それでも、本当にリクオで良いの?ってハルに聞きたいですけどね。