olmo さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
吉田玲子先生神
現実世界の20世紀前半のヨーロッパを舞台にした様なライゼンシャフトリヒという国で描かれる自動手記人形ヴァイオレット・エヴァガーデンのお話。
当時京アニの最先端の作画クオリティでした。(今でも最高)
特に皆さんご存知の通りアンちゃん回は神回として語り継がれています。
あの回は吉田玲子先生(たまこマーケット、けいおん etc..)が脚本された神回で、自分自身初めてこの回を観た時は不覚にも泣いてしまいました。特に最後の母親の手紙が読み出されている中アンちゃんがどんどんと成長していくものは感涙の極みでした。
たとえ死んだとしても、その想いは残り続けるといったメッセージが散りばめられており、流石は吉田玲子先生だと噛み締めました。
他にもオスカー回など複数の神回はありますが、特に良いとかんじたのはこのかいでした。またこの作品の続編にあたる劇場版は悲惨な事件があったにも関わらず、ストーリーも綺麗に終わったのでとても満足してみれました。
ただやはり悲しいことに(言いたくはないのですが)いつもなら描いていたタイムラプスのシーンも描かれておらず、技術を取り戻すにはまだ時間がかかるのだろうなと感じましたが、必ずこの苦境を乗り越えてこれ以上の新作が出るのを楽しみに応援し続けながら待ってます!