「転生したらスライムだった件(第2期)(TVアニメ動画)」

総合得点
79.6
感想・評価
550
棚に入れた
2687
ランキング
483
★★★★☆ 3.7 (550)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 序盤のエピソードは正直なところ出だしとしてはダラダラしたとりとめのない印象。
 1期と繋げて観る分には一種の幕間的エピソードとして、そう悪いものではないけど、
本作だけを一つの作品として観るとやはり掴みがよろしくないように思える。

 メインエピソードと言えそうなのが、ファルムス王国と西方聖教会による
ジュラ・テンペスト連邦国侵攻の件。
 これまでリムル・テンペストにとっての強敵が現れることはあっても、
ジュラ・テンペスト連邦国の国作りという部分は順調であったため、初の試練とも言えそうな
展開。
 作中で、本人も自身の甘さを反省していたが、リムルの転生前の三上 悟はおそらく優しく
いい人ではあるが、それゆえに他人の悪意などには気が付きにくく、そういった部分への対処が
苦手な人だったのかなという印象。
 まあ危機感の薄さという部分は、平和な現代の日本に身を置いていたことも
あったのかもしれないけど。

 結局、シオンら死んだ者は蘇り、リムルが魔王化によって人間性が失われるようなこともなく、
ミュウランもクレイマンから自由になり、更にリムルによる厳しい処遇もなく、
対ファルムス王国もエドマリスやラーゼンらジュラ・テンペスト連邦国侵攻に携わった者には
おとし前をつけて、溜飲を下げるもファルムス王国そのものを滅ぼすような展開はなしと、特に
失われたものはなかったみたい。
 仲間を失うことなく、増やしながら国作りをしていくテイストは維持し続けていくみたいで、
この明るい空気感が本シリーズの持ち味なんだろうなと。
 個人的には政治劇的要素を持つ作品は目標に向かう過程で手痛い代償を払うような作品の方が
好きなんだけど。

2021/06/06

投稿 : 2021/06/06
閲覧 : 177
サンキュー:

6

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