テナ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Best Buddy
待望の後半クールですね。
新たなネクスト暴走事件発生する。
前半クールよりパートナーらしくなり新人達の戦いも中々安心して見えるレベルになりましたね。
ブルーローズの恋の話しはね。
タイガーは鈍いです。
でも、タイガーからすればね。
やっぱり年齢も離れてるし自分が想い人だなんて思えないですよね。
年齢なんて恋愛に関係ないと思う。
好きになった人が年齢が離れていただけ。
けど、年齢が離れ過ぎているとやっぱり相手は気持ちに気づきにくいかな?って。
タイガーには娘が居てブルーローズは娘より少し年上のお姉さんくらいにしか見てないのかな?って。
けど、ブルーローズは頑張ってアピールしても気持ちが届かなくて……
それは辛いし寂しいと思うけど仕方ないよね。
そう言う人を好きになったんだもん。
それが大好きな人なんだから。
人の恋の価値観は私にはわかりません。
個人的な考えは……
よく好きなタイプは?とか聞く人居るけど、アレって凄く困る質問です。
イケメン、可愛い子、優しい人、よく食べる人、多趣味な人、強面な人、気が合う人、お金がある人、愛してくれる人、色々なタイプの人はいるけど、実際には好きになった人がそう言うタイプだったってだけw
タイプで人を好きになったり嫌いになったりなんてしない。
ただ、好きになった人がそうした人だっただけ。
恋ってそんなもんだと思います。
私の場合はですけどね。
多分、ブルーローズも似た感じかな?
タイガーがタイプだから好きになったんじゃなくて、タイガーだったから好きになった。
その好きになった彼が娘や仲間を大切にしてる人で、今でも亡くなった奥さんを愛してる人だった。
そんな人を好きになった。
ただなぁ、タイガーの奥さんって本当に強い人なんだよなぁ〜
1期のレビューに書いたけど人としても妻としても強くて優しい人なんだよね。
後、死んだ人にこんな事を言うのは不謹慎だけど、ズルいのよねw
だってさ、想い人に好きな人が居て、その人の心には亡くなった大切な人が残ってる。
そして、何をしても、もぅその人を越えられない気がするんだぁ〜
そうして、その人が居ないから振り向いて貰えても、それはその人が居ないからで……
多分、1番大切にはしてくれると思う……
でも、その1番はその人が居ないからで……
その人が生きて居たら頑張って張り合えるけど居ないなら、それも出来なくて……
だから、ズルいなぁって感じてしまう。
勿論、既に結婚とかしてたら好きにはならないけどねw
タイガーの場合は複雑だけどねw
だから、ブルーローズの出した結論には、そっか、ってなりました。
これからどうなるか解らないけど、彼女自身1度自分の中で終わらせる決意をしたみたいですね。
相棒のライアンは良い奴ですね。
劇場版の初登場時はこのチャラチャラした奴くらいで余り好きにはなれませんでしたが、ブルーローズを気にかけたり相棒としての優しさを感じるます。
個人的には、ブルーローズがこれからもタイガーを好きになるのなら頑張って恋を実らせて貰いたいかなww
やっぱり誰かを好きになる気持ちって素敵な事だと思うからです。
トーマスの妹が会いにくる。
連絡しても返事がない兄を心配してブラックに連絡して会いに来てくれる。
トラブルで足を悪くしていた妹ルビィの足は凄く良くなっていて今の両親が良いお医者さんを探してくれたみたい(*^^*)
バラバラに引き取られたからお互いに心配はしてたし寂しかったと思うけど、これを聞いて妹さんを見てたら、いい人に引き取られたんだなぁ〜って思いました。
再会を喜び泣くブラックを見たら……
この2人って最初は本当に言い争いばかりだったのに今はお互いを思っているんだなぁ〜って感じました。
トーマスがヒーローを辞めて別の町でヒーローをしようとした時も、残されるブラックを気にかけていたりして、この2人は多分徐々に仲良くはなっていたんだろうけど、ルビィがそれをグイッーと近づけた気がする。
トーマスがヒーローを辞めるのも、かなり悩んだんだと思うけどあんな事件もあって……
こんな時に辞めるってどうなの?ってのもあるけど、やっぱり1番は、こんな時だからこそ妹の傍に居てあげたかったのかな?って。
だから、ブラックも強くは言えなかった。
本当に悩んで出した決論で…
それでもブラックの事を考えると踏み出せなかったトーマスの優しさと、背中を押してあげられる優しいブラック。
2人の優しさを感じました。
引越しの時にトーマスはブラックに挨拶せずに行きます。
多分、トーマスの事だから何を言えばいいのか解らなかったのかな?
でも、代わりに妹のルビィからメールが来ました。
多分、兄が挨拶してない事に気づいてかな?とも思いました。
そんな時に起きている事件。
NEXT暴走でNEXTの立場は追われていく。
NEXTへのイジメやお店などの入店拒否などが行われていました。
市長会議でNEXTを危険視する声を上げた議員がいました。
「市民の為に」とか言う奴いたけどさ。
市民って誰だよって思います。
市民はシュテルンビルトに住む人達じゃないの?
それはNEXTも含まれるはずなのに、こいつらの守りたい市民は非NEXTの市民だけなの?
NEXTを避難とか言葉はNEXTを守る為のものに見えるけど、住み分けさせようとしてるじゃん?
その後もどーするかを考えろよ。
それが市民の為なんじゃないの?
結局、我が身可愛さの提案しか出来ない奴が居ていい場所じゃないよね。
市長もしっかりしろよ……息子さんもNEXTなんでしょう?自分は非NEXTなんでしょう?
両方の気持ちが解る人間がしっかり発言してよって思うよね。
そこでNEXTの避難命令で、ヒーロー達も活動停止となる。
その世界は、犯罪が酷い世界でした。
ヒーローがNEXTだからってヒーローを追い出した結果がこれです。
確かにNEXTの暴走は怖いでしょう。
でもさ、NEXTだって怖いのは同じだと思います。
こんな時だからNEXTと非NEXTが手を取り合わなきゃいけないんじゃないのかな。
今までだって、そうやって町は守られてきた事を忘れちゃいけないよね。
で、ヒーロー達はヒーロー達でこの事件の真相を調べて情報を掴み動きだす。
そして犯人逮捕の目前に逃げられてしまうんだけど、ヒーロー達は内通者がいる線で考える。
怪しいと浮上したのがバーナビーの友達のマッティアが内通者に疑われる、でもバーナビーは信じていて……
これって、キツいよね……
ヒーローとしては、疑わなきゃいけないけど、友達としては否定したいよね。
でも、マッティアは犯人ではなく犯人に利用されていただけで、ヒーロー達は彼に謝る。
このシーンは素敵ですね。
ヒーローとしては疑うのは当然だと思う。
けど、間違えていた。
当たり前の事だけど、当たり前をしっかり組み込んでくる演出に素敵だなぁ〜と感じました。
レジェンドの話しを管理官から聞かされる。
このレジェンドの話しって1期からあるよね。
タイガーはレジェンドに助けられてヒーローになったからショックってのもあった。
けど、タイガーらしい答えだったんじゃないかな?
パートナーがいてくれるから言えた事だと思うんですよね。
タイガーは管理官が自分の話しを聞いて怒ってるって想像してたけど、管理官は怒ってました。
でも、多分その怒りは自分に対して……そして、納得してしまった自分もいた事に。
彼は父の幻覚に苦しまされていた。
タイガーの言葉を聞いた後に見た幻覚は彼を苦しめる言葉ではありませんでした。
だから、最後は彼はタナトスの意思ではなくてヒーローとして立ち上がる。
最終決戦はキャラの総力戦
歴代の敵キャラも登場して、軽く回想してくれたり口での説明がつくから誰なのかも解りやすいw
もちろん説明ない敵キャラも居ましたが、ウォーリーを探せくらいの感覚で探したら面白いかもww
オーデゥンが登場
強いですね……
白熱した戦いを繰り広げた、トーマスとブラック。
この2人って誰かに似てるかぁ〜
喧嘩ばかりで、片方が足引っ張ったとか言うしさw
昔のタイガーとバニーにそっくり。
だから何か喧嘩を作戦に取り入れるのとかもそっくりw
けど、これから成長しそうな2人だと思う。
操られたルナティックと戦うタイガーのもとに駆けつけるバーナビーはカッコイイですね。
いつも無茶をしないでくださいと言うバーナビーが自分の怪我の痛みを覚悟てタイガーの為に
能力使ってでも駆けつけるシーンは本当にパートナー思いだなぁ〜と感じました。
バーナビーは復帰依頼から悩みがありました。
足の怪我……
能力を使う事で痛みがでる。
それを最初は隠していたけど、最後にはタイガーに気づかれてしまう。
そして、バーナビーは衝撃の事実を知らされる……ステータスがヒーローの基準値を下回る……だからヒーローとして活動が出来なくなると話します。
私もタイガーと同じ意見ですね。
ヒーローなんて誰にでもなれるし出来るんです。
そりゃ悪の組織を潰したりテロリストと戦ったりするヒーローには中々なれない
けど、ヒーローってそれだけじゃなくて、イジメられてる人を助けたり、迷子を助けたり、困ってる人の力になってあげたりとかも立派なヒーローだと思うんです。
本当に強さや弱さなんて関係なくて任せられる任せたいと思って貰える事が大切だと私も思います。
今回の敵もまた被害者だったのだろね。
友達達の能力が役立たないから人間として扱われないで結果……集団自殺した。
NEXT能力ってなんだろな 。
私はNEXT能力で役に立つ能力なら役立てる事はすべきだと思う。
彼女は「ヒーロー達が活躍するから肩身が狭くなる人達がいる」ってタイガーに言ったけど……
じゃ、役に立てない能力のNEXTは本当に役に立てないかな?
もしも、それなら非NEXTも同じだよね?
NEXT能力がない時点で……けど違うでしょ?
能力なんてなくても役立てる物を持ってる人は沢山いるよね。
それなら、役に立てない能力のNEXTの人達も非NEXTの人達と同じで役に立てると私は思う。
NEXTだから役に立つとか役に立たないとかがそもそも違う。
その事に気づかなきゃいけないんだよ。
この世界の人達は。
NEXTの為の楽園を作る為に命を奪う……それは非NEXTの人達がNEXTにしてる事と同じになっちゃうし何も解決しない。
やらなければならないのは、全てのNEXTと全ての非NEXTの人達が手をとりあえる世界にする事で、都合の悪い人を排除する世界じゃないと思いました。
そうした世界にする為に分け隔てなく助けてくれるヒーローがいるのだと思います。
それは簡単な事じゃないけど、そんな世界になっていくといいなぁ〜
今回でウロボロスのメンバーがどう言う集まりなのか解ってきた気がします。
ウロボロスはNEXTの都合のいい世界を作ろうとする人達が多い気がしました。
1期でもジーク達もそうでしたし。
つまり、ウロボロスとは非NEXTに虐げられ傷を追ったNEXTの被害者達であり非NEXT達がNEXT達にした事で誕生した組織なのかも……
最後の戦いは熱いシーンが多く。
タイガー、バーナビー、ルナティックの共闘はかなり新鮮でしたね。
なんか凄い組み合わせw
けど、そうしないと勝てない相手。
ルナティックの最後は衝撃でしたね。
まさか、こんな形で決着がつくとは……
少し寂しいラストでした。
戦いの中、能力を失ったタイガーとスーツを失ったバーナビー……
正直、かなりヤバかったけど、能力を使えるバーナビーにタイガーがスーツを渡してタイガー&バーナビーがタイガーバーナビーになりましたねw
初めて使うスーツだけど、ずっと隣りにいたバーナビーだからタイガーの戦い方を見てきた彼だから出来た事で2人だから勝てた戦いでしたね。
上手く使いこなせてましたw
さて、能力を失ったタイガー……
彼の考えは素敵てしたね。
能力がなくても自分に出来る事をやるって素敵でしたね。
NEXTじゃなくても隣に立てなくてもバーナビーのパートナーであり続けるってのは本当に素敵でした。
バーナビーはボロ泣きでしたね。
彼は自分の足の怪我と向き合いながらヒーローとして活躍する事を選びました。
タイガーのあんな決意聞いたら辞めるなんて言ってられないよねw
あと、涙で言えば能力が無くなった事を聞いた時のブルーローズの涙も印象的でしたね。
さて、今回も面白かったけど今回で流石にラストかな?
まだまだ、続編あれば見てみたいけどw
最後はタイガーとバーナビー凄いなぁ〜
2人で目指すって約束してたもんね。
最後の1シーンは彼らがパートナーとして頑張ってきた証明(*^^*)