ローズ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態：観終わった
徒然草
思春期真っただ中の高校生の少年少女。
相手を過剰に意識したり、恋人同士だったり、主人公がコロコロと変わる作品。
異性を意識するあまりに、正直な態度を取れない事。
これは共感できますね。
照れもありますが、自意識過剰なのでは、と思ったりしてしまいます。
私の時代にはスマホがありませんでした。
個人で所有できるスマホがあったら、
私でも簡単に告白できたのかなぁと羨ましく感じてしまいますね。
本作品でキチンと交際を続けているのは、剛田・上根と赤木・梶と山根・栗原のカップル。
個人的に良いなぁと思ったのは、生徒会長（赤木）とヤンキー（梶）のカップルですね。
交際経験が少なかったら、相手の仕草や言動に照れがあるのは当然です。
積極的な赤木と踏み込めない梶。
タバコが原因で交際する事となるのですが、火遊びでは無いですよね。
男性側が積極的にリードして、女性側をエスコートする形なのかな。
赤木の言動には、そこまで言っても良いの？という事もありますが、
梶が純情なので、何だか微笑ましいと思えました。
神出鬼没な香取や眼鏡オタクの本山あたりは、主要人物ではありませんが、
個人的に脇役として良いキャラだと思いますね。
特にカップルの背中を押す行動には好感が持てます。
本山の女性に対する不信感は相当な物なのでしょうが、
それ以上に山根の恋愛を応援したかったのでしょう。
1話15分という短い作品。
その中で、登場人物が多くて主役もコロコロと変わる。
主役を固めて登場人物を抑えたら視聴しやすいかなぁとも思えますが、
それでは学生時代の色んな恋愛のシチュエーションを描く事が難しいのでしょう。
私もウィキで名前を確認しないと、登場人物の整理ができませんでしたし。
本作品を視聴して、色んな恋愛を疑似体験。
頭の中で考えるよりも、行動をしたほうが早いです。
高校時代の3年間は過ぎ去るのが早いです。
恋に悩んでいる高校生たちに
当たって砕けろ精神で頑張りなさい！と言ってあげたくなる内容でした。
