ビックカメラ厳選 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
エロい
顔面と背景の作画が良い。止まってるときの絵が上手い。恐らく殆ど動かさない方針なのだろう。
何が目的なのかよくわからん作品。エルフ様が引きこもり生活を止めて外出すればいいのだろうか。それだとご神体的なポジションじゃなくなってしまうので不都合が起こりそうなものだが。むしろエルフ様が引きこもっていてくれた方が、神社側としても有難いんじゃないのか?信徒から崇め奉られているエルフ様がシャバに出て経験値を増やし、自ら教団作って独立したちゃったりすると神社としても困るはずだが。そうした市場原理は働かない設定なのだろうか。
作中でエルフ様は「引きこもってゲームばかりやっていてろくに働かないダメな奴だ」と酷評されている。そもそも、このエルフ様の仕事ってのが何なのかわからない。ただ居るだけで尊いとかそういう存在なんじゃないのか?巫女が求めるエルフ様の仕事は、信者に向かって愛想を振りまいたりファンと一緒に写真(有料)を取ったりSNSでマーケティングしろとかそういう事なんだろうか。
エルフ様が信徒から見えないところでどういった生活をしていようと、神社側としては全く問題ないはずだ。むしろ、関係者しか知り得ないエルフ様の私生活を喧伝する巫女の態度こそ問題だろう。いやヤバいのはお前だよ、と指摘してくれる友達を持たない巫女は哀れだ。
作中では金の話が出てこないので、エルフが仕事をしない事で神社や巫女にどういった損害が出ているのか見えてこない。そもそも「働かない奴は役立たずのクズ」という価値観や思想が前提の作品という事なら話は別だが。しかしそうなると信仰の対象をクズ呼ばわりしていることになるので、多かれ少なかれ信心を持っている人からすると、この巫女は罰当たりな存在ということになるだろう。
そろそろ考えるのが面倒くさくなってきた。次回からは一切疑問を持たず、思考停止して本作を鑑賞しようと思う。