ビックカメラ厳選 さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：途中で断念した

再建 ババアのカフェテラス

良い話になりそうな状況で、粘らず、余韻を作らず、焦って卑猥なシーンを挿入してしまう感じがなんか勿体ないなと思った。いやエロいシーンは要らないと言ってるわけではない。元々そういう作品なんだろうし、筆者もそれを前提で観てるんでその点はむしろ歓迎というかそれ目的なところもあるんでそれが無いと困るというかそもそも俺はエロいシーン大好きだからな普通に。
第2話の神社でのシーンを観ていて「この女子、なかなかいい事言ってんじゃん」とか思ったわけ。商いの基本であり最小単位、ビジネスの極意とは人との信頼関係なんだよな。そこを駆け出しの店長にしっかり教えてあげるとは、若いのにやるな、と。そのセリフや態度から彼女のバックボーンも推し量れるってもので、説得力があるんだよ。そんで世間を知らぬ生意気な小僧に過ぎない主人公が己の至らなさを認めて、ちっとばかし成長するっていう。この流れは実に良かったね。あれ？本作って意外と奥深い、味わい深い作品なのかもしれないなって思ったんだよ。表層で判断しちゃいけねえなって、反省すら促されたよね。しかしその直後だ、つい今しがたまで毅然とした態度で理路整然とした論調で主人公に為になる説教をしていたうら若き女子が、ご褒美がてら階段の上から顔を赤らめて自らスカートをたくし上げ、屋外で下着を露出し主人公に見せつけるといった場面を、一番気合入れて密度高く描いちゃってんだよ。おいおいマジかよ、さっきまでのやり取りはパンツ見せるまでの前振りだったのかよ、ふざけんなよと。俺は若干感動していたんだぜ？それがなんだよ、どうせお前らは女のパンツみてりゃ幸せなんだろ？と。ほら欲しいものを描いてやったんだから喜べよカスどもが、と。それはあまりにも、失礼ではないか！馬鹿にしているのかね！クソッ！畜生！エンディングのおしゃれな雰囲気がいいですね！次回も楽しみにしています！