「ドラえもん のび太と銀河超特急[エクスプレス](アニメ映画)」

総合得点
66.5
感想・評価
99
棚に入れた
572
ランキング
2772
★★★★☆ 3.6 (99)
物語
3.7
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

星の海を旅する話…と思ったのですが。

【概要】

アニメーション制作:シンエイ動画
1996年3月2日に公開された97分間の劇場アニメ。
原作は、藤子・F・不二雄が『月刊コロコロコミック』
にて連載していた「大長編ドラえもんシリーズ」作品。

監督は、芝山努。

【あらすじ】

出発先をわざと客に教えない、お楽しみの観光旅行であるミステリー列車。
スネ夫は買うのが大変な切符を3枚持っていてジャイアンとしずかを誘って、
のび太を仲間はずれにしようとしていたが、
のび太は、ドラえもんが3日間も行方不明でそれどころではなくて、
心配で心配でずっとドラえもんを捜してて、スネ夫の自慢話はどうでもよかった。

のび太が遅くに帰宅すると、ドラえもんが戻っていて、
22世紀で大人気のミステリー列車(列車型の宇宙船)の切符を買うのに、
行列に3日間も並んでいたという。宇宙旅行の話をのび太が自慢すると、
ジャイアンとしずかはそっちに興味津々でスネ夫はご機嫌斜め。

ドラえもんとのび太は銀河超特急の旅のはじまりを楽しみ、
どこでもドアで一旦家に戻って体験したことを3人に自慢。
ドラえもんは元々5人分の切符を買っていて、結局5人で列車の旅を楽しむことに。
宇宙海賊団に襲われたりもしたが、それも旅を盛り上げるためのアトラクション。

到着した先は、惑星群を開発した巨大遊園地のドリーマーズランド。
宇宙の地域振興の観光地ではあるが、
侵略を企む寄生型のエイリアンがいて、銀河全体の支配の手始めに、
乗客や職員の身体を乗っ取ろうとして目をつけられていたのだった。

【感想】

大長編ドラえもんの第17作目。

アニメは、できるだけ楽しいものであって欲しいと願う私にとっては、
メンデルスゾーンのクラシック音楽をバックに銀河超特急が宇宙を翔ける旅の途中のワクワク感が、
最高にたまらなくて、のび太たちにはどんな素敵な体験が待っているのだろう?
と夢想しながら観ていたのですが、

いざ目的地に到着してみると、西部劇ショー、忍者ショー、童話ショー、恐竜ショー。
思ってたよりロマンが全然無くて期待し過ぎは良くなかったと後悔したり。

ですので、中盤の忍者修行や恐竜の餌付けといったアトラクションには興味を持てずに、
自分には中だるみでした。わざわざよその惑星にまで行ってまでやることじゃないような。

といってもこのアニメ映画にも良いところは勿論ありまして、
敵の科学の力で四次元ポケットを封印されてひみつ道具に全く頼れない状況で、
のび太が射撃の天才の実力で大活躍。
のび太は勉強はできないかも知れないけど無能でもダメ人間でもないじゃない?
(映画仕様といえばそれまでですが)
と、ヒロイックな魅力のある娯楽劇としては楽しめるものでした。
(実は思想や説教はドラえもんにはあまり求めてはいません)


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/04/29
閲覧 : 44
サンキュー:

14

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