「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦(アニメ映画)」

総合得点
67.9
感想・評価
121
棚に入れた
777
ランキング
2217
★★★★☆ 3.7 (121)
物語
3.6
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

史上最悪の敵ブロリー!満を持して初登場です!!

ブロリーといえば劇場版オリジナルキャラにして悟空の宿敵的な存在ですが
実は二人が戦うのはこの作品のみなんですよね。
二回目は主に悟飯が、そして三回目は悟天&トランクスが倒します。
なので悟空VSブロリーではこれが最初で最後の勝負なのです。

超サイヤ人にも2やら3といった進化形態が存在しますが
ブロリーの変身はブロリーだけのもの。
あえてブロリー形態とでも言いましょうか。
筋肉が著しく膨張しより戦闘に特化した肉体に変貌します。
まさに伝説の超サイヤ人と称されるに相応しい姿ですな。

その姿以上におぞましいのがこれぞサイヤ人と言わんばかりの破壊衝動や残虐さ。
サイヤ人にすら恐れられるその姿は伊達じゃありません。
彼が通った道は荒地に変わりはてると言っても過言じゃない。

ブロリーは生まれたときから戦闘力が1万ほどあった異端児。
そんな彼が生まれてすぐに味わった初めての敗北が悟空によるものなんですよ、
戦闘力で圧倒的に劣る悟空がブロリーを泣かせる…
ここから二人の因縁はスタートしたのです。

完全に戦意喪失するベジータ…
伝説の超サイヤ人を狩ることに躍起になっていたベジータですが
ブロリーの迫力の前に完全に戦意喪失してしまいます。
こんなベジータがみれるのはこの作品だけですねw
どれだけブロリーが恐ろしい存在なのかが伺えます。
殺される、勝てるわけがない、逃げるんだ。
サイヤ人の王子らしからぬセリフでピッコロすら失望させます。
二度とそのツラみせるな!
ピッコロの一言でどれだけ彼が失望してたのかわかりますね。
戦えないサイヤ人などに価値はないんですよ。
しかしそんな彼もブロリーへの恐怖心よりも自身のプライドが勝り、
単身ブロリーに挑みます…結果はものの見事に秒殺w
何もできませんでしたね、まぁ相手が相手だから仕方ないけど。

今回は悟飯も超サイヤ人になってます。
超サイヤ人が4人もいて何も出来ないとは本当に悪魔みたいなやつですよ。
最後は悟空が皆のパワーをもらって倒しますが、
唯一ダメージをあたえられたのがその一撃のみで、
それまでは何のダメージもあたえられてなかったと思います。
なので言ってしまえば一撃で倒したようにも思えますね。

自身の親であるパラガスでさえ迷うことなく殺すブロリーはまさにサイヤ人の中のサイヤ人。
星同士の衝突でブロリーの殺害を企みましたが失敗…
ブロリーいわく星の爆発ごときで死ぬか、だそうですw
パラガスも一応の親心はあってブロリーを殺すことに対し、
「可哀相だが」というような言葉を残していましたね。
ベジータ王がブロリーを殺害しようとしたときも必死になってましたし、
ブロリーが伝説の超サイヤ人じゃなければうまくいっていた気がしないでもないです。
パラガスの回想でブロリーに「親父」と呼ばれてるシーンがあるのですが不思議な感じw
ブロリーに親父って呼ばれるとかちょっと優越感w

とにかくこの作品はブロリーの圧倒的つよさにつきます。
ブロリーが強すぎて話にならない。
たぶんセルよりも強いんじゃないかな?
セルも悟空のかめはめ波をくらえばダメージをうけます。
しかしブロリーはまったくの無傷…
超サイヤ人ブロリー形態は超サイヤ人2よりも強いかもしれないね。
ブロリーなら誰が相手でも勝てそうな気がする、
というより誰が相手でも死なない気がする。
何度倒しても生きていてまた戦うことになる…
私にとってブロリーとはそんなイメージです。

この作品は今までの劇場版と比較してもチーム戦がよく描けていてよかったですね。
燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦というタイトル通りの作品だと思います。

【A80点】

投稿 : 2012/05/30
閲覧 : 326
サンキュー:

3

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