「<物語シリーズ>セカンドシーズン(TVアニメ動画)」

総合得点
91.4
感想・評価
3417
棚に入れた
20170
ランキング
32
★★★★★ 4.2 (3417)
物語
4.2
作画
4.2
声優
4.3
音楽
4.0
キャラ
4.3

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ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

センス抜群の会話劇セカンドシーズン

お馴染みの「怪異」に纏わる物語。

既に人気シリーズ。待望の会話劇が帰ってきました。
コレ間違いなく最後まで観る作品になります。ローテーションの柱です。

作品の雰囲気もほとんど変わらず安心して楽しめそうです。
(イメージ的に今までより少しシャープでスッキリした気はしてますが。)

※1話感想{netabare}
この話では暦が出てこないみたいですね。
女の子二人でどう怪異と向かい合っていくんでしょうか?
サラッとしてましたが白虎ってヤバそうな怪異です。
出会った時、鮮やかな赤い旗をはじめ周りの景色の色が反転しました。
本当に白いのか?という疑問もありつつ…。

火事になって行く所が無くとも人を頼らない羽川さん。
こういう所は変わらないようです。

しかし羽川さんのねぐせ可愛いな。(#^.^#)
{/netabare}

※2話感想{netabare}
前半はサービスカット。友達のレベル超えている気がします。

会話劇の方は相変わらず聞いていて心地がいい。
会話の運びがお上手です。

さてさて虎の怪異ってなんだろうか? 強さや誇りのイメージを連想しますが。
見てしまった事によりもう始まってるのでしょうね。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
物語が本格的に動いてきた感じで色々と含みを感じるやり取りが。
つい大きな「虎」に目がいきましたが重要なのは「白」の方かも。
強さと諸さの同居する怪異なのでしょうか?

ガハラさん相変わらず鋭いです。恐ろしい鋭さ。
そしてカレンちゃんの擽り方を心得ています。策士でした。

塾も延焼していてアララギくんの方も随分大変そう。
コチラもその内明かされるのでしょうね。
{/netabare}

※4,5話感想{netabare}
結局は羽川さんが過去(荷虎・火虎)を受け入れるというお話でした。
やっとちゃんと告白出来て振られて泣けて人らしくなりました。
ただ、いい話だと感じつつイマイチ感動できませんでした。淡々と観てしまいました。
演出が悪いのか他の話と比べ少し淡泊に感じています。
私が気乗りしてなかったのか理解度が低かったのかも知れませんが…。
いずれ時間を改めてまた観たいと思います。
いやしかしアララギくんは美味しい所を持っていきましたね。

それと、虎が「白い」のが気になります。
自分に白さを残すなら他の色が抜ける方がしっくり来るんですが、
何か理由があるのでしょうか?
{/netabare}

※7話感想{netabare}
傾物語の始まり。
冒頭の人物誰なんだろう? その内繋がり分かるのかな?
『進め』と『止まれ』の話で始まりましたがどうやら『戻る』話の様です。

死なない者と生き返った者と死に続ける者誰が幸せなのかはよく分からないけど
ラッキーなのは生き返った者みたい…アイス当たり過ぎ。後でお腹に中らない様に。

八九寺の望みって何だろうか? 
でも叶えたら成仏してしまいそうで嬉しくもあり悲しくもあり。

蒼い鳥居だからって気楽に歩みを進めるからとんでもない所まで戻ってしまいました。
11年前か、八九寺が人だった頃だから傾なのかな?
次回どうなるのだろう? 
{/netabare}

※8,9話感想{netabare}
終末ゾンビ(吸血鬼)のホラーなお話でした。
個人的にパラレルワールドってキリが付かなくなるしほぼ100%
ご都合主義展開になるので好きではないですが、外伝感覚で気軽に楽しみました。
成長したまよいちゃんもなかなか良かったですが欲を言えばもう少し活躍して欲しかったかな。
あと焼身自殺ってのが気になりましたが何処かでまた出てくるのでしょうか?
まぁ、元に戻れて一応は良かったです。また次の話も楽しみです。
{/netabare}

※囮物語{netabare}
不信不信不信。壊れゆく撫子をただ観る事しか出来ない物語。
この物語のスタート時点で既に崩壊が始まっていてもう誰も止められない
状況にあったと思います余りにも救いが無く視聴後は脱力してしまいました。

ただ話は完結しておらず続話に期待します。
{/netabare}

※鬼物語{netabare}
忍と言うかキスショットの過去の話と八九寺のラストストーリー。
ダンジョンRPGで長居すると現れる死に神のような黒い陰。
それゆえ平行に移動してもしつこく追ってくるけど
縦方向だと暫く現れないというのも妙に納得できたり…。

キスショットの話に関しては黒い陰の手掛かりと共に
やはりとんでもない化物だと再認識させられました。
昔語でもあり紙芝居を観るような感覚で楽しめましたが
もう少し動く絵でも観たかったかも。
物語シリーズ全体を通して観ればアリなんですが単体だと物足りない気も。

なのでどうしてもこの物語のメインは八九寺へ。
前シーズンで迷いから解放され地縛霊から浮遊霊になりました。
って時は微笑ましいオチにツッコんだりしましたが、そうは問屋が卸しませんでしたね。
再度二人の愛情と感謝の物語が観られて嬉しくもあり寂しくもあり。
八九寺の吐露した台詞の一つ一つが降り積もり
「大好き」と言う言葉に重みを加えてくれていました。
その後の別れに関しても色々想像でき心に残る名シーンになっていたと思います。
旅立つ八九寺に迷いはなく次のステージへ寄り道せず進む事でしょう。幸あれ!
{/netabare}

※恋物語{netabare}
撫子に死の宣告を受けた暦&忍とひたぎ。
ひたぎが形振り構わず暦の死亡フラグを解除するストーリー。
視点は貝木。

2NDの特徴、暦以外の視点で進む物語。今回は貝木。
悪役だった彼の思考や行動原理も解るので
再度過去作を観ると新たな発見もありそうです。
人の道は外れていましたがブレない信念を貫いた生き方をしていて
悪なれど憧れてしまう部分も見えました。
分析・プロファイル能力も長けていて論理的に進む物語は私好みでした。
結果として三人だけでなくあの状態の撫子をも救う話術は流石でした。
まだ神原との関係も深く知りたいですし、扇や伊豆湖の暗躍も気になります。
最後には驚きの展開もあり、この先が待ち遠しいのですが続きはまだ先になりそうです。
{/netabare}

【総評】
相変わらずの会話劇は面白く巧みで圧倒されました。
2クールかけてストーリーが上手く集約されていて後半にかけて盛り上げてくれました。
伏線など未回収の物もあり次期への期待も高まります。

ただ物語が積み重なっているので化物語・偽物語などを観て楽しめた人でないと
付いていけないストーリーになっています。
総集編も挟まれていましたが本格的に観ていないと厳しいかなと。
十分にお勧め作品ですが未視聴の方は一期から頑張って観て欲しいです。
損はしないと思いますよ。

投稿 : 2014/01/18
閲覧 : 465
サンキュー:

36

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