「ガンダムビルドファイターズ(TVアニメ動画)」

総合得点
68.3
感想・評価
449
棚に入れた
2075
ランキング
2100
★★★★☆ 3.9 (449)
物語
3.9
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まんま「ラル」じゃね~か!!

他のレビュアー様のレビューを読み
いろいろ勝手な想像を膨らませ視聴しました

私にはよく分からない分野で
観る前はついていけるか少々不安でしたが

ちゃんとしたストーリーになっているってことが“理解できた”のはよかったですね^^;


ガンダムっていったら「ガンプラ」・・・
そのガンプラを自分で作って
自分だけのオリジナルに改造して戦わせる

ガンプラバトル・・・

ガンプラファンにとっては夢のようなお話

何度も書きますが
私にはよく分からない世界のお話です

私のようなガンプラ初心者レベルの見方では
ガンプラのことやバトルよりも
友情とか恋愛とか
お話の趣旨からズレたところにばかり目がいってしまい
ガンプラファンの方からお叱りを受けるかもしれません

でも
そんな私でも
最後まで視聴して涙してしまったのですから
この作品がいかによく出来た作品であったかということが分かります
(シス子は涙もろいからあまりあてになりませんが・・・)


さて
内容は
主人公「イオリ・セイ」くんと
もう一人の主人公「レイジ」くんが
ガンプラバトルで世界一を目指すお話
メインになるのは
前述したとおり「ガンプラ」によるバトル

その
ガンプラバトルが競技として行われ
その本筋のお話に沿って
いろいろなエピソードが展開されていきます


舞台となるのは
ガンプラバトルが世界中に普及した世の中
野球やサッカーのような感覚でガンプラバトルが行われています

老若男女
あらゆる層の人たちがガンプラバトルに興じています


正直
視聴前は
お話が既に“ガンプラバトルありき”という形で終始する展開を
勝手に想像していました

私のような初心者が
作品の世界観の特殊性に順応できず
おいてけぼりを喰らうのは
よくあること

視聴開始前はそのことが一番の不安だったのですが
第一話のレイジくんの登場で作品に対するモチベーションが
イッキに上がりましたね^^

ガンプラバトルが当たり前の世界に
異世界から突如現れたレイジくん

{netabare}「ガンプラバトル」なんてものはまったく知りません{/netabare}

そして
{netabare}イケメンです・・・・・・
どストライクです・・・・・・
・・・・・・失礼^^;{/netabare}

{netabare}「(ガンプラバトル)なんだ、それ?」{/netabare}

レイジくんの一言で“しきい”が少しばかり下がった感じで
俄然
視聴する意欲が湧いてきます


さらに
お話がすすむにつれ
ガンプラバトルの仕組みや
ガンプラバトルを中心にした物語の世界観が開けてきます

オリジナルのガンダム作品に出てくる
「ミノフスキー粒子」をもじった
「プラフスキー粒子」という物質を応用したガンプラの遠隔操作

「ガンダム」というアニメ作品が実際に存在し
ガンダムの文化が浸透している世界

セイくんやレイジくんのような個人レベルのチームから
企業レベルのワークスチームまでが存在し
しのぎを削るガンプラバトルの世界大会

少々無理のある設定ですが
観ていると
だんだんとその世界観に引き込まれてしまいます


さらに秀逸なのは
それらのガンプラバトルの基となる要素が
しっかり
ストーリに絡んでいるところ

「プラフスキー粒子」なんかは
理論そのものの細かい設定は触れられていないものの
ストーリーを展開する上での重要なアイテムとなっています

プラフスキー粒子の開発をめぐっての企業の陰謀や

使い方によってバトルでの戦局を大きく左右するキーアイテムになったり

さらには
{netabare}“謎の少年”レイジくんの正体にかかわっていたり{/netabare}


今まで私が観てきたこの手の作品(ポケモンとか?)は
登場するキャラやアイテムなんかの特殊な設定は
最初から“あって当然”“知ってて当然”的な印象が強かったのですが

この作品では
ちゃんとした根拠をもってストーリー展開に絡ませ
最後までブレなく“使い切って”しまってる
ってところがいいんですね


そういった理由もあってか
最後の
{netabare}セイくんとレイジくんとのお別れのシーンは{/netabare}

{netabare}このままだとレイジくんが異世界に帰っちゃうんだろうな~{/netabare}

って
だいぶ前から分かってしまう展開ながらも
そんな“心憎い”演出に

号泣モノでしたよ^^


たかが「ガンプラ」
されど「ガンプラ」のお話でした~^^


余談で
レビュータイトルは
「ラル」さん(自称35歳:うそつけ!)が登場したときに
私が叫んだ言葉・・・

投稿 : 2014/05/06
閲覧 : 394
サンキュー:

25

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