Lovin さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

見た感じ

■概要{netabare}
　原作：オービット

　監督：山口祐司
　シリーズ構成：望月智充
　キャラクタデザイン：西田亜沙子
　制作：スタジオディーン
　話数；１クール全１３話

　ＯＰ：「瞳の中の迷宮」
　　　　　ｂｙ　嘉陽愛子

　ＥＤ：「永遠の祈りを捧げて」
　　　　　ｂｙ　小林沙苗
{/netabare}
■主な登場人物{netabare}
　制服の少女
　　日本刀を振り回すボクっ娘

　勝ち組の妹
　　本の世界に旅立ったが案外原黒

　負け組の姉
　　妹に仕事を押し付けるいい加減さ
{/netabare}
■感想
　原作エロゲは未プレイでＤＶＤを視聴。ただし視聴後にリリスルート（他にあったのかな）のみクリア。

　本作品は、本の世界を旅するという設定は同じだが、主人公は制服の少女となっておりゲームとは若干違う話になる。詳細は覚えていないが、ゲームの目的は女性キャラ攻略なのに対して、ＴＶシリーズの目的は勝ち組の妹を探すことだった気がする。

　登場人物や話の展開などから、私が初めて視聴した百合作品である。２０１４春期に放送していた桜Ｔｒｉｃｋほどあからさまな描写はないものの、制服の少女が勝ち組の妹を探す理由が「恋しいから」といったものだったような気がする。なので地上波で放送してよいものかと戸惑った記憶がある。

　突然いなくなった勝ち組の妹を、制服の少女と神出鬼没な負け組の姉が本の世界を一緒に旅し、途中立ち寄る本の世界で幾つかの出会いと別れを繰り返しながら探す、という内容である。本の世界とは{netabare}所謂神の世界の図書館所蔵の本{/netabare}のことになる。

　キャラの設定上、人間を超越した世界の住人の話なので、ある意味なんでもありになってしまっているが、だからといって余り奇抜な展開となっているわけでもなかった気がする。

　どんな結末だったのかも思い出せていないが、何かエロかった印象はある。視聴に至った理由は多分キャラデザが気に入ったからではないかと思う。視聴後にＰＣゲームをプレイしている辺り、当時は相当入れあげた筈ではあるが、結局キャラデザしか印象がないということは、それだけの作品だったのかもしれない。