「極黒のブリュンヒルデ(TVアニメ動画)」

総合得点
79.3
感想・評価
1733
棚に入れた
9691
ランキング
499
★★★★☆ 3.6 (1733)
物語
3.5
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.8

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CountZero さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個性的なOPが゚+.゚(*´∀`)b゚+.゚イイネェ

1クール作品でしたが、OPは2種類あります。

前半で使われたのは、アニメでは珍しいインスト曲。
「鴇沢 直」さんによる「BRYNHILDR IN THE DARKNESS -Ver. EJECTED-」というロックなエレクトロ曲なのですが、これがなかなかに良かったです。
映像も重めで曲と良く合っていて、とてもかっこいいOPでした。

そして10話から起用されたOPが「Fear, and loathing in Las Vegas」という国内バンドによる「Virtue and Vice」という曲。
今度はいきなりスクリーモです!
一応、今のスクリーモの主流と言えるデスコアとかメロディックデスメタルなので、そのジャンルでは流行りの曲調なのですが、声優さんによるかわいいキャラソンとかアニソン定番の古めなトランスばかりのOPEDの中にあって、ガチガチのデスボイス(しかも日本語?)で始まるこのOPには正直ウケました(笑)
これはこれで作品に合わせた絶妙なチョイスだったなとは思いますが、アニメファンの間では結構物議を醸し出したようです。
てゆうか、普通のアニメファンには受け入れられないでしょ!
でも私としては、残り数話でこの曲をぶつけてきた製作陣の大人の事情?いいえ!コアなロック魂にナイスです(笑)
変なとこで、スタッフの作品への愛を感じました。


ちなみに私は、Rock'n Roll Is Dead!ノイジーなギターでかき鳴らすグランジオルタナが今でも大好きです∑d(d´∀`*)グッ!


作品への愛と言えば、私自身もなんだかんだツッコミ言いながら、最後まで楽しんでしまいました。
まあお話としては、重ーいOPほど暗くはなくて登場人物たちの悩み方は軽く、行動の仕方はひねりがありません。
ですが「なーんだ、ただのハーレムものね」なんて侮っていると、時々表現されるかわいい女の子キャラのグロテスクな消え方にどきりとされます。
この作品、コメディパートとシリアスパートのギャップがなかなかバランス良いので、お話の内容があまり深くなくても、飽きずに見られたのかなと思います。
個人的には、主人公の一人である黒羽寧子役を種田梨紗さんが演じていたのも良かったです。
品のある素敵な声がキャラにも良く合っていました。

なんだか良いのか悪いのかよく分からない感想になりましたが、結論としては、ばっさり切り捨てられないB級感(エログロナンセンス)が憎めない作品です(笑)
時間がある時にどうぞ。

投稿 : 2014/07/03
閲覧 : 351
サンキュー:

42

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