「ラブライブ! School idol project(第2期)(TVアニメ動画)」

総合得点
84.9
感想・評価
1968
棚に入れた
9499
ランキング
257
★★★★☆ 4.0 (1968)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.9
音楽
4.2
キャラ
4.1

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にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

have a dream to make it come true

廃校の危機を免れ、中心メンバーの高坂穂乃果(こうさかほのか)が生徒会長になった音ノ木坂学院に、アイドルの祭典であるラブライブが再度開催されるニュースが伝えられ、優勝を目指してμ's(ミューズ)のメンバーの挑戦が始まります。

2012年の初めに放送された作品の続編で、主人公たちのアイドルユニットであるμ'sはメンバーが9人もいますので、それぞれがμ'sに参加するまでの流れだけでも視聴しておいた方がよいでしょう。前作以上に個々のメンバーの心情に踏み込んだ話が増えて、ライバルであるA-RISE(アライズ)のメンバーとの交流を描いていたのも好感が持てました。今までと違った自分たちを演出しようと、ロックバンドKissのメイクをするエピソードや、ラブソングに挑戦するために恋愛映画のDVDを全員いっしょに視聴して、キスシーンに身を乗り出すメンバーや恥ずかしくて目を背けるメンバー、最初から寝てしまうメンバーを描いたエピソードなど、試行錯誤の過程も楽しめましたが、目標に向かって邁進する少女たちの青春を存分に描ききってくれたと思います。

前作に引き続き、移動カメラ視点を絡めたステージシーンは圧巻で、カメリハなしにしては画面の切り換え担当のスイッチャー係も頑張ってるなとか、ハンディタイプのモバイルカメラが他のカメラ視点に写り込んでないかなとか、実写じゃないのに変な事が思い浮かんでしまいました。

気になったのは、ラブライブ主催者側など、家族と校長先生以外のオトナがほとんど出てこなかった事や、3年生メンバーの進路は大丈夫なのか心配になった事ぐらいでしょうか。異性に興味がないのは、これぐらい集中できる事があれば他の事が目に入らないのも当たり前のように感じましたが、男性ファンの親衛隊とか現れてもおかしくはなかったように思います。

ラブライブそのものの勝敗は、体操やフィギュアスケートのような採点競技です。
直接の点数勝負やタイムを競うスポーツ種目と違って、採点競技は、審判の主観を排除する事が出来ません。ネット投票を採用するにしても、すべてのパフォーマンスを視聴した人だけが投票しているわけではないでしょうし、投票だけを依頼された何も見ていない人がどれだけいるのかもわかりません。
どんな方法をとってもグレーゾーンが残る分野では、自分の目で判断した順位をつけるなど、それぞれの楽しみ方を見つけるしかないと思っていますので、視聴者がμ's以外ではA-RISEのステージだけしか見せてもらえないのは、ちょっと寂しい気がします。

投稿 : 2014/07/03
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