アイドルアニメOVAランキング 11

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのアイドル成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月05日の時点で一番のアイドルアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.2 1 アイドルアニメランキング1位
マクロスプラス(OVA)

1994年8月25日
★★★★☆ 3.9 (246)
1368人が棚に入れました
2040年、人類の移民惑星エデンにあるニューエドワース基地では、統合宇宙軍の次期主力可変戦闘機の採用コンペティション「スーパー・ノヴァ計画」が行われていた。競合メーカー2社のテストパイロットは、かつて親友同士であったイサム・ダイソンとガルド・ゴア・ボーマン。幼馴染の二人は、7年前のある事件をきっかけに袂を分かっていた。そして二人は、偶然にも幼なじみの音楽プロデューサー、ミュン・ファン・ローンと再会し、彼女を巡る三角関係でも火花を散らす。しかしミュンは、絶大な人気を誇る人工知能のヴァーチャル・アイドル、「シャロン・アップル」の秘密に深く関わっていた。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

マクロスとしては珍しい《青年パイロット2×美女1》の変形△関係もの

『初代マクロス』放送10周年記念として販売されたOVA『マクロスⅡ-LOVERS AGAIN-』(1992年)の売上好調を受けて、「それならば」と意気込んで制作された1994年制作のマクロス・シリーズ続編2作のうち、『初代』とは直接的な登場キャラクターの繋がりのない外伝的OVAの方です。
(※もう一本は『マクロス7』で、そちらは『初代』の重要サブキャラの何人かが、引き続き重要キャラとして登場します。)

で、肝心の内容なのですが・・・

本作の発表された1994年当時としては、戦闘機同士のバトルシーンの格好良さは特筆すべきものがあったのではないか、と想像しますし、そのために本サイトでの評価も高くなっているのではないかと思います。
但し、私の場合は、たまたま本作を視聴する直前に、2002-4年に制作された、同じくマクロス・シリーズの外伝的OVA『マクロス・ゼロ』を視聴してしまったために、本作に関しては、作画面でもシナリオ面でも、取り立てて「凄い」とは思えませんでした。

・・・ということで、『マクロス・ゼロ』の方の個人評点を ★ 4.1 としていることとの釣り合いを考慮して、本作の個人評点を幾分下の ☆ 3.8 とします。
(※作画で-0.1、シナリオで-0.1、あと私個人の好みとして、パイロット1×ヒロイン2の三角関係の『ゼロ』の方が、パイロット2×ヒロイン1の三角関係の本作より好きなことから更に-0.1 して、併せて-0.3)

※なお、本OVAの発表後に、そのシナリオを再構成し一部改変、そして新規シーンも一部追加された劇場版の方は ★ 4.0 とします。

《まとめ》
上記のとおり、1994年という本作の発表当時に直に視聴した層からの評価が非常に高く、それが本サイトでの本作の高評価につながっていると推測しますが、マクロス・シリーズのOVA作品では、『マクロス・ゼロ』の方が『初代』や『F』との直接的なキャラクターや設定の繋がりが多く、また「板野サーカス」と称される戦闘機同士の格闘シーンも『ゼロ』の方が制作時期が新しい分、公平にみてずっと迫力があると私個人は判定します。
従って、マクロス・シリーズ初心者の方は、本作より先に『ゼロ』を視聴し、それが気に入ったならば、その次に本作に挑戦、という順番で良いと思います。

※なお、上にも書きましたが、本作はマクロス・シリーズ恒例の

「パイロットの少年×ヒロイン2人」という三角関係が、
「パイロットの青年2人×ヒロイン」という三角関係に変形している

・・・ので、もしかしたら男性よりも女性視聴者の方に受けが良い作品なのかも知れません。


◆制作情報
{netabare}
原作         スタジオぬえ、河森正治
監督         河森正治(総監督)、渡辺信一郎(監督)
脚本         信本敬子
キャラクターデザイン 摩砂雪
メカニックデザイン  河森正治
音楽         菅野よう子
アニメーション制作  トライアングルスタッフ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== マクロスプラス (1994年8月-1995年6月) =============
{netabare}
第1話 ★ 西暦2040年、惑星エデンの次期VF開発競争、AI仮想アイドル(シャロン)、星の丘(ミュンとの再会)、YF-19(イサム搭乗)vs.YF-21(ガルド搭乗)、墜落とダウンフォース ※約39分
第2話 ☆ シャロン惑星エデン公演、不審な予告電話と火災(ガルドのミュン救出)、格闘戦演習(イサム重態) ※約39分
第3話 ☆ イサム回復、二人の喧嘩とシャロンの本心吐露、AI完成、シャロン地球公演へ、プロジェクト中止、YF-19&21地球へ、シャロンの自律意思・暴走開始 ※脚本やや雑×、約41分
第4話 ★ 地球マクロスシティ公演(シャロンのMC乗っ取り)、ガルド記憶回復・戦死、シャロンの誘惑、AI筐体破壊 ※同上、約37分{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)2、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.8

※全4話で計156分=2時間36分=約6.5話分


============ マクロスプラス MOVIE EDITION (1995年10月) ===========

全1話 ★ 4.0 ※1時間54分、OVAの一部映像をカットし再構成・改変

主題歌 「VOICES」
ED 「After, in the dark」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ヴァーチャルアイドル

今作では地球外からの敵による攻撃に対抗することはない。マクロスの肝心の歌はVOICESとEDのAfter,in the dark。どちらも菅野よう子が携わっている。特にVOICESが重要な場面でよく流れ、鍵を握る曲である。歌の力に関しては一貫している。

近年よく見かけるヴァーチャルアイドルが登場するが、{netabare}そいつがこの作品の敵である。{/netabare}

一応、マクロスシリーズだが、単体で見ても分かりにくいということはないと思われる。ほどほどに楽しめた。

マクロスは女性2人、男性1人の三角関係が多いが、この作品では逆の三角関係である。初めは{netabare}ミュンとガルドのカップリングだったけど、最終的にはイサムとのカップリングに至ったかな。{/netabare}

以下は備忘録
{netabare}
地球とゼントラーディによる宇宙戦争「第一次星間大戦」の終結から30年後の2040年、人類初の移民惑星エデンにあるニューエドワース基地では、統合宇宙軍の次期主力可変戦闘機の採用コンペティション「スーパー・ノヴァ計画」が行われていた。競合メーカー2社が開発した試作可変戦闘機YF-19とYF-21のテストパイロットは、かつて親友同士であったイサム・ダイソンとガルド・ゴア・ボーマン。幼馴染の二人は、7年前のある事件をきっかけに袂を分かっていた。そして二人は、偶然にも幼なじみの音楽プロデューサー、ミュン・ファン・ローンと再会し、彼女を巡る三角関係でも火花を散らす。しかしミュンは、絶大な人気を有する人工知能のヴァーチャル・アイドル、「シャロン・アップル」の秘密に深く関わっていた。かつて歌手を目指しながらも夢を諦め、不完全な人工知能のシャロンを裏で操る役目を担っていた。
シャロンの公演が終わり、ミュンは新たな興行のため大戦終結30周年記念式典が行われる地球のマクロス・シティへと向かう。一方、上層部の意向により、統合軍は有人可変戦闘機に代わる無人戦闘機の制式採用を決定し、スーパー・ノヴァ計画は中止となる。これに不満を持ったイサムは無断でYF-19を持ちだし、新型戦闘機の採用発表が行われる地球へと突入する。ガルドがこれを追撃し、二人は大気圏内で激しいドッグファイトを繰り広げる。その末にガルドは自ら封じていた7年前の記憶を思い出し、非が自身にあったことを認め、イサムと和解。そこに、人工知能を偏愛するエンジニアの手によって自我に目覚め、マクロス・シティを支配したシャロンが操る無人戦闘機ゴーストX-9が襲いかかる。ガルドはゴーストの相手を引き受け、イサムはシャロンに捕らわれたミュンの救出に向かう。ガルドとゴーストは激闘の末に相打ちとなり、イサムはシャロンの歌に取り込まれかけながらもミュンの歌で意識を取り戻し、シャロンの制御コンピュータを破壊してミュンとの再会を果たす。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

テーマと世界観は素晴らしい。面白さは?キャラ暗すぎです。

 三角関係と歌が話の中心ということでマクロスフォーマットは踏襲しているとは思います。主要キャラの年齢層が高めなのは、物語の内容からいっても無理がない設定かと思います。

 世界観・設定はテーマとあいまっていいです。脳と機械の直接リンクやAI歌姫の学習と暴走。無人機と有人機の問題など、1994年の作品ですが、2023年の今まさに我々が直面しようとした問題です。

 ストーリーは、ガルド…ですよね。彼に正義があまりにも見出せません。そしてミュンにしてもちょっと感情的になりすぎています。この2人がAIというか脳科学の犠牲者…と見ることもできます。が、年齢の設定もあいまってあまりに子供過ぎる気がします。むしろ、ハチャメチャな生活に堕ちてしまったイサムに同情しますし、その点では金髪の彼女の言い分が一番正しい気がします。
 短い枠ですので、深みも出し切れなかったのはストーリーとしては不満足が残りました。

 で、本作をメジャーにした戦闘シーンなんですけど、確かにすごいのかもしれませんが、いわゆる板野サーカス…苦手なんですよね。「愛おぼえてますか」くらいのレベルなら素直にすごいなあ、と思いましたが、ちょっと過剰です。例えばマクロスゼロの雰囲気に比べると下品です。
 むしろ、キャラデザのリアリティが凄くてそっちに関心しました。まあ、ハリウッドの模倣ではあるんでしょうけど、人物は非常によく描けていたと思います。

 ということで。テーマ性はいいですし、バーチャルアイドルという存在をAiと絡めてよく考察してこういう物語にしたなあ、と感心します。それはガルドやドローンも同じです。
 ただ、積極的にすごい面白かったというエンタメが足りなかった気がします。

 エンタメといえば歌…ですね。ミンメイを越えられないですね。彼女は唯一無二なんでしょうか。

 作画は満点でしょう。ただ、キャラも設定は感心しますが愛着がわくキャラがいないのがマイナスポイントですね。ストーリーはあまり評価できませんが、世界観とテーマは評価します。音楽は…普通…よりはいいかな。でもあまり極端な高評価にはできません。





 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

63.5 2 アイドルアニメランキング2位
これはゾンビですか? 原作単行本付属OVA(OVA)

2011年6月10日
★★★★☆ 3.6 (238)
1365人が棚に入れました
原作単行本8巻付録DVD。TVアニメ13話に該当するストーリーを収録。「ごめんなさい、ごめんなさい」子猫を抱いて、歩の前で小さくなってるこの少女は誰? はい、ヴィリエの女王――最強最悪の魔装少女です……ってホント? 

にしにし さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これこそ「これゾン」らしい!

原作ライトノベル8巻の限定生産のODA、つまり放送終了後の13話的な位置づけのものです。

1枚のDVDディスクに3話が収録されています。

1話目が
歩一家が(歩、ユー、ハルナ、セラフィム)ととある縁日に行ったときの話しで、その縁日があまりにも寂れていて歩とハルナがガッカリとするシーンからはじまります。
当然、ハルナが縁日をもっと活気のあるものへとするために、ユーとセラフィムを賞品にして、「にゃんにゃん」できる券を利用して盛大に縁日を盛り上げてくれます。
もちろん歩と織戸、トモノリも参加していますのでバカバカしくカオスな展開になっていきます。

2話目が
肉じゃがのレシピにまつわる話で、
セラフィムが歩にサラスから吸血忍者にまつわるレシピを借りてきて欲しいという命令から話が展開していきます。
サラスから受け取ったレシピはセラフィムに届けられず、トモノリとハルナの手に渡ってしまい、それをセラフィム、ユー、歩で取り戻そうと吸血忍者の寮に忍び込みます。
キャッツ〇イの格好をして。
もちろん、すんなりとは取り戻せずトラップの餌食に歩が犠牲となり、セラフィムの侮蔑に歩が耐え、ハルナの攻撃に耐える歩がいました。

3話目が
校内のカルタ大会の話です。
この話、最後だけ切り取って観てみると平松が歩に寄せる想いが込められたいい話なんだけど、なんだけど、
歩のパートナーが織戸の時点でエロとチラリズムの話になっちゃいました。
もう、対面の対戦相手のスカートの中を少しでも長く見ていたいがために、決勝まで進んでいきましたからね。
決勝の対戦相手は伏せておきますが、歩も対戦相手からのチラリズムに完敗していましたね。

やっぱり「これゾン」はこういう展開が一番面白いと思います。妙にシリアスなシーンが似合わないんですよね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

死亡フラグカルタとか台詞系のカルタ欲しいな・・

2011年6月10日発売の小説第8巻に、テレビ未放送の
1期第13話「えぇ、これが最終回ですか?」付属のDVD。

この手のアニメのお決まりのファンディスクかな?
本編のキャラが祭りやらカーニバルやら水着回で
サービスと笑いに徹した内容のやつです。
今回は煩悩祭りと煩悩バトルと誰得フェチ画像?

この作品は元々下品なネタ全開な部分も有りました
ので、お馬鹿具合がリミッター無しで加速する感じ?

「はい、これが1%の奇跡です」
ふぇすてぃぼぅ~♪ふぇすてぃぼぅ~♪浮かれる
ハルナの一声で、閑古鳥が鳴く祭り会場の境内は
壮絶な熱い煩悩バトルが・・煩悩故に勝利した
モリトが目先の煩悩にダイブする潔さ!?誰得?
な映像がもりもり・・

「ようこそ!危険地帯へ」
ご存知セラフィムの超絶品お料理・・超絶弩S・・
揺れないハルナが揺れるセラを挑発?
何故か秘伝書を廻るバトル、そして何かに覚醒する
あゆむ・・誰得? ぺったんこは正義!・・そして
再び覚醒するあゆむ・・

「1年で一番床を叩かれる日」
たえちゃんの追憶♪ と思いきや、死亡フラグ大会?
えっと・・死亡フラグの台詞を分割したカルタ大会ww
これは結構笑えた♪
例1、読手「此処は俺に任せて」 正解札「先にいけ!」
例2、読手「この作戦が終わったら」正解「結婚するんだ!」
どれも台詞の後は見事な死亡シーンの定番ですね^^;
勝利より座するミニスカの誘惑に煩悩で応えるモリト・・
勝利より大切なものを手に入れた・・サラスバティ
あれ・・最後はたえちゃんの追憶後半。綺麗ですねw

2012年4月には小説第10巻限定版DVDに第2期第0話
「はい、アンコールありがとうございます」を収録。

2012年10月19日発売のコミック版第6巻限定版BRに
第2期第11話「はい、身の丈に合ってます」を収録。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

westkage。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

これはゾンビですか?はい、本編とそん色ない出来です!

本作は「これはゾンビですか?」のアニメ化記念として、原作小説の8巻DVD付き限定版として登場したお話です。時系列的には1期の最終話に続くお話で13話目とされています。2011年6月に発売されており、価格は3,990円です。約24分でテレビの1話分と同じくらいですね。

1話の中に3つのショートストーリーが描かれています。作中に相変わらず歩の「脳内ユー」が登場しますが、2つ目のショートストーリーで平野綾が担当してます。コレがまた全然合ってないw 脳内ユーの中では一番ミスマッチな平野さんでした。そう感じたのは私だけではないはずですw

3話目はこういったオマケ的な話にはお約束のエロシーンがありますw…といってもチラリズムを駆使したソフトなものですが…だがそれがいい!w期待を裏切らない出来ですねw

総評としてはオマケの作品とは思えないくらい本編とそん色無い仕上がりですね、ギャグシーンも満載で相変わらず笑わせてもらいました。また3つの話が入っているにも関わらず無理なくまとめられているので、24分という時間以上に満足感を味わえます。観る機会があれば是非オススメしたい作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

64.5 3 アイドルアニメランキング3位
パパのいうことを聞きなさい! ~異人たちとの春~(OAD)

2015年3月25日
★★★★☆ 3.8 (145)
904人が棚に入れました
原作「パパのいうことを聞きなさい! 」第18巻の予約限定版に収録される。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

伝わる“確かな想い”…。成長した三姉妹&パパ 小鳥遊家のハートフルラブコメ、ついにフィナーレ!!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版とOVA①は視聴済です。
ある意味、自分の願いがこんな形で叶っているとは夢にも思いませんでした。

この作品も原作第18巻OVA付限定版に収録されている作品なので、ずっと視聴できませんでしたが、OVA①「男女8人夏物語」に続いて視聴しました。

サブタイトルの「異人たちとの春」については、視聴前に意味があまり良く分からなかったので追求しませんでしたが、本編が始まった瞬間に理解しました。
これは本編から4年後、幽体となった信吾と祐理が4人の元を訪れる物語だったのです。


みんな少し成長した小鳥遊家、そこにやってきた祐理と信吾の二人。
懐かしい想いと、成長したみんなの姿に心躍らせつつ、いろんなことを覗き見しちゃう。
そんな中、空の“ある想い”を知り二人とも驚くが、その想いはとても確かなものだと実感し…。


AT-Xのストーリーを引用させて頂きました。

祐理と信吾は大切な宝物を置きざりにしてしまいました。
そんな2人に与えられたたった1日が、2人の子供を見守る目線で描かれています。
目に入れても痛くない3人の娘の節目や成長が感じられる展開は流石としか言い様がありません。

小学校でみんなと元気に過ごすひなの姿を堪能して、中学校の体育館では、美羽がアイドル顔負けの人気っぷりを目に焼き付けたかと思えば、高校では逞しく成長した空の雄姿を拝むことができるのですから…

でも、この物語はそれだけじゃありません。
この物語はこのOVAで本当のフィナーレを迎えることになるのです。
これまでTVアニメ版以降の結末は風の噂で耳に入っていましたが、もしかすると続編が制作されるかも、と思い敢えて気にしないようにしていましたが、その結論がいきなり突きつけられる展開には少々度肝を抜かれました。

抜かれましたが、その後の展開は言葉で言い表せない程凄い…
こんなにもボロボロ泣ける展開が待っていたなんて…
というか、こんなにも大切な物語が原作同梱版という位置付けで良かったのでしょうか?
どんな形であれ、この瞬間を待ち望んでいる人は、きっと想像の桁を一つ違えていると思うんですけど…

この4年の間、色んなことがあったと思います。
この部分はアニメ化されませんでしたが、この作品ならではの手法で補間されていました。
アニメで続きが見たかったという欲求が消えた訳ではありませんが、納得はできたと思います。
パパ聞きファンの方なら必見の作品だと思いました。

最後に一言言わせて下さい。

「末永くお幸せに!」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

future☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

大学生の主人公・瀬川祐太は、姉夫婦に代わり、急きょ3人のめいっ子たちの保護者となることに!6畳ひと間のアパートを舞台にし、騒がしくも心温まる同居生活を描くアットホームラブコメ。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

瀬川祐太:羽多野渉
小鳥遊空:上坂すみれ
小鳥遊美羽:喜多村英梨
小鳥遊ひな:五十嵐裕美
織田莱香:堀江由衣
仁村浩一:小野大輔
佐古俊太郎:間島淳司
小鳥遊祐理:大原さやか


.。o○ ○o。.発売日.。o○ ○o。.

2015年3月25日


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「Happy Girl」喜多村英梨
ED「Coloring」堀江由衣


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ひなちゃん小学生になったんね

このOVAで本編完結という事らしいです、
アニメ放送時から数年経ちみんな成長してますね、
個人的には商店街の幼女アイドルひなちゃんが、
どうなってるかな~?気になったけど、
可愛さけしからんままでよかった、

副題の~異人たちとの春~だけど、
某邦画からですね、あちらは夏だったけど、
ストーリー大好きで何度も観ました、
片岡鶴太郎氏演じる親父よかったな~、

親の願いは普遍なり、、か。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

62.5 4 アイドルアニメランキング4位
普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。(OAD)

2014年9月24日
★★★★☆ 3.7 (121)
582人が棚に入れました
Blu-lay・DVD第1巻の初回生産分に収録。
完全新作OVA「流川、案内してみた。」

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』新作OVAの制作が決定!

夏休みの最終日。宿題を終えた奈々子と縁は、ろこどる活動以外の夏の想い出を作るため、二人で遊びに行くことにする。流川運河のほとりで、偶然ゆいとみらいと合流すると、奈々子へイベントで知り合ったろこどるからの電話がある。近くまで来たので、これから流川市に遊びに来るとのこと。そこで奈々子達が市を案内することになり、とっておきのグルメスポット、最新のアミューズメント施設を紹介する内に、何故かグループ対抗でゲームをすることになって・・・・・・。果たして、流川ガールズの「おもてなし」の結果は?

『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』新作OVAの制作が決定!
Blu-ray&DVDシリーズ全7巻が好評発売中のTVアニメ『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』より、新情報が到着! なんとファン待望の新作OVAの制作が決定しました!

普通に学生生活を送っていた高校生の主人公・宇佐美奈々子が、親戚のおじさんからのお願いで突然ローカルアイドルとして活躍するになる物語。才色兼備で少々天然な先輩・小日向縁と一緒に「流川ガールズ」として活躍し、ゆるキャラの魚心くんと、その中に入って活躍する三ケ月ゆい、名都借みらいや、流川市の人々とともに、少しずつ成長していくという、日常を描いた癒しアニメでとして、2014年7月~9月までOAされていました。

そして気になる内容や、発売情報に関しては随時発表とのことなので、今後もTVアニメHPや公式Twitterをチェックです!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

naoi-riki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いたって普通のローカルアイドルアニメ

タイトル通り、普通の女子高校生がローカルアイドルやっちゃいました(テヘペロ
あんまり期待もしていなかったけど、そんなにがっかりするような出来でもなかった
可もなく不可もなく…といったところでしょうか

スポットはふとしたことからローカルアイドルやることになったにゃにゃ子
そしてちょっとお姉さんでゆり~なゆかりさんの二人が、いろいろなローカルイベントに挑戦しちゃうというアニメ
キャラというよりはローカル性に重きを置いたもの

舞台は流山っていうところ
完全に千葉県某所です(笑)
聖地巡礼などにはもってこい、ですけどね

あんまり派手な演出や物語ではないので、いまいち盛り上がりに欠ける
ただ、それでもがっかりするような内容でも無い
こういうのんびりしたアニメが好きな方ならほどよく見れるかも

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

流川、案内してみた。

BD/DVD第1巻収録のOVAです。時系列的には

テレビアニメ本編の後の話となっています。


内容は{netabare}夏休み最後の日に起きてみたらゆかりさん

が家にいて、ななななんで!?ってなっていました。

宿題が終わったら遊びに行こうというゆかりさん、

終わったことにして遊びに出かけたのですが・・・。{/netabare}


時系列的に後の話だったので、テレビアニメの様々

なエピソードの後で、しかもそんな時に{netabare}AWA×2GiRLSが

やってきていて、流川市を案内することになったので

大丈夫かと思ったらやっぱりなあ・・・でした。でも

いろいろと案内していく中で、この二つのろこどるが

親交を深めて{/netabare}いくのが良かったです。

短いながらにろこどるでろこどるであるのかどうか

みたいなところもあって面白かったと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

57.1 5 アイドルアニメランキング5位
R15少年漂流記(OVA)

2011年12月15日
★★★★☆ 3.3 (70)
520人が棚に入れました
『R-15 #すぺしゃる』は、2011年12月15日発売の小説10巻の限定版付属のDVDに収録されたテレビアニメ未放映エピソード。クラス対抗オリエンテーション大会優勝後のウィーン旅行からの帰国途中にUFOに襲撃され飛行機が墜落し、無人島(?)に漂着してしまうエピソード

アスクール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

・・・・・まあこうなりますよね・・・・・・

まあ・・・・・・・・そうですね・・・・・このアニメでOVAやるんならこうならないと逆におかしいですよね^^


まあやりたい放題・・・アニメの方はまだストーリー性がありましたがこれは本当に・・・・・


R-15って皆さんどういう評価なんでしょう(?)このアニメは需要があるんですかね~

まあふざけてるのはこれの特徴なので別におかしくはないし、いいのかなあ(?)



まあてきとうに見てください♪



R-15は二期あるのかなあ・・・・評判によるとかでしょうか・・・・まあキャラを楽しむ上ではいいと思うんですがね~~


自分はストーリー性どうこうではなく作画はすきだったのでキャラを楽しむ上ではいいのかと思いました。



主人公が変態でなければ僕はもっといい評価なんですよぉ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

OVAにできる事?

R-15の続編。
最終話で逆転勝利してクラス全員でウィーンに旅立った・・
そして其の帰路で・・飛行機が大破?謎の無人島に漂着?

其処で主人公とメインヒロイン達によるめくるめく○☓△
お馬鹿な作品ですから想像通りの・・です。

色々とピンチに陥る度に主人公の文才が炸裂し未曾有の危機
を乗り越える・・TVではお見せできない内容もOVAなら・・

それでもやはり所々に何故あれがノーカットで此処が真白?
という自主規制ネタてき光や靄が。

演出的には完全にエロギャグ路線でモロ下品な方向。
タイトル見て視聴してると思うので当然といえば当然?

声優は相変わらず微妙だけどソコソコ笑えた。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

番外編の無人島コメディ(お色気多め)

無人島に取り残されるという良くあるパターンのお話ですが、奇をてらった本編より素直に楽しめる分こちらの方がウケが良いと思います。
個人的に香学創ちゃん(CV:月宮みどりさん)が大好きだったので、{netabare} 三角木馬とか拘束責めとかHな目に遭う所があって {/netabare}それだけでこのOVAを買った甲斐がありました。
このアニメはキャラデザが可愛らしいので本当に勿体ない作品だったと思います。EDのSDキャラも可愛い。
同じようなモノで学生黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEADのOVAもオススメです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

62.7 6 アイドルアニメランキング6位
嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい(Webアニメ)

2018年7月14日
★★★★☆ 3.2 (125)
490人が棚に入れました
メイドや アイドル、ナースなどの美女に蔑んだ目を向けられながら、
おパンツを見せてもらうというご褒美シチュエーションが1人称視点で展開される。
全6話のオムニバス形式。

声優・キャラクター
石上静香、佳村はるか、秦佐和子、古賀葵、長野佑紀

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

『誠に遺憾である』

【第一話】“伊東ちとせ”


澄み渡った空には小鳥がさえずり、遠方には美しい鐘の音が鳴っている。西洋風の屋敷内に入ると壁一面の窓からは光が差し込み、美しい調度品を鮮やかに照らしていた。赤い絨毯が敷き詰められた階段を上がりドアを開くと恭しく迎えてくれる女性の姿が。シックなエプロンドレスに赤いリボンとホワイトブリム、肩の辺りで切りそろえた髪、爽やかな印象の緑色をした瞳、少し上向きにこちらを見る背丈。真面目で面倒見がよく後輩からも慕われる彼女は幼い頃から屋敷に勤めるメイドで、いつも微笑みをたたえ冷静に対処し、どんな時も決して笑顔を崩すことはないプロフェショナルだった。

そんな彼女が何故か眉をひそめ体を強張らせ背筋を伸ばし、重ねた手をギュッと握って、取り繕った笑顔を貼り付けている。一息ついて主人を窘めるよう失礼がないよう控えめに、自身に掛けられた言葉を“正気”で“本気”なのかと問う。


正気で、本気だ。

『パンツを見せてもらいたい』 …ただそれだけ。

プライドなんて土下座の勢いで捨ててしまえばいいのだから。

.......

....


かわいい女の子達にパンツを見せてもらうまでのプロセスを描いたショートアニメ、通称「嫌パン」。

第一話、幼いころに家に来たメイドの女の子に脈絡もなくパンツを見せてくれ!と言う主人公?らしき人物。
どういう精神状態なら口説くでもなく迫るでもなく「パンツをみたいんだ!」とそれだけにたどり着くのか
全くもって不可思議だと思います。普段は優しい笑顔をたやさないあの子が嫌な顔をしながらパンツを見せるだけ。

主従を始め頼み込まれた事を断れない関係や相反する行動。SやMなんて大雑把なカテゴライズをしてはいけない。
それではくだらなさを伝えきれません。例えば、人は絶対にやってはいけない事を法や倫理観で定めています。

駅のホームで人を押しちゃ×、ボールを持たない選手もタックルしちゃ×、弾道ミサイルのボタンも押しちゃ×

世間を賑わせる大事件でなくとも「絶対に押すなよ!」なんてスイッチは日常のあちこちに転がっていて、
恋仲でない女性に「君のパンツを見たいんだ」というだけのスイッチは、一瞬にして全てを無くす魔法の言葉。

砂のお城もトランプタワーも崩すことが好きな人が居るように、積み上げたものを一瞬で台無しにする瞬間。
すべてを終わらせればどんな態度を示してくれるのか?落胆、軽蔑、叱責、憐憫、憤怒、唾棄、嫌忌、憂愁
卑しい自分をどんな目で見てくれるんだろう。二人の関係性を一瞬で吹き飛ばすような甘い甘い禁断の果実。


なるほど?そんなアニメなのかもしれない。

メイド、アイドル、シスター、巫女、ナース、女子高生(ん?)各種取り揃えていて、最終回まで見終わった私は、
このラインナップを見た時に気付くべきであったと、本質を見抜けなかったことに落胆します。



いや、、、



ただの属性萌えアニメじゃねーか!!




視聴者の開拓しきった性癖ナメんな!!!(視聴者代表)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

ドMホイホイの入門書(?)にもならない陳腐な出来

この作品は、40原(しまはら)氏の同人誌を原作としたwebアニメ
である。なぜこのような作品を、アニメ化したのか私自身
よく分かってはいないが、5分程度の長さで終わり、尚且つ話数が
短いため必要以上に時間を取らないという理由から視聴することにした。

タイトルに書いてある通りに話が進んでいくため、あらすじは
省かせていただく。内容を把握するのに、検索する手間が
省けたという訳だ。実に合理的だ。

全体を通した感想だが、ドМホイホイ物の中でも特に難易度が低く
そこまで強烈な印象を受けることはなかった。
(当然と言われれば当然だが)
かなり限定的なシチュエーションであるがゆえに、ごくわずかの層
に一定の需要はあるだろうが、熱烈に取り上げる程でもない。
まあ、気晴らしに見るには最適な作品の一つと言える。

この作品は、オムニバス形式で尚且つシミュレーションゲーム
としての側面が強い。ヒロインが主体なため、彼女らの声や表情
にはそれなりに気合が入っている物の
視聴者陣営(ゲームで例えるならばプレイヤー視点)に声が
入っておらず一部のカメラワークで動きが伝わる程度。
後はヒロインの返しで何を言いたいのかがかろうじて分かる位。
(まあ、結局はパンツ見せて欲しいだけなんだけどね)

6話では割と早い段階で話が進んでいくが、1~4話に至っては
前置きがかなり長い。退屈であくびが出そうになる程だ。
人によっては、眠ってしまう可能性も否定できない。
仮に寝ていたとしても誰も気に留めないだろうし。割とどうでもいいか。
まあ、声優は割と頑張っていたように思うのでその点では楽しめたかな?

見終わった後、暇つぶしにドMホイホイについて調べてみたのだが、
かなりの種類が存在することが分かった。
流石に、全てのドM嗜好について述べるつもりはないが、この
嫌パンに関してはドMホイホイの入門にもなれはしない
極めて低級な作品であるということがよく分かった。

ゲームのマリオで例えるとクリボーかノコノコレベル。
要は足で踏みつければ直ぐに倒せるという訳だ。わざわざ
無敵状態になれるスターをとる必要すらない。

(ごり押しではあるが)あえて苦し紛れの擁護をしてみるが、
仮にこの作品が1970年代に発表されていたら、評価は変わっていた
のかもしれない。私ならば、それなりに目新しさを感じただろう。
今のようにインターネットが発達し、情報があふれかえる現代では
ねえ…。どこかの海賊ならばこの作品を見た瞬間敗北者と評するであろう。

ぶっちゃけ、これよりも癖の強いドMホイホイ物は沢山あるので
そういったものを求める方は別の作品を見るべきだ。
というかこんな出来で満足するドMの方々は存在するのだろうか。
1割にも満たない気がする。多分いないだろう。
私からも特には勧めない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

一期一会。

【概要】

アニメーション制作:UWAN PICTURES
2018年7月14日 - 8月18日に“ニコニコ動画”で週1話配信された全6話のwebアニメ。合計28分。
原作はイラストレーターの40原氏による同人誌で、コミックとらのあなによるアニメ化企画。

監督は、深瀬沙哉。

【作品の解説】

各パートで男性視点から女の子とマンツーマンで会話して、『パンツ見せて』とお願いして、
それまで好意的態度だった女の子から豹変した侮蔑の眼差しで罵られながら、
パンツを拝見するという、ただそれだけの話。

【感想】

フェティシズムも細分化されていて、特定の性癖を持った層への需要を満たすアニメですね。
エロスのみを求めるには18歳以上になって、
未成年者が鑑賞禁止なゲームや映像や薄い本を買えばいいわけですし、
このアニメに求められるは、イメクラ的なシチュエーションプレイ。

これが良いかどうかは視聴者がオムニバス形式で、
それぞれ違う“おパンツを見たい変態男”になった気分で、
女性キャラに罵られ関係が壊れていく顛末に快感が刺激されていくかどうか。

このアニメで最も重要なのは、“おパンツ”ではなく会話テキストの充実ですね。
個人的には最初のメイドさんとのプレイには、
他に無いアニメということで新鮮味が感じられたものの、
アイドル、シスター、巫女さん、ナースと続いていく中で、
二人目から飽きが来て、どうでもよくなったかな。
本職で無いコスプレカタログでの、ただのプレイ感が強過ぎというか、
特にシスターと巫女さんとの会話にリアリティ無さすぎ。もともとリアルが無いアニメですけどね。
単に企画が珍しいというだけで、作品としての中身があるわけでも無い。
ただのショートアニメに色々求めても意味は無いですけどね。

最後の女子高生もリアルではまず、お目にかかれないシチュエーションなんですが、
教室風景という普遍性で違和感が緩和出てきたということで、他の話より良かったかもです。

まあ、はっきり言ってしまいますと、キャラ使い捨ての消費型アニメでは情が移るわけは無し。
とってつけたようなシチュエーションと、ご褒美エロス だけではリピーター化には厳しいかな?と。
軽い作品には、ぱーっと流し見で一時的な快楽を得られればそれでOKで、
制作側も、あんまり求めてないでしょうね。


特に書きたいこともないので、このへんで感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 40

61.8 7 アイドルアニメランキング7位
超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN[ラバーズアゲイン](OVA)

1992年5月21日
★★★★☆ 3.3 (91)
397人が棚に入れました
地球人とゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊との決戦後、地球人とゼントラーディは和解し共存の道を歩み始めた。地球は幾度と無く異星人の脅威にさらされたが、そのたびに可変戦闘機と歌の力で切り抜けてきた。そして80年の月日が流れた。2090年代。太陽系、木星軌道上に異星人とおぼしき未確認艦隊がデフォールドしてくる。地球統合軍は敵をはぐれゼントラーディ艦隊と認識し、歌によるカルチャーショックを与えるべく「オペレーションミンメイ(「ミンメイディフェンス」)をもって迎え撃つ。しかし歌攻撃は全く通用しないどころか、敵艦隊からも歌が発せられると敵の攻撃は激しさを増し、ミンメイディフェンスは崩され統合軍は敗北する。その戦場を取材中だったTVレポーター神崎ヒビキは、敵艦内で歌巫女イシュタルを救助し、地球へ連れて帰る。また、ヒビキは戦場の記録映像も持ち帰ったが、統合軍の検閲によって統合軍が勝利したかのように報道されてしまう。イシュタルは地球の郊外にそびえ立つマクロスを、伝説に残る「アルスの船」では無いかと考える。その後、敵の船に捕らわれたヒビキは、新たな敵「マルドゥーク軍」が戦いの歌でゼントラーディ兵を操り、従えてきた異星人だったことを知る。ヒビキが統合軍の女性パイロットシルビー・ジーナとともに奔走する一方、地球の文化に触れたイシュタルは戦いを止めるべく、戦場へ愛の歌を捧げるのだった。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

初代マクロス放送10周年記念OVA。但しシナリオは薄味。

『超時空要塞マクロス』(初代マクロス、1982-83年)の放送10周年を記念して、当時盛んだったOVAビジネスの一環として制作・販売された作品だそうです。

但し、『初代マクロス』の監督を務めた石黒昇氏、シリーズ構成を担当した松崎健一氏、さらに劇場版『愛・おぼえていますか』で石黒氏と共同監督を務め、以降のマクロス・シリーズの制作を主導していくことになる河森正治氏の3氏はいずれも本作の制作に携わっておらず、わずかにキャラクター・デザインが『初代』と同じく美樹本晴彦氏だったことと、シリーズ構成および脚本の一部を『初代』の脚本の1/3程を担当した富田裕弘氏が担当していること、が共通しています。

そして、肝心のシナリオの方は、『初代マクロス』(西暦2009-10年)から80年後(西暦2090年)、地球統合政府と新たな異星人マルドゥークとの星間戦争とその結末を描いていますが、『初代』のキャラクターは一切登場せず、ただ異星人の攻撃を受けた際に、彼らの戦闘意欲を喪失させるため“ミンメイ・ディフェンス”という『初代』に描かれた“ミンメイ・アタック”を応用した「防御戦術」が採用されている点が『初代』との主な繋がりです。

・・・で、見終わっての率直な感想ですが、

美樹本氏の特徴的なキャラクター・デザイン以外は、ほとんど何も記憶に残らない、取り立てて良い印象も悪い印象もない作品

・・・というものでした。
たまたま、本OVAのEDの1つが「de・ja・vu〜そばにいて」という題名なので、例えていうなら、あの『STEINS;GATE(旧作)』のヒットを受けて制作された『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』みたいな作品、ということでしょうか(※人気を博したTV本編の名声を汚さないように、その雰囲気だけを借りて、さほど予算をかけずに新たに誂(あつら)えた内容の余りない作品、という意味)。

但し、『初代』から10年も経過しているのに、本OVAの売上実績は大したものだったそうで、制作者達に改めて、『初代マクロス』の人気の根強さを強く印象づけ、その具体的な結果として、『初代』の正統な続編となる『マクロス7』、および外伝的OVA『マクロス・プラス』(ともに1994年)両作の制作に繋がったそうです。

《まとめ》
マクロス・シリーズの他の作品とはほとんど繋がっていない作品であり、内容も薄いので、同シリーズをひと通り見終わった人が、“ついでに”見てみる程度の優先順位で十分です。
あと『初代マクロス』の美樹本氏のキャラクターデザインが好きな人、それから、富田祐弘氏のファンで同氏のシリーズ構成作品に関心がある人にはお薦めかも。


◆制作情報
{netabare}
監督         八谷賢一
シリーズ構成     富田祐弘
脚本         富田祐弘、中村学、有井絵武
キャラクターデザイン 美樹本晴彦
メカニックデザイン  藤田一己、阿久津潤一、奥田淳、大畑晃一、福地仁
音楽         鷺巣詩郎
アニメーション制作  AIC、オニロ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========= 超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN (1992年5-11月) =======
{netabare}
第1話 コンタクト ★ 神崎ヒビキ(芸能レポーター)の戦場取材、崩れるミンメイ・ディフェンス(敵の歌姫)、歌姫確保、デニス(カメラマン)死亡
第2話 イシュタル ★ マルドゥーク軍の歌巫女(イミュレーター)、隠ぺい報道、文化への目覚め
第3話 フェスティバル ☆ マクロス潜入、伝説のアルスの船、ウェンディー・ライダー公演、ヒビキ囚わる
第4話 マルドゥーク ディスオーダ ☆ シルヴィのヒビキ救出、イシュタルの望み
第5話 ステーション・ブレーク ☆ イングスの地球殲滅命令
第6話 シング・アロング ☆ マクロス起動、アルスの船の真の力{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5


OP 「2億年前のように静かだね」
ED 「de・ja・vu〜そばにいて」、「約束」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
ネタバレ

Robbie さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

久しぶりに視聴してみた感想

数年前視聴した時よりは楽しめた。
また、TV版Δよりは全然出来が良いと感じた。

まずこの作品、単純に出来があまり良くないのと河森正治が関わっていないため何かと不遇で公式からも全然プッシュされていないためマクロスのアニメ作品中ではぶっちぎりで影が薄い。
確か当時はプラスよりOVAは売れていたのだが完成度はプラスの方が全然高いため現在の知名度はかなり差を付けられている。
あの完成度の低いΔでさえ開始前の期待、ワルキューレの歌やライブ、最近の他のアニメ作品よりは円盤も売れている点からは評価はともかくとして商業的には成功しており知名度もある。
ゼロにに関しては大ヒット作のF(TV版)にストーリーが大きく関わるため救いようがある。
しかし、この作品を観て感じたのだがもう少しこの作品を公式は宣伝しても良いと思う。
大人の事情ならしょうがないが流石にこれでは勿体ないと感じた。
何故ならイシュタル役である笠原弘子さんの歌が本当に素晴らしいからだ。
自分はイシュタルとして歌ってない笠原弘子さんの歌もよく聴くのだがそれらも非常に聴いていて心地良い。
やはりマクロスシリーズは何だかんだ言って商業的には曲が1番の武器である作品群のため非常に惜しいと思う。

かなり長くなったが作品のレビューだが音楽面は素晴らしかった。
上記に記載した通り笠原弘子さんの歌が素晴らしいのは勿論だが作中のBGMも優れていたと思う。
この作品、作中のBGMの使い方がかなり独特でかなり頻繁にBGMが入れ替わっていた。
ただ、それでも違和感が無くしっかりとそのシーンに合った曲を使っており非常に臨場感があった。
そして、以下がほぼ批判になる。
まず、ストーリーとキャラに関してだ。
ロボットアニメなのに主人公がジャーナリストで戦わなかったり男性が主人公の作品なのに女性のメインヒロインが主人公サイドのエースだったりと設定は斬新で面白い。
しかし、心理描写がダメダメで後半、{netabare} 結局、主人公はシルビー(初代の未沙ポジ)と結ばれるのだが何故結ばれたのかが理解不能。終盤、駆け足気味のため強引にくっ付けたようにしか感じない。
{/netabare}
また、これも後半なのだが
{netabare} 主人公が戦争に対して涙を流すのだが彼と関わった人間は1人しか死んでいないし家族に関しては作中で描かれていなかったため涙を流している理由が分からないため疑問しか無かった。{/netabare}
それとこの作品は展開は初代マクロスに近いのだが内容は初代マクロスに対する冒涜とも捉えられるため初代マクロスの大ファンからすると印象はあまり良くない。
初代マクロスの冒涜というのは{netabare} 歌が人間の本当の文化でないという意味合いのメッセージが伝わったからなのだが結局ラストはイシュタルの歌で物語が解決したようなものなので単純に矛盾しているし物語やキャラの発言が共に薄っぺらく感じる 。{/netabare}
声優に関してだが主人公は演技に面白味がなくただ下手なだけでダメダメだと感じた。
他は概ね満足だが主人公の声優によってここまで自分の中で評価が低くなった。
作画はキャラの絵は良いのだが戦闘シーンが微妙。
バルキリーはスピード感が無くもっさりしているように見える。
マクロスシリーズはスピーディーな戦闘シーンも魅力の1つのため残念。
また、所々ファイター形態が手抜きだと感じるシーンも見受けられOVAなのだからもう少し力を入れて欲しいと感じた。

1回目観た時よりは印象は良くなったが優れていない作品であることは間違いない。
しかし、上記の通りイシュタル役の笠原弘子さんの歌は一級品のためもう少し公式はこの作品を持ち上げて欲しいものだ。
この作品の完成度の低さがイシュタルを潰していると感じると残念だ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

マクロスの新たな方向性を模索したOVA

マクロスファンからはそっぽを向かれている感のあるこのマクロスⅡですが、
個人的には八谷監督なりのマクロスの解釈が表れていて面白いと思いました。


敵自身も歌を持ち、歌と歌の戦いになる。
その中で地球側の人間やイシュタルが、歌は単なる戦いの道具ではないと気づき始め、心を込めた歌に目覚める。

主人公のヒビキが報道レポーターということで、初代でいえばカイフンのような軍に対するもしくは戦争に対するアンチテーゼになっているのが面白いと思います。
・・・が、そのせいで主人公なのに戦場で活躍できないのは痛手だったようにも思います。


でもこれ主役はイシュタルですもんね。イシュタルが恋を知り、歌を知り、文化を理解していく過程は初代の流れを見ているようで面白いです。

初代のミンメイアタックを応用したミンメイディフェンスのアイデアなんかも面白いと感じます。


マクロスⅡって本当に曲に恵まれている印象です。

何と言ってもまずOP「二億年前のように静かだね」。このTVバージョンのイントロは秀逸でしょう。
計器の機動する音?なんでしょうか、エンジン音の唸りみたいで聴く度に興奮します。
映像も色々演出がダイナミックで、OVAらしい大判振舞いです。


その他挿入歌も何曲か
{netabare}
「恋のバナナムーン」は正にアイドルソングという感じで恋する少女の心情を情熱的に歌い上げた良曲です。


「バルキリーで誘って」はあえて一昔前のセンスな辺りが一味違います。
初代の「私の彼はパイロット」のようなマクロスらしさが出ていて面白い曲です。
マクロス7内でも劇中歌として使われていたので、知っている人は知っているのではないのかと思います。


「今は友達」はゆっくりとした、じんわりと心に響く優しい曲です。
この曲も同じくマクロス7でジャミングバーズが使用していた・・・はずですがあまり印象にありません(笑)



そして最終話の挿入歌「もういちど Love You」。
これは初代でいうところの「愛おぼえていますか」級の名曲です。全てを愛しみ包み込むような感動的な曲。
イシュタルの儚い恋心を表していて、正にマクロスⅡの全てが詰まっています。
{/netabare}

個人的に一番好きな曲は「もういちど Love You」です。
この曲が本編で流れる瞬間は鳥肌ものです。歌と戦争、マクロスのテーマを象徴するシーンですね。



全6話で毎回息をつかせぬ展開がなされるので、あっという間に見終えてしまいました。
後半3話は一気に引き込まれること間違いなしです。

初の続編ということで、どこを変えるかどこを継承するか苦心した名残が見られます。
マルドゥーク、イミュレーターなど、新しい試みはマクロスの世界にマッチしていて素晴らしいと思うんですが、三角関係とロボットの不出来が足を引っ張ってしまった感じ。


マクロスにおける歌の概念を追及した、マクロス史を語るうえでは避けて通れない作品だと思っています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

59.3 8 アイドルアニメランキング8位
いちご100% OVA(OVA)

2005年6月20日
★★★★☆ 3.4 (72)
361人が棚に入れました
アニメ本編より、ドタバタ・コメディ色が強い。1・2巻は原作のエピソードを多少参考にして作られているが、3・4巻はコミック及びテレビアニメのいずれとも違うオリジナルのストーリーである。またアニメ版では、ちなみとこずえはこちらが初登場となる。2005年6月から、リバプールより全4巻がコンビニ限定で発売された。各巻にはそれぞれ、メインヒロイン4人の声を演じた声優のインタビュー映像が特典として収録されている。

ストン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作連載中の放映だったから尻切れトンボだが、良作です。

この作品は、
いわゆる少年誌(男性誌)向けのハーレムアニメであり、
主人公を、4人のメインヒロイン+3人のサブヒロインが大好きになる
というものです。

主人公 真中(中心、真ん中)
ヒロイン 東城、西野、南戸、北大路(東西南北)
サブヒロイン 外村、端本、向井(外、端っこ、向かい)

話は真中が中学3年生の時から始まります。

真中
外見も平凡、学業も運動もそこそこだが、
映画に対する熱意と、努力家であり、人に優しいという特徴がある。

東城
いわゆる典型的な少年誌ヒロイン要素満載の王道キャラ
(きまオレで言うと鮎川的な位置?)
黒髪ロング、巨乳、内気、ドジっ子、三つ編み眼鏡を外すと美人、性格良い、成績優秀
と、相当な属性を持っている。
いちごパンツ1号。

西野
いわゆる王道ヒロインに対する対極的なキャラ
(きまオレで言うとひかるちゃん的な位置?)
栗色ショートカット、貧乳、アイドル、サバサバしててボーイッシュ、明るい
という属性を持つ。
いちごパンツ2号。

北大路
いわゆるメインヒロインに対する当て馬キャラ
長身、巨乳、ポニーテール、エロイ、社交的、料理上手、バカ、積極的
という属性を持つ。
いちごパンツ3号。

南戸
ロリ担当。
年下、幼馴染、同居、寝相が悪くてすぐ服を脱ぐ
という属性を持つ。

さて、この4人の中で私的には北大路が一番のお気に入り。
大人になった今、結婚相手として一番ふさわしいと思う相手です。
東城や西野よりも円満な課程を築くことができそうだと思います。

んで、アニメの内容ですが、
このアニメは原作がまだ連載中であったため、
高校2年生の夏で結末が曖昧なまま終わってしまいます。
アニメで勝手に誰かとくっつけて終わるとかじゃなく、
原作に配慮した制作なんだろうな、とは思います。

原作の方は、全19巻まであるんですが、
1~15巻まではハッキリ言ってただのハーレム萌え萌え漫画。
16巻からいちご100%という漫画の神っぷりが全開になります。
TVアニメでは、10巻くらいのところで終わってますが。。。
16巻から19巻は正直、鳥肌モノです。

情けない話ですが、
少年誌の恋愛漫画で泣きそうになったのは
アイズといちご100%だけです。


アニメの方は、声優もしっかりしていて、
精神的に疲れることもなく、ほのぼのと萌えられると思います。
このアニメを見て興味をもった方は原作漫画をおすすめします。

原作漫画の方では、衝撃のラストを迎えるのですが、
いっそのこと、OVAとして、
4人の内それぞれを選んだバージョンのラストを、
作者監修の上で作ってもらえたらファンとしては最高の贅沢かと。

いや、それだと原作の感動が薄れるのか、むむ、悩ましい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

新キャラが二人も登場とかw

*ジャンル
ラブコメ、ハーレム

*感想

夜霧の嵐泉祭編
文化祭前日と当日の話。

{netabare}あのメンバーは
みんな可愛いんだということが分かった。
まなか、羨ましい…

OVAでまさかの新キャラ登場!笑

なかなかエッチだった。
本当にあんなことになったらドキドキだね笑{/netabare}


桜海学園エクソダス編
まなかがおうみ学園に侵入する話。

{netabare}完璧に不法侵入!
犯罪だね笑
よく捕まらなかったな〜

やっぱり、西野かわいい!!
可愛すぎるよ!
まなか、羨ましすぎだ

EDも西野ですごくいい感じだった{/netabare}


さわやかペンションクライシス〜オーナーに気をつけろ!編
住み込みアルバイトをする話。

{netabare}また、新しいキャラ登場??
今回のは、本当にありそうで怖い…
確実に犯罪。

EDは唯ちゃん!{/netabare}


こころ変わりは突然に!?編
女子たちの性格が変わる話。

{netabare}よくわからん展開だった。
いまいち…

EDはさつき。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

何時の時代も・・男子の夢は・・

夜霧の嵐泉祭編-
桜海学園エクソダス編-
さわやかペンションクライシス~オーナーに気をつけろ!編
最終話 いちご100% -こころ変わりは突然に!?編-

TV放送版よりドタバタ賑やかな感じでラキスケやにやにやが
多い感じかな?特に学祭ネタは如何にも男子の夢パターン?
ペンションネタもベタでテコテでちょいエロ系コス有り?
絵が古いし演出も一世代前って感じなので正直微妙かな・・
ただ・・未だに王道の鉄板パターンもあるので笑えるかも?
ちょいあまでにやにやで。


真中淳平(鈴村健一)
東城 綾(能登麻美子)
西野つかさ(豊口めぐみ)

北大路さつき(小林沙苗)
南戸 唯(水樹奈々)
小宮山力也(高木渉)
大草(近藤隆)
外村ヒロシ(うえだゆうじ)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

62.7 9 アイドルアニメランキング9位
ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて(OVA)

2002年8月3日
★★★★☆ 3.5 (89)
343人が棚に入れました
『The Soul Taker ~魂狩~』からのスピンオフ作品であり、DVD版映像特典として作られた短編連作「こむぎ大作戦」を原型としている。内容はいわゆる魔女っ子アニメのパロディ。
地球とは別次元にあるわくちん界で破壊ウイルスあんぐら~が脱走、次元を越えて地球へとやってきた。
それを追ってやってきたムギまるに地球の未来を託されたコスプレアイドル小麦ちゃん。アイドル生活と学校生活だけでも忙しいのに、それに加えて魔法少女としての活動もやらねばならず大変なことに…。

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

貧乳を馬鹿にするのは良くないと思うの

The Soul Taker 〜魂狩〜のスピンオフ作品。

桃井はるこの声が少し若い。そして、最初のほう少し下手?
大谷育江さんも良き

武元康弘さんがコンテ・演出してたんだなあ。

タツノコプロ制作だからかヤッターマンやらガッチャマンやらカオスな感じに。
ちょい古めなギャグ満載の魔法少女ギャグアニメ

若い世代に刺さらなそうなギャグだけど、アニメ史や昭和晩期や平成初期の歴史を勉強するとわかる。
時代のせいもあるけど貧乳は正義だからね。馬鹿にしないでほしいの。
希少価値高いしね。好きだなあ。


OP
愛のメディスン 桃井はるこ
ED
オトメの魔法でポンデ・ケ・ワ 桃井はるこ
Pasera 国分寺こより(大谷育江)
three 中原小麦(桃井はるこ)
挿入歌
こむぎ気分でろっくんロール 桃井はるこ
勝利だ!ビッグ・サイトロン 串田アキラ
くっしーがしれっと魔法少女系のアニメで歌うのよくあるけど、やっぱシュール。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
中原小麦は弱小芸能プロダクションに所属するコスプレアイドル。彼女はわくちん界からやってきたムギまるに渡された魔法のバトンで、魔法少女まじかるナース小麦に変身。人間界で騒動を起こすウイルスの親玉あんぐら~を捕えるため、その手先であるまじかるメイドこよりと、街中を巻き込む大迷惑バトルを繰り広げる。


KARTE.1 激突! 小麦VSひっきー・アキハバラ最大の戦い!
秋葉原で開催される「AKIBA博」に出演が決まった新人コスプレアイドル・中原小麦。その格好は、イロモノ丸出しの着ぐるみコス…。そんな時、破壊ウイルス「あんぐら~」の悪のウイルスに襲われた秋葉原の人々がモンスターになってしまった。そこで、小麦は“もう一つの顔”であるまじかるナース小麦に変身するが…。

KARTE.2 恐怖! メイド魔法少女降臨・お台場頂上決戦!
お台場「コミックマーケット」会場にイベント出演でやってきた小麦は、マネージャー・壬生シローの目を逃れて場内を見て回っていた。その中で、ウイルスに侵された人々による異様な光景を目撃した小麦は、急いでまじかるナース小麦に変身する。そんな彼女の前に、まじかるメイドこよりが立ちはだかるが…。

KARTE.2.5 閑話休題すぺしゃる ~再び祭りの予感でワッショイ!~
お台場で開催されているアイドルイベント「夢工房2003」で、小麦たち弱小芸能事務所「キリプロ」の面々はコスプレ喫茶を開いていた。そこでウエイトレスとして頑張る小麦の落ち着きのない1日を描いたショートストーリー。そのほか、小麦や京介、そしてマジ!?が~るずが歌うミュージッククリップ3曲を収録。

KARTE.3 マジッ! 小麦ちゃんは2度3度死ぬ!?・戦慄の狂い咲き伊豆伊東ロード!
ある朝、トラックにひかれて亡くなってしまった小麦。だが、自分の墓参りが行われている時にキリプロの仲間たちの冷たい反応を見た小麦は、自縛霊となって彼女たちに復讐を誓う。一方、そのことを知らないまじかるメイドこよりは、総地球ウイルス化計画のために新たなカオスフィールドを探すべく行動を開始していて…。

KARTE.4 魁! 嵐を呼ぶアニメスタジオ・水道橋大爆破!?
女子プロレスと小麦のコラボレーション企画「マッスルキューティ小麦ちゃん」がアニメ化することになった。その打ち合わせのため、アニメ制作会社「タケノコプロ」に乗り込む小麦。だが紆余曲折の末、初公開される「魁!マッスルキューティ小麦ちゃんドキューン」の上映イベント会場に、まじかるメイドこよりが現れて…。

KARTE.5 めぐりあい きた
巷を騒がす集団失踪事件の中、失踪した京介とこよりだけを心配する小麦。京介たちの行方を探していた小麦は、彼らをあんぐら~とは別の何かが、とある場所に集めていることを知り、さっそくその場所に向かう。そんな彼女の前に現れた謎の美女・コマチの催眠術によって、小麦は夢の世界に閉じ込められてしまい…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

邪道魔法少女3部作の一角を成す作品・・・これはこれで有りだと思います♪

2016年の冬アニメで放送される「ナースウィッチ小麦ちゃんR」の視聴に向けた下準備として本作品を視聴しました。
その下準備として、本編である「The Soul Taker 〜魂狩〜」も視聴しましたが、視聴して正解だったと思います。
本編のキャラの立ち位置を知ってこの作品を見ると、それだけでもニヤリとしてしまいそうな設定が盛り込まれています^^

このレビューの視聴に先立ちwikiをチラ見しましたが、この作品は「邪道魔法少女」の1作目として位置付けられているそうです。
既存の魔法少女アニメのパロディ化とハチャメチャな展開が特徴との事ですが、この愛称で親しまれたのはアニメの放送当時・・・という事なのでしょうか^^;?
例えばミルキィホームズなど今ではありそうなジャンルだと思うのですが・・・^^;

タイトルにもなっている通り、この作品の主人公は小麦ちゃん・・・高校生とアイドルと魔法少女の3役をこなす事を目標としつつ、実際にはグダグダ・・・という感じです^^;
そして周囲を固めているのは「ソウルテイカー」の登場人物達なのですが・・・この作品では本編の敵味方が入り乱れているので、それだけでも一見の価値があると思います。

そして物語の方ですが・・・小麦ちゃんは魔法少女として、悪と闘うシーンがたくさん描かれているのですが、アニメーション制作がタツノコプロである事を最大限に活かしたパロによる闘いの方にどうしても目を奪われてしまいました^^;

「あれ・・・この紐でぐるぐる巻きに縛られて変身するのってあれだよね^^」
「小麦ちゃん・・・「バード ゴー!」ってまんまじゃん^^」
登場する往年の懐かしいキャラはこれだけではありません^^
何回目の再放送かわ分かりませんが、小さい頃に胸を躍らせてくれたキャラの登場は懐かしさと嬉しさで胸が一杯になりました^^

それと本編からある意味大きく変わっているのが、「ソウルテイカー」の主人公だった伊達京介です。
小麦ちゃんの視点が相当盛られているのが理由かもしれませんが、やたら爽やかなんですよね^^
決して格好悪いキャラではありませんでしたが、本編ではもう少し闇の部分が前面に出ていたと思います。でもそんなのは綺麗さっぱり無くなって爽やか2枚目アイドルとして本作品に登場するのです。
お約束ですが、相当格好良いのでモテモテです・・・
あ、そういう意味からすると、京介が本編より劣化した点は色々と鈍くなった・・・というところでしょうか^^;
見方を変えればそれはそれで王道なのが少し癪ですけれど・・・^^;

それと、年頃の女の子が多く登場するせいか、「胸の大きさ」に関する話題には事欠きませんでしたね^^;
小麦ちゃん・・・この話題になると直ぐにブチ切れてしまいますが、大きさだけが問題じゃ無く似合っていれば良いと思いますよ♪

OVA全6作で構成された作品でした。
最初の2話までは京アニさんも制作に加わっていたようですが・・・どうしちゃったんでしょうね^^;?
でも小麦ちゃんの底抜けの明るさには元気を分けて貰える気がします。
引き続き「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルてZ」を視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

大体2002年頃の地下オタク世界を徘徊した〝邪道魔法少女″

派生元の『ソウルテイカー』は未見。

某巨大掲示板、コミケ、
制作陣の一角・タツノコの過去作のパロディ……。

深夜アニメ以上の無礼講。OVAの闇世界にて、
21世紀初頭の東京オタク社会を活写した魔法少女アニメ。

〝邪道魔法少女″を自称していますが、
道と側溝の区別も曖昧な落武者である尊氏には、
邪道だの正道だの、よく分かりませんw

とはいえ、私の知っている魔法少女物は、
{netabare} 巨大合体ロボで特攻{/netabare}したり、{netabare}テックセッター{/netabare}したりはしないので、
本作はやはり、邪道を突き進んでいるのでしょうw


これが単なるネタアニメに留まっていれば、
敢えて語り継ぐ必要もありませんw

ですが、その深い闇に惹かれたのか、本作には、
タツノコの他に、ゲストとして京都アニメーションなど業界の雄が次々と悪乗りw
それが原因なのか、このアニメ、作画など妙にレベルが高い(苦笑)

内容もアニメ業界の本音、潜在意識が投影されたのか、
やたら予言書めいており不気味ですw

例えば{netabare} アイドル、アニメ業界の裏側、パロディ……。{/netabare}
いずれもその後、ヒットアニメとして具現化しており、
本作は業界のその後を示唆していると、
強引に解釈できないこともありませんw


KARTE2.5では、{netabare} アニメーション音楽PV乱発で露骨な尺稼ぎw
京アニが後に音楽アニメでホームランを放つための素振りも万全ですw

さらにProductionI.G などに至っては勢い余って、
ハイクオリティなAMVを、なんとフルで制作w
……放課後ティータイムだってフルでMV作ってもらったことないのにw{/netabare}


制作に関わった東芝系列会社を反映した世界のTOSHIBAのロゴ。
移転間もないフジテレビのお台場新社屋。
など邪道の中でも、多少は良心が光ることもあります。

ですが、東芝やフジのその後の凋落を受けた上で観ると、
それすらもカオスですw


もしも本作が、カンブリア爆発の只中にある今の深夜アニメに降臨したら、
どんなオタク世界の闇を暴き出すのだろう……。
毒をぶちまけるのは、掲示板より今の時代だとむしろSNS辺りなのでしょうかw

それとも『なのは』『まどマギ』など、後の魔法少女たちの奮戦に便乗し、
素知らぬ顔で王道を歩むのでしょうかw

本作の貧乳萌え文化に頭を侵食されながら、
そんな妄想に耽り、首を回していたら、
なんと2016年冬に本シリーズの新作TVアニメ放送のお知らせがw

な……なんだってぇぇぇぇ~~(((((((( ;゚Д゚))))))))

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

66.5 10 アイドルアニメランキング10位
KEY THE METAL IDOL(OVA)

1994年12月16日
★★★★☆ 3.7 (67)
324人が棚に入れました
 科学者の娘をモデルに作られたキィが人間になるためにアイドルを目指す長編OVA。「うる星やつら」をてがけたスタジオぴえろが制作に携わっている。ロボットであるキィは3万人のファンを得ると人間になれると聞く。東京で再会した親友の厨川さくらと共に同居していたが、彼女の不思議な力に宗教団体やプロデューサーなど多数の人が惹きつけられていく…。
ネタバレ

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

感想垂れ流し

【よそ向けの紹介】
説明や紹介は少し難しいアニメ。アイドル物であるがアイドル物と聞いて想像する作品とは少し趣が違う。
あらすじをいうなら、機械仕掛けで感情がない所謂電波系の少女キイが田舎から上京し、大勢の人の思いを一心に集めるアイドルを目指す話。舞台は現代だが、影で軍事用ロボットを研究する機関との抗争が絡みSFチックである。
アイドル物とは言っても明るい青春成長物語ではないし、主人公が歌やダンスの練習をするシーンなど一切出てこない。伝奇、サスペンス、といった要素が強く、話を一貫するトーンはやや重く、暗い。エヴァに近い時代の作品ということもあり、歌や"アイドル"という媒介を通してのセカイ系的な部分もある。
パーフェクトブルーやlainなどと比べるとどこか薄っぺらな部分がありB級エンターテイメントな感は否めないが、何か作り手の野心、エネルギーのようなものは感じる。

少し重めの90年代伝奇エンターテイメントを見たいのであればオススメする。
個人的には結構気に入った。

【総評】
最初の1,2話くらいでは30000人の友達を作るだとか、アイドルを目指すというような目標設定が目につき、面白くなるだろうとはあまり思えませんでした。というのも私には30000人の友達を作るなどというのは一般的な価値観から行ってあからさまに無意味でバカバカしいことに思えました。それに私は少しひねくれているので、アイドルをひた向きに目指す過程で機械仕掛けの感情のない少女が心を取り戻していく、というような純粋な話にはおそらくついていけないと感じました。
しかし3話以降これは"アイドルを目指す"とは言ったものの人間的成長なんてものはあまり考えておらず、伝奇やサスペンスなどの要素がより強い作品なのだと理解し、そういった要素と、"アイドル"の不思議な取り合わせから、作品が好きになっていきました。
物語の進行については論理的に脆弱な部分が多くあり、話に出てくる要素は、チンピラ、新興宗教や超能力、影で悪質な軍事研究をする大企業といったありきたりなもので、終盤明かされる設定も奇抜なものではなくB級作品に留まるとは思いますが、全体を漂う雰囲気や個々のキャラクタは割と好きでした。
特にツルギは私が好きなタイプのキチガイキャラで見ていて気持ちよかったですし、終盤のミホとのやりとりの場面はこの作品の白眉だと思います。ただし私にとってこの作品の最高潮はそこの場面で終わり、逆に14話後半以降の終盤は大して面白みを感じられませんでした。
{netabare} トモヨとタタキの長舌設定語りは、「人形を操る祭事の歓楽ための巫女」という設定だけは面白かったものの基本的には面白みがなく、その後のサクラ奪還をして失敗をする流れはとってつけたクライマックスのようで何の面白みも感じられませんでした。{/netabare}それでも最終話の最後{netabare}のライブ{/netabare}の場面は、{netabare}少し荒っぽいものの、パプリカのような現実と虚構の混濁、舞台演出と現実ドラマの混濁が心地よく、{/netabare}そこそこ良い余韻でした。{netabare}最後ミホの病室を訪れるシーンはパーフェクトブルーでミマが精神病院を訪ねるシーンが思い出されました。考えてみればこのアニメの完結が1997年6月、パーフェクトブルーの初公開が同年7月であり、両者は全く同時代の作品です。{/netabare}
この辺の時代のアニメは好きですが正直あまりたくさんの作品を知っている訳ではないのでもう少し色々見てみようかなと思いました。(今のアニメを追うのには少し疲れてしまいました。)



以下自省的内容
{netabare}
【時代の好みについて】
私は汚さ、醜さの中にあるある種の美しさというものが結構好きです。スプラッタのような鮮烈なグロテスクではなくてもっとぎこちなくて人肌の温度のグロテスクが好きです。ぎこちなくてしどろもどろで言葉数の少ない感情表現が好きです。押井守ほど恣意的でない限りは物語が停滞していくのも好きです。陰気なオタク界隈においてもなおさら陰気なものが好きです。特に陰気だけれど何か素直で素朴なものが好きです。
そういう点において19990年代から2000年代のアニメが僕は好きなんだと思います。アニメは時代に憑かれる生き物であの時代のアニメはあの時代にしかなく、今のアニメもまた今の時代にしかありません、それは少し寂しいです。自分はその時代をリアルタイムで追っていた人間ではないので少し羨ましくもあります。

【電波系少女】
電波系、という言葉はもう廃れてしまいましたね。それだけ電波もネットもありふれたものになりました。神秘的な女性、というモチーフ自体は大昔から物語では定番であったように思います。得体の知れない美女への憧憬、というのは例えば高野聖だとか、竹取物語なんかがそうですし、海外の小説でも気の触れた妖精に対する恋、というのは定番の一つでありました。
異性に対する未知がそういうフェチズムを産むのでしょうか。
奇妙な言動を白痴の愛嬌や愚鈍さの象徴としてではなくて、底の知れなさや得体の知れなさを表すものとして使うのは私は好きです。


【オカルトする科学】
オカルトや都市伝説、正体の見えない噂話、といったものも20世紀末を表すキーワードだと思います。
都会のネオンと科学の発展が多くを光の元に晒していく中で、残る闇の存在感はむしろ際立ちました。また、急速に進む科学の発展自体が怪物のように見えたのかも知れません。
そのような恐れも今はほとんど駆逐されました。
科学の中に潜む病魔は原子力の問題や環境問題といったふうに明確に形を持ちました。
人は科学や機械に慣れ、溶け込みいちいちそれをそれと認識することをしなくなりました。都会のギラギラしたネオンはもっと優しげで無垢な顔をした明かりに取り替えられました。

現在ではテクノロジーはよりスマートな形へと変容を続けていますが、この時代には科学の進歩はもっと巨大で大きな力を持ち未知でグロテスクなものと表現されていました。

肥大した機械・テクノロジーが血肉をまといグロテスクに行進する、というのはこの時代の一つの信仰だと思います。
有機的な人型ロボット兵器というものはあまりに使い古されてしまい食傷気味ですが。
ぎこちなく人形じみた滑稽な振る舞いをより強調するとより面白かったようにも思います。

【アイドルファンクラブ会長】
このアニメで不思議と感じた点の一つがアイドルファンクラブ会長のタタキのキャラクター造形です。彼は私のアイドルファンクラブの会長という肩書きから生じるイメージとはまるで違う健康的な好青年として描かれます。実際のアイドル界隈のことなどまるで知らないのでわからないけど、そういうキャラクタをここに持ってきたのは少し面白かったです。そもそも女性アイドルというもののイメージが世代的に自分だと橋本環奈とかAKBとかくらいしかないので、ここで描かれるクールビューティで貪欲に成長した逞しい大人のアーティスト、というアイドル像は私にとっては到底持ち得ないものであり不思議に思えました。


【メモがわりの箇条書き批評】
{netabare}
・好きな点
-戦闘用ロボットがフィーチャーされながら戦闘の要素を抑えている。
-ツルギとかいうキチガイ枠を用意しており、見ていて気持ちがいい。
-サクラとタタキの所謂1世代前のサッパリした青春像
-虚構と現実が入り混じるような描写を素朴にやっている
-キイが自身の体の機械仕掛けを反芻する時の演出などいくつかの演出
-明確な語り手を置かない群像劇よりのスタイル

・好きでない点
-最終話一歩手前での30分以上に及ぶ長丁場の解説には少し辟易した。3代にわたる家族の歴史が一挙に口頭で紐解かれるのだ。情報量が多すぎる。伝奇モノらしいといえばそうなのだが。別に全てを克明に知りたいとも思わなかったのでもっと断片的に明かして煙に巻くくらいで良かった。 {netabare}そもそも田舎の伝統文化とかで解決するのも食傷気味なので改めて長く語られるとうんざりする。{/netabare}
それはそれで伝奇モノらしい、といえばらしいのだろうか。
ただし本来は26話で終わるはずが15話(映像時間的には21話分くらい)で打ち切りされたらしいのでそういうところも大きいのかも知れない。
-{netabare}サクラとツルギがびっくりするくらい割とおざなりな感じで死ぬ。{/netabare}
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

友達3万人出来るかな?ひたすら不気味なロボットアイドルミステリー

主人公の巳真兎季子は、自身を祖父の武羅尾に作られたロボット「キィ」だと信じていた。
「本当にキィを思ってくれる友人を3万人集めれば、キィは人間に生まれ変われる」
という祖父の遺言を実行するべく、キィはアイドルを目指すのだが様々な奇怪な事件に遭遇する
展開が進むごとに深まる謎、事態は混沌していく・・・

OVA全15話、うち14話と15話は95分の超大作
ここまで力の入ったOVA作品ってなかなか無いですね

ジャンルとしてはSFミステリー?でしょうかね?
SFというには、ちょっと設定に甘さがあるので(かなり興味深くはあるが)
謎に満ちたミステリーとして見るのがいいでしょう。
ちょっとグロいシーンもあるし、終始不気味。
人を選ぶ作風なので、一話でダメだと思ったら素直に切りましょう。

この作品は序盤から設定や状況を十分に説明せず、ポンポン話が進んでいく
それでいて不気味で暗い雰囲気、謎だらけのまま13話まで続きます。
13話までに色々なヒントが隠されていて、13話までが出題編とも言えるでしょう
14話が解答編で15話で一気にラストへ突っ走る。
謎を謎のまま終わらせず、ちゃんと解答を用意しているところはいいですね。
こんな面倒なストーリー構成さえしなければ、もっと支持されたはずなのですが
敢えてそういう作りをしている作品みたいですw

ストーリー自体はかなり練り込まれていて、難解というわけでもないのですが
視聴者が積極的にのめり込んでいかなければ、なかなかついて行きづらい作品です
キャラも演出もストーリーも何もかもが異質。それゆえに、決して万人受けはしません。
謎の展開、不気味な雰囲気を噛みしめながら、
物語に入り込んでいける人でなければ楽しめません

この作品の出来が良いか悪いか・・・判断は難しい
種明かしもちょっと強引ですし、娯楽性に欠けると言わざるを得ない。
しかし、練り込まれたストーリー・独特の世界観・オリジナリティという面でみれば
突き抜けた魅力があって、よくぞここまで作りあげたなと・・・・賞賛したい。
深いテーマ性も潜んでいる作品で、色々と考えされられることもある。
他の作品には絶対にあり得ない魅力が詰め込まれています。

「KEY THE METAL IDOL」という作品は「KEY THE METAL IDOL」という作品を本当に愛している人に捧げる
そういった制作者の意図が明らかに感じられる作品で、はなから大衆受けを狙っていません
そういう意気込みで、これだけの大作を作り上げたというのは本当に凄いと思う

コアなアニオタのなかでも一際コアな人におすすめする作品です

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

まみあな さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ロボットモードの巳真兎季子に惚れました

 実はこの作品をレンタルした時は、第一巻だけ観て、鑑賞するのを止めた。理由の一つは、「3万人の友達を集めることが必要」ということが、いかにもビデオを3万本売らなければ採算がとれない、という都合を露骨に表して視聴者に泣きついているように感じて腹が立ったからだ。
 しかしそのことよりも、ヒロインの兎季子(キィ){netabare}が本当に機械仕掛けのロボットと理解して、しかもそ{/netabare}のロボットが人間に変わるなんて、未来でない現代の技術水準では有り得ないバカバカしい設定だ、と感じたことのほうが大きい。キィが人間の自覚を持つ時には、ロボット構造が腸とかヒトの内臓と入れ替わるパターンが提示され、キィがロボットと生物体のヒトとを行き来していることを表現している。{netabare}このパターンはシンボルの積りのようだが、第5話辺りまで見続けなければ、「自分がロボットである」というキィの単なる思い込みという重要な設定を理解できない視聴者は多かったはずだ。{/netabare}その結果『バカバカしい』となって、多くの視聴者を逃がしてしまったに違いない。おそらく興業的には赤字で、アニメの脚本・演出としては『不出来』の極みだ。
 YOUTUBEで外国字幕のを無料で鑑賞できるようになり、ようやく全話観て、全ての登場人物の趣が理解できた。特にヒロイン巳真兎季子は私にとって最高のキャラですね。これだけで、この作品の不出来さが霞んだ。「あばたもえくぼ」という言葉があるが、本作についての私の物語評価は、作品全体の評価を上げるための大幅な贔屓です。
 「ゲル」がロボットの動力と制御の基となっている設定は、よく考えたと思う。
 新興宗教を描いたのは面白い発想だ。インパクトもある。しかしオウム真理教事件のせいでおそらくマイナス要素とされてしまっただろう。残念だ。
 音楽は申し分ない。特に、「キィのララバイ」は素晴らしい。岩男潤子さんの歌唱がいつまでも耳に残る。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

69.1 11 アイドルアニメランキング11位
BanG Dream! ガルパ☆ピコ(Webアニメ)

2018年7月5日
★★★★☆ 3.7 (53)
211人が棚に入れました
バンドガール達の隠れた聖地、
ライブハウス「さーくる」を舞台に、
ちっちゃくなったガルパのキャラ達が大活躍!

期待の超新星「Poppin'Party」、
頂点に咲き誇る蒼き薔薇「Roselia」、
幼馴染の王道ロック「Afterglow」、
華やかに彩るゆるふわアイドルバンド
「Pastel*Palettes」、
世界中に笑顔をふりまく
「ハロー、ハッピーワールド!」のメンバーたちが
ライブハウスを盛り上げようと大暴れ!

笑いあり涙ありハートフル(?)
ガールズバンドコメディ!

声優・キャラクター
愛美、大塚紗英、西本りみ、大橋彩香、伊藤彩沙、相羽あいな、工藤晴香、中島由貴、櫻川めぐ、明坂聡美、佐倉綾音、三澤紗千香、加藤英美里、日笠陽子、金元寿子、伊藤美来、田所あずさ、吉田有里、豊田萌絵、黒沢ともよ、前島亜美、小澤亜李、上坂すみれ、中上育実、秦佐和子、洲崎綾、尾崎由香

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

タイトルなし

スピンオフのショートコメディ

大量のキャラクターたちがわちゃわちゃしてる。

14話の厳冬期登山は終わり方がギャグぽくないのが印象的。大丈夫か。
はろはぴは常にぶっ飛んでる。

建物の老朽化がやばい

3分程と短いので、暇つぶし程度に


主題歌
ピコっと!パピっと!!ガルパ☆ピコ!!! 香澄(愛美)×蘭(佐倉綾音)×彩(前島亜美)×友希那(相羽あいな)×こころ(伊藤美来)


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
バンドガール達の隠れた聖地、ライブハウス「さーくる」を舞台に、ちっちゃくなったガルパのキャラ達が大活躍! 期待の超新星「Poppin'Partry」、頂点に咲き誇る蒼き薔薇「Roselia」、幼馴染の王道ロック「Afterglow」、華やかに彩るゆるふわアイドルバンド「Pastel*Palettes」、世界中に笑顔をふりまく「ハロー、ハッピーワールド!」のメンバーたちがライブハウスを盛り上げようと大暴れ! 笑いあり涙ありハートフル(?)ガールズバンドコメディ!


1. pico01 ライブハウス「さーくる」
バンドガール達の隠れた聖地、ライブハウス「さーくる」  小さいながらも数々のバンドが利用するこの場所に、 今日も嵐が吹き荒れるゥゥゥッ!

2. pico02 くらトーーーーク
メンバーよりもお客さんが少ないPoppin'Party 早くも解散の危機!? 何とかステージを盛り上げようとしたんだけど、 出てくるアイデアはハチャメチャなものばかり。 そこにキラキラはあるの!?

3. pico03 革命-revolution-
彼女たちは天高く飛んでみせた。 「見上げるだけで良いの?」 地に咲く蒼き薔薇は漆黒の闇を抜け、 なんやかんやでーー黒い翼を得る Roseliaは新たなる可能性。 ーーそれは、『革命(revolution)』

4. pico04 ロックンロールベイベェ
イカしたメンバーを紹介するぜ! 姉御肌ドラム!宇田川巴! 泣き虫ベーシスト!上原ひまり! マイペースギター!青葉モカ! クールボーカル!美竹蘭! イェア!そして私がァ~…!

5. pico05 パスパレ・水着deコマーシャル
新人アイドル・水着deコマーシャル! 今回挑戦するのは話題のアイドルバンド 「Pastel*Palettes」の5人! フレッシュな魅力溢れる彼女たちは 難関ゲームを突破してアピールタイムを ゲットできるのか!? ドキッとする瞬間にも乞うご期待!

6. pico06 ミッシェルランドへようこそ!
ミッシェルランド〜♪  陽気な音楽でこころもハッピ〜〜♪  いろんなミッシェル出会えてラッキ〜♪  アトラクションでみんなスマイル〜♪  さあ! みんな手をつないで!  (いえーい!) おいでよ~歌と笑顔の楽園~♪  ミッシェル~♪ ミッシェル~♪  ミッシェ~ルラ~ン~ド~~↑↑♪ 

7. pico07 さーくる合同ライブ対策会議
予てより進められていた計画が動き出す。 策謀渦巻く大会議室に 戦士たちは一同に介す。 協議するは合同ライブ 各バンドが無遠慮に己の欲望を吐き出す中 香澄は何を思うのか 次回「さーくる合同ライブ対策会議」 純白なボードが みなの心中を映し出す

8. pico08 ドラマーっていつも何かしらリズム刻んでるよね
前回のガルパピコは? 「ついに開催が決まった合同ライブ… 特に何も決まってないような気もしたけど、 こころちゃんも楽しそうだったし、 練習、がんばらないと…! あ、今回はドラマーのみんなで ファミレスに行くお話、なんだって…! ふぇぇ…緊張するよぉ~…」

9. pico09 チョココロネだいすき
ーーキッカケは些細な事でした。 具体的に何だったかも覚えていません。家にあったか、たまたま買ったか ただ美味しいな。好きだな。って思ったんです。 気付けば段々癖になっちゃって。 週に1個が日に1個に、日に1個が5個にって チョココロネを食べると、目に映る物すべてがとってもキレイで! 幸せな気持ちになるんです!

10. pico10 ニンニクどうします?
『三郎はいつだって人々の心に訴える、最も強力な食べ物の一つだ。』 行ってきました。三郎ラーメン。 食べる。食べる。食べる。 BPM180の高速ダンスロックのようなリズムで麺を食べ進める。 そこはもうラーメンと自分。自分とラーメンだけの世界。 「ロックも三郎も、一緒なんだ。」 そう思ってからは一瞬でしたね。 「どうもありがとう。ご馳走様。」 何か大事な物を掴めた。そんな満足感と共に 店主に軽く会釈して店を後にしました。 以上レポっす。

11. pico11 ハロハピスカイライブ
澄み切っ青い空、白い雲。眼前に広がるウルトラマリンブルー。喉の渇き。せーの、も聞こえないような風切り音。散らばった荷物。動悸。眩むようなサンシャイン。体に合わなかった現地の水。笑顔。スティックのカウント。ハロハピスカイライブ、開幕。

12. pico12 ババンボ様にお願い☆
ウンボボ ババンボ ウンボボ ババンボ ウンガロ ホガンガ ババンボ ンボボ ボボン ババンボ ンボ ンババ ウンボボ ババンボ! ウンボボ ババンボ!

13. pico13 キラキラ愉快な商店街狂乱のブシドーパーティ
「キラキラ☆パーティ」… 「ミッシェルと愉快な仲間たち」… 商店街のネーミングライツ… 「深淵の闇による狂乱の宴」… 「ブシドー」… その他いろいろ…え、えーと… とりあえず、 タイトルは後で決めましょうか…!

14. pico14 ハロハピ厳冬期雪山縦走
BanG Dream! 「ガルパ☆ピコ」大好評を受けて2クール目突入! 今回はさーくるを飛び出して大冒険!? ハロー、ハッピーワールド!のみんなで山にハイキングに来たんだけど、 風は強いしお腹もすくしでもう大変!? ミッシェルの毛皮がフカフカで温かいけど、 ふええ……このままじゃ凍えちゃうよ~。

15. pico15 バイトの時間
コンビニ店員の基本は、気持ちのいい挨拶! 「いらっしゃいませ!」「さまーせーる」 「こちらあたためますか?」「ちゅら海すかー」 「850円になります!」「はっぱごじゅうしー」 「ありがとうございました!」「さんしゃいーん」 「……さすがにムリじゃない?」「ですよね~」

16. pico16 ポッピンシャッフル
わたし、花咲川女子学園高校・1年A組 戸山香澄! 今日もポピパのメンバーと蔵練! だったんだけど、階段で転んじゃった私たちに起きたのは-- 「えーーー!!私達、入れ替わってるーーー!!」 信じられない事だけど、きっとこれも私達が キラッキラに輝く為の試練なんだよ。がんばろ?有咲♪

17. pico17 パステル*散歩
まんまるお山に彩りを♪ 今回のパステル散歩は 今話題の商店街! メンバーも通う人気店で 絶品ケーキと名物パンに舌鼓♪ さーくるで活躍中のあの子にもバッタリ? さあ!散歩にでかけよう!

18. pico18 蔵迷宮
君は蔵の裂け目へと迷い込んだ。 そこは富と名声を求め冒険者達が集う迷宮、通称「蔵迷宮」 君たちは自らの意思で足を進め、世界の謎を解き明かさなくてはならない。 さあ、仲間を信じ、己を信じ、道を進みたまえ。後戻りはできない。 君たちの 冒険は もう 始まっている !

19. pico19 さーくるの崩壊
「さーくるは今年いっぱいで閉店します。」 ーーーあれから数週。 閉店の足音は徐々に、しかし確実に近付いていた。 だが彼女たちが納得するはずがない。 皆で手を取り、力を合わせ、声をあげろ。 「私達の力で…さーくるの閉店を、食い止めよう!」

20. pico20 真実を映す魔眼
連休を利用して、泊まり込みでみんなでスキーにきたんだけど、 ゲレンデで滑り疲れちゃってもうクタクタ。 ペンションに戻った頃には雪がだいぶ強くなってきて、 早くも温かいスープとおいしいご飯が待ち遠しいよ?! 夜はきっとみんなで楽しいおしゃべり! それが、あんなことになるなんて思ってもみなかった。

21. pico21 あの演出ってワクワクするよね
さーくる合同ライブまであとわずか… 完璧な演奏をするためにも一秒も無駄にできないわ 今日の練習はいつもよりさらに厳しく… あら、あそこにいるのは…

22. pico22 ミッシェルカフェへようこそ!
「もぐっ」「うん、美味しい」 なるほど、北沢精肉店のコロッケなのね。コラボメニューと侮るなかれ、だな。 パンもいいものを使っている。 小腹がすいて飛び込んではみたけど、これはなかなかのクオリティじゃないの。 「ズズ……」 うん、コーヒーも美味しい。インスタントじゃないのか。 それでこの値段、へえ。

23. pico23 パステルパジャマパーティー
今年もそろそろパーティーシーズン♪ みんなでそろって騒げるといえば、カラオケパーティーも欠かせないけど、 仲のいい女の子で集まってパジャマパーティーも一度はやってみたいと思ったんです! お菓子を囲んで、いつもと違う格好で、遅くまでゲームやガールズトーク… とっても楽しみです♪ きっと思い出に残る素敵な日になること間違いなし!ですよね♪ いざ、参る~!

24. Pico24 フタゴリズム
双子。 同じ母親の胎内で同時期に生まれた二人の子供であり、多胎児の一種。 古来より双子の間には科学的に説明のつかない現象があると言われてきた。 遠距離にいながらにしての心中の共有、体調のシンクロ-- 未だ知り得ぬ双子の神秘、その謎に迫る。

25. pico25 聖夜のサプライズ
迫る合同ライブを前に、高まるメンバーの意気。 ライブハウス修繕も佳境に入ったまりなを案じ、メンバーが講じた奇策とは。 第25話、「聖夜のサプライズ」 さーて今回も、さーくるさーくるゥ!

26. pico26 再建しちゃった!
さーくるが倒壊し、もはや一縷の望みもなくなった合同ライブ。 悲嘆にくれるメンバー達。職を失ったまりな。 重い空気の中、香澄は再び”星の鼓動”を聞く。 まだ諦めたくない… キラキラドキドキの、さーくる最後のライブが始まる!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キラキラドキドキはまだ、ここにある…

この作品は、BanG Dream!のスピンオフアニメという位置付けの作品です。
ですが、かなりゲーム寄りというかゲーマーを意識した作品の様な気がしました。

その理由は、登場するバンドが一気に増えるから…
アニメ1期では、「Poppin‘Party」結成のきっかけとなった「Glitter*Green」こそ覚えていますが、記憶にあるのは「Poppin‘Party」と1期OVAで登場した「Roselia」だけ…

ところが、本作品には「Afterglow」「Pastel*Palettes」「ハロー、ハッピーワールド!」と3組ものメンバーが物語に登場してくるんです。
登場するバンドが2倍って増え過ぎじゃありません…?

しかも、この作品に登場するバンドは実在するバンドであるのが最大の特徴だったにも関わらず、本作品から登場するバンドはバンドではない通常の声優さんのユニットなんだそうです。
この作品最大の売りの部分を削ってでも投入した理由…

一つはゲーム派生だと思いますが、もう一つの理由は出演される声優さんにほかなりません。
(あくまでも個人的見解ですので…)

「Poppin‘Party」
 ・戸山 香澄(CV:愛美さん)リズムギターおよびボーカル担当。
 ・花園 たえ(CV:大塚紗英さん)リードギター担当。
 ・牛込 りみ(CV:西本りみさん)ベース担当。
 ・山吹 沙綾(CV:大橋彩香さん)ドラム担当。
 ・市ヶ谷 有咲(CV:伊藤彩沙さん)キーボード担当。

「Roselia」
 ・湊 友希那(CV:相羽あいなさん)ボーカル担当。
 ・氷川 紗夜(CV:工藤晴香さん)ギター担当。
 ・今井 リサ(CV:中島由貴さん)ベース担当。
 ・宇田川 あこ(CV:櫻川めぐさん)ドラム担当。
 ・白金 燐子(CV:志崎樺音さん)キーボード担当。

「Afterglow」
 ・美竹 蘭(CV:あやねる)
 ・青葉 モカ(CV:三澤紗千香さん)
 ・上原 ひまり(CV:えみりん)
 ・宇田川 巴(CV:日笠陽子さん)
 ・羽沢 つぐみ(CV:ひーちゃん)

「Pastel*Palettes」
 ・丸山 彩(CV:前島亜美さん)
 ・氷川 日菜(CV:ありちゃん)
 ・白鷺 千聖(CV:上坂すみれさん)
 ・大和 麻弥(CV:中上育実さん)
 ・若宮 イヴ(CV:秦佐和子さん)

「ハロー、ハッピーワールド!」
 ・弦巻 こころ(CV:伊藤美来さん)
 ・瀬田 薫(CV:田所あずささん)
 ・北沢 はぐみ(CV:吉田有里さん)
 ・松原 花音(CV:豊田萌絵さん)
 ・ミッシェル(CV:黒沢ともよさん)

如何でしょうか、この声優さんの布陣…
実在するバンド…というこだわりも大切だと思いますが、作品のクオリティを上げる、という切り口でみるとこの選択は正解だと思います。

3分/回のアニメ…一気に増えたキャラを覚えることはできません。
ですが、声優さんの特徴さえ掴んでおけば声質でキャラを見分けることができるんです。
もちろん全員は分かりませんが、あやねる、日笠さん、ひーちゃんや黒沢さんなど、普段から耳の慣れている声優さんなら何とか…という感じでした。

まぁ、2期以降は普通にどのバンドも登場すると思うので、キャラの勉強がてらに視聴しても良い作品だと思います。
きっとそれぞれのキャラの特徴を端的に捉えて作られていると思うので…。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、「ピコっと!パピっと!!ガルパ☆ピコ!!!」
各バンドから選出されたキャラが歌っています。
香澄(愛美さん)×蘭(あやねる)×彩(前島亜美さん)×友希那(相羽あいなさん)×こころ(伊藤美来さん)

2クール全26話の物語でした。
クスッと笑えるネタがところどころに散りばめられているので、見始めると面白いので一気見できる作品だと思います。
こちらも2期を視聴する前にチェックしておきたい作品だと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ポピパとRoselia以外のバンドがたくさん登場!(またまた、YouTubeで期間限定公開中!)

カテゴリーが「Webアニメ」になっているのはYouTubeの「バンドリちゃんねる☆」で公開されていたからでしょうかね。

一応『バンドリ!TV』という番組内でも放送されていたのでTVで観ることもできました。

内容はこの手のショートアニメにありがちなコメディ作品となっています。ゲームやアニメ本編に出てくるキャラの浸透を図ろうとした作品と思われます。各回で出てくるキャラ数は、一部のスペシャルな回を除くと数人に絞られていてわりと観やすいです。

そして現在Webでは公開されていませんが、2019年2月にリリースされたバンドリ関連のCD(「Y.O.L.O!!!!!」/「天下卜ーイツA to Z☆」/「ハイファイブ∞あどべんちゃっ」)のBlu-ray付生産限定盤に特典映像として含まれており、これらのCDの購入によりBDとして視聴が可能です。
(そうまでして円盤を入手するか、という話はそれはそれ…。)

制作時期としてはスマホゲーム『BanG Dream! ガールズバンドパーティー』配信よりも後で、このゲームに登場していたバンド5つ(Poppin'party/Roselia/ハロー、ハッピーワールド!/Afterglow/Pastel*Palettes)のメンバー総勢25人+ライブハウス「CiRCLE」のスタッフ月島まりな、戸山香澄の妹である戸山明日香といった多数の登場人物が出てきます。

物語の舞台は主にライブハウス「CiRCLE」、メンバーが通う学校、住んでいる地元の商店街などです。

このアニメで使われている三頭身キャラのデザインは、なかなか可愛くできていると思います。作品の性格上、アニメ本編に比べると演奏場面はかなり少なめです。

コントとかが好きならわりと楽しく観られるのではないかと思いますが、キャラに愛着がわかないと観る気にならないかもしれませんね。

たまにバンドあるあるネタで凄く笑える回があったのであえて「物語の評価: 4.0」としてますが、これは完全に私の嗜好による偏った評点ですね…。

2019.4.3追記:
4/1 から、毎日1話ずつ YouTube で公開しています。

2019.7.29追記:
またまた、期間限定公開中!

【Pico01】 https://youtu.be/15z7lkK6Zs8
【Pico02】 https://youtu.be/lyn6iB9evhU
【Pico03】 https://youtu.be/7jM2s9Wjyb0
【Pico04】 https://youtu.be/zG3IJYo-3W4
【Pico05】 https://youtu.be/Jm8KnjAARfE
【Pico06】 https://youtu.be/LnlJHGnpG8k
【Pico07】 https://youtu.be/0eq-X3QLcMc
【Pico08】 https://youtu.be/8VO7lwYcyV4
【Pico09】 https://youtu.be/h9VfeUEu764
【Pico10】 https://youtu.be/24Sb64d-Ciw
【Pico11】 https://youtu.be/DM1e_BMkpvQ
【Pico12】 https://youtu.be/xdImFoydkOE

各話いつまで公開かわかりませんが、とりあえず現在1~12話が観られます!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
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