アイドルおすすめアニメランキング 202

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早速見ていきましょう!

88.2 1 アイドルアニメランキング1位
THE IDOLM@STER [アイドルマスター](TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (2509)
10731人が棚に入れました
都内某所にある、芸能事務所『765プロダクション』では、
トップアイドルを目指す駆け出しアイドル12人と、新人プロデューサー1人が、
夢に向かって毎日レッスンや地道な営業活動を行っている。
そんな765プロに、密着取材のカメラが入ることになった。
カメラは、輝くアイドル達の姿を撮影する!
――はずだったが、個性豊かな彼女達の取材は一筋縄ではいかず……!?
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

アニメ史上№1ヒロイン天海春香さんの魅力とは?

ラスト手前の第24話『夢』のワンシーン
銀座の街角の巨大モニターから呼びかける765プロのアイドル達

 美希「待ってるよ」
 千早「私たちの、場所で」
 春香「うん」

ここで流れる『まっすぐ』の一節

・・・胸の奥に 複雑な気持ちが生まれるの

が何度聴いても絶妙です。

目を潤ませてうなずく春香。
2次元の子に不覚にも「か、可愛い」と唸ってしまう。
これがアニメ史上№1ヒロインの破壊力か、と納得(※注記)。

この第24話のキーシーンで使われる2曲の歌詞をここでチェックしておこう。

『まっすぐ』
{netabare}
作詞:朝日祭 作曲・編曲:NBGI(Yoshi)

恋したり 夢を描いたりすると
胸の奥に 複雑な気持ちが生まれるの
今 大人になる道の途中
あふれる初体験 毎日を飾る
だけど この空がいつも私のこと見守ってる
もっともっと強く 励ましてる
だから 怖くない どこまでも行きたいところに行ける
輝いた未来 まっすぐにね
きっとうまく超えられると
Happyな思考回路でLet's Go!
決めた! 今すぐに 笑顔しかない私になって
最高の未来 突き進む
{/netabare}

『さよならをありがとう』
{netabare}
作詞・作曲・編曲:橋本由香利

あなたがいる そんな風景が
あたりまえだと思っていたの
だけど少し変わり始めた日々
最初はいそがしいことも嬉しいよねって
気持ち隠してメールすれば
せつない心は凍えていくの
「いつもありがとう、がんばって」
胸が詰って言えない
いつでも応援してるよと伝えたいのに
私も頑張ろう 頼ってばかりダメだね
また会うその日は笑顔を見て欲しいから
泣いちゃおう 今は
{/netabare}



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《1回目視聴後の感想》

あるプロダクションに所属する12人の少女が、それぞれアイドルとして成長していく話です。
少女たちの個性が、かなり確り描き分けられていて、全員の名前を直ぐに覚えられます。
この作品はアイドルものなのに、意外にも少女たちが売れ出すまでのどちらかというと下積み時代の話が長く、とくに前半は結構地味です。
またこの作品は、あくまで現実の世界で起こり得る出来事を扱っており、僅かに沖縄出身の少女がハムスターや飼い犬などの動物と意思疎通が可能な風に描かれている点が例外です。

で、TV版全25話+劇場版があるのですが、中には正直、結構つまらない回もあります。
ただ、このTV版を第1話から端折らず通しで見続けるからこそ、第20話以降~ラストまでの畳み掛けるような感動が生まれるのだと思います。
そしてそれに続く劇場版も、TV版ラストに劣らぬ素晴らしさ。

きっと第20話までの間に、12人の少女たちや、先輩の律子さん・プロデューサーさんに少しづつ感情移入していってたんですね、私は。

劇場版までを含めて、名作だと思います。

※以上、1回目視聴時の感想です(この時点での個人評価★4.1)。
※このあと、2回目視聴時に、1回目では見えなかった作中の様々な伏線が見えてきて評価が急上昇します(下記)。

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《2回目以降の感想》※ほとんど内容分析です。

【作品の概要】 ※主にwikipediaよりコピー

ジャンル アイドル、青春、群像劇
アニメ 原作 バンダイナムコゲームス
監督 錦織敦史
シリーズ構成 待田堂子、錦織敦史
キャラクターデザイン 窪岡俊之(原案)、錦織敦史
音楽 高田龍一
アニメーション制作 A-1 Pictures

放送期間 2011年7月7日 - 12月22日
話数 全25話 + 特別編1話

『THE IDOLM@STER』(アイドルマスター)は、A-1 Pictures制作の日本のアニメ。
バンダイナムコゲームスが発売した同名のコンピューターゲーム『THE IDOLM@STER』シリーズを原作としたアニメ化作品。
テレビアニメが2011年7月より同年12月までTBSほかで全25話が放送され、特別編1話が映像ソフト収録作品の先行放送としてBS-TBSで放送された。
2014年1月25日には映画『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』が公開された。

※コピー終り

【見どころ】

この作品は、シナリオ構成に当って次の諸点が考慮されたものと推測します。

{netabare}
(1)ゲーム版では12人のアイドル一人ひとりに幾人もの「プロデューサー」がついている=各アイドルに固有のファンがいるので、TVアニメでも12人全員にファンが満足できる見どころをきちんと与える必要がある(→アイドル毎の当番回=メイン回を少なくとも1回は設ける)。

(2)しかし、こうした当番回ばかりにしてしまうと、総花的で散漫な構成になりアニメとしては失敗作となる恐れが高まるので、コアとなるストーリーは必要である。

(3)そのために、第15話以降に生番組「生っすか!?サンデー」で司会を務めることになる春香・千早・美希の3人の関係、および彼女らとプロデューサーとの関係の発展・収束、をストーリーの中心軸に据えることとする。

(4)特に、この3人のうち、アイドルとしては些(いささ)か自己主張が薄いけれども、他のアイドル全員を励まし勇気付けて団結させる行動を採る春香の心の揺れ動きを、彼女と同種の働きを意識的に行っているプロデューサーの動きとリンクさせつつ、きめ細やかに描き出していく。

(5)以上の工夫により、視聴者が、プロデューサー目線でアイドルたち(とくにその中心に常にいる春香)の心の揺れ動きを見守り、必要に応じて助力する感覚を擬似体験できるようにする。そしてそれによって彼らが個々のアイドルに対してだけでなく、作品全体に対して愛着を持てるように誘導を図る。
{/netabare}

従って、私たちが、このアニメを視聴するに当っては、

①アイドルたちの成長ないし成功ストーリーを追いかける、という楽しみ方と併せて、
②アイドルたち(とくに春香および千早・美希)の心の揺れ動きをプロデューサー目線で見守っていく、

という楽しみ方が可能となります。
(むしろ②の方がずっと楽しい・・・と個人的には思います)

※以下、②春香および千早・美希の心の揺れ動きに注目して各回をチェックしていきます。


【各回の評価】

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に大きな疑問を感じた失敗回

{netabare}
----------------- TV本編開始 -------------------

第1話 これからが彼女たちのはじまり  ☆全員回 (ED全員「READY!!」)
 △春香が早朝に自転車そして電車で事務所に通うシーンからスタート
 △その中で春香がお婆さんににこやかに電車の席を譲るカットがさりげなく挿入されている(春香の性格を象徴するエピソード)。
 △そのあとはアイドル全員の紹介。一人ひとりの個性が描かれ、「アイドルとは貴方にとって何ですか」という問いに一人ひとりが回答する。
 △ラストでプロデューサーが登場。

---------------- OP 「READY!!」 ------------------

第2話 “準備”をはじめた少女たち ☆全員回 (ED伊織&やよい)
 △全員の宣伝写真を撮影。一人ひとりの個性が大切と結論づけ。 

第3話 すべては一歩の勇気から ☆雪歩メイン(ED雪歩&真)
 △プロデューサーが雪歩をフォロー。春香と真も雪歩をサポート。 

第4話 自分を変えるということ  ★千早メイン①、春香サブ(ED千早)
 △お料理番組で千早が困惑。プロデューサーと春香が千早をフォロー。

第5話 みんなとすごす夏休み  ★全員で夏合宿(EDアイドル6名)
 △バーベキューを焼いていて手が忙しいプロデューサーの口元に春香が焼肉を差し出すが、横から美希が飛び出して肉を食べてしまい、珍しく春香が「こら、美希」と少し怒り口調になる(第22・23話への伏線)。
 △旅館で春香・千早・真・伊織が自分たちの将来について夜話。春香「でも、もしそうなったら(=トップアイドルになってたら)、皆そろって、こんな旅行とか、もう出来なくなっちゃうのかな」(第23話への伏線)

第6話 先に進むという選択  ★全員回、春香と美希の対比が描かれる(ED全員)
 △律子がプロデュースする竜宮小町(伊織、あずさ、亜美のトリオ)がブレイクし、他のアイドルたちとの扱いに格差が生じてしまう 。
 △プロデューサーは他のアイドルたちを後押ししようとして逆に空回りしてしまう。
 △春香が疲労気味のプロデューサーをフォロー。「私達を信用して下さい、か」
 △美希がプロデューサーに認めてもらおうと代役の仕事で頑張る(第12話への伏線)
 △この当りから、アイドル皆の集まりの中心に春香がいる場面が増えてくる。

第7話 大好きなもの、大切なもの  ★やよいメイン、伊織サブ(EDやよい)

第8話 しあわせへの回り道  ☆あずさメイン(ED竜宮小町)

第9話 ふたりだから出来ること ×亜美&真美メイン(ED亜美&真美)

第10話 みんなで、少しでも前へ ☆全員で芸能プロ対抗運動会出場(ED全員)

第11話 期待、不安、そして予兆 ★春香メイン①、美希サブ(ED春香)
 △全員でライブへ向けて特訓。雪歩とやよいが落ちこぼれ気味となるが何とか克服。
 △吉沢カメラマン「春香君のいい意味で楽天的なところは・・・彼女らを押し上げてくれるかもね」
 △上手く歌えない春香を千早がサポート。終電に間に合わなくなった春香が千早のマンションに一泊する(第20話への伏線)

第12話 一方通行の終着点 ★★美希メイン(ED美希)
 △初めて765プロ内部で本格的な緊張関係が発生。
 △プロデューサーが美希に「絶対美希を竜宮小町みたいにしてみせる」と約束。
 △春香「ねえ千早ちゃん。もしかしてちょっと怒ってなかった?」千早「全然っていったウソになるけど。でも私も春香と同じ。次のライブどうしても成功させたくて」

第13話 そして、彼女たちはきらめくステージへ ★★★全員回、特に美希が活躍(ED全員)
 △春香が千早に「そしたらね、ステージ上のアイドルが、一番後ろの人もちゃんと見えてるからね、って」「私、今日は、一番後ろの人も一番前の人と同じくらい楽しめるライブにしたいな」千早「そうね」(第25話や劇場版へ繋がる発言)
 △美希がプロデューサーに「美希、キラキラできるかな」プロデューサー「大丈夫だよ」
 △美希の頑張りでステージが盛り上がる。春香が疲労した美希をさりげなくいたわる。

---------------- OP 「CHANGE!!!!」 ------------------

第14話 変わりはじめた世界! ☆全員回(EDアイドル7名)
 △美希がプロデューサーを「「ハニー」と呼ぶようになる。

第15話 みんな揃って、生放送ですよ生放送! ★全員回(ED全員)
 △春香・千早・美希が司会を務める765プロ全員出場番組「生っすか!?サンデー」がスタート。

第16話 ひとりぼっちの気持ち ×響メイン(ED響)
 △冒頭に短く千早の回想シーンが入る(第20話への伏線)

第17話 真、まことの王子様 ★真メイン(ED真)

第18話 たくさんの、いっぱい ★律子メイン、竜宮小町サブ(ED律子)

第19話 雲間に隠れる月の如く ☆貴音メイン、千早サブ(ED貴音)
 △途中に何度か千早のエピソードが挟まれ、ラストで急展開。

第20話 約束 ★★★千早メイン②、春香サブ(ED千早+全員)
 △千早の危機を春香が粘り強くサポートする。

第21話 まるで花が咲くように ★千早メイン③、春香サブ(ED小鳥)

第22話 聖夜の夜に ★★春香メイン②(EDアイドル7名)
 △プロデューサーの財布がボロボロになっていることに気づいた春香は、X'masプレゼントとして新しい財布を贈ろうとするが、渡す直前に美希が自分の新人アイドル賞受賞をプロデューサーへのX'masプレゼントとして贈る、と発言したことに遠慮して引っ込めてしまう。

第23話 私 ★★★春香メイン③、美希サブ(ED Instrumental)
 △春香と美希の姿勢の違いが描かれる。ラストに意外な出来事。

第24話 夢 ★★★春香メイン④、千早・美希サブ(ED全員)
 △春香の危機に際して、千早・美希そして他の全員のアイドルたちの気持ちがようやく一致。

第25話 みんなと、いっしょに! ☆全員回(ED全員)

----------------- TV本編終り -------------------

特別編 765プロという物語 ☆全員回(ED全員){/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)4、★★(優秀回)2、★(良回)9、☆(並回)9、×(疑問回)2 ※個人評価 ★★ 4.7


【TV本編25話の構成】

 (1)生っすか!?司会の3人=計8話(春香メイン4話、千早メイン3話、美希メイン1話)
 (2)他のアイドル回=計8話(雪歩、やよい、あずさ、亜美&真美、響、真、律子、貴音・・・各1回)
 (3)メインなしの全員回=計9話

【なぜ春香がいつも中心にいるのか】

春香のみ→親和動機に従って行動。常に他の11人のアイドル達を見ており、彼女らの心を気遣っている。
他の11人→個々の達成動機に従って行動。

一人ひとりが強い個性をもって輝いているアイドル達だからこそ、彼女らの輝きが互いにバッテングして曇らないように常に配慮する人が必要であり、一義的にはその役割はプロデューサーが負うが、彼一人の働きではそうした役割を全部果たすには無理がある。

→そのため、別に自分の仕事でもないのに、そうした役割を自然に果たしてしまう春香の存在が貴重になってくる。
→TV本編をじっくり見てみると、春香とプロデューサーの考えや行動がよく一致していることに気づく。
→プロデューサーは雪歩・千早・美希らを励ましサポートしているが、彼が困難に陥り意気消沈している場面では、春香が彼を励ましている。
→そして春香も、表には出さなくとも実はプロデューサーを心の支えにしていて(第20話)、それがラスト手前の本作品中最もドラマチックな展開につながってしまう(第23話)。

【結局、アイマスの魅力とは?】

①アイマスが、このTV版の制作時点で既にゲーム稼働から6年目に入っていた長寿コンテンツで、新人アイドル12人+先輩アイドル1人の13人のひとり一人が、制作期間の短い単発のアニメ作品ではあり得ないレベルの明確な個性(あるいはアニメながらに人格といってよいようなもの)を持つ存在としてキャラ自体が育っていて、その感情描写や心理推移が的確で説得力が高いものとなっているばかりでなく、

②彼女らひとり一人を活かし成長させていくには、一体どのような周囲のサポート(※プロデューサーや事務員の小鳥さんらの貢献etc.)や彼女達アイドル内部の条件が必要なのか(※春香のような常に親和動機を優先する隠れたリーダーの存在ec.)という、アイドルに限らずスポーツ・部活ものなど一般に「成長もの」とされるアニメ・ジャンルに潜伏する普遍的なテーマについて、「一人ないし数人の絶対的なヒーローorヒロインの成長」だけを描き出したり、あるいは「チームワークや友情をただ単にスローガン的に強調する」だけの月並みな作風の作品よりも、論理的にも情緒的にも一段も二段も高い視点に立って作品が構成されている点

に、実はこの作品の本当の魅力があるのではないか。

⇒この②の点は、続編映画「輝きの向こう側へ!」の方でより明瞭に具体的に描き出されているので、本作のラスト手前3話(第22-24話)がどこか心に引っ掛かる方は、引き続きそちらを視聴することをお勧めします。

(この項さらに考察が必要)

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※注記(2014.12.30)

NHKラジオ第1(カウントダウン・アニメヒロイン:2014年12月29日放送)の結果

1位:天海春香(アイドルマスター)
2位:浅倉南(タッチ)
3位:キャンディ(キャンディ・キャンディ)
4位:ハイジ(アルプスの少女ハイジ)
5位:ナウシカ(風の谷のナウシカ)
6位:オスカル(ベルサイユのばら)
7位:メーテル(銀河鉄道999)
8位:木之本桜(カードキャプターさくら)
    マミ(クリィミーマミ)
10位:ラム(うる星やつら)
    岡ひろみ(エースをねらえ)
    サリー(魔法使いサリー)

NHKラジオ番組『渋谷アニメランド』一般参加の人気投票の結果
http://blog.livedoor.jp/aatyu/archives/1838797.html

◇「わたしの大好きなヒロインたち」の順位(2013/01/02)
 ※カッコ内は作品名と得票率。

1位 天海春香(アイドルマスター 44%)
2位 暁美ほむら(魔法少女まどか☆マギカ 14%)
3位 フェイト・テスタロッサ(魔法少女リリカルなのは 12%)
4位 木之本桜(カードキャプターさくら 10%)
5位 平沢唯(けいおん! 5%)
6位 御坂美琴(とある魔術の超電磁砲 4%)
7位 鹿目まどか(魔法少女まどか☆マギカ 4%)
8位 朽木ルキア(BLEACH 3%)
9位 涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱 2%)
10位 綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン 1%)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 81

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

【アニメキャラの魅力】「ガルウィング」と「うっうー」と「高槻やよい」の魅力

『THE IDOLM@STER』はバンダイナムコゲームスが稼働を開始したアーケードゲームです。このゲームは、2011年7月にアニメとして放送され、2014年1月には映画化するほどの人気を博しました。もともとアニメ化が困難である作品と言われていましたが、アイドル達の群像劇とし、これを脱することに成功しました。アニメは、ゲームの内容を踏襲しつつも、「全く別のもの」(登場人物はTHE IDOLM@STER2を踏襲)となっており、今回はその中のメインキャラクターの一人、「高槻やよい(たかつきやよい)」の魅力に迫ってみようと思います。

■しっかり者?それともふわっと系?
もともとは明朗快活で家族思いの健気な少女、ということになっていますが、アニメではどこかふわっとしたキャラクターになっている気がします。事務所のゴミ出しや掃除などを自主的におこなう描写が見られますし、父親の仕事が安定しないことや、大家族であるために生活に余裕がなく少しでも生活を安定させたいという思いからアイドル活動を始めたというしっかりとした理由があり、決してふわふわした性格ではなく、むしろ真逆のはずなのですが、やはり全体的にどこかふわっとした印象を受けるのは私だけでしょうか?

実際、声優の仁後真耶子さんも「演じているうちにふわっとしてきた」と言っており、「ゆくゆくはもっとしっかりものの部分も見せられたらいい」と語っています。ちなみに同じプロダクションの水瀬伊織(みなせいおり)とは特に仲がいいようです。

■「ガルウィング」と「ζ*'ヮ')ζ<うっうー」
「高槻やよい」とインターネットで検索すると、「ガルウィング」や「うっうー」、「ζ*'ヮ')ζ」といったものがヒットします。これらは彼女を表したものなんです。

彼女はお辞儀の際、両手を後ろに跳ね上げつつ頭を下げるため、その見た目からガルウィングと呼ばれるようになりました(ガルウィングという車のドア開き方に酷似している)。また「うっうー」は彼女が発する謎の声であり、彼女の口癖です。これには高い中毒作用を含んでおり、筆者自身も「うっうー」の依存性に・・・。そして、彼女自身に顔文字が作られており、それが「ζ*'ヮ')ζ」で、何かを言わせて可愛がったりする時に使われています。

■頼りになる姉であり少し甘えた妹でもあり
高槻やよいは、5人姉弟の長女という立場から、幼い頃より弟や妹から頼られてきました。そのためか、自分が甘えられる人に強い憧れを持っています。アニメ26話で水瀬伊織の家に泊まった際には、家族に会えない寂しさから伊織に甘えてしまったりも。普段、長女として振舞っている彼女が見せた弱さ。それは頼られることの弱さでした。普段頼られている人間は、ある程度自分で解決してしまえるものです。だからこそ、すべてを背負っていまい、疲れてしまうというのはよくある話ですよね。やよいの場合、それが“寂しさ”として現れ、伊織への甘えに繋がったのかもしれませんね。

人から頼られるしっかり者としての彼女、そして反面、時折見せる甘えや弱さ、全部ひっくるめて彼女の魅力なのだと思います。

【アニメキャラの魅力】その身を歌に捧げる765プロ屈指の歌姫アイドル「如月千早」の魅力
ゲームからアニメまで幅広く人気を集め、2014年には劇場版も公開された「THE IDOLM@STER」において、「あなたにとってアイドルとは?」の質問に対し「歌うこと」と答えるほど歌を愛する歌姫アイドル、それが「如月千早(きさらぎちはや)」です。

真面目で冷静な性格の彼女は、歌に対する強い執着心も相まって、はじめは周囲と壁を作ってしまいます。しかし同じ765プロ所属の仲間とともに様々な困難を乗り越えていくことで、時には励まし時には励まされ、互いに助け合うことで、アイドルとして大きく成長していくのです。

なぜ彼女はそこまで歌に思いを寄せるのか・・・?そこには彼女に起きたある1つの悲しい過去の出来事が関わっています。今回はそんな彼女のクールな部分から、思わずにやけてしまうような可愛らしいところまで、「如月千早」の魅力をたくさん紹介したいと思います!

■如月千早にとっての「歌」の意味
千早と歌、それは切っても切れない関係です。なぜそうなってしまったのかを説明するには、まず彼女に起きたつらい過去について話さなければなりません。彼女には弟が1人いました。そう、「いました」なんです。

彼女が7才のときに、弟は彼女の目の前で交通事故により亡くなってしまいます。その弟は、当時の彼女の下手な歌でもいつも喜んで聴いてくれ、彼女の笑って歌う姿を、絵に描くのが大好きだったのです。そんな弟を失ってしまった彼女は、家族間の不和も重なり、以前の明るい性格は消え去り、暗く冷めた性格へと様変わりしてしまうのです。そんな彼女にとって唯一、亡き弟が褒めてくれた「歌」が彼女の支えになったのです。しかしもう決して笑って歌うことはありませんでした。そして、彼女は765プロにへ入ります。

入った当初、彼女はその冷めた性格と歌への固執によって周囲と上手くやっていけませんでした・・・。過去のことを考えると当然かもしれませんね。しかし、同じ765プロの仲間とともにアイドルとして様々な困難を乗り越えることで、彼女は過去を克服し、徐々に以前の明るい性格を取り戻していきます。最後には、なんと笑顔で歌を歌えるようになるのです!これについてはぜひアニメ版の20話を見て欲しいです。その際は必ずハンカチを忘れずに用意してくださいね。

彼女にとっての「歌」。それは亡くなった弟の形見であり、彼女自身のつらい過去そのものを表すものなのです。魅力という言葉は不釣合いかもしれませんが、如月千早をよく知り、好きになる上でこの話は欠かせないものです。もっと深く知りたいと思った方はぜひゲームまたはアニメをチェックしてみてください!!

■「・・・くっ!」触れてはいけない話題
さて、重い話で疲れましたね。ここからは千早の面白くてかわいい部分を紹介しましょう!千早といえば歌以外の話となると・・・もう思い切って言ってしまいます。はい、胸の話しかありません。見事にぺったんこです(笑)「72」や「壁」の単語が出てくると「・・・くっ!」という千早の口癖が出てくるのは、大手動画サイトでお決まりになっています。ただ勘違いしてほしくないのですが、私たちは決して彼女を愚弄しているわけではありません!女の子を体のことで揶揄するなんて言語道断です!それは彼女への愛故であり、彼女の魅力の1つとして扱う気持ちを忘れないでくださいね。

■アイドルはやっぱりかわいい服装じゃないとね
千早が765プロに入ったきっかけはスカウトによるものです(公式)。歌を歌いたかった彼女は偶然アイドル事務所に入ることになってしまったわけですが、そのせいか彼女はかわいい衣装を着る事に強い抵抗を見せます。ゲームでは衣装を変更するとテンションがさがってしまうのです(笑)。そんな彼女ですが、やはりアイドルなので衣装を着ないわけにはいきません。フリフリの服はもちろん、メイド服や猫耳・・・。これらを着たときのいわゆるギャップ萌えには、千早の過去話を聞いたときとは別の意味の涙が出てきます(笑)。こんなかわいい一面も彼女の魅力の1つですね!!

以上、重い話からかわいらしい部分まで「如月千早」の魅力をお伝えしてきました。これを読んだ皆さんは、千早がいかに複雑で奥深い魅力のある女の子かがご理解頂けましたでしょうか?しかしこれはあくまで彼女の魅力の一部分であり、彼女のことを全て知るにはゲーム、アニメを通じて『THE IDOLM@STER』を実際に皆さんに体験してもらうしかありません。少しでも多くの人がこれを読んで、千早を好きになり『THE IDOLM@STER』を好きになってもらえると嬉しいです。

最高にお似合いの相棒は誰!?アニメファンが選ぶ「もっともお似合いな同性のコンビキャラクター」
第2位に選ばれたコンビは、ゲームからアニメまで幅広く人気を集める「THE IDOLM@STER」から、メインヒロインの「天海春香[あまみはるか]」(CV:中村繪里子)と、同じく765プロに所属する「如月千早[きさらぎちはや]」(CV:今井麻美)のアイドルコンビ。ほとんどが男性票かと思いきや意外と女性票も多く、男性で2位、女性で9位とバランス良く票を集めての、上位ランクインとなった。

2014年4月5日に行われたライブイベント「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!」1日目にてアニメ化決定が発表され、PVと第1弾キービジュアルが公開された。

アイマス特集の表紙画像に欠けたキャラ 一迅社が謝罪
一迅社は「アイドルマスター」を特集した「IM@S Febri」(8月2日発売)について、書店などに掲載された表紙画像のキャラクター集合イラストに「高槻やよい」がいないとの指摘を受けて謝罪した。

同社が調査したところ、誤って最終校了前の表紙データを書店に送っていたことが分かった。「制作中であるにもかかわらず、書影を早期に掲出したく、精査を怠った結果」と説明している。実際に発売されるIM@S Febriの表紙には高槻やよいも描かれている。

バンダイナムコゲームスが発売した同名のコンピューターゲーム『THE IDOLM@STER』シリーズを原作としたアニメ化作品。テレビアニメが2011年7月より同年12月までTBSほかで全25話が放送され、特別編1話が映像ソフト収録作品の先行放送としてBS-TBSで放送された。2014年1月25日には映画『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』が公開された。

芸能事務所のプロデューサーとなって女性アイドルを育成するゲーム『THE IDOLM@STER』シリーズのテレビアニメ化作品としては、2007年にサンライズが制作した『アイドルマスター XENOGLOSSIA』に次いでの第2作である。テレビ放送された作品に限定しない場合は、2008年の『THE IDOLM@STER LIVE FOR YOU!』に同梱されたフロンティアワークス制作によるOVA版を含めて3度目のアニメ化作品となる。

以前の『XENOGLOSSIA』が原案ゲームからスター・システム的に登場人物を踏襲しつつも担当声優が異なり、内容も原案ゲームとは「まったく別物」と形容されるようなSFロボットアニメなのに対し、本作は現代日本の芸能事務所を舞台に12人の女性アイドルたちがスターへの道を歩んでいくという、概ね原作ゲーム『THE IDOLM@STER 2』の骨子を踏襲した内容となっている。主要な参加スタッフは原作ゲームのファンを公言しており、また原作ゲームの世界を再現することが指向されている。本作では、原作ゲームの劇中やその関連CDを通じて発表されてきた、登場人物たちの担当声優が歌うアイドルソングの数々も豊富に流用されている。

テレビアニメとの連動企画として、関連モバイルサイトでは本編の放送と並行する形で各話のサイドストーリーを描いたオーディオドラマシリーズ『NO Make!』が配信された。そのほか公式サイトではWEB版30秒予告と、実写版予告『しゅーろくごー!』も配信された。また、テレビアニメ第15話より登場した劇中内番組『生っすか!?サンデー』は実際に特集ページが作られ、本編中での登場人物の発言通りに本編のワンシーンの映像が配信された。

オープニングテーマ
「READY!!」(第2話 - 第12話)
インターネット配信版のみ、第1話から使用された。テレビ放送版、およびDVD、BD版では第1話はOPなし。
OP映像はドラマ仕立ての内容となっており、公演の準備から始まり大観衆の中のステージで締めくくられるという構成で描かれている。
「CHANGE!!!!」
(第14話 - 第19話、第21話 - 第23話、第25話-第26話)
第20話、第24話はOPなし。
OP映像の内容は、既に売れ筋の道を歩んでいるアイドルたちが、現実ではないイメージの中で歌い踊るというものになっている。
第21話以降では、千早が歌う場面が一部変更されている。

エンディングテーマ
「The world is all one !!(リミックス)」(第1話)
シングルCDの収録バージョンとは違い、すべてのパートが全員による合唱になっている。
「ポジティブ!(リミックス)」(第2話)
オリジナル版とはMCの台詞が違っている。
「First Stage(リミックス)」(第3話)
「蒼い鳥(TV ARRANGE)」(第4話ED、第26話挿入歌)
ゲーム版及びCD版とはアレンジが異なる。第4話ではEDだけでなく劇中歌として無伴奏で歌う場面もある。第26話では映画挿入歌として使用された。
「MOONY」(第5話)
「THE IDOLM@STER(リミックス)」
(第6話ED、第13話挿入歌)
第13話では第6話と異なるアレンジで、劇中歌として歌われる。
「おはよう!! 朝ご飯」(第7話ED、第26話挿入歌)
第26話ではカラオケ店で千早が歌ったものとして流れた。
「ハニカミ! ファーストバイト」(第8話)
「黎明スターライン」(第9話)
「GO MY WAY!!(リミックス)」(第10話)
「START!!」(第11話)
「ショッキングな彼」(第12話)
「i(リミックス)」(第13話ED、第23話挿入歌)
「Colorful Days(リミックス)」(第14話)
「MEGARE!(リミックス)」(第15話)
「Brand New Day!」(第16話)
「チアリングレター」(第17話)
「魔法をかけて!」(第18話)
「風花」(第19話ED、第26話挿入歌)
第26話ではカラオケ店で雪歩が歌ったものとして流れた。
「約束」(第20話)
「空」(第21話)
「Happy Christmas」(第22話)
「見つめて(Instrumental)」(第23話)
本作のエンディングテーマでは唯一、ボーカルもED映像も用いられず、クレジットの背景は黒一色となっている。曲の後半はCパートにかかる形となっており、泣き濡れる春香のカットで締めくくられる。
「まっすぐ」(第24話)
ED映像には第1話から第21話までの本編の映像が用いられている。ラストシーンにかかる形で始まり、Cパートにかかる形で終了する。
「いっしょ(NEW VERSION)」(第25話)
ラストシーンにかかる形で用いられた。
「my song」(第26話)

ゲーム同梱のOVA作品『THE IDOLM@STER Live For You!』。感謝祭ライブ前日に起こったトラブルのエピソード。春香・千早・美希がメイン。ちなみに、新しくユニットを作成した際の会話イベントの中にはこのアニメのエンディングからつながっている物も存在する。約17分。

エンディングテーマ『THE IDOLM@STER』

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

俺、プロデューサーになるわ

[THE IDOLM@STER]シリーズを原作としたアニメ
"765プロダクション"に所属するアイドルたちの物語
今更ながら、再放送を利用して視聴完了!


1話開始時点では仕事がほとんどない765プロのアイドルたち
そんな彼女たちがトップアイドルになっていく展開でした
中盤の売れてきた頃から格段に面白くなったように思います
ビックリするほど急に売れだしましたけどね、この娘たち
要所要所でシリアスなお話が入ってくるものの、基本的には彼女たちの可愛さが存分に出てるお話が多いです
{netabare}千早ちゃん・春香ちゃん {/netabare}の回は重たかったですよ
やはりキャッキャウフフしてるお話の方が私は好きです
各話ごとにEDがキャラソンになってるのがすごい!


そんなことより皆可愛いのなんのって(*≧∀≦*)
みんな輝いてる!!
ライブとかもう輝きすぎてる!!!!!
キャラが13人もいて覚えられるかどうか心配してた自分が懐かしいです
今ではフルネームで全員の名前言えますよ( ー`дー´)キリッ
ああ、俺もこんな可愛い娘たちのプロデューサーになりたい
そう思ったのは俺だけじゃないはず
だから皆今度出るゲーム買いましょ!


ここで好きなキャラTOP3のコーナー
第3位 菊地 真
ボーイッシュな感じとは裏腹に、実は乙女になりたいと願っているギャップがカワイイですね 彼女が世間から乙女と認識される日は来るのでしょうか?

第2位 我那覇 響
動物と心を通わせる(?)ことができる元気な女の子 健康的でいいですし、からかわれて赤くなっちゃうところがとても可愛いです

第1位 四条 貴音
銀色の女王で美しすぎる貴音さん 謎が多くてミステリアスなところも堪りません なんていうかパーフェクト!!!

以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}キャラ説明回
まだまだアイドル候補生だから売れてなんていないのね
当然だけどwww
まああれだ
みんな可愛いな{/netabare}

第2話
{netabare}全員の名前が覚えられないでござる〜
5話位までには全員の名前を覚えたいものです
そういえば双海亜美・真美姉妹
髪留めの位置でしか見分けられないのかな??
「うっうー」とかあざとい可愛いな(゚Д゚)ノ{/netabare}

第3話
{netabare}雪歩ちゃんの成長回
「穴を掘って埋まってますぅ」
ふむ、可愛いじゃないか
イベントって全員で歌うわけじゃないのね
世間では

誰が一番人気なんだろ?{/netabare}

第4話
{netabare}早くもテレビ出演とか凄いな
ただ「ゲロ×ゲロキッチン」ってタイトルはダメだろww
千早ちゃんの壁が壊れるのはまだまだ先になりそうです・・・
貴音さんは不思議ちゃん可愛い!{/netabare}

第5話
{netabare}海!温泉!つまりはサービス回ですね
貴音さんは不思議+大食いだったのか
千早ちゃんを気遣う春香ちゃん(´д`)エエコヤノ-
酔っ払いあずさ姉さんも可愛いね
これは3人だけ先にメジャーになっちゃう感じになるのか
ただ一つだけ気になることが
写真に映ってたのは亜美ちゃんの方かな???{/netabare}

第6話
{netabare}竜宮小町デビューか
あず姉さんが髪切った!これも可愛い
プロデューサーさん空回りいいいいい
焦るこたあないんだよ
みんな可愛いのだから(*゚▽゚*)
美希ちゃんはやはり天才だったか( ゚Д゚) ス、スゲー!
でも嫌なフラグを建ててしまった気がする・・・{/netabare}

第7話
{netabare}もやしの実力をなめちゃいけないぜ伊織ちゃん
やっぱ家族絡みの話はグッとくるものがあるよね
ずるいです・゜・(ノД`)・゜・
伊織ちゃんの性格の良さがにじみ出てたお話でした{/netabare}

第8話
{netabare}今回はおふざけ回
ウェディングあず姉とみきみきもいいが、やはりここはジェントル真を推そうと思います
あのアクションをうpすれば一躍有名になれるのに
もったいないです・・・
石油王です( ー`дー´)キリッじゃないよwww
あず姉さん残念・゜・(ノД`)・゜・{/netabare}

第9話
{netabare}今回もおふざけ回
名探偵双海姉妹の登場です
果たしてプリンを食べた犯人は誰なのか!?
ラストのあず姉さん・・・{/netabare}

第10話
{netabare}ドキッ、アイドルだけの大運動会!
ポロリはないから安心ですね
パンくい競争ではさすがのあず姉さん
いくら可愛くても、弥生っちを泣かす奴は許さんヽ(`Д´)ノ
リレー全員走るとは予想外ですた
そこそこ笑いもとってたし、これは765プロ大躍進か!?{/netabare}

第11話
{netabare}ライブが決定!
というわけでレッスンも開始!
しかしついていけないメンツがちらほらと・・・
しかしここで安定の春香ちゃん
そして流石の貴音さんの力によりなんとかなりそうかな?
ここで6話のフラグ回収きましたね{/netabare}

第12話
{netabare}ミキミキがアイドルやめちゃう!?
まあこれはプロデューサーが悪いね
そして彼女が戻ってこないことにより不安になる他のメンバー
しかしそこは安定の春香ちゃん、あと千早ちゃんもかなりのイケメンぶりを見せてくれました
なんとか連れ戻すことに成功して一件落着( ´Д`)=3
次はとうとうライブだ━━━━!!{/netabare}

第13話
{netabare}竜宮小町が台風で足止めされるというハプニングライブは少しずつ盛り下がる一方・・・
焦りに焦る765プロの面々
しかし安定の春香の力で落ち着きを取り戻し
ミキミキパワーでアゲアゲ状態に
やっぱりミキミキはすごいのね
これを機にみんな売れていくのか?{/netabare}

第14話
{netabare}765プロが旬のアイドルになってる!?
みんな仕事が忙しいみたいで事務所が少し寂しい(>_<)
季節の移り変わりとともにOPも変わってる!
こいつら売れすぎいいいい
ついに961プロが動いた
出る杭は打たれるということですね
勝てるのか?{/netabare}

第15話
{netabare}生放送しとるΣ(゚д゚lll)
早速響が走らされてるんだがなんだが可愛そうな気がする
生っすか!?サンデー!!

それにしてもみんな揃って生放送とかすげえな
まずは幼稚園でやよい・あず姉さん・デコちゃんの体操
次は真ちゃん改造計画
結局可愛い服よりかっこいい服の方が似合うんですね

やっときたぜ貴音さんの番が!
ラーメン食ってただけだけどww
そしてこの映画は面白くないだろ┐(´д`)┌
色々とやらかすからプロデューサーの胃がキリキリしちゃってる・・・
響はどこを走ってるんだろ??{/netabare}

第16話
{netabare}千早ちゃんの過去回クル━━━━(゚∀゚)━━━━!?
響といぬ美が喧嘩状態に
なぜ言葉が通じるんだろう?
まあそこは突っ込んだら負けだな
響が大大大ピンチ!!

ハム蔵のまさかのビンタ
そこから頑張って事務所に戻ったハム蔵
こいつすげえなΣ(゚д゚lll)
家族が大集合してなんとか助かった響
真面目に活動してるのを見抜けないジュピターのあいつはダメダメだなε=(・д・`*)ハァ…
そして最初の千早の夢はなんだったのか・・・
なんくるないさー{/netabare}

第17話
{netabare}真王子が大人気!!
僕はふっつうにカワイイと思いますけどね
カッコいいのも事実だけど(^_^;)

女の子として見られたい真王子
そしてちょいちょいフラグを見せてくる千早ちゃん
黒井社長の暴言がひどすぎてジュピターが不信に思ってもおかしくないレベル
少なくとも俺はおかしいと思うぞ

真王子とデートするなんてずるいぞプロデューサーヽ(`Д´)ノ
俺に代われ!
アイドルは夢を見させてあげる仕事
これには激しく同意ですね
俺は女の子として見てあげてる自信があるぞ( ̄ー ̄)b{/netabare}

第18話
{netabare}いつもより気合が入ってる律子さん
そして最近冒頭で流行ってる千早ちゃんへの連絡シリーズ
ちゃっちゃとやっちゃえばいいのに
あず姉さんがおたふく風邪で脱落!
その代わりに律子さんがライブに出ることに!?

振り付けを覚えているとはいえ、4日間で合わせてくるとはすごいな
さすが元アイドル!
ただ、本番ではド緊張しちゃって声も上擦っちゃうしまつ・・・
しかし元アイドル時代のファンが集まってくれたおかげでなんとか震えが止まった律子さん
可愛かったじゃないですかo(^▽^)o{/netabare}

第19話
{netabare}キタキタキキタキタキタキタキタキタキタ━(゚∀゚)━!
銀色の女王・四条貴音様の出番がキタ――(゚∀゚)――!!
和服の貴音さん美人ですな!
他社のオーナーさんと偶然食事したところをパシャリされてしまった貴音さん
移籍騒動が出て不安になる765アイドルの面々
謎の多さが逆に裏目に出たみたい

CM明け早々に千早フラグをぶち込んできました
今日は貴音さんのターンだろうが( ゚Д゚)ドルァ!!
貴音さんが一日署長かあ
犯罪ゼロ確実ですね(*゚▽゚*)
見事にパパラッチを退治したしメデタシメデタシ
と思ったらラストに千早ちゃんがががががが
貴音様のターンだと言ってるだろうがあああ( ゚曲゚)キィィィィィ{/netabare}

第20話
{netabare}やっときましたね千早ちゃんのターン
冒頭から重たい、重たすぎる、、、
メンタルブレイクにより歌えなくなってしまった千早ちゃん
そして引きこもってしまいました(>_<)

説得に失敗した春香ちゃん
帰り道に千早ママに遭遇し、思い出の品"スケッチブック"をゲット!
スケッチブックには笑いながら歌う千早ちゃんの絵が
僕も楽しそうに歌っている千早ちゃん見たことないです
友情パワーで見事に復活!
まさかこのアニメで感動するなんて思ってもみなかった・・・
いい笑顔ですぞヽ(*´∀`)ノ

P.S. 「優のために~」が「youのために~」と聞こえてしまうのは俺だけ?{/netabare}

第21話
{netabare}黒井社長の妨害が炸裂
音源データが壊れた!?
しかし千早ちゃんは音源なしで歌うことを決意
それって可能なのか?

宣言通りアカペラで歌い始めた千早ちゃん
なんやかんやでライブは大成功ヽ(・∀・)ノ
そしてジュピターは961プロ脱退ですか
まあ当然の流れですねwww
ん?バーで小鳥さんが歌っているだと!?
これは予想外でした{/netabare}

第22話
{netabare}やはり千早ちゃんの歌唱力は圧倒的な気がします
クリスマスパーティーをやりたいな
ということでみんなに電話
でも売れっ子アイドルの皆はクリスマスも大忙し(°_°;)(; °_°)_°;)(; °
そんな中春香ちゃんとミキミキが舞台の主役と準主役に決定!!!

そうだった
ゆきぴょんはクリスマスが誕生日だったね
なんとか皆集合して無事にパーティーが開催(*≧∀≦*)
ついでにケーキも大集合www
ミキミキが新人賞とったぞオメデトウ(^▽^)ゴザイマース
でも春香ちゃんは財布を渡すタイミングを逃してしまった・・・
後日無事に渡せたのかなあ??{/netabare}

第23話
{netabare}まだまだ大忙しの765プロのアイドル達
ニューイヤーライブの合同練習初日も全然人が集まらない状態ですね
なんとかして皆で練習しようと頑張る春香ちゃん
体調を崩さないかどうか心配です(>_<)

後半は終始辛い展開
春香ちゃんがなんか悪いことでもしたのか?
そう思いたくなるほど可哀想な感じになってる・・・
最後は目を覆いたくなるほどの欝展開へ
一体どうなってしまうのさ・゜・(ノД`)・゜・{/netabare}

第24話
{netabare}よかったよかった
プロデューサーさんは無事なんですねε-(´∀`*)ホッ
でも春香ちゃんは混乱しちゃってアワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
事務所のメンバーの状態も良くわかってないことに気づかされた765プロ一同

いや〜
いい話でした
思わずうるっときてしまった
でも今回の話は評価が分かれるところでしょうね
2つの相反する考え方のうち、どっちを支持してるかで見方が変わってしまう気がします
俺は春香ちゃん目線で見たので心に響きましたけど
俺の中では素晴らしい話だったからそれでよし!!{/netabare}

第25話
{netabare}からかわれてる響が可愛すぎるぞ、うがー
律っちゃんもストレッチしておいたほうがいいとのこと
これはあれですよね〜
プロデューサーさんが無断で外出してきてしまった
悪化する展開にはならないだろうからいいけどさ

やっぱり律っちゃんはライブに出ることに
皆いっしょにってことです
とても良いライブですなヽ(´▽`)/
生っすか!?サンデー!!が復活か
俺はすごい見たいぞww
ちゃんと財布も渡せたみたいで、僕は嬉しいですぞ
いいアニメでした!!!{/netabare}

SP
{netabare}ショートストーリー方式
この感じで1クールくらい新しくアニメやってくれないかな
そっちのほうが俺は好きかもしれない
生スカで流れたアイドル抗争映画見たいんだけどいつ上映するの?{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

87.1 2 アイドルアニメランキング2位
ラブライブ!school idol project(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3110)
13411人が棚に入れました
進化し続ける最新カルチャーの街・秋葉原と、歴史と伝統の街・神田、そして静かな大人の本の街・神保町のあいだに、まるでエアポケットのようにポカリと空いた、人影もまばらなその街の中心に、古くからある伝統校「音ノ木坂学院(おとのきざかがくいん)」。
しかし、さしたる特色もなく、ただのんきな平凡さを謳歌していた都心の地元校は、少子化とドーナツ化の波に押され、近年、生徒数が激減。3年後の統廃合計画をメドに、都心には珍しい緑豊かな穏やかな空気をたたえた学校の灯は消えかけようとしていた。
「でも! 私達の学校がなくなっちゃうなんて、そんなの絶対やだよ!」
この学校の危機に9人の少女達が立ち上がる。

声優・キャラクター
新田恵海、南條愛乃、内田彩、三森すずこ、飯田里穂、Pile、楠田亜衣奈、久保ユリカ、徳井青空
ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あにこれアニメ夜話 「アイドルアニメ」 disaruto×kazunyanzu×sekimayori×takarock

このレビューはdisaruto(disa)、kazunyanzu(かずにゃん)、sekimayori(seki)の3名と私(taka)が
「アイドルアニメ」について語ったものであり、
「ラブライブ」のレビューではございません。
従って、評価点はすべて3.0にさせて頂きます。

「アイカツ」、「WUG」、「デレマス」の話や、
「アイマス」、「ラブライブ」の話には劇場版のネタバレに触れるものも
含まれていますので閲覧の際はご注意ください。
あとアホみたいに長いですw

{netabare}taka:2次元のアイドルが注目され出したのが2005年のアイマスのアーケード版が
登場してからとして、2007年にニコ動が開始。
MADを中心に一気にアイマスの人気に火がついて、2011年に待望のアニメ化。
そこからラブライブ、アイカツ、WUGなんかのアイドルアニメが一気に増えていったんだけど、
まず、みんなの2次元アイドルとの出会い、アイドルアニメとの出会いなんかを
聞かせてもらえれば。

かずにゃん:アイカツは幼女キッズ向けアニメと違うんですか?ハィ(゚Д゚)/

taka:アイドル活動を主とするアニメという点では、アイカツも一緒でしょ。
元祖まで遡れば、「クリィミーマミ」とか「マクロス」だってアイドルものかもしれんw

かずにゃん:マクロスは超時空アイドルやね? たしかにw

taka:2次元アイドルって最初は結構抵抗あったりするでしょ。
みんなのきっかけは何なのかなって。

かずにゃん:え、きっかけはもちろん杏ちゃんだけども (*ノωノ) キャッ(*ノω・)ゝチラッ w
あたしってほらぁ~にわかだからぁ、アイドルもの初めて見たのが
デレマスだったのよ(*ノω`)ノ)゚ 3).:∵ww

taka:ほうほう、そこから765プロにも興味を持っていったの?

かずにゃん:そもそも深夜アニメ見だしたのって14年秋くらいだからね(゚Д゚ = ゚Д゚)、ペッww
765さんにも興味を持ちましたね!! 

taka:さらにラブライブまで手を出してw

disa:かずにゃんも色々手を出してるなぁ。。。

かずにゃん:順番は⇒デレマス⇒ラブライブ⇒WUG⇒アニマスでっす(`・ω・´)ゞ
ぁたしの場合お気に入りを見つけると熱しやすいタイプにありますからぁ(;´Д`)ハァハァ
とことんその子を追っかけちゃうのですよぉ~モジ(((´ω` *)(* ´ω`)))モジw

taka:アイドルアニメにのめり込むかどうかって所謂推しが非常に重要だからな~。
デレステなんかのゲームにも言えるけど。
そこに夢中になれるアイドルはいますか? これ超重要だなw

disa:杏ちゃん一筋なんだねえ。他の作品でも推しメンはいるのかい? 一筋と言いながらw
なぁ、、、好きなアイドル教えてくれよ、、、はぁはぁ。。。

かずにゃん:もっちのろんでおりますゆえΨ(`∀´)Ψ
かの有名なラブライブでいえば、…

taka:にっこにっこにー

かずにゃん:にっこヽ(゚∀゚*にっこ*゚∀゚)ノにー(*y´∀`y)♪

taka:sekiくんの2次元アイドルの出会いはどうなん?

seki:僕もアイドルアニメ観始めたのは遅くて、2014年でしょうか
もともと3次元のアイドルも興味なかったのでw
きっかけはあにこれのレビュワーさんにおススメされてことで、最初に観たのはアイマスです。

taka:アイマスは出来がいいからねー。

seki:確かに出来いいですよねw 完全に舐めて1話観てみたら、
テンポもいいし、作画も綺麗だし、画面にリッチ感もあって、あーこれは観てみようと
評判悪いなんて話も聞くけど、最後にプロデューサー目線だったことが明かされるって
ちょっとしたギミックもあって、ちゃんとアニメとして大事に作られていることが伝わる
1話目だと思うんですよ。

taka:どの目線かっていうのは結構重要なポイントだと思う。
アイマスはPの視点、視聴者もPの視点だからね。

seki:正直各アイドルの担当回に出来の差はあると思うんですけど、
丁寧に作られてるなって感想は全編通して当てはまって。
クールの区切りで盛り上げる構成とか、バラエティ回で楽しませてくれるとか。
あと、やっぱり千早回、春香回が感動的で。こんな感じで好きになりましたw
で、デレマス観て、デレステにはまって、みたいな。
ただ、この場でいいづらいんですけど、他のアイドルアニメって
ほとんど観てないんです(´・ω・`) ろこどるが大好きなくらいかなぁ

かずにゃん:ぁたし響回で泣いたん。゚(゚´Д`゚)゜。

seki:怒られるかもしれないけど、あの回のプロットはかなり難ありだと思っちゃいましたw
でもそれが響の健気さや頑張りっていうキャラクター性を強調してて、
つまり響はかわいいってことさー!

かずにゃん:そーだったのかぁ(*ゝェ艸)照♪
ぁたしには、ただただ健気な頑張りやさんと
動物と仲良くわーって感じに思わず熱くなって・・・

ってけものフレンズか⊂(・∀・)彡======(●)`Д´)         

seki:それはめっちゃわかりますw
黒井プロの横やりのプロットが個人的に好きくないだけで、
響とハム蔵たちはめっちゃ頑張った…!
ぼくも響のフレンズになりたい…

taka:sekiくん、ラブライブはあの3DのLIVEが苦手なんだっけ?

seki:そうですね、完全に個人的な趣味の問題で、3DCG好きじゃないんですw
ラブライブ1話で観るの辞めちゃって…
でも2期とかすごくCG綺麗らしくて、いつかはーと思ってるのですけど

taka:ざっと分けると手書きのアイマス、WUG。
3DCGのアイカツ、ラブライブなんだけど、
アイカツの初期は正直衝撃が走ったw
ちょっとここで見てもらいたい動画があるw
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25363878(アイカツ!美月さんで見るCGの進化)
ちと長いから最初のLIVEだけ見てもらいたい。
まるでちょっと絵が上手いJS(低学年)の
「しょうらいのゆめはアイドル」って絵のような3DCG。

disa:最初、不気味の谷まで至っていないぜw

taka:2011年にアニマスが始まって、
それを皮切りにアイドルアニメのラッシュが起こったんだけど、
その時期って3DCGが本格的にアニメに導入されだした時期なんだよね。
LIVEシーンで有名なのがハルヒのライブアライブだけど、
あの時期にあのクオリティだったのは京アニの技術の粋を尽くして、
1話だけだったからなのであって、
やはりアイドルアニメを作るとなるとLIVEシーンは重要度が高いから
全部手書きだと万策尽きちゃうよねw

かずにゃん:3DCG…ライブシーンだけCGで日常手書きシーンとどれだけマッチさせられるか…
ってことですねハィ(゚Д゚)/

taka:ラブライブはその辺、まだうまくやった方だと思ってる。

disa:ハルヒのライブシーンは凄すぎた。先程の映像と比較して、どっちが昔の作品かわからない。

かずにゃん:あー今思えばデレマス最終回ライブシーンの
杏ちゃんのタッチには(゚д゚)ポカーンってなったなぁ…(´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д`)

taka:デレマスのLIVEシーンって正直いまいち印象に残っていないw

disa:トライアドプリムズ良かっただろ!!!

seki:トランシングパルス忘れるんじゃねーぞ!
奈緒はもちろん奏さんもちらっとうつってるんだぞ!

かずにゃん:しまむーのスマイリング、トライアドプリムズ最高だったん(o´Д⊂)

taka:す、、すみませんでした。。。

seki:個人的には、描きたいものに合わせてCGにするか手描きにするかが決まってる気がして。
完全にイメージで語ってるんですけど、
ラブライブって楽曲PVみたいなものから動画化が始まってるじゃないですか

taka:ラブライブはLIVEっていうより本当MVって方がしっくりくる。
すべてが完璧に、如何にμ'sの魅力を引き出すかって、そういう作りかなと。

かずにゃん:ラブライブ劇場版なんていきなしPV…
もといミュージカル的なテイストがどんどん盛り込まれてましたね(*゚ω`艸)

seki:そうですそうです!
本当にMV的な作り方で楽曲もどんどん派手に盛り込んで、
3次元アイドルのライブと同じ興奮を作って、キャラをアイドルに仕上げていく、みたいな
だからライブシーンは高頻度で作らないといけなくて、必然的に3DCGになる。
アニマスは「アイドルである」ことから出発して、
逆に彼女たちも普通の女の子で悩みがあって、みたいな掘り下げ方をしてるから、
ライブ以外のイベントで個性を描けて、手描きでも制作に耐えられる。みたいな?

disa:売り出し方が違うと。
「ラブライブ」はミューズと言う団体を、「アイマス」は個々のアイドルを。

taka:ラブライブの劇場版で、
「ここ(N.Y.)の景色(夜景)はアキバに似ている」って誰かが言うシーンがあって、
その理由が「新しいものをどんどん取り入れて、変容していくから」ってことなんだけど、
どう考えてもN.Y.とアキバは似てねーよw
でも、μ'sにとってはどこも同じ。そこで歌って踊ればそこがμ'sの舞台。
世界はμ's中心なんだよね。別に批判している訳でなくてね。
ライブライブの作り自体がμ'sは存続するのかどうかってことを常にテーマに置いているから。

かずにゃん:アイマスっていろんなユニットとかソロとかぁ~
誰と誰がぁとかも興味深かったりするのんハィ(゚Д゚)/

seki:ラブライブってそのあたりどうなってるんです?
仲良しペアとかユニットありそうですけど

かずにゃん:仲良しペアあ百合を匂わせる展開も盛りだくさんす(*///▽///*)ゞボッw

disa:百合の話をこの時間でするんですか、、、?

かずにゃん:あ、…し、しまtったΣ(゚∀゚ノ)ノキャーww

taka:けど、やっぱりμ'sは学生アイドルだからプロじゃない。
9人揃ってこそのμ'sってことに帰結する。
百合という意味でもそうだけど、ライブライブは限りなく「けいおん」に近い作りかな。

かずにゃん:そーそー9人揃ってこそのミューズでぁって
学生アイドルという期間限定なのも特有だよね!!

seki:「学生」「部活」はラブライブのキーワードかもですね。若い視聴者に身近ですし

taka:ラブライブでは主人公の穂乃果の父親も765プロの社長のような扱いだし、
「サインしてください」ってファンも君らみたいなキモヲタは出さない。女性ファンだけ。

disa:引っ掛かる文言がありますねえ。。。

かずにゃん:ん]∀・)ん?ちょ、誰がキモヲタだってヾ()ノ゛クルクルヾ(#`Д´)ノ゛ヌォ─!!!w

taka:まぁキモヲタを出さないってのはアイマスもそうだけどねw
これを出しちゃったのがWUG。

かずにゃん:WUGはそーいった面で実に体当たりな作品だったと言えますね(゚Д゚)。。)゚Д゚)。。)ゥニゥニ

disa:ガチな作品が、アニオタに合うかどうかというところでしょうね。

seki:「アイドルもの」じゃなくて、ガチの「アイドル」アニメを作ろうとした結果でしょうか
山本監督って確かアイドル好きですし(僕かんなぎOP好きです)

taka:そういうことだろうね。
声優とアイドルがリンクしている作りってことからもビジネスとしてのアイドルだねw
2次元か3次元かという対立じゃなくて共存を目指したのだろうけど。

かずにゃん:ガチりーなテイストで、アイドル社会の厳しさや現実をリアルに描いたその心意気…
ぁたしは好きよ(´艸`)

disa:アイドルって、一昔前は偶像崇拝に近いものだったと思うけど、
今は非常に即物的になっていますから。
それを踏まえて、山本監督がアイドル好きならば、
こういう作品を作りたかったのも分かる気がしてくるw

seki:WUGが作品・声優ライブともにそこまで爆発的に人気がでなかったのは、
即物的な臭いが育成計画にも影響して、
100%綺麗な妄想だけ見つめてキャラ・声優さんを応援することができなくなったからかもですねw
あと作画の問題はでかいんでしょうけど
でも個人的には生臭いWUG観たくなってきたぞ。。。

かずにゃん:生臭いWUG!!ぜひ一度ご賞味あれヾ(*´∀`*)ノ!!!

disa:個人的な見解だが、作品で生臭い所をさんざん見せられて、
その声優さんたちをアニオタが応援したくなるかっていうと、そんなことはない気がするぜw
アニオタは純情なんだ、、、「月がきれい」とか流行ってたしね・・・

taka:その視点から言うと、アイカツは女児向けだからもちろん綺麗な面しか見せない。
ラブライブもそう。画面写りの悪いものや要素は一切排除している。
けど、アイマスは踏み込んじゃっている。
例えば劇場版で矢吹可奈が太ってって話があったけど、あのピザった姿は衝撃ですぜ!

disa:あれ、個人的には超良いと思ったけど、タブーだよねw

seki:僕もすげーと思いましたよ
ぽっちゃり系は超えて、(女性の定義する)マシュマロ女子の領域ですもんw
キャラを掘り下げるために、一番わかりやすいビジュアルを貶めてしまうというw

taka:同じようなエピソードでラブライブで
穂乃果と花陽が太っちゃったからダイエットするって話があるんだけど、
全然太ったように見えんwいつものビジュアルですw
それに比べると、アイマスはぴゅあぴゅあなファンに試練を与えているよねw
これはアイマスは古いコンテンツだし
ファン層におっさんが多いからこういうのが受容されているのかなと。

seki:今までのところまとめるなら、
・同じアイドルアニメと言えど、作品ごとに見せたいアイドルの側面が違ってる
・それが描き方(物語構成、どこまで「見せる」か、
果ては手描きかCGかみたいな技術的部分まで)に影響してる
あと、結構マーケティング戦略みたいな話になってて個人的に面白いですw
レビューにしちゃっていいのだろうかw

taka:前に「2次元アイドル VS 3次元アイドル」ってテーマでTVで議論している番組があってね。
3次元アイドルのメリットってなんだって話なんだけど、
成長する姿が見れる→精神的な成長を2次元なら綺麗に描けます。
やっぱアイドルなら2次元に限るなってことなんかねw

disa:アイドルのスキャンダルって、ホント増えましたよね~
女性アイドルのスキャンダルは芸能生命の危機、男性アイドルのスキャンダルは箔がつくw
一昔前はちゃんと隠してたのに、今はSNSのせいかしらんがボロが出すぎw
アイドル最右翼AKBの頂点の人ですら、あれだし、、、

かずにゃん:2次元に限る…Σ(゚д゚)ハテ?!
アイドルのスキャンダル増えたん(*´д`)o
この間結婚します宣言とかびっくらこいたぁ*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエエエェェェl!!!ww

seki:あれは衝撃でしたwブッ飛びキャラとしては好きだけど、職業アイドルとしてありえんだろと

taka:これ、個人的な見解なんだけど。AKBとアイマスってファン層似ているのかなと。
今となっては両者ともかなり前から存在していて、当然昔からのファンが存在する。
ここには確固たるヒエラルキーが確立されていて
新しいファンって入りづらい雰囲気を若干感じるのよね。

disa:うーんちょっと異議があるなw
AKBとかのアイドルは古参連中は売れたら離散しますw
大体売れてきたアイドルのファン層って、地下での接触厨→地下アイドルオタ(いわゆる古参層)
→アイドル好き(ミーハー)→一般層って流れだと思うんだよなあ

seki:僕もにわかなので、ファンが古いって点では同意しづらいかなー
一方で、コンテンツとして歴史が長すぎて、
アイマスの情報すべてを摂取するのに壁があるなーとは思います
(昔ニコ動でこんなアイマス動画が流行ったよ、とか)
だから、入りづらさはあるのかもしれない

taka:俺は売れたかってより如何に上手く世代交代ができたかってことが重要だと思っていて、
その点で言えばAKBは主要メンバーの卒業や数々のスキャンダルとかで失敗しているイメージがある。
でも、そうだとしたらやはり古参のファンは残ってないってことになるのかね。

disa:おそらく昔のヒエラルキーを作った方たちは、現場にはもう行ってないと思うな
もう新しいファン層で独自文化が出来上がっているんだと思う
それを見て新規のファンは疎外感を感じる
真正のドルオタって「売れるまでが好き」っていう人が多いと思う

seki:自分が発掘して育てたと感じられるっていう部分が大事ってことですか?
もう売れちゃうと、発掘も育成も必要ない、みたいな

disa:そういうことですね~そして彼らは別の卵を探しに行く。。。まるでPのようだw

seki:disaさんの話を前提にすると、ファンがアイドルを見る目って2つあるんですかね
自分が舞台に引っ張り上げるというプロデューサー目線か、
既に舞台上で輝いてるアイドルにあこがれる観客目線か

taka:前者はアイマス。後者はアイカツだね。ラブライブはどっちもあるかな。
P目線の人とアイドルに憧れる人たち、
そのアイドルが売れたらこの2つのタイプのファンはどうなってしまうん?

disa:この二つは多分共存しませんよ。
ニッチな視線からマスな視線に変わっていくはず。Pの人は離れていく、憧れる人はそのまま。

seki:Pの人は離れていく…無印アイマスの春香ってぶっちゃけP目線じゃないですか
アイマス2クール目、みんなが売れてしまって集まれないことに苦悩する春香の気持ち、
離れていくP目線に近いのかもしれない

かずにゃん:うーん(´ε`;)なんとも想像しずらいのだが…
杏ちゃんが売れに売れちゃってアイドル印税生活
を満喫されちゃっては出番なくって困るのぁたし。゚(゚ノД`゚)゚

ぁ、これなんか例え違うw

disa:結局ライブ会場の広さとかも影響してるんでしょうが、
売れてくると遠くなっていくんですよ、距離とともに存在が。
だから必然的に見守るPの目線は消えていって、遠くから輝くアイドルをみる視線になる。
で、P目線の人たちは「もう俺の知る○○はない」と思って去っていく。
残るのはそのP目線で客観視していた人たちではなく、いわゆるパーティーピーポーたちと。。。

かずにゃん:遠くから輝くアイドルをみる視線…

その先に杏ちゃんはいなくなっていやしまいか(゚Д゚≡゚Д゚)?
大丈夫だろうか(o´Д⊂)シンパイ

seki:「もう俺の知る○○はない」は深いなぁ
そこで離れてっちゃうP目線のファンの気持ちって、しらけもあるだろうけど、
寂しさが大きいんじゃないかって今想像したんですけど
そうすると、春香が成し遂げたことって、
そういうファンたちが本当は欲していたものなのかも
僕はアニマスは765プロのホームドラマだなーって思って観てたんですが、
アイドルオタクへの鎮魂というか、
彼らの琴線に響くようなまさにアイドルアニメだったのかもしれない

disa:結構ペラペラしゃべっているのでお気づきの方もいるかもしれないけれど、
私ドルオタだったんですよね~具体的にはZになる前のももクロw
それにまつわる知識と実体験からお話しさせていただきましたw

taka:俺がさっき言おうとしていたのは、
ファンの中に確固たるヒエラルキーが存在するAKBに対してももクロが現れて
そこで一気に火がついたのかなと思ってる。アイマスに対してのラブライブみたいな感じで。
だからももクロもラブライブも「比較的」ファンに若い層が多いのかなって。想像の話だけどね。

disa:カウンタカルチャーみたいなところはすごーくあったと思う。
AKBが会えなくなったから、今会えるアイドルとしての「ももクロ」という売込みをしていたし

taka:あと、ももクロもラブライブも「このメンバーで!」ってところに共通項があるのかなって。

disa:「このメンバーで」っていうのはPの方針らしい
誰も減らさないし、増やさないと。

taka:さて、そろそろ尺も埋まったので〆たいと思いますw
じゃあ、最後にこれからのアイドルアニメに期待すること。
アイドルのここを描いてくれって要望などあれば。

disa:期待することっていうのも中々難しいw
現実のアイドルは、夢を売れなくなってきている気がするので、
希望と未来のある作品を作ってくれたらいいと思います。
(百合とアイドルって相性いい気がするんだ、、、
ワイのお気にの百合官能小説もアイドルものだし、、、)

かずにゃん:えー(゚Д゚)コホン!!
ゃっぱりアイドルには萌と癒しを求めておりますゆえ、
普段はぐーたらやる気なくても本番でビシッと決めるぎゃっぷとか
自由奔放な彼女たちの魅力をそのままに、
ぜひぜひふんだんに描いてもらいたいですね(`・ω・´)ゞキリ

ぁとは幼女アイドルユニットとか~、小学s…ハッ(゚д゚)ハッ!

夢が広がりますね~(*´﹃`*)ジュルリソw

seki:まずは僕がちゃんと色んなアイドルアニメ観て勉強しなきゃなんですがw
今日アイドルにも色んな光の当て方があるってわかったので、
それに新たな気付きを加えてくれるような斬新な作品とかあれば面白いですね
あと、アイドルアニメって少し見づらいイメージ持っちゃう人もいると思うので、
そういう人も引き付けられるように、根本の部分が丁寧な作品が増えればなーと

かずにゃん:sekiきゅんそれあるー!!
ぁたしもアイドルアニメって見る前ちょっと抵抗あったもん(゚Д゚)。。)゚Д゚)。。)ゥニゥニ

taka:俺は3DCGの進歩とアイドルアニメって切っても切れない関係だと思ってる。
「これ、もう実写じゃん!!」ってある意味3次元を超えるような
そんなアイドルアニメを望んでいるかな。
もちろん、2Dにも3Dにも両方良い点はあるのだから
その技術の粋を尽くしたパーフェクトアイドルを作ってほしいです、はい。

seki:僕の奈緒は既にぱーふぇくとあいどるなので!(デレステ画面を舐めながら)

taka:30年後その奈緒は「ドット絵じゃん!」って言われているんだよね。

seki:夜道に気を付けるんだぞ☆ {/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 32

westkage。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

学校で結成されたアイドル。それがスクールアイドル。 ……は?? から始めるラブライブ。westkageが一番苦手なアイドルアニメに挑戦してみた☆

本作は「アスキーメディアワークス・ランティス・サンライズ」の合同プロジェクト‘ラブライブ!’のテレビアニメ版です。ラブライブは元々「電撃G’s magazine」で読者参加型の誌上企画としてスタートしたプロジェクトで、人気に伴いCD・PVアニメ・ボイスドラマ・漫画・ゲーム・アニメとメディア展開してきた経歴を持っています。

あらすじ…主人公の高坂穂乃果は高校2年生。ある日、自分が通う学校「国立音ノ木坂学院」が廃校の危機にある事を知る。理由は入学希望者の減少である。何とか廃校を阻止しようと考えた穂乃果は、ある人気高校の存在を知る事になる。その高校には学校で結成された‘スクールアイドル’のユニットが在籍しており、その存在が学校の人気に拍車をかけているらしい。キラキラと輝くスクールアイドルに心打たれた穂乃果は友人2人を誘いスクールアイドルの道へ踏み込むことになる。目標はアイドルになって母校の入学希望者を増やし、廃校の危機から救う事だ。

視聴開始後、彼女たちの歌声で物語は幕を開けます。
♪だって可能性感じたんだ そうだ…ススメ~、後悔したくない目の前に僕ら道がある~♪
♪Let's go! Do! I do! I live! Yes,Do! I do! I live! Let's go,Let's go! Hi!!♪

…開始30秒で危うく切りそうでしたが(正確に言うと最初のDoの辺りで)ひきつる左頬をなだめながらも何とか視聴を開始しました。なんだよスクールアイドルって勘弁してくれよ。やはり作品全体に溢れるキャピキャピ感に圧倒されます。堪らないほど頬骨筋に効きますね。正直1話目を見ている最中にも何度か後悔しかけましたが、ここで諦めるのもどうかと思い視聴を継続しました。
そう思った理由として、実は最近苦手なジャンルをなるべく無くしてみようと考えるようになったのです。というのも私は視聴するアニメをジャンルによってかなりえり好みしてきました。しかしコードギアスにロボットアニメの良さを、まどかマギカに魔法少女モノの良さを、のんのんびよりに日常系の良さをそれぞれ教わり、好き嫌いは良くないな…という結論に至りました。そこで私が一番苦手なジャンル、アイドルアニメにもチャレンジしてみようと思い立ったのです。
特に少し前に劇場版ラブライブを見る事になったキッカケは大きかったかもしれません(詳しくは私の劇場版ラブライブの過去レビューを参照下さい)

そもそも私は「アイドル」が苦手です。けどこれは単にアイドルを毛嫌いしているだけじゃないのです。私はアイドルに限らず「野球・サッカーなどのスポーツ全般」「アイドルなどの芸能人全般」に夢中になる…という行為自体が理解できない人間なのです。「だって知らない人ですし」プライベートを覗いた事は勿論、触れ合った事も喋った事も、なんだったらメッセの交換すらした事の無い人達なんですよ?そんな人たちがスポーツでどうなろうと知ったこっちゃないんです。アイドルで誰がセンターに立とうが気にもなりません。自分がスポーツしていたり、芸能界を目指していたり、もしくは知人であるなら話は別でしょう。自分に関わりがありますからね。…と、まあ端的に言うと興味がないのでしょうね。(これは実際にそういう事にハマる人たちを非難している訳じゃなく、あくまで個人的な好みの話ですので悪しからず)
そしてこういう話はリアルではしないようにしています。私は営業ですからそういう話が出ても「適当に話を合わせる」事くらい出来ますしね。何故って?リアルでそういう話をすると不思議な事に「冷たい人間」とか「つまらない人間」だと思われるからです。…そうですかね?困っているおばあさんや子供が居たら真っ先に声をかけてしまうタイプですし、話術もソコソコある方だと思います。なんでも勝手に言葉の印象で人となりを決めてしまう…人間の先入観って怖いです。
ただワールドカップは少し見てしまいます。これは「日本」という大きな枠で自分にも関わりが出来るからでしょうね。不思議なものです。
少し話は逸れましたがそんな私だからこそ、やっぱりリアルアイドルにはハマる事が出来ず、アニメにおいても同じ印象から遠ざけていた…という意識があったのかもしれません。

さて前置きが長くなりましたが…。

総評として「私にとって革新的…とまではいかないが、アイドルが苦手な自分でも最後まで視聴する事が出来た良作アニメ。アニメだからこそ彼女たちの私生活に触れる事が出来た面は、私にとって大きな要素であった」といった感じです。

やはりコレがアニメの良さだと思うのですが、私の場合アニメってキャラクターの私生活や時には生い立ちまで見る事が出来るので感情移入がしやすいのです。え?じゃあドラマだって良いじゃないかって?それは違うんですよ。だってドラマの場合、そのキャラと演じる人は別人じゃないですか。例えばデスノートの主人公は「夜神月」ですが、映画の主人公は「夜神月」を演じる「藤原竜也」にそれぞれ感情移入が必要になってきます。アニメってフィクションですけど、アニメの中に居る彼らにとってはそれがノンフィクションなんですよね。つまり何が言いたいかというと、アニメは‘彼ら・彼女らのリアル’を生のように感じられるから私は好きなのです。細かい事を言えばアニメだって声優さんが演じる訳ですが、そこは視覚的に見えないので…という理屈です。
アニメと言う表現でアイドルを描いたからこそ、アイドル嫌いの私が‘アイドル’という偶像で捉えるのでは無く、彼女たちをリアルとして捉えられたと思うのです。逆を言えば、まだ企画初期段階の「CD/PV」の時点では絶対に触れる事はなかったでしょう。それは恐らく、リアルアイドルを応援する気持ちと同じになるでしょうからね。そしてそういう印象を持ったのは恐らく私だけでは無いでしょう。他にも同じような理由で「リアルアイドル嫌いなのに、ラブライブは好きになった」という方が居るはずです。

私が今作を視聴出来たのはそんなところが主な理由になっていると思います。
つまり「アイドルアニメだろうとなんだろうと、アニメの良作を語るにおいてジャンルは関係ない」
という事だと思います。
そう言った事に気付けた意味では、本作を視聴した甲斐はあった…ということかもしれませんね。

ではようやくラブライブの良さについて考察するとしましょう。

1・キャラクターの魅力
ます可愛さという事については語るまでも無く多くの人が認める所だとは思いますが、実はラブライブの企画がスタートして以来、プロモーションビデオを重ねるにつれてキャラクターのデザインは少しずつ変更されています。私も確かにラブライブの初期のデザインを見かけた事がありますが、久しぶりに見たら「アレ?こんな顔だっけ?」って感じた事がありましたね。ネットで確認して、初期のデザインとアニメのデザインを比べると「誰だよお前?」ってくらい変更されています。具体的に言うと初期の段階から…
初期:ロボットアニメに登場しそうな、やや少年に近い雰囲気の淡白デザイン。
中期:ロリ要素を加えて子供っぽい童顔に変更、幼児向けアイドルアニメに少し近づいている。
後期:あどけなさを残しつつ大人びた雰囲気に、セクシーさが強調される。
こんな感じに推移しています。つまりアニメ化に至るまで、彼女たちは芸能界で洗練されていくリアルアイドルのようにデザインが洗練されています。彼女たちの可愛さは一朝一夕に完成したものでは無いと言う事ですね。

2・"Simple" is "best"
とにかく物語の構成がアッサリしています。熱血アニメと評する方も多いですが、もっと言えば昭和の学園ドラマの様にも感じました。例えて言うなら…
「俺たちの戦いはこれからだ!そうだろ!みんな!」
「ふっ(急に何を言い出すかと思えば…当たり前だろ!)」
「ふっ(しょうがねぇな…お前に乗ってやるよ!)」
「ふっ(やれやれだぜ)」
「ふっ(俺は信じていたぜ!お前の事を!)」
上記は男性口調で作りましたが、これに近いシーンが作中に何度も登場しますね。
見ているこっちが恥ずかしいわ!…と思ってしまうようなクサイ芝居も、可愛い女の子がやればこんなにも憎めなくなる。という心理をついていると思います。友情・熱血をテーマにするアニメやドラマはこれまでも多く作られてきましたが、少し古臭いので最近ではそういう作品もめっきり少なくなっていると思います。だからこその今、熱血という所が新しいのかもしれません。そして単に古いノリを持ちだしただけでは視聴者に受け入れられません。そこは「その熱血を美少女達がやる」という手法をもって、古臭さを完全に脱臭していると言えるのではないでしょうか?
また熱血モノの作品が目指す所はいつもシンプルです。今作も「学園を守る」というシンプルで解りやすい目標が物語初期で定められているので、幅広いファン層を獲得しやすい要因になっていると感じます。

3・声優のビジュアル
昔の声優と言えばそれほど表に出る場面も少なく、今の様にビジュアルを重視される事も無かったと思います。しかし急激に成長を遂げたアニメ業界の中でキャラクターを演じる声優は表舞台に出る場面が多くなり、最近は一種のアイドル化を遂げているようにも思えます。これは「声優」という職種が確立した事も大きな要因になっていると思います。というのも声優という仕事は、昔はほとんどギャラが無く、憧れる&希望したいと思える職種には該当していなかったのです。希望する人間が少ないという事は、選ぶ方もえり好みが出来ないということになり、必然とビジュアルは軽視される…そういう事だと思います。時代は変わり、アニメ業界に憧れる若者が多くなる中、晴れやかな舞台に出られる声優と言うポジションは人気を得て当然なのかもしれません。直接かかわる、監督やアニメーターなどよりも数段舞台に上がる機会があるわけですからね。
とにかくそんな時代背景の中で「ビジュアル&歌唱力」重視で選ばれた声優さん達ばかりです。やや…どころではなく、かなり声優としての力量に難アリの方も見えますが、そこは重視されていないのだから仕方ありませんね。可愛いから許されているという事でしょう。私は断じて認めませんがw

4・キャラクターの内面の良さ と にこにーの重要性
本作の登場キャラクターは全員性格が良く設定されています。これは悪役キャラを省く事で、視聴者が嫌な気分を味わう事を極限にまで抑える事が目的になっていると思います。
「アイドルっていうのは笑顔を見せる仕事じゃない!笑顔にさせる仕事なの!」
と作中でにこが発言していると思いますが、まさにこのアニメの方向性を語っているなと思います。つまりアイドルアニメを描くなら、作品そのものもアイドルの定義から外れてはならない。という考え方ですね。そしてこの作品はまさに多くの人を笑顔にさせた、アニメ界のアイドル…という事なのかもしれません。
それでもあまりに性格が良く描かれ過ぎていると、それはそれで「人間味」が無い。と評価されかねません。そこで「矢澤にこ」と言う訳です。彼女はあのメンバーの中では一番腹黒く描かれていますが、よく考えて欲しいのです。アイドルグループの中でセンターを狙うために工作する…というのは腹黒いでしょうか?それは当り前の事だと思うのです。むしろ一番まともな感性を持っています。彼女は「比較的腹黒く見える」に過ぎない存在で、むしろ非人間的なほど純情に描かれた他メンバーの「ウソ臭さ」をカバーしている役割を持つ重要な存在ではないか。と、私はそう思います。

…え?勿論、私はにこにー推しですよ?w

まとめると「アイドルアニメだから」という理由だけで敬遠している人が居れば、是非視聴して頂きたいです。アイドルアニメに対する印象を変えてくれるかもしれませんよ。そしてそんな方にはコツを伝授しておきましょう。みなぎるキャピキャピ感に殺られそうになったら…とにかく2話が終わる辺りまで我慢してみて下さい。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」です。慣れます!多分w

投稿 : 2024/05/04
♥ : 50
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

再放送の感想を追記していきます。4話。(1期2期全話視聴済。)

●再放送(2015.01~)を視聴して●

4話視聴後-----
{netabare}
サブタイトル通りに1年生3人が中心に描かれておりました。

Pileさんの演技が・・・。
変遷といいますか成長といいますか、
その辺を実感できる部分だとは思います。

あのアルパカが最終的に・・・と、この時には予想もしませんでしたw

小学生時代に凛をからかった男の子達が・・・心配です。

「私が~」と主張しつつ、花陽を2年生の所へ連れて行く凛&真姫。
仲が良いのか悪いのかw
花陽の背中を押してあげたい気持ちは、一緒なんですよね。

まだ凛のセリフに「にゃ~」が付いてないんですね。
個人的に、花陽については『コンタクト派』でw
{/netabare}
3話視聴後-----
{netabare}
ついにきました、ファーストライブ。
初見の時は、色々な意味で衝撃を受けた回でした。
ライブを成功させ、何とか学校を存続させたい3人の姿は、
物語を知った今、尚のこと心を締め付けられました。

アバンで真姫に聴かせる曲が・・・『START:DASH!!』じゃ無いw

緊張しまくる海未さん対策に、ライブのチラシ配り。
今思えば・・・ことりの手際の良さが、後への伏線だったり?と。
(初見では全く設定など知らずに観てたので。)

それにしても・・・
「純粋にライブを観たい」と思って講堂に現れたのは、
花陽さんだけだったんですね。
他の5人は別の思惑もあったと思います。

4話のサブタイトルは『まきりんぱな』。
今見ると何の疑問も持たずに聴いて、理解できますが・・・。
当時は「???」な状況だったのを思い出しましたw
{/netabare}
2話まで-----
{netabare}
まず・・・1期の時の自分の評価の辛いこと。
今じゃ立派に、スクフェス回してたり、ゲーム買ったり、
CD買ったり、車の中でノリノリだったりしてるんですが。
今採点したら、何やかんや補正で上方修正されるでしょう。
音楽に対する採点は確実に辛かったと言えますね。
声優さんについてはプラスしたいと思います。

2期を観た後とは言え、一々気付いてみたり感動してみたり。

1期自体結構何度も観たはずなのに、
2話で真姫が曲を作ってくれただけで泣けてしまい、驚いてます。
やはり1期は『START:DASH!!』ですね~。

海未さんは1期1話からお笑い担当だったんですね~。
穂乃果が雪穂に壁ドン(当時そんな意味じゃなかったはず)w

何だかんだで毎週楽しみに観ていこうと思います。
{/netabare}



以下は、1期終了時の感想・採点です。

総評っぽいもの。
{netabare}
・キャストにつきましては・・・名前を存じ上げている方が半分あまり見かけない方が半分、そんなところでした。「ので」と書いてしまうのは申し訳ないですが、演技とか微妙な所が目立った印象。(注:素人っぽさを要求している作品があることも知ってはいますが、個人的には聴き易さとか個性・演技の幅とかも重視するので、そういう方向にはあまり賛同できません。)
・キャラについて・・・正直12話前後では色々描ききれていないことも多々あるように思えますが、今一つ。個性が無いわけではない。でも背景が描ききれていないから薄いといいますか、ただの「属性」としか描かれていない気がしました。
・物語については・・・「脱!廃校」や「校内アイドル」という観点からならば面白かったと思えました。しかしタイトルである「ラブライブ」や「学校対抗アイドル」という方向からになると疑問符がつきますね。
・特に「ラブライブ」を断念した辺りからは謎といいますか矛盾ぽいものが。この先を描きたいのは透けてみえますが、「ラブライブ」の開催ペースとか重要性とかが殆ど描写無しだった為、3年生の扱いとか時制的な所とか不安です。
・最後まで観続けたわけですが、正直切る候補の1つでした。それでも完走できたということは、それなり(以上)の出来だったのだと思います。それ故にやはり、12話での無理矢理風なシリアス展開は無くても良かったんではないかな?と。少々間延びしますがミューズ結成~絆を描くまでを時間かけて、もう1クール使えると良かったのではないか?と思いました。
・改めて彼女らの歌を聴いてみて。どの曲もアイドルを意識した物に感じられて、個人的には良かったとは思います。が・・・OP曲が良すぎて、他が霞んでしまっている印象です。特に『ラブライブ』の意味が分かってからは「終盤で(OP曲を)歌うシーンが観られるのかな?」と期待していただけに、それだけのインパクトはあったのだと思います。
{/netabare}

以下各話レビューです。
{netabare}
13話鑑賞後----------
「辞める」宣言と「ことりの留学」からの最終話になるわけですから、今回何がしたいのか明瞭だった分スッキリと観られた印象です。

前回書いた中の②については、一応フォローがされていましたので半分は納得しました。が・・・やはり「頑張りすぎてしまう」というのは誰にでもあることだとは思いますので「出場見送り」という着地点はイマイチ。

ことりをどうするのか?と心配しておりましたが、穂乃果自ら迎えに行き言葉を交わすことで、9人に戻ることができて良かったと思います。本当に。

12話鑑賞後----------
また間隔開きました。
ですが比較的優先して観てたタイトルではあります。
12話まで観てのレビューになるわけですが・・・。
先に申し上げておきますと、酷評(気味)になります。

ここまでは
・スクールアイドル結成
・メンバー集め
・関係性強化
と順調に進んできまして、これと言って荒れる展開にもならず良い感じだと思っていたのですが・・・。いえ11話での穂乃果の無茶までは、特別に何とも思っていなかったのです。

物語に抑揚を付けたかったのか、12話の展開には違和感と言いますか無理矢理感と言いますか不自然と言いますか。そんな印象しか感じませんでした。

ことりの夢に対する行動、いつどうのように穂乃果に打ち明けるか悩む、その辺りは仕方が無いかなとも思いました。

13話を知らない時点で書いてしまうのは間違っているのかもしれませんが。
①「ラブライブ」なのに予選の時点で辞退してしまってはタイトルの意味が・・・。
②穂乃果のことがあっての辞退(出場停止?)なのは観ていて理解はできるが、それを決めるにあたって「首謀者」抜きというのはどうなのか?
③何かとセリフの端々に「穂乃果のせいじゃない」みたいなことが出てくるが、むしろそのせいで責めているようにしか聞こえない。
④「拗ねている」「周りが見えていない」ともとれる穂乃果の辞める宣言だが、むしろこっちのが共感は出来るかな?と。
⑤「次のラブライブ」のことも考えているようだが、3年生sは? 来年なら卒業してると思うのだが・・・。

と揚げ足取りみたいな感想ですが、結局この作品が何をしたいのか、分からなくなってしまいました。「部活的な青春」を描きたかったのか、「スクールアイドルの頂上への道」を描きたかったのか。

結局は最終話(?)まで観ないことにはハッキリとしたことは書けないのでしょう。
が・・・こんな終盤で失点してくれるとは思いませんでした。

8話鑑賞後-----------
レビュー自体は間隔開いてますが、毎週消化してました。

1年生3人入り、3年生1人巻き込み。
さぁ次は生徒会長&副会長か?と思ったら、センター争い(リーダー決め)w
思ったより最後の2人が入ると決めるまでが長かったです。

そういえばようやく「ラブライブ」が何のことなのか説明されましたね。まさか「スクールアイドルの甲子園」的な物とは思いもしませんでしたがw

7話ラストで廃校決定か!?と思わせつつも、オープンキャンパスの結果次第という結構曖昧なボーダーを設定されてましたが・・・。結局どういう裁定」が下されるんでしょう。

8話での9人曲のPVを、真面目にまともな画質で観てみたいな~と思い始めていたり。

4話鑑賞後-----------
ようやくメンバー増えた~。良かった~。
って3人同時かいw
いや~1人ずつとかはテンポが辛いので、良かったです。

物語的には・・・イマイチ印象に残らないと言いますか、遠回りした挙句にまとめて加入な感じで。うん、コメントし辛い。
でも眼鏡っ娘が加入を申し出るところは、ちょっと涙が出そうになりました。

3話鑑賞後-----------
「ファーストライブ」ということで。
講堂(?)をそれなりに賑わす展開にでもなるか?と思いきや、途中までは0人という悲惨な状況でした。
後半手伝ってくれた娘達に、今後恐らく加わるであろう面々が登場して・・・「そのまま放置」ということにはならずに済みましたが・・・。

しかし・・・まさかの3話終了時点で、未だメンバー3人。
先述の面々の心の中では、加入への想いがあるのかもしれません。が・・・。

それでも1クールの1/4が経過してメンバーがまだ半分も揃ってないとか、一体何処までお話をしたいのか?と不思議に思います。ただメンバー揃えたいだけの作品ならば、それはちょっと・・・。

2クール作品だったり、もう2期やること前提での物ならば、このペースもわからなくもないです。

取捨選択は9人揃ってからにしたかったのですが、他とのスケジュールや番組数からもそろそろ限界かな?とも。

曲は聴く限りで悪くはないと思っております。
ので尚更全員揃って、キャラをある程度掴んでから、聴きたかったと思うのですが・・・。

観続ける可能性はありますが、コメント・レビューは控えめにいこうかな?と思います。

2話鑑賞後-----------
勝手に、今話で生徒会長辺りが加わって、そろそろ本格始動でもするのかな?と思いきや。メンバー的には3人。歌は作ってもらえたけど・・・。で次回ファーストライブとのことですが・・・。

こういう見方するのは無粋なのかもしれませんが、着地点をどこに持って行きたいのか、それが謎です。
「先を読ませない」という意味ではポジティブにもとれます。しかし9人揃うまでに時間を要するのであれば、逆に「アニメした目的は?一応の区切りは?」と考えてもしまうわけです。売れっ子になるまでの軌跡を描きたいだけなのか、他にテーマがあるのか・・・。
漫画なり、今までの活動なりを調べてみれば理解できることなのかもしれませんが・・・。

CD探してみてはいるんですが・・・見つからないw
「マイナーかも?」という理由で扱ってない店が多いのか、人気あるにも関わらずプレス数が少ないのか。

1話鑑賞後-----------
「廃校になりそう~生徒集めなきゃ~スクールアイドルが良さそう~やってみよう」というのが、1話の流れだったように思いますが・・・これがこの作品の本筋なんですよね?

と誰かご存知の方に訊いてみたくなっているのが、正直な感想です。何と言いますか・・・上記の括弧内の内容を『劇中劇として演じている』ような気がして、「既にこの娘たち売っ子なんじゃ?」と勘ぐってしまうのです。

こんなこと書いてしまうのは何ですが・・・「サクセスストーリー」を表現するのにあたって、1話から既に持ち歌っぽいものがあるというのは凄まじい違和感なわけでして。僕の勉強不足なだけかもしれませんし、歌を単なる演出として観れば良いだけの話なのかもしれません。
既にアイドルとしてデビュー・活動をしているならば問題ないのですが・・・。

キャラについては、まとめて9人?登場しないでもらえて助かりました。やっぱり一気には頭に入らないので。

歌については1回まともに聴いてみないことには、と思っております。最近出たベスト版(?)を聴くところから始めてみようかな?と。

とりあえず今は継続視聴予定です。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 48

88.4 3 アイドルアニメランキング3位
ゾンビランドサガ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1211)
4505人が棚に入れました
いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。
7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。
死して蠢く、ゾンビによって……

否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド”
少女たちの願いは、たった一つ。
「私たち、生きたい。」
これは、少女達が起こす奇跡の物語サガ。


声優・キャラクター
宮野真守、本渡楓、田野アサミ、種田梨沙、河瀬茉希、衣川里佳、田中美海、吉野裕行、高戸靖広
ネタバレ

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

アイドル道とは、生きていく事に見つけたり。

2018年12月25日 記載

今回のレビューは少し専門的な話についての主張が目立つかと思います。
予めご了承下さい。
また、何も情報を入れず、タブラ・ラーサの状態でアニメを観たい方は、速やかにページを閉じて、レンタルショップなり動画サイトなりに駆け込む事をオススメします。
本レビューには、与えられるはずだった衝撃が少なからず薄れる危険性がございますので、どうかご注意下さい。




最近、自分が「死んでいる」と感じる事が多くなってきました。
夢が無い。
希望が無い。
愛が無い。
情熱が無い。
それらを手に入れても、意味が無い。
無い無い尽くしの世界で生きている私にとって、「死」と言う概念は意外にもすぐ近くで息衝いている代物です。
「死んだように生き続ける」と言う凶行は、昨今の社会問題の1つでございますが、それは等しく「生きる意味」と言うのを喪っているのが根底にあると思うのです。
夢、希望、愛、情熱、それは様々
だから、私のような輩は死なないように自給自足する他ありません。
「生きる意味」の自給自足
お気に入りの作者の新刊とか、楽しみにしているアニメとか、心待ちにしているゲームとか、早く観たい映画とか。
物語(サーガ)に対する「期待」と言う代用品で、何とか生き長らえている「死に体の私」
これはもう、ある種のゾンビと言えるんじゃないかと感じる今日この頃
そんな中で私は、1つのアニメと出会います。


『ゾンビランドサガ』


この度本作は、2018年秋アニメにおいて、私の中で2回目の精神革命を起こしました(1回目は『あんハピ♪』のレビュー参照)
本日はその衝撃を、つたない言葉でございますが、自分なりに噛み締めていきたいと思います。
今回も『あんハピ♪』と同様、2部構成でお送りする次第
第1部に私が本作の内容について考えた事を書き、第2部に私がこのアニメ自体に感じた事を書く所存です。
「よく分かんねえ変な奴の戯言なんていらねえ」という人は前半だけ。
「考察とかギャグアニメなのに馬鹿じゃねえ?」という人は後半だけでも充分でございます。
読んで下さるだけで、私としては大変ありがたいのですから。
長々とした駄文で恐縮ですが、心優しい方や暇な方、どうか温かい目でお付き合い下さい。




【あらすじ】
いつも通りの日々が、続くと思っていた。

いつも通りの生活が、送れると思っていた。

いつも通りの毎日が、過ごせると思っていた。

でも、そんなモノはマヤカシに過ぎない。
否応なく踏み込んだ世界で、少女達は安寧の崩壊を知る。
やがて訪れる恐るべき現実、逃れられぬ運命、響き渡る叫び

彼女等は確信した。
自分達は偽りの仮面をかぶり、闇の中を歩き続けるしかないのだと。

少女達の願いは、ただ一つ
「生きたい」
そこは、最高×最悪のゾンビワールド
これは、彼女達が起こす、奇跡の物語




{netabare}
【第1部】アイドルとは、死ぬ事と見つけたり
さて、と言う訳で本作、アイドルものです。
ゾンビにアイドルをかけて、佐賀をプラスしたオリジナルアニメです。
上記を知った時の反応はまあ人それぞれでしょうが、私個人の感想をお伝えしましょう。

「荒唐無稽ギャグが支配する超絶色物アニメ」と感じておりました。

巽幸太郎と言うキャラクターの濃さ
彼を取り巻くアイドル達の華やかな個性
冒頭数分でゾンビィになる所から始まるストーリー展開
アイドルと謳っておきながら、歌っているのはバリバリのデスメタル
上記の要素で思わない訳無いでしょう。
恐らく皆さん、似たような事を感じていたと思います。

しかし、そんな風潮に転換が起こり始めたのは、【第5話】までの佐賀紹介パートもといギャグパートが終わっての【第6話】から。
思えば、これまでの話で、少なからず思い入れが湧いていたんですよね。
フランシュシュと言う女の子ゾンビィ達が、ギャグシーンを踏まえながらも一歩ずつ成長している姿勢
1話1話で、アイドルと言う価値観に囚われないモノを歌い続け、佐賀のPRにも貢献し続けました。
上手くいかない事の方が大半でしたが、それ以上に、メンバー同士の繋がりと言うのが次第に芽生えていく、結果オーライな過程
自然、彼女達の動向を見守る、彼と同じ立ち位置に落ち着いていたのです。
そう、そんなアイドル達を取り持つ主人公、巽幸太郎と同じように。
そして、そんな同化現象は疑問による思い入れを深くする第二要素と成り得た次第
一体何者なのかが全く明かされず、ただ「謎の人」と言うカテゴリーで、しかしながらクレジットタイトルで1番上に陣取っている。
重要人物であると言う予感がヒシヒシ感じていた私は、彼の事が気になって気になってしょうがありませんでした。

そんなこれまでを踏まえた上で、生み出されたのが以後の話だったのです。
心が震え上がらない訳がありません。

そして現在、全ての話が終わった今
本作のシリアスを支えていた部分に、私はある1冊の名著が鍵になっていると思えるようになりました。
11話で話題に挙がったので、調べた方もいる事でしょう。
山本常朝『葉隠』です。
本作は、上記の作品が大きな根幹として物語の中で息衝いており、展開を支える要になっていると強く感じました。
したがって【第1部】では、『葉隠』が『ゾンビランドサガ』にどのような影響を与えていたかを考察し、そこから一歩先に進んだこの作品独自の考えと言うのを紹介していきたいと思います。
あくまで個人的解釈であると言う前置きを踏まえた上で、ではでは早速参りましょう。



(1)「時代の風がある、昔風や當世風のみではいかぬ、時代に順應せよ」(『葉隠』聞書第二の十八)

【第6話】だってセンチメンタル SAGA
【第7話】けれどゾンビメンタル SAGA(水野愛・紺野純子)
5話までのギャグパートが終わってからのこの2話
ここでは、愛と純子の見事な食い違いが大きな目玉となっておりました。
カンペキな内容をファンに見せる事を求められた「アイドル」
成長過程もまた、1つの個性として捉えられている『アイドル』
ステージの上からファンを魅了する、称えられた「アイドル」
身近さを売りとする事で生まれた、いつでも会える『アイドル』
同じアイドルでも、時代性や世間の風潮によって、如何様にも求められるモノには変化が生じます。
愛が純子に語っていた上記こそ、『葉隠』聞書第二の十八「時代の風がある、昔風や當世風のみではいかぬ、時代に順應せよ」の教えに他ならないのです。
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《原文》
時代の風と云ふものは、かへられぬ事也。
段々と落ちさがり候は、世の末になりたる所也。
一年の内、春計りにても夏計りにても同様にはなし。
一日も同然也。
されば、今の世を、百年も以前の良き風になしたくても成らざること也。
されば、その時代時代にて、よき様にするが肝要也。

《現代語訳》
時代の風潮と言うのは、変えられぬものだ。
次第に風潮が低俗になってゆくのは、世も末に感じられる。
一年の内、春が何度来ても、夏が何度来ても、同じ物は無い。
一日も同じことだ。
なので、世の中を百年前の良い風潮に戻すというのはできない相談である。
だから、その時代に応じて順応する事が肝要なのだ。
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自らが適合できない「時代性」と言うモノに、苦悩する純子
そんな彼女がどうやって再起を図る事が出来たか。
それは偏に、幸太郎の新しき教えがあったから。
求められるモノが変わっても、それを発信する「アイドル」は何も変化していないと言う事
アイドルが変わったのではなく、アイドルを見る「目」が変わっただけに過ぎないと言う事
そんな世間に迎合する事無く、自らの「キャラクター」として対抗しても良いんだと言う事
『葉隠』と全く真逆な教示を唱えたのが、巽幸太郎その人と言う訳です。

しかし、ここで面白いのが
①愛の語った考え(=『葉隠』聞書第二の十八)自体は作中で否定されていないと言う事
②愛自身も「時代の風潮」とやらに苦しむ被害者であったと言う事

現代社会で良くなったと思える事の1つに、「個性」が重要視されてきた風潮があると思うのです。
順応しても良いし、しなくても良い。
上記の思想を踏まえた上で生み出された幸太郎の教えは、決して『葉隠』の否定、水野愛の否定ではありません。
純粋な否定ではなく、齎された思想のアップデートです。
「個人が時代へ反逆する事」の困難さを教えた事
「他者の思想を受容する事」の大切さも伝えた事
簡単に全てを受け入れるキャラクターも入れた事(ゆうぎりやサキ)
これらは、本作が『葉隠』を下地として生み出されていても、順応する事を全否定はしていない証拠と言えるでしょう。
非常に上手く考えられているなと、偏に感じました。

そして結局、愛と純子の根幹は同じだと思います。
なぜなら、時の流れた年数の差こそありつつも、どちらも「取り残された被害者」だから。
純子は変化する「アイドル像」から。
愛は世間が吹聴した「伝説」から。
ゾンビィとして甦った結果、彼女等にはそれぞれ、取り残されてると言う事実のみが浮き彫りになったに過ぎません。
純子は幸太郎の教えによって薫陶を受けました。
しかし、愛は練習に励み続け、見定めなければいけなかった事に蓋をしました。
自分が陥った顛末を直視したくなかったから。
彼女の「余計な事」には、純子との対立だけでなく愛自身の忘れ難き後悔も含まれていたのだと思います。
余計な事を考えている場合じゃないと練習に没頭していたのは、自らも今のゾンビィアイドルと言う境遇に順応出来ていなかった証拠に他ならないのです。

しかし、そんな彼女を「順応しない」純子は支えました。
幸太郎の教示が齎した流れ
Aパート「現在のアイドル像」への反逆→Bパート「過去の伝説」への反逆に至る連鎖反応
サガロックフェスと言うのは思わぬアクシデントによって、その2つを同時に克服する事の出来た、記念すべきイベントと言えましょう。
素晴らしく上手く繋がった展開であり構成の妙と言える【第6話】と【第7話】でした。


【第11話】世界にひとつだけの SAGA(巽幸太郎)
山本常朝の『葉隠』が初めて明示されたシーン
「昔は良かったって言う大人、かっこ悪いですよ」
マスターが『葉隠』の一節を用いて生み出された会話に、上記の思想を簡略化した口文句で対抗する幸太郎
しかし、そんな自分も彼女等をゾンビィとして甦らせた以上、順応なんて出来ていない。
それを踏まえての「おめえが言うか」で、苦笑する彼
実はこれ、結構大人の味と言うか、会話の妙を感じさせるシーンです。



(2)「道は死ぬ事、毎朝毎夕常住死身になれ、家職を仕果す」(『葉隠』聞書第一の二)

【第9話】一度は尽きたこの命 なんの因果か蘇り 歌い踊るが宿命なら 親友への想いを胸に秘め 貫くまでよ己の SAGA(二階堂サキ)
武士道の回です。
二階堂サキと言う少女をフィーチャーしたこの話は、『葉隠』の思想を多く反映させていると常々感じます。
そもそもそれは、暴走族社会が武士社会に通じる所を多く秘めているからと言うのが大きいでしょう。
・厳しい上下関係
・死と隣り合わせの現実
・華々しく散る事を格好良さと感じる風潮
パッと思いついただけでも、これだけ挙がります。
そしてやはり、彼女自身もそんな「覚悟」を秘めて、人生を謳歌してきたからこそ、この話は最も武士道を色濃く感じるのだと思います。
「死」が身近に存在する世界で、自分の好きなように生きて、やりたい事をやってきた少女、二階堂サキ
そんな彼女が最期となってしまったきっかけの度胸試しが、『葉隠』聞書第一の二「道は死ぬ事、毎朝毎夕常住死身になれ、家職を仕果す」に丁度良く収まると言うのは、少しばかり皮肉を感じました。
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《原文》
武士道と云ふは、死ぬ事と見附けたり。
二つ二つの場にて、早く死ぬ方に片附くばかり也。
別に仔細なし。
胸据わって進む也。
圖に當たらぬは犬死などといふ事は、上方風の打上がりたる武道なるべし。
二つ二つの場にて圖に當たるやうにする事は及ばざる事也。
我人、生くる方が好き也。
多分好きの方に理が附くべし。
若し圖にはづれて生きたらば腰抜け也。
この境危うき也。
圖にはづれて死にたらば、犬死氣違也。
恥にあらず。
これが武道に丈夫也。
毎朝毎夕、改めては死に、改めては死に、常住死身なりて居る時は、武道に自由を得、一生落度無く、家職を仕果すべき也。

《現代語訳》
武士道とは、死ぬ事であると見いだした。
命を懸けた二者択一の場面において、早く死ぬ方を選択するだけだ。
特に詳細など無い。
胸を据えて進むのだ。
「目的を達成できなければ犬死である」等と言うのは、上方風の思い上がった武士道である。
命を懸けた二者択一の場面において、目的を達成できるかどうかなど及びもつかない。
人は生きる方を好む。
大方、好む方に頭が働く。
もし目的を達成できず生き長らえたならば腰抜けである。
この境目が難しい。
目的を達せずに死んだなら、それは犬死気違いだ。
恥ではない。
これが武士道において最も大切なことだ。
毎朝毎夕、心を正しては、死を思い死を決し、いつも死に身になっている時こそ、武士道とわが身は一つになり、一生失敗を犯すことなく職務を遂行することができるのだ。
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サキは、死ぬ方を選んだ。
命を懸けた二者択一の場面において、早く死ぬ方を選択しました。
そして、彼女は本当に死んでしまいました。
理由は描かれていないし、詳細も分かりません。
死ぬつもりで勝負に挑んだのかもしれないし、柵を乗り越えても生きてやるという強い信念があったのかもしれません。
ブレーキ音やブレーキ跡は観た所ありませんでしたが、夢やたまごっちがあったのに、あそこで死のうと思うのも早計過ぎる気がします。
彼女本人にしか、これは結局、分かりません。
しかし、はっきり言える内容も作中では見つけられます。
いつも彼女は「死」を意識して日々を生きていた事
サキはこの時点で、腰抜けでも恥でもないと言う事
九州制覇からの全国制覇と言う目的を達せずに死んだ「犬死気違い」であったとしても……
私は、彼女に立派な武士道精神を感じた次第です。


【第7話】けれどゾンビメンタル SAGA(二階堂サキ)
と、ここまできて思い出したのが、この回におけるサキのサガロックフェスでの口上
彼女、「死んだ気になって」って言っているんですよね。
こういう細かい所にも彼女の「常住死身」が表れているのだと、目から鱗でした。
ただの言い間違い且つ言い直しの言葉
しかし、その内容には確かに、これまで彼女が生きてきた武士道がある。
伝説の特攻隊長が背負ってきた「常住死身」を、私は確かに感じたのでした。


【全体】フランシュシュの「生き」様
そして、この「死ぬ事と見附けたり」は【第7話】から自然と全員に感染しています。
サキが特に顕著だった故、最初に取り上げてしまいましたが、『葉隠』の思想を端的に表した「聞書第一の二」に限って言うなら、この箴言はフランシュシュ全員に通じていると言っても過言ではないのです。
サガロックフェスやアルピノにおけるライブこそ、その証明
極限状況下でもライブを行い、立ち上がり、歌い続け、生きようともがくその姿
雷に打たれても、雪が降っても、ステージが破壊されても、倒壊しても、ライブをやめないその姿勢
それらこそ、彼女等の示した「生きたい」の具象化なんです。

フランシュシュのメンバーは全員ゾンビィ
既に死んでいるからこそ、あらゆる理不尽な状況を乗り越える強さを持っています。
常識的範疇では、作中のスタッフが如くライブを中止する事こそ正しい。
しかし、それでは彼女等の「生きたい」が伝わらない。
フランシュシュは「ゾンビィ」として、死んでいたい訳ではないのです。
フランシュシュは、「アイドル」として、生きていたいのです。

だから、彼女等はその「生」を数少ない舞台でぶつけます。
常識に捉われない、彼女達だけの「ライブ」(Live)をぶつけます。
死にかけの皆さんは、フランシュシュを観て、幸太郎の発言に耳をすませましょう。

「あいつらはゾンビィだが、生きようとしている」
「お前らは、いつまで腐ったままでいるつもりだ」


【全体】ゾンビィと言う存在について
この「常住死身」について、思う所がありましたので、ここに記載したいと思います。
本作はゾンビを大事な要素としている故、随所に本作特有のギャグが多く見受けられるのが特徴
特に純子の「もう死んでますけどね」と、たえの自分達がゾンビである事を示す行動が印象深かったように思います。
ここで思ったのが、これらのシーン
物語を賑やかすギャグの一面こそありますが、自分がもう死んでいる事を忘れるなよ!と言う効果も発揮していたのではないかと思うのです。
心を正しては、死を思い死を決し、いつも死に身になっている時こそ、武士道と我が身は一つになる。
「死んだ気で」何かに臨めば……
失敗を犯さずに、職務を遂行出来る。
自由な気持ちで、任務を大成出来る。
それが『葉隠』の伝えた「常住死身」でした。

しかし、彼女等はもう死んでいます。
「いつ死んでも悔いのないように覚悟を持って生きる」と言う使い方は、この場合出来ません。
その結果、生まれたのが「メメント・モリ」だったと言うのは、なんて面白い理屈でしょうか。
ゾンビィとは、言わば生死が曖昧な中途半端存在
「自分が生きている」と言う錯覚を上記の度に訂正する事で、彼女等は擬似的に「死んだ気で」望む事を成し遂げようとしていたのです。
敢えてギャグによって「死」を意識させる事で、自らがゾンビとして「生」きている事を実感させて、前へ進もうと努力し続けている。
ゾンビィでも「死」を実感する事は出来る。
そして、その原動力で前に進む事が出来る。
とんでもなき葉隠解釈を目の当たりにした瞬間でした。
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「葉隠」の言つてゐる死は、何も特別なものではない。
毎日死を心に当てることは、毎日生を心に当てることと、いはば同じだといふことを「葉隠」は主張してゐる。

三島由紀夫『葉隠入門』
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(3)「曲者は頼もしきもの、人の落目や難儀の時、頼もしするのが曲者」(『葉隠』聞書第一の一三二)

【全体】巽幸太郎
本作における「曲者」と言えば誰でしょう。
十中八九、口を揃えて、アイツの名前が浮かべば御の字
そう、我等が愛すぺき名おバカプロデューサー、伝説の巽幸太郎その人しか考えられません。
「手には負えない変わり者」
「ひと癖あって、したたかなヤツ」
「表面には表れない何かを持っていそうな、普通とは違った人物」
幸太郎以外には考えられない、実に酷い評価です。

しかし、これを山本常朝が知ったら、ブチ切れるに違いありません。
『葉隠』において、この「曲者」と言う言葉はまたまた別の意味を発しますから。
本著において「曲者」とは「頼もしきもの、人の落目や難儀の時、頼もしする」存在なのです。
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《原文》
神右衛門申し候は、
「曲者は頼もしきもの、頼もしきものは曲者也。年來ためし覺えあり。頼もしきといふは、首尾よき時は入らず、人の落目になり、難儀する時節、くぐり入りて頼もしするが頼もしなり。左様の人は必定曲者也」と。

《現代語訳》
神右衛門が言ったことには、
「剛の者は頼もしい者、頼もしい者は剛の者だ。今までに経験がある。頼もしいというのは首尾よく行っている時に入ってくるのではなく、人が落ち目になって、問題を抱えている時、くぐっても入ってきて世話をするのが頼もしいのだ。そのような人は決まって剛の者である」と。
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「曲者」
そいつは、人の調子が良い時には隠れて姿を見せない。
だが、一旦調子が悪くなって落ち目になって困っている時、他者を押し分けてでも現われて、力を尽して助けてくれる。
本当に頼りになる者の事
これは全く驚くべき事に、彼を述べているに他ならないのです。

自分の外面をおちゃらけとおふざけで彩りつつも、中身は真面目に仕事を行うその姿勢
仲間同士で解決する事を眼中に据えているので、助けを求められても素直には応じません。
しかし、本当にどうしようもない時には助け舟を出して、繋がりの架け橋を作ります。
アイドル達に細心の注意を払い、真に彼女達の事を考えて行動している彼に、好感を抱かない筈がないのです。

今まで彼を見てきたからこそ、はっきり言えるでしょう。
巽幸太郎には「曲者」のダブルミーニングが働いています。
「手には負えない変わり者」だけど「力を尽して助けてくれる」
「ひと癖あって、したたかなヤツ」でも「本当に頼りになる存在」
世間がどんなに否定しても、私は肯定し続けましょう。
曲者であり「曲者」だった彼
そんな幸太郎は本当に格好良いヤツで、アイドルものなのに1番気に入ったキャラクターが彼なのも、ある意味当然
こいつがいなかったら本作を観ていなかったと断言出来る程の男は、作中でもリアルでも実に曲者なのでした。



(4)「『水增されば船高し』むつかしき事に出會ふ程一段すゝむ心」(『葉隠』聞書第二の二四三)

【第12話】グッドモーニング アゲイン SAGA(源さくら)
彼女は「もっとらん」存在でした。
肝心な機会で失敗し、大事な場面でやらかして、重要な局面をふいにし続けてきました。
その結果、源さくらと言う人間は死に、源さくらと言うゾンビィだけが生き残った。
これは、彼女がこれまで辿ってきた苦難の証明なのです。
人間には戻れず、ゾンビィになってしまったのは、源さくらと言う少女がどうしようもなく持っていなかったから。
不幸と苦難の積み重ねが、彼女をこのような性(サガ)に導いたと言っても過言ではありません。
1人の少女が、あそこまでネガティブスパイラルに浸ってしまうのも無理は無い話と言えましょう。

しかし、さくらは大事な事を忘れています。
それは、苦難とは、対抗し続ける事で大きな結果を生み出すと言う事
苦しんだ事実は、決して無駄ではありません。
悲しんだ過去は、無かった事にはなりません。
最大の難事がふりかかったこのライブ
この時の為に、彼女はこれまであった苦難に耐える事が出来たのだと、私は思うのです。
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《原文》
「水增されば船高し」といふことあり。
器量者又は我が得方の事は、むつかしき事に出會ふほど、一段すゝむ心になる也。
迷惑がるとは、いかい違ひぞと也。

《現代語訳》
「水増せば船高し」ということわざがある。
つまり、難事にさいしてその人の能力は際立つというものである。
才徳のある人や自分の得意のことは、難しい事に出会う程、一層張り切るものである。
迷惑がるのとでは、たいへんな違いであるということだ。
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多くを失敗し、沢山やらかして、いっぱいふいにしてきました。
だったらそこは、彼女にとって肝心な機会ではなかったんです。
だったらそれは、彼女の中で大事な場面じゃあなかったんです。
だったらそいつは、彼女の重要な局面にはならなかったんです。
何故なら彼女は、本当に大切な所では自らの真価を発揮していたから。
【第1話】のデスメタルが齎したデスボイス
【第2話】のサキと交わしたブチ切れラップ
それらを踏まえた仲間全員の架け橋
本当に大切な所では、彼女は自らの真価を発揮していたんです。

「想いに応えろ、さくら」
「お前の真の力は、追い詰められた時にこそ、覚醒する」

この娘は「むつかしき事に出會ふほど、一段すゝむ心」を持っている人
彼女は「難事に出会っても、前へ進もうと歩める人」
逆境でこそ真の力を発揮出来るゾンビィに他ありません。
水位が上がれば、船は高くなる。
困難にぶつかる度、成長と言う名の水位は少しずつ上がっていきます。
さくらは、根底で少しずつ成長していたのです。
辛き浮世の冷たい風を体験した、強い人間になれていたのです。
例えネガティブスパイラルに押し潰されても……
例え自分自身を「持っとらん」と見ていても……
源さくらは、確かに「手に入れる」女の子なのです。


ここまで『葉隠』の言葉を用いて難しく語ってきましたが、本当に大切な事は1つだけ。
彼女達の陥った死は。
彼等が培った生き様は。
絶対決して、無駄じゃないと言う事
貴女の頑張りは、無駄じゃない。
貴方の生き方は、無駄じゃない。
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われわれは、一つの思想や理想のために死ねるという錯覚に、いつも陥りたがる。
しかし『葉隠』が示しているのは、もっと容赦ない死であり、花も実もないむだな犬死さえも、人間の死としての尊厳を持っているということを主張しているのである。
もし、われわれが生の尊厳をそれほど重んじるならば、どうして死の尊厳をも重んじないわけにいくであろうか。
いかなる死も、それを犬死と呼ぶことはできないのである。

三島由紀夫『葉隠入門』
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【第2部】生きるとは、アイドルに見つけたり
私の勤務地の近くには、アイドルがライブを行う吹き抜けスペースと言うのがあります。
そこではよくアイドルのライブが行われていて、私が勤務中の際にも、その歌声や歓声は建物内にまで大きく響き渡っておりました。
こっちにまで聞こえて来るファンの方々の声援
彼等に負けじと歌い続けるアイドル全員の歌声
特に何も思っていなかった歌に、彼女達の頑張りが感じられるようになりました。
特にどうも感じなかった応援に、ファンの熱き思いを抱くようになりました。
私にとって『ゾンビランドサガ』とは、そんな心境の変化を呼び起こさせてくれた作品です。
「アイドルと、そんな彼女等を応援するファン」
その見方の変移が、本作を観た結果、手に入れられた1番の功績だと言えましょう。


しかし、そんな私も正直言って、最初の頃は近辺のライブ同様、「何も思わず」「どうも感じず」でした。
ゾンビのサガと言う伝説を感じただけで視聴を開始した私も、1話放送後、特に感慨や興奮なんて湧かなかった次第
アイドルなんて興味ないので、アイドルアニメなんて欠片も観た事ない。
ゾンビ映画は結構観てきたけれど、ゾンビ自体が大好きって訳じゃない。
佐賀県なんて行った事無いから、そもそも好きになりようがない。
「ないない」尽くしだったあの時は、確かに否定的な感情の方が多かったように思います。

それでも観続けようと決意したのは、巽幸太郎と言う強烈過ぎるキャラクターを見逃す惜しさと、個人的に好きなデスメタルをぶちかました姿勢に期待したいと思ったから。
もしかするとこの頃から、私は本作に惹かれていたのかもしれません。
彼や彼女等を、細かい描写から理解していって。
頑張る過程や立ち直る姿勢を、間近で見続けて。
段々と、少しずつ「フランシュシュ」を取り巻く面子が好きになっていって。
何時しか、彼等の姿を見れなくなる事に、勿体無さしか感じなくなっていったんです。

それは、私が彼女達全員を好きになっていった証
だからこそ、要所要所でのシーンに胸が痛くなった事も多かった次第です。

飛行機事故なんて、墜落する前の恐怖や絶対に死ぬしかない絶望で、身も心も支配されるのは確実
そんな中で最期に思い浮かぶのが、叶えられなかった「夢」だったのかと思うと、私はとても悲しくなりました。
想像するだけで恐ろしくて切なくて悔しくて、堪らなくなる。
しかし、ゾンビィになって、その悲哀も癒されるのだと思うと、私は凄く幸福になれました。

夢を叶える矢先の落雷
死んだ事を「死んだ」と気付けない程の衝撃です。
然れど、ゾンビィになってからそれを1番悔しく感じたのが彼女なのではないでしょうか。
即死ってのは、死ぬ前の時間が与えられない代わりに、生き返ってからの痛念が強くなる。
しかし、ゾンビィになって、その後悔も癒されるのだと思うと、私は凄く幸福になれました。

誰かの為にとやってきた頑張りが、上手くいかないまま終わる程、悲しい事はありません。
最初は良好だった関係にも齟齬が生じて、分かり合えない日々に陥ってしまいます。
気がついた時にはもう遅い。
全ては取り返しがつかない状況になって、もう取り戻す事は出来ない。
しかし、ゾンビィになって、その喪失も癒されるのだと思うと、私は凄く幸福になれました。


「アイドル」と言うのは「生きていく価値」を全うする要です。
愛は、ゾンビィでアイドルが出来る事に、また新たなやる気を見出しました。
純子は変わらないファンの笑顔の為にも、昭和の生き方を自身は貫き通すと決めました。
サキはやりたいようにやってきて真にやれなかった事を、死んでから別の形で達成する事にしました。
リリィは、大切な人を笑顔にしていた生前を思い出して、誰かの為に歌い続ける事の大切さを改めました。
ゆうぎりもたえも、詳細は明かされませんでしたが、新しい生き方と言うのをゾンビィアイドルに求めて、生きる事を決められました。
そして、さくらも……
全うに上手く生きられなかった彼女も、ゾンビィになって、仲間達と1つの事へ取り組んで、遂には「生」を手に入れる事が出来たのです。

フランシュシュのメンバーは1回死んだ身でありながら、「ゾンビ」として、今も死に続けた状態で生きています。
観ていく内、自然と感じていました。
「私は、彼女達以上に生きていると言えるのだろうか?」
アイドルを全うする為、練習に精を出して努力しているフランシュシュ
自身の夢を真に叶える為、メンバーそれぞれが邁進するフランシュシュ
そう、これは、彼女達にとっての「ドリームアゲイン」なんですよ。
後もうちょっとって所で死んでしまって、何かを成し遂げる事が出来なかった少女の絞りカス、繋げ合わせた存在のゾンビィ達
そんな紛い物染みた彼女等が、必死で叶えられなかった「生」を手に入れる為、ゾンビィとして生き続けているのです。

死に損ないの私は断言します。
死んでいるけれど、彼女等は確かに生きていると。
喪ってしまった夢を、叶えられなかった生を……
この手で確かに取り戻す為に、フランシュシュのメンバーは「活動」しています。
日々を生き抜く為、死によって甦った彼女達
ゾンビィと言う、生きているのか死んでいるのか分からない中途半端だからこそ、生死の両方を肯定出来る筈
全てを受け入れたその先に、彼女達の今後はあるんですから。
「生死」を越えた「明日」
「一生」を越えた「未来」
彼女達の「明日」は、ここからが始まり
彼女達の「一生」は、これからが始まり
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《原文》
人間一生は、誠に俄に纔の事也。
好いた事をして暮すべき也。
夢の間の世の中に、好かぬ事計りして、苦を見て暮すは愚なること也。

《現代語訳》
人間の一生は、誠に僅かな間しかない。
好きな事をして暮すべきだ。
夢の間の世の中に、好きでは無い事ばかりをして、苦しんで暮す事は愚かな事だ。

『葉隠』聞書第二の二八七
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旅立つ少女に、言える言葉は1つしかない。

「行ってらっしゃい」

フランシュシュは、ここから始まる。
ゾンビィの伝説も、これから始まる。
「持っていなかった」少女の舞台は、更なる物語(サーガ)へ。
フランシュシュの伝説は、願い待ち望んでいた明日は、夢の向こうの情景は……
彼女等が生きている限り、続いていく。
それらを支えるのは1人の青年
立役者の想いに溢れた1つのサガは、こうして生まれた。


それは、彼等が生きていく限り、永遠に終わらないだろう。

{/netabare}




P.S.

【第1部】の『葉隠』診断
他にも幸太郎のさくらへの想いは「忍恋」(『葉隠』聞書第二の二〇四)ではないかとか、ゆうぎりやたえの正体が明かされていないのは「知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事」(『葉隠』聞書第一の二〇二)の教えではないかとか。
色々浮かびましたが、確定事項とは呼べない故、ここでは除外させて頂きました。
また、キャラクターの性格に沿った『葉隠』の検証では、リリィとゆうぎりだけがどうしても見つからなかった次第
これからも随時調べていきますので、もし見つかったら追記する可能性があります。
どうか悪しからず。



【第12話】のタイトルは「グッドモーニング アゲイン SAGA」でしたが、実はさくらの死んだ2008年に「Good Morning Again」と言う楽曲が誕生しています。
ハードロックバンド、Midnight to Twelveが出したアルバム曲

https://www.youtube.com/watch?v=zxGeoYnIadc

「グッドモーニング アゲイン」と付けた意味は【第12話】を観るとよく分かりますが、もしこの歌の存在を知っていて、歌詞の意味も知っていて、上記のタイトルにしたのだとしたら……
とても凄いなと思います。
興味のある方は、どうか和訳してみて下さい。



『ゾンビランドサガ』にCygamesさんが深く関わっている事を示すインタビュー記事
佐賀への熱い愛に溢れています。
リタへの愛も溢れています。
まあ、超絶可愛いからな、しょうがねえよな。

https://president.jp/articles/-/23992

https://www.famitsu.com/news/201810/08165516.html



アイドル×ゾンビ×佐賀で話題になった本作ですが、要素の一部である「ゾンビ」を題材とした映画って、意外と奇抜な設定や展開の作品が多い事で知られています。
「はいはい、ゾンビ映画ゾンビ映画」と揶揄や嘲笑で終わるのは昔の話
そんな訳で、ここではそんな衝撃作を、一言感想付記のスタイルで紹介したいと思います。

(1)『ゾンビランド』
『ゾンビランドサガ』の次に登場する機会が多い「ゾンビランド」映画(2つしかない)
道中ご一緒の仲間達と共に、引きこもりの青年がゾンビの支配された世界から逃げ続け、逃げ続け、逃げ続けるロードムービー
笑えて泣けて、ちょっぴり怖い、温かさ満点の映画です。

(2)
『ショーン・オブ・ザ・デッド』
異色のゾンビ映画で金字塔を挙げるなら、間違いなく話題に上がる本作
家電量販店の冴えない店員ショーンと、デブでニートの友人エドが織り成す破茶滅茶ゾンビ喜劇
兎に角デブニートのエドが良い、ニック・フロスト最高!
でも、デービッドは正直、可哀想だと思う。

(3)
『ウォーム・ボディーズ』
ゾンビ映画に綺麗なラブストーリー?
いやいや、ないでしょうと思っているそこの貴方、あるんです。
『ロミオとジュリエット』ゾンビver
興味のある方はご賞味あれ。
ゾンビにもイケメンっているんだなと実感した、切ない鑑賞後でした。

(4)
『ライフ・アフター・ベス』
綺麗なラブストーリーもあれば、当然汚いラブストーリーもある。
理想だけ追い求めていちゃ、人間生きていけないぜと感じる現実派の方は、こちらをどうぞ。
彼女がゾンビとなって甦ると、こんな障害が発生します。
彼は、腐れて行く彼女の愛を受け止め続けられるのか!?

(5)
『ゾンビ・ガール』
ホラー映画より怖いものと言ったら何か?
私は、それって「現実」だと思うのです。
どんなに恐ろしくて怖い映画でも、現実に比べたら敵いません、屁の河童です。
そして、本作はゾンビ映画の中でも結構「現実的」な映画
『ライフ・アフター・ベス』とは違った観点から、彼女がゾンビとなって甦ると、こんな障害が発生する事を伝えています。
現実派の方々、カムバック!
こんな事が起こったら恐ろしくてしょうがないので、お相手が死んだ際は、きちんとお弔いする事をオススメします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

佐賀が舞台の新感覚ゾンビ系アニメ

佐賀×ゾンビ×アイドル。今までにない作品。
僕には佐賀に住む親戚がたくさんいて、時々行くので、佐賀が好きと言っても過言ではないので、この作品で佐賀が世に広まることは非常に嬉しかった。

それでも、ドライブイン鳥のCMは知らなかった。親戚もあんまり知らないみたいだから、意外とマイナーな店かも。そう考えるとアニメが良い宣伝になったな。

初回からびっくりさせられたよ。いつも通りのアイドルものかなとか思って見たのに。{netabare}さくらがいきなり、軽トラに撥ねられちゃうんだもの。{/netabare}
トラウマものだわ。

宮野真守演じる巽幸太郎のノリがうざさ全開だが、これまた強引なプロデューサー感があって良い。いや~ええ声。
謎にまみれた男。{netabare}さくらと幸太郎は学生時代に面識があったかのような描写があり、恋心あったのかも。だからゾンビにしたのかな。
謎の男マスターとの関係性とかも気になる。{/netabare}

メンバーは以下の通り。

アイドルへの憧れを持ち、一番最初に自我を持ち動いたさくら。

伝説の特攻隊長二階堂サキ。{netabare}先にブレーキを踏んだら負けのチキンレースでブレーキ踏まなきゃ負けないという必勝法??を編み出した。熱いのか馬鹿なのか分からん。強すぎるわ。
当時勝負していた麗子は家庭を持ち、安定した生活を送っていたように見えたが、その娘万梨阿もヤンキーまがいになってしまって、色々あっても熱い想いで解決に導くサキの優しさが分かる回は良かった。{/netabare}

メンバー紹介の中、唯一さくらが反応を示した、伝説の平成のアイドル水野愛{netabare}冒頭にてさくらが見ていたアイドルライブのDVD映像に映っていたのはゾンビになる前の愛やろな。アイアンフリルていうらしい。落雷で死んだみたいだが、それがちょっとした伏線?最後のほうのライブで落雷を受けてもライブし続けるわけで。{/netabare}

伝説の昭和のアイドル紺野純子。
{netabare}飛行機事故で死んだ。{/netabare}

伝説の花魁ゆうぎり。彼女も謎ばかりだったなあ。
2期に期待。

伝説の天才子役星川リリィ。{netabare}実は男の娘で本名は豪正雄とは見た目に合わない。お父さんも似ても似つかないくらいでかいし、怖い。しかも、死因がヒゲが生えたことによる精神的衝撃由来の心臓発作って馬鹿馬鹿しいな。彼の回は全てを持っていかれた感ある{/netabare}

一番気になる伝説の山田たえ。CV三石琴乃って。おいおいレジェンド声優さん仕事選んでえとつい言いたくなってしまった。意識あるのかないのか分からんで終わってしまったが、2期ではどうなるのやら。謎多いままで終わったしまった。

唐津駅でのゲリラライブ、ラップバトル、営業でアイドル活動をしていくぞ。きちんとアイドルものとしても良作であった。{netabare}アイドルは死ぬことと見つけたりって死んどるやないかーい。{/netabare}

最終回も伏線ありげな終わり方で2021年から始まる2期が楽しみ。ゆうぎり回とたえ回も見たい。そして、さらなる佐賀の特産品、景勝地その他を見せてくれ。


色んなところで佐賀の特産品をアピール。
アイキャッチは以下
古伊万里浪漫
実在する上に、販売会社であるおつまみギャラリー伊万里佐賀県に本社あり。創業は1902年のお店!

たまねぎと鍋島直正の像
鍋島直正は第10代佐賀藩主にして、佐賀の七賢人の一人。
江戸末期から明治にかけて活躍した佐賀出身の偉人の総称で、鍋島直正は、佐賀城下に医学館を建てたり、反射炉を建てたりしたんだとか。
佐賀は北海道に次ぐ全国第二位のタマネギ産地。春から秋に出荷する量なら全国一位というたまねぎ王国。白石町が有名。

ブラックモンブランとミルクック
佐賀もとい、九州では有名な竹下製菓株式会社の代表商品。
特にブラックモンブランは生誕48周年らしい。どう頑張っても床にこぼしてしまうクッキーがもどかしいが、これが美味しい。九州じゃなくても欲しい。

さがほのか
佐賀県出身のいちご。1991年に生まれ、2001年に品種登録されたらしい。

茶摘み
嬉野温泉のある嬉野市はお茶の街。日本での釜炒り茶発祥の地らしい。

バルーンフェスタ
佐賀市で毎年恒例のイベント。1978年から開催しているんだと。100機を超える熱気球が空を飛ぶイベント。海外から来ている人もいたような。

牧のうどん
福岡・佐賀を中心に営業している。麺は柔らかめ。やかんで出汁おかわりできるぞ。

唐津くんち
唐津神社で行われる唐津最大の行事。曳山という山車が街を巡る。参加者は50万人超えらしい!
重要無形民俗文化財にも指定された祭りで収穫感謝の意味合いがあるらしい。

さが美人
佐賀みかんの統一ブランド。佐賀の極早生みかんの生産は全国1位らしい!

さが錦
村岡屋というところで作られている佐賀の有名なお土産。

伊万里湾大花火

Cygames佐賀ビル

シシリアンライス
ご飯の上に甘辛ダレで炒めた肉とタマネギ、その上にレタスやトマト、キュウリをトッピング。仕上げにマヨネーズをたっぷり。

アスパラガス
出荷量は全国2位。

有田焼、唐津焼、伊万里焼
佐賀と言えばこれ。

魚ロッケorミンチ天
佐賀の中でも地域によって呼び名が変わるようだ。

波戸岬サザエのつぼ焼き売店
波戸岬は佐賀県唐津市鎮西町の東松浦半島最北端にある岬で玄界灘に面する玄海国定公園の一部。
安くでサザエを食べられるらしい。

からつバーガー
虹の松原。県道347号に面した敷地で営業。

鍋島
富久千代酒造有限会社製造。平成23年、ロンドンで開催された世界的な酒類コンテストIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)日本酒部門で最優秀賞に輝いたこともある有名な酒。

呼子のイカ刺し
佐賀名物と言えばイカ。東京のほうにも出荷しているの見たことがある。
幸太郎が常に所持し、ゾンビっ娘に食べさせるゲソ。成分的に犬の体調に良くないが、ゾンビ犬なら別。

唐津城
2017年に続日本100名城に選ばれた。


それ以外
長谷津ジャズオーケストラは実在しないものの、長谷津はゾンビランドサガに関わっているアニメスタジオMAPPAがユーリ!!!onICEにて登場させた舞台であり、佐賀県唐津市をモチーフにしているようだ。

久中製薬
どう考えても久光製薬。東京都千代田区に東京本社があるが、佐賀県鳥栖市にも本社を置いている。

嬉野温泉
フランシュシュは華翠苑を利用。概観、部屋も完全再現。
嬉野温泉シーボルトの湯は公衆浴場。
この大古場さんは、フランシュシュを見て何かに気付いたようです。

ドライブイン鳥
鳥焼き肉屋。サイドメニューやドリンクメニューも豊富らしい。フランシュシュが行ったのは伊万里店。CMはまんま使っている。
まさかの社長本人登場。声も姿もご本人。

ガタリンピック
佐賀県鹿島市で毎年行われる初夏のイベント。
有明海の干潟を利用した競技が行われ、ガタチャリのほか、大人も子供も楽しめる様々な競技があるそうだ。漏れなく泥まみれになれる仕様。どう頑張っても最後はダイブ笑。

鏡山
唐津市にある山で展望台から市内を一望できる絶景スポット。
ハンググライダー、桜、ツツジの名所でもある。松浦佐用姫伝説という伝承もあるそう。

鹿島おどり
冒頭で練習していた。1962年の大水害からの復興の願いを込めて始まったのだとか。

ふるさと会館アルピノ
イベントホールの他、物産展時販売場、唐津焼総合展示販売場も併設されている。

天山
標高1,046.2メートルの山で県立自然公園


OP
徒花ネクロマンシー フランシュシュ[源さくら(本渡楓)、二階堂サキ(田野アサミ)、水野愛(種田梨沙)、紺野純子(河瀬茉希)、ゆうぎり(衣川里佳)、星川リリィ(田中美海)]
歌詞の中にメンバーの死因が隠されているらしい。色んなものが余すところなく、紐づけられているな。

ED
光へ フランシュシュ[源さくら(本渡楓)、二階堂サキ(田野アサミ)、水野愛(種田梨沙)、紺野純子(河瀬茉希)、ゆうぎり(衣川里佳)、星川リリィ(田中美海)]
EDではしっかり佐賀の風景を再現しているようで、調べたところ、
佐賀市のマンホールにはムツゴロウが描かれ、RAG・Gさんというライブハウスの外観もしっかり再現され、広川鮮魚店や佐賀県唐津市新興町にある屋台村のやまちゃんらしい。
シーボルトの湯の近くにある湯宿広場。足湯ならぬ足蒸し湯。なんと無料!
コーヒーショップボガ実在店舗。閉鎖された寿通り商店街にあったため、現在は失われた。
知らんけど。
勿論、楽曲もコーラスで卒業ソング風なのが良い。


挿入歌
Temptation from the Hell
FANTASTIC LOVERS アイアンフリル[水野愛(種田梨沙)、薫(佐藤優希)、ノノ(望月麻衣)、仁奈(大出千夏)、みゆ(松井栞里)]
ようこそ佐賀へ デス娘(仮)
サガ・アーケードラップ サガ・アーケードラッパーズ[ラッパーA(木村昴)、ラッパーB(武内駿輔)、ラッパーC(宮城一貴)]
DEAD or RAP!!! グリーンフェイス
目覚めRETURNER フランシュシュ
ドライブイン鳥 Riz☆Rie
ドライブイン鳥(フランシュシュver.) フランシュシュ
アツクナレ フランシュシュ
ゼリーフィッシュ アイアンフリル[詩織(徳井青空)、ユイ(金子千紗)、真琴(日野向葵)、ひかり(真央)、じゅりあ(遠野まゆ)]
Peace & Love 男の子マンションズ
To My Dearest フランシュシュ
特攻DANCE フランシュシュ
鹿島一声浮立
ヨミガエレ フランシュシュ
FLAGをはためかせろ フランシュシュ


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。死して蠢く、ゾンビによって……否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド”少女たちの願いは、たった一つ。「私たち、生きたい。」これは、少女達が起こす奇跡の物語(サガ)。MAPPA×エイベックス・ピクチャーズ×Cygamesの3社が偶然にも手掛けた100%肉汁オリジナルアニメが誕生!

1. グッドモーニング SAGA
その生きる屍は、ある洋館でひっそりと目覚めた。それはただ、自分が誰かも、その場所がどこかも、何もわからぬまま、徘徊するのみ。やがて生きる屍は、恐るべき現実を目の当たりにし、自らの運命を告げられる。偽りの仮面をかぶり、闇の中を歩き続けるしかないのだと。そして、生きる屍に天からの光が差した時、人々は聞くだろう。狂乱の中に響き渡る叫びを。その、破滅の叫びを。-----《巽幸太郎》の日記より

2. I♡HIPHOP SAGA
ただのゾンビィだったメンバー全員が自我に目覚め、《さくら》も安心したようだ。ようやくここからアイドルグループとしての活動を始められる。まずは、あいつらにゾンビィバレをした時の恐怖を叩きこまなければ。グループ名も『デス娘(仮)』だと方向性が偏りそうなので、今変えてしまおう。思い付かないので、今度にしよう。あとは、アイドルグループにふさわしい初舞台の用意だ。何か良いイベントはないものか。-----《巽幸太郎》の日記より

3. DEAD OR LIVE SAGA
佐賀城でのイベントも想定通りに盛り上がった。《さくら》と《サキ》の爆発力もなかなかだったが、盛り上げに徹した《ゆうぎり》と《リリィ》もさすがに肝が据わっている。《たえ》はあれでいい。が、どうも全体的にアイドルっぽさが足りないので、強引にアイドルっぽい感じのやつをやらせるとしよう。経験者の《愛》と《純子》が引っ張れば、全く問題ないはずだ。ワンフォーゾンビィ! オールフォーゾンビィ!-----《巽幸太郎》の日記より

4. ウォーミング・デッド SAGA
グループ名は俺に何の断りもなく『フランシュシュ』になったらしい。リーダーもいつの間にか《サキ》に決まっていた。改めて俺がプロデューサーだと分からせた方がよさそうだ。とは言え、自主的に行動するようになったのは悪いことではない。ここはちょっぴりやる気を出したおしゃべりゾンビィ達に、がっつり稼いでもらうとしよう。というわけで、温泉へ営業に行かせます。メイクが取れてゾンビィバレでもしたら、一巻の終わりだな。-----《巽幸太郎》の日記より

5. 君の心にナイスバード SAGA
あいつらは俺の想像を簡単に超えてくる。製薬会社とのタイアップのチャンスを見事に潰してくれた。だが、そこはこのプロデューサー巽幸太郎、今回は誰もが知っている超有名企業のCM出演権を手に入れてきました。『フランシュシュ』は佐賀一帯にその名声を轟かせるだろう。泥にまみれた不死鳥は、大空へと羽ばたく。-----《巽幸太郎》の日記より

6. だってセンチメンタル SAGA
『フランシュシュ』にもファンがついてきた。これもひとえにプロデューサー巽幸太郎の手腕。ここらでひとつファンとの交流を持たせ、その心をガッチリ掴ませよう。普段はデジタルを駆使しても、アナログな繋がりの強さを忘れてはならない。実際にファンを目の前にすれば、ゾンビィどものなかよしチームワークも強まるはず。完璧。シャワーを浴びる。-----《巽幸太郎》の日記より

7. けれどゾンビメンタル SAGA
野外音楽イベント【サガロック】への出演が決まった。だが相変わらず《純子》のやつがうじうじナメクジみたいになっている。サングラスが曇るの、あいつのせいじゃないだろうな。メンバーたちは不安そうだわ、《愛》にかかるプレッシャーは強くなるわ……【サガロック】当日の天気予報は雷雨か。文字通り雲行きが怪しくなってきた。とりあえず、潤いが欲しいので今日は寝る。-----《巽幸太郎》の日記より

8. GOGO ネバーランド SAGA
臭い蓋を開けてみれば、【サガロック】でのステージは成功に終わった。止まない雨はない。蘇らないゾンビィもいない。『フランシュシュ』の名もだんだんと知られてきた。ただし、有名になれば、当然ヘンな輩に目を付けられる可能性も大きくなる。まさかあの男がきっかけで、やーらしかゾンビィたちが重大な事実を知ることになるとは。ゾンビィたちよ、何があろうと、明日に歌え!-----《巽幸太郎》の日記より

9. 一度は尽きたこの命 なんの因果か蘇り 歌い踊るが宿命(さだめ)なら 親友(とも)への想いを胸に秘め 貫くまでよ己の SAGA
突然ですが、少子高齢化社会です。これからはサガのご老人たちにも『フランシュシュ』のファンになってもらわなければならない。おじいちゃん、おばあちゃんが会いに来るアイドル。素晴らしいと思いませんか。イベントでの挨拶も、わかりやすくするか……「『フランシュシュ』はいつでもアクセル全開! 老若男女に向けたアイドル活動を行ってまいります!」いや、もっと端的に、「ゾンビィのとこ、こないか?」-----《巽幸太郎》の日記より

10. NO ZOMBIE NO IDOL SAGA
ご老人たちだけでなく、やんちゃなファンも増えたようだ。優秀なプロデューサーのおかげで、ゾンビィ達も死んでいるにしてはスクスクと成長している。そんなぎゅーらしかゾンビィ達に、新たなステップを踏ませてやることにした。これは、あいつらが必ず登らなければならない大きな山だ。そしてその頂へ向かうためにすべきことは、一つしかない。-----《巽幸太郎》の日記より

11. 世界にひとつだけの SAGA
やりおった。《さくら》が事故りおった。どうやら生前の記憶が戻っているらしい。あいつ、元の性格がめちゃくちゃだ。(※中略)他のじっぱかゾンビィ達は《さくら》を元に戻そうとしているようだが……(※中略)とりあえず、明日が欲しいので今日は寝る。追記:寝付けない。コーヒーを飲み過ぎたか。-----《巽幸太郎》の日記より

12. グッドモーニング アゲイン SAGA
《さくら》の記憶が戻らない。まったく「持っとらん」「持っとらん」とうらめしかやつだ。だが、ここで諦める巽幸太郎ではない。自分を信じろ。俺は必ずアルピノのステージに『フランシュシュ』を立たせる。そこからがプロジェクトの本当の始まり。『ゾンビィランドサガ・プロジェクト』の始まりなのだ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

初見の視聴開始時は、正直誰1人これぽーちもカワイイなんて思えませんでしたw。(何回かの再視聴を終えて)。

>2話まで視聴して
1話まで視聴した時点では、「何かイロモノ作品だな~」って感じで
音楽も○○メタル?・・で安直だな~くらいに思ってました。
この時点では「1話切りかな~?」くらいの手応えでした。

・・ただ、今期の作品は数が多い割にあまり興味をひくものがなかったのと
宮野さんがとても楽しそう♪に演技されてたのでそれ目当てに2話視聴してみたところ
正直、衝撃でした!!(笑撃?)。

まずは、音楽!。
かなり攻めてきてるんじゃないでしょうかww。
アイデアとしては出ることもあるかもだけど
ここまでちゃんとカタチにしてることに驚愕しました^^(褒め言葉)。
まだまだ多様性出してくるかもで、次回が予測できません!(←期待)。

あと、1話だけのちょい役かと思ってた吉野さんが、2話も出てきて大歓喜しました!。
もしかして今後もレギュラー出演ですか?(切望)。

まさかの継続視聴確定ですw。


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>3話まで視聴して
ああ、毎週宮野さんに癒される幸せ♪。
←どうしてもこっちが視聴理由の本命になってしまいます。

どの高さなのかよくわからない絶妙のテンション上下移動とキレw。
心地良い”いい加減っぽさ”^^。
気を抜いてたら飛んでくる言葉のカウンターパンチ!。
かと思えば、ゾンビネタを生かしたグッとくるセリフなんかも♪。

次から次から予想外のもの(セリフ)が飛んでくるので
「どうやってメンバーを○○○化させたか」なんて
もうどうでもよく思わせてしまう○○押し力w(褒め言葉)。


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>8話まで視聴して
ああ、久々にアニメで泣かされました・・(TдT) 。
・・それも何シーンも。。。

ああ、これは間違いなく神アニメ。伝説となる作品。今期覇権どころではありません。
BD購入、ほぼ確定してしまいました^^。

アイドルサイドとゾンビサイドという
今まで見たことも聞いたこともない二重生活?2面性?の演出、素晴らしいデス。

7話まで視聴し終えた時点の自分は絶対好きになることはないだろうと思っていたあのキャラ。
まさかの逆転弾w。

要所で作画をワザと崩してるのも上手いな~って思った。
キレイなだけの作画じゃ絶対出せないもの(キャラの感情や性格みたいなものまで)が
見事に表現されているように思います!。→絵に味が出てきてますよね♪。

★の評価、文句なしにMAXまで上昇です!


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>9話まで視聴して
2話連続での、さらなる神回!!!。
また涙腺刺激されまくってしまいました・・(TдT) 。

今回のメインキャラも、1話からこれまでの印象としては
「好きになることはないキャラだろうなあ」だったのですが
はい、逆転満塁弾ww。

某まとめサイト様の記事で
1話の某シーンが映画「下○物語」のパロ疑い?・・みたいな記事があったのですが
参考にはしてると思うけど、自分はオマージュの範囲内だと感じました。

・・そうそう、今回のメインキャラを1話で初見で観た時からずっとみる度
「下○物語」での土屋ア○ナさんを思い出してしまってたのですが
ああ、たしかにそういえばそうですね。明らかに意識して作ってるだろうし
1話のアレもそうっちゃあそうですよね^^。
・・でも「下○物語」大好きなので、こういうオマージュであれば大歓迎です!!。
ある意味、いろんな意味でさらにさらにさらにさらに越えてきているし♪。
ある意味、「Angel Beats」からもヒント得てそうですよね^^。
ゾンビだからできるいろんな逆転の発想がスゴすぎます!!。

主要キャラにゆかりのある周りの人の使い方も上手いですよね~。
意外性からココロ動かされて涙腺やられちゃいますわ・・><。

宮野さんのいつもに数段増して破壊力ある一言英語?www
~からの、ラストの「○○團」?!・・で、最っ高の〆と感動でした!!!。

ブラボー、スタンディングオベーションです^^。


・・ただ、これまでもそうでしたが
放送中の作品がお気に入り作品になってしまった場合、はい。既にロスがこわい・・。
どういうENDになるかによっても、どういうロスになってしまうかがこわい・・。
成仏ENDかなあ・・でも、わざわざアイドル活動させてるので今後も継続前提??
宮野さんと犬の正体は何なのだろう・・??。・・・天使ちゃん??。


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>某まとめサイト様で9話が不評と知って
わー、すごく意外です。自分の評価は非常に高いです!。
(某フレ2期の脚本さん?・・ってのはとりあえず考慮からはずしますw)

おそらく視聴者の年齢や生きてきた環境、観てきた過去の作品群?
とかによっても感じ方は大きくかわってしまうんだろうなっていういい例だと思います。
高評価してる自分でさえ、過去に見たチキンレースネタが描かれた作品って
何だったっけ?って、全く思い出せなくなってるレベルですし・・。

以下、ネタバレ考察です。

{netabare}
>チキンレースで決着が酷い
サキの死因だったのですね。生前のサキがいかにある意味、いい意味でも悪い意味でも
まっすぐすぎる性格だったのかが、うかがい知れます。現代ではバカらしいと感じて
しまうであろうヤンキーネタやチキンレースも、サキが生きていた当時の人生経験と
周りの環境では、そういう選択になってしまう性分だったのでしょうね。

サキは自身がチキンレースで死んでしまったことを本当に後悔しているのでしょうし
実際悲しんでいるかつての親友、そしてまた同じ結末に巻き込まれかけているその娘さん
を目の当たりにして、それはとめずにはいられなくなってしまいますよね。

チキンレースという選択はあくまでドラミちゃんの現リーダーが先走って開始してしまった
のですから、その方法でしかもう終わらせることはできない。
となると中途半端にチキンレースをするのではなく、圧倒的にぶっちぎって
ドラミちゃんの現リーダーも死なせずに途中であきらめさせる。

実際にバイクを大破させることで、その他大勢にもチキンレースの本当の怖さと空しさを
知らしめる。ついでに親友が抱え続けていた心のモヤモヤも吹き飛ばす!。
チキンレースの後に本人も「こんなの伝説でもなんでもない」って言ってたし
何より最後のステージ後の笑顔!・・で全て描かれているじゃない^^。
(無関係だけど漫画「DADA!」の主人公の笑顔思い出した^^)

(あと最後のステージって、あの現場でももちろん歌って踊ったんだと思うけど
 その後、仕切り直しで行われた公式のライブテージとダブらせて描かれて
 いたようにも思う(そっちがちゃんとした衣装バージョンかと))
 (いつものレギュラー観客(メタルファン)もいたし)

>他のメンバーとの協力が描かれなかった
え?、サキがケリをつけるまでちゃんと巽の車の中で信じて待って(巽が連れてきた?)
最後にはアイドル活動を見せつけたじゃないですか!。信じて待つのも友情^^。
画面で描かれてなくても、そういう想像が楽しいのに。

>親友がサキに気付かないのはおかしい
まず死んで20年?経ってるのに20年前の姿そのままで現れるとは考えにくいし
そもそも人間の記憶って、20年経ったらかなりアテにならない・・。
それにいったん「サキ」って声が出てしまったけど本人に完全否定(←ここグッときた)
されてしまったらもう疑う余地はないでしょうね。

>親友の娘がグレた理由が謎
片親で(最初は父親もいた)育ててくれた母親が大好きだったんだと思う。
ドラミの初代総長だったというのも娘さんの中でのヒーロー像だったんだと思う。
それがなぜか(サキの死が原因とハッキリは知らなかったんだと思う)
世間に対していつもペコペコするようになってしまったように感じて
変わってしまった母のかわりにドラミ(憧れていた母の象徴)を守ろうとしたんじゃないのかな?。
{/netabare}

ああ、賛否両論とはいえ、なんかいろいろ考察される作品って
視聴者に愛されてる作品だと思います!。

(あ、前回書き忘れたどうでもいい余談感想ですが
 9話ってクレヨンしんちゃん出てきても違和感ない作画・世界観だったようにも思うw。)


---------------------------------------------
>12話まで視聴して
文句なしの神アニメでした!!。
提供CMでのセリフ「最高のコンテンツを作る会社cygames」に偽りナシです^^。

焦らし方がほんと上手い作品だと思いました。
10話11話がしっかり活かされた形での12話での〆が最高でした!!!!!。

やっぱ宮野さんが最高の瞬間を持っていきましたね♪。
さりげなくサラッと描くあたりの匙加減が絶妙でたまりません。。

このコンテンツはほんとにまだまだ始まったばかりのSAGAですね!。
想像させてもらえる要素が山積みで、それがどれも気になってしまうところがニクいですw。
間違いなく”続編を作るべき作品”だと断言できます。

本渡さん、すばらしい作品に巡り合えてよかったですね^^。

ちょうど昨日、予約していたBD1巻が届いたので特典CDをipodに入れて聴いてみたのですが
劇中で聴くよりもさらに愛着がわいてしまいました。
というのもcygamesイベント?でのリアルライブ映像を見たことによって
"各キャラ"と"中の人"が自分の中で上手く一致したため
それぞれの声優さんの歌声の個性や味が、より一層楽しめるようになってきました!。

本編1話2話見返しましたが、今まで見えてなかった見え方・発見ができて楽しいです♪。
特典映像まだ見てませんがこちらも楽しみです。。

※余談
先日こみっくがーるずBDも見返したのですが
道路のカーブミラーの映像が映った瞬間、さくらちゃんが出てきそうな錯覚に陥りましたww。


---------------------------------------------
>BD1巻を視聴して
本編3話4話見返しましたが、周回を重ねるごとに深みが増しますね!!。
←各キャラそれぞれが自分の中で立ってきます^^。
・・巽さんの見え方もかわってくる♪(もちろんさらにいい方に)。

1点だけ惜しいなと思ったのは作品通しての3Dモデリングでのライブ映像ですね。
チームダンスを映像化するのに3Dモデリングの方がトータルでやりやすいのかな?。
そこはもちろん理解できるつもりですが
表情が終始「へのへのもへじ」みたいに見えてしまって・・w。
多少手間はかかってしまいますが、3Dモデリングでライブ映像のベースをつくって
最終的にはデジタル手書きの線画?で仕上げてもらえたら最高だったと思います!。
(←要所のカットはちゃんとそうでしたよね)

特典のイベント映像見ました~♪。
収録時間がすごく短かったのがかなり残念でしたが、でも非常に満足でした。
普段、他県の県民のことを羨ましいと思うことはほとんどないのですが
今回だけは佐賀県民うらやましすぎです!!(嫉妬)。

できたらいいな・・みたいな企画に
「フランシュシュメンバーと宮野さんで行く佐賀の聖地巡礼ロケ」って言ってましたが
大賛成です!!!!!!!!!。めっちゃくちゃ観たいです!!!。ぜひ実現してくださいね♪。


---------------------------------------------
>BD1巻を視聴して+α
そうそう、9話観終えた時点で心配していた最終回後のゾンサガロス・・

なんと、そのゾンサガロスがない!?・・ことに自分自身でも驚いています!!!。
普通、ロスがない場合って、どうでもよかった作品?の場合が多いのですが
本作に限っては、真逆です!!!!!!。

まだまだこんなところで終わるハズがない・・
まだまだコンテンツは続くハズ・・
・・と、何の根拠もないのに確信できてしまうww。

それほど、まだまだ本作には作り手の、そしてキャストさんの
そしてもちろん視聴者も含めてそれぞれの熱量が、まだまだ溢れてしまってるんですからw。


BD1巻の4話再視聴だけではもちろん満たされないので
そのまま5話、6話とTVの録画を追っていってるんですが
終盤までの導線(伏線ではなく)になっていて1周目で気付けなかったこと
がどんどん見えてきてたまりませんw(褒め言葉)。

たとえば、さくらちゃんの○○がない時の行動って
さくらちゃん自身の本質部分が描かれているわけですよね~。

バード回の○○撮影時に
何テイク目かであっさり収録終えれた?って時
どうやって上手くいったんだろう?って結構な違和感があったけど
ちゃんと最終回で回収されてて、すごく意外なカウンターパンチで心地よかったです^^
他の話数の時でも、さくらちゃんが○○に○○を○える場面が描かれていて
TV放送時にはどうってことなかったシーンが
最終話までいったん観終えてから再視聴すると
その場面での感じ方が、自分でもびっくりするくらい変化していて
さらにさらに満たされてしまいました^^。

BD2巻、早く発売してくださいw(特典映像とCD待ち)。


---------------------------------------------
>何回かの再視聴を終えて
初見の視聴開始時は本作の各キャラの絵柄(アイドルサイド含めて)を観ても
正直誰1人これぽーちもカワイイなんて思えませんでしたw。
(・・正直誰1人好きになることはないだろうと思ってました)

・・それが今、各キャラへの思い入れがこんなに生まれてしまっているなんて!!!。

これはやはり、ストーリーで魅せられた(作った人全員のおかげ)のと
中の人(声優さん)の頑張りで魅せられた両方の証明だと思うんです!!!!!。

本作の制作に携わられたすべてのスタッフの方々、すべてのキャストの方々、
本当に本当にありがとうございました~♪。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 54

84.9 4 アイドルアニメランキング4位
ラブライブ! School idol project(第2期)(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1968)
9496人が棚に入れました
廃校を免れた音ノ木坂学院で、相変わらずの日々を過ごすμ’sのメンバー。
そんな彼女たちのもとに、「ラブライブ!」が再び開催されるというニュースが
舞い込む。今回は地区予選を勝ち進んだチームが本選に進めるシステムだ。
強豪チーム「A-RISE」と地区予選でぶつかることに弱音を吐くも、
諦めるのはまだ早いと意気込むメンバーたち。
そんな中、穂乃果が「出場しなくてもいいと思う」と言い出して――!?

声優・キャラクター
新田恵海、南條愛乃、内田彩、三森すずこ、飯田里穂、Pile、楠田亜衣奈、久保ユリカ、徳井青空
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

Rの法則生出演!

NHKEテレにてRの法則生出演
事前に決まっていたスノハレに加え
視聴者リクエストで
スアダとそれ僕が披露されました
万全ではないメンバーも多かったはずですが
それを感じさせないくらいエネルギーに溢れる30分でした
でもやっぱりそれ僕の謳い出しとか
注意して聞いているとあぶなっかしいところもありました
無理せずしっかり休養してほしいものですね・・・

あといつも以上に元気いっぱいなりっぴーが気になりましたw
彼女にすればNHK教育は天才テレビくん時代の古巣なわけで
やっぱり居心地良かったんでしょうかねw?

-・-・-・-・-・-・-・-えみつん休業-・-・-・-・-・-・-・-

穂乃果役の新田恵美さんが
声帯結節のため2・3月のイベント等を出演見送り・延期する
との発表がありました

声帯結節について調べてみましたが
声帯を酷使し過ぎてペンダコのようなものができてしまうものだそうです

ラブライブ以外の仕事も増え
声優としても歌手としてもさぁここからという時に
いや・・・そんな時だからこそなってしまったのでしょう
治療しながらお仕事を続けていたみたいですが
ドクターストップがかかったようです

つまりは週末のライブの時点で症状は決していい状態ではなかったわけですね
ライブに向けた練習なども相当しんどかったことでしょう
ライブを心待ちにしていた我々のために
声優生命を賭して声を振り絞っていたのだと思うと胸が熱くなります

どうか無理せずゆっくり休養して
感知したらまた元気な声を聞かせてほしいものです(-人-

(5thライブのレポートはアニメと関連性が低めなので
ネタバレタグで畳んでおきます)
-・-・-・-・-・-・-・-5th二日目-・-・-・-・-・-・-・-
{netabare}昨日これをアップした後すぐ仮眠をとり
朝5時過ぎに出発して物販へ
7時ごろには並んだんですが
それでもトートバッグやリングライトの一部が売り切れ
それでも一番欲しかったパンフ
あわよくばと狙っていた2本目のブレード
初日に振り回せず歯がゆい思いをしたタオル
それと友人への贈り物
トートバックも実物を見て内側にチャックがついていることを知って
イベント用にそこそこ実用性があるならと少し欲しかったんですが
必要なものは確保できたので良しとしましょう
(事後物販でトートバッグも確保できました)

SSAへの入場時には当たり前ですが全員チケットの提示を求められます
そこからアリーナ席に入る時にもう一度チケットの提示を求められます
特等席のB3B4エリアに入るにはさらなるチケットの提示が求められます
運よくチケットを入手でき会場に集まった数万のラブライバーの中でも
特に幸運な数百人だけが入れる特別なエリアです
私の席はB3エリアの13列目
B3自体それ程列が多くないのでB3のなかでは後ろの方のようですね
まぁそれでも本当に幸運なことです
届いたチケットを開けてアリーナB3という文字を見たときは
これは結構いい席っぽい?くらいに思っていましたが
今回のステージの形は一期OPあるいは2期12話のものをそのまま再現しています
その中央の円形ステージのすぐ前にあるのがB3B4エリア
たとえその中では後ろの方であっても本当にすごい席を引き当てました
チケットを見せるとスタッフに「一番前の列にお入りください」と声をかけられます

後ろの方だとは思っていましたが一番後ろですか(苦笑)

……
………ん?
今、一番前って言わなかった?(・x・;
中に入ってみて分かりました
B3はB1B2などと違って中央のステージが張り出している分座席が少なく
横のB1B2のラインに合わせて番号が振ってあるので
中央部では1~12列目には席が無く脇のほうでも9列目くらいまで席がありません
私の席は12列目にも席が並ぶぎりぎりのあたり
前のステージを見るには2列目(といっても大きなステージを挟んでですが)
中央のステージを見るには先頭と言って差し支えない席です
( д) ゚ ゚
ななななんだこの席は!?
寝不足がたたって夢でも見てるんじゃなかろうか???
戸思っているところに同伴者も到着
どうやら夢ではないようです
( ゚д゚)<・・・
これは数百人どころじゃないよ
数万人の中で20人か30人みたいなとんでもない神席だよ?
これはもう一生分の運を使い果たしたかもしれないw

予想通りに今日はBD曲
同伴した友人の期待していたにこまきは
まさかの後部ステージで神席どころかむしろ全然見れない感じ
私の期待していたことぱなも前方ステージだったので
すごく見やすい席ではあったものの
結構距離はあるので神席ってほどではない感じ
やっぱりいろんな席の人が楽しめるようにプログラムに配慮しているんですね~w

ユニット曲の中ではうみえりのstorm in loverが中央ステージ
いやこれはすごい
こういう箱物ライブはその場に参加して雰囲気を共有するものであって
内容をじっくり堪能するにはLVやDvDのほうが良いのが当たり前です
まさか大型モニターより目視のほうが
より細かく演者のしぐさや表情がわかる席があるなんて・・・

ユニット曲が終わったあたりからは
中央ステージが激熱でした!
まずはLove wing bell
中央の道をヴァージンロードに見立てて
ウェディングドレスなりっぴーが
男装した鹿ちゃんたちにエスコートされて進んでいきます
ロングだったころのりっぴーも十分魅力的だったと思うのですが
アニメのシーンとのシンクロ率を考えると
ショートのほうが破壊力抜群ですね
ウエディングなりんちゃんがもうとにかくかわいい!
再放送したばかりの1期「まきりんぱな」や2期の「新しいわたしは」
かよちんファンとしてもかなり思い入れの深いりんぱな回です
ステージのりっぴーを見ていると
凜ちゃんがあれを着るに至るまでの経緯が全部フラッシュバックしてきてやばかった;;
あと、男装した1、3年生組もなかなかキマってましたw

そのあとのDancing stars on meも中央
μ’sの衣装はどの衣装も本当にかわいいですが
この曲の衣装は他の衣装とは別種の魅力がありますね
他の楽曲の衣装は色だけ違う統一感のある衣装に
少しずつ違いを出して個性を演出しているのに対し
こちらは一見ばらばらの個性的な衣装でありながら
ハロウィン仮装という大きなくくりで統一感を演出している感じ
ちなみにこの曲の衣装は
2期アニメ内で衣装の方向性で迷走しまくって
イベント用衣装を新規作成する時間が無くなったため
1期のNo brand girlsの衣装を改造したという設定です
そこに気を付けて衣装を見直してみると新たな発見があるかもしれません

この曲が終わったところでサプライズイベント発生!
本日誕生日のくっすん
曲が終わって振り向くとそこには
いつの間にか下からせりあがっていたバースデイケーキが!
そして会場一体となってhappy birthdayくっすんの合唱
くっすんの誕生日のお祝いをまさかこんな近くでできるなんて><

そのあと次の曲に移る際に感極まったくっすんに近寄り
そっと涙を拭いてあげる鹿ちゃんにキュンキュンきました
幕間の薄暗い中でのちょっとした動作だったので
もしかしたらスクリーンやLVでは見れなかったかも?
だとしたらものすごい貴重なものを観てしまったのかもしれない・・・
同伴者は終焉後に「新たなカップリングの予感」なんて言ってました
たしかに「のぞぱな」はあんまり見たことないですねw

その後も中央と前方のステージは半々くらいの使われ方で
いくつかの曲は本当に目の前で踊ってくれました
しかしみんな年々ダンスのクオリティが上昇してますね
難しいナンバーをきれいに踊りきるというだけでなく
それ+αの表現力が確実に向上していると思います
ダンスが苦手だったそらまるの踊りも
らぐまるなんて馬鹿にされてた頃からは想像できないくらい上手くなりました

しかし何というか中央ステージは観客席から2Mくらい高いところにあるおかげで
彼女たちの足元と観客の目が大体同じくらいにある状態になります
中央ステージがせりあがったりするともっと彼女たちが上になります
そうすると前の方の席は必然的にかなり角度がついて
ぐっと見上げるような感じになるわけですね
その角度はまるでレイヤーの周りに這いつくばるローアングラーの如し(汗
しかも曲によってはその状態で激しく踊るわけで
脇とかhtmmとかが実にけしからん具合に視界に飛び込んできて
たいへん目のやり場に困ります!(ガン見)

さて、私はレビューの方針として
どんなものも長所と短所をしっかり挙げて
一方に偏り過ぎないよう心掛けるようにしています
ですからこの席の問題点も上げておきましょう

あれは「そして最後のページには」のときだったかな?
中央ステージで火薬を使ってキラキラしたテープを射出したんです
その時に何かテープではない堅いものが高速で飛来し顔面直撃!
暗かったので結局なんだったかわかりませんが空薬莢的なものでしょうかね?
結構痛かったです(×_×;

あと強いてもう一つ上げるならsnow halation
あの曲で一番盛り上がるのは
何と言っても穂乃果ソロのタイミングでの色彩変化
会場全体が雪をイメージした白色灯から
穂乃果のイメージカラーでもある温かみのあるウルトラオレンジへと
一斉に変化する様は壮観です
2期9話でもそれを意識した演出がありましたね
1日目は会場全体の見渡しやすい200LVだったので
あの感動的なシーンを十分堪能できたのですが
今日の席には視界内にサイリウムがほとんどないんですよ(笑)
視野の両脇にちょっと入ってくるのと
正面のモニターに映る会場の様子がわかるくらい
だからたぶんスノハレだけに限って言えば
500Lvとかの肉眼じゃ観客しか見えないような所がむしろ良席
今後イベントで後方の席に配置された場合は
ここはスノハレを楽しむための特等席だ!
と自分に言い聞かせることにしようと思いますw

今日は本当にすごい席で楽しむことができました
もうこれで一生分の運を使い果たしていたとしても
それでも構わないと思えるくらいに最高のライブでした

最後に昨日の予想通り次のライブの発表がありましたが
場所も日程も未定で「冬」「今以上にパワーアップ」
という何だか曖昧な告知でした
去年はばSSAのスタジアムで2daysとしっかり発表があったのに
この差はいったいなんでしょうか?

おそらくTVアニメが終わってしまった今
今後のラブライブコンテンツの方向性を
ちょうど模索しているところなんじゃないかという気がします
さらに大きな箱を用意して大々的にやろうとしても
TV2期があった去年と違いファンミーティングと映画だけで
一年間ファンを繋ぎ止めていられるかわからない
大盛況のスクフェスも楽曲のストックが尽きかけで
一年後となるとやっぱり不透明
ラブライブでまだまだ稼げそうだし稼ぎたいが
欲をかきすぎて火傷はしたくない
この発表はそんな弱気な下心の表れなんじゃないかと
勝手に予想しています
NextLiveについてはきっとファンミーティングのどこかで全容が発表されることでしょう
もしかしたら劇場版の興行の成否が今後のラブライブの命運を握っているのかもしれません
そう考えるとこれはもう毎週観に行くしかないね!
{/netabare}
-・-・-・-・-・-・-・-5th初日-・-・-・-・-・-・-・-
{netabare}
5th初日行ってまいりました
スクフェスの花陽イベント最終日とかぶったので
物販に5時間並んで花陽SRをあきらめるか
物販をあきらめる(あるいは二日目に賭ける)か
という究極の二択でしたが泣く泣く花陽を選びました

今日は200LVでしたが
4th初日同様中央ステージの真横だったので
アリーナの後ろの方よりよっぽどいい感じでした
そして明日の場所を大まかに確認したのですが
アリーナB3
・・・!?(・x・;
なんか中央ステージの目の前のような気がする(@@;
イベント次第じゃ来賓用のVIP席とかがありそうなあたりです
(このライブにそんなものないですが)
まぁしっかり確認してないのでぬか喜びかもですがw

4thとは逆で初日にユニット曲が来たので
かわりに明日BD曲ですね
今日やらなくて明日やりそうな曲は
ノーチェン・豆フェス1・ラブレス・るてしきす
あたりかな?自信を持ってやってないと言えるものだけなので多分抜けありそう

恒例ののんたん占いは
映画の公開日決定&前売り発売と
ベストアルバム2の発売の二つ
4thのときも2日目だけ5thの告知が追加されてたので
明日は6thの告知が加わる・・・はず!
はずだよね!信じてるよ!

5thライブがらみはまたあとでまとめ直します
明日もあるので今日は取り急ぎこの辺で・x・)ノシ
{/netabare}
-・-・-・-・-・-・-・-ちゃんとしたの-・-・-・-・-・-・-・-

1期終了から約一年
ラブライバー待望のアニメ2期です
1期の終盤の展開はかなり批判も多く
2期の失速が危ぶまれましたが
1期終了直後に始まったスマホアプリ「スクールアイドルフェスティバル」が大ヒット
つい先日400万ダウンロード達成で
実際のプレイ人口も100万人以上いる模様
スクフェスのおかげで全国でラブライバーが大発生し
1期が始まった頃からは考えられない
空前のラブライブブームの追い風の中で
ついにアニメ2期が始まりました
1期は目を引くところも多かったものの
同じくらいに課題も多かったアニメでしたが
今回はどうなったでしょうか?

☆キャラクター・声優について☆
(注:アニメ以外にもスクフェスやSIDのネタバレあり)

高坂 穂乃果(新田恵海)
{netabare}
2期はじまってまずびっくりしたのは
穂乃果の生徒会長就任
生徒会の仕事の9割は表からは見えない地味なデスクワーク
いや・・・どう考えても向いてないよあの子
ことり&海未にヒフミ3人衆と補佐官には恵まれているのでいいのかもしれませんがね
芸能活動で知名度上げて前会長の支援を取りつけて当選!
って選挙カーに元総理とか乗っけて当選する
現実のタレント議員とやってること一緒だよねーとか思ったり

えみつんは最近急に頭角を現してきた感じですね
個人名義で出したCDも売れ行き好調だし
某エロゲとラブライブだけの人というイメージは払拭できそうで何より
{/netabare}
絢瀬 絵里(南條愛乃)
{netabare}
1期ではクールで真面目な生徒会長として
凛々しい面ばかりが強調されていた気がしますが
一見メンバーの中でも大人びて完璧に見える中
時折見せる隙だらけの姿とのギャップこそが彼女の魅力だと思うのです
お化けが苦手だったりK.K.Eとか「エリチカ、おうちに帰る!!!」とか
あれ?時折っていうか結構隙だらけじゃね?

ナンジョルノはfripSideの2代目ボーカリストとしてブレイク
過疎週だったとはいえsister’s noiseではオリコン1位獲得
人気アニソン歌手として頭角を現しています
しかしその結果ラブライブ関連のイベントの欠席が目立つようになりました
ラブライブのライブイベントが1st,NY,3rd,4th,5thと
2ndライブが欠番となっているのも
彼女が出られなかったことに起因します
ファンとしてはfripSideでの活躍を応援したい気持ちと
μ'sの活動を優先してほしい気持ちが混ざって複雑な心境です
{/netabare}
南 ことり(内田 彩)
{netabare}
1期終盤で大暴落したことり株
今期もトラブルの引き金になったようですが
今度は事なきを得たようで何より
アニメとは関係ありませんが
スクフェスの鍋パーティの話が
ことりちゃんを象徴するエピソードだと思います
好きなものを持ち寄るようにいわれて
勘違いしてチーズケーキを持参(←まぁわかる)
みんなで作ってる鍋に謝りながら投入(←ちょっと意味が分からない)
このどこかずれてるところが彼女の魅力なんでしょうかね?
少し前にはやったツイッターアイコンによる性格診断で
ラブライブという括りが有害度(小)キチガイ度(中)くらいに分類されているなか
なぜか南ことりだけが別枠扱いでキチガイ度MAXのところに配置されていました
まぁ何となくわからんでもないw

うっちーは最近はちょくちょく主役級が回ってきたりと
声優としてそれなりのキャリアを築いているようです
でもあいまいみーのおかげで
「あびゃー」な腹黒いことりちゃんコラがちょいちょい作られるのは
どうしようもないのかなw
{/netabare}
園田 海未(三森すずこ)
{netabare}
2期のうみちゃんは完全にネタキャラ扱いでした
山頂アタックです!にはじまり神経衰弱の顔芸
穂乃果以外の2年生二人は
1期と比べると相対的に活躍の場が減っている気がします
ことりはまだ1期に個別回をもらっているからまだいいものの・・・

人気声優としての地位を確立したみもりんですが
声優としても歌手としてとにかく大忙しな様子
四捨五入が嫌いなことで有名な彼女
ライブでもくっすんに四捨五入しちゃダメっ!と注意していましたが
このままラブライブが続いていけば
四捨五入好きに転向する日もそう遠くないですね
{/netabare}
星空 凛(飯田里穂)
{netabare}
凛ちゃんは2期でかなり優遇されたキャラの1人
個別回をもらって新曲のセンターに抜擢
ウェディングドレス姿もとってもキュートでした
普段の活発な凛ちゃんとのギャップが良かったですね
しかし、なんで凛ちゃんは毎回EDでマラカス振ってるんでしょうw?

りっぴーはpile様と一緒にCD出してましたが苦戦している模様
っていうかあの路線はどうなんだろうね?
りっぴーには天才テレビくんで子役やってた頃からの
息の長い固定のファン層がいるわけだから
今まで積み上げてきたイメージを大事にした方がいいんじゃないかな?
という気もするんですが既にじり貧だしまだ若いんだから
いろいろ挑戦してみるのもいいのかな?
{/netabare}
西木野 真姫
{netabare}
仲のいい2年生3人組
3年生の生徒会コンビ
1年生の幼馴染ペア
残ってしまった余りもののぼっち二人
そうしてできた即席カップリングがにこまき
それがいつの間にかラブライブ内でトップクラスの人気カップリングになっています
1期はどちらかというと1年トリオやにこりんぱなが多かったのに対し
今期はさりげなくにこまきの二人を絡ませるシーンが多くありました
ファンにはたまらないサービスですね

Pile様の棒演技は相変わらず
まるで成長していない・・・
でもなんかあの棒具合が病み付きになるようで
中毒患者が多数発症している模様
うん・・・もうあれはあれでいいのかもね(投げやり)
{/netabare}
東條 希(楠田亜衣奈)
{netabare}
のんたんも個別回をもらった勝ち組
ストーリー的にも最高潮の部分で
なかなか美味しい役回りだったと思います
尚ニコ生では相変わらず・・・

くっすんはこの一年で一番成長したと思います
名演と言えるレベルにはまだまだ程遠いけれど
もう十分に違和感なく観れるレベルです
棒演技と馬鹿にされていた1期の頃からは考えられません
スクフェスをやっていると新旧入り混じって
いろんなセリフが聞けるわけですが
古い声は強弱のつけ方がおかしいんですよね
一つ一つの単語のアクセントがおかしいというか
どの単語を強く発声すべきかわかっていないので
どうもちぐはぐな印象を受けるんですよねー
{/netabare}
小泉 花陽(久保ユリカ)
{netabare}
アニメオンリーなかよちん派の同志に
2期のかよちんはなんであんなネタキャラになってしまったんだ!
って言われましたが
きっと1期まきりんぱなまでの印象が強いんでしょうね
いやいや、かよちんといえば白米、白米といえばかよちんです
ゴハンタケタヨー!
花陽の魅力が最大限発揮されるのは
ユニット曲やソロ曲で切ない慕情を情感こめて歌い上げる時
スポ根路線のアニメラブライブで花陽の魅力を伝えるのは
はっきり言って無理なので最初からあきらめてます
むしろ説明担当の解説キャラとして使われて
2期はだいぶ優遇されてるなーとか思っていたくらい

シカコはμ'sの芸人枠として活躍中!
ときおり他作品でも見かけるようになりましたが
久保ゆかりと間違ってクレジットされたり
謎の外人役(ぺぺろんぽっぷぽぽんちゅみどりかわ?)だったり
笑いのネタに尽きない感じですね
まさにμ'sのお笑い担当!
元グラドルのビジュアルとのギャップがまた何ともw
{/netabare}
矢澤 にこ(徳井青空)
{netabare}
にこにーは本当に優遇されてます
前回に引き続き個別回をもらっており
今回は家族との触れ合いが描かれました
ちなみに雪穂や亜里沙と違いにこの兄弟は全員CVそらまるです
最終回には母親も登場
こちらはなんとCV三石琴乃
ママライブがどんどん豪華になっていく・・・

そらまるは・・・いろいろありましたね
えっ?詳しく聞きたい!?
(∩゚д゚)アーアーキコエナーイ
{/netabare}

☆楽曲について☆

1期と比べるると全体的に新曲に勢いが無かった印象
一日中聴いていても飽きないような曲が
1期はいくつもあったのですが
今回はそれと比べると今一つインパクトに欠けるというか・・・

(5th終わって追記
5thで重点的に2期楽曲をやったこともあって
私の中での2期楽曲の地位は大きく向上しています
でもまぁここはあにこれですしアニメ内の使い方に限定して考えたら
当時の感覚を残しておきたいのでそのままにしておきます
特にどんなときもずっとはTVサイズだと魅力半減
フルで聴いてこその良曲だと思うんですよね
5th二日目で9人で羽を持って並んだときは感涙モノでした)

ただしOPの「それは僕たちの奇跡」だけは別格
1期BDのジャケ絵に動きがついたOPムービー含め
文句なしの出来栄えだったと思います
前期のOP/ED挿入歌が軒並み3万枚程度の売れ行きだったのに対し
今期のED/挿入歌は6万枚強の売り上げ
これは単純にラブライバー総数の増加が原因だと思います
私のように新曲が発表されたら聞いてもいないうちに思考停止して予約し
発売前日に全力でフラゲしに行くような層が増えたんでしょう
でもそれだけでは説明がつかないのが「それ僕」の10万枚
少なく見積もっても3万人以上の人が
この曲を他の曲よりも高く評価していることがわかります

しかし去年発売されたCDの売り上げが
ゲームともアニメとも無関係な「Mスタ」で6万枚
スクフェスメインテーマ「タカラモノズ」9万枚
というあたりを考えるとアニメEDや挿入歌で6万枚というのは
やっぱりだいぶおとなしい数字だったように思います

ただし今回は新曲以外の曲に収穫が
個別にいろいろ書いたので詳細は省くとして
やはり「スノハレ」をやれたのは大きいですね
1期のレビューで指摘した
男キャラを徹底排除しスポ根路線でストーリーを作っているおかげで
ラブソングを一切使えないという
アイドルとして致命的な欠点を
かなり強引ながらも解消し
スポ根路線を貫いたままラブソングを使える体制を作った
というところは評価していいと思います

最終話の「愛ばんピアノver」や「ラブピ」も
歌詞だけ見たら完全にラブソングなんですが
うまく卒業と絡めることでそういう臭いをきれいに消して使っていました
ただこれに関してはラブソングはラブソングとして歌ってこそ
という気もするのであの使い方が良かったかどうかは判断の難しいところです
まぁそりゃあのアニメ内容なんだし使える曲には限界がありますよね
でも、そんなにラブソングが欲しいならアニメ内容を変えて「LOVELESS WORLD」で締めましょうか?
と言われたら1期終盤以上に阿鼻叫喚になりそうですし
丁重にお断りしたいところです
まぁ1期で封印したラブソングへの軟着陸としては
まぁ十分妥協できるレベルだったように思います

☆ストーリーと演出について☆
もう今から20年近く前になると思います
当時人気絶頂期にあったあかほりさとるが
自分の一番弟子がデビューすることになり
様々なメディアで猛プッシュしていました
そのデビュー作を読みましたがまぁ酷い
もはやどう酷かったのかも覚えていませんが
即座に2度と買わない作家リストに入りました
そして案の定ほどなくして彼はラノベ界からは姿を消しました

最近になって作家デビューに失敗した彼が
アニメ業界で幅を利かせていることを知りました
そう、花田先生こと花田十輝です
最近は彼の手がけた他の原作付アニメなんかもいくつか見ましたが
うまくいっているときといっていないときで落差が激しいですね
原作無しのオリジナルを彼に投げるっていうのは
相当な博打だったんじゃないかと思います
実際1期前半はかなり評価が高かったものの
終盤はまとめきれずに終わった感じ

だからはっきり言って2期のストーリーには一切期待しないようにしていました
無難に60点くらいにまとめてくれればそれでいいかなと
出来上がったものを見てもまぁそのくらいですね
細かい部分では評価できる点も多いですが
何カ所か大きく減点せざるを得ないというか・・・

例えば天候の描写について
古来より天候は登場人物の心情の暗喩として使われてきましたが
それはあくまでさりげなくやることで
物語の盛りあがりをサポートべきもので
1話や9話のように露骨にやってしまうと
逆にわざとらしすぎて興ざめなんですね

他にもA-RISEの扱いとか本選とか不満点はいろいろ

なお某掲示板でアニメ2期のストーリーをdisると
「脚本がクソなのは1期でわかりきってるだろ!ニワカ乙www」
と返ってきます
いや全くその通りだけど、お前ら訓練され過ぎだろw

☆総評☆
ストーリーはところどころ面白かったけど
不満点も結構多かったですね
完全に固定層のコアなラブライブファン向けとしては
見どころも多かったのだけど
新規開拓のためのラブライブの布教用としては役に立たない感じ
多分アニメ見せるよりスクフェスやらせた方が
布教成功率高いと思います

この次は5thライブの後劇場版が予定されています
劇場版ではこれまでアニメラブライブを支えてきた
AS姉こと西田亜沙子さんの離脱が発表されています
室田絵に一切不満はないですがやっぱりちょっと不安ですね・・・
劇場版の情報が出てきたらまたそちらの方に視聴前レビューでも書こうと思います

旧レビュー
{netabare}最終話視聴から一週間たちました
断片化している旧レビューとミックスして書き直そうと思ったのですが
中々完成しないので暫定的に最終話のみレビュー
あとでまとめて書き直します

最速を放棄したおかげで最終話視聴前に映画化の話は知っていました
しかし劇場版につなげる引きで終わるとは思いませんでした

一期は持ち上げては落としてを繰り返しあげく
ほのかダウンや留学騒動でμ’s崩壊の危機まで徹底的に落として
そこから最後にうまく持ち上げ損なったままゴールした感じでした

今回はそれらのトラブルに代わる不安要素として使われているのが
3年生卒業によるμ’sの終焉
たしかに物語が終わってしまうのは寂しくもありますが
スクールアイドルである以上引き伸ばしようのないタイムリミットがあるわけで
その刹那の輝きを切り取るからこそ美しいんだと思います

だから卒業という形できれいに有終の美を飾ってくれるならば何も文句はありません
アニメの終わりがラブライブというコンテンツの終わりではないですし
TVアニメとしては卒業できれいに終わった上で
本選がらみの話とか尺をあまり取れなかった部分を膨らませるなりして
劇場版としてブラッシュアップしてほしかったかな

それなのに終わりをちらつかせて不安を煽ったあげく
最後にやっぱり終わりません!
って〆るんじゃ散々叩かれた一期とやってること何も変わんないよね

1期と2期の間に出したシングルMusic S.T.A.R.T!!のサビは
「だってパーティー終わらない
だってパーティー終わらない
まだまだみんなで 思い切り歌うよ」

今年2月の4thライブのサブタイトルおよび入場者特典曲は
ENDLESS PARADE

そもそも本当にラブライブの終わりが怖くて仕方ないのは
視聴者じゃなくて制作サイドなんじゃないのかな
終わってしばらくは視聴者から惜しむ声も出るでしょうが
やがてはそれぞれが別の熱中できるものを見つけていく
でも記録的ヒットとなったラブライブの代わりになれる商品は
そう次々簡単に作れるものじゃないし
次に視聴者が飛びつくものはライバル会社の作品かもしれない
だから何とかこのまま売り続けたいという制作側の願望は理解できます
でもそれはお客さんに見えないようにするのがプロの商売人なんじゃないですかねぇ

ラブライバーとしてアニメはラブライブのコンテンツのほんの一部と考えれば
とても収穫の多い2期で見どころが沢山ありました
しかし純粋にオリジナルアニメとして考えた場合は
一期同様脚本に不満点がたくさん残る作品でした

-・-・-・-・-・-・-・-ひとつ前の-・-・-・-・-・-・-・-

ゲマ・ソフマップ・メイトと梯子してBD1巻フラゲしてきました
5thライブの最速申込みチケットを確保したかったのもありますが
それ以上の複数購入動機がありまして
全巻購入でユニット曲の録りおろし新曲がつくんですよね・・・
しかも店舗特典っていういやらしさ
前回の特典曲「ぷわぷわ~お!」はゲマオンリーだったので
何も悩まずにゲーマーズで購入するだけで済んだのですが
今回はゲマ・メイト・ソフマップそれぞれ別ユニットの未発表曲がつきます
全部揃えようとするとBD7巻×3セット買わなきゃいけない鬼畜設定;;
ダレカタスケテー

-・-・-・-・-・-・-・-9話の-・-・-・-・-・-・-・-

スノハレ回観ました!!!
スノハレが来るのは先週のラストでわかっていたのですが
それでもやっぱり感無量でした

途中の吹雪で動けなくなる演出は4thライブ初日の
雪で帰りの電車が動かず凍死しかけた思い出とダブりました
テロップを流しきり満を持してイントロに入るSnow halation
旧PVの焼き直しと言ってしまえばそれまでなんだけど
それでも旧盤とは比較にならないクオリティ
そしてあの穂乃果ソロのウルトラオレンジ・・・
そう、これだよ・・・スノハレと言えばやっぱりこれだよ!
あのUOは「みんなで叶える物語」というキャッチフレーズの象徴でもあると思うんだ
それをアニメであのように表現してくれたスタッフに拍手です

・・・ただ気になるのは、おそらくここが2期のクライマックスだと思うけど
今回の演出もこのレビューもアニメしか見てない人や2期からのお客さんには
何がなんだかさっぱりわからないんじゃないかなぁ?という懸念が(・x・;

-・-・-・-・-・-・-・-古いの-・-・-・-・-・-・-・-

ついに放送がはじまりました
日曜夜にTOKYOMXの最速放送と火曜夜のBS11を視聴&録画
視聴はともかく2回も録画する羽目になったのは理由があります
最初に見たMXがはっきりわかるレベルで画質が悪く
ネット上でもかなり話題に上がっていたからです
MXで蟲師やジョジョを見たときはそこまで気にならなかったんですが
動きの多いラブライブのOPシーンは特に画質の違いがはっきり出ていました

もともとBS放送のほうが地上波の5割増しくらいの実効ビットレートなのですが
MXは4月から24時間マルチチャンネル化
つまりは割り当てられている帯域を分割し二つの放送を同時に行っているのです
分割といっても単純にに半分の帯域しか使えないわけではなく
サービス1とサービス2を1:1や3;1などと切り替えられるようになっているようで
ラブライブ放送時は全体の4分の3を使って放送している模様
しかしそれでももともと高レートのBS11と比べると
約半分のビットレートしかありません
その結果OPのような動きの多いシーンではブロックノイズが目立つようになりました

激しい動きに弱いとなると影響が懸念されるのはライブシーンでのちらつき
やっぱりアイドルアニメで画質悪いのは致命的だと思うので
来週から最速はあきらめてBS11にしようと思います

-・-・-・-・-・-・-・-もっと古いの-・-・-・-・-・-・-・-・-

期放送開始前特番「春もえがおで1,2,Jump!」が放送されます
ちょっと遅れてニコ生とバンダイチャンネルでも観れるみたい?
番組タイトルはμ’s楽曲「夏色えがおで1,2,Jump!」」とかけてある感じですね
えみつんのナレーションで送られるこの番組では4thライブの映像やなんかも流れるそうです
そういえばライブのとき上のほうをカメラが飛び回ってました(’’
とにかくこれはラブライバー必見ですね!

-・-・-・-・-・-・-・-さらに古いの-・-・-・-・-・-・-・-

2期を目前にしてニコ生で1期を一挙放送するようです

何度でも見たいというコアなラブライバーの方はもちろん
2期やるみたいだけど一期観てないなぁという人はこの機会にぜひ!

ちなみに私は仕事で前半分見れません・・・
円盤は揃ってるので見たければいつでもニコ生より高画質で見れるのですが
やっぱりニコ生の一挙放送でリアルタイムにライブ感を共有しながらみるのは
また一味違う楽しさがあると思うんですよね

ああでもコメで凛ちゃんのことアザゼルさん呼ばわりした奴はあとで校舎裏な(☄◣д◢)☄{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 54
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最終回まで鑑賞済み。楽曲について追記しました(専門知識無しですが)。

アニメ1期視聴済み。
他の媒体については触れていません。
スクフェスはプレイしてみました。

楽曲について(7/25)-----
2期を観て愛着が湧いたこと。
スクフェスもプレイしていること(Rank77とまだまだですが)。
諸々含めて、結構真面目に楽曲を聴いてみて。
特典系の特殊な物は除き、普通に触れられる物については網羅できてると思います。
2期を中心に、1期とその他からもタイトルを挙げさせて頂きました。
{netabare}
・Happy Maker
個人的には『KiRa-KiRa Sensation!』よりもこっちの曲のが好みです。使い処としては何ですが、13話Cパート前で使われてなければ、もっと好きになれてると思います。

・KiRa-KiRa Sensation!
如何せん、アンコール曲に心を持っていかれてしまい、印象は薄め。『僕らは今の~』に寄せて作られていたのは印象的でした。若干平坦な感じもします。衣装や振り付けにも意図的な要素があるようですが・・・悪く言えば使い回しとも言えるわけで。

・Love wing bell
凛ちゃん回のステージ曲。『Dancing stars~』より好みかもしれない。もっと歌ってるシーンがあれば、もっと評価が上がりそうな気がします。

・僕らは今のなかで
1期OP曲。2期12話アンコール曲。
アニメで初めて『ラブライブ』という物に触れた為、序盤から聴く回数が一番多かった曲です。ので一番のお気に入りはこの曲(スクフェスの第一目標はコレw)。OPにおいてパート分けが基本学年別だった分、視覚的にも受け入れるのが早かったのだと思います。
この曲でラブライブの舞台にに立ってくれるを1期では期待し、2期ラストステージでその願いを叶えて頂けたことには感謝しております。

・Snow halation
2期9話のステージを観て、初めて良さを知りました。一応曲としては聴いていたのですが。
2ndSCDのPVと比較して、演出面で盛られてる分はあれど、2期アニメverのが好みですね。何より海未と希が可愛いw

・きっと青春がきこえる
・どんなときもずっと
1期&2期のED曲なわけですが・・・『毎回変わるボーカル』と『(1期を意識された)9人並んだカット』がポイントかと。どちらが?と訊かれれば、2期EDのが好みです。

・それは僕たちの奇跡
2期OP。やはりOP・ED曲というのは慣れ親しみやすいです。
1期円盤ジャケットが由来と思われる各キャラのカットが印象的でした(気付いたのは途中からでしたがw)。

・ユメノトビラ
2期3話にて。2期専用挿入歌と限定するならば、この曲が一番かな?と思います。2話での合宿からの流れや、A-RISEと同じステージという背景もあり、思い入れはあると思います。
μ’sの躍進が再開された曲でもあるわけですし。

・START:DASH!!
1期から挙げるとすれば、この曲を。
3人verと9人ver。同じ曲なのに、映像や物語を込みにして聴いてみると、相当印象が異なると思います。
曲だけなら3人ver。必死さと切実さが心に刺さります。
画的には9人ver。間奏入りでの穂乃果の笑顔が可愛いですね。

・ススメ→トゥモロゥ
1期からもう1曲。
1期1話で使われた曲なので、僕的には初めて観た(聴いた)曲になります。演出方法を目にしたのも初めての曲になります。

・夏色えがおで1,2,JUMP!
・Wonderful Rush
・Mermaid festa vol.2 ~passionate~
・COLORFUL VOICE
SCDのPVを観たり、スクフェスをプレイしてみて気に入った曲たちです。

楽曲のレビューをしてみたつもりですが・・・随分映像に引っ張られた感想・評価になっている自覚はあります。元々は『School idol project』というプロジェクトなわけですが、僕としてはアニメが切っ掛けになるわけですから・・・視覚的な要素が捨て切れないのも仕方がないかとw

13話のレビューにも書きましたが、願わくば可能な限り曲のPVが観たいです。キャストさまのライブではなく、アニメーションverで。
{/netabare}

採点と総評らしきもの-----
2期を観て、この作品に対するスタンスはかなり変わったとは思います。
1期に比べて思い入れができましたし、『スノハレ』聴くと泣けたりするようになりましたw

●物語●
{netabare}
1期が「9人揃えることメイン」「ラブライブに出ていない」という内容だった分、キャラ面の掘り下げや「今度こそラブライブ」という期待で観ておりました。そういう意味ではとても満足できるシーズンになっていたと思います。

唯一、13話の締め方だけが評価できません。
商売抜きで作れる物ではないですが、露骨に商売気がでてしまった本編ラストは、台無しと言いますか余韻も何もあったもんじゃないと言いますか。
{/netabare}
●声優●
{netabare}
「慣れ」という部分はありましょうが、大きな不満もありませんでした。
むしろ僅かながらでも成長の跡は感じられたような気がします。
何話かでの『キャラ入れ替え』は結構秀逸だったように思います。
メイン9人より、脇を固めるキャラのが豪華でしたw
{/netabare}
●キャラ●
{netabare}
基本アニメになった部分しか知らない為でしょうが、9人の性格や私生活・家族構成などが描かれていて新鮮で楽しかったです。

お気に入りは
『海未』・・・生真面目な部分が目立つかと思いきや、その辺りからは感じられない、意外とギャグ要員というギャップ。『山ガール』ぷりや、修学旅行先でのババ抜きシーンとか、大好きですw
生徒会副会長としましては、穂乃果のサポートお疲れさまでしたw
{/netabare}
●作画●
{netabare}
ライブシーンでの2Dと3Dの演出は、凄いな~と。
13話通して大荒れすることもなく、安定して観られたと思います。
ライブパートと通常パートで結構力の入り方が違ったように思います(悪い意味ではなく)。通常パートでも要所では気合入ってるのは伝わりました。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
OPEDどちらも良かったと思います。
それでもあえて優劣つけるなら、OPは1期、EDは2期の方が気に入っております。

個人的に、アニメで使われた楽曲に対しては『映像があってこそ印象的になる』と思っています。そういう意味で『snow halation』はかなり評価が変わりました。一応ベストは聴いていたのですが、そこまで記憶に残ってる曲ではなかったもので。
新曲については『ユメノトビラ』が気に入ってます。『Love wing bell』『Dancing stars on me』も悪くないです。
他の曲については『楽曲について』にて。
{/netabare}

 13話-----
{netabare}
何は無くとも最終回。
結論から書いておきますと『最後までやりきってくれれば、もっと高評価だったのに』ということでしょうか。


残すは卒業式以降というのは予想していたので、Bパートまでの展開はかなり良い印象でした。特に穂乃果の回想は涙無しには観られない、とても感動できる演出だったと思います。屋上に水で描いた『μ’s』と共にインパクトがあったと思います。

意外性でもポイントが多く
・にこっち母が可愛い、ソックリ、三石さんw
・アルパカの性別が実は・・・w
・花陽が新部長に(これはまぁ予想の範囲内とも言えますが)
・希の髪型(スノハレと同じでいいんですかね?) etc
と驚かされたり、笑わせて頂けたりもしました。


結論で先に触れた部分について。
『劇場版』というコンテンツ展開そのものを否定する気はありません。
只、卒業式~式後(~その後)を描き切ってからの告知にして欲しかった。
わざわざ校門前のシーンで、花陽のスマホ(でしたよね?)をダシにしてまで引っ張る必要は無かったと。
何と言いますか、とても中途半端。スッキリ終われていない。かなりの消化不良感がありました。AパートとBパートで良かった部分が、かなり台無しにされたように感じます。余韻も何もあった物じゃない。

嫌な書き方をすれば・・・。
一度物語を締めてから告知をすれば無くなる物でもありませんが、商売気があからさまに感じられて、そういう意味でも認めたく無い流れだったと思います。
最終話にして新曲をねじ込んできたのも、同様。
出来が悪くなかっただけに、尚更残念(では何処で使うのか?と聞かれても答えられません)。


とても個人的な要望、といいますか期待。
アニメ化以降の曲のPVを、フルverで作って欲しいです。
もし既に存在するのならば、製品化して頂きたい。
ライブDVD観ればと言われそうですが、正直アニメーションでのメンバーが観たいので、こんな希望をするわけですが・・・。


13話・・・ラストさえ受け入れられれば、満点だったと思います。
総評はまとまり次第にしたいと思います。
{/netabare}
 12話-----
{netabare}
ということで、いよいよ本戦直前。
パフォーマンス順抽選会からスタート。
何組出場してるかわかりませんが、ラストというのはどうなのでしょう?
最後な分だけ印象には残りやすいとは思います。
果たして観客・審査員(?)の集中力はどうでしょう?
おそらくμ’sにとって、A-RISEを負かしているというアドバンテージは大きかったのだろうと思います。

後でも触れますが・・・ようやく彼女らが『ラブライブ』のステージに立つ姿が見られるんだな~と。続けて今期を観て良かったな~と思えました。

いつも通りの皆で本戦を迎えたい。そう思えば思うほど、隠そうとしている気持ちも浮き彫りになってしまうのですよね。Aパートから本戦直前まで、いろんな彼女達の思いが痛いほど伝わってきたと思います。ごまかしてみたり、強がってみたり、それでもやっぱり本音がもれてみたり。

そんな結果の、プチ合宿へ。
にこっちが何気に女子力アピール(というのは失礼ですが)。
やっぱり髪下ろしてると雰囲気変わりますね~。
春も目前ということですが、夜に窓開けっ放しとか屋上に出るとか、いろいろ心配になるからヤメて~w 場合によっては風邪ひきフラグ・・・w
絵里が暗闇苦手ネタがこんなところでもw 凛「肝試しするにゃ~」→希「特にエリチは大好きだもんね~」→真姫「照明OFF」とか連携良すぎw

Bパートから本戦当日。
ここからステージが徐々に明らかになっていくわけですが・・・今思えば、この辺りから何か予感みたいな物はあったのかもしれません。特にステージ奥のスクリーン。過去に見たことのある物だったので。

「ヒフミ」の3人にキッチリ出番があったのも印象的でした。応援に訪れるシーンと・・・。彼女達がμ’sの縁の下、最大の理解者だったように思います。

ラストライブについては後で触れるとしまして。
パフォーマンス後ひとりひとり名乗っていく辺りから、正直冷静には観てられなかったです。ここまできたな~という感慨と、これがこの9人の最後の舞台なんだな~という寂しさと。

ED曲無しからのエンドロール。そしてその後の挿入歌2への演出は良かったですし、テロップのタイミングは絶妙でした。
アンコールの掛け声(有り得るかどうかはスルー)、メンバー達の表情、応援してくれた人達の姿、穂乃果のモノローグ(というより昔のセリフかな?)。
そして『僕らは今のなかで』のテロップの絶妙なタイミング。

本戦用楽曲については、ここで。
今のところ、良し悪しはまだ何とも。フルバージョンを繰り返して聞いてみての判断になると思います。流れた分での印象は・・・『僕らは今のなかで』を意識して作られていたな~と。
ただ・・・その後に流れる『僕らは~』のインパクトが強すぎて、霞んでしまっている気がします。

『僕らは~』は、僕が「ラブライブ」という作品に触れて初めて気に入った曲だったということもあり、1期で彼女らがその舞台に立つことがなかったという不満もあり、今回最後にこの曲が使われてとても満足しております。
この歌で彼女達の「ラブライブ」が観たかったという願いが、物語の中で叶えられたのですから。

正直、この作品でここまでレビューを書くことになるとは思っていませんでした。要所要所で書ければいいかな~?位に思っていたのですが・・・。

さぁ泣いても笑っても、あと1話。
楽しみにしております。
{/netabare}
 11話-----
{netabare}
音ノ木坂の合格発表からスタート。
雪穂も亜里沙も無事合格できたようで何よりでした。

結局「μ’sをどうするのか?」という問題は、どんな形にしても答えを求めてくるんですよね。本戦が終わるまでは保留としてましたが、そんな心が揺れた状態でベストなパフォーマンスができるのか?という不安も確かなわけで。
メンバー達の問題であるとはいえ、やはり亜里沙のような思いを抱く子もいるわけでして。
雪穂は、μ’sの発端である穂乃果の姿を近くで見ていたからか、何となく状況に気がついていたようですが・・・。

ということで、休日にメンバー全員で遊ぼうという展開に。
今や地区を代表する9人が、ショップを訪れるというのは・・・実際どんな状況、心境なのでしょうね? 自分たちのアイテムが並べられている様はどんな風に映るのでしょう? それを目にする一般人、店員はどんな気持ちなのでしょう?

在校生6人が一致で出した結論は・・・「大会が終わったらμ’sはお終い」というものでした。心情的にも物語的にも、この答えは必然だと思います。
現実のアイドルグループにおいては、メンバーが入れ替わっても名前が存続することが多いように思います。が・・・やはりスクールアイドル。各人制限時間は3年間。どんな形・機会にせよ、区切りを付けざるをえないとも思います。
リアルな方向では、今後このコンテンツをどう展開したいのかは気になります。作品・プロジェクトのタイトルは『ラブライブ』なわけで、「μ’s」に固執しなければならないわけでもないですが・・・にわかとはいえ、一ファンとしてはそれはそれでやり切れない思いはします。

証明写真に9人は・・・無理でしょw 物理的にw
{/netabare}
 10話-----
{netabare}
最終予選の結果を伏せたまま、年末年始へ。
初詣でのA-RISEとの会話で、μ’sの本選出場が判明するわけですが・・・そうなるとやはり気ににってしまうのは、『μ’s』の今後(11話は観たので、結論は知っていますが)。

μ’sに入りたいと無邪気に言う亜里沙に対して、複雑な表情を見せる絵里。
本選が終わるまでは触れまいとする在校生6人も卒業していくことになる3人も、皆がお互いのことを想っているのでしょうが・・・結論はやはり。

ここまで観て、初めてこの作品のキャッチフレーズを知りました。
{/netabare}
 9話-----
{netabare}
スノハレ回。
最終予選当日。学校説明会当日。
こんな日に大雪とは・・・運が良いのか悪いのかw

こんな書き方は何ですが、この期に及んで2年生sが間に合わない展開は有り得ないとは思いましたが。

観客0人の時から支えてくれる、3人の友人達を始め、会場までの道程をサポートした生徒達。この辺が穂乃果の、もしくはμ’sの力なのでしょうか?

いつものEDは無しでスタッフロール。
からの、恐らく最大の見せ場になるであろう『snow halation』。

一応ベスト版は聴いてましたので、知っている曲ではりましたが・・・映像が有ると無いとでは全く印象が違いました。どちらかといえば明るい、如何にもなアイドルソングが好みなのですが・・・うん、この曲も悪くない。
元々のPVとの比較も観ましたが、カット・表情・演出のどれも良くなっていたと思います。個人的には髪を1つにして下ろしてた希のビジュアルが印象的でした。
あとは『間奏終盤~明け直後の穂乃果のソロ』でしょうか。あの表情は良かったです。
{/netabare}
 8話-----
{netabare}
いよいよ近づく最終予選。
普段はメンバーを見守り、誰かを弄っている印象の強い、希の回ですね。

ここまで1期から通してアニメで約20話。確かに希のプライベートって謎だらけでした。見えていたのは、元副会長で、神社で巫女さんやってたこと位でしょうか。

ラブソング。珍しく希が口にした提案・希望ですが。
曲調はともかく、確かにそれらしい歌が歌われた記憶は無いように思います(あくまでアニメの範囲内で)。
主な理由の1つに、作詞担当の海未にその経験が無いから、という物がありますが・・・本当に2期は彼女に厳しいw 弄られ担当といいますか、コメディ担当といいますかw まぁ、これはこれで可愛かったので有だと思いますがw

皆さん恋愛経験無しということで、カメラに向かって小芝居を打つことになるわけですが・・・。何より真姫さんのテンプレツンデレっぷりが素晴らしいw
にこっちの演技は、元のキャラと相まってあざといですw
いや~某CDのジャケットの、髪を下ろして後ろで2つに分けてるのを初めて見た時は、かなりの衝撃を受けたものです。アレはクラクラしましたw

珍しかったのは絵里の、「ラブソング推し」もですね。
普段は・・・有無を言わせず、正論で、何度も主張しない、そんな立ち位置だったように思います。一視聴者ですら違和感を覚えるわけですから、メンバーなら尚更でしょう。

いざ曲作りということで、参考資料は恋愛映画。
各人の反応が軒並み予想通りすぎて面白いw
唯一海未の反応が予想外・・・と言うか、また海未かw それはホラー映画見てるときの反応でしょうw 行動と表情と発言が一致してませんがw

希さん、まさかの独り暮らし。
親の仕事柄、基本独りで学校生活を送っていた彼女にとって、μ’sの9人というのはとても大切な居場所だったわけですね。だからこそ皆で一緒に何かを形にしたいと。
しかし・・・この回想の中の絵里は結構キツそうな印象なのですが、どうやって距離を縮めたんでしょう? その辺見てみたいですね。

見直してみると・・・次の曲が何なのか、大体予想できますね~。
{/netabare}
 7話-----
{netabare}
6話ラストで雪穂が見つけた書類の正体が明らかに。
正直・・・ラブライブや学校行事関連で、穂乃果が何かやらかしたのか?と、一週間、気が気じゃなかったですよw そこまでの重要書類じゃなくて一安心しましたが・・・。

花陽さん、お米好きという設定があったんですね~。
にしても・・・大きさが普通じゃないし、ダイエット中の穂乃果の目の前で食べるとか、鬼かとw

ダイエットの為のランニング中に間食とかw
それを見逃さない辺り、さすがは海未さんw
といいますか・・・(ライブシーンを除いて)海未がいい笑顔を見せると大抵ロクなことになってないw
そして穂乃果の行動は、予想以上に海未に筒抜けという事実w

部活動の予算の件については・・・ツッコミ処満載でしたが。
重要だったのは『にこっちがいてくれたこと』と『この事件そのもの』かと。
{/netabare}
 6話-----
{netabare}
μ’sの個性が何なのか?というお話。
地区予選の前哨戦に向けて、A-RISEへの対抗策は?という試行錯誤を描いたわけですが・・・個人的に2期で一番お気に入りの回です。シリアスなお話も悪くないですが。

A-RISEの強さの影には、資金力がありそうな感じはしますね。
もっとも、強いからスポンサーがいるのか、スポンサーがいるから強いのか、どちらなのかはわかりませんが。

インパクトを残す為に目新しさを・・・という方向性は正しいと思いますが、「らしさ」が消えてしまってはw 楽しませてもらいましたがw
メンバーが他のメンバーの真似をするのは、相当笑わせて頂きました。
穂乃果や真姫は結構ショックだったようですが、結構クオリティ高かったと思いますよw
{/netabare}
 5話-----
{netabare}
凛ちゃん回。2年生は修学旅行ということで不在。
旅行明けにイベント有りなのに、帰還不能でどう乗り切るのか?という流れでした。
1話も雨のシーン有。今回は台風。最終予選では大雪。
2年生の中に雨女が?w

旅行先、雨の為に宿でババ抜きする3人ですが・・・。
ポーカーフェイスが出来ずに負け続ける海未さん。そこまで顔に出たら、勝てませんw
2期に入ってから、彼女こんな立ち位置ばかりですねw
元々海未はお気に入りなキャラなので、こんなギャップ見せられると評価が上がっていくだけなのですがw

2年生が帰ってこれずセンターに抜擢される凛ですが、専用の衣装を前に・・・喜んでいるのか、照れているのか、困惑しているのか。彼女の幼い頃の経験・記憶と仮とはいえリーダーの重責と。その辺考えると、複雑な反応になりますよね。

個人的な印象ですが。
凛の場合、持ち前の活発さが「女の子」という面(表面)を薄くしてるとは思いますが、「女の子(と書くと語弊があるかもですが)っぽく無いか?」というと、そうでもないと思うのです。決して男の子では無く。髪の毛の長さで性別が決まるわけでも無いですし。
とはいえ、彼女のなりの経験もありましょうし、憧れや理想みたいな物もあるんですよね。難しいですよね。

結果的に荒療治的な展開になってしまいましたが、花陽の凛への想いが形になって良かったな~とも思います。

何気に絵里はモデルにスカウト(?)されてましたねw
{/netabare}
 4話-----
{netabare}
夢オチスタートw 結果はともかく、良く出来たシミュレーションでしたw

そしてにこっち回。彼女に限らずですが、1期だけでは私生活などの謎が多かったので、とても楽しめたと思います。

車の隙間をすり抜けるにこっちを捕まえる為に、選ばれたのは凜。明らかに首から下を見て選んでる辺り、希の人の悪さが見えてますw そりゃ不本意だw

妹弟達に何を吹き込んでるんだ?とか思いましたが・・・彼女は彼女なりに苦労してきてるんですよね。「μ’s」で括ってしまいますが、元々にこっちはアイドル研究部だったわけで。
「プライド」と言っても、持つべき物と持つ必要の無い物とあるように思うわけですが、彼女のそれは前者なのだと思います。
{/netabare}
 3話-----
{netabare}
予選開始。

1期では名前は出てもあまり出番の無かったA-RISEですが、2期に入って早くも物語に絡んできました。直に接触してきたり、予選の舞台を提供したり。
意外とμ’sを高く買っていたようで、素直に負けたくないと口にしてました。もっと「上から」来るかな?思っていましたが、油断や慢心は感じられませんでした。彼女らの存在も、この作品の一種のアクセントになっていたのかな?と思います。

舞台提供の申し出に、即決で乗っかる穂乃果の決断力は大したものかと。
「A-RISEと同じ舞台」というのは、考えようによっては、かなりのインパクトになるわけで。普通どっちかが嫌がると思いますし。
{/netabare}
 2話-----
{netabare}
合宿回、再びw 1期は海でしたが、今期は山。

まさかの海未の本気っぷりに笑わせて頂きましたw
彼女の生真面目さが変な方向に行く話、好きです。

宿を提供することになる真姫ですが、1期での印象と比べると(性格が)丸くなった気がします。 別荘の煙突のエピソードは大変楽しませて頂きましたw 意外なピュアさに心が揺れました。

「3年生の為に」と口にした真姫に対して、「歌は全員の為の物」と諭すにこっちですが・・・普段の言動が。 とても良いこと言ってるのに・・・w

実は暗いところが苦手な絵里。またかなり心を揺さぶられたのですが、彼女に限らず意外性が見えて、個人的に満足な回だったと思います。

初お目見えだったEDですが、1期を彷彿とさせる作りだったと思います。9人並んで歌ってるカットとか。曲としては1期より好みです。
{/netabare}
 1話-----
{netabare}
まさかの生徒会長でビックリしました。μ’sで生徒を集め学校存続の立役者でもありますし、校内では有名人なわけで。人選としてはアリだと思いますが・・・推薦人になった絵里も思い切ったものですね~w
海未とことりが脇を固めてますので不安は幾分和らぎますが・・・実務型の会長ではないですよね。 カリスマ性というか人徳というか、人を動かしていくタイプでしょう。

そして・・・やはり開催される第2回ラブライブ。年度末が本選ということで、必然的に3年生にとってはラストチャンス。
まさかの穂乃果の「出なくてもいいんじゃない?」発言でしたが、前回の自身の失敗と現生徒会長という重責、彼女なりに思うところはあったわけですよね。皆は気にしてなくても、本人は結構応えていたのでしょう。

第2回ラブライブは基本実力勝負&一発勝負ということになったわけですが・・・実際こんな大会開くとなると、判定やらシステム的な部分は一体どんな物になることやらw

地区予選からということは、必然的にA-RISEと同じグループということに。
つまりは、ある意味本選並みとも言えるわけで。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 32

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「本人関係ないじゃん!」 声優・三森すずこを「ぶち殺す」と脅迫した男逮捕で、問われるファンの“民度”

『ラブライブ!』の園田海未役などでお馴染みの声優・三森すずこに対し、インターネット掲示板に「事務所押し入ってぶち殺す」と書き込んだ男が、威力業務妨害の疑いで逮捕された。このニュースを受け、同事件の男の犯行動機を巡り、色々と意見が飛び交っている。

“黒川鈴子”名義で舞台を中心に活動した後、芸能事務所・響へ移籍し、声優として活動を開始した三森。数多くの作品に出演し、最近は『てーきゅう』(TOKYO MX系)新庄かなえ役や、『電波教師』(読売テレビ系)柊暦役などで活躍中だ。また、徳井青空らと共に声優ユニット・ミルキィホームズとしても活動し、多くのファンに支持されている。

ただファンの中には、熱心を履き違えたファンもいるようで、三森が表紙を務めた雑誌に射精し、その画像を三森に送りつけるなど問題も起きている。

今回逮捕された22歳専門学生の男は、「自分が好きな声優を三森さんのファンがけなしたので腹が立った」と供述し、容疑を認めている。しかし、その犯行動機に関し、「頭おかしいな」「本人関係ないじゃん!」「三森、かわいそうだな」といった声が多く上がっている。また同時に、「けなしたファンにまず問題あるだろ」「声優ファン同士で抗争してろ」など、ファンの“民度”を問うかのような意見も多い。

7月には、『けいおん!』などで知られる声優・佐藤聡美に対し、Twitterで「ライブであなたに危害を加えます」と投稿した39歳の男が逮捕される事件が起きた。この男は、佐藤に「無視されている」と思い込み、脅迫に及んだようだが、佐藤にしたら堪ったものではない。

今回の三森の件にしてもそうだが、一部のファンにより、すべてのファンがひと括りにされてしまうことは多々ある。どうか「ONE FOR ALL」の精神を忘れずに、ファンには応援を続けてほしい。

μ'sはAKB48を超えたのか!?無劣化の二次元嫁はアイドルの完成形!?
ここ最近、「ラブライブ!」の話題に事欠かない。ほぼ毎日と言って良い程、ありとあらゆるメディアに「ラブライブ!」関連の記事が上がり続けている様子はまさに社会現象である。ここまでくると、ラブライブに登場する「μ's」は、既に国民的アイドルと言えるのかもしれない。

つい数年前に同じような状況をAKB48が作り出していたことは記憶に新しいと思う。最近こそ主要人気メンバーの相次ぐ卒業により、最盛期の勢いは・・・なんて声も散見されるものの、やはりその人気は高く今もなお超人気アイドルである事は間違いない。とはいえ、一時代を気付いた主要人気メンバーからの世代交代がしっかり進むかと言えば、それもまた簡単にはいかない事も、このような人気アイドルグループの宿命なのかもしれない。

しかし、μ'sをはじめ、アニメに出てくるアイドルグループは、そう描かなければ絶対に経年劣化をする事はなく卒業もしない。勿論、新しいメンバーが追加される事はあっても、オリジナルメンバーはいつまでもそのままの姿でファン達を魅了する事が出来る。そう言った意味でμ'sは、世の中のファン達の手を離れ、一般的なアイドルグループの進化形の域まで達してしまったのではないか。ある意味でいえば、それこそAKB48という超人気アイドルグループを超える、アイドル史を塗り替える新たな存在と言えるのではないだろうか。

「ラブライブ!The School Idol Movie」公開2日で興収4億円突破!25万人動員に
人気アニメ『ラブライブ!』の劇場版作品『ラブライブ!The School Idol Movie』(監督:京極尚彦/配給:松竹)の公開2日あいだの興行収入が4億円を突破し6月13~14日の興行収入ランキングで1位を獲得したことが15日、発表された。

2013年1月よりTVアニメ1期、2014年4月よりTVアニメ2期を放送し、最終話放送終了後に完全新作劇場版である本作の制作を発表し、ファンには待ちに待った公開を今月13日に迎えていた。

公開館数は121館で、動員は25万1811人、興行収入 4億23万5800円となり、同日公開の公開館数323館で、女優・綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず有名女優ら4人が出演する『海街 diary』(配給:東宝)を押さえる形となった。

ラブライブ!、μ’sのベストアルバム第2弾は初週8.5万枚でオリコン総合首位! 「けいおん!」以来の快挙
5月27日発売のμ’s「μ’s Best Album Best Live! Collection II」が、6月8日付オリコン週間アルバムランキングで総合首位にランクインすることが明らかになった。

発売初週の売り上げ枚数は、8.5万枚。1970年1月のアルバムランキング発表開始以来、アニメのキャラクターによる首位は、TVアニメ「けいおん!」シリーズの劇中バンド・放課後ティータイムが「放課後ティータイム」(2009年7月発売)と「放課後ティータイムII」(2010年10月発売)で獲得して以来4年7ヶ月ぶり。史上2組目の快挙。ちなみに、μ’sのオリコン最高位は、アルバムが「ラブライブ! Solo Live! collection Memorial BOX II」(2014年4月発売)での8位、シングルが「どんなときもずっと」(2014年5月発売)での2位。

なお、本作は、TVアニメ「ラブライブ!」の第1期オープニング主題歌「僕らは今のなかで」(2013年1月発売)からBiBi「冬がくれた予感」(2014年12月発売)までにリリースされた楽曲全38曲に、ボーナストラックとしてPS VITA専用ソフト「ラブライブ! School idol paradise」用のリミックス8曲を収録した3枚組ベストアルバムとなっている。

芸能界にファン多数、“聖地”神田明神は初詣客殺到 今さら聞けない『ラブライブ!』入門
最近、テレビ番組やネットのニュースなどで頻繁に見かける『ラブライブ!』。2015年の正月には作中に出てくる“聖地”、神田明神で初詣するファンやコラボグッズを買い求めるファンも話題を集めた。アニメファンにとっては言わずと知れた超人気コンテンツで、芸能界でもKis-My-Ft2の宮田俊哉やモデルの市川紗椰、フリーアナウンサー・松澤千晶ら多くの著名人がテレビなどで“ラブライバー”(『ラブライブ!』ファンの総称)を公表しているが、「すごく人気があるのは知ってるけど、アニメなのかゲームなのか、よくわからない……」という人も多いのではないだろうか? そこで今回は“今さら聞けない『ラブライブ!』”として、初心者にもわかりやすい『ラブライブ!』入門編をお届けする。

■スタートはアニメでもゲームでもない雑誌&CD
『ラブライブ!』は2010年、雑誌『電撃G’s magazine』(KADOKAWA)、ランティス、サンライズによるユーザー参加型の“スクールアイドルプロジェクト”として始まった。少女たちが廃校の危機が迫った学校を救うべく、アイドルを目指して奮闘するという内容で、開始当初はアニメやゲームではなく、『電撃G’s magazine』誌面でのショートストーリーなどをメインに展開。並行して、同年8月の「僕らのLIVE 君とのLIFE」より、登場キャラクター(声優)たちによるアイドルユニットが三次元に飛び出しCDのリリースをスタートした。

画期的だったのが、当初より雑誌をファンとの“コミュニケーションの場”として活用していた点だ。グループ名や選抜ユニットの公募、楽曲のメンバーを決定する“総選挙”などが誌面上で実施され、それが実際の活動にも反映されていく。ファンはプロデューサー的な立ち位置で『ラブライブ!』に参加し、ともにひとつのコンテンツとして大事に育てていった。この“参加する”“育てる”という行為は、現実のアイドルファンにも通じる部分がある。また、登場するキャラクターたちによるアイドルユニット、μ’s(ミューズ)が“声優アイドルユニット”として現実でも精力的な活動を展開したことも大きかった。コンテンツや声優たちを“自分たちの手で育ててきた”という感情を呼び起こすことで、濃いファンを増やしていったのだ。

それはCDセールスにも顕著に表れている。ラブライブ!名義で発売した「僕らのLIVE 君とのLIFE」は、夏の「コミックマーケット 78」で先行発売され、約2週間後に全国発売されたが、最高位は167位。しかし、ユニット名が“μ’s”と決まった後に発売された続く2ndシングル「Snow halation」では一気に最高74位へと順位を上げた。その後もリリースごとに売上・順位を伸ばし、アニメ化発表後の2012年9月のシングル「Wonderful Rush」ではついにTOP30入り。メンバーから選抜して結成されたユニットのCDも、好セールスを記録した。

■アニメ放送&スマホ向け音ゲーで人気が拡大
そして2013年1月、TOKYO MXほかでTVアニメがスタートすると、「ガンダム」シリーズ等を手掛けるアニメーション制作会社・サンライズによる安定した作画クオリティ、作詞家・畑亜貴らアニメソング界のヒットメーカーが集結した楽曲で、瞬く間にアニメファンを惹き付けることとなった。また、女性アイドルを題材としたアニメでありながら、学園を舞台にスポ根的な要素も内包した“青春もの”が軸となっていたため、女性視聴者も比較的取っ付きやすかったようだ。アイドル活動のなかでぶつかる様々な壁を乗り越え、絆を深めていく彼女たちの“成長物語”は、多くの女性ファンの共感を呼んだ。以前担当者に話を聞いたところ、ファン層はやはり10~30代の男性がメインだが、ほぼ女性キャラクターのみが登場する作品としては「女性ファンの比率が高い印象がある」という。

過去に音楽チームの担当者に話を聞いたとき、楽曲に関しては「歌謡曲を意識している」と話していた。どこか懐かしく耳なじみの良いメロディでありながら、新しさも感じられるサウンドは、アニメファンに限らず、幅広い層に訴求するポテンシャルを持ち合わせている。そしてその魅力を存分に発揮する場となったのが、2013年4月より配信を開始したスマートフォンゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(『スクフェス』)だ。プレイヤーはμ’sと同じ音ノ木坂学院の生徒となり、リズムアクションによる「ライブ」を成功させることで学校を盛り上げていくという、いわゆる“音ゲー”。ゲームに登場するのはもちろん、『ラブライブ!』の人気楽曲だ。テレビ番組で紹介されたことや音ゲーとしての面白さもあって、『ラブライブ!』を知らない層も取り込むことに成功し、ファン層拡大へとつながった。

■2015年は5周年企画が目白押し
その勢いは2014年に入ってからも衰えるところを知らず、2月にはさいたまスーパーアリーナで2日間にわたってライブイベントを開催。4月よりスタートしたアニメ第2期はOPテーマ「それは僕たちの奇跡」(最高3位)が累積10万枚以上を超えるセールスとなったほか、BD第1巻『ラブライブ! 2nd season 1【特装限定版】』も累積11.7万枚を売り上げるなど、音楽、映像商品が軒並みヒットした。また、内田彩や新田恵海、Pileらμ’sのメンバーとしてブレイクした声優のソロデビューも相次いでおり、今後、ソロアーティストとしても音楽シーンを盛り上げてくれそうな気配だ。

2015年はプロジェクト開始から5周年。1月31日、2月1日にはさいたまスーパーアリーナ(3万人以上を収容できるスタジアムモード)での2daysライブが予定されているほか、劇場版の公開も控える。また、5月からはファン投票をもとに開催地を決定した全国ツアーを開催するなど、記念企画が目白押しだ。2015年1月からはTOKYO MXほかで1期・2期の再放送も実施されている。乗り遅れた人も、この機会に『ラブライブ!』の世界に入り込んでみてはいかがだろうか。

2013年6月16日にパシフィコ横浜国立大ホールで開催された「μ's 3rd Anniiversary LoveLive!」にて制作が発表された。その後、2014年2月8日、2月9日にさいたまスーパーアリーナで開催された「μ's→NEXT LoveLive! 2014〜ENDLESS PARADE〜」にて2014年4月から放送を開始することが正式に発表された。
直前特番として、「春もえがおで1,2,Jump!」が放送・配信された。

プロデュース面では原作のプロジェクトを支える3社に加え、バンダイビジュアルとブシロードが製作に参加している。また、読売テレビの子会社である読売テレビエンタープライズも協力に参加している。シナリオ面では原作の公野櫻子やそれまでのCDでボイスドラマシナリオを担当した子安秀明に代わり、花田十輝がシリーズ構成に参加している。ビジュアル面では原作の室田雄平に加え、西田亜沙子がキャラクターデザインとアニメーションディレクターに、愛敬由紀子がデザインワークスにそれぞれ参加しており、アニメーション制作も彼女らが多く関わってきたサンライズ第8スタジオが担当している。

当初、花田十輝は『けいおん!』の経験から日常系のゆるやかな作品を構想していたが、京極尚彦監督の「女の子の成長ドラマをきちんと描きたい」という意向を受けて構成を改めた。このテーマを活かすため、メンバー内での先輩になる3年生キャラクターの性格は再検討が行われ、絵里が父親役で希が母親役、にこはアイドルとしての自分を作っているという役回りになった。さらに成長ストーリーとして徹底するため、劇中での目標だったアイドル大会出場は断念し、逆境での心境を描く展開となった。ファンからは「μ'sが大会に出場するところも見たかった」という声も寄せられたが、仮に出場するところを描いたとすると第8話以前の内容を削る必要があり、京極は「あれ以上駆け足で描きたくはなかった」と語っている。

地上波・BS放送での提供クレジットは、μ'sのメンバーが担当している。ただし、メンバーの違いによる読みの変化はなく、「この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします」という標準の言い回しで統一。

オープニングテーマ
「それは僕たちの奇跡」(第1話 - 第12話)

エンディングテーマ
「どんなときもずっと」(第2話 - 第8話、第10話 - 第11話)
エンディングの最後に登場するキャラクターは週によって異なる。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30

73.7 5 アイドルアニメランキング5位
ラブライブ!サンシャイン!!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (841)
3383人が棚に入れました
「学校」で「アイドル」!!!
輝きを目指して立ち上がる9人の少女たちの青春学園ドラマ、スタート!

私たち、輝きたい!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛
ネタバレ

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

週刊連載「サンシャインについてボヤいてみた」 7月24放送 第4話 追記~

視聴途中の為、未評価。

2016.07.02 22:30~
ついにラブライブの正統続編「ラブライブサンシャイン!」始まったよ-
これで毎週土曜がwkwkできます。うん。
静岡県沼津を舞台としたスクールアイドル作品。
先代が東京ドーム公演-紅白歌合戦出場と、夢を現実化させる大成功。
誰が見ても「ハードル上がりすぎて一体どうなることやら...( 一一)」
と、危惧していますが、ぶっちゃけ自分もその一人です。
たた、ダクション側からしたらこんな儲かるビッグコンテンツに育った以上、
続けない理由はない...やろね~( 一一)w


人気作の続編はコケるというのが世の通説です。
ただ、これはラブライブです。輝きたい子たちのサクセスストーリーなんです。
応援する方が最初からテンション下がってたらダメですよね-( ゚Д゚)ダーメダメヨ
でも、作風改革に失敗して闇歴史にしてしまうことだけは....いえ愚問でした。
監督が京極さんから変わってますが、シリーズ構成は据え置きの花田十輝さん。
王道テイストでもいいから、それも交えながらサンシャインならではの新しい味も是非組み込んで欲しい!

柏崎星奈のCV-伊藤かな恵さんが本作からキャスティングされてます。
チカちゃんのお姉ちゃん役なんかな?
先代は妹にと-やまんや、あやねる起用でしたので、違った感じでまた楽しみです(/・ω・)/

OP初見の印象
なんかアイマスっぽくなっちゃった感が..あるっちゃない?|д゚)
画面いっぱい埋め尽くす観客らのペンライトがカットインしますが、
どことなく「うぉぉぉ----!!」みたいな声が聞こえてきそう( 一一)
ただ、始まりをイメージした賑やかなアップテンポは完全に俺好みw
渡辺曜ちゃんは、ことりちゃんを意識して顔だけフレームインしたんかな?w
またライブ行きたくなる症候群絶賛発症済み。

ここで疑問.....
サビ前にチカが、スポットライトの逆光で照らされた数人のシルエットに
楽しそうに走っていきますが、
このシルエットがどことなく先代に見えるっちゃんね-( 一一)
(仮説素材1)-ミューズに憧れているチカの設定から、彼女らに向かって追いつき追い越すイメージに合致する。
(仮説素材2)-シルエットのヘアスタイルで、アウトラインがアゴ上の子が2人いるので
この時点でAqoursやない可能性示唆?(りんぱな?)
ツインテールも一人見えますが、長さがルビィより部長っぽい...?
気になる方は是非検証してみて下さい。

あくまで仮説ですが、気になりますね.....( *´艸`)

こっから各話毎にボヤいていこおうと思います。

#1 輝きたい!
{netabare} 第一話ということなので、キャラの紹介で1話使っちゃいましたね。
ま-問題ないと思います(^^)/
むしろ先代の第一話より見やすくて好きですね。
スタダを起用した製作陣。手放しで称賛してやるよ。泣きそうなったやねーかコラ。
花丸ちゃんとルビィちゃんの登場シーンで、ルビィちゃんのジト目可愛かった。うん( ̄▽ ̄)
この2人が、りんぱなポジションの可能性有り。(1年生やしね)
そしてヨハネは上から降ってきた!厨二病キャラがどんな風にAqoursを掻き回してくれるか既に気になるんだがw
ただ、このヨハネのシーンで表情とCVの声量に、少し違和感を感じました。
イメージでは小鳥遊六花のようなハツラツとした元気系厨二病を想像してたのもありますが.....
ま-これはこれで有でしょう(´・ω・`)
3年生のダイバー果南ちゃんとポンコツ会長ダイヤは、スクールアイドルに対して何かしらの過去がありそう...
この伏線の回収が楽しみやな-。
この過去が払拭できたとき、きっとAqoursに電撃加入するんかな?(^^♪
イタリア人ハーフまりちゃんは「二年ぶ-りデスカ」ってヘリからボヤくだけで試合終了。
まだ何もアピール出来とらん!もったいない!|д゚)
(二年前になにがあったんでしょう....?)
そして音の木坂出身梨子ちゃんは、中庭で「決めたよHand in hand!」を一緒に歌ってかーら-のまさかのアイドル部拒否!w
....「え?いま一緒歌っとったやんw」ってなりましたが、細かいことは気にしない大らかな子なんでしょうw
PVシーンのクオリティは言うまでもなし。最高。
これから出てくる曲が楽しみで仕方ありません(´・ω・`)フムフム
挿入歌「決めたよHand in hand」
{/netabare}

#2 転校生をつかまえろ!
{netabare} 「前途多難すぎるよ~」
千歌ちゃんの口ぐせなんでしょうね。部員集めに奮闘する回。
(そりゃそうか。まだ曜ちゃんとの2人だけやしね。やることはやってもらわんとw)
そしてポンコツ会長ダイヤさんは実はミューズの大ファンやったことが判明。それも結構ガチの。
「ミューズは生命の源ですわよ」とかまで言っちゃっとーし( ̄▽ ̄)
好きすぎて、にわかの千歌に向けていきなりの出題。(こんなのたまにおるなーマジでw)

問、1 ミューズが初めて9人で歌った曲の名は?
問、2 第2回ラブライブ予選で A-RISEと一緒にステージに選んだ場所は?
問、3 ラブライブ第2回決勝、アンコールで歌った曲の名は?
EX、その曲のパートをスキップしている4名は誰?

ラブライバーの知識が試される部分も盛り込まれています。
なんだか遊び心があるストーリー構成な印象(/・ω・)/
(EX問題、全員答えれませんでした。ちくしょう....(/ω\)小声)

ただ、梨子ちゃんが海の音を聞くシーンは露骨すぎるというか、もしかしたらいらんかったかも。
サンシャインなので、夏らしい海のシーンということ。ただそれだけって感じ。
(潜っとったら聞こえるわけないやんフツーw)

ずら丸ちゃんは図書委員さんらしい。そんな図書室あったら行きまくる。行かん理由ある?
ヨハネは、自己紹介でスベッて教室から疾走(アラレちゃん走り)
唯一の脳トロVoice候補ルビィちゃんは相変わらずの超人見知り。
果南ちゃんは、音の木坂のミューズは知らない発言。なんで?(´・ω・`
(これはミューズの世界から何年後の話なんやろうか?それとも違う世界線?んなわけあるかw)
梨子ちゃんはンミチャ的なまじめな性格設定。曲がったことが嫌いっぽい。
そして過去にピアノとの難しい葛藤がある模様。
曜ちゃんは、いつでも千歌ちゃんの味方で(・8・)的な幼なじみポジション。

梨子ちゃんが千歌ちゃんちの隣という、とらドラ状態に草生えましたw
あのシーンの千歌ちゃん(タオルターバン編)可愛すぎました。
そして無事(?)スクールアイドルすることを了承(?)することになった梨子ちゃん。
(ぶっちゃけ、このシーン無理やりすぎてあまり入って来んかったw)
EDも初披露。「ユメ語るよりユメ歌おう」
挿入歌「ユメノトビラ」梨子ちゃんPiano Ver.

ユメに満ちた第2話でした(´・ω・`)
{/netabare}

#3 ファーストステップ
{netabare}梨子ちゃんは千歌ちゃんと指先でETタッチしたので
そのままスクールアイドルとして活動を始めたみたいです。
浜辺でレッスンしている3人ですが、前回は浦の星の中庭でレッスンしてました。
つまり、現段階ではレッスン場すら確保できとらん不安定極まりないスタート。
あとは、ファーストライブがどうなることやら...そこが危惧されます。
(まさかμ`sの展開と丸被り...?それやったら二番煎じまっしぐらやな( 一一))
金髪鞠莉ちゃんはどうやら3年生兼新理事長というぶっ飛んだ設定。
(これは....アリなのか?(。-∀-)あまりにも無理強い感ハンパないが)
期待のにこ枠ヨハネちゃんは学校サボって沼津駅を散策してます。(変装)
ルビィちゃんとずら丸はいつも一緒のワンペアなんで、りんぱな枠ほぼ当確でいんじゃね?
ただ、ずら丸ちゃんのお買い物エコバックがまさかの江戸っ子仕様の風呂敷!!!
これは...素直にかわいかった( ̄▽ ̄)やるじゃん
町の公共放送使ってラジオ宣伝する千歌ちゃん曜ちゃん梨子ちゃん。
名前は「Aqours」に決まり、後はファーストライブ。
(名付け親が不明という伏線残しは初代とモロ被りw)
体育館を満員にできなければ、即時解散。
そんな中始まったファーストライブは、満員には程遠い数人の観客入りでスタート。
悪天候の影響で音響設備が一時ダウン。復活とともに多くの観客が来場。
理由は千歌の開催時間の伝達ミス.........(´・ω・`)
(なんかちょっと....違う気が....)
3話でファーストライブという流れはμ`sと重複してます。
ただ中身がなさすぎる!
サンシャインは9人の存在が放送前から多くのメディアで露出してましたので、
いざ放送となると、彼女たちのキャラ紹介に尺を使わざるを得なかった感が強い。
ことほのうみだけだった初代は、その分3人に十分スポットを当てた展開だったので
ファーストライブのシーンは、感情移入できる素晴らしいものでした。
3話段階では、サンシャインはまだまだ取り返さないといけない部分が多いです。
でも可愛さはハンパないとよ?そこは間違いない。
ずら丸やべーよまぢ( ̄▽ ̄)図書っ子アイドル花丸ちゃん!!!

挿入歌「ダイスキだったらダイジョウブ!」
{/netabare}

#4 ふたりのキモチ
{netabare} ずら丸ちゃんとルビィちゃん回です。
ずら丸ちゃんはルビィちゃんの夢の為に、
自分の夢を叶えるエピソードです。いいわ。うん
完全りんぱなの残像がありますが、そんなもん関係ないw
そして千歌の部員勧誘の決め文句が「悪いようにしないから~」
まるまる穂乃果なトコに草wwwwww
無印からのラブライバー向けの小ネタ感満載。
でも、ポンコツ生徒会長ダイアさんは、既定路線通りエリーチカ推し。キャラ設定も類似?
かよちん推しルビィちゃんとの回想シーンは微笑ましかったな....
(実際の、μ`sファンのスクールアイドル目線での描写が多い気が)
純粋にμ`sを追いかける彼女たち。
ただ、
これ以上μ`s μ`s言いよったらそれこそ二番煎じ。もう辞めとこうや。お腹一杯です。
もう十分こっちには伝わったから( ̄▽ ̄)
そろそろサンシャインのオリジナル感観てみたい(´・ω・`)
でも、
散らかった部室に書き残されてた歌詞は、過去に活動があった暗示?
3年生組は過去にスクールアイドルの活動をしよった....?(仮定)
ルビィちゃんの体験入部を皮切りにスクールアイドル感アリ。
ずら丸ちゃんのルビィちゃん思いなエピソードは見どころ満載|д゚)
ずら丸とルビィ推しが確実に増えたであろうハートウォーミング回でした。
5000組登録されてるスクールアイドル界に最下位から新規参入したAqours。
次回はお待ちかねの厨二病の申し子ヨハネ回ですw
{/netabare}

#5 ヨハネ、堕天

投稿 : 2024/05/04
♥ : 31

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

僕は素直に応援したいと思いつつ見てた

僕は素直に彼女達の頑張りを応援したいと思いつつ見てた。
若干セリフが...なところはあるけれども、それは許容できる。
小宮有紗もいるし。(特に深い意味はないわけでもなかった。中の人では一番推しかもしれない。)
でも、僕の推しはダイヤさんではなく、梨子だもんで。
可愛いと褒められて、そんなことあるかもって言ったのが何故か僕の心の琴線に触れた。

最初は個性がμ'sよりも弱いかなと思っていたが、案外そうでもない。先入観を捨てて無心で見ていると楽しんで見ている自分がいた。


OP
青空Jumping Heart 歌 Aqours
ED
ユメ語るよりユメ歌おう
歌(第2話) 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)
歌(第3・12話) Aqours
歌(第4話) 国木田花丸(高槻かなこ)、黒澤ルビィ(降幡愛)
歌(第5話) 津島善子(小林愛香)
歌(第6話) 松浦果南(諏訪ななか)、黒澤ダイヤ(小宮有紗)、小原鞠莉(鈴木愛奈)
歌(第7話) 津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、黒澤ルビィ(降幡愛)
歌(第8話) 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)、津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、黒澤ルビィ(降幡愛)
歌(第10話) 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)
歌(第11話) 渡辺曜(斉藤朱夏)
挿入歌
決めたよHand in Hand 歌 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)
START:DASH!! 歌 μ's
ユメノトビラ 歌 桜内梨子(逢田梨香子)
ダイスキだったらダイジョウブ! 歌 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)
夢で夜空を照らしたい 歌 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)、津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、黒澤ルビィ(降幡愛)
SELF CONTROL!! 歌 Saint Snow
未熟DREAMER 歌 Aqours
想いよひとつになれ 歌 高海千歌(伊波杏樹)、松浦果南(諏訪ななか)、黒澤ダイヤ(小宮有紗)、渡辺曜(斉藤朱夏)、津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、小原鞠莉(鈴木愛奈)、黒澤ルビィ(降幡愛)
MIRAI TICKET 歌 Aqours
これらも全て畑亜貴作詞。あの方の頭の中はどうなっているのだ?
凄いの一言に尽きる。
どの曲も好きではあるが、一つ挙げるなら未熟DREAMERかな。メロディも良いし、未来を向いて成長していこうとしている歌詞が好き。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
駿河湾のかたすみにある小さな高校で2年生の高海千歌を中心とした9人の少女たちが、大きな夢を抱いて立ち上がる。それは、キラキラと輝く“スクールアイドル”になること! 諦めなければきっと夢は叶う――。いまはただ輝きを目指して、がむしゃらに駆け抜けていこう! ここから彼女たちの「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」が始まった!

#1 輝きたい!!
静岡県沼津市の海辺の町、内浦にある「私立浦の星女学院」。そこに通う2年生の高海千歌は、クラスメイトの渡辺 曜と訪れた東京の地で、スクールアイドル「μ’s」の存在を知り、衝撃を受ける。私も輝きたい――そう強く感じた千歌は、早速スクールアイドル部の設立を目指して部員集めをスタートする。部員集めも上手くいかず、生徒会長の黒澤ダイヤにも反対されるなど、前途多難な中、悩む千歌の前に突然の奇跡が訪れる――。

#2 転校生をつかまえろ!
音ノ木坂学院からの転校生・桜内梨子をスクールアイドルに誘うも、すげなく断られてしまった千歌。スクールアイドル部に正式入部した曜とともに、ダンスの練習や衣装のアイデア出しなど、スクールアイドルになるための準備を着々と進めつつ、あきらめずに何度も梨子へのスカウトを繰り返す。そんなある日、梨子の口から内浦へと転校してきた理由が語られる。梨子が抱える悩みを知った千歌は、ある提案をするのだった――。

#3 ファーストステップ
作曲ができるメンバーも加入し、いよいよ本格的な活動に乗り出そうとする3人の前に、学院の新理事長である小原鞠莉が襲来する。3人を応援しに来たという鞠莉が提示した、人数が足りないスクールアイドル部を部として承認する条件――それは、デビューライブで学院の講堂を満員にすること。学院の生徒を全員集めても達成できない厳しい条件に、思いつく限りのあらゆる手段を尽くして挑む3人。がむしゃらに走り始めた3人のデビューライブの行方は果たして――。

#4 ふたりのキモチ
やっとの思いで正式な部としての活動を認められた千歌たち。部室もゲットして心機一転、1年生の黒澤ルビィと国木田花丸の2人を、改めてスクールアイドル部へとスカウトする。ルビィは、スクールアイドルへの強い憧れと興味を抱きつつも、スクールアイドルを嫌う姉、ダイヤのことを想い、踏み出せずにいた。そんなルビィといつも一緒にいた花丸は、ルビィに自分の本当の気持ちに気付いてもらうため、思い切った行動に出る――。

#5 ヨハネ堕天
スクールアイドルとしての活動を始めたものの、なかなかランキングが上がらず、何かもっと目立つようなことをして人気を集めなければいけないのかも、と悩む千歌たち。そんな中、入学初日以来学校に来ていなかった1年生の津島善子が学校に姿を見せる。幼馴染の花丸から、自己紹介の時の自分の醜態を誰も気にしていないと教えられた善子。普通の高校生になるラストチャンスだと意気込み、花丸に、自分が“堕天使ヨハネ”にならないよう監視してほしいとお願いするが――。

#6 PVを作ろう
千歌たちの通う私立浦の星女学院が、沼津の高校と統廃合されてしまうというニュースが飛び込み、不安に落ち込むメンバーたち。そんなメンバーをよそに、音乃木坂と、μ’sと同じ学校のピンチとはりきる千歌は、自分たちが学校を救うのだと早速行動に移す。まずは、自分たちの住む内浦の魅力をアピールするため、試行錯誤を繰り返してPVを作るも、映像を見た鞠莉から酷評をされてしまう。そして千歌たちは、鞠莉の言う“この町や学校の魅力”をもう一度探し始めるのだった――。

#7 TOKYO
内浦の魅力を伝えるために作ったPVが人気となり、なんと99位へと一気にランキングが上がったAqours。そんな6人に、東京から、ライブイベント「TOKYO IDOL WORLD」出演の依頼が舞い込む。華やかな都会に、しかもμ’sが過ごした場所に行くことができるとあって、心を躍らせる千歌たち。しかし、そんな6人の気持ちとは裏腹に、メンバーを送り出すダイヤは、ある不安を募らせるのであった。スクールアイドルとして初めて訪れるTOKYOで、6人を待ちうけるものとは――。

#8 くやしくないの?
いよいよ開演した「TOKYO SCHOOL IDOL WORLD」で、スクールアイドル「Saint Snow」の圧倒的なパフォーマンスを見せつけられた千歌たち。負けじと自分たちの精一杯のパフォーマンスを披露するも、結果は30ユニット中30位。Aqoursに投票した来場者は“0”だった。自分たちの前にある大きな壁を目の当たりにしたメンバーは、それぞれにくやしさを募らせる。そんな中、あくまで明るく振る舞う千歌に、曜は「くやしくないの?」とその心の内を問いかけるのだった――。

#9 未熟DREAMER
東京での出来事を乗り越えて、もう一度走り始めた千歌たち。自分たちが今できる全力を見てもらうしかない、と、沼津の花火大会からの出演のオファーを受けることに決める。ダイヤから、学校を休学している3年生の松浦果南が、過去にダイヤ、鞠莉とともにスクールアイドルとして活動していたことを明かされた千歌。自分が知る果南は、一度失敗をした位で諦めてしまうはずがない、と、果南がスクールアイドルを辞めてしまった本当の理由を調べ始める――。

#10 シャイ煮はじめました
いよいよ夏休み!夏休みといえばラブライブ!予選大会を突破するために、休み期間を利用した特訓を提案するダイヤ。しかし、夏休みには海の家の手伝いをしなければならない千歌。その2つを両立するために、昼間は全員で海の家を手伝い、それ以外の時間で特訓をすることに。いざ手伝いを始めるも、隣の豪華な海の家にお客を取られ、こちらの海の家は閑古鳥。ラブライブ!決勝を目指す私たちが、あんなチャラチャラした店に負けるわけにはいかない!と、お客を呼ぶために奮闘する。そんな中、梨子はある悩みを、ひとり胸の中に抱えるのだった――。

#11 友情ヨーソロー
自分の大切なものに答えを出すため、ひとり東京のピアノコンクールへと向かう梨子。残った8人は、引き続きラブライブ!予選へ向けた特訓に精を出す。練習中、欠けた梨子のポジションの代役として曜が抜擢され、千歌と合わせて踊るも、どうしても上手くいかない。そして練習後、東京の梨子からの電話に、嬉しそうにはしゃぐ千歌を見て、曜は自分でもうまく説明できない複雑な感情を抱く。そんな曜の心に気が付いた鞠莉は、鞠莉らしいやり方で曜の本音を引き出すのだった――。

#12 はばたきのとき
必死の特訓の甲斐もあって、見事ラブライブ!予選に合格したAqours。PVの再生数も伸び、ファンから声を掛けられることもあるなど、予想以上の反響に喜ぶメンバーたち。しかし、Aqoursのスクールアイドルとしての盛り上がりとは裏腹に、あわせて募集していた浦の星女学院の学校説明会への応募人数は、“0”だった。音ノ木坂を救ったμ’sと自分たちとの違いは一体何なんだろう。考えても考えても、どうしても答えが見つからない千歌は、もう一度東京に行ってみんなで考えたい、と、再びμ’sが過ごした場所を訪れるのだった――。

#13 サンシャイン!!
東京で、自分たちが今すべきことを掴んだAqours。迫るラブライブ!地方予選へ向けて、夏休み中にもかかわらず毎日練習に打ち込む9人。そんな、一所懸命に頑張るAqoursを見たクラスメイトから、学校のために一緒にできることは無いかと相談される。自分たちだけではなく、みんな、この町が、学校が、人が大好きなんだと改めて感じた千歌は、ラブライブ!地方予選で、みんなで一緒にステージで歌うことを提案するのだった――。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

嗚呼、素晴らしきμ’sマニアたちの競演♪……但し、最終回演出には大いに苦言を呈したい。

現実のμ’sが活動を一段落した後を受けてアニメ化された『サンシャイン!!』
もっとAqours(アクア)のみの世界観を展開していくものと思っていましたし、
実際、{netabare} μ’sの出演はありませんでした。
例えばシャイ煮だのうちっちーだの、
三次元のAqoursが展開したCDのドラマパートやラジオのネタもメディア横断的に紛れ込みましたし(笑)
1stシングルのC/W「Step!ZERO to ONE」は本作の裏テーマ曲と言っても過言ではありません。{/netabare}


でも個人的には思っていた以上にμ’sを意識した内容になった印象。
最初{netabare}μ’sに入れ込んでいるのは言い出しっぺの千歌ちゃんくらいで、
どうせ彼女が一人で台風の目になるのだろう。そう思っていましたが違いましたw


アニメ世界のμ’sは現実世界以上に大きなムーブメントとなっていたことを私は甘く見ていましたw
思えば劇場版なんかでも{netabare}NY遠征大成功でμ’sは
サングラスで変装しなければランナウェイできない位の人気者でしたしw{/netabare}
ラブライブ自体も本作では夏の甲子園を越える参加校が集うビックイベントに成長して、
2代目王者μ’sはスクールアイドルのレジェンドとして多くの人々の胸に刻まれています。

特に黒澤姉妹のμ’sとスクールアイドルに対する想いは火傷しそうな熱さ。
生徒会長ダイヤ様が放つ“一般教養”(笑)μ’sマニア過ぎて半端ないですw{/netabare}

μ’sの影を乗り越えてAqoursをどう確立していくか……。
μ’sの後を受けた三次元のAqoursの活動も意識させながら物語は展開。

メインストーリーのメンバー集めも、話の内容はμ’sを知らなくても理解はできます。
ただTVアニメ1期等の予備知識があればより深く感動できる内容だったことは確か。

例えば1期では{netabare}留学しそうになった人を止めようとするエピソードがありましたが、
本作ではこう来たか……。と心情を比較しながら感慨に耽るとより楽しめます。 {/netabare}

Aqoursを追いかけて来てよかったなと言うより
『ラブライブ!』を追いかけて来て良かったと思った続編アニメでした。


キャラでは果南推しとして視聴し始めましたが、

最初{netabare} あまりにも出番が少なくてヤキモキしましたw

アニメ以前の設定では果南は三年生ですが千歌の幼なじみ。
同じく幼なじみの曜と一緒くらいに何も考えずに
Aqoursに飛び込んでくれるものと信じて疑っていませんでした。

ところが、始まってみたらメンバー入りどころか、登校すらしてくれない有様w
しかも何か色々思い詰めているようですし……。
本作は天候などに心情を映す演出が多用されましたが、
果南はたまに出てきても雨やら汗やら海水やらでいつも濡れて悲しそうだし……。

犬のしいたけより出番が少なかった時は、本当にどうにかなりそうでした(泣)

でも最後はマリーとハグして、仲間になれて良かったです♪ {/netabare}


最終回演出について……。長文かつ、かなり辛辣。

{netabare}最終話Bパート。ラブライブ地区予選にて。
Aqoursの総集編ミュージカルからのライブ。観客席を離れて押し寄せたファンの熱狂。

個人的には全く合わない演出でした。

これまでもアニメ『ラブライブ!』は随分、無茶苦茶やってきました。
いきなり車道に飛び出して歌ったり、ワープしたり、アルパカも一緒に歌い出したりw
歌のパワーで現実など軽く飛び越えて来ました。

けど今回はラブライブ地区予選というカッチリした現実の枠があり、
そこで事前許可なき者はパフォーマンスに参加できない。
観客がステージに近付いて騒ぐのも禁止という現実の強調がありました。

そして、長々と続くミュージカル風の振り返り。
そこで私は現実世界に地に足がついたまま、
夢の物語世界へ飛び立つきっかけを失いました。

こうなってくると本作の現実とリンクする要素も絡まって、
偏屈なリアリストの野暮な考えが夢から覚めた頭に巡って来ます。

三次元世界の『ラブライブ!』ではライブ等イベントの規模が大きくなるにつれ、
ごく一部の素行の悪いファンがトラブルを起こすようになっていました。

それをさせまい。ファンには楽しんで帰ってもらおうと
メンバーやスタッフの皆さんは毎回大変心血を注いでくれています。

端から見ればラブライバーなんてハメを外して
オタ芸で馬鹿騒ぎしている狂気のサイリウム集団に映るのかもしれませんw
でもファンの大多数は、イベントでは席から離れて騒がないし、
公式から告知されたルールを律儀に守っています。
しいたけみたいなブサカワ犬がペットでも、会場に持ち込んだりはしませんw

本作も現実の活動とのリンクを多用した『ラブライブ!』らしいアニメでしたが、
最終回脚本の時だけ、都合良く現実を忘れたのでしょうか?
それとも、二期でAqoursがルール違反で失格になり、
またゼロから1を目指す構想でもあると言うことなのでしょうか……。

横浜アリーナでの開催が決まったAqoursの1stライブ。
「MIRAI TICKET」の公演時、一万人以上のファンが集まれば100人くらいは、
席から離れてハッチャけることを是とした本作の再現を考えると思われますが、
スタッフのみなさんや他のラブライバーたちの心労が思いやられます。

こんな野暮な考えが浮かぶくらい、物語世界へ誘う魔法が不足していた、
私にとっては非常に相性の悪い最終回でした……。 {/netabare}


色々と文句も並べて来ましたがw
本作はズラだのピギィだの、keyのギャルゲー並に語尾や鳴き声?も豊富な、
キャラたちの掛け合いが楽しいアニメでした。
歌もどれも良曲で、ライブシーンのCGにも一層の進化が感じられました。

『サンシャイン!!』が放送されていた3ヶ月は、
私にとってもお祭りみたいな楽しい時間でした。

尊氏には早くもPADS(アニメ燃え尽き症候群)の所見がw
……さて、症状緩和に有効な秋アニメでも探しに行きますかw


以下、放送前のフライングレビューw長いので折りたたみw

静岡県産スクールアイドル・Aqours(アクア)爆誕!!
{netabare}
μ'sへの憧れで静岡県沼津市にほど近い、浦の星女学院にて誕生した
新たなスクールアイドルの特徴は、ご当地、海、元気。

参加メンバーのキャラクター自体は、
私……ごく普通だけどとか、地味だとか、恥ずかしいとか、
他に可愛い娘いるからとか、何にも考えてないとか、
幸せ過ぎて今ここで死んじゃってもいいくらいとかw
えらく謙遜?しておりますがw

中の人に関しては、
歌手デビュー経験者だの、民謡全国大会覇者だの、
特命戦隊ゴーバスターズのイエローバスターだの、
歌の声量、パワー、元気についてはかなりのガチ勢が集結。

μ'sで例えるなら、穂乃果ちゃんが9人で叫び続けているような暑苦しさ(笑)

既に何作かリリースされているCD等でも、
真夏の太陽の如く、熱のこもった全力全開の歌唱、激しいコール、
そして斜め上のネタを絶賛大放射しているのであります(笑)

パワーヒッター、剛速球投手が揃っている一方で、
μ'sでも猛威を振るった、ことりやかよちんのような甘いボイス。
脳トロ成分が不足しているのでは?との
中毒・禁断症状にも似た(苦笑)懸念?も……。

ただことりやかよちんも、何も最初から、
一声でラブライバーを昇天させる絶技を体得していたわけではありません。
μ'sでもアニメを通じて覚醒した属性?が数多くありました。

『サンシャイン!!』でも、こうしたキャラの隠れた才能?の発掘に期待。
果たして誰が脳トロ・スピリッツを継承するのか?
それとも誤って?芸人魂を花開かせてしまうのかw
(中の人の芸人魂については、既に開花しすぎて手遅れという説も有りw)

堕天使に夏風邪をうつされたりしないように、心して視聴したい。
ラブライバー期待の夏アニメです♪ {/netabare}

【一話感想】これも長いので折りたたみw
{netabare} 冒頭からAqoursの9人が秘める新たなキャラクター性、ネタが開拓された、
ラブライバーにとっては楽しい初回でした♪

一方で、9人が大事か、ストーリーが大事か……。
そんな捻くれた考えも浮かびましたw

東京だけでなく、ご当地・静岡のテレビ局を始め、
現存するほぼ全ての動画配信サイト、
果てはLINE LIVE、AbemaTVなどの新興サービスに至るまで……。
全方位展開されている本作。

そこで本作で初めて『ラブライブ!』に触れるご新規さんにとって、
9人の顔と名前が一致して初めて堪能し尽くすことができる、
この初回の構成はしんどかったかも?とも思いました。
……というよりスクールアイドルとは何か?ラブライブ!とは何か?
この回だけではよく分からなかったのではないでしょうかw

何かいきなり歌って踊り出すし(笑)初心者にとっては予備知識無しに、
インドのボリウッドムービーに遭遇した衝撃があったかもしれませんw

そんな方には、最初はこんなもん。顔も名前もそのうち覚える。
大波に乗っていれば何とかなる。「諦めちゃダメなんだその日が絶対来る」
とアドバイスしたいと思いますw


追記:μ’sがいた音ノ木坂学院のアルパカ役・麦穂あんなさんに出番はあるか?
個人的に大きな関心事でしたが、無事に犬役として転生を果たしたようですw
お祝いついでにアルパカで不動だった尊氏のサムネもついにチェンジw{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 39

71.5 6 アイドルアニメランキング6位
マクロスΔ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (660)
3037人が棚に入れました
西暦2067年、人間が我を失い凶暴化する奇病「ヴァールシンドローム」が猛威をふるう銀牙辺境の地。
対抗手段として結成された戦術音楽ユニット「ワルキューレ」は、「ヴァールシンドローム」の症状を歌で鎮めるため、星星を駆けめぐり、ライブ活動を展開していた。
一方、時を同じくして「空中騎士団」と呼ばれる「風の王国」バルキリー部隊がうごきはじめ…。
プロトカルチャーの遺産の謎が絡み合い、星系を超える熱きチームワークと恋の物語が幕をあげる。

声優・キャラクター
内田雄馬、鈴木みのり、瀬戸麻沙美、小清水亜美、安野希世乃、東山奈央、西田望見、森川智之、内山昂輝、川田紳司、石塚運昇、石川界人、木村良平、KENN、遠藤大智、拝真之介、峰岸佳、てらそままさき、寺崎裕香
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

難易度Gでもルンがるんるん♪ルンルンるん♪

初めてマクロスシリーズを視聴しましたが絶妙なタイミングで挿入歌が入るところと、1話1話の話の構成がしっかりしていて満足できるところに魅力を感じましたヽ(・∀・)ノ

1話{netabare}
風を探す少年と田舎からワルキューレに憧れて密航してきた少女の出会いの物語だったな!

マクロス初めて見たけど( ´ ω ` )ノこれハマる(笑)
いけないボーダーライン口ずさんでしまいました♪
とりあえずフレイアちゃん田舎者丸出し過ぎてかわいいな(*´`)

ハヤテの戦術ユニットを踊りながら扱えるテクニックはすごいな
この二人は出会うべくして出会ったんだろうな~(沙*・ω・)
{/netabare}

フレイア・ヴィオン
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」に憧れて、銀河辺境の田舎から飛び出してきた天真爛漫な女の子。故郷名産のりんごと歌うことが大好きで、口癖は「こりごり」。銀河サバが苦手。

2話{netabare}
機体を機体で支えるとかすげぇな( ´ ω ` )
未確認の敵たちはデータを集めてとっとと撤退

ハヤテめっちゃ怒られてるー
ミラージュさんミスを指摘されてあれねwww
ワルキューレにはフレイアの歌声は届いてたみたい♪はいな♪W
空中騎士団…も色々と大変そうね~

惑星ラグナバレットシティに
猫顔のアザラシか~(=‘x‘=)うみねこ☆ミ
フレイアとハヤテ到着♪
ラグナ人っていうのは海の民らしい☆ミ
田舎者は都会が怖いらしいwww

マクロスエリシオン…見てルンダルンルン♪
ルンを見るとHになるらしい(笑)
フレイア予選のことすっかり忘れてたのね( ´ ω ` )
だけど色々と根回しされてフレイアは最終選考に
ハヤテはΔ戦隊の隊長が話があるらしくて…ヽ(・∀・)ノ

でっかるちゃー♪ミラージュさんハヤテに言われてことに気にしてるーw
カナメさん(リーダー)がオーディションするのね
ハヤテ勝手に見学してるなぁwwww
第3回合格者選考はなしか…

ハヤテスカウトされる?
落ちれば死ぬが飛んでみたら…風を感じちまったら
あとは飛ぶか飛ばないか…命をかける覚悟があるか?

またバールによる暴動が…?フレイアもピンチ…
フレイアはぶっつけ本番に強いな~
ハヤテも風になる
そしてフレイアもワルキューレに合格ヽ(・∀・)ノ
{/netabare}

ハヤテ・インメルマン
思ってることをストレートに言葉にしてしまう、ちょっとぶっきらぼうな少年。天性のリズム感の持ち主だが、自覚はない。具体的な夢や目標を見いだせず、銀河を転々としてきた。胸のペンダンとは父の形見。実は猫アレルギー。

3話{netabare}
ミラージュさんの機体にハヤテ触ったらめっちゃ怒られた
空を飛びたいだけのハヤテをミラージュさん空中飛行を
そしてミラージュさん教官に選ばれるww

ハヤテとフレイア色々あってまた共にw
田舎者丸出しだな~(笑)
らぐにゃんにゃん♪では日々うみねことの戦いが繰り広げられてるのねw
ハヤテは猫アレルギー(笑)

美雲さんはメンバーにもミステリアスな存在みたいね
ミラージュさんも一緒に住んでるのね
女子寮には色々とやることが多いみたいね
ハヤテとミラージュ大変そうw
アーネスト艦長の柔道の訓練て(笑)
マキナちゃんはメカオタクだな(笑)

ハヤテ鬼訓練で死にかけてる~(沙*・ω・)
そして新生活に馴染んでるな~w
戦士としてだったらハヤテは不合格だよね
ハヤテに最終試験が迫ルン♪

ミラージュとハヤテ決闘(沙*・ω・)
フレイアは本番じゃないとダメなタイプ
足元が見えてないみたい

ハヤテとフレイアはなんだかんだで仲がいいみたいね
しっくりきてないみたいねお互いにね
笑うと気持ち悪いってwwwwフレイアルンるんしてる♪

一発でもミラージュに当てればハヤテの勝ち
ルンるんしないフレイアにハヤテの映像を見せる
戦場を履き違えるなか☆ミ

フレイアとハヤテはお互いお互いを刺激し合う関係なのかね♪
ミラージュさんには一発食らわせたが…メッサーさんにボコボコ(笑)
だけどハヤテも空を飛ぶためには訓練以外にも必要だってことに気づいたみたいね♪
{/netabare}

ミラージュ・ファーリナ・ジーナス
Δ小隊の紅一点。パイロットとしての職務にプライドを持っている反面、真面目で融通が利かない。そんな性格が影響してか、恋愛ごとには奥手。新統合軍でパイロットをしていたところをアラド隊長にスカウトされケイオスに。

4話{netabare}
どうでもいいけど空中騎士団ってイケメンぞろいよね(沙*・ω・)
ハインツもルンの子で男の娘?っぽいな皇子ってキースさん言ってたし

フレイアのデビューワクチンライブが決まったみたいね♪
ケイオス入隊記念の歓迎会(沙*・ω・)
録音して放送ではダメみたい…効力激減らしい
レイナ生クラゲ…(笑)

フレイアは荒療治をするしかないよね
メッサーはこういうの苦手みたい
隊長とカナメは周りからの雰囲気はいいみたい
ほいな~♪ほいな~♪
美雲さん全裸で何をやってるんだろう?

ついにハヤテにも機体が与えられることに(沙*・ω・)
ヘルメットが苦手なのねハヤテは(沙*・ω・)
めちゃくちゃ緊張してるフレイアさんである
ウィンダミア人は身体能力のせいで寿命が30年らしい
人生30年って…もう10年は生きたいかな

どんな思いで歌うのか?美雲さんフレイアを追い詰めるな~
瞬間完全燃焼( ・∀・) イイネ!ワルキューレライブ開幕!!
歌にどんなおもいを込めるのか…歌は元気!!のフレイアさんである☆ミ
インメルマンダンスも炸裂してるな~(笑)

Unknownも乱入キタ━(゚∀゚)━!
ジャミングに弱いのね…ワルキューレ
新統合軍までキタ━(゚∀゚)━!
新たな歌声?そのせいで新統合軍が攻撃を…バールに
メッサーさんも調子悪そう…

ここで容赦したらやられるのは自分でもあるしワルキューレや市民も…
どんな時でも歌を武器に私たちは戦う♪
バール化した人は沈静化したけど…unknownこと空中騎士団に都市を制圧されてしまった…

ウィンダミアのロイド殿下新統合政府に戦線を布告したー
フレイア精神的ダメージ大きそうだな~
{/netabare}

美雲・ギンヌメール
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のエースボーカル。素性、経歴、プライベートの一切が謎に包まれたミステリアスな存在。「ヴァール症候群」を沈静化させる効果を持つ彼女の歌声は、ケイオスの切り札。

5話{netabare}
フレイアの故郷ウィンダミア王国が新統合政府に戦線を布告した

くらげチップスとか美味しそうだな~ヽ(・∀・)ノ
かにチップスは美味しいよな☆ミ
ウィンダミアの空中騎士団…相当強いみたいだね
白騎士…エースの称号らしい
艦長たちは独立戦争のときからの腐れ縁?
バールの暴動に関わったのは実験か
ひとつの星が戦わずして無血降伏か…
男の娘?男の子の声?天使か悪魔か
風の歌い手?か

ウィンダミアでは白騎士たち空中騎士団は人気みたいね
少しずつ制空権を広げてるみたい
皇子への負担がすごいみたいね…
何このメガネケース(笑)メガネ部かよ(笑)
33歳でもヘルマン元マスターは現役みたい
ワルキューレにウィンダミア人…

ウィンダミアとの戦争も…ヽ(・∀・)ノ
マキナ姉さんwwwww
フレイア思ったよりショックを受けてないけど
フレイアをスパイと疑ってるみたい本部やマスコミは

マキナ姉さんご飯の時でも戦争の準備を…
人間相手に戦争をするかどうか…
マスコミがフレイアに…
全くどんなところでもマスコミって連中は

フレイアはルンで精神状態がわかっちゃうみたいw
ルンに触るとHらしいwwww
ワルキューレに残りたいし村のことも気になる…

すかっと自主連とかなヽ(・∀・)ノ
みんな裏で頑張ってるな~♪
フレイアはルンがピカってた方がかわいいな(*´`)
歌声で銀河にも元気をヽ(・∀・)ノ

ハヤテめっちゃ怒られてる(笑)
そしてミラージュも怒られる

戦争を終わらして自由な空を飛ぶためにヽ(・∀・)ノ

{/netabare}

カナメ・バッカニア
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のリーダー。スケジュール管理屋ブリーフィングをはじめとしたチームのマネジメントもこなすしっかりもののお姉さん。かつてアイドルとしてデビューした経歴を持つ。

6話{netabare}
メッサーからそれぞれにアドバイスw
いつもながらハヤテには厳しいな(笑)
実践では躊躇ったやつからやられる…容赦してたら死ぬ…
ミラージュの動きは教科書通り、ハヤテの操縦センスだけは認めてくれたみたいメッサーさん(笑)

惑星ディスタニアを含めた3星がウィンダミアに占領されて…
統合軍は動く気配0らしい
なかなかの大盛況になってるな軍事景気ってやつか
ハヤテたちみんなで愚痴ったり落ち込んだり…
ミラージュは居残り訓練してるみたい

メッサー…死神の異名は伊達じゃない
美雲さんのダンスはぞくっとする
ハヤテとフレイア根は一緒だよなw仲良しこよしw

アラド隊長とカナメさん本当に仲良しだな~w
メッサーさんはコミュニケーション苦手タイプ☆
ウィンダミアに王子そろそろ限界じゃね?
案外ハヤテ心許したらいいやつだよな(*’ω’*)
空中騎士団侵攻

惑星ユニデスに行くんです!
ハヤテにとっては初めての宇宙での戦闘か
ワルキューレもキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!Δ小隊見参!!
ハヤテとミラージュナイス連携
白騎士と対峙するメッサーさすが
ハヤテじゃ追いつけられない

ハヤテのダンスは見入っちゃうよな。風と共に♪
ミラージュさんピンチ…いい練習相手にされてる~
おっと危機一髪、ハヤテが仕留めたね!空中騎士団の若手を…

パイロットとしての才能はあっても戦士としての…
フレイアも裏切者の言葉に動揺しちゃってな…
美雲さん追い詰めるなー

人を殺すってそう簡単に割り切れるものではない
重荷を背負っていくのが戦士の責任
そして一つ背負うたびに誰かを一人守っていくということ

白騎士と王子が向かった先には…閃光散りばむ大穴が…

ウィンダミア占領の惑星に潜入することに
{/netabare}

メッサー・イーレフェルト
Δ小隊のエースパイロット。常に冷静沈着に対応するプロフェッショナル。彼の機体には、死神のノーズアートが描かれている。

7話{netabare}
レイナ音ゲーやるようにハッキングしてるな~(。▰´▵`▰。)ノ
一人じゃだめでもマキナと一緒なら乗り越えられるん♪

みんなでにゃんにゃんしてていい感じ(*’ω’*)
メッサー一番似合ってないな(笑)
フレイアかわいいなカワ(・∀・)イイ!!
みんな猫耳(・∀・)イイネ!!

軍も警察機構もマインドコントロールされてるみたい~
ハヤテにとってこの島はきついな~
パイロットだけど潜入任務はいい経験になる

ミラージュさんって苦労しそう(笑)
フレイアどんだけリンゴに目がないの?(*’ω’*)
ウィンダミア産のリンゴか

侵攻軍のエースパイロットも…この様か
子どもたちの声も届かず…
ワルキューレが歌わないと…

フレイア感情に流されて…ここで出て行っても
美雲さん…なんでもできるのな~
ロイド殿下はこの星にいるのね~(*‘ω‘ *)
ウィンダミア人は次元兵器を持ってるのかね?
ロイド殿下は博士でもあるのね
空中騎士団も揃ってるな~

次元兵器は大量破壊兵器かー…ウィンダミアでは地球人がやったってことになってるのね
教えられたことが真実だけとは限らない
ウィンダミア人に穿たれた穴…

プロトカルチャーの遺跡に到着
美雲さんは単独行動好きだな~
この遺跡のセキュリティーは甘いみたい
どうみても学術調査じゃない装備
レイナとマキナのコンビのハッキング技術すごいな~

前はこの二人そりが合わなかったなんて見えないな
遺跡の下まで到着(=゚ω゚)ノ

飲料水?かー。この水を使ってウィンダミアが…?
ただの水?リンガ?
美雲はプロトカルチャーに呼ばれる
ウィンダミア何をたくらんでるんだろ?

おっと侵入したことがばれた!!
水とリンゴを混ぜるとバール化が…

おっと分断させられる…
ハヤテたちが逃げた先に待ち構えるのは空中騎士団
そういえば初対面よね~(=゚ω゚)ノ
{/netabare}

レイナ・プラウラー
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のメンバー。口数が少なく、あまり感情を表に出さない。凄腕のハッカーとしての一面を持ち、電子制御も担当する。同じくワルキューレのメンバーのマキナとは大の仲良し。

8話{netabare}
ハヤテたち絶体絶命だな~
ハヤテもミラージュも一瞬でのされちゃったよ
ボーグが強いのかな?赤毛のキザ野郎

ハヤテ挑発するな~
閃光弾使ったけど逃げきれず…だけどぼっこぼこに…
メッサーさんたちの方も戦ってるみたい
カナメさんたちは脱出したみたいだな
アラド隊長たちは宇宙で待機中か

戦争って本当に誰も得しないよな
フレイアの怒るところズレてて(・∀・)イイネ!!
白騎士まで来てしまったか
フレイアは祖国を捨てた扱いになってるのねん

メッサーさん極限状態に陥ってるな
おっと美雲戻ってきて
なぜフレイアは歌うのか?どんな思いで…
おっとフレイアを庇ったのは意外にもロイドさん

すぐ殺すとか物騒だな~
いいタイミングでワルキューレな(=゚ω゚)ノ
目くらましにも歌は使えるのね~

メッサーと白騎士ご対面
決着は空で…
風の歌が聞こえる…ということは…

風の歌は遺跡と呼応して?
メッサーさん限界近いな
ハヤテ油断しなきゃセンスあるんだけどな

メッサーさんバール化しかけてるな~
歌が重い…遺跡が邪魔してる?反応してる?
ハヤテの相手は…あの子供たちの父親の機体で…
フレイアも近くに駆けつけるが…
歌は届く…幻なんかじゃない…
届け…フレイアの歌

フレイアの歌は風を
覚悟を決めたフレイアの歌は届くな

ハヤテとボーグは因縁の相手になりそうだなw
ハヤテの方が一枚上手、フレイアとのコラボレーションの時超強いんだから♪
風とダンスっちまったぜ☆

今回はΔ小隊とワルキューレの勝ち
フレイアは戦争をなくすために銀河中に歌を届ける…
メッサーさん限界だろう…

{/netabare}

マキナ・中島
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のメンバーでふわふわとした風貌の女の子。メカニックも担当する。お気に入りのメカには名前をつけて可愛がっていたりしている。同じくワルキューレのメンバーでレイナとは姉妹のように仲良しで、ひとつ屋根のしたで暮らしている。

9話{netabare}
メッサーさんシェルショックみたくなってる
カナメも心配してる…
ウィンダミアアップルと遺跡の水は危険なわけだな
バールシンドロームのメカにズも発見した
ワルキューレはフォールドリセプター持ちから構成されてる
ハヤテも保有者らしい
ハヤテとフレイアは共鳴してるらしい

歌がある限りバール化は大丈夫
一度バール化してしまった人を治す方法は根本的には…
アルブヘイムのときからメッサーさんはバール化したことあるらしい
隊長も知っているが、症状が悪化してることは…
メッサーが頭下げるくらいなんだからよっぽどのことなんだろうな

ハヤテとミラージュが二人でいることが…(笑)
通い妻って(笑)フレイアめっちゃ気になってるな~(笑)
ミラージュはとりあえずカナメさんと話す

カナメさんは昔アイドルだったらしい
カナメもワルキューレのエースだったらしい…
カナメは適材適所に徹するらしい
メッサーのバール化を抑えるのはカナメの曲なのかね?

プロトカルチャーでもワルキューレの歌に反応しないところも…
メッサー任務復帰大丈夫かし(=゚ω゚)ノ
メッサー白騎士との戦いに向け…練習するが…症状悪化してるやん
鬼気迫るメッサーさん(笑)

フレイアめっちゃ気になってるやんwうぶでかわいいなカワ(・∀・)イイ!!
ミラージュは止めるべきだと…
ミラージュもいつかバール化するのではと…

フレイア、るんがムズムズするってw
メッサーを説得するハヤテとミラージュ
カナメと何かあるのか?
暴走したメッサーを正気にしてくれたのが…

空中騎士団から攻めてくるとはな
風の歌はまだ聞こえない

お互いしか見えてない感じね
ハヤテの相手はボーグだよねw
ハヤテ、ミラージュともいい感じにコラボするよね

メッサーやばいのな…
だけど白騎士には食らいつく

ボーグすぐにワルキューレ狙うなw
メッサーさんぎりぎり戻ってきたなぁ

おっと遺跡を使って風を起こす?
敵の狙いは遺跡の調査か…
白騎士のルンもルンルンしてるな(笑)

無茶だったなぁ~
通い妻の真相は…
ごりごりがかわいいのはフレイアくらい

フレイアとメッサーって珍しい組み合わせ
今がいっぱいいっぱいで先のことなんか見えない…
でもそれでいいのかもしれない…
{/netabare}

ボーグ・コンファールト
風の王国バルキリー部隊「空中騎士団」のパイロット。やんちゃな末っ子で、5人の姉に囲まれて育った。訓練時代の曲が抜けず、未だに教官だったヘルマンのことを「マスター」と呼んでしまい、よく注意される。

10話{netabare}
ハインツの歌声を増幅させる装置が…

お祭り~そういうのもたまにはいいよね~
フレイアのクラゲの歌(・∀・)イイネ!!
レイナってコスプレ好きなのかね?w
ハヤテとミラージュいつも一緒にいるよな(笑)

クラゲ祭りは恋人たちのお祭り
メッサー転属しちゃうのか~限界だもんな~(´・ω・`)
メッサーはカナメが好きという噂が…
そしてカナメはアラドが好き~
みんな恋に鈍感~(笑)
レイナとマキナからハヤテに重要任務

メッサー抜きでもいけるのかどうか…死活問題よな~
艦長帽子被ってないと…(笑)
美雲さん大胆だな~(*‘ω‘ *)
フレイアのファン増えてきたらしい♪
あっちでも飛び立てればいいんだろうけど

レイナとマキナ女子力高いなぁw
今を精一杯楽しむか(*’ω’*)
海一面にクラゲが!!すごいロマンチックだこと
クラゲは地上で卵を産むんだねw

教官で満足できるような男じゃないもんな…
メッサーさん前線を退く…

ロイドと白騎士の対戦
今は白騎士の方が強いみたいね
ハインツの命は危ないらしい…

惑星アルシャハルは侵攻が
ほかの惑星でも遺跡が反応しまくって…
白騎士は死神を探してるみたいだけど…
ワルキューレも遺跡に推参
ワルキューレの歌も遺跡に反応するのね
フレイアと美雲が来たのは?穴?何を見たというんだ?
風が交わった

メッサーなしだときついな~Δ小隊
美雲とフレイアが気を失って…
白騎士とハヤテ交戦

メッサーさん来ちゃったよ…
死神だけど騎士だな~
今はカナメがエースになるしかない!!

メッサーさん限界超えたな
白騎士とやりあえるのはメッサーだけだな
バール化してまでコントロールしているなんてな…

メッサーさんも風に乗って白騎士と互角以上の戦いを…
だけどメッサーさん散る…

{/netabare}

キース・エアロ・ウィンダミア
風の王国のバルキリー部隊「空中騎士団」に所属し、騎士道精神を貫く孤高のエースパイロット。王の側室の子に当たる。「白騎士」の異名を持つ。

11話{netabare}
メッサーさん( ;∀;)帰ってきたらしい…
最後まですごい人だったよ…( ;∀;)敬礼

フレイアが見たのは…
美雲も同じ症状…メンタルハッカー?風の歌い手とコンタクトした
みんなから元気って感じだな~
パイロットの心臓を正確に貫く白騎士の操縦技術な~

白騎士と死神の立ち合いは見事
敵だったが敬意を表する相手だったということだな
ボーグはすぐ調子乗っちゃうタイプなのねw

陛下自ら出陣するつもりなのね…
ハインツの身を憂うロイド…迷いを陛下に見透かされる
プロトカルチャーの王か…

メッサーさんの分まで頑張らないとな
メッサーの変わりなんて…Δ小隊の戦力低下は…
ハヤテもフレイアも…ワルキューレも…

遺跡のない惑星にも聞こえるらしい…
ウィンダミアの真の狙いがわかった…
ほかの支部に増援頼んだけど間に合わないだろう…
ウィンダミアは総力戦をするつもりだろうな

シグルバレンス…浮上、プロトカルチャーの遺産か
空に浮かぶ巨大な城みたい
目標はアルシャハル…

クラゲ送り?メッサーを送ってあげるわけか…
呑んで歌って盛大に♪
まぁ笑って送ってやりたいよなー(*’ω’*)ノ

ミラージュ後悔してるのか…フレイアも…ハヤテも…
みんな自分を…メッサーさんのフライトログ?
メッサーさんはただの飛びたがりバカってことだったのね
メッサーさんは素直じゃないからなw
バール化した自分の始末のことまで考えてたのね…
まぁ簡単に割り切れることではないけどさ…

ハヤテに火が点いたみたいねん
メッサーさんさようなら、ありがとう
あー巨大戦艦シグルバレンス来ちゃったよ

{/netabare}

ロイド・ブレーム
風の王国のバルキリー部隊「空中騎士団」のトップ。物腰柔らかでメガネの似合う知的な青年。メガネには特別なこだわりを持ち、シチュエーションに合わせた多数のコレクションがあるらしい。

12話{netabare}
ウィンダミアが攻めてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
風の歌による次元断層のバリア…厄介
さらにその間にもバール化が侵攻してるみたい…アルシャハル陥落

こちらは歌が聞こえてくる前にアルシャハルに奇襲をかける作戦
Δ小隊とワルキューレが中心になって侵攻
ミラージュが昇進…Δ2(*’ω’*)おめおめ

ロイドと白騎士の意見って合わないよな~w
艦長とグラミア王、グラミア王は教え子の一人らしい
そしてアラドさんは戦ったことがあるみたい…

新統合軍からの通達
惑星ラグナのプロトカルチャーの遺跡の破壊…
工作部隊も派遣済みとか…

奇襲攻撃の結果が出るまで…爆破はなくなったけど…
フレイアとハヤテと隠れるミラージュ(笑)
ハヤテがいつもつけてるのは親父の形見らしい
なんか告白っぽくなってる~(笑)

ミラージュももっと周りを頼ることも…
ミラージュさんは真っすぐすぎるよな~(=゚ω゚)ノ
おー!!マクロスエリシオン動いてる(笑)

おっと…向こうもこちらの出方を…
グラミアさんも侮れないな
さすが王
{/netabare}

グラミア6世
ウィンダミア国王で、キースとハインツの父。年齢は35歳以上。キースの先代の「ダーウェントの白騎士」であり、艦隊戦教官として赴任していたアーネストに師事していた。

13話{netabare}
敵艦との邂逅…勝負はいきなり始まってたねw
敵も考えることは一緒か!!

風の歌の阻止には成功したみたいね
王も艦長が相手で嬉しそうだな( `―´)ノ
Δ小隊の相手は空中騎士団だよな
新統合軍も容赦ないな

ミラージュを後押しするハヤテ
ワルキューレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
衣装ちょっと変わってる?
遺跡大爆発…ハヤテの機体が巻き込まれて大破
なんとか無事みたい…
ミラージュさんハヤテに抱き着かれて照れてるw

ウィンダミアの戦艦頑丈だなぁ
おっと王に残された時間は少ないということか…ぽろぽろ
亜空間転移してきたシステムと大戦艦がリンクして
ハインツの風の歌が…しかもいつもより巨大

ラグナ放棄…市民にもバール化の波が…
フレイアのHぃの言い方好きだわ(*’ω’*)
ハヤテ死神の機体に乗っていざまた空へ

ハヤテ、白騎士に喧嘩売るとかナイスだけど…
まだハヤテにはこの風は乗れない
おっとついにワルキューレのところにも…

艦長ナイスタイミングで戻ってくるなぁ
美雲さんも怪我しちゃって
ハヤテもピンチ…
フレイアのルンピカキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ハヤテを助けるために歌を届けに

フレイアはミラージュさんに任して
ハヤテの相手は白騎士
マクロスエリシオンも負けてないぜ!!旗艦通しの戦いも見ものだな

ハヤテ、白騎士に一発やったな!
ラグナからの撤退…勝ちなのか負けなのかわからない
けれど絶対戻ってくる…誓う

王がお亡くなりに…
ロイドに指揮が受け継がれた
{/netabare}

アーネスト・ジョンソン
ゼントラーティと地球人のハーフで、ケイオス・ラグナ支部マクロス級戦艦エリシオンの艦長。格闘技の教官でもある。

14話{netabare}
OP映像が12~13話仕様になってる~
美雲さんってそういえば何者なんだろうね?

チャックの弟たちが無事かわからないから心あらずって感じだな
アイランド船も中も外もピンチー
こんなときでもフレイアは明るいな
チャックの弟たちは無事だけどマリアンヌ姉さんが…
今はラグナに助けを行くことはできない…仲間も家族もいるのはわかってるけれど

資金も弾薬もない…手詰まり状態
新統合軍も色々と画策してるのね
おっと市民の不満もいつまで抑えてられるかな

うみねこは海がなくても大丈夫みたいw
早くラグナに帰れるといいね
ハヤテには故郷がピンとこないらしい
アイランド船の出力が安定しないみたいね
しかも結構まずい状況みたい

フレイアが浮いちゃってピンチやん!!
とか思ってたら自分でなんとかしちゃったにゃー(=^・・^=)
レイナとマキナいいコンビ

人々の不安の闇を照らす光ワルキューレ
ハヤテとミラージュさん動力線をつなぐ
ハヤテ伊達にふらふらしてたわけじゃないんだなw
あとはハヤテとミラージュたちがつなぐだけなのだが…
アイランド船大ピンチだな
マクロス船と緊急ドッキング!!
回線が秘め事みたくなってる(笑)

ミラージュさんめっちゃ女の顔してるw
無事にドッキング完了
オチまでよかったな(笑)

あ、ED変わりました~(*’ω’*)
{/netabare}

ハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミア
ウィンダミア王国の王子。ヴァール発症者をマインドコントロールする特殊な歌声を持つ「風の歌い手」。異母兄であるキースを慕っている。

15話{netabare}
OPがかわりましたね~絶対零度~
グラミア無言の帰還って感じか
ボーグの家族はみんな死んじゃってるのか…

風邪の歌い手が王になったのは150年ぶりらしい
空中騎士団にも戦う理由がある…
ロイド殿下信頼されてるんだなぁ
ウィンダミア人の命には重みを感じるなぁ
あら白騎士キースも復活か

キース半分鉄仮面になってるし!!
ハインツを王に迎える戴冠式
空中騎士団はみんな「卿」がついてるのね
キースは兄様だったのか…
銀河ネットワークも乗っ取られウィンダミアの戴冠式が放送される

新統合軍の次元兵器活用しているところを全世界に…
いやーこれは新統合軍に宣戦布告だな~
そして大銀河文明の樹立が目的なのな~
若者と年を重ねたものでは反応が違うな
だけど圧倒的な歓声はハインツが王と認められた証だよな
ようやくこっち側は風の歌い手が誰かわかったわけか
遺跡が反応いや、呼応してシステムが
何が起きてるか全くわからない状況…

銀河中のすべての人がウィンダミアのマインドコントロール化に落ちる危険が…
新統合軍はウィンダミアに向かうも空中騎士団と覚醒した白騎士の前に散るよな~
Δ小隊が救助に向かうも偵察艦隊は壊滅…

ついにここでハヤテの父親の正体がわかるのか?
でもあまりいい印象ってわけでは…
{/netabare}

ヘルマン・クロース
騎士団最年長のメンバー。33歳。ウィンダミア人としては晩年であるため、現役を退いて騎士学校の教官を務めていたが、再度前線に復帰した。自身を「マスター」と呼ぶ癖が抜けないボーグをたしなめている

16話{netabare}
アラドもハヤテの血とヤと知り合いだったみたいだね…でも理由ありっぽい
チャイナ服なんともな感じで似合ってるなフレイアw
マキナとレイナの

フレイアもうすぐ誕生日だからサプライズパーティーを♪
恥ずかしがってるミラージュさんかわいいw
風の歌い手のウィンダミアの出方をうかがってるが
敵のシステムを探るカナメさんたち

プレゼントを買うためにミラージュさんと買い物に
めちゃめちゃ厳選してるw
ミラージュ雑誌を参考にするタイプw
マキナさんたちがつけたくなる気持ちわかる(笑)
人形抱いてるレイナかわいいwチャックさんも楽しそうだなw

フレイアの好きなもの、歌と林檎しかわかんねぇw
ハヤテにとってフレイアは見てて飽きない存在かー( *´艸`)
ミラージュさん恋愛とかから縁遠い人生だったか…ハヤテにぶにぶ恋って残酷
ハヤテさんどっちとくっつくのかな?

フレイアの歌に呼応してハヤテの調子が?
美雲さんとフレイア
美雲さん昔ウィンダミアに行ったことあるのかな?

ハヤテが見つけたことは結局同じ道かよって思ってるのね
励ましてくれるよねミラージュさんいいところで♪
いきなりハヤテどうしたw

アラドさんたち何か隠してる?
それはハヤテの父親があのウィンダミアの爆発と関係してるのかな?
それにしてもフレイアの寝顔www

ハヤテは何してるんだか?www
みんな準備で忙しそうだなwwwwwww
フレイア自分の誕生日に無頓着w

ハヤテは間に合わなかったのかね?
美雲がこういうのに参加するのはレアらしい
美雲からは歌のプレゼントかな?w

ハヤテ遅れたなぁwww
フレイアのご両親はもう風に召されちゃったのね…
フレイアよくここまでたどり着いたな
人生の折り返し地点かぁ

雪を降らせるために遅れたのねハヤテ
夜空に雪のプレゼント
ハヤテとフレイアのカップルなんかいそうだよねw
フレイア、ルン触られても怒らなかったってことは…つまり…

ハヤテの父親は
腕のいいパイロットで優しすぎる人か…

いやーフレイアとハヤテとミラージュの恋模様の行方は…?
{/netabare}

チャック・マスタング
惑星ラグナ出身。Δ小隊のムードメーカー。お調子者で、すぐ女性にちょっかいを出すが相手にされず。4人の弟や妹たちと一緒に「裸喰娘々」という飲食店を切り盛りしている。

17話{netabare}
ロイドさんのメガネの数なwwww
ワルキューレを研究してるのか?それとも?
フレイアと美雲に興味を持ってるのか!!

また猫惑星に潜入~
フレイアが完全に乙女モードになってる(笑)
ワルキューレの演出はかっこいいよな(*゚▽゚*)銀河ネットワーク経由でライブ☆ミ
レイナのハッカー技術すげぇな
敵の目を全てワルキューレに向けてるのね
マキナさんノリノリだなぁww

マキナとレイナ
フレイアは変わったよな!(*゚▽゚*)♡
美雲さんの歌も変わった?美雲さんはどういう過去をお持ちなんだろうね?
ハヤテ、フレイアの歌に引き込まれすぎて…なんかありそうだな…これ

今日はライブ回だな~(‘ω’)ノ
フレイアまったくわかりやすいんだからw
ドキドキが止まらないのね(*‘ω‘ *)ノ
ハヤテさんのお母さんはご健在なのね
ボーグさんレイナに惑わされてるwwww

ウイルス浸食率100%作戦成功か
ハヤテの父親とウィンダミア…どういうことなんだろ?
ウィンダミアに次元兵器を落としたのはハヤテの父親…

いやー驚愕の事実でブリーフィングところではないよな
大量虐殺をしたのか?どうなのか?
ハヤテはこの先戦えるのかな?
そして恋の行方は?

まぁそれでも作戦は待ってくれないよな
今は自分のやるべきことを…いざボルドールへ
{/netabare}

アラド・メルダース
包容力と厳しさを併せ持つΔ小隊の隊長で、頼れる兄貴分。ワルキューレと共同任務をこなすΔ小隊の人選を一任されており、腕はいいが癖のあるパイロットばかりを集めてくる。かつては新統合軍に所属していた。

18話{netabare}
惑星ヴォルドール、いざ巨大装置へ
カナメはここに来るとメッサーのことを思い出しちゃうのね…
空中騎士団…ロイドさん何をやらかすつもりか?

美雲さんが団体行動を覚えたぞ…
カナメさんも成就してほしいよなぁ
ハヤテとフレイアあれ以来ぎこちないな

焼き林檎に誘われてフレイア
カシムさん騎士休憩モード(*‘ω‘ *)
すごい地元民同士の会話してるな(笑)
ハヤテあっさり捕まってるなw

ウィンダミア人にとって…命の輝きは重みは…
美雲さん始めたな…美雲の歌とプロトカルチャーの遺跡が反応して
翼の騎士にも矜持はある…

ハヤテもフレイアも迷いは消えたかな?
ボーグさんどんだけw狙いはレイナw
ハヤテ大丈夫かよ( *´艸`)そして風の歌も

風の歌はウィンダミア人にも影響を?
ハヤテとフレイアの同調すごいな
フレイアもハヤテも美雲も大丈夫かよ

ED美雲さん一色だな(‘ω’)ノ
{/netabare}

カシム・エーベルハイト
騎士団一の巨漢。23歳。フレイアの故郷レイヴングラス村の隣にあるエクスデール村でリンゴ農家を営んでいたが、7年前の独立戦争で家族と畑を失っている。

19話{netabare}
ヴォルドールの遺跡は破壊したけども…
ハヤテも美雲も意識が戻らないままらしい
フレイアもミラージュも心配だろうな
おっとこのおっさんはどっちつかずだな(‘ω’)ノ

イプシロン財団のベルガ―さん
供給源は一緒だったか(‘ω’)ノ
この人ただむかつくだけのおっさんではないみたいね
歌が究極の兵器?

ハインツ殿下も倒れられたのね
地球人はしぶといな~
マクロス知らないからからマクロスの歴史を知れてこの回はいいね(*´▽`*)

バールシンドロームは…つながってたのね
ワルキューレは免疫持ちってことね
今更設定を振り返るw

命がけで歌うことによってその輝きをより輝かせるわけね
とりあえず話聞いてると「歌」ってすごいよな(‘ω’)ノ楽しいし♪
美雲はラスボス?最終兵器だったのか?

ミラージュさんの訴えによりハヤテ起きた
ミラージュさんいい活躍wってか大好きすぎだろ(笑)
{/netabare}

ベルガ―・ストーン
イプシロン財団のブリージンガル球状星団方面の責任者。財政や物資などさまざまな方面でウィンダミアを支援している。

20話{netabare}
ハヤテとフレイアの実験…バール化やルン色々な事を調べるみたい
ハヤテは明るくふるまってるがフレイアのルンは青ざめてるなー

実験の歌…破滅の純情か~
フレイア怖くて歌えなくなってる…
美雲も戻ってこないし
歌わせないわけではなく歌えなかった…
ハヤテはしばらく任務から外される…飛べなくなっちゃった
まったく何をやっているんだか…

空中騎士団にも動揺が走っているのね…
ベルガ―さんは蝙蝠だな、いやクラゲか
ハインツも復活したみたいだな
ヘルマンさんの息子登場ノーマン龍鳥使い

風の歌は凌駕されたのね一瞬でも…
担当医が変わったらしい?
テオとザオの実家は商家
キースさん…ロイドのことを危うんでるのね

フレイアかわいそうに…
レイナとマキナこそこそ美雲のことを探ってるのねw
おっふカナメにバレて( ´艸`)
でも行く気まんまんだねぇ~
まぁあれもこれも秘密にされてるのは気に食わないよな

ハヤテとフレイア
ハヤテのこと気にしちゃって…な
お互いがお互いを気を遣ってw
ミラージュさん煮え切らないのが…
フレイアから歌を取ったらるんと林檎しか残らない
ハヤテも飛ばなかったら…何が残るのか
ハヤテは飛ぶ、フレイアは歌う
たしかに立ち止まってる場合ではないよな
大切な仲間…大好きだからか…それは本心か

マキナ潜入どきどき
さらいカナメにバトンタッチで…
おっとレイナも動けず
美雲さんも世話が焼けるのう

美雲さんの力強い声好きなんだよなぁ
{/netabare}

テオ・ユッシラ
風の王国のバルキリー部隊「空中騎士団」のパイロット。同じ部隊に双子の弟のザオがいる。商家の出身。

21話{netabare}
ハインツの風の歌が再び銀河に響く時が…
アルシャハルの人たちは…昏睡状態に
おっとハインツさん途中で倒れちゃって…
ワルキューレは警備に捕まったまま…

この3人は古い仲
カナメは本物の戦場を経験していた…
最初はカナメさんはマネージャーだったのね
レイナは昔からぱちぱちしてたのねw
カナメとレイナが最初で次がマキナか
この3人に焦点が向けてくれて嬉しい♪

ワルキューレ…ここにきて完成したのか
でも歌は届かなかったのね…
カナメとアラドの出会いはワルキューレができてから

やっぱりアイドルには衣装も大事
金髪の子は今何してるんだろう、この子もかわいいのに
メッサーさん懐かしいな♪

ひとり辞めてそのあとに来たのが美雲なのか
美雲のオーラと迫力はベテランの域なw
引き込まれる感はすごいよな(‘◇’)ゞ
美雲さん復活か?

ハインツの身体はどんどん白くなってるな…
まだ歳も若いっていうのに
ロイドさんちょっと焦ってるよな…

グラミアはロイドが殺した?
キースさんはロイドが犯した真実を知ってしまい
ロイドさんどこに着地したいんだか

こちらからウィンダミアに乗り込むとか…最終決戦は近いな
作戦の舞台はアルヴヘイム…メッサーと出会ったところ…
美雲の正体…は作られた人造人間か
全人類の意識が一つにつながるとか…
急に星の歌い手が…どゆこと?
{/netabare}

ザオ・ユッシラ
風の王国バルキリー部隊「空中騎士団」のパイロット。双子の兄テオに比べ、好戦的な性格。

22話{netabare}
神殿が閉鎖…陛下も倒れ、空中騎士団にも動揺が…
いやー( *´艸`)決戦前に子供の写真なんか見たら…

ミラージュがすべての責任を負う代わりにハヤテとフレイアも前線へ
アイドルの楽屋は覗いちゃいけない(*´▽`*)
美雲さんの闇が深いwww

真なる風は自分で見つけるもの
ハインツもロイドの風ではなく自分で見つけないとって言いたかったのかなキースさん

美雲とハヤテのツーショットは珍しいな
3歳とは思えない存在感だよな美雲さんw
風の歌い手が歌えない状況がチャンスだよな

それにしてもマシーンしっかりしてるな(*´▽`*)すごい絵
キースさんたちも参戦…最終決戦って感じよね♪
アルヴヘイムに到着ワルキューレとΔ小隊
片道切符になるかもしれないけれど…
ここからウィンダミアに…

フレイアは本気では歌えないみたいね…
美雲さんも仲間思いになったもんだ
信じることも大事よね

双子と林檎さんきたか(‘ω’)ノ
ハヤテVSカシムさんだな
ミラージュさん…はハヤテを止める
二人に支えられてるなぁ

踊ってるみたいに戦うなぁ
ナイスコンビネーションハヤテとミラージュ
あーチャックさんはここまでかw

双子の片割れとカシム…白騎士のごとくカシムさん
カシムさん限界かよ…やっぱりな
いやー敵ながらあっぱれですな。騎士としてかっこいいお人でした
{/netabare}

23話{netabare}
フレイア、ウィンダミアの空に違和感を感じてる
うまくウィンダミアに潜入できたみたいね

3チームに分かれて動いてるのな(‘ω’)ノ
戦術ライブの共鳴反応で壊す作戦なのね
フレイア地元だと身軽だなぁ
地元民だけが知ってる道を通って

フレイアは地球人人から音楽プレイヤーもらったのね
星間飛行いい歌だ♪

アラドたちは新統合軍の駐留基地へ
レイナ足を痛めちゃって…
美雲ご飯の時はどこかにいっちゃうのは…
誰かとご飯を食べるのが恥ずかしい美雲さんきゃわわwwラブリーww

マキナのいたずらっ子ですなw
美雲さん色々と可愛く見えてきたな(‘ω’)ノ

ミラージュとフレイア
こんな時だからこそ…ついに核心に触れると思いきや
空中騎士団が…

美雲さん近接戦闘も強いのねw
ハヤテたちの方はボーグさんかぁ
さらに白騎士までも…機体がないとのう…
おっとロイドの目的はやはり美雲かー

確保されちゃったハヤテたち…捕虜
アラドとカナメ、マキナとレイナは無事みたいだけど

ハヤテはライトインメルマンが行ったことを…
カーライルの黒い嵐…地獄
フレイアも間近で見てたのね…

なんもならんかもしれんけど…
何が真実なのかもわからない…

悪魔の翼?楔…ハヤテこの事実をどう受け止める…
星の歌い手?美雲さんが?
{/netabare}

24話{netabare}
ハヤテたち裁判にかけられる…

おっとアラドたちの前にベルガ―
ロイドさん神殿と美雲さんに夢中かよ
守りたいから戦う…
銀河中の人が楽しいきもちになれたら
太陽の色の歌のフレイア、美雲は星の色
ハインツは透明で色がない

ボーグさん激情家だなぁ
ライトの機体を直したみたいベルガ―さん
ウィンダミアからいったん手を引くらしい…何が目的なのかね?
結局ハヤテたちをころすつもりだったのだろう

星の歌い手…美雲が…記憶がなくとも…

戦いは最後まで分からない…か
ミラージュさんとハヤテに最後のアドバイスかな?
フレイアの歌を血で汚すわけにはいかないからな~

ボーグさんの咬ませ犬っぷり(笑)
ハヤテが断罪の崖に…進む…
寸でのところで( ´艸`)
飛べば飛べる♪3人で飛べば怖くないってね

機体を崖のところに隠してたのね
美雲はいないけど…戦術ライブ開始
白騎士の相手はハヤテよな
ミラージュの相手はヘルマンさん
アラドさんはボーグか

ウダンジャールロムマイヤ?なんなんだろうね
マキナがフレイアを庇って…今は歌うのが
ハヤテぎりぎりを保ってるな

チャックさん来てくれたか(‘ω’)ノ
美雲さん…星の歌を…
一瞬みんな意識がつながったな…
作戦中止撤退命令

おっとフレイアの身体にもあれが…
美雲さんがもしかして…
{/netabare}

25話{netabare}
マキナさん容体は安定してるけどライブは…
フレイア手を隠してる…
風の歌い手のご先祖の歌…闇の色に染まってしまった美雲

レイナがみんなを呼び出して…
過去の真実がわかるかもしれない…
命がけで守ろうと思ったのに…結果的には…ファルコン2?特務諜報員?

ベルガ―蝙蝠してるなぁ
美雲が星の歌い手だと聞かされる面々
ウィンダミアの地下から持ち出された細胞から作り出されたのが美雲

全人類が…歌は兵器なのか…?
美雲が敵の命令を聞いてしまうおそれが…星の舞台も完成されて…
しかもラグナに…

ハインツに残された時間は少ないということか…
星の歌い手の歌を持って…
新統合軍また次元兵器を使うつもりかよ

商人の執念すさまじいな
新統合軍の攻撃の前に防げと…ラグナが最終決戦の地に
マキナ髪おろしてるとお姉さんに見えるよね

ミラージュさんフレイアの異変に気づいちゃったな
ロイドさん…
レディMの正体は…

ワルキューレの歌を銀河中に…
いやー絶対生き延びてほしいな
ミラージュさんいい人だなぁ

フレイアはどこに?ハヤテめちゃ探してたw
ハヤテにお届け物?お母さんから?
変なところで世界は狭いよなw
ハヤテ変わったな~(‘ω’)ノ
どうでもいいけどこのペースでうまく話着地できるのかしら?( ´艸`)心配

ルダンジャールロムマヤが星の歌い手を操るすべなのか
美雲の声が銀河中に響く…次元兵器で自滅とか…新統合軍

ロイドさん魅了されてるなぁ
{/netabare}

26話{netabare}
数万の命が一瞬で…
決戦前にいちゃいちゃしとけよー
告白しとけよー…でもそれじゃフラグで死んじゃうか…

命を背負う重みか(‘ω’)ノ
ハインツは和平交渉に持ち込むつもりなのかね

ロイドが玉座に(/・ω・)/w
カナメ、レイナ、フレイアしかいないけど
ハヤテ新しい機体に♪最終決戦だな(‘ω’)ノ

いざラグナに…
フレイアの異変は美雲やハインツにも
ハヤテと白騎士の決戦も…
美雲さんの神々しいラスボス感w

全人類の意識を結合させ新たなる存在へと進化させるそれがロイドの目的
すべての人間の意識が統合されていく…
子供のミラージュさんかわいいなw

規模が大きすぎるだろwww
銀河そのものになった美雲とロイドさん…
そしてこれが私の生きる意味とか言っちゃって美雲さ~ん

フレイア抗ってるな~
まだハヤテたちも意識はあるのね

統合政府とはいずれ決着をつけるつもり
ハインツ真なる風を持ってロイドを討つことを決める
ここはフレイアと手を組んで手でも…
どんどん浸食されて…ハヤテも…

ハヤテここで告白したよw
フレイアの手のことが…歌うたびに…
ミラージュさんもここで(*‘ω‘ *)
ミラージュさん損な役回りよな(*‘ω‘ *)
フレイアの好きの気持ちが…一度だけの恋なら♪ナイス選曲♪
美雲も迷ってるな~

なんか楽しくなってきたな~
マキナも出てきた♪最後は勢ぞろいしてほしい

今度はフレイアが問いかける
ボーグさんのツンデレ見れて満足かもw

絶対零度いいな♪キースも一緒とかテンションMAXだわ
一瞬に命の輝きを燃やす…白騎士ロイドを討って…決着

やっぱり最後はラグナに舞い戻る
美雲も無事で何より(*‘ω‘ *)♪

まぁ最後駆け足だったけど…
ハヤテとフレイア結ばれてすごく満足
アフターストーリー少しでいいからやってほしいな~
{/netabare}

いやーマクロスシリーズ初見だったのですが最後駆け足じゃなければ
すごく満足できる作品だったと思います♪
絵も奇麗だし迫力あるし、音楽も一曲一曲が心に響くようないい歌ですし、
やっぱり絵も大事ですけど音楽もアニメには大事な要素だと思いました!
いいシーンで奇麗でなく力のある絵、テンションが上がるBGM
これだけで満足できました(*‘ω‘ *)

強いていうなら…アフターストーリーちょこっとだけでも
5分だけでもいいからやってほしいですね('ω')ノ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

にゃーん。@のんびり さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

好きな作品です✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。

ああ終わってしまった…ちょっとさみしい。

デルタはマクロスの3大テーマ、
歌×三角関係×戦闘をもれなく網羅している作品です。

マクロスシリーズはFからのファンになりますが、
特にシリーズを観ていなくても単独で楽しめると思いますo(^-^)o
シリーズを観ている人にはちょっと嬉しいシーンもあったりします。

<おすすめ点>
・良曲が多い♪
・主人公のフレイアが可愛い(>ω<)歌も綺麗!
(美雲さんは迫力ボイスです!^^)
・戦闘シーンが丁寧に描かれていて、見ごたえがあります。
・作画がとても良いです(20話、21話の作画のみよくないです)
・ストーリーは王道です。安心して見られます。

<ここはちょっと残念…な点>
・主要キャラクターが多い。
・色々ライト。もう少しドロドロしたりしてもよかったかな。
・1つの曲を歌うキャラは固定してほしかった。
 数曲ですが、同じ曲を回によって違うキャラで歌うシーンがあります。
 曲によってそれぞれの声質にあうあわないがあるかと…(^_^;

★★1~25話感想★★
{netabare}

●1話先取りエディション感想●
{netabare} フレイア可愛い!
ハヤテとフレイアのシーンが可愛くてニヨニヨしていました。王道ラブコメっぽい感じです。

ハヤテのバルキリーで踊るシーンが見ていて楽しかったです。
ワルキューレの変身(?)シーンはちょっと苦笑(^_^;

挿入歌の「ジリティック♡BEGINNER」可愛い♪
ラストの曲「あぶないボーダーライン」は最高!
{/netabare}

●1話感想●
{netabare}先取りエディションにラストが追加に!

その分、少し先取りからカットされているシーンもありますが、
大筋のストーリーには影響なしです。

ラストの追加シーンは歌とベストマッチしていて感動!
(何回も先取りを見た後だったので、そもそも続きを見られてだけで感動(笑)) {/netabare}

●2話感想●
{netabare} うみねこ可愛い♪

OP曲の「一度だけの恋なら」
イントロがかっこいい!
その後に続く歌声も綺麗。盛り上がりも素敵!
ミラージュがペットを抱きしめるシーンが可愛い♪

フレイアがワルキューレに合格するシーンは、
ちょっと合格早いなーと思いました(^_^;

ED曲の「ルンがピカッと光ったら」
フレイア可愛い♪{/netabare}

●3話感想●3話おススメです♪
{netabare}うみねこ強い!

海や空のシーンが多くて、絵も内容もさわやか。3話好きです。
見ているこちらまでさわやかで楽しい気持ちになります(^^)

ハヤテがフレイアにちょっと弱音を吐くシーンで、
フレイアが少し赤くなっていて可愛かった。

ハヤテがフレイアと一緒にバルキリーで踊るシーンいいですね。
新曲「僕らの戦場」かっこよくて可愛くていい感じです!

マキナちゃんのひらひらーって言って、ぼよよーんって感じのシーンも可愛い。
{/netabare}

●4話感想●
{netabare}
ハインツ様、男の子でしたか。
見た目と声では性別がどっちか分からなかった…(^_^;
ハインツ様の歌、声がとても綺麗です。
イケメンお兄さんとの関係も気になるところ。

このペースで空中騎士団メンバーも全員歌ったりしたら…面白そうです。

空中騎士団のみなさんはフレイアと同じウィンダミア人でしたか…
同じ触覚みたいなのがあるのでそうかもとは思っていましたがびっくり。

ライブの変身(?)シーンはやっぱり苦笑…(^_^;
ここだけセーラームーンとかプリキュアのようです…。

美雲さんちょっと不思議系?さすがミステリアスヴィーナス。

カナメさんは四角関係?かな?
カナメさん大人っぽくて好きです。

レイナのくらげを食べるシーンが幸せそうで何より。
マキナちゃん明るくて可愛い。おっぱいは正義!

ライブシーンは、ちょっと自分の期待が大きすぎた感じです(^_^;{/netabare}

●5話感想●
{netabare}ハヤテとうみねこのシーンが何気に良かったです(猫好きなので)
1人でしっかり考える時間も大切ですよね。

ハヤテとフレイアの月光バルキリーデート(?)シーンは可愛かった!
狭いバルキリーの中で歌いながら踊るフレイア可愛い。

そろそろ2人のシーンかな?と思っていると期待通りのシーンがあるのが嬉しいですね。やっぱり王道な感じです。
{/netabare}

●6話感想●
{netabare} いよいよミラージュのターン!?

と思ったんですけど、あんまりラブっぽいシーンはなく。
うーん、この回はちょっといまいちかな・・・。

戦闘シーンで流れた新曲「Walküre Attack!」は、
他のキャラのセリフと歌の歌詞とどっちに集中したらいいのか戸惑いました…(^_^;

放送を2回見たら両方楽しめると思います。
1回普通に見てから、2回目歌に集中してみると、
お、いい曲♪と感じます。

今回は良曲だと思うのですが、
ストーリーとぴったりとはいかなかったかな~。
{/netabare}

●7話感想●
{netabare} いろんな猫耳、たまりませんなぁ~❤(´ω`*)

ストーリー全体的ににゃんこ成分多いですね♪嬉しいにゃーん。

マキナとレイナのターン!
この2人ちょっと百合っぽいけど、にゃんにゃんしてて可愛いです。
2人の歌はメインの歌みたいな派手さはないけど、おしゃれで可愛い感じ。

ごくさりげなく、フレイアがハヤテの腕組んでいるシーンが。
仲良いな~ほほえましい^^

ラスト、空中騎士団メンバーといよいよ初対面!
次週の展開が楽しみです♪
{/netabare}

●8話感想●
{netabare}空中騎士団の誰かとワルキューレの誰かにラブ展開とか
入らないかなーと期待していたのですが、入りませんでした(^_^;

キャラクター多いから、あっちこっちで色んなラブが!?
と思っていたのですが現時点ではないですね~。

フレイアとハヤテはますます絆が深まりそうな感じですね♪

それはそれで嬉しいんですが、せっかくキャラクター多いので、
もう少し色んな人間関係が広まってほしいかも…。

歌は良かったです!
美雲さんの英語の曲はかっこいいし、
フレイアの戦闘シーンでの歌は綺麗!歌うまいですね。

ちょくちょく新曲が加わるのが嬉しいです^^
{/netabare}

●9話感想●
{netabare}
カナメさんとメッサーメインの回ですね。

霊愛感情ではないかもしれないですが、
お互いにお互いを想いあう感じが良かったです。

フレイアは少しハヤテへの気持ちを意識してきたかな?
一人で慌てていますが、可愛いです。

歌「僕らの戦場」はやっぱりいいですね♪
でもこの曲はフレイアのソロverが好きだな~。
{/netabare}

●10話感想●
{netabare}

ハヤトの「めんどくせぇなぁ好きなら好きって言えばいいじゃないか」の軽い感じと、
その言葉にどぎまぎするフレイアとミラージュのシーンが面白かったです。

メッサーとカナメさんが2人でクラゲを見るシーン素敵でした。
ハヤテじゃないですが、もう告白したらいのにー!と感じました^^

そしてメッサーと白騎士の戦闘シーン!すごく良かったです!
とても綺麗に描かれていると思います。迫力あります!

カナメさんのAXIAも切なくてよかった・・・。

ストーリーのラストも切ない・・・。メッサー・・・(涙)
エンディングがそのままAXIAだったのもよかった・・・。
{/netabare}

●11話感想●
{netabare}
先週からカナメさんのAXIAが頭から離れません。
良い曲だった・・・。早くフルで聴きたい~~CDの発売遅い!!
放送され次第ネットで売ってほしいです。ぐぬぬ。

メッサー追悼回ですね。
カナメさんは思ったより落ち着いていて大人な感じでした。
素直に落ち込んだ姿を見せるハヤテ・ミラージュ、好印象でした。

メッサーが最後にとどめをさしてもらえるように
普段から冷たかったのかもという話は納得・・・切ないですね。

あと、ボーグが「ル~ン!」と怒られているところが
可愛かったです。
{/netabare}

●12話感想●
{netabare}
戦闘準備回。

ワルキューレが歌っていない回は初かな??

うーん、11,12話はなんだかイマイチかな…。

どちらも盛りあがり感があんまりなかったです。
次週がクライマックスみたいなので、仕方ないかな~。
{/netabare}

●13話感想●
{netabare}
クライマックス回。

フレイアが飛ぶとこからが良かった!!
まさか飛ぶとは…タイトルのダイビングってこういうことか!

ハヤテだけじゃなく、白騎士とハインツ様まで2人の空っぽい空間に
巻き込まれる感じが良かったです。
この兄弟とフレイア仲良くならないかなぁ。

次週は新展開ありそうですね。楽しみ♪
{/netabare}

●14話感想●
{netabare}
オープニングのフレイアバージョン良いですね!
たぶん今回だけかな~。

フレイア、そのまま宇宙空間に飛ばされたほうが面白いかも?
と思っちゃいました(笑)
タイトルに漂流ってついていたのでフレイアが漂流かと。

ハヤテとミラージュのいちゃいちゃ(?)が
おお深夜アニメっぽいと初めて感じました。

マキナ姉さんのな~にやってるんだか。が良かったです。
新EDもきましたね♪
{/netabare}

●15話感想●
{netabare}
新OP来ましたね!「一度だけの恋なら」とはまた違ったおしゃれな感じ♪
デルタはどうも色々な人が曲を作っているのかな。

ストーリーは空中騎士団のターンでした!
キースさま復活おめでとうございます^^復活早い…。

ハインツさまの歌も綺麗♪

双子はやっと2人のキャラ分けが分かる設定もきましたね。
この勢いで空中騎士団ももっと色々細かい設定とか出てくるといいなと思います。
{/netabare}

●16話感想●可愛い!
{netabare}

フレイアバースデーの回♪
こういうシリアスな展開の中の可愛い回大好きです!!

ハヤテとミラージュの買い物デート(?)シーン可愛かったです。

雪に喜ぶフレイアとそれを微笑ましく見つめるハヤテも可愛かった♪

いつもはルンに触るとエッチ!とかいうフレイアが
今回は幸せそうに笑っているシーン、
ああハヤテが好きなんだなという気持ちが伝わってきました。

そのシーンで流れてた音楽も良かったです。
(EDもバースデーバージョンでした^^)

そんな2人を見て涙を流すミラージュも切なかった…。

あと、フレイアが15歳になりました、人生の折り返しです。
というシーンでは改めてフレイアの短い一生に切なくなりました(T_T)
{/netabare}

●17話感想●
{netabare}

ライブ回ですね♪
新しい曲もあってよかったです!
(マキナ可愛い^^ちょっとHなシーンにドキドキ)

そして恋愛度が一気にあがりましたね!
フレイアとハヤテが頬をそめて見つめあうシーン、
可愛かったです*(^-^)*

2人の1年の重みの違いは悲しい…
プロトカルチャーの解明でウィンダミア人の寿命伸びないかな…。
{/netabare}

●18話感想●
{netabare}

ハヤテのお父さんのことを知ってもフレイアがハヤテを好きな気持ちは
変わりないなと安心しました。

ハヤテのウィンダミア人の寿命が短いなら、
その分何倍も楽しめばいいという考えにフレイアが嬉しそうにしているのをみて
幸せな気持ちになりました*(^-^)*

この2人くっついてほしいなぁ・・・。

そして後半は美雲さん回でしたね!
徐々に秘密が明らかになりそうです、ドキドキ。
{/netabare}

●19話感想●
{netabare}
歴代マクロス振り返り回。

デルタはちょいちょい過去マクロスに触れてきますね。
全マクロスシリーズを観ている人は嬉しいだろうなぁ*(^^)*

美雲さん衝撃のアンドロイド説!
ああ・・・でもそう考えると納得できてしまう・・・(>_<)
{/netabare}

●20話感想●
{netabare}
あれ??
なんだか作画が悪いぞこの回…(>_<)カナメさん特に。
Δは作画が良いのが良かったのに…この回だけだと良いのですが。

フレイア、ハヤテはもじもじしていてぱっとしない感じでした。
ミラージュさん、大好きか…フレイアは気づきましたね。
ハヤテは気づいてないなー^^;

カナメさんたちが美雲さんを助けにいくのは良かった^^頑張れ!

{/netabare}

●21話感想●
{netabare}
うーん、やっぱり作画がよくない…(>_<)

ワルキューレ過去回想回。
美雲さん、クローン!?さすがにびっくり…。

空中騎士団側も一枚岩でいかない感じですね。
キースお兄様頑張って!{/netabare}

●22話感想●
{netabare}
新曲の「Absolute 5」が良かったです!!

Δは後半から前半ほどはこれ好き!って曲がなかったのですが、
この曲は良曲だと思います♪
フレイアが若干歌えてないですけど(^_^;次回に期待!

ハヤテの暴走はフレイアとミラージュの2人でストップ!
うーんこの流れ…ラストまでハヤテは2人のどちらも
選ばないかもしれませんね…。

ハヤテさん、今は敵なのにカシムさんに思い入れすぎとつっこみたくなりましたが、
今回「僕らの戦場」も聴けたし満足です*(^^)*
{/netabare}

●23話感想●
{netabare}
そろそろクライマックスまで秒読み!

美雲さん、急に可愛くなって…いい感じ♪
と思ったらロイドに捕まってしまった…あわわ。

ロイドは1人で何か裏巧みがありそうですね。
ロイドの企み次第では、キースはフレイアたちの味方についたりするかな?
次の展開が楽しみです!

{/netabare}

●24話感想●
{netabare}
「一度だけの恋なら」のオーケストラverが!!
歌がないのもいいですね♪

美雲さん星の歌い手…一旦、フレイアたちの敵にまわってしまいそうですね。
なかなか面白い展開だと思います!

ラスト、フレイアの腕にカビみたいなのが…ショック…。
お願いだからフレイア死なないで~~(>_<。)
{/netabare}

●25話感想●
{netabare}
クライマックス直前、若干テンポがよくないかな~。
盛りあがり感が少し足りないような(^_^;
あと1話で終わるのかな??

カナメさんの
「夢があるんです。ワルキューレで好きな歌を歌いたいんです。」

おお!?なんかのフラグ!?o(^-^)o

{/netabare}
{/netabare}

★★最終話感想★★
{netabare}
割とあっさりした最終回な気がしましたが、
綺麗にハッピーエンドで良かったです✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。

■最終話色々感想■
・美雲さん綺麗~^^愛おぼえていますか。良かった♪
・ボーグの1度だけだからな!良かった♪
 その後のマキナレイナのワルキューレサイン良かった。
・うみねこがぽこっと海中から現れたシーン良かった。
・キース様、心中になってしまった…(涙)
・色々回想シーンが綺麗で良かった♪

■最終話ちょっと残念だった点:歌■
好きな曲が多いので最終話は全曲は無理にしても
もう少し何曲か歌ってほしかった。

「僕らの戦場」大好きな曲です。流れて嬉しかったのですが、
カナメさんが美雲さんパート歌うのはちょっとなんか違う…(^_^;

「Absolute 5」流れず。
良い曲だったのでできればもう1回聴きたかったな♪

「Walkure Attack!」も流れず。
好きな曲ではないけれど戦闘曲なので流れるかと思ってました。

「一度だけの恋なら」は告白シーンにぴったりで良かった♪

美雲さんがギリギリまで不在、マキナも本調子じゃないところが残念。
5人揃ってちゃんともっと歌うのが聴きたかった…。

■最終話すごく良かった点:三角関係のはっきりとした決着■
ハヤテの「フレイア、俺はお前が好きだ!!」良かったです!!!
はっきり気持ちを伝えるのはかっこいい!

ミラージュさんの告白もかっこよかったです!
手の傷を気にして気持ちを言えないフレイアのために…なんて良い人(涙)

2人の告白を受けて、フレイアが好きって繰り返すシーン、可愛かった。
両想いになれてよかったね、フレイア…(感涙)

長く生きれなくても、ハヤテと一緒に幸せになってね。

やっぱりハッピーエンドはいいですね(✿´ ꒳ ` )

{/netabare}

★★2016/8/14 ワルキューレ 1stライブ in Zeppなんば大阪 レポ★★
{netabare}
Zeppなんば大阪のワルキューレライブに行ってきました!

2F指定席だったので開場の30分くらい前に到着したものの、
既に会場の周りは人だらけ。
Tシャツ等の一部グッズは既に売り切れてました。すごい…

周りの人は皆マクロスのファン…♪
と思うとテンションMAX!^^

17:00 やっと会場に入れました。
(指定席ですが入場には並びました。汗だくに…)

会場は満席!

17:30 いよいよ開演!

カナメさんによる会場内の注意事項アナウンスが流れ、会場からは歓声が^^

☆フレイア以外の4人登場!

●恋! ハレイション THE WAR(フレイア抜き)
 …やっぱり最初の歌はこれですね!

☆フレイア登場!
 …リアルお願いしぎゃす!が聞けました!可愛い!

●不確定性☆COSMIC MOVEMENT
 …会場のペンライトがりんごの赤一色でした♪
●僕らの戦場
 …かなり好きな曲なので、もう歌うの!?と思いました。
  背景にアニメ映像が流れなくて残念。
  ハヤテとフレイアが踊っているシーンが流れてほしかったな~。
●NEO STREAM
 …英語の歌詞がかっこいい!
●ジリティック♡BEGINNER
 …この2人組は可愛い。
●Silent Hacker
 …レイナメイン曲。
  レイナにぴったりのデジタルチックな歌だと思います!
●おにゃの子♡girl
 …マキナメイン曲。きゃわわ!
  マキナ声優さんがレイナ声優さんの髪を撫でる演出で
  会場からどよめきが(笑)

☆フレイアのバースデーアニメ映像(16話で流れてたもの)

●God Bless You
 …歌う直前、会場からはまじか!と驚きの声が。
  アルバム未収録曲だったからかな?聴けて良かった。

  この曲、今回のライブでは1番良かったかもしれません。
  雪が舞うような演出の中歌うフレイア、本当に綺麗でした。感動…。

●AXIA〜ダイスキでダイキライ〜
 …しっとりしたバラードの後のAXIA。この曲順、神でした。
  後半からカナメさんとメッサーの戦闘シーンのアニメが流れて…
  もう最高でした!
  歌い終わった後、会場からメッサー!!の声が^^
●GIRAFFE BLUES
 …美雲、フレイア、カナメさん3人でのGIRAFFE BLUES。
  AXIAからの流れが良かった。

☆ロイド「いざ風に舞え、天空の騎士達よ!」 で空中騎士団アニメ映像
 ダンサーによるヴァールダンス

 からの、美雲さんの「やってくれるじゃない」!

●いけないボーダーライン
 …この曲はおしゃれでかっこいい!
●Walküre Attack!
 …ここら辺の曲順あやしい^^;たぶんこの順…
●破滅の純情
 …美雲さんの声、迫力…!
  この曲に限らず、基本的に美雲さんとフレイアが
  メインほとんど歌ってる感じ^^
●絶対零度θノヴァティック
 …2ndシングル曲、連続!
●一度だけの恋なら
 …OP曲連続!なんか名曲ばかりもったいない…(笑)
  というかそもそもワルキューレはバラードが少ないですね。
  この曲でテープがパァン!歓声MAX^^

☆メンバーのトーク。
 みんな可愛いけど、今回初ライブのマキナ声優さんが
 ちょっと緊張気味で特に可愛かった♪
 あとカナメさんがちょっと噛んでた(笑)
 そのフォローをするレイナ声優さん上手かった。
 レイナ声優さんはわずかにライブ慣れしている感じ。

●ルンがピカッと光ったら
 …この曲が一応最後の曲。
  コールアンドレスポンスで「ピカッとルンが光れば~♪」
  「WOW WOW」の流れで会場が一体に!
  しかし「WOW WOW」がかなり野太い(笑)
  お客さんは8割くらい男性のようでした。
  女の子少なめでちょっと寂しい…。

☆アンコール

☆メンバートーク(キャラ作り抜きで)
 食べ物の話や替え歌の話で盛り上がってました。
 みんな普通の女のコなんだなぁって感じでした♪
 フレイアと美雲さんの三河弁でも盛り上がってました。2人も愛知出身。
 ライブ前に551の肉まん2コはちょっと多いよフレイアさん(笑)

●恋! ハレイション THE WAR(全員ver)
 …ラストもこの曲でした^^
  アンコールはもう数曲欲しいところですが、1stライブだし仕方ないか。

19:40 終演 ライブは2時間10分ほど。ちょっと短かったかな。

全体を通して、良曲が多いなと改めて感じました。
皆さん新人さんなので実際の歌唱力は大丈夫かな?と思っていましたが、
とても上手でした♪

席が遠かったので細かな表情まではわからなかったですが、
会場はそれほど広くなかったので、全体が観られて大満足です!
舞台にもお客さんの声が聴こえる距離で和みました。

歌の背景で人物が入ったアニメが流れたのがAXIAだけだったのが
残念でしたが、一番アニメが流れてほしかったのがAXIAだったので
良かったです^^

楽しかった~♪

長文読んでいただいた方、ありがとうございました。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今作も良曲揃い

放送前の特番を見るくらいには期待していた作品。

OPED挿入歌全部よかった。ルンがピカっと光ったら、破滅の純情が好きだなあ。挿入歌だとAXIAかな。カナメさんに幸せになってほしかったなあ。

{netabare}マクロスでは珍しく、歌合戦てきな感じがあった。そんなにほのぼのした感じではないが。そして2人の女性ミラージュとフレイヤのどちらかでハヤテは揺れるが、選ばれたのはフレイヤでした。僕はミラージュのほうがツンデレで好き。フレイヤも可愛いけど、寿命が短いのが辛いところ。それにしても、メッサーとカナメはいい感じだったのになあ。切ない。{/netabare}


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ
1. Mission 01 戦場のプロローグ
惑星アル・シャハルの港でアルバイト中の少年ハヤテは、コンテナに潜んで密航してきた少女フレイアと出会う。彼女は、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のオーディションを受けるため、はるばる故郷の惑星を飛び出してきたというのだ。

2. Mission 02 覚悟のオーディション
Δ小隊とワルキューレの活躍のおかげで暴動は鎮圧。アル・シャハルを襲った謎の可変戦闘機部隊は撤退した。決意を新たにしたフレイアは、ワルキューレの最終オーディションを受けるため、ハヤテとともに会場のある惑星ラグナにやってきたのだが--。

3. Mission 03 旋風 ドッグファイト
ハヤテのΔ小隊入隊にひとり反対するミラージュは、ハヤテの訓練教官を任されてしまった。しかし、当のハヤテはミラージュの言うことをまったく聞かず、飛行実技以外の教習をサボって海猫を追いかけたりと自由気まま。しびれを切らしたミラージュは--。

4. Mission 04 衝撃 デビューステージ
フレイアのワルキューレデビューは、惑星ランドールでのワクチンライブに決定した。初めてのライブを控え、フレイアはそわそわと落ち着かない。本番直前、「あなたはどんな想いで歌うの?」と美雲に問いかけられたフレイアは--。

5. Mission 05 月光 ダンシング
伝説の「風の歌い手」の力でヴァールたちを自在に操る空中騎士団の勢いは圧倒的で、瞬く間に二つの星を陥落してしまった。フレイアは敵のスパイではないかと疑われてしまうが、いつにも増して気丈に明るく振舞っている。だが、無理をしているのは誰の目にも明らかで--。

6. Mission 06 決断 オーバーロード
ヴァール化して操られた兵たちを前に、ケイオスも新統合軍もじりじりと押されていく。実戦でコクピットではなく敵機の翼ばかりをねらうハヤテは、「そんな甘い考えでは命を落とすぞ」とメッサーから厳しい言葉を投げられてしまう。

7. Mission 07 潜入 エネミーライン
ハヤテたちΔ小隊とワルキューレは、ウィンダミアの占領下で何が行われているのかを探るため、惑星ヴォルドールに潜入調査を試みる。レイナのハッキングで絶対防衛網の監視ネットワークをくぐりぬけ、降り立った先で目にしたものとは--?

8. Mission 08 脱出 レゾナンス
空中騎士団の身体能力の高さに、まるで歯が立たないハヤテとミラージュ。ハヤテはフレイアを庇おうとするが、完膚なきまでに叩きのめされてしまう。フレイアの悲痛な叫びに、ボーグたちはウィンダミアの大義をぶつける。

9. Mission 09 限界 アンコントロール
メッサーが今までずっと恐怖と隣り合わせで戦っていたことを知り、戸惑いを隠せないハヤテとミラージュ。秘密を知ってしまった者同士、二人の距離はおのずと近づいていく。フレイアはそんなハヤテとミラージュの様子を目にして、そわそわと落ち着かない。

10. Mission 10 閃光のAXIA
ラグナ星は年に一度のクラゲ祭りの時期で大賑わい。Δ小隊もワルキューレも、戦争の緊張を忘れて束の間のひとときを楽しむ。ラグナの海神様を称えるクラゲ祭りでは、お祭りの夜にクラゲの下で愛を誓い合った恋人同士が永遠に結ばれる伝説があるという。

11. Mission 11 追憶 ジェリーフィッシュ
白騎士キースの正確無比な攻撃でΔ小隊が受けた傷跡はあまりにも深く、皆それぞれショックを隠せない。その頃ウィンダミアでは、イプシロン財団のベルガーの協力により、プロトカルチャーの遺産の解明が着々と進みつつあった。

12. Mission 12 キング・オブ・ウィンド
ウィンダミアは発掘したプロトカルチャーの古代戦艦「シグル=バレンス」を蘇らせた。その力は絶大で、新統合軍の宇宙艦隊を瞬く間に沈黙させてしまうほど。惑星ラグナもそのターゲットとなり、ケイオスは各支部から総力を結集させる。

13. Mission 13 激情 ダイビング
グラミア王みずから率いるウィンダミアの旗艦シグル=バレンスが、惑星ラグナに迫る。夢を追いかけ田舎を飛び出してきたフレイア、Δ小隊の副官を任されることになったミラージュ、そして飛ぶことに生きがいを感じ始めているハヤテ。第二の故郷ラグナを守る戦いのなかに彼らが掴みとるものとは--。

14. Mission 14 漂流 エンブレイシング
宇宙艦にトラブル発生。このままでは、電力も酸素もじきに供給が止まってしまう。エネルギー回路の爆発に巻き込まれて二人きりになってしまったハヤテとミラージュは、問題が起きたブロックの修理に向かうのだが--。

15. Mission 15 決別 レゾリューション
亡きグラミアの跡を継ぎ、ハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミアが新たな王となる。ウィンダミアの歴史において、古より伝わる「風の歌い手」が玉座に就くのは約150年ぶりの出来事。制風圏を確立し、ウィンダミアの空を取り戻した今、ハインツは一体何を想うのか--。

16. Mission 16 ためらい バースデイ
明後日はフレイア15歳のバースデイ。フレイアを元気付けようと、マキナのアイデアで、サプライズパーティを開くことに決まった。だが、ハヤテは誕生日プレゼントに何を選べばいいのか、まったくのノープラン。見かねたミラージュが買い物に付き合うのだが……。

17. Mission 17 拡散 オンステージ
「プロトカルチャーシステム」こそ、ウィンダミアの制風圏を崩す手がかり。ただ、その解析のためには、厳重な警備を潜り抜けて遺跡のある星に潜入し、ワルキューレの歌でシステムを起動させなければならない。果たしてケイオスの秘策とは……?

18. Mission 18 感覚 エマージェンス
プロトカルチャーシステム起動実験の防衛任務へと向かう空中騎士団。戦略上必要なこととはいえ、目的をはっきりと明かされない実験に、空中騎士団のカシムは不吉な予感をつのらせる。降り立った地で、彼が目にした人物とは--。

19. Mission 19 Eternal Songs
ケイオス本部から派遣されてきた医療チームが美雲を医療船に隔離し、アラドたちには打つ手がない。そんな彼らの前に、とある人物が姿をあらわす。明かされる「歌」の力、それはヴァール症候群だけではなく、遥か時代をさかのぼる--。

20. Mission 20 衝動 エクスペリメント
ハヤテの感覚拡張は、一歩間違えばヴァール化してしまう可能性と隣あわせの危険なもの。分析のため、フレイアの歌とハヤテの共鳴実験を行うことになった。一方、隔離されたままの美雲を心配するマキナとレイナは、なにやら二人で行動を起こそうとするのだが--。

21. Mission 21 切望 シークレット
アル・シャハルに風の歌が響き、市民のほとんどが昏睡状態に陥ったという。その頃、医療船に侵入したところを捕まってしまったカナメ、レイナ、マキナの三人は、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の軌跡を振り返る。結成からデビュー、そして彼女たちを待つ未来とは--。

22. Mission 22 極限 ブレイブ
ウィンダミアを囲む次元断層を抜けるため、エリシオンは一点突破の反攻作戦に打って出る。その舞台となるのは、かつてアラドやカナメたちがメッサーと出合った星アルヴヘイム。作戦を前に、ミラージュはひとつの決意をアラド隊長に進言する。

23. Mission 23 残痕 レクイエム
惑星アルヴヘイムからフォールドゲートを抜け、ついにウィンダミアの地に降り立ったΔ小隊とワルキューレたち。戦術ライブによる共鳴反応でプロトカルチャーシステムを破壊すべく、ウィンダミアの王都ダーウェントを目指す--。

24. Mission 24 絶命 ジャッジメント
空中騎士団に捕まり王都ダーウェントに連行されたハヤテ、フレイア、ミラージュ。三人の略式裁判がハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミア王の御前で開廷された。裁判のさなか、ハインツはフレイアに歌う理由を問う--。

25. Mission 25 星の歌い手
古より伝わるプロトカルチャーの巫女「星の歌い手」が目覚め、ウィンダミアによる全銀河支配の危機が目前に迫る。ウィンダミアがラグナに出現した星の神殿にたどり着けば、人類は「星の歌」によって巨大生体ネットワークに取り込まれてしまうという--。

26. Mission 26 永遠のワルキューレ
切り札の次元兵器を逆手に取られ、新統合軍第47特派艦隊は壊滅。人類の命運を賭けたウィンダミアとの決戦の行方は、Δ小隊とワルキューレたちに託された。オペレーション「ラグナロク」、命懸けのライブが今はじまる--。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

83.9 7 アイドルアニメランキング7位
【推しの子】(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (669)
1891人が棚に入れました
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。 ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。 彼女はある禁断の秘密を抱えており…。 そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。

声優・キャラクター
アイ:高橋李依
アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
ゴロー:伊東健人
さりな:高柳知葉
アクア(幼少期):内山夕実
有馬かな:潘めぐみ
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

【666】世界の中心でaiを叫んだ【獣】

●ハウルの動く城の主人公

点と線は繋がります。

薬物案件で逮捕された酒井法子&高相祐一ペアでありますが、彼らと親しかった
工藤静香&木村拓哉ペアはお薬パティーの仲間だったということらしいです。

{netabare}かつては業界で力を持ち権力を握っていたジャニーズ事務所は数々のスキャンダルを
華麗にもみ消してきました。

カリスマの変態的な社長様亡き後、鉄壁の牙城は崩れます。

かつてもみ消してきた数々のジャニタレのスキャンダルが時限爆弾のように炸裂するのでしょう。

アイドル業界や芸能界のお薬パーティー事案については既に週刊誌で指摘されているわけですが
例えば某vexの社長や経済界の重鎮も参加メンバーであると言われています。

広末涼子、酒井法子、工藤静香、ジャニーズ、秋葉系アイドルだけが
例外的特殊な事例だったのでしょうか?

芸能界の裏事情を暴露しまくる「立花孝志」曰く、芸能人とは汚らわしい存在なんだとか。

「立花孝志」にとっては千載一遇チャンスが到来したわけですので
NHKはもちろんその背後にいるマスメディアの元締めであるラスボスの
「デンツウ」をもぶっ壊すつもりで突貫攻撃仕掛けてくるでしょう。

「デンツウ」が傾けばアニメ業界や声優業界も無事ではないでしょうが、この際
ヤクザチンピラみたいな集団とは縁を切るのが健全であると言えるでしょう。

逆に言えばアイドルとか芸能人とかいう存在は健全とは真逆の人種であるのです。{/netabare}


●ジャニーズ問題がボディブローの如く徐々に効いてきて

国連が芸能界の闇に介入したことにより当然の如くその余波も
相応の結果をもたらすわけであります。

芸能界の起源とは、{netabare}そもそもヤクザチンピラの類が中心となって行われる見世物小屋
みたいな興行活動にありまして、更に悪いことには「デンツウ」というある種の
独占的巨大組織がこれに関わり、隠蔽体質の特殊な業界を作り上げたわけですので
当然の如く報道機関を含め自浄作用なんてものが働くわけがありません。

ジャニーズ問題はアイドル業界だけではなく、芸能界やマスメディア、{/netabare}そして
声優業界、アニメ業界にも波及する話であります。

国連が日本を訪問しこの問題に関する聞き取り調査を実施したわけですが、
枕営業が最も惨い状況にあるのは「声優業界」であるとも言われています。

広末涼子や加護亜依やグラビアアイドルKYが反社と関係しているという事例は
氷山の一角でありまして{netabare}、芸能界とはそもそも反社であり、経営陣の中枢や裏にいるのが
そういう連中でありますので一皮剝けばみんな真っ黒ということになるが当然のオチであります。

「アイドル」に夢を見る人もいるのかもしれませんが、反社を間接的であれ支援するのは
果たして倫理的に考えて許されるべきかという問題を突き付けられたならば、
現実逃避的な芸能界の妄想から立ち返り、リアルに向き合うべきでしょう。

政界・財界・芸能界は当然の如く繋がっています。

芸能界の起源が見世物小屋でも、マスメディアと結託しドル箱産業に変貌するなら
金のなる木を求めて飢えたハイエナたちが群がってくるわけであります。

そういう意味では芸能界に薬物を流していた「関東連合」は氷山の一角であり
「関東連合」という組織が壊滅しても、後から後からより凶悪な反社集団が
新規参入していくだけの話であります。

アイドルも芸能界も薬物売買も儲かるからやめられない止まらないわけであります。

小金を得た芸能人たちに悪い遊びを教えたのは、例えば「関東連合」なのでしょう。
アイドル含め多くの芸能人が嵌る悪い遊び、それはドラッグを用いた乱交パーティーでございます。

「この宴」の起源は【女神信仰】の儀式でありますから、まさに【アイドル】にうってつけの儀式
と言えるのが何とも皮肉な話ですが、そもそも【アイドル】とはそいうものでありまして
現実逃避で「アイドル」を美化している方がどうかしているとしか言いようがないのが
非常に残念な現実であります。{/netabare}


●アイドルの【灯火】

今期作品中で評判だけは異様に高かった本作でありますが{netabare}・・・
これまでの結果について言うなら、1話がピークの微妙なイマイチ物語でありました。

主人公によるミステリー要素ありきの復讐物語展開には期待が持てたのですが
ジャニーズ問題が発覚した後で未だ【アイドル】が人気者であるという思い込み
妄想ごり押しの思想傾向には違和感しか抱けません。

広末涼子の不倫問題の件が世を賑わせておりますが、広末涼子が
枕営業アイドルであったのは割と有名な話でございます。

夫のキャンドル氏の証言にしてもどこまで信憑性があるのか疑わしいところでありますが
広末涼子が精神的に病んでいるというのは、本当のような気がします。

メンタルが病んでるアイドルの代表格と言えば「レディーガガ」でありまして
病みの理由は「光明信者」の【イルミナティ】と契約したことにあると囁かれています。

レディーガガがまるでお笑い芸人みたいなヘンテコなファッションをするのも
【イルミナティ】の思想、つまり【サタニズム】に毒されているからでありまして
ハリウッドスターにはよくあることらしいですが、ガガも【MKウルトラ】の洗脳を
受けているという話であります。

レディーガガには、【サタニズム】関係のお友達がいまして「マリーナ・アブラモヴィッチ」
という芸術家なのですが、その思想表現やアート表現が常軌を逸しているような感じでありまして
極めて過激なパフォーマンスをする謎に満ちた人物だったりします。

レディーガガとマリーナ・アブラモヴィッチで画像検索かけますとグロ系のものが抽出されます…

レディーガガという「アイドル」とマリーナ・アブラモヴィッチという「芸術家」との関係性は
広末涼子とキャンドルジュンとの関係性と酷似しており、どうやらキャンドル氏には
宗教的なバックボーンがあるとの話であります。

「キャンドル」は【灯火】でありまして、【自由の女神】が右手に掲げる【光明】であります。

【灯火】も【星の光輪】も【イルミネーション】=【光明】であり
【光明】を神聖視し、「光の祝福を受ける(ことを願う)」ものを【イルミナティ】と言います。

【イルミナティ】のルーツは「古代宗教」にあり、「星などの天体」を神と崇め
神聖視するという古代宗教に由来するものであります。

古代宗教は【呪術】と深い関係がありまして、【呪術文化】と密接な繋がりがあるのが
「刺青」であり、「ピアス」や「ネックレス」などの装飾品であります。

キャンドル氏と言えば耳のピアスが印象的でありますが、全身には
タトゥーを入れているとのことであります。

灯火やピアスやタトゥーに特別な価値を置くという思想傾向は
古代宗教信者のものと完全に一致します。

レディーガガも体にタトゥーを入れていますが、ピアスやタトゥーの由来は
【シャーマニズム】にあるのでございます。

もしかしたら古代宗教とは大昔に廃れたものだと思われるかもしれませんが、ピアスやタトゥーなど
の影響を見る限りにおいては、廃れるどころか現在進行形で脈々と受け継がれているのであります。

【ネクロマンサー】という黒魔術師も【呪術使い】と同じような存在でありまして
【ネクロマンサー】が使う【ネクロマンシー】なる秘術は、幽体離脱させたかのようにして
人から魂を抜き取り、「マリオネット」のように人を操るのであります。

要するに【ネクロマンシー】とは「マインドコントロール」術であり、
CIAが秘密裏に研究していた【MKウルトラ】の洗脳と一致するわけであります。

【MKウルトラ】をそもそも研究していたのは「ナチスドイツ」でありまして
ナチスのシンボル「卐ハーケンクロイツ卐」=鉤十字の由来が古代宗教であるように
ナチスドイツの思想傾向は【オカルティズム】に毒されていたということであります。

「アイドル」とは古代宗教の【女神の偶像】であり、信者を動員して宗教的な儀式を
とり行うのであります。

アイドルイベント=儀式で「サイリウム」を振るのも宗教思想が背景にありまして
サイリウムが光るのは【光明】を表し、棒状であるのは【オベリスク】を表しているからであります。

「マスメディア」の発達により「アイドル信者」の大量確保が可能となったのは画期的なことで
あると言えますが、基本的に信者獲得に使われるのは【ネクロマンシー】という
マインドコントロール術でありまして、古代宗教の手法はいまだ健在であると言えるでしょう。

アイドルが好きで好きでどうしようもない人には言っても無駄なのでしょうが
アイドルという発祥自体が非常に胡散臭いものを好意的に受け止めたり、
好意的に描いたりするのなら、それは洗脳の類が背景にあると考えるべきであります。

嘘と虚飾にまみれたアイドル業界や芸能界も間もなく崩壊することになるでしょう。
【グレートリセット】によってもたらされる大混乱にいいことなど一つもないのでありますが
せめて、すべての過去の常識が大混乱の時に完全崩壊することにより、洗脳から抜け出せる人が
一人でも多くいることを願うばかりであります。

アニメとは所詮フィクションなのでアイドルが活躍する物語があっても別にいいじゃないか
と思う人もいるのかもしれませんが、本作も見事に古代宗教の思想まみれで
【六芒星】を瞳の中に描くとか【オカルト】表現が凄すぎて、ニュートラルでないのが
問題であると言わざるを得ません。

アニメとは出資者を満足させるために存在しますので、そうなるのは当然と言えば当然ですが
思想のごり押し傾向がここまで惨いといよいよ世も末ということなのかもしれません。

LGBT法案、マイナカード、コーロギパン、アイドルとごり押しが惨過ぎる世の中に
違和感を感じない人がいないなんてことはないと願いたく思います。 {/netabare}

●カリマ✡アナ

本作のタイトルは【推しの✡子】でありますが、【oshino✡ko】と
表示されたりするパターンもあるようであります。

【oshino✡ko】は【星の子】の【アナグラム】であると考えられまして
【星の子】と言えば「星野アイ」ということになります。

【星の子】が歌詞にあるEDソングのタイトルは【メフィスト】であります。

【メフィスト】は{netabare}【悪魔】でありまして【悪魔の角】を生やした「MEMちょ」と繋がるわけですが
【666】を【悪魔の数字】と解釈しますとOPで【666のOKサイン】をしてる
アリマカナにも繋がります。

【星の子】たちは「星野アイ」の瞳が象徴するように天体の「光輪」を神聖視しますが
それはつまり「光の祝福を受けるもの」を暗示しており、「光輪」を有難がる【星の子】たちは
【イルミナティ】ということになります。

アリマカナのように【666のハンドサイン】をするアイドルとして有名なのが
【レディーガガ】でありまして、一説によると熱狂的なLGBT推進論者でもあり
敢えて「レディー」という名前を付けることからしても性別に疑いが持たれていたりします。

「メフィスト」を歌う女王蜂はLGBTでありまして、レディーガガと思想性において
かなり被るところがあるようにも思えます。

レディーガガの性別について疑いがもたれる最大の理由は、彼女が【イルミナティ】で
あるからでありまして、【ルシファー信者】で有名なガガは同性愛推進論者であり
同性愛推進思想は=【サタニズム】ということになるのであります。

「アイドル」という曲の歌詞にもある通り「アイドル」とは嘘つきでありまして
それは「一番星」=【宵の明星】=【金星】が暗示する【堕天使ルシファー】が
嘘の名人であることに起因する話であります。

悪魔の角が生えた「MEMちょ」が年齢にサバを読んでいるのもアイドルの本性が
表されていると考えられるわけであります。

古い話になりますが昭和の3人組アイドルキャンディーズがブレイクした曲のタイトルが
「優しい悪魔」であったのも偶然ではなく、アイドルと言いますか芸能界の出来事は
すべてやらせということになるというオチであります。

レディーガガが突然売れ出しグラミー賞を獲得したのもすべてはイルミナティと契約したからであり
レコード大賞もジャニーズも全部予定調和の大嘘つき芝居にすぎないわけであります。{/netabare}

ということでアイドル「ガガ」の正体を示す動画でもご覧ください。
https://youtu.be/akVZARWNNjo


●【女神】降臨!

【8】話が「神回」となる法則を御存じでしょうか?

【8】という数字は【八芒星】を暗示します。
{netabare}【八芒星】は【イナンナスター】と呼ばれる【女神の星】であり
【金星】のことを示すのでございます。

「美しき星【金星】」のことを【明けの明星】とも言いまして
ラテン語では【ルシフェル】となります。

【光の天使ルシフェル】は【堕天使ルシファー】でありまして、
【堕天使】とは【悪魔】ということになります。

「【悪魔】のシンボル」といえば頭に生えた【角】であります。

【角】が生えてる「【デーモン族】の神」と言えば【鬼神】でありますが
【鬼神】と言えば【バアル】ということになります。

【金星の女神】と言えば【イナンナ・ヴィーナス・フライヤ・イシュタル】などがいますが
【アシュタルト】も同じような女神に相当します。

【アシュタルト】は【鬼神バアル】の妻でありますので、【悪魔族】ということになります。

【アイドル】とは【女神などの偶像】を意味しますので
【アイドル信者】は「【偶像崇拝】信者」ということなります。

【偶像崇拝の女神】は【悪魔族】でありますので
【偶像崇拝の女神信仰】は【サタニズム】ということになります。

ということで、【アイドル信者】とは【サタニズム】に憑りつかれた
【サタニスト】という結論になります

以上のような【サタニズム】というものを大前提に考えれば、【8】話で
頭に【角】が生えた「MEMちょ」が「B小町」に加入するのは必然ということになります。

アイドルユニット「B小町」の「B」とは【ビースト】の頭文字であると考えられまして
【ビースト】とは【獣】のことでありますので、【666】=【獣の刻印】を
暗示しているのであろうと解釈できるわけであります。

【666】は【✡】=【六芒星】が由来の数字とも言われておりまして
【六芒星】とは【土星】のことを示すのであります。

【鬼神バアル】は【太陽神】とも言われますが、これを【グノーシス主義的】に
解釈しますと「表の太陽」ではなく「裏の太陽」を示唆していることになり
【黒い太陽信仰】と【鬼神バアル】は繋がるという結論になります。

アクアの右目には【六芒星】が刻まれていますが、然るべきタイミングで
右目の【✡】の光輪が輝くわけであります。

問題は輝く色でありますが、それが【黒色】だったりします。

【✡】=【土星】は、太古の昔に太陽のように発光しており、
古代人はこの【✡】を神のように崇拝していたなどという伝承がありまして
これを「【黒い太陽】信仰」と呼んだりします。

【イエズス会】の紋章がまさに【黒い太陽】を示しており、これによって
【イエズス会】の宗教思想の本質も見事バレてしまうという話であります。

【バアル信仰】や【ルシファー信仰】を抑えておけば、大抵の物語は容易に解釈でき
従いまして今後「MEMちょ」にスポットが当たるのも事前に予想できるということであります。{/netabare}


●係るものをすべて不幸にする【偶像崇拝】

現在進行形で繰り広げられるジャニーズ案件はある意味サイコパスである立花孝志が関わる
ことにより、より壮絶な展開を迎えるため、中途半端なアイドルフィクション物語では
インパクトにおいてとても太刀打ちできない状態にあるように思えます。

{netabare}芸能界では性的搾取の類は当たり前のようにあり、従って自殺未遂などの騒動が
起こるのも必然ということになるわけであります。

芸能関係者にも人権というものがあり、人格を全否定するような発言は自重すべきという意見も
間違いではないのかもしれませんが、しかし芸能界とはそもそもがヤクザチンピラが起源の闇深い
世界でありますので、芸能関係者に対してネガティブな意見が向けられるのは因果応報であり、
業界関係者自身の身から出た錆ではないかとも言えるのではないでしょうか?

最も罪深いのは、金儲けのために都合の悪いことに対しては「報道しない自由」を貫く
マスコミであり、芸能界の歪みや闇にまったくもって自浄作用が機能しないのも
大手広告代理店が牛耳るマスコミの隠蔽体質がすべての元凶であるように思います。

そもそも芸能界やマスコミは虚構であります。

フィクションを見ていちいちそれを真に受ける視聴者もどうかとも思いますが、
そもそも論で言えば演出だとかいうまやかしの言葉で真実を明らかにしない業界に問題が
あるわけですから、業界関係者が叩かれることに対して一般視聴者を批判するのは
お門違いという結論になるでしょう。

大人の世界の事情をよく知らない未成年の場合は保護者の役割が非常に重くなるわけですが
まともな親ならば自分の子供が芸能界に関わることを反対するのはあまりに当たり前すぎる
話なので、未成年保護を名目に一般論として芸能界バッシングを自重するように呼び掛けるのは
見当はずれな意見であると言えるのではないでしょうか。

現実逃避脳全開でアイドルを無理やり美化するフィクションが存在してもいいのかもしれませんが
しかしながら、「星野アイ」というアイドルにしても、それに対する熱烈な思いを抱く
主人公の描写にしても、耐え難いくらいに気色悪いものがあり、どうやっても
病んでるものを感じずにはいられません。

中途半端なフィクションのレベルだからそのような印象を抱いてしまっている
のかもしれませんが、バッシングする視聴者が悪であり、アイドル側の立ち位置にあるのは
いわれなき誹謗中傷の被害者であると言わんばかりのあから様の構図には、
無理やり過ぎる強引さを感じずにはいられません。

【偶像崇拝】のオカルト宗教は狂っておりますし、完全に病んでいます。

芸能界特有の精神病理を人間一般の現象として意図的にすり替えようとしてる節があり
「推し」というアイドル狂信者の独特な心理状況に感情移入させ、共感をさせようとする
悪意をそれとなく本作に感じてしまいます。

アイドル信仰は宗教でありますので、フィクションというフィルタリング措置をしたところで
病みの本質は誤魔化すことはできません。

「MEMちょ」は「角」が生えた【アイドル】であり、【女神】であります。
今回は【堕天使の翼】も生えておりました。

そして【石神】が暗示する【イースター島】の【モアイ像】もばっちり描写され
「イースター」=【イシュタル】=【アシュタルト】が【鬼神バアル】の妻であるという
関係性も見事に示されたというわけであります。

恋愛リアリティーショーの茶番劇を難なくこなした天才女優が予定調和の如く覚醒し
瞳に【六芒星】の光輪が輝き出して、カーテンコールのフィナーレを迎えます。

自殺未遂も、この天才女優の演技であり、すべては演出であり、ネットの炎上騒動も
書き込みバイト要員の仕込みであったと言われても全く違和感が無いのが芸能界であります。

いい加減そろそろ気づきましょう。

「角」と「牙」が生えている「ユーチューバー」も天才女優も
すべて【アイドル】であり
ある意味アニメ自体も【アイドル】なのであります。

【アイドル】は人を騙すのであります。{/netabare}


●重要参考人現る

恋愛リアリティーショーというイベントには恐らく相応の {netabare}意味がある
ということになるはずであります。

容疑者ではないとしても、容疑者に繋がる重要な手掛かりを握る人物がいる
と考えるのが妥当であると言えるのではないでしょうか。

主人公以外の参加者5名をリストアップすべきかとも思いましたが、どう見ても怪しいのは
「MEMちょ」なるキャラであり、それ以外は今のところ引っ掛かる要素は皆無であります。

「スキップとローファー」では上級国民同士が、
「君は放課後インソムニア」では「星の眷属」同士が
同じ属性故に出会うべくして出会っておりましたように
本作でも同じ種族は宿命的な出会いを果たすものと考えられます。

「MEMちょ」には角が生えており、牙も生えているようであります。
そして主人公兄妹と髪の色が似ている金髪系であります。

「金色」は【黄金の魂】を持つ「勇者」であり、「王家の血統」を表す色であります。
わかりやすいキャラで言うと「隣の天使様」こと真昼がまさに金髪であり、
【金星の女神】と【光の天使】が由来のキャラでありますので、【金星】の「金」
の意味合いも暗示されているということになります。

「王家の血統」は「ハイランダー」であり【堕天使の血族】でありますので
アホ毛などの【角】が生えているということになります。

「MEMちょ」はカリスマユーチューバーでありますが、ユーチューブと言えば
グーグルでありまして、グーグルのロゴと言えば「三つ巴」のようなデザインであります。

「三つ巴」は「勾玉」のような「6」の数字が「3つ」組み合わされたような形をしていまして
グーグルのロゴもその応用編ということになります。

「6」が「3」つなので【666】の【獣の刻印】を暗示しており
カリスマユーチューバーには「この刻印」が刻まれるということになります。

「牙」と「角」は「B小町」の【ビースト】=【獣】の種族を暗示し
【666】の【獣の刻印】は【光の祝福】を受けた勝ち組のシンボルを意味します。

カリスマアイドルの星野アイは、主人公が転生する前の病院の屋上にて
【✡】により【光の祝福】を受けました。

これは紛れもなく【666】の暗示でありますので、「MEMちょ」と同じ種族ということになります。

と言うことで「MEMちょ」には物語上重要な役割が与えられているような予感がするわけであります。 {/netabare}

●鳥肌アイドルOPソング、そして「ゾロ目」

兎に角本作のOPソング&映像表現はかなり来ているものを感じます。

アイドルアンチの当方としましては鳥肌が立つような{netabare} 酷い違和感が全身を駆け巡るのであります。
奇妙なポーズに奇妙な表情の星野アイの画像をネットでよく目にしますが、
このヴィジュアルはどうやら原作1巻の表紙のようであります。

変形の「ダブルピースサイン」をしつつ舌を出していますが、あまりに妙な雰囲気のため
この姿を見ると毎回のように苦笑してしまいます。

通常の【ピースサイン】=【Vサイン】の逆バージョンでありますが、逆転の発想?
ということは「上なる如く、下も然り」というやつであります。

【Vサイン】については「ガンダム」のレビューで詳しく説明する予定ですが、ざっくり言うと
【Vサイン】=【コルナサイン】でありまして、立てた指で【角】を表現するものであります。

この【Vサイン】をメディアを通して世界中に広めたのは英国首相の「ウィンストン・チャーチル」
でありまして、一説によれば彼は【フリーメイソン】であるとも言われています。

日本でもみんな大好き!【ピースサイン】でありますが、これを流行らせたのは昭和時代の
コメディ俳優でありまして、カメラの前では猫も杓子も馬鹿丸出し状態でこのポーズをしていたのが
懐かしくもあり、若さ故の過ち感いっぱいで恥ずかしい心持になってしまいます。

ある意味「昭和時代の黒歴史」のポーズを何故にアイドルは今のこのご時世に
馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返すのかという違和感を抱いたわけですが、
色々調べてみたら、合点がいったという話であります。

そもそも【アイドル】とは【女神信仰】という宗教から来ているものでありますから
宗教的儀式や宗教思想的洗脳は当たり前のように行うだろうということであります。

例えば「女神カーリー」は「舌」を出しています。
「舌」は「下」でありまして、生殖器と対応しているということであります。
考えようによっては「下」にある「舌」が生殖器であり
上にあるのが「舌」であるということになりまして、この関係性から
「上なる如く、下も然り」と発想にも繋がるわけであります。

欲求不満な「女神カーリー」は「舌」を出して性的アピールを旦那に対して行っているのでありまして
故に「女神カーリー」はフェミニズム的なフリーセックスを表現するシンボルとして
掲げられることがあるという話でございます。

【アイドル】が「舌」を出すのもこれと全く同じ理由で、単に可愛さを表現するものではなく
性的アピールを行うことにより信者を魅了するという意図があるということになります。

星野アイの頭には奇妙なマスコットが括りつけられていますが、これは
「B小町」の【ビースト】=【獣】を表してもおり、また【Vサイン】を
示しているとも解釈することもできます。

つまり星野アイの奇妙な「ダブルピースサイン」と同じく頭の位置にあるということは
それは【角】だろうということになります。

星野兄妹には「アホ毛」が生えており、星野母の頭にには【Vサイン】のマスコットが
括りつけられているということで、星野一家には皆【角】が生えているということであります。

ということは、父親にも【角】が生えている可能性がありますので、この裏設定を駆使するなら
伏線表現を待たずして先回りして父親を特定できるということになります。

「アホ毛」などのシンボルは「特定の種族」を描き分けるために頻繁に使用されますので
例えば一般庶民が知らないような知恵を持つ上級国民などは、別次元の存在なので
特別感を際立たせる表現が必要となるいう理屈でございます。

「星の種族」は【占星術】に長けていましたが、【占星術】あるいは「天文学」と【数秘術】は
ワンセットだったりします。

「星の種族」は「星」に異常なまでに執着心を持ちますが、「数字の神秘」にも
ただならぬ思いを抱くのであります。

数字の神秘に魅せられたカルト宗教団体の代表例とも言うべきものが「ピタゴラス教団」でありまして
【オルフェウスの秘儀】という謎の儀式を行っていたことも重要な意味合いがありますが、
要するに我々一般人とは根本的に思考回路が別次元の種族がいて、例えば「数字」に異様な執着心
を抱くということでありますので、作品内でも数字を使った謎表現アピールが繰り返される
ということになるのであります。

【666】という「ゾロ目」同様に「555」の「ゾロ目」も美しいという発想がございまして
星野アイの携帯ロック解除の数字もそれに因んだものとなっています。

実際のナンバーは「45510」ですが、簡単な【数秘術】を用いてこれを計算するわけですが
「ゾロ目」を作りたいという彼らの情熱を汲むならば、「4」と「1」をたし算して「5」
にしますと「5550」となりますが、「0」は無いのと同じなので「555」という結果になります。

では、その「555」にはどのような意味があるのでしょうか?
答えは既に出ています。

【推しの子】のタイトルにも、「星の種族」の瞳の中にもある【✡】
【六芒星】でありますので、【6】になるということであります。

つまり5+5+5=15
「15」を更にたし算すると1+5=6
これがただの偶然というのならば、わざわざ「45510」を強調したような
映像表現はしませんよということになるかと思います。

ただの「数字」でもただの「アクセサリー」でも敢えて映像表現されるということは意味があるに
決まっておりまして、例え「100分の1の偶然」のように見えても同じ「偶然を100回繰り返す」
ならばそれは「100分の100」必然になると考えられるわけであります。

ということで原作1巻の表紙の星野アイが胸元に身に着けているアクセサリーは
見事なまでに【☆】3つであります。

【☆】は【五芒星】でありまして、数字だと「5」ということになります。
【☆】×3=「5+5+5」
「45510」=「5+5+5」=「15」→「6」

「45510」の数字で携帯のロックは解除され、待ち受け画像と時刻が映し出されます。

時刻は[3:15]分でありますが、これをたし算すると
3+15=18となりますが、【18】=【6+6+6】となりまして
「555」からの【666】へ至るまでの数字操作が「美しい」ということになるわけであります。

星野アイは胸元にもう一つのアクセサリーを付けておりまして、
これが「ハート」の形をしております。

「ハート」には「羽」が生えております。
何の「羽」でしょうか?

「羽」が出てきたら十中八九「【天使】の羽」と解釈して間違いありませんが
それを裏付ける根拠を示すなら【☆】のアクセサリーがそれに該当するということになるでしょう。

【☆】=【五芒星】は【金星】表します。

【金星】が周期運動により【13】回公転する間に、地球は【8】回公転し
その周期運動の際に【金星】と「地球」が5回接するわけですが、2つの惑星が
会合する外周の【5】つの接点と中心点を結んで描かれる図形が【☆】でありまして
【金星】の周期運動に見られる「数字」の比率が美しいということで
【☆】を「ビュティフォスター」と絶賛するというわけであります。

美しい星=【金星】は「美しい女神」の星であり、「美しい天使」の星でもあります。
故に【明けの明星】のことをラテン語では【ルシフェル】と呼びます。

「美しい女神」と「美しい天使」が「=」で結ばれるなら、【女神】=【堕天使ルシファー】
ということで両者は同じ種族という結論になります。

【天使】が【堕天】した理由は人間の女に欲情しその衝動を抑えきれなかったからでありまして
【堕落の天使】は【エロス】の性質を持っていることになります。

【女神カーリー】は「舌」を出し性的欲情を積極アピールしているわけですから
こちらも同じように【エロス】の性質を持っていることになります。

実を言えば【女神ヴィーナス】も【女神フレイヤ】も性的奔放さが目に余るビッチでございまして
早い話が【女神=エロ】というのがデフォであったりします。

【アイドル】が【女神信仰】を由来としていることからも、【エロス】の性質を持つのは必然と
いうことなりますが、星野アイの場合「天使の羽」の生えた「ハート」のアクセサリーを胸元に
付けておりまして、つまりこれは「天使のハート」を所有しているという暗示でありますから
「エロアイドル」ということになり、故に子宝に恵まれ双子を産むに至ったというようにして
各種のシンボルは次の展開を示す伏線になり得ると考えられるわけでございます。

そもそも「その起源」からして【アイドル】とはエロ塗れの存在でありますから
某ジャニーズのアイドルも某社長と「等価交換の取引」をするようにして当たり前のように
身を捧げ、芸能界をのし上がった事例も少なくないというようにも考えられ、そもそも【アイドル】とは狂気じみた信念でもない限り持続不可能な商売であるような気がします。

イカレタ芸能界で悲劇的な目に遭わされ、ショックの余りに自殺する気の弱いアイドルも
少なからずいる現実を見るならば、【アイドル】というカルト宗教じみたものに関わるビジネスが
本当に世のため人のためにあるのか大いに疑わしく思えるのが個人的な見解であります。{/netabare}

●星野一家の「目」が怖い

【推しの子】というタイトルの意図するところは
{netabare}【星の子】にかけているのではないかと考えられまして
故に【推しの子】の「の」の中に【✡】があるということになるのかと思われます。

「星の種族」と言えばギリシア人であり、【フェニキア人】でありますが、ある特定の種族を
アニメ作品内で表現する時には、描き分けの手法が使われるのが常であります。

例えば「鬼舞い」兄妹の場合は兄には「アホ毛」、妹には【プロビデンスの目】で
特徴づけを行っておりました。

本作の場合は兄妹ともに【プロビデンスの目】と「アホ毛」持ちであります。
更に言うと星野兄妹はともに「金髪」キャラであります。

「金髪」キャラを挙げればそれこそきりがないですが、中でも特にわかりやすい代表例を示すなら
「隣の天使様」の「真昼」と「チェンソーマン」の「デンジ」ということになるでしょう。

米津玄師制作による「チェンソーマンの主題歌」には「ビュティフォ☆スター」という
フレーズが使われておりますが、その「美しい星」が何であるかのと言えば【金星】
ということになりまして、【金星】と言えば【光の天使】=【ルシフェル】
ということになるわけであります。

【ルシフェル】は【堕落の天使】=【ルシファー】であり、
【堕天使】は【悪魔族】であるわけです。

【悪魔】は【デーモン】であり、【デーモン】は【鬼】であります。
故に【鬼】=【堕天使】の関係性が成り立つということであります。

「アホ毛」とは「ゲゲゲの鬼太郎」がプロトタイプのヘアスタイルでありまして
【鬼の角】を表しております。

と言うことで「星の子」は「【鬼】の子」であるということになります。

本作OPの映像表現が、実に【アイドル】関連作品だけに何とも形容し難いものがありまして
まさに【アイドル信仰】のルーツが【女神信仰】であるからこそそうであるような
ある種の狂信性が(特定の種族しかその意味するところを知らない)「シンボル」の羅列と共に
示される独特の表現には眩暈にも似た感覚を覚えます。

【アイドル】コンサートでは必需品とも言える「サイリウム」もOP映像で表現されているような
【女神信仰】を前提に考えてみたら、【オベリスク】が元ネタであることが見えてくるのであります。

【オベリスク】とはステージにいる【スター】を指し示すものであります。

「星の種族」=【フェニキア人】は【占星術】に長けており、星の動きを完全把握し
祝祭日の当日に星が位置する地点を割り出せているので、その正確な位置に
【オベリスク】を建設できるということであります。

【フリーメイソン】のルーツたる【古代メイソン】の創始者とも言われる伝説の男の名前は
【ヒラム・アビフ】、「ユダヤ人」と【フェニキア人】の混血であります。

【ヒラム・アビフ】は【ソロモン神殿】そして「【ボアズ】と【ヤキン】の柱」を建設した
カリスマ【石工職人】であります。

ユダヤ人史上最強の王と称えられるソロモン王に因んだ【ソロモンの星】とは
【五芒星】であり、
【六芒星】であるとも言われています。

つまり【✡】とは【ソロモンの星】を意味しており、瞳の中に描かれた
「星の子」たる【推しの子】のルーツが何なのか見えてくるという話であります。

【プロビデンスの目】は【フリーメイソン】のシンボルでありますが、
【フリーメイソン】とは【石工職人】の商業ギルドであります。

【メイソン】の祖とも呼ばれる伝説の【石工職人】=【マスターメイソン】は
【ヒラム・アビフ】で、【フェニキア人】の血統であります。

【フェニキア人】は【占星術】に長けた「星の種族」であり
【オベリスク】の建設に欠かせない知識を持っています。

【アイドル】は「スター」であり、【偶像】は【女神信仰】を由来としています。
【フェニキア人】は「星」を神として拝み、【偶像】を拝んだのであります。

【アイドル】のルーツとは【女神信仰】の【偶像礼拝】にあるわけですが
【女神信仰】は【天体信仰】の側面もあるために、スター誕生の物語には
「星の種族」が関連付けられるというわけであります。

物語の重要な本質、あるいは裏設定に関する秘密に最も近い位置にいるのが
【フェニキア人】であり、【フェニキア人の信仰】でありまして、
つまりそれを深堀すると「機動戦士ガンダム」のソロモン要塞での謎の映像表現や
「水星の魔女」の解釈も全部解決するというわけであります。

【星の子】=【推しの子】=【鬼の子】という関係性が成り立つ理由も【フェニキア人】の思想が
根拠でありますが、その種族を数字で表すと【666】になることを示すには、
更なる長文を積み重ねる必要があり、むしろ読む方が大変になるのが厄介なところであります。

少なくとも本作のOP映像から見えてくることは【アイドル信仰】=【女神信仰】の美化であります
から【アイドル】業界の闇のすべてを暴露する路線の作品ではないと言うことになるように思います。{/netabare}




「岡本カウアンさん 元社長からの性的被害を告発」

ジャニーズ案件が本格的に動き出したタイミングでのアイドル絡みの作品は
少々タイミングが悪かったように思います。

「事実は創作より奇なり」の通り、フィクションのアイドルではぬる過ぎて
極めて過酷な現実と比べたら説得力が今一つ足りないような気がします。



裏設定、つまり「数秘術」を用いた分析により伏線を見極め先の展開を予想する解釈系
レビューアーの当方としましては、いきなりの{netabare}1時間半枠の放送には、ただただ動揺するのみ
の生殺し状態でございます。伏線の箇所を見抜いても1時間半内に全部回収してしまっては
先の展開が見えても解釈して予想した成果が台無しになってしまいます。

「星野アイ」の瞳に【✡】があるのは明らかに不自然であると多くの人が気付くはずでしょう。

もしも何も気にならない人がいるとしたら?GHQなどが施した洗脳教育の成果というやつで
「あにこれ」同様に日本という国も既に末期状態ということなのかもしれません。

本作のタイトルは「推しの子」ですが注目すべきところは「の」左部分の楕円の中に【✡】が
仕込まれておりまして、「の」を「👁」に見立てて「魔眼」を表現しているわけであります。

この「魔眼」とは毎度お馴染みの【プロビデンスの目】でありまして、みんな大好き!
【フリーメイソン】のシンボルでございます。

【✡】は【六芒星】でありまして【土星】を表します。
【プロビデンスの目】は【ホルスの左目】とも言われますが、
【土星】の南極にある台風の「目」がそのルーツであると考えられます。

【✡】は「6」つの頂点、「6」つの三角形、内側に「6角形」を有しているため、
場合によってはこれを【666】という形で表したりします。

【666】は「悪魔の数字」とも言われていますが、正式名称は【獣の刻印】と言います。
【666】は人間を表し、「特定の所属」を示す刻印でございます。

【アイドル】とは何であるか?という本質的な問題については【ベル】という名の人間不信な
【アイドル】の件も含めて後回しにすることにしますが、このアイドルの両目の瞳には
【六芒星】の光輪が輝いておりまして、両目なので「6」×2=12となります。

身籠った【アイドル】は地方の病院にやって参りますが、何故その舞台が必要だったのかと
言うとそれは「星空」が見える環境でないと駄目だったという話であります。

地方病院の屋上で両目に【✡】+【✡】を持つアイドル頭上に【✡】が輝く描写
それは「スター誕生」の伏線でもありますが、【666】の暗示でもあるわけです。

【アイドル】のまさに頭上に【✡】が輝く描写ですが、この【アイドル】が「アホ毛」
や「チョンマゲ」だったらなおわかりやすいのですが、要するにこの構図は、
【オベリスク】と【✡】の関係性を表しているのであります。

名前が「星野」というくらいですから「星の種族」ということになりまして、だからこそ
【666】の【獣の刻印】が記されているという理屈になるわけであります。

【オベリスク】とは【✡】などの「天体」を指し示すシンボルであり、「星の種族」の
必須アイテムであると覚えておいてください。他作品の解釈にも当然使えます。

「人間不信の冒険者」に登場するアイドルの名は【ベル】でありますが、
【ベル】は【獣】と一対の関係性があり、「美女と野獣」や「SPY家族」の
フォージャー家の食卓にある「牛」と「ベル」においてもその関係性が見て取れます。

ところで【アイドル】とは何でしょうか?
本作内でも正解が示されていますが【アイドル】とは【偶像】のことであります。

芸能界やアイドル業界が嘘まみれなことは「ジャニーズ」の例を見れば一目瞭然で
今更ながら言うまでもないですが、【アイドル】という【偶像】のルーツは
【女神信仰】にあることが最も重要なことであります。

【女神の偶像】を拝み、「※願い」を叶えてもらうという形での
【偶像礼拝】の「ご利益信仰」こそが【女神信仰】の本質でありまして
この【女神信仰】が世界中で大流行いたします。

神社に行って賽銭箱に銭入れて「※願い事」をするというのも、【聖母マリア信仰】も
全部が【偶像礼拝】の【女神信仰】でありまして、【アイドル信者】が【アイドル】
にお布施するのも全部同じ属性のものになるわけであります。
娘のルビーは母親は処女受胎したとの説を唱えますが、もちろんこれは【聖母マリア】を
暗示しているということになります。

【女神】には「※願い」を【アイドル】には「夢」を叶えてもらう宗教でございます。

【星野アイ】は【ウインク】を頻繁にしますが、【ウインク】というのは
ある種の【ハンドサイン】と似たような機能があり、早い話が【プロビデンスの目】を
暗示する表現であるわけであります。

双子が生まれそれぞれの片目に【✡】の印が刻印されますが、母親が【ウインク】
すると【六芒星】×3で親子で【666】を示すということであります。

また星野アイには八重歯のような?牙ような?ものが生えていますが
これは【獣】の種族であると表しており、「ウサギ」みたいな小道具を髪に着けていたり
するのも【獣】を暗示しているものではないかと考えられます。

「隣の天使様」のヒロイン真昼は高校生にも拘らず「熊のぬいぐるみ」が好きだったり
しますが、【光の天使様】と言えば【666】の刻印の主でありますので、【獣】との
相性が非常にいいということで、「熊のぬいぐるみ」をシンボルとして掲げたという
ことになるのでしょう。

双子が母親の特別ライブを見に行った施設には【BEAST】と記されていましたが
もちろん【獣】を意味しており、恐らくは「B小町」というグループ名も【BEAST】の
頭文字の「B」から来ているものではないかと推測できます。

母親同様に他メンバーも動物的なシンボルを髪につけているのも【獣】の種族を暗示
していると読むことできるように思います。

「さりな」の病室における回想シーンではやはり「数字」に注目すべきでありましょう。
舞台は「301」号室でありまして、最初は3+1=4で「4」だから死亡フラグなのかとも
思いましたが、生まれ変わりの「※願い」を表明した「伏線」の仕込みがあるという
ことは、つまり「※願い事」に対応する数字【8】【5】【13】の法則が機能すると
予想が立つわけであります。

現に回想シーンに入る直前の病院の屋上から見える風景にはカラスが4羽飛んで
いましたが、鳥が出てきたら「羽の枚数」を数えればいいのでありますから
4×2=8、で【8】の数字が導かれるのであります。

なので「301」は、たし算して「4」ではなく、順番をひっくり返して「013」
【13】の数字が導かれるということであります。

ということは最後は【5】ですが、さりなの所有する携帯画面に表示された時刻が
[18:50]分でありまして、これをたし算すると答えが出るというカラクリであります。
1+8+5+0=14→「14」の数字を更にたし算すると【5】になります。

【8】【5】【13】は【金星】を暗示する数字ですので、【女神信仰】の効力が
発動して「推しの子」になりたいという「※願い」が「叶う」わけであります。

ウサギのような【獣】のシンボルは【ピースサイン】のようにも見えますが
主人公先生の葬儀写真もピースサインでありました。

このような【ハンドサイン】にも数字同様に特別な意味が込められるのが常で
ありまして、意図するところは「双子」が生まれるという暗示であったのでしょう。

数字は伏線を構成しますので、生まれ変わりの展開は想定の範囲内でした。

【プロビデンスの目】の恩恵を受けたアイドル本人も言ってましたが
【等価交換の原則】により【代償を請求】されるのは必然でありますので、
ストーカーに殺される展開にも特に意外性を感じるところはありませんでした。

伏線回収はばっちり決まっていましたが、異世界転生みたいなワンパターンには
今一つ興味を惹かれないと言いますか、虚飾にまみれた芸能界の描写もぬる過ぎて
中途半端な印象を受けただけでした。

1話を見た個人的感想は数字が機能してるのを確認できて良かったくらいかもしれません。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

セクシーあかねさん

2023年のアニメシ-ンを席巻した、
なんて言っても過言ではないのが本作『推しの子』であります。
(ちなみに、いつものごとく原作未読)

ぼやぼやしていると二期が始まっちゃいますので、
おさらいの意味も込めて、廉価ワイン飲み飲みまったり再視聴。
う~~~ん……やっぱいいですね。

おそらく二期も今年のトップランクに入ってくるでしょうし、
ぎっちりしっかり中身が詰まっておりますので、
いろんな方に、ぜひ、見ていただきたいモンダイ作でありまする。


作品の内容は、
原作者の赤坂アカ先生ご自身がおっしゃっているように、
サスペンス仕立ての『現代版ガラスの仮面』。
{netabare}
アイドル歌手アイの双子として転生したアクア(男)とルビー(女)。
出産時アイは16歳で、父親はわかりません。
隠れ出産後もアイドル活動を続け、徐々に、そして大きくブレイク。
親子三人で幸せな幼少期を過ごしていたのですが、
アイが20歳になる直前、狂信的ファンによって刺殺されてしまいます。

兄のアクアは、
そのファンにアイの情報を漏らした犯人は自分たちの父親だと推理します。
そして、その父親は業界人以外考えられないことから、
父親を突き止めるため、
映像制作を経由して役者の道に進みます。

妹のルビーはあまりムズカしいことは考えず、
もともと前世で母親のアイ推しだったドルオタでもあり、
アイと同じくアイドルの道へ進みます。

様々な芸能活動を通じ、
少しずつ、確実に名前が売れ始めていく二人。
はたしてアクアは、アイの死の真相にたどり着くことができるのでしょうか、
みたいなお話ですね。

  タイトル的にはアイドルものっぽいですし、
  実際、その要素もある程度大きめに含まれているのですが、
  そいでもやっぱり『ガラスの仮面』なんですよね。

  純粋に『お芝居』の品質を追求するだけではなく、
  そこに『ビジネス』という要素を加えて展開していくことによって、
  現代エンタメの抱える光と影が、
  よくできたレリーフのようにくっきりはっきり浮かび上がっており、
  総体としてリアリティのある作品世界を構築しています。

  厳密に言うなら
    ルビーパート→アイドルもの
    アクアパート→役者もの
  というハイブリッド形式になってるのかしらん。
  ただ、アクアサイドの乗り入れが激しいので線引きがムズカシイかもです。
{/netabare}

芸能・演劇界のウラ話的な内容が多数あり、
あの『テラハ事件』に類似したプロットがあったことなんかから、
芸能界の闇を暴く問題作、
みたいな見方をするヒトもおられるそうですが、
そこのところは赤坂先生ご自身がインタビューで否定されています。

関連するご発言をざっくり抜粋すると、こんな感じ。

 >そこ(芸能界の闇)をメインにしてしまったら、
 >作品としては終わりじゃないかなとも思うんです。
 >ジャーナリズムをやりたい作品ではないので。

 >むしろ、みんながいい作品を作るために必死に頑張っているんだけど、
 >いろいろなしがらみや慣習に縛られることで、
 >結果的に幸せな形にならないことが多々あるんだよ、という実情を描きたいんです。

 >作り手と受け手側のディスコミュニケーションを
 >少しでも埋められる漫画になったらいいな、
 >と思いながら描いているところはありますね。
       (『ライブドアニュース特集』より引用)

ココロある製作・制作関係者はパチパチパチ、
ココロない製作・制作関係者は「ちっ」と舌打ちしそうなご発言ですよね。
とにもかくにもモノづくりで食っていくというのは、
アタマみっつぐらい抜きん出た実力がないと、
いろいろとタイヘンなのでありますよ。



お話は、1ク-ルの中で大きく四部構成になっており、サクサク進みます。
 拡大一話  プロローグ。転生~アイの死まで。
 二話~四話 マンガ原作ドラマ編
 五話~八話 恋愛リアリティショー編
 九話~11話 B小町デビュー編


拡大一話。初見のとき、恥ずかしながら号泣。
で、再視聴して、もっかい号泣。
泣くわ、こんなもん。
{netabare}
名前の「アイ」が皮肉に思えるほど『愛』を知らないヒロイン。
そのアイが自分の子どもを持つことで
はじめて『愛』というものの本質に(無自覚のうちに)気づきます。

  惜しみなく与えること。
  代償を求めず、ただ、与えること。
  慈しみ、見守り、心を込めて与えること。

死の間際に子どもたちに「愛してる」と伝えられたことで、
自分がそれをとっくに知っていたことに気づき、
アイは、虚飾にまみれた人生の終わりを本物の『愛』に包まれて迎えます。

  自分が本当に愛する誰かに思いを伝え、
  その誰かからも愛され、見守られて最期のときを迎える。
  それは、おそらく不遇な生い立ちを持つであろうアイにとっては、
    『幸福な死』と呼べるもの、
  いや、むしろそう呼んであげなければ、
  彼女の人生の全てがムダになってしまう死であったと思います。

ただしそれは、あまりにも哀しいハッピーエンドであり、
後に残された者が誰一人として、
それを『幸福な死』と定義づけられない理不尽な最後でした。
{/netabare}
このパ-トで描かれたアイの強烈なキャラクターと生涯、
虚飾にまみれた芸能界でひょうひょうと、
そしてしたたかにのし上がり、
手にした最上の幸福とふりかかった最悪の悲劇が、
ここから始まるアクアとルビーの物語の通奏低音として引き継がれていきます。

  いやもうこれ、
  拡大一話に『すべき』というより、
  拡大一話に『しない理由がない』ぐらいの完璧なスタートではあるまいかと。


そして、二話~四話のマンガ原作ドラマ編。

男子アイドルを売り出すための『宣材』として、
演技力『度外視』で製作されるネットドラマのキャストとして、
アクアが有馬かなと一緒に出演するおハナシです。

内容的には、
アイタタの現場でアクアが『きちんと積み上げてきた』お芝居を見せ、
触発された有馬かなが本来の実力を発揮する、という流れです。

おハナシとしてはかなりド直球な内容なんですが、構成と演出が実によき。
 ・アイタタ作品の制作ゲンバの空気感
 ・ふだん視聴者が気にしない、プロ役者が『あたりまえ』に配慮していること
 ・優良な原作者のホンネ的がっかり感
みたいなことがしっかり描かれていて、ぐいぐい惹き込まれていきます。

本作で描かれたネットドラマだけでなく、
こういう低品質な作品が邦画やゴ-ルデン帯のドラマでも多いのは周知の事実。
そのわりにこういう切り口って確かにいままでなかったよなあ、と、
赤坂先生の着眼点に感心させられることしきり。
とにもかくにも斬新感がすごいっス。

あと、なぜか役者(声優)さんって、こういう
  ヘタな芝居の演技
が大好きなんですよね。ほんと、なんでなんだろ。
あの『氷菓』の学祭映画編でも、
大物役者さんたちが嬉々としてダイコン芝居をやっておられましたね。特に小清水さん。

  ちなみに、テレビアニメの場合のアイタタ作品つて、
  確かにキャスティングミスも多いんですが、
  それよりもむしろ、
  出版社が『原作を売るための宣材』として、
  ハシにもボーにもかかんない作品をアニメ化する方がモンダイかと。

  そこ、制作関係者や役者さんはみんなわかっちゃいるんですが、
    現場はそれをオモテで口にしちゃイケナイ
  みたいな不文律がありまして、たぶん、それはこれからも直りません。

  業界の本質にかかわってくる重要な議論が、
  飲み屋でのグチでかき消えちゃう、
  そういうのが、この業界の実態であったりするんですよね。

なお、この『マンガ原作ドラマ』という言葉を聞くと、
『セクシー田中さん』ドラマ化による芦原妃名子先生の訃報を
思い出す方も多いと思います。

これについては拙的に強く思うところがあるのですが、
本作に関係ないので
最後にネタバレでまとめて書いておきますね。


そして、五話~八話が『恋愛リアリティショー編』。

巷では『テラハ』事件と関連付けて『不謹慎』なんて批判もありましたが、
この原作のプロットが書かれたのは、事件の二年前なんですよね。
いちいち『過ぎた正義』を振りかざしたい方は、
文句を言うまえに、
最低限、調べるべきことを調べた方がいいんじゃないかしら。

で、ちょっと脱線して『リアリティショー』のハナシ。
けっこうサツバツとした話ですから、
ネタバレで隠しておきますね。
{netabare}
  『テラハ』放送以前からこうした『リアリティショー』では、
  米・仏・韓・英・スウェーデンなどで
  自殺者・自殺未遂者が多発して社会問題になっていたんですよね。
  とくにアメリカでは、
  2004年から16年にかけ、少なくとも21人の出演者が自殺しています。

  そして『テラハ』の放送は2020年。
  すでにそういう問題が発生していることは充分に知られていました。

  それなのに制作側は、
  出演者に対してまともなサポ-ト体制を作らず、
  むしろ炎上する方向へと無責任にハナシを誘導していったのです。

  あれはもう『不幸な事件』なんかじゃありません。
  過去の事実から容易に想像できることに何も手を打たなかった、
  愚かなメディアによる『業務上過失致死』だったと僕は考えています。

  言葉は人を殺せます。

  実際、自殺を選んだ中高生の多くが『言葉によって』殺されています。
  生物学的な『死』にいたらなくても、
  言葉という凶器によって『心を殺された方』というのは、
  それこそ無数におられるのではないかと愚考します。

  SNSというのは本質的に『銃社会』みたいなものです。
  ヒトを殺せる凶器が、日々、ろくな制限もないまま飛び交っています。
  誰もがその凶器を冗談半分で使えるぶん、銃社会より怖いかも知れません。

  そこに対し、視聴率や再生数欲しさに『エモノ』を投げ込んでいく。

  そういう方が一定数いて、しかも増加傾向にありますから、
  こういう事件は(形を変えて)
  今後とも繰り返されてしまうんじゃないかと僕は強く危惧しています。
   {/netabare}

本作で描かれた『リアリティショー』もけっこうエグかったんですが、
そこは最後、黒川あかね役の石見舞菜香さんが、
ものの見事にぜんぶもってっちゃいました。よきです。

アイの性格を緻密に分析し、
アクアの前でアイになりきって顔を上げるシ-ンはガチの鳥肌もの。
目のホシってコピーできるのかしら、
そういうしょうもないツッコミがまるで意味をなさないほど、
演出もお芝居も完璧、スヴァラでした。

あと、アイ化したあかねにアクアが簡単に転がされるところが、
ちょろくてかわいかったですよね。


そして 九話~十一話がB小町デビュー編であります。

拙はアイドルというものにほとんどキョーミないですし、
劇中で歌われるB小町の楽曲もなんかちょっとアレな感じなんですが、
そういう拙でもついつい惹き込まれるデキになっています。

  惹き込まれる、と言っても
    アイドルっていいなあ、楽しいなあ、憧れちゃうなあ、
  というミ-ハ-(←死語)な感じではありませぬ。

  B小町メンバー三人それぞれの、
  生きざまなり人間性なりがしっかり鋭く、しかもコミカルに描かれていて
   『お仕事アニメ』そして『青春群像劇』
  としてリッパに成立しているところに惹かれるんですよね。

  プロット自体は、
  有馬かなの職業的葛藤とアクアへの恋愛感情がメインとなっております。

  プロットだけだと、ほんとそれだけ。たいしたことないんですが、
  ドまっすぐなルビーと有馬の対称性や、
  めむちょ(←正式表記は『MEMちょ』)の狂言回し的な役づけ、
  そしてふわふわしてない業界の裏側描写が、
  そのプロットを『青春群像劇』に押し上げているんですよね。

  それでもこの展開が12話つづくと『しんどい』と思うのですが、
  三話ですばっと切って次に進んでいるのが実によき。
  しかもライブシ-ンは早々に切り上げ、
  二期へとつながる『つかみ』をきっちりぶち込んでおりまして、
  まさに完璧な締めだったのではと愚考する次第であります。



拙の全体的な作品評価は、堂々のSランク。
これまで拙が好き勝手に評価してきたアニメのなかで、
レビュー点が歴代三位にランクインしております。

  きらら的なアレだとかラッキーハ-レム系のナニ、
  俺TSUEE! な異世界転生系のアレ、
  登場キャラがみんな花背負ったゲイに見える少女マンガ調のナニ、

  そういうのを『期待しておられない』方には、
  まんべんなくお勧めできる良作ではあるまいかと愚考いたします。


物語はほぼ完璧な仕上がりでありまして、
ムリして突っ込もうと思えばツッコめなくもないですが、
それはあんまり意味がないかなあ、と。
赤坂先生がちゃんと『取材し理解した』うえでのデフォルメだと思いますし、
いちゃもんと膏薬はどこにでもくっつくものでもありますし。

  たとえば、有馬かながアクアにくっついて監督の家へ行ったとき、
  監督のおかあちゃんにご飯のお替りすすめられて
   「あ、大丈夫です。糖質抜いてるんで」
  という言い方でにっこりと断るシ-ンがありますよね。

  この「糖質抜いてるんで」というコトバが誰にでも、
  カントクのおかあちゃんみたいな方にも通じると思ってるところが、
  よくも悪くもいかにもギョ-カイ人。
  こういうセリフって、
  ちゃんとアンテナ立てて取材していないと書けないと思うんですわたし。

  ですから、赤坂先生は『ちゃんとわかった』うえで、
  マンガやアニメに適合するよう、エンタメに話を振ってるんだなあと。
  あとは味付けの『好み』のモンダイですから、
  好き嫌いを言うことはできても、
  良し悪しや正誤で語るのはちょっとチガウような気がいたします。


登場するキャラは、『テンプレ感』が全然ありません。
一人ひとりが背景と独立した思考をもつ『血肉のある』キャラになっており、
誰に対しても違和感なく感情移入していけます。

そういうのってキャラづくりの基礎基本なんですが
いまどきアニメって、半数以上ができていませんよね(←何様発言)。
みんな『設定(器)』づくりにばっか必死になって、
器だけは凝ってるけれど、のっかってる料理(人格)はサルマネ、みたいな。
その点、本作はひとり一人のキャラをじっくりと味わえます。

拙が個人的に好きなのは、めむちょと黒川あかね、です。

めむちょは、苦労人のくせに歪んだところがなく明るくて、
そのくせ群雄割拠のネット界で生き抜くだけのしたたかさと知恵があります。
さらに、
年下のルビーや有馬かなに好き勝手を言われても、
同じ目の高さでワイワイやっていける包容力と謙虚さがステキかと。
拙的『ともだちになりたい女子』ナンバーワンであります。

黒川あかねは、拙の大好きなタイプの『役者バカ』ですね。

私生活においてはほとんど『ジミ女』。
でしゃばることもせず、積極的に何かしようとしてもうまくいきません。
おおよそ、プライベートでオ-ラを発揮するなんて皆無ではないかと。

そのぶん、情熱や才能が『芝居』という領域に特化しています。
ここのところが実によき。
落差が『セクシー田中さん』的で好感もてるんですよね。
   {netabare}
  アニメ業界のキャスティングも、
  実写系ほど極端ではありませんが、
  いわゆる『演技力本位』じゃないところがあります。

  ただ、事務所のチカラ関係で左右されるということはあまりありません。
  本人のビジュアル、ラジオやイベントでのト-クのうまさなど、
  いわゆる『番宣における使い回しのよさ』が、
  オ-ディションで加点されちゃうことがしばしば(しゅっちゅう?)かと。
  製作出資した連中も、ムチャとかクチャとか言ってきますしね。

  役者は『役を演じる』のがお仕事であります。
  ところが『声優』という呼称になると、
  なぜか製作もファンも
  『お芝居以外』の要素でひゃあひゃあ言う方が増えてきちゃいます。
  ほんとやだわ。誰かなんとかしてくれないかしら。
{/netabare}


本作は、そうした『血肉のあるキャラ』をしっかり演じられる、
実力派の役者さんでキャスティングされていて、実に耳ごこちがいいです。

そしてそのなかでも、
拙がとりわけ耳を奪われてしまうのが、
ルビー役を演じている、新人の伊駒ゆりえさんであります。

  お芝居の品質も新人離れしているんですが、
  なんといっても『声質』がすごくいい。おそろしくいい。
  ルビーのもつバカっぽさ、まっすぐさ、純粋さ、熱量みたいなものが、
  『声』そのものからド直球に伝わってくるんですよね。
  こういう役柄なのに『ねらってる感』がまるでありません。

  ルビーって、競走馬なみの視野と思考回路しかもってないキャラなのですが、
  伊駒さんの声質とお芝居によって、
  そこのところが『魅力』の領域にまで押し上げられています。

  これ、天から与えられたすごい資質だと思います。
  ただし、使いどころがムズカシイかと。
  きらら系とか演らせたら秒で埋没しちゃいそうな声質ですし。

  すっごく丁寧なくせに思い切ったお芝居もできる、
  ほんと貴重な人材だと思うので、
  うまく育成して大成させてあげて欲しいですね。

ちなみに。有馬かな役の潘めぐみさん、めむちょ役の大久保瑠美さんって、
いつの間にか34歳になられてたんですね。
落ち着いた、幅と奥行きのあるいいお芝居をされています。
(もう、うかつに「潘さんのお嬢さん」なんて呼んじゃイケナイですよね)


音楽は、OP・EDだけなら文句なしの五点満点。
楽曲ももちろん素晴らしいんですが、
それに合わせたカット割りと作画にタマシイ入ってます。
ほめどころはたくさんあるんですが、
とりわけ、アイとルビーの『類似性』と『相違点』の描き分け、すごいです。

  ただ、残念ながら、
  B小町の楽曲とか有馬かなのPVとか、
  劇中歌がイマイチだったので満点ならず。おしいっス。


作画は、あくまでも拙の『好みのモンダイ』で四点にしてますが、
全体的に、とてもよく描けていると思います。
キメなきゃいけないところは、きっちりキメていますしね。

  ほんと『好み』とか『相対評価』のハナシであって、
  コレ、という欠点があるわけではありません。
  ぐいぐい惹き込まれるレベルの映像ですのでご安心をば。



いずれにいたしましても、欠点らしい欠点のない作品であります。

とにもかくにも構成とテンポがいい。
三話単位でメインモチ-フが変わりながらも、
前のモチ-フと人脈・情報が密接に連動して奥行きが深まっていきます。
この構成が緻密にできていますから、
根気のない拙でも
テンション落とすどころか回を追うごとに惹き込まれていきましたしね。

お芝居に関するウンチクの部分も、
もちろん脚色・デフォルメはされてますが『ホンモン』であります。
(アイドルやユ-チュ-バ-に関しては正直わかりませぬ)

  赤坂先生、ほんときっちり取材したんだなあ、
  と思わされる描写があっちこっちにあって感心させられることしきり。
  ここのところがしっかり描けているからこそ、
  それが理不尽によじ曲げられてしまう『エンタメビジネス』の、
  光と闇が鮮明に浮かび上がってくるんですよね。


ところで、第二期は『2.5次元編』からスタートだそうです。
(いわゆる『マンガ原作舞台編』ですね)

テレビドラマと舞台では、求められるお芝居が、
それこそ『声の出し方』からしてまったくチガウものであります。
そこのところを、
アニメでどんなふうに表現されるのかとても楽しみです。
ほんと、わたしは楽しみ。楽しみすぎて死にそう。

  ちなみに、拙は2.5次元舞台なるものを観たことがないのですが、
  知り合いがチョイ役で出ておりまして、
  フライヤーもらったついでにいろいろ聞かせてもらいました。

  とにかく演出とかアクションがど派手で、
  高所からの飛び降りとかバク宙とか、やたら体力使うんだとか。
  (もちろん、作品とか役柄によると思いますが)

  そういうのをリハの段階から、
  カントクが「よっしゃ」というまで際限なくやらされるので
  「いやもう、カラダぼろぼろっスよ」
  とかなんとか、ひきつり笑いを浮かべながら話してくれました。
  (超イケメンのひきつり笑いって、見ててオモシロいです)

  ちゃらちゃらしてるような舞台でも役者はタイヘンなんだなあ、
  そんなことをつらつら考えたわけですが、
  いやいや、同情するぐらいならチケット買ってあげなさいよ、僕。


************************************************


ここからは、完全なオマケ。
世間を騒然とさせた『セクシー田中さん』事件に関する私見です。
本作とはまるっきり関係ありませんし、
読んで楽しい気持ちになれるハナシでもありませんから、
ネタバレで隠しておきます。

お断りしておきますが、
僕は『マンガ原作テレビドラマ』の仕事を受けたことはありません。
(企画モノの仕事ならあります)
自分がテレビに出演した経験も、二回しかありません。

ですから、情報ソースはいろんな機会で知り合ったテレビマンや、
漫画家さん、出版社の方々ということになります。
決して『当事者』ではないので正確性は担保されておりません。

また、ここから書くことは、
コンテンツビジネスやネットリテラシーに、
興味やモンダイ意識を抱いておられる方むけのおハナシであります。

事件の概要を把握されていることを前提に書いていますから、
知らない方はおいてけぼり。
そのへんはどうかご了承くださいませ。
{netabare}

一連の報道やネットの反響を見ていて僕が危惧していたのは
  脚本家の相沢友子さんが自殺されないか
という一点のみでした。
今日までそうした悲報が報道されず、ほっとしています。

一時期のネット上では、
相沢さんの最初の投稿に関する批判だけではなく、
彼女の人格を否定する声、
それも三流週刊誌の噂話レベルを真に受けて糾弾する声が、
あたかも正論のごとく飛び交っていました。

そうした声に対する僕の感想は、
たいへん汚い言葉になって申し訳ないのですが、
  ふざけんなよド素人が
というものでした(たぶん、同業者の多くがそう感じたと思います)。

  脚本家がプロデューサーの指示・意向を無視して、
  勝手に原作を改変することはありません。
  (そういう方がいる『可能性』は否定しませんが、僕は聞いたことありません)
  こうした方が面白くなるんじゃないか、という『提案』があっても、
  必ずプロデューサーに(ほとんどは事前に)確認を取ります。

相沢さんご自身が、最後のブログで
  >私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。
  >もし私が本当のことを知っていたら、という思いが頭からずっと離れません。
ということを明言され、
最初にSNSで発信してしまったことを猛烈に悔いておられました。

その言葉を積極的に疑うべき理由は『ない』と僕は思います。
事前に全てを知らされていたのなら、
ああいう形で最初のSNSを発信する理由がありませんから。


  相沢さんの言葉から推察できるコトの経緯はこんな感じです。

  プロデューサーに言われたとおり粛々と作業をしていたら、
  次から次へと原作者からリテイクが入ってきた。
  さらに、伝聞で聞いた指示どおり直したのに、
  同じ個所に対して再びリテイクになることが頻発した。
  やりにくい&わけがわからない状況でストレスがたまっていった。

  そしていきなり
  原作者が「相沢はダメだ、ラスト二話は自分で書く」と言ってると告げられ、
  決まっていた仕事を降ろされた。
  (これ、脚本家にとっては『恥』で『負のキャリア』になります)

  しかも、上がってきたラスト二話の脚本は、
  ストーリーは原作と別物で、
  おまけにピンとこない、中途半端で面白くない内容だった。

  さらに、ラスト二話は原作者が書いたものであるにもかかわらず、
  視聴者から「相沢が書いたもの」と見なされ、
  つまらないモノを書く脚本家だと批判される状況におかれた。

  その理不尽さに耐えきれなくなり、
  そうした状況を誰かにわかって欲しくて
  ついSNSで発信してしまった。

たぶん、そんなところだったのだろうと僕は推察しています。
そんなことあり得る業界なんですか、
という問いに対する答えは「ふつうにあり得る業界」です。


もちろん、制作の裏側をSNSで発信してしまったことは、
職業倫理として批判されるべきことです。
しかし日本全国の、業界事情を何も知らない赤の他人から
  『人殺しよばわり』
  『全人格否定』
をされなければならないほどの大罪だとは、僕には思えません。

最初にSNSで発信したことが相沢さんの罪だ、人殺しだ、というなら、
それにのっかったネット住人も同罪です。

真偽もわからないまま相沢さんのSNSを鵜呑みにし、
故芦原先生を『勘違いマンガ家』と断定。
罵詈雑言を書き散らかし、
先生がことの経緯をSNSで説明せざるを得ないように追い込んだわけで、
彼らネット住人たちは全員『人殺し』です。

そしていま現在、
業界のことなどなにも知らないのに勝手な正義感を振り回し、
相沢さんを糾弾し続けている人たちもいます。
もしも相沢さんが自殺をしてしまったら、
かれらもまた、全員が『人殺し』の仲間入りです。

  僕はあえて『人殺し』という極めて強い言葉を使っています。
  言葉とは、
  ほんとうに人を殺せる恐ろしい道具なのです。


また、日テレの原作使用料が数百万円だったことを、
安すぎる、原作者軽視だ、
なんて騒いでいる方も多いですが、これもおカド違いな発言です。

テレビドラマ化は、原作本の最強販促策です。

ドラマ化されると原作単行本は、ほぼ間違いなく増刷・増販になります。
『セクシー田中さん』は既刊7巻です。
これが単巻あたり15万部売れただけでも105万部の増販。

出版社の一冊あたり限界利益は原作印税を差し引くと150円ぐらいですから、
それだけで1億五千万円以上の利益になります。
原作者にも、印税10%として5700万円以上の金額が支払われます。

ゴールデン帯で放映された原作の増販はそんなものではありませんから
電子書籍などの関連売り上げを含めると、
その数倍の利益が原作者と出版社にもたらされることになります。

  このことが、原作者軽視の一因になっていることは否めません。

  テレビ局は、それだけの利益を相手にもたらすわけですから、
    視聴率がとれるよう、好きに改変させてよ。
    結果的に、そうした方がそっちの利益になるわけだしさ。
  という言い分になっていきます。
  (彼らは彼らで、コンマ1%でも視聴率を稼ぎたいのです)

  出版社は、いまの出版不況で経営が大変ですから、
  目の前にある何億円という利益をけっとばす覚悟がなかなかできません。
  結果、テレビ局にたいして弱腰なことが多くなります。
  (編集者は、ほとんどが作家を守ろうとしますが、
   従業員個人が会社の経営にタテつくことがいかに難しいかは、
   論を待たないところかと愚考します)

  原作者は、ほんと『人による』としか言いようがありません。

  ただ、カネよりも作家魂や原作愛を貫こうと思っても、
  ふだんお世話になっている・自分を育ててくれた出版社や担当編集者が、
  なかば人質にとられている状態なので、
  板挟みで悩み苦しむこととなるケースが少なくありません。
  (そして、なぜか出版社は、作家をテレビ制作者に会わせたがりません)

  このあたりのパワーバランスは、ほんとケースバイケースです。

  あまりにもケースバイケ-スすぎて、
  契約書は統一された『ひな形』を使用するのが一般的です。
  当事者名や金額などを書き込むだけで、
  個々の約束ごとをいちいち契約書に明記するということは、
  かなり稀ではないかと思われます。
  (これは、契約実務を経験した方ならご理解いただけることかと)


いずれにいたしましても、
そうした『利害関係』『パワーバランス』『過去慣習』が複雑に絡み合い、
絶望的な『伝言ゲーム』になっていたことが強く推認されます。

もちろん、僕は相沢友子さんを個人的に存じあげているわけではないので、
彼女が『悪の権化』であった可能性を完全否定できません。
できませんが、そう考えている業界人は、ほとんどいないと思います。


ちなみに、事件を時系列でみると「ん?」と思うところがあります。

① 12/24 ドラマ最終話放映日
    相沢氏が、原作者の希望で『脚本協力』になったとSNSで発信。
    (この段階では、攻撃的な表現はありません)
       ↓
② 最終回の内容を批判するコメント・DMが多数、相沢氏へ。
       ↓
③ 12/28 相沢氏がSNS再発信。
    9、10話の脚本が原作者の手によるものだと明記。
    『脚本家の存在意義について深く考えさせられる』
    『苦い経験』
    『同じことが二度と繰り返されませんように』などと記述。
       ↓
④ ネット上で、故芦原先生に対する批判・誹謗中傷が大量発生。
       ↓
⑤ 1/26 故芦原先生が、小学館とすり合わせのうえ、
     経緯説明する文章を発信。
       ↓
⑥ 今度は相沢氏への批判・誹謗中傷が殺到
       ↓
⑦ 1/28 故芦原先生がXの投稿削除、失踪。最悪の結末へ。


これ、⑤までの過程においては、
芦原先生が自死を選ばなきゃいけない理由がなにもないんですよね。
間違ったことを発信されて炎上していたので、
あらためて事実確認を行い、
正しいことを発信しただけのことに過ぎません。

そして⑥の状況を『客観的に』見て心を痛めたのだとしても、
そこは再びSNSでフォローすれば、
事態の沈静化が図れたのではないかと思われます。

  ですから、
  1月26日から28日までの間に、
  先生に対して直接、死を決意させるだけの『なにか』があった。
  そう考えるのが自然であると僕は思います。

  そして九分九厘、
  その『なにか』は番組の利害関係者からもたらされています。

いずれにいたしましても、
本件は刑事事件ではありませんから捜査のメスは入らず、
真相は闇の中に埋もれていくと思われます。

いまはただ、故芦原先生のご冥福を祈るばかりです。


  なお、本レビューのタイトルに関し、
  ああいう事件があったのに『不謹慎』だろう、ふざけんな、
  という方もおられるかと存じます。

  そういう考え方を、僕は決して否定いたしません。

  ただ、少なからずモノづくりに関わってきた者としては、
  自分の魂を削るようにして描いた作品が
    あたかも『忌み言葉』のように扱われる
  ということを望むような作家は
  ほとんどおられないのではないかと愚考しております。

  未完の名作としてあたりまえに扱う、
  それが僕の弔意であり、先生へのリスペクトです。

  そのことを不快に思われる方には、本当に申し訳なく思います。
  ただただ、
  己の文章と人間としての未熟さを恥じ入るばかりです。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「虚構」と「現実」のお話。(【】の意味、モチーフは「天岩戸」?を追記)

『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』などの赤坂アカ(現在は漫画家としては引退し漫画原作者に専念)、『クズの本懐』などの横槍メンゴ(作画)による原作漫画は、『週刊ヤングジャンプ』と『少年ジャンプ+』(いずれも集英社)で連載中(既刊13巻、原作既読)。
アニメ1期は、全11話(ただし、第1話のみ90分。2023年)。原作は、漫画と異なり、赤坂アカと横槍メンゴの連名。監督は、『私に天使が舞い降りた!』、『恋する小惑星』などの平牧大輔。制作は、『イエスタデイをうたって』、『NEW GAME!』などの動画工房。2期は2024年7月から放映。
(2024.4.7 概要を追加、長いので…2期に向けて一部推敲)

タイトルの「【推しの子】」とは、主人公(アクア:CV.大塚剛央)が「推し」ていたアイドル(アイ:CV.高橋李依)「の子」に転生したという意味(さらに、【】の意味とそこから考えられる本作のモチーフの考察を末尾に追記)。

そうすると、アイのアイドルとして輝くティザービジュアルや、恋愛コメディの『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカ原作ということもあり、アイドルのファンが、そのアイドルの子としてアイドルとキャッキャウフフする話かと思いきや…
実は、結構、ドロドロとした内容なので、「甘いと思って食べたら苦かった。だから、美味しいと思わなかった。」という現象がおこる可能性がある(※ただ、本作は、そのミスリードを狙っていると思われるため、そういう手の込んだことをしてくる作品ともいえる。)。

そこで、観る前のミスマッチを防ぐため、注意事項について必要な範囲で核心的なネタバレに触れないよう心がけたので、視聴の判断に迷っている際は参考にしてもらえれば幸いだ。

【注意事項】
{netabare}まず、第1話の内容は、アイが主人公たち(アクアとルビー:CV. 伊駒ゆりえ)を産んで数年間育児をした後、ファンに殺されるまでを描いている。もっとも、そのファンがアイの関係者しか知るはずのない情報を知っていたことから、そのファンに情報を漏らしたアイの関係者がアイ殺害の黒幕と考えられる。
そこで、第2話以降は、高校生となった主人公が『かぐや様』同様の恋愛コメディ要素も交えながら、その黒幕の正体を暴いてアイの復讐を果たそうとする復讐劇が始まる。
したがって、ミステリーや復讐劇の要素が話の根底にあるので、どこか主人公のアクアに暗さがあって、単に明るいだけの作風ではない(ただ、このあたりは、1話の感じで2話以降からゴリゴリのミステリーかと思ったら、ミステリー要素が控えめになって、意外と恋愛・コメディ寄りという感想もみる。)。

次に、本作は、社会問題ともなったフジテレビの恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演したプロレスラー木村花さんが命を絶った事件に酷似した内容を含んでいる。また、この問題に鋭く切れ込む分析や視聴者に問題提起もしているので、完全に大人向け。

最後に、芸能界の裏の部分を結構赤裸々に描いている(かなり具体的に描かれているので、関係者に取材したのではないかと思われるレベル)。
したがって、アイドルについては、現実を知りながら、それでも夢を追い続けるというリアリティのある描き方となっているので、アイドルを単に華があって夢のある職業というような描き方をしていない。{/netabare}

というわけで、単に明るい話ではなく、ミステリー、復讐劇、社会問題、芸能界の裏側といったグロテスクなリアリティも含んでいるので、気楽に観ようとすると面食らう可能性がある。

ただ、そういう内容だと知ってみれば、緻密に組まれたプロットに引き込まれ、面白いこと請け合いの作品である。


【「言葉によるコミュニケーション」(感想)(以降、核心的なネタバレを含むので注意!)】
{netabare} 私は、原作未読で、今クールで話題になっている、なんかアイの目の★が輝いてる、原作が結構売れている、『かぐや様』の赤坂アカ原作くらいの知識で観始めたので、本作の内容のグロテスクさに面食らった人間の一人である。

ただ、私はたまたまグロテスクなリアリティが好きだったので、話数が進むごとに引き込まれたが、上でも書いたが期待していないと面食らうだろう。

特に恋愛リアリティ番組の話は、よく知りもせず勝手な憶測で相手を非難するSNS等の書き込みが、非難の対象とされた者を精神的に追い詰めていく様子を木村花さんの知り合いにPTSDの症状を引き起こさせる程度に赤裸々に描かれている。

匿名だから、金をもらってないから、たくさんの人がみるわけでもないから、相手を傷付けたとしても他にもたくさんいて自分のせいではないから、とコメントを書く側は、気軽に書くのかもしれない。しかし、それがもたらす結果は、時に人の死という取り返しのつかないものとなる。

非難の原因は、お互いの誤解やコミュニケーション不足から生じることが多い。
本作でいえば、あかねは、ゆきと和解していたにも関わらず、その部分を番組制作サイドにカットされ、あかねを視聴率のために悪女にするという演出がなされたため、和解を知らない視聴者が、あかねに対する非難をSNSで繰り広げることになる。
また、本作では、木村花さんの母親が娘の事件と酷似した内容を娘の命日に近い日に扱ったことに配慮不足と憤ったらしい。しかし、娘と同じ境遇の者を再び出さないという点で両者は一致できるはずなので、これもお互いのコミュニケーション不足という似たような構造がある。

言葉によるコミュニケーションは、不完全であるがゆえに、その扱いには常に細心の注意を心がけたいものである。{/netabare}


【「本作のテーマは?」(2023.7.3加筆追記)】
{netabare}2期に向けた自分の考察をまとめる追記。

まず、本作のテーマについては、「虚構と現実」、「フィクションとリアル」、「ウソとホント」。

よくよく考えれば、私がこのレビューの冒頭で注意喚起している内容が、「虚構と現実」だなあと。
スポットライトを浴びるアイのティザービジュアルから、「華やかなアイドルの話」(虚構)かと思って見ると、アイは1話でファンに殺され、アイドルの厳しい実態まで暴露され、グロテスクな「現実」を見せられる結果となる。

あと、「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」というキャッチコピー。嘘だと視聴者に分からせるには、現実を知らせる必要がある。だから、現実を描く。

ただ、「虚構と現実」のギャップを描くだけではなくて、虚構を演じているうちに、それがリアルになることの功罪(善し悪し)が、テーマなのかなと。

例えば、アイは、初めは愛情を知らない自分がアイドルなんかできないって言ってたのに、アイドルを演じるうちにアイドルになっていった。

でも、アイは、愛情を知らないから、ファンに対して虚構の愛を完璧に演技して振りまけたというのは違うと思っていて。
どういうことかというと、声優の津田健次郎さんが、演技において、自分が全く経験したことのない感情を完全に0ベースから作っても、その感情にはリアリティが感じられないので、共感されないといった趣旨のことを言っていて(詳しくは、齟齬があるかもしれないので鈴村健一社長のところのyoutubeを見てください)。
実際、アイは、一部のファンに作り笑顔を悟られていた。だけど、アクアたちを産んだ後、子供の事を想って自然な笑顔ができるようになった。
1話の最期のシーンでも、最初は「家族ごっこ」だったのかもしれないけれど、子供たちに向けられた最期の愛情は、嘘ではないでしょう。だから、アイは、産後、誰からも愛されるキャラクターになりえた。そこに嘘はなかったから、一部の例外もなく万人に愛されるキャラクターになり得た(アイは自分を殺したストーカーすら愛そうとしていた。)。

身近でも、最初は、経験がないから、そういうものだと「自分が想像していたもの」(虚構)を演じていたら、そのうち経験を伴って、それが本当になったなんてことはありますよね(例えば、【母親】、【上司】とか)。

あと、アイは、電話での会話の感じ(高橋李依さんの演技)しか根拠がないんですが、もはや菩薩のようだったので、双子の父親に騙されているとわかったうえで、それでも本人が幸せならいいじゃんと悟ってたんじゃないかって感じがしました。

だから、きっかけは「ウソ」だったのかもしれないけど(愛情を知らないなら僕と家族を作ってみればいいとか言われたんじゃないでしょうか)、現実と真剣に向き合っていくうちに、ウソではなくなっていくを良い方向で体現したのがアイだったのかなと。


対して、ゴローは、アイの復讐を果たすアクアという虚構を演じているのではないでしょうか。なぜなら、アクアの性格は、転生前の産婦人科医ゴローのものと比べて別人格かと思うくらい変わっている。それに、アクアは、自らキャラを作ることが自分の精神を守ることに繋がるとも言ってましたしね。
仮に、ゴローが完璧な復讐を果たすためにアクアを演じているのだとすれば、それがリアルになるというのは、必ずしも良いことだともいえないので、悪い方向で体現するのがゴローなのかなと。


他にも、苺プロダクションの社長夫人ミヤコが、はじめは仕方なかったのかもしれないけれど、役割を演じることで、すごく変わっている。当初は、芸能関係者になって、イケメンと再婚することが目標だったり、アクアたちの出生の秘密を週刊誌に暴露しようとするようなキャラだったのに、芸能プロダクションの社長や母親を演じるうちに、すっかりそれが板についてきている。
(「板につく」を調べてみたら、演劇と関係があるようなので、今後キーワードになってくるかも?『板につくの「板」は板張りの舞台のことで、「つく」は見事に合うことを意味する。 経験を積んだ役者の芸は、舞台にしっくりと調和されていることから、経験を積んで動作や態度が職業などにしっくり合うことを「板につく」と言うようになった。 「板付き」という舞台用語を語源とする説もある。』(語源由来辞典))

恋愛リアリティ番組の内容も、テレビ番組で恋愛を演じていたら、リアルの恋愛に発展したとみることができる。また、アクアとあかねがあくまで恋愛の演技を継続しているのが対照的。


本作は、こんな感じで、今のところ説明できそうなんですが、この整理が当たっているかも含めて、二期が気になるところですね。


【遂に漫画に手を出す(笑)ただ、アニメ勢に対する核心的ネタバレはないと思う(2023.7.11追記)】
続きが気になって漫画を読み始める(笑)。漫画では、アニメで結構カットされているシーンがありますね。漫画で気になった描写があったので、備忘録的に追記します。

漫画の1巻8話、アニメだと1話の最後の方、イチゴ社長がアイをスカウトするときの回想シーン(アニメだと漫画のセリフを全部言ってなさそうなので、知りたくない人は回避推奨)。
漫画だとアイは、{netabare} 「嘘が本当に その言葉を聞いて私はアイドルになることを決めた 私は誰かを愛したい 愛する対象が欲しかった アイドルになればファンを愛せると思った 心の底から愛してるって言ってみたくて 愛してるって嘘を振りまいてきた ルビー アクア 母親になれば子供を愛せると思った」 {/netabare}
と言っている。
ただの回想シーンではなく、アイがアイドルになるきっかけとなる重要なシーンなので、「ウソとホント」、そして、ウソをつき続けるうちにそれがホントになる、という構図を補強する内容。

あと、背景が黒く塗りつぶされている吹き出しがあり(漫画ならではの描写)、その内容に「グロテスクな現実」が含まれているので、「きれいな嘘と汚い現実」を意識的に対比しているのは間違いなさそう。

目の★にも白と黒があり、演じている役割が愛などの善の方向でリアルになると白く輝き、復讐などの悪の方向でリアルになると黒く輝くと説明できなくもない。それが強くなると両目になる?
日本のアニメ・漫画の登場人物の目は、なんでそんなキラキラしてんだと揶揄されてきたわけですから、漫画・アニメの表現として、すごく面白い試みですよね。{/netabare}


【【推しの子】の【】の意味は?】
{netabare} 漫画1巻は2話から冒頭で後に撮られることになる映画のインタビューが入っているのですが(アニメではカット)、そこで、インタビュー【アイドル】、【マネージャー】、【ドルオタ】という表記がある。これが【推しの子】と関係あるとすると、アイドルやマネージャーは「役割、役目、配役」と抽象化できます(全く関係ない可能性もありますが、設定がしっかりしている漫画は、結末をある程度決めているので、序盤でそれを匂わせてくることが多いですよね)。

これと私の上の整理(「ウソを演じているうちにホントになる」)を併せて考えると、【推しの子】とは、アクアとルビーが「推しの子」という虚構の役割・役目・配役を演じていると解釈できます。

ただ、正確なタイトルには、【】の外側に線があります。私は、これを二重括弧(【【 】】を省略した形)と捉えて、アクアとルビーが二重の意味で「推しの子」を演じていた。つまり、アクアとルビーは、自分の意思で「推しの子」を演じていると思っていたら、実は日本神話で芸能を司る神であるアメノウズメに与えられた役割を演じていただけだった(そのために転生させられ、アメノウズメの手のひらの上で踊らされていた?そうすると、真の黒幕はアメノウズメでしょうか?)、と解釈すれば綺麗にタイトル回収できそう。もっとも、目的が不明ですが…(アメノウズメがサルタヒコと巡りあうためとかだとドラマチック?)。

日本神話と関係があると考えるに至ったきっかけはいくつかあって、ミヤコがアクアたちを週刊誌に売ろうとしたとき、ルビーは唐突にアマテラスオオミカミを名乗った。ルビーは、12歳で亡くなっているので、前世の知識だとしてもあまりに具体的すぎて不自然な演技。
そして、ゴローが勤務していた病院のあった宮崎県の高千穂町には、アメノウズメがサルタヒコと結婚したとされる荒立神社がある。
ここまでがアニメ勢にもネタバレにならない根拠ですが、漫画勢には、これ以上の根拠があることはいうまでもないでしょう。

あとは、他の方のレビューを見ていて、「劇中劇」という言葉をみつけて、仮にアクアたちが二重の意味で「推しの子」を演じているのだとすれば、上でしたような解釈もできるなと。

最後に、私の考えが正しいというつもりは全くありません。全く見当はずれなことを言ってる可能性もあると思っています。ただ、こうやって色々と考察できる【推しの子】の魅力を少しでも伝えられればと思っています(こんなことをやってるうちに、ついつい色々と書いてしまい段々長くなってすいません)。 {/netabare}


【【推しの子】のモチーフは、日本神話の天岩戸か?(原作漫画12巻読後の考察。アニメ勢はネタバレ有り。)(2023.7.23追記)】
{netabare} ようやく最新12巻まで読み終わりました。考えながら読むので1冊読むのに2時間くらいかかりました・・・。私のレビューが、興味の向くままに書いていたら、ツギハギだらけで読みづらくなってしまい大変申し訳ないのですが(多分、これで最後だと思う・・・)、2期への期待と現時点での考察をまとめておこうと思います。

【推しの子】は2期が決定していますが、2期は原作漫画の他メディア展開の裏事情とか、舞台における役者同士の駆け引きだったりがメインになってくると思うので、また好き嫌いがはっきりしそうな内容になりそうです。
ただ、舞台における役者の演技の駆け引きは、無音声かつ静止画の漫画だと表現しにくいので、音声有りかつ動画のアニメ向きとはいえます。それだけに声優の演技と作画にかかっているともいえるので、楽しみではありますが、アニメ化は大変そうです。


【【推しの子】考察の現時点でのまとめ】
今の時点で考察をまとめると、【推しの子】は日本神話の天岩戸の話をモチーフにした話ではないかと考えています。

まず、天岩戸の話とは、簡単に説明すると、日本神話(古事記)で、アマテラスオオミカミ(太陽神)が天岩戸(洞窟)に引きこもってしまったので、世の中が闇に包まれ様々な禍が発生した。しかし、アマテラスがなかなか出てこないので、アメノウズメノミコトが岩戸の前で(セクシーで)楽しそうに踊り、それを見た八百万の神が一斉に笑ったところ、アマテラスがそれに興味をもって岩戸を少し開けたので、それをきっかっけに天岩戸から出てきたというお話。

次に、カミキヒカルは、アマテラスなんじゃないかと思っています。おそらく漢字が、「神木光」になると思われるので、「神」と「光」から、アマテラスオオミカミ(天照大御神)が連想されるからです(現時点でカタカナ表記なのは、漢字にするとあからさまなので、それを隠す意図ではないか)。
そして、カミキヒカルは、両目が黒い星であることから闇落ちしていると考えられるので、天岩戸に引きこもった状態のアマテラスを表しているのではないでしょうか。

次に、アクアと五反田監督が製作している『15年の嘘』という映画が、「アメノウズメが岩戸の前で踊った」に当たると考えられます。
どういうことかというと、この映画は、アイ殺害の復讐を果たすため、事件を白日の下に晒して、アイ殺害の黒幕と考えられているカミキヒカルを追い詰め、引きずり出すために作られたからです。これは、アマテラスを(事件の)闇の中から引きずり出すという点で、アメノウズメが岩戸の前で踊った理由と同じになる。つまり、アメノウズメがアマテラスを引きずり出すための踊り(芸能)として用意したのが本作では『15年の嘘』なのではないでしょうか。(漫画では、アメノウズメと思われる少女がアクアとルビーに役目を果たせと言っている。)

そうすると、私が以前【推しの子】の【】の意味の考察でした、【【推しの子】】が雨宮ゴローと天童寺さりなが二重の意味で「推しの子」を演じている象徴だとして、アメノウズメが何の目的でゴローとさりなを星野アクアとルビーに転生させたのかが回収できる。

【推しの子】の日本神話との関連性、タイトルの意味なんかを考えると、こんな感じなんじゃないかというのが今のところの考察のまとめになります。上でも書いたのですが、こんな感じで説明できるから奥の深い作品だよねってのが一番伝えたいことです。とにかくそれが楽しい。個人的には一通り考えたのですっきりしました(笑)。これで心置きなく2期を迎えられそうです。


ただ、アイが五反田監督に託したDVDの謎がわからない(材料が不足しているのでこれ以上考察はしませんが・・・)。おそらくアイは、自分の命が長くないことを悟っていたから、遺言のように子供たちにDVDを残したのだと思っています。
ここから先は、根拠がほとんどないので想像になりますが、アイは、劇団ララライのワークショップでカミキヒカルと出会い、そこでカミキから洗脳・マインドコントロールされて、本来のどす黒い本性を隠して、明るく愛情あふれる虚像(アイドル)を演じることができるようになった。カミキはアイドルとして成功させたアイを殺害することで自己の存在意義を確認する。一方、アイは、自分がカミキに利用されていることに気づきながら、闇落ちするより、嘘でもいいから明るく愛があふれる人生の方がいいと悟ったとか。

映画『15年の嘘』の内容がアイ殺害の黒幕に対して、アイ自身が「許し」ていたのかどうかがキーっぽいので、そんな感じなのかなあというのが現時点での妄想です。{/netabare}


【早くも天岩戸説否定される?(笑)(※漫画最新刊13巻のネタバレを含むので注意。2023.11.22追記)】
2期始まる前に忘れそうなので…備忘録的に追記。
{netabare} 13巻で謎の少女がいうには、「前世の記憶を持つ者が神」らしいので、この少女とカミキヒカルが「神」っぽい。

それで、13巻の問題の発言は、「芸能は私の司る所じゃない あくまで私は月の光と共に人を導き運命を司る…」つまり、私は、アメノウズメではなく、ツクヨミだと言っているわけです。
というわけで、天岩戸説の前提となる私の謎の少女がアメノウズメ説はハズレです。しかも、彼女は、その後、明確にツクヨミ表記で出てきます(笑)。

ただ、カミキヒカルは、アマテラスの生まれ変わりで闇落ちしており、そこから引っ張り出そうとしているという天岩戸説は維持できそうです。

なぜなら、ツクヨミは、アマテラスと兄弟関係にあるので、ツクヨミがアマテラスにこだわる理由が出てくる。そして、ツクヨミは、アクアのカミキヒカルに対する復讐を成就させようとしている。そうすると、ツクヨミがカミキヒカルへの復讐に関与する理由は、彼が兄神のアマテラスだからと説明できそうだからです。

また、ツクヨミがカミキヒカルを罰しようとしているのは、兄神であるアマテラスが闇落ちしているからという説明もできる。実際、人知れず悪いことしてますからね。
加えて、アクアとルビーが前世にゴローとさりなとしていたのは、宮崎県高千穂町。その周辺には、特に岩戸隠れ神話にまつわる地名が多く存在するので、これが無関係とは思えない。

そうすると、天岩戸説自体は、まだ維持できそうです。ただ、天岩戸の話なら、アメノウズメは必須でしょうから、謎の少女がアメノウズメでないなら、アクアとルビーがアメノウズメなのか、アイがアメノウズメなのか、はたまた別のもの(映画『15年の嘘』)なのか。
また、ツクヨミがアマテラスに対して直接手をくださず、アクアたちを利用するという間接的な手段を用いている点も気になるところです(太陽と月の神なので、同時に近くにいられず、お互いに直接会うことができないとか?)。
ただ、ツクヨミの名前は、ゲームの『女神転生』などで知ってる人が多いかもしれませんが、改めて調べてみるとほとんど何も記述されてない神だったんですね(創作でどう埋めてくるのか)。そうなってくると、三貴神のもう一人、スサノオも出てくるのでしょうか。

ツクヨミというキャラが明確に出てきたことで、アクアたちの転生には、【【推しの子】】というタイトル通り、日本神話に関係する二重の意味がありそうです。

謎の解明を先延ばしにして、ツクヨミとアマテラスの前日譚を描いた神代編とかに大々的に突入しないと思うので(回想とかはありそうですが(笑))、クライマックスまで見逃せませんね。

あと、古事記によれば、イザナギノミコトの左目からアマテラス、右目からツクヨミが生まれたこと(ちなみにスサノオは鼻)と、本作での目の星の意味が関係してくるかもしれませんね。 {/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

73.6 8 アイドルアニメランキング8位
ラブライブ!The School Idol Movie(アニメ映画)

2015年6月13日
★★★★★ 4.1 (692)
3545人が棚に入れました
スクールアイドルたちがパフォーマンスを競う大会「ラブライブ!」。
前回優勝者のμ&#39;sは、3年生の卒業をもって活動をおしまいにすると決めていたが、
卒業式の直後、μ&#39;sのもとに飛び込んで来たひとつの知らせを受けて、新たなライブをすることに!
見たことのない世界とふれあい、また少しずつまた成長していく9人。
スクールアイドルとして、最後に何ができるのか——。
限られた時間のなかで、μ&#39;sが見つけた最高に楽しいライブとは——!?

声優・キャラクター
新田恵海、南條愛乃、内田彩、三森すずこ、飯田里穂、Pile、楠田亜衣奈、久保ユリカ、徳井青空
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ラブライバーへのメッセージ

2013年冬にTVアニメ1期、2014年春にアニメ2期が放送された、ラブライブの劇場版
2期のラストで劇場アニメ化が告知されましたので、およそ1年越しでの公開ですね
普段はTVアニメしかレビューしていないんですが、せっかく公開日に観てきたのでレビューしちゃおうかと思います

(※以下、TVアニメ1期と2期のネタバレを含みます)

さて、映画公開前に誰もが気になっていたのは「どんな映画になるのか」です
何せTVアニメのエンドロールまでは、主人公たちμ'sがやるべき凡そ全てのことが描かれ、3年生の卒業とμ'sの終わりを以て綺麗に閉められましたからね
その後の取って付けたような花陽への連絡からどんなストーリーになるのか、というのが、専らの話題でした
…まあ結論から言うと、先行PVの時点でニューヨークの風景とタイムズスクウェア、セントラルパークでのライブ模様が描かれ、概ねそこから予想できる展開通りだったんですけどねw
まあTVアニメであそこまで綺麗に描ききってしまっては、卒業~新学期までの短い期間くらいしか描きようがないですよね
この辺は、舞台が海外なのも含め、映画「けいおん!」を思わせました

余談ですが、なぜニューヨークが舞台なのかというと、ニューヨークがエンターテインメントのメッカであることや、劇中で語られる理由もあるとは思いますが、
おそらく現実世界でのμ'sの2ndライブ「New Year LoveLive!」が「NYライブ」と略され、ニューヨークでライブをしたのかと勘違いされることがよくあるのを、劇中で実現させたんじゃないか…と勝手に思ってますw


内容としては、視聴者がTVアニメを視聴済みのラブライブファン(=ラブライバー)であることを前提としたものでした
いきなり歌い出してミュージカルを始めたり、キャラネタのギャグが多めに仕込まれていたりと「アニメラブライブはこういうものだ」と分かっている人に向けた描写が多く、およそ初見の人には優しくないと思います
その分、ファンにとっては見所満載でしたけどね!凛ちゃん可愛かった!

TVアニメでも特徴的だった、メタファーをちりばめた演出も健在でした
一例を挙げると、冒頭の穂乃果のジャンプのシーンと、後半に描かれる同じく穂乃果のジャンプのシーン、この2つのシーンの背景の違いなどですかね
またそれに関連し、「飛ぶ」という言葉や「鳥」「羽」などのメタファーにも注目してみると面白いと思います

ラブライブの見所であるライブシーンは3回で、ミュージカル風のシーンが同じく3回
曲はライブシーン1曲目、PVでも流れている「Angelic Angel」が最高に良い曲ですね!
youtubeの公式チャンネルでライブシーンが丸々上げられてますので、是非観てください!
私も昨日から10回くらい観てます
あとは最後の最後に流れる曲「僕たちはひとつの光」にも、嬉しく感動的な仕掛けが為されていて聞き入ってしまいました
また、ミュージカルシーンは全編手描き作画で見応えありです!

…ただ全体的にシーンとシーンがぶつ切りで、特にライブシーンが浮いている感じもあり、まとまりが悪かった印象もありました

※以下、劇場版のテーマについてのネタバレ含む長い考察
{netabare}
さて、この劇場版では、2期の終盤に描かれたテーマが、再度描かれることになります
μ'sは2期11話「わたしたちが決めたこと」で描かれたように、今の9人以外のμ'sは考えられないと、3年生の卒業を以てμ'sの活動を終了することを決めました
しかし、TVアニメ作中では、このことをメンバー以外には知らせてないんです
11話の直前の2期10話で、μ'sがファンの人たちと共に作られる「みんなで叶える物語」であることを認識したにも関わらず、ですからね
今回描かれるまで気付きませんでしたが、考えてみれば明らかに不自然です

で、この劇場版では、TVアニメで描かれたそういったテーマをさらに一歩先に進め、
人気が絶頂に達し、大きな影響力を持つようになったμ'sを、それでも「わたしたち」の決断で、終わらさせても良いのか、それは「みんなの物語」を裏切ることにならないか、ということが描かれます
これは多くの人が気付いたとは思いますが、明らかに現実のラブライブ、μ'sに重ね合わせていますよね

アニメスタッフとしては、もう出せる物を全部出してアニメを描き切りました
現実の声優ユニットの方のμ'sも、5thライブが終わる頃には、穂乃果役のえみつんが喉を痛め、30歳を超えた絵里役のナンジョルノは膝を痛め、特にナンジョルノはファンミーティングツアーでもライブに参加できない状態となっています
しかし、ファンは増え、ベストアルバムがオリコン1位になるなど人気は加速する一方
現場は止めたいけど、止められない状態になってしまっているんです

さて、劇中ではこの問題に対し「μ'sはあくまでスクールアイドルだから、この先も続けていくことはできない」という答えを出し、最後にスクールアイドルの素晴らしさを世界に伝えることで、μ'sの幕引きとしました

そもそもアイドルというものには、制限時間があります
若さを武器にアイドルとして活動した後、歌手や役者といった次の道へと歩み出すのが世のアイドルの常です
特に年を取っても「格好良さ」を演出できる男性アイドルと違い、「可愛さ」が求められる女性アイドルは尚更です
アイドル自体が、限られた時間の中での「今一瞬の輝き」を与える仕事なんです

TVアニメ1期の頃の劇中歌の歌詞は、どれも「未来に向け頑張る」曲でした
1期OPの「僕らは今のなかで」も「今のなかで輝きを待ってた」わけですから、過去形になっているとはいえ視線は未来にあります
その頑張りが1期終盤~2期にかけて報われていきます
ラストライブで歌われた「僕らは今のなかで」へのアンサーソング「Kira-Kira Sensation」では
「奇跡それは今さここなんだ」「だから本当に今を楽しんで」と、視線は「今この一瞬」に向けられています

部活動テイストにアイドル活動を頑張っていた彼女たちは、いつしかアイドルになっていたんです

この映画の劇中歌でも、「Angelic Angel」では「もしもは欲しくないのさもっとが好き」「明日じゃない大事なときは今なんだ」と、もしもの明日ではなく、今の大事さが歌われています
「僕たちはひとつの光」では「時を巻き戻してみるかい? No,no,no 今が最高」と、過去の楽しかった時間に戻ることさえも否定しています

学生、アイドルという制限時間の中で放つ「今一瞬」こそが大事
これこそが今回の映画での、ファンへの一番のメッセージだと思います

「限られた時間の中で輝けるスクールアイドルが好き」という絵里の言葉は、敢えて今まで語られなかった、スクールアイドルという「二重の制限時間」を含んだ設定の妙に言及する、ストレートすぎるほどのメッセージでした
「ラブライバーの皆さん、アニメのラブライブはここで終わりです。現実のラブライブもいつか終わります。でも、だからこそアイドルは良いんですよ」

…それでも納得がいかないという方に救いがあるとすれば、
ラブライブはアニメが終わっても、コンテンツが続き得ることですね
上で挙げた「けいおん!」は、あくまで日常がメインの作風でしたから、原作、アニメの終了と共に、きっぱりさっぱりコンテンツが幕を閉じてしまいました
その潔さこそが、コンテンツとしての「けいおん!」の素晴らしさだと思いますし、アニメのラブライブについても(この映画で完結するのであれば)そうだと思います
ただ、ラブライブ自体は元々「曲」がメインのコンテンツですから、アニメが終わっても、今後もアニメ化以前のようにシングルを出したりして続けていくことは可能です
まあ先ほど述べたように今は人気の絶頂ですから、簡単には終わらないんじゃないかなあ…とw
今回の映画で、ドームライブの可能性も示唆されましたしね!

※ 2015/12/16追記
2016年3月31日、4月1日のファイナルライブを以て、μ'sの活動終了となることが正式に発表されましたね
NHKに出て、Mステに出て、紅白に出て………やれることをやり切ってからのファイナルライブ
年度の替わる、スクールアイドルがスクールアイドルでなくなる日に行なうファイナルライブ
素晴らしい引き際だと思います
残された時間を握りしめて、本当に今を楽しんで、μ'sを最後まで応援したいですね
ファイナルライブ、当選してくれ!!

※ 2016/4/2追記
ラブライブ!μ's Final LoveLive!〜μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜
3/31現地完全見切れ席(と言いつつ超良席!)、4/1ライブビューイング(途中から)で参加してきました!
ありがとう、μ’s!! ありがとう、ラブライブ!
今が最高!
{/netabare}


この劇場版自体は、ラブライバーへの最高の贈り物だったと言えるでしょう
ただそれは、人によっては終わりを感じさせる、やや不安と寂しさを含んだ物だったかもしれません
でも、劇中の「Angelic Angel」でも歌われています
「もしもは欲しくないのさ もっとが好き」「大事な時は明日じゃない 今なんだ」
もしもラブライブが終わってしまったら…なんて未来を考える前に、今そこにあるラブライブをもっと楽しむことが、正しいラブライブの(そしてアイドルの)楽しみ方なんじゃないでしょうか

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

スクールアイドルμ’sの物語がついに堂々の完結!

公開初日の朝一で観てきました

2期のラストでは卒業の余韻を映画の引きで見事にぶち壊されて
映画にはあまり期待していなかったというか
期待以上に強い不安を感じていましたが
しっかりとμ’sの物語を完結させてくれたことにホッとしています

観てない方に向けて当たり障りなく書いておくと

事前に流れてたニューヨークでのPV撮影の話を
前半に早々と回収してしまい
後半はμ’sの未来とスクールアイドルの未来をテーマに
全国のスクールアイドルを呼んで
μ’s最後のイベントに挑むお話

μ’s以外のスクールアイドルたちの代表として
A-RISEが本編以上に優遇されていたので
ファンの方は必見ですね

後何を血迷ったのか映画ゲストキャラとして
高山みなみ呼んで歌まで歌わせるっていうサプライズ
TWO-MIX世代としては不意打ち過ぎて感涙モノでした

海未&にこの顔芸も劇場クオリティでキレッキレだし
ギャグパートはこれまでの集大成というか
良い部分がしっかり出せていたと思います

前半ライブパートはNYPVは事前に流れていた映画トレイラーを
そのまま尺長くしたような感じで
まぁ悪くはないけどよくもない感じです
作画と3DCGのクオリティが上がるほどに
継ぎ目に違和感が出ちゃうのはやっぱりどうしようもないのかな?

どちらかというと各学年ごとに一回ずつ
ミュージカルパートがあって
3DCG一切使わずに作画だけでやっていたのですが
こっちの方は細やかな表情描写とダイナミックな躍動感が
見事に両立されておりこれだけでも見に行く価値があると思いました

後半ライブパートは全国のスクールアイドルとのセッションという事で
モブの数が半端ないからこれは3Dで行くしかないよねーという感じで
スクールアイドルの世界の広がりが見事に表現されていました

そしてEDの歌詞!あれは反則です
以前にこりんぱなで同じことやってましたが
今回もきれいにまとまってました

また花田センセーがやらかしてくれるんじゃないか?とか
やめるやめる詐欺でまだまだ搾り取りに来るだろうとか
割とネガティブな予想が多かったのに対して
冒険せずに無難にまとめあげたシナリオって感じです
その上でファンサービスに特化した作りになっているので
ラブライブプロジェクトのイベントの一つとしてではなく
純粋にアニメ映画として観に行ったらあんまり高評価にはできないかもですね

以下観終わった人向け

{netabare}
爆発的な人気上昇
ラブライブ大会運営からの要請
A-RISEのプロ転向
いろいろあって一度は揺らいだ決心だけど
やっぱりμ’sの活動はこれでおしまい
それはμ’sがスクールアイドルであることに意義があるから
限られた期限付きの活動だからこそ放てる一瞬の煌きが
スクールアイドルたちを何倍も魅力的にしているんです
μ’sの活動はこれで終わりですが
ラブライブは、スクールアイドルの物語はまだ終わりません
これからもラブライブとスクールアイドルたちを応援して下さい!

っていうのがこの映画のメッセージだと
言ってしまうとあまりにも身も蓋もないですが
要するにそういう事ですよね

作り手側からしても予想外の大ヒットオリジナルアニメ
このまま引き伸ばしてもう一稼ぎしようという思惑が
2期のラストのアレにつながっているのだと思います

しかしμ’sの中の人たちも軒並みアラサーで
体力的にも活動継続の限界にきているのはファンの目から見ても明らか
このままドル箱をたたんでしまうのは勿体ないし
世代交代させつつラブライブというコンテンツを
長期的にブランド化していくのが制作陣の思惑でしょう

しかしラブライブ人気は事実上のμ’s人気であり
かつてアイマスが新作を出すごとに激震していたように
世代交代が難航するのは目に見えています

既にμ’sから次のバトンを受け取るスクールアイドルたちが
G's誌上企画ラブライブサンシャインとして開始していますが
よりスムーズに移行するための架け橋として
今回の映画が作られたわけです

前半はファンサービスに終始しμ’の良さを再確認させる
そして後半ではそのμ’sメンバーたち自身の口から
ラブライブの素晴らしさスクールアイドルの素晴らしさを伝えるとともに
μ’s以外のスクールアイドルの代表ともいえるA-RISEや
世代交代の象徴ともいえる新入生雪歩と亜里沙の組んだユニットをはじめとして
全国の沢山のスクールアイドルたちを登場させることで
スクールアイドル=μ’Sという図式をを崩していく

ストーリーが1期2期に比べて無難で落ち着いているのも
世代交代をいかに軟着陸させるかがテーマと考えればうなづけます
ジェットコースターのような起伏で攻める1期2期のようなストーリーは
軟着陸というゴールからかけ離れすぎていますね

ラブライブサンシャインに関してはラブライバーの中でも
賛否両論色々な意見があるようです
私は最初の発表のときはどちらかというと否定的でした
なぜなら新ユニットが結成されれば
μ’sの活動は縮小されるか無くなだろうと思ったためです

しかし5th直後のえみつん休業や
今回のなんちゃんのライブパート不参加
たとえ世代交代をしなくてもμ’sが活動できる期間はそう長くない
というのが薄々わかってきたのもあり
μ’sとともにラブライブが終わるのと
μ’sが引退してもラブライブ自体は続いていくのと
一体どちらが良いのか考えるととても悩ましいところ
だから今はサンシャインに関しては中立というか
出てきたものの出来栄え次第かなぁと思っています

今回の映画はμ’sファンをラブライブファンに塗りかえるための
ある種のプロパガンダ映像としてなかなかよくできていたと思います

でも後輩たちに道を示しつつ表舞台から消えていくことを
納得づくのようにキャラクターとして発言しなきゃいけないμ’sメンバー(中の人の方)は
いったい何を思いながら演じていたんだろう?

2016年冬としか発表されていないNEXTLIVE
これが卒業ライブになる可能性も覚悟しておいたほうが良さそうですね
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

『ラブライブ!』……未来に導かれた物語

以前μ's(ミューズ)6thシングルOVAのレビューに記した考察の延長みたいな文書になりますが、
ファイナルライブを控え、さらに本作と現実とのリンク具合が高まったのでここで改めて。

結構ストーリーが腑に落ちない鑑賞者も多い映画だと思います。
本作はある出来事が過去からの積み重ねのみで実現するのではなく、
未来からの導きによっても引き起こされる。
という独特の時間感覚によって一連の流れを説明します。

この感覚の伝え方が、表現として、もう一つ洗練されていないこと。

加えて世間一般が時間は過去から未来へと流れる。
今は全て過去からの積み重ね、という常識に囚われている。
もっと言えば、多くの人が未来なんか信じない(苦笑)
こんな世の中では、なかなか心に響かない話なのかもしれませんw

ただ『ラブライブ!』というコンテンツの歩んだ過程も鑑みると、
未来からの導きを訴えたくもなるスタッフの気持ちが私には凄く分かります。

『ラブライブ!』はアニメもヒットし、映画化し、
現実世界のμ'sは紅白出場を果たし、最後は東京ドームでコンサートを行う。

例えばこんな事実を6年前、『ラブライブ!』のファーストPVを観て、
こんなもん絶対、流行るわけがないwと嗤っている私に言っても私は絶対信じないでしょう。
というよりμ's(当時はこの名前すらなかったw)のメンバーや、
スタッフさんに言っても誰一人として信じなかったと思います。

まさに未来のことなんて今は分からなくてもいいから、
素直に生きればいい、とでも声をかけたくなる感じ。

その後、ドゥームだの、紅白だの夢にも思っていないであろう6年前の後のμ'sやスタッフたちは、
努力なり才能なりを積み重ねて今に至るわけですが、
正直、本人達が自分たちの過去の積み重ねだけで、ドームコンサート等の快挙にたどり着いた。
と考えているとは思えません。

きっと自分たちを未来から引っ張り上げる運命的なエネルギーといった、
常識を越える不思議な何かを感じずにはいられないのだと思います。

こうした想いを共有した時、過去、現在、未来は自由につながり、
足枷となっていた未来への不安や疑心暗鬼が外れることにより、
「いつだって飛べる」という感覚が理解できるのだと私は思います。

この想いは例えば『ラブライブ!』初期の苦況など、
輝かしい今を想像すらできない、景色を知れば知る程、身に染みるものだと思います。
そして、本作が伏線として仕込んだネタが、
後に現実世界で具現化することにより、未来の力についての実感はさらに強まっていくのです。

やっぱり……このアニメ、もの凄くファン向けな映画ですね(汗)
けど、本作が今ひとつ理解しがたいと思った人にも、
もう一度、未来の力を信じてみて欲しい。
個人的にはなかなか深イイ話だと思います♪


前回2015年6月レビュー
ラブライバーならば、いま観ておくべきスクールアイドルムービー

長くなるので折りたたみw

{netabare}
2期よりもさらに現実の『ラブライブ!』、
三次元のμ's(ミューズ)の活動内容とリンクした
或いは今後関連しそうな内容の作品だったと思います。

それだけに、本作が『ラブライブ!』の展開にどう関わっていて、
今後どう影響していくのか、色々と考えながら観ることができ、
そうしたヤキモキした気持ちも一緒に思い出にできる…。
本作がこうした〝鮮度"を保つ期間は案外短いと思います。
(せいぜい{netabare} 来冬予定の、本作の内容が反映されるであろう6thライブ{/netabare}辺りまで?)

ファンの方々は『ラブライブ!』とμ'sと同じ時代に生きている、
幸せを噛みしめて観ることができる、
いまのうちに観ておいた方が賢明かと思います♪

逆に新規の方が本作から『ラブライブ!』の世界に入り込むのは流石に厳しいと思いますw
TVアニメで予習してから観るのが賢明かと思います♪

{netabare}現実のμ'sを今後どう終わらせるべきか、それとも終わらせないべきか?
二期でμ'sを続けるか否かが描かれた辺りから、
ファンの間で語られることの多い話題でした。

区切りは必要なのだろうけど、これだけ人気が出てしまったら引っ込められないだろう。
大体は堂々巡りで平行線をたどることが多かったと思います。

本作はまさに一躍スターになってしまったμ'sが、
卒業と同時に終わらせるとの決意を揺るがされ、
それに対して改めて答えを出していくストーリーでした。

そして、概ね現実のμ'sが今後、活動に一区切りを付けることに対する、
心の準備をファンにさせるための映画だったようにも私は感じました。

次の6thライブを例えばTOKYO DOME(※DOOM(ドゥーム)ではないw)辺りでやって、
現在電撃G`sマガジンで進行中の『ラブライブ!サンシャイン!!』辺りにバトンタッチして、
解散するのか、大きなところでのライブはこれでお終いにして、
ドラマCD付シングルや、ゲームの追加イベントのアフレコなど
規模を縮小してやっていくのか…。

そんなことをしみじみと考えさせられました。
というより、本作で限られた時間の中で輝くのがスクールアイドルと断言して、
例えば本作のEDテーマを6thライブの終盤に歌っておいて、
もうあと五、六年、現実のμ'sが同じ規模の活動を続けたら、
相当に締りがないwと私は思います。

いずれにせよ、この辺りは、今後、現実のμ'sの活動を見てみないとなんとも言えません。
よって星★の数は『ラブライブ!』のプロジェクト展開に左右される暫定値になると思います。{/netabare}


蛇足…劇場版開演前のμ's版マナー注意喚起映像を観て思った、
どうでもいいが地味に衝撃的だったことw

{netabare}穂乃果ちゃんって…未だにミナリンスキーの正体に気づいとらんかったんかーーーいww(笑) {/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 40

93.4 9 アイドルアニメランキング9位
宇宙よりも遠い場所(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★★ 4.2 (2766)
9625人が棚に入れました
いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。
見たことのない風景を、
聞いたことのない音を、
嗅いだことのない香りを、
触れたことのない質感を、
味わったことのない食物を、
そして感じたことのない胸の高鳴りを、
いつの間にか忘れてしまった欠片を、
置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。
そこにたどり着いたとき、
ボクたちは何を思うのだろう。
吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、
荒れる海原を超えた先にある原生地域。
地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。
これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう
4人の女の子たちの旅の物語。
ボクらは彼女たちを通して、
明日を生きるキラメキを思い出す。

声優・キャラクター
水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織、能登麻美子、日笠陽子、Lynn、金元寿子、本渡楓、大原さやか
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

見たことのない風景を見るために…

この物語は、4人の女の子が「宇宙よりも遠い場所」に行く物語。

彼女たちは旅に出る。見たことのない風景を見るために…
怖いけど、やめちゃいたいけど、意味のないことかもしれないけど、
でも…この旅が終わるころには、彼女たちはきっと成長しているでしょう。

この物語の特徴として、主人公の玉木まり(キマリ)のたくさんの心の声が、あたかもナレーターのような話し方で、ゆっくりと力強く表現されています。
その言葉が心に響きます。その響きが感動を呼びます。

そして、挿入歌の『ハルカトオク』が心地よく物語を彩ります。
主張しすぎず、控えめな音量で「あくまでも主役は物語だよ」と、示唆するように…

だから、まるで心地よい音楽を聴いているように、多くの人がこの物語に引き寄せられたのではないでしょうか?
{netabare}
第一話 青春しゃくまんえん
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
キマリは、ごく普通の高校二年生。
やりたいことがあるのに、ぎりぎりになるといつも怖くなり、結局何もできない。
そんな情けない自分を変えたいとキマリは願っていました。
でも、自分の性格を変えることは、なかなかできません。

ある日、偶然キマリは小淵沢報瀬(こぶちざわ しらせ)が落とした百万円を拾います。
その百万円はしらせが南極に行くためにアルバイトをして貯めたお金でした。
百万円をしらせに返す際、しらせから南極の素晴らしさを知らされます。

しらせの母が書いた南極の本には、水平線を転がる太陽、夜空に花のように美しく咲き誇るオーロラなど、キマリがまだ見たことのない風景が写っていました。

「しらせと一緒に南極に行きたい。」キマリの思いは膨らみます。
「でも、怖い。すごーく怖い。」それも事実です。キマリは悩みます。
でも、このままだと、今までと同じで何も変わらない。それは嫌だ。
「今度こそ情けない自分を変えよう。」そう決意して、キマリはしらせと一緒に、砕氷艦しらせの下見に広島まで行きます。

彼女は勇気を振り絞り、今、一歩を踏み出しました。 
  {/netabare}
感想
  {netabare}
キマリの友達の高橋めぐみちゃんがすごく良い感じ。
彼女はいつも、どんなことがあってもキマリを応援する。背中を押してくれる。そして情けないキマリを叱ってくれる。
こんな友達がいるキマリは幸せだと思う。

そしてしらせの母親は、どんな思いで子供に報瀬(しらせ)と名付けたのでしょうか。
南極観測隊が乗船する砕氷艦と同じ名前。
きっとしらせの母親は、娘も南極を好きになるよう願っていたのでしょうね。(^_^)
   {/netabare}

{/netabare}

第二話 歌舞伎町フリーマントル
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
フリーマントルはオーストラリアにある港町の名前。
砕氷艦しらせへ観測隊が乗船する場所です。
そこに行く旅費を稼ぐために、キマリはコンビニでバイトします。
そのバイト先で働いていた三宅 日向(みやけ ひなた)と意気投合し、ひなたも南極に行く仲間に加わります。
しらせとキマリとひなたは、砕氷艦に乗り込むための行動を新宿の歌舞伎町で起こしますが、あまりにもずさんな作戦のために、もろくも失敗します。
しかも、以前も観測隊員の人から南極行きをしらせが断られていた経緯を、キマリやひなたは知ります。
   {/netabare}
感想
  {netabare}
ひなたはとっても明るい女の子。だけどその明るさは、何か無理をして明るくふるまっているような気がします。

学校に行かずバイトをしている16歳の女の子。
きっと何かの事情があるのでしょう。
同じ年頃の人たちが高校へ通うのを仕事場で見ながら、彼女はどんな思いをしているのでしょうか?
苦しいことや悔しいことが、きっとあるに違いありません。
私にはそう思えます。

だから、ひなたはキマリと出会えて良かった。そう思いたいです。
   {/netabare}
{/netabare}

第三話 フォローバックが止まらない
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
しらせたちのもとへ白石結月(しらいしゆづき)がやってきます。
結月は南極行きが決まっている女性芸能人でした。
そして、「私の代わりに南極へ行ってほしい」と、しらせへ頼みます。
結月が南極に行きたくない理由は、友達がいないためでした。

結月の母親から結月を説得するようにキマリ達は頼まれます。
だが、結月の行きたくない理由を知ったキマリたちは、
結月の意思を尊重して、決して無理強いをしません。
それどころか、結月が寂しくならないように気を使います。

その優しさに結月は大泣きしてしまい、キマリたち3人と一緒ならば南極へ行くと決断します。
   {/netabare}
感想
  {netabare}
今回はとても笑い、とても暖かい気持ちになりました。
孤高の少女しらせのおバカなところが十分に味わえただけでなく、
結月の心の叫び、ひなたの社会人としての立派さ、キマリの優しさが心に染み入ります。

結月は芸能活動が忙しく、今まで友達ができなかった女の子。
多くの人は芸能人に憧れ、芸能人をうらやましがるでしょう。
でも、芸能人である結月は、人気よりも友達をつくりたいと願ってました。

どんな人にでも悩みはあるのです。
目に映る情報だけで人をうらやましがるのは、やめた方が良いですね。


結月は、友達ってどんなものかがわからない女の子。
だけど、キマリたちを見ていると、結月の心が和みます。
そして、キマリたちと一緒の時間を過ごしたいと思うようになります。

友達や恋人って、そんなものだと思います。
一緒の時間を過ごしたい。単純なことですが、それが最も大切なことです。

顔が綺麗とかカッコいいとかは、最初のうちだけです。
付き合っていれば、そんなのは、どうでもよくなりますよ。
   {/netabare}
{/netabare}

第四話 四匹のイモムシ
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
キマリたちが夏季訓練のため、山で合宿します。

学校のみんなは、まだキマリたちが南極に行くのを知らないので、キマリたちの行動をあざ笑います。
多くの人たちは、相変わらずしらせやキマリの行動を『無駄なこと』だと感じています。

「笑いたい人には笑わせとけばいい。その代わり、南極に着いてから言うの。
『ざまーみろ、ざまーみろ、ざまーみろ』って…」
それがしらせの考えでした。

四人は真面目に訓練します。
それは、学校では決して教わらない、南極で生き抜くための訓練でした。
速さを競うわけでもなく、時間を競うわけでもない。
自分たちがいる位置を正確に導き出す訓練でした。
   {/netabare}
感想
  {netabare}
自分のいる場所を正確に把握することは、人生においてとても大切なことです。
例えば、勉強の際、どの分野のどのレベルの問題で自分が躓いているのか。
仕事の際は、自分の立ち位置がどこで、どの問題に直面しているのか。
を正確に把握しないと、対応方法が違ってきます。

ゴールは見えているのだけど、自分の居場所がわからない…。
そうならないように頑張りましょう。

四人の実施訓練は山でのテント生活です。
まわりには灯が全くないため、夜空が綺麗です。
満点の星空に天の川。都会では決して見ることのできない光景です。
そして、山での日の出の瞬間、それは最も美しい光景でした。
   {/netabare}
{/netabare}

第五話 Dear my friend
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
キマリたちが南極に行くのを、全校の生徒が知ることになります。
しらせやキマリを見る皆の目が変わってきます。
その中で唯一、キマリの親友の高橋めぐみは、複雑な心境でした。

キマリと一緒にいると、めぐみはお姉ちゃんになったような気がして嬉しかった。
だけど、キマリは一人で前に進みだした。
今までのおどおどした態度も、今のキマリには見られない。
それが寂しかった。それが悔しかった。無性に腹が立った。

やっかみだった。
自分で自分を情けなく感じていた。
だからめぐみは、自分の愚かな行為を正直に告白して謝り、キマリに絶交宣言をします。

そんなめぐみに対して、キマリは温かい言葉をかけます。
   {/netabare}
感想
  {netabare}
今回はめぐみの気持ちが心に響きました。

キマリがいつも頼りにしている大親友のめぐみ。
どこから見ても欠点など見当たらないめぐみでしたが、
そんなめぐみも、普通の少女でした。

めぐみが涙を流しながら告白した内容は、忘れられません。
     {netabare}
最初キマリが南極に行くって言った時、なんでこんなに腹が立つんだと思った。
昔からキマリが何かするときは、私に絶対相談してたのにって…
昨日、キマリに言われて、やっと気づいた。
くっついて歩いているのはキマリじゃなくて私なんだって…
キマリに頼られて、相談されて、あきれて面倒見るようなふりして、偉そうな態度とって…
そうしていないと、何もなかったんだよ。私には…
自分に何もなかったから、キマリにも何にも持たせたくなかったんだ。

だめなのはキマリじゃない。私なんだ
ここじゃないところに向かわなければならないのは、私なんだよ。
     {/netabare}
こんなにも悩んだめぐみは、これからもキマリの大切な友達でい続けるでしょう。

そして、このシーンで使用された挿入歌が sayaが歌う「またね」
陰気で寂しい歌です。
通常であれば、こんな寂しい歌は多くの人が敬遠します。
でも、この歌があるからこそ、このシーンが感動を呼ぶのです。
多数の方が、このシーンで涙を流されたのではないでしょうか。
私は、このシーンだけで既に6回も見ました。

   {/netabare}
{/netabare}

第六話 ようこそドリアンショーへ
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
キマリたちは日本を出ます。
最初の宿泊地はシンガポール。アジアにおける海の交差点です。
シンガポールはいつの間にか、アジアにおける空の交差点にもなっています。

結月はいつの間にかひなたから「ゆず」と呼ばれるようになりました。
愛称で呼ぶのは友達だから。結月はそう呼ばれるのがとても嬉しそうです。

ところが、ここでひなたがパスポートを失くします。
外国でパスポートを失くしたら、旅行どころではありません。
何をしても楽しめません。おそらくひなたもそうだったはずです。

みんなは、パスポートを失くしたひなたに気を使い、優しくします。
でも、パスポートが再発行されるまで滞在すると、航空券が使えなくなる。
それは、南極へ行く船に乗れなくなることを意味しています。

みんなに迷惑をかけたくないので、3人で先に行くようにとひなたが告げます。
ひなたは南極に行くのを諦めます。

そんなひなたに対して、しらせは意地を貫き、ある行動に出ます。
今まで苦労して貯めた百万円を使って航空券を買います。
それは、しらせの信念でした。
   {/netabare}
感想
  {netabare}
ここではしらせの成長を見ることができます。
孤高の少女しらせが、いつの間にか仲間を大切にし、それが最も大切なことだと言い切るようになりました。

しらせがひなたに言い切った言葉が痛快です。
     {netabare}
意地になって何が悪いの。
私はそうやって生きてきた。
意地張ってバカにされて、嫌な思いして、それでも意地張ってきた。
間違ってないから。

気を使うなって言うならはっきり言う。
気にするなって言われて、気にしないバカにはなりたくない。
先に行けって言われて、先に行く白状にはなりたくない。
四人で行くって言ったのに、あっさり諦める根性無しにはなりたくない。
四人で行くの。この四人で。それが最優先だから。
      {/netabare}
ここまで大切に思われたひなたは、とても幸せを感じたことでしょう。
   {/netabare}
{/netabare}

第七話 宇宙を見る船
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
今回はしらせのお母さんの話が、いたるところに出てきます。

キマリたちは乗船します。
船の中はあわただしく、人員が不足しているようです。
しらせのお母さんが亡くなったのが原因で、3年間南極への観測は延期され、スポンサーも少なくなった。
予算削減のため、みんなが作業を多くこなしているようです。

しらせが船室のベッドで横になったとき、天井には蓄光塗料で星々が描かれていました。
これはきっとしらせのお母さんが描いたのだろう。みんながそう言います。そしてしらせもそう信じます。
かつて母が寝泊まりしていた場所で寝る。これはしらせにとって感無量でした。

そして、観測隊の南極での最終目的をしらせたちは知ります。
民間として南極に天文台をつくる。
10年かかろうが20年かかろうが構わない 南極でまだ知られていない星を見つける。
それが隊長の藤堂吟(とうどうぎん)、副隊長の前川かなえ、そしてしらせのお母さんである小淵沢貴子の目標でした。
   {/netabare}
感想
  {netabare}
結月はプロのリポーターです。それに対してしらせはポンコツリポーター。
でも、ひなたのファインプレーで、しらせは度胸をつけます。
「皆さん一緒に南極に行きましょう!」と叫び、拳を高々と振り上げます。
たったそれだけのことですが、赤面症のしらせにとっては大きな一歩でした。
それはとても素晴らしいことです。
授業では決して教わらないことでした。

これからもしらせは仲間に助けられて成長してゆくでしょう。


そして観測隊の最終目的、「南極で誰も知らない星を見つける」
とてもステキです。
こうやって地道に頑張っている人たちのおかげで、今の科学技術が出来上がっているのですね(^_^)
   {/netabare}
{/netabare}

第八話 吠えて、狂って、絶叫して
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
キマリたちの乗った船が出港します。
キマリたちは元気いっぱいで乗組員のリポートをします。
しらせは少しづつリポートの仕事に慣れてきました。

でも、南極に近づくにつれて、波は荒くなり船の揺れも大きくなります。
寝ている最中に体が宙を浮くこともあります。
それほど激しい揺れなのです。
キマリたちは船酔いしてグロッキーになります。

食べる元気もない。運動する元気もない。
このままだと、南極に着いても役に立つ自信が全くない。

でも、自分たちが選んだ旅だから。
ここに来ると決めたのは自分だから。
だから頑張れる。

キマリたちは体力をつけるために、何度吐き気がしてゲロを吐こうが、
頑張って食事します。頑張って運動して少しずつ体力をつけます。

そして、久しぶりに晴れた日。甲板から遥か彼方の水平線を見ると、流氷が浮かんでいました。

キマリたちは南極の入り口に到着したのです。
{/netabare}
感想
  {netabare}
今回は何か大きな出来事があるわけでもないのに、不思議と感動します。
キマリの声が、静かに、力強く、胸に響きます。

結月が船酔いで寝込んで落ち込んだとき、
しらせは、「頑張るしかないでしょう。ほかに選択肢なんてないから」と言い、結月を励まします。

それに対してキマリは、「そうじゃないよ。選択肢はずっとあったよ。でも選んだんだよ。ここを。選んだんだよ、自分で」と言います。
このときのキマリの言葉は、結月やひなたやしらせ、そしてキマリ自身をも、力強く励ましたようです。

さらに船の揺れでみんなが一斉に転んだときでも、キマリは「楽しい」と言い放ちます。
このときのキマリは未来を見すえていました。
この旅が終わったとき、今日の苦しかった出来事は、きっと楽しい思い出に変わっているはず…。そうキマリは確信しています。

実に素晴らしい考え方です。
こんなキマリの考え方ならば、どんな困難にでも打ち勝つことができるでしょう。


そして、キマリの心の声が語る南氷洋の景色が感動します。
       {netabare}
雲もなく、鳥の姿もなく、視界全てが一面の青。
どんなに目をこらしても、見渡す限りの水平線。

確かに船の音は聞こえているはずなのに…
その圧倒的な景色が、音を消していた。
そこにあるのは、宇宙を思わせる無音の世界

そのとき、確信した。
この向こうに、本当にあるんだ。南極が…
       {/netabare}
 {/netabare}
{/netabare}

第九話 南極恋物語
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
今回は、隊長である藤堂吟としらせとの過去を垣間見ることができます。

吟としらせとは10年前からの知り合いです。
そして、不思議と二人は、お互い口下手で、性格が似ています。

そして吟は、しらせが自分を憎んでいると思っている。母親の捜索を打ち切った自分を許していないと思っていました。
でも、それは誤解でした。しらせは吟を憎んではいません。
南極観測には危険があることを、しらせは母から何度も聞かされていました。


やがてキマリたちの乗った砕氷船が、南極大陸の間近までやって来ます。
氷にぶつかり、氷を砕き、少しずつ進んでゆきます。
何度も何度も挑戦して、ほんのわずかずつ前進します。

そしてキマリたちは、ついに南極大陸に上陸しました。
   {/netabare}
感想
  {netabare}
母親が亡くなった後も、しらせは母親が生きているときと同じ生活をしています。
しらせは今でも母親へメールを送っています。
決して届くはずのないメールだとわかっていながら、送り続けています。

そんな自分を変えなければ…と、しらせは感じていました。
だからしらせは、南極に行って自分を変えたかったのです。


南極大陸に初めて上陸する際、キマリたちはしらせを最初に上陸させようと気配りします。
それに対してしらせは、四人で手をつなぎ、同時に上陸するように提案しました。

その出来事だけでも、しらせが少しずつ変わってきている、少しずつ成長しているのがわかります。
この旅は、四人を確実に成長させています。


ただ、最後が良くなかった。
南極大陸上陸してのしらせの第一声が「ざまーみろ!」。これは正直冷めました。
どうしても言いたかったら心の中で言えばいい。口に出した途端、人間が小さく見えてしまいます。

しらせがどんなに口下手でも、ここは三人に「ありがとう。キマリとひなたと結月がいてくれたから南極に来ることができた。」と言ってほしかった。
せっかく四人で手をつないで上陸したのに、感動が覚めてしまいました。

そして、船のみんなが吟の掛け声で「ざまーみろ」と一斉にいうシーン。
これはあり得ません。こんなことを言ったらスポンサーは皆、降りてしまいます。
 {/netabare}
{/netabare}

第十話 パーシャル友情
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
キマリたちは昭和基地に着きました。

結月は南極から帰った後のことを心配し始めます。
そのときは今までどおり皆と会えないことに不安を感じます。
だから友達契約書をつくり、キマリたちにサインしてほしいと頼みます。

こんな契約書には意味がないというしらせ。 
そのとき、キマリが泣きながら、
「ごめんね。ごめん。わかんないんだよね。わかないんだもんね。」
と言って、結月を抱きしめます。

なぜキマリが泣いているのか…。
結月には、それがわかりません。逆に怒っていると勘違いします。

後で結月に対して三人が、友達ってどんなものかをそれぞれ説明します。
そして結月は、ようやく友達の意味を理解します。

そして結月は三人からバースディケーキをプレゼントされて、誕生日を祝ってもらいます。
結月にとって友達から誕生日を祝ってもらうのは、生まれて初めてのことです。
嬉しくて、嬉しくて…。結月は、またしても大泣きしてしまいます。
 {/netabare}
感想
  {netabare}
友達ってどんなものかを説明するのは、簡単なようで難しいですよね。
三人の説明は、それぞれの個性を感じます。

ひなたの説明:{netabare}
ゆずがキマリのこと好きだとする。
そのときキマリが「言葉じゃわからないので書いてくれ」といわれたら嫌だろう? {/netabare}

ひなたの説明を聞き、確かにそうだと結月は納得しますが、まだキマリが泣いた理由がわかりません。

しらせの説明:{netabare}
友達とは言葉じゃない。形も言葉も何もない。
いつ消えても誰も責任を負ったりしない。
だから自由で、だから一緒にいられると思う。 {/netabare}

しらせの説明は正論です。確かにそうだと結月は理解しますが、心はまだモヤモヤしています。

キマリの説明:{netabare}
キマリはめぐみとのラインのやり取りを見せながら説明します。

既読サインのタイミングで、今寝てたんだなーとか、今学校なんだなーとか、返事しようかと迷ったのかなーとか…。
わかるんだよー。そのときどんな顔してるかも…。変だよね?
でも、私にとって友達って、多分そんな感じ。
全然はっきりしていないけど、多分そんな感じ。 {/netabare}

キマリの説明はとりとめもないことですが、不思議と今の結月にはしっくり来たようです。

結月はキマリが泣いた理由がわかったようです。自分のために泣いてくれたことがわかったようです。
キマリは友達思いのとても優しい女の子です。

そして、生まれて初めて誕生日を祝ってもらったこと。
誕生日を祝ってもらうのは誰にとっても嬉しいことです。

今日は結月にとって感慨深い一日でした。そして嬉しい一日でした。
だって三人が結月のために多くの時間を使ってくれたのです。

結月は今日のこの日を一生忘れないでしょう。
 {/netabare}
{/netabare}

第十一話 ドラム缶でぶっ飛ばせ!
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
三宅ひなたが高校の頃に所属していた陸上部の友達が、南極との中継に参加していました。
だが、三宅ひなたには苦い思い出しかありません。
テスト中継のとき、ひなたは足がつったふりをして彼女らとの会話を避けます。
そして外に飛び出して、雪山にパンチやキックを浴びせます。ストレスを発散します。
過去によほど嫌なことがあったのでしょう。

そんなひなたの様子を見たしらせは、ひなたを心配します。
何も話してくれないひなたの力になりたいと思います。


高校の頃、ひなたは陸上部に所属しており、先輩よりも良い記録を出して代表選手に選ばれました。
同級生の友達は、力を出しきらないとかえって先輩に失礼だと言って、ひなたを褒めたのですが…、
いざ、先輩の前では自分の主張を述べることなく、ひなたを裏切ります。
それを知ったひなたは、部で孤立します。
そして、何もかもが嫌になり、陸上部を退部して高校も中退しました。


高校のときの友達は、あのときひなたを守ってあげることができなかったことを悔いていました。
だから、ひなたにお詫びのメールを送り、テスト中継に参加したのです。

だけど、ひなたは過去を思い出したくなかった。もうかかわりたくなかった。

しらせは考えます。
自分がひなたと同じ立場だったらどうだろう? もう取り返しつかないのに平気で謝ってきて…と…。

そんなしらせにひなたは感謝します。
「心配してくれてありがとう。南極に連れてきてくれてありがとう。」と、自分の気持ちを素直に述べます。


中継の本番直前に、「許したら楽になるかな?」と、ひなたはしらせに相談します。
「だけど許して、ホッとするあいつらの顔を見ると腹が立つ」とも、ひなたは言います。
本心は「ふざけるな! いまさら」と、言いたいのです。

人間が小さいと自分自身恥じています。でも、まだどうすることもできません。
そんなひなたの心を知ったしらせは、ある行動に出ます。
   {/netabare}
感想
   {netabare}
人間誰でも思い出したくない嫌なことの一つや二つはあります。
心に思った正しい解決方法と、自分のふるまいとにギャップを感じることが、やはりあります。
人間は弱い生き物です。

今回は、感動したことと嫌だったことがありました。

■感動したこと
しらせは、いつも友達を大切にするようになりました。
以前の孤立したしらせの姿はどこにもありません。
しらせは、いつもひなたを守っています。
そんなしらせを、ひなたは全面的に信頼しています。

■嫌だったこと
しらせがひなたの心を代弁して、陸上部の人たちに語ったこと
      {netabare}
三宅ひなたにかかわらないでいただけますか。
あなたたちはひなたが学校をやめて、辛くて、苦しくて、貴方たちのことを恨んでいると思ったかもしれない。
毎日、部活のことを思い出して泣いていると思ってたかもしれない。
けど、けど…、
(けど、そんなことないから。
ひなたちゃんは今、私たちと最高に楽しくて超充実した、そこにいたら絶対にできないような旅をしているの。)
ひなたは、もうとっくに前を向いて、とっくに歩き出しているから。私たちと一緒に踏み出しているから。

あなたたちは、そのままモヤモヤした気持ちをひきずって生きていきなよ。
人を傷つけて苦しめたんだよ。そのくらい抱えて生きていきなよ。
それが人を傷つけた代償だよ。私の友達を傷つけた代償だよ。

いまさら何よ、ざけんなよ。
       {/netabare}
確かに、今のひなたは、まだ当時の仲間を許していません。
でも、それは時が解決してくれることを、しらせもひなたも知りません。
あんな厳しい言い方でなく、
「もうしばらく、ひなたをそっとしてあげてほしい。もうしばらく会わないでほしい。いつかきっとあなたたちの気持ちが伝わるから…」
と、言ってほしかった。

人間は、誰しも過ちを犯すものです。
しかも、怖い先輩たちに逆らって自分の意見をはっきり述べきれる勇気ある下級生など、ほんのわずかしかいません。
彼女らは、その場の体裁を整えるために言ったにすぎず、ひなたの前で酷いことを言ったわけではないのです。
しかも、ひなたを孤立させたことを彼女らは悔いており、謝っています。

許すという行為は、非常に大切なものです。
それができないと、友達はどんどん少なくなっていきます。


会社勤めをすると、上司や取引先のお客様から理不尽なことをいろいろと言われます。
殴ってやりたいと思うことも、たまにはあります。
でも、そのたびに怒っていたのでは、家族を養えません。
聞き流すという技術や、謝っている人を許すという技術は、生きていくうえで大切なものです。

ついでにもう一つ。
しらせが言った「いまさら何よ、ざけんなよ。」はNGワードです。
普通だったら即、担当業務から外される行為です。

なぜならば、これはしらせと陸上部の女の子たちとの会話ではなく、
日本へのテレビ放送をするための作業です。重要な仕事です。
何も知らない人がしらせの言葉を聞き、嫌な思いをしたと苦情を述べたら、スポンサーは間違いなく減り、南極観測ができなくなります。

仕事で南極に来たのだから、個人の意見と仕事での話し方とは区別しなければなりません。
 {/netabare}
{/netabare}

第十二話 宇宙よりも遠い場所
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
観測所へ一緒に行かないかと、しらせ達は誘われます。
観測所は、しらせのお母さんが亡くなった場所。
キマリたちは喜びますが、しらせは迷います。ためらいます。

南極まで来た目的を、しらせはわかっています。
それは、母が亡くなったことを胸に刻むため。
未だに母へメールを送り続けている自分を変えるために、ここに来ました。

でも、そこへ行って、もし何も変わらなかったら…。
そう思うと、しらせは、ためらいます。

でも、キマリたちから励まされて、隊長から励まされて、勇気を出して行くことを決意します。

基地から遠く離れた山の上にある観測所。
そこへ行く途中で、ブリザードが吹き荒れます。
ロープを手放すと瞬く間に遭難する自然の非情さ。
「母が亡くなったときも、こんなブリザードが吹き荒れていたのか…」と、しらせは思います。

その夜、母が間近にいるような気がして、しらせは寝付けません。
そんなときに、キマリが「連れて来てくれて、ありがとう」と、しらせに感謝します。

それを聞いて、しらせは母に最後のメールを送ります。

そして、ついに、雪上車は観測所に着きます。
この観測所は、やがて『小淵沢天文台』になります。
しらせの母の苗字がついた天文台になるのです。

ここでキマリたちは、しらせの母の遺品を探します。しらせのために思い出になるものを懸命に探すのです。

そんなみんなの行動に申し訳なさを感じたしらせは、ここに来れただけで十分だと言います。
しかし、キマリは「そんなの良くない!」と言い放ち、探し続けます。
ひなたも結月も、懸命に探し続けます。

そして、ついに、しらせの母が使用していたノートパソコンを見つけました。
   {/netabare}
感想
   {netabare}
この回は、間違いなくしらせが主人公でした。
とても感動する内容です。
何度も何度も見直したくなる、そんな話でした。

しらせが母へ送った最後のメール。
それは、しらせの成長を表していました。
そして、母への思いの深さを表していました。
     {netabare}
Dear お母さん
友達ができました。
ずっと一人で良いと思っていた私に、友達ができました。
ちょっぴり変で、ちょっぴり面倒で、ちょっぴりダメな人たちだけど…
一緒に南極まで旅してくれる友達が…
ケンカしたり、泣いたり、困ったりして 
それでもお母さんのいたこの場所に、こんな遠くまで一緒に旅してくれました。
私は、みんなが一緒だったから、ここまで来れました。

おかあさん。
そこから何が見えますか?
お母さんが見たのと同じ景色が、私にも見えますか?
もうすぐ着きます。
お母さんがいる その場所に。
     {/netabare}

そして、しらせの母親が使っていたノートパソコン。
ログインパスワードは、しらせの誕生日。11月01日でした。
それだけでしらせは母から愛されていることを感じたはずです。

ログインすると、しらせからのメールが次々と受信されます。
その数は、やがて1000通を超えました。
こんなにたくさん、こんなに長い期間、しらせは母にメールを送り続けていたのです。
おそらく、毎日メールを送り続けていたようです。
しらせは、母が大好きで大好きで、母が亡くなったことなんて信じたくなかったのかもしれません。

でも、このときしらせは、母が亡くなったことをはっきりと認識し、声を上げて泣きだします。
「お母さん、お母さん…」
もう二度と会えない最愛の人を呼び続けて泣くのです。
母の葬式のときにも泣かなかったしらせが、今、ここで初めて泣くのです。

部屋の外では、キマリたちが声を出すのを必死にこらえて泣いていました。
しらせは、本当に良い友達ができました。
 {/netabare}
{/netabare}

第十三話 きっとまた旅に出る
{netabare}
あらすじ(私の思いが含まれています)
  {netabare}
キマリたちは、南極での仕事に慣れてきたようです。
帰るまであと3日となったとき、まだオーロラを見ていないことに気づきます。
でも今は白夜、夜が来ないのでオーロラは見ることができません。
夜が来る季節までいたら高校を留年することになります。

そこでキマリは、また四人で旅をしようと呼びかけます。
結月はもちろん大賛成です。ひなたも賛成してくれました。
しらせは、もう一度南極へ来たいと思っていたので、もちろん賛成です。
キマリはいつの間にか、しらせに全く遠慮なく、対等に話せる仲になっていました。

南極を離れる日、しらせは母のノートパソコンを隊長の吟に渡します。
いつの間にか、しらせと吟は仲が良くなっていました。

南極を離れたその夜、久しぶりに見た夜空に、なんとオーロラが姿を見せます。
皆で船の甲板にあおむけになり、手をつなぎながらオーロラを見上げます。

そのとき南極では隊長の吟が、ノートパソコンに未送信のメールがあることに気づきます。貴子から娘のしらせへ送ろうとしていたメールでした。

しらせは母親からの最後のメールを受け取るのです。
   {/netabare}
感想
   {netabare}
この旅で一番成長したのは、しらせでしょう。
第一話でのしらせと今のしらせとでは、雲泥の差です。
友達なんていらないと言い切っていたあの頃のしらせが嘘のようです。

しらせは、キマリたちに出会えて本当に良かったと思います。

それとは逆に、ひなたはみんなの中で一番成長が感じられませんでした。
もちろん、ひなたが最初から最も良識ある行動をしていたため、そう感じる部分も多いのですが…、
日本に帰ったら、陸上部の友達と仲直りしてほしい。そう願わずにはいられません。

結月は、キマリたちと出会えて本当に良かったと感じています。
彼女がこれからも芸能活動を続けていくのであれば、この数ヶ月間の出来事は、一生の宝物として心の中に残るでしょう。
その宝物は、決して奪われることも無くなることもありません。
いつまでも素敵な思い出として、心の本棚に大切に保管されるでしょう。

そしてキマリ。
キマリはしらせの両頬を引っ張ることができるほど強くなりました。
そして三人は、キマリのことが大好きで大好きでしかたありません。
だってキマリは誰よりも優しく、友達のために泣くことができるお人よしです。

キマリがみんなに言った言葉
「一緒にいられなくても一緒にいられる。だってもう、私たちは私たちだもん。」
キマリを知らない人だと、全くの意味不明な言葉にしか聞こえません。
でも、キマリと親しい人が聞くと、とても感動を呼ぶ言葉に聞こえてしまいます。

キマリは説明が上手なわけでも洞察力が鋭いわけでもないのに、不思議と、相手を説得するのに長けています。
それは、キマリの心がとても美しいから、そうさせているのでしょうね。
 {/netabare}
{/netabare}

実生活で必ず役に立つお話
{netabare}
第一話:
・現金は持ち歩かず、預金しましょう。(^_^)
・新幹線に乗る10分前にはコンビニで弁当とお茶を買っておきましょう。
 安く旅をするための基本です。ヾ(・ω・*)
・新幹線の中で富士山の写真を撮る際は、窓際の人に素直にお願いしましょう。(。>人<。)

第二話:
・16歳の女の子が歌舞伎町を夜歩くのはやめた方が良いです。
 特に地方から初めて来た人は、目の動きや歩き方や挙動で、すぐに初めてだとわかります。だから絶好の標的にされます。
 アニメの中では楽しそうですが、現実はアニメとは違います。

第三話:
・人を説得する際は、まずは相手の話を十分に聞いてあげましょう。
 口は一つしかないけど、耳は二つあります。
 自分が話す2倍の量を聞けるように、神様が人間をつくったようです。

第四話:
・北極星のように有名ではありませんが、南極星もあります。
 南極星は北極星ほど明るくはありません。
 それに地球の歳差運動により天の南極が移動するため、
 南極星の役割を果たす星は変わっていき、約25,800年で一巡します。

第五話:
・言葉は力です。人を感動させることもできれば、
 人を怒らせることもできますし、人を悲しませることもできます。
 言葉で人を喜ばせ、感動させることができたら…世界が変わるでしょう。

第六話:
・パスポートは必ずセイフティボックスに預けましょう。
 パスポートを失くしたら、楽しいはずの旅が辛い旅に急変しますよ。
・ドリアンは美味しいですよ。
 風土や慣習の違いで食べ物が口に合わないことは確かにあります。
 例えば納豆は、一部の西洋人には腐った食べ物のように感じられます。
 だから自分の口に合わないものを悪く言うのはやめた方が良いです。

第七話:
・蓄光塗料とは、光を蓄えて発光する塗料のことです。
 蓄えた光のエネルギーが切れると光らなくなります。
 昔の夜光塗料には放射性物質が使用されていました。
 それだと危険ということで、今ではほとんど蓄光塗料に変わっています。

第八話:
・船が激しく揺れる夜は甲板に出てはいけません。アニメなので無事でしたが、
 これが現実ならば、四人とも波に攫われて水死していたでしょう。

第九話:
・南極には2020年時点で65の観測基地がありますが、うち17は南半球の国の基地です。
 南半球の国々は早くから観測基地を建てていました。
 その後、第二次世界大戦で勝利した国々が基地を建て始めました。
 そして日本が基地を立てたのは1957年です。
 その後、各国が基地を立てるようになりました。
 温暖化の影響で基地を建て易くなったので、今後は争いの火種になるかもしれません。

第十話:
・南極観測隊は一年分のゴミを焼却して持って帰ってるそうです。
 自然保護活動のために陰で随分と努力されているのですね!

第十一話:
・南極にも人工衛星の目印を設置する箇所はたくさんあります。
 ここでの作業は宇宙開発にもつながっているのですね。
 宇宙と南極。全く関係ない場所のようですが、密接な関係のようです。

第十二話:
・オゾン層の観測は、ああやってやるのですね。
 日本から14,000Kmも離れた場所で頑張っている人達がいるからこそ、
 今の文明社会が成り立っています。とても立派な仕事だと思います。
・太陽柱(サンピラー)とは、大気光学現象の一種で、日の出または
 日没時に地平線に対して垂直方向へ、太陽から炎のような形の光芒が
 見られる現象です。

第十三話:
・成長しようと思ったら旅に出てください。そして思いっきり恥ずかしいことをしたり、
 恥をかいたりしてください。ことわざでも『旅の恥はかき捨て』といっています。
 モーツアルトは、人生の約1/3の時間を旅していました。
 あなたも長い長い人生旅行の旅の途中です。思いっきり恥をかいてください。
 そうすれば、きっと強くなります。きっと成長しますよ。
 
ひなたの名言集:
  {netabare}
・引き返せるうちは旅ではない。引き返せなくなったときに、初めてそれは旅になる。
・思いの強さと我儘とは紙一重である。
・空にある星がすべてと思うなかれ。
・悪意に悪意で向き合うな。胸を張れ。
・時計の針を一番進めるものは忙しさである。
・友達って多分ひらがな一文字だ(これはキマリの迷言 なんとなくわかります)
・何かをするのが思いやりではない。何もしないのも思いやりである。
 {/netabare}
{/netabare} 
{/netabare}

さらに、エンディングへの入り方が絶妙でした。
楽しい終了のときには「ここから、ここから」が物語の続きのように優しく響きます。
そして、第十二話の感慨深い終了のときは、「またね」が余韻を残すように静かに歌われました。 


行動力のしらせ、優しさのキマリ、思慮分別のあるひなた、大人を動かす力のある結月、これら四人が一人でも欠けていたら、この旅は実現できなかったでしょう。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 127
ネタバレ

sinnsi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

老若男女に勧めたい、誠実な友情アニメ

【無料第1話(公式チャンネル)】
https://www.nicovideo.jp/watch/1514789907
(未視聴者はこんな拙レビューなんて読まず、取りあえず第1話だけでも真剣に観てほしい。)
(何かを感じ取ったら、ぜひ全話を観ていただきたい。)

【(非ネタバレ)老若男女に勧めたい、誠実な友情アニメ】
これまでに「友情」をサブテーマの一要素に加えていた作品はいくつもあったが、
下記のような疑問点が、どれかは付いて回っていたように思える。
・記号的で絶対的な絆が、根底にあるのみ。
・命を賭した戦いだとかが付いて回り、現実感が薄い。
・距離感が近すぎたり、けんかをしても痴話げんか的だったりして、同性愛的な観点でも見られる作りになっている。

しかし筆者としては、本作に上記のような疑問点はなく、
全13話で非常に生き生きとした、「友情」をメインテーマに据え、非常に完成度の高い作品となっている。
「友情」というのは人生の一因であるので、登場人物の人生を見つめるつもりで、真剣に視聴していただきたい。
登場人物が感じる喜怒哀楽は、視聴者も感じられ、涙するだろう。

物語・登場人物(キャラ)が素晴らしいのは無論、登場人物もメイン4人組からサブキャラも個性的で、掘り下げて描かれており、
作画においても空気感のある人物の表情や、背景の描写も素晴らしく、
声優の演技においても中堅声優の地力があり、あふれんばかりの感情がむき出しになっている。
音楽においては、BGMがシーンの要所々々の空気感に非常にマッチしている他、物語がピークとなるシーンでは、ほぼ毎話挿入歌が流れるのだが、
女性アーティストの優しくも繊細な歌声やメロディーが、繊細な感情が揺れ動くシーンに非常にマッチしている。
以上の事から、全評価において5.0を文句なしに付けられる。

ながら見等で見た事はあるけれど、ピンとこなかったという方がいれば、第1話だけでも真剣に観直していただきたい。

【(非ネタバレ)どういう話なのか】
本作は南極(日本からの距離14000km)に向かう女子高校生4人組の話であり、(宇宙は上空100km)
「宇宙よりも遠い場所」というタイトルは、そこから由来している。

女子高校生が南極という熾烈な環境に向かうのは、ファンタジーであるのだが、丁寧にその過程を描いている。
4人組は元々縁もゆかりもなく、ほとんどが孤立して負け組の人生を歩んでいたのだが、そこで4人にしかない友情を育み始めるのである。

あらゆる物語において、ある人物が存在しなければ、物語が成立していなかったという作品は山ほどあるが、
超人的な能力・技能が前提となっている場合が多く、物語において絶対的な象徴の大道具となっているケースが多い。
そうでない等身大の日常を送る物語においても、その場に集まった人間らの物語という気がして、そこに集まらなくとも幸せに過ごしているんだろうな、という人物は存外多かったりする。
本作においては、この4人全員がそろわなければ、南極へ臨むという物語自体が成り立たず、4人はその後の人生において、それ以上の偉業に臨もうとする事が決してないであろう事は、想像に難くない。
それぐらい、4人全員が互いを強く支え合い、信頼し合っているんだという事が感じ取れるのだ。
またそれは押しつけがましい物ではなく、しっかりと距離を保ち、価値観を尊重するという部分も大きい。

この作品は、4人全員が主人公であり、それぞれが人生を生きる青春群像劇である。

【(ネタバレ)「友達って○○だ!」というセリフの説得力の強さ】
(第{netabare}10{/netabare}話のセリフ)
{netabare}友達とは何なのか、そんな問いに対する普遍的な答えは絶対に出せない。
方程式のような厳密さがある訳でも、友達誓約書のような取り決めがある事はありえない。
しかし、キマリの「友達って多分ひらがな1文字だ!」という、半ば感覚的なこのセリフがスッと入ってきて、非常に共感できるのは、偉人の言葉のように「重なるかもしれない」という部分があるだけでなく、
4人組がそれだけで思いをくみ取り、意思疎通が可能である間柄である事に、非常に説得力があるからだ。この第10話まで(それ以降も)の積み重ねは、非常に説得力があるのだ。
これは本作を一番象徴するセリフであると私は思うし、友達という定義への一つの答えでもある気がしてならない。{/netabare}

【(ネタバレ)全13話を振り返って】
(従来は総括してのレビューにとどめているが、全話が神回であり、大切な友情の軌跡なので、あえて書いた。)
{netabare}
キマリは女子高校生2年生になっても、何も成し遂げて来なかったと自負していた上、
変えたいと思っても変えられない自分に、自己嫌悪まで覚え、第1話の序盤ではそんな挫折・甘えをまざまざと見せつけてくる。
「昨日言ったよね? 部屋片づけるって」

そんな中、見知らぬ同学年女性の報瀬が、目の前で現金100万円の茶封筒を落としたのを拾い、校内で探して届けるところから、物語は大きく動く。
聞けば、南極観測で失踪したお母さんを探すため、バイトで貯めた金だと言う。(校内社会を犠牲にし、孤立までしていると旧友であるめぐみから知る。)
「私は行く。絶対に行って、無理だって言った全員にざまあみろって言ってやる。受験終わって高校入った時に、そう決めたの」

何も成し遂げてこなかったキマリと、堅固な意志を持って成し遂げようとする報瀬。
そんな報瀬に強く感銘を受けたキマリは、数度にわたってやり取りを行う。その内に南極行きに誘われ、キマリは葛藤を重ねる。

後日早朝、キマリは家から駆け出す。
家族がキマリの部屋に訪れると、そこはきれいに整っていた。もう彼女は、甘えていた少女ではない。
一方的に決めた待ち合わせ場所(の道のり)で、キマリを目にした報瀬は、満面の笑みを持ってキマリを迎え入れる。南極への同行者、そして未来の親友を得た瞬間だ。
冒頭からここまでのキマリの葛藤・「来る訳がない」という報瀬の諦めが、アニメ上の全演出(物語・作画・声優・音楽・キャラ)でよく描かれていて、
報瀬が笑顔で迎え入れた瞬間、全てのカタルシスが解放され、第1話なのに最終話のような感動がやってくる。

第2話では、同い年女性の日向が加わり、3人組となる。
高校中退者(志望大学A判定)で、同様に何かを成し遂げたいと思っていたようだ。

その後、民間南極観測隊員になるため、 報瀬がポンコツ計画を立案し、男性隊員への人心掌握(色仕掛け)を行おうとするのだが、
実行以前で、残念でもなく当然に計画は失敗し、お母さん関係でつながりのあった女性隊員から追いかけられ、逃走する。
その際、夜の歌舞伎町という暗澹たるネオンの海を走っているのに、走りが非常に疾走感・躍動感があり、ネオンの光が煌々と青春を照らし付けているようで、非常にエネルギッシュだ。

程なくして、女性隊員に捕まる。
改めて直談判を行い、100万円の茶封筒を突きつけるが、何も進展はせず、ただただ報瀬のポンコツぶりが露呈しただけだった。
帰りの電車、当初からの流れで暗黙のリーダーとなっていた報瀬は、数秒のやり取りだけでリーダーを解任される。(明るい雰囲気で半ばふざけた感じで)
ただのギャグシーンのようだが、これは失敗をとがめる訳でもなく、全員の関係性を対等な物にしているのだ。

そこから第3話になり、タレントという立場で南極行きが内定していた、女子高校生1年の結月が、報瀬ら3人の事を耳にして、その地元を訪ねる。
興味がないので権利をお譲りします、とは言うがマネージャー兼母親に間もなくバレ、当然認められる由もなく連れ戻されるのだが、
結月が軟化する事はなかったため、母は一人で報瀬まで出向き、結月本人が行くように説得をすれば、観測隊への推薦を持ちかけると告げる。

後日、3人組はファミレスで勉強する結月に対し、比較的落ち着いた空気の中で理由を尋ねる。
重い口を開き、始まったばかりの校内社会・同級生を優先したい、タレントの仕事で今まで友達がいなかったという旨の事情を話す。報瀬とは完全に対照的であるが、孤立していたのは同じだ。
その不安に対し、キマリは強い共感を覚えて結月を抱きしめるが、「分からないですよ!」「だってみなさん、親友同士じゃないですか!」と、結月は強く拒絶する。
だが3人組はあっけらかんとした物で、まだ出会って1ヵ月未満な上、遊びに行った事もない。ただ南極に向かおうとしているだけ、今のところは。ね? ね。 ねー。 と口ぶりが一致していた。しかし親友未満であっても、大きな関係性になっていた事は相違ないだろう。
このやり取りをもって、結月はまた帰路に着く。結局は説得以前に、ただ会話を重ねただけであった。

その夜、結月は滞在先のホテルで不思議な体験をする。
抱きしめられるというボディコミュニケーションを初めて受けた事に対し、気持ちの整理が付かない中、
窓に異音を感じて開けると、高層階まではしごを掛けた3人組がいて、キマリが「南極に行こう!」と結月に手を伸ばしていた。
返事もできずに戸惑う中、何かインスピレーションを感じた結月が手を伸ばすと、そのままはしごが倒れ、窓の外へ転倒する……が、実際に転倒したのはベッドの上からで、異音からのくだりは夢であったのだ。
広すぎる個室で一人取り残された結月は、スマホでトークアプリを開く。優先したかったはずの同級生二人は、仕事が落ち着かない結月にしびれを切らし、 グループチャットから退室していた。
朝の静寂と、鳥のさえずりがこだまする。ベッドに腰掛ける結月は、広すぎる個室で、ただ一人だった。

その時、部屋の扉のノックが鳴る。
今度は現実世界で、キマリら3人組が結月の仕事に際して一緒に行こうと、わざわざ迎えにきたのだ。
結月は、無償の好意を受ける。そして結月は、一人ではなかった。感極まり、号泣する始末だった。
突然泣き出す結月に3人組は戸惑うが、一方的に世界で一番不幸な自分でいて、一方的に心が解される描写を、ここまで丁寧に描いたのは見事だ。過剰なところがなく、ニュートラルに描かれている。
(この時に流れる挿入歌の「ハルカトオク」が、良い意味で非常にズルい)

「だから、3人と一緒なら行くって言ってるの! 一緒じゃなかったら行かないから!」
電話でお母さんにそう告げる。南極行きが現実の物となり、3人組は4人組となったのだった。

第4話・第5話では、南極行きのための訓練・準備を、大人たちを交えて行い続け、南極に向かう意義を確認し合う日々を4人組は重ねる。
しかし、第1話から登場していた旧友のめぐみは、4人組で南極へ向けてがんばるキマリや報瀬を見て、嫉妬心のような物を抱くようになり、
これまでのあらゆる出来事について、あることないことのうわさをずっと吹聴し、実害が被るように仕向けていた。しかし直接的な描写は一切なく、4人組(+視聴者)は、誰がうわさを流したのかは気がつかない。
無論キマリも、これまでと同様に旧友として、出発前日の壮行会でめぐみに対して懇意に接し続ける。そして帰り道、キマリと別れためぐみの後ろ姿は、どこか物悲しげだった。

「絶交しに来た」
出発日早朝のキマリ宅前、めぐみはキマリにそう告げ、自分がうわさを流した張本人だと告白した。キマリはどうしてそんな事をしたのかと、困惑する。
南極に向けて突き進むキマリらに対し、自分は醜い感情しか湧かない、醜い心の持ち主だとも告白する。

「ダメなのはキマリじゃない……私だ! ここじゃないところに向かわなきゃいけないのは……私なんだよ!」
二人は、ただただ泣きじゃくっていた。めぐみの行いには何一つとして褒める事はできない。
めぐみは、背を向けて離れようとする。キマリは呼び止めるが、決して、顔を合わせてはくれない。

「絶交無効」
背後からめぐみを抱きしめ、耳元で優しくそうささやくと、キマリは返事も聞かずに空港へと駆け出した。
どうするのが正解か、と言う事はない。
キマリがめぐみだからこそ、友達として向き合い、無償の愛をもってめぐみを許したのだ。

(よどんだ水がたまっている。それが一気に流れていくのが好きだった。)
(決壊し、解放され、走りだす。)
(よどみの中で蓄えた力が爆発して、全てが、動き出す!)
(全てが動き出す!)
第1話冒頭でも流れた、キマリのナレーションが再び流れ、同様に幼少期のめぐみとの、砂場水遊び回想シーンも流れる。
二人の関係性は、雨降って地固まる。この物語は、めぐみの物語でもあるのだ。

第6話からは、いよいよ渡航が始まる。
Aパートでは乗り換え地のシンガポールでただただ観光しているだけなのだが、
背景美術が見事で、シンガポールの空気を感じられる他、4人組が楽しい時間を過ごしているのが、ありありと感じられる。
言葉で確かめずとも、4人はもう相当親しくなっていたという事を、背景美術も相まってリアルに感じ取れるのだ。

その夜、どこか心ここにあらずの日向に対し、「何か隠してますよね?」と結月が詰め寄ると、パスポートを紛失していた事実が判明する。ベッドの上に日向の全荷物を並べても、見つからない。
日向は3人だけで先に行け、間に合ったら追いかけると、ホテルで相部屋の報瀬に告げる。人間関係で割を食い、高校を中退した経験もあって、気を遣わせたくないのだ。
更に、私が計画に乗るよりも前からやりたいと思っていた事なんだから、何よりも優先しろ、そっちの方が気持ちがいいとまで言う。

翌日、しびれを切らした報瀬は、第1話・第2話でも活躍(?)した、現金100万円の茶封筒を空港窓口で叩きつけ、後日便への振替を強く要望する。
何を意地になる、日向がそう言い切るよりも前に、報瀬は私はここまで意地で生きてきたと言う。
続けて、目的は南極に行く事ではない、4人で南極に行く事が一番の目的なんだと告げる。二人は向かい合い、互いに涙をこぼしていた。
報瀬の中で南極に対する向き合い方は、既に大きく変わっていたのだろう。それ程までに、この4人組が大きくなっていたのだ。

割高のビジネスクラスのチケットを手にした4人組。
犠牲はあったが、それより大切な物を守れた……と、報瀬が貴重品ポーチにしまおうとした時、日向のパスポートがそこにはあった。
そして報瀬は思い出す、前日に日向の不適切なパスポートの扱い方を見て、一方的に貴重品ポーチにしまっていた事を。
報瀬は慌てふためき、明らかに挙動不審となるが、「何か隠してますよね?」とまた結月に悟られる。

かくして二転三転の末、無事にビジネスクラスをキャンセルし、通常日程で行く事になったのだが、
報瀬と日向は報いの罰ゲームとして、シンガポールの名産品、ドリアン(腐敗臭がひどい)を食べるショーが、屋外イートインスペース開かれ、絶叫したのだった。(Aパートでも、キマリらがうっかり食べてしまう伏線がある。)
構造としては上げて下げて上げてのギャグ回なのだが、互いの絆を強く確かめる回でもあり、雨降って地固まるのは第5話と同じだ。
友人同士のトラブルを、ここまで後腐れなくスッキリ上手に描写するのは、実に見事である。

第7話ではついに砕氷船に乗り込み、大人の観測隊員もレギュラーとなって、隊員・南極・想いが掘り下げられ、
第8話ではいよいよ出港し、本格的に南極へ向かうが、訓練・海流(船揺れ)は激しく、この回で4人組はひたすら疲労困憊・船酔いで打ちのめされ、寝込み続ける。
船揺れも心労もピークに達した就寝時間中、結月は大人たちに着いていけるのかとぼやいてしまう。
だがキマリは、選択肢はずっとあったけど、選んだのは自分! と勇気づけると、結月は何か感銘を受ける。
またしばらくして、この旅が終わった時にはきっと楽しいと思ってる、とのキマリの発言を受け、結月は突拍子もなく甲板に出てみたいと言い、日向も賛同する。
夜の甲板は真っ暗な上、現在は海流が激しい場所なので非常に危険なのだが、ハンドレールに捕まりながら波を一身に浴び、4人組は陸上では決して体験できないアトラクションに、笑い合ったのだった。
(非常に賛否両論のあるシーンだが、子供は危険認識や危険認知力が弱い上、集団心理も働いていただろうし、このあと大人たちにメチャクチャに怒られたんだと解釈する事も可能だが、前後を描くには全13話という尺には限りがある。またこれを描かなければ、第8話が非常に地味な回であったと思うし、全言動が理路整然としていなければならないとするのは、キャラクター性を求めすぎているように思う。)

第9話は報瀬のお母さん、懇意だった吟隊長、報瀬との間柄について、過去回想も交えて主に掘り下げられ、
過去から現在への、それぞれの南極観測への想いを再確認し合う中、ラストシーンでは、とうとう南極へ到着する。
4人組がタラップを降り、上陸まで数歩になった時、3人は報瀬が先に上陸するように促すが、報瀬は手を取り合い、4人とともに上陸したのだった。

「ざまあみろ……ざまあみろ! ざまあみろ! ざまあみろ! アンタたちがバカにして鼻で笑っても私は信じた! 絶対無理だって裏切られても私は諦めなかった! その結果がこれよ!」
報瀬は感情を爆発させる。ようやく、夢を実現させたのだ。
「ざまあみろ!」のコールは4人組にも伝播し、4人組と同等かそれ以上に苦労した大人たちにも伝播すると、「ざまあみろ!」の大合唱が起こる。
ざまあみろ! でここまで感動的なシーンが描ける作品を、私は知らない。
(母への想いが行動原理にあった上での「ざまあみろ!」ではあるが、直接的に母への想いを吐露しなかった理由は、第12話で明かされる。)

第10話となり、いよいよ本格的に南極観測が始まり、あらゆる場所に駆り出される4人組。この話以降でも南極の背景美術は見事で、透明感が見受けられ、リアリティに重みが増す。
そんな中、結月が日本へ帰還後、大きな仕事(朝ドラ)が入る事が分かるのだが、当人は一緒にいられる時間が減るのが嫌だと言う。

「いいじゃん、もうみんな親友なんだし」
「え? 親友……? 親友なんですか?」
キマリは直接会わなくても心が通じ合っている旨を伝えるが、結月はそれに対して疑問を投げかける。
ここまでずっと濃密な時間を共有してきた仲間は、もはや「親友」と言い表す以外ないのだが、
本当に友達がいなかった結月は、どこからが親友なのか、まるで分からないようだ。
(筆者も「本当の友達って何?」と10代の頃に思った事があるので、半ば共感できる部分はある。)

観測隊員の手伝いを重ねる内、結月は隠れ(?)ファンに気がつき、仕事を受ける事を決意したのだが、その際、結月は斜め上の行動を起こす。
細かい文字を並べた、仰々しい手作りの「友達誓約書」を取り出し、これにサインしてほしいと言う。
あきれ返る報瀬と日向、そしてキマリは「分かんないんだもんね……」と感極まって泣き出し、結月に抱きつく始末だった。

食事時間になり、どうしたら友達なのかと、飲み込めずにいる結月に対し、報瀬はご飯粒を顔に付けたまま、持論を展開する。
「多分、形も言葉も、何もない。友達なんて、親子とも夫婦とも違う、ぼんやりした物だし、いつ消えても誰も責任を負ったりしない。少なくとも私はそう。でも、だから自由で、だから一緒にいられる気がする」

結月は釈然としないまま、個室で一人になる。
キマリにトークアプリで謝罪を行っても返事が来ないので、怒っているんじゃないかと気も滅入ってしまう。
そんな中、個室にキマリが訪ねる。キマリはめぐみから絶交宣言を受けてもなお、トークアプリで会話を続けている事を明かす。
既読マークの付くタイミングが不定であるだけの事で、相手の事をなんとなく想像できる。そんな関係性が私にとっての友達であると告げる。
間もなく、個室に報瀬と日向がサプライズでやってきた。過去に船酔いで祝いそびれた誕生日を、手作りのホールケーキで改めて祝うのだと言う。
友達から祝われるのは初めてだと、結月は泣き出す。普段はクールな結月も、第3話から分かるように、感情の落差には非常に弱いのだろう。

翌日、結月はお礼のメッセージを、改めてトークアプリでキマリに送ろうとする。
かしこまったメッセージを打っては消し、打っては消しを繰り返すが、結月はメッセージを2回に分けて送り、茶目っ気を出す。

<ありがと
<ね

「分かった! 友達って多分ひらがな1文字だ!」
キマリはそのメッセージを見て、端的に友達について言い表す。

ね>

<ね

再び1文字のメッセージを送り合い、思いを交わし、この話は終わる。

そして再度になってしまうが、先の記載を再引用する。
> 【(ネタバレ)「友達って○○だ!」というセリフの説得力の強さ】
> 友達とは何なのか、そんな問いに対する普遍的な答えは絶対に出せない。
> 方程式のような厳密さがある訳でも、友達誓約書のような取り決めがある事はありえない。
> しかし、キマリの「友達って多分ひらがな1文字だ!」という、半ば感覚的なこのセリフがスッと入ってきて、非常に共感できるのは、偉人の言葉のように「重なるかもしれない」という部分があるだけでなく、
> 4人組がそれだけで思いをくみ取り、意思疎通が可能である間柄である事に、非常に説得力があるからだ。この第10話まで(それ以降も)の積み重ねは、非常に説得力があるのだ。
> これは本作を一番象徴するセリフであると私は思うし、友達という定義への一つの答えでもある気がしてならない。

第11話では、南極と日本の中継をするリハーサルで、日向は高校を中退する原因となった、在学中の頃の友達3人を目にしてしまう。
後に日向は一人で激高するも、みんなの前では平静を装って抱え込もうとしたが、報瀬がずっと気にかけるのに根負けし、南極の親友らに対して理由を明かす。
その溝は深く、日向は高校をやめてしまっているので、割り切って許せる物でもない。

中継本番前、日向は許してしまえば気が楽になるんじゃないかと、思い始めるものの、
報瀬はそれを認めようとせず、日本に向け、もう日向に関わるなと言い放つが、続く言葉は詰まって、たどたどしい。
そこでキマリが、「そこにいたら絶対できないような旅をしてるの!」と助け船を出すと、報瀬は勢いを得て、相手に反論の余裕すらも与えずにまくし立てる。
「今更何よ、ざけんなよ!」

日向は憑き物が落ちたように、ただただ泣き倒れたのだった。

第5話の許されためぐみとは対照的な第11話だが、めぐみは日本を発たれて手遅れになる前に懺悔を行い、責任を取って一度は絶交を選ぼうとしたが、
今回のテレビ中継に訪れた3人は、問題を一向に解決しようとする事はなく、時間が日向を傷つけ続けた上、
3人組あろう事か、時間が解決してくれたとでも思ったのか、中継に出演したのだ。厚顔無恥にも程があるだろう。

第12話。
事実上の最終回であり、報瀬とお母さんの物語が終わる。
報瀬は、南極に着けば夢から覚め、お母さんの死に初めて向き合えると思っていたのだが、そうではなかった。
だからこそ出た言葉が「ざまあみろ!」だったのだ。ある意味で、虚勢も入り交じっていたのだと分かる。
「私ね、南極来たら泣くんじゃないかってずっと思ってた。これがお母さんが見た景色なんだ。(中略)。何見ても写真と一緒だ、くらいで……」
「確かに、到着したとき最初に言ったのはざまあみろだったもんな」
「え? そうだっけ?」
「忘れてるんですか?」

また報瀬は、隊員から誘われてもなお、お母さんが行方不明となった地に向かうべきか、ずっと悩み続けるのだった。
「でも、そこに着いたらもう先はない。終わりなの。もし行って、何も変わらなかったら、私はきっと、一生今の気持ちのままなんだって……」

それでも吟隊長の想いを聞き、報瀬は現金100万円を1枚ずつ、個室の床一面に並べながら、これまでの苦労の道のりを振り返る。
翌日、決意は固まり、雪上車に乗り込んだのだった。3週間の旅が、始まる。

あくる夜、報瀬はキマリに対して南極が好きか尋ねる。もちろんキマリは好きだと言う。
当初、報瀬以外は南極観測に絶対的な動機があった訳でもない。だけど、既にそれはもう絶対的な絆で根付いていた。
「でもね、一人だったら好きだったか分からなかったかも」
「そうなの?」
「みんなと一緒だから。みんなと一緒だったら、北極でも同じだったかも。……ねぇ報瀬ちゃん? 連れてきてくれてありがとう。報瀬ちゃんのおかげで私、青春できた」

雪上車での長い道のりに耐え、お母さんが行方不明となった地へたどり着いた4人組ら。
そこで涙をこぼす吟隊長を見てもなお、報瀬は「思い出してるんだろうね。お母さんと見た時の事」と、どこか冷め切っていた。
ようやくたどり着いた地であるはずなのに、それでも報瀬の中で何かが変わる事はなかった。

親友は、奔走する。
お母さんが南極にいた証を見つけるため、付近の施設内を奔走する。
そんな親友らを目にしてもなお、報瀬は立ち尽くすばかりか、「見つからないよ」と否定的な言葉を投げかけるだけだった。
もしそれがあったとして、実際に目にし、何にも向き合えなかったらどうなるのだろうか。南極への軌跡、何もかもが否定されるようで、この上ない恐怖でしかない。

だけど親友は、お母さんのノートパソコンを見つける。
以降、報瀬は一人個室でノートパソコンを操り、映像上では挿入歌「またね」だけが流れ、呼吸音・ノートパソコンの打音だけが流れる。

ログインのパスワード入力画面で、試しにお母さんの誕生日「0417」を打つが、失敗する。
ふと、自身の誕生日である「1101」を打てば、今度は成功する。

メーラーを開くと、未読メールが0件の中、新たにメールの受信が始まる。
差出人は「小淵沢報瀬」で、件名は「Dear お母さん」だ。
これはお母さんの失踪を告げられた3年前のその日にも送信され、第1話からも合間のシーンで、セリフはなくとも何度も送信されていた。

未読メールの件数は、あっという間に2桁になり、程なくして3桁となって、やがて4桁になった。

宇宙よりも遠い場所で、一人娘のメールを開かない母親なんて、いるだろうか。
絶対に、いない。もう、いないのだ。
(というような事を言葉を交えず、映像だけで語るのがすごい高度であり、何度見ても涙を禁じ得ない。)

「お母さん! お母さん!!」
報瀬は初めて死に向き合い、むき出しの慟哭がほとばしる。
親友らも、個室の前でともに泣いていたのだった。
(アフレコ前の練習時に、報瀬の声優自身(花澤香菜)も、泣いてセリフが言えなかった程(ラジオ12回目 12分36秒~)に受け止めたからこその、純粋な慟哭だ。)
(他の声優も、そういった場面がよくあったようである。)

挿入歌とともに、EDへとつながる。
その最中、白夜だった南極が夜になり、報瀬の止まっていた時間が動き出す。
同時に、夏隊(4人組)の旅も、終わりを迎えようとしていたのだった。


第13話は、まるごとエピローグである。
4人組は南極生活にも順応し、あっちこっち駆け巡る中、キマリは帰るのが惜しくなるが、無論ありえない話である。だからキマリは、「また来てくれる?」と確認を取る。
親友らは誰もためらう事なく了承するが、キマリは軽いと思ったのか、報瀬と向かい合って再確認をした。
「本気で聞いてる」
「本気で答えてる」
「ならよし!」

後日、報瀬は「なんか切りたくなった」と言いだし、ロングヘアから一転、ショートヘアにする。
自身の中で、向き合い方に変化が生じたのだろう。吟隊長は「やっぱり親子ね、笑ったところがそっくり」と感無量だ。
報瀬が、お母さんの死を乗り越えた象徴でもある。

そして夏隊の帰還式典で報瀬は代表として、南極についてのスピーチをする。
南極と仲間の意義を力説し、また上陸する事を誓ったのだった。
「(前略)。ここは全てがむき出しの場所です。(中略)。母がここを愛したのは、この景色と、この空と、この風と、同じくらいに、仲間と一緒に乗り越えられる、その時間を愛したのだと。何にも邪魔されず、仲間だけで乗り越えていくしかないこの空間が大好きだったんだと。私はここが大好きです。越冬がんばってください、必ずまた来ます。ここに」

越冬隊から見送りを受ける中、副隊長から南極観測が中止になりそうであった事実が明かされる。
第9話の上陸時に、大人たちも言った「ざまあみろ!」に、様々な想いが内包されていて、重みが増す。
そして4人組の想いが、大人たちに届き、南極観測を実現させたのだ。

ヘリコプターに乗り込む前、報瀬は吟隊長にお母さんのノートパソコンを預ける。
「私はもう、なくても平気ですから」
もう報瀬は、未来に向かって歩き出している。

帰りの道中、これまでの話で何度も見たいと言っていた、オーロラを目にする4人組。
感嘆する中、報瀬のスマホにメールが届いた。差出人は「お母さん」で、件名は「本物はこの一万倍綺麗だよ」だ。
吟隊長は、ノートパソコンの送信トレイの中に残っていた、メールを送信していた。

メールを開くと、一面にオーロラの写真が広がる。
報瀬は「ふふっ、知ってる」と満面の笑みで、お母さんからの想いをまっすぐ受け止めていた。

空港に帰国した4人組。
キマリは「ここで別れよ」「一緒にいられなくても、一緒にいられる。だって、もう私たちは私たちだもん」と告げる。
強くつながった心は、決してもう離れない。今は本来の暮らし(復学・仕事)に向けての準備や、帰国を待ち望んでいる家族・仲間の元へ駆けつけようという事だ。

4人は、再び4人で旅に出る事を誓い合う。そんな中、報瀬は告白する。
「あれ(100万円)はもうない」「置いてきたの! 宇宙よりも遠い場所に!」
一同は驚く。第13話序盤の「本気で答えてる」は口だけで言ったつもりではない、スピーチだって、優等生ぶって言った訳でもない。
お母さんの死を乗り越えてもなお、本気で報瀬は南極の地を再び踏む事を決意していた。

ラストシーン。
キマリはトークアプリでめぐみに「帰ったよー」と送るものの、返ってきたのは「残念だったな」と要領を得ない返事だった。
すると続けて、自身の写真とともに「私は今、北極だ」と送ってきたのだった。
よく見れば、写真のめぐみの髪は切りそろえられてある。彼女もまた、何かを決意して北極へと向かったのだろう。
彼女もまた、キマリと本当の親友になれるに違いない。
(めぐみの北極行きを暗示する伏線自体は、第10話の18分後半の映像で出ている。)

そして本当のラスト数秒で、第13話サブタイトルの「きっとまた旅に出る」が全面出て、本作はこの上なく心地良い余韻の中、終わりを迎える。{/netabare}

本作に携わった全ての関係者に、心より称賛と感謝の意を表したい。
このアニメに出会うため、私はアニメと対峙し続けていたのだろう。

{netabare}「きっとまた旅に出る」{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

浮き沈みはあったが高クオリティな感動+笑い!

【あらすじ】
何かを求める少女たちが、補い合って南極を目指すお話。

【成分表】
笑い★★★☆☆ ゆる★★★☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★★★☆
頭脳☆☆☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
感動、笑い、勝利、友情、包み隠さない

【こういう人におすすめ】
踏み出す元気が欲しい人とか。YouTuberを目指す中高生とか好きそう。

【あにこれ評価(おおよそ)】
67.6点。おそらく上昇途中。

【個人的評価】
全体的にクオリティが高く、感動系なのに笑いも多いのでおすすめ。個人的に評価がガクンと落ちる回があり、手放しでは褒められない。しかし今期一番注目し続けたアニメだったのは間違いない。
『おすすめしたい作品』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 すごいよかった!すごい良かったんだけど……

 5,6,11話が個人的にピンとこなかった。詳しくは下に。
 ただ最終話が終わってみると「やっぱいいなあ」、と思うし、評価が難しい作品でした。多分今後リピートして観るときは5,6,11、あと12話を抜いて観ます(笑)

 やっぱ私は感動系より笑い重視です!血も涙もないのです!
 ……citrusのレビューで血涙を流しましたが、混じってたらセーフなのです。

 1~4話のスタートダッシュが最高すぎて今期圧倒的覇権かなあと思いましたが、最終的には他作品と接戦でした。褒める点はだいたい↓で言いつくしましたが、あと、「南極あるあるネタ」みたいなのが割と少なくて、そこが個人的には良かった!取材が足りなかったとかかもしれないけど、結果オーライです!アレ系、あんまり要りません!

 あと、これの放送と同時期にイッテQのイモトさんも南極行ってて、ものすごいタイムリーな感じでした(笑)


1話
{netabare}  とりあえず100万円を持ち歩くな(笑)

 感動系は苦手なので切るはずだったが「涙の100万頭突きトイレ事件」(頭とは限らないだろ)でちょっと笑ったのと、1話ラスト付近の「前にも何人かそういうこと言ってくれる人がいた」発言で継続を決意。

 そうだよね!

 「私、応援するよ」「何か手伝えることある?」なんて。さも自分だけがこの子の味方のように。それだけでこの子が泣き出して「ありがとう。わたしずっと一人で心細くて……」とでも言うと思ったか!
 南極に行きたいという少女。そのために100万ためた少女。誰に後ろ指刺されても胸を張って前を見る少女。しかし襲い来る幾多の困難(たとえば100万落とす)。見てしまった涙。
 そんな子の味方が自分だけなわけあるか!
 「前にも何人か」、否、何人もいるに決まってる!
 その何人もいた「君と同じような」味方が消えていくほどに、彼女の夢は望み薄なのだと!それに気づいてからが彼女に寄り添えるスタートラインなのだと!

 と、勝手にアツくなる意外とちょろい私。

 課題を突き付けられて多分「自分を変えたい」というのとは別に「なめんなよ!私は行くぞ!」っていう意地が主人公の女の子に出てきたと思う。その辺の気持ちがすごいわかった。

 南極いけるのか。行けたとしてどうなるのか。そして最重要、私が再び笑えるコメディパートはあるのか。その辺注目です。
{/netabare}

5話後
{netabare}
 5話目で結構ぴょんっと話飛びましたね。南極出発前夜の感じでした。もうちょっと資金とかで揉めるかと思ったんですが。ということは行ってからが大変なのかな。「お母さん探し」とか「南極生活あるある」とか「大自然の危険」とか別に入れてもいいけど、コメディパート減らないでくれ頼む!
 親友メガネちゃんの話はいつか来るだろう、来たら嫌な感じになるだろうとは思いましたが、割と早めに来ましたねー。でもついていかないという決断をしたメガネちゃんはえらい。……とはいえ主人公たちも視聴者も後ろを振り返っている場合ではないのです!アディオスめがね!最終話で会おう!

 さて、このアニメ、メインキャラクター4人が魅力的ですね。
 デザイン的にも設定的にも無駄がなくてイイ。あと声優のチカラというのを目の当たりにしました。私が今期トップクラスに笑えてるのは多分声優さんのおかげ!私が気になった声はだいたい花澤さんがやってるので花澤さんは知ってましたが、今後は他の三人も注目したい!

 そして「全員が中心」って感じもいい。
 全員が中心って矛盾してますが、一人一人がほかの3人をまとめている一面があって、だから4人がギュッと集まってる感じというか。
 まず「南極にいく」っていうのは結局のところシラセの夢で、他の3人は「それについていきたい」というのが行動原理です。シラセが「北極に行きたい」としたら3人は北極についていくでしょう。だからシラセがこのアニメの「原動力」です。
 次にキマリ。一番「使えない」やつですが、私が一番必要としている人材でもあり、つまりはこのアニメ全体に流れる「あたたかい笑い」の発信基地になっているのが彼女です。他の3人だけだったらものすごく冷静な単なる「南極隊」になってたか、そもそも集まらなかったと思います。
 次にヒナタ。一番「便乗してる」のが彼女で、個人的にはメンバー入ってきたとき「ん?不安材料?」と思いましたが、全く違いました。彼女がこのチームのブレイン。頭がいい上にびっくりするほど大人なので、他の3人の引率者的存在になってます。他の3人の誰にでも合わせることができ、キマリの生み出す「あたたかい笑い」を増幅させるのも、冷静さを取り戻させるのも彼女です。
 そしてユヅキ。言うまでもなく彼女がいないと南極に行けないので人材としては最重要で、替えがききません。精神面では一人だけ高校1年ということもあり若干浮いていますが、他の3人のあたたかさに支えられてだんだんと馴染んできてます。

 ドライブに例えると、シラセが「車」、ヒナタが「運転手」、ユヅキが「免許証」で、キマリが「ラジオから流れる陽気な音楽」って感じ。ぽつんとあった車のラジオが突然ついて陽気な音楽が流れだし、それに誘われて運転手が乗り込んで……おっと免許証忘れてた、みたいな(笑) そら走り出しますわ。
{/netabare}

6話後
{netabare} 5話目以降失速ぎみ。2、3話が良すぎたのか。
特に今回のエピソードは練られてなさすぎ。はよ言えよ、探せよ、気づけよ、謝れよ、「なんだよぉ」じゃねえよ。セリフ思い付かんかったんならエピソードごと消せ。一番本心偽ってんのはおめぇだよ!
「ヒナタとシラセを仲良くするエピソードはさんどかね?」「おkおk。この辺で適当に入れとくわ」臭がパネぇ!2、3話はまぐれか!?次はキマリユヅキか!?それともシラセユヅキか!?そのあとヒナタユヅキか!!小手先でこちゃこちゃやんねーと12話持たねえのか!?
このエピソードの主体がキマリならわかるよ?なんでよりによってここまで行動決断パーフェクトだったヒナタを6話だけアホアホに描いたんだよ!「なるほどー、自分が一つミスっちゃうと連鎖的にダメになる人かー。いるいる」というとでも思ったか!あのタイミングで問題放置をするキャラじゃないだろ!

あれ、やんわり軌道修正を求めようと思って書き始めたはずが、やけにエクスクラメーションマークが多い文章に。失礼しました。とりあえず6話ストーリーがダメダメすぎてコメディも白けてしまったので巻き返し期待です。ヒナタの過去を小出しにしたところで感動はしないのではやめにさらっと出してコメディパートに戻ってくださいあなかしこ。 {/netabare}

10話後
{netabare}
 やっぱキマリユヅキきたな(笑)

 でもそんな些細なことで勝ち誇りたくてレビュー更新したわけではないのです!そんな小さな人間に見えますか私が!
 ……見えますか。あれですよ、遠近法ですよそれ。

 そうじゃなくて、むしろ6話の失敗を7話以降少しずつ回復していき、私が再び心を乱されることなく楽しめる4話らへんの状態に戻ってきてくれたって話なのです!ありがと!ね!

 脚本家さんは知らない人でした。登場人物のセリフを文章としてみたときに分かるように、そこまで「卓越したセンス」とか「文章構成力」とか「言葉にできない感情を描出する表現力」とかを持ってるわけではないんですが、それでも出来る範囲で丁寧に誠実にストーリーを紡いでいる感じ。
 その「小さいけど形のいい素材」を元に優秀な周りの作画、音楽、声優などのスタッフが世界観を広げていく。結果として、芯があってふわふわしたスポンジボールみたいな作品になって私が心地いい、と。

 逆に6話の急落は何だったんですかねー。私が「忘れ物に強いぼっち」だったから共感できなかったのか?ユヅキの葛藤は「めんどくせっ」って思いつつも割とあたたかい目で見ていられるんですが、あの時のヒナタわっけ分かんなかったんだよなあ。
 むしろ平常時のヒナタに共感しまくっていたから、自分ならしないミスを彼女が犯すストーリー展開にプッチン来ちゃったのかもしれません。器ちっせ私。


 唐突にどうでもいい、忘れ物対策コーナー!ドンドンパフパフー{netabare}
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 私が意識してること。早めに気づいて自分の行動を逆再生する。それでもないなら周囲の人を巻き込んで逆再生する。これで失せものは大体見つかります。「なくして1か月後に気づく」とかだとこの方法は無理ですが、その場合は忘れ物うんぬんの問題ではなく、普段の「使わない物品の管理」の問題ですのでそちらを見直しましょう。

 6話のヒナタちゃんの場合。まず気づいた瞬間に行動に移しましょう。ヒナタちゃんが隠蔽したあのタイミングなら「パスポートないいいいい!!」の叫びで全てが好転します。

 そして同じ道をたどって空港に戻ります。空港を出られたということは、間違いなくそのタイミングまでは所持していたということで、何者かの悪意が働かない限り、空港までの道中に必ずあります。
 そして、歩いてる途中にポトリ、というのは失せものではレアケース。手に持ったりポケットに入れているものならありえなくはないですが、今回のように鞄に入れていたものだと道に落ちることはないと思っていい。

 だから立ち寄った場所、さらにいえば鞄を開けた場所のどこかにある可能性が高い。今回のケースなら途中のクレープ屋だかアイスクリーム屋だかが怪しいです。もしくは空港内が怪しい。

 しかしない。

 ここで他人と行動を照らし合わせます。「あたしあの時何してた?」とか「諸君、初めから事件を整理してみよう」とか。こういう会話の中で「そういえばあの時一瞬渡したような……?」みたいな話が出れば、今回の場合みつかります。

 あ、気づいてすぐ「誰かもってない?」という話題が出ればすぐ発見ですが、最初から他人を疑うのもねぇ。確信があるなら「なくした」なんて言わずとも「あ、そういえばパスポート渡してたよね」で済みますし。

 という風に、失せもの探しってなんか謎解きみたいで楽しくないですか?私は心の中で「神様からの挑戦状」って呼んでたり呼ばなかったりそんな余裕なかったり。私の神様はしょっちゅうスマホをお隠し遊ばれますが、いままで見つけられなかったことないです(笑)
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{/netabare}
{/netabare}

11話後
{netabare}
 うーん、やっぱりヒナタ関連のエピソードは個人的に「うーん……」って感じになりますね。

 南極来た時の「ざまーみろ」の大合唱でもそうだったんですが、なんか器ちっさいというか。自分たちが軽蔑している人々にリベンジして吠え面かかせたいという思いが、逆に自分たちを同じ土俵に立たせちゃってるような。

 ああいう、半沢直樹の感じ?(あのドラマ観てないけど)

 2件とも直接的にはシラセの行動ですが、作中の人物全員もれなく同調しちゃってるんで、それが脚本家のメッセージだと思われます。しかし「私に(私の友達に)仇なしたものなんて、一生苦しめ!私たちは清々しいけど、お前らは苦しめ!ざまーみろ!」っていうメッセージに対して「おお!良いこと言うぜ!」と思う人間になりたくない。個人的に。

 頑張って頑張って後ろ指刺されても負けないでたどり着いた憧れの地、南極。そこで1番に思うことが「綺麗」でも「お母さんの場所」でもなく、「後ろ指刺されたことあったなあ!あいつらめ!ざまーみろ!」って。

 3番目くらいにしようよ。

 むしろ「ざまーみろって言ってやるんじゃなかったっけ?」「うーん、なんかどうでもよくなっちゃった」みたいな会話のほうが好きだし、そういう人間のほうが好き。で、最後に布団の中で、誰にも聞こえないようにボソッと「あ、そういえば。……ざまーみろ。あはは」くらいのほうが。

 チームメイトの件に関しても、面と向かって「お前らのことなんてなんとも思ってないんだよ!」みたいなこと言ってましたけど、それを面と向かって言うことが「なんとも思って無くない」ことの証明なんですよね。それを聞いて泣き出すのも、「良いこと言うぜ」みたいな感じで見てるのも。

 モヤモヤしていたとしても「あ、来たんだ。でももうあたしはあんたらの友達じゃないからな。言いふらすなよ。まあでもせっかく来たんだし、見てったら?」みたいな感じであとは南極を楽しめば、主人公たち4人の仲の良さをみた陸上部たちが、(ああ、あの子はもう歩き出してて、私たちは自分たちが許されたいためだけにここに来てたんだな)って自分たちで気づく。そういう展開のほうが好き。
 ついでに陸上部たちが帰り道で「私たち、なんかかっこ悪いね」「……うん。ほんとうに馬鹿なことしたって思う」「……」「……あー、いいなあ、南極」みたいな会話してたらもっと好きだし、そのほうが清々しいし、その時こそ、やさしく「ざまーみろ」って言えるタイミングだと思う。

 南極に来ている時点で主人公たちは完全勝利しているのに、そのうえで自分たちが打ち負かしたものに対して「やーい、負けてやんの、バーカバーカ」みたいな感じで追撃するのが「清々しいこと」とは思わない。お前たちが脇目も振らず目指していたのはそういう場所なのか?そこに到達したときに後ろを振り返って「ざまーみろ」と言って届くほど低い地点なのか?振り返ったところで、豆粒のように見えるその他大勢に、「今更言い返すのも馬鹿らしい」と思えるほどの高みを目指していたんじゃないのか。

 少なくとも私はそういう場所に行ってほしかった。
 主人公たちも、脚本家も。

 あと、「敵役」のキャラ作りが浅い。記号としてイイ感じにボコボコにできる「標的」を用意しただけのように感じる。例えば「陸上部の子たちはなぜ先輩とヒナタに別のことを言ったのか。なにか理由があったんじゃないか」などということは全く触れない。「なぜ仲間を売ったのか」「ヒナタがいなくなった後どう過ごしたのか」「何を思ってあそこに来たのか」みたいなことはすべて「想像にお任せします。まあとにかく一番いやな感じです。こいつらは本当に最悪なんです。でも大丈夫。今からボコボコにしますから見ててください。一緒に清々しい気分になりましょう」と言われたように感じた。

 まあ、まとめると、私はああいう加害者にも、かといって復讐者にもなりたくない。「ホントあいつ最悪だったよー。まあでも話したらスッキリした!今日は飲もう!明日は頑張ろう!」みたいな人が好きだし、自分もそうなりたい。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 60

71.3 10 アイドルアニメランキング10位
アイドルマスター シンデレラガールズ(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1006)
4801人が棚に入れました
歴史ある芸能プロダクション「346プロダクション」には数多くのアイドルが在籍している。
そこで新たにスタートする「CINDERELLA PROJECT(シンデレラ プロジェクト)」!
普通の毎日を送っていた女の子。
アイドルの卵に選ばれた彼女達が、初めて見る世界で紡ぐシンデレラストーリー。
みんなと一緒にお城へと続く階段を登っていく事が出来るのか。

今、魔法がかかり始める――


声優・キャラクター
大橋彩香、福原綾香、原紗友里、黒沢ともよ、上坂すみれ、大空直美、内田真礼、山本希望、青木瑠璃子、洲崎綾、五十嵐裕美、高森奈津美、大坪由佳、松嵜麗、武内駿輔
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

13話まで視聴済。「音楽」に追記。楽曲についてです。(5/10)

アニメに釣られて始めた原作ゲームですが、
何だかんだで毎日ログインしてたりします。

総評は採点を書き直した上で一緒に記述しました。
追記は・・・気づいた点を該当話数内にしたいと思います。
相変わらずの長文になります。ご容赦下さい。

採点&総評について-----
●物語●
{netabare}
前半では
主人公格と思われる『卯月』『凛』『未央』を中心とした
彼女らとプロデューサーの物語(挫折(?)中心かな)を。
後半では
同じプロジェクトに所属する他のメンバーをユニット中心に
キャラ紹介と掘り下げを。
終盤では
前半で描かれた3人の「リスタート」と
プロジェクト内での結束と全員で迎える大舞台を。
ざっくりとそんな感じでした。

個人的には『揚げて落とす』のも『落として揚げる』のも
嫌いな展開ではなかったです。
(恋愛沙汰が絡むと耐性がないので拒否反応がでます。)

2話と4話でキャラ紹介をやったのは
アニマスの反省を生かした結果だと思います。
CDやゲームである程度情報を入れていたとはいえ
かなり助かりました。

分割2クールでまだ半分ですが、
やはり尺不足は否めないように感じます。
(アニマスも最終的にはそう感じてます。)
どれくらいが丁度良いのかはわかりませんが、
もっと丁寧にキャラや人間関係や日常を描けたら
良かったように思えます。

アニメの部分だけでも要所は押さえてあると思いますが、
『NoMake』『マジアワ』『ドラマCDパート』などで
補足されていて、かなり計算された作りだな~と。
聴けるようでしたら、是非お勧めしたいと思います。

若干先に書いた内容と矛盾するかもですが。
アニマスのように長い歴史があるわけでもなく、
原作ゲームには確たるストーリーは存在しない状態から、
山あり谷ありの物語を作り。
極力矛盾を作らず。
キャラを掘り下げつつ。
意外性もあって。
ここまで観て、よく考えて作られていると思います。
{/netabare}
●作画●
{netabare}
比較の対象が違う気がしますが、
アニマスと比べると技術的な面で時の流れをかんじますね。
そういう面では評価したいですが・・・。

その分作画が安定しない回も目立っていたように感じます。
狙ってやってるのか、そう済まさざるをえなかったのか。
善し悪しの振れ幅が大きかったといいますか。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
アニメと楽曲については、
視聴開始時と比べて評価が変わってきました。
ユニット曲は総じて気に入りましたし、
属性曲などの既出曲も印象的な場面などで使われていて
改めて聴きなおしてみようという気になりました。

が・・・相変わらず楽曲とゲームは上手いこと繋がらないですね。
この辺がソシャゲと家庭用ゲームの差なのでしょうか。

各曲感想を書いてみます。
素人なので、専門的には書けません。

『お願いシンデレラ』
シンデレラガールズの楽曲として初めて触れた曲。
過去に1度聴いてるのですが、
その時は「曲のみ」という印象しか無く(ゲーム未プレイ)。
最初にくる曲がメイン14人verでないというのも
仕掛けとして凄いな~と。
アイドル数が多いメリットと言えるでしょうか。

『Star!!』(OP)
元々OP・EDを飛ばさないのですが、
映像からの情報を得る為に何度か繰り返していたのもあり、
かなりのお気に入りになりました。
13話の全員曲もコレでも良かったのですが・・・w
どこか『READY!!』に通じるところがあるかな?と思います。

『夕映えプレゼント』(ED)
中盤~後半にかけては出番の無かった曲ですが、
使われるエピソードと流れるタイミングが素晴らしかった。
ユニットCDに収録されてるバージョンも各色が出ていて
悪くはないのですが、やはり・・・。
14人verが聴き慣れている分、一番良いと思います。

『メッセージ』
卯月・凛・武内Pの出会いから最後に未央が映るまで、
1話目を印象付けてくれた曲だと思います。
後から調べて、既存曲だと知って驚きました。

『TOKIMEKIエスカレート』
アニメを観始めて急遽追いかけたSCDで聴いてみて、
1発で気に入った曲です。元々こういう感じの音使いが好きなので。
打ち込み系とでも言いますか。
3話でのステージシーンを観て、更に好きになりました。
CPメンバーでは無いのに楽曲が使われてるのって、
美嘉姉だけなんですよね。

『Memories』
同僚と「Winkっぽい」で一致しました(振り付け込みで)。
ユニット曲としては凸と同率で1位です。
使われたシーンがあの時だけに勿体無い印象でしたが、
まさかの13話での「LOVE RANKO」。
本来の姿ではないですが、曲自体に見せ場があって良かったです。

『LEGNE -仇なす剣 光の旋律-』
とりあえず・・・歌詞カード無しでは意味が掴み辛いw
そして・・・歌詞は歌詞でルビ無しでは読めそうにないw
曲調としては予想通りですが、映像も含めてカッコ良かった。
CINDERELLAMASTERの曲とは、若干方向性が違っているかな?と。
(アニメ版蘭子としてのキャラも含めて)
タイトルを打つのに苦労する曲w

『Happy x2 Days』
Cuteユニットということからか前半は可愛らしさが目立ちますが、
サビ前から入る『杏ラップ』で印象がかなり変わりましたw
他の2人のラップverもあるとか無いとかで、ちょっと聴いてみたい。
何処で収録されるのかな?(円盤の特典CDとか?)

『アタシポンコツアンドロイド』
アニメで聴いてから、改めて聴き直した曲。
Cute属性曲ということですが・・・タイトルに色が付いてない。
(歌詞には入ってるようです)
個人的には特に可も無く不可も無く。

『LET'S GO HAPPY!!』
初めて聴いて、電波っぽいなと思ったら・・・
作詞作曲者を見て、納得w
メンバー3人のパワフルさも感じられて、好きな曲です。
運転しながら聴くと・・・テンションがヤバいことに。

『Orange Sapphire』
この曲も、視聴後に追いかけた時から気になっていた曲。
『メリー』に似てますが・・・調べてみたら、当然でしたw
ゲームではクールPなのですが
曲の好みでならパッションPになりそうな感じです。

『ΦωΦver!!』
最初は何て読むのか困りましたが・・・
素直に「Over」で良い模様。
入りの「ニャーニャーコール」を、当初演出と思ってましたが・・・
CD聴いてみたらそのまま入っていて驚きました。力技w

『We're the friends!』
イベントまで2日という状況で、
歌詞作りに励むみく&りーなの姿が印象的な曲でした。
曲自体にはそれ程コメントできないです・・・。

『ススメ☆オトメ』
使われたシーンが良かったのもありますが、
曲自体も好きな方です。
「ST@RER BEST」にこのCPverが収録されていたのは
12話の為だったんだな~と実感しております。

『Nation Blue』
「クール属性曲が流れない」と思っていたら12話EDでした。
劇中で使われたユニットverの属性曲と共に、
何処かで収録して欲しいです。

『できたてEvo!Revo!Generation!』
6話から13話まで、上手く隠し通したな~と思います。
断片的に表に出しつつ、肝心なところは聴かせず。
属性混合ユニットなせいか、尖った要素は無いと思いますが、
素直にノリ易くて聴き易い曲だとも思えます。
改めて聴くと、この曲を6話で流せる訳無いとは思えます。

『GOIN'!!!』
アニメのライブシーンでは観客のコールがあった分、
CDバージョンでは若干の「薄さ」を感じました。
が・・・やはりステージを回想させてくれる印象深い曲かと。
{/netabare}
●声優●
{netabare}
この項目が書き辛いのも、視聴開始時と変わらず。
一部キャストさまを除きますと、
個人的には普段聴きなれない方々がメインのことが多く。
大変申し訳ないですが・・・あまりちゃんとコメントできません。

アーニャ役・上坂さま。
ロシア語と巻き舌が印象的でした。
僕の視聴歴からメイドさん役が印象的でしたが、
違った声を聴けたと思います。

蘭子役・内田さま。
某中二病のキャラっぽいと当初思いましたが、
蘭子のが先だったんですね。
大変失礼いたしました。

P役・武内さま。
17歳(当時?)とは思えないボイスに驚きました。
制作の意図などもありましょうが、
アニマスの赤羽根Pとは対照的なキャラとマッチしていたと思います。
{/netabare}
●キャラ●
{netabare}
声優の項目とは違った意味で書き辛いのがココかもしれません。
印象的なシーンがあれば併記しつつ、感想を。

『卯月』
やはり1話の凛との会話シーンと
7話の武内Pのお見舞いの件でしょうか。
後半以降は目立ったシーンがなく、当番回も無く。
元々アイドル志望という側面からか、
簡単に折れたり、怯んだりせず。
主人公格の中では一番安定していたとは思います。
正直2クール目が一番怖いキャラだと思っています。
春香ポジションでしょうから、アニマスを参照するとなおさら。

『凛』
6話~7話辺りでは「ここからどうなってしまうのか?」と
心配になってしまいまいましたが、何とか。
13話での「楽しかった・・・と思う」というのが本心ならば、
彼女の物語はようやく始まったところかな?と思います。

『未央』
通常時のテンションと3話途中や6話~7話とのギャップが、
印象的で・・・損な役回りだったかとも思います。
7話でPとの誤解が解けプロジェクトに復帰したわけですが、
それでも彼女なりに囚われていたわけで。
覚悟を決めて臨んだステージ、ファンレターやアンケートで
その呪縛から解かれたのは、本当に良かったと思います。

『みりあ』
4話や当番回の10話を中心に、
明るさや元気さで終始圧倒されました。
「熊本弁」を理解できてるのには笑わせて頂きました。
確かに観直してみると、序盤から理解できてるような描写がw

『アナスタシア』
美波に限らず、メンバーを気遣うことのできる優しさが印象的でした。
やたら巻き舌な「蘭子」等の独特のイントネーションも
彼女らしさを表してたかな~とも思います。
5話で猫耳つけてた時は・・・あざとかったw

『智絵里』
いつも手にしていた四葉のクローバーと、
少々不安になる程の繊細さが何より記憶に残っています。
これといってメインになっていた回が無かったので、
次のクールで何か成長等描かれると良いな~と思います。

『蘭子』
ユニットデビュー企画なのに、ソロというのは・・・と思いましたが。
序盤は独りでいる描写が多かったと思いますが
13話に近づくにつれて、
メンバーと徐々に距離が詰まっていき、
ついには標準語で喋る姿は感動しました。

『莉嘉』
姉である美嘉とは仲が良いのか、悪いのかw
10話や4話5話を中心に、そのパワーに圧倒されてました。
フェスの話拡散するの、早いよw
目標は姉ということですが、
姉妹が同時に競演することになるのでしょうか?
楽しみにしてます。

『りーな』
随分範囲の広い「ロック」だな~とは思いましたが、
彼女が気に入る物が「ロック」なのだと思うと、
少し理解できたような気がします。
ユニット回から出番が増えた気がしますので、
次のクールの活躍を期待します。

『美波』
プロジェクト最年長ということからか、
若干(?)大人っぽい雰囲気はあったと思います。
13話の展開は予想外でしたが、
自らの出番には言及せず、アーニャを心配するシーンは
心に響くものがありました。
パッション衣装姿をもう少し観てみたかったw

『杏』
普段はヤル気皆無なリアクションですが、
やるときはやってくれる頼れるお姉さんな面も。
どちらかといえば現実的な方面からメンバーを抑える役回りだったかと。
(5話とかは・・・フォローできないですがw)

『みく』
5話では暴走がありましたが、基本仕事にストイックな
ある意味メンバー内では一番真面目な立ち位置だったかと。
11話では信念を通しつつ、他人を否定しない。
いろいろな気遣いもできて。
更にはポニテに猫耳が可愛く、結構評価の上がった娘さんかと。
(メガネに制服も良かったw)

『かな子』
中盤までは何かと「食べてる」シーンが多かったように思います。
「おいしいからだいじょうぶだよ~」とか
「智絵里ちゃんは持ってて~」は名言かと。
キュートメンバーの中では
智絵里とほんわかした空気を作ってくれたと思います。

『きらり』
長身と口調が何よりまずインパクトを与えてくれますが、
その実、一番の常識人で繊細なのが彼女でした。
「あんきら」という定番がありながら、
凸レーションということになったわけですが、
元気で可愛い年少2人との組み合わせも、面白かったと思います。
(持ちつ持たれつというのが意外でした)

『武内P』
事務的・無表情・厳つい、口数少な。
そんな状態で中盤までは、
大丈夫なのか?と心配な展開だったわけですが・・・。
NGsの騒動を越えて以降は、きちんとアイドル達に向き合い、
ユニット計画を推し進める姿は頼もしくもありました。
2話では断った写真撮影なのに、13話ではちゃんと納まって・・・。
ちゃんと前に進めているんだな~と感じられて、嬉しかったです。
{/netabare}
●その他●
{netabare}
・CPのエンブレム(王冠とペガサス)は何を意図しているのだろう?
・先輩組として多数のアイドルが登場しているが、美嘉は別格?
・蘭子&アーニャの『Memories』は何に収録されるんだろう。
{/netabare}

13話視聴後(毎度、長文です)-----
{netabare}
346proフェス本番。
ホールとか屋内かと思っていたら、屋外でした。

12話で正式にステージリーダーに指名された美波が、
さまざま取り仕切っている姿からのスタート。
団結も図って、ここから1期クライマックスへ上り詰めるのか?
と思いきや・・・Aパートでまさかの展開に。
提供明けのホワイトボードに書いてあった天気予報からも、
順調にこのイベントが進んでいくのかな?と思ってましたが・・・
山の天気は変わり易く。というか最近の日本の夏は・・・。

天気に先がけて、まず一波乱。
美波が熱でダウン。
何かとメンバーを気にかけて声を掛けていた彼女ですが、
観直してみると・・・オーバーワーク気味かと。
「何かしていないと」みたいなことは自ら口にしてましたが・・・。
Pや他のメンバーが気付けなかったのか?という疑問も出ましょうが、
実際そんな状況下でそれが可能かどうか。
それこそ急に倒れてしまう流れでは、難しいことではないか?と。
唯一アーニャが心配してる描写がありましたが・・・。
いろいろタイミングというか間というか、悪かったとも思います。

といいますか、こんな流れになるとは思ってませんでした。
金曜視聴組の同僚から「前半に波乱有り」とは聞いてました。
が・・・あってもNGs絡みだろうと思ってました。

美波が倒れたことにより影響が。
全員曲だけでなくLLへの影響も・・・。

LLの美波に代役を立てることになりますが・・・
こんな土壇場にきて、各々ユニット曲有って新曲もあって。
順にデビューしてきたとは言え、こんな大舞台は皆初めてでしょう。
そんな中でも「ちょっとはできるけど・・・」と言える、みくに驚きました。
最後発ユニットで余裕なんてなかったでしょう。
(最後だったから、最初のユニットを見てられたのかもしれません。)
そこに立候補したのが蘭子なのですが、
「熊本弁」では無く、普通に心に思った通りに語る。
二重の意味で驚きました。
そして合宿時のチーム分けが、ここにつながるのか~と。
(追記 4/22)
  みく含め、蘭子が代役可能だったのは「寮組」だったから
  なんですね。練習に付き合ってたからと。(NoMakeより)

医務室(?)で横になる美波の所を訪れたのは、美嘉姉。
開幕前にCPメンバーを気にかけたり、
美波をフォローしたり見舞う余裕もある。
さすがは先輩組。
(よく考えると美嘉のが年下なんですよね)
というか何で『美嘉姉』って打つんだろう?w

CPの出番ということで順番は
「蘭子」→「MC(アスタリスク)」→「LL」
これってかなりハードな気が。
MCといっても衣装替えの時間稼ぎでしょうから。
蘭子&アーニャの組み合わせでLLの衣装だと・・・白いw
白いというか淡いというか。
アクセントというのは大切だな~と。
それから蘭子には黒(っぽい)系の衣装が似合うな~と。

次がNGsというタイミングで天気が急変し、ステージは一時中断に。

デビューイベントのリベンジという側面が強い彼女らに、
どういう状況を作り出すのか?と思っていましたが・・・。
中断からのトップバッター。
一度冷めてしまった会場・観客を前に歌わなければならない。
合宿時の「どんなステージでも・・・」というセリフが
こんな形で回収されるとは。

今回は武内Pも現状をきちんと伝えて、
NGsも「自分達が何とかするんだ」という意志持って。
6話とは違って、地に足がついていたように思います。

NGsの曲は今回初めて1コーラス聴けたわけですが・・・。
7話で凛が歌っていた印象と、
断片的に聴いて分から思っていたのと、
だいぶ違う感じのする曲でした。
特にサビに入ってからが意外な程テンポが早かった。
(追記 4/22)
  「CINDERELLA MASTER 031 鷺沢文香」のドラマパート内で
  NGsの曲のアレンジverがBGMとして使われてまして。
  どっちが元になるんだろう?
 
CPユニットが一通り出番を終えて、全体曲へ。
そして美波が復帰、円陣を組むことになりますが・・・。

全体曲が1期ラストにきた(=プロジェクト最初では無い)理由は
ここに繋げる為だったんだな~と。
Pやユニット内外で紆余曲折あって、12話で団結を描いて、
初めて組まれる円陣。と勝手に思っております。
熱で倒れたことでリーダーを辞退したい美波を
横から支える2人が蘭子とアーニャというのも印象的でした。

新曲『GOIN'!!!』。
さすがに1期最終話のクライマックスを飾るシーンだけあって、
よく動き、綺麗な作画だったと思います。
曲自体についてはフルverを聴いてからにしたいと思いますが、
これまでのアイマスの曲を意識した作りのような気がしました。
タイトルについては
①何故省略形(?)なのか
②「!」が3つの理由
など考えてしまいます。

ED『夕映えプレゼント』が流れて・・・
観客の中に善澤さんが。
神谷さんと北条さんが。
そして・・・シルエットの謎の女性が。
敵か味方か。
346の身内なのか、外部の人間なのか。
Pだとするなら、先輩組の担当Pという可能性も?

ラストのステージ上での武内PとCPメンバーのやりとりから、幾つか。
全員裸足なのは、やはり「シンデレラガールズ」だからでしょうか?

ファンレターとアンケート。
「アイドルみたいですね」という卯月を、どう見るべきか。
大舞台の後だからなのか。天然なのか。まだ実感や自覚が無いのか。

観客の姿や声を目にしてようやく、
未央の抱えていた不安やトラウマが解消されたかな?と。
これまでどれだけ元気に明るく振舞っていても、
彼女の心の中に残された、負の部分だった思うので。

「楽しかった・・・と思う」と微笑む凛も、これで
「夢中になれる何か」への一歩を踏み出すことができたと思います。

1話冒頭の「お願いシンデレラ」が流れる部分。
NGsと思われる3人が階段の上でぶつかるシーン。
あれはイメージではなかったんですね。
ということは・・・武内Pは3人を狙い撃ちで
スカウトなりオーディションをしたことになる?

ラストの写真には武内Pも納まっていて、
CPがしっかり前に進んでいるだな~と実感できて
泣けてしまいました。
(その大分前から泣いてますが。)

他のポイントについて。
美嘉姉以外の先輩組も、
短い出番なりに存在感を放っていたと思います。

たぶん・・・いろいろ書き忘れてることが多々あると思います。
また思いついたりしたら、追記したいと思います。
{/netabare}
12話視聴後-----
{netabare}
1stシーズンも、ついにここまで来てしまいました。
次回346proフェス回ということでしょうか。

合宿回というべきか美波回というべきか。
世間一般のアニメの「合宿回」とは
若干ニュアンスが異なっていたような。

舞台が劇場版アイマスと同じ宿だったせいか、
公民館やら宿の庭やら観てると、
色々思い出してしまって、感慨に耽ってしまいました。

間近に迫ったフェスの為の合宿ということで、
劇中では何日か経過してからのスタートだったようです。
新曲ということで、テンションが上がるメンツと下がるメンツに
分かれたわけですが・・・あからさまに嫌そうな杏は、
「らしい」といえば「らしい」な~とw
不労所得の為に歌って踊る道を選んだわけですが、
売れれば尚更仕事は増えていき、売れなきゃお金は入らないわけで。
果たして目標に辿り着くのは何時なのでしょうか?w

『全体曲=Star!!』という認識で良いのでしょうか~。
衣装やラストの立ち位置や振りを見る限り、そんな気がしてます。

「新曲の振り付けが上手く揃わない」
というところから物語が動き出すわけですが・・・
ま~いきなりピタッと揃うわけもなく、
揃えて練習する以前の問題な気がしないでもない。
こんなこと書いてしまうのはアレですが、
体格的にも結構ギャップの激しいメンバーなので・・・。

武内Pに連れられてCPに戻ってきて、
以降他のメンバーとも特に軋轢とか無さそうだった未央ですが、
やはり彼女なりにデビュー時のことは気にしていたわけですね。
「今度こそ」という意味で、気合が入っている模様。

Aパートのポイントは、
各メンバーの新曲に対するスタンスの違いでしょうか。
「面白そう」「頑張りたい」と思う娘。
逆に「本当にできるのか」と能力的・時間的に現実を不安視する娘。
どちらもわかる話かと。
物は考え様。受け取り方次第。難しいですよね。

自分はやってみたい。
けど皆がそう思ってるわけじゃない。
軒先で膝を抱えて悩むきらりが、とても小さく見えた。
申し訳ないけど、可愛くも見えました。
(追記 4/22)
  きらりが座ってるいるのは軒先の窓の向こう側。
  美波に打ち明けているシーンでは窓に隠れている描写も。
  この姿は他のメンバーには見せられない物だったのかもしれない。
  見つけて話しかけたのが美波でなかったら、
  どういう反応をしていたのだろう?

そんなCPの現状をどう打破するのかというのが、
P不在の間まとめ役を任された美波のテーマだったわけで。

彼女の出した答えは「足並・歩調」だったのかな?と。
後に自身が語ってますが、自分は次の一歩を見てみたいという思いで。
新曲に前向きな人もいる、現実的に不安視する人もいる。
どちらかが正しくて、どちらかが間違っているわけじゃない。
そんな中で、まず何から解決していくべきか。

スペシャルメニュー最後(?)の長縄跳びで、
メンバーの歩調が合っていたのがとても印象的でした。
智絵里を気にかける余裕が戻った未央。
どちらかというとネガティブな意見が多かった杏やみく・りーなを
ニュートラルに近づけることが出来たと思います。
若干、こういった展開としては早すぎるような気がしないでもないです。
『ススメ☆オトメ』も印象的な使われ方で良かったです。

EDは『NationBlue』。
ここでCool属性曲が来るとは思いませんでした。

次回で1stシーズンは終了で一区切りなわけですが、
ここまで卯月さんに大きな動きが無かったのが
2ndシーズンでのかなりの不安要素に・・・。
1~7話では大きく物語に絡んでいたように思いますが、
後半は「がんばります!」かくしゃみしてた印象しか・・・w

ということで細かい所へのツッコミのような物。
・アスタリスクの「解散芸」は相変わらずのようでw
・蘭子のレアな標準語セリフ。
・三人四脚・・・凸レーションは大丈夫なのか?(意外にも2着でしたが)
・劇場版で大活躍だった水鉄砲が再びw
 (「NoMake」で同じ物と確認できる)

(追記分 2015.04.11)
当然まだ13話を観てないのですが、
例の如く、ゲームの方で新曲の正体と思われる楽曲が。

アニマスからの流れを踏襲するなら、
仮に劇中で「Star!!」を使うにしても、2期のラストか。
その曲が13話の物なら、見事に騙されたな~とw
本当の答えは、月曜日に13話を見て確認します。

(追記 4/22)
  13話まで見終わってから、戻ってみると・・・
  練習してる曲が『Star!!』でないことはハッキリわかるのに
  なんでそんなこと思ってたんだろう?w

CW曲が
『夕映えプレゼント14人ver』『TOKIMEKIエスカレートLIVE MIX』
というのがズルい。
TOKIMEKI~はコール付のフルverなのかな?
{/netabare}
11話視聴後-----
{netabare}
みく&りーな回。
正直どちらの2人にも特に思い入れが無かったので、
蘭子回や凸レーション回ほど期待値はなかった。
が・・・2人の意外なところが見れたのは、大きな+だったと思います。

この2人を組ませた理由は、
本当のところは何処にあるのでしょうか?
「残った2人」というのは、
これまでのプロジェクトの展開から考えて筋が通らないかと。
仮に扱いに困るとするなら最初から採用しないでしょう。
一斉にデビューさせてない時点で「まずはユニット」の企画だったはず。
とすると武内Pの真意は?
「相性」と言えるかは不明ですが、
方向性などは異なっていますが、
「こだわり」や「情熱」を2人共に持っていると思います。
なのでその辺りに何かPなりの目論見があるのではないか?と。

「ユニットで」と明かした時点で既に曲が作られている辺り、
武内Pは策士だな~とw しかも2人共に気に入られてますし。

「みく&りーな」という組み合わせの真意を確かめるべく
莉嘉とみりあがPの元に向かうわけですが・・・
(Pに気付かせず近寄る辺り、只者ではない?w)
346proフェスの企画書のせいで、結局うやむやにw
本気か冗談か、一応口止めするものの・・・
直後に他メンバーに拡散w
恐らく全員出すつもりのようですから、
NGsの曲の視聴者へのお披露目はこのタイミングかな?と

コンビ不調→どちらかフェスに出られないという流れを察して、
頑張ってみようということになる2人だが・・・
莉嘉の提案により1週間の同棲生活をする羽目にw
(互いに蹴落としてでも何とかしない辺り、良い娘達だな~と)

ヘッドホンやらギターやら要らんでしょと思ったが、
りーなにとっては重要なんですよね。みくの猫耳と同じで。

みくの生活が規則正しいのは・・・ちょっと意外だった。
仕事に対して(も)ストイックな彼女なのだから、
生活もそうであろうことは予測できたはずなのに・・・。

2人共、制服姿がとても新鮮でした。
みくさんの眼鏡も、りーなのセーラーも。

急に舞い込んできた(そしして受けてしまった)仕事の辺り、
また照明が暗い演出になって、とても嫌な感じがしました。
(7話が効いてるんだな~と、自覚しました。)
今後の2人を試す意味で引き受けたようですが、
そこから2日で作詞を何とかしてみせると言える辺り
とてもロックだったと思います。

ステージでの2人は・・・インパクト大でした。
ヘソ出し衣装で2人共にスタイル良いですし。
みくさんの「ポニテに猫耳」も可愛かったです。
(OPの時からそう思ってましたが)

企画書の仮のユニット名が、正式に2人の名前になったわけですが、
他のユニット名は一体誰が?
『NGs』『RE』『*』・・・武内P
『LoveLaika』・・・美波orアーニャ
『CandyIsland』『凸レーション』・・・???

次回は・・・346フェスに向けての合宿回みたいです。
アレ?この風景知ってるんだけど?と思ったら、
どうやらアニマス劇場版で使った民宿のようです。
チョイチョイ、765ネタも入れてきますね~。
{/netabare}
10話視聴後-----
{netabare}
みりあ、きらり、莉嘉のユニット回ということで。
きらりがこの組に入るのは予想外でしたが、
逆に「あんきら」というのも定番になってますし。
そういう意味でもこれで正解だったのかな?とも。
今のところNGs以外は属性が統一されてるので、
それも関係あるのかな?
(残る2人は属性違ってますが)

みりあと莉嘉の無邪気さ・パワフルさ。
きらりの独特なキャラクター・雰囲気。
今回のPは結構ダメージ大だったんじゃないかな?とw
精神的にヤラれる系で無かったのが救いでしょうか・・・。

9話10話と、属性曲(と呼んでいいのかな?)が使用されてました。
・・・やはりCoolは不遇な気がするのですが。
『Orange Sapphire』は
元々何となく気に入っている曲ではありましたが、
今回使われたことで、僕の中での評価が上昇してますw
(何かに似てるとは思ってましたが『メリー』だったんですね)

凸レーションの新曲、
電波系っぽいな~と思ってましたが・・・
作詞作曲を見て納得しました。
CDを待ちたいと思います。

ということで次は物語方向で。
一応CP4組目のユニットということですが、
ブランドとコラボできちゃう辺りが、
346pro故の展開なんだろうな・・・と。
『キャンディーアイランド』のTV出演というのも、
同じ事務所同士とはいえ、346だからこそできる芸当なのかな?

イベント間の移動時に、
クレープを食べようということで、原宿へ。
(東京のことはよくわかりません)
色んな意味で目立ちますよね、この4人w
着ている物、体格、ビジュアル・・・。

そして久々に武内P、不審者扱いw
クレープ屋の辺りから周囲の目が気になっていたでしょうけど・・・
3人から距離をとったらダメでしょうw
むしろ怪しさしか残らないから。
というか警官が使えなさ過ぎる・・・。

Pとはぐれた直後の765proの看板。
劇場版EDのユニット企画、実現してたんですね。

ケータイやスマホの普及で、
何かと連絡が取りやすい時代にはなりました。
ここまで見事なすれ違いっぷりは、なかなですが・・・
微妙なタイミングの悪さというのは日常茶飯事な気がします。

3人が間に合わなかった時の為に呼び出されたのが、美波・凛・蘭子。
揃いも揃って3人共Coolかい、とw
衣装がハマるとは言えない人選(?)でしたが・・・
コレはコレで見てみたかった気がしないでも無いw
蘭子が嬉しそうだったのが、微笑ましかった。

EDの、武内Pを交えて「笑顔の練習」の絵は良かった。
微笑ましくもあり、苦笑いでもあり。

次は・・・ソロ?ユニット?
楽しみにしております。
{/netabare}
9話視聴後-----
{netabare}
ゲームで知らされていたことですが・・・
まさか冒頭から、ユニット予想ハズレ告知でした。

小難しく考えないで気楽に観れる、
楽しい回だったかと思います。
8&9話共に後々思い返すと伏線がバラ撒かれている、
そんなことは無いと今は思っておりますw

・杏大活躍
・徐々に揃うCIの足並み
・幸子さん色々おいしかったかとw 思った以上にポンコツだったw
・十時さんスカート短っ しかもスリット入りw
・川島さんの司会、美味しく頂戴しました

可能な限り働かない為には、本気を出すという感じでしょうか。
あの杏さんが大活躍な回だったと思います。
後日語られるのかもしれませんが、
CandyIsland結成秘話とか観れると嬉しいな~と思います。

次回はもう1組の3人組ユニットの回になるようですね。
恐らくは「きらり」「みりあ」「莉嘉」かと。
更に次回予告からは美嘉姉や武内P、他のCPの姿も見られました。
結構なドタバタになるような気がします。
(「ドタバタ」で済めば良いですが・・・)

続けてユニット曲が特殊EDに、という流れだったわけですが、
そうなるとやはりラブライカの曲が不憫でなりません。
ライブシーンは有ったわけですが、
どうしてもNGsの姿が印象に残っているわけで。
救済措置を求めたいですね・・・。

OPの某カットがユニット分けになるのでは?というコメントを
何処かで見かけた記憶があるのですが・・・
今見ると・・・なるほど。
そんな感じになりそうですね。
{/netabare}
8話視聴後-----
{netabare}
特番挟んで、約2週間振りでの物語展開。
サブタイトルと予告から推察した通りの蘭子回。
ゲームの方ではクール属性がお気に入りになりやすいのですが、
彼女については実はそれほどでも・・・。
某六花さんと印象が被ってましたが、
蘭子のが先なんですね。大変な勘違いをしておりました。

「ユニットでCDデビュー」とのことでしたので、
蘭子が誰と組むのかと思ってましたが・・・。まさかのソロデビュー。
内面はともかく、外面的に組み合わせられそうなのは・・・いないですよね。

次回は3人組ユニット2つ同時期らしい。
今回は7話と併せて、正直に説明分しているようなので、
円滑に進んでいるように思います。
残るは・・・
「かな子」「智絵里」「李衣菜」
「莉嘉」「みりあ」「みく」
「きらり」「杏」
というわけです。
上に書いたようなユニット分けかな?と勝手に想像しております。
(下に追記しましたがハズレでしたw)

(追記分)
9話分も先にゲームでCD情報を知らされてしまいました。
「かな子」「智絵里」「杏」の3人が、次のユニットなようですね。
相変わらず予想の上を行ってくれますね~。
こうなると全く読めない状況になりました。
というか・・・何週連続でSCD出すつもりなの?w
ラブライカ、蘭子、9話分で3週連続ですよ~。

さてはて蘭子の方はと言いますと・・・
どうもPと蘭子の間には認識のズレがあったようで。
言語(?)がアレでは共通認識を持てというのも
無理からぬ話ではありますが・・・。
それでも、「蘭和辞典」とか「蘭学書」とか言われてますが、
武内Pなりに本気で彼女に向き合おうとしてるんだな~と見えたのは
大きな前進だと思います。

前進ついでにもう少し。まずは凛。
蘭子とのコミュニケーションに苦心するPに、
彼女を内側から理解するようにアドバイスしてくれたのが印象的でした。
思ったより時間経過が大きかったのもありますが、
彼女がPを信用できるようになるのに
もう少し時間がかかるかな?と思っていましたので。

それから未央。
『NoMake』の分も含めてですが、
彼女なりの出直しを図っている部分が見えていたかな?と。
それから、やはり彼女の対人スキルは必須だな~と。
いい具合に距離を詰めてくれてると思います。

脱・丁寧口調を目指す武内Pですが・・・
結局この8話内で断念する流れにw
未央が言い出して、未央が却下するとかw
無理してでも何とかしようとするPが、健気で微笑ましかったですw
何事にも一生懸命な姿に好感が持てますね。
かな子と智絵里に挟まれてお茶を頂くPの姿というのも、
7話まででは全く想像できなかったですね。

私物の持ち込みは1人1点までということになりましたが、
それぞれ誰が何を持ってきたのか、わかり易い結果だったかと。
唯一未央が予想外。持って帰って、また違う物を持ってくる流れは、
予想できなかったです(確かにハンバーガー持って帰っている)。

一応ゲームやってますが、
彼女らの暮らしについて詳細を考えたり調べたりすることは無く。
出身とか考えてみれば当たり前のことだったのですが・・・
寮暮らし組もいるんですね。
アーニャの「蘭子」の発音が・・・。
巻きすぎでしょうw

蘭子の持ち込んだ一品というところから、
彼女とのズレが何なのかを気付けて良かった。

自分が描いたものを見せるというのは、
商売などでもない限り、大変な勇気の要ることと思います。
蘭子はそれをPに見せ、Pは真摯にそれを受け止める。
そしてPVのコンセプトへ昇華する。
また1人、プロジェクトが成功したようで何よりです。

ブタミントン・・・懐かしいw

オチのみりあについては・・・。
甚だ意外ではありました。
Pの苦労や努力が微妙に報われてない気がしますが、
面白かったのでアリかとw
見直してみると、確かに8話の最初から
理解してる風ではあったんですよねw

この回からアイドル達からのPの呼称に変化が。
一定の信頼は得られた、ということになるのでしょう。
{/netabare}
7.5話(SpecialProgram)視聴後-----
{netabare}
特番ということで。
武内Pも登場ということで、主にそちらで期待してました。

前半は卯月視点での振り返りでしたが・・・
いくらなんでも圧縮しすぎでしょうw
物語・キャラ・演出等々、
只でさえ情報量の多い作品なのに、
10数分にしちゃったら・・・w
今回のは「卯月ver」とすると、
「凛ver」「未央ver」とかあるのかな?
あと2回くらい特番挟まるのでしょうか?

後半の武内さんは・・・
良い意味で17歳には見えませんでした。
スーツ着てる分もありましょうが、
何よりスーツに違和感が無いw
着慣れてないと「着られてる感」がハンパ無い衣服なのですが。
地声はPの演技より低かったように感じました。
そこも驚きでした。
今後他のキャラとの絡みも増えると思いますが、
彼女らとどう向き合っていくのか、楽しみにしております。
{/netabare}
7話視聴後(今回も長文かな)-----
{netabare}
次回予告から感じた通り、
重苦しい雰囲気でのスタートになりました。
武内PとNGs、ひいてはCPとの関係性はどうなるのでしょうか。

まずは全体的な感想から。
6話まで使った「持ち上げておいて落とす」ギャップに比べて、
良い意味で無難な方向での解決になったと思います。
下手な力技や変化球に頼らず着地できていたかと。

武内Pと卯月、どちらかが鍵になりそうだなと予想してました。
半分正解半分不正解というところでしょうか。

細かい感想を書いていきますと、

みくは凛や未央に厳しくあたるかな?と思っていました。
意外と心配している面が目立っていたかと。
5話ではストライキまで起こしていた娘ですが、
2人を迎えにいくというPを信じて待つ、という姿まで見せてました。
前々回含めて、彼女なりに思うところがあったのかな?と。

口数が少なく。あまり表情に出さず。
メンバー達とも距離をとり。
宣材撮影の時も一緒にフレームに納まらなかったり。
これまでの武内Pの態度というのは、
今回の為の描写だったんだな~と、改めて実感しました。

未央に続き卯月までが!?な展開ですが、
前日のシーンで調子悪そうな描写があったわけですが・・・
独りになってしまう凛としては不安になりますよね。

きらりのジャージ姿、ポニテ姿は良かった。
でも尻尾のおかげで、尚更・・・。

美嘉姉のせいではないです、断じて。
そこまでの影響を考え始めたら、何もできなくなっちゃいます。
何もかもに責任が生じてしまうとも言えますし、
逆に誰も責任を取らずに済んでしまいますから。

卯月を見舞うPですが・・・。
個人的に今回一番輝いていたのは彼女かな?と。
イベントでは自分自身だけで精一杯だった感じでしたが、
それでも一番地に足がついていたのは彼女だったんだなと。
元々アイドル志望という側面はあるのでしょうが、
次を見て進もうとする姿は、胸に来るものがありました。
何より今回、武内Pを始め沢山の視聴者が救われたのは、
彼女の笑顔や前向きさではないかな?と勝手に思っております。

未央を迎えに出る直前にNGs以外のメンバーと話すわけですが、
この時のPの言葉からは確固たる意志が感じられて、良かった。
企業人としてだけでは無く、感情を押し殺してる風でも無く。
彼自身の本心が語られてと実感できました。

ようやく自身の言葉で「成功」を伝えられて、
P的にも未央的にも本当に良かった。
ステージ横(?)から撮っていた写真が、
こんな形で生きてくるとは思いませんでした。
人数だけではなく、その中身も重要であると・・・。

凛の怒りは元々Pに向けられていたんですよね。
アイドルとは何のか?等々の不安を含めて。
なので、公園での彼女の態度はPに対した時の方が、
動きが大きく描かれていたのだろうと思います。
変な話ですが・・・今回のアクシデントは、
凛としてもプラス要素はあった物だと思います。
胸の内に燻っていたモヤモヤをPにぶつけることができましたから。
この時Pが軽々しく約束しなかったのは良かった。
その場を凌ぐ為でなく、それでも「努力します」と。

今回の出来事も一応の解決を見たと思うわけですが、
不安要素が1つ2つ・・・。

まず『NGsはPの過去話を聴いていない』ということ。
具体的にどう不安になるかはわかりませんが・・・。

もう1点は『凛』。
Pに対する不信感というのは幾分払拭されたとは思います。
が・・・いきなり全幅の信頼を寄せられるはずも無く。
更には彼女自身に「明確な目標」が無いわけでして。
(スカウトされた身としては仕方が無いとも思えますが・・・)
かなり武内Pの言動に左右されそうに思えました。

長々と書いてしまいましたが・・・
・卯月さんに救われた
・PもNGsも再び前進できそうで良かった
・他のメンバーの掘り下げ、期待してます
・特番が入るのは既定事項かと思います
というのが簡潔なところでしょうかw
{/netabare}
6話視聴後(長文になります)-----
{netabare}
金曜視聴組の同僚から、何となく波乱な展開であることを聞いてました。
が・・・なるほど。
断片的な情報とこれまでの推測から、概ね予想通りでした

先に6話の感想みたいな物から書いてしまいますが、
誰の責任とも言い難い流れだったな~と。

要因としては幾つか思いつきます。
一点目は「NGsの3人の加入から5話までがあまりに順調過ぎた」こと。
補欠合格や素人からの採用、美嘉のバックへの抜擢など、
色々すっ飛ばした上に、いきなり大成功例を見せられて。
勘違いするなというのが難しいと思います。
一応、武内Pもバックダンサーには当初反対してるんですよね。
部長の意見で出演の方向になってしまった感もあります。
「何の気無しに」した発言が後に影響を及ぼすとするなら、
部長さんも結構責任大だと思わなくもない。
(追記 4/22)
  今思えば、部長さんの発言もPを思っての
  後押しという側面もあるのかな?と思えてます。
  Pの言動を予測した上で多少強引に流れを変えようと。

二点目は一点目からの流れでもありますが、
NGs全体が浮き足立っていたと言いますか。
そもそもが「盛り上がるはず」という幻想は、
本来別のアイドルによってもたらされた物。
自身の立場を考えれば、あの光景が再現できるはずが無く。
ちょっと甘かったかな?という印象は否めません。
人の集まり具合もまずまずで、足を止めて観てくれる人もいました。
そういう意味では『十分な成功』だったと思うのですが・・・。

三点目は武内P。
恐らく事前の根回し・準備については完璧でしょう。
そしてライブ後に未央にかけた言葉も『内容は正しかった』と思います。
しかしチョイスがマズかった・・・。
元々口下手で言葉数も少ない人間として描写されたと思います。
部長さんやちひろさんの言葉の端々から推測するに、
彼にも過去に何かあったのだろうと思えます。
もしかすると今の性格に多大な影響を与えているのかもしれません。
それでもやはり、そこは大人が配慮して言葉を選ぶべきだったかと。
(僕がそうできるか?と訊かれると、自信はありません)

6話の採点は、7話(まだ続くならそれも含め)で描かれるであろう、
解決編を待ってすべきかな?と思います。
個人的には6話単体でも出来の良い回だとは思っています。

しかし・・・7話は大変そうですね。どんな意味でも。
この流れを突破するのは武内Pなのか?
もしくは他のメンバーなのか?

ラブライカと同時デビューというのも、
尺の問題や物語の流れからかな?と思っていましたが、
対比の為でもあったのかな?と勝手に推測しています。
インタビューへの対策(心身共に大人な為か色々想定できている)や
仕事への意識の違い。
ミニライブ前の緊張具合。
ミニライブ後の手応え。
どれも対極だったといえると思います。

ちょいと武内P寄りの見方ですが、
ラストの凛の対応は頂けないな~と。
言葉足らずだったとは思いますが、
まだ発言の途中だったとも思うんです。
最後まで聞かず自爆して走り去ってしまっては、
何ともしようが無いとも思えます。

ラブライカについて。
同僚曰く「WINKみたいだった」。納得w
良かったと思います。
純粋に彼女らのパフォーマンスだけで観てみたいと思います。
(放送ではNGsの現状も流れていて落ち着いて観てられなかったので)

まずユニットという形で始まりましたが・・・
NGsの『特色』って何なのでしょう?
何故あの3人なのか?
何となくユニット編成も見えてきたかな?と思っておりますが、
今一つ説得力といいますかセールスポイントといいますか、
その辺りが見えないな~と。
強いて挙げるならば「同期であること」くらいでしょうか。

何故最初は14人揃えてのデビューにしなかったのか、
その編も謎というか、勝手に疑問を抱いている所ではあります。
{/netabare}
5話視聴後-----
{netabare}
前回のユニット2組デビュー発表、からのお話。

「良かったね」「頑張ってね」と思っていても、
やはり同期でもあるわけで、嫉妬などの思いを抱いていても
不思議は無いと思いました。
表面に出していたのは、みく・莉嘉・みりあが中心で、
他の面々は意外と(というのは失礼ですが)大人しかったな、と。

あくまで346proを信用する前提でですが、
事務所の力の大きさ無くして、
展開できるストーリーでは無かったかと。
何の露出も営業もほぼ無い(と思われる)状況で、
新人ユニット(という形であっても)のCDを出すというのは、
簡単にできる物では無いと思えます。
企画段階とは言え、他の9人も順次リリースさせるつもりも有ると。
「デレマス」だからこその流れだったように思えます。

3話で出てきたお偉いさんが、事務所の上の方で、
何か感じたものがあったのでしょうか?

アーニャのカードの「ラブライカ」って何だろう?と思ってましたが、
今回のユニット名なんですね~。
ということは美波さんのカードも来るということでしょうかw

(追記)
ネコミミ美波&アーニャ、あざとい。あざと過ぎるw
というか「LAIKA」は「犬」じゃないのか?w
でも可愛かったので問題無い。

7話観てから観直すと、
凛の表情がイマイチ冴えないのが分かる。
何処かに何か引っかかるのを感じながら進んできてしまった、
そんな感じがする。
{/netabare}
4話視聴後-----
{netabare}
一通り観た上で。
「キャラ紹介回再び」というところでしょうか?
2話で軽く名前と姿は出てましたが、アレだけでは厳しかったので、
4話は楽しめましたし、助かりました。
他の方も言及されてると思いますが、アニマス1話と似た手法ですね。
撮る人物と、その立場が異なりますが。

今回のラストで、早速ユニットでCDデビューという展開ですが、
3話のバックダンサーへの抜擢と合わせ、
「シンデレラストーリー」と呼べる流れになってると思います。
美波&アーニャ、卯月&凛&未央というユニットですが、
個人的には前者が気になりますね~。
メイン3人は既に出番もらってますし。

3話前半のような画の不安定さは感じられず、
通して安心して観てられたと思います。

この4話でかなりこの作品の評価が上がったと思います。

プロジェクトPR用動画ということで・・・
●みく●
耳を付けてなかったからか眠いからか、キャラがw
メイン3人への対抗意識(?)が表に出るタイプの模様。
そもそもこのプロジェクトの目的は?
グループ中心なのか、競争させるスタイルなのか。

●莉嘉&みりあ●
見たところ低年齢コンビでしょうか?
年が近いからか馬が合うからか、既に相当仲が良いですねw
みりあは無邪気さ?素直さ?が印象的でした。
莉嘉は姉への憧れ&尊敬が感じられました。
2人ともどんなアイドルに成長するのでしょうか。
というか・・・子供パワー、凄かったw

●きらり&杏●
きらり自身大柄(失礼)だが、怪獣の着ぐるみてw
ビジュアル的にも存在感的にもインパクト大。
独特のしゃべりに圧倒されますが、杏の面倒を見たりで、
面倒見が良いのか、相性が良いのか。
(この2人、同い年なんですね~)
「働いたら負け」の印象が強い杏ですが・・・
事務所にきてる辺りどうなの?とw 週休8日てw
印税生活にしても・・・何もしないでは成り立ちませんよw

●かな子&智絵里●
何か食べてる印象が濃いかな子さん。
ビジュアル的には「雪歩」、雰囲気は「あずささん」な感じ。
きらりとは異なった方向で和ませてくれそうです。
智絵里は・・・雰囲気が「雪歩」でしょうか。
人見知りといいますか恥ずかしがり屋といいますか。
PR用にカンペ作ってるあたり真面目さもあるのかな?
共に強烈な個性は無いですが落ち着いた雰囲気にしてくれると思います。

●美波&アーニャ●
何だかんだでこの2人、よく一緒に描かれてますね。
というか突然の録画にも慌てず普通に対応できるのが凄いw
未央が思ったようなリアクションにならず、
ラクロスのユニフォーム?とチア衣装で撮影に。
何故ラケット振りながら自己PRに?
アーニャは、個人的には一番謎めいてるかなと思います。
日本語が結構怪しい辺り、中の人には苦労がありそうな気がしますw

●蘭子●
中の人のおかげか、彼女の中二キャラにあまり違和感が無いですね。
だけど・・・通訳くださいw ゲーム始めましたが初心者なのでw
(追記 4/22)
  「らんらん」と呼ばれ始めたのはこの回だったんですね。
   結構自然に受け入れてたのでw

●李衣菜●
事務所に戻ってきた3人に興味無さ気に、音楽を聴いてる振りですが、
チラっと視線を向ける辺りが彼女の素なのかな?
クールでロックなアイドルって何だ?w

とまぁ、一通り撮影が終わったように見えたわけですが・・・。
お約束で卯月・凛・未央の3人は自分たちの分を撮っていないとw
珍しく武内Pが声に出して笑ってましたね。
「今後・・・活用させて頂きます」の間が絶妙でした。
{/netabare}
3話視聴後-----
{netabare}
プロジェクト加入直後に舞い込んだ、
城ヶ崎姉のバックダンサーとしてのお仕事。
(姉妹の名前がまだ覚えられませんw)
終始緊張して見守る回でした。

というか・・・完全素人だったはずの凛が
あそこまでやれるとは思いもしませんでした。
意外と大物なのかもしれませんね~。

未央の緊張っぷりは・・・観ていてハラハラしました。
3人の誰にも失敗する可能性はあるかと思ってましたが、
当日の彼女の固まり具合は・・・。

結果的に、武内Pや先輩アイドル達のフォローもあってか、
ステージも無事に務めることができました。
正直、本番中は観ている自分まで緊張してました。

さて4話はどんな物語になるのでしょう?
そろそろ他のプロジェクトメンバーの出番でしょうか。
(次回予告から内容が推測できないのでw)

プロジェクトメンバーではないですが、
「川島瑞樹」がお気に入りです。
理由は・・・ズバリ「声」ですw

(追記 4/22)
  ED明けのステージシーンは、
  13話のステージ後との対比なのか?
  3話は「夢みたい」で終わってますが、
  13話では「夢じゃ無い」と断言しています。
{/netabare}
2話まで視聴後-----
{netabare}
アニマスとは全く共通点の無さそうなデレマスP(武内Pでいいのかな?)。
あまりしゃべらず表情もみせず、一時は不審者扱いされてましたが、
14人ものアイドルを抱えるプロジェクトを任されるということは、
やはり優秀な方なのでしょうか?
採用基準が「笑顔」というのは本気なのかネタなのかw
1話は彼のおかげで面白かったと言える面もあると思います。

アイドル達については、ビジュアル面は少々見た記憶がある程度で。
2話でいきなり14人(+α)になるので、どうかな?と思いましたが・・・。
1話観た直後にCDを探せるだけ探して、ドラマパートだけでもと、
急いで聴いてみたのは成功かな?と思っております。
ジャケット見てるだけでも、それなりに印象に残りますから。
(肝心の歌については・・・現存のカバー曲が印象に残っています。)
『艦これ』より覚えやすいはずなので、がんばります。

アイドル達が所属する346proは老舗事務所ということで、
765proと比較すると、やはり格差がw
施設とか建物自体の規模とか比べ物にならないですね。
(ゲームではやり込んでいけば大きくなりますが。)
アニマスでは、Pが駆け出しで、アイドルはデビュー済(扱い?)。
今回はアイドルが駆け出しという印象。

2話ラストでいきなりバックダンサーとしての仕事が舞い込みました。
上手く行って流れに乗れる展開になるのか、
真っ先に業界の厳しさを知る展開になるのか・・・。
来週を楽しみにしております。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

うら若き乙女たち、旅の途中

カタッ  カタカタッ   カタッ  トン

  ブゥーン

カタッ

・・・

・・・

・・・ガッシャーン!





分割2クールかいっ!!!!!





さて、
この物語は
歌って踊るアイドルを目指す少女たちの物語。

アイドルは偶像であり、期待されるものだ。
あなたは何を期待しましたか?

ライブ、キャラ・萌え、ストーリー、
何を一番楽しみにしてるかで評価が変わる。

ライブを期待された方は3話を見ましょう。

誰か気に入ったキャラがいて、
その子に出番があればそれなりに楽しめるでしょう。

物語を楽しみにしてる方は楽しめるかどうかよく分かりません。
純粋によくできていると言えるほど出来がイイとは思いません。



私は好きです☆☆☆☆☆



ゲームのアイマス1、ニコ動でMADを楽しんでいたこともあり、
キャラと曲に愛着があった無印。
大半の物語は退屈に感じながらも、思い入れ補正で結構楽しめました♪



この作品の登場人物には愛着もなく、映画で物語に辟易していたので、
ストーリーを求めていた。

始まりはうづきがスカウトされるところから始まる。
彼女はシンデレラガールズのオーディションに応募し、落ち、
欠員補充として採用される。

りんは、{netabare}
P(プロデューサー)ちゃんがアイドルとして一目惚れ、可能性を感じたのか、何度もスカウトするが、
りんは何度も断る。
Pちゃんと来たうづきの話を聞き、Pちゃんの言葉に何かを感じ、
アイドルになることを半ば受動的に決断。

ミオはオーディション合格。


他のメンバーもその3人と似たような流れで採用に至ったのだろう。{/netabare}

だから彼女、彼女らの繋がりはまだ構築されていない。
もちらんPちゃんとも。

人気もない、繋がりもない、信頼もない、実力は発展途上、
そんなただの女の子がアイドルを目指す話。



見どころは「何もない」ところから始まる彼女らの物語、
Pちゃんも含めた登場人物のキャラクター明かし、
そして演出。

この作品は演出として非常に優れたところがある。

特に3話は優れている。
{netabare}
若干ずれたダンス、音とずれた合いの手、
この点を見て、制作側のライブに対する情熱を感じた。

3人の対比もなかなか。
知っている知らない、分かっている分からないに関わらずそれなりに善処しようとするうづき、
分からないなりに覚悟を決めているりん、
分からないどころか何にも考えていなかっただろうミオは、舞台と役割の大きさの雰囲気に飲まれた、
このシーンでりんを好きになりました。

何より、Pちゃんが指示したであろうアイドルから受け取ったアドバイスまでの流れ、
この演出がすごかった。{/netabare}


4話以降、1~3回ぐらいでまとまっている物語、ちょっとしたなになに編は、
ムラはあれど、なかなか楽しかった。{netabare}

勘違いのミオの話を除いて。

あれはひどかった。
あの物語で尺とミオが大きな被害を受けた。

変な話だが、
ミオは物語の被害者だ。

単純で後先考えず雰囲気だけで何とかやっている人間は少なくない。
無知であること、勘違いすることなど数年前まで小学生だった人間なら往々にあるだろう。
大人でもあるんだから。

簡単に言えば「このキャラはバカだ」と伝える、
さらに言えばPちゃんのキャラクター掘り下げ、Pちゃんとの繋がりを深める、
そんな内容はこれである必要はない。

観客がいなくてショックを受けた、勘違いしていた、Pちゃんのサポートがない、
これだけを伝えるなら、
「アイドル辞める」発言なしに、やる気をなくすとかだけでも十分作れたし、
そっちの方が変な悲劇っぽい展開抜きの、
キャラの内面を掘り下げた深い物語ができる。・・・つくるの大変だけど。

この物語で視聴者側からはミオ、りんが被害を受け、
Pちゃんは物語の中で大きな被害を受けた、Pちゃんは仕方ないか。

だから、ミオを悪く思わないで欲しい。
・・・ミオは、多分、悪く、ない?よね??


まあ、汚れ役がいれば物語の展開がつくりやすく、
うざい役がいれば他が際立つってのが一番だろうけど。



最終話でミナミが倒れたことについては、嫌いじゃない。
ただただ幸せな物語にすることもできたが、
道半ば、躓くことも転ぶこともあるだろう。

この短い期間で積み重ねた練習、築かれた信頼、そこにある不確かな実力、
確かなものはこの手にない。
だから共に行く、細くうねったこの道を。

Goin’ Goin’ ゴールはまだ見えない。

{/netabare}

物語には突っ込みどころ、
キャラによって出番の差、つくりての愛の差?による描写の差はあれど、
これだけのキャラクターを出してそれぞれを掘り下げ、
私には面白い物語であったことを、素直に評価したい。
何より随所に散りばめられた愛に満ちた演出、それに気づかせてくれた方々には感謝。

まだ道の半ば、{netabare}雑誌の記事ひとつでトップアイドルとかやめてね♪{/netabare}
彼女、彼女ら、Pちゃんの行く先を見届けたい。

なぜなら、ファンだから!
※ライブには行きません、グッズも買いません、CDはレンタルする可能性はあります





さあ、ここからはMyキャランキングにかまかけた
Hen Time STARted!{netabare}




さあ、いきなりランキング1番から! ジャジャン!!

1位 りんちゃん
・・・と書きたいところですが、彼女には運命が決めた未来の夫がいらっしゃいます。
べ、べつに嫁にしたいとか思っていないんだから、勘違いしないでよね!
ホント、違うんだから!!
 ぴ、Pちゃん、Pさん、いえ、P様、本当に違うので、
その、スーツ越しに銃口を向けるとか、や、やめていただけ、やめていただきたく存じ上げます。

さて、ネタはともかく、ぶれない強い人が好き、
マイペースで言いたいことはちゃんと言えるし、分からないことは分からないと言う、
割とよく見えてて、優しいくせして、ちょっと不器用で、黒髪ロング、最高だ。


2位 うづき
この作品を見た二番目の理由。・・・モモカ様!最近知ったけど、こはるん!!
きっかけは遠くで見かけた彼女。
近くで見ると、頑張り屋で、笑顔がステキで、言葉では表せない温かみを感じました。
今ではこうして私の隣にいます、彼女が30になりましたら籍を入れます。

・・・という夢を見た。
彼女もぶれません。明確な理由はないがアイドルになりたいと強く願う。
ずっと彼女なりに一生懸命がんばってます。
誰かを恨んだり、失敗を恐れる前に、自らを正す。
前へ前へ、がんばっている女の子は美しい。


3’位 Pちゃん
もう、この3人でユニット組んだらええんじゃね?
ユニット名は「ヒットマンと愛妻側室」じゃストレート過ぎるから、
まあそれっぽいので。


3位 みなみ
普通にかわいい女の子、ではありません。
リーダーに選ばれたのも納得です。
自分のことだけで精一杯だろうに、それでも周りに気を配る。
きっと部活動経験が少なかれあるのだろう。

努力を知っている人間は、高みにいる人間がただの偶然でそこにいるとは思わない。
だから前に進むために努力ができる、そのつらさも知っている。
そう、彼女は活発な大和撫子なのだ。

泣きたくなったら胸に飛び込んでおいで、Pちゃんの♪


4位 きらり
身長差なんて気にしません。

最初はおつむの弱い子だと思ったのですが、
いつもニコニコ、みんなと笑顔でいたい、それが幸せなだけなのだろう。
ニコニコ元気で、それだけでみんなを笑顔にできるが、
本当に誰かが困っていて、自分がどうしたらいいか分からないとき、
自分を責めてしまう。
優し過ぎるがための脆さ。抱きしめたい。

泣きたくなったら胸に飛び込んでおいで、Pちゃんの♪ 身長的に合ってるし!!



5位 アーニャ
言葉が通じなくても心は通じる。国際結婚も厭わない。※日本人です

日本語が流暢なわけではないのに、物怖じしているのかも知れないけど、
それでも話す。
その勇気に敬意を表し、夏は東京ドームがいっぱいになるほどの氷を、
冬にはフリースで包んだ東京ドームと石油をプレゼントしたい。

苦しいときは胸に飛び込んでおいで、みなみの!


6位 前川さん
猫耳を捨てよ、さすればトップアイドル。

まあ、猫耳付けてニャーニャー言っててもええ子なんだけどね。
ただ、ただ真っ直ぐに一生懸命、羨ましいものは羨ましい! 時間厳守!!

苦しいときは胸に飛び込んでおいで、Pちゃんの! アイドルになれます!!


7位 らんこ
この恥ずかしがり屋さん♪

中二病だけど、単純にあーいう恰好が好きで恥ずかしがりだから、
あんな風になっただけな気がする。

悲しいときは胸に飛び込んでおいで、アーニャの!


・・・そろそろネタを考えるのが疲れました。


8位 かなこ ぽっちゃりってステキ♪
9位 あんず 稼ぐから自宅警備を頼んだ!きっとスカウトされたのかな?
10位 みりあ 将来有望
11位 りか 将来有望
12位 ちえり 四つ目の葉っぱはPちゃんの♡で♪
13位 りーな この子が一番、中二病じゃね?
14位 ミオ 被害者


どーでもええけど、中二病ってリアルにいるのかね?
りーなっぽいのはいくらでもいるし。

かめはめ波は無理でも武空術ぐらいはできると思ってたし、
アバン先生の技は練習したけど、
それの延長線上ってことでいいのかな?
それとも単純に、そういう表現が好きってこと??
脳内もそうだったらアレだけど、
そういう恰好や言動が好きな人が中二病ってことでいいのかな???


10~13位は特に思い入れないかな。
嫌いじゃないけど、好きでもないみたいな。


この作品の一つの魅力だけど、目のバージョンが豊富。

眉毛、まつ毛、目がそれぞれ何パターンかあるんだろうね。
誰かと誰かが同じ顔であることはあっても、
シンデレラガールズみんなが同じ顔ではない。

そこは素直に評価したい。

ゲームの方でキャラがたくさんいるからそうなったんだろうけど。





この作品を観たのは、
とあるサイトでPちゃんが素晴らしいと誉めていたのが、一番の理由。

今回、この感想をここまで長くしたのは、
半分ぐらいは書きたかったからだろうけど、
もう半分はこの文章の波に負けずにここまで読んだツワモノに、
そのサイトを教えたいから。

URLは、

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・7月♪



じゃなくて、下の方のどっかに隠してあるよ♪
こんなにじらしておいて、知ってたらごめんね~☆



{/netabare}

☆1話感想→{netabare}

『べ、べつに、好きとかそういうんじゃないんだからね! ☆1話感想に追記☆』

2015.01.12 23:26 ★★★☆☆ 3.8
物語 : 3.5  作画 : 3.5  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0


追記{netabare}を以下に。

『影と光』

な、なにこれ。
愛に溢れた方々の感想、というか掲示板をチラ見※ガン見
してきたのですが、そう言われるとそうだなって思います。

影、光


これに注目すると、一話が全然違う。
意図しない限りこうならない。
何、これは、もはや愛なんて言葉では語れない。

ただ、真剣な想いが、支えが創っている。


ってここまで考えたくないけどね~ww

・・・桜の季節に紫陽花は咲かないんじゃね?www{/netabare}

以上。


{netabare}ももか様ぁ~!!!!! ハァハァハァ{/netabare}

決めては完全に記憶とPの評判wwwww
しかも、その記憶はアイマス関係ないし。

さて、1話観ました。

アニコレのサムネ?絵の通りのキャラ数が主役なら挫折ほぼ確実ですね。
7,8人に抑えていただきたいところです。

あるいは、脇役と主役の分類をばっさりやるなら違うかも。

キャラが多いと、雑な展開が多いので、
1,2・・・14人!?とか大人数で全員主役扱いでイイ作品を作るなんて、
20作品ぐらいあってもいい作品1つあるかないかじゃないかな。

アイドルの物語なんていくらでも行く先がある。
何を伝えたいかで変わってくるでしょう。

掴みは悪くないかな。
天然、ツンデレ、天才じゃないにしても、そういう3人の組み合わせにしたいのだろうか。

正直、仲良しクラブより勝者と敗者が出るような展開なら面白そう。
とんとん拍子と仲良しごっこはもういいかな。

★どーでもいいこと→{netabare}

けいおんで軽音楽部にわかが増えたぐらいだから、
アイマスが人気出たら、勧誘詐欺が流行ったり、
ってそんなの今も昔もあるか。

なんてゲスイことはネタバレにでも包んでおこう。

そもそも女の子人気あるのかな?
きっと女子にも男子にも人気ありそうな感じならオレも好きになりそう。



『よくぞここまで辿り着いた』{netabare}

私がデレマスを見たきっかけ、ついでにデレマスって呼ばれていることを教えてくれたのはこちら!

http://blog.livedoor.jp/kaigai_no/archives/cat_1264569.html

知ってたらごめんちょー
海外Pたちすげー{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

I think getting to work will mean admitting I am a loser (๑´Д`)ノ

原作ソーシャルゲーム 原作未プレイ 全13話(前半)
アイドルマスターシンデレラガールズ = 通称「デレマス」 (以下デレマス)

分割2クール形式で、’15年1月~前半【1stシーズン】 そして来る!!
7月~後半【2ndシーズン】が放送の『THE IDOLM@STER』シリーズ最新作!!


大手の芸能プロダクションである346(みしろ)プロダクションのアイドルプロジェクト
「CINDERELLA PROJECT」にスカウトされた女のコたちの成長と活動の記録を
プロデューサーさんと一緒に、悩み奮闘し輝く様を描いた
ガールズサクセス青春アイドルストーリー♡

「一生懸命に夢の階段を駆け昇る、彼女たちは…
いつかキラキラと輝くシンデレラに…なれるのかな…?…かなぁ|д・)?」


まずはじめに、本作放送開始当時、私は俗にいう「アニマス」もとい、
「無印アイドルマスター」は視聴していなかったので…やっぱり…
先に「」アニマス」観てから~視聴した方が…いいのかなぁ~
とりあえずぅ~「デレマス」は~撮りためておくかなッ((*ノд`*)σ[HD]ピッ♪

と思っておりましたが…とあるあにこれユーザーの方に、
「無印アイマス」と全然お話し関係ないから「デレマス」から観ても
なんら問題ないよヾ(・ω・`) 凛ちゃん可愛いし!! との鞭撻を頂き、|д・)
そんならあたしゃも気にせず観ちゃいましょうか!!と見始めたのが…
これまた功を奏し、この度私の大好きな『杏ちゃん』♡と出会うことができました♪

もちろん「アニマス」から見ていたらもっと違った発見もあったのかもしれませんが
何よりこの数ヶ月を『杏ちゃん』を追いかけ、
『杏ちゃん』一色で過ごせた私は大変幸せな気分を味わうことができました♪

やっぱり、あにこれにて皆さまにお絡み頂くことは大変嬉しく、そして時に
その人の新たな出会いという名の、”アニメ人生”までをも変えてしまう…
とても素晴らしい、繋がり、あらためて喜びを感じる今日この頃…


ん|д・) 余計な前置きはいぃから…はやく『杏ちゃん』を出せ!!! とな…|ºдº)??

ご安心ください(*゚∀゚)*
そんなに慌てたところで、『杏ちゃん』は走って逃げたりわしませんよッツ(*>ω<)b
                                                                      ε“ε”ε“ヾ(๑´Д`)ノ

だって私、本レビューを書く時はぜがひでも、『杏ちゃん』と一緒に♡と心に誓ってきましたの♪


そう何を隠そう私、ダメもとで…この休みのクールの期間を活用し
ぜひ!! 『杏ちゃん』の本レビューへの出演を!!と
プロデューサーさんにはかねてより打診をしてきました…

その結果!!!! …私の熱意が伝わり、なんとかプロデューサーさんから”OK”のサインを
頂くことに成功いたしましたヽ(*´∀`)ノ

はい(。_。(゚д゚( 皆さまありがとうございます!!!

それでわもったいぶらず、早速『杏ちゃん』に登場してもらいましょう!!!

はいッ!!どうぞ-!! 『双葉杏』ちゃんでぇ~す(∩´。>∀<)⊃



…………………



…………………



ん|ω・)!???



…………………



あれ(・ω・≡・ω・)いなくない… !!?


『杏ちゃん』どこぉ~(・ω・。)キョロキョロ(。・ω・)????

はぁ~(;´Д`) 困ったな… もぅコレだからウチのマネージャーは…何をやってるんだか…
あれだけあらかじめ、間に合うようにって、打ち合わせしておいたのに…(*´・ω・`)


あ!! そっか! そーだネ!! ほらぁ~アレだよぉ(o´艸`)

飴ちゃん♪!!  飴ちゃんばらまいちゃうんだからぁ~!!


とうッ!!  .*・゚.*飴・゚.*・゚✩.*飴・゚.*・ヽ(*´∀`)ノ.*・゚.*飴・゚.*・゚✩飴♫


杏๑ノ´д`)ノ-<あめだぁぁ~~~♡!♡!♡!!!

はいッ!! 『杏ちゃん』いましたね~(*゚∀゚)* もぉ~そんなとこに隠れてたなんて|彡゜…w

あッ!! ひょっとしたら杏ちゃんについてあまり詳しくない方もいらっしゃる
かもしれませんので参考までにここにプロフィールをご紹介させて頂きますね✩


『双葉 杏』 CV:五十嵐裕美 ※ ↖のサムネのコ
年齢:17歳 / 誕生日:9月2日 / 星座:花も恥じらう乙女座
血液型:B型 / 身長:139cm / 体重:30kg
B-W-H: ?-?-? / 利き手:右 / 出身地:北海道 / 趣味:なし

「仕事なんてやってられるかぁ~」 「働いたら…負け」

とにかくゴロゴロ寝たり、だらだらするのが好きな脱力系アイドルで、
いつもうさぎのぬいぐるみを持っている。
「アイドルとして成功すれば印税で暮らせる」と考えアイドルの世界に。
不労所得の為なら、労力は割と惜しまない。 (公式サイトより引用)


うん!! 杏ちゃんすばらしッ(*゚∀゚)* それではご紹介が終わったところで
さっそく、本作の感想を『杏ちゃん』との対談形式を用いて
来る2ndシーズ視聴を前に今一度プレイバック♪していきましょう!!!


杏๑´д`)-<{netabare} い、いやだっ!! 杏は働かないぞっ!!{/netabare}


まず始まってすぐ、たくさんのキャラが総出でなんと全部で14人!?
さすがにこ、これには私、てんやわんやで
キャラみんな覚えられるのかな…かなぁ??と心配しておりましたが…

1人”強烈”なインパクトのあるコがいると周りの視界がふぁ~と広がり
1人1人のキャラへ自然と目配りができ、そのコの持つ個性や魅力に
あらためて気づくことができるものですネ~♪

その一際”強烈”なインパクトなるコこそが他ならぬ『杏ちゃん』なのですよ~(・∀・*y)


杏๑´∀`)-< {netabare} あんずはいつでもフリーダムなのだ! ~ハッハッハッ~
だから後は二人に任せて帰るね๑´∀`)ヾ(・ω・`)ナンデヤネン!! {/netabare}



そして、本作では”プロ”のアイドルとしての活動ストーリーが色濃く描かれていて
売れなきゃやっていけない…人気アイドルを目指す”ガチ”な彼女たちの本気の姿勢が
まじまじと、コチラに伝わってきて、中々に手に汗握る展開となります!!!


杏๑´∀`)-<{netabare} あんずぅ~週休8日を希望しまぁ~す♪{/netabare}



今プロジェクトの見所は、個性豊かな、キャラの面々が
どのような形、ユニットとしてアイドルデビューすることになるのか…
はたまた…自分のお気に入りのコがいつデビューの日(当番回)を迎えるのか…
かたずを飲んで見守るカタチになりますネ♪


杏๑´д`)-<{netabare} あ~みんなやりたそうだし~今回~杏はゆずるよ~{/netabare}


そんな訳で私は『杏ちゃん』の当番回だけもう10周以上見てしまいましたが(/ω\*)w

あ!! 私、散々『杏ちゃん』言ってますが、他13人のキャラたちもみな選りどりみどりで
はじめの方、LIVEシーンにて主たる3人が飛び出すシーンはまず胸熱で良いです!!
                           ↑↑飛び出すシーンは何かと熱い!!w

私的には『杏ちゃん』の他にも
『アナスタシア』、『蘭らん』、『みくにゃん』、『ちえりちゃん』、『きらりん✩』なども
オススメしているのですよ…実は(o´艸`)


杏๑´д`)-< {netabare} あー飴なめたい、お家帰りたい。続けるの?コレ。はぁ…だいたいこんなことしても…{/netabare}


あーヽ(;゚д゚)ノ 私の『杏ちゃん』が…
ここは戦略的杏ちゃんフォローをすかさず入れておかねば|д・)
名づけて! ”すべてにおいて『杏ちゃん』はセンターだった♡”大作戦!!

はい今作のOP曲!! Star!! がとッてもいい曲で、何を隠そう、コチラの
OP映像でセンターをつとめてるのが我らがアイドル
『杏ちゃん』であります(*`・ω♡)ゞ

「小さな一歩だけど~君がいるから~ヽ(´∀`✿)ゝ✧♪」のところが

もう!! ♡゚+o。ズ゙キュ―(*゚д゚*)―ン。O+゚♡ でありますぞ(/ω\*)
いやぁ、このまま、2ndシーズンも『杏ちゃん』センターでお願いしますよ!!
プロデューサーさん(^人^)


杏๑´д`)-<{netabare} なんでもいいけど飴なめたい! あんずぅ~アイドル印税生活狙ってます(ドヤッ★){/netabare}


と、まぁ色々と好き勝手述べてきましたが、最終回…
やはり私は、泣いてしまいましたよ。゚(゚´Д`゚)゚。

色んなトラブルや問題を乗り越えて…今やれる精一杯をみんなが一生懸命にやりきる―

杏๑´д`)-<{netabare} 「それでいいんじゃん?? 杏なんてやれることややるだけで精一杯だよ」 {/netabare}

↑この一言に全てが集約されていました✩ みんなが緊張や不安を隠せない
この状況で…みんなを和ませる『杏ちゃん』は全てにおいてハイスペックで魅力的でした♡

2ndシーズンの更なる盛り上がりとみんなの活躍を期待を大にして待ちたいと思いますヽ(*´∀`)ノ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 44

72.2 11 アイドルアニメランキング11位
THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!(アニメ映画)

2014年1月25日
★★★★★ 4.1 (535)
3099人が棚に入れました
芸能事務所765プロに所属する13人の少女たちが、アリーナライブに向け切磋琢磨する様子を描く。

声優・キャラクター
中村繪里子、長谷川明子、今井麻美、仁後真耶子、浅倉杏美、平田宏美、下田麻美、釘宮理恵、たかはし智秋、原由実、沼倉愛美、若林直美、滝田樹里、赤羽根健治、大塚芳忠
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

春香の「夢」「成長」「未来」

[文量→特盛り・内容→感想系]

【総括】
「THE IDOLM@STER」の続編にあたる劇場版。当たり前ですが、「THE IDOLM@STER」の視聴が前提となり、ここから観てもダメなタイプの劇場版です。

ファンなら必見、ファン以外なら観ても、ん? かな(私はファン♪)。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
冒頭の765プロ総出演の映画ですが、実写であれだけのCGや特殊効果は、リアルだったらムチャクチャ金かかるんじゃ(笑) てゆうか、シンフォギアっぽいし、何より同時上映の紹介までする姿勢には笑ったw

日曜夜のゴールデンに事務所単独でアイドル番組もってるって、全盛期のモー娘。や、AKB48以上やないか~い(カン♪)w

海での合宿、ここから入った視聴者は(ほとんどいないだろうけど)、「なんだ、水着回に温泉回か」なんて思うかもしれないけど、本編から観てきた視聴者は当然、「春香の夢、願い、叶って良かったね!」と、早くも涙腺緩むに違いないのです(断定w)。

アリーナでのライブというか、その前に、皆で向えることが、ね。

研修生との対比で各自の成長を魅せるのは良い演出です。平和な765プロの中に波風立てないために、今さら765プロ内に優劣はつけられないし。

劇中歌「ラムネ色 青春」に乗せ、合宿の様子を伝えるのも良かった(ガーリッシュナンバーの九頭Pなら動画回して売り出すな、とか思ってしまったw)。前から何度か書いてるけど、セリフなしで魅せられるアニメは優秀です。キャラがたってる証拠だしね。

事務所での窓越しの雨のシーン。実写かっ!? というレベルの作画力。ちょっとびっくりしました。でも、可奈と春香がお菓子食べるシーンとか、ミキと春香のトイレでの会話シーンとか、律子が屋上で走り出すシーンとか、なんか人物の動きが奇妙な感じがするシーンがいくつかある気がするんだけど、気のせいかな?

しっかし、提供だろうけどローソン無駄に出過ぎw

バックダンサーにそこまで気を遣うってのは、?

ファンはそこまで観ないし、シホはバックダンサーなのに出過ぎでしょ。イラッとする(笑)

春香は苦労を背負いこむ星の下に生まれてきたんすね、きっと。まあ、でも似合ってるから大丈夫(笑)

ただ、これはちょっと苦言だが、スクールの後輩たちの悩みについて(あまり苦言を述べたくないアニメなので隠しておきますがw){netabare}可奈の逃亡期間、春香にしては対応が遅れた気がする。あの「こうだと決めたら真っ直ぐ突き進む」「良くも悪くも空気読めてない」春香なら、可奈のサボりを聞いて、あるいは辞めたいメールを見たら一目散に駆け出していきそうだけど。あのウジウジは、なんか春香っぽくない。それに、可奈の太ったクダリは、気持ちは分かるけどやはり叱られて然るべき行動だと思う。多少まるくなったとはいえ、千早や伊織あたりはプロ意識高いからイラッとしそうだし、志保に関しては間違いなくキレるはず(バックダンサーのくせに春香に食いつくくらいの活きのいいルーキーですからw)。う~ん、春香を筆頭に皆が熱い気持ちを吐露するアリーナの場面、感動はしたんだけど、やっぱりひとつ突き抜けなかったのは、可奈の我がまま自堕落っぷりに引いてた部分があるかも。みんな可奈をかばってたけど、(一人で自主練習してたとかなら良かったんだけど)あからさまに可奈が単独で悪いだけだから、なんか同情できなかったです。それなのに{/netabare}少し尺をとりすぎたかな、と。

春香が以前経験したような悩みを、今度は先輩という立場で見せたかったのもわかるし、今後の商業的な展開からも新人達も魅せたかったのでしょうが、やはりみんな本編のファンなわけで、しかも多人数ヒロインのアニメ。もっと、少しでもたくさん765プロの面々のストーリーを観たかったのが本音。それこそ、研修生には引き立て役に徹してもらって。

ただ、その中でも、伊織と雪歩の成長はよく描かれていました。プライドが高くて野心家で、ワガママお嬢様だった伊織が周囲に気を使えるようになったり、引っ込み思案で常にみんなの足を引っ張っていた(と少なくとも自分では思っていた)雪歩が、春香と一緒に研修生の食卓についたりと、「大人になったな~」と感動する場面も。研修生や他のメンバーを自宅に招いたがこの2人だったのも驚き。これが(家の広さは別として)千早やあずさだったら驚きはしないのだけれど、「へ~、この2人が副キャプテン的な役割をこなすようになったのか~」と感慨もひとしお。

逆に、千早や美希は本編で準主役級の扱いを受けていたこともあり、少々大人し目でしたね。まっ、要所要所での一言には含蓄があり、やはり他の面々より一歩先に進んでるな~とは思わされましたが。

そして、私が好きな真は今回もほぼ出番なし。贔屓だぁ、不憫だぁ(笑)

終盤、合宿の集合写真をバックに「私もみんなと一緒に変わっていきたいな」と春香が言ったことに驚き。本編で、あれだけみんなとの関係性が変わっていくことに悩み、暴走した春香も、しっかり成長していたんだな~と実感。

ラストを飾るライブに関しては圧巻で何の文句もなし。歌もアイドルっぽくて(まあ、ライブの1曲目に歌う曲じゃないけどw)良いし、なによりカメラワークと作画! 特に、アイドルを手前に置きながらなめるように2階席までうつした時の観客との一体感と、花道をアイドル達が走ってくるのをカメラで迎えたり追いかけたりする所の疾走感は並みじゃない! 気合い入ってるな~と素直に拍手!
{/netabare}
ED含め、THE IDOLM@STERという名作を締めくくるに相応しい劇場版でした。満足!

(蛇足)
{netabare}ラストのライブシーンの直前や最中、ジュピターの面々や音無さんをうつすのは良いんですけど、善澤さんうつす余裕あるなら、千早のお母さんうつそうよ(汗) まさかシンプルに忘れたってことはないだろうけど、あそこで登場させない意味が分からない。それと、横浜アリーナのキャパで、メインのアイドルが12人いて、バックダンサーが7人って少なすぎるんじゃ? (アニメには出せないが)せめて20人くらいほしいって思うけどw{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

音楽に生かされ、音楽に殺された不遇の迷作か!?

グレンラガンのキャラデザで名を馳せた錦織敦史の初監督、元京アニのネ申演出家である高雄統子を招き入れ、A-1Picturesと名立たる豪華スタッフに支えられて2011年に幕を閉じた『アニマス』
その豪華スタッフが再度集結し今度は劇場版を作ると来たもんです
いやはや、仰天やで・・・っておい!どこにも「待田堂子」の名前が無いぞw
(お察し下さい、待田さんはWUGで忙しかったんです)
もうこの時点で実はちょっとガッカリ気味だったんですわ
「待田×高雄」のタッグが描く『少女像』ってのがあってこそのアイマスだとオイラ思ってたんで










テレビシリーズ26話の後、遂にアリーナでのライブをすることになった765プロダクションのアイドル面々
アリーナライブはアイドルとしての一つの到達点である
またこのライブの後に美希はハリウッドデビュー、千早も海外での本格的な音楽活動を控えていた
そんなアリーナライブでの演出の一環として、765プロオールスターズは初のバックダンサーを従えることとなる
新人育成の意味も込めて、プロデューサーと律子は久々に全員集合した765プロオールスターズと新人ダンサー7人で合宿を取り計らった
しかし現役アイドルとして鍛え抜かれた765プロとの実力の差は激しく、現実に強く打ちのめされる新人達
やがて新人達の間にこのままアイドル志望でいるべきか悩む者が現れ、それをきっかけに軋轢が生じてしまう・・・
プロデューサーから今回のライブのリーダーに抜擢された春香は彼女達をとりまとめようと奮闘するのですが・・・









まず冒頭からテレビシリーズの「生っすか!?回」で荒れまくった(笑)高橋龍也の脚本らしい劇中劇ネタが飛び交います
これはホント素直に面白かったですw
そしてOPには永遠の名曲「THE IDOLM@STER」が流れ、テンションは高まる


本編でとにかく注目したいのは今作でようやく劇場デビューを果たした春香役の中村繪里子さんの熱演ではないでしょうか
自身も「春香に飲まれる(春香しか代表作が無いということ)」を深く気にしつつも、そんな春香というキャラとそのファンに支えられ辿り着いた現在(いま)
「今までの全てがあって現在がある」
劇中の台詞通り、重みを感じる一言です


続いて今作のもう一人の主人公となる新キャラクターの「矢吹可奈」を演じた木戸衣吹ちゃんも素晴らしかったです
今作の一部では木戸ちゃんの歌声も炸裂(笑)しており、今期の『pupa』と『ノブナガ・ザ・フール』じゃ木戸ちゃん成分物足りん!と思っていたオイラには一安心でしたわ


そして、今作には3人目の主人公がいると言っても過言では無いでしょう
それは美希・・・じゃなくて!千早・・・じゃなくて!なんとまぁ【伊織】だったわけです(爆)
一見してワガママに見えても本当のところはメンバー想い
そんな成長した伊織が、かつての自分を見るかのような態度を取る新人、北沢志保に【良き先輩】として指針を示す様は今作のアツいポイントの一つ
オイシイとこ持って行きやがりますホントw


時系列が過去に移ると撮影効果で淡い光に画面全体が包まれる高雄演出のお約束もあり、この辺はマニア泣かせ(?)


ただ、とにかくすんげぇ残念な部分が多いのも事実なんです
『WUG』が7人のキャラクターに上手くスポットを当てつつ上映時間90分で収めたのに対し、こっちは引っ張りに引っ張って120分
長い、長過ぎます


千早の趣味がカメラになったのは何時からだ!?
これはオイラのリサーチ不足かもしれませんけど、伏線まるで張れてませんよ?


765プロの事務所にある箱○とPS3がカットによって色違うし!(←単純に背景ミスですね、これは)


とまあ一回観ただけで気付くポイントが多い


プチシューをとっちらかすカットは何故ロトスコ(?)なのかw
まあ作ヲタ的には笑ったけどw


クライマックスのライブシーンはCG+作画、ですが2次元と3次元の境目がわかっちゃっててそーゆーのはまだ『ラブライブ!』の方が上手いと思います


一番ダメダメなのは音楽ですかね
【劇伴がとにかく五月蝿い】
劇場音響意識したボリュームなのはまだわかるんですが、問題は劇伴の入れ方です
静まり帰ったシリアスな会話に飛び込んでくる耳を劈くようなBGMのイントロ・・・これは酷い、本当に酷い
しかもそれが一回や二回ではないのです
せっかくの声優さんの熱演を掻き消すようなBGMの使い方、こいつぁちょっといただけませんでした


うーん、結局のところテレビシリーズ以上に色々な課題を残してしまった感があります
単純に一本の映画としてはこちらより遥に低予算で仕上げられた『WUG』の方が良く出来ていたと思いますし
まあ、なんにせよファンが観て幻滅するような内容ではないのでギリギリ及第点ってとこだとオイラは思ってます
錦織監督自身が重視しているのもソコだしね

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

一人ひとりの想いが伝わってくる、私の考える最良・最愛のアニメ

この作品の魅力を、ひとことで語るのは結構難しいです。
ただ、一点だけ指摘しておきたいのは、鑑賞した回数によって、この作品の見え方が微妙に変わってくるのではないか、ということです。

まず1回目は、誰だってこの作品のストーリーを追いかけます。
鑑賞し終えての感想は、大方は「幾らか波乱はあったけれども、最後は予定調和的に綺麗にまとまって良かった」でしょう。
2時間ちょっとという尺では、やはり少し物足りなく感じる方が多いのではないでしょうか。

※以下は2回目の鑑賞時の感想です。
ストーリーは既に頭の中に入っているので、今度は作品のテーマを読み取ろう、という鑑賞姿勢になっています
→後から読み直すと、強引で一面的な見方をしていて結構恥ずかしい内容ですが当時の率直な感想として。
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{netabare}
この作品のテーマを一言でいうと、社会人教育の定番中の定番

△ディール・カーネギー『人を動かす』
△スティーヴン・コヴィー『7つの習慣』

の説く「動機づけ型リーダーシップ」の哲学をまんまアニメ化した作品!!!!
に私には見えた!
まず間違いないだろう。バンダイナムコ狙ってたな。

つまり、少しだけ解説すると、リーダーシップというものには実は、

①自分がグイグイ引っ張るタイプのリーダーシップと、
②周囲の人の想いを掬いあげ、メンバーの各々の力を引き出していく動機づけ型リーダーシップ

の2種類があって、普通の人は、①だけがリーダーシップだと思いがちなんだけど、本当に凄いリーダーってのは②ができる人のことなのです(とカーネギーとかコヴィーは言っている)。

で、プロデューサーがなぜ春香をリーダーに任命したのかというと、それは春香が自分では気づいていなくても、②が出来るタイプの人だったから、というのが、このアニメのミソです。(※追記あり)

可奈ちゃんを切り捨てていたら、一時的にはライブは上手くいったかも知れないけれども、それはそれだけの話。
結局は、彼女らは大切な仲間を一人永久に失うはめになってしまいます。

あそこで可奈ちゃんの心を拾うために最大限の努力をしたからこそ、765プロは仲間を誰も失わずに、前よりも高いステージに進むことが出来た(できる)はずで、ビジネスの言葉でいうと、貴重な人材を失うことなく全体の戦力を高められた、ということになるのでしょう。

※追記
一番のビッグ・アイドルの美希が「本当は春香が羨ましい」「春香はプロデューサーが選んだリーダーだから」「美希は自分の出来ることを頑張るの」といって、春香をそれとなく勇気づけるこのアニメのキーシーンがあります。

春香とは対照的な性格の美希は、典型的な①タイプで、その持前のグイグイ引っ張るリーダーシップで、竜宮小町が台風でライブに遅れて765プロが困っているときに、人一倍頑張ってステージを支えて、竜宮小町以外のメンバーも注目を浴びるきっかけを作った功労者(第13話)なのですが、TV版の最後のほうでも、この映画でも、春香の自分とは違った良さをちゃんと認めて、彼女を支える発言をしており、美希もまた春香とは別の個性が光っていてやはり好感度が高いです。
{/netabare}
(終わり)
--------------------------------------

このようにストーリーを把握し、かつ、妥当か否かはともかく作品のテーマを自分なりに推測したあとの3回目から4回目にかけての鑑賞時は、
主人公である春香および本作のキーキャラである可奈の感情推移をじっくり追いかけて推測していくことになります。

さらに、5回目以降の鑑賞になると、春香や可奈に加えて、千早・美希・伊織さらには他のメンバーたちの一瞬毎の行動や発言に対しても、その意図や想いについて推測する余裕が出てきます。

そこまでくると、この作品が、どこまで細やかに一人ひとりのキャラの想いを描き込んでいるのか、ということに気づいて改めて感嘆の気持ちを強く抱くことになると思います。

私はこの作品を劇場で10回近く鑑賞しましたが、それでも飽きない感動がありました。
10月8日のBD/DVDリリースが待ち遠しいです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 59

88.9 12 アイドルアニメランキング12位
ウマ娘 プリティーダービー Season 2(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★★ 4.2 (667)
2116人が棚に入れました
「ウマ娘 プリティーダービー」は、Cygamesがゲーム・アニメ・コミックなどで展開するクロスメディアコンテンツで、競走馬の魂を受け継ぐ存在であるウマ娘たちが競い合う架空のレース競技<トゥインクル・シリーズ>と、一流の競技ウマ娘を目指す少女たちが通う「トレセン学園」を中心とした物語が描かれる。作中にはスペシャルウィークをはじめとした名馬たちをモチーフとしたウマ娘や、皐月賞、天皇賞といったレースが実名で登場する。2018年4月~6月にはTVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」が放送されたが、2021年1月4日より放送予定のTVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」は待望の続編となる。第1期ではスペシャルウィークとサイレンススズカを中心としたストーリーだったが、「Season 2」では伝説の三冠ウマ娘・シンボリルドルフに憧れるトウカイテイオー、そしてそのライバルであるメジロマックイーンにスポットが当たるようだ。

声優・キャラクター
Machico、大西沙織、和氣あず未、高野麻里佳、大橋彩香、木村千咲、上田瞳、田所あずさ、前田佳織里、花井美春、田澤茉純、遠野ひかる、矢野妃菜喜、立花日菜、沖野晃司、豊口めぐみ
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

勝利の女神は観た子だけにチューをする

オリジナルアニメ2期


往年の名馬が萌え擬人化して駆けっこする作品。勝てば“ウィニングライブ”と称したステージを披露。
文字面だけ追えば大きなお友達向けニッチなニーズを狙い撃ちしたコンテンツと思われても致し方ないやつです。やれスポコンだ友情だと言われたところで手に取る気になるかは怪しい。
が、手にしたら最後でハマる沼。そんなおとろしい1期でした。コアとなる魅力については変わらずなのでお手数ですが1期レビューご参照ください。

ついでに言うと、せっかくお越しいただいてなんですが、競馬好きレビュアーさんの感想のほうが面白いのでそちらもぜひ。
1期はスペシャルウィークとサイレンススズカ。スイッチして2期はトウカイテイオーとメジロマックイーンが主役です。尺を取って掘り下げた主軸を横に置けば失速するリスクがあるものですが少なくともそうはならなかったと思います。
あらためて元ネタとなる名馬それぞれの物語がファンをひきつけて止まないことと、その史実を皮肉やパロディではなく作り手が真摯に受け止めて世に出した作品であることを伺わせます。
観る側も呼応しついつい自力で元ネタを漁りたくなるのではないでしょうか。本気は伝わるみたいな。時折イマイチアニメにて「原作読んで」の声が飛び交いますが、作り手の誠意に欠ける作品と判断したアニメの原作に手を出しづらいのは私だけではないでしょう。

作り手の本気といえば

 ・ソシャゲのリリース
 ・この2期の放送そのもの

良く実現させたものだと思います。
2018年の1期放送中から『ウマ娘』に触れる時は「ところでゲームはいつリリースされるのか?」は挨拶代わりでした。足掛け5年がかりでのリリース。
プロデューサー石原氏のCygames退職もあったかと記憶してます。そして元請けの制作会社を変更してのアニメ2期の制作。

注)以下1期ネタバレ
{netabare}「悲劇の名馬のIFストーリー」が1期なら「奇跡のカムバック」がテーマの2期です。{/netabare}
見事に史実をエンタメ化したアニメの傍らで現実世界でも「無理じゃね?」な困難を克服したことが想像に難くないコンテンツとしてパッケージトータルで評価したい良作です。
中の人たちも演ずる自馬の掘り下げは当然として“馬蹄”“産駒”“葦毛”などのワードが自然と出てくるあたり真摯に向き合ってる感マシマシでしたよ。
やや精神論に傾いちゃってお恥ずかしい限りですが、萌えっとしたのが苦手な諸氏向けに私が感じた“向こうの本気”をご紹介したかったと言い訳。

馬を萌え擬人化してライブまでさせる。こんなぶっ飛んだ発想って依って立つ文化の懐が深くないと出てこないものです。バルセロナやブラジル代表のスペクタクルなサッカーは確かな技術と重ねてきた歴史に支えられてることに異論はないでしょう。それと一緒。
ゾンビ+アイドル+佐賀県みたいなアニメもヒットしましたよね。アニメでなくても時代劇スターに金ピカ衣装とちょんまげ着けさせてサンバ(しかも曲調はサンバと別物)で踊る曲が大ヒットしてみたり、たまに意味不明なかけ合わせで心を揺さぶられる傑作が出てきますがそこに立ち会えた幸福を噛み締めることができる作品でもありました。



※ネタバレ所感

■目線ずらし

1期と同じ路線{netabare}(悲劇的な史実のIFストーリー){/netabare}にしませんでした。
{netabare}サイレンススズカ路線の構成なら主役をライスシャワーにしてたかと。前半盛り上げてくれたダークヒーローです。きっとこの馬で語りたい諸兄も多いはずでして、これまた石見さんの薄幸な声が良く似合うウマ娘でした。{/netabare}

 ・スペ→テイオーへとセンターの変更
 ・ストーリーの本筋で新たなヴァリエーションの提示 

これらを2期でやれたことによって「他のウマ娘も!」とおかわり期待効果が生じちゃいました。
優秀な原作のストックまだまだあるのでなおさら思いを強くします。


■Cygamesのゲーム原作

信頼してます。ゲーム原作でのハズレが少ない印象。
増えすぎたキャラを処理しきれず空中分解してその残骸が無数に横たわってるこの分野で他の制作者は見習ってほしいかも。
ゲームも好調みたいですしアニメとの好循環が生まれている例なのは言うまでもないんだけど、もし自分が仕掛ける側だったら、制約あるのなんて当たり前でそれに唯々諾々としヒットを狙わない仕事なんて面白くないだろうなと思ってしまう。
例えば馬主の顔色をうかがうことは悪いことではなく、そんなん含めて

 制約があるからこそ仕事は面白い

ガイアの夜明けかプロジェクトXで取り上げ可能な難作業をスピンオフにしたらいかがだろうか。


■駆けっこも○

1期はシンプルで、加速直前に足元映して直後から風のエフェクトを効かすみたいなのの繰り返しだったと思います。
2期ではそれに加えて“スローモーション”“広角で捉えた構図”“豊富なアングル”と飽きさせない。モノローグも心憎い利かせ方をしてました。そのことでドラマに加えて視覚的にも楽しめました。

ここ一番の足元アップ演出だってシンプルゆえに力強さはあるのです。
{netabare}有馬でもみんなの「行け!」の画を抜いてからテイオーが「勝負だ」とスパートかけるわけですが、直前に後方から足元を映してました。しかもですよ。よりによってですよ。骨折した左足で大地を蹴って最後の力を振り絞るのです。みんなの願い/自分の魂をここに込めてました。{/netabare}


そんな作画を高評価するのはいかがなものか。ときおり視界がぼやけ画面が良く見えなかったもん。


■群像劇の見本

“強敵”を“とも”と呼ばせるのは1980年代『北斗の拳』の発明。普遍性があり現在も時折見かけます。
テイオーがケガから復帰する過程で“とも”と呼べそうな娘たちがわんさか。1対1・1対2と閉じた相関ではないのに注意が分散しないのが不思議。

 {netabare}・真打ちメジロマックイーンは説明不要でしょう
 ・スピカの面々は言わずもがな
 ・復帰を信じて菊花賞に出走。「ケガの状態は関係ない」からの「おかえり」ナイスネイチャ
 ・ただの鬱陶しそうな娘さんという印象からまさかのツインターボ
 ・有馬でのライスシャワー「おめでとう」は重みが違う
 ・ビワハヤヒデはセリフを言わないことでラスボス感を発揮
 ・有能男前常に冷静沈着シンボリルドルフ会長が感情露わに。史実だとテイオーの父なんでしょ?
 ・将来トレセン学園の門を叩くキタサトは少し前のテイオー自身。こうして歴史は受け継がれる。{/netabare}

本筋に絡んでくるキャラが多く、それらが累積していってきっちり最終盤で回収という構成。“仲間”“絆”“友情”と口で言うは易いがお見事でした。


■カムバック賞

目線をずらしても質を落とさぬ懐の広さを見せて
ペイすることを目的にアニメーター以外の大人も頑張って
駆けっこ動画でも創意工夫をこらし
多数のキャラを殺さず活かしてメインストーリーに花を添える

そして本筋の“ケガからの復帰”話でとどめ。
小野伸二や吉村禎章、最近だと池江璃花子選手の復帰で目が赤くなった自分にとって平常心を保つのは無理筋です。とりわけ優れていると感じた二点

 1.きちんとした前フリがある
 2.当事者が考えそうなことが描かれてる

一つ目例えば、前田智徳選手引退セレモニーで花束を渡すマエケンの顔が一気に歪む出来事がありました。その時どんな一言をかけられてたか?

 {netabare}「怪我には気をつけろよ」{/netabare}

こういうのは誰が言うかが大事で、この子が言うから重みがあるって伏線(前フリ)をきちんと序盤で振りまいていた『ウマ娘』でした。丁寧な仕事です。

一つ目だけで普通にエンタメとしてエモいんですけどさらに上乗せの二つ目。体育会系ガチ勢ならなんとなくわかりません?
{netabare}怪我の程度を量りながら状況が見えてきた時の落胆。気を使わせてる仲間への配慮やこれまでと違った距離感への戸惑い。腐りそうなのと奮い立たせるのを行ったり来たり。試合(レース)を見たくない気持ち。だって自分が惨めに感じるから。そんなの仲間もライバルも思ってないこと含む。復帰のラインを全盛期よりも低く設定することへの葛藤。されど求めたい自身のベストパフォーマンス。{/netabare}

{netabare}在りし日の白球追いかけてた頃の自分を思い出します。それなりにガチ勢でした。準決勝2点差でウチらを負かした高校がそのまま甲子園に進み阪神のドラ1ピッチャーに打ち勝ってたり。かといって巨人ドラ1の投球練習をブルペンで見た時は打てるイメージが全く湧かなかったり。だいたいそれくらいのレベル感(微妙)。怪我をめぐる悲喜こもごもの経験から頷ける場面多々なのでした。
ついでに程度はだいぶ低くなって、先日1年半ぶりにグラウンドに出て草野球をば。昨年は入院してリハビリもやって主治医と野球また出来たらいいねなんてやりとりもしてたもんで、打席に立った時感慨深かったし、先制のタイムリー打った時は泣きそうでした。要は競馬関係なく勝手に自分と重ねて観てたりしたのです。{/netabare}

{netabare}「僕は何度もくじけてきた!あの時も、あの時も、だれよりもくじけてきた!誰よりも悔しい気持ちになったのは僕だ!誰よりも勝ちたい気持ちが強いのは僕だ!」{/netabare}

金言です。


■お終い

それにしても血統を重視したり、走りに特化させたためか怪我にまつわる逸話に事欠かないのがサラブレッドなんですね。動物愛護には傾注しませんがちょい贖罪意識が芽生えそうなのは私だけ?
戦国時代の馬があんな脆かったら戦にならんでしょう。競走馬は精緻な工芸品というイメージです。

{netabare}劇中幾度と問われてきた「走ることは幸せなのか?」には幸せであるとの回答。さらに1期ではスズカさんに「皆に夢を与えるウマ娘」が目標だと言わせたアニメ作品。{/netabare}

“物語”に賭ける性格の濃い競馬において、いや競馬に限らず現実のいろんな局面で、我々は我々が欲する物語を常に探しているのだろうなと愚考。
自分は競馬をしませんけど、きっと“勝つ”馬ではなく“勝ってほしい”馬を選ぶのでたぶん向いてないと思います。



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ視聴

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2021.04.14 初稿
2022.02.19 修正

投稿 : 2024/05/04
♥ : 71
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

1期と本質を異にする、寂寥感を感じさせるフィナーレだった。・・・・っていうかダブルジェットししょー。゚(゚´Д`゚)゜。

アプリはまだやってません。
嵌まりすぎるのがこわくてはじめられません。

スポ根・青春ものが好き? →お勧めです
競馬が好き?       →観て損はしないです
1期楽しめた?      →観ない理由が分からない
アニメ好き?       →いいから観とけって。


1期とは本質的に違う物語の作り方をしてきた、と解釈している。
そのため、作品の面白さの方向性が少し1期とは違うけれど、相変わらずウマ娘達は僕らの夢を背負って全力で駆け抜けてくれる。

以下、1期との比較が入るため、1期のネタバレも含みます。

物語:1期とは違うスタイル、だからこそのフィナーレの寂しさ
{netabare}本作のクライマックスは1993年の夏競馬~グランプリまで。1期が98-99年をベースとしていたのだが、実時間軸でみると2期はさかのぼった形になっている。前作同様、あるいは前作以上に実際のJRA競争の結果を基にしながらも実に巧みに「物語」を構成している。恐れ入るとしか言いようがない、素晴らしい構成だった。

1期の物語は、スペシャルウィークとサイレンススズカの関係が屋台骨となっており、特に秋天以降は「実際には起こりえなかったIF Story」となっていた。というよりも、1期は「夢の第11レース」が物語の〆として早い段階から存在していて、そのための構成をたどった結果だったのかもしれない。あ、いや、「そもそも娘が走っとるし」的なツッコミはご容赦。1期の〆は、上述の「夢の第11レース」そのもので、ある意味「私たちのレースはまだまだこれから」の様な、まさにゲームアプリが目指す世界観を上手く表現したものになっていたと思う。

対して今作はトウカイテイオーとメジロマックイーンの関係を主軸に据えた上で、起こりえなかったIFではなく「あったかもしれない、ありえたかもしれないIF Story」で全体を構成している。今作の「最終レース」は93年グランプリであり、これは実際にトウカイテイオーが勝ったレース、かつ、トウカイテイオー最後のレースであった。フィナーレではトウカイテイオーとメジロマックイーンが競争をするという形で〆に入るのだが、これは公式のレースではなく、ジャージ姿でトレセン学園内のコースを走るという描写となっている。現実世界でも、繋養地でたまたま一緒になった2頭が併せ馬のような形ではしっていた、、、なんてことがあったかもしれない(いや、たぶんないんだけどね)。あったっていいじゃないか、あり得たかもしれないじゃないか、という世界観になっていた。言ってみれば今期は司馬作品や池波作品(全部ではない)のような、「史実の隙間のIF Story」の形になっていた。だからなんだというわけでもないのだが、隙間のIF Storyの方がお話を作る自由度は低くなると思う。だからこそ、今期のフィナーレは公式レースではなく、トレセン学園内での一コマという形をとったのだと思う。

僕は、今作のフィナーレに一抹の寂しさを憶えた。ウマぴょい伝説とともに並んで走りだすテイオーとマックイーンがどんどんと遠ざかり、1コーナーを抜け、おそらくは視界の端に消えていくという描写となっていた。視点、すなわち視聴者は動かず、追いもしないまま、彼女たちが走り去って行くという描写。彼女たちの「本当の」レースはもう終わっていて、彼女たちの物語もこれで終わりなんだよ、というメッセージのように感じてしまった。事実と照らし合わせると、何ともいえないもの悲しさを感じた。アプリがLaunchされた今なのに、むしろアプリがユーザに提供する世界観とは真逆の「現実」を突きつけてのフィナーレという構成に驚いたし、感心した(僕の勝手な解釈ですけどね)。{/netabare}

作画:
{netabare}素晴らしいのひとこと。
キャラデザを含めて静止画としては最上級と思う。
動画としても、レースの挙動やダンスシーン、なによりもキャラクターの表情の表現が秀逸だった。特に感情・表情の表現では意図的なフレーム数の増加も使われていたのではないかと思う。恐ろしく豊かな、でも細かい「動き」に圧倒された。{/netabare}

声優:
{netabare}非の打ち所が見当たらない。実況も本当に良かった。ツインターボ、凄く良かった。{/netabare}

キャラ:
{netabare}登場したウマ娘、トレーナー、解説・実況いずれも作品に対して良い味付けをしていたと思います。でも、スペシャルウィークは、ちょっとうざかったかも。むしろ、極端に登場シーンを減らしても良かったのでは。男性二人組は、面白かったところもそうでもなかったところとがありましたが、いいアクセントになっていたのではないでしょうか。{/netabare}

音楽:
{netabare}文句ないです。正直に言えば、OP曲は1期の方が好きです。でも、本作が悪いってことではないです。劇伴は、「劇伴」としての印象が残っていません。それは悪い意味ではなく、「作品」としての完成度の高さ故だと思います。{/netabare}

思うこと:ダブルジェット師匠!!!
{netabare}個人的に、本作のベストエピソードは第10話です。ツインターボに泣かされました。現実でも、ネタ枠扱いの馬だったように思うんだがなぁ・・・・くそう。まさかGⅢ・オールカマーをあんな形に使うなんて思いも寄らなかったです。現実でも好きな馬で、競走馬育成ゲーム(ウィニングポストやクラシック・ロード)ではいつも逃げ馬を育てていました(ダビスタはやったことがないのです)。

このレースの実況は、テレビ実況とラジオ実況(たぶん)の合わせ技になっていたと思います。定かではないのですが、たぶんリアルタイムでテレビ中継観ていたように思います。日曜(だよね?)午後って、見るものなかったんですよね。

オールカマー、ゴール前のツインターボの叫び~ゴール後に息を切らせながら「どうだ、テイオー」と絞り出す彼女の表情が、僕にとっての本作 The ベストシーン。作画がとんでもなかった。一連の演技も凄かった。そしてガニ股だった。繰り返し観ても、その都度じんわりしてしまいます。

ツインターボをはじめ、マチカネタンホイザ、ナイスネイチャ、イクノディクタスという、NOT G1馬なのになぜかよく知られている面々で構成される、その名もチーム・カノープス。またカノープスってのが良いですね。全天でシリウスに次ぐ2番目の明るさを持ち(その意味ではリギルもスピカもカノープスより暗いけども)、かつ、本州以北では微妙に見つけづらい星(低いから)。絶妙なネーミングと思いました。でもこの面々、現実ではなんだかんだ結構稼いだはず。G2(ナイスネイチャ、タンホイザ)、G3(他)は勝ってるし、十分に一流なんですよね。

ウマ娘とJRAのCMをあわせたり、実際のテレビ中継の音声にアニメを合わせたりと言ったMAD的な作品が数多く出てくるのが、前作も含めたウマ娘の楽しいところと思っています。ひとたびYouTubeでウマ娘MADを見始めると、なかなか帰ってこられません。ツインターボ関連も、素敵な作品が目白押しです。そんななか、たまたま見つけてしまった↓の作品にまた号泣しちゃいました。

https://www.youtube.com/watch?v=5eZ-fGF66jA

天才はいる。悔しいが。
{/netabare}

[2021/04/02 v.1]

投稿 : 2024/05/04
♥ : 44
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

事実は小説より奇なり

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
競走馬を擬人化してアイドルまでやらせる、とんでもスマホゲーム(足掛け2年の事前登録期間があったw)が原作なのに、ちゃんと面白いアニメ。アニメとしては、(可愛いキャラでの)スポ根要素が強い。

本作は多分、競馬好きな方にはそれ相応の、競馬初心者にはそれ相応の楽しみ方があると思います。

私は競馬をほとんど知らないので、①史実のレース結果を知らないから、レースの勝敗をちゃんと楽しめた。②知らないウマ娘が出ると、イチイチWikipediaで競走馬の人生を検索して勉強するのが楽しかった。

という、1粒で二度馬(旨)味を味わえました(笑)こんなマニアックな作品なのに、万人に勧められるという、稀有なアニメです。最終話、危うく泣きそうでしたよ。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
競馬をほとんど知らない素人考えですが、1期、2期と観てきた中でふと思ったのは、「競馬とプロレスの楽しみ方は、少し似ているかもしれない」ということです。

ドラマ、ストーリーの中で楽しむこと。

競馬って、私のように詳しくない者からすれば、「ただのギャンブル」で、勝って儲けられれば良くて、つまり、「勝つ確率が高い馬」や「勝ったら大きく稼げそうな馬」に皆が賭けてるのかな~と思ってました。

勿論、「勝ちそうな馬」に賭けるのが普通ですが、「勝って欲しい馬」や「賭けたい馬」に賭けるのも、アリありなのかなと思いました。

浪漫、というやつですね。

これ、数あるギャンブルの中でも、競馬は特に色濃いんじゃないかと思います。

普通に考えて、良い馬同士がコンディション完璧で臨む、客(ライバル)も多いG1などの重賞レースよりも、あまり有名でない(平場や特別賞と言うらしいですが)レースの方が、ちゃんと勉強しているなら勝てる確率が高いような気がします。

金だけを考えれば、G1に優位性はないように思いますけど、そこに「競馬を楽しむ(スポーツ観戦)」という観点を加えると、ある種のドリームマッチであるG1っていうのは、「賭けたい勝負」なんでしょうね。

この辺の「美学」みたいなのが、競馬に漂う、「ギャンブル以上のもの」を感じるところです。

これは、私の好きな麻雀にも共通していて、「東大式麻雀の是非」なんかも言われるけど、やっぱり打ち筋とか、ドラマとか、そういうのも大事なんだよね。

私は競馬初心者なので、本作とWikipediaを行ったり来たりでしたが、これがまた楽しい。

アニメでメインを張ったキャラから、サブに甘んじたキャラまで、実にドラマに富んでいる。前作がスペとスズカ、本作がテイオーとマックイーン。この4頭はかなり好きになりました(特にスズカ)。元々(ミーハーだから勝ち方が格好良かった)ディープが好きだったんですか、自分の中で2強になりましたね。

ちなみに、本作の中で好きになったのは、ライスシャワー。なんかこういう不遇の実力者、好きだな~と。あと、ツインターボも覚えました。悪気はなくて頭悪いだけw でも、オールカマーでの大逃げ、かっこ良かったな~。

そしてなにより、やっぱり、トウカイテイオーの復活有馬記念。あれ、マジで感動した。YouTubeで実際のレース動画観たけど、そのまんまなのな。鳥肌たったわ。事実は小説より奇なりと言うけど、ホントそれ。

このアニメ、何が力強いって、やっぱり事実の持つ力だよね。作り話にはない、ノンフィクションの持つ力。でも、ただのノンフィクションじゃないのは、例えば復活の有馬記念の実況はほぼそのままだけど、ゴール直後の「審議だ」というセリフはちゃんとカットしてエンタメ性を高めているし、最後のマックイーンVSテイオーの否公式戦。一期もそうだったけど、完全なるノンフィクションではなく、ifを入れて夢を持たせるのは、アニメにした価値があるところ。要所を締める作画も含め、誉めるところしかない。

このアニメ、ていうか競馬って、まじで30期くらいまで出来るくらい、主人公候補(ドラマを持つ競走馬)がいるんじゃないかって思いました。

次はなんとなく、

◎オグリキャップ(キャラ強い&ドラマチックな人生)
◯ナリタブライアン(1期と2期の間の世代の旗手)
△キタサンブラック(現役に近い世代でゲーマーGET)

かな~と思います。いずれも、馬主サイドの問題はクリアしているようですし、ダブル主人公の系譜も引き継げる。商業的には、キタサンブラックなどで若いユーザーをゲームに取り入れたいところでしょうし、2期の終わりでそれを匂わせていたけど、素人目に見ても最近の競走馬は群雄割拠感が薄い気がして、アニメにした時にレースが盛り上がるかが分かりません。

ちなみに、ディープインパクトとオルフェーブルは、馬主サイドの許可がおりてないから出られない、という噂がありますね。アーモンドアイは流石に最近過ぎるし。

あと、半分本気で半分冗談なんですが、馬を美少女にできるなら、プロレスラーも美少女にならないでしょうか?(笑) 猪木も天龍も三沢も橋本も棚橋も内藤も、みんな美少女にしちゃいましょうよ(笑)? 昭和世代から現役世代まで、競馬に負けないくらいのドラマとキャラクターが眠ってますよ(笑) 
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
トウカイテイオーが主役ね。てか、キタサンブラック出るんか、もう。

2話目 ☆3
怪我がちな天才。こんな時こそ、水着回(プール)だろ(笑) 

3話目 ☆


4話目 ☆3
やっぱり競馬はドラマがあるな。ゴルシ(笑) 

5話目 ☆4
やっぱり、私みたいな競馬初心者は、レース結果が楽しい。トウカイテイオーが負けたか。メジロマックイーンも、怪我か。

6話目 ☆


7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆4
だいぶ知らない馬娘が出てくるな~。アヒルボート、速い(笑) テイオー、魅せてくるな。

10話目 ☆4
引退か。そういえば一応、アイドルもやってたんだよな(笑) ダブルジェット(笑) ツインターボ、カッケェな。

11話目 ☆


12話目 ☆4
流石PA、という、ちゃんとした作画。マックイーンも怪我。

13話目☆5いや、6(笑)
トウカイテイオー、こりゃ泣くよな。しかし、YouTuberで実際の動画も観たけど、泣くな、これは。そして、このifがあるのが、やはりこのアニメの良さ。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 42

72.0 13 アイドルアニメランキング13位
ラブライブ!サンシャイン!! 2nd Season(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (461)
1638人が棚に入れました
静岡県沼津市の海辺の町、内浦にある私立浦の星女学院。

駿河湾のかたすみにある小さな高校で
2年生の高海千歌を中心とした9人の少女たちが、大きな夢を抱いて立ち上がる。

それは、キラキラと輝く“スクールアイドル”になること!

諦めなければきっと夢は叶う――。
いまはただ輝きを目指して、がむしゃらに駆け抜けていこう!
ここから彼女たちの「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」が始まった!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なぜラブライブ!サンシャイン!!は感動できないのか

静岡県沼津市の浦の星女学院のスクールアイドル・Aqoursを描いたラブライブシリーズ2作目の第2期
(1期感想:https://www.anikore.jp/review/1549253/)

さて、1期感想でも触れたとおり私はμ'sを描いた初代ラブライブ(以下、無印)に魅了されたラブライバーです
このサンシャインも1期で物足りなさを覚えながらも、1stライブはLVで参加、2ndライブは西武ドーム2daysとも現地参戦し、聖地沼津にも2度足を運ぶなど応援してきたつもりです
…ですがこの2期でもその物足りなさを拭うことはできず、それどころかサンシャインは無印に決定的に及ばないとさえ思うようになってしまったというのが結論です
ではなぜそう思うに至ったのか、私見を書いていきます
(※折りたたんでますが、めっちゃ長いです。気が向いたら読んでください)

前提
{netabare}
まず前提として、私にとってラブライブ無印はアニヲタ人生の転機とも言えるあまりに大きな作品でした
アニメのイベントや声優のライブに行ったり、ペンライトを振ったり、ニコ生を毎回見たり、ニコ生一挙放送を完走したり、ゲーセンでフィギュアやぬいぐるみを取ったり…私に色々な「初めて」をくれた作品、それがラブライブです
ですからこの後の私見にはラブライブという作品を神格化するような、かなりのバイアスが掛かっていると思います
サンシャインという作品に、無意識にとんでもないハードルを課していたことでしょう
ですが私は最初からサンシャインを突き放して見ていたわけではありません
むしろ冒頭のとおりかなり作品を楽しんでいたと思いますし、本当は無印同様に心から感動したかったんです…
…何が言いたいかっていうと、私はいわゆるμ's原理主義ではありませんw
{/netabare}

サンシャインと無印の違い
{netabare}
1期放送後からこの2期までを通じて分かったのですが、サンシャインでは無印でやりたかったけどできなかったことをとことんやっていくスタイルを取っています

代表的なのはイベントですね
無印の声優陣はプロジェクト発足当時こそ無名の新人集団でしたが、1期の成功もあり特に南條愛乃と三森すずこが声優にソロ活動にと多忙になってしまい、9人そろってのイベントを組むことが難しくなってしまいました
またプロジェクト後期は30代のキャストが数人おり体力面に不安があり、特に南條愛乃は膝に先天的な持病があったことも発覚し、まともに踊れなくなってしまいました
そこでサンシャインでは若き新人キャストを揃え、専属契約に近い形でプロジェクトに専念させています
これによりかなりタイトなスケジュールでイベントを組み、さらにライブツアーを行うこともできました

また無印は予想外の大ヒットを記録したために、グッズ展開やコラボレーションが後手後手になってしまったこともファンの不満として挙げられていました
サンシャインでは公式twitterを見てると分かるんですが、週3くらいで新グッズの情報が出てきますwとても全部追えませんww
もちろん沼津という聖地を設けたのも、この2期でライバルユニットとコラボしたのも、「やりたかったこと」だと思います

良い言い方をすればスタッフも全力でやりたいことができ、ファンも全力で楽しめるようになった
汚い言い方をすれば、全力でリソースをぶっ込んでファンからお金を吸い上げる体制ができた、ということですねw
{/netabare}

計画性とその功罪
{netabare}
サンシャインは無印の成功を受けて作られた、成功が約束され、そして成功しなければいけない2作目です
そのため常に先の見えない道を開拓し続けていた無印と違い、サンシャインはかなり計画的にプロジェクトが進められているように思います…下手したらアニメ、ライブを中心に最初から最後まで完璧にスケジュールが組まれている可能性もあります
たとえば無印は1期放送後の3rdライブのサプライズで2期制作が発表されたんですが、この時キャスト陣全員がガチで驚いて喜んで泣いてたんですよね
ところが、サンシャインではこういったキャストを巻き込んだ大きなサプライズがほぼありません
多分キャストもあらかじめ全てを知らされ覚悟ができていて、それにより地に足をつけた計画的なプロジェクト運営ができているのでしょう
一方でその計画性は作品の根幹を成すテーマである「みんなで叶える物語」とは相反するものでもあります
1期の感想でも書きましたが「どうせ俺が応援しなくても成功するでしょ?」って思えてしまうんですよね
そしてその計画性故の管理体制がアニメにも影を落としてしまったのではないかと考えています
{/netabare}

アニメ制作上の縛り ~ライブでの再現前提の演出~
{netabare}
サンシャイン1期の最終回は、放送後にかなり叩かれました
批判点はモブの出しゃばり、ライブ前の長い寸劇、レギュレーション違反の3点でしたが、
このうち1期全体を振り返るライブ前の寸劇は、現実の1stライブで再現することを前提とした演出でした
1stライブ後に酒井監督も「今夜の彼女達のパフォーマンスでやっと13話(最終回)が完成した様な気持ちです」とツイートしていたことからも、これは明らかだと思います
そしてこの2期でも、ライブでの再現を前提とした演出が多々ありました
特に2期はライブシーンでそれが顕著で、6話の千歌のバック転なんかはその最たる例ですね
これはライブで千歌役の伊波杏樹がバク転を成功させて初めて感動が生まれます
アニメ内だと無印で凜ちゃんが雨の屋上でウルトラC級の床技を決めてましたし、サンシャイン1期でもセイントスノーの妹(理亜)が3mくらい跳んでムーンサルト決めてましたからねw 今更バク転じゃ驚かない世界ですw
また9話のセイントスノーとのコラボも、本編後のライブ開催のCMを含めたサプライズありきで、本編ストーリーとのつながりを考えたらむしろ11人で歌うのは不自然だったり…

もちろん、アニメとリアルの融合はラブライブ!の1つの大きなテーマです
ですがアニメはアニメとして、完結した一つの作品として作って欲しかったです
少なくとも無印は、ライブで補完しないと完成しない作品ではありませんでした
むしろライブシーンでは昼夜が入れ替わったりワープしたり、現実で再現不能な演出が多々ありました
それをライブ班がどう再現するか、といった楽しみ方もあったんですけどね…

先述の「計画性」にも繋がるんですが、あまりに計画的に作られているせいで、制作側の自由な創作を縛ってしまっていたように思います。なぜならこうした演出は、アニメスタッフの一存で入れられものではないからです
酒井監督が優れたライブシーン・PVを作れるのは、シングルのPVや1期2期のOPを見ても分かります
ただ作中のライブシーンでは、現実での再現前提の演出が足を引っ張り持ち味を出せていなかった印象です
{/netabare}

アニメ制作上の縛り ~ストーリー~
{netabare}
この2期のテーマは主に、浦の星女学院の廃校、廃校決定前後のラブライブ挑戦の意義の変化、そして千歌が探し追い求める「輝き」の3点です
そもそもサンシャインは、プロジェクト発足当時から「廃校が決定している学校が舞台」という設定でした
それがアニメでは1期で廃校の可能性が浮上しただけで、廃校の行く末も2期に持ち越しとなっていました
なぜなら1期の最大のテーマはAqoursの独り立ちで、そして2期が最初から「計画」されていたからです
Aqoursの独り立ちを描くためには、廃校問題を全て後回しにせざるをえなかったんですね
そして恐らく、この1期のAqoursの独り立ちというテーマは、アニメスタッフではなくプロジェクトの創意として、ラブライブサンシャインというプロジェクトのために組み込まれたモノでしょう
それは今年9月の2ndライブを経て現実のAqoursが独り立ちを遂げるまで、サンシャインと無印のコラボはもちろん、キャスト陣が無印に触れること(果南役の諏訪ななかがμ'sの紅白出演への感想ツイートを削除したり)が徹底的に排除されてきたことからも予想できます

こうした事情のため2期では廃校を阻止できない展開を描かなければならず、シリアスにならざるをえない
しかしラブライブという作品はシリアス一辺倒ではいけない
明るく楽しく前向きでなければならず、特に2期では1期でスポットの当たらなかったキャラをピックアップしなければならない
この二律背反のせいで、2期はシリアス、キャラ回がともに浮いてしまっていたように思います
特にメインストーリーから完全に外れていた5話のよしりこ回とかね
ファンからの評価は高いですし私も好きな回ですが、後々2人差で廃校が決定してしまうことを考えると、犬と遊んでる暇あったか?本当に全力尽くしたのか?と思えてしまいます

そもそも酒井監督は、シリアス面を描くために選ばれた監督だと思っています
酒井監督が無印で担当した回(1期7話「エリーチカ」12話「ともだち」、2期11話「わたしたちが決めたこと」)を見れば一目瞭然です
サンシャインもおそらく、ストーリー面、シリアス面だけを切ってみれば、恐らくよくできています
ただ先述の事情により、明るいキャラ回やギャグを組み込みにくい構成になってしまったのかと

もちろんそれでも良い作品に仕立て上げるのが監督の仕事だと言えばそりゃそうなんですが
{/netabare}

積み重ねが足りない
{netabare}
サンシャイン2期では無印同様、ラブライブ優勝と3年生の卒業(+廃校)が描かれました
最終回の優勝と卒業の感慨、寂しさを描いた描写・演出は素晴らしく、無印にも劣らないものがありました
ですが、いまいち感動できなかったんですよね
その原因は恐らく、サンシャインが積み上げてきたもの、少なくとも時間が明らかに少ないからだと思います
無印はTVアニメ化に3年の下積みを要し、2期のラストの時点で4年が経過していました
そしてその間、作品の人気はCD売り上げ500枚のスタートから2期BD1巻11万枚まで駆け上がっていたのです
一方でサンシャインはプロジェクト発足が2015年4月、1stシングル発売が同年10月です
この2期の時点でまだ2年しか経っていない上に、その1stシングルも最初から5万枚売れてるんです
1期のBDや最近のシングルも5万枚前後の売り上げです…安定してるんですよね
もちろん人気を安定させることは大変なことだと思いますし、短いこの2年間にもドラマはありましたが、
残念ながらそこに無印と同様の感慨深さが生まれることはありませんでした
これは初代の後を受けた2作目としての宿命とも言えるかもしれません
江戸幕府を築いた初代家康の陰に、幕府を安定させた秀忠が隠れてしまうように…
{/netabare}

粗が目立つ→それを覆すインパクトの欠如
{netabare}
この2期、話の展開の粗、矛盾点が目立ちました
例①:3話、予選から学校説明会まで間に合わない!バスも船も無理だからミカン収穫用のトロッコだ!
   ←親に車出してもらえ!お姉ちゃんたち軽トラで間に合ってるじゃねーか!
例②:7話、ライブ終了後80人だった入学希望者が深夜に増え続けて98人に
   ←どうやって出願したんだよwww ちなみに作中で願書、調査書、受験料納付証明が必要とあり
例③:7話、12月の朝5時なのに明るい屋外
   ←静岡地方の12月の日の出は6時30分~6時54分
例④:9話、お姉ちゃんのためにルビィと理亜の2人(+よしまる)で内緒で用意してきた
   ←Aqours+セイントスノー11人で完璧なライブパフォーマンスを披露

もちろん無印にもこうした粗、突っ込みどころは多々ありました
ですが無印には、京極監督のラブライブには、それを全部ぶっ飛ばすインパクト、大きな感動があったんです
1期のレビューでも書きましたが、サンシャインに最も足りないのはこのインパクトです
そしてここまで擁護してきた酒井監督に足りなかったのも、このインパクトで魅せる力です
同時期放送の京極監督の作品「宝石の国」を見ても、京極監督の魅せる力、インパクトを残し感動させる力は類い希なるものがあります

そもそもサンシャインという作品には、無印のにこのような作品のアイコンとなる人気キャラ、そして「にっこにっこにー!」のような作品を代表するフレーズもありません
善子がその枠になってほしかったみたいですし、善子の「リトルデーモン」や曜の「ヨーソロー!」などキャッチーな決め台詞も用意されていますが、力不足
せいぜい絵里の「ハラショー」くらいの位置づけでしょう

ここまで色々不満を言ってきましたが、インパクトさえあれば、大きな感動さえあれば、それらの不満は全ては覆されていたと思います
それがラブライブという作品です
{/netabare}

まとめ
ラブライブ!サンシャインは無印の成功を受け、非常に野心的で、かつ計画的に作られている作品です
その計画性がアニメのストーリーやライブといった魅力を縛り付け、物語の展開に粗が生じ、また2作目故に作品としての積み重ねも少ないためにラストの感慨深さも生まれませんでした
そして何より、それらを覆すインパクトが足りませんでした
だから私はサンシャインに、心から感動することができなかったのです


ですが、私はラブライブから、サンシャインから離れることは無いでしょう
それは何だかんだ言って、ラブライブに触れている時間は最高に楽しいからです
この2期の放送中も、各話の感想やイベントについて友人ラブライバーと密に語り合っていましたw
またライブ中やライブ後や聖地で、初めて会ったラブライバーと話すことも多々ありました
沼津に行った際は韓国人ラブライバーと写真を撮ったりもしましたw
作品だけに留まらない楽しさ、経験、初めてを提供してくれるラブライブ
「今が最高」「過ごしてきた時間の全てが輝き」を体現するラブライブが、何だかんだ言って大好きなんです


以下、書くタイミングを失った雑感の箇条書き
{netabare}
・CGの進化が半端ない。特にOPは衝撃だった
・一方で手書き作画は珍しく崩れることも…特に8話Aパートは気になった
・音楽では寂しさをはらんだOPとカーテンコール感あふれる最終回EDが好み
 でも音楽もインパクトないんだよね、サンシャイン。結局スノハレノーブラ級は現れず
・キャラではルビィが印象に残った。実質個人回の8,9話だけじゃなく、7話で一番最初に「優勝」を口にしたり、
 ドームをドゥームと言ったりw、一番キャラとしての背景、ドラマが見えたのがルビィだったかな~と
・1期では無かったよしりこが2期では特盛りにwww5話でなれそめを描いてから回を増すごとに親密に…
 6話で遂に実現した「リリー」呼びは個人的に2期のハイライト
・1期で若干クドかったしいたけの使い方が上手くなってた。ラストでメスで仔犬出産という衝撃の展開が待っていたが、お前千歌が小学生の頃からいる老犬だろww大丈夫かよww
{/netabare}



最後に、もしここまで全部読んでいただいた方がいらっしゃったなら、本当にありがとうございました

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21
ネタバレ

一言 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

アイドルアニメとは

一言で言えば、キャラデザも音楽も最高なのに脚本が酷すぎるアニメ。


最初にことわっておくが、かなり辛口なレビューだと思う。
しかしアンチではなく、この作品に期待していたからこそのレビューであることを知っていてもらいたい。
もう一度言うが、批判しかしていないので、この作品を十二分に満足した人は読まないことをお勧めする。

{netabare}
・キャラクターの言動について
千歌
全話を通して言えることなんだけど、「輝きたい」とか「奇跡」とか毎回毎回同じことを言い過ぎているし、演出も毎回同じすぎる。
ここぞというときにすればいいのに、毎回ミュージカル風に語り出して毎回同じような演出だから、キャラクターが台本を読んで演技しているみたいに感じる。
主人公の熱意が、綺麗事とお決まりのポエムで塗り固められていて、とても薄っぺらく安っぽく感じられてしまう。
奇跡の安売りをしすぎ。
1期は普通の女の子がひたむきに、前向きに一生懸命頑張っている印象ですごくよかったのに、2期では奇跡ダイスキポエマー怪獣と化して理解が追い付かないキャラになったのが非常に残念。

善子
善子はわりと好きなキャラなのに、正直2期をみて苦手になってしまうほど酷かった。
まじめな話の流れを無視した尺稼ぎの厨二発言が本当にうざい。
シリアスや重要なシーンで厨二でギャグを取りにくるのは全然面白くない。
スタッフはちゃんと話の流れを見てギャグを入れているのだろうか?
流れが悪くなるうえに雰囲気をぶち壊し、視聴者にストレスを与える。
本当にひどかった。毎回毎回。
あと、犬を拾う善子と梨子の回の、善子の返した犬を取り返すというセリフ。せっかく出会った大切なものをなくしたくないとかそういう意図はわかるんだけど、取り返すとかいうセリフ…人としてどうなんだ。
突拍子もない言動はキャラへの好感度も下がるし、行動原理もわけがわからなくなってくるから、ちゃんとセリフを考えてほしい。

梨子
絵が下手なネタ、完全に中の人に影響されている。
趣味が絵画だったというのに、中の人の画伯設定がつけられてしまった。
中の人は悪くない。採用する方が悪い。ラブライブと言うコンテンツは中の人ありきということは重々承知しているが、キャラクターと声優は別物というのは絶対のルールであり、禁忌を犯している。本当にありえないからやめて欲しい。
あと、犬を拾う回で、梨子が犬嫌いとはいえ、狭いケージに入れっぱなしにして一日犬を放置してるのもちょっと異常…。サイコパスすぎやしないか。やめて欲しい。


・第3話について
脚本がおかしい。これにつきる。
正直、視聴をやめようかと思うほど脚本がひどい回だった。

ラブライブと学校説明会がかぶってしまった→どちらかを選ぶなんてできない→5人と4人で、二手に分かれて両方に出演するしかない→しかし9人そろってない状態のライブなんてそれでアクアと呼べるの?→最善の策をとるしかない…→

千歌「あっ!みかんだよみかん!みっかーーーーん!!!!」

→場面は変わってライブ当日。ラブライブ会場の黒沢姉妹+2年生の5人組。→拍手がまばらで、不安げな5人の顔。なぞの不穏な空気…→からの突然の説明会組の4人「勘違いしないように!」「私たちは一つじゃなきゃね!」→

そして9人で始まるラブライブ…

→ライブシーン(新曲)終了後→2年生「さあ行くよ!」「ここからが勝負よ!」→2年生以外のメンバー「まさか学校説明会に!?」「間に合わせるつもり?!」

ここでようやく千歌の「みっかーーーん!」という一言でしか片づけられてなかった内容の説明が明かされ、走ったりトロッコを使って学校へ行く、という流れ。


いやいや、なんだよこの脚本は……。


まず、一番の問題、「みっかーーーん!」発言である。
わけがわからなさすぎる。なんの説明もされていない。
「みっかーーーーーーーーーーーーん!(やっぱり9人じゃないとアクアじゃないから、ラブライブは9人でやって、ライブ終了後に最短距離を走って、みかん畑のトロッコに乗って、9人みんなで説明会に行けばいいんだ!)」

…いやいや、みかんの一言で分かるわけないよねそれ…。

なぜ、この内容(以降、みかん作戦)を視聴者に説明していないのか?
そして、おかしなことに、上記にも書いているがラブライブ終了後の2年生組の「さあ行くよ!」というみかん作戦実行の掛け声に対し、他メンバーが「まさか説明会に?!」というリアクションからして、このみかん作戦を2年生以外は誰も知らされていないのである…。

視聴者だけならともかく、何故他のメンバーに説明していないのか。

そもそも、説明していないのだとしたら、学校説明会組のメンバーは二手に分かれたのにもかかわらず、身勝手に学校説明会を捨てて、ラブライブを優先したこととなる。
仮にも廃校を救うと奮闘している人物のする行動なのかこれ?
ちぐはぐ過ぎやしないか?学校廃校への緊張感や想いが雑すぎないか?
結局、廃校阻止より自分たちのアイドルとしての輝きを優先させたのか?

仮に、説明会メンバーが身勝手に説明会をすっぽかしたのではなく、最初から9人集まることを約束していたのだとしよう。
だとしたら、4人が後から駆け付ける展開はおかしい。
どうして最初から9人揃って舞台に立ってないの?という話になってくるし、あのライブ前の不穏な空気と、不安げなメンバーの表情の説明がつかなくなってしまう。

なので、そうなるとやはり、不安な表情だったのは、黒沢姉妹+2年生のみで歌うというメンバーが揃っていない状況への不安感を演出していることになる。
このことから、やはり説明会メンバーは説明会をほったらかして、あんなに学校を救いたいと言っていたのにもかからわず、仮にも理事長も説明会メンバーなのにも関わらず、勝手にラブライブを優先させたという解釈にならざるを得ない。(みかん作戦の存在を知らなかったことから、説明会へ間に合わせるつもりはなかったと取れるので、説明会を捨て、勝手な行動をとったと捉える他ない)


また、ラブライブは1番に歌わなければ、学校説明会には間に合わないといいつつ、なぜ24番目に歌っている上に、最短距離とはいえ、徒歩+トロッコで説明会に間に合っているのか?
そもそもラブライブというものが、ミューズの時代より大きなものになっているという設定なのに、バスも電車も通ってない山中で行われる地区予選がおこなわれるだろうか?沼津でやるだろう、普通に…。(まあこの辺はご都合主義として普通は目をつぶるのだが、あまりにもここまでの流れが酷いのでついでにツッコみざるを得ない…)
このことから、単にみかんトロッコがやりたかっただけなんだろう…。
やりたいにしても、脚本を考えて、矛盾をなくそうや…。
{/netabare}
このように、キャラが話の都合で無理に動かされている・言わされている感強くて、本当に可哀想になってくる。

いちいち「現実感ガー」ってアニメに喚くのはタブー、そんなことは分かっている。
しかし、現実感と整合性は別物である。
この作品は整合性がない。辻褄があっていない。
矛盾が生まれている。キャラの行動原理が謎なんて、聞いたことがない…。

その展開はさすがにちょっとおかしくないか、っていうものが多すぎる。本当に。
{netabare}
例えば、入学希望者が1話時点で10人で、目標100人なのに、県予選突破していない時期に曜がさらっと「もう50人集まったよね~」みたいなことを言っていたけれど、特に何をしたわけでもないのにそんなに集まってるのおかしいでしょう…。

最終話前の、入学希望者が増えるのを全員で祈りながら待つシーンも茶番にしか見えない。
あんな一日でじんわりじんわり増えていくのって、どうなんだ……。
まあこれは整合性は関係ないから、個人的に好きではない展開、というべきだろうけれども。
自分としてはなんかもうちょっとひねった展開が欲しかったな。


・最終話
「ラブライブ」という作品なのに、重要なラブライブの優勝した描写が全くないってどうなんだろう。
そもそも千歌がスクールアイドルにあこがれた理由は、普通の私でも、あんな風に輝きたい、っていう憧れから。

それがあとから、学校が統廃合になることをしって、あくまで「後付で」「ついでに」学校を救う、という流れでしたよね。
あくまで廃校阻止はあとから出てきた目的で、最初は輝きたい・何かをしたい・スクールアイドルがやりたい!だった。

なのに、ライブシーンを描かずに、これって…??
歌や踊りでアイドルが輝いている描写、観客の熱気や興奮、結果発表の緊張感、優勝して涙の感動、そういう王道展開がアイドルアニメには約束されているはず。それこそがアイドルアニメの醍醐味。

なのに、それをすっ飛ばすして終わり?何がしたいんだ?

{/netabare}
だいたい、今更いうことでもないがそもそも廃校要素が足を引っ張っている。
田舎のフッツ―の女子高生が、ミューズに憧れ、少しでも内浦を活性化させようと奮闘するストーリーみたいなのが良かったと思うんですよ。

廃校阻止なら、どうしても二番煎じになるし、千歌たちがどれだけ学校が好きで、どれほど廃校を阻止したかったのかが伝わらない。
学校を救いたい、それに感情移入させたいのなら、学校での日常、つまり運動会やらのイベント、授業風景などの思い出を入れないと視聴者は感情移入できない。
それはミューズで学ばなかったのだろうか…?


前作のミューズでも感じていたことだけれど、サンシャインは前作以上にライバルキャラの立ち位置も緩かった。
黒沢姉妹とセットで、姉妹をテーマに描きたかったのかな。
ライバルなら、ライバルとして登場させて欲しかった。
ライバルとのかかわりが、なんだかうやむやで、結局仲良しごっこで終わったという感じ。
最強のライバルを主人公たちが超えてこそ、盛り上がるんじゃなかろうか。

ライバルキャラのライブ描写もなければ、アクアたちがアイドルとして悩みぶつかっていたシーンが本当にない。(アイドルとしての掘り下げより彼女たちの内面・キャラクターの掘り下げばかり)
{netabare} だからラブライブ優勝の凄さが伝わらない。{/netabare}


アイドルものがやりたいなら、廃校要素は捨てて、アイドルとしての葛藤を描き、アイドルとして成長していく物語に。
廃校を阻止する物語にしたいなら、アイドル要素をおまけにして、キャラを掘り下げて、学校での日常多めの部活青春ものにすべき。

この作品は、それが始終ブレッブレ。
結局、二兎を追う者は一兎をも得ずな最後。
{netabare}
最後は最終回の顔ペンキ。
終わり良ければ総て良しって言葉、知っているのかな?
感動より先にツッコミしか出てこなかった。本当に酷い。

あと、曜の唐突な「梨子ちゃんのことがだああああああいすき!」発言、突拍子もなさすぎて違和感しかない。不自然で怖さすら覚える。
特になにか曜と梨子回があったわけでもないし、曜にここまで言わせるほど二人の関係に何か変化があったわけではない、そもそも曜は二期で全く目立つ回がなかった。

1期で千歌と梨子の関係に対して嫉妬したけど仲良しですよーってのをいきなりアピールしてる感じが、梨子を嫌ってたのが逆に浮き彫りされているようで、本当に怖い。酷い。
脚本家は曜に恨みでもあるのだろうか?

{/netabare}
ラブライブと言う作品は何がしたいのだろう?
アイドルスポ根?青春友情?美少女動物園?
どれもこれも中途半端に手を出して、どれもこれも微妙に終わっている。


ご都合主義、別に嫌いじゃないのだ。
矛盾なく、整合性がとれていれば、それでいいのだ。
しかし、これは、この作品の脚本はご都合主義とは呼ばない。

これは、単に脚本家にとっての都合のいい作品だ。
整合性もなにも考えていない、勢いだけで好き勝手キャラクターを動かした、都合のいいように作ったのだ。


…と、辛辣にレビューしました。
ここまで読んでいる代わり者は多分いないでしょう。

本当にひどい展開が多かったけれど、歌やキャラクターは良いんですよ。
アイドルものではなく、日常萌えアニメだったら、こんなこと書いてないんです。
キャラが可愛い、なんだか楽しそうに女子高生してる、それをみて癒される…二期にはそういうシーンも確かにありましたし、癒されていた自分もいました。
ただの美少女萌えアニメなら、それだけで十分に満足して、こんなこと書かなかったでしょう。


良くも悪くも、ラブライブというブランドに過剰に期待しすぎたんでしょうね。
サンシャイン、一期が大好きだっただけに残念です。


やはり、変に廃校とかいうシリアス要素()を入れたのが間違いだったんだろう。そもそもの…。
スクールアイドルだからって何も廃校縛りにしなくてもいいのに…。

普通の女子高生が、地域活性化のために、泥臭く頑張る、挫折しながらも、喧嘩しながらも、乗り越えて頑張って、雨降って地固まる展開を経て。
ライバルアイドルに勝って、ラブライブで感動の優勝をする。
内浦の街に以前よりも少し観光客が増える、内浦を好きになってもらう。

それで彼女たちは、こんな普通な自分たちでも、何かを変えられた、何かをやり遂げられた、輝けた、、、そういう思い出を胸に、みんなそれぞれの道へ。。。なんていう、王道展開で良かったんですけどねえ。。。


もしも新しい企画をまたアニメ化するのなら、ぜひ廃校要素は取り除いてほしい。


最後になりますが、ダイヤさんと呼ばないでの回はラブライブらしくて良い回でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

相違点をしっかり強調していたのでは

なんとライバルグループSaint Snowとの共演。
かなりSaint Snowに焦点を当てて描いている。函館にも行く。
グループ内に姉妹がいるからこその葛藤。
そして、妹同士で共感しあって仲良くなる。

千歌ちゃんが泡まみれにするなど、頭おかしい行動はご愛嬌。
静岡県沼津市をモチーフにしただけあって蜜柑畑。

{netabare}μ'sのように上手くいかず、廃校になってしまうのは残念だった。それも潔くて良い終わり方だと思う。{/netabare}

相変わらずセリフが...なところもあるが、前作との相違点をしっかり出していてこれはこれで楽しめた。

ダイヤさんと呼ばないでの回にもあるように最初から馴れ馴れしくしすぎないというのも好感を持てる。


OP
未来の僕らは知ってるよ 歌 Aqours
ED
勇気はどこに?君の胸に!
歌(第1話) 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)
歌(第2・7話) Aqours
歌(第4話) 黒澤ダイヤ(小宮有紗)
歌(第5話) 桜内梨子(逢田梨香子)、津島善子(小林愛香)
歌(第8話) 津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、黒澤ルビィ(降幡愛)
歌(第10話) 松浦果南(諏訪ななか)、黒澤ダイヤ(小宮有紗)、小原鞠莉(鈴木愛奈)
歌(第11話) Aqours、高海志満(阿澄佳奈)、高海美渡(伊藤かな恵)、よしみ(松田利冴)、いつき(金元寿子)、むつ(芹澤優)、しいたけ(麦穂あんな)、解答者A(山北早紀)、解答者B(千本木彩花)、その他女子生徒(三宅晴佳、嶺内ともみ、小松奈生子、岡咲美保、続木友子、小野寺瑠奈、原口祥子、米山明日美、二ノ宮愛子、樋口桃、木本久留美、成岡正江、小田果林、内田愛美、森永たえこ)
挿入歌
MY舞☆TONIGHT 歌 Aqours
君のこころは輝いてるかい? 歌 Aqours
CRASH MIND 歌 Saint Snow
MIRACLE WAVE 歌 Aqours
空も心も晴れるから 歌 Aqours
DROPOUT!? 歌 Saint Snow
Awaken the power 歌 Saint Aqours Snow
WATER BLUE NEW WORLD 歌 Aqours
青空Jumping Heart 歌 Aqours
WONDERFUL STORIES 歌 Aqours
Saint SnowとAqoursが共演したAwaken the powerが今作の推し曲。前奏が好きなんです。
次点で空も心も晴れるから。胸が熱くなる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
#1 ネクストステップ
浦の星女学院の二学期がきた!学校の統廃合を阻止するためラブライブ!に出場するも、惜しくも地方予選で敗退してしまったAqours。それでもめげることなく、次回ラブライブ!出場に向け決意を新たにする千歌たち。まずは学校説明会でライブを行い入学希望者を増やそうと練習を始めるが、そこで鞠莉から衝撃の事実を告げられる──。

#2 雨の音
ラブライブ!予備予選と学校説明会のライブに向けて曲を作り始める千歌たち。しかし、2曲作らなければいけないという時間のない中、千歌はまたしても作詞に難航してしまう。そこで鞠莉が出した提案は、2年生と1・3年生の二手に分かれ1曲ずつ作業をすること。2チームでそれぞれ作詞・作曲に励む9人。だがその途中で、楽曲のコンセプトをめぐって1年生の善子・花丸と3年生の果南・鞠莉がケンカになってしまい──!?

#3 虹
天候の悪化で学校説明会が延期になったことにより、説明会とラブライブ!予備予選の日程がかぶってしまうことに。なんとか両方に参加できないかと考えあぐねた末に出した唯一の方法は、予備予選を出場番号1番で終わらせ、急いで説明会に駆けつけることだった。 しかし抽選で決まった出場順の都合でその手段も取れなくなってしまう。 どちらかを選ぶしかない状況で、千歌が出した答えは──。

#4 ダイヤさんと呼ばないで
ラブライブ!予備予選を1位通過して波に乗るAqours。──と、思いきや、2つのステージを披露するために活動費を奮発しすぎて、残金がたったの5円に。みんなでフリーマーケットに出店するも、ダイヤのあまりの気迫にお客さんが去ってしまったりと前途多難。 そんな中、後輩からちゃん付けで呼ばれて慕われる果南と鞠莉を見て、ダイヤは自分だけ距離をあけられていると寂しく感じてしまう。水族館のアルバイトを通じて、後輩たちと仲良くなろうと頑張るダイヤだが──。

#5 犬を拾う。
ラブライブ!地区大会に向けて練習に励む中、善子は嵐の夜に迷子の子犬を拾う。自宅のマンションでは飼えないため、こっそり社の境内で面倒を看ていたところを梨子に見つかった善子は、梨子に子犬を少しの間預かってほしいと頼む。初めは恐る恐る世話をしていたが、次第に子犬と仲良くなる梨子。いつしか善子と取り合いになるほどに。しかし程なくして、その子犬の元の飼い主が見つかり、引き渡すことになってしまった。 しかし、子犬との出会いは運命の導きだと信じたい善子は、梨子と共にある行動に出る。

#6 Aqours WAVE
前回突破できなかったラブライブ!地区大会に向け、必死に練習を重ねる9人。しかし地区大会では会場に出場校の生徒が応援に来るため、生徒数の少ない浦の星女学院は不利になってしまう。生徒数の不利をカバーする方法を見つけようと、「Saint Snow」の聖良にアドバイスを求める千歌。 そんな折、3年生から渡されたノートには、かつて鞠莉がケガをしてしまった高難易度のパフォーマンスが記されていた。 Aqoursらしさとは、輝きとは──。自分のことを"普通で非力"だと思い込んできた千歌は、その答えを求めて大技へ挑む。

#7 残された時間
見事ラブライブ!決勝進出を決めたAqours。ライブ映像の再生数は急上昇し、メンバーは喜びに胸をふるわせるも、入学希望者数は伸び悩んでいた。タイムリミットは今日。「入学希望者を100人集める」という鞠莉の父親との約束を守ることができなければ、学校はなくなってしまう。 タイムリミットが刻一刻と迫る中、鞠莉は父親に期限を延ばしてもらうよう交渉し、なんとか明け方5時まで待ってもらうことに。 9人はそれぞれの想いを胸に、自分たちの今日までの努力を信じて夜明けを待つ──。

#8 HAKODATE
冬休み、Aqoursは北海道で開催される地区大会にゲストとして招待されていた。沼津から遠く離れた地でファンから写真撮影を求められ、改めて決勝に出場するという事実の大きさに気付く9人。 地区大会の開演前、Aqoursは出場者である「Saint Snow」の楽屋を訪れる。決勝戦では互いに競い合い、ラブライブ!の歴史に残る大会にしようと誓い合う千歌と聖良。一方、理亞の様子がいつもと違うことに気付くルビィ。 そして、大会は誰もが予想だにしなかった結果に──。

#9 Awaken the power
「Saint Snow」として出場できる最後の大会で失敗してしまったと落ち込む理亞を励ますため、ルビィは一緒にもう一度ライブをやろうと提案する。自分たちだけで作り上げたライブを聖良とダイヤに見てもらい、安心して卒業してもらいたい──二人の想いとルビィの優しさに触れ、花丸と善子も協力するべく北海道に残ることを決める。 1年生だけでライブの準備を進める中で、自分自身でも気付いていない力が、もしかしたら私たちにもあるのかも、と思い始めるルビィ。 ルビィと理亞は、これまで姉たちに任せてきたことを自分たちの力で乗り越えようとその一歩を踏み出す──。

#10 シャイニーを探して
新年早々、千歌はお年玉をせがんだりと元気いっぱい。浦の星女学院での生活も、あとたったの3ヵ月。たとえ統廃合になってしまうとしても、ラブライブ!で優勝して、浦の星女学院の名前を残したい。その想いを胸に、北海道から駆けつけてくれた聖良と理亞に特訓をつけてもらうAqours。 そんな中、卒業後はそれぞれ違う進路へ進み、会えなくなってしまう3年生の3人は、幼い日に見ることができなかった流れ星を、今度は9人で見に行こうと夜の内浦に集まるのだった──。

#11 浦の星女学院
浦の星女学院最後の新学期が始まった。 よしみ、いつき、むつをはじめとした生徒たちからの、“最後にドカーンと盛り上がる閉校祭をやりたい”という提案に、感激しつつ快諾する鞠莉。 明日に迫る本番に向け、この学校で過ごした日々に思いを馳せながら着々と準備を進めるAqours含む全校生徒たち。予期せぬトラブルが起こるも、理事長である鞠莉の全面的なサポートと生徒全員の頑張りでピンチを乗り越える。 そしていよいよ浦の星女学院最後のお祭り、生徒全員の力で作り上げた“閉校祭”当日を迎える─。

#12 光の海
ラブライブ!決勝がいよいよ明日に迫り、東京へ向かうAqours。 神田明神へ参詣に訪れると、浦の星女学院の生徒たちが奉納した、Aqoursを応援するたくさんの絵馬を見つけ、浦の星のみんなの気持ちに胸を打たれる。 同時に、大勢のスクールアイドルがそれぞれの優勝を願って奉納した絵馬が並ぶ光景を目の当たりにした千歌。 応援に駆け付けた「Saint Snow」に、以前自分が尋ねた“勝ちたいですか?”という問いを返されるも、自分たちと同じ想いを持ってラブライブ!に臨むスクールアイドルたちの存在を改めて感じた千歌は、その問いにどうしても答えることができなかった──。

#13 私たちの輝き
ラブライブ!本大会で悲願の優勝を果たしたAqours。 そして、浦の星女学院で過ごす最後の日がやってきた。学校で過ごしたたくさんの思い出を胸に、大好きな校舎に寄せ書きをする生徒たち。最後は泣かずに、笑顔で迎えようと約束するAqoursの9人。 卒業式では、理事長の鞠莉から卒業証書が授与される。そして生徒会長であるダイヤの閉校の宣言で、浦の星女学院の歴史に幕が下ろされるのだった。 ──それぞれが浦の星女学院の生徒であったことを誇りに思い、巣立ちの時を迎える。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

61.5 14 アイドルアニメランキング14位
Wake Up,Girls!(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (646)
2994人が棚に入れました
時はアイドル戦国時代。これは、この荒波を生き抜く7人の少女達「Wake Up, Girls!」の物語である。東北・仙台にある廃業寸前の弱小プロダクション、グリーンリーヴズ・エンタテインメント。かつては手品師、グラビアアイドル、占い師などが所属していたが、唯一活動していた最後のタレントもついに辞めてしまう。所属タレント“0(ゼロ)”という危機的状況の中、事務所社長・丹下の思い付きでアイドルユニットをプロデュースする事を決意する。傍若無人な社長の元、マネージャー松田は不満を持ちながらも、アイドルの原石を探しに街へ出る。そんな中、マネージャー松田は、ある少女と必然的な出会いを果たし・・・。がんばっぺ!Wake Up, Girls!
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

山あり谷あり

最初の1、2話は丹下が帰ってくるまで。あとは{netabare}挫折した藍里の話やアイドルの祭典{/netabare}

OPは前作で歌われたタチアガレ!その後、OPは7 Giris War元気溢れる良曲。映像のサビ部分での踊りは好き。
EDは言の葉、青葉。これも好き。

以下は備忘録
{netabare}
ステージから数日後、年が明けたが依然として丹下は帰ってこず、松田は自宅で請求書の山に項垂れていた。Wake Up, Girls!は正式に解散しておらず、また連絡するとして宙ぶらりの状態。メンバーはライブによりまた活動したいという意欲が湧いてきていた。やがて松田はメンバーを招集し、丹下の代わりにプロデューサーとして須藤という怪しげな男を紹介する。
須藤の持ってきた仕事は健康ランドの休憩所でのライブだったが、(違法まがいの)酒類提供の接客営業を兼ねたものであった。客からの下卑た視線や言動にメンバーは不満を吐きつつ、芸能経験のある佳乃や真夢の言葉に励まされながら頑張るも、酔客のセクハラに耐えかねた岡本未夕は脱退を宣言し帰ってしまう。健康ランドの担当者に確認すると、既にギャラは須藤に前払いで払っていたことが判明し、松田がまともに契約書を読んでいなかったことも明らかとなる。不穏な空気となるなか、その場に居合わせた丹下がボコボコにされた須藤とともに現れ、健康ランドから受け取ったギャラの返却と、今後Wake Up, Girls!に近づかないことを約束させる。事務所に戻り、これまでの責任をとり仕事を持ってくることを約束する丹下だが、未夕がいないことに気づき連れ戻すように命じる。佳乃が未夕がメイド喫茶に勤めていたことを思い出し、二手に分かれて探すと、予想通り未夕はメイド喫茶で店を手伝っており、迎えに来た真夢、佳乃、藍里にメイド喫茶でのライブを見ていって欲しいと声を掛けた。未夕のライブ中、未夕を応援する人たちばかりなのを見て、真夢はあったかいなという言葉とともに意味深な表情を見せた。メイド喫茶の客の中には、12月の勾当台公園でのライブを見ていた人たちがおり、メイド喫茶の客全体から応援の言葉が届き、未夕はWake Up, Girls!で再びがんばることを決める。


翌日、丹下により、地元TV局のTV番組に持ち込んだ2つの企画が通ったことが明かされる。くじ引きの結果、真夢、片山実波、久海菜々美がロケもあるグルメレポートコーナーを担当し、佳乃、藍里、未夕、菊間夏夜は当初熱湯に入る熱湯天気予報の担当となるが、松田により企画が動物の着ぐるみかぶったアニマル天気予報に変更され、本格的な活動が再開。
特に実波の食べっぷりによりグルメレポートコーナーが評判となり視聴率が好調であったことから、テレビ局のイベントで、Wake Up, Girls!のミニライブを行えること。しかし当日、応援してくれている民謡同好会の磯川が倒れたことを知った実波は磯川の元へ。集合時間になっても実波が来ないことから不安に思ったメンバーが電話を掛け、事情を知った丹下も実波抜きの6人でライブを乗り切ることをメンバーに伝える。一方、入院している磯川からライブに行くように優しく諭された実波はライブ会場へ向かい、間に合う。7人全員で行うことができたライブは盛況のうちに終了した。その報道は東京まで届いたが、真夢に関連したゴシップを追うマスコミも関心を持ち始め、東京からマスコミが訪れて偽装取材まで図られ、真夢に対しゴシップ地味た質問を行う事態に発展する。追い返し事なきを得たものの、真夢以外のメンバーはマスコミの「真夢ありき」という言葉にショックを受けてしまう。一方真夢は仙台にライブの下見に来ていたI-1clubの岩崎志保と再開する。志保は真夢に対して今でもライバル意識を剥き出しにしつつも、真夢に対しI-1clubの評判が落ちるから不甲斐ない姿を見せるなという言葉を投げつけた。
丹下はWake Up,Gils!の単独ライブを企図しライブハウスでイベントを開こうとするも、日時はI-1clubが仙台で公演を行う日と重なっていた。レギュラー番組に加え、ラジオや路上などでメンバー全員で必死にPRし当日を迎えるが、客入りはまばらだった。振りやトークでミスを重ねる有様で、公演が失敗に終わったメンバーたちは大きなショックを受ける。丹下はその様子を憂慮し、翌日仙台公演を行っているI-1clubのライブにWake Up,Girls!を連れて行くことにする。I-1clubのライブに圧倒されメンバーたちは反省を口にし、真夢は会場で吉川愛と再会し旧交を温めつつ、志保に自分なりの答えを出した。一方で丹下は先日のWake Up,Girls!のライブにたまたま訪れていたI-1clubに曲・詩を提供している音楽プロデューサーの早坂相と出会う。ここで早坂から、自身がWake Up,Girls!に対して全権を持ち手掛けることに関して丹下側から一切の異議を出さないという条件のもと、Wake Up,Girls!のプロデュースを無償で手がけることを提案される。この申し出に丹下は応じ、早坂にプロデュースを委任した。


早坂はWake Up,Girls!を基礎から鍛えあげるべく、1日10時間の徹底的な基礎体力づくりを含めたレッスンや、場馴れするため週末に1日数回のライブを月2回行うように指示。過酷なレッスンに、I-1club脱退以降も鍛え続けていた真夢以外のメンバーは疲労困憊で帰宅するほど。藍里は皆を励まそうと鼓舞したが、家族や早坂から、藍里の視点が創る側ではなくファン側のものであることを指摘される。早坂からの脱退勧告に藍里はショックを受け、待っていた真夢を置いて一人で帰るほどに落ち込んだ。その後、藍里はライブでの失態を機にレッスンに姿を見せなくなり他のメンバーは戸惑う中、早坂が藍里はWake Up,Girls!に必要なく、切り捨てようと述べ、藍里をメンバーが切ろうとしないなら全員クビだと宣言。
残されたメンバーたちは戸惑い喧嘩になったが、真夢の言葉によってみな我に返り、真夢と佳乃は藍里を説得しに、夏夜、未夕、実波、菜々美は丹下のところに相談に。丹下は全権委任した早坂を説得しろと突き放したため、夏夜たちは早坂の居場所へ。夏夜たちは藍里以外のメンバー全員で出した「藍里をメンバーのままで早坂のプロデュースを受けたい」という結論を早坂に告げ、早坂は別の条件を提示することで受け入れ、夏夜たちは協力しあいながらクリア。その頃藍里は、父親に家業の菓子作りの手伝いを願い出るが、父親は藍里がアイドル活動を投げ出した事情を薄々感づいており、突き放した態度を見せつつも黙って手伝いをさせた。藍里の家を訪れた真夢と佳乃は藍里の説得を開始、藍里の思いは親友の真夢の説得も受け入れないほど頑なだったが、リーダーとして苦労している佳乃の涙ながらの説得により、藍里も泣いて戻ることを決める。藍里は父親に手伝えなくなったことを告げ、父親からは「継続は力なり」とエールを送られた。
藍里が戻ってきた後の事務所で、早坂は年末に開かれるアイドルの祭典にWake Up,Girls!も参加することを発表。この祭典用に早坂自身が書いた新曲「極上スマイル」を提供するが、裏ではI-1Clubにも同じ楽曲を提供し、I-1Clubのプロデューサー・白木徹に試聴させていた。同時期、光塚歌劇団の入学準備のため、菜々美がアイドルの祭典の前にWake Up,Girls!を脱退することを松田だけに告げた。アイドルの祭典のネット上における他ユニットの情報や下馬評を見て、メンバーの間でどことなく緩んだムードが漂う中、早坂からは練習時間が他のグループより著しく少なくこのままでは予選落ちだと活を入れられる。I-1clubでもWake Up,Girls!は早坂がプロデュースするということで認知度は上がっており、仙台に仕事で訪れた志保は行きつけの喫茶店で休んでいたWake Up,Girls!のメンバーとたまたま会った。仙台の触れ愛プロジェクト以来の真夢と志保の再会となったが、志保はアイドルの祭典に参加する以上I-1clubのOGとしてでも本気で来て欲しいと強い口調で告げられる。そのこともあり真夢はメンバーに練習量を増やすことを提案したが、佳乃は真夢の自分のことを何も話さないまま勝手に提案を行う姿勢に反発し、二人は一触即発の状態になってしまう。
仲直りの意味も含め夏夜の提案により、夏夜の実家である気仙沼の旅館で合宿を行うことになった。更地になった市内を見て哀しい表情を浮かべる一行は旅館へ荷物を早々に預けると、ランニングやストレッチなどトレーニングに全員で取り組む。早朝、真夢がいないことに気づいた夏夜は表に出ると、真夢が日課のランニングをしていたという。夏夜は真夢に自身がもらった手紙から自身の秘密を打ち明ける。そして真夢にも思っていることを打ち明けるように促し、真夢もそれに応えI-1clubに参加した過去を少しずつ語り始める。夏夜と真夢がいないことに気づいた他のメンバー5人は、そっと二人が語っている話をそばだてて聞いており、話を聴いた佳乃とそれを受けて真夢ともに謝罪し和解した。それを見て感極まった菜々美は光塚歌劇団の応募用紙を破り捨て、もう1年Wake Up,Girls!の活動に専念することを宣言した。破り捨てた紙を拾っているうちに海に飛び込んでなし崩しでメンバー同士全員による水遊びとなっていまい本当に打ち解け合った姿となった。


いよいよアイドルの祭典の東北予選が近づき、練習に力が入る中「WUGらしさ」とは何かと改めて考える機会が増えるなか、他の東北予選に参加するアイドルグループ「男鹿なまはげーず」から挑発と偵察を受ける。真夢は仲違いしている真夢の母親へ改めて向き合い、アイドルの祭典の東北予選に来て欲しいと説得したが、母親の気持ちは固く突き放された。アイドルの祭典の東北予選が開催され他のアイドルグループのステージが流れる中、Wake Up,Girls!もステージに上がり「極上スマイル」を披露する中、真夢や客席にいる松田と丹下は真夢の母親が客席にいるのを見つける。ステージの真夢を見て涙を流す真夢の母親と、母親が来てくれたことに嬉し涙を流しながらステージ上で踊る真夢が交差する中、大歓声のうちにステージは終わる。審査の結果、Wake Up,Girls!は東北予選を勝ち抜いた。翌日事務所に呼びだされた真夢は、真夢の母親が前日事務所に訪れ真夢の専属契約書にサインをしてくれたことを丹下から告げられる。その直後、テレビで流れていた番組により、東北予選で歌った「極上スマイル」がI-1clubにも提供されていたことが発覚する。
戸惑う丹下と松田、Wake Up, Girls!のメンバーたちをよそに、早坂が事務所に現れる。怒りを露わにする丹下と夏夜だが、早坂は代わりに新曲かつ難曲の「7 Girls War」を提供すると言い出し、その曲のセンターに佳乃を指名した。難しさにめげず練習に明け暮れ疲労が貯まるなか、メンバーたちは着実に実力を付け本番前の最後のレッスンで早坂から何とか合格点をもらったが、早坂は本当は点数どうこうではなく観客を楽しませることがアイドルであることを述べる。アイドルの祭典の前々日家族から応援を受けたり覚悟を決めるメンバー、そして翌日新幹線に乗車し東京へ向かう。前日のリハーサルで衣装を着て位置などを確認するWake Up,Girls!だったが、佳乃は前日からあったプレッシャーもあり、不注意で床のコードにつまづき転んでしまう。リハーサル後には、アイドルの祭典のホストでもあるI-1clubのリハーサルが行われるため愛や志保と再開する。志保は真夢に全力で来てと再度告げ、真夢もそれに肯定して答えた。その後Wake Up,Girls!はI-1clubの「極上スマイル」を歌い踊る姿を控室からトップアイドルのクオリティの高さに食い入るようにモニターを見つめる。再度リハーサルを行うWake Up,Girls!だが、佳乃は足に違和感を感じ、一人トイレの個室で足を確認したところ、足首がひどく腫れあがっていた。
パニックになった佳乃は、それでも他のメンバーに表向き取り繕うとするが、位置取りや円陣を忘れたり歌やダンスの遅れが目立つなど明らかに様子がおかしく、他のメンバーに心配された佳乃は控室で足首の様子をグリーンリーヴス全員に見せる。泣いて謝る佳乃はステージに上がること辞退したいと言い出す。しかし真夢は、佳乃がいなくても踊れるかもしれないけれども、7人いてこそWake Up,Girls!なので棄権したい、何より自分が納得できないからという。それを真夢や佳乃以外のメンバーも賛同し棄権が決まりかけるが、リハーサルで異常に気づいた志保が控室の様子を聴いており、I-1clubの治療担当者を派遣して佳乃にテーピングを施してくれた。本戦の棄権という事態こそ免れたがそれでも激しい踊りのリスクがあるため、フォーメーション他一部構成を変え再度練習することになった。
白木のアイドル、エンターテイメント観を込めた開催宣言を皮切りにアイドルの祭典の本戦が始まる。いよいよWake Up,Girls!の出番となったが、会場はWake Up,Girls!のファンは少なく、真夢は会場の雰囲気に飲まれそうになるが、それを察した佳乃は明るく挨拶する。そして「7 Girls War」を歌い踊り始めるなか、Wake Up,Girls!のカラーである緑のライトが客席から徐々に増えていき、会場内にコールが響き始める。佳乃は当初飛ぶ予定を変更した箇所で飛ぶ事を真夢に告げジャンプした。着地で足に激痛が走り夏夜と実波になんとかフォローされた佳乃だがその後は立て直し踊り続ける。会場の雰囲気はもはやWake Up,Girls!一色で大いに盛り上がり、ステージ終了後もWUGコールが鳴り止まないほどでその後ホストとして踊るI-1clubのメンバーたちを大いに警戒させるほどであった。ステージ終了後、安堵して泣き始めるメンバー全員。アイドルの祭典の優勝はあかみそオールスターズに決まったが、白木は勝ったのはあいつらだと早坂に告げた。後日事務所に集まる丹下、松田とWake Up,Girls!の7人。東京のレコード会社「bvex」から電話がかかってくる。電話の内容は、Wake Up,Girls!のメジャーデビューの話。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

一応最終話まで視聴済。結局何だったのかイマイチわからない。

劇場版視聴済みにて、最終話まで到達。

●総評みたいな物&採点について●
{netabare}
何だかんだで12話まで観てしまったわけですが・・・色々何がなんだか。

基本酷評してるのに最後まで観てしまっている自分が、まず何なのか?
昔アイドルファンをやっていた為か。アイドル物アニメが好きなのか。結局制作サイドの思惑に乗せられていたのか。

このアニメのテーマって、一体何だったのでしょう?
アイドルに憧れを持たせたいのか、持たせたくないのか。
現実的な部分を描きたかったのか、ご都合主義にしたかったのか。
最後まで観てきましたが、自分の中では答えがみつからず終いでした。

画的な方向は・・・総合して残念だったと思います。
アニメーションとしての綺麗さ・安定さには欠けていたように感じましたし、肝心のアイドル達が可愛らしく描けていないとも(物語・内容に関わらず、それは必要でしょう)。

キャラについては・・・正直12話では全然時間足りてないように思います。他の作品と比べるのは邪道だとも思いますが、ラブライブ1期・アニマスを観た上で、それぞれへの馴染み度を総合しまして。少なすぎるデータですが。
・ラブライブ・・・接点無しからアニメを観て、何となくレベルで把握。
・アニマス・・・ゲームで接点有。アニメは苦も無く視聴。でも初見では厳しいという声も友人から有。
中の人の力量も関係しましょうが、やはりこれだけの人数を正面に出して進める(しかもほぼ均等?)には、1クールというのは厳しかったと思えるわけです。
中の人込みで差別化できていたと思えるのは『未夕』でしょうか。

何といいますか・・・『ダメさを知るために』最後まで観ていたような気がしています。『良くなるかもしれない』期待はしていなかったと思います。
あとはスケジュール的なところ(=他に観たいものと被ってなかった)でしょうかね~。
{/netabare}

12話視聴-----
{netabare}
結局、WakeUp,Girlsの勝利ということでは終わらなかったわけですが・・・『ラブライブ』のように続きを書きたいということなのでしょうか? それにしては結構色々描いちゃってますけども・・・。 仮に勝っていたとしても、続きが書けるか?と言えば疑問符は付きますし。
これでお終いというには、スッキリしてないように思えます。といいますか「グダグダエンド」?

最終話ですし、もっと気合の入ったライブシーンになるのかと思いきや・・・そうでもなく。某社長達のセリフのが長かったように思えなくもなく。

そして何故か開会の挨拶で語られる、9.11のエピソード。何となく言いたいことはわからなくもないですが、震災復興を謳うならば、そちらも語らせるべきだったように思えます。

『7GirlsWar』のフルを、本気の作画で、1回観てみたかったです・・・。
{/netabare}
11話まで視聴-----
{netabare}
11話まできても尚、社長&マネージャーの経営能力には疑問符が付きます。

と言いますか・・・『製作者(著作者?)の権限で、とあるグループに与えた曲を、他のグループ名義で発売させる』ということが実際によくあるのでしょうか? 兄弟・姉妹グループならともかく、ほぼ無関係な団体間で?
アイドル業界には疎いので、よく知りませんが。

『自分達専用と思って練習してたら、某有名グループに使われちゃった』
という流れですらなく、無名にしろ一度予選で使われている曲なわけで。
普通、こんなことがあれば、どちらかに不正なり何なりが疑われますよね。
ましてや『公式ライバル』を決める祭典なわけですから。

I-1の面々も、WUGが使った曲と知った上でもあまり気にしていない(ように見える)のは・・・。トップアイドルゆえの傲慢なのか? 上からの指示には逆らわない(そんな教育されてましたが)のか? プライドが無いのか?

次回予告も・・・正直開いた口が塞がらないような内容だったと思います。
この出来で続編? 元取れるの?
音楽・声優面では文句言いませんが、他が酷過ぎると思います。
{/netabare}
9話まで視聴して-----
{netabare}
PCの故障を挟んで、いつの間にやら9話まで来てました。

メンバー間の関係性については、各々思うことや経験・過去がありましょうから、それほど疑問や抵抗は無かったですが・・・やはり事務所社長やマネージャー、I-1でも活躍するプロデューサー(?)あたりはどうも。

プロデュースを引き受ける条件がどうだったにせよ、(上手く言葉にできないので)生殺与奪権まで与えてしまうというのは、社長もマネージャーもあまりに丸投げすぎるのでは? しかも「ノーギャラ」って、初対面から一番信用できないのですが。
まぁ・・・どう転ぼうが社長が全責任において最終的にグループを維持するんだと言うならば、一時権限を渡しても良いのかもしれないとも思えますが・・・。

真夢がI-1を辞めた原因が描かれていましたが・・・イマイチ理解できなかったですね。理解できないというのか、展開も物語も描写も薄すぎて疑問符しか湧いてこない、そんなところでしょうか? 散々ここまで引っ張ってきて、(こう書くのはアレですが)その程度で終わりですか?と。

I-1の社長?にせよ真夢の母親にせよ・・・死んだような目同様腐った人間だな~と。

8~9話を、劇場版の後で改めて観てみて。
作画が酷いことになってるな~と。寄った場合は良いのですが、何より引き(気味~)での人物が酷すぎる。
劇場版では、通してそれなりのレベルでは安定してるとは思えましたが・・・それと比較すると落差がありすぎです。
{/netabare}
3話視聴後-----
{netabare}
今回からOPが変わってましたね。
ストーリーとの関係性はあったのでしょうが、今回(から?)の物の方が好感を持てました。誰がどの娘なのか? どういう境遇の娘なのか? その辺分かりやすかったです。

社長も戻ってきて、ツインテの娘も戻ってきて、これで正式にWUG始動という形になるように感じました。
だからなのか急に画的にも内容的にも、明るめになった感じがします。1話2話と比べて、結構な落差だな~とは思います。

採点は・・・した上でオール3.0という結果みたいです。
未知数過ぎて3.0。
新人さんメインだから3.0。
今一つハッキリしないので3.0。
そんな採点です。
作画が甘い点数だとは思います。
{/netabare}
2話視聴後-----
{netabare}
1話のラストで怪しげなPから出された「白ビキニ」を見た瞬間から、まぁこういう流れ(社長復帰は除く)になるだろうとは思っていましたが・・・。

会話はともかく『覚悟』という意味では、「それくらいやってやるよ」という気概が必要なのかもしれないとも思えなくもないですが・・・。
スーパー銭湯(?)営業のような内容でしたが・・・正直観ていて気持ちの良いものでは無かったかな?と。
(売れてない知らないアイドルのような)娘さん達があんな格好で出てくれば、冷やかしたり囃したりという反応はあるかも知れない、とは思いますが・・・やり過ぎてたかな。

マネージャーさんも仕事の話しておいて、ギャラとか契約内容とか把握してないって、どうなの? 劇場版でどうだったかは知りませんが・・・。

最終的に事態に収拾を付けるのは、運転資金を持ち出していた社長というのも・・・。タイミング早すぎるでしょう。良い話風にしたいのかも知れませんが、全くそうはなってませんw

ライバル(というにはあまりに強大ですが)を出すのも早いでしょう。WUGはまだ、地元での知名度すら危ういですよ?

この作品が何を伝えたいのか考えると、必ず行き着く結論がありまして。
・リアルを主張したいなら『アイドル』なんて題材を選ぶべきでは無い。ましてや2話までの内容に『アイドルになりたい』と思わせる要因があるのか。
・東北地方を舞台にした意味があるのか。
・内容・画共に暗くて、明るい将来を感じられない。意図的に暗くして「後々明るさを目立たせたい」という目論見があるとしても、その落差に時間がかかり過ぎていて効果は得られない気が。やるなら『琴浦さん』の1話くらいのスパンでやらないと。

何でしょう。
全てやってることが噛み合っていない印象を受けます。

劇場版のセルが2月末ですか?
公開1月10日でしたよね?
10月公開の某作が4月発売で、思ったより早いな~と感じているんですけども・・・。
{/netabare}
1話視聴後-----------
{netabare}
結論から書くと『微妙』。
気に入らないのは2点。
①作品そのものの売り方
②画

物語(発展性)については、先に進むにつれて魅力があるかもしれないと思いますので、ここでは甘めにスルーしたいと思います。

で・・・劇場版とTV放送の関係性がイマイチわかっていなかったのですが・・・劇場版が1話の前の話になるんですね。

別に劇場版だけに限ったことでは無いのですが・・・『他のメディアもチェックしていないと分からない物語』というのは、正直どうかと思うんですよね。補足やスピンオフ、スピンアウト的な物は良いと思います。
が・・・今回は結構肝心な部分ですよね?
マンガや小説などが原作の場合は納得できなくも無いのですが、今回のはアニメが初の作品で、『元が知りたければ、お金を払って』ということですよね?
知りたい衝動に対する対価としてだけに限定すれば当然のこととも思えますが、「未知数な物へ」というのは自然とハードルが高くなると思うんですよ。今後の為に投資しておく、という考えは無かったんでしょうか? 0話を1話目に流す考えは無かったのでしょうか? 「映画もつくってみたいよね~」なんてノリですか?

その影響が有るのか無いのか・・・画が結構酷いように感じました。アイドル7人出てきましたが、顔なんて色が違うだけにしか感じませんでしたが・・・。アイドル物なのに・・・?
髪型と色と声だけで判別しなければならないんですか? 声優さんの「力量」もあって、声はあまりアテになりませんから、髪型と色がポイントになるんでしょうか?(注:新人さんを責める気はないです)
更にツッコむならば・・・ステージ上で映ってたパンツとか、要らないです。衣装では無く制服だったようですので、むしろそれが自然なのかもしれませんが・・・多分そこの需要は多くないのではと思います。

他の作品と比較するのもどうかと思いますが・・・。
半月後には『アイマス劇場版』が、年内には『ラブライブ2期』が待ってるわけです。
この出来では他に埋没して終わるような気がします。
こんな書き方も何ですが、『のうりん』の冒頭の方が余程気合入っていたと思います。

アイドル物自体嫌いじゃないので、もう少し耐えてみます。
せめて歌とステージでは期待したいものですが・・・。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

目を覚ませ!女の子!(っていう意味?)

7人の女の子のアイドルユニット「Wake Up, Girls!」のお話です

どうでもいいことですが
私自身
初めてのアイドルものです


視聴して
一番最初に感じたのは
ダンスにやたら気合が入っていたこと
たぶんコレって
CGじゃないんですよね

調べたら
監督さんが
「らき☆すた」とか「ハルヒ」を手がけた方だそうで
そういえば
らき☆すたのOPのダンスも
私が“ドン引き”するくらい切れがよかったかな~
なんて
はるか昔のことをデジャブしてしまいました


お話は
女の子達がトップアイドルを目指し
はては
ドームライブか
はたまた
紅白出場か・・・

な~んて
緊迫した雰囲気は微塵も感じさせないくらい^^
あっちの方向に向いた状態で始まります

正直
最初の
{netabare}事務所の社長が行方不明のエピソードなんて
まったく意味不明でした{/netabare}

これも
よくよく調べたら
先行して上映された劇場版からの続きということだそうで

ああなるほど~
劇場版を観ればこの展開にもすんなり入れたわけか~

な~んて得心
{netabare}・・・するわけね~だろ~!!
って
怒ってしまったのですが{/netabare}

さらに
よくよく調べてみたら(最近のアニメ調べモノばっか^^)
劇場版って
公開初日に本編全て(つまりノーカット・モザイクなし)を
世界108ヵ国・地域に向けて同時配信されたそうで

これじゃ
海外での逃亡生活が長い(ウソですよ)私でも
言い訳できませんね^^


改めてなのですが
お話は・・・
面白かったですよ^^
普通に・・・

っていうか
アイドルアニメってこんなものなのでしょうか?

歌はよかったです
OPはノリノリで元気が出る感じ
EDは卒業式でも歌えそうな感じで^^

ダンスも前述したとおり
そこそこ評価してます

でも
作品の根幹であるアイドル活動のお話なんかは
あまり説得力がありません

アイドル活動ってこの程度のもんなの?って思うくらい

甘いし
ぬるいし
危機感がまるでない

うまくダンスが踊れないとか
プロデューサーさんにケチをつけられたとかなんとかで
すぐに落ちこぼれて
逃げ出して
それらしい葛藤劇みたいなことはやってるのですが
簡単に説得されてすぐにもとどおり・・・
みたいな展開を
毎回見せられます

作中では
WUG(ワグ:Wake Up, Girls!の略)のライバルとして
「I-1club(アイワンクラブ)」というアイドルユニットが出てきますが
たまにでてくる
I-1clubの厳しいレッスンの模様や
いわゆる
“ふるい”に掛けられて淘汰されていくメンバーの姿なんかをみてたら

I-1clubのほうがよほど現実味があります

そんなチョー強豪ライバルを相手に
下克上ストーリーやら
たなぼた的な展開を描くっていうのも
面白いのかもしれませんし
そこそこ盛り上がるのかもしれませんが

そんなんじゃ
テレビの前で視聴されている皆様が納得しても

私は納得できません!!

別に若くてかわいい女の子だからって
僻み根性で
「もっと厳しくしろ!」
と言ってるわけじゃないですよ!!


さらには
どこをどう
感情移入していいのか分からないくらい
インパクトの弱い女の子達

劇場版を観ずに視聴したからかもしれませんが
とにかく女の子達の各々の立ち位置がなかなか掴めない

一応
元I-1clubでセンターを務めた「島田真夢(しまだまゆ)」ちゃんが
主人公っぽいのは分かるのですが
I-1clubでのエピソードが大きく前面に出てくることもない

さらには
最終話で{netabare}主役の座を
センターの「七瀬佳乃(ななせよしの)」ちゃんにあっさり持っていかれてるし{/netabare}

っていうか
{netabare}お約束の
センター争いの「じゃんけん大会」がない^^{/netabare}

これは痛い^^!

そもそも
{netabare}まゆちゃんとよしのちゃんってライバル同士で
争ってるとばかり思っていたのに
いつのまにか仲良くなってるって
どういうこと?{/netabare}


まあ
そんな具合に
甘ったれたアイドル活動や
ぬるま湯に入り浸り
すっかりなまった状態で臨んだ
{netabare}最終話の「アイドルの祭典」{/netabare}

それでも
私は
ちょっとだけ涙してしまいましたよ

{netabare}会場のほとんどを埋める
I-1clubのファン
そんなファンのプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも
新しい曲を熱唱するWUG{/netabare}

{netabare}声援を送るのは数名のWUGファンだけ{/netabare}

{netabare}ドジふんで(ホントになんか踏んじゃった)怪我した足を
痛々しく庇いながら
必死に踊る・・・誰だったっけ?(よしのちゃんです){/netabare}

が!・・・しかし
{netabare}WUGの歌と踊り
一生懸命な姿に魅せられて
しだいに声援が大きくなっていきます{/netabare}

{netabare}歌い終えるころには声援と拍手は最高潮に・・・{/netabare}

{netabare}こらえきれず涙を流すWUGのみんな{/netabare}

そして感動のシーン

{netabare}優勝は
中部地区代表の「赤みそオールスターズ」!!・・・(ToT)/~{/netabare}

とりあえず
劇場版を観てからもう一度観なおしてみたいと思います(時間と精神的余裕があれば)


余談で
{netabare}この作品って
山本寛監督が
2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災の発生を機に
東北地方を舞台とした作品の製作を決められたそうですが
実際
作中で震災のことについて触れられることはほとんどありませんでした

視聴前に仙台が舞台という情報は仕入れていたので
てっきりそっち方面のお話が
たくさん出てくるものだと思っていたのですが
想定外の展開でした(決して期待をしていた訳ではありませんよ)

ただ
この作品に対する監督の思い入れの表れなのでしょうか
印象的だったのは
最終話「アイドルの祭典」での
I-1クラブのゼネラルマネージャー「白木徹(しらきとおる)」氏(冷酷非情のオジサマ)の開会の挨拶です

語られたのは
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロのお話

以下
そのときの白木氏の件です
「その日ブロードウェイでは1つの新作ミュージカルの上演が予定されていました。しかし、事件直後のニューヨークでは自粛ムードが広がっており、その作品も中止を余儀なくされたのです。しかし、その作品のプロデューサーは傷ついたニューヨーク市民に対して、むしろエンターテインメントがするべきことはこれしかないと、いち早くシアターの幕を開けたのです。私は、これこそがエンターテインメントの真髄、そしてアイドルはその一端を担う人たちだと思っています」

震災や事故で被害にあったり
傷ついた人たちへ
自分たちは何が出来るのか

アイドル(エンターテインメント)が
持つ力
担う役割という
本作のテーマを強調したかったのでしょうね{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

70.2 15 アイドルアニメランキング15位
Back Street Girls -ゴクドルズ-(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (258)
928人が棚に入れました
極道渡世に身も心も捧げた生粋の極道3人が、性転換&全身整形してアイドルデビューすることに!
仁義なきアイドル渡世コメディ!

かわゆいアイドルに姿かたちは変われども、身にしみついた極道の生き方が行く先々で嵐を巻き起こす!?

「ヤングマガジン」(講談社)連載の『Back Street Girls -ゴクドルズ-』(ジャスミン・ギュ著)がまさかのアニメ化!

声優・キャラクター
小野大輔、日野聡、興津和幸、貫井柚佳、前田佳織里、赤尾ひかる、藤原啓治
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

昭和の香りが漂う経済ヤクザを揶揄した異色ギャグw

作品概要
●原作:週刊ヤングマガジン(講談社)

●原作者:ジャスミン・ギュ

●アニメーション制作
J.C.STAFF
{netabare}

監督:今千秋
【代表作品】
・監督
ひぐらしのなく頃にシリーズ
純情ロマンチカシリーズ
のだめカンタービレシリーズ
他多数

シリーズ構成:山川進
・脚本
探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕

キャラクターデザイン:クレジットなし

キャスト
山本アイリ / 山本健太郎: 貫井柚佳 / 小野大輔
立花マリ / 立花リョウ:前田佳織里 / 日野聡
杉原チカ / 杉原 和彦: 赤尾ひかる / 興津和幸
犬金鬼万次郎:藤原啓治
以下略
{/netabare}

原作一部既読

エピローグ
たまに、本作が掲載されている『ヤングマガジン』を、食堂や喫茶でしか読んだことがない程度の原作認識だが、いやいや、まさかこれがアニメ化されるとは思わなかったw
暴対法施行以前、ヤクザが肩で風を切っていた時代を知っている、アラフォー以上の世代にはネタ的にツボかもしれない。
芸能興行とヤクザ、以前は密接な関係があったことを踏まえると笑えない話しでもあるな。
それにして、極道をネタにしたギャグなんて、あまりにもコア過ぎるし、ファン層も限られると思うのだが、『ひぐらし』の今監督、流石巧く料理した。これは、お見事というしかない!
私、メッセージ性やストーリー性の強い作品の考察レビューは得意なんだが、ギャグの評価は苦手分野。
しかし、2018アニメはギャグの名作が多く、そうも言ってられんからレビューする罠。

ツボをついたギャグなら物語で高評価する。

原作に合わせてワザと劣化させた作画演出もさすがJCスッタフ!これも見事だ。
全体的に低クオリティに見えるのは、昭和チックな演出を意図してのことだろう
下手な者が描いて下手になるのは当たり前だが、上手な者が下手に描くのは【技】なんだよ。
あと、2018夏季のアニメは『あそびあそばせ』や『ぐらんぶる』のように【顔芸】がトレンドになったね。
本作も、ゴクドルズ三人の可愛い女の子の表情と、ゴツイヤクザのオカマの表情を切り替える作画演出が見事だった。

今季、奇しくも『ひぐらし』を制作した「ディーン」が正統派アイドルアニメを制作し、今監督が別会社でギャグアイドルアニメの監督をやったシンクロニシティ的な偶然も面白いね。

しかし、世が世なら本作関係者はコンクリート詰めにされて、どこかの湾に沈められてたかもよ(笑)

本作、Netflixが配信をしているが、製作に出資、関与しているのかな。
まぁ外資も善し悪しだが、反社会団体にスポットを当てた、この手の作品をアニメ化するのは国内企業なら引くな。

☆極道、サムライ
これ、現役や元現役が現役を呼称する単語。
☆ヤクザ
社会的な表現。
☆暴力団
法律、マスコミの公的用語。
まぁ、どれも同じこと。

☆任侠、仁義
ヤクザが守るべき道徳律。

【笑いのツボ】
{netabare}
本作は、なんたって「オトシマエ」が性転換で、「アイドル」にさせられた元極道が繰り広げる笑いと涙の物語がツボに嵌まるか嵌まるにある。
エロ、下品満載の本作だが、1970代に流行した大橋巨泉や前田武彦らのナンセンスギャグの系譜だね。
そういや、ゲバゲバ90分。今あんなの放送できないだろうな。
即BPOに放り込まれる。
極道だった、引退して立花マリの親父(実父)がまさか自分と同じように、オカマになっていたとか、これモロ、ナンセンスギャグなんだよ。
極道の本分は「漢」(おとこ)であるところ、女にさせられた上に、アイドルまでやらせられた三人の悲惨な心情は見ているだけでも面白い!(爆)
それにしても「犬金」の作詞能力やマネジメント能力は実社会でも通用するな。
ただし、パワハラはいかんw
この三人が男だと知らずに、マネジメントさせられている「マンダリン木下」の道化役もツボだった。

更に、組長「犬金」の鬼畜ぶりも合わせて【他人の不幸は蜜の味】という皆が持っている実に下衆な心理を擽り、ここを徹底して突いた演出が本作の特色であろう。
鬼畜「犬金」が恐妻家だった回は笑ったな。
奥さんの大物演歌歌手「田中なつ子」のキャラデザ・・黒柳徹子まんまだったが、おいおい叱られるぞ(笑)

いやいや、マジ正気のサタデナイト!w

本作では「オトシマエ」を意味する「旅客機が海外へ飛び立つ」この暗喩だが『パタリロ』でも表現は違うが、よく用いられていた暗喩手法で個人的には懐かしく、そしてウケタ。

また、インパクトのあるOP曲とOPで一瞬「キャンディーズ」を彷彿差せる古臭いアイドルダンスの影絵作画で、本作がただモノではないオーラーを放つ演出となりGJだ。
しかも、今監督がOP画のモデルになるってあの人何考えてんだかね?w
そういや、今監督は「花」に相当なこだわりがあるそうだ。
OPも花が散りばめられている、監督の趣味なんだな。
{/netabare}
基本、一話完結のギャグアニメだから内容によっては好き嫌いは出てくるし、アイドル役三人のキャラ設定にもう一捻り工夫が欲しかったかな?

更に春アニメ『ヒナまつり』はインテリヤクザ「新田」の描写不足で消化不良感があったが、本作でスッキリしたという、意図せず偶然に作品同士が連携したことも本作の評価を上げた点かもしれない。

【蛇足な雑感】(ここ読まなくても全然構いません。)
{netabare}
ヤクザは本当に社会にとって不要なのか?
ヤクザは一般市民にとっては確かに怖ろしい存在であり、多くの方々はそりゃ絶対反対だろうが、社会を成立させるには「必要悪」の存在も是認しなければならないときもある。
どんな社会でもドロップアウトをする者がいるが、その一つの受け皿がヤクザであった事実を忘れてはいけない。

我が国でヤクザが長らく許容されていたのは、上記の他に、アウトローの秩序でアウトローの暴走を防ぐことと、彼らを可視化させることで、警察当局のコントロール下に置く意図があった。
地下に潜られると取り締まりが困難になることは、かつての共産党(日共)退治を通して当局が体験的に得ていた知恵でもあった。
因みに、共産党退治とは「治安維持法」で日共の壊滅を目指し、徹底的に取り締まったが、結局、地下に潜られてしまった苦い経験のことだ。

ヤクザも当局の方針を理解していたことから、抗争が生じても当局の勧告で寸止めでやめたり、捜査情報を流したりなど、持ちつ持たれつの関係を築き上げていた。
また、ヤクザ同士の抗争の場合、殺人を犯しても異常に量刑が軽かったのも、こういう方針の一貫だ。
しかし、それに待ったをかけたのは国内世論ではなく、あまり知られてはいないが、アメリカ様なんだよ。

■日米構造協議■
聞いた事がある方も多いと思うが、バブル期、我が国の経済力の台頭に業を煮やしたアメリカが、我が国の経済システムを根こそぎ改造しようとしてはじめたのが、円高誘導のプラザ合意とこれだ。
で、これとヤクザとどういう関係があるかというと、アメリカは表のマネー以外に巨額のアングラマネーも問題視していた。
この、アングラマネーを握っていたのがヤクザであり、アメリカは我が国政府に対策を要求してきた。

時にバブル期、経済ヤクザの台頭で暴力団の民事介入が問題視されはじめた。
当時は「民暴」ともいったが、ぼったくりバー、総会屋、地上げ、闇金、手形のパクリ、示談屋、不良債権回収、不動産転売屋など民事におよそ非合法手段で介入し稼ぐ手口だが、世論の批判とアメリカの要求に抗しれなくなった政府は、ついにヤクザの民事介入を本格的に取り締まる「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(暴対法)」を成立、施行した経緯がある。

ここでは、ヤクザ非合法化は「外圧」であったことを強く述べておきたいことと
、臭いモノに蓋をした結果、当局が危惧したとおり裏社会の統率が乱れ、マフィア化した「半グレ」や「中国系マフィア」がのさばってきた現実を考えると、我が国の裏社会を統制してきたヤクザを必要以上に追い詰めることは、得策ではないのだろうと思う。

アメリカがシナふっかけた貿易戦争も、かつての日米構造協議同様、オンリー1は絶対譲らないアメリカの強い意志なのだろうな。

そういや、自宅の周辺に六代目系の事務所があるな・・・

おっと、この辺で筆を止めて置こうw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 34
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

極道、ダメ、絶対(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
初めてタイトルを見た時は、「極道の娘達が正体を隠しながらアイドル活動をする話」かと思いましたが、全く違いましたね(笑)

極道が性転換し(女性)アイドルになるというナンセンスギャグアニメ。映像は意図的な紙芝居というか、漫画を意識したものになっています。そのため、あにこれ的には作画の評価が落ちるのだろうけど、一風変わった作画のアニメとして、というか、ヒデェ下ネタアニメとして、なかなかに楽しめる作品でしたよw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
完全に、設定重視の出オチ系のギャグアニメかと思わせておいて、実際に序盤~中盤までは退屈な回も多かったけど、終盤(7~10話)はキワイドイネタが多く、かなり笑えました。まあ、クソみたいな下ネタばかりでしたが(笑)

とりあえず、犬のセッ○ス1週間と肛門爆弾爆発と虹色の立ちションは酷かったです(笑)

全部をヒデェ話にするのではなく、たまに(その回の最後のエピソードを)良い話っぽくしているのが、物語に厚みを与えていましたが、、、良い話になりきれてないのが、なんとも(笑)

あと、OP、楽しくて好きなんだけど、どこかで聴いたことあるな~、なんだったかな~と思っていたけど、ついに気が付きました。「ゴットタン」という番組で、バナナマンの日村さんが演じる、「ヒム子」のマジ歌っぽいんですよね(笑)

それから、OPのシルエットは3人とも、カツラをかぶった今千秋監督自身が躍った映像を加工したものだそうです。普通、監督がやるか?(笑) もういい年でしょうし(失礼)w でも、それを知ってからOPを観ると、なんか不思議な(イケナイものを観ている)気分になりますw まあ、本作は「可愛いアイドルに見えて実はオッサン」が売りですから、「可愛いく見えて実は監督」ってのは、狙ったのだとしたら、かなり面白いジョークだなと(失礼)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
極道の娘のアイドルユニットかと思ったら、極道の性転換とは(笑) まあ素手なら、どんなヤクザも一人では、オタク30人には勝てないわな(笑)

2話目
顔パンツ(笑) 陰毛に白髪(笑) 最後、ちょっと良い話(笑)

3話目
演技、上手い(笑) 人生リセット(笑) 最後、良い話?(笑)

4話目
サバイバル(笑) 被害者の会、二人(笑)

5話目
チカ、人気あるな(笑) 研究生(笑) アンジャッシュ(笑) 良い話?(笑)

6話目
人間の発想じゃない(笑) これまででは一番笑ったwだから、アンジャッシュ(笑)

7話目
OP、どうした(笑) メンタル改造(笑) シマ、でこんな素敵な歌を作るなや(笑) 親分、格好良すぎだろ(笑) 流石、今千秋って(笑)

8話目
ドッキリの連鎖(笑) 悩み重いわ(笑) 肛門疾患グランドスラム(笑) 新たな扉開けるなや(笑) 爆弾爆発(笑)

9話目○
うんこ座り、見せるなや(笑) 立ちション、ひでぇ(笑) 良い話だ(笑) 弾道ミサイル級って(笑) 現実的過ぎる解決案(笑) 花グッズ(笑)

10話目
ヒデェファンばかり(笑) このイベント、ダメだろ(笑) ファザー、ヒデェよ(笑) オチ、キレイに決まりましたね。テッテレ~(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

わしら、アイドルやります

この作品の原作は未読です。
タイトル名から想像できる通り、相当ぶっ飛んだ設定の作品だったと思います。

アイドルと極道の言葉を組み合わせたゴクドルズ…
その造語が成り立つまでの設定が半端なく強引なのですが、この世界ならではの掟やしきたりを想像すると、何となくですが腑に落ちてしまうんですから不思議です。

改めて思うのが暴力団の組長ってホント怖いということ…
もちろん、筋と道理を大切にした任侠道のど真ん中を突き進んでいる組もあるんだと思います。
でも、この作品に登場する犬金組の組長は「超」が付くほどのパワハラを遂行する人物です。
あの仕打ち…パワハラという領分で整理できるかは分かりません。
きっと大概の人は、生きる希望を失う程の仕打ちを平然と行う人なんですから…

でもこの物語…ここがスタート地点なんですよね。
女性路地裏アイドルグループであるゴクドルズ…
メンバーの3人には時折頭が下がります。
幸か不幸か3人ともアイドルらしさが兼ね備わっていましたから…
もちろんその「らしさ」は天性のモノではありません。

地獄の特訓に耐えて耐えて耐えて…その先でやっと掴んだモノなんです。
最初は付け焼刃のメッキ程度にしか思えませんでした。

これまでとは全てが真逆の人生を送ることになる訳ですから…
だから時折頭のネジがぶっ飛んでいたり、アイドルらしからぬ言動もゼロではありません。
でもそれら全てを「愛嬌」の一言で片づけられる魅力を持ったグループなんです。
だから思います…
メッキは薄層なら剥がれてしまうかもしれない…けれど、何重にも塗り重ねたメッキは鉄壁の強さを誇るんだと…

勿論、私たち視聴者は裏の…いえ、真の顔を知っているので感情に流されることはありません。
でもいきさつは別にして、ゴクドルズの3人は本当に頑張っていると思います。
路地裏アイドルなのに人気急上昇で、今では3人の他に研究生がいるくらいですから…

彼女たちの奮闘ぶり…
万人に支持されるかと問われると??ですが、コメディ要素が満載なので一般のアニメファンには受ける作品なのではないでしょうか。
ただ作画の殆どが静止画である事を不服とするコアな層の方もいらっしゃると思いますけれど…
元々この作品は「動かないアニメ」をコンセプトとして制作されたそうです。
春アニメの「レディスポ」と言い、アニメとしての表現の幅の広がりを感じずにはいられません。

オープニングテーマは、「ゴクドルミュージック」
エンディングテーマは、「星のかたち」
どちらもゴクドルズ虹組が歌っています。
ですがこの作品でもスパイスの効いた回がありました。
確か…7話だったかな?
驚きと笑いのダブルパンチが待っているので、気になる方にはチェック頂ければと思います。

1クール10話の物語でした。
10話と知って角川枠かと思いましたが、本作品は講談社枠なんですよね。
講談社の10話って…珍しいのではないでしょうか?
異色の作品でしたが、起承転結のハッキリした面白い作品だったと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

70.8 16 アイドルアニメランキング16位
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (627)
3397人が棚に入れました
衝撃のアイドルデビューを飾ったST☆RISHの6人と、作曲家としての道を歩み始めた七海春歌。
彼らはシャイニング事務所のマスターコースに所属し、一流のアイドルや作曲家を目指して
本格的なレッスンを続ける傍ら、芸能活動を始めることになった

しかしその前には、ひと癖もふた癖もある異国のアイドル候補生や、教育係の先輩アイドルが登場し、
果ては「幻の新人賞レース」にも巻き込まれてゆくことに…。
ST☆RISHは、そして春歌は、この芸能界で夢を叶えることができるのか?!
一億のキスよりもかがやく歌が奏でる、全力全開2000%ラブ☆コメディ♪

声優・キャラクター
沢城みゆき、寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、鳥海浩輔、森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、若本規夫
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2000%~最高なlove~始まるよ~ yes happy life♫ 12話・先輩回キタ━(゚∀゚)━!Yes,go HE★VENS! Yes,go HE★VENS!↑b(・`ω・´)↑b(・`ω・´)↑b(・`ω・´) え?

はい、待ちました!とてつもなく待ちました!
待ってる間歯痒くてついにゲームにまで手出しちゃいました(repeat・AS)www
また2年前のように1クールmanaが荒ぶりますのでご注意を(ゝω・)vブイッ!!

明後日はついにBD発売日~!!ポワゾンフルで聴けるでv(´∀`*v)ピース

Op.12「HE★VENS GATE」

待ちに待った先輩回キタ━(゚∀゚)━!
待ちすぎて私のネイルは翔くんのみたいに真っ黒ですよ(*´Д`)??ww
しかし今回また作画崩壊してるやん!!
初っ端カルテット出てきた時のランランの顔!ブサ(*`Д´)=○)Д゚)・;' ブッ
まぁ、そんな感じで先輩回だと思っていたのですが・・

{netabare}今回はST☆RISHを見守る先輩達が
一人一人別々の形でST☆RISHの不思議な力に影響され
「何か」に気づかされていったようです・・
それは本人達も分からない不思議な力。
嶺ちゃんだけは気づいてたみたい( ^ω^ )ニコニコ
カミュは気づきながらもそれを受け入れたくない(´・д・`)ヤダ
ランランは気づく事そのものを閉ざして|ω・`)
藍ちゃんはそもそもアンドロイドだから感情がなかったんだけど゚(∀) ゚ エッ?
そんなカルテット、最終回で一つになってくれると嬉しい。

そしてST☆RISH!!ちょーなかええやん(ノ´∀`*)
それにしても前日まで踊れてないセシルどーなんww

\(^o^)/\( ^o)/\(  ^)/\(   )/\(^  )/\(o^ )/\(^o^)/ \(^o^)/\( ^o)/\(  ^)/←セシル

とか思ってたら・・
最後全部もってったああああ!!
なんなんあの歌!映像!あんなん負けるやん!ST☆RISH解散やんww
まさかあんな所にアルティメットエターナルドラゴン出てくるとは!(え?違う?w)
若本さんに対抗する杉田もたいがいやしw
そもそも何でバトルしだすん、マジ謎空間!!!
まじいい加減にしてHE★VENS!めっちゃいい歌やんww
BD7巻位にCD付いてくる事を楽しみにしとくわ(*゚∀゚)

と、いう事でHE★VENS GATEいい曲です(えーーーー!!w)

12話名言✩「何もかもあの歌を聴いてからだ・・マジLOVE2000%(真顔)」✩ byカミュ   くそワロタ


ついにこの時が・・
来週最終回です。生きてる意味を失いそうです。゜(゚´Д`゚)゜。


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.11「夢追い人へのSymphony」

来たよ、来ちゃったよ!
「未来地図」を上回れるのか?「夢追い人へのSymphony」
今回は先に聴いていたので曲にどういう画像が付くかが楽しみ(*´Д`)
それより勘違いでした、今回トキヤ回でしたね!!
巷では音春がいいだの、レン春がいいだの言われていますが、
私断然・・トキは・・・・いや、やっぱ私は音春のカップリングが好きです♥

しかし、今回はトキヤ回。
しかし、とか言って否定的な雰囲気醸し出しましたがそんな事全然ない!!
春ちゃんのピンチを救う王子様はHAYATO様・・いや、トキヤなんだなーって思いました。
だってさ、憧れてた人がだよ、自分の作った曲を
自分の為に歌ってくれて、しかもあんな美声で、
おまけに救ってくれるなんて!!王子様・・プリンス!!プリンス!!
もう今回はトキヤがイケメン過ぎて、メガネの変装で現れた時はクリーンヒットくらいました(*´д`*)アハァ
なんなんこいつぼちのせ違ったらただのイケメンやないか!
あんな風に抱きしめられたら腰砕けるわなww

それにしてもうたプリって
「好きなんです」Σ(゚д゚*) エッ!?
「君の作る曲が!!」(´・д・`)曲かよ・・
って思わせぶりなシーンちょこちょこ入れてくるよねw

そして、夢追い人へのSymphonyヽ(。→‿←。)ノ キタァ――ッ!!
やっぱ曲だけ聴くより話の流れでかかってくると本当いい♥
今回輪になって空中を漂ってくれませんでしたが
春ちゃんが消えちゃってやっぱやってくれるなうたプリと思いましたww

しかし浴衣いいけど翔くんの浴衣の着方あかんやろ
はだけ過ぎやし、あの腕まくり上げるの最上級にダサい
いくら翔くんでも許せません!!(←ほんとどうでもいい)

もうすぐ最終回だと思うと憂鬱でしかたありません ( ´・ω・)

11話名言✩「今宵は君だけに聴いてほしいのです、私の歌を」✩ by一ノ瀬トキヤ

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Op10.「CRYSTAL TIME」

私はね、もう怒ってますよ、激おこランラン丸ですよ!!
色んなもんすっとばして色々詰め込み過ぎだろ!!
お願いだから先輩を除け者にするのはやめてー先輩回もう1話位くださいよ(´・ω・`)
HE★VENSは3000%(3期でいいじゃない)!!
ちなみにHE★VENSはアニメオリジナルキャラです(´・∀・`)ヘー

と、いう事でしょっぱなから出て来た「HE★VENS」
私予想のcvは誰一人として当たりませんでした・・
しかし無いというか、小野Dはもういいでしょ~出過ぎでしょ~
最近のショタキャラは代永ウイングと相場は決まっているのですか?
ナギちゃん可愛いけどウイングで萎えました( ´・ω・)
キューティナーギ!キューティナーギ!キューティナーギ!
・・一番安定してたのは緑川さんですねwただのドS変態キャラやん!!バーナビーやんww
まぁ、もっと変態なのが杉田!!杉田もういいって~
ほんまプリンスじゃなくて良かった!プリンス役やったら講義もんやでε=(。・`ω´・。)プンスカプン!!w

まぁ盛り上げてくれてますが、こいつらただのSTARISHの引き立て役。
速攻解散とかマジ可哀想ww早く消えてくださいww

と、HE★VENSで盛り上がっちゃいましたが
今回実はトキヤ回やったみたいです~(´・ω・)カワイソスぼちのせ。
マモが惜しげも無く美声を振りまき数分で終わっちゃいました。
ほんまウマーRISH!!なんなんあの裏声~キレイ過ぎ(*´Д`)
はよ全部聞きたい!!3rdライブ行きたい!!(←関係ないw)

そして今回作画キレイで安心したε-(´∀`*)ホッ
翔くんも久々帽子かぶってないver.+水色のシャツが可愛かったよう♥
13歳のナギと身長が一緒で可愛かったよう♥

10話名言✩「七海、俺達は負けないよ!だから信じて!!」✩ by一十木 音也

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Op.9「We are ST☆RISH」

今回は突っ込み多過ぎてえらい事なるぞ!
とりあえず、セシル回後編(←いつからこうなった!!)

今回なんだかシリアス展開だったけれど、結局2期はギャグ押し!
春ちゃんが激しく2000%を引き始めたのをきっかけに空気一転( ゚Д゚)
1期と同じくセシルを迎えに行く展開と思ってたのに、おめー帰ってくんの早過ぎw
そして狙いまくりの落下技まじいい加減にしろやセシルww
で、また急に歌いだすしほんまやりたい放題やな~ww
何であんなポーズで歌うんマジダサ2000%やて( ´゚д゚`)アチャー
春ちゃんまで変身するかと思ったww

それより何「HE★VENS」て!!妄想が現実になったぞ!!
放送後リアル友達とcvの討論会になりましたw
メガネ→浪川さん(勝手に決定) 黒手袋→細やん 右→岡本のぶくん(mana希望)きむりょう(友達予想)
神谷、小野Dはないと言う結果になりましたがどうなるんすかね?

しかし先輩すらあんま出てこないのに、展開早過ぎる。
ライバルは3期に持ち越せばいいのに・・
何だか腑に落ちない(´・д・`)

9話名言✩「マジるああああああああブゥ2000%」✩ byシャイニング早乙女starring新生ST✩RISH

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Op.8「星のファンタジア」

藍ちゃんのメンテナンスがようやく終了したそうです( ^ω^ )ニコニコ
はい、やっと先輩戻って来ましたってかむしろもっと出せ!
いい加減一揆起こすぞマジで!!
でも残念ながら(笑)今回は2話に引き続き(多分違う)セシル回!
何なん?2000%セシルが主人公なん?
それにしても今回もホンマみんな服ダサいwwwww

今回はみんなで合宿~♫(もちろん先輩含む)
あの、私もそこに混ぜて頂けないでしょうか?
私も川でみんなでキャッキャウフフしたかったです(*´Д`)ハァハァ

・・・・・はい、本題に入りましょう。
セシルが自分の願いとは別の気持ちに葛藤しつつ、
ついにアイドルに目覚めたね!
ST✩RISHと心を通わせた?セシルを見つめるカミュがとても印象的でした~。
ゲームでセシルはカミュの仕える嬢王様の婚約者という設定で、
2人には確執があって、そのルートを見てきている私は
アニメでもそういう風にしか見えないので何とも言えない気持ちになりました ( ´・ω・)
結論から言うとあんな事に悩むセシルくんは超絶純粋な子ですねw
何だかんだ言いつつ、セシルくん可愛い(ノ∀\*)キャww
しかしドルソンというか歌声は残念 ( ´・ω・)
文字も残念w外国の方だから仕方ないけどさww

そして、本格的に新生ST✩RISHへの道が開けて来ました♫
しかし最後に一悶着ありそうですね、そして1000%とかぶる最後が見えた気がしますw

8話名言✩「なんと大いなるポエジー」✩ by愛島 セシル

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Op.7「シリウスへの誓い」

はいはい、今回はついにウマーRISHの一人なっちゃん回♫
何が楽しみって歌が楽しみ(゚∀゚)ワクワク
しかし、今回作画崩壊が酷過ぎたぞおい!
網に捕獲されたとこ一時停止してください。
あれは完全にプリンス語れる顔面ではないですはい。
あかんで、いくら売れてるからって手抜きはあかんでほんま。
でも、翔くんの衣装チェンジ多かったし許す( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
では今回の突っ込みいってみましょう↓↓

今回もゲームルートの那月と砂月の真実が若干明かされましたね~
何度も言うけどさ、何でゲームの話アニメにするのなら
翔くんの病気の件をアニメにしない?
それを心配する来栖薫を出さない?
まぁあの双子出てきたら発狂してぶっ倒れますがねw

話を元に戻しましょうw
那月は過去ヴィオラの先生に曲を盗まれ
その悲しみから自分を守ろうと砂月を生み出しました。
1期ではギャグでしかなかった砂月ですが
ゲームで真実を知った私。最後は砂月の気持ちを知り涙を流したモノです。
しかし、そんな流れはまたもやセシルに奪われましたw
あいつ何?影の主人公?
まじでいつも現れるタイミング良すぎだろww

それにしても最後のなっちゃんのフェロモンが(*´д`*)アハァ
もうレン様立場ないから、さっさとシャワーシーン開放しちゃって下さいw
で、なっちゃんのあの歌ってる時の謎空間は何?
1期でもNO6並みの謎空間やったけど。「楽しい事しない?(悪い顔)」
ドルソンはいつものただのKISHOWを期待していた私はビックリ!
何かしっとり歌い上げられ期待外れ・・だけど何回も聞くと良い(那月から砂月へ)
ほんま紀章さんはウマーRISHでした。

で、ほんま先輩はいつ神隠しにあったんですか?
藍ちゃんはメンテナンス中ですか?


7話名言✩「荒々しい感じ、ガオーって感じちょーだぁい」✩ byおネエのカメラマン

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Op.6「オレンジラプソディ」

始めに言わせてもらう!レン様のショタきゃわきゃわ(*゚∀゚)
じゃなくて、誠一郎出すなら、来栖薫(翔くんの双子の弟)出せよ!聖川麻衣だせよ(ダムの妹)!
そこ大切でしょうがよーーーー
今回はニコ生コメが凄かったです!皆レン様に発狂してました(色んな意味で・・)

という事で、今回はレン様のお兄様の誠一郎様登場!
お兄様の会社がスポンサーを務めるファッションショーにレン様に出演依頼が来たのですが・・
はい、ここで兄弟の確執ですわな。
3男のレンは拗ねちゃってあんな感じになっちゃってたけど
結局お兄様はちゃんと見ていた訳ですよ!
兄弟の愛が感じられる良いお話でした~(*´ω`)

って、終わる訳ねーじゃんw
ちょっくら気になったのは冒頭に日向先生の言っていた
ライバルの存在・・
てかさ、その前に先輩を出せよ、先輩を!!
まさかライジングボーイズ!?ちょっとルートが違うか?

あ、ドルソンですがね、今回も良いジャスコっぷりでw
てか何で歌う時全裸なん?レン様だから?
もうセクシー過ぎて心に火が灯りまくってゲラッゲラッゲラッ~♫

6話名言✩「お前の歌がずっと好きだった・・頑張れよ、神宮寺レン」✩ by神宮寺誠一郎

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Op.5「SMILE MAGIC」

今回まさかの音也の過去が少し明かされましたね。
話を掘り下げるともっと重くなるんで自重してたけど、
個人的にそういう話も有りだと思うので
あの真実をアニメの話に持ってきてもいいのでは?|ω・`)w
(ニコ生ではめっちゃネタバレコメントあったけどw)

個人的に5話が一番好きかも・・
めっちゃいい話やったし、音也がいい子過ぎた!!
もう音也と春ちゃん付き合っちゃいなよ!って感じ位
あのカップリングが好きです(ノ∀\*)キャ
しかし今回の春ちゃん声枯れすぎじゃね?ミユキチ何かあったのか?w

音也はいつも明るくて元気だけど、隠された過去があったんですね~(ゲームして知ってたけど)
何か2000%になってあまりにも普通だから影薄くなってたけど、
彼は彼らしく話を持って行ってくれたのでそれが逆によかった。
子供達からの手紙のシーンでは普通に泣いてたし(´;ω;`)
キャラ崩壊していない、真っ直ぐで一途な音也は、
音也だけはそのままで居て欲しいと切に願いますw
最近音也の言動が可愛くて仕方ないです(いや、翔くん一途だけど?|ω・`))
そしてドルソン普通に良かった~♫これもCD欲しいな・・
GOGO!!おとにい!!GOGO!!おとにい!!GOGO!!おとにい!!

もうこの際いつもの突っ込みと、パレス組はスルーしときます!
しかしST✩RISHはほんと仲良いよね~(*´д`*)
クマ~RISHになってたもんね~♫(財閥コンビ乙wあ、あとトキヤもw)

で!先輩はどこ行った?

5話名言✩「当たりがデカメロン!!」✩by シャイニング早乙女

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.4「恋桜」

ってかうたプリ自体ギャグアニメにシフトチェンジ!?
うん、皆様お気づきだろうが、2000%になってから完全に狙って来てますよね?
1000%ではダム様もっとクールだってはずでしょ?w

今回は武士ダム様にとってはちょー相応しい回と相成りました。ww
そしてお前さんの畳はいつカムバックしたんだ?
ランランに捨てられたのにも関わらず、部屋に舞い戻る畳・・
さすが財閥の嫡男だわ~ってそんな事はどうでもいい!

しかしながら今回ST✩RISHが仲良し過ぎて(*´д`*)アハァでした(*´д`*)アハァ
ダムを皆でサポートする姿に感動・・してたのに
何なの?あの最初の茶番は!wマジトキヤ!ただの宮野やんか!!ww
何かさ寒色系コンビのキャラ崩壊が激し過ぎてついてけないんですが・・
まぁ面白いから有りなんだけどw

そ し て!ついに来ました演歌!!
鈴健さん歌いたいって言ってたから(あくまで武士キャラだから)
良かったですね~しかしあれ需要あるのかな?w
まぁ、個人的に横文字の歌より全然キャラに合ってたと思うけど(*ノ∀`)アハハ

全体的にキャラに合ってた回でした~
しかしちょいちょいはさんで来るな~パレス組の漫才w

4話名言✩「おしたいも~しておりましたぁ」by 四ノ宮那月✩(←そこっww)


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.3「TRUE WING」

はいはいはい、今回も言わずもが?な?
いや言わせてください!何でこんな早く楽しみが来ちゃったの?
若干複雑な心境です(色んな意味でw)

今回1000%ではギャグ回でしかなかったmanaのプリンスこと来栖翔くん回(ノ∀\*)キャ
って事は壮大な笑いが待っているフラグでしかなかった!!
の で す が!!!
今回あんま言いたくないですが、私的には微妙でした( ´・ω・)笑いが、ね!w
ってか、2000%の笑いは完全にカミュに持ってかれてますよね~このトクホ野郎が!!w

話を戻して、今回翔くんは憧れの日向先生と共演!
しかもあのケン王に出演出来る事になりました・・が!
は~い!ここでmanaの突っ込みタ~イム( ゚Д゚ノノ"☆パチパチ

来栖翔くん!あなたいつ高所恐怖症克服したの?
めっちゃ飛んでましたけど?ちょーなぞーw
そして翔くん、なっちゃんだけでもあれなのにX2(セシル)
の天然コンビに振り回されて突っ込み大変そうww

後半、春ちゃん助けた後の2人の語り合ってるシーンは好きでした~!
何なんあのささやきボイス死ぬ( ゚Д゚)<氏ね!w

そしてドルソン~フライハイフライハイ♫
と共にケン王の日向先生イケメン過ぎる( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
まじ天元突破ww

あの~私2年前にあなたのファンクラブ発足してましたが
私には会員証代わり頂けないんすかね?(真剣と書いてマジにw)

3話名言✩「お~と~こ~ぎいぜんかあああい」by 来栖翔✩


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.2「愛のREINCARNATION」

はいはい、今回は言わずもがな・・と言いたいですがねw
もうね、カミュさんよこの前居ないと思ったらこういうことか!!
しかも登場カミュの「K」のポーズか ら の
画面を見事なスケーティングで横切りましたが!!!
で、あのステックなによ何に使うのよw
そしてセシルね、池に落ちてよく死ななかったな、あの浅さで!!w
ほんまパレス組いい加減にしろよ、ネタが過ぎるぞ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
ゲームだとセシルがもっとカタコトなんすよ、
あのカタコトではっきりモノ言うと笑いが止まらんのですw
(「い や で す(。◕∀◕。)」
それがこれからマスターコースのコンビだというのは
私の腹筋が心配です、だってまだ2話ですよ?

あと気になったのがダムね。
何かあの人2000%になってからキャラ変わってない?
もっとクールでしたよね?セシルを必死で止めるダムwww
もう色々ギャグに転じ過ぎうたプリ(*ノ∀`)アハハ

それにしても翔くんはいつも可愛(ry ♥


2話名言✩「騒々しいぞ、愚民ども!!」by カミュ✩


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.1「ポワゾンKISS」

まずOP(2話以降ED)
変なキックから始まった「マジlove2000%」いや~今回も超絶いいですね!
さすがエレガいい曲作りますよほんと(*ノ∀`)アハハ
新たにセシルが加わり、掛け合いのシーンのコンビが前回とは変わり新生ST☆RISHでしたね~♥

でもさ、まじでさ何で前回控えめだった不思議な舞(4話冒頭)が今回はOPから全開なんw
✩書くとことか(シャキンシャキンな効果音とか)、
「We are ST☆RISH 3,2,1 Let's go!」の変な足トコトコとか、
一番注目のセクシーな腰の振りとかw(音也・なっちゃん・レン様)
特にダムね、お前武士じゃねーのかよ、そんな王子様みたいな格好してセクシーに腰振ってんじゃねーよってツッコミ入れたくなりましたねw(別に嫌いな訳ではない)
私はOPだけで心のダムが決壊しました!!ww

そんなアドレナリン上昇な感じで本編に~(*゚∀゚)=3ハァハァ

まずはちょこっとおさらい。
1000%で音楽学校を卒業、デビューしたプリンス様と春ちゃんは、
シャイニング事務に所属。そこでは新人育成の「マスターコース」があり、そこで先輩プリンス様の指導を受ける事になるのです(´・∀・`)ヘー

今回はメンバー紹介。特に注目は、やはり今回から登場する先輩プリンス様♥
(1000%最終回、ST☆RISHのライブに来て1シーンだけ写っていますが)
で・す・が!!ここでもまた変なダンスキタ━(゚∀゚)━!!
あんなクールな先輩達(嶺ちゃん以外)のあんなセクシーなダンス・・マジ直視出来ないw
ねーあのダンスほんとダサすぎやしませんか?
で、最後カミュはどこへズラかったんだ? (・ω・。)キョロキョロ(。・ω・)

先輩達のダンスに夢中で曲を聴いてなかったでしょ?
先輩達は曲がいいんですよー♫
「ポワゾンKISS」毒KISS・・マジ危険な香りを只わせるさすが大人(ノ∀\*)キャ
って藍ちゃんは若干15歳( ゚Д゚)アライヤダ!!
しかし先輩達の歌詞は基本的に上から目線なのです!

そしてED(2話以降OP)
もうかっこよすぎて毛髪ズル剥けました\(^o^)/
さすがマモ様!!絶対的歌声~♪
そりゃ~既にOP/ED予約するわw
絵も素敵で・・って思ってたら後半総員全裸/(^o^)\ナンテコッタイ
男の全裸なんぞ観たくねーわww一体何目指してんの?うたプリww

1話は終始笑うしかなかった( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
これが他の逆ハーレムは違い男性をも魅了する秘訣なんだよね、きっとww


1話名言✩「俺 の 畳 が な い」by 聖川真斗(ダム)✩
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

相変わらずぶっ飛んでる上に、視聴者によってさらにぶっ飛んだものになるアニメ

流石伝説のアニメといえる出来栄えでした!
今期は2期作品が多かったですが、2期って失速だったり、マンネリ化があったりと、上手くいかないケースも結構あるんですよね。
残念ながら、うたプリは1期に比べれば間違いなく勢いは失速しています。ていうか、1期が異常だったり、今期アニメの豊富さもあると思いますが。
ニコ動で考えれば
1期8話  再生数17万 コメント数26万
2期8話  再生数15万 コメント数5万
うん、1期おかしいですね(笑)

それでも、勢いが少し弱くなっただけで、内容が悪くなったというわけではありません。むしろ強力になっていると言えます。キャラソンの売上とかもやばいし(笑)まぁCD全体が売れなくなった影響もあるかもだけど。
特に終盤の2話は本当にやばかったです。テニヌと並べるほどの演出をやってきたかと思ったら、1話にしてテニヌを越えました(笑)流石です。流石としか言いようがありません。
2期もひたすらツッコミ続けながら視聴できたし、ニコ動のコメントも相変わらずの秀逸具合で、ひたすら笑わせていただきました。ニコ動のコメントを見ても、全くアンチコメが流れないのも流石でした。むしろ、ニコ動にはギャグ的な視点で見たい人しか集まらないのかもしれません。
もし3期やるとしたら必ず見ます。待ってます!


あとはおまけです
全盛期のうたプリ2期伝説
{netabare}・人類補完計画が実行される
・ライブ会場にドラゴン召喚、炎で観客を焼き尽くす
・歌を歌うだけで観客が死にそうになる、司会者が「大丈夫ですか?」と気にかけるレベル
・メンバーが毎週Mステに出演
・若本VS杉田
・謎のSE連発、逆に謎じゃないSEの方が希少
・下にダム語字幕がつくのは当たり前、セシルと藍先輩の3人を合わせて3ヶ国語の字幕がついたことも
・退学王一十木音也、解雇王へランクアップ
・1話1解雇は当たり前、10回以上解雇されることも
・ボランティア先の子どもたちですら容赦なく解雇届を提示
・子どもの段階でオタ芸を完成させる(ゴーゴーおと兄!ゴーゴーおと兄!)
・ダム様、凄まじい妄想力によって迫真の演技
・回想シーンで全員が現実で春歌と抱き合うレベルの回想が流される中、ダム様だけ妄想で春歌を抱く
・ダム様、オリコンデイリー1位達成
・ジャスコ、停電で会場がパニックになってるなか、音響なしで生歌披露
・ジャスコ兄、ラスボスでも倒すかのようなエフェクトをまとった状態でCD挿入
・ヘアバンドを巻いたジャスコの頭がウニ軍艦に見えるとの報告、耳に黒豆をつけていたとの報告も
・トキヤ、ダム様との芝居練習で女役を迫真の演技
・春歌が泣きながら抱きついているなかドヤ顔(計画通り)
・地上20~30mはあるであろう舞台セットにいきなりヒロイン登場、落下しそうになる
・翔ちゃん、春歌を助けるために命綱なしで春歌の方へダイブ
・伝説のBGM再び(にっぎっりーめっしー)
・セシル、テレビ番組で観客の笑いをとり、アイドルを志す
・嶺二先輩「よろしくまっちょっちょー」と第一声をあげると同時に多くの視聴者の反感を買う
・嶺二先輩が何かしゃべるだけで「は?」のコメントの嵐
・終盤には「は?(かっこいい//)」「は?(優しい//)」というように、視聴者をツンデレにさせる全く新しいスタイルを確立させる
・りんごちゃんCV中村のかわいさが止まるところを知らない{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「1000%の…その先へ。」

うたプリの2期になります。

先に1期を観てくださいね♪

1期は客観的に観ていたはずなのに、2期はうたプリの魅力にどっぷり浸ってしまいました。

うたプリよいわ…。←降参

全13話です。


● ストーリー
ST☆RISH(スターリッシュ)としてデビューした6人。

ST☆RISHの専属作曲家となった七海春歌(ななみ はるか)。

新人アイドルに与えられる伝説の”うたプリアワード”受賞を目指して、プロとして芸能界の道を進んでいく。


前半は、1人ずつのエピソードです。

もちろん、はるちゃんとの絡みもあります。

観ながら「ちょっ、春歌そこ変われwwww」と何度思ったかwww

うらやましいポジションです(笑)

原作が乙女ゲーなのでこういう展開なのでしょうね。

こうやって好きなキャラとの妄想を楽しむわけですなww


ストーリーは初めはつまらなかったです。1期のほうがおもしろかった。

まあ、ストーリーのひどさは1期も同じでしたけどねww

後半からは、それなりにストーリーもしっかりしてきて、結構楽しめました。

というか、かっこいいキャラにときめくという正当な楽しみ方をしていました(笑)

いや…みんなかっこいいよ。すっかり魅力にはまってしまいました。

ちなみに私の中でのテンションMAXは11話でした。

もちろん、1期同様笑いどころも満載で(注:ギャグアニメではありません。笑)笑いが止まらないシーンも多くありましたwwww


● キャラクター
1期でのお気に入りキャラは、翔ちゃん、ダム様(聖川)、音也でした。

もちろん彼らへのお気に入りは変わりませんが、

2期では特にトキヤの好感度が急上昇でした。

彼はマジ王子だな。かっこよかったっす。普通にときめいてしまったよww

歌声はなっちゃんが1番好きかな。全員それぞれ好きなんだけどな^^


新キャラもたくさん登場しましたね。

また好きなキャラが見つかる幅が増えましたね~。

ST☆RISHのライバルグループには「いや、全然かっこよくねえwww」と笑っていたのですが、

ライブシーンは予想以上によかったです。


● 音楽
曲より歌声が最高!!それがうたプリのクオリティ。

曲も悪くないんだが、それ以上に歌声聴いているのが幸せ。

そして、ソロ曲ももちろんいいのだが、

それ以上にST☆RISHとしてグループでの歌声がまた最高。たまりませんわ。

うたプリの曲もっと聴きたいがCDありすぎていまだに手を出せずにいます…。


【 OP「カノン」/宮野真守 】

OPは1期同様、安定の宮野さんでしたね。

しかし相変わらずビジュアル系っぽいww

映像の集団裸には爆笑でしたwwwwww


【 ED「マジLOVE2000%」/ST☆RISH[一十木音也(寺島拓篤)、聖川真斗(鈴村健一)、四ノ宮那月(谷山紀章)、一ノ瀬トキヤ(宮野真守)、神宮寺レン(諏訪部順一)、来栖翔(下野紘)、愛島セシル(鳥海浩輔)] 】

今回も聴いているうちにだんだん好きになっていった曲です。

というかもうST☆RISHは歌声がいいから何歌っても最高なんだよ!


● まとめ
というわけで、すっかり正当な楽しみ方で楽しんでしまった2期でした(笑)

3期が非常に楽しみです^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

79.6 17 アイドルアニメランキング17位
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(アニメ映画)

1984年7月21日
★★★★☆ 4.0 (458)
2092人が棚に入れました
50万周期にわたり大宇宙で抗争を続ける巨人族の二大勢力、男のゼントラーディ軍と女のメルトランディ軍。西暦2009年、その戦火は地球にも及び、ゼントラーディ軍の奇襲をうけた地球統合軍の巨大宇宙戦艦SDF-1マクロスは、脱出時の動力不調から太陽系外周部へ飛び出すこととなる。追撃をうけながら地球への自力帰還をめざす航海の5か月目、土星の衛星タイタン宙域から物語は始まる。地球を離れる際避難した5万8千人の民間人は、広大な艦内に市街地を建設し生活を営んでいた。バルキリー隊パイロット一条輝はアイドル歌手リン・ミンメイや、上官早瀬未沙と近しい関係になっていく。そんなありふれた日常風景が、接触した巨人族たちの規律に思わぬ混乱を招くことになる。

声優・キャラクター
飯島真理、長谷有洋、土井美加、羽佐間道夫、小原乃梨子、神谷明
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

マクロスシリーズ一括評価

ちょうど今、dアニメストアで、3月末までの限定ながら、本作および『劇場版マクロスF』(前・後編の2本)『劇場版マクロス7』の劇場版作品4本が配信されているので、マクロスシリーズ未視聴の方はチャンスです。
(※なお、TVシリーズ『超時空要塞マクロス』『マクロス7』『マクロスF』『マクロスΔ』は期間限定なしで配信中)


◆マクロスシリーズ一覧&評価 ※全10シリーズ18作品
(※作中にある架空の西暦年代の順です。制作順ではありません)

★が多いほど個人的に高評価した作品(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた作品
×は脚本に余り納得できなかった疑問作
●は未視聴
※人名は監督、(総)は総監督、SDはシリーズディレクター、SCはシリーズ構成

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 【1】 マクロス ゼロ (西暦2008年の世界) ※冒頭で1999年7月の災厄が語られる
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№1 《OVA》 「マクロス ゼロ」 (河森正治/全5話/2002-04) ★ 4.0

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 【2】 超時空要塞マクロス (西暦2009-10年の世界)
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№2 《テレビ》 「超時空要塞マクロス」 (石黒昇(SD)・松崎健一(SC)/全36話/1982–83) ★ 4.3
№3 《劇改作》 「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」 (石黒昇・河森正治/1984) ☆ 3.7

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 【3】 超時空要塞マクロス Flash Back 2012 (西暦2012年の世界)
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●№4 《OVA》 「超時空要塞マクロス Flash Back 2012」 (河森正治/1987) ※30分

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 【4】 マクロスプラス (西暦2040年の世界)
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№5 《OVA》 「マクロスプラス」 (河森正治(総)・渡辺信一郎/全4話/1994-95年) ☆ 3.8
№6 《劇改作》 「マクロスプラス MOVIE EDITION」 (河森正治(総)・渡辺信一郎/1995年) ※115分 ★ 4.1

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 【5】 マクロス7 (西暦2045-46年の世界)
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№7 《テレビ》 「マクロス7」 (河森正治(原作)・アミノテツロー/全52話/1994-95年) ☆ 3.7
№8 《劇新作》 「マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!」 (アミノテツロー/1995年) ※33分 ☆ 3.7

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 【6】 マクロス ダイナマイト7 (西暦2047年の世界)
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№9 《OVA》 「マクロス ダイナマイト7」 (アミノテツロー/全4話/1997年) ☆ 3.5

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 【7】 マクロスF (西暦2059年の世界)
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№10 《テレビ》 「マクロスF」 (河森正治(総)・菊地康仁/全25話/2008年) ★ 4.3
№11 《劇改作》 「マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」 (河森正治/2009年) ★★ 4.5
№12 《劇改作》 「マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜」 (河森正治/2011年) ★★ 4.7
●№13 《劇改作》 「マクロスFB7 オレノウタヲキケ!」 (アミノテツロ/2012年)

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 【8】 マクロスΔ (西暦2067年の世界)
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№14 《テレビ》 「マクロスΔ」 (河森正治(総)・安田賢司/全26話/2016年) ★ 4.0
●№15 《劇改作》 「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」 (河森正治/2018年)

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 【9】 超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN- (西暦2090年代の世界)
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№16 《OVA》 「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」 (八谷賢一/全6話/1992年) ☆ 3.5

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 【10】 その他 
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№17 《OVA》 「娘クリ Nyan×2 Music Clip」 (/2010年) ★ 4.0 ※『マクロスF』劇場版の映像を流用した音楽劇
●№18 《OVA》 「マクロス超時空ゼミナール!!」 (/2012年)


以上

(TVシリーズ+短編OVA) 5+36+4+52+4+25+26+6=158話
(劇場版) 7本 (愛おぼ/マクプラME/マク7銀呼/マクFB7/マクF虚空/マクF恋離/マクΔ激ワル)
(特殊OVA) 3本 (Flash Back 2012/娘クリ/超時空ゼミ)


◆総評

上記のように、TVシリーズを放送した後に、それをベースとする劇場版アナザー・ストーリーを公開するのが恒例になっています。

・・・で、私の個人的な感想ですが、

(1) 『超時空要塞マクロス』(初代マクロス)に関して

本サイトでは、何故か劇場版の評価が非常に高く、TVシリーズの評価が低めですが、TVシリーズをちゃんと見ていないと劇場版もさほど楽しめないし、マクロスシリーズ全体のコンセプトを誤解してしまう怖れがあると思うので(※私がそうだったので・・・)やはりTVシリーズの方を先に視聴する方が良いと思います。
逆にいうと、劇場版を見てまずまず楽しめた人には、TVシリーズの方も必ず見て欲しい作品です(※劇場版は作画・音楽が良く“楽しめる”作品だけど、TVシリーズは作画の酷さやシナリオのグダグダさという欠点を凌駕する“予想外に大きな感動”のある作品と思うので→マクロスシリーズが現代まで続いている人気の源泉はここ)

(2) 『マクロス7』に関して

私が最初に視聴したマクロスですが、こっちも初代マクロス(TVシリーズ)の方を最後までしっかり見ていないと作品コンセプトが確り理解できないし、作品をいまいち楽しめないと思います。
※ヒロイン(ミレーヌ)の両親が初代マクロスのあの{netabare}子づくりカップル{/netabare}だと知ってビックリ!だったので。
シナリオ自体は、初代マクロスを視聴済みという前提で、前半はまずまず面白いと思います(※個人評価 ★ 4.1 くらい)。
ただし後半は、展開が冗長になりシナリオも焦点が定まらなくなる印象で、全体評価は ☆ 3.7 とマクロスシリーズの中では低めとなりました。

(3) 『マクロスプラス』に関して

全4話と短く作画良好&シナリオもコンパクトに纏まっているので、ここからマクロスを見始める、という手はあると思います。
但し、マクロスシリーズ全体からみると、他作品との関連は薄く、無視しても問題ない作品かも。

(4) 『マクロスゼロ』に関して

初代マクロスの前日譚なので「ゼロ」という作品名なのでしょう。
その初代で活躍するエースパイロット(ロイ・フォッカー少佐)の雄姿が存分に楽しめる作品でもあるので、彼のファンは必見です。
そして、『マクロスF』に引き継がれる伏線も多い作品。

(5) 『マクロスF』に関して

新規ファン開拓を主眼としエンタメ性が大幅に強化されているので、ここからマクロスシリーズを見始めても十分楽しめると思いますが、『超時空要塞マクロス』のTVシリーズを確り見終えたあとに再視聴すると、本作が初代マクロスを巧みに本家取りしていることが分かってきて、楽しみが更に増すと思います。
因みに、『マクロスゼロ』の方も先に視聴しておけば、そちらのエピソードとの関連も発見できて更に楽しめます。
更にいえば、『マクロスF』に関しては、TVシリーズよりも劇場版の完成度の方が圧倒的に高いので、初代と違って劇場版から先に視聴するのもアリだと思います。

(6) 『マクロスΔ』に関して

現在劇場版が公開中の最新シリーズですが、私はTVシリーズしか見ていないので評価は保留します。

(7) 『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』に関して

初代マクロス制作10周年を記念して制作されたOVAということですが、河森正治氏その他の初代マクロスの主要スタッフが制作にあまり関わっておらず、マクロスシリーズの中では完全に浮いた作品となっています(シナリオ&設定も他作品とは整合性が取れていない完全なパラレルワールドもの)。
内容は可もなく不可もなく、といったところか。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26
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renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ミンメイファンが増えました

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。2時間くらいのSFロボットもの。テレビシリーズは未視聴です。
 作画に関しては圧巻の一言。音楽も満足しました。視線の送り方などの表現もとても良かったです。


ゼントラーディとメルトランディ:{netabare}
 男のゼントラーディと女のメルトランディと人類が相互に戦争状態にある、という三つ巴がストーリーの骨子にあります。この異種族であるゼントランディとメルトランディの描き方は面白いなと思いました。
 ゼントランディの戦艦は、自然的で曲線的。
 メルトランディの戦艦は、機械的で直線的。
 一般的なイメージとしては、自然的・曲線的なものが女性で、機械的・直線的なものが男性だと思うのですが、イメージが逆転されています。女性的な戦艦を持つ男のゼントラーディと、男性的な戦艦を持つ女のメルトランディという構造です。

 両種族とも異性を必要としなくなった人類で、相手の種族と敵対しているわけですが、本能的な部分では相手種族を排斥していないのかもしれません。戦艦の中にいることを踏まえれば、異性の特性の庇護下にいるとも言えますし、戦艦として運用していることを踏まえれば、異性の特性を内在化しているとも言えます。

 このような戦艦が描かれることで、<ゼントラーディVSメルトランディVS人類>の戦いは、<男女VS男女VS男女>の均衡された状態になりました。これでは決着つかなくない?と思っていたら、やはり決着は別のところにありました。
 結局、この戦いは、どれかの種族に勝者が生まれたわけではなく、<文化推奨派VS文化否定派>の戦いに展開され、終止符となりました。文化の勝利です。
{/netabare}

ミンメイとミサ①:{netabare}
 今度はヒカルを巡る三角関係に関して。
 象徴として最初に起こったのはヒカルとミンメイは結婚式で、次がヒカルとミサは新婚生活、ということでヒカルがどちらになびくのかはなかなか見えませんでした。結果論から言うと、ミサしかなかったのだと思います。

 新婚生活の前のシーンで、ヒカルの家族が既に他界していることが明らかになります。家族のいないヒカルを「お帰りなさい」と迎えてくれたのがミサであり、ヒカルもこれを「ただいま」と受け入れたことが、ヒカルがミサになびくきっかけとなっていたのだと思われます。

 ミサがヒカルに思いを寄せ始めたのは、新婚生活の前のシーンでしょう。風邪をひいたミサがヒカルに弱音を吐きますが、ヒカルの境遇に触れ反省し、グロイ魚を食べるシーンがあります。これはおそらくプライドを捨てたという描写でしょうから、上官と部下という関係性から離れ、単なる男と女という関係にシフトしたのだと思われます。恋愛のスタートラインが描かれていたのでしょう。

 新婚生活自体はおままごとだったのですが、おままごとではない重要な描写があります。直後にあるミサが制服のジッパーを上げるシーンです。
 ミサはいつも立ち姿がシャンとしています。制服もキチンと着ています。どれくらいキチンとしているかというと、風邪をひいて寝込んでも着崩さないくらいキチンとしています。そんなミサがジッパーを上げるというのは、洋服を着る行為以外ないと思われます。ジッパー上げはヒカルと一緒に外に出てくるタイミングで行われますから、その前は洋服を脱いでいた、つまり、ヒカルとミサの間に肉体関係があったと捉えて良いでしょう(というか、意味がないのにジッパーを上げるシーンを描く理由がないですからね)。

 ヒカルとミサの関係が強固になっていることが分かるシーンがもうひとつあります。修羅場のシーンです。
 このシーンでは、ミサはノックをせずにヒカルの部屋に入ってきています。これは付き合い始めの恋人関係ではありえないでしょうから、通い妻とか同棲に近い感覚で過ごしてきていたのだと思われます。
{/netabare}

ミンメイとミサ②:{netabare}
 ミンメイが帰還してからも、ヒカルがミサに思いを固定できたのは、肉体関係があったからだと思います。
 もちろん現実的には肉体関係があっても他の女性になびく可能性はあるのですが、それはこの作品的には「絶対にありえない」と言い切れます(…たぶん)。
 肉体関係というと少しスケールが小さいですし生々しいので、「子孫を残すこと」とイメージしてください。

 この作品は、ゼントラーディと人類の対比が主題です。そして、人類が引き継いできた文化や愛が、両者の争いを終結させるという構造を持っています。しかし、文化とは何かとか、愛とは何かとかについては一切語られません。ここを語らない代わりに多くの時間を使って説明されているのがゼントラーディとは何か、ということです。

 ゼントラーディは、「子孫を残せず、戦争をする種族」です。これの対比先である人類が「子孫を残し、文化を持つ種族」というのはすぐに分かることです。そして、この背後にあるのが「愛」です。

 ミサとヒカルの肉体関係を示唆した以上、物語の構造上、人類を表現する際の「子孫を残すこと」というポジションは充足されています。物語を完成させるために足りていないのは、「文化を持つ」側です。
 ミンメイはアイドルというキャラクターです。初めから「文化」の側のキャラクターだったわけですから、私たち視聴者の感情はともかくとして、恋のライバルが登場してしまうと分が悪いと言わざるを得ません。
 つまり、「子孫を残し、文化を持つ種族」である人類を描くためには、ミンメイをヒカルとの恋愛が成就する「子孫を残す」側としてミサと重複させるわけにはいかず、愛の歌を歌う「文化を持つ」側でなければならなかった、ということです。

 仮に、ミサとヒカルの肉体関係が描かれていなければ、ミンメイにも可能性はあるのですが、そうなるとミンメイ自体が「子孫を残す」側であり、かつ、「文化を持つ」側でもあるわけですから、人類の全てを体現したキャラクターになってしまいます。人類の女神さま状態になりますから、象徴化が過ぎると思います。

 この作品のふたりのヒロインは、「愛」を「子孫を残す」側に特化させたミサと、「文化を残す」側に特化させたミンメイという役割を担っていたのだと考えられます。ふたり合わせて人類を描いていたのでしょう。ゼントラーディと対比をする上で、人類が持つ機能を「子孫」と「文化」に分けてしまったために、ふたりのヒロインはそれぞれの機能を体現するしかなかった、ということなのだと思われます。
 つまり、物語の作りから言えば、ヒカルが選ぶのはミサしかなかった、ということです。
{/netabare}


 マックスのサイドストーリーはもっと見たかったかな。尺が全然足りてないけど。
 2時間のミュージックビデオなんて聞いてましたけど、音楽だけの作品ではなかったと思います。文化とか愛とかっていうのが何かっていうのを描いて欲しかったというのはありますが、それを差し引いても、相当面白かったです。ロジックはしっかりありますしね。
 まぁ文化や愛が何なのかが語れなかったというのは、裏側を書くから表側は自分で考えてね、という構造になっている以上、仕方のないことかもしれませんけどね。ゼントラーディという異種族を使うことで、人間について考える、という作品でした。

対象年齢等:
 やや男性向けですかね。ミンメイの歌を好きになれれば性別は関係なさそうですけど。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
ネタバレ

sekimayori さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「滑り台ヒロイン」とか作画とか。 【67点】

マクロスシリーズ第一作を映画化、歌と三角関係とロボットの物語。


■ヒロインの勝敗の付け方のお手本
複数存在するヒロインから最終的に一人が選ばれる場合、その選択に明確な意図がないと、いわゆる「滑り台ヒロイン」派閥は納得しづらいのです。
なのに滑り台ヒロインばっか好きになる私……。
なんてことを考えてたらいまさら思い出した、マクロスの原点。
ミンメイとミサ、主人公ヒカルに出会い恋に落ちた二人から、片方が選ばれる。
本作は物語構造的に、そこにうまく説得力を持たせられていたなぁと。
{netabare}
ミンメイは歌手です。
本作での歌の位置づけは、文化の象徴。
ゼントラーディという敵に対し、人類は
 ミンメイの歌を届け(かの有名なミンメイ・アタック)
→「ヤックデカルチャー」した大きなお友達との対立が解消され
→文化を排除する共通の敵を倒す、というのがプロット。

ミサにはそういう武器はない。
でも女として、ヒカルの愛を手に入れる。
男女が隔絶し敵対するゼントラーディ・メルトランディに対して、男女間の愛・性愛を持つ人類。
その領域での人類の勝利の象徴として、(肉体関係を随所で匂わせる)ヒカリとミサのカップルが成立するのです。

繰り返しになるけど、マクロスのテーマは、歌と愛とロボット。
その中で、歌(文化)を担うのがミンメイ、愛を担うのがミサ。
もしミサがアイドルだったり、ミンメイがヒカルに選ばれたら、負けたヒロインのファンとしてはあまりにやるせないですよね。
複数ヒロインがいても一人の総取りは許さず、各々が物語上の重要な役割をしっかり持ってる。
愛を手に入れられなかったミンメイについても、EDで歌手としての成功=新たな道での輝きが示され、ファン心理的には「よかったよかった」になるし。
テーマから逆算したキャラ配置上では当然の帰結だけど、キャラから入った人でも自然に納得できるというのは大きいです。
一方に偏らないキャラ描写(上映時間的に偏りようもないけれど)にも脚本のバランス感覚が見受けられ、長く続くシリーズの原点らしい基盤の強固さを感じました。{/netabare}


■一応作品全体の話とか
さすが原点、マクロスらしさ全開の作品で、ダイジェスト臭や古臭さに目をつぶれば、私のようにFから入った人でも楽しめるエンタメです。
歌と愛が地球を救うというプロットの勢い、アイドル歌謡、美樹元キャラデから醸し出される「古き良きアニメ」感が、80年代を体現しているようでテンション上がる。

でもやっぱり特筆すべきは、テーマの最後の一つ・ロボットを描き出す、圧倒的な作画。
にわかから見ても劇場版攻殻やAKIRAと並びセル画最高峰の一角だとわかる、異常な書き込み。
最終決戦、ミンメイ・アタック時の板野サーカスは凄すぎて思わず声が出ました(タコハイが飛びますよ)。
EDスタッフロールの原画クレジットの豪華さは、作画に興味のある方ならチビるのでは。

雑談だけど、古めの作品に共通して(劇パトとかでも)、DVD映像特典の予告の作りが時代を感じさせます。
映像の取捨選択、切り替え、楽曲とのシンクロ、文字フォント(重要)etc.、意識が変化したんですね。
実写含めた映画予告編やMAD等の持つインパクト・情報量は、だいぶ来るとこまで来ちゃった感じ。
とは言いつつ、さらに時代が進めば現代の想像力なんか軽々跳躍しちゃって、「2010年代のセンス古すぎ」なんて認識になるんだとは思うけど。
今を生きる者としては悲しくもあり、楽しみでもあり。


【個人的指標】 67点

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

66.1 18 アイドルアニメランキング18位
アイカツ!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (188)
825人が棚に入れました
「私のアツいアイドル活動! “アイカツ!”始まりますっ!」
主人公の星宮いちごは、ごくごくフツーの中学一年生の女の子。
ところが、親友のあおいに誘われてアイドル養成の名門校“スターライト学園”に編入したことで、いちごをとりまく世界がガラリと変わってしまう。
さまざまなライバルたちと出会い、アイドルとしての心得を学びながら、いちごはアイカツカードを使って数々のオーディションに挑戦していくことに。
新人アイドルいちごの、明るく元気なアイドル活動が幕を開ける……!

声優・キャラクター
諸星すみれ、田所あずさ、大橋彩香、寿美菜子、能登麻美子、瀬戸麻沙美、松谷彼哉、保村真

赤坂 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

おじさん大量生産機は伊達じゃない。

アイカツ!と聞いて普通の人が想像するのはゲーム機に群がり、子供達と混ざりゲームに熱中するいい年の大人…まぁ自分もそれの一人、かつ廃人だがそれは置いといて…を想像すると思うが、それには理由がある。アイカツ!はキャラの可愛さに釣られ、ストーリーの稚拙さに目を瞑りながら可愛い歌を聞くアニメ「では無い」。
アイカツ!はストーリーを見るアニメである。特に1~2期は女児アニメ基準で無く、アニメ全体的の基準で見て感動出来る、「イイ」物語だ。

あらすじはこうなる。主人公の星宮いちごは中学生、快活でポジティブな中学一年生、弁当屋の娘だ。親友の霧矢あおいはアイドルオタク、賢く気が利き、誰よりもいちごの事を気にかけている。二人はある日トップアイドルのライブを見に行き、憧れのままアイドルだけが集まる学園、スターライト学園のオーディションを受ける。見事クリアした二人は学園に入り、トップアイドル目指してアイドル活動、アイカツをしていく。

まず、このアニメはリアリティに溢れている。「弁当屋の娘がいきなり有名なアイドル学園に?」「学園生が全員有名アイドルって、流石に無理があるんじゃ?」。確かに、そこら辺はファンタジーな部分はある。だが、アイカツ!のリアリティはアイドル達の感情、夢に向かう表情にある。皆、それぞれの葛藤と情熱を持って進んで行く姿は、正直大人向けのアイドルアニメを越えるレベルで描かれていると言っても過言では無い。主人公がどんどん上に昇って行くのも、主人公星宮いちごの中の人含めた才能、性格、全てが説得力を持たせているので、「それはご都合主義なんじゃないの?」と思わせる部分は殆ど無い。

次に、このアニメは子供向けでありながら、お決まりの王道パターンで子供を愚弄する事が無い。これが大人の視聴者を惹きつける理由かもしれない。例えば、序盤は敵だが徐々に打ち解けて最大の味方になるキャラ、誰かが理不尽な事を言って主人公と喧嘩するがすぐに打ち解ける茶番回、押し付けがましい教育的なメッセージを持つ回…そういう物が全く無い。どの回もキャラの感情、そしてストーリーありきで成り立っている。普通女児アニメには明らかに子供向けで白けながら見る回がよく混ざってくるが、それが全く無い。これはアイカツ!ならではだ。キャラクター達は皆可愛くも大人びていて、純粋に「良い人間」だ。

忘れていけないのはライブのCG,歌のクオリティだ。どの歌もアイカツ!の曲で無い事を知らせずに誰かに聞かせれば、女児アニメから来た物と気付かないクオリティ…と言うのは間違いだろう。むしろ、「アニメの劇中歌」とすら思わないかもしれない。それ程まで完成度が高く「アニメアニメしさ」が無い、普通の、普通のいい歌揃いなのだ。一般的な「アニメオタク」とは違う層の人間にアピール出来たのはこれが大きい。ダンスのCGもレベルが高く(最初の数話はゲーム機から直接モデルを持ってきてるのでヒッドイが、すぐにアニメオリジナルの高ポリゴンのモデルに切り替わる)、キャラクターモデルから演出まで素晴らしい。惜しむらくはダンスの振り付けのバリエーション、そして単純なクオリティが低く、他の面でここまで卓越していながら何故ダンスの振り付けをマトモな振付師に依頼出来なかったのか非常に理解に苦しむ。勿論、見れない程の振り付けでは無いが、圧倒的に他のアイドルアニメに比べて弱い部分だ。

長くなってしまったが、アイカツ!は人生を狂わせるというよりは、人生を必ずカラフルにしてくれるアニメだ。気付けばエンディングのカレンダーガールズをipodで聞く度に感動と別れの悲しみ、そして与えてくれた喜びの全てを思い出して涙ぐむ様になっている。是非、アイカツ!を見て、キャラクター達と共に成長する感動を味わって欲しい。
ちなみに僕はユウちゃんとヒカリちゃん推しです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きらきら輝くアイカツ!の世界☆彡

★あらすじ
普通の中学生だった、星宮いちごちゃんが、親友のアイドル博士、霧矢あお
いちゃんに誘われ、トップアイドル、神崎美月のLIVEを見に行く事に。

きらきら輝いている美月さん、アイカツ!の世界を知ったいちごちゃん。

あおいちゃんに誘われ、美月さんや現役で活躍するアイドルも通う、アイドル学校、スターライト学園の編入試験を受け、合格。
いちごちゃんはあおいちゃんと一緒にアイカツ!生活を始めることになる。

スターライトでは、紫吹蘭ちゃんと出会い、始めは苦手意識を持っていたけど、少しずつ、大切な存在になっていき、3人はなくてはならない親友に。


他にもたくさんの仲間と出会い、いちごちゃんのアイカツ!はもっともっと輝いていく!


…みたいな感じです。文章力がなくて、アイカツ!の良さがあまり伝わってこない、あらすじになっちゃっていますが…笑




★感想 少し長めなので、閉じておきます。{netabare}
少し、落ち込んでいた時、たまたま、ディズニーチャンネルで放送していた子供向けアニメのアイカツ!。なんだこれは、と思いながら(情緒不安定気味)ぼーっと視聴。
右も左もわかってないくせして、まっすぐ、まっすぐ、進んでいくいちごちゃんが目に焼き付いて、自分が考えていたことが、どれだけちっぽけなことなのか、と思いました笑



…なんとそれが、いちごちゃんだけじゃないんですよ!
あんなに食っていくのが大変なアイドル界で!売れていなくたって(あくまで子供向けなので、すぐに売れていくんですが笑)!あんなに元気にアイカツ!しているみんなをみて、夢中にならないわけがないじゃないですかと、
実はアイドルアニメを好きになるきっかけが、アイカツ!でした。


ただ私の場合、落ち込んでいた時に視聴して、(いい意味で)単純な子供向けアニメに落ちてしまっただけかもしれませんが…


だけど、睡眠をバッチリとらないとすぐにダウンする体質の私にとって、深夜ではなく夕方に放送している、アイカツ!をリアルタイムで、視聴するのがどれだけ楽しみだったか…!



音楽も大好きでした。もともとリアルなアイドルの曲とかも好きなんですけど、音楽に乗って、踊るアイドル達、アイドルが身にまとっている、衣装。
なんですか、このクオリティーの高さは!と思いました笑
元々、データカードダスのゲーム発信みたいなので、衣装が細かいはずだ!

だけど、1話のLIVEシーンの絵はヒドかったんですよ笑
ゲームの絵がそのまま出てきた感じで、さっきまですごく可愛かったじゃん、なにこれ!状態でした。笑
でも話数を重ねていくごとに、違和感がなくなるようになりました。
それは私の目が慣れていったわけではなく。


今、放送している3期はLIVEシーン、もっといいです!
曲もいいし、まずステージがすごくよくなってます☆彡
まあ、ストーリーは1期がピカイチなんですが、
1期を、LIVEシーンだけ取り直しで、再度放送…とかしてくれないかなあ…{/netabare}





★視聴メモ(更新する予定です♪)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

okodull さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

6話……あるいは10話くらいまで見て判断して欲しい。

子供向けアニメと侮るなかれ、見続けていくと意外と中身はすごく熱い作品だなとわかるアニメです。

トップアイドルを目指す女の子たちの話。
個人的に私は、アイドルものは、男の子のスポーツものに通じるところがあると思っていて、女の子だけの世界での真剣勝負を描いている作品です。
一人が選ばれれば、他は選ばれない。勝ち負けがある世界の話です。
でも、ともにトップアイドルを目指す仲間でもある。
そういうものを見事に50話かけて描いています。

50話までが、ファーストシーズンですが、ストーリーがすごく綺麗に50話を通して作られております。

ただ、初速がそんなに高いわけではないので、キャッチーさに欠けるのが難しいところ。みんなにもっと見てもらいたい。
3話に少し納得のいかない展開がありますが、そこは我慢して。
6話のシナリオが、とても綺麗だと思いますが、私が面白いなと最初にとても感じたのは10話でした。

なお、ライブシーンは完全3Dですが、最初はこれ全然駄目だろってバランスです。9話くらいから、かなり改善します。
その後、徐々に改善を続けていきますので、そこも楽しみの一環。

音楽の範囲も非常に広いです。
1話で初めて流れる曲が、子供向けアニメでこんな曲を流すのかと、個人的に衝撃を受けました。(子供は歌えなさそう)
ファーストシーズンより、セカンドシーズン以降の曲の方が私は好きかな。
「薄紅デイトリッパー」や「LOVE GAME」などが個人的オススメ。


なお、アイカツ!自体は178話まであるのですが、総評は以下の通り。
1~50話 ファーストシーズン: 完成度が非常に高い。
 とりあえずここまでが一番よく出来てる。
 以降は場合によっては悲しみを背負います。

51~101話 セカンドシーズン: 前半中だるみ、71話から面白くなります。
 そこまで頑張れば、101話まで見る価値があります。
 101話という長いアニメを見た価値を感じさせてくれる完成度。

102~152話 あかりジェネレーション: 主人公変更
 主人公交替に失敗した感じがあります。微妙。
 ただ110話「情熱のサングリアロッサ」が、個人的に最高にアイカツ!を表している回なので、一話だけ見ることを薦めるならその回。
 第一世代が好きなら、125話までは見ることをオススメ。
 そこで、アイカツ!は一度終わりを迎えます。

152~178話: ちょっと存在意義が分からない。
 最後の終わり方は、それまでアイカツ!が伝えてきたテーマ性を裏切るような形なので、見る必要はないかも。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

71.9 19 アイドルアニメランキング19位
超時空要塞マクロス(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (339)
1752人が棚に入れました
西暦1999年、突如宇宙より飛来し太平洋上の南アタリア島に墜落した巨大物体は、全長1,200m超もの宇宙戦艦だった。これにより異星人の実在と彼らの間の戦争の存在を知った人類社会は、宇宙からの脅威に対処すべく地球統合政府を樹立。世界規模の紛争(統合戦争)を経て、墜落艦を改修し「マクロス」と命名する。2009年のマクロス進宙式当日、地球付近に異星人の一方の陣営ゼントラーディ軍の艦隊が出現する。その存在を感知したマクロスの主砲システムが勝手に動作し、戦艦群を撃破してしまう。マクロスの正体はゼントラーディと敵対する陣営、監察軍が仕掛けたブービートラップであり、人類は否応なく宇宙戦争(第一次星間大戦)に巻き込まれることとなった。ゼントラーディ軍の包囲網から逃れるため、マクロスはフォールド航行により月の裏側への待避を図る。しかし制御に失敗し南アタリア島一帯を巻き込み、冥王星軌道付近に到着する。さらにフォールドシステム自体も消失し、通常のロケット推進のみでの地球への長い帰還の旅を強いられる事になる。その途上、南アタリア島住民5万8千人はマクロス艦内に街を再建し、戦争の傍らで普段の生活を営んでいた。アクロバットパイロットの一条輝は戦火の中で出会った少女リン・ミンメイを守るため軍に入隊し、可変戦闘機バルキリーのパイロットとなる。

声優・キャラクター
長谷有洋、飯島真理、羽佐間道夫、小原乃梨子、土井美加、神谷明、佐々木るん、鶴ひろみ、深雪さなえ、蟹江栄司、大林隆介
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

戦時下における“日常”の偉大さを描き尽くした《想定外の感動作》

今も続くマクロス・シリーズの第1作『超時空要塞マクロス』(1982-83年、全36話)は、その本来の最終回である第27話「愛は流れる」まで確り見続ければ、決して「思い出補正」などではない大きな感動と感銘を今でも与えてくれる名作中の名作と、今では私も思っていますが、とにかく初見者には、そこまでたどり着くまでのハードルが非常に高い作品である、とも考えています。

実際、私は、あにこれに来る以前に本作の名高さに惹かれて、おそらく4~5回ほどもその第1話からの視聴を始めたことがあり、一番頑張ったときは第10話くらいまで到達したこともあるのですが、結局は、①制作年代の古さからくる一部の作画の乱れ具合の酷さとか、②特に序盤に目立つ素人声優の起用からくる演技の下手くそさとか、③一部のシーンの演出の古臭さとか、④シナリオの進行テンポの遅さ、に参ってしまい、大抵は最初の数話で断念となりました。

それで、ある時期に“伝説の神回”として名高い第27話「愛は流れる」(※前記)を前後の脈絡を無視して取り敢えず視聴してみたのですが、やはり全然、感動も感銘も受けることができなくて、かなりガッカリした記憶さえあります。

そして、そのあと、今度は本作の劇場版アナザー・ストーリーであり、やはりアニメ・ファンの評価が非常に高い『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』に手を出してみたのですが、こちらの方は、

(1) 確かに作画や演出は、TVシリーズに比べると格段に良くなっている、と思ったものの、
(2) シナリオ自体は、特に感動する(be moved)、とか感銘を受ける(be impressed)といったものではなく、むしろ、
(3) その終盤に、{netabare}ヒロインが歌い出すと敵の大軍が一斉に混乱し無力化してしまう中を、マクロスとその同盟者の軍艦や機体が猛攻撃をかけて敵を一気に殲滅{/netabare}してしまう、という展開(※有名な「ミンメイ・アタック」のシーン)を見て、「何だ?この都合の良過ぎるシナリオは?」と、かえって同作に反感すら覚えてしまうほどでした。

・・・そうやって本作は、私の中では

「名作の名に値しない、古臭くて、いい加減な内容の作品」

というイメージのまま長らく放置してあったのですが、あにこれに参加してレビューを書き始めたことを切っ掛けに、自分がこれまで苦手としていた作品でも我慢して見続けると途中でそうした評価が180°ひっくり返ってしまうこともある、ということに気づき始め、丁度今から2年くらい前に集中的に、《メカ・ロボット系アニメ》の有名作を漁っていた時期に、本作にも改めて挑戦してみたところ、

第23話「ドロップ・アウト」の展開の意外さにのけぞってしまい、そしてその次の
第24話「グッバイ・ガール」まで来て、ようやく“本作の真価”を観た気持ちになりました。

・・・そして、本来の最終回である第27話「愛は流れる」を観終わった頃には、すっかり本作の出来の良さに胸を撃ち抜かれて、「確かにこれは“名作中の名作”だ」「放送当時のファンの感動ぶりが伝わってくるようで、これでは本作が急遽+9話の延長が決まってしまったのも当然の話だ」「本作をこんなにも長く誤解していたなんて、私としたことが何と浅はかだったのか・・・」などと考え込んでしまうほどでした。

実際のところ、私のアニメ視聴経験の中でも、視聴前後でここまで個人評価が180°ひっくり返ってしまった作品というのは珍しくて、例を挙げると・・・

(1) 『とらドラ!』 (2008年) ※恋愛・青春ジャンル ←第19話が転換点
(2) 『アイドルマスター』 (2011年) ※アイドル・ジャンル ←第23-24話が転換点
(3) 『魔法少女まどか☆マギカ』 (2011年) ※魔法少女ジャンル ←第10話が転換点
(4) 『ストライクウィッチーズ』 (2007-8年) ※戦闘美少女ジャンル ←第2期の第8話が転換点
(5) 『シュタインズ・ゲート』 (2011年) ※SFジャンル ←第23話が転換点
(6) 『氷菓』 (2012年) ※青春・ミステリージャンル ←第22話が転換点

・・・以上、いずれも各ジャンルを代表する名作ですが、制作時期はどれも西暦2000年代の終わり~2010年代の初めと新しく、そういう意味で、1982-83年制作と明らかに作画・演出にハンデを抱えるはずの本作の“破格さ”に個人的に改めて大きな感銘を受けました。

それから、本作が《メカ・ロボット》ジャンルだったこともショックで、私はそれまで同ジャンルの作品では、例外的に『コードギアス 反逆のルルーシュ』(2006年、2009年)だけは、序盤から非常に大きな“感銘”を受けて(be impressed)、個人評価も非常に高く付けている(※第1期 ★★ 4.9、第2期 ★★ 4.5)のですが、それは決して同作に“感動”されられ(be moved)たからではありません(※大きな感銘を受けたが感動は余りしていない、ということ)。

ところが、本作の場合は、第23話以降の展開を見ているうちに、どうにも押さえ難く自分の心が震えてしまう(be moved)のを否定できませんでした。
それは、きっと本作が、《メカ・ロボット》ジャンルに該当しながらも、本質的には、登場キャラたちの秀逸な《感情描写系》作品であった所為ではあるのですが、それにしても、同ジャンルの作品で、まさかこういうことがあるなんて・・・全く想定さえしていませんでした。

※以下、初見者の参考のために本作(全36話)をパート別に評価します。


◆パート別評価(1周目)

(1) 前半エピソード (計14話) (第1-14話)  ☆  3.6 ※第14話は前半の総集編
(2) 後半エピソード (計13話) (第15-27話) ★★ 4.8 
(3) 追加エピソード (計 9話) (第28-36話) ☆   3.8 ※人気沸騰により急遽追加された後日譚
-----------------------------------------------------
  総合 (全36話)                 ★   4.3 (→2周目★ 4.4→3週目★★ 4.5 に上昇)

※なお、劇場版「愛・おぼえていますか」    ☆   3.7

・・・このように本作は、
(1) 前半エピソードは並みの出来でしかありませんが、
(2) 後半エピソードの途中からそれまで散りばめられた伏線を回収し始めて猛烈に面白くなります。
すなわち、

<1> 第23話の展開に驚いて、本作を見始めて良かったと思い始める。
<2> 第24話で、ようやく本作が確りした《感情描写系》作品と判明、そして、
<3> 第27話(本来の最終話)まで来て、本作のことを、《放送当時の爆発的人気を実感できる、上げ底ではない本当の感動のある名作》である、と感じてしまう。

(3) そのあと追加エピソードまで見切って、
(4) さらに第1話~第27話までをもう一周すると、今度は、本作の一話一話が、その各話タイトルも含めて、シナリオが実に綿密に練られていて、その全ての回が、第27話「愛は流れる」に向けて収束していく様子を見て取れるようになり、本作への感嘆の気持ちが更に増します。

※なお、本作には作画が極端に悪い回がしばしばありますが、調べたら、そういう回は全て外国の制作会社に作画を発注した回のようです(第3・13・20・25・29・32・34話の計7回・・・7/36≒19.44%←このうち、第22・25話は脚本自体は優れているだけに非常に残念)
※そうした作画や演出の乱れをマイナスして本作の個人評点を ★★ 4.5 としました。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
作画乱れと声優(主人公の輝役)の棒読みっぷりはやはり気になる。
但し、可変戦闘機VF-1(通称“バルキリー”)は、今見てもなかなか格好良く、当時はこれだけでも斬新で評判になったんだろうな・・・と推測できる出来。
あとED実写は珍しい。
・第2話視聴終了時点
ヒロインのリン・ミンメイがやはり余り可愛くない(作画微妙なことに加えて、性格が実に俗っぽい。そのうえ声優が下手くそ)。
・第4話視聴終了時点
輝&ミンメイが二人っきりで艦内に閉じ込められる話で、本来なら視聴者の心をグッと作品に惹き付ける注目回のはずだが、肝心のミンメイの顔面アップ・シーンの作画崩れがとても残念。
・第8話視聴終了時点
のちの『マクロス7』の艦長&ミレーヌのパパ(マクシミリン・ジーナス)初登場回。
後からもう一度見ると、天才マックスと凡人一条輝の違いが早くも描き出されていて感慨深くなる良内容。
・第9話視聴終了時点
マクロス艦内放送が始まり、ミンメイがミス・マクロスに選出される回。
そして、ゼントラーディ側がこのマクロス艦内放送を傍受し、ブリタイ司令・エキセドル参謀のほか、コメディ担当の一般兵士3名がミスコン映像を見て困惑する様子が見られる注目回でもある。
・第12話視聴終了時点
ゼントラーディ軍(女部隊)エースパイロット・ミリア登場回←後の『マクロス7』のヒロイン(ミレーヌ)のママ。
・第13話視聴終了時点
マクロスが太平洋に無事着水して、最初の航海を終える。
この回のあと、それまでの総集編が入るので、一応ここで前半エピソードの終了と見なせると思う。
・第19話視聴終了時点
兄貴分と慕ってきた先輩パイロット(フォッカー少佐)に続いて、自分を慕っていた後輩(柿崎)をも戦闘で失っい傷心の輝のもとに、急にかかってきたミンメイの言葉が余りにも軽薄で、輝の心が初めて形となってミンメイから離れて行ってしまう様子が淡々と描かれる注目回(※初の ★★(優秀回))。
また、カイフンのTVインタビューを利用した独善的な反戦発言があり、多分ガンダム・ファン(というよりアムロ推しの人々)には嫌がられるシーンかも知れない。
・第21話視聴終了時点
この回と第12話は一条輝と早瀬未沙の二人が艦内に閉じ込められる展開で、第4話で輝とミンメイが閉じ込められる展開と対を成している。
なお、この回での輝とミンメイの心のすれ違い、そして輝と未沙の心の接近、それぞれの描出が見事なことにちょっと驚く。
「こんな生活、好きな人でもいなくちゃやってけないよ。」(輝の未沙への発言)
・第23話視聴終了時点
この回の展開に驚いて、本作を見始めて良かったと思い始める(2度目の★★回)。
・第24話視聴終了時点
ここまで見続けて、ようやく本作が確りした《感情描写系》作品という確信をもつ(前回に続き3度目の★★回)。
・第26話視聴終了時点
(4度目の★★回)。
・第27話視聴終了時点
とうとう本作初の★★★回(神回認定)。
この回のタイトルが初の日本語で「愛は流れる」←この回に向かってシナリオが収束していることがよく分かる出来。{/netabare}


◆制作情報(TVシリーズ)
{netabare}
原作・アニメーション制作 スタジオぬえ、アートランド(原作協力)
シリーズディレクター    石黒昇
シリーズ構成        松崎健一
脚本            石黒昇、富田祐弘、松崎健一、大野木寛、星山博之、河森正治
キャラクターデザイン   美樹本晴彦
メカニックデザイン     宮武一貴、河森正治
音楽            羽田健太郎{/netabare}


◆各話タイトル&評価(3周目時点)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= 超時空要塞マクロス (1982年10月-1983年6月) =========
{netabare}
第1話 ブービー・トラップ ★ 西暦1999年(異星人巨大戦艦墜落)、統合戦争・統合政府発足、2009年(巨大戦艦修復完了)、進宙式、自動防衛システム作動、交戦状態突入、一条輝(ひかる)VF-1搭乗・発進
第2話 カウント・ダウン ★ 市街戦、輝のリン・ミンメイ救助、巨大異星人との遭遇、マクロス出航
第3話 スペース・フォールド ☆ 空間転移、冥王星軌道へ、フォールドシステム消滅
第4話 リン・ミンメイ ★ 5万人の避難民、輝とミンメイの艦内漂流(12日間)、結婚式と救助
第5話 トランス・フォーメーション ☆ 中華料理店「娘々」開業、敵襲、マクロス変形・主砲発射、輝の入隊決意
第6話 ダイダロス・アタック ☆ 艦内生活2ヶ月経過、決戦前夜、土星軌道の戦(一条軍曹初陣)、早瀬中尉の機転
第7話 バイバイ・マルス ★ 早瀬未沙の想い人、火星基地の伏兵(カムジン隊)、輝の早瀬救出
第8話 ロンゲスト・バースデー ★ 輝受勲・少尉昇進、部下(柿崎&マックス)の指揮、ミンメイへのプレゼント
第9話 ミス・マクロス ☆ ミンメイのミスコン出場、輝の敵偵察機遭遇戦、ゼントラーディ軍のマクロス艦内放送傍受、ミス・マクロス選出
第10話 ブラインド・ゲーム ☆ ゼントラーディ軍の困惑、早瀬中尉護衛任務、敵艦船内戦闘 ※演出の古さは×
第11話 ファースト・コンタクト ★ 輝・早瀬・柿崎囚われる、敵将ボドルザーの尋問、プロトカルチャー、ミンメイ歌手デビュー ※挿入歌「私の彼はパイロット」
第12話 ビッグ・エスケープ ★ マイクロン化スパイ志願者、輝・早瀬の敵艦脱出(※第4話に対応する展開あり)、ミリア(敵女エース)のスパイ配送、帰艦
第13話 ブルー・ウインド ★ 敵情報告、マクロス地球帰還 ※ゼントラーディ・スパイの異文化遭遇回として◎
第14話 グローバル・レポート × ※グローバル艦長視点の総集編(ラスト数分だけ新規シーン){/netabare}

 - - - - - - - ストーリーの小さな切れ目(マクロス地球帰還) - - - - - - -
{netabare}
第15話 チャイナ・タウン ☆ 艦長・早瀬の統合軍本部尋問(早瀬の父)、横浜中華街のミンメイの家族・従兄弟、避難民の離艦禁止命令
第16話 カンフー・ダンディ ☆ リン・カイフン来艦、カムジン隊来襲、早瀬の混乱、輝機墜落・負傷
第17話 ファンタズム ☆ 昏睡中の輝の見た夢 ※以前の映像の使いまわしが多い半総集編×、挿入歌「0-G Love」
第18話 パイン・サラダ ★ 早瀬大尉の輝見舞い、ミンメイの輝見舞い、ミリア機侵入・撃退(マックス活躍)、フォッカー少佐死亡
第19話 バースト・ポイント ★★ ミリアのマイクロン志願、カムジン隊来襲、全方位バリア爆発・柿崎戦死、カイフンの反戦発言、ミンメイとの心の距離 ※挿入歌「シルバームーン・レッドムーン」
第20話 パラダイス・ロスト ★ マクロス地球圏外出撃命令、スパイ3人組のブリタイ艦隊帰還 ※挿入歌「マイ・ビューティフル・プレイス」
第21話 ミクロ・コスモス ★ 映画『小白竜(シャオ・パイ・ロン)』公開、輝・早瀬閉じ込められ回 ※挿入歌「小白竜」
第22話 ラブ・コンサート ★ ゼントラーディ兵士への文化の影響、バトルポッド隊マクロス侵入、市街戦 ※挿入歌「愛は流れる」、作画の酷さは×
第23話 ドロップ・アウト ★★ 敵前逃亡、文化の力、亡命受容れ、戦争終結の糸口 
第24話 グッバイ・ガール ★★ 早瀬大尉地球降下、ミリアとマックスの出遭い、グランド・キャノン ※この回でようやく本作が確りした《感情描写系》作品と確信
第25話 バージン・ロード ★ ミリアとマックスの進展・結婚式、ブリタイ軍への総攻撃命令・艦内叛乱、ブリタイの決断 ※作画の酷さは残念、挿入歌「ランナー」
第26話 メッセンジャー ★★ 停戦交渉(エキセドル来艦)、マクロス&ブリタイ艦隊共闘決定、ボドルザー旗艦艦隊来襲
第27話 愛は流れる ★★★ ミンメイとの決別、地球壊滅、ミンメイ・アタック(ボドルザー旗艦強襲)、未沙救出 ※挿入歌「愛は流れる」他{/netabare}

 - - - - - - - - - - ストーリーの大きな切れ目(2年間経過) - - - - - - - -
{netabare}
第28話 マイ・アルバム ☆ 2年後の地球(進む復興)、不平ゼントラーディ人の暴動発生
第29話 ロンリー・ソング ☆ ミンメイの精神不安定・輝&未沙との鉢合わせ、極秘指令(工場衛生奪取任務)
第30話 ビバ・マリア ★ ブリタイ艦乗艦、マックス&ミリアの赤ちゃん、ゼントラーディ軍工場衛星制圧
第31話 サタン・ドール ☆ カムジンのマイクロン装置強奪、プロトカルチャーの歴史
第32話 ブロークン・ハート ☆ ミンメイ&カイフン拘束、人質救出作戦
第33話 レイニー・ナイト ★ 早瀬と輝の行き違い、クローディアとフォッカーの過去話、仲直り
第34話 プライベート・タイム ★ 輝とミンメイの2年ぶりの逢引き、早瀬の待ちぼうけ、歌えないミンメイ
第35話 ロマネスク ★ ミンメイ失踪・輝宅滞在、カムジンのオノギシティ襲撃・反応炉強奪、聖夜 ※もはやメロドラマ・・・
第36話 やさしさサヨナラ ★ 宇宙移民計画、カムジンのマクロスシティ襲撃、マクロス発進、三角関係の決着{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)4、★(良回)18、☆(並回)12、×(疑問回)1 ※個人評価 ★★ 4.5

OP 「マクロス」
ED 「ランナー」


◆制作情報(劇場版)
{netabare}
監督           石黒昇、河森正治
脚本           富田祐弘
ストーリー構成、脚色 河森正治
音楽           羽田健太郎{/netabare}

======== 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか (1984年4月) ======

全1話 ☆ 3.7 {netabare}TVシリーズとは同一キャラ・同一時間軸のアナザー・ストーリー{/netabare}、作画は良いがシナリオいまいち ※約115分

主題歌 「愛・おぼえていますか」


◆補足説明 : 本作の感動の本質について
{netabare}
レビュータイトルにも少し書きましたが、やはり、

戦時下における“日常”の偉大さ・尊さ(※そして、その尊さが敵の心をも動かしてしまうさま)

・・・を描き尽くしたこと、がその本質と推測します。
(※なお、作中では、敵側の心を動かしたのは“文化”である、と明示的に語られていますが、ここでは、我々の“日常”とは“感情生活”のことであり、それは即ち我々の“文化(=精神文化)”の塊である、と強引に解釈します)

私の同様の視聴体験(※戦時下においても淡々と営まれていく“日常”=“感情生活”を描き出す作風)としては、本作より暫(しばら)く前に見た『宇宙戦艦ヤマト2199』の例がありますが、本作の場合は、その感動の度合いが桁違いでした。

因みに、本作の監督を務めた石黒昇氏は、本作以前に『宇宙戦艦ヤマト』(1974年制作の旧作)のアニメーションディレクターとして松本零士氏(監督)を補佐する助監督的な経験を積まれた方で、本作の大ヒットの後に今度は本サイトでも非常に評価が高い大長編アニメ『銀河英雄伝説』(本伝1988-89年、外伝1990-92年)のシリーズ監督を長く務められたそうです。

そして、本作の劇場版アナザー・ストーリー『愛・おぼえていますか』で、石黒昇氏と共同監督を務め、それ以降のマクロス・シリーズの制作に携わっていくことになる河森正治氏も、本作の爆発的人気の源泉であるこの「戦場における“日常”の偉大さ・尊さ」の描き込みを、以降のマクロス・シリーズでも確り踏襲して、現在に至るまで同シリーズのヒット作を産み出し続けているのではないかと推測します。

より批判的に、あるいは現実的に考えれば、敵側にそうした「日常の偉大さ・尊さ」を感じ取り・汲み取るだけの“心”がなければ、こういう甘っちょろい話は成り立たない・・・ともいえるのですが、そこは最早、視聴者の側の“願望”として、「敵もまた、こうしたことの大切さが分かる存在であって欲しい」という“祈り”を織り込んだ作品、としか評価しようがないと思います。

現実は現実として、確り見据えながらも(※作中のマクロス・クルーも{netabare}「敵が本気をだせばマクロスや地球はたちまち滅亡する」{/netabare}とハッキリと覚悟しています)、本作に描かれたような“希望”を、やはり心のどこかに持ち合わせたい、という“祈り”にも似た気持ちを、私たちは否定できないし、また否定すべきでもない・・・ということなのかも知れませんね。

因みに、私の場合、本作の完走以前に、続編となる『マクロス7』(1994年)さらに『マクロスF』(2008年)を視聴してしまい、それぞれ ☆ 3.7 (マクロス7)、☆ 3.6 (マクロスF)という余り捗々(はかばか)しくない評価をしていましたが、本作の完走後に再視聴してみると、それぞれ ★ 4.2 (マクロス7)、★ 4.3 (マクロスF)と、評価が跳ね上がってしまいました。

そういう意味でも、やはりマクロス・シリーズ全体の感動の要(かなめ)は、その第1作である本作の視聴経験にこそあり、以降のシリーズで得られる感動は、その第1作での感動とオーバーラップしてこそ生じるものではないか?とすら感じたほどなので、以前の私のように、本作の序盤の展開の緩慢さ等についていけなくて断念された方にはとくに、なんとか第23話まで頑張って見続けて欲しいと思いました。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

自分にとって一番衝撃的だったアニメ

レビューになっていないような気がしてきました。独り言だと思ってください(笑)


古くて、作画がひどくて、本格的なロボットアニメ・・・。
見る前のイメージだと大体こんな感じだったので、ちょっと躊躇してました。

でも一目見るとみるみるハマってしまい、古くて作画がダメでも面白いものは面白いんだ、ロボットアニメって面白いなと思えるようになりました。

ロボットの魅力とか歌の魅力とかそこらへんはもう語り尽くされていると思うので………
あれ!?あんまりレビューだと触れられてない…。

なんか勿体ないのでロボットとか歌についても書きます。


先ずバルキリーの三段変形。

戦闘機の形態はファイターと呼ばれ、空中戦闘もキチンと描かれているのがロボットアニメとは違った楽しさがあります。
回転しながら攻撃を仕掛けるなど決して地味に見えないように工夫されていました。
あり得ないような軌道のミサイルが画面狭しと飛び回る迫力は劇場版には劣るものの回によっては見応えあり。


ベタな戦闘機形態のファイターと比べてユニークなのがちょうど戦闘機と人型ロボットの中間形態のガウォークです。

戦闘機から手足が生えたような見た目がとても面白い。ガウォーク状態で地上を滑走して闘うシーンは印象的です。


完全に変形した人型ロボット状態のバトロイド、やっぱりこれが一番カッコいいです。

過剰に装飾や装備がないシンプルな造形美、バイファムのロボットなんかも同じく好きです。


戦闘の最中、状況に合わせてこの三形態を使い分けつつ変形するパターンの豊富さがバルキリーの魅力だと思います。


メカとして戦艦マクロスさえも変形するのが凄いところです。

巨大な戦艦が形を変えて人の形を模する姿はインパクト絶大で、そこから繰り出される‘ダイダロス・アタック’なる力業はそれ以上に圧巻でした。

与えるダメージは大きい代わりにリスクも大きく、反撃を喰らうシーンもあったりして。よく考えられたギミックだと思いました。


歌についてもマクロスはよく考えられています。

ヒロインのミンメイは昭和アイドルの松田聖子や中森明菜がモデルになっているとか?実写のアイドルを二次元化するに当たり、歌の雰囲気もそれに近くなってますね。

今見るとぶりっ子にも見える歌い方が新鮮でした。でも飯島真理さんが歌うとあざとさより爽やかさが上を行く感じです。

屈指の名曲『愛は流れる』を始め、『シルバームーン・レッドムーン』『やさしさSAYONARA 』もしんみりとした良いムードです。

個人的に『0-G LOVE』『小白竜』『私の彼はパイロット』も好きで、ずっと聴いています。

ラブソングとしては0-G LOVEが一番良いと思います。
恋に浮かれて体も宙に浮かび上がってしまいそう。そんな明るい恋心を歌った素敵な曲です。


OPの『マクロス』は羽田さんの音楽性が特に発揮されていると思います。
80年代のアニソンでもこの曲はちょっと独特な、硬派な雰囲気でマクロスのリアルロボット路線を強調しているようです。

ED『ランナー』も聴いていて悲しげなイメージがあります。本編のミンメイソングと巧くバランスが取れているかもしれません。


明と暗、両方の雰囲気を併せ持つ歌はマクロスの持つシリアスでコミカルなイメージに繋がっています。




次にどうして自分がマクロスに魅力を感じられたのか、理由をいくつか考えてみようと思います。

かいつまんで言えばマクロスが描いているのは異星人との邂逅と対立、そして相互理解までの闘いの記録。とでも言えばいいのでしょうか。とにかく一つの大きな戦争が軸となっています。

戦争をフィクションで取り上げる場合、その憎しみ合いの醜さや殺し合いの悲惨さが際立つことが多いと思われます。

でもマクロスでは、人々が平和の中で生きる姿・平和のために生きる姿が活き活きと表現されています。

歌です、愛です、文化です。これらはマクロスにおいて重要なキーワードとなります。

悲惨な場面も数あれど、それ以上に救われる場面(例えば恋愛とか)が印象的でした。

例{netabare}
4話「リン・ミンメイ」映画でも使われたミンメイとの出会いのシーン。艦内に閉じ込められた二人は恋人のように戯れ合う。

8話「ロンゲスト・バースデー」ミンメイの誕生日。突然の敵の奇襲でミンメイへのプレゼントを用意できなかった輝は、自分の勲章を渡す。

11話「ファースト・コンタクト」敵艦に居る中で輝と未沙のファースト・キス。ミンメイはアイドルデビューしてライブを披露。

13話「ブルー・ウィンド」マクロス艦内に侵入した三人のゼントラーディ。スパイ目的のはずが、地球の文化の虜になってしまう。
{/netabare}


戦争を解決する、その結末においても希望を感じさせてくれる解釈。
{netabare}
SF的な、いわばガンダム的な問いかけ『争いはどうすれば無くなるのか?』に対してのメッセージは、全ての生物は元は一つであったこと。そして歌は不滅の架け橋であること。それらを説いて戦争の無意味さを知らしめました。
{/netabare}
あらゆる戦記もので、マクロスの明快な結論以上に素晴らしいものはないです。

まず、その強いポジティブなメッセージ性が魅力の一つです。



キャラクターも、堅苦しいのは一部の人間だけで皆そこら辺にいそうな普通の人間だったのも魅かれた部分でしょう。
特殊能力があるとか、隠れた素質があるとかアニメらしいキャラクターよりも親近感を抱くことができます。

むしろそういった典型である、異常に堅苦しい男カイフンと隠れた才能で一躍スーパースターとなった女ミンメイを差別化する計らいもあったのかもしれません。

主人公の輝は確かに美女二人にモテるのは主人公補正かもしれないけど、それ以外では平凡な男です。
ヒロインの内の一人、未沙も美女である以外は至って平凡。アニメキャラにしては地味すぎるくらいです。

軍人であっても休みの日はショッピングやデートに出掛けるというのは、中々他の作品では見られない光景だと思います。

未沙やミンメイ、輝の心情を深く描いてあるので三人の関係は見応えがあります。恋愛としても、人間ドラマとしても。

その他のキャラも良いお話があるんです。

有名なのはフォッカー大尉とガールフレンドのクローディアの繊細な会話劇が光る18話「パイン・サラダ」。
少ない会話で二人の思い出や関係の深さを思わせる凄さ。
マクロスF17話「グッバイ・シスター」のやり取りの元ネタでもあります。。

マックスとミリアの出会いを描いた24話「グッバイ・ガール」。
シリアスな構図を軽快な、コミカルな雰囲気に変えてしまうキャラとシナリオの作りが見事です。

評判の悪い二部(実質的最終話の27話以降)も、派手さはない代わりに心に響いてくる名エピソードがたくさんありました。特に松崎健一、富田祐弘、星山博之ら三名の脚本には目を見張りました。

28話「マイ・アルバム」 - 星山博之
29話「ロンリー・ソング」 - 富田祐弘
33話「レイニー・ナイト」 - 星山博之
35話「ロマネスク」 - 富田祐弘


どれも素晴らしい、情緒あるシナリオです。




後はスタッフ自身の若々しい感性がこれでもかと発揮されていることです。

当時の若手が集まって新しいモノを作ろう!という気概が強く反映されているため、今見ても新鮮味があるという単純な見解もあります。

80年代の作品は特にそういう傾向が強いと思うんですが、とにかく流行りの要素や見せたい要素を惜しみなく詰め込んであります。

流行りだったアイドルをミンメイに重ねあわせ、只のロボットでは飽き足らず自在に三段変形するフォームを採用し、独自のSFストーリーを展開させる。


生まれた頃からアニメや漫画に溢れていた世代、つまりアニメは表現技法の一つではなくアニメはアニメとして存在していて、アニメを作りたいから業界に入ってきた世代。

伝えたいテーマの表現の手段としてのアニメから、アニメを描く上で最大限映えるためのテーマ作りへの変遷・・・みたいな。

ある意味‘新しい’時代のアニメ。

だから今の世代の人間でも特に違和感なく見られるんじゃないでしょうか。


この頃からアニメスタッフとアニメファンの距離が縮まっているというか、アニメを愛する同志みたいな雰囲気を感じます。

作り手という離れた立場から、一緒にアニメを楽しもうとする視聴者目線の立場まで降りてきた感じ。

正に作り手も受け手もアニメオタクで、そういうオタクシンパシー?に魅かれたということもあるかもしれません。



マクロスはあにこれの評価方式で見れば難もあり点数が低くなってしまいますが、間違いなく80年代を代表する傑作アニメです。

最近マクロスと言えばマクロスFの話ばかりですが、戦記ものであり・愉快痛快なロボットアニメであり・情緒豊かな人間模様があり、そういった要素の配分は初代マクロスが一番かと思います。


蛇足
{netabare}
実はマクロスシリーズの中ではマクロス7が一番好きで、初代はその次です。あとミンメイより未沙派です。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

けみかけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

全マクロス大投票から読み解くマクロスシリーズのファン層の沿革

NHKが2019年3月~4月にかけて行った【全マクロス大投票】
https://www.nhk.or.jp/anime/macross/
という企画の集計結果からの考察です
作品のレビューとは違うことをまずご了承下さい
上記公式サイトの「作品ランキング」の投票結果とTOP10作品で閲覧出来るその内訳を合わせてお読みいただければと思います
↓同じ考察を『ガンダム』でも書きましたのでこちらもお読みいただけると嬉しいです↓
https://www.anikore.jp/review/1889472/




【マクロスファンのコア】


初代『超時空要塞マクロス』(1982~83年)や『愛・おぼえていますか』(1984年)を支持する最も古いファンは主に当時の12~14歳以下の少年少女
おおよそ1970年代生まれだったと投票結果から推察できます
ちょうどこの世代はガンダムの記事でも触れた“最もコアなガンダムファン”に育った世代と合致し、この初代『マクロス』も含めた「アニメブーム」を体感した世代であり、毎期アニメをチェックすることが「普通」である世代と言えます
要約するとガンダムおじさんもマクロスおじさんもガンダムマクロス両刀おじさんもみんな同世代ってことです
ガンダムおじさんと同じ様に、この最もコアなファン達は後に発表される『Flash Back 2012』(1987年)や『マクロスⅡ』(1992年)や『マクロスプラス』(1994~95年)も順当に追いかけ、支持者として育っていってることが判ります


唯一ファーストガンダムと違ったのは、初代の時点でファンの年齢層がほんの少しだけ高めだということです
これはマクロスシリーズが単なるSFロボットアニメではなく、その根幹にメロドラマが含まれており、思春期を迎えた少年少女達の方がより刺さり易い内容であることの裏付けになっていると判ります


一方当時それ以上の年齢、1960年代生まれで初代を支持する人も多いです
ですが『愛おぼ』→『2012』と徐々にシリーズから離れていっていき『Ⅱ』では初代の1/4以下の支持率に止まることが判ります
この結果もガンダムの時と全く同じですね
ちなみになぜか『Ⅱ』や『プラス』や『7』を飛び越えて『マクロスゼロ』を支持する人はやや多いようで、これついては後述します




【『マクロスプラス』VS『マクロス7』】


ガンダムではデータ不足で検証出来ませんでしたが、面白いのが同時期(1994~95年)に展開されたOVA『マクロスプラス』とTVアニメ『マクロス7』の関係です
投票結果から『プラス』最大支持派である初代世代は、『7』に関してはやや支持が分かれる傾向なのが見て取れます
やってる内容は似たようなことでも、作品の醸し出す雰囲気やクオリティがだいぶ違いますし、音楽の方向性も同じシリーズとは思えないぐらい別物ですから、好き嫌いが割と分かれる2作品、ということなのでしょう


一方『7』の最大の支持者は放送当時の5~15歳
おおよそ1980年代生まれの方達です
日曜の午前中にTVで観れた『7』はともかく、OVAに手を出すのにはやや敷居が高い年齢
ところが『7』の最終回直後に「マクロスフェスティバル'95」と題した劇場版が公開されます
ここで『7』の新作短篇である『銀河がオレを呼んでいる!』と同時上映という形で『プラス』の総集編である『プラスMOVIE EDITION』が公開されました
この時『7』に釣られて観に行った『プラスMOVIE』がよほど印象に残ったのでしょう
『プラス』支持者は初代世代でしたが、『プラスMOVIE』支持者は一転して『7』世代なんです
同じ時期に展開された作品でも媒体によって支持する世代が分かれる、というのは実に面白い結果ですね
特に『プラス』と『プラスMOVIE』は内容自体はほとんど同じですから結果を判断するのには最適です


この『7』世代は『Ⅱ』以降の作品に関してはある程度支持する傾向にある様です
ただし意外なことに『プラス』と『7』の掛け合わせを意識した、という『Δ』の支持率はやや低めです
まあ『プラス』と『7』を…ということを念頭に置いて観てしまうと『Δ』はだいぶ失敗作だと個人的には感じます
作品単体として観れば面白いんですけどね;
それとなぜ『Ⅱ』支持率が高いのかは世代的には合致しませんし最近までテレビ放送もされなかったので正直理由はよくわかりません…;
よっぽど初代の方が再放送されていたと記憶してます
オイラもそうですがレンタルビデオ全盛期でOVAも比較的安易にチェック出来たからかしら?




【今のマクロスを支えているのは1990年代生まれ】


『ダイナイマイト7』(1997〜98年)『ゼロ』(2002〜04年)『F』(2008年)『イツワリノウタヒメ』(2009年)『サヨナラノツバサ』(2011年)『FB7』(2012年)『Δ』(2016年)『激情のワルキューレ』(2018年)
これら昨今の作品全てにおける最大の支持者が1990年代生まれです
『F』の放送当時9~18歳、『Δ』の放送当時17~26歳と年齢を重ねながらシリーズを追いかけていってます


面白いのがシリーズ屈指のハードな作品である『ゼロ』を3~12歳という幼い時に経験していることです
もちろん発売当時にチェックしたのかは定かではありませんが実はこの世代、やや年齢高めで初代をリアルタイムに観ていた1960年代生まれの方達のジュニアにちょうどあたるんです


先述の通りこの60年代生まれの親世代は90年代のシリーズにはほぼ総スカンだったのに『ゼロ』だけ支持が上向き
つまりどうもこの60年代生まれ親が90年代生まれの自分の子供と一緒に『ゼロ』を観ていた、ということなのだと推察が出来るのです
シリーズ最高の空戦作品である『ゼロ』を真っ先に観てしまった子供たちはまさにマクロスシリーズのエリートとして育ったと言っていいでしょう
彼等は動画配信サービス等を駆使して自分が生まれる以前の作品も熱心にチェックし、一定の評価をしていることが作品別の支持率から判ります
『F』が過去作へのオマージュが満載で、過去作を振り返るキッカケになっていたのも一役買っていそうです
『ダイナマイト7』なんて『7』世代よりも支持してます
まさに今日のシリーズの最もなファンとして作品を強く支えている、とは彼等90年代生まれというわけなんですね


ちなみに次代を担う2000年代生まれですが、少し残念ながら『Δ』に圧倒的に支持が偏っています
彼等の親に当たる70年代生まれの初代世代はあまり自分の子供にマクロスを教え込んでは来なかった?のと、『Δ』に対してやや厳しい目を向けていると思われ『Δ』をキッカケに親子でマクロスを語る機会を設けなかった?様です


もしかしたら“歌姫”を見慣れてきた世代にとっては“グループアイドル”が奇妙に映っているのかもしれません
逆もまた然り


ちなみに紆余曲折あって公開された『激情のワルキューレ』に関してはどの世代にも広く愛されている様で、「やはりマクロスは映画館で」という意識が再燃しているのかもしれません




【女性に愛されるロボットアニメとはマクロスのことだ!】


ガンダムの時の総投票数が174万票以上だったのに対し、マクロスは25万票に止まっており、歴史の長さから考えるとほぼ同等にも関わらず、やはり人気の格差を感じる結果となりました


しかしながらマクロスの本当に凄いところは投票したファンの男女比です
ガンダムファン全体の男女比は8:2だったのに対し、マクロスファンの男女比は7:3で女性ファンが意外に多いことがわかります
特に『F』『イツワリ』『サヨツバ』『Δ』の4作品は男女比ほぼ同率
『F』と『Δ』に至っては僅かながらに女性票の方が男性票を上回っています
男性ファンが圧倒的に多い事が予想されるSFロボットアニメ、尚且つ女性アイドルがテーマでこの数字は驚きです
特に『F』以降の作品にその傾向が強いのは『ラブライブ』に女性ファンが多い現象に近いのやもしれません
(https://lab.appa.pe/2015-11/lovelive-imas-comparison.html)


あと個人的に感じるのは『F』以降はニコニコ動画を筆頭に動画投稿サイトが一躍隆盛を極め、マクロスを彩る様々な“歌”の歌ってみた動画が投稿された時期でもありました
その様な歌ってみた動画を入り口にして、普段はロボットアニメをあまり身近に感じない人でも親しみを持てたのではないか?と考えられます
2021年現在の今でも、カラオケランキングの上位にはシリーズで唯一『F』の「ライオン」が食い込んでいますからね




如何でしたでしょうか?
ガンダムの時よりも詳細なデータが手に入った分、データ整理がだいぶメンドくさかったですが深く考察を掘り下げることが出来たと思います
余談になりますがキャラ人気投票部門でオイラが投票したクラン・クランが柿崎に負けたのがなかなか悔しかったのが思い出ですw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

80.8 20 アイドルアニメランキング20位
のうりん(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (2031)
11306人が棚に入れました
県立田茂農林高校―通称『のうりん』。ぼくの名前は畑耕作。ここ『のうりん』に通う、ちょっぴりアイドルオタクな高校生だ。そんなぼくの通う学校に転校してきたのは、憧れの超人気アイドル草壁ゆかたん…!?方言幼馴染、メガネ美少年、ラブリー小動物、巨乳少女!妄想系女教師!パンツ!足フェチ!そして、謎の転校生…ここには青春の全てがあるッ!!

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、田村ゆかり、花澤香菜、羽多野渉、井上麻里奈、斎藤千和、加藤英美里
ネタバレ

watawata さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

三べん目の正直やて‼︎ (注意、非常に長文になってしまいました、お時間のある方のみ、お読み下さい。)

まあぁ、視聴していて何かしっくり来るなぁ、と思っていたら我が岐阜県のご当地アニメだったんですねコレ。良く見ると見覚えのある風景・・・実は舞台になった「岐阜県立田茂農林高等学校」(作中)・モデルになった「岐阜県立加茂農林高等学校」に中学生の頃、高校見学の一環で興味本位で行きました。遥か昔の記憶ですので曖昧ですが、カントリーな風景にカントリーな香り、加えてカントリーな方言で拙くも一生懸命、高校の説明を在校生から説明を受けた記憶が残っています。(内容は一切覚えていません)ちなみに当時から主人公達の暮らす校内に併設されている寮「青田寮」(作中)モデルは「明誠寮」は存在していたりします。

さてと、どうでも良い前置きは置いておきまして、作品について。

この作品1本?いや5〜6本ネジがぶっ飛んでます‼︎

視聴する側も楽しむ為には、準備段階で頭を空にする必要があります。余計な前知識無しでハードルを低くして下さいとの意味合いですので誤解の無い様お願いしますね。
そして、深く考えたら負けです‼︎
繰り広げられるギャグとパロディーと下ネタの応酬の嵐に身を任せる事をお勧めします。

一応あらすじです。・・・突如、超人気アイドル「草壁ゆか」が電撃引退!
アイドルオタクの主人公「畑耕作」(この名前もアレですよねジャパニーズビジネスマンのパクリですよね^^;)は部屋中に「草壁ゆか」のポスターやグッズに埋もれるほどの熱の入れる大ファン、当然ショックで落ち込み部屋に引き籠ってしまう。幼馴染の「中沢農」、親友の「過真鳥継」になだめられ渋々教室に、そんな時転校生が・・・ハイお約束です、引退した筈のアイドル「草壁ゆか」が「木下林檎」と名乗り転校・・・。そんな4人のキャラクター中心で繰り広げられる、ギャグ&パロディー&ラブ&下ネタ&下ネタ&下ネタ&下ネタ&下ネタのコメディーです。
あ、時々真剣に農業及び農業の問題について語られています。

ギャグはベタですが、畳み込む用にハイスピードで展開され、非常に間が心地良いです。パロディーに関しては、アニメの枠内に収まらず、漫画、映画、小説と多岐に渡り、あざとく放り込んで来ます。が一部例外を除き自然な形で作中に溶け込む様、演出されていますので、元ネタが分からなくても基本大丈夫です。まあ知っているとより楽しめますがね。
っと、一部例外です・・・・・3大料理アニメ【美味しんぼ】【ミスター味っ子】【クッキングパパ】を恐れずに放り込んた問題回‼︎ 『第10限 究極と至高の野菜対決!』(タイトルからしてアレなのですがw){netabare} 固定種及び有機無農薬野菜(世間一般的に安全性が高い認識されているが生産効率が悪い作物)に拘る過真鳥継・・・そんな彼には農薬が原因で母親を失う悲しい過去があった、対し父・校條 創は一代雑種(F1種)(色や形が良く生産効率に優れている、ブランド力もあるが農薬も使用する作物)を作り続ける。勿論二人の間には大きなわだかまりが生じ犬猿の仲に・・・・成り行き上、野菜の販売勝負になる。
・・・・(アレ?何処かで見た設定ですよねコレw)・・・
結果は純粋に味での勝負で、父・校條 創に軍配が上がる。
一学生が学校の授業の一環で作られた作物が、日々、会社の総力をあげて開発された作物に敵う訳が無い。
「有機無農薬が最高だと?お前は農業の歴史を否定する気か!」校條 創の一言、うなだれる過真鳥継。と、ここでお話終了。当然、美味しんぼで同じ題材を扱っていたら逆の結果になったでしょう。{/netabare}巨匠、雁屋哲先生と花咲アキラ先生に唾を吐きかけ喧嘩を売る締め括り、でもこの姿勢は嫌いじゃあ無いです。むしろ世間一般的に有機無農薬野菜がもてはやされ重宝される昨今、価値観の一方的な押し付けにうんざりしていた次第で、逆に爽快で良くぞ言ってくれた、実際の農業の現状からのアンチテーゼを唱えてくれて有難うございます、の気持ちで一杯です。(親戚が兼業農家をしていますので、そこそこ内情は理解しております。)でも、もしかして美濃加茂市の農業に影響が出ない様に配慮されていたのかもしれませんね。ついでに補足援護すると、日本の農薬使用量は現在世界第2位と数字の上からは良く無い順位です。農薬を大量に摂取すれば人体に影響も出ます、が、皆さん、ADI=一日許容摂取量と言う指標をご存知でしょうか?これは食品に用いられたある特定の物質について、生涯にわたり毎日摂取し続けても影響が出ないと考えられる一日あたりの量であり、当然食卓に並ぶ日本の作物はクリアしているのです。もっと言うのであれば、日本の食品自給率は40%を少し切る位です。(カロリーベースでの計算では70%との意見もありますが、話が長くなりますのでここでは置いておきます。)
決して高くはありません、付随する弊害はもうお分かりですよね。地産地消と言う言葉が最近認識されたのも、この問題から起因しています。


すいません、随分横道に反れてしまいましたので軌道修正します^^;


キャラクターについて。
ここ1〜2年の中で個人的にぐぅあしっと、心を鷲掴みされたキャラがお二人^ ^
1人は言わずと知れた、担任のアラフォー変態独身女教師・戸次菜摘ことベッキー、
作品の汚れ役を一手に引受けるツワモノ。ギリギリアウトな下ネタ及び奇行の匙加減には大笑いwギリギリセーフでは面白く無いんです、コレ放映しても大丈夫?とハラハラさせる位が丁度良いのです。詳細は多くの方が語られてますので、割愛させて頂きますね。と言うか本当に詳細を書くと18禁レビューになってしまいますのでw
でも一つだけ・・・ドスのきいた声で『どっこらセックス‼︎』ハイ、この一発ギャグだけで自分はもう満足ですw
声優の斎藤千和さんGOODJOB‼︎ あなたの仕事を選ばないプロ根性に脱帽です。

もう1人は主人公の幼地味、中沢農。キャラクターに萌える事は滅多に無いのですが、いやぁこの娘は別格です。バリバリの美濃弁?同県民として聞いてみると少し尾張弁が混じっている様に思いますが、^^;まあ、聞き慣れた方言、言葉はしっくり、ほっこり馴染みます。次にルックス、ボン、ボン、ボン(バスト、ウエスト、ヒップ)とビア樽の如くふくよかな体形、いわゆる安産型なのですが自然本来の女性らしい姿が個人的に好みです。ショートヘアも働く女性をイメージして好印象♪
今まで声優さんにはあまり興味が無かったのですが、一気に花澤香菜さんのファンになりました。我が愛しの初春に万が一の事がありましたら、次のサムネは農ちゃんに決定です。^ ^

最後に岐阜県、地域振興活性化の切り札として、この作品を使うのか?‼︎
まあ、無理でしょうね、内容が内容ですから・・・献血キャンペーン程度にしておくのが丁度良いかも。個人的には、お気に入りの棚に入れる位、一押しの作品ですが、大々的に県をあげてプッシュしたら品格を問われます。
ですので、頼みますからやめて下さい。
いや、やめてくれ‼︎
美濃加茂市に留まらず変なレッテルを貼られ近隣の市町村にまで悪影響が出てしまうじゃないですか。
ん?美濃加茂市の市長がアニメ応援コメント動画を発信?若い市長(日本一若い市長だそうです)なので柔軟性があるでしょうが、真剣に今後のプランニングを見据えてます?その場のノリで行動していませんか?
えっ?長良川鉄道で聖地巡礼イベント?
・・・・・時すでに遅し・・・。
鯖江市の二の舞いには、ならないと思いますが程々にして下さいね。本当に程々にね。

でわでわ

ん?・・・・・すいません表題について書くのを忘れていました^^;
今岐阜県では献血キャンペーンで、のうりんとコラボレーションしています。

期間:平成26年4月9日(水)~平成26年6月30日(月)

場所:あかなべ献血ルーム ・ 新岐阜献血ルーム ・ 多治見駅前献血ルーム

希望者には、ポスターとしおり(3種、草壁ゆか、中沢農、良田 胡蝶、の中から一つ)
貰えます。なくなり次第終了となります。

当然行きましたよ献血に、3度も・・・^^;普通400ml献血をすると3ヶ月、間隔を開けないといけないのですが・・・。

以下状況説明です。

一日目 4月12日(土)その日は仕事は午前中で終了、職場に風邪のひいた方々が大量に来られ、仕事も忙しくwatawataはかなり疲れていた。しかしポスターとしおりの為、軽い食事を取った後に献血ルームへ確認の電話をする。

watawata「あのぉ今日献血に伺う予定なのですが、まだ、のうりんキャンペーンのポスターはまだあるでしょうか?」 勿論、慈善の為の献血では無く、のうりんグッズ目的なので無駄足ならない様に聞く自分。しっかりアニオタである事をアピールする事も今後の献血キャンペーンの為には必要だと自分に言い聞かせる。
受付「はい、まだ在庫はありますので時間内に来て下さいね。」
と優しく応対。
献血ルームへ向かい、いざ初めての献血に挑む。今までは体重の兼ね合いで献血をしたくても出来なかったりする。ここ数年で体重も増えギリギリ許容量になっていたりする。で知らなかったのだが、事前採血なるものがあり、コンデションが良く無いと献血して貰えないのだそうだ。結果・・・・・
看護師「watawataさん、あなた今風邪引いてます?体えらくありませんか?白血球値が異常に高いんですよね。残念ながら今日の献血は見送らせて下さいね。」
watawata「えっ、大丈夫ですよ、少し疲れてますが抜けるなら抜いて下さい。」
食い下がる自分。
看護師「無理です、次チャレンジして下さいね」
諦める自分。しぶしぶ受付に行き一応聞いてみる。
watawata「あのぉポスターは・・・・」
受付「すいません、400ml献血されたのみに差し上げてますのでご遠慮下さい」と冷たい反応・・・無理も無いかな多分同じ目的で来られる方々も多数おられるからね。で協力者には、もれなくしおりのみ貰えるので迷わず中沢農のしおりをGET。
何て事無い、しっかり風邪を引いていたのだ。

二日目 4月21日(月)風邪が治って無い事は分かっていたのだが、仕事の休憩時間に献血ルームへ移動。当然の如く事前に電話にてグッズの在庫を確認し、そして事前採血、案の定まだ白血球値が高く、門前払い。そして草壁ゆかのしおりをGET。
ふっ、ここまでは計画のうちである、何故、草壁ゆかのしおりを選んだのか?理由があり、献血ルームに入る際しっかりとカウンター下に置いてある各キャラクターのしおりの残数をチェックしているのである。ここまで来たらコンプリートしたいと思うのが、オタの心理‼︎ 転んでもただでは起きないのである。つまり二日目は意図的に献血出来ないのを分かっていて敢えて献血ルームに行ったのである。
でも、ポスターの残数もチェックしていた所、残数も残り少ないと予測。
次がラストチャンス‼︎その日から体調を整うべく、ビタミン剤と睡眠時間を8時間キッチリ確保。風邪薬を服用すると献血不適合になってしまう為である。自己免疫力で治すしか術が無い、時間も無い。焦る自分。

三日目 4月17日(木)この日も半日勤務、体調は万全、例の如く事前確認してから軽い食事、そしていざ献血ルームに向かう。そして、事前採血。
看護師「watawataさんおめでとうございます。やっと献血出来ますね。」
おめでとうございます?やっと?アレこれは多分名前と顔を覚えられているな。でもいいや、安堵する自分、間に合った〜。そして献血前の説明を受ける。
看護師「気分が悪くなったら直ぐに言って下さいね。献血を中止しますので。」
watawata「はい。」
一応はいと答えたものの心中は穏やかではない、冗談じゃない、やっとの思いでここまでこぎ着け、途中で中止されたら今までの努力は水の泡になってしまう。気力だ‼︎嘘でも乗り切れ‼︎
で献血開始。一瞬意識が遠のく、見逃さない看護師。
看護師「大丈夫ですか?watawataさん止めましょうか?」
watawata「大丈夫です‼︎そのまま続けてください‼︎」
目に力を入れて笑顔でアピールする。
看護師「分かりました。でも顔色が悪くなったら中止しますからね。」
そして、献血終了。少しふらつきながらも受付でポスターと良田 胡蝶のしおりをGET。コンプリート達成である。
受付「今後の献血活動をよりよくするためのアンケートをお答えください」
アンケートの内容は簡単な個人情報から、この作品が献血のきっかけになったのかとの質問及び、今後希望する作品を問うものだった。
迷わずハイに◯をつけ、今後希望する作品には、まだ制作決定もされていない「のうりん2期」と記入。そして長い長い献血との戦いが終了したのである。
まさに三度目の正直‼︎

本当にでわでわっ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最終話まで鑑賞後。総評らしきもの、してなかったので追加。

原作小説は未読。
コミックスは5巻まで。

採点について
{netabare}
●物語●
個人的にはとても楽しめているので、もっと高くしても良いとも思えます。が・・・どうしても若干ノリが過ぎているような気がしないでも無いのです。のでその辺差し引いて3.5。

●声優●
主要キャラのキャストは素晴らしいの一言。浅沼さん、羽多野さん、田村さん、花澤さん、千和さん、井上さん・・・凄い面々ですよね~。

●キャラ●
総じてノリの良いメンバーだと思います。
唯一、継の父だけ納得いかないです。

●作画●
綺麗で見易い画だと思います。1話冒頭のライブシーンとか見直してみると、現実では無さそうな演出だと思いますが、圧倒的でした。

●音楽●
田村さんソロ、田村さん&花澤さん、花澤さんソロとOP・ED・劇中歌と聴きましたが・・・インパクト大ですね。おそらくアニメーションもあってこその評価だとは思います。農&林檎のEDみてると『まほろまてっく』を思い出しますw
{/netabare}

●総評らしきもの●
{netabare}
ギャグパートとシリアス(主に農業関連)パートとのバランスが絶妙だったように思います。個人的にはギャグメインで観てたところはあるので、後半失速気味だったように感じましたが、トータルでは配分できてるのかな?とも思えます。

主人公である耕作がボケ倒すのかと思いきや、話が進むつれてボケ担当が増える一方でw 基本ひとりでのツッコミ役、ご苦労さまでしたw 主に・・・ベッキー先生への対応。

レビュー内でも書かせてもらったことですが、「農業」に対して、知らないことが多かったことに気付かせてもらった作品だとも思います。どんな職業でも大抵の紹介には、マイナス面とか現実的な苦労とか、記述されていませんからね・・・。

キャラで推すならやはり、農でしょうか。
あとは「工(たくみ)」。良い東山ボイスでしたw

OP・ED共に総じてレベル高かったと思います。映像込みでの評価だとは思うので、純粋さには欠けますがw 「コードレス☆照れ☆PHONE」「も・ぎ・た・て フルーツガールズ」が特にツボ。農ソロも良かったです(この為にDVD買いますw)。
{/netabare}

7話から12話まで(一応話数別で)-----
{netabare}

ここは農業メインの回だったように思います。
林檎の育てる大豆が病気でダメになってしまい、追い討ちをかけるようにトマトも天候によるダメージを受け。そんなこんなで落ち込む彼女を励まそうとする耕作。12話まで見た上で考えると、あのセリフは彼自身の経験が含まれた、結構重い物だったんだな~と。

そんな中でついに、『文通』のことがバレてしまうわけですが・・・まぁ他人を騙るのは良いことではありませんが、耕作をよく知る農なりのフォローだったわけで。きちんと林檎に謝れてましたし、林檎の中でも『手紙の人物』は高評価だったようで。
まさかの『農×林檎』の百合エンドw


このアニメ、良い話の次の回はギャグメインになるんですよねw
4話からの5話とかw
日常回扱いなのに、ネタがテンコ盛りw

冒頭から畑の中を原付で暴走。
アラフォー幻魔拳。
女体盛り。
とどめは『AKB40』。
これでもかとばかりにベッキー大活躍(?)な回だったと思いますw
千和さん、ホントお疲れ様でした。

林檎さんの「出汁が中敷」も結構笑えないですw


台風の中、校庭で海水浴(?)とかBBQとかビーチバレー(?)とかは、スルーしてw

稲作にも、人知れない数々の苦労があるんだなと、恥ずかしながらこの歳になって思い知りました。家の近くの田畑が、マンションや宅地に変貌していく裏には、こういう部分もあったのかな?と。
林檎の大豆、トマト、この9話と観て。農業というのは僕が思う以上(何倍も)に過酷な物なんだなと感じました。
様々な思惑・圧力・利権などもありましょうが、TPP反対と上がる理由の一部分でも感じられたように思います。
実際の農業の苦労とは、僕が感じた物の比では無いのでしょうが・・・。


結論から書きますと・・・この回は好きじゃないです。
この回が最終的に伝えたいメッセージ、訴えたいことはわかるんです。

理由は1つ。継の実父が受け入れられないことですね。

実父は自らの信念と経験から、継の農業方針を否定するわけですが・・・。
そもそも継の考え方の根底には母の存在があるわけで、養子になってまで家を出ている時点で、実父がそれをわからないはずもなく(わからないでここまできたなら、親としてどうなの?と)。
実父には実父なりの信念・方針があるでしょう。継には継なりの(高校生レベルなのかもしれませんが)物があるでしょう。それを無理やりにでも曲げてしまおうという考え方も、頂けないですね。
後継者にする為に連れ戻しにきたようですが・・・そもそも自分と真逆を行こうとする息子を、力ずくで据えようとする辺りもイマイチ。

結局野菜販売勝負をすることになるわけですが、ここらも・・・。
そもそも勝負を吹っかけているのが、実父というのがまずどうなのか?
一日中野菜のことを考えていられるプロが、高校生(経験・技術・時間的にどう考えても不利)相手に勝利して当然なわけで、それで勝ち誇って自らの正当性訴える姿は・・・正直痛々しさと疑問しか感じませんでした。
『ブランド力』は関係無いと力説してらっしゃいましたが・・・技術も販売力も経験も、総じて『ブランド』になるんではないかな?と思えるわけで。それらに優れなければ、売れることも付加価値が出ることも無いのですから。ついでに突っ込むならば、テントに企業名書かれていましたが・・・。


耕作の過去、農業や農村が抱える問題点・ジレンマが、この2話のテーマでしょうか。

農業がやりたい親に連れられて引越してまでも、立ち行かず。
逆に両親とは離れて暮らすことになった彼にとって、農業高校を選んだ理由は何なのか?
育ててもらった中沢家の人達の為、ではあるのでしょう。

農の姉妹。名前を並べると「士農工商」なんですね~。
農と下二人の年齢差が結構ある気がしますがw


ベッキーが出てくると、いろいろ荒れますね~w
給食に鯨の竜田揚げて・・・w

偽の結婚式エピソード。
先に「パフォーマンスです」と公言しておけば、こんな騒ぎにならなかったのに、と思いましたが・・・耕作の「村への思い」を語らせる場が必要だったわけですね。

林檎と農どっちが好きなのか?と問われて、(まぁ選べるはずが無いのはわかってましたが)「オマエ達がオレの翼だ」て・・・。どこのアルトだ!?w
(余談ですが・・・元のネタの方、あのセリフが嫌いで2度と観る気がおきませんw 劇場版ですらもw)
せっかく良い話だったのにw
{/netabare}
6話まで鑑賞後-----
{netabare}
『五人の四天農』『萌の錬金術師』ということで、四天農とのエピソードでした。といいますか、5話のサブタイトルを観た時点でツッコみたい気持ちが1週間続いたわけですがw

耕作のセリフではありませんが・・・4話で結構いい話したのに、その後が(良い意味で)酷すぎるw

良田さんが四天農の一角だとは思いませんでしたが、他の四人のキャラが濃すぎですw
・バイオ鈴木・・・「かけるヨーグルト」の話辺りから、何にか変では?と思い始めましたが、案の定w 魅入られてるのか乗っかってるのか不明ですが、継のおかげでかなり笑わせてもらいました。
・ウッドマン林太郎・・・「山頂へいこうぜ」からの件、アニメでは元ネタが思い出せなかったのですが・・・コミックで読んでみて『あ~なるほど』とw 彼のキャラやエピソードよりも、耕作の羨ましい状況の方がインパクト大でした。中二の11月まで四姉妹と?w
・ローズ花園・・・二つ名を聴いた時点で疑ってかかるべきだったと後悔していますw ポッキン(?)ゲーム直前くらいに「?」と思い始めたのですが(あの勝負は勝っても負けてもダメなのではw)。
・マネー金上・・・最初は男かと思いましたが容姿で女の子だと確認して、一安心(?)w エピソード自体が1話丸々使って、前出3人の扱いが軽いな~と思いましたが。『萌米』ね~。ありましたね~。初めてみたあの時は、いろんな意味で凄い世の中になったものだと思いましたね。バイオ鈴木と組んだ辺りから、もう歯止めが効かなくなっていたように思いますw
{/netabare}
4話鑑賞後------
{netabare}
猿被害~笑わない林檎に笑顔を、という流れだった4話です。

こう書いてしまうのは何ですが、ここまでで一番シリアス、良いお話な回だったと思います。
同時に・・・パロディが一番露骨だったのも、この回かも知れませんw

至る所にパロディが散りばめられていて、ゆっくり観ている隙は無く。こっそり配置されているわけでもないので、スルーできるわけも無く。中盤~終盤のお話が無かったら、笑い転げて終わるところでした(まぁ・・・5話以降も怒涛のパロだと思いますが)。

ハンターの大森さんも良い味だしてたと思いますw
何より中の人が杉田さんとかw
中の人で言えば『孔雀:千和さん』とか、どんだけw

何をどう早とちったかは謎ですが、突然の耕作の訪問に部屋一面『YES』一色で応える農が・・・可愛くも可哀想でもありましたw やっぱり個人的には農を応援したくなっちゃいますね~。

1話冒頭のライブシーンと転校してきたシーンでの林檎のギャップが大きかったわけですが。アイドルは完全営業スマイルで学校での彼女が本性なのか?と思っていましたが、今回で引退~転校に至った経緯も分かりまして。あわせて少し耕作・継・農との距離が縮まったのかな?と思えました。
連作障害からの負の連鎖の話と相まって、しんみりしつつも、真面目で良い話だったように思います。

余談ですが。
タイトルに合わせてだとは思いますが、ヒロインの名前も『のう』と『りん』なんですね~。気がつくのに結構時間かかりましたw
{/netabare}
3話鑑賞後------
{netabare}
サブタイトル通りの展開だったと思いますが・・・農さんが大人気ないw 林檎の素性を知った上でやっているのだから、尚更ですね~。というかライバル認定したから、の行動なんでしょうね。
戦った後に、並んで寝転がって称え合う・・・というのは男の子の友情の深め方では?w

あ~このアニメ観てると、本当に色々心配になってきます。
この良くも悪くもとれる『ノリ』は、アニメ独特なのか原作からなのか。
『事勿れ』を押し付けるわけではないのですが・・・地元や業界からソッポをむかれることだけはありませんように、と思っております。
舞台や背景など詳細な描写をする上で、その土地・世界・社会の協力・理解というのは大切だと思いますので。

今回のEDも凶悪でしたw
{/netabare}
2話鑑賞後------
{netabare}
元アイドルの林檎さんが転校してきて、本格参戦1話目というところですが・・・。

ノリは相変わらずで基本主人公のハイテンションなボケ(妄想?)で暴走気味だったのは、個人的に良かったのですが・・・。

とりあえずパンツの話だけでBパート使っていたように思いますが、展開とか尺とか大丈夫なんでしょうか?w 農さんのパンツが意外でしたが。

友人の継は・・・パッと見てブレーキ役になってくれるのかと思っていましたが、コイツもどうもダメっぽいですねw
誰かこいつらを止められるキャラはいないんですか?w

林檎さんは、今回でも本心・狙いはよく分からないままだったように感じます。基本表情は無く、あまりしゃべらなかったので。今後何らかの進展があることを期待します。

初になるEDは・・・凶悪でしたね。
画的にも、声優さん的にも。
{/netabare}
1話鑑賞後------
{netabare}
色々大丈夫なのか、心配になりましたw
・物語の方向性や先々
・何処までかは不明ですが、地元に観せてるんですよね?
・先生のキャラw  等々。

導入のライブシーンの気合の入りっぷりからして、普通じゃないな?とは思いましたが・・・今後の流れは知りませんが、色んな意味で色んな方向に対して大丈夫なのか?と。終始このノリなら、それはそれで面白いですがw

1話で一番印象に残ったのは、やはり先生w
独りで自虐で盛り上がっておいて、急に素に戻って、そのままダークサイドにw
・・・さすが千和さんw

今クールの土曜も楽しめそうです。
継続視聴です。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

反予定調和者の予定調和な作品

(総評)
現実の農業の問題はしってますよーと問題提起はしたいけど、こうしたら心地よいという作品なりの視点や解決案は出したくないのか?いい話に落とし込んで安心させたくはないのか?よくわからない作品でした。んードタバタ劇をしたかっただけってことかな。。

コレ、本当に農業に従事したり興味をもってほしいの?大変さをわかって欲しいということなのか?
農業高校に通う年齢前の子に見せるにしても(それにしては下ネタあるし)、社会人向けにしても、何を求めて農業をするかという想いをみせることをなぜ避けるんだろう。りんごちゃんが求めて来たものの先はとくにみせていない。
そんな事いってたら商売にならないからね〜って、現場の問題提起に戻って、でも農業やるしかないんだ僕らは、で終わってしまった。
ラノベだから?現実のちょっとした理想や希望なんかみせたらかっこつかないわけ?よくわからない。
ベッキー先生のことだってそうだよ。

りんごちゃんは多分、自分が何で出来ているのかがわからなくなって、コーサクが送ってくれた野菜の出来ているところが見たくなった。野菜の育つ根っこが知りたいと思ったんじゃないでしょうかね。そこに大事な事がある気がします。

私は生産者ほどの農業なんかやってなくて、この作品でケイがやって「井の中の蛙」呼ばわりされていた程度の、自分や家族で食べる分のことにしか興味ないけど。作物作るのって面白いし、作らなくても山で食べられるものを見つけるの楽しいよ。
先日、自分のやってるミニミニ田んぼに、クロサンショウウオの卵がありました。

**************
第1話雑感(1話は結構楽しかったよ。)
{netabare}
リアルさは求めずに観はじめたんだけど、やっぱり農作業してる姿見ると心和んだりして。アイドル「ゆかたん」の非日常的な…しかしアニメで昨今あり過ぎるステージシーンの後で、地味かつ無茶な高校の実習風景や部屋の様子を見るとますます心和みました。

そして、主人公耕作を囲むキャラクターの切れ味あるギャグの展開にすごく笑わせられた。みんな生きがいいね〜。
テンポ抜群にメリハリきいてて。下ネタもそこまで丁寧なかけ合いでノってやってくれると聴き入りますね。
この大沼心監督て、あっけらかんと罪の無いノリがうまいですね。

心理描写も含めて光の差し方が独特。アニメならではの明るい暗いの切り盛りが、テンポの良さになってるのかな。


下ネタを低反発マットのごとく吸収しつつも突っ込める農(みのり)ちゃん。私は健康的な体系(足太め)でいいと思うけど。
モロ「おっぱい」呼ばわりの胡蝶ちゃん、強気なわりに眼鏡相手に詰めが甘そうでかわいいなぁ〜と思ってたら、

せっ せんせーーーっ!

せんせぇぇぇぇーーー!

ハイテンションから急降下でオーロラのような毒を散布する先生に、全て持ってかれた初回だった。どんな反面教師ー。
あー… 笑った。
てことは多分、引く人もいるよね?
スリリングな先生が楽しみなので継続視聴します。{/netabare}

2〜8話{netabare}

2話
パンツパンツ言ってた印象しかない。りんごちゃんが結構なアタックを目論んでいる模様。*ベッキー度低い。やたら唇舐めてます。

3話
まじめっぽく農作業してる!
姑って、そういうことかー。
でもなんかりんごちゃん楽しんでない?
途中途中で挟まれる自然の背景カットがハッとするくらいキレイ。(のんのんで培われた田舎描写なの…?)
ネタに出てきたベニシ○さん、そんな周知されてるの?アニメファンにわかるのか?
でもゴメン私そっち系人間で畑いじってる(;^_^A
{netabare}今度映画になる「リトルフォレスト」の原作とかね。
やっぱまぁ農業高校となると、農協と付き合って食べ物を流通にいかに乗せるかという一般知識で叩き上げとかなならんのだろうね。銀の匙でも、自然農法の人とかはこういう学校に通わないんかなと思ったり。

→後から考えたら、「そういう輩が他にもいるけどお前もか」ってニュアンスだったような。ならいいんじゃないのーどんなでも自分なりの興味持って取り組みに来るならさ。

(「銀の匙」あんまり観てないんだけどさ、スイマセン。荒川弘の「百姓貴族」読んだから充分かなと思って…。) {/netabare}

*ベッキー度中。花嫁様ー。どこから持参したん。
夕べ考えたんでしょうか。「明日は田植え実習→汚れる→汚されたい→処女の純白、この展開でいくわ!」


4話
*ベッキー度は0ですが!
笑えて笑えて、シリアスな展開では真面目で、土の再生の丁寧なメッセージがあって、とてもいい話だった…。

疲れた土の上には背の高い硬い雑草がたくさん生えて、数年かけて落ち着いた土には、背の低い柔らかい雑草が生えるようです。(クローバーとかね)
硬く茂る草のように、表情がパタンと閉じてしまった、りんごちゃん。
仲間と一緒に、草を分け入って、新しい表情を見つけられるといいね。
雑草雑談 {netabare}疲れた土が、自分の力で土を再生しようとする時にまず生えてくるのは、「スギナ」なんだって。伸びるとツクシになるやつね。
ボウボウに生えて、雑草として嫌がられるけれど、アレはとても人の体にはいいんだよ。滋養あり過ぎるから、食べるならほんの少しで。片栗粉まぶして天ぷらにすると、スナックみたいでうまい。
お茶にすると身体の毒素を出してくれる。皮膚のかぶれにはすり潰して塗るといい。荒れた土の上で、人に役立つものがそうとはあまり知られずに生え茂る。不思議ですね。 {/netabare}

オープニングのベッキーは、屈伸してなにしてるんだろ?


5話
大豆は収穫後の活用範囲も広いですが、根っこに根粒菌を蓄えて土を強くしてくれます。他の豆科も。だから豆科のクローバーの生えてる土は良い土。
*ベッキー度0。発酵女子が若干ベッキーと胡蝶ちゃんとキャラ被るような。
発酵菌が作物の生育にいいというの聞きますね。菌て大事。バクテリアが土を耕してくれて、根が伸びやすくしてくれるとか。


6話
萌え作物商法の経済のお話。ケイって考えてる事が深いけど直感的で冴えてるなぁ。金ナントカさん?君?も、単なる金の亡者じゃなくて、多角的に地元や、今の自分が過ごす時間の優先順位を語ってて。大人だな〜
*ベッキー度 低。
七夕短冊書きまくり。ベッキーおざなりな出番…。

7話
美味しいものたべすぎて。太っちょなりんごがかわいいぞ!?みのりは…なんか馴染みすぎ(-。-;
イイ話回。
初めて期待した作物が、病気になっちゃうとゲンナリしちゃうね。
*ベッキー度 0。
くっ…四天農やらキャラ増えたおかげでベッキー影薄いじゃないの⁈



8話
*ベッキー度 濃厚ですが
あまり笑えないし、真面目にうけとるべきなのかもわからない。

ベッキー、なんで教師してるのかなぁ。お父さんがお偉いさんって言ってたけど、単なるしがらみなの?そうならば、批判ていうか、別の生き方あるんじゃないのかなって。
年、年、若さ、若さ、って…
尊敬できる人間は年上にいなかったの?今もいないの?そんなに老いるのが怖い?私にはよくわからない。年取って安心したことの方が多いから。
一話の時点のベッキーは、自分のノリを楽しんでいる人かと思ったの。
この話の様子だと、すごく辛そうだね。自分の見つけた負の感情を精一杯手放すまいとしてる感じで…。しがみついている。
主人公がめげずに突っ込みをいれ続けてくれたことに感謝すべきと思う。

最後、ベッキーの宴会芸に年期と共に磨きがかかっていたというオチで、ポジティブな方向を見せたかったのかな?
でも、AKBで笑いとるとかって、よく50代60代の婦人会のおばさま方がやってるけど、彼女たちの悠長なノリにはかなわないと思うわ〜。ベッキーはまだ微妙に若々しすぎるんじゃないかな。

この先ベッキーが、若作りの衣装を捨てて自分らしく溌剌といられるようになればいいのにな。 {/netabare}


9〜12話{netabare}

9話
ベッキー度は0
みのりちゃんもっと似合う水着があるんじゃないかー

10話
ベッキー度 中?謎のお母さんプレイ
有機無農薬栽培で固定種を育てていたケイが、大量管理生産のお父上と対決。
んー、味がよければ安全ならF1種でもいいじゃないって流れになってしまって残念。
もっといつもの説得力でがんばれよケイ〜。固定種はその土地土地の風土を受け継いで育てられるので、病気にも強くなりますよ。
ケイのやってた有機がどんなかわからないけど、肥料で水太らせない野菜は味が濃くて負けないよ。
うーん、ふざけたマーケティングいらなかったと思う。

ここで勝たせるのは予定調和な感じで好かないって作者なんですね?きっと。

11話
ベッキー度は0
過疎化と農業離れを考える回。
コーサクのご両親、借金をかかえたとのことで。トマトのハウス栽培が豪雪に押しつぶされて失敗した光景が出て来ました。
失敗にもいろいろあるんだろうけど。事情はあるんだろうけど。
真面目に受け取ると、冬にとれるものではないトマトを無理に気候に沿わず作ろうとした事が、無駄な負荷になったのではないでしょうか。その土地に根ざした、地力を生かす農業はきっとあるはず。

今田舎に戻ったり農業に関わろうという意識を持ち出す若者は、
やっぱり有機農業や無肥料栽培や自然農法に憧れたり、この作品の冒頭の頃チラッと浮ついているとネタにされたとしても、田舎暮らしという自然な暮らしのイメージへの憧れから端を発している人々じゃないでしょうか。りんごちゃんみたいにね。ひとつの豆から芽が出るのってとても輝かしく嬉しい、田舎が好き、そこからでいい。根っこが育つのは、それから。そこのキラキラしたことを描きたくはないんでしょうか、この作品は。


12話
ベッキー度中 中途半端な恨み節

「田舎か都会かどっちかじゃない」? んー、歯切れ悪いじゃないの。
みのりお姉ちゃんのどこ行っても同じってのもある。

田舎に慣れると、都会とっても疲れますけどねぇ…私は昔、東京暮らしでおいしい楽しいと思ってたものが、今住んでいる土地のものの良さに気づいて馴染んでしまうと、全く色褪せました。


{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 52

76.0 21 アイドルアニメランキング21位
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (279)
693人が棚に入れました
東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。スクールアイドルの魅力にときめいた普通科2年の高咲侑は、幼馴染の上原歩夢とともに「スクールアイドル同好会」の門を叩く。時にライバルとして、時に仲間として、それぞれの想いを胸に日々活動するメンバーたち。「夢を追いかけている人を応援できたら……。」9人と1人の少女たちが紡ぐ、初めての「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」。届け!ときめき――。いままた夢を、追いかけていこう!

声優・キャラクター
矢野妃菜喜、大西亜玖璃、相良茉優、前田佳織里、久保田未夢、村上奈津実、鬼頭明里、楠木ともり、指出毬亜、田中ちえ美、小泉萌香
ネタバレ

くらま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アイドルキャラよりかわいいキャラが反則

ラブライブは少し前の再放送サンシャインから見始めました。

>はじめにまとめ
{netabare}アニメ版しか知らずに観てます。
キャラデザインは虹ヶ咲の方が好みかも。
というかラブライブはキャラデザインがあまり好みではなくて対象外とした記憶。
ただ虹ヶ咲もゲームやら雑誌やらは従来通りのキャラデザインが採用されている模様。
このデザインの虹ヶ咲キャラは誰が誰だか前キャラと区別が付きません。

人間恐ろしいもので、再放送2クール視聴で慣らした前キャラデザでしたが、すんなりと受け入れた虹ヶ咲キャラに基準が戻ってしまい、やはり前デザインには違和感が…

作品ですがアイドルグループではなくアイドル毎のソロ活動、ということで珍しいタイプなのではないでしょうか。

一般的作品の対抗グループに相当するのがチームメイト。
キャラ毎の曲調、テーマでお気に入りを選択出来るのは視聴者参加型のある意味で新しいカタチかも知れませんね。

ソロ活動とは言えあくまで同好会。
意見の違いによる解散騒動こそあれ、それぞれが敵対する話しではではないので気軽に見れます。{/netabare}

アイドル9人と一人の物語だそうで、一人はアイドルではなく、ゲームプレイヤーに相当するキャラによるプロデューサー的な立ち位置とのこと。
この高咲侑ちゃん、かわいいです。
個人的には一番お気に入りです。

>虹ヶ咲(終わりに)まとめ(21/1/13追記)
{netabare}一言で云うと良作。
アイドルモノとして敬遠されている方は学園モノ、若しくは部活動モノとしても面白い作品なので是非観て頂きたい作品です。
基本的に一話完結型でテンポ良いです。
嫌味なキャラも居ないですし。

{netabare}EDOP(OPは二話から)も出だしで心奪われました。
まあ好みではありますが。
それぞれの詩も観る前と観終わった後ではまた違った印象、というか、あ〜あのシーンかな、あの時の心情かな、と感慨深くなったりとか。

本作、主役のアイドル達がとにかくかわいいに尽きます。
各パート回が一話完結ながら丁寧に、しかしテンポ良く描かれており、その以前以後における担当回以外での掛け合いなどを通じて回を追う毎に魅力的なキャラクターになっていきます。
また、特に後半ですがいわゆるモブキャラ(というには勿体無いファンモブ)の影響も大きく、このアイドル達の魅力を描くのに一役も二役も買っています。

そんな中、アイドルアニメにおいて非アイドル主人公として生まれた異質な存在、高咲侑ちゃん。

アニメ化によるオリキャラ主人公作品は他にもみられますが、本作においては原作キャラを喰わない、そして喰われないバランスの良さがあります。
コンテンツとしてはやはり9人のアイドルが主役であるべき作品。
そもそも本作はアニメ化の企画が無かったとの事。
アニメ以前のコンテンツで作り上げられたキャラ像に対して、非アイドル型オリキャラがガンガン引っ張って行くと原作アイドルの(設定はよく知りませんが)世界観を壊しかねません。

侑ちゃんのコンセプトは『あなた』として生まれたのだそう。
ゲームでいうとプレイヤーキャラ、いちファンのアバター的存在なのだとか。

彼女をロールプレイキャラとするか俯瞰キャラとして見るかで違うかもですが、アイドルとの掛け合いもあくまで提案するまでに留めたキャラ。
もちろんフェス開催という大きな提案はありますが、いわゆるアニメ主人公として目立った活躍では決してありません。
だが、それが良い。

悩み葛藤し、ライバルであり仲間達と小さくて大きな一歩を踏み出すアイドル達。
そこに存在する侑ちゃんの距離感(左手は添えるだけ)。

恐らくですが侑ちゃんがいなければ他の誰かがその役割りを担うのでしょう。
2話、3話や9話の果林さん、愛さんちゃん回のエマちゃん、しずくちゃん回のかすみん…etc

この様にパターン化せず、主人公に無理矢理役割を持たせず、かつ原作のアイドル像を尊重し魅力を引き出す演出。

劇中でもありましたがファンの想いや願いも全て叶えたい。
侑ちゃんはその概念を視覚化した存在なのではないかと。
その存在が本作が良作と思えるポイントの一つだと思っています。{/netabare}

惜しむらくはアニメ虹ヶ咲以外で、侑ちゃんが存在しない事でしょうかね、、、。{/netabare}

◆13話(最終話)
{netabare}最終話、結論からしますと当方お気に入りのシリーズ最きゃわアイドルの藤黄赤髪娘さんはセリフ無し静止画(ちょい動きあり)5カットのみでしたね。
ただ、ここで残念がるのは素人。
当方ほどの玄人になりますとこう考えます。
静止画はアニメーターに優しいですし、声が無いと言うことは自身お気に入りの中の人で妄想出来るのでむしろ誉れ。
未練など微塵もございません。
さすがです当方。
以上

って訳にもいかないので視聴感想おば。
ストーリー的には愛さんちゃん回で各位が発言した『やりたいライブ』が回収され、仲良しペアで絡んだりと演出も◎。
東雲、藤黄はワンカットのみ。
良いんです、主役は虹ヶ咲ですので。
・・・一言だけ。
しかし藤黄に至っては貴重なワンカットの中、何故か赤髪娘を除いて描くという暴挙に、そんな人数居ないし遠目なので入れてくれてもいいじゃん(いいじゃん)。
おぉっと、興奮してしまいました、未練がましいですね、深呼吸して落ち着きましょう。
省エネ、働改、虹ヶ咲。

ふぅ、ポジション的に映らない箇所だったのでしょう。
今後のために矛盾の無い細かい演出、さすがです。

先週が実質的最終回で今回がエピローグ的、、、にもいかずにちょっとしたアクシデントも。
普段強く明るく前向きな侑ちゃんですが、自身の境遇とフェス成功を験担ぎとした背景も相まって、意外にも少し弱気になってしまいます。

しばらくして雨が上がり、最後の催しが。
同好会メンバーから落ち込む侑ちゃんに対してエールが送られます。

---
個別パートにおける練習時の盛り立てや、フェス開催といった目標の明示化などアイドルメンバーを鼓舞する役割の侑ちゃん。

原作はアイドルが主役。
アニメ化で『あなた』として、主人公役としての立ち位置ですが、単に物語を中心になって回すのではなく、あくまで主役はアイドル。
侑ちゃんは決断を与える切っ掛けまでで、決定自体はメンバーなんですよね。
全話通してこういった距離感、いわゆる狂言回し的立ち位置で脚本が描かれているので煩くないんですよね。
---

合宿時や今回冒頭でも伺えましたが、個性あふれる同好会メンバーからしても特別な存在であったのだな、と改めて。

マネージャーとしてではなく、客席で見て欲しい、と歩夢。
アイドルはファンに見て貰ってナンボの世界です。
ライブは客席で見てこそ。
これまで応援してくれた侑ちゃんに対して最高の感謝でしょうね。

感謝といえば侑ちゃんのヘソだしカット。
ク●ダ●い水着含め水着という約束された見えるヘソではなく、丁シャツから覗くヘソは別モノですからね、ありがとうございます。

こほん・・・これだけだと変態の言い分でしか無いので、真面目な話しをしますと、こう、ライブの、そう、ライブの高揚感がですね、描かれてますよね。
ライブが盛り上がった描写をシャツがめくれた一枚絵で表現するとか天才の所業。

そういえば最後の演目前の全員集合。
藤黄はメンバーが増えてた?感じでしたね。確かに見た事ない子達のワンカットがちょいちょい。
今までそんなに居たかしら?
まあ4人って少ないな〜とは思ってたのですが(聖雪の二倍ですが)。
果林さん回の時は選抜メンバーだったのかな?
(※9話ではなく10話を見返したらぷりずん内での動画検索時に人数映ってましたので省エネでした)

あとよ〜く見たら、元々の4人のウチ、一人だけ絵が小さいのはなんでだぜ?こんなの作監のさじ加減じゃないですか、どうなってるんですかね。
・・・oh...sorry、未練がましいですね、coolにいきましょう。

東雲は黒短髪娘と特に桃色長髪娘は一人だけタイツ?がかわいい。
ちなみに黒短髪娘はライブ時に何故か白衣でマジ天使。

侑ちゃん。
音楽科への転科試験、がんばってね。

ところでノート?あれは回収ありましたかね?見逃したかな?
二期への伏線ですかね、楽しみですね。

エンドカードは女子無駄でした。
侑ちゃんも仲間に入れてくださりありがとうございます。{/netabare}

◆12話
{netabare}一話からの続き、これまでの伏線回収とでも言いましょうか、歩夢ちゃんと侑ちゃん達、二人の物語の完結篇でしたね。

ここ最近は歩夢の言動がホラーでしたが、自身の侑ちゃんに対する想いが変わってしまう事への恐れでした。
侑ちゃんはせつ菜をはじめ、メンバーを見る様になってしまったのではないか?
自身は侑ちゃんの事が一番じゃなきゃダメなんだ、なのにアイドル活躍が楽しくてファンの子達も気になっていて、と。

侑ちゃんってドルオタ、せつ菜推しではありますが、歩夢ちゃんの事はアイドル以前に幼なじみ・親友としてかわいいかわいいって常に言ってましたからね。
そもそも歩夢に対する扱いは別格だったものと伺えます。
侑ちゃんからしたら歩夢の不安が青天の霹靂だったでしょうね。
音楽の事を歩夢に伝えられなかった理由も、アイドルを真剣に始めた歩夢に対して、自身のまだ拙い音楽技術で会話するのははばかられるのもわかります。

歩夢ちゃんもファンの子達の想いも受け、侑ちゃんのためにアイドルをやるのではなく、侑ちゃんも含めたファンのため、自分のためのアイドルを決意する事が出来ましたね。
これにてようやく
『アイドル同好会メンバー』
が揃った、というところでしょう。
めでたしめでたし。

今回、各メンバーとファン校生達の交流が垣間見え微笑ましい光景でしたね。
前回頃からワンショット、ワンカット程度でしたが作中に描かれていない時間で交流とかしてたのでしょうね。
ああいった他愛のない描写は結構好きです。
脇役を大事に使う演出はメインを引き立てますし、何よりこの後出るであろう背景に(物理的な意味も含め)活きますからね。

しかし、やはりかすみんはポジション優遇されてますね。
ファンからの声掛け、メンバー抜ける、、、出ました黄金パターン。
あー、これかすみんだけ残るコースだな、、、
むしろ最後まで残れ(笑)、
残ったwww
とか様式美、もはや名人芸の領域。
かすみん以外でコレやられると少しの間でも不安になり笑えないですからね。
歩夢が残った時は不安がヤバくてヤバかった。語彙力の低下。
さすかす。

みんなどの様な演出になるのかな。
高校生なのに大道具さん、プロの美術スタッフさんバリの会場になるんだろうな〜、凄くて凄いんだろうな〜。語彙力の低以下略。

個人的には中川氏が炎の演出とか爆発的な演出とかで国家権力の御用にならないか心配ですね。
あのポンコツ(褒め言葉)『言うだけはタダ』とか思って好き勝手に提案しかねないですから。
言うのも紫色の謎の何かを料理として人様に提供するのも法律の範囲で許される前提なのでね。
氏には気を付けて欲しいものです。

侑ちゃん、フェスティバル開催に向けてがんばってましたね。
音楽関係の活躍も気になるところですが、次回最終回。。。

当方としては恐らくシリーズ最きゃわキャラであろう、藤黄赤髪娘(色が多くて何色かわからんな)の出番は如何に?!
がもっぱら気になるところです{/netabare}

◆11話
{netabare}冒頭、早速かわいい侑ちゃんの出番。
生徒会役員共に向けたアイドルフェス開催の申請。
がんばって考えたんだろうな、かわい過ぎる。
上座に鎮座してますポンコツ(褒め言葉)が申請記アバンゲリオンしてますが全くの役立たず(褒め言葉)で切ない。せつ菜だけに。
副生徒会長は有能そうな雰囲気。

フェス開催に向けて学園も賑やかに動き出します。
一年生組もちょこちょこ登場、ホントいい子達。
愛さんちゃんオタも居ますね、わかってらっしゃる。
ところでクッキー(物販)のクオリティがヤバイですね☆

彼方ちゃんオタと思われるバスケ部の女子部員がかわいい。
女子って書いたけど野郎がいない終末世界なので部員でいいのかな?

遥ちゃんや果林さんオタも登場し、フェスに向けて他校の好敵手(ライバル)も動き出しました。
果林さんがsexy過ぎて女子高生をイチコロに。
女子高生って書いたけど男が居ないポストアポカリプスなので高校生で以下略

いやー、いい話だった。
はやくフェスみたいなー。
これから少しずつ開催に向けた壁とか出てくるんだろうなー。
でもアイドルや街やファン達とで一丸となって開催に漕ぎ着けるんだろうなー。
この地域フェスが全国的な話題となってラブライブ!
的な感じかなー。
楽ーしーみー。
















触れぬなら、触れねばならぬホトトギス。

先週、推しのポンコツからラッキーすけべ(られじゃない方)を受けた古達との情事。
悪夢ちゃんに見られた件、覚えているだろうか。
先週の事が無かったかの様に進むストーリー。
んな訳にはいかず、、、
目を背けてはならない悪夢ちゃん案件。

推しのポンコツと悪夢ちゃんのツーショット。
もう怖い。
仇(ライバル)より聞かされる知らない情報。。。
下手なホラーより怖い。
ポンコツ逃げれwヤバいw

正にラブライブ(愛に生きてます)!だね!
ってそういう事?
重いな。。。想いだけに?

侑ちゃんに呼ばれてお家に。
隣に住んでるのに久しぶりの訪問なんですと。(危険が危ないのを察知してた説)
話すやいなや憎き仇から聞かされた音楽関係の証拠品の発見で[SAN値1]に。
侑ちゃんに這い寄る混沌。
続く。{/netabare}

◆10話目
{netabare}合宿!
ただし学園で!
同好会とはいえ、顧問の先生とか居なくて良いのだろうか、、、?
それとも生徒会長のポンコツっぷりがバレて無いから?

かすみんさぁ、、、。
ガチ過ぎて、もうポンコツ(褒め言葉)って言えないじゃん?

中川さん宅は普段から何を召し上がってらっしゃるのだろうか。。。
こちらもガチ過ぎて、もうポンコツ(褒め言葉)って言えないじゃん?

観てる側としては気にしない様にしていた闇【歩夢(ナイトメア)】
伏線回収の始まり始まり、、、怖い。

水着!
愛さんちゃんのかわいくて、見過ぎちゃいました、水着だけに?

本作、世界の秘密が判明?!と、
侑ちゃんの物語開始!と思って良いよね?

ところで今話を語るに避けて通れないアレ、、、。
侑ちゃんの水着がダ、もとい独特の意匠でダ、個性的ですね。
アイドル水着として唯一の無二。

酒で例えると『獺祭』的な。
この銘柄は一つしかないのでは?的な。

そんなダザイン水着を着る侑ちゃんもかわいい。{/netabare}

◆九話目
{netabare}待ってました朝香果林さんの物語。

果林さんとかすみんとの絡みは相変わらず面白いですね。
エマちゃん回でもありましたが、果林さんは自分の弱さを知っています。
クールを装った強がりからの弱さに気付く、などというありがちストーリーではなく、弱さを理解してそれでも同好会の今後を導かせる強さがあります。

方向音痴というまさかのポンコツ感があざと過ぎます。ところで迷子になった時、海外留学生のエマちゃんに頼るのはかわいそうなのでやめてあげて?
生徒会長のオタクっぷりにドン引き、、、しない広い心の持ち主。
さすがです果林さん。

モデルという仕事を鼻にかけることもなく、ソロアイドルとしては先輩であり、かつ自身を自覚しつつのある他の部員を尊敬してのライバル視。
プロとして活躍し、かつ三年生として同好会の精神的支柱と言っても過言ではない存在。
こんな先輩いたら後輩ちゃんなんてTOKIMEKI走るしかない。
正直、ここまで好感の持てるキャラになるとは思いませんでした。
何を隠そう放送前のMy人気投票で一位になったお気に入りキャラでしたがこれは応援せざるを得ません。
さすがです果林さん。

侑ちゃん、、、控えめな出番でしたが『ヘイヘイヘイ果林さんビビってる』のパート、同好会メンバーとの掛け合いについて同じソロアイドルとしていずれステージに立つキャラ達(声掛け)と、あくまでも応援する立場(客席からの応援)として差別化を計った脚本は細かいな、と思いました。
しかし、ここでも相変わらずかすみんの凄さを見せつけられました。

それはそうと綾小路女史、果林さんの敵かと思ったら、単なる果林オタでしたね。
ちなみに藤黄学園の赤髪の子が今作、いやラブライブのアイドルとして一番かわいいです。

さて、果林さん歌パート。
間のCMで流れた曲(Fire Bird)がカッコ良かったのですがこれではなかったです。
新曲なのかと調べたところ収録アルバムは発売済っぽいので即ポチッとな。
まんまと運営の思う壺に。

同好会の仲間(ライバル)、東雲学園、藤黄学園、非アイドルファン、とライバル達の明確化。

朝香果林さんの物語。
と、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の始まり物語でもありました。

次回は夏、合宿!
いうまでも無く、夏、合宿といえば宿題をみんなでやる回ですかね楽しみですね。{/netabare}

■八話目
{netabare}今回は演劇部兼任のさ、桜坂しずくちゃんの物語。
そういえば昔、お、桜坂消防隊というゲームがありましてね、関係無いですが。
少し影が薄いな、感じていたキャラですが演劇部でも役割を演じ、アイドル活動もアイドル役を演じるロールプレイヤーの面がそうさせていたのかもしれません。
一年生達の物語でもあり、同好会におけるかすみん偉大さを改めて感じざるを得ない回ではないでしょうか。
(普段のポンコツ(褒め言葉)っぷりも今回の話しを回すのに自然に活かされます。脚本凄くない?)

演劇部部長さんがセクシーでしたが名前がありませんでした、残念。
部長さんも有能キャラと思われ、恐らくアイドル活動におけるロールプレイはマイナスになるのを危惧して、、、え?この演目の脚本ってもしかしてしずくちゃん専用に書き上げた??
しずくちゃんの曲、衣装は白黒ツートンで役者とアイドル(本音)をイメージしたのでしょうか、いわゆるイメージカラーとして意外に思えました。
役者イメージのワンカットが一瞬流れるのですが各衣装がかわいかったです。

藤黄学園の制服に既視感が、、、エヴァですかね、コップのフチ子かな。
藤黄学園の二人組はネームドキャラでしたのでライバルアイドルでしょうか、活動規模が気になりますね。(スポーツ漫画でよくある全国レベルの学校からの偵察でしょうか?)
最後のクローズアップは果林さんを知ってる風?それとも単なる次回予告?

侑ちゃん、、、出番が、、、少ないのに冒頭の写真撮影で楽しそうに単なるドルオタしてるのかわいい。
{/netabare}

■7話目
{netabare}近江彼方ちゃんと妹のはるかちゃんの物語。
アルバイトや家事、アイドル活動、、、と普段からのノンレム睡眠レム睡眠描写の謎が解明ししました。
妹さんも別の学校でアイドルをしてましたが、不快で不要な敵対的(かすみんを除く)要素や大きな事件もなく解決。

…訂正
事件ではないが高校生の生き様として中々と厳しい生活の彼方ちゃん。
いろいろありましたがしかし想いはリスク無しの賢者の贈り物よろしく見事、安眠を勝ち取れた事でしょう。

妹ちゃん達のアイドルの娘達も良い子でした。
歌のシーン無かったのでライバルチーム展開は今回無しかな?
そもそも9人対抗ですしね。

今回は外部との調整毎がありマネージャー活動を要すためでしょう、高咲侑ちゃんの出番が多くアタクシご満悦。
書き忘れてましたが2話目くらいでアイドル目指して無い宣言してますし、OP、ED共に不参加なんですよね。
が、マネージャー活動メイン、という事は各回メンバーとのやり取りや、ラブライブの大会?とか調整毎とかでの出番が多くなるのでは?と、今後の活躍を期待する話でもありました。
妹ちゃんのアイドルグループの話しでやたら饒舌になり歩夢ちゃんにアイドルオタクっぷりを突っ込まれる侑ちゃんかわいい。{/netabare}

■六話目
{netabare}ぼっ、もとい、ロンリーウルフの天王寺璃奈ちゃんの物語。
愛さんちゃんの存在が眩し過ぎて眩しい。
友達も増えて良かったね。
MC練習パートで歩夢ちゃんの応援している高咲侑ちゃんがとてつもなくかわいい。{/netabare}

■五話目
{netabare}生卵ご飯のスイスガール、エマちゃんと仲良し熟女先輩との物語。
朝香果林さんの物語を動かすためのエマちゃんのキャラ設定はやり易い。
早くも果林さん加入し、これにて全員集結のテンポの良さよ。(え?まだ入ってなかったの?)
高咲侑ちゃんの出番増やして欲しいけどこのくらいの関わりだから嫌みなく邪魔しない侑ちゃんホントかわいい。{/netabare}

■四話目
{netabare}スーパー生徒の宮下愛ちゃんの物語。
自分の事を『愛さん』って呼ぶのかわいい。
呼び捨てより『さん』が付くだけでここまで印象が変わるとは。
愛さんちゃんが同じクラスに居たら話しかけでくれて勘違いしそう、って何言ってんだろキモいな。
キャラソン◎、むっちゃ元気。
あんまり出番無かったけど高咲侑ちゃんがかわいいのが止まらない。
笑いのレベルが赤ちゃんな侑ちゃんかわいい。{/netabare}

■三話目
{netabare}優木せつ菜ちゃんの物語。
学園モノといえばあの役職ですね。
面倒な事なくテンポ良く進みますね。
アイドル好きなグイグイ高咲侑ちゃんがかわいい。{/netabare}

■二話目
{netabare}アイドルに真剣な中須かすみちゃんの物語。
見た目と言動とは裏腹に先輩も立てる、言葉使いも丁寧で好感持てるキャラ。
人妻感が半端無い熟女先輩の熟女感がヤバい。{/netabare}

■一話目
{netabare}ピンクな感じのセンターっぽい女の子、上原歩夢ちゃんと幼なじみの高咲侑ちゃんとの物語。
優木せつ菜ちゃんがエース的な存在?
全員顔見せしたのかな?
各話個別掘り下げからの曲紹介の王道パターンですかな。
今回は何気に歩夢ちゃんとせつ菜ちゃんの二曲聞けるのでお得。
エンディングの絵がかわいいですね。

寝起きでツインテを解いたレア髪型な高咲侑ちゃん。
部室棟のアイドル同好会に行きたくてモジモジしてる高咲侑ちゃんがかわいい。
一緒にアイドル目指すのかな、高咲侑ちゃんがかわいい。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

こ、これは!。。MVのようなライブシーンがイイ

 
ふむ、人気シリーズの第3期ですね。。
シリーズの中でも、1期のμ's、2期のAqours、その両方、はたまたそれ以外のアイドルグループなど、それぞれを推すファン入り乱れてネットを騒がせてもいたシリーズ作品。

さて3期はどんなアイドルを見せてくれるのでしょう。
どんなグループにしても、また比較され、あっちがいいだのこっちがいいだの騒がれる事になるんでしょうか。。

だとしても自分は2期で終わっていいとは思わないですね。
ベタでもなんでも、夢を追う物語は胸を熱くさせてくれますし。

とはいえ好みの度合いに応じて作品への満足度も違ってくるのは仕方がないワケですが・・
自分はJKはキライじゃないしアイドル系もいけます。
(あ、アニメの話ですw)
ってか、ラブライブ新作・・待ってました!!w
(ちなみに自分はなんでもアリ、つまりμ'sもAqoursも好きですw)


 原作:漫画や小説やゲームを含めた
    オールメディアPJによるオリジナル作品
 制作:サンライズ
 キャラデザ:横田拓己
 放送:2020年秋(全13話)
 視聴:2020年冬(dアニメ)

■キャラ/キャスト
キャラはアイドルものの生命線ですが、さすが悪くない・・・
定番感、既視感はもう仕方ないw
困り顔、驚き顔、そして笑顔、いろいろな表情・・
活き活きしていてわざとらしくもなく、感情も伝わってきていいんじゃないかな。安定感というか安心感あり。

でも髪型と服装を同じにしたら区別つかないような・・
あ、そこは触れたらダメかw

ゲームで主観となるプレイヤーを、アニメの登場人物に設定していて、これは新しい試みじゃないかな・・

cv陣を見て愕然・・(大げさ
ねずこ、レンちゃんが歌うw
そしてメイプルは・・

キャスト(自分用メモ)
~{netabare}
<あなた>
高咲侑(たかさき ゆう)/矢妃野菜喜
 上原歩夢の幼馴染であり主人公。
 気のせいか男性っぽいかも。

<メンバー>(ICはイメージカラー)
★★☆上原歩夢/大西亜玖璃
IC :ライトピンク
挿入歌:「Dream with You」(第1話)♪
挿入歌:「Awakening Promise」(第12話)♪♪
 「あなた」の幼馴染である2年生。
 赤髪ダンゴヘアー。
 ヒロインらしいルックスがいい。

★★☆中須かすみ/相良茉優
IC :パステルイエロー
挿入歌:「Poppin' Up!」(第2話)♪♪♪
 歌シーンかわゆすw曲もイイ。
 いたずら好きで可愛いものが好きな1年生。
 パステルイエローのボブ。
 妹属性っぽくて元気があるのがいい。

★★★優木せつ菜/楠木ともり
IC :スカーレット
挿入歌:「CHASE!」(第1話)♪
挿入歌:「DIVE!」(第3話)♪♪♪
 歌シーンかっけーw
 冒頭、謎のスクールアイドルとして登場。
 黒髪ロングヘアー。
 実は生徒会長。
 いわゆるエース?花があっていい。
 cv楠木さんは・・
 第13回声優アワードで新人女優賞を受賞。
 ガンゲイルのレンちゃんは好演でした。
 他にもデカダンス(ナツメ)、魔女の旅々(セレナ)
 なんかも好印象。

★★☆宮下愛/村上奈津実
IC :超オレンジ
挿入歌:「サイコーハート」(第4話)♪
 誰とでも友達になれる陽気な2年生。
 金髪セミロング。。
 ナイスなノリとボディでギャル系もいい。
 (アニメの話w)

★☆☆エマ・ヴェルデ:指出毬亜
IC :ライトグリーン
挿入歌:「La Bella Patria」(第5話)♪
 スイスからやってきた3年生。
 ブラウンの三つ編みヘアー。
 出ましたガイジン系。
 サクラ大戦の織姫系かと持ったら
 カタコトな日本語じゃないw
 てことは李紅蘭枠かなw
 キャラ薄かったけどハイジ系なのがいい。
 cvのまりあさんは・・
 恋する小惑星などにも出演(未視聴)

★☆☆天王寺璃奈/田中ちえ美
IC :ペーパーホワイト
挿入歌:「ツナガルコネクト」(第6話)♪
 幼女タイプの1年生。
 ピンク色のボブ。
 娘属性に近いのがいい。
 けどちょっとエピソードが弱かったかな。
 CV田中さんは・・
 サクラクエスト (織部凛々子)でしたか。
 たしか声が気になったような(ホントか)
 え、ハイスコアガールII(使用人A)?気になる・・

★☆☆近江彼方/鬼頭明里
IC :すみれ色
挿入歌:「Butterfly」(第7話)♪
 いつでもどこでも眠れてしまう3年生。
 ライトブラウンのロングヘアー。
 可憐系おっとりスレンダーなのがいい。
 鬼滅の刃(竈門禰豆子)のように
 今回もよく寝るキャラでしたw
 でも声も歌も十分に聞けて嬉しい。

★★★桜坂しずく/前田佳織里
IC :ライトブルー
挿入歌:「Solitude Rain」(第8話)♪♪
 歌シーン惚れそうw
 演劇が好きで女優を目指している1年生。
 ダークブラウンのロングヘア。
 やさしげで正統派ヒロインぽいのがいい。
 個人的には今作1番の推し。
 中の人、球詠ではヒロイン武田詠深。

★☆☆朝香果林/久保田未夢
IC :ロイヤルブルー
挿入歌:「VIVID WORLD」(第9話)♪♪♪
 歌シーンかっけーし上手すぎw
 読者モデルもしているセクシーな3年生。
 すみれ色のボブ。
 クールで大人っぽいのがいい。
 cv久保田さんは元々アイドル活動をしていて
 μ'sと同じステージに立つことが夢だったとか。
 リアルに夢がかなう話はキライじゃない。

9人による挿入歌:「夢がここからはじまるよ」(第13話)

<関係者>
近江遥:本渡楓
 第七話で登場。カナタ(cv鬼頭さん)の妹。
 この姉妹とは・・いいですねw
 東雲学院スクールアイドル部の1年生。
 あまあま姉妹のエピソードはちょっと、こそばゆいw
 本渡さんの歌声も聴きたかったな・・
{/netabare}~

みなさん当たり前ですが・・歌がうまい。
今後の活躍が楽しみです。

■エピソード/演出
う~ん・・そりゃまあ、ツッコミたいところはありますよ・・
~{netabare}
いきなり歌い出したかと思ったら、演奏が入って衣装が変わったり、背景が変わったりw
でもそれは脳内のイメージだったり、あくまで演出だったり・・
中二病アニメでもさんざん観てるワケなんでスルーしましょうw
いいんですよ、ベタでw
いやむしろ、ベタがいい・・ベタでなくちゃw

第四話、どんなライブがやりたいか談義・・
バンドに憧れる身としては羨望のシーン・・

今回のアイドル活動は、PVとかライブとか、基本ソロみたいですね。
考えてみれば、アイドルがグループというのは固定的な思い込みでした。
昔のリアルはグループの方が少なかったし。
同好会なんだからソロでやろうが数人でやろうが、縛りはないはずだし。
グループアイドルがユニット化するのも面白いけど、ソロアイドルがたまにグループ化するのもテンション上がる気がしますw

今後リアルなアイドルでもこの形態を取り入れてもいいんじゃないかなw

第11~12話
 あゆむ「私だけのユウちゃんでいて」
 これは・・
 ゲームプレイヤーは男性が多いだろうし、
 特別な感情を設定するのはわかるとして、
 アニメで女性主人公にしたからといって、
 百合的演出でヤミ展開を見せるのは・・
 ドロっとモヤっと感じてしまってマイナスでは・・
 かわいいヤキモチ程度で良かったんじゃないかなw
{/netabare}~

一部、個人的な嗜好とは合わない部分も、あるっちゃありましたが・・
進化、変化するためにはチャレンジブルな事は仕方ないと思うし歓迎したいです。

もちろん定番、鉄板な部分も欲しいところで、それもちゃんとありました。

オープニングやエンディングも文句なし。
毎回、観て聴きました。
特にEDのあの絵があったかくてイイ。

■楽曲/ダンス
楽曲そのものも、なかなかいいですねー。
ノリが良くて、元気をもらえる。
ベタでいいんですw
伴奏も、出演者が演奏しなくていいから重低音エフェクトなエレキとかハイテンポなドラムとか盛り上げに遠慮がないw
(てか、作中での作曲者は誰w)

そして、それがダンスと組み合わさると、いっそうテンションが上がるw
歌のシーンがとにかく良かった。

作中ではポッと出てきて苦も無くパフォーマンスしているようなカンジですが、制作の裏側を想像するに・・
曲、伴奏、歌詞、振り付け、衣装、演出、アングル、表情・・
さぞかし練りに練って作られたことでしょう。
この動きはモーションキャプチャかな。ちゃんと重力も感じたし、衣装がフワッとするシーンなんかも一定の速度ではなくしなやかで印象的でした。
そして歌い手であったりその声であったり・・
さぞかし厳選を重ねた事でしょう。

ストーリーだけではそんなに刺さらなかったキャラ(例えばカリンとか)も歌のシーンがカッコよかったりセクシーだったり可愛かったりで、画面にかぶりついてしまいましたw

目をそらさず、できればスロー再生で観て欲しいですw

全キャラ惚れそうになってしまいました・・
ちょろくてスイマセン・・w


■総評
歌のシーンの楽曲と映像がかなりのクォリティ。
物語は努力シーンがなく安直かも知れないけど・・
青春、部活、可愛さ、友情、熱情、愛情、挫折、苦しみ、楽しさ、爽快感・・
部活系としては個人的に胸アツなものがあります。

3期いらない・・
ファンによる、そんなネットの書き込みも目にします。
それだけ1期や2期を愛しているという事は想像に固くないし、そういう愛し方もあっていいと思います。
その気持ちも実はちょっとわかったりもしています。

でもやはり自分としては、多くのスクールアイドルが目標とする全国大会ラブライブがあってこその、μ'sでありAqoursであって、その世界感が拡がったし、そこへ踏み出そうとする新キャラ達を応援したいと思う気持ちの方が強く持てた3期だったと思います。

是非、μ'sやAqoursとの共演(競演?)も観てみたい・・
あ、ようつべで公式動画があった・・
歌シーンの動画もある・・
期間限定みたいです。お早めに。
(ヤバ・・円盤買うかもw)
 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

いこ〜る さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

虹の先へ

1話
何処へ行こうか、何をしようか、と、侑と歩夢の二人が放課後を無為に過ごすシーンから始まり、自分らしく夢を追いかけるその入り口に立つまでが描かれ、なんだか胸が熱くなる。この感じは間違いなくラブライブだ。

さて今作品のシリーズ構成・1話脚本は田中仁。『ゆるキャン△』『あんハピ』『ハチナイ』などでもシリーズ構成・脚本を担当していて、私的には外さない人。期待しかない。

2話
今まではみんなで一つの夢を追いかけていたとすれば、今回の話は一人ひとりが違った夢を追いかけていてもやっていける、その方が楽しいんだ!と言う新しいメッセージ。

これだけ明確に個性・個人に焦点を当てたアイドルグループものは無かったのでは?
それは今のところ毎回ある挿入歌の歌唱シーンにも現れていて、2回ともソロなのだ。

素晴らしい!これぞ田中仁脚本の真骨頂!
多様性を語り出したラブライブの進化に期待しよう!

3話
やはり今までとは切り口が違う、かなり異質なシリーズ。誰かが幸せでないなら、そんな夢は叶えないでいい!と言い切った。

明快な全国大会至上主義批判。
ラブライブに出なくていい!と言ったのは流石に今作が初めてだろう。

その代わり、スクールアイドルがいてファンがいる。それでいいのだというメッセージが告げられ、全国を目指す呪縛から解き放たれる構成が素晴らしい。

4話
ソロアイドル!
グループ名がどこにも出てこないと思っていたら、ソロなのか!ラブライブはグループもの、と思い込んでいたからこれはヤラレた。この構想だったから、シリーズ構成に田中仁を起用したのか。

今までのラブライブがチームスポーツだったとすれば、今回は個人種目。駅伝ではなくマラソンだ。
個人の力が通用するのか?と言う恐れや怯みも描かれて、その凹みをポジティブ思考で埋めていくキャラのソロ歌唱で終わらせるのもとてもいい。

5話
自分らしさ、に自分を押し込めてしまった故に、やりたい事に踏み出せなくなる。そんな思春期の心の葛藤と克服をサラリと描いて秀逸。

この内容をピュア&ナチュラルキャラのエマと、シリーズ最強の強キャラ感を纏う果林で語ったのもよく考えられていると思う。

6話
璃奈回。
自分だって出来るんだ、変われるんだと語る辺りでもう泣けてくる。
その上で「やっぱり出来ない」と立ちすくんでしまう心に共感できるなら、この回は最高だ!と同意して貰えるだろう。

そして、その立ちすくみ怯む璃奈に、愛が柔らかな声で語りかけるシーンでもう一度泣ける。

出来ないならそれでもいい、出来ることを考えよう!
即ち自己肯定!泣ける。

7話
お互いに相手を思う故に自分を蔑ろにしてしまう。助けるとはそうでは無く支え合う事、そう言う話だった。
これを彼方と遙の姉妹愛を強調するような安易な事はせず、辞めると言い出した遥を説得するような事も無く、それでも解決してしまうのは見事だ。
その分どうしてもドラマパートが長くなってしまったが、歌唱パートを短くする柔軟な構成が光った。

そう言えば、鬼頭明里(彼方)、本渡楓(遙)、楠木ともり(せつ菜)の若手人気声優が揃った豪華回でもあった。

8話
わたし的に一番印象が薄かったしずくのメイン回。
その印象の薄さはきっと計算づくで、ここまでテコ入れしたりせずに引っ張ったのは意味がある。まったくシリーズ構成の巧みな事よ!

ただ、サブライターの脚本だったせいか『自分をさらけ出す(出せない)』というテーマに、それほど迫れていなかったのは残念だった。

9話
個人回の大ラスはシリーズ最強の強キャラ果林回。
ソロアイドルとして同好会の中で一番に独り立ちする役どころとして最もふさわしいと思う。

で、その強さだけではなく、方向音痴だったり、面倒見の良さだったりのエピソードをさりげなく配して、愛されるキャラクターとしても描いているのがいい。
ライブ前、圧倒的アウェー感に怯む彼女をみんなが大丈夫だと励ますシーンが泣ける。

さあ9人の個性は揃った!
ここからどうなる?グループとしての歌唱シーンはあるのか?
いよいよ注目の終盤へ!

10話
物語の大きな流れとしては、侑と歩夢がスクールアイドルに出会う『起』、メンバー9人の個人回の『承』が終わり、同好会の方向性、目指すところが定まり、侑と歩夢の物語に再びふれる『転』であった。
メンバーと侑との関わりが深くなればなるほど、疎外感を感じてしまう歩夢の心情が見える巧みな脚本だったと思う。

さて、気になるワードが出てきた、その名も「スクールアイドル・フェスティバル」。
これはどう収めるのか?あと3話!

11話
ついに歩夢が・・・

この心情を嫉妬とか独占欲などと解釈してはいけない。
これは不安なのだ。

その心の動きを眉をひそめ、顔を伏せ、立ち止まり、部屋の明かりを消したままにして、作画が、音響が、演出が、これでもかと写し出していく。
しかもフェスの準備のドタバタコメディを挟みつつなので、余計に明暗のコントラストが際立っていた。

虹学は脚本を褒めることが多いが、今回はコンテ・演出も素晴らしかったし、作画も最高だった。侑と歩夢が並んで歩くシーンをロングで押さえたカットなどとても良かった。

さて、もう一回見よっと!

12話
今までありがとう、そして
これからもよろしく。

多分来週はフェス回だから、今回がドラマ的には最終回だと思われる。

前回、侑が離れてしまうのを恐れての行動と思わせて、実は歩夢自身も変わっていく途上にあったとは、なんと秀逸な作劇だろう。
それにしても…
1話、10話、11話、12話と、計4話、全体の1/3弱をこの二人の物語に割くとは思い切ったなと思う。
そして、二人の物語にこれほどの比重がかけられる事こそ、ニジガクのニジガクたる所以だろう。

無印、サンシャインと続いたラブライブシリーズ、3作目でマンネリを危惧したが全くの杞憂だった。むしろアイドルものの新境地を切り拓いた、新たなマイルストーンとなったのではないだろうか?

さて次回、単に全ステージを見せただけで終わりはしないだろう。
期待が高まる。

13話
フェス回。
一人一人、それぞれのステージに立つ(一部横になる人もいたがw)ニジガクならではの胸熱展開。しかしシナリオの主題はそこには無くて、幕間のメンバー間の、メンバーとファンの、互いに支え、支えられる姿を丁寧に拾っていく。

そう!
この支え合う姿こそ、虹ヶ咲の大きなテーマを表していたのではないだろうか?
その姿勢は、メンバー間に留まらず、他作ではモブであろうコッペパン同好会!に至るまできちんと出番を用意して、あまつさえ最終話で活躍させたりする程だ。

途中、雨でステージを中断せざるを得ない状況に陥ったりするが、生徒会副会長が助けてくれる。これは、支え、支えられて夢へと進んでいくんだというメッセージだったと思う。

ラスト、今まで皆を支えていた侑が音楽科転科試験を受けるシーンで終わる…
願わくば新しい夢(2期)を。

=============

総評

面白かった!
2020秋クールにおいて、私的には”アサルトリリィ”とこれが盤石のツートップだった。(甲乙付け難い)

シリーズ内での位置づけは『外伝』的な作品らしいが、例えば”とある”は”超電磁砲”の方が評価が高いように、こちらも本家を凌駕するクオリティで、しかも全く新しい価値観を提示してきたことが良かった。

1話の感想でも期待している旨を書いたが、シリーズ構成・脚本が特に良かった。
9人いるメンバーの各個人回が9話必要という中弛みしそうな制約を、当番キャラだけでなく、別キャラも絡めたり、全体の話やテーマを少しずつ開示していったりと、工夫を凝らして全く飽きさせなかった。
さらにその各話に、少しずつ変容していく自分に戸惑う(事実上のメインヒロイン扱いの)歩夢の姿を上手く散らして、終盤のヤマにつなげる伏線の張り方は見事だった。

また、この歩夢をステレオタイプな『ヤンデレ百合幼なじみ』に貶めなかったのは本当に素晴らしかった!

これで終わりにしてしまうにはあまりに惜しい!
ぜひ2期を希望する!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

64.5 22 アイドルアニメランキング22位
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレボリューションズ(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (227)
1458人が棚に入れました
2000%を超えたアイドルたちが、愛の大革命を巻き起こす!
幻の新人賞「うた☆プリアワード」を受賞したST☆RISHと新人作曲家の七海春歌は、先輩アイドル・QUARTET NIGHTと共に芸能界で活躍の場を広げていたが…。

声優・キャラクター
沢城みゆき、寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、鳥海浩輔、森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、若本規夫

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アイドルたるもの現状で満足してはいけない。必要なもの、それは…レボリューション!!

うたプリ3期です。

3期から見てもストーリーについていく分には問題ありませんが、
キャラを把握するためには1期からの視聴をおすすめします。

久しぶりにうたプリ見ましたが、
(2期の視聴から7年経っていた…)
イケメン達がキラキラ頑張る姿というのは良いものですね…(*´Д`)

1期の放送が2011年で、いまだに根強い人気を保っているコンテンツは伊達じゃないということを感じました。

全13話です。


● ストーリー
シャイニング事務所に所属するアイドル・ST☆RISH(スターリッシュ)は、
芸能界で順調に活躍していた。

国際的スポーツの祭典“Super Star Sports”、
略してSSS(トリプルエス)。

次の大会の開催地は日本。大会のオープニングアーティスト選考審査ライブへのエントリーが始まろうとしていた。

同じシャイニング事務所の先輩であるQUARTET NIGHT(カルテットナイト)はエントリーが決まり、作曲は七海春歌(ななみ はるか)に任された。

ST☆RISHは、
自分たちもエントリーしてほしいと社長に直訴する。

社長は無理だと却下し、
ST☆RISHにクロスユニットを提案する。

クロスユニットを成功させて“レボリューション”を起こし、
社長を納得させようと、ST☆RISHは誓い合う。


乙女ゲームが原作なので、
主人公は作曲家の春歌。

ST☆RISHの7人とQUARTET NIGHTの4人が、
春歌と関わりを持つアイドルです。

今回はクロスユニットを行うことに加えて、
先輩アイドルのQUARTET NIGHTにもスポットライトが当たります。

少人数で1話が描かれるので、
それぞれのキャラをじっくりと味わうことができ、
魅力を存分に感じられました^^

今までQUARTET NIGHTにはあまり興味がなかったのですが、
今回掘り下げられたことで好きになりました(*´ω`*)

うたプリには苦手なキャラがいないので、
どのエピソードも楽しめました♪

推しのキャラがいれば、
より楽しめるかもしれませんね^^

ありえないシチュエーションや演出をギャグに昇華できるのは、
この作品の強み。笑

ただイケメンを愛でるだけでなく、
突っ込みどころを見つけて笑うこともできる楽しさがありますw

最終話の最後のライブ演出が一番笑いましたww
どんだけの規模で観客撃ち抜かれちゃうのww

ストーリーは3期だけで完結していません。
どうやら4期へ続くようです。


● キャラクター
登場するアイドルは11人。

特徴的なのは、
歌がうまい声優さんばかりであること。

どの曲も、歌声が抜群にいい…!

うたプリの曲が好きなのは、
ここが理由なのですよね♪

もちろん、
キャラそれぞれの個性も魅力的。

ST☆RISHはメンバーの仲が良いところも
好きなんですよねえ。

QUARTET NIGHTは圧倒的なオーラを放つ先輩感が安定感あって好きだなと思いました。

そんな人たちが本気になる姿、
こちらもアツくなるに決まってるじゃないですか!

私のお気に入りのキャラは、
来栖翔(くるす しょう)です^^

今回も一生懸命で、いじられて、
アツい翔ちゃんが可愛かったー♪


● 音楽
【 OP「シャイン」/ 宮野真守(作中では、トキヤ役) 】

OP担当は1期と2期で変わらないので、
今回も安定感があります。

今までのOPの中で一番好きかもしれません。


【 ED「マジLOVEレボリューションズ」/ ST☆RISH 】

ST☆RISHの曲大好きなんですよ。

キャラ一人ひとりの歌声は最高で、
7人の歌声がひとつになる…至高の歌声です。

でもうたプリのED曲は毎回ギャグ寄りだと感じてしまうのなぜだろうw

「LOVEの大革命 マジLOVEレボリューションズ」
歌詞のいい感じのダサさは安定していて、むしろ好きになるw


他にもソロ曲だったり、クロスユニット曲だったり、
1話につき1曲ペースで挿入歌があります。

挿入歌で一番好きなのは、トキヤ(cv.宮野真守)&真人(cv.鈴村健一)の「ORIGINAL RESONANCE」かなあ。

ハモリや二人の声の重なり具合がかっこよくて好きなのよね…(*´ω`*)

QUARTET NIGHTの「エボリューション・イヴ」も、
歌声を存分に味わえてかっこよくて好きでした♪

たくさんの歌が聴けて満足です(*´ω`*)


● まとめ
ストーリーは完結していないので、
続きが気になります。

ST☆RISHもQUARTET NIGHTもグループで推せる〜、
かっこよすぎでした。

キャラが多いけれど、クロスユニットなどで各キャラをじっくり描いてくれたのがよかったです。

歌もたくさん聴けたし、
耳が幸せでした♪満足♪

4期が楽しみです^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

音楽で世界を変えるかぁ +

 うたプリ1期はデビューまでの話、2期はセシルが加わりST☆RISHの意味?が歌でもわかることがでた話だった。
 今回もEDになってるメインテーマを初めて見ると、結構インパクトがあったです。

{netabare} 「1000%超えちゃって~2000%の次は、loveの大革命、マジloveレボリューションズ」と出だしだけ、覚えられちゃいました。ユニット名も2000%に続き歌詞に出したです。{/netabare}

 CGも演出にうまく使われ、良い感じで女性うけ今回も間違いないだろうです。一話のOPは、ST☆RISHでなくQUARTET NIGHTの洒落たような歌や振り付けも様になってましたです。わざとらしい一話でしたです。

 うたプリ、ST☆RISHとしての歌が、今までメインテーマだけの印象が強く見えるです。今回は、クロスユニットもあるのでどうなるだろうです?

2015 04.22 「流石に3000%ではなかった!」


 クロスユニット3組に分けられて、QUARTET NIGHT 1人1人の話も織り交ぜられ、うたプリなだけに歌の質が、上がっていったような感じしたです。{netabare}真斗とトキヤの歌なんかも、洗練された歌詞や歌声に聞こえたです。2人で滝に打たれて、トキヤが「水の音しか聞こえませんでしたね」といってたのは、笑えたです。{/netabare}

 今回{netabare}「Op10 Answer」まで見ていて、特にQUARTET NIGHTのアカペラから始まる歌が、完成されたプロのような歌で凄かったかなぁと思うです。春歌のピアノ伴奏が、良い感じにQUARTET NIGHTの歌声を引き立てたように見えたです。結構良かったでしたです。{/netabare}ST☆RISHどうなるのかなぁ・・・です。

2015 06.10 「SSSエントリーどうなるのなぁ・・・?」


 ST☆RISH、QUARTET NIGHTに終点があてられやすかったけど、春歌が常に今まで通り傍にいたですね。春歌、1000%のころより成長し大人っぽくなってるです。

{netabare} QUARTET NIGHTの歌、さらに歌詞、音楽にアレンジされたようで凄い感じです。
 ST☆RISHの「マジloveレボリューションズ」ファンの歓声、振り付けのアングルの違いと画面いっぱいの映像で、これまでのEDとまた違った迫力のパフォーマンスに見えたです。

 で、サプライズなのか?2000%に出てきたユニットが、依然と同じ歌(聞き覚えのあった)のアレンジなのか?新キャラも加えて出てくる、あまりにも派手なセッティングと灼熱?のパフォーマンスは、ST☆RISH顔負けみたい・・・です。実際におきかえると、事前の打ち合わせがなかったら、できない演出です。{/netabare}

 全体的に、歌、活動が大人らしかったと思うです。業とらしいところもあったけど。今までと終わりの違い今回、{netabare}続きがあるように切りを付けなかった終わり方は、可とも不可とも思えないです。自分として、1000%、2000%の終わり方のほうが、切りが良かったと思うです。{/netabare}先が読めないようなです。
                         2015 6.28 +

 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

うたプリ♪

1000%、2000%と来て3000%かと思ってたら、まさかのレボリューションズ。ちょっとビックリ。
主題歌が良曲揃いなのでアニメ化はちょっと嬉しい。ニコ動での空耳が一番楽しみ。


ST☆RISHとカルテットナイトがメイン。春ちゃんの出番が少ない気がする。
シャイニング早乙女が何言ってるか分からないシーンがちょくちょくある。

面白かったのは最初の1~2話ぐらいで、段々面白くなくなっていった気がする。
最終回の演出は面白かったけど、ちゃんと終わらせてほしかった。

1~13話感想↓
{netabare}1話
不自然なくらいにみんなと一人ずつエンカウント。
SEの入り方がいちいち面白い。
翔ちゃんの登場の仕方で笑ってしまった。

2話
たこ焼きを食べた時のリアクションが一番面白かった。
挿入歌をいきなり歌いだしてビックリしたけど、いい曲だった。

3話 音也、那月メイン回
音也がトキヤの真似をするシーンが面白かった。
那月が王子様違いって言った次の演出の意味が分からなかった。一瞬、地震が来たのかと思った。

4話 藍、翔、那月メイン回
喋り方が淡々としてるとは思ってたけど藍ちゃんってロボットだったのか…。
台本で煽ぐとこがシュール。
監督のセリフが面白い。
3話もだけど、どんな映画を撮っていたのか気になる。

5話 レン、翔、セシルメイン回
CMコンセプトで喧嘩する話。
最後のポーズが変すぎる。終わり方が雑。

6話 セシル・カミュメイン回
戸惑ってる春ちゃんが可愛い。
カミュには翻訳者が必要じゃないかと思う回。

7話 蘭丸メイン回
嶺二がマラカス持ってるところが可愛い。
移動してる間に作詞でもしたのかな。最後どこから音源が…。撤収の邪魔じゃないか。
いつの間にか皆沸いてるし、どこから来たんだろう。

8話 トキヤ、真斗メイン回
二人は兄弟みたいに似てるなぁ。
歌詞を真顔で読み上げるのが面白い。
結局、曲が先なのか

9話 寿嶺二メイン回
音也のマジックが不器用なとこが可愛い。
いつもより春ちゃんの曲が完成するの早いなーと思った。

10話 カルテットナイト メイン回
カルテットナイトは無言シーン多いな。
歌う時のカルテットナイトの足が短くなってて違和感
春ちゃんのピアノやっぱいいなぁ。

11話 ST☆RISH メイン回
「曲を作ってほしい」を7回も言う所で笑う。同時に喋ればいいのに。
次で終わりかな。ちょっと寂しい。

12話
カルテットナイトの最後らへんの振り付けで笑ってしまった。歌詞が聞きとれない。

13話
カルテットナイトの曲から始まり、春ちゃんとハイタッチ。EDが挿入歌として流れ、7人となったHE★VENS乱入。曲を披露して終わってしまった。

良い意味で演出が一番酷い回だった。シャイニング早乙女はなんであんなとこに…。

最終回なのに納得いかないラスト。続きは4期?それとも劇場版なのか…?{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

70.2 23 アイドルアニメランキング23位
満月をさがして(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (203)
1328人が棚に入れました
主人公・神山満月は、最愛の人・桜井英知との約束で歌手を目指している12歳の少女。ところが喉の病気が原因で、彼女は声を捨てて命を永続させる方を取るか、このまま命日を待つかの選択を迫られることとなる。
そして彼女の前に「タクト」と「めろこ」という、彼女の死を阻止する者を満月に出会わせないようにする役目を仰せつかっている2人組の死神が現れる。

声優・キャラクター
myco、斎藤恭央、本多知恵子、小川輝晃、木村良平
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

健気さが光る正統派変身少女&アイドルもの

◆『りぼん』連載マンガ原作の「歌う」変身ヒロイン

本作はいわゆる変身少女ものですが、『美少女戦士セーラームーン』の大ヒット以降に隆盛した「美少女戦士/バトル系魔法少女」では全然なくて、古き良き正統派変身ヒロインもののイメージを良く保った良作であるように思いました。

簡単に内容を紹介すると、本作のヒロイン満月(みつき、小学6年生)は病弱な12歳の少女から健康な16歳の姿に変身できるだけ、というシンプル設定で、その点で、魔法が使えず特殊な身体能力もないけど歌だけは上手い『こばと。』のヒロインとちょっと似ています(*注1)。

この満月ちゃんは余命があと1年しかない薄幸の身の上なのですが、彼女を看取りに来た死神コンビが「彼女が思い残すことなく死んでくれるように」と彼女の夢であるアイドルのオーディションの受験資格のある16歳の姿に変身する秘術を与えてくれ、そのオーデションで彼女は、{netabare}病弱なせいで普段は余り出せない声をここぞとばかりに振り絞って熱唱して審査員達を驚かせ、{/netabare}急遽アイドル・デビューが決まってしまう・・・というのが先ず第1話の展開です。

その後は、全52話(ちょうど1年分)かけて、満月ちゃんと死神コンビの1年間をじっくり描き出していく実に分かりやすいストーリーとなっていて、とにかく本作は、奇をてらわないこの王道シナリオと、これまたワザとらしいキャラ立ての皆無な自然派ヒロインの健気さが光る作品と個人的には思っており、それを評価されてか、本サイトでも、レビュー数こそ多くないものの、「物語」項目は4.1と高めの点数となっている点がちょっと良いと思いました。

(*注1)満月は、本当に12歳から16歳の「容姿」に変身できる「だけ」で、頭の中は全くの12歳のままなので、{netabare}英単語を全然読めなかったり、ラジオのインタビューで好きな食べ物を問われて「給食の・・・」と答えてしまい周りから「え???」って顔をされたり{/netabare}して、その点が天然のコメディになっている点も、何となく世間ズレした『こばと。』と似ていて、好感度が高い気がしました。

あと、このヒロインは、12歳のときの容姿が放送当時人気のあったミニモニの加護亜依に似せてデザインされたそうですが、16歳の変身後の容姿が、割と最近のアイドルものの人気作『デレマス』の島村卯月に似ていて、性格自体もどことなく島村に似ている気がするので、『デレマス』での卯月の描かれ方が物足りないと思っていた人はこちらの作品を試しに視聴してみると良いかも知れません。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
見やすい絵柄とテンポのよい脚本で掴みはOK。余命1年の12歳の少女が死神の秘術で外見だけ16歳に変身する(でも中身は12歳のまま)、という設定はなかなか面白いと思う。
・第2話視聴終了時点
16歳で12歳の女の子に「好きだよ」と告白する男子ってどうなの?というか、これ女の子の側の一方的な「告白された」思い込みにしか見えない気もするんだけど?
・第5話視聴終了時点
健気さが魅力の正統派ヒロインものと判明。これは侮り難い・・・
・第9話視聴終了時点
繊細な感情描写系と判明。これは拾い物の良作かも。
・第28話視聴終了時点
満月は小学6年生だったはずなのに、中学生っぽい環境に変化していてちょっと違和感あり(設定を途中で変更してる?・・・2nd OPの歌詞にも「High School Days」ってあるし???)
・第35話視聴終了時点
「来年の春から中学生」という同級生の発言があるので、やっぱり満月は小学6年生と確定。
・第36話視聴終了時点
ヒロインの健気さが光る回(本作初の★★(優秀)回)
・第50話視聴終了時点
ありがちの展開だけど、ちゃんと話を動かしてきたのは◎(本作2度目の★★(優秀)回)。
・第52話視聴終了時点
最終話を綺麗にまとめてきたので評価が更に上がる(本作3度目の★★(優秀)回)。
但し、欲を言えば、ここに来てようやく第2ヒロインに昇格した「めろこ」については、作品全体としてはもう少し早くからきめ細かくその《心の揺れ動き》を確り描き出して行って欲しかった気がする。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      種村有菜(『りぼん』2002年1月-2004年6月連載)
監督         加藤敏幸
シリーズ構成     まさきひろ
脚本         まさきひろ、田村竜、中瀬理香、吉村元希、広平虫、杉浦真夕
キャラクターデザイン 種村有菜(原案)、工藤裕加
アニメーション制作  スタジオディーン{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=========== 満月(フルムーン)をさがして (2002年4月-2003年3月) ========
 - - - - - - - - - - - - OP「I♥U」、ED「New Future」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 それでも歌いたい ★ 死神との出遭い、満月変身、歌手オーディション
第2話 英知くんとの約束 ☆ 満月の憧れの人、二人の約束、満月のラッキーデー
第3話 マネージャーさんが来た ☆
第4話 詩(うた)にこめた想い ★ 満月の作詞(デビュー曲)
第5話 はじめてのお仕事 ★ 雑誌インタビュー&撮影会、「16歳の丘」のアカペラ
第6話 スタジオの長い日 ☆ 寂しがり屋の少女(七海){/netabare}

 - - - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Myself」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第7話 フルムーン、デビュー! ★ 初ライブ
第8話 ヒットって本当? ★ 満月の学園エピソード 
第9話 聞いてほしいのに ★ 若王子先生の授業参観・墓参り(満月の母・葉月&父)
第10話 芸能界の掟!? ★ 大御所演歌歌手(昆巻冬子)
第11話 危険なレンズ ☆ スクープ・カメラマン(三枝)
第12話 ねぎラーメンと聖者の石 ☆ 
第13話 ちっちゃなコンサート ★ 施設訪問、園児と交差する満月の想い
第14話 がんばれ!代理マネージャー ☆ 駄目マネージャー(秋葉さん)
第15話 ファースト・キス!? ★ 事故チュー回
第16話 ライバル登場! ★ 意地悪先輩アイドル(若松円)、シャンプーCMオーディション
第17話 すれ違う二人 ★ 
第18話 走れ!オーディションへ! ★ 交差点キス&エレベーター回
第19話 届かない歌声 ★ 逃避行、タクトの唄声、若王子先生・大重マネへの打ち明け
第20話 めろこ、ひとりぼっち ☆
第21話 新たな思い ☆ フルムーン芸能界復帰、円の意地悪再び
第22話 ワクワク!ソロライブ ★ 世界配信ライブ企画(ムーン&スターズ)、妨害、夜天ライブ
第23話 お引越しパニック × 大重マネvs.家政婦(田中さん) ※本筋に無関係な水増しエピソード
第24話 お父さんの歌 ★ ROUTE:Lの幻の名曲、円の横槍(高須プロデューサー)
第25話 若王子先生にお願い ★ 若王子のプロデューサー引き受け
第26話 伝えたいもの… ★ 満月の子供時代、母親(葉月)の写真とオルゴール{/netabare}

 - - - - OP「ROCK'N ROLL PRINCESS」、ED「ETERNAL SNOW」 - - - -
{netabare}
第27話 絶対に負けない ★ でっち上げスキャンダル、2人のレコーディング、何のために歌うのか
第28話 満月って恋の達人? ☆ 同級生の恋愛相談
第29話 新たな死神・いずみ&ジョナサン ★ 死神一のサディスト登場
第30話 英知くんを知る人 ★ 和美フランクリン(擁護施設の元先生)登場、英知君へのビデオ・レター、タクトの反対
第31話 学園祭の秋なんです ★ タクトの人間変身(ボディ・ガード)
第32話 素顔の円 ★ 落ち目アイドル若松円の立ち直り
第33話 忍び寄る病魔 ★ 満月の病状悪化、喉の手術の判断と満月の意思
第34話 ブランコのおじさん ★ 死神の見える人(真田さん)の魂の回収
第35話 英知くんからのメール!? ★ 満月の病状回復(英知君効果)、いずみの満月接近(死神の刻印)、新しい治療法
第36話 運命の新人賞 ★★ 2人の偽メール送り主、空港での謝罪、最優秀新人賞受賞
第37話 満月(フルムーン)からの贈り物 ☆ X'mas回、円の新曲リリース
第38話 おばあちゃんの過去 ☆ 満月の家出(アメリカへ)
第39話 太平洋を越えて ☆ アメリカ到着、英知君の思い出と募る想い
第40話 盗まれたペンダント ★ イーグル・ヴァレー観光、タクト告白
第41話 英知くんのいる街へ ★ 見つからない英知君、逆さ文字出現、桜井夫婦発見(タクト)
第42話 エターナルスノー ★ 事故死していた英知君、満月への手紙、雪の教会墓地{/netabare}

 - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Love Chronicle」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第43話 もう二度と歌わない ☆ 帰国、変身しない満月、喉の手術拒否
第44話 共鳴する心 ★ フルムーン引退の噂、タクトの記憶、めろこの迷い
第45話 いずみの誘惑 ★ 永遠の月の世界への誘い、ROUTE:Lのキラ・タクト、病院屋上の夜
第46話 新月の夜に ★ タクト幽霊化のピンチ、満月立ち直り ※シナリオ自体は都合良過ぎて×
第47話 生きる希望 ☆ 運命を阻止する者
第48話 フルムーンになれない!? ★ 満月の変身が解ける、タクトが幽霊化しない方法 ※魔法少女のお約束のテーマがようやく・・・
第49話 満月の思い・めろこの思い ☆ 忘れ草(ミスティック・リリー)
第50話 どうしても言えない ★★ 満月の小学校卒業式、13歳の誕生日(4/4)、満月告白
第51話 運命の日 ★ フルムーン1周年記念ライブ、タクトの記憶消滅
第52話 満月(フルムーン)をさがして ★★ ※ED「New Future」{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)33、☆(並回)15、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.1

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

何だかんだで話が進む程にハマる♫

2002年4月6日 - 2003年3月29日TV放送された。全52話。
漫画とTVアニメが連動する形で制作されたTV放送用アニメ。

感想。

主人公の声優が素人過ぎる・・歌はアイドルというより・・
売れないロックシンガー・・声優の方が旨い人や声質の良い
適役が大勢いただろう・・序盤が明るめで軽いノリなので、
ぎりぎり堪えられる感じ。
タクト役は桜塚やっくん※スケバン恐子は元ジャニーズJr。

キャラデザは「りぼん」という感じ。イメージ的に「りぼん」
何故か「りぼん」としか言いようがない^^;

音楽は劇中歌も含めて視聴層や作風にあった解り易い曲。
これだ!というインパクトは感じないけど悪くもないかな。

1クール終わる頃には何となく全てが許容。
作風からいって、あまり細かい事は気にせずにという感じ。

2クール中盤には2クールで終わるのか?と思う部分も。
一応芸能界の裏側的エピソードも増えてくる。
こうなってくると耳も慣れて、新人アイドルっぽい雰囲気と
いえばそういう素人臭さもあり?ッて感じかな。

3クールに入ると明るい話も無いわけではないけど、徐々に
シリアスなエピソードも増えてくる。時々学園パートで制服を着てるので中学生と錯覚するけど小学校の修学旅行前w

涙が零れるシーンも多くなって何処までいくのか・・・・
子供向けなのだけど結構泣けるよ・・

残り10話くらいになるともう・・どうするのって・・
ストーリーは読めても、これは流石に台詞が予測できない。

主人公が小学生という事を考えるとラストもベストかなぁ~

設定だと死神は一定条件での死者なのだけど・・
「半人前」というのが解釈の自由かな。

それにしても・・めろこ・・一番成長したのかな><・・




神山 満月:myco
突然現れた死神に余命1年と宣告された、12歳の少女。
通常死に際にしか見えないはずの死神の姿が見える。
普段は純粋でおっとりとしたマイペースな性格。

タクト・キラ:斎藤恭央
死神部長の命令により満月の監視をしに来た死神コンビ。
「ねぎラーメン」の一人。ネコ耳の帽子をかぶっている。
鈴つきの赤い首輪をした白いネコに変身出来る。

めろこ・ユイ:本多知恵子
タクトとコンビを組む死神。うさぎ耳が特徴。
死神としてはベテランのため、うさぎ耳も羽も本物。
気が強い性格。反面満月を気遣うなど確りした面もある。

いずみ・リオ:緒方恵美
かつてのめろことコンビ「ミルメイク」を組んでいた。
サディストな死神。イヌ耳。めろこ同様にベテラン。
現在はジョナサンとコンビ「ヤミナベ」を組んでいる。

若王子 圭一:小川輝晃
嘗ては人気バンド「ROUTE:L」のキーボード担当。
当時のニックネームは王子。満月の主治医。30歳。

若松 円:太田衣美
フルムーンとライバル関係にあるアイドル歌手。
本名は暮林千暁。名のある家柄のお嬢様で婚約者もいた。

大重 正実:瀬尾智美
フルムーンのマネージャー。元アイドル「花飾結菜」
「ROUTE:L」の大ファンで、王子の追っかけをしていた。

今村 鈴:深見梨加
若松円のマネージャー。元アイドル「新山美紅」
大重正実とは犬猿の仲。大重よりは売れていたらしい。

古雅 葵:高橋広樹
満月の父。実は、文月の想い人であった清十郎の息子。
人気バンド「ROUTE:L」のギタリストでリーダーだった。

古雅 葉月:笠原弘子
満月の母。旧姓:神山。満月を産んですぐに亡くなる。

神山 文月:杉山佳寿子(若い頃:中尾有紀)
満月の祖母で、葉月の母。
昔は病弱な性質で学校も休みがちなお嬢様だった。

田中さん:赤土眞弓
神山家のお手伝いさんで下の名前は「よね」

高須 広平:郷田ほづみ
天才プロデューサー。

和美・フランクリン:冨永み〜な
満月がかつていた児童施設の先生。

七海:宍戸留美
フルムーンのファン第一号となった幼い少女。

桑原 薫子:杉田都子
文月の幼馴染。ピアノ教室の先生。

ジョナサン / シェルダン:森訓久
現在いずみとコンビを組んでいる死神。
死神部長・シェルダン。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

ちぴちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ラストがすごい!隠れた名作!

原作の漫画を少し読んだことがあって、気になってアニメを見てみました^^
でも、見てみるとすごい!特にラストはすごく感動するので、おすすめです!

あらすじとして、
喉に病気を持った満月ちゃんが死神と出会い、余命を宣告される。その死神の力を借りて大好きな歌を歌う歌手になるお話です。


前半は、主に歌手デビューし、歌手としての活動について。
前半はうーん、まあまあかなという感じでした。なんだかんだのほほんとした感じが多くて、1話目はすごく面白かったけど、話が進まないのでちょーっと興味が薄れ始めてました!笑

でも!16話目のライバルの登場からどんどん面白くなります!(というか、そこまで多少飛ばしてみてしまいましたw^^;)
今までは病持ちの満月としてではなく、fullmoon(歌手名)としてでしか、マネージャーと接していなかったので、fullmoonの正体はマネージャーもしらずに進んでいました。でも、後にお医者さんの八王子先生やマネージャーにもちゃんと説明して、病持ちの満月ちゃんが歌手をすることを認めてもらえることになります。


後半では、主に主人公の死について。
急に満月は生きる目的がなくなり、自分を見失なってしまう。
でも、周りの人に元気づけてもらったりして、主人公は次第に前向きになり、死にたくない、まだ生きたいって気持ちに変わり、自分の余命の運命とあらがうことになります。

ラストは、
満月ちゃん死んじゃうのかな?って思ったけど、なんだかんだいってハッピーエンドで、うまくまとまってました!
最終回、ほんっと涙涙で、隣の部屋まで私がグズグズ泣いて見てるの聞こえるんじゃないかってくらい、泣きました笑

あと、EDもよかった!歌手としてFullmoonが歌ってる歌が流れるんだけど、歌詞とかストーリーにぴったりで、きいてると泣かずにはいれなくなります笑

全52話と、とっても長いですが、なかなかよかったです!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

67.6 24 アイドルアニメランキング24位
プリパラ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (118)
615人が棚に入れました
ある日お年頃の女の子たちに届く招待状。それはファッションやダンス、音楽といった女の子の夢と憧れが詰まった「プリパラ」の入場チケット。そこでは毎日のように、歌やダンス、ファッションセンスを競い合うオーディションが開催され、その様子はTVやネットを通じて世界中に発信される。
 今やトップアイドルはこのプリパラから生まれるのだ。主人公・らぁらも友達と同じくプリパラに興味深々。でもらぁらの学園では小学生のプリパラは禁止…ところがひょんなことからプリパラに初入場してしまったらぁらは、なりゆきからオーディションにでることに。そうなる、らぁらのプリパラデビュー!?

声優・キャラクター
茜屋日海夏、芹澤優、久保田未夢、山北早紀、澁谷梓希、若井友希、牧野由依、渡部優衣、鈴木千尋、寺島拓篤、今野宏美、高乃麗、伊藤かな恵、諏訪部順一、山本希望
ネタバレ

前原由羽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

Welcome to PriPara World!!

平和ですね...最初のイメージはそうでした。結局最後まで、一緒でしたね。短い話の中で今までの3部作とは全く違う方向性で話が伝わった感がしました。

プリパラのテーマ性って??

個々のキャラが濃すぎたせいで、単なるギャグアニメにしか捉えられていないのではないかという印象がTwitterの実況まとめから読み取られました。1話1話の内容性にばらつきが多い上に確かにギャグばっかりでネタキャラになりそうな発言や行動ばっかりをしていたので、多分これは「プリパラ」というアニメをみた視聴者がどの程度のレベルの人なのかを調べる試金石なのかと思っていました。
実際のTwitterの実況中継まとめやその感想などを見てみると、大人(か、それに準ずる年齢の学生?)のいかにも幼児退行したかのような発言が多々見られ、アニメ試聴者の一般思考力のレベルがうかがえました。

しかし、それはあくまでもプリパラを介した視聴者の動きであってプリパラのテーマ性ではないです。。。では、それはいったい何??私は18話を見終えた後になんとなくバーチャルリアリティーがテーマではないかを考えました。


プリパラの世界とは??
{netabare}18話は、レオナが実は少年だったという話です。この事実自体びっくりでしたが、この事実をあっさり話に組み込んで1話に仕立て上げたということもびっくりです!!(私には到底できるようなレベルではない...)
外国人たちがFacebook上で、「レオナが何で少年なのにプリパラでスカートをはいているのか?」という議論をしていました。日本人がそんなことを話してるのは2chくらいですが大体は「性同一性障害で、周りの人が知らないところで女の子を演じたいから」というので終わってました。

戻って、外国人たちの議論の終わりを見てみると、最後は「プリパラはしゅごキャラのようになりたい自分になれる場所だから」というあたりで決着がついてました。確かに、プリパラに入るときって、姿形(名前)を変えてキャラによっては全然現実世界とは違う自分を演じられるような姿になれますから!!
現実世界で困難を迎えているが、プリパラというバーチャル空間では自分らしさが表現できることでどんどん活躍できる...そのことでレオナ自身がどんどん現実のレオナよりもプリパラのレオナの方に近づいていく...というのがバーチャルリアリティーの考え方です。

ですが、この後の話を見ても、レオナが現実世界で困っているというエピソードが見られず、この考えかた自体が間違っているのか、それとも話を見ている段階でレオナがすでにバーチャルリアリティーの考え方に従ってプリパラのレオナに置き換わっているのかということが考えられます。

もう一つのバーチャルリアリティーを示した回
ズバリ32話です☆みれぃちゃんがぷりを辞めた途端にみれぃちゃん自身のバランスが取れなくなって、最終的にぷりのままに生きることを決めた話です。あれだけのギャグを入れながらテーマ性をしっかりと示せているあっぱれな回です!!製作者たちの本気度が伺えます!!
印象的だったのは、雨宮君が2人の「みれぃ」に話しかけたところですね...現実世界のみれぃと計算尽くされたアイドルみれぃの両方を足したものが今のみれぃちゃんであって、もはや片方を切り捨てることなんてできないんだ!というのがまさにそれです☆


かなり、コトバ遊びのようになってしまいましたが、要は、いわゆる私たちの世界の話でいうと、Facebook、Twitter、LINEなどのソーシャルネットワーク、他にもRPGものものを含めたゲームでもそうですが、その中で現実世界でない自分を演じることが、結局は現実世界の自分に何かしら影響を与えてるってことね!!

もし仮に、プリパラの話全体に一貫性があるとしたなら、先ほどの考察のようにレオナは過去には現実世界に困難があり、いつの間にか、プリパラの世界のレオナが今のレオナになってしまったという仮説が成立します。

だけど、パプリカ学園の校則がかぶっているのを見るとストーリーに一貫性がある!!と声を大にしていうことは出来ないです...「第31条 生徒は非科学的なことを言ってはならない!(17話)生徒は冬休みの宿題を余裕を持って終わらせなければならない!(27話」個人的には、前者の非科学的ということがみれぃの主観であって、それが客観の立場である校則に入っていること自体が可笑しいのでは...って感じてます☆{/netabare}

それにしても、プリパラってどうしてアイドルばっかりに目を向けるんだろう... {netabare}なりたい自分になる場所がプリパラの世界という一応の決着が出ている以上、{/netabare}アイドルばっかりがプリパラのステージとは限らないのに...

{netabare} 因みに、2期でレオナの小学生の時の回想が登場しました!!どうやら、レオナはプリパラに入る前から性同一性障害と思わしき挙動を示していたみたいで、数年を経て、それがもっと顕著になったということです。性同一性障害が助長されたというコンセプトは私の仮説とはちょっと違っていましたが、やっぱりプリパラがバーチャルリアリティーを象徴してたみたいね...{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

見返したくなったので

アイドルランドを見てたら意外と最初の方の内容覚えてないなってなって見返したくなったので再視聴。
全く世代のアニメではないです、当時ニコニコで見てた。

{netabare}
女児アニメの話題になると必ず名前が挙がる作品だけど、評価されるだけの面白さがある。
こういう系の朝アニメは長クール放送だから基本的に普通の話だけでなく無駄回が多く挟まれて、退屈な朝アニメと面白い朝アニメの違いはそこの面白さで変わってくると思うけど、このアニメはその無駄回も含めてめっちゃ面白いというのが大きい。

よくこの作品はカオスさが面白いと言われるけどそれは違うんじゃないかな。
てかそもそもカオスといってもギャグの域を出ていないしそれほどカオスな作品ではないと思う。(あじみを除く) ギャグが面白いのは確かだけどね。
どちらかというとこの作品の面白さはキャラの良さから来てるんじゃないかな。
まあ言ってしまえば深夜の萌えアニメと同じ感じ。
この作品、深夜の萌えアニメと朝アニメの中間みたいな雰囲気がある。
結構ハイテンポでノリやギャグも面白くてキャラもかわいいというのが相乗して面白さにつながってると思う。
あと結構というかかなり百合アニメなのがね、好みに合っているというか。
1期はそこまで百合要素ないけど。
1期でつまらないと思った回は一つもなかった。
日常回だと料理対決の回とハロウィン回が一番好きです。

で、ギャグも面白いけど話もちゃんと面白い。
朝アニメの尺を十分に活かせているからこそ、そらみスマイル結成の回や校長回とかは感動できた。

12話は1クールかけて最初は遠い存在だったところから、だんだんと距離が近づいていく過程や、そふぃがうさぎの意思に反してだんだんとらぁらたちに興味を持っていく過程がギャグの合間にちゃんとあったからこそ、いい話だと思える。頼りっきりだったそふぃがちゃんと自立していったのには感動できた。(ただその点そふぃが2期以降に完全にネタキャラ化してしまったのは残念なんだけど)

24、25話は1期で一番好き。これも結構前半から伏線あった上でやってるから感動できたというのもあるけど、そもそも脚本が上手い。校長が自分を苦しめた要因(校則)を自らも作り出そうとしているっていうオチが完璧だと思った。プリパラに入っていくところの演出もめっちゃよかったしね。それでもってらぁらの母は未だに校長のことを忘れておらず、結局校長も改心するというのがプリパラの「みんなともだち」のテーマにのっとっていて良かった。
2期3期もそうだけど、全話を通してこのテーマが貫かれているのがほんとにいいと思う。
嫌なキャラが出てきても最終的にはみんな和解して仲良くなるって言うのがね。
そういうのもあって実際にプリパラに行ってみたいと思えるのがこの作品の一番の良さだと自分は思う。
プリパラに入る前とは言った後で姿が違ったり、「なりたい自分になれる」というテーマもいい。レオナがプリパラに入れるのも男とは言えアイドルになりたいということから来てるんじゃないかなって。

ただ、自分世間的に一番評価が高い37話はそこまでなんですよね(小声)
3クール目はファルルに勝利した回は成長を感じられて良かったんだけど、そのあとファルルの件を歌って解決というのがね。
勿論、面白いとは思うし、最後にみんなで歌うところとかは良かったと思うんだけど求めてる物が違うっていうか。
そういうのもあって自分はプリパラは1期よりも断然2期派です。
(勿論一期もめっちゃ好きなことに変わりはないです。)
2期以降は駄作とか言う人も多いけど、正直全く理解できない。

あとはプリリズと比べてだけど、"話の良さ"はやはりDMFを除いてはプリリズの方が上、ただ自分的にはどっちの方が"面白い"かと言われるとプリパラかな。
まあ総合的にはプリリズなんだけどね...。

1期の曲の個人的ランキングは
1.Pretty Prism Paradise!!!
2.Make it!
3.Realize!
4.0-week-old
5.太陽のflare sherbet
6.NO D&D code
7.HAPPYぱLUCKY
8.I Just Wanna Be With You(3番目ED)
です。

再燃したので二期以降もたぶん見返すかな。
2期とかの感想はその時に。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ポップ、ステップ、げっちゅー

1期(これ) 全38話
2期 現在放送中


ここでお世話になっている方お二人からのおすすめを頂き、観てみた結果。。
予想以上にハマってしまったw
女児向けだからといって甘くみてはいけないですね
無茶苦茶なところはありますが、それがかえって面白いです
ギャグも多彩で、案外歳の差関係なしに観れるのではないかと。
現在、シーズン2が放送されており、もちろん私は観るつもりです


私はこれまでのシリーズ(プリティーリズム)を観てませんでしたが、
全然問題なく作品に入れました
いや、本当はプリズムも観ようと思いました
しかし、すぐに諦めました
だってプリズム1期から全部観ようとしたら150話以上もあるんだものw
いつかはコンプリートしたいですけどね


話をプリパラに戻しますが、どんなおはなしかというと、
誰でもアイドルに変身できるテーマパーク(通称プリパラ)
そこで女の子たちが神アイドルを目指す!
とまあ、超簡略的で申し訳ないですがこんな感じです

物語性、悪くないです
単純なサクセスストーリーというわけでもなく、
友情の綻び、人間関係、ライバル意識…
並べた言葉ほど重くはないですが、けっこうしっかりと作られていた印象です
主人公、小5のらぁらの通う学園のルール(小学生はプリパラ厳禁)も
立ち向かうべき困難です。それより校長先生面白すぎw
なかなか上手くいかないらぁらたちを見てるとついつい応援してあげたくなりましたね


キャラは個性が確立されてます、されすぎてます
らぁらは『かしこまっ』が口癖の普通の女の子
『かしこまっ』の使い方が途中から雑すぎて草不可避です
そこでもそれ使うのかよ!とか一人でつっこんでました
ちなみに一応ですが、『かしこまっ』は了解した的な意味です

らぁらの仲間となるみれぃは普段は…。
いやこれはネタバレなのかもしれないのでアイドル時のみれぃについてですが、
口癖は語尾に『ぷりっ』。いわゆるキャラ作りのためですが。
この子が一番キャラ立ってます
一度見たら忘れない女の子ですね

そして最初はらぁらたちの憧れの存在、そしてのちに…。のそふぃ様
物語開始時からプリパラで大活躍しているクールな女の子です
途中からかなり好きになりました
今では一番のお気に入りキャラです
ファンシーモードの彼女が可愛すぎる
このモードについては一応伏せておきます

他にも個性強すぎ濃すぎのキャラが大勢存在し、
大いに楽しませて(笑わせて)頂きました


キャラクターのほかに魅力的なのがライブシーン
基本は2Dですが、ライブシーンは3DCGです
それぞれのシンクロ率が高くて思わず感心してしまいました
そふぃちんのソロ曲ライブは一人で盛り上がってましたね


OP1「Make it!」 歌ーi☆Ris
OP2「ミラクル☆パラダイス」 歌ーi☆Ris
OP3「Realize!」 歌ーi☆Ris
ED1「Jumpin'! Dancin'!」 歌ーPrizmmy☆
ED2「キラキランウェイ☆」 歌ーPrism☆Box
ED3「I Just Wanna Be With You ~仮想(ヴァーチャル)と真実(リアル)の狭間で~」 歌ーPrizmmy☆

主題歌は意外にも良曲揃い!
特にOP1、OP3、ED3はかなりのお気に入りです
ちなみにEDは実写ですが、Prizmmy☆のダンスのクオリティは高いです
そういえば、プリズム時代から曲は好きでしたね
Prizmmy☆は以前から動画サイトでよく見てました

挿入歌、劇中歌も盛りだくさんで音楽関連には文句なしです
どうでもいいけど主題歌、お星さまが多いなw



いや~ここまで楽しめるとは思ってませんでしたね
食わず嫌いはあかん!てことでしょうか

ライブ曲をもっと増やして欲しかった。。など、
細かいことを指摘しようとすればそれなりにはありますが、
少しでも多くの方に観て頂きたいので出来るだけ褒めちぎりたいと思い、
このような絶賛レビューになってしまいました
ただ、面白かったということは本当の本当なのであります

既に始まってますが、シーズン2も楽しみぷりっ!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

75.8 25 アイドルアニメランキング25位
白い砂のアクアトープ(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (443)
1336人が棚に入れました
「――見えた?」くくるは、そっと、がまがま水族館のヒミツを教える。「ここではときどき、『不思議なもの』が見えることがある」夏の日差しが降り注ぐ、沖縄。那覇市内からバスに乗り1時間あまり揺られた先に、その水族館はある。沖縄本島南部、美しいビーチのすぐ脇にある、ちいさな、すこしさびれた「がまがま水族館」。18歳の女子高生・海咲野くくるは、そこでまっすぐ、ひたむきに仕事をしていた。祖父に替わって「館長」を名乗るほど、誰よりもこの水族館を愛している。ある日くくるは、水槽の前で長い髪を揺らしながら大粒の涙をこぼしていた女の子・宮沢風花と出逢う。風花は夢だったアイドルを諦め、あてもない逃避行の先に、東京から沖縄へやってきたのだ。がまがま水族館に流れる、ゆっくりとした、やさしい時間。居場所を求めていた風花は、「水族館で働きたい」と頼み込む。出会うはずのなかったふたりの日常は、こうして動き始めた。しかし、がまがま水族館は、「不思議」と一緒に、「閉館の危機」という大きな問題を抱えてもいた。迫りくるタイムリミットを前に、ふたりは立て直しを目指して動き始める。かけがえのない場所を、あたたかな寄る辺を、守るために。

声優・キャラクター
伊藤美来、逢田梨香子
ネタバレ

やぎゃあ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

テーマ(コンセプト)がやや迷子

【作画(キャラデザ、背景など)の評価】
私はP.A.worksの作画の虜で、同社の作品は内容に関わらず視聴することにしています。

本作も作画は大満足。特に海を見ていると沖縄行きたくなりました。
キャラデザも女性は可愛く、男性はかっこよく描かれていたので満足です。


【物語のざっくり評価】
要所要所では明るい展開がありますが、大部分はわりと重苦しいです。なんとなくスッキリしない展開がずっと続いていた印象を受けました。P.A.Worksの十八番の「お仕事アニメ」と思って手を出すには・・・お眼鏡にかなわないかも?

全体的に『厳しい現実を味わうのも一興』ということを描いている作品でしたね。


【キャラの評価】
キャラクターの深堀が物足りない部分が多かった印象です。おそらく尺が足りなかったんでしょうかね・・・。せっかくの個性が埋没しちゃっているキャラが多かったように思います。

例えば {netabare}おじぃに関しては、個性的で好きなキャラではありましたが、その伝説っぷりは全然伝わってこなかったです。空也にしても、なぜあんなにも女性嫌いになり、なぜ夏凛さんだけには少し気を許せるのか・・・もう一捻りドラマを描けたのでは。味のある個性を持っていたのに活かしきれていないのが惜しかったですね。{/netabare}

あと私の価値観と相容れないキャラや、人としてどうかと思うキャラがいたのは残念でした(後述)。

ちなみに、外見はみんな甲乙つけがたいですが、内面で見るなら、観光協会の夏凛さんと定食屋のうどんちゃんがお気に入りです。

頑張り屋だけどちょっと空回りしている くくるも好きですし、面倒見のいい風花も悪くはなかったんですが・・・、くくると風花の関係性が終始気持ち悪く感じてしまいました。くくる単体、風花単体でなら何ともないんですが、この2人が揃うと・・・何とも言えない気分に。


【物語の総評】
描こうとしているテーマ(コンセプト)がやや迷子になっていたように感じました。特に1クール目と2クール目では、別作品でも見ているのかと感じたほどに。

純粋な恋愛観を描きたいのか、複雑な恋愛観を描きたいのか、青春を描きたいのか、仕事観を描きたいのか、人生観を描きたいのか、ファンタジーを描きたいのか・・・。すべてを良いとこ取りしようとした結果、すべてが中途半端になってしまっていたように感じました。

中途半端なままだと「その要素入れる必要あった??」という印象で終わってしまいます。いろんな要素を取り入れるからには、そこに「明確な意図」があってほしい・・・かな。

P.A.Works作品の中で、
複雑な恋愛観なら「凪のあすから」、
青春(努力&友情)なら「TARI TARI」、
青春(恋愛)なら「色づく世界の明日から」、
仕事観なら「SHIROBAKO」「サクラクエスト」「花咲くいろは」など、

とパッと形容できますが、本作は何と形容していいものか・・・。

心温まる話、グッとくる話、クスッとくる話など・・・要所要所では楽しめたエピソードはちゃんとありました。ただ、ややコンセプトが迷走ぎみなせいで、全体的に見ると「何を伝えたいのだろう?」と感じてしまう部分が多かった・・・かな。

あと私が一番引っかかったのは、この作品は全体的に「不可解な価値観」が漂っているように感じた点ですね。(詳細は2クール目以降のレビューにて)


【作者に対して一言】
{netabare}くくるの人生を決めるのは「くくる自身」じゃないでしょうか。周りの大人たちが「くくるにはこれが必要だ」「くくるにはこういうことをやらせたい」と、くくるの成長像を勝手に描くのはやや傲慢だと感じました。

もちろん、自分の人生の進路が「希望通りにならない」のは仕方のないことだと思います。くくるの希望はともかく、くくるの適性から必然的にマッチングされた配属であれば、何も問題ないです。すべてが思い通りにいくわけではないことも含めて人生ですし。

ただし「くくるが望んでもいないこと」を「くくるの適性も考慮せず」、「第三者の思惑」で押し付けるのは傲慢じゃないでしょうか。くくるが最終的にどう思うかは、ただの「結果論」です。その過程が傲慢だと感じました。

ちなみに、おじぃとティンガーラ館長の思惑(意図)をもう少し詳しく描いて欲しかったです。尺の都合だと思いますが。{/netabare}


(以降、各話視聴時の不定期レビューです)

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<10話視聴時点の感想>

正直 今の所は盛り上がりに欠けるなぁと感じています。ただ10話視聴した時点で2クール目があると知ったので・・・最終評価は先送りします。おそらく劇的に展開するのは2クール目からでしょうから。

{netabare}1クール目はおそらく『のれんに腕押し』という状態を描いているのでしょうね。くくるがあれこれ試行錯誤しようが『がまがま閉館』という絶対的な未来は揺るがない、と。鳴かず飛ばず、打てども響かず。

ただ見方を変えると、ここまでの話で『明確な山場』が無いような気がするんですよね・・・。くくるが「手痛い失敗」をするわけでもないので、挫折や後悔や反省をするわけでもなく、故に壁を乗り越えて「成長する」という展開もない。

何かを試してはカレンダーと睨めっこし、また何かを試す・・・。ただひたすらに『何をやっても、何も起きない』という展開で悶々とするだけ・・・。たぶんこれが盛り上がりに欠ける理由なのかなぁ、と。

おそらく、すべては1クール目のラストで絶望を突きつけるためのお膳立てなのでしょうね。なので1クール目は終始スッキリしない展開が続きそう。たぶん劇的な展開は全部2クール目に回しているのかな?と予想してます。{/netabare}

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<1クール目ラストと2クール目予想>

まだ残り何話か残っているでしょうが先の予想を少し・・・。

{netabare}製作スタッフのプロジェクト名が、2クール目の展開を示唆している気がします。

アニメの制作チームが『Project ティンガーラ』を名乗っていて、作中で新しく建設中の水族館の名前も『アクアリウム・ティンガーラ』って言ってましたからね。喧嘩別れしたティンガーラの研修生とそれっきりなんてのも不自然ですし・・・本作の本当の舞台はそっちなんでしょうね。

ということは、『がまがま水族館はもう・・・』ってのが1クール目までの話なのかな?{/netabare}

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<11〜12話/13〜17話の感想>

{netabare}やはり がまがまは閉館する運命だったんですね。ずっとモヤモヤする物語でしたが、くくるがそれを受け入れる過程はグッとくるものがありました。

2クール目があると知った時点で、1クール目は『視聴者にとって我慢の時』なんだろうなぁと受け止めていましたが、ようやく新しい風が吹き、重かった空気が流れて行くのを感じました。

そして、2クール目からの展開が予想外すぎて笑ってしまいました。嫌味な意味ではなく「なるほど〜、そうきたかぁ〜w」的な感じで。舞台がアクアリウム・ティンガーラに移るとは予想していましたが、まさか飼育員ではなく企画の仕事だったとはw ストーリー展開もだいぶSHIROBAKO路線になりましたね。P.A.Worksの十八番と言ったところでしょうか?w

1クール目とは打って変わり、物語がテンポよく動いていてます。今の所は好印象です。

がまがまで出会った研修生との再会、彼女との衝突と和解、新しい職場での奮闘・・・テンポ良すぎて私が予想していた内容はあっという間に消化してしまい、もうこの先どういう展開になるのか読めませんw {/netabare}

先の展開が楽しみです。

ただ余計な一言を付け加えると、1クール目と2クール目は別物のアニメを見ているような印象を受けていますw

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<ストーリー全体で気がかりな点>

まだ2クール目中盤ですが、一旦この作品の気がかりな点をまとめておきます。

(※長文注意)
{netabare}私は “自分の人生の進路を他人に委ねる考え方” が好きではないので、登場人物の『進路の動機』は気に入らないです。この点は一貫して残念なアニメ。

仮に、夫婦や、きっと将来を添い遂げるんだろうなと想像できるほどの関係など、「自分の人生を委ねるに値する人間関係」において委ねることは、何も違和感は感じないですが・・・。

例えば、カイは {netabare}恋わずらいで くくると同じティンガーラに就職先を決めた点。バイト時代はまだわかります。しかし『人生の進路』ともなれば話は別です。“あの子と離れたくないからついて行こ〜”って考え方が本気で苦手。

特にカイは漁師の息子で、釣りも好きで、海も好き・・・であれば『恋わずらい』という要素を抜きにすれば漁師を継ぐのが自然。でも水族館に就職した。なぜ?それは『恋わずらい』のせい。

潔く告白はできないくせに、勝手に『くくると人生を共に歩む』という願望を抱き、就職先にまでくっついて行くという粘着さが気味が悪い。いや、その重大決心ができるならせめて告白せぇよ!w 話はそれからでしょ。就職先が同じじゃなきゃ恋愛できないなんて世界じゃないでしょうに・・・。婚約者どころかまだ恋人ですらないのに、自分の人生を「くくる基準」で決めているところがキツイ・・・。

ならば、もしも カイの知らぬ間にくくるが別の人と恋をし結婚してしまったら、『カイの人生って何なの?何でお前ここにいるの?』ってなっちゃうじゃないですか。

こういう「恋愛観」と「人生の進路」を結びつける動機は苦手。{/netabare}

あとは、風花も同様です。というか風花の方が極めて重症。ことさらに {netabare}「くくるのため」「くくるが心配」「くくると一緒なら」という感情で行動し、きわめつけは“くくるがティンガーラに行くって言った時から決めていたんだ”は寒気がしました。

ならば、もしも くくるが企画の仕事にうんざりして仕事辞めると言い出したら、風花もまた辞めると言い出すんですか?・・・そこまで行くともう気持ち悪いですよ。これもやはり『風花の人生って何なの?』案件です。

あと全然しっくりくる理由もなく くくると風花が物語冒頭からひかれあっていることに、百合っぽさが感じられて嫌です。特に2クール目で、おじぃからくくるの住所を聞き出して「隣の部屋に黙って引っ越してきた」のはもはや鳥肌もの・・・。

例えば「社員寮でたまたま隣室になった」という設定だって、同じ展開は描けたであろうに・・・。むしろ社員寮という設定の方が、仕事の合間にみんなで集まるという展開にも綺麗に筋が通るでしょうに。私は戦慄しましたが、作者としてはそこに強いこだわりがあったのでしょうね・・・。

例の母子手帳が登場した時に『あ!もしかして二人がひかれ合っている理由は、生き別れの姉妹なのか?』と期待しましたが、あれは普通に死産した双子の姉らしいですからねぇ・・・。なら なおさら二人の意味深なひかれ合いは何なのよ?って。『百合要素を入れたかった』以外での説明がつかなくなってませんか?w{/netabare}

率直に言って、こういう人たちの『人生観』は私の肌には合いません。いや、特殊な価値観(百合)については別に棚上げしても構わないですが、『恋愛観と人生観を直結させるストーリー』は苦手です。特に青春ラブストーリーでは『好きな人と同じ学校に行きた〜い!』という動機で描く作品がありふれてはいますが、正直 私の性に合わないです。

恋愛にしろ友情にしろ特殊な価値観にしろ、『自分の人生の進路』を他人を基準にして決めてしまう人には共感できません・・・。それが他人ではなく、『将来を誓い合った間柄』か『それに相当する強い関係性』であれば許容しますけど。

ちなみに異性愛だろうと同性愛だろうとそこは構いません。私にとっては『ちゃんとお互いの人生の責任を持てる関係性か』が重要なんです。それであれば、お互いを基準にして進路を考えるのは構わないです。

そういう展開を描きたいなら、その展開を迎える前に『そういう関係性をちゃんと築いてくれ!』って言いたいんです。設定上そうなんです、じゃ通らないです。視聴者がそれを受け入れるようにストーリーを描いてもらわないと・・・。

ちなみに、夏凛さんや うどんちゃんの『人生観』は好きです。

夏凛さんは{netabare}最初から水族館で働きたい想いを持っていたけど、いろんな事情があって諦めてしまったものの、移動水族館を手伝ったのをキッカケにその想いが再燃し、一大決心してティンガーラに転職したってのは共感できます。この動機なら応援したくなります。{/netabare}

うどんちゃんも{netabare}『料理の腕を磨いて自分の店を持つ』という目標に向かい、実家?の店を飛び出して新天地で様々な料理を覚えようと努力している姿勢は応援したくなります。{/netabare}

2クール目から明確に「お仕事アニメ」路線に舵を切ったと感じていますが、お仕事アニメに必要なのは夏凛さんや うどんちゃんのような人。カイと風花の設定は足かせになっている気がします。

あとは『進路』の話からは脱線しますが、知夢さんの設定はちょっと苦しい・・・。現実的に考えてしまうと、{netabare}『子供がいることを隠して働いている』方がよっぽど職場に迷惑をかけると思います。・・・現にそういう脚本に仕立て上げてますし。

この流れは『くくると知夢を喧嘩させたい』という結果(結論)から作り始めてしまった『逆算式シナリオ(結論ありき)』に見えましたね。だいたい『逆算式』で脚本を作ると、設定やそこに至る過程が強引になりがちです。

特に『自分の上司にだけ打ち明けている』って状況がよくわかりませんでした。上司がそれを受け入れてくれている前提があるなら、なおさら職場全体で共有した方が良いかと・・・。みんなでフォローするように指示を出すのも、角が立たないように職場を上手く回すのも上司(管理職)の役目でしょ。

知夢さんは過去の職場運に恵まれなかったことが「トラウマ」になっていたことは描かれましたが、だからってシングルマザーを隠す理由にはならないかと。それに、今の職場も以前と同様にギスギスしているって状況ならまだしも、今の職場は嫌味な上司でもなかったですし、嫌味な同僚でもなかったので、余計にしっくりこなかったんですよね・・・。

同僚視点で「理由のわからない仕事拒否」「何でか知らんけど特別扱いされている」なんて人がいれば、それを快く思わない人が出てきてしまうのはそりゃ当然でしょう・・・そう、くくるのように。くくるだって理由を知ってれば噛み付いたりしなかったでしょう。

トラウマを理由に隠したところで状況が好転するわけもなく、隠したがっていた動機には釈然としませんでした。喧嘩する理由を無理やり作ったように見えました。

喧嘩前後のシナリオは腑に落ちなかったですが、シングルマザーの設定が明るみになった以上は、ここから良い感じのキャラに育って欲しい。{/netabare}
{/netabare}

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<18話〜最終話の感想>

2クール目から雰囲気変わっておもしろくなり始めたと感じましたが・・・ちょっと期待しすぎたかな。

(※長文注意)
{netabare}要所要所で感慨深かったり微笑ましくなれる話もありましたが、要所要所で気持ち悪いと感じる展開が出てくるんですよね・・・。2クール目に流れ変わったと思いましたが、明るい雰囲気だったのは最初だけで、やはり大部分は重苦しい感じでしたね。

18話で朱里(バイトちゃん)の心境の変化を描いたり、19話で風花の心境の変化を描いたのは、キャラクターの深堀になっていて良かったと思います。

ただそれ以降が・・・。

心が折れて働けなくなってしまう人の気持ちはわかります。だからくくるが がまがまの最後を見届けることができず、そうまでして没頭した仕事もうまくいかず、心が折れて失踪する展開はまだ理解できます。

風花がくくるを親友として心配する気持ちもわかります。

ただ、うみやんからくくるの居場所を聞いた途端に、風花まで仕事を休んで飛び出す展開がやはり気持ち悪い・・・。うみやんの奧さんに保護されて民宿で羽を休めていると知って「ちゃんと安否確認できた」のに、自分の仕事を放り出す意味がわからないです。

それはそれで「風花の仕事に対する責任感」はどうなってんのよって・・・。これが『目撃情報のみで未だ保護されておらず、その後の行方もまたわからない」って状況が続いてたのなら、わからんでもないですが。

風花は序盤からここまでかけて「生き物の命」「生き物との関わり方」を学んできたはずなのに、突発的にシフトに穴開けるほどの事態ですかって・・・。何でちゃんとシフトを調整して有休とってから迎えに行かないのでしょうか。「生き物の命」と「くくるに “今すぐ” 会いに向かう」ってのを天秤にかけるのはおかしくないですかね?・・・もうその感情は「友情」ではなく「依存」じゃないでしょうか。

そしてUSTDプロジェクトの応募前は「くくると2年間も離れたくないからUSTDに応募できない!」、でも意を決して応募したのに、合格したらしたで「くくると2年間も離れたくないからやっぱり断る!」・・・もうどこまで気持ち悪いキャラとして描けば気がすむのでしょうか。

ここまでいくとさすがに、よくある友情や恋愛からは『逸脱しすぎた心理』ではないでしょうか?このアニメ、『強烈な共依存関係』を描きすぎですよ・・・。風花というキャラクターは、決して悪い人ではないのはわかりますが、この重度の依存関係がとにかく気持ち悪かったです。


あと最後の最後で唐突ですが、『副館長もとにかく嫌い』ということを書き忘れてました。このキャラは論外すぎて今まで触れるのを忘れてましたw

仕事に対して厳しい上司は嫌いじゃないです。むしろ「正しい厳しさ」を持ったキャラなら大好物です。ただ部下をプランクトン呼びするのは「厳しさ」ではなく「侮蔑(ぶべつ)」です。相手を見下す行為であり、上司である以前に人として失礼にもほどがあります。後から銀行員時代がどうのこうのと深堀しようとも、失礼すぎて関わりたくないです。

くくるのウェディングプランが一蹴されてしまった時に「これは想定内だ」と言いましたが、あれこそが「正しい厳しさ」でしょう。

あの言葉の真意は「相手からの厳しい指摘や要望を受けて初めて、自分のプランの見通しの甘さに気づくものだ。だから最初は一蹴されて当然だ。それを受けてお互いが納得いくプランを練り上げれば良い」という意図でしょうからね。

副館長はプランの落ち度に気づいていて黙っていたのではなく、副館長自身もどこにダメ出しされるかなんてわからんでしょうからね。「相手の話を踏まえて、お互いが納得のいくプランを練り直す・・・それが企画の仕事だ。落ち込んでいる場合ではない」と教えてくれているだけで。

この一幕で「副館長の良さ」が表現できるはずだったのに、それ以前のプランクトン呼びで全てを台無しにしてたように感じました。


あと空也とおじぃはもっと魅力的なエピソードが欲しかったなぁ・・・。すごく勿体無い。空也の立ち回りは割と気に入っていたんですが、全然活躍の場がなかったですね。ビーチフラッグの話しかまともにスポット当たらなかったのが残念。おじぃも結局何がそんなに「伝説の飼育員」たらしめていたのか深堀が不十分かと・・・。


と、ここまで結構な酷評をしてしまいましたが、夏凛さんと うどんちゃんの夢が結実したのは良かったです。そっちの展開をもっと厚く・熱く描いて欲しかったです。

特に夏凛さんは、飼育員に空いた1枠を巡り、元来飼育員だったくくるにその席を譲りかけそうになるも、意を決してちゃんと名乗りを挙げた流れはすごく良かったです。ちゃんと「譲れないもの」のために筋を通したのは格好良かったです。

くくるも、結婚式の企画成功を経て企画の仕事に魅力を感じ始め、後ろ向きではなく前向きな想いで企画の仕事を続けると言ったのは、すごく良かったです。ここはくくるの成長が表れていてグッときました。

ちなみにまた小言になっちゃいますが、おじぃとティンガーラ館長が、くくるの希望や適性をそっちのけで「企画」の仕事を経験させようとした意図を、もっとちゃんと深掘りして欲しかったです。飲み屋でのちょっとした会話だけじ物足りなかったです。

飼育員の経験を長く培ったくくるを差し置いて、夏休みにバイトしてただけのカイや風花を飼育員にするなんて、「第三者の意図」が無ければおかしいですからね・・・。おじぃと館長の話をもっと聞きたかったです。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

お仕事シリーズ第4弾

サブタイトルはThe two girls met in the ruins of damaged dream
物語の主題を的確に表しているように思われる。

沖縄が舞台。南城市。キジムナーが優しく見守る世界。

前半クールでは閉館が決まった水族館がまがまが舞台
岩手出身東京でアイドルしてた風花がなんとか閉館を免れようと奮闘する館長の孫娘くくると出会ったことがきっかけでアルバイト。

後半クールは新しくできた水族館ティンガーラが舞台。


伊藤美来さんと逢田梨香子さんの演技良かったと思う。

2人の物語で勿論逃避したり、無断欠勤したり、立てこもったりの彼女たちの圧倒的成長を見るのは楽しかったが、2年後には他の皆さんもしっかり成長してらして良かった。

環境問題がどうとか着地するのに少し時間かかって不完全燃焼な感じは否めないが、シングルマザーのこととか本来はやりたくなかった仕事でも実は向いているかもしれないとか。そういった描き方は好きだった。
シングルマザーは大変だよね。子供を一人で見なきゃいけないことも多いし、働きにくくて給料低いことも多い。特に沖縄だと賃金も安いだろうし。若いときに避妊に失敗してできちゃったとはいえ、子供には罪ないわけだし、子供だけでもしっかり守るそんな社会になればいいよね。個人的には孕ませるだけで何もしない糞な男にペナルティあっても良いのでは?とすら思うときもある。

副館長はパワハラ気味ぽいけどな。あだ名を社員を呼ぶのはコンプライアンス的には危ういのでは?
経験あるとはいえ、その場所では新人なのだから教育など徹底すべきでは?
正直、社会人ってそんなもんだよと言うのは簡単で改善していくのは非常に手間で面倒だが、時代の流れもあるし、変えていかないとね。

あとは美術さんが良い仕事しているのか背景だったり、魚だったりが綺麗だった。それだけを楽しむのも良いかと。


OP
たゆたえ、七色 ARCANA PROJECT
とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか ARCANA PROJECT
ED
月海の揺り籠 Mia REGINA
新月のダ・カーポ 相沢梨紗
ARCANA PROJECTの楽曲を久しぶりに聴いたが、海をモチーフにした作品にぴったりな楽曲。映像も綺麗で良い。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
沈む夢、漂う夢、動きだす夢©projectティンガーラ


第1話 熱帯魚、逃げた
海の生き物が大好きな女子高生・海咲野くくる。彼女の頭の中は、館長代理を務める「がまがま水族館」のことでいっぱい。閉館の危機にある水族館を守るために、夏休み中も仕事に励んでいた。一方、アイドルを辞めた宮沢風花は、あてもなく沖縄へとやってきたが、偶然通りかかった観光協会の久高夏凛に「がまがま水族館」へと案内してもらう。水槽の前で不思議な体験をした風花は、「今、見えてた?」とくくるから声を掛けられる。

第2話 濡れるのも仕事のうち
「がまがま水族館」で働くことなった風花は、くくるのおじいとおばあに迎えられ、海咲野家に身を寄せることに。閉館が迫る水族館を立て直すため、夏休みが最後の勝負とより一層仕事へのやる気を見せるくくる。翌日、風花はくくるから水族館の仕事の厳しさを教わりながらも、2人でペンギンのエサやりショーを行うが…!?

第3話 いのちは、海から
お互いのことを知り少しずつ打ち解けてきたくくると風花。出張でおじいが不在のこの日は、2人でペンギンの体重測定をすることに。風花はエサやり時の失敗を感じさせないほど手際よく仕事をこなしていく。一方くくるは1羽のペンギンの異変に気がつく。命を預かることの重責から不安になった彼女はおじいの帰りを待てず産休中の獣医・竹下に相談するが……。

第4話 長靴をはいた熱帯魚
来場者が海の生き物と直接触れ合えるタッチプールの実施が決まった「がまがま水族館」。夏休みの目玉イベント開催に向けてはりきるくくるは、飼育員の屋嘉間志空也や幼なじみの仲村櫂にも手伝ってもらいテキパキと指示を出していく。一方、案内係を任された風花は、人前に立つことを不安に感じつつも懸命に準備をする。そんな時、風花が元アイドルだと知る飼育員・貝殿轟介が休暇から復帰してきて……?

第5話 母の来訪
「がまがま水族館」に娘を連れ戻しにやってきた風花の母・絵里。しかし、まだ帰りたくない風花はくくるの手助けによって母から逃げることに。再び行く当てがなくなった風花は、ふらりと立ち寄った、くくるの友達である照屋月美が手伝うごはん屋「カメ-」である人物と再会する。一方、残されたくくるは、絵里を足止めするために様々な作戦を実行していた。

第6話 スイーツラプソディ
「がまがま水族館」の閉館が8月末に迫り焦るくくる。なんとか状況を変えるべく必死に集客方法を考えるがどれもピンと来ない。そんな時、風花の言葉がきっかけでオリジナルスイーツ作りに挑戦することに。月美の力も借りて、3人は「がまがま水族館」の新たな名物開発に励む。その後、無事メニューも決まり、オリジナルスイーツ作りは順調かに思われたが……。

第7話 アイスで乾杯
くくるたちの努力の甲斐もあり、来場者数が増えてきた「がまがま水族館」。結果が出て喜ぶくくるは、閉館阻止に向けてより一層はりきる。だが無茶な提案をしたことで、空也と揉めてしまう。その様子を見かねたおじいは、飼育員たちに息抜きのための休暇を与える。翌日、夏凛や月美も加えて海にやってきた一同。バーベキューや海の遊びで休みを満喫するくくるだったがそこにもう一人加わって……?

第8話 crab crisis
夏凛の尽力で生き物を連れて出張をする「移動水族館」の開催が決まった「がまがま水族館」。当日、会場となる病院で準備を進める飼育員たち。その途中、看護師長・金城の元に挨拶に向かうくくると夏凛。だが金城の言葉がきっかけで2人は気まずい雰囲気に。一方、準備を進める風花は持ち込みを禁止されたカニが水槽内に紛れ込んでいることに気が付く。病院の関係者に見つかる前に隠そうとするが!?

第9話 刺客のシンデレラ
建設中の水族館「アクアリウム・ティンガーラ」から研修のためにやってきた新人飼育員・南風原知夢(はえばるちゆ)。おじいの指示で彼女の教育係を任されたくくる。だが新たな水族館を認められないくくるは知夢をライバル視し、試すような態度ばかりとってしまう。その後も打ち解けられずギクシャクする2人は、風花と一緒にペンギンのお散歩を始めるが……?

第10話 置き去りの幻
閉館の時が迫り、一発形勢逆転のアイデアを探すくくる。以前、風花も目にした水槽の幻を宣伝しようと提案する。だが、夏凛たちから不確かなものは宣伝できないと反対されてしまう。それでも諦めきれないくくるは、幻が確実に見える方法を探し始める。一方、風花は自身に映画主演のオファーがきていることを知り悩んでいた……。

第11話 籠城の果て
南城市に台風が迫る8月のある日。閉館反対を訴えるため、くくるは1人で「がまがま水族館」に立て籠もってしまう。彼女を心配した風花が駆けつけ一緒に立て籠もる。だが、進路に悩む風花に対して、くくるは素直になれずそっけない態度をとってしまう。そんな中、激しさを増す台風によって停電する水族館。2人は水槽や生き物に異常がないか見て回る。

第12話 私たちの海は終わらない
営業最終日、「がまがま水族館」には多くの客が訪れていた。その様子に満足げなくくるたちは、最後の思い出を作りつつ今日も仕事に励んでいた。たくさんの人の笑顔と賑わいの中、ちいさな水族館は閉館する。その日の夜、お互いの進路について話すくくると風花。彼女たちの決断とは……?

第13話 海の遙かなティンガーラ
「がまがま水族館」の閉館から月日は流れ、翌年の春。高校を卒業したくくるは「アクアリウム・ティンガーラ」に就職する。新たな職場でも飼育員を希望するくくるだったが、なぜか営業部に配属されてしまう。気持ちの整理ができないまま、配属先に向かったくくるを待っていたのは、副館長・諏訪哲司だった。さらにかつて「がまがま水族館」に研修で来ていた知夢と再会して……。

第14話 ペンギンチェイサー
仕事が上手くいかず落ち込むくくるに声をかけたのは、沖縄に帰ってきた風花だった。諏訪からバックヤードツアーの準備を任されたくくるは、1週間後の開催に向けて知夢や同僚の島袋薫たち飼育員に協力をお願いして回る。一方、くくると同じく「アクアリウム・ティンガーラ」に就職した風花は、「がまがま水族館」での経験からペンギンの飼育を担当することに。そこでチーフの知夢からテストを出される。

第15話 ウミウシ大論争
期間限定の展示でウミウシを。偏食だから飼育が大変なようで無給餌でお客さんに見せるかどうか揉めるぞ。水族館は人間のエゴもあるなあと納得。

第16話 傷だらけの君にエールを
ペンギンの卵の孵化が近づく「アクアリウム・ティンガーラ」。新たな命の誕生を見守るため、泊まり込みで孵化を見守ることになった風花たちペンギン担当の飼育員。だがなぜか、知夢だけは泊まりのシフトを免除される。知夢だけ特別扱いされていることが納得できないくくる。しかし、飼育部長・雅藍洞凡人から知夢が周囲に隠しているある事情を聞いてしまい!?

第17話 くつろぎ処 海月風
久しぶりに休みが揃ったくくると風花と月美は、「アクアリウム・ティンガーラ」の職員たちとの親睦会を開催することに。やってきたアルバイトの真栄田朱里や、飼育員の米倉マリナに料理をふるまい、もてなすくくるたち。その後、勤務明けの知夢や薫も合流し、さらに空也、櫂、同僚の比嘉瑛士も加わり、賑やかな休日を楽しむ。

第18話 あかりの灯るとき
朱里が発案した職員たちが海の生き物に関するコスプレをして接客する「コスプレイベント」の実施が決まった。しかし諏訪の判断で、アルバイトである朱里に代わりくくると夏凛が準備を任される。くくるは朱里にも水族館の生き物たちを好きになってもらおうとするが、朱里は今一つ興味を持てないでいた。そんな中、イベント開催前日の夜、配付予定の魚のシールが発注されていないことが判明して!?

第19話 さよならハイヒール
ペンギンの雛の密着ドキュメンタリーの撮影が決まった「アクアリウム・ティンガーラ」。撮影前日、下見のために番組撮影クルーと風花のアイドル時代の後輩・城居ルカがやってくる。後輩との再会を喜ぶ風花だったが、その場にいたディレクターの提案で、ルカと共にレポーターとして番組に出演する流れに。断ろうとする風花だったが、どこか不安げな様子のルカを見て……。

第20話 迷子のプランクトン
新エリアオープンにむけて、膨大な量の仕事に追われるくくる。そんな中、空也から近くの海岸に野生のイルカが迷い込んだことを聞く。早速、様子を見に行くと、同じくイルカを見に来ていたおじいと鉢合わせる。その場で、もうすぐ「がまがま水族館」の解体工事が始まることを聞き、ショックを受けるくくる。しかし、気持ちの整理をする間もなく、諏訪から新たな企画を任されてしまい……!?

第21話 ブルー・タートルの夢
仕事が上手くいかず、さらに解体された「がまがま水族館」を目にしてショックを受けるくくる。翌日、無断で仕事を休み離島へと足を運ぶ。そこでウミガメの研究と保護活動をする轟介の妻・具殿岬と出会ったくくる。岬の仕事を手伝いながら、ウミガメの孵化を見守ることにする。一方、くくるのことが心配で仕事に集中できない風花。そんな中、飼育担当のケープペンギンたちに異変が起こり……。

第22話 覚悟の帰還
ウミガメの孵化を見届けたくくるは、気持ちを新たに「アクアリウム・ティンガーラ」へと戻る。そんな彼女を夏凛と朱里は温かく向かえ、諏訪は引き続き、新エリアを使った結婚式の企画を任せる。結婚式にふさわしいアイデア出しに悩むくくるは、知夢たちにも協力してもらい、ついに企画書を完成させる。そして、向かえたウエディングプランナー・三浦へのプレゼン当日。果たして、くくるの企画は通るのか!?

第23話 水族館の未来
星野から、海洋生物の研究や環境問題に取り組む大型プロジェクトが発表される。以前、岬から環境汚染が原因でたくさんのウミガメが命を落としていることを聞いた風花は、強く心を惹かれる。だが、参加条件がハワイでの2年間の研修と言われ、くくると離れたくない風花は参加するか悩む。一方、飼育部への移動について、星野と面談をするくくる。その場で諏訪の過去を聞いて……?

第24話 白い砂のアクアトープ
くくるが企画した結婚式と新エリアのプレオープンを目前に控え、準備に励む「アクアリウム・ティンガーラ」の職員たち。一丸となって準備した甲斐があり当日、会場は新郎新婦や来場者の笑顔が溢れる。無事、大きな企画を終えてここで一度、別々の道へと歩むことになるくくると風花。新たな道へと踏み出す2人に再び、優しい奇蹟が起きる……。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

とっちつかずな印象

一部面白い部分はあったが全体的には負の印象が強い、そんな感じの作品だった。

↓1クール目時点感想
{netabare}
水族館働くお仕事シリーズ?

P.A.なだけあって期待してたけどあまりに期待外れ。
まず、キャラの精神年齢が低いせいでどのキャラも好きになれない。
ククルとかわがままばかりでほんとに高校生?って感じだし、9話の研修生はもっと酷かった。
ククルとあの人お互い敵視してたけど、子供の喧嘩にしか見えなかった。
ほんとに酷い。

そもそも1クール目どんな内容だったか?と聞かれると水族館が閉館した、としか答えられない。
印象的なエピソードが一つたりともない。
キャラの掘り下げ回も全然ないし。
悪い意味で印象的なエピソードなら何個もあるけど。
母回、兵隊回、研修生回、カニ回、台風回の脚本はほんとにどうかしてると思った。
展開が雑というか稚拙というか何がしたいのかわからないというか。
そもそも、高校生が館長代理任される水族館て。
ファンタジー要素も現時点だと必要性を感じないかな。

それと、これは自分だけかもしれないけどキャラデザに違和感。
目が大きすぎて違和感あるし、髪の色もなんか引っかかる。
なんというか、青色や緑色といったアニメの髪色をリアル寄りに近づけてる感があって不自然さが出てる気がする。
これなら普通にリアルな髪色でやるか、もしくは普通にもっとアニメっぽい青とかにしてくれた方が良かった。
作画もP.A.にしては微妙な方だし、P.A.もうだめなのかな。

12話は上手く締めてたけどこれ2クールもやっちゃうのかってのが現時点の感想。

↓1クール目1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
沖縄?ファンタジー要素あり?
背景やっぱりいすごいな。
ぼったくり占い師。やさしかった。
キャラデザちょっと違和感。青髪の子目大きすぎ。
今後に期待できる一話
2クールだからってのもあって展開がかなり丁寧だった。
やっぱり2クールのオリジナルアニメは面白い。 

2話 ☆8
沖縄弁面白いなw 痛そう。
てか教育すらせずにいきなり現場で仕事させた方も悪いよね。
あー閉店危機で追い込まれてるのか。
水浴びせるのかよw てかククルって何歳なんだ?

3話 ☆6
今更だけど高校生が4人で水族館経営してる違和感。
え、なんでそんな妊娠真っ最中に手伝いに来たし。
ええ、何で客の前に寝かせるw

4話 ☆9
かげきかな?w
客の民度どうなってんだよ。
これ青春ものかお仕事シリーズどっちなんだ。

5話 ☆5
ええ、ふうか逃がすのはククルの自己勝手すぎるだろ。
別に悪そうな母じゃないし、意志すら伝えてないのに。
料理作画はほんといいなぁ。
ええ、酒で寝かせるとかマジで頭おかしいだろ。
親切に匿おうとしてくれてる人に平気で水族館に戻ってと伝えられるのも意味わからん。
マジでこんなまともな親なら普通に最初から話せよ。
まあ前半は酷かったけど母とちゃんと話すところは良かった。
死んだ魚を追悼するところも良かった。

6話 ☆5
資格色々あるの大変だな。アニメとしてはそういうとこしっかりと描いてくれるのいいけど。
は? なんか唐突に意味不明展開差し込まれたw 
急に出てきたキャラの兄が戦争で死んだとかどうでもいいし感動できるわけねーだろ。
謎幽霊もいらないw かき氷は良かった。

7話 ☆8
水着回いらな。
今更だけどこういう空気感のアニメは現実味のある髪色の方が良かった感。
髪色がめっちゃ違和感ある。
空也の話良かった。

8話 ☆3
小児科?
連れていくぐらい許してやれよw
閉館しないように具体的にどうこうするって言う展開がまだないのな。
閉館嫌だなー言ってるだけで。
なんでカニが服に上るんだよw
え、カニ嫌い設定いる?
これでいい話感出すのはさすがに無理がある。 

9話 ☆0
この研修生態度が大人げなさすぎるな。
その姉妹がふうかってオチではないよね?w
大人げない大人キャラほんと不快だわ。
高校生に研修させてるのがアレなのはマジだが。
ほんとなんだこいつ。
ククルもほんと精神年齢低く見えるのがなぁ。

10話 ☆4
あのクズはもう出てこないのか。
占いなのに頑張るってなんだよ。
なんでアイドルやめてるのに映画に誘われるんだよ。
そんなウソ公式に吹聴したならただじゃすまないだろ。
殴るのなんだ?

11話 ☆4
くくる子供かよ。
草、なんだこのクソ展開。
せめて閉館を防ぐための具体的な解決策でも示せよ。
ほんとにこれじゃガキと変わらん。
ダメな方のPA、どうしてこうなった。
二人で立てこもりってw
ほんとどうやったらこんな酷い脚本思いつくんだ。
台風対策がテープだけって。
自然にキレるの草、てかなんでこんな吹っ飛んでるんだw
ギャグアニメかよ。
作画も言うほどよくないしほんとPAどうなってしまったのか。

12話 ☆7
ファンタジー要素いる? 百合か? 
いや結局断るんかよ。じゃあ何で帰るんだ? 久々の良回
{/netabare}
{/netabare}

↓2クール目感想
{netabare}
2クール目の序盤の方は面白くて後半から面白くなるパターンかと思ったけど、終盤はやっぱり失速していったかなと言う感想。

最終回が酷かったので正直印象はかなり悪くなってるけど、中盤あたりのお仕事アニメしていたころはほんとに面白かったと思う。

まず、1クール目で嫌いだった研修生とかは後半割と改心してくれて嫌いじゃなくなったし、メガネの奴とかティンガーラ組のキャラが良かったので、会話とかそういった面では面白かった。
副館長もネタキャラとして見てたので、パワハラだけどそんなに不快感はなかった。
ウミウシのことを心配したり、イルカの心配をしたりするくくるや、ペンギンのことを考えるふうかなど、海の生物への思いが伝わってくる描写が多かったのも良かった。

他にも単話で面白かった回で言えば、16話の研修生回とアイドルの子の回、ウミウシの回。
それと、結婚式のプランが滅茶苦茶で突き返される回は挫折というものがしっかりと描けていて良かったと思う。
あの回だけ副館長も少し優しくなっていて好感が持てた。
まあそのあとの無断欠勤は論外だけど。

ただ終盤はなんというか適当。
環境問題の話とか1話だけで扱えるものじゃなかったし、海外研修の話も行って帰ってきましただけなら挟む意味あったか?ってなった。
結婚式も引っ張った割にあっさり...。
最後駆け足になるなら1クール目のつまらない話を消してこっちに尺を割いてほしかった。
最終的には百合エンドというなんというかうーんって感じのオチ。
百合は好きだけど、こういう現実的な話で百合エンドみたいなことをされると正直えぇ...って感想にしかならない。

あと全体を通してみるとかなり不満も多い。
まず1クール目のがまがまパートの必要性が皆無なこと。
がまがまでの経験が活きたと感じる場面もなかったし、壊れたがまがまを見て何かを得るとかそういうのもなかった。
1クール目の時はがまがま水族館を復興するか、壊れたがまがまを見て何かを思い返して...みたいな展開があるのかと思ってたが何もなかった。

あと、キジムナーは必要あったのかなぁ。
あのキャラが絡んだ兵隊回とか微妙だったし...。
最終的にも良くわからんまま終わる。
男キャラの存在感も薄かった。ほんとに影が薄い。
2クールやって存在感があったキャラ5人ぐらいしかいない。
せめて何かしらの掘り下げ回を一話ぐらいは欲しかった。
てかそれこそ、がまがまパートを削ってやるべきだった。

全体を通して言えば何がしたかったのか。
キャラが成長している感は正直ないし、2クール貫き通してこうだったという感じのものは正直ない。1クール目と2クール目は正直別アニメのようだし。
悪くはなかったが...というのが自分の感想。

↓2クール目1話毎メモ
{netabare}
13話 ☆5
OP1クール目より好き。
ガバガバ水族館公式蔑称だった。
この大人げないキャラほんと不快だわ。
ほんとこいつのせいでつまらんな。
この眼鏡はいいキャラしてる、こういう奴でいいんだよ。
結局百合か。こっからどう話を展開するんだろ

14話 ☆6
OP神。ほんとこの元研修生嫌いだわ。
こいつを好きになれる要素を何か作ってくれ。
なんだよこの丸投げ。この眼鏡はいいキャラだな。
けど空也ともう一人の男すら掘り下げ全然できてないのにまたメインキャラ増やしてどうするんだとは思う。
こういう水族館の裏側とかがしっかりと紹介されるのもいいな。
くくるいつのまに研修生認めてるの。
酷い名前だなw 副館長もゴミだな。 

15話 ☆8
糞上司。テンション低くね?
カイの周りの人たちはいいな。
こういう専門的なことを描いてくれるのはいいんだけどなぁ。
あくまで魚、ウミウシのことを考えてるククル好き。
上司がゴミ。水族館のことで対立を描くのがいいな。
確かに意識高いけど正論だ。
いや、なんで返すの駄目なの?

16話 ☆9
うーん、この研究生w
え、子育てすんの?w 
いやマジかよw ???
ほんとこの研修生。今回は良かった。
子供に水族館を見せる展開好き
研修生少しは好きになれたかな。

17話 ☆10
研修生感じよくなったな。
夜の部(意味深) 
やっぱ謎ギスギス展開なしでキャラ皆仲良くしてたら面白いな。
海ブドウタコ焼きに入れるなw

18話 ☆7
副館長もコスプレしろ。
なんだよこのコントw
副館長何のコスプレだよw 海賊か?

19話 ☆8
やっとアイドル設定が活きるのか。
結局一緒に出るのね。わざとらしすぎるw
このアイドルあざとすぎだろw
対比だろうけど、ペンギンの背中を押すのは少し強引か。

20話 ☆9
ゴミ副館長
観察力すごいな。ガバガバ水族館...
副館長さすがにほんとにきついな。
ああ、仕事時間にやってたのか、そりゃ駄目だな。
水族館で魚食べるのか。これ見るの辛いわ。
しっかりと失敗を描けていたから良かったとは思う。

21話 ☆7
無断欠勤やめろw
連絡なしで休むのはどうなの、責任感がないというか。
ホームシック がまがま館長に似た感じだな。
目的地に向かうウミガメと目的を見失ってるくくるをかけてるのか。

22話 ☆5
ほんと何休んでんだよw
環境問題テーマにするのはデカすぎるし今更すぎる。
タイトル回収。裸足はないやろ。

23話 ☆5
百合。水族館のでもいいだろw
百合エンドかー。
海外てここからさらに風呂敷広げるの? 
単話毎で言えば面白いけど全体で見ればかなり言いたいことがある。

24話 ☆3
これどうやって畳むの?
タイトル回収?
ティンガーラとがまがまを比較するのね。
あ、お前結局何やねん。キジムナーくん。
男キャラの存在感薄いよなぁ。
結婚式もあっさりすぎる。
もう帰ってくるなら海外研修やる意味あった?
うーん
{/netabare}

曲評価(好み)
OP1「たゆたえ、七色」☆7.5
ED1「月海の揺り籠」☆8.5
OP2「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」☆9
ED2「新月のダ・カーポ」☆7.5
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
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