オタクで笑えるなおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのオタクで笑えるな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月03日の時点で一番のオタクで笑えるなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.6 1 オタクで笑えるなアニメランキング1位
らき☆すた(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3597)
17600人が棚に入れました
そもそもは、連載を予定していた作品ではなく、コンプティークで急にページが空いてしまい、そこを埋めるために掲載したのが始まりだが、人気を博したため連載となった。タイトルは、“Lucky Star(ラッキースター)”の意味であり、単行本表紙のロゴにもデザインされている。連載開始時は、主な登場人物4名は高校1年生で、実際の年度が進むと共に2年生、さらに3年生へと進級している(アニメの開始時点では2年生)。ほとんどのキャラクターが左利きである。
女の子たちの、まったり、ゆる~いふだんの生活を描く。

声優・キャラクター
平野綾、加藤英美里、福原香織、遠藤綾、今野宏美、白石稔、長谷川静香、茅原実里、ささきのぞみ、清水香里、前田このみ、西原さおり、平松広和、井上喜久子、古澤徹、小菅真美
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

アニメ視聴数の少なさはステータスだ! 希少価値だ!

[文量→大盛り・内容→自分語り系w]

【総括】
「らきすた」は初めて観た「日常系」アニメ。お気に入り棚。

自分にとって思い出に残る大切なアニメだし、「アニメオタクで良いんだ」と思わせてくれた作品だからこそ、ちょっと、自分にとってワガママなレビューを書かせて頂きたいと思います。

アニメにドハマりして、十数年、あにこれに参加して8年?くらい。

自分のこれまでの、今の、これからの「アニメ」「あにこれ」との関わり方について、書かせて頂きたいと思います。

自分語りになってしまうので、アニメの感想はそんなにないです(苦笑) なんで、以下を読まれる方は、ご注意を(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
実は今年、結婚をしました(笑) 嫁は、アニメ無関心で、私も、アニメ好きは公言していますが、理解はないので、流石に萌え系のアニメは観られません(笑)

それで、アニメからもあにこれからも離れていて、今後も以前のように関われないと思うので、一度、あにこれにも「けじめ」をつけたくて、、、。すいません、アニメ人生を語らせて頂きます(笑)

少年時代、アニメ=ガンダム、でした。他、エヴァとかも見ましたが、所謂「萌え豚」とは違う、まあ、硬派なオタクだった、、、と、勘違いしていた日々(笑)

中~高は、剣道ばかりの日々。スポーツ特待生だったので、アニメなんて1作品も観る余裕なし。

大学生になり、時間ができて。そこで、暇潰しに観たのが、たまたまGEOでレンタルした「とらドラ」。マジで萌えました。大げさに言わなくても、人生を変えた作品です。

そこでアニメに興味をもち、次に、「花いろ」を観てアニメにハマりました。んで、「ブラックラグーン」を観た後に、「らき☆すた」を観ました。20歳の時でした。

それまで、肩に力入ってアニメを観ていた自分の、良い意味で肩の力をぬいてくれた作品。意味のないことにも意味があることを知りました。アニメが、退屈な日常を忘れさせてくれました。22歳になる頃までには、一番の趣味になりました。

私は、アニメの世界に憧れました。小説家を夢見ても挑戦すらしなかった自分の「創作物」への憧れ。風俗で童貞は捨てながらも、まともな恋愛はできなかった、自分の夢が詰まった場所。

就職し、忙しい日々の中、アニメは贅沢品でした。日曜日にレンタルDVDを借り、酒を飲みながら一気に全巻を観る。それが、仕事以外の唯一の楽しみでした。

転勤で僻地勤務になり、再びアニメにハマり始めます。27歳くらいの時。

その辺で、「あにこれ」に出会います。

「あにこれ」の中で、私にとって間違いなく一番大きな出会いは「どらむろ」さんです。

お休みになられて長いので、最近のレビュアーさんは知らないかもしれませんが、どらむろさんは、他のレビュアーの全てのレビューに感想を書いてくれるスタイルでした(レビュー自体も温かくてクオリティ高いです)。

私は今、文章を書く仕事をしていますが、そんなに大した仕事ではなく、私の文章を読んだ人も、書いた人が私だとも知らないし、私にも、読者の声なんて届かない。せいぜい、職場の人の評価があるくらいです。

でも、どらむろさんはいつも反応してくれて、時々、「自分でも良いレビューが書けたな」と思うと、どらむろさんから、「これはすごい」というコメントを頂けることがありました。

なんかこう、文章を書いて、読んでもらい、感想を言ってもらえることかが、すごく嬉しかったんです。途中から、どらむろさんに誉められるために、レビューを書いていた気すらします(笑) だから、私のレビューで一番クオリティが高いのは、参加して1年後くらいのやつかな。書き手が読者に育てられるのは、ホント。

尊敬しているどらむろさんが隠居をされた時、勝手に「どらむろさんの弟子(劣化コピー)」になりたいと思い、どらむろさんのスタイルをあにこれに残したくて、私も他の方のレビューに感想を書かせてもらうことにしました。

勿論それが、「上から目線的」「ありがた迷惑」で、不快に思われる方もいらっしゃったと思います。また、どらむろさんは、キャッチさんの全てのレビューに感想を書いてくれましたが、私はそこまでできず。たまにしか感想を書けませんでした。そこは、大反省です。

でも、今も幾人かの方が、「レビューに感想を書く」スタイルをとってくれています。私は、それが凄く嬉しいんです。

あにこれの「サンキュー」のシステムに対して、批判はしないのですが、サンキューの数って、長期間のモチベーションになります? ぶっちゃけ、大量にキャッチして、大量にサンキューし、サンキューありがとうコメをすれば、何割かの義理サンキューがかえってくる文化の中で、真面目にレビューを書き続ける意欲は、私は続きませんでした。

文章を書く行為には、必ず、他者に読まれたい、共感されたい、誉められたいという欲求があると思います。だから、あにこれが、「レビューを書き、レビューを読み合う」サイトになることを、私は望んでいます。サンキューの数より、もっと、心の繋がりを。良いレビューには、称賛を。しょうもないレビューには、無関心を。アニメには熱く、人には優しく。

私がこれまで、「サンキューありがとうございました」というコメントを1度も書かなかったことには、こんな理由があります。私は、どらむろさんの火を絶やしたくなくて、あにこれをやってきました。

私は今期、アニメを3作品しか観ませんでした。去年まで、1クール20作品は観ていたのに。

これには、結婚ということもあるけど、「前ほどアニメに熱中できない」という、ここ数年の問題もあります。アニメ自体のクオリティが下がったのかもしれないけど、多分、私自身がアニメを観すぎて、面白さを実感できなくなっているんだと思います。

アニメを「批評する」という視点で観てしまう、自分が悲しい。もっと、熱中したい。のに、比較をして評価をしてしまう。

だから、本当に若い(アニメをそれほど観ていない)レビュアーさんには期待しているんですよね。アニメをあまり観たことない人ほど、魂のあるレビューを書いてくれる気がしています。

だから、もし仮に、自分の趣味や評価と合わないレビューを書いた人がいても、それはその人の見方なんだから、あんまり叩いたりはしてほしくないな~と。人を傷つけるようなレビューを書いている場合は、別として。

私は、アニメにもあにこれにも、凄く感謝しているんです。この10年、私の人生の一部を確実に楽しいものにしてくれました。だから、恩返しはしたいんです。

でも今は、優先順位が変わりました。今の1位と2位は、奥さんと仕事です。今後子供が産まれたら、アニメは良くて4位、あにこれはそれ以下になるでしょう。

私は今後も、アニメもあにこれも引退する気はないです。でも多分、1クールに観る作品は減り、皆さんのレビューを読んで感想やサンキューを返すことも、かなり少なくなってくると思います。

そういう意味で、ここで謝罪を申し上げたいのと、もし、どらむろさんから(勝手に)受け継いだバトンを、誰かが、自分のやれる範囲で受け継いでくれたら嬉しいな~と思い、こんなレビューを書かせてもらいました。

今日から嫁が実家に帰り、久々に日本酒を呑んでる勢いもありますが(笑)

さて、私がリアルを充実させ、アニメから離れるのを知ったら、「泉こなた」は、どんなリアクションをとってくれるでしょうか? 軽蔑されるかな? 呆れられるかな?

なんとなくですが、こなただったら、仙人みたいな白髭をつけ、「フォッフォッフォッ」とか笑いながら、「お主もそちら側の世界に行ってしまったか」と、肯定も否定もせず、生暖かい視線を送ってくれるような気がしています(笑)

ということで、親愛するあにこれ住人の皆さん。私は、これからもアニメやあにこれを続けます。ただし、前のように真剣にレビューを書いたり、マメにサンキューは送れないと思います。それがウザかったら全然キャッチを外して下さい。もし、こんな感じでも良かったら、今後も末長くユルいお付き合いを続けて頂ければと想います。

ただ、もし、私があにこれに本格的に復帰したら、きっとリアルで良からぬことがあった時の現実逃避なので、その時はそっとしておいて下さいね(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

そういえばさあ、なんで秋になると運動会やら文化祭やら行事が多くなるんだろうね?

4コマ漫画を原作とし、
京都アニメーションが制作したアニメ。

タイトルの「らき☆すた」は
Lucky Star(ラッキー スター)が語源のようです。

主人公・泉こなた(いずみ こなた)の声を
平野綾さんが担当していて、

京アニ&平野さんのつながりからか、
「涼宮ハルヒ」ネタも多いです。

また、こなたの趣味がアニメ&ゲームのため、
アニメ関連のパロディネタもあります。

それを踏まえた上で視聴してください♪

全24話です。


● ストーリー
泉こなた、
柊かがみ(ひいらぎ かがみ)、
柊つかさ(ひいらぎ つかさ)、
高良みゆき(たから みゆき)の4人が主要人物。

高校2年生(途中で3年生に進級)の4人が
学校や家でおしゃべりをしている風景が中心。


「ねえねえ、~~ってどうやって食べる?」
「~~と言えばさあ、」
「~~ってよくあるよね~。」
「~~ってなんでなんだろう?」

そんな女子高生のおしゃべりが主体のアニメです。

メインの4人しか登場しなかった最初は、
動きが少なくてただしゃべっているだけという、

「なんなんだこのアニメは」な衝撃に見舞われましたが、
最後まで飽きることはありませんでした。

日常生活のあるあるや、そういえば気になる!な
小さなことを取り上げて話を広げていく形式。

こなた達3年生と新入生の1年生、
さらにはかがみのクラスメートや泉家など、

徐々にキャラが増えたことで
話の層も厚くなりました。

特に内容はないけれど、
観ていて飽きもしないんだよなあ。

オタクネタがちょっと多めな、
高校生の日常アニメです。


≪ らっきー☆ちゃんねる ≫

本編の後、「らっきー☆ちゃんねる」という
おまけのコーナーがあります。

本編のメインキャラではなく、
小神あきら(こがみ あきら)&白石みのる(しらいし みのる)が
コーナーを進行していきます。

ぶりっ子しているけれども、本性はやさぐれ…なあきら様が可愛くて
このコーナーも気に入ってました。

が、途中から迷走したのか、
コーナーが崩壊。訳のわからない展開に(;´・ω・)

残念ながら私の中の【らきすたのマイナスポイントその1】と
なってしまいました。


● キャラクター
◇アニメやゲームが趣味なオタク女子高校生・こなた。
◇ラノベが好きなしっかり者のツンデレツッコミ・かがみ。
◇おっとりドジっ子、頭のリボンがチャームポイント・つかさ。
◇恐るべし天然、萌えっ子物知りお嬢様・みゆき。

こなた以外は普通の女子高生なのですが、
観ているうちにこの4人のバランスがじわじわ心地よくなります。

最初から最後までキャラが安定しているから、
ストーリーも安定。

最初はつかさが1番好きでしたが、
だんだんかがみのツンデレが可愛くて仕方がなくなってきた(*´ω`)


● 音楽
【 OP「もってけ!セーラーふく」
   /泉こなた(平野綾)、柊かがみ(加藤英美里)、
   柊つかさ(福原香織)、高良みゆき(遠藤綾) 】

作詞:畑亜貴、作曲・編曲:神前暁という
最強コンビによって手がけられたこの曲!

アニメを観る前からこの曲の存在は知っていましたが、
なるほど伝説になるわけです。

このテンション上がっちゃうノリの良さは
何度聴いても飽きません♪

24話で挿入歌として使われた時の演出も良かったです♪


さて、OPについては大変満足しているのですが、
問題はEDです。

1話~12話までは
こなた達がカラオケに行っているという設定の下、

4人のうちの誰かが
アニソンなり昔の歌なりをカバーして歌っています。

EDだけを通して観たら面白そうだなあ~なんて思いながら、
毎回どんな曲が流れるのか楽しみでした。(ここまで問題なし)


そして13話からは、
白石みのる役の白石稔さんが実写で登場。
(あきら役の今野宏美さんやつかさ役の福原香織が登場することもあり。)

毎回、カバー曲や彼のオリジナルソングを歌っています。

初めはインパクトが大きく、「京アニもチャレンジャーだなあww」と
新たな領域を楽しませてもらいましたが、徐々に飽き…。

本編をまったり楽しんだ後のこの意味不明なインパクトは、
ミスマッチ&胃もたれを感じました。

白石さんの頑張りは評価したいのですが…
【らきすたのマイナスポイントその2】です。

せめて最終回はやめてほしかった。

本編がいい感じに終わったのに、
なんだかEDのせいで台無しになった気分でした。

消化不良になってしまった気分で…。
EDなしで終わってくれた方がまだよかったような…。


● まとめ
マイナスポイントもありましたが、
本編は楽しめたし、キャラも気に入っています。

女子高校生たちのたわいない日常。

それは、おしゃべりと思い出に溢れている。

過ごしているときにはぼんやりとしか気付かないかもしれないけれど、
振り返ってみると、とてもかけがえのないもので。

いつか大人になったときに、
「こんなことあったよね。」「こんな話したよね。」って
盛り上がるのかなあ。

そんなこなた達も見てみたいものです^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

萌え♪ギャグ♪可愛すぎ高校生ですよー!でも、いきなり感動回でふいをつかれて・・・

いわゆる空気系アニメというやつですね。
ごく普通の女の子たちの日常を描いた一話完結アニメです。

名作を数々生み出してきた京都アニメーションだけあって、最高に楽しめました。
と言いたいところですが、これは評価が付けにくい面もありますね。


キャラはメインキャラ、サブキャラともに素晴らしいです。
と言っても、これは好き嫌いが若干ありがちなキャラデザのような気もしますけど。
まあ、こういう萌え系はそういう意見がわかれることもありますよね。


ストーリーは本当に単純で、高校生には見えないような女の子たちの学園生活や私生活を描いたもので、ラブコメのような要素はまったくありません。
ただ、キャラが可愛くてギャグが面白くて、ちょっとシュールな場面もあって楽しめると思います。

この作品の特徴は、思いっきりパロってるところですね。

これはネタバレにならないと思いますけど、数々のアニメをパロってます。
いや、オープニングから既に他のアニメだし(笑)
わかる人にはわかりますよね^^

その他、一例を挙げると、ハルヒはよく出てきました(笑)
作中でちょっとしたライブのシーンがあるんだけど、思いっきり涼宮ハルヒの挿入歌「God knows...」でした。
もし知らない人は、おもっきりかっこいい曲なので聴いてみてください。
ハルヒで一番インパクトあるんじゃないかな?
この曲は、って思います。


こうやって話がそれるぐらいに、いろんなアニメ、ゲーム、キャラをパロっててそれに気付いた時ににやける感じもよかったですねー(笑)


オタクじゃないとわからないフレーズなんかも平気で出てくるあたりは挑戦的でもあるなって思いましたけど。


で、例えばキャラの属性がどうのこうの、萌えの要素がどうのこうの、ってのもメインキャラが説明してる場面が多々あったりで、よくあるパターンだけど、アニメ(オタク文化)の裏側をうまく描いてます。



ただ気に入らなかったのは、まず、サブキャラでもないエキストラキャラの声がほとんど一緒の人!
それも女性男性関係なく同じ人!
あれ、気持ち悪い!
ちょくちょく出てくるからそれはイラってしました。

それと、らっきー☆ちゃんねるもいらない。
あれもイライラしたから毎回飛ばしてました。



ではメインキャラの紹介を。


泉 こなた(いずみ こなた)- 平野綾さん
主人公の一人。
オタクを絵に描いたような女子高生。
見た目は小学生。
でも、なかなかシュールな目を持っています。
cvの 平野綾さんは、涼宮ハルヒの憂鬱、DEATH NOTE、ドラゴンボール超、など多数で大活躍されています。


柊 かがみ(ひいらぎ かがみ)-加藤英美里さん
主人公の一人。
こなたの同級生で、次に紹介する柊 つかさの双子の姉。
二人の姉もいる。
でも、双子とはいえ、妹がいるためとても頑張りやさんで面倒見が良い。
cvの加藤英美里さんは、物語シリーズ、魔法少女まどか☆マギカ、ゆるゆり、などで大活躍されています。


柊 つかさ(ひいらぎ つかさ)-福原香織さん
主人公の一人。
こなたの同級生でかがみの双子の妹。
姉とはまったく違う性格で、とってもおっとりのんびりやさん。
勉強などはとっても苦手。
cvの 福原香織さんは、咲-Saki-、異能バトルは日常系のなかで、Wake Up, Girls!、などで活躍されています。


高良 みゆき(たから みゆき)- 遠藤綾さん
主人公の一人。
こなたの同級生で成績優秀、スタイル抜群のお嬢様。
でもかなりの天然で、萌え要素満載の女の子。
cvの遠藤綾さんは、とある魔術の禁書目録II、新世界より、デート・ア・ライブ、などで活躍されています。


ここまでがメインキャラですね。


あと、サブキャラたちもとても魅力的で目が離せませんけど、それは割愛しておきます。

他のどうでもいいキャラは無視してほしい勢いです。


あと、オープニング「もってけ!セーラーふく」とあのオープニングアニメーションは最高です!



で、この作品を観て改めて思ったんですけど、埼玉県ってアニメの聖地だらけですよねー!!!
けっこう意図的なのかもしれないし、東京の隣だということだからなのかもしれないけど、数々の聖地がありますよね。

それにコミケの開場にも気楽に行けるし!
それがうらやましー!!!

ということで、最近は日常系に傾倒しちゃってるんですが、そういう安心感のあるほのぼのを観たい気分の人にはおすすめの作品です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

87.0 2 オタクで笑えるなアニメランキング2位
冴えない彼女の育てかた(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2867)
14884人が棚に入れました
春休み、アニメBD購入費用を得るためのアルバイト中のオタク・安芸倫也は、桜の舞う坂道で出会った少女に興味を抱き、その少女をメインヒロインのモデルにした同人ゲーム作成を思いつく。1ヶ月後、その少女が名前も知らないクラスメイトであることを知った。
それほどまでに印象が薄い加藤恵をメインヒロインにしたゲームは成立するのか? イラストもシナリオも書けない倫也は、同学年の美術部エース・澤村・スペンサー・英梨々と学年一位の優等生の先輩・霞ヶ丘詩羽を誘い、恵の協力のもと、なんとか同意をとりつけ、コミケ参加を念頭に、サークルとしてゲーム作りを始める。
合わないスケジュール、乏しい予算、仲が悪いメンバー、愛弟子・波島出海に絡んだ確執、その兄による引き抜き、オタクに無理解なバンド少女の従姉妹・氷堂美智留の途中加入、土壇場で見つかるシナリオの問題点… 数々の試練を乗り越えて、少しずつゲームが具体化していく。

声優・キャラクター
松岡禎丞、大西沙織、茅野愛衣、安野希世乃、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也
ネタバレ

ユキオウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

無難に楽しめる美少女系アニメ。(ノイタミナ保障)

全12話 ラノベ原作

■作品紹介
―ノイタミナの挑戦!
・正直舐めてましたけど良い意味での裏切り有です。
・話が進むにつれて主人公がじわじわ成長しカッコ良くなっていく感じなんです、つまりこのアニメは序盤で主人公が足引っ張ってます。(苦笑)
この主人公以外の要素が最初から非常にクオリティが高いのはさすがノイタミナ枠だなと言える作品。

―ギャルゲーやラノベ他美少女系2次元をこよなく愛する方にオススメ!
・女の子がとにかくかわいいです。(キャラデザ・声・しぐさ・心理描写)
・カメラワーク。(男心わかってます)

―話事体は典型的なハーレムアニメです。

■OP、ED評価
{netabare}
OP ☆4.5
♫君色シグナル/春奈るな
AメロからBメロにかけてのフェチズムをばっちり押さえたカメラアングル。(本編にも通じる要素だと思います。)
サビの作業風景などが頭に残る。
登場人物の爽やかな情景を描きぬるぬる動くアニメと曲とがマッチしていて素晴らしいです。

ED ☆4.5
♫カラフル。/沢井美空
ポップでかわいいタッチに彩色されたキャラが織り成すアニメ。
沢井美空さん作詞作曲の歌がOPに引けを取らずこの作品を上手く表現されていると思います。

OP、EDともこの作品のために作られた楽曲、作品に合った丁寧な画で飛ばさずに最後まで見てしまうので高評価。
{/netabare}

【第0話】
{netabare}
『愛と青春のサービス回』
ラノベ原作アニメのベタな展開ですが、キャラの長い説明台詞が炸裂。
主要キャラが最初から登場しますし一斉にしゃべり出すのでカオスな印象になりました。(良い意味でも悪い意味でも)

ストーリーはギャルゲーを制作するゲームサークル内で主人公が周囲の女の子との恋愛や絆を描く感じといったところなんでしょうか、期待は持てる内容だと思います。
☆3.0
{/netabare}

【第1話】
{netabare}
『間違いだらけのプロローグ』
原作未読なのでどこまでがアニメオリジナルの内容かわかりません。(原作ファンの方ごめんなさい)
王道のラブコメっぽいポイントが数多くありますが動きの少ない場面でも飽きずに見られる作画のクオリティが良いです。特に静と動のバランスが非常に良く取られている印象をうけました。

教室のシーンで主人公が親友との会話で最後に言った「3次元てのはなぁ、もっと面倒くさいんだよ。」に引っ掛かりました。
前後の会話からヒロインのことであるし、こういう主人公ってそういうの言うよなぁって想像もできます。(個人的に)
今後のヒロインの描写に対してハードル上げてないか?とドキドキしつつ先が気になります。
☆3.5 
{/netabare}

【第2話】
{netabare}
『フラグの立たない彼女』
Aパートは喫茶店にて倫也と加藤さんとの会話シーンからスタート(後に英梨々・霞ヶ丘先輩が合流)
倫也に一般人の常識を超えた言動などが目立ち、学校内の三大有名人に数えられる理由も頷ける。あれだけキモいし痛い行動を取っている倫也に対してここまで一緒にいられる加藤さんはなんて優しい人だ。

Bパートは倫也が自宅で加藤さんにひたすらギャルゲーを布教するといった内容です。
キモオタな倫也と一般人加藤さんによって進行するトークはさながら漫才かコントといったところでしょうか。
…でなんだかんだ次の日の朝までギャルゲーをプレイする二人でした。(Cパート)

ここまで見ていて主人公に慣れないといった心境です(苦笑)。
苦言になりますが主人公の描写が残念でなりません。
(ex.過剰なオタク演出の割にそれを補うプラスポイントがない)
今のところヒロイン達は何に惹かれて一緒にいるのかわかりません。
この先のどこかで彼のイケてるシーンがあるよう願います…

なんとなくこの作品の魅力は普段アニメ、漫画、ゲームに触れているとき、あのモブ子可愛いなぁ、ヒロインとして攻略したいなぁ…という思いを形にしてくれている気がします。
☆3.0
{/netabare}

【第3話】
{netabare}
『クライマックスはリテイクで』
GWに入る。倫也は合宿を計画するが電話で加藤さんが北海道へ家族旅行だと知る。
英梨々が倫也の家に勝手に上がりこむ。
玄関のチャイムが鳴る、霞ヶ丘先輩登場。
霞ヶ丘先輩は今のサークルメンバーを本気にさせなさいとアドバイス。
その日の夜、電話越しに加藤さんは自分の良いところは何かと倫也に尋ねる。
翌日、丸一日ラノベを読みネットサーフィンをして潰す倫也。
また翌日になり息詰まる倫也はあの坂道へ…
そこに加藤さんが登場!!(電話で事情は知っていたので早く帰宅していた。)
理想のヒロインを演じる加藤さん(衣装・英梨々、台本・霞ヶ丘先輩)
Cパートでばっさり企画を切られる倫也。

倫也の行動力に皆一目置いているのでしょうか、特に何事もなく集結する4名。
ヒロイン全員の好意が全面に出ているのでハーレムENDみたいに終わりそうです。
個人的には加藤さんがめちゃくちゃ良い子なので応援したくなる。
主人公メタ発言とかいいからそろそろカッコいいところ見せてくれよぉ…
☆4.0
{/netabare}

【第4話】
{netabare}
『予算と納期と新展開』
締切に追われる霞ヶ丘先輩は町田という編集からインタビューの催促をされご機嫌ななめ、しかし何かうまい話があるそうでびっくりして机に足の小指を打つ。
倫也から渡された霞ヶ丘先輩のラノベにハマる加藤さん。
場面が変わり霞ヶ丘先輩が執筆している作品の出版社。
インタビュアーは倫也だった。(副編集長の町田さんが倫也のホームページからオファー)
霞ヶ丘先輩の作品が売れたのは倫也のブログでのプッシュのおかげだった。
いつもの喫茶店でバイト中の倫也の前に男を連れて加藤さんが現れる。
次の日にその男が加藤さんのいとこだと知る。
週末加藤さんがいとこと行く予定だったショッピングモールの開店バーゲンに倫也が変わりに行くこととなる。
Cパートでぐずる倫也。

せっかく良いところがあったと思ったらキモ過ぎだよ倫也、ただのストーカー野郎だ…
☆3.5
{/netabare}

【第5話】
{netabare}
『すれ違いのデートイベント』
空き教室で作業するサークルの面々。
上手く表情が作れないという加藤さん、デートについて英梨々に質問する倫也、嫉妬する英梨々と霞ヶ丘先輩。
倫也はオタクに対して偏見のない加藤さんに一目置く。
プロットとキャラデザが仕上がる。
※内容は超展開です(加藤さん曰く、設定が凝っているとのこと)
先輩と倫也との意味深な回想。
デートしようと決意する倫也!
デート当日になり、いつもと違う環境に押される倫也&平常運転の加藤さん。
ここはコミケ会場と一緒なんだ!ホームだ!と意識を切り替え、フロアマップをチェックして誘導する倫也、ツイッターを駆使し情報収集するなどイケメンじゃねーか!
加藤さんの可愛すぎるシーン
倫也を駅で待つ先輩

神回でした。
ここまでネックだった倫也くんが遂に覚醒してくれて嬉しい展開です。
☆5.0
{/netabare}

【第6話】
{netabare}
『二人の夜の選択肢』
書店のサイン会で出会うファンの倫也とラノベ著者の霞ヶ丘先輩。(回想)
倫也は霞ヶ丘先輩に電話するが先輩は出ない。
ファミレスに入る倫也。(また回想入ります)
著書の参考にしたいから倫也の意見を聞きたいと言う先輩。(回想)
夜、雨が降り落ちる駅前で空を見上げる先輩。
雪が降っているなか倫也に最終巻の原稿を読んで欲しいと頼む霞ヶ丘先輩に対して大ファンだから読めないと拒む倫也。(回想)
ホテルの前で倫也に別れを告げる先輩。(回想)
ホテルで打合せする霞ヶ丘先輩と町田さん。
倫也がホテルに到着、ホテルに二人を置いて帰っていく町田さん。
倫也はプロット作りのためにやって来たのであった。(過去に囚われるストーリーの修正のため)
過去に囚われて何が悪いと霞ヶ丘先輩。
全てを否定するのではなくプラスアルファを求める倫也。
霞ヶ丘先輩のサービスシーン。
霞ヶ丘先輩にクリエーターとして認められる倫也。
Cパートに英梨々と加藤さんが登場、英梨々に倫也に置き去りにされたのだと言われムッとした表情の加藤さん。(かわいい)

倫也と霞ヶ丘先輩との馴れ初めがわかるとともに伏線も回収。
サークルの面々一人ひとりのギャルゲーキャラっぽさが増した回になりました。
倫也が優柔不断なのはともかく、彼は自分の日常がギャルゲーのようになっていることに気にはならないのでしょうか。
一から創作するよりもお前ら自身の話が面白いよと突っ込まざるおえない。
…というか、このアニメのギャルゲがあったら売れるんじゃないかと思います。
PSVita用ソフト「冴えない彼女の育てかた - blessing flowers - 」公式サイト
http://5pb.jp/games/saekano/index.php
2015年4月30日発売か…現実にあったよ…
☆4.0
{/netabare}

【第7話】
{netabare}
『敵か味方か新キャラか』
季節は夏になる、倫也は英梨々に呼び出され同人誌作りの手伝いをする。
あっという間に終業式。
倫也と加藤さん(ポニテ)がご都合主義な会話をしていたら…
新キャラ登場、波島出海ちゃん!!妹系後輩ヒロインである。
倫也は3年前に出海ちゃんをオタクの世界に勧誘する。(親が名古屋に転勤することになりしばらく会っていなかった)
出海ちゃんは夏コミに参加する旨を倫也に告げるのであった。
出海ちゃん兄も現れる、名前は伊織。
倫也と伊織は親友だったが、他人の力を利用しオタクの世界でのし上がるためだった。
その結果超大手サークルの代表になっていた伊織、こいつはできる男だ。
伊織は倫也達のサークルの活動を知っており、英梨々をヘッドハントしようと考えている。
倫也達と伊織との間に英梨々を争奪する戦いが始まる。
Cパート、小学生時代の倫也と英梨々(回想)

新キャラ登場回、出海ちゃんは妹系のテンプレのようなので次回以降に深い話が置いておきます。
伊織は倫也のライバルキャラということで重要な役回りです。設定がイケメンで成績優秀、モテモテで倫也と同じオタク趣味ですがクリエーターとしての意識が対極にある。(英梨々にツッコまれているので同じ?)
未だに英梨々メインの回がないのでまだ先なのかな…メインの役どころなのに不遇です。
☆3.5
{/netabare}

【第8話】
{netabare}
『当て馬トラウマ回想モード』
キャラデザの方向性を決めるため倫也の家に集まる面々。(霞ヶ丘先輩のみ欠席)
先輩ファンの方残念。(泣)
英梨々は夏コミの仕上げに苦戦中。
出海ちゃんの様子を見に行きたいと夏コミに参加決定の加藤さん!
リトラプ(乙女ゲー)をやり始める加藤さん!(プレイヤーの名が本名・選択が上級者向けキャラのセルビス)
加藤さんの成長が著しいです、絶賛ヒロイン力上昇中!
気を取られる英梨々。
英梨々にこれからどうしたいのか聞く倫也、それに対し今から倫也のサークルの柏木エリになると答える英梨々。
―夏コミ会場、出海ちゃん登場。
手伝いをする倫也と加藤さん。
出海ちゃんの同人誌を読み、完売させようと宣言する倫也。(宣伝用の看板を現地で制作したりとオタクスキル発動)
完売させることに成功!
英梨々が出海ちゃんの同人誌をこっそり購入。
英梨々を見つける倫也、涙ながら自分の作品の評価を問う英梨々に言い淀む倫也。
小学生時代の倫也と英梨々(回想)

出海ちゃんにも作家の才能があり倫也の目に止まりました、途中出場者だけあって他ヒロインに負けない魅力の持ち主ですね。
終盤の展開で長々溜めた英梨々と倫也のストーリーが展開していくのが楽しみ。
☆4.0
{/netabare}

【第9話】
{netabare}
『八年ぶりの個別ルート』
前回出番のなかった霞ヶ丘先輩が登場!
加藤さん当然ながら倫也の家に。
英梨々とのことを二人に相談する倫也。
倫也が頑張り、英梨々との幼馴染フラグを回収するという作戦になる。
夏コミ会場で伊織に協力を頼む倫也。(こいつらホント仲良いな)
英梨々のサービスシーン。
夜、リトラプのシーンを再現し英梨々を家から連れ出す倫也。
通っていた小学校へ向かった二人。
お前のことを恨んでいたと倫也、何があっても謝らないと英梨々。
作品の件で口論する倫也と英梨々。
「あんたの一番になる!」と宣言する英梨々。
英梨々を背負って帰る倫也。
サークルカット完成!
サークル名は“blessing software”、意訳すると“めぐみそふと”
―波島兄妹宅、柏木エリのサインを伊織から渡される出海ちゃん。
裏面に英梨々からメッセージが書いてあった。(笑)

ヤンデレ度が増す霞ヶ丘先輩、完全に倫也の嫁ポジションの加藤さん。
英梨々ファンお待たせの回になりました。
幼馴染なだけあって良いシナリオですね、意味のある引っ張り具合だと思いました。
回を重ねるごとに倫也の成長を感じます。
個々のイベントによってサークルとしてまとまっていく様子が伝わっているので
違和感もなく見られている印象。
☆5.0
{/netabare}

【第10話】
{netabare}
『思い出とテコ入れのメロディ』
音楽担当登場、氷堂美智留は倫也と同い年の従姉妹で、誕生日と病院も一緒という奇跡。
高校に入ってバンドをやるようになった彼女、そして痴女っぽい。
今回エロカメラワークが冴える。
作業が進むが音楽が足りないと考えるサークルの面々。
倫也スマホに美智留から送られたメールを見た面々。
倫也の部屋に自分の荷物を持ち入れる美智留。
美智留が倫也に無断でアンプで音を出しながらギターを弾く。
倫也のギャルゲの想像。(ピアノ、シンセの音も入る)
倫也は美智留に一緒にギャルゲを作らないかと相談。

美智留がようやく登場しました、0話から見て忘れかけてたよ…
残りの話数も考えて出番多め、サービスシーンもかなりありました。
この話の内容としてはだいぶ取って付けました感が。
☆3.5
{/netabare}

【第11話】
{netabare}
『伏線回収準備よし』
美智留をサークルの面々に紹介する倫也だが興味ないと言う美智留。
美智留でなくちゃダメなんだと倫也からの熱い勧誘。
オタクに対する尊さを熱く説明する霞ヶ丘先輩。
文化(オタクとバンド)が違うけど倫也は別だと評価している。
(一般人からしたら線引きはしたくなってしまうところですよね)
バンドの夢があって余裕がないと断る美智留、条件次第で親父は許すと言う。(ちゃんとしたマネージャーをつけることが条件)
俺が何とかすると言う倫也。(知り合いに掛け合う)
美智留は倫也に任せる気でいた。(ほぼ美智留の中では確定事項だった様子)
倫也のサークルは歪んでいると指摘。
他の子はいろいろあって参加していて私のバンドはみんな本気だと指摘。
親友のよしひこ…生きてた。(このメタ発言は好きです)
英梨々の家で徹夜して作業する英梨々と加藤さん。
霞ヶ丘先輩も自宅で頑張っているようだ。
―翌朝
電話する倫也と加藤さん。
倫也:本気でゲームを作っているのは俺だけか?と相談。
加藤さん:ご飯を食べようと喫茶店に誘う。
本気でゲームを作ろうとしていると言う加藤さん。
少しでも自分の力で頑張ろうとしていることをアピールする加藤さん。
加藤さんのかわいい犯行。(良い演出)
美智留の曲を聴いて本当にオタクと関係ないのか疑問を持つ加藤さん。
美智留のマネージャーになり、いきなりライブを取って来る倫也。(メンバーに承諾も取った)
サークルの面々に勝手なこと言ってごめんという倫也ではあるが何か策があるようだ。

オタク活動に否定的な美智留ですが彼女にはしっかりとした理由や信条(バンド活動に対する本気度、倫也に対する幼少期からの人望)があり、倫也の現状をよく把握していました。
ただの追加キャラではなく、後半の登場である意味が理解できました。
この時点で美智留は今まであったことは聞いていないみたいなので元からプロやセミプロが二人いる現状で加藤さんがキーパーソンかなと…
この話でテンポよく判明していますが加藤さんもガチでギャルゲーを作ろうと頑張っていましたね。
喫茶店での倫也と加藤さんのやりとりにはニヤニヤしてしまいました。
(これがメインヒロイン力)
美智留のマネージャーになり、持ち前のスキルで用件をクリアする倫也は
頼もしいです。
何か策があるみたいなので期待したい…て思ったら次回が最終回か!
☆5.0
{/netabare}

【第12話】
{netabare}
『波乱と激動の日常エンド』
―ライブハウス
美智留のバンド“icy tail”のライブ本番。
ライブハウスにやって来た霞ヶ丘先輩と加藤さん。
加藤さん、英梨々、霞ヶ丘先輩のやり取り。(二人の仲介役になる加藤さん)
実はアニソンのカバーをやっていた“icy tail”(こてこてのオタク集団だった)
知らない間に洗脳されていた美智留。(ご都合主義でもいいと思います)
互いにwinwinな関係になる。
倫也の熱い宣言。
―♪空色デイズ
盛り上がるライブ。(結構入ってる)
オリジナルソング“Cherish You”を最後に披露。
(歌詞が倫也のことを歌ってる)
お前が俺の夢を叶えてくれと言う倫也。
―契約成立
加藤さんと英梨々の帰り道の会話。(仲良くなって名前で呼び合う二人)
霞ヶ丘先輩のシナリオ…
ギャルゲーの導入部分(倫也によるナレーション)
1ルートだけ完成したのであった。
俺達の戦いは…

“icy tail”の真実はご都合主義とはいえ、現実でもありそうだし何より面白いから良かったです。
まとめ方は綺麗でした、1ルートだけとはいえゲームの完成を少しでも見れたのは嬉しい。
2期ありきの終わり方ですか…
DVD/BDの売上やゲームの売上次第ってことでいいんでしょうか?
☆5.0
{/netabare}

■総評
{netabare}
―ノイタミナ枠での挑戦!(上記とカブってごめんなさい)
・全話完走してみても改めてわからなかったのですがクオリティ(作画・音楽)はノイタミナにふさわしかったとは思います。

◆物語に関して
―内容は典型的な美少女系アニメなので意外性はなかった。
・0話からの4話まで個人的に主人公が嫌いだったので後半から盛り返してくれて好きになりました。
・話の内容では3話の加藤さんの件で盛り返してるかなと。

―明らかに今後のプロモーションを見据えた結末
・この終わり方をされると2期が来るまでの評価は残念ながら落ちるかと。
・TV放送終了時、次回作未定。関連商品の売り上げ次第ですね!

◆声優に関して
・安芸倫也役の松岡禎丞さん…感情表現がとにかく上手い、同じようなキャラをよく演じてますけど実力があるからなのだとこの作品を見てもわかります。
・加藤恵役の安野希世乃さん…棒演技からヒロインの見せ場まで完璧だったと思います。

◆キャラに関して
・ヒロインの見せ場は随所にあって良かったです。
・これも上記していますが出だしの主人公でつまづいてる。
・波島兄妹…2期待ってます。

◆作画に関して
・どの層がターゲットかよくわかってらっしゃる。

◆音楽に関して
・マッチしていたOPとED曲
・自然と本編と混じるBGMやSE
・健闘してるのはここのポイントだと思います、演出と合わさって素晴らしかった。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

属性も、フェチも、あるんだよ

原作ラノベ未読◆0話+12話◆

視聴のきっかけはキャラデザが自分好み
だったのとノイタミナ枠として注目度が
高かった事から観てみようかと。

【感想】
{netabare}
まず最初に,リアルなギャルゲー作り×ハーレムを
題材に扱ったストーリー設定は珍しく,着眼点が
斬新だと感じて興味を惹かれました。

そして,近年のラノベ特有のハーレム作品に多い
ファンタジー要素には一切頼らず,逆にリアルな
業界ネタとオタクあるあるネタをふんだんに
取り入れた会話劇とハーレム物の王道である
微エロだけを武器に勝負しているストーリーと
いう点においても目新しさがあって斬新でした。

ハーレムと言えば,
それぞれのシーンを彩るヒロイン達。
彼女達がまた魅力的なのです♪

彼女達の属性だけみてみると
ツンデレ,クーデレ,ステルス系,妹系,幼なじみなど
深夜アニメ作品では既出の使い古されたかのような
テンプレキャラではありますが,会話のやり取りの
仕方やフェチ要素をふんだんに取り入れたちょっぴり
エッチな体勢をちょっぴりエッチなアングルから
映したサービスカットにより新たな「萌え」を見出だせ
たのではないかと勝手ながら思っています。

シリーズ構成・脚本を務めた原作者の丸戸 史明さんは
ゲームシナリオライターの肩書きを合わせもつ業界でも
かなり有名な御仁。

ゲーム,アニメ,ラノベなど全てのオタク文化に
精通している方にしか創造する事ができない物語は
共感する事もあり,自分が今まで知らなかった分野や
新しい発見に驚いたりと,最後まできっちり楽しむ事
ができました。

第0話を最初に据えた手法も個人的にはアリ。
終盤に出てくるヒロインの美智留を先に視聴者に
お披露目しておく事で彼女のキャラ設定にも
理解が深まりましたし♪

ただ,当初の始まってからすぐのエロ描写に対しては
「もう少し王様ゲーム方式で徐々に小出しでエロを
出していった方が視聴者はついてくるのでは?」
と,少なからずの疑問がありました。

でもこれって見方を逆に変えれば
「この作品はこんな感じの作風だから好きな
やつだけ視聴ヨロシク!」と言う制作サイドからの
メッセージが込められていたのかもしれないと,
後になって気づきもしました。


中盤で出海ちゃん,終盤で美智留が
登場した事で全てのヒロインが揃いぶみ。
主要キャラが出揃った事でこれからどんどん
賑やかに,そしてどんどん面白くなって
きそうな所で惜しくも最終回。

せっかく恵の魅力にも
気付きかけてきたばかりのに…。

まだまだこの先の倫也と彼女達の
日常を眺めていたいものですね。

是非とも2期で続編を観てみたいです♪


【お気に入りシーン】

第9話 「八年ぶりの個別ルート」での一幕
過去の仲違いとなった原因と出海の同人誌を
選んだ事について英梨々と倫也がお互いの
気持ちを爆発させるシーン。

このお互い気持ちをぶつけ合って吐露していく
シーンは声優さんの熱演も相まって不覚にも
目頭を熱くさせられてしまいました。

そして最後に英梨々が倫也の胸に
拳をトンとつきながら…

『なる…! あたし、あんたの1番になってやる!
 それまでは絶対謝らない…』

胸がギュッと締め付けられる様な熱いセリフ。

このセリフの個人的解釈としては,
本来の意味合いとは全然違うのかもしれないけれど…
倫也もそれに気づいた様子は全然ないのだけれど…

これはもう,英梨々から倫也に対しての
「倫也と一緒にいたい!」と言う気持ちがイッパイに
込められた半分告白みたいなものだと感じました。

ここまでのくだりが
この作品イチお気に入りシーンです♪
第6話での詩羽先輩とのエピソードも彼女の
魅力がたっぷりと詰まっていて好きな話では
ありましたが,熱い想いをぶつけてくれた
英梨々との話の方に軍配が上がりました。

こういった,要所要所の大事なところで
起伏をきっちりと魅せてくれる作品は大好きです♪


個人的にハーレム作品はストーリーまたはキャラの
どちらかに魅力さえ感じれば俺得作品になってしまう
ぐらいに甘々な大好物ジャンルだったりします。
でも好きと嫌いは意外に表裏一体のもの。

他のハーレム作品によくありがちな
「何でこの娘達はこの主人公の事が好きになったの?」
とか
「何でこの主人公がこんなに意味なくモテまくるの?」
など,ハーレム作品の根幹を揺るがす様な本末転倒の
疑問を感じてしまうストーリーの作品には少々嫌悪感を
抱くぐらいに潔癖な所が自分にあったりもします。

要は,後付けでも何でも良いからキャラクター達の
心理描写に対する納得できるだけの理由が欲しいのです。
そうでなければ主人公やヒロイン達に感情移入が
できなくなってしまい,ハーレム作品の魅力が大幅に
削がれてしまいます。

ひいてはニヤニヤ&ブヒブヒに繋がらない←ここ重要!

その点をふまえて上記2つのエピソードを
改めて振り返ってみると「倫也の事が好き」という
理由(想い)がちゃんと伝わってきてすごく好印象の
作品でした(*´ω`*)♪

そして,そのエピソードを観た後に第1話から
観返したりしたら,そりゃあもう…グフフものですぜw


【お気に入りキャラ】

『霞ヶ丘 詩羽』

あれ? 英梨々じゃないのかって?

す、すいません。
あれほど英梨々エリリ言っておきながら..ねw

次点,というか超僅差で英梨々です。
本当に甲乙つけがたいぐらいに二人とも魅力的です。
そして対極的な二人でもありましたね。

普段ならツインテ,ツンデレ,ニーハイ,貧乳
このワード全てに該当するおにゃのコであれば
無条件でその作品イチのお気に入りキャラに
なるはずだったのですが...。
なるはずだったのですが...。

最近,凛としたお姉さんキャラに
めっぽう弱いのです(*/ω\*)♪

視聴当初は正直言って
あまり好きなキャラではありませんでした。
でも,回が進むにつれて意外と幼い女のコっぽい
一面があったり想い人である倫也の布団の匂いを
嗅いで悦に入ったりする変態的な一面も◎

僕自身,異性に自分の匂いを嗅がれるという行為は
恥ずかしい気持ちと同時に嬉しいという気持ちの方が
上回りますので♪(もちろん相手にもよりますけどw)
倫也に対してのデレた表情や,どこかクセのある
言い回しも可愛らしいです。

まったく,ギャップ萌えは最高だぜ!
ヒャッホォォォォウ!!!
(失礼,取り乱しましたw)

リアルでよく言われている
「美人は薄い黒のストッキングを穿く法則」
詩羽先輩もしっかりと薄めの黒ストでしたね。
この法則をも取り入れるなんて制作サイドの方々は
良い仕事してるなと,密かに驚いてしまいました。

まさに匠のお仕事!
本当にご馳走さ……もとい
ありがとうございました♪♪
{/netabare}

◆OP曲 「君色シグナル」 歌 : 春奈るな

爽やかな歌詞とメロディで冬アニメ一番の
お気に入り曲になりました。
サビの 君はいつだっていつだって~ の
フレーズを最近よく口ずさんでいます♪
A‑1 Pictures作品のOPは好きになる曲が
多くて毎回注目しまくりです。


◆ED曲 「カラフル。」 歌 : 沢井美空

恋する乙女心を綴ったかの様な歌詞を軽やかな
メロディに乗せた歌声がとても心地良いです♪
セピア調の作画も目を惹きました。



【ここからは超余談】

※この作品にまつわる個人的エピソードをネタバレと
下ネタを交えつつ,ノンフィクションでお送りします。
かなり長文になってしまったので色々とご理解と
ご興味がある方だけ読んでいって下さいまし。
{netabare}

 タイトル
『冴えてる3Dテレビの使いかた』


皆さんもご存知かとは思いますが,
3Dテレビっていう文明の利器があるじゃないですか。

そう,専用のメガネをかけると映像が飛び出て
見えたり角度を変えるとまた違った様に見えるアレ。

僕の部屋にも2年前のセール時に近所の
ヤ〇ダ電機で安く買い叩いたソレが1台あるのです。

購入した当初は3D対応の洋画BD等をよく視聴していた
ものなのですが,ここ最近はめっきり普通のテレビとしか
機能させていませんでした。
3Dテレビをお持ちの方で僕と同じような方って,
意外とおられるのではないでしょうか?


さて,ここからが本題

感想の方でも前述しましたが,
『冴えない彼女の育てかた』
この作品の魅力の一つとして可愛いヒロイン達の
ちょっぴりエッチな体勢をちょっぴりエッチな
アングル描写で楽しませるってのがあります。

ちょうど,自室で録画しておいた第10話を鑑賞していて
倫也とのやり取りをしている英梨々のスカートが際どい
アングルでパッと映った時にふと,脳裏にある言葉が
よぎってしまいました。

「これ,アレを使えば見えるんじゃないのか?」 と…
はい,俗にいう魔が差したというやつです。
察しのいい方ならもうお気付きですよね?

いや,いくらなんでも流石に
頭の中では分かってはいるんですよ?
3D放送でもないのに見えるわけが
ないって事ぐらいはちゃんと。

でも世の中には万が一の可能性って
ヤツがあるじゃないですか。
知らず知らずの内に深夜アニメの技術も
そこまで来ていたかもしれないし,
何も試さないで最初から否定的な考えで
入るのは僕の善しとする所ではない。


なぜなら...
諦めたらそこで変態紳士終了なのだからッ!
そうですよね? あ〇ざい先生?

うん♪

脳内であん〇い先生の許可をもらったところで
早速,行動に移す事に。。。

メガネ、メガネ……
必須アイテムの3Dメガネを探す事に。。。

どうしてこう,探し物は必要な時に限って
みつけにくかったりするものなのでしょうね。


♪探し物は何ですか? →3Dメガネだよ!
♪見つけにくいものですか? →そうだよ…てか,陽水か!

脳内で勝手に流れ出す某名曲に一人でノリツッコミ…

…マジ虚しい。

あ~ッ,もう! まったくもう!
まったくもうだよ,まったくもう!


「日頃から整理整頓できてる人ってスゲェよな
マジ尊敬だわ」と思いながら探す事10分弱。
デスクの三番目の引き出し最深部にてようやく
お目当ての物を発見する事ができました。

久しぶりだな、相棒!

心の中で軽く挨拶を交わし,意気揚々と装着。
まぁ,メガネとしても今の今までどこにしまってあったか
忘れてる様な奴に相棒呼ばわりされたくはないだろうが,
この時の僕にそんな事を考える余裕なんて無い。

この時既にテンションうなぎ登りなのだから。
いざ,英梨々のニーハイへ! 絶対領域のその先へ!!
この思いで頭がいっぱいなのだから。

再びテレビの前に戻って様々な角度から
英梨々を観てやりましたよ,ええww
そりゃあもう,もし電機屋のテレビコーナーに
こんな奴いたら通報待ったなしだろうなってぐらいに。


「ん~ッ,やっぱダメかぁ…」

最初から分かってはいたものの,
やっぱり残念な感じは否めません。

そんな風にテンション下がり気味で画面いっぱいに
映る英梨々を下斜め45度から見上げていると…


ガチャッ


自室の扉が開く音が……そして



『何やってんの?』


背後から今まで聞いた事がないような
冷たい声音が放たれました…。
どうやら相方が部屋に遊びに来てたようです,はい。

いきなりの事だったので
テンパッてフリーズする僕。
でもこのままではヤバイと
何とか言葉を紡ぎだし…

僕『何やってんのじゃねぇーし!
  てか,部屋に遊びに来んなら事前に
  連絡しろっていつも言ってんだろ』と,
  ややキレ気味に言葉を返す事に成功。


相方『えっ? 今日行くねってlineで
   メッセ送ってるはずだけど』

Oh…こちらの逆ギレが確定になった瞬間です。


相方『で、ココちゃんは一体何を
   やってたのかなぁ?かなぁ?』

追究の手を緩めない…だと!?
しかも,最近「ひぐらしのなく頃に」を一緒に
観てから妙に相方が調子ずいた時に発する
レナちゃん言葉のオプション付き。
もう後がないと思った僕は…


僕『あっ、いや…その…見えるかな、と…』

正直に話してしまいました…はい。


相方『見えるわけないじゃん,バカじゃないの?』

真顔で返されてしまいました…はい。
えっ、何このコ? 血が通った人間なの?
そんな風にさえ思える真顔…正直,少し怖い。


僕『ですよねぇ~…(超小声)』

この手厳しい発言に対して内心では
本当は分かっててわざと言わせてんだろ,このドSが!
と、悪態をつきそうになるのをグッと堪える。。。


相方『で、他に何か言い訳は?』

まだ言いやがりますか!?
そうですか,そうですか。
僕の心は既に…やめたげてよぉ!状態なのに。

このままではラチがあかないと思い,
スゥ~ッと深呼吸して自分を落ち着かせてから
精一杯の表情と声を作って…


僕『たしかにメッセを確認しなかったのは
  悪かったし,言い方もきつかった。本当にゴメン。
  それとテレビの件、あれは…うん、人間って奴は
  探求心と遊び心を失ったらそれまでと思うんだよね。
  僕はまだそういう人間にはなりたくないし,
  なるつもりもない (イケボ) 』


相方『そんな犯罪者の常套句みたいな事を…ぷぷっ(笑)』

どうやらその切り返しが妙にツボにはまったらしく
それ以降は口撃という名の追究はされずに事無きを
えました。

それから鼻歌混じりでリビングに向かう
相方を目で見送ってから一人思い馳せる。

フゥ~…こんなに焦ったのは何年ぶりだろうか?
中学生の頃,親にアレな本みつかった時よりかは
確実に上だな…。ふむ,だとしたらあの時以来か?
それとも大人になってからのあの時以来か?
それとも・・・ぶつぶつ・・・ぶつぶつ・・・

そんな風に過去の自分の恥ずかしい思い出の数々を
振り返るオチで一日の幕を閉じる事になるだなんて
当初は思いもしませんでした。

まったくもうだよ,まったくもう...orz


◆最後に一言◆

例え,世間の荒波や逆風にのみ込まれる事が
あったとしてもお互いにこれからも頑張って
いきましょうね♪


 そう、なぜなら…


『オレ達の聖戦(たたかい)は
 まだ始まったばかりなのだからッ‼ キリッ★』


 おっと,
 余計なフラグを立ててしまいましたねww



今回はこの作品に纏わるちょっとした
失敗談(?)をお話しさせて頂きました。
このレビューをお読み頂いている紳士淑女の
皆様方にもこういった恥ずかしいエピソードの
一つや二つお持ちではないでしょうか?
いつか機会があれば伺いたいものですw

そして,長々と綴った駄文に最後まで
お付き合い下さいました事に感謝申し上げます。
ご清聴ありがとうございました(*^_^*)♪



おわり
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 78
ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不思議な感覚

原作未読者の勝手な想像がメインな感想。
【最終話まで見て を追加(6話まで感想微修正)】

【4話まで見て、何故に主人公は加藤ちゃんにキャラを押し付けるのだろうか?を押し付けてみる】
{netabare}見てて一番疑問に思うこと。
何故に主人公は加藤ちゃんに2次元ヒロインキャラを押し付けるのか?
いくつか候補を出して考えてみる。

1.ゲーム制作のためにヒロインキャラでいて欲しい
ゲーム制作と、加藤ちゃんが2次元的ヒロインアイコンキャラになる、は別問題。
勝手に脳内で、今まで読んできたラノベや、やってきたゲームのヒロイン像を元に、加藤ちゃんを理想のヒロインに仕立てあげたり置き換えたりすれば良いだけのことで、それを3次元反映する必要性は皆無。

2.俺色に染まって欲しい
やり方が完全に間違っている。
普通に告白して、普通に付き合って行けば、関係性深化と共に互いの色に染まっていく。

3.加藤ちゃんが2次元的ヒロインキャラで無いと困る
これが一番そうなのかなぁ、と思う。
普通に加藤ちゃんに惚れたんだけど、「いやいや、俺が惚れたのはそのシチュエーションに、であって、決して加藤本人、3次元の女に惚れたわけじゃないから」と言い訳をしている状況。


3がベースにあり、言い訳として1,2へ派生している状態ではないかと。


なんでそんな事になるのか、勝手に想像。
極普通に3次元の加藤ちゃんに惚れたんだが、無自覚にそれを否定。
惚れた事実に対する理由付けの補完が、出会いのシチュエーションが2次元ヒロインのようだった、から。あくまでも2次元への思い(ということにしたい)。
主人公にとっては、あくまでも2次元への思いなんだから、加藤ちゃんが2次元ヒロイン像からズレられては困ってしまう。ズレて加藤ちゃんがそのアイコンを失ったら、加藤ちゃんに惚れた思いの持って行き場が無くなるし、それと同時に3次元の加藤ちゃんに惚れた自分の思い=無自覚な3次元への希望や期待、を自覚してしまうから。
よって、加藤ちゃんに2次元ヒロイン像を押し付ける理由は、惚れた思いを捨てたくない願望と、3次元への願望を自覚をしたくない防衛本能。

そんな防衛本能が働いてしまうほどのトラウマを抱えている。
そのトラウマを与えたのが先輩。
先輩が主人公に拘る理由は贖罪。

金髪ちゃんから見れば、主人公は恋に恋する乙女。「泣きゲーみたいな恋がしたいの」と言ってるようにしか聞こえない。主人公と金髪ちゃんの思いは噛み合わない。

結局、主人公は傷つけられる3次元から心地良い2次元に逃避したヘタレ君。

ラストは、ありのままの加藤ちゃんにちゃんと告白して、フられる。加藤ちゃんにとって、主人公が普通の男になる=何かをくれそうな人ではなくなる、から。


現状、出ている3人のヒロイン像を見ると

主人公を振り向かせたい2人
・黒髪ロング黒ストッキングナイスバディ成績優秀小悪魔キャラ
・金髪ツインテ絶対領域ニーソハーフ天才絵描ツンデレキャラ
という2次元キャラのアイコン化したヒロイン。

で、主人公が無自覚に振り向いちゃったのが
・様々な項目がオール平均以上だが飛び抜けた項目がない
という2次元キャラのアイコン化してないヒロイン。

見様によっては
「お前ら、アイコン化されたアニメのキャラ見て萌え萌え喜んでんじゃねーぞ。
 現実見ろ、現実を。
 アイコン化されてない、極普通の女の子にもこんないい子がいるんだよ。
 平凡の中に幸せは十分に転がってんだよ。」
と、言われてるような気がしないでもない。{/netabare}

【6話まで見て 6話Aパートの電車に好感を持つ】
{netabare}加藤ちゃんデート回及び先輩過去話な5~6話。
上の感想、というか、シナリオ予想、というか、勝手な押し付けで
トラウマを与えたのが先輩
などと思ってみたが、もうちょい素直な見方のみで良かったようだ。

過去話をザックリ書くと
イマイチパッとした売り上げではない小説家の先輩。
その作品に対する情熱をぶつけてくる主人公。
それに答えるべく作品を書き上げる先輩。
すると、売り上げが上がっていき、ヒット作となった。
さらに、作品に対する情熱をぶつけてくる主人公。
さらに、それに答えるべく作品を書き上げる先輩。
そして、最終巻を書き上げた先輩は、原稿を主人公に渡して、読んで欲しいという。
しかし、主人公は「それは出来ない。何故なら先輩の大ファンだから」と拒否。


先輩からしてみれば、主人公は
イマイチ売れない自分の作品をヒット作へと導いてくれた恩人
自分の作品に情熱をぶつけてくれる人であり、それに熱い思いで応えたい人
な訳だ。
だが、主人公からしてみれば、先輩は
凄い面白い作品を書く凄い才能を持った作家
作品に対する我が儘な情熱を受け止めてくれる作家
な訳だ。

先輩からすれば渾身のラブレターとして最終巻を書き上げたのに
「いや、そんな、大先生の作品を商品化前に読むなんて、俺には無理っす」
って言われたら、そりゃ、傷つくわなぁ・・・・

だが、先輩は主人公とともに作品をつくり上げる快感を知ってしまっているから、作品制作に誘われたら断れない、と。
主人公のスペックを知っているから、お前の企画力はこんなもんじゃないだろう!、とダメ出しを出来る、と。


一方の加藤ちゃん。
特に何もない自分に何かをくれそうな人である主人公。
一緒に買物に行くも、オタク気質全開で、速攻に人酔いでヘバる。
と、思ったら、行動計画を立案し、手を引きながら店舗廻りを効率的にやってくれる。
あぁ、ギャップ萌えだね・・・
と、思ったら、
他の女に会いに行かなきゃだからじゃあねっ!
って、そりゃ、怒るわなぁ・・・・


話変わって1
6話Aパートは電車の往来が楽しい。
主人公と先輩の心の方向を電車を使って表現してるんだよね。
全てを描かなければならないアニメで、こういう風に、背景にちゃんと意味を持たせてくれるのは、見ているこちらからしても楽しい気付きになるんだよ。
こういう仕事を丁寧にやってるアニメって好感が持てる。
で、その内容は、
握手会後日の喫茶店(ファミレス?)では左右両方から電車が来て停まる。
先輩探して訪れた喫茶店(ファミレス?)では片側から電車が来て停まる。
最終話原稿を主人公に渡すときは片側から電車が走っていく。
でも、
電車は絶対にすれ違いなんだよね、
当たり前だけど・・・

話変わって2
ちょいと疑問なのが、6話の主人公の嘘。
先輩が和合市にいると経験と直感で気づいたのに、先輩には「親御さんに電話で居所を聞いた」と告げる。
なんで、この嘘をついたのか。
直感で気づいた、と告げると、先輩に気があるように誤解をさせてしまうから。
まぁ、そうなんだろう。
が、この気遣いが出来る主人公が、チョイチョイ見せる無神経さはなんなんだろうか。
わざと?演技?「え?なんだって?」と同じ類?
3次元の女との恋愛を否定し続ける理由に繋がるのかな。

どこまで話が進むか分からないが、キャラの根幹に軽くでも触れるエピソードを見せて欲しいなぁ。{/netabare}

【7話見て、サクッとした感想、加藤ちゃんのいじらしさ】
{netabare}5話のショッピングモールデートから何日経過してるのか知らないが、加藤ちゃんの髪型がポニテに。
アイコンキャラの先輩に負けた加藤ちゃん、意地のアイコン化。
頑張ってアイコン化したのに、キャラクターを変えるなっ、って主人公、酷い。
嫌味半分にキャラクター論を主人公にぶつけるも華麗に受け流される。
いじらしいのぅ、加藤ちゃん。

話変わって、新キャラ登場。
・お団子ヘアーロリ巨乳妹系キャラ
という、またまたベタなアイコンキャラが加わった。

こいつらにベタなアイコン化してない加藤ちゃんが勝つ物語。
やっぱ、現実見ろっ!って言われてる気分。{/netabare}

【8話を見て、ノイタミナという放送枠の狙い?】
{netabare}相変わらず主人公の性格が掴み難い。
だが、こんな訳の分からん主人公に振り回される加藤ちゃん達ヒロインの
「ムギギギ・・・・」
具合が楽しいから、まぁいいか、と、思えてくる。
しっかし、なんでこんなに掴みづらいキャラなのかなぁ、と。

真偽が分からないことを前提に書くが、ノイタミナ、というアニメ放送枠は、普段あまりアニメを見ないようなOLの方、専門的に言うとF1層(20歳から34歳の女性)を意識されているそうな。

これを踏まえて、このアニメのストーリー展開を振り返ると、
オタク趣味な彼氏を持ってしまった女の人の大変だよねあるある
をカリカチュアライズしている作品に見えてきた。
・彼女に気を配らない
・と、思ったら変なところで気を使ってくる
・オタク趣味が絡むと廻りに意識がいかない
・無駄に純情
・結果的にオタク彼氏はよく分からん
だから、わざと主人公の性格を見てても読み取れないようにしているのかな、と。


お話としても面白い8話。
金髪ちゃんが「主人公サークルに全力を尽くす」って言った直後に、主人公が他の女のサークル作品販売に全力を出しちゃう。
女としても振り向かれず、作家としても振り向かれず。
金髪ちゃん、ズタズタじゃん。

幼なじみが涙を流しながら横断歩道を渡って行き、そこには彼女が落とした帽子。
こんな有りがちなベタシチュエーションに、帽子を拾い上げた時に主人公は何を思うのか。{/netabare}

【最終話まで見て、面白かった】
{netabare}面白かった。うん。面白かった。
で、友人に
「正直、艦これ勧めてすまんかった。
 同じ木曜深夜ならノイタミナの冴えない彼女のほうが全然面白かった」
と、教えたら、質問された。
「そうなんか。で、どんな話なの?」
・・・ここで、ふと、困った。
オタクで我が儘な高校生の主人公が、幼なじみとかの才能ある女をかき集めて、全然特徴がないヤツをヒロインに据えたゲームをつくろうっていうハーレムアニメ
・・・なんだ、この物語。全然、面白そうじゃねぇ。
なんか知らんけど変にモテる主人公が訳の分からん部活つくってハーレムウッヒョーな
「あー、良くある系なアニメだね」
以上の説明が出来ぬ。

なんか不思議な感覚だ。
俺、何をそんなにコレを面白いと感じたんだろうか。

主人公の3次元への希望を必死に打ち消そうと足掻く姿。
先輩のあざといヤンデレっぽさと可愛さのギャップ。
幼なじみのエセっぷりと滑り台っぷり。
従姉妹の健康的エロ。

結局、アレだな。
加藤ちゃんの小悪魔っぷりだわ。色んな人格で書き分けてるけど、加藤ちゃん以外は、まぁ、一人と思っとけば良い。
「わたし、なんにもわかりませんよ~」
みたいなのを出しておいて、時には冷酷に、時にはオチャメに、時には熱を持って、振り回してくれる感じ。
ラスト近くの、
一生懸命勉強してスクリプト組んだ
で、感謝されてからの
ゲーム画面を確認させながら、従姉妹絡みのネタをズブズブ突き刺してくる
この感じ。
うん、加藤ちゃん、サイコー!


最後まで画や動きも良いよね。
ヒロイン達をエロく可愛く魅せることに成功したと思う。
そこが崩れたら終わりな作品でもあるとは思うけど。
ノイタミナ、枠が減るそうだが、続編つくって欲しいなぁ。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

83.0 3 オタクで笑えるなアニメランキング3位
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2107)
12067人が棚に入れました
異世界交易の切り札は『萌え』だった!? 高校中退状態の慎一が、セッパつまったあげくの就活で得たのは、ファンタジー世界で、おたく文化を伝導するという仕事!? ほとんど騙された形で連れて行かれた場所は、ドラゴンが宙を飛ぶ、まさに異世界だった! が、このあまりにも異常な状況と展開でも、生粋のおたく育ち・慎一は苦も無く適応!! マジで、ハーフエルフの美少女メイドさんや美幼女皇帝陛下とラノベ朗読で親交を深める萌え展開に。だが、世の中やはり甘くない。慎一の活動に反感を持つ過激な勢力がテロを仕掛けてくる。さらに、その慎一の活動そのものにも何やらキナ臭い裏が!? 『萌え』で、世の中を変革できるのか? それとも『萌え』が、世界を破滅に導く!?

声優・キャラクター
花江夏樹、三森すずこ、渕上舞、内田真礼、上坂すみれ、藤原啓治、三木眞一郎、一条和矢
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

水着回は現場で起きてるんじゃない!会議室で起きてるんだ!

原作知らず。
キャッチさせていただいているhaigaさんのレビュー({netabare}https://www.anikore.jp/review/1979356/{/netabare})で存在を知りました。haigaさんが異世界ハーレムファンタジーとして絶賛されていたので、どんなものかと試し視聴。。。しみじみ連休でよかった。

最後まで楽しく視聴できました。大いに満足です。本当に過不足なく、ちょうどいい塩梅の異世界+ハーレム+ファンタジーな作品だと思います。まさにちょうどいい異世界ハーレムファンタジーをお求めの方に、お勧めしたいと思います。

富士の樹海で発見された異世界とこちらをつなぐ転移門。「あちら」の国になぜか受けの良かったオタク文化をさらに浸透させるべく白羽の矢を立てられた主人公。あちらの住人たちとあちらの世界で企業経営、学校経営をしながら、オタク文化を異世界に広めていく・・・・といった感じ。

作画は高値で安定。全くないとは言いませんが、気になる崩れは特にありませんでした。
キャラデザは僕として大変好ましく、とくに女性キャラはいずれもそれぞれに可愛らしく描かれていると思います。
主要なキャラはもちろんですが、一部のモブキャラの造形もよかったです。
声の演技は非の打ちどころなし、という感じがします。


通して観終わった今の段階では、主人公やあちらの国、日本の立ち位置、物語進行の上で齟齬が生じている点など、もろもろアラが見えてしまいます。なので先にそれらをやっつけちゃいます。

世界観・設定の根幹:自衛隊(ちょっとなー)
{netabare}状況としては「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」にかなり似ています(時期的なことを言えば、GATEの原案のほうが早いそうです)。GATEではあちらとこちらをつなぐ門を通して、あちらの世界の軍勢が銀座侵攻を始めるところから物語が始まります。そのため専守防衛が成り立ちますし、あちら側への駐屯もその延長線上という態をとることができました。また、門はそれなりのサイズなので、現地再組み立てまで考慮すればかなりの大物(輸送機レベル)まであちらに持っていくことができました。
一方本作でも、あちらの世界に自衛隊が結構の規模で駐屯しているのが描かれています。ですが、どう見ても数人が同時にくぐれる程度の大きさのポータルで描かれていました。しかも地割れの中です。LAV持ち込むの、どうやったんだろう?など、小さめの疑問がちょいちょい出てきます。いくら(こちらの世界の)国際社会には秘匿しているとはいえ、隊を動かすにはそれなりの手続きが必要ですし、そうなれば「専守防衛」のお題目が立たない中で隊を展開するのは無理筋を感じます。{/netabare}

世界観・設定の根幹:日本政府とあちらの世界(建付けとしてはいいんじゃないかな?浅く感じるけど。)
{netabare}これはなかなか面白い題材を持ってきたな、と思います。最終的に日本政府はあちらの世界をオタク文化によって文化的に支配するという戦略で動いており、その先兵として主人公を捨て駒同然で選び出したことが明らかとなります。文化支配、あるいはその対極となる文化の破壊は世界史を少し深く掘っていけばいろいろと事例が見つかるものであり、我が国を含めた世界各国の今日のあり方にも色濃く影響を残しています。統治者の視点から見れば、割と実効性のある手段の一つなのだと思います。その点、官僚・的場の描かれ方はなかなか良かったと思います。彼の普段は見開かれていない眼が、とてもよかった。
ただ、オタク文化の一点突破でどこまで行けるのかは正直疑問符が付きます。あちらの世界はかなり頑強な封建主義+身分制度をとっている描写が見られますが、「平等・博愛」を根底に持つオタク文化(のようなことを作中では言われているけど・・・持つの?本当?)の流入は、あちらの統治機構自身が変革を望んでいない限り即座に情報遮断の対象となりそうなものに思います。こちらの世界でだって、徳川幕府が鎖国を敷いた理由の一つが身分制度の維持だってのに、あちらの統治機構は無能すぎませんかね?国が一つしか存在しないのほほんとした世界ではなく、対立する別の王国だって存在するのに、そんな緩い統治じゃやっていけませんぜ。
第三話のお話はむしろ自然な流れであり「反乱」側の思想を持つ人々がマイノリティだとは到底思えないのです(単純な人数ではなく、実行力・支配力・動員力の観点で)。そこら辺の描き方、描きこみが浅かったように思います(しっかり描けばご都合主義感も薄れたように思う)。{/netabare}

人物造形・主人公の性格・性質(ご都合主義だなー)
{netabare}基本的にいいひとで、そこそこ頭が良いという感じで描かれていました。でも、好き嫌いでいうとかなり嫌いな人物です。頭の良し悪し、勘所の良し悪しが作品全体を通してみると「ご都合主義」なことは否めません。終盤の立ち回りができるような人なら、3話の段階で自分がやっていることの本質に気が付くでしょう。現地の識字率の低さを知ってなお、「身分を問わずにオタクコンテンツを理解するための学校を建てる」ということが何に帰結するかがわからない程度のオタクでいいのかな、と。同様の「浅さ」はサッカーの件でも感じました。僕個人の好みの問題ですが、主人公の性格・性質は結構ギリギリの線にあって、何かあと一つ二つだめに思うところがあったら途中でやめていたかもしれません。{/netabare}

以上、あーやっぱりラノベだなーな浅さでした。
でも、以上の「問題点」は主人公のことを除けば、本作の楽しさを損なうものではないと思います。「全体を見終えた後にあえて言うならば難点」だよなというものであって、通して観る分には12話できれいにまとまった良作だと思っています。だってこの作品、本質はそこじゃないもの。

・ハーレムを構成する面々(人数的にも程よいかな。自衛官含めて4名だし)を愛でて楽しむ
・これでもかとねじ込まれる他作品へのオマージュ・パロディを楽しむ
・オタク文化そのものをメタ的に扱ったネタを楽しむ
・コメディー作品として単純に楽しむ

ここらが本作の本筋ではないでしょうか。パロディがらみは僕にはわからないものも多々ありました。{netabare}「みなみけ おかわり」が監督自身による自虐ネタとか、ぼくにはハイレベルすぎる。{/netabare}

主人公が基本的にいいやつなので、ハーレム構成員から好かれていくのもそれほど気になりませんでした。メインのハーフエルフはとてもかわいらしく描かれていましたし、ずっと好感MAXでした。僕基準ですが「ファンサービス」も程よい感じだったと思います。

本作は劇伴もなかなか良かったと思います。とりわけ、オチ、コメディパートや主人公がオタク暴走するシーンなどで流れていた「だ・んだだだだだ・だ(言語表記困難につきご容赦)」で展開される曲は最高でした。これだけで笑えます。N↓DA↑GI↑NA↓DA☆ という曲名らしい。

僕が個人的に大笑いしたエピソードは第9話です。作中でも言われている、俗にいう水着回です。。。が、水辺とはかけ離れた舞台、お城の密室で繰り広げられる「五名の最高の学者たち」のやり取りがツボにはまりました。静止画が多いですが、かなり力の入った絵面で展開される密室会議の行方に御注目ください(笑)。

最終話、最後のオチにはちょっとほっこりしました。よい幕のおろし方だったと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【製作】
feel.
【CV】
加納 慎一 - 花江夏樹
ミュセル・フォアラン - 三森すずこ
ペトラルカ・アン・エルダント三世 - 渕上舞
古賀沼 美埜里 - 内田真礼
的場 甚三郎 - 藤原啓治
ガリウス・エン・コルドバル - 三木眞一郎
エルビア・ハーナイマン - 上坂すみれ
ブルーク・ダーウェン - 富田貴洋
{netabare}
※ファンタジー世界にヲタクの世界を足しちゃいました。テヘペロ☆ミ…な作品。
果たして主人公の慎一は、「萌え」で世界を改革できるのか?乞うご期待!
肝心の中身は、なんといってもミュセルが反則だろ!ってぐらい可愛い。Wヒロインのペトラルカが霞んで見えちゃうぜ…
そしてパロディが多い。ネタを探しながら見るのも一興?
中の人や監督、製作の自虐ネタも散りばめられていて最高に笑わせていただきましたw
特に7話の「みなみけ」ネタは声出して笑ったゎw…でも黒歴史って言われてるのは及川監督の手がけた3期じゃなくって2期なんだよね。
凄く好きな作品なんだけど円盤の売り上げや、あにこれでの評価数はイマイチなんだよね。。。なんでだろう
{/netabare}
ここから先はネタをネタとして見れる人、もしくは「総合エンターテイメント商社アミュテック社」の関係者以外は見ちゃいけないかもしれない
{netabare}
『ネタの宝庫!?アウトブレイクカンパニーのアイキャッチをまとめてみました』

【第一話】
加納慎一
好きなアニメ:レンタル☆まどか
好きなキャラ:まどか

ミュセル・フォアラン
好きなアニメ:今はなし
好きなキャラ:今はなし

※元ネタはご存知「魔法少女まどか☆マギカ」
とりあえず1話目なのでネタ要素少なめ。

【第二話】
ペトラルカ・アン・エルダント三世
好きなアニメ:がいし
好きなキャラ:班長

古賀沼美埜里
好きなアニメ:イナズマトゥエルブ
好きなキャラ:飛行機

※元ネタは「賭博破戒録カイジ」(好きなキャラが班長なので2期と思われる)と「イナズマイレブン」
2話目にしてネタ全開。イナイレの人気キャラ投票ネタ仕込んできやがったw

【第三話】
アレッシオ
好きなアニメ:なし!
好きなキャラ:なし!

的場甚三郎
好きなアニメ:えんぴつしんちゃん
好きなキャラ:ひろじ

※元ネタは「クレヨンしんちゃん」
好きなキャラは中の人つながり。やっぱ藤原さんと言えばひろし。間違いない。

【第四話】
エルビア・ハーナイマン
好きなアニメ:ママの言うことを聞きなさい!
好きなキャラ:小鳥遊青空

ガリウス・エン・コルドバル
好きなアニメ:コードギャース~叛逆の零~
好きなキャラ:くるるぎセイリュウ

※元ネタは「パパのいうことを聞きなさい!」と「コードギアス反逆のルルーシュ」
エルビアの好きな作品&キャラは中の人上坂すみれさん初のメイン作品。

【第五話】
ロミルダ
好きなアニメ:ハンサム学園
好きなキャラ:優一

ロイク
好きなアニメ:ISS
好きなキャラ:小山田真耶

※元ネタは「学園ハンサム」、「IS-インフィニット・ストラトス-」
伝説の武器:アゴで有名な学園ハンサムを持ってくるとはwしかも好きなキャラは男の娘だ…と…!?

【第六話】
エル腐子
好きなアニメ:うたの☆プリンセス様♪めっさラブ2000%
好きなキャラ:一ノ瀬トキオ

ドワラ
好きなアニメ:ロウきゅーくらぶ!
好きなキャラ:袴田ひなこ

※元ネタは「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%」と「ロウきゅーぶ!」
はい、腐女子御用達アニメとロリ御用達アニメですね。

【第七話】
自衛隊員
好きなゲーム:艦こね
好きなキャラ:駆逐艦 島風

エルダント兵士
好きなアニメ:バンダムAGE
好きなキャラ:イワークル

※元ネタは「艦隊これくしょん」、「機動戦士ガンダムAGE」
自衛隊員に兵士って…せめて、名前付けてあげて!

【第八話】
ブルーク・ダーウェン
好きなゲーム:スターフォーズ
好きなキャラ:ゴーデス

ジェリス・ダーウェン
好きなゲーム:モンスターバスターズ
好きなキャラ:ドンジャギィエ

※元ネタは「スターフォース」と「モンスターハンター」
アニメには出てこないブルークの嫁さん。モンハンのドスジャギィってリザードマン界では池面だったのかw

【第九話】
古賀沼美埜里
好きなアニメ:袋怪物
好きなキャラ:コイル

ミュセル・フォアラン
好きなアニメ:生徒会役員たち
好きなキャラ:シノ

※元ネタは「ポケットモンスター」「生徒会役員共」
みのりさん…また人気キャラ投票ネタを…w

【第十話】
ペトラルカ・アン・エルダント三世
好きなアニメ:がいし
好きなキャラ:班長

ルナ
好きなアニメ:薄桜記
好きなキャラ:沖多総子

※元ネタは「カイジ」と「薄桜鬼」
エルフって腐ってる方が多いんですねわかります

【第十一話】
エドアルド
好きなラノベ:館姫のチョイカ
好きなキャラ:アカル・アキラ

ザハール
好きなアニメ:ドキドキキュリキュア
好きなキャラ:キュアコゼッタ

※元ネタは「棺姫のチャイカ」「ドキドキ!プリキュア」
チャイカは原作者繋がり。ザハールさん、ペトラルカと中の人が同じキュアロゼッタ好きとは…流石です。

【第十二話】
加納慎一
好きなマンガ:悲願島
好きなアイテム:丸太

ミュセル・フォアラン
好きなマンガ:ミスター味子
好きなキャラ:アジオウ

※元ネタは「彼岸島」、「ミスター味っ子」
好きなアイテム「丸太」www流石、万能兵器なだけあるゎw


…アイキャッチだけでもこれだけのネタの数。アニメ本編でもネタ多いので、探しながら2周目、3周目をお楽しみくださいw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

え~っと、あの~おっきなエビがいっぱいいるところ?・・・・・・“伊勢”かい!?

原作は未読

番宣に触発されての視聴です

ジャンルは
「オタク」
そして
「ファンタジー」

「異世界」モノです


本作視聴後
なにげに「あにこれ」の自分の棚を眺めてみたのですが

正直「異世界」モノってあまり観てないんです

「まおゆう」ぐらいかな・・・

「はたらく魔王さま」も異世界だけど
ほとんどが現実世界のお話

「狼と香辛料」はファンタジーだけど異世界っていうより
どこか外国のお話っていう雰囲気

{netabare}「Angel Beats!」は異世界っていうより
{netabare}“いさかい”事(?){/netabare}{/netabare}

{netabare}「けいおん!」は
{netabare}“おちゃかい”^^{/netabare}{/netabare}

(※作品タイトルは私の勝手な都合で抜粋させていただいてます^^)

まあ冷静に考えたら
アニメ作品なんて全部
異世界のお話なんですけどね


そんな異世界が現実世界と繋がってしまって
こともあろうに
その異世界にある国に
アニメやゲームなどの「オタク文化」を広めようという壮大なストーリー

でも
どんな理屈で異世界と繋がったのか?
なんでオタク文化を布教(?)するのか?
文化交流に行き着くまでのいきさつって?

などなど
しちめんどくさい説明は一切ありません

そして
そんな国家プロジェクトレベルのお話にも関わらず
内容がとてもしょぼい

いきなり
主人公でオタクでヒキコモリの
「加納慎一(かのうしんいち)」くんが
「総合エンターテイメント商社アミュテック社」(日本政府と神聖エルダント帝国(異世界側にある国)の共同出資による第三セクターの企業らしい)の
入社試験に合格

そして
いきなりの総支配人(社員はしんいちくん一人らしい)に抜擢


主な登場人物は両手で収まるくらい
私のようなめんどくさがりにはありがたいほどの少人数


お話は
そこそこの展開はあるのですが
大量のパロディと
センスを疑いたくなるような
低レベルなひねりを効かせた
アニメやゲームのタイトル連発で
肝心の根幹部分はまったくなりを潜めてしまってます

原作の「アウトブレイクカンパニー」なんて
危うく騙されそうなタイトルの意味も
作中で語られていますが
それは観てのお楽しみ・・・

っていうか

ぶっちゃけ
終盤で
{netabare}オタク文化の「爆発的感染拡大」{/netabare}みたいなことを説明してしまって
なんかこじつけ的なところもちらほら

それよりも
サブタイトルの「萌える侵略者」って
原作のサブタイトルであって

“アニメ作品”でのタイトルは「アウトブレイクカンパニー」のみのはず・・・

あに○れスタッフさま
しっかりしてください

正直
レビュー書くときの“ネタ”に困ってしまいます(怒

(ホントは
{netabare}「ダスティン・ホフマンみたいなダンディなオジサマかなんかが出てくるみたいなシリアスな内容を期待して視聴を開始したのですが1話観て撃沈しちゃいました~^^よく調べたら原作のサブタイが“萌える~”ってなってるじゃあないですか~^^まんまと騙されちゃった~^^てへぺろ(≧∀≦)b♪」な~んて・・・{netabare}書かないから(怒{/netabare}){/netabare}


唯一救われたのは各々のキャラ設定・・・

(数えるほどの)かわいい萌え系女の子に
(数えるほどの)イケメンくん

主人公のしんいちくんが
イケメンで明るくて

私の思い描いていた「オタク」像を
大きく覆してくれたことは
そこそこ評価に値します
(かといって世の中の「オタクくん」の半分くらいがそうなのかな~なんて微塵も思ってませんよ^^)

って
それくらいでしょうか^^;




さて
散々なことをいろいろと書いてしまいましたが

そんな内容でも
観てしまったのは事実です

そう
この作品に惹かれた
一番の理由

それはテーマ曲

OP・EDともにとてもいい出来(個人的な感想です)

OPは
メインヒロインでメイドの「ミュセル・フォアラン」役の三森すずこさんが唄う
「ユニバーページ」

EDは
こちらもメインヒロインで
神聖エルダント帝国の皇帝の「ペトラルカ・アン・エルダント三世」(なげ~よ)
役の渕上舞さんが唄う
「私の宝石箱」

「ユニバーページ」は「渡辺翔」さん
「私の宝石箱」は「ゆうゆ」さんが作詞作曲をされているとのことですが

作品の世界観やキャラのイメージがとてもよく表現されていて
思わず聴き入ってしまいます


特にOPの「ユニバーページ」は番宣で流れていたのを聴いてから
頭から離れず
しばらくの間(といっても2週間ぐらい?)
録り貯めていたブツのOPのところ“だけ”をひたすら聴いていました
(実は忙しくて内容まで観る暇がありませんでした^^;)

中世ヨーロッパをイメージした荘厳な曲(Wikiより)
原作を読んだ上で渡辺が書き上げた(Wikiより)
イントロに聖歌隊を思わせるコーラスが導入されていたり(Wikiより)
古風な楽器が使用されている(Wikiより)
ファンタジー的な内容に仕上がっている(Wikiより)

なおレコーディングに際し三森は世界観を固めるために原作を熟読した上で臨んだという(Wikiより)

という力の入れよう
(私はひたすら力を抜く努力をしてます)

映像もファンタジーでほのぼのとした雰囲気

2話目までは静止画を多用していたのに
3話目からは動きのある映像に変わっていたり

最後まで意味不明なキャラが目立っていたりと
なにげに意味深で謎の多いオープニングではありました


とにかく
内容はともあれ
OPとEDのテーマが聴きたくて
毎回視聴してしまった作品でした

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33

68.0 4 オタクで笑えるなアニメランキング4位
旦那が何を言っているかわからない件(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (884)
4538人が棚に入れました
クール教信者原作の4コマ漫画をアニメ化したラブコメディ。仕事熱心なごく普通のOL妻・カオルと、半ニートで重度なオタクの旦那・ハジメ。旦那に振り回されたり心配したり、それでも恥ずかしいほど仲の良いふたりの日常を描く。

声優・キャラクター
田村ゆかり、鈴村健一、釘宮理恵、坂井俊文、新谷良子、外崎大輔、堀野紗也加、清水香里
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

私(シス子)がナニをかいているか分からない件

このレビュー
平成27年5月24日(日)に書いているのですが
現在
花粉症真っ盛りです^^!

私の場合
スギ花粉ではなくイネ科の雑草の花粉が原因らしくて
この時期(5月後半)はとても憂鬱になります

鼻の奥がとてもむずむずして
出そうで出ないクシャミが辛い・・・

そろそろ我慢も限界に達してしまい
前の日にはとうとう耳鼻科のお医者さんに行ってしまいました(--


って
最初から作品とはまったく関係のないことを書いてしまいました

ゴメンナサイ(><)



というわけであらためて感想文を・・・

この作品
視聴前は夫婦間の性格の不一致とか価値観のギャップとか
よくある夫婦の他愛のないお話なんだとばかり思ってました^^
(現実によくあります^^)

でもお話の序盤に
旦那がニート(ちまちまバイトはしているみたいですが)で
しかもオタクってところで
すでにタイトルどおりの内容を安易に想像できてしまいます

ほとんどイミフな旦那との会話や
オタクネタ(主にアニメネタ)中心の生活

ご近所の目を気にしながら
安い給料で旦那と自分自身を養っている
主人公のカオルちゃんの姿が健気でたくましく見えてきます



毎回こんな感じでカオルちゃんの奮闘する姿が
おもしろおかしく描かれているのですが

たまにホロリと涙してしまったり

自分自身に重なるお話もあったり

今現在(平成27年5月24日)2スレ目(2期)を観ている最中なのですが
そういえば
最後のカオルちゃんの涙はなんだったのか?
最終回の伏線はいつ回収されるのか・・・
なんて謎もあったり

なかなか奥の深いお話でした^^


でもそんな微笑ましいお話がてんこ盛りの中でも
私としては
やっぱりカオルちゃんの独身時代のお話が一番印象的でしたね

内容もさることながら
その回に限って
作画デザインが独特のタッチになっていて(多分原作のデザインそのままだと思う)
なんだか見た目にも
ちょっとシリアスでとても憂鬱な感じのお話


自分の性格に合わない部署への異動・・・

友人の結婚・・・

周りは毎日変わっていくのに
変わらない自分
というか
自ら変えようとしないカオルちゃん・・・


空虚で辛い現実

感じるのは
自分の中から大事な何かがなくなっていくこと

大丈夫・・・大丈夫・・・大丈夫・・・

焦りや不安に潰れそうな自分にそう言い聞かせ
なんとなく生きてるって感じ




・・・な~んて
現在独り暮らし絶賛えんじょい中の
私自信の姿が被ってしまいました^^

勝手な想像ですが
カオルちゃんが結婚を決めた理由って
旦那のオタク趣味からくる
ちょっと現実から離れた(逃避した?)性格が
カオルちゃん自身の生き様に合ってたからなのかもしれませんね~


2期では
もっと幸せになったカオルちゃんの姿が見られることを
期待してます^^




さて
作品からはちょっと離れて

ここからは少しばかり
独り暮らしであるが故の
人には見せられない
ちょっと恥ずかしい私のストレス発散方法を
紹介するといたしましょう^^

{netabare}(「シス子の話なんか興味あるわけね~だろ」って方はスル~しやがれ・・・ですわ^^)


{netabare}ま~
大の大人が一人ぼっちでストレスを発散する方法といったら
そう
“アレ”ですよ“アレ”

ていうか“ナニ”?・・・

ある情報筋によると
男の人なんかは結構やってるみたいだけど
女の人はどうなんでしょう?

ネットでググっても詳しく出てないし(ググり方が悪いのか・・・)
正しいやり方がよく分からないんです


どちらかというと
{netabare}私の場合は入り口より奥のほうが感じやすくて(←もう本題に入ってます^^)
皮肉にも
そのことが
逆に刺激的になってるっていうことにもなるのですが

奥のほうってことは
直接“指”で“する”となると難しいし
ちょっと怖いし(強くすると血が出ちゃうかも♡)
衛生的にもよくないので
私は専ら“道具”に頼ってます♡

さらに
最近は“じらす”テクも身につけてしまい
時間をかけてやってます


{netabare}最初はなめらかに
スリスリ
スリスリ
スリスリ・・・


{netabare}気分が乗ってくると徐々に動きが活発になって
クリクリ
クリクリ・・・

クリクリ
クリクリ・・・


{netabare}だんだんと動きが激しくなるにつれ
息が荒くなって

ハァハァ
ハァハァ・・・


{netabare}なんだか・・・
ちょっと湿ってきてます♡


{netabare}シンクロする手の動きと呼吸

クリクリ
クリクリ・・・

ハァハァ
ハァハァ・・・

クリクリ・・・
ハァハァ・・・

クリクリ・・・
ハァハァ・・・


{netabare}さらに激しさを増す動きに息が追いつかなくなり

クリクリ
クリクリ
クリクリ・・・

ハァハァ
ハァハァハァハァ
ハァハァ・・・・・ハァハァ


ハァハァハァ・・・
ハァハァ・・・

ハァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



{netabare}くっさめっ!!!



あ~~~
スッキリした^^



クシャミが出そうで出ないとき
こんなふうに
ティッシュかなんかで作った“こより”でもって鼻の穴をクリクリして出すと
ちょ~気持ちいいんですよね~♡

でも
こんな姿誰にも見せられないですよね~

なんか~
こっぱずかしぃですぅ~(/。\)


{netabare}ん~?
そこの君
ナニを想像してたのかな?


※鼻の粘膜の薄い方はやりすぎると出血することがありますのでご注意を!!
※くっさめ 【嚔】
〔「くさめ」の促音化〕
くしゃみ。くしゃみをする声
(weblio辞書より){/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}
{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

この二人の関係性は中々GOOD(*´ω`*)♪

3分30秒のショートアニメ作品◆全13話◆

オタクな夫の一(ハジメ)と非オタな2歳上の
姉さん女房のカオルとの日常を綴った物語。


◆感想◆

物語の流れとしては二人の夫婦生活プラス周りの
人間関係との兼ね合いで話は進行していくので
ストーリー自体はあって無いようなものですが
時にはオタクあるあるネタやパロネタで笑いを
交えつつ,時には少しホッコリするような
エピソードがあったりと,作品の雰囲気としては
個人的に好きです♪

それにカオルたんは非オタなのにオタクなハジメの
行動や言動に対して色々と許容してあげたりと懐が
深く,観ていて立派な彼女に対して心からの敬礼を
せずにいられなかったです(*`・ω・)ゞ

きっと,ハジメにはカオルたんしかいないですよね。

そしてカオルたんでなければ今みたいな
結婚生活は絶対成立しないでしょう。

正直,カオルたんみたいな女性に巡り会えた
ハジメが羨ましい。

そんな気さえしてくる程に素敵な相方だと
思いました♪


結婚して夫婦で共同生活に入ればプラス面だけ
じゃなくマイナス面ももちろん色々ありますよね。

独身時代と違ってお小遣い制になったり,
遅くまで飲み歩けなくなったり,趣味をある程度
我慢しなくてはならなくなったりと忍耐も必要。

でも,作中のハジメとカオルたんを観ていたら
「この二人みたいな関係なら結婚も良いかも♪」と
思ったりしました。


{netabare}
最終話での妊娠検査キットでの陽性反応。
カオルたんご懐妊みたいですね♪
おめでたい♪おめでたい♪

続編でベイビーがお披露目されるのかな?
{/netabare}

2015年4月からの2期が楽しみです♪


やっぱりショートアニメ枠は
意外と面白い作品が多くて侮れない。



◆お気に入りキャラ◆

ん~、じゃあ…マヨタマ君でww

でもよく考えてみると…


ブラコンな男の娘って誰得なんだろうか!?
※一部の層には需要ありますよねわかりますw




◆ED曲 『いいがげんにして、あなた』
歌:カオルとハジメ(田村ゆかり&鈴村健一)

カオルたんとハジメが仲良くお風呂で背中を
洗いっこしているED画がとても印象的でした。

歌詞も覚えやすくても2~3回ぐらい
聴くとついつい口ずさんでしまいました♪




◆最後に一言◆


この作品を観ていたら過去に
お付き合いしてきたおにゃのコ達から

『貴方が何を言ってるのかわからない』

 それから

『貴方が何を考えているかがわからない』

など,この作品のタイトルみたいな事を
散々言われてきた事をふと思い出しました。



えぇ、そりゃもう…
ジト目のオプション付きでww



でも大丈夫!

ご心配には及びません。
ヘコんだりなんかしませんでしたよ♪


なぜなら…



{netabare}
我々の業界ではご褒美だから(*/ω\*)♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 61
ネタバレ

†リリン† さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

旦那が何を言っているかわからない件 ※6話切り

原作未読

#01 合わない趣味とハマったソリ

3分アニメ
原作は4コマ漫画でありそれをそのままの形で放送しているであろうためハイスピードで話が完結し5話程度が詰め込まれている。
旦那は所謂ステレオタイプなオタクキャラであるが正直今更感のある設定であり
これから驚くような展開もあまり期待できない
短い話なので3話くらいまでは様子見をしようと思う

#02 性別を超え血を超え出でよ男の娘

{netabare}1話に引き続きキャラ紹介話な感じがする。
それにしてもオタクの弟が男の娘って設定って
この作品はリアリティを織り交ぜ感情移入させるタイプの作品ではなく
最初から最後までボケるタイプの作品のようだ
個人的には若干苦手なタイプであるが{/netabare}
1話と比べると2話はまだ見やすいというか あぁこういう話なのねと納得させるものであったといえる。

#03 オタクの俺の弟がこんなに友達が少ない訳が(ry

2話に引き続き(ry
今のところ結婚要素が特に要らない設定のように思えるが果たして...
そもそもこの人なんで結婚してるの?
あと ステレオにしてもゴザル口調は聞くに堪えない。

#04 旦那はたまに警備職に年中無休で就いております

{netabare} 旦那がガチニートになった
まぁ 普通は離婚話ですよね
ってほんとなんで結婚してるのよ
探偵事務所で紹介される仕事が主人公に向いてそうなウェブデザイナーなんてどんだけご都合主義なのかと思ったけど
そもそも 探偵事務所自体が無駄設定な気がしますわ。{/netabare}

#05 ドランカーデビル

なるほどやはり嫁も働いてる共働き設定だったのか(旦那が働いているとは言ってない)
尚更、どんな接点で結婚したのかわからなくなったし
前回の話で離婚話にならないわけもわからない
これは嫁が稼ぎまくっててヒモかなんかだったのか?
そういう視点で見ると旦那の性格などはペットとしてあっているような気がしてくる
珍しく嫁をフォーカスした話ではあるが
途中で切っても安易に想像がつくありきたりな内容

#06 ネバークロスアブリッジティルユーカムトゥイット

嫁が倒れた
俺が頑張る
なんか何を言ってもダメ人間の行動パターンでしかない
イイハナシダナー とか言わせたかったのだろうか
ダメ人間しか共感できないでしょこれ
申し訳程度に嫁父登場
その程度のことを一々報告してくる奴いたら言われる前にぶん殴るけどね
自覚してるなら報告する前にやることあんだろと

今更ながら あまり見続ける価値はないです。
6話切り

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

64.8 5 オタクで笑えるなアニメランキング5位
アニメガタリズ(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (298)
1071人が棚に入れました
高校一年生の阿佐ヶ谷未乃愛(CV:本渡楓)は、同級生の上井草有栖(CV:千本木彩花)に誘われ、アニメ研究部を発足させることに。同級生の高円寺美子(CV:東城日沙子)やアニメ好きの先輩を出会い、未乃愛はどんどんアニメはまっていく。そしていつしか、世界を滅ぼす展開に!? 個性的なアニメ研究部員達の活躍と、アニメを熱く語るマシンガントークが炸裂する新感覚日常アニメです。

声優・キャラクター
本渡楓、千本木彩花、東城日沙子、寺島惇太、伊藤節生、伊波杏樹、高橋李依、西明日香、高森奈津美、高木美佑、花澤香菜、古川慎、丸山ナオミ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

2話までの感想
{netabare}前情報一切なしで1話見た限りでは前期やってたゲーマーズの後継?と思い警戒してしまいました。
(個人的にゲーマーズはなんか違うんだよねぇ、途中で切ったし)
で、2話見てみて、どうやらゲーマーズ系ではなくてチアフルーツ系っぽい?
ってことでひと安心。
一番笑ったのは「エスポワールの少女カイジ」かな。

とはいえ…ちょっと辛口言わせてもらうと…。
あんまりパロディに力入れ過ぎて、「元ネタわかるかなクイズ」状態になると逆に自分は興覚めしてしまいます。
某作品の感想で書いたことがあるけど、こういうのって突き詰めると内輪ネタに行き着くのでハタから見てる身としては「あーハイハイ」に陥りやすい。
またそれが続くとパロネタでなく真面目なシーンでも「これはなんか元ネタあるのかな?」って頭が働くようになってしまい、純粋に楽しめなくなる。
ってことであくまでパロはエッセンス止まりで「元ネタ知らなくても楽しめる作品作り」を失念しないで欲しいと願うばかり。

原作とアニメについての話だけど自分としては…まぁこれはナイツアンドマジックの感想で書いたからいいや。
名作の条件はテレビでたまにある「懐かしのアニメ名場面集100」みたいので繰り返し流されるものじゃないのん?(鼻ほじりながら
深夜アニメは全滅で良いんじゃないかな。
自分のスタンスとしては…斜に構えてるように見えちゃうかも知れないけど、あくまで下らないものに必死になってる自分をどこかでせせら笑ってる視点は忘れちゃいけないと思う。
本気でアニメ作品を「これは哲学だ・人生だ」言い出すのは怖いって。
かくいう自分が上井草のように「ひとまずこれは見ておけ」と作品を勧めることがあったら何を渡すかと言えば、本当はTVシリーズも全話見て欲しいと思いつつ“イデオン発動編”だし、それが受け入れられなくても「まぁ仕方ないか」と諦めちゃってるというか…。

ところで「○○は××のパロ」と喜んで列挙する人も居ると思うけど、ヘボットを見ずしてそれをやってるとマヌケに見えるので注意。


追記
そうそう、ゲロ吐く作品は名作と言ってたけどマヨイガは含まれるんですかね?
ガルパンネタやっておいてそっちは無かったこと扱いってのもあんまりのような…。

追記2
あれれ、あからさまに自分を攻撃する感想が書かれてるような?
特定の人物へ向けての感想は書いてない。
ってかロックして弁解の余地も与えずにそういうのをここで書くのはマナー違反かと…。
まぁ書き方悪かったか、パロネタ好きならヘボットも目を通した方がいいですよと言いたかった。
そんなケンカ腰は止めたほうが…{/netabare}

3話感想
{netabare}3話切りがどうこうって話は…そりゃあ「最後まで見てガッカリした作品」がこの世に存在してる以上仕方ないんじゃないかな、あと数が多すぎだし。
それこそ昔なら1年放送作品で3クール目から面白くなるとかあったけど、今それを望むのは酷でしょう。
活動の度に秋葉原出向いてたら小遣いもたない予感、上井草が毎度奢ってくれるってならまだしも。
「原作は素晴らしいのに…」って場合は、それをカットもしくは改変したアニメスタッフに批判の矛先は向くべきで「このアニメつまらん」と言った人に怒るのは見当違いのような?
ってか普通に意気投合してアニメ叩くと思うんだが、なんかヘイト先をスタッフには向けないようにしてその結果原作信者が悪く書かれてるように見えるのは気のせいだろうか。
改変容認派なので「面白いじゃん、え?改変してんの?じゃあ正解だね」「改変したから糞」って感じで意見が食い違うなら分かるんだけどねぇ。
部の存在を認めるかどうかでわざわざ生徒総会開いてくれるなんて、生徒会は傲慢ってよりもむしろ親切に思えたり。
武蔵境の主張、弱きを助け強きを挫く…お、おう。
その主張は間違ってはいないとは思うんだが、なんか最近見るアニメはそれには当てはまらない作品増えてないか?
権威を傘に自分よりも愚かな者(≒弱者)を跪かせる系。
自分自身それってどうなんかのう?と思ってる最中で、そういう意味では武蔵境の主張は古臭い気がしないでもない。
ブラッククローバーの大ファンで夕方アニメしか見てないってなら分かるけど。
まぁ主張の是非ではなくどっちを応援したくなるか、感情を誘導するのはどっちが長けてたかってことだろう、高校生だしね。
(まおゆうの演説って最低クラスだと思うのだが…)

ひとまず部は認められ、部室も使用できるようになったワケだけど…おや?ベレー帽の件はどうした?
ずっと前から生徒会はアニ研を目の敵にしてたらしいけど、ベレー帽はそれに関わりのあるアイテム…だよね?
3話切りを恐れるのなら関心を繋ぐ手段としてベレー帽出しといた方が良かったような?
学年ごとに学校(生徒会)について知ってる情報の差とかあると深みが出ると思うのだが、果たしてどうかのう。
だからといって鳥坂先輩みたいなOBがしゃしゃり出てきたら多分つまらなくなる、誰が主役だよ?って意味で。

とりあえず、だ。
その…異世界スマホやダイナミックコードの感想聞いてみたい、この作品のキャラ達の。
カドや18ifでもいいや、ついでに倒産の件も含めてsin七つの大罪も。
アニメ大好きなのは構わんが、悪い部分もあるだろ?と。
それもひっくるめて好きだと言うことでようやく「あ、こいつマジモンだ」と思えると思うんだ…これからなんかね?
現状綺麗事過ぎに感じてのう…そこら辺アウトブレイクカンパニーに遅れをとってるというか(自虐ネタではあるけど)。
それと上井草はクラウドファウンディングに出資したアニメとか無いのかな?
あー、もしあれば生徒会から「何も作ってない」って言われても言い返せた(広い意味で制作に関わってる)と思うので、無いか。
クラウドなんちゃらでなくともお嬢様設定なんだし「ウチの家スポンサーやってるんですが」ってのがあっても面白いと思うのだが。

なんか感想書いてたら文句みたいなのばっかりになっちゃったけど面白いですよ。{/netabare}

4話感想
{netabare}この学校の部費の取り扱いってよく分からないけど、35万の買い物を生徒会付けでしたってことかな?
そりゃひでぇw
駄目だった場合後から自費をポンと出せるとはいえ。
学園祭でもないのに演劇部の劇ってなんだい?生徒相手に定期的にやってるのか?
アイドルアニメってよく知らん、えり子とようこ位しか…その頃ってソロ主体だし本編中語られたのとは違うよね。
予告で昔は~みたいなことを言うがえり子は結構練習してなかったっけ?
ようこは…まぁうん、URAHARA系というか。
本編はどっちかっつーとバンド系って言った方が正しい気がする。
他の部の助っ人描写はもっと色々やって欲しかったな、序盤のキルラキルみたいに。
しっかし、こう何度も何度も名作と言って既存作品をモジったのが紹介されると、やっぱり「お前マジでそれを名作だと思ってるの!?」とギョっとするようなのをさり気なく忍ばせて欲しいなぁと思ってしまうのは贅沢だろうか。
ベタだけどGUN道とかヴァラノワールとかありすインサイバーランドとかアソボット戦記五九とか…見落としてるだけで仕込んであったりする?
それと円盤…資金回収の件、これはCMでよく耳にする「ブルーレイディスク発売決定」って表現に言及して欲しかった、決定も何も最初から決まってたでしょ?っていう。
自分が知ってるのは“ラブゲっCHUミラクル声優白書”くらいしか無いけど、深夜アニメなのに全話が円盤化されてないモノとか…あれは一体何なんだったんだろうってのは気になったり。{/netabare}

5話感想
{netabare}「海の方」って言うもんだからてっきり晴海かと思ったらビッグサイトだった。
んじゃあ山の方ってなんだ?幕張?
しっかしコミケもなぁ、オリンピックの件でどうなるんだろうね?
でもって本編はコミケといいつつ巡ったのは企業ブースのみ、まぁ無難…っていうかそれ以上の追及はしてはいけない。
とはいえ、企業ブースしか描かないのだったら別にコミケでなくても良かったのでは?と思ってしまったり。
一応大学サークルとのやり取でアニ研OBの噂をほのめかすことで必要性は満たした…かな?
入場で行列になって大変ってネタをやったため、帰りは早目に切り上げさせたのは正解。
あとは父親の謎の行動…OBの件と繋がるのか?まさかアニメ監督だったりして。

ところで今回買い求めてたグッズ、前の回でも登場してたSDキャラのキーホルダー?
自分はアニメグッズは丸っきり無知だけど、たまたまけもフレのファミマ限定のキラキラチャームでその存在は知ることができてました。
んで、その情報を辿っていくとペンギンパレードって企業のぺたん娘シリーズに行き着いたのだが…あるぇ?アニメガタリズ無いじゃないか。
じゃあ別会社で似た感じのを出してるのかな?と思ってアニメ公式見てみたら…やっぱり無いじゃないか!
というかSD化したキャラのデザイン画すら無い模様。
ひえええ、他作品のグッズを紹介しておきながら、自分の作品のそれは出してないだと?
そんな身を切るような放送してたのか…玩具メーカーがスポンサーだったらちと考えられない。
それとも今後商品に追加予定なのかな?
現段階で公式のグッズ紹介を見てみた限り、オリジナルアニメとしてはやけに消極的というか奥ゆかしい感じ。
作中で言ってた通り円盤が主力なのか?{/netabare}

6話感想
{netabare}合宿の件と並行してアニ研を通して何をしたいのか?の話。
全アニメ制覇って…死んでしまいますぞ?
「それって〇〇も見るつもりか!」と、〇〇に入る作品があれこれ出てきたけどさすがにそれは黙っとこう。
できれば円盤だけでは見られないCMやオンエアバージョンもチェックして欲しいところ…と思ったら宿にTVが無いとは。
理由は予算不足、60万以上使っちゃったからねー、仕方ないね。

謎の光についてはなぁ…そもそも発端はガールズブラボーじゃないっけ?
フジのプロデューサーが糞でどうたらこうたら…そこら辺の経緯はググってちょ。
「湯気スッキリ」は元々それをウリにするつもりはなくスタッフのやけっぱちだったというのは、今の状況見るとなんともかんとも。
てか円盤で乳首シーン追加も発端はMAZE爆熱時空だと思うのだが…それも当時(LD)大して宣伝はしていない。
面白いところでは桃華月譚の何話だっけ…西田氏がついつい筆が乗ってユーリカの股間まで描いてしまってOA時にボカシ処理されました。
もう一個思い出すのは美鳥の日々か。
本放送時はU局はまだ乳首OKで普通に乳首出してたんだけど、遅れてMXで放送されることになって、その時には謎の光…ではなくボカシだったか加筆だったかで乳首見えなくなってました。
「こんなのまで修正入れる必要ある?」ってのではテラフォーマーズ…ではなくゼーガペイン、いくら夕方とはいえあの程度(手の平をペンで貫く)でボカシ入れたのは今思い出しても笑ってしまう。
あと複数の作品で局ごとの修正比較のキャプ画を見たことがあるが、つまりは謎の光って局が決めてるの?ってのは自分知らなかったり。
とりあえず“修正”について語るならブルーシードとガールズブラボーと、それよりなによりポケモン(ショック)について語って欲しかったが…そういう作品じゃないか。

ところで、これも自分がおかしいのかな?
等身大パネルってたまに遭遇するけど、その度に「イメージより小さい」と驚いてしまいます。
これってアレかね、タレントがテレビで見るより小さいと感じるのと同じ?
特に女性キャラは小さくて…丁度1年前くらいの時期か、ファミマのおせちコーナーにウルトラの母(だよね、あれ)の等身大──なにが頭身大なのかよく分からんが──パネルがあって、それがめっちゃ小柄で「こんな可愛らしいの?」とビビった記憶があります。
設定的には正しいんだろうけど…少年少女が画面の中であれこれやってる際、こう見えて実は小さいんだぜと思いながら見るとまた違った趣があるかも(つい大人サイズで変換して見ちゃってる方は)。

と、なんか今回の感想は妙に自分語りしちゃった予感、我ながらめっちゃ早口で言ってそう。
そういうのを引き出すのが狙いの作品とは思うのでまんまと乗せられてるんだろうけど…ただ、モジってるとはいえ既存作品のタイトルを次々出すので、一つか二つくらい踏み込んで語ってくれてもいいのになぁ、と思ったり。{/netabare}

7話感想
{netabare}今まで既存の作品をモジってタイトルを出しはするものの、その扱いは褒める方向のみで…鼻に突くとまでは言わないけど「そんな良いことばっかりじゃないでしょ」とどうしても思わずには居られなかった。
そこら辺の感情を↑でダラダラ書いて来たのだけど、そうはいっても特定の作品をディスるような真似は無理なんかなぁと諦めの気持ちも抱いてたり。
が、そのノリも7話で確変キター!?
いきなりアニメ作る話になって思い切り段階すっ飛ばすなぁと思いながら見たら…ナルホド、特定作品じゃなくて、どの作品にでも当てはまる業界の“悪い例”(あるある話)ならどこに気を遣うことなく描けるってことか。
(といいつつ個人的には裏方がすったもんだで大変なことになった作品というとキスダムが真っ先に浮かんだが…チェックしてないだけでそういうのって結構あるもんなんだろうか)
特に各役割との衝突とか…特定の立場からの視野狭窄的な一方公的主張をするだけで対応に困る作品があり「いやいやそれぞれの立場にそれぞれの言い分あるでしょ」って思ってた真っ最中だったこともあり、本作7話は「やっぱりこうだよな」と強く頷かずには居られない。
よし、未乃愛はコンテ千本切りやってみようか。
それにしても、作られてた最中の絵は魔法少女くるみみたいに見えたが、ああいったフラッシュ系?またはMMDなんてのは手軽に出来そうな気がするがそうでもないんだろうか、よく知らん。
サウスパークも触れられてたような気がするが、ああいうのってそこらの30分アニメより高いセンスが要求されそう。
そして「キャラデザと絵が違う」…ああ、ギガンティックフォーミュラのEDで出てた子が最後まで本編に出なかった記憶が…うっ頭が…。
とはいえ、後半生徒会の妨害でピンチに見舞われ、作中作が放送されるかは不明、非常に見てみたいのう。{/netabare}

8話感想
{netabare}まさか放送で流すことはあるまいと思ってた作中作の放送…キター!!!
やったぜ、これを見たかった。
プロが作った素人再現作品、とでも言えばいいのかな?
スライド移動で原画の切れ端がフレームインするとか、左右反転でカット使い回しとか、ああもうタマラン。
声優が素人っぽく演技するのもポイントかも知れんが、カイカイは才能があるっぽい、ノリノリじゃーん。
ついでにカイカイ(の演じるキャラ)の展開した魔法陣はフリー素材?もしくはカイカイが自分の見せ場として職権乱用して気合い入れた?
2カットほど水彩風の止め絵が入ったが、恐らくその2カットが美術部に頼んでた部分だろうね。
高校生作品ってことで青年の主張みたいなクッサイ内容になる恐れもあったがそれもなく、普通にオチてたし未乃愛才能あるんじゃ?
「タニシ~」とか「水を漏らさぬ~」みたいなアイタタ感も無いし(FLASH系なので手癖が出にくいのかな)、さっすが中の人はプロや。
色指定ミスや滅茶苦茶拡大して解像度荒くなるってのは無かった気がする。
いくらなんでも色パカや光線を透過光にしてフィルムっぽく…なんてのは今の時代あったらそっちのほうが凄いか。
(といいつつクロックワークプラネットで色パカに限りなく近い現象見た記憶あるぞ)

一方残念だったのは親父がただのコミケスタッフだったこと。
残念といっても予想が外れたってだけでマイナスポイントじゃないけどね。
そしてEDは…え、らきすたなのか。
見てたハズなのに全然覚えてないや、今期放送してるしょびっちの方を連想してしまった。

なんだよー、ここ最近めっちゃ面白いじゃないか。
序盤の業界へのゴマすり的態度はどこ行った?{/netabare}

9話感想
{netabare}7・8話と面白くなってきてこれからどうなるのかな~と期待しての9話。
えええ、そっち方向に切り込むの!?
アニメのデタラメ知識でその道に精通してるかのようにアドバイス(=にわか仕込み)をし、それを真に受けて練習に取り組む他部員達(=虚構と現実の区別が云々)。
怖い怖い怖いって、ある意味ホラー回。
そのうちアニメ部のアドバイス受けた部員が大怪我をするんじゃないかと…特に棒高跳びのは不穏で不穏で仕方なかった(誉め言葉)。
もはやこれ集団催眠に近いような…。
アニメをマジに受け取って大事になる例としてパっと思い付くのはパーマンのエンディング、カバ夫がパーマンになった気になって高い所から飛び降りるシーンだけど、結構アレって洒落になってなくてリアルのポケモン飛び降り事件とか記憶に新しいかと。
または“ぼくたま”のフィクション宣言に至るあれこれが頭を過る。
いやいやいや、まさかそっち方向へは行かんよねぇ?6話まで業界おべっか的内容でなんか温いなぁと思ったら、今度は辛口過ぎる。
た、多分自分が危惧してるような方向へは行かずにイケメンの裏切りがどうこう~って展開になるとは思うんだけど、いやぁ今回はずっとヒヤヒヤドキッチョでした。
一歩間違えたらアニメ(に夢中になること)批判になりかねないし…最終回で「こんなあにめにまし゛になっちゃってと゛うするの」って〆たら神認定だけど…ないでしょー。
ってかアニメのデタラメ知識を否定すると3話の演説も否定することになってしまうような?
どうなるんだろうねぇ、この先。{/netabare}

10話感想
{netabare}なんだこのOPは、ゆまちんか!?
しかも本編でOPジャックをした小幡唯は出てこない…。
だから怖いって!!
アニメ由来の生兵法で大ケガして入院してるんじゃないか?と思ってしまう。
なんせ前回以上に生徒は狂気めいて来てるし、なにかウラがあるのは確実かと(それがOPと繋がってるかは不明だけど)。
というか10話の内容・展開自体が妙にフワグワしてて「嘘くせー」って感じがするし、夢オチか、どこかで分岐したIF世界って気がしてならない。
ネコが喋った時点でIFルート入ってたりして…え、そこまで遡る?
もっとシリアスで実は唯は死んでるとか、誰かの妄想で実在してないとかじゃないだろうなぁ…またはその逆で全ては唯の見た夢だったり…。
ん?、あれ?
唯…夢オチ…うっ頭が。
新沢基栄はそんなつもりはなかったと語ってたハズだけど、まさか無念を晴らすみたいな感じで「本当はこう伝えたかった(であろう)奇面組最終回」を目指してたりして?
OPを更にもっと無駄に深読みするとキャラの顔が「?」なのは「あれ?あの人どんな顔だったっけ?(夢の出来事でよく覚えてない)」って暗示だったりして。
因みに掲示板の日付が2016年で「ん?」と思ったが、4話の部費で買い込んだ円盤の領収書の日付を確認してみたら2016年だったので、これには深い意味は無いのかな。

ミノアの父親がアニメ監督なんじゃ?と思った時期もあったけど、理事長の方かーい!
1話で打ち切りのアニメ…TV作品でそういうのって何かあったっけ?
ミノアが幼い頃に放送してたことから時期的には10年くらい前の作品だよね、6HPは関係ないと思う。
自分が思い付くのはRGBアドベンチャーだけど、あれはGUN道でウケたのを受けてワザとクソアニメにしたものなので、高校生の生徒作品にダメ出しすることには繋がらないと思う。
ってか視聴者から非難されて打ち切りにしたのか、監督自ら出来が気に入らなくてお蔵入りにしたのか、どっちかよく分からない。
「あんなクソアニメになろうとは」と嘆いてるので、問題は現場であって視聴者からの批判は妥当として受け入れてる?
もしくは監督は悪くないって状況なのに批判が監督に殺到してアニメが嫌いになったってことかな?
そうであってもエタシンはクソアニメであると認めてるのなら、駆け付けたファンに声援送られてもあんまり嬉しくないような…。
イケメンはエタシンのプロデューサーか出資者だったりして…監督の一存で打ち切り決定できる気がしないし、委員会方式で一部の企業がアホやらかしてその煽りを食らって現場が大混乱になったとか。
まぁそれに関しては…

ヒット作作った監督が二期の制作から外された

ってのが最近リアルでありましてん。
こればっかりは時期が悪かったとしか言いようが無いけど、なんかもう監督業は進むも地獄返すも地獄って気が…。
しっかしこれ、雨の件といい先の展開が凄く気になりますね、ちゃんと畳んでくれることを願うばかり。
ベレー帽ェ…。

あそうそう、それとアイキャッチでSDキャラ絵出ましたね。
「自分トコでそういうグッズ出してないやん」と以前指摘したこともあり、「やっと(SDキャラの)グッズ出すのか」と思って公式見てみたら…“ふんどし”が目に。
…。
グ、グッズ展開ってこういうもんだっけ?{/netabare}

11話感想
{netabare}ひいい、9話が妙に不気味に感じて「ある意味ホラー回」と書いたが、今回は正真正銘ホラー回。
じわじわと侵食されて~、じゃなくて、じわじわと違和感に気付いてく系。
ってことで元々アニメ世界だったっぽい、1話で扉開けた時からか?
なんかミノアがどっち側の人間なんだかかも分からなくなってきた…。
あらいずみるいやことぶきつかさに何か恨みでもあるんだろうか、セイバーほにゃららがいづなよしつねじゃないことに憤慨した記憶が蘇る…また壁殴っちまいそうだぜ(殴ったことはない)。
とはいえ、8話の劇中劇(正確にはアニメ中アニメ中アニメってことになるんだろうか)の「高校生が作った素人作品っぽさ」と「昔のアニメのヤボったさ」の使い分けは見事。
8話の作中作を単に作画が崩れてるだけの内容にしてたら11話の「妙な感じ」は効果的に機能しなかったかと。
こうなったら思い切り黒い部分を暴露して欲しいと願っちゃうけど、それは無いよねーえ?(チラッチラッ{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

超展開は上手かったが...

ed曲(グッドラック ライラック)が好きで観始めました。サビ前のblackadderコード(イキスギコード)二連発が有名ですね。一つ目のblkコードはサブドミナントマイナー経由の分数コードらしい、ちゃんと理屈がある進行なのが脱帽です。それ以外の進行もかなりテクい。今回も田中秀和さんの曲です。やっぱりこの人のセンスは頭一つ抜けています、音楽面だけじゃなく実際に変態だったのが惜しい。アイマスも見始めようかなとも考えてます。(アイマスは全く齧ったことないので...)
↓グッドラック ライラック
https://youtu.be/xtOQVpXSDuQ?si=PGQovzloAPe2gg0k


あらすじ:
私立咲鐘湖(さかねこ)学園高校に入学した阿佐ヶ谷未乃愛。アニメ初心者にもかかわらず同級生の上井草有栖(ありす)に強引に誘われアニメ研究部を設立することに。同級生の高円寺美子(みこ)やアニメ好きの先輩たちとの出会いによって、未乃愛はどんどんアニメにはまっていく。アニ研部員は、生徒会の執拗な廃部勧告に立ち向かいながら、迫りくる世界の滅亡に気付くこともなく、今日も部室で、アキバで、聖地で、温泉で、アニメを語る。(https://www.animatetimes.comより引用)
{netabare} 11話にどんでん返しの超展開があり、今までの荒唐無稽なツッコミ所の理由付けになり、伏線回収は上手でした。ですが、序盤から中盤はタイトル通りキャラがアニメを語る、という内容で、メタ発言満載なのは好きですが、会話は半分ほどはあるあるネタやうんちくでアニメでする必要はあるか?という内容。面白ければ良いんですが、この作品は詰めが甘いという印象です。パロも中途半端でツッコミ役もいないw「げんしげん」などもこういう内容ですが、比べるとこの作品は面白くないです。それに加えてアニ研が生徒会に翻弄される胸糞悪い展開が続きます。上記で11話の超展開を褒めましたが、非常にごちゃごちゃしていて、ベレー帽の説明、アニメ世界と現実世界の説明だったり、曖昧な部分が多くよく分からない間に終わりました。また、序盤から中盤で生徒会長とアニ研部長の因縁を仄めかしておいて結局は明確にされず、これについては超展開で擁護出来ない汚点に思います。生徒会の製作陣は説明してるつもりでも視聴者側には上手く伝わない、こういう作品は苦手です。ですが、ED曲だけは明確にとても素晴らしいと感じる作品でした。{/netabare}


以下メモ&感想

{netabare}1話
アニメの話をしてたらお嬢様キャラ(アニオタ)に呼びされて、色々ありアニメ研究部を立ち上げ部員に
ベレー帽を持ったときの意味深な描写、猫も喋ってたり、ファンタジー要素ありかな?お嬢様が色んなジャンル網羅しているアニオタなのが良いですね。私も高校生の時は普段アニメの話を出来る人が身近にいなかったのでこのキャラには共感できます。次回予告の「1話で切るなよ」は笑いましたw ed曲最高!というかed映像のCG出来良いですね

2話
部員と顧問集め
アニメ先派と原作先派の対立と会話にちょくちょく入ってくる作品ネタがリアルwバニーガールのやつはハルヒかな?メガネキャラ(男の方)、中学の友達にいましたwとある好きないい奴でした。ed曲最高!

3話
アキバ観光、その後部室のことをなんとか。
生徒会長?とエリカ先輩でなんかあったと。毎度アニメ研究部は潰されていた。
今更ですが、この作品の世界とこの世界のアニメ(ラノベ)のキャラデザが一緒に見えます、差別化して欲しかった。それに加えて、さすがにあるあるネタが多いですね、タイトル通りなのは良いですが、あんまりアニメという媒体でする必要性のないネタなような。演説もそうはならんやろ。

4話
生徒会にいちゃもんをつけられ、一週間他の部活を援助することに。
生徒会長は裏で誰かと繋がっているのか。やっぱりあるあるというよりうんちく多い、色んな作品のパロも多いのでそういう作品のキメラみたいな、少し見方を変えれば凄くメタな作品。そういう作品だということで。なんかシリアスなのかギャグなのかよく分からない作品ですね。特に金髪のキャラとメガネ(女の子)のキャラが結構ギスギスしてます。生徒会も理由はまだよくわかりませんがアニメ研究部に嫌がらせばかりしていて少し胸糞悪いです。

5話
コミケ回、ほぼ日常回でした。
アニ研は元々凄かったらしい。父親は伏線じゃなかったのかw
私は九州住みなので、こういうイベントに殆ど参加できないから辛いです。東日本の聖地巡礼難易度高い。コラボカフェや○○展のイベントは大体東京圏な気がします。遠い!ニチアサの話はかなり共感できますね。ある程度上手い脚本であればキャラにも愛着沸きますし話も良く練れますし、やはり尺は全てを解決する。ですが製作陣、特に作画の人はキツいでしょうね。
甘々と横綱w元ネタはほぼ確実に「甘々と稲妻」、丁度最近最近観ました。父と娘のハートフル料理モノで、心温まる素晴らしい作品でした。こういうのに弱い私はほぼ毎話目頭が潤んでいました。

6話
聖地巡礼回。
なんか恋愛話始まったなーと思ったら早めに切り上げてくれて良かった。ついでにオチも面白かったです。金髪の人はエスパーなんか?あんまり良くない部分ばかりが気になっていましたが友情がしっかり描かれているのはいいですね。とはいえ今のところ内容の半分がアニメのあるあるネタやうんちくばかりで部活モノにした意味がよく分からないです。3話連続で中身なかったようなw
ガルパンの聖地、秋山殿っぽいキャラが絵馬に、 ユーリonライスとか隠す気ないなwやっぱりed曲が良すぎる、もはやed曲が視聴目的まである

7話
学園祭に向けて自主制作アニメ→ピンチ 脚本家の愚痴回ww
金髪のキャラ(男)は扉のこと知ってるのかな。ここで夢のアニメの話がまた、父親も伏線っぽい行動してるけど結局意味ない描写に終わりそう。アバンの脚ズームも謎。パロディも中途半端。やはり生徒会も単なる不快要素。めぐみんパロやってる声優さんがめぐみんw
でも今回制作の内部事情が描かれていて作品としては新鮮で、声優さんが声優素人のアニメキャラを演じるのが面白かったです。話は次回も続くそうですが、期待はしません。ed曲が最高です。

8話
前回の続き、学園祭
今回酷いです。8話は神回の法則が崩れる
お父さんの伏線は回収しましたが、やはり内容的にはどうでもいいwギスギスしなくなったのは良いですが、今のところ内容が生徒会に翻弄されてるだけに思います。急に部活アニメ語り、目的もよく分からない(結局部活アニメ語りは全く描かれず、ただただ謎)。一体何を見せられているんだ...(肝心の自作アニメがシンプルにつまらないです)そして何で盛り上がってるんだ、面白くねえよ!ついでに急に踊り出しました。練習してないやろ、あーもうめちゃくちゃだよ。曲が良いのが唯一の救い。edはらきすたパロ

9話
学園祭は無事成功、何故かアニメで他の部活にアドバイスすることに。
序盤から酷い、迷走してます。まずアニメを使ってアドバイスする展開が謎。他の部活が暴走する展開もいらない。
後半でまさかの!

10話
金髪が裏切ってアニ研廃部。監督の愚痴回?w
金髪には事情があって学園長の肩を持っていたと(多分嘘)。猫先輩の声がわかるように。昔の卒アルにオーロラ先輩が。今更ながら面白くなりそう。
ついにアニ研が宗教に...他部活は何でこんなにアニ研は持ち上げられてるんだ?逆さまにズッコケるとかギャグが古い。過去のアニ研とラフ画は一応伏線回収。
学園長が暴走して雨を降らせました。書いてるこっちにもよくわかりません。鍵を開けたい→情報を集めよう???どんな展開?
伏線回収は上手!でも展開が酷すぎます。

11話
どんでん返しの超展開!画面比が3:4!セバスが美人メイド!凄いメタな展開にw急にホラー、予想外過ぎます。今までの世界がアニメだったのかな?ラフになってしまったw
EDは普通に流すのか

12話
見た目が違うのも伏線だったのか。妹さえいればいい だけ名前そのまま?ごちゃごちゃしていてよく分からない...置いてけぼりです。企画段階w
なんかよく分からないです。ed曲を流せ!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ヲタクにはものタリズ

アニメガタリズというよりもオタクガタリズ。

オタク臭さを精一杯表に出さないような作りは丁寧(出ていないとは言ってない)。
「アニメ」文化のいいところや現代オタクの身内ノリで楽しむ感じを描いている。

全体の流れがオタクなら知っているだろうという知識を追っていく作品。
ごった煮要素はアニメ、ラノベ、同人、コミケ、聖地巡礼、アニメ制作話、等々。
ある種、アニメ好きよりも一歩踏み込んでいて興味が無いとつまらない話もある。
(アニメ好き=制作過程、制作側、声優に興味がある とはかぎらないから)

アニメネタだけではなく、アニメを主軸にした派生ネタ盛りだくさん。
アニメネタは残念な印象だった。
もう少し踏み込んでパロディネタをして欲しかった。
(タイトルをもじって読み上げるのが大半、セリフパロもさらりとでるだけ。
アニメ媒体のパロディものである事をもうすこしいかせたはずだ)

タイトルから入って視聴すると少し残念に感じるだろう。
正直にいえば、アニメの話をもっとしてほしかった。

ストーリーのシリアス部分は正直いらなかった。
シリアスとのバランスの食い合わせの悪さが致命的だ。
コミカルで軽いパロディに明るさが売りのアニメ故、シリアスに割く時間が無駄に感じた。

特に後半の展開は残念ながら方向性を間違ってしまったとしか思えない。

全体を通して見れる作品であるものの、どこか欠けている。

アニメオタクに勧めるには少し物足りない内容。
アニメ初心者に勧めるには解説、パロディに丁寧さがない。

自分で辿り着いて、自分の責任で見届けるアニメ作品だと感じた。


自分用メモ

☆陸上部娘

#1 ミノア、アニメルーキー!
{netabare}
アニメネタはクスリとくるけどそれが=作品の面白さとは違う様な?
パロディにまで昇華出来ていればネタになるんだけど
作品名をもじって出してどやぁ!?はまぁ一話だから許される範囲

展開の不自然さは導入故に多少の強引さは許そう。
でも、猫いじめの件はキャラクターに”へど”しかつかない。

EDも含めてネタなんだろうけど力の入れ具合は好印象。

ファンタジー要素がどう絡んでくるのか期待。
{/netabare}
#2 ツドエ、アニメガタリズ
{netabare}
リアルタイム派は減った印象
⇒配信サイトの増加、録画派 視聴者層の高年齢化

ラノベネタ=アニメと相性がいい

相手の話は聞け、そして自分の好きな話に強引に……
⇒にわかよりも、まずヲタクに言い聞かせて欲しいよね。
{/netabare}
#3 エリカ、レイヤー×レイヤー
{netabare}
アニメ派生ネタ⇒コスプレ
もはやネタが無くなってしまったのか?

グッズ系は興味が無いと金銭的に余裕が有り余るよね

中二病くんは好きでネタでやってるから現実的なヲタクよりかな

三話切
⇒まぁ、好みの問題だからね でもそれを声を大にしていうのは違うと思う

あはぁ~ ⇒ 好き

まぁ、学生のノリなら設立に入れるわな、潰すメリットないし
{/netabare}
#4 ブシツ、ダイバクハツ!
{netabare}
アニメ研究部絶対潰すウーマン

アニメの裏側事情等々

ありきたりな悪意が一方的で展開が雑 不快
{/netabare}
#5 ベイベー、イケナイススメナイ
{netabare}
生々しいオタクネタは無いよねホント

コミケに来たけど企業ブース、グッズ主体の描写
(アニメガタリズだからまぁ同人誌、薄い本には触れないか)

この辺が中途半端なんだよなぁ
アニメ派生で流行ったりキャラの口調が違ったりとか
アニメオタクならネタにしようがいくらでもあるとおもうけどなぁ
{/netabare}
#6 カイカイ、ラブクライマックス
{netabare}
聖地巡礼、合宿お泊り

腐女子オチはもはやアニメネタ関係ないんだがね
{/netabare}
#7 ミコ、ダンピツセンゲン
{netabare}
廃部は物語を動かすためのネタ

ショートアニメ話

アニメガタリズ???
{/netabare}
#8 アリス、オカネガタリマセンワ
{netabare}
七話からの流れがやべーくらいつまらないぞ?

声優のセリフが聞けるだけでそれっぽくなるという声優のパワーを確認できる良アニメ

らき☆すた 10年以上前か
{/netabare}
#9 アニケン、ズットテング
{netabare}
スポーツものアニメネタ

009を知らない世代って出てくるのかな?
{/netabare}
#10 アニケン、ヤットハイブ
{netabare}
きっちり考察しているアンチはある意味ではファン。

俺は悪くねぇ!!

封印されしアニメ。
{/netabare}
#11 共ニ語リシ、光輝ノ裏切リ
{netabare}
あのさぁ、はぁ~(糞でかため息)

セバス(女性)

アニメの演出について語ってほしかった(切実)

アニメじゃない~、ほんとのこ~とさ

名作、良作、凡作、糞、どんなアニメでも平等さ。
{/netabare}
#12 ミノア、カタルシス
{netabare}
総集編に飲みこまれかけてるぞ!!

パロディされるアニメは名作の法則
{/netabare}
#「ユクトシ、クルトシ」
{netabare}
このテンポでワンクールどうぞ

初心者に勧めるアニメじゃないとわかるレベルには成長
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

60.2 6 オタクで笑えるなアニメランキング6位
監督不行届(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (110)
458人が棚に入れました
漫画家・安野モヨコ(ロンパース)が、エヴァンゲリオンなどで知られる夫・庵野秀明(カントクくん)の日常を描いたエッセイコミック「監督不行届」がアニメ化!
テレビ東京木曜深夜「あにむす!」内にて3分アニメ、シリーズ全13回放映します

声優・キャラクター
山寺宏一、林原めぐみ

おなべ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

あの人のあんな一面がおもしろい※ちょい追記

原作者安野モヨコの旦那様・庵野秀明のオタク奉行に時に振り回され、時に分かち合う。重度の波ならぬオタ魂の旦那に仕方なくオタク嫁を突き進もうとする安野モヨコさんのエッセイです。


アニメ化されるまでこの作品のことを知らなかった身で、ちょくちょく作品の概要を知っていくと、頭の中に幾つかの自問が湧いてきます。
安野モヨコって…「さくらん」や「働きマン」の人だよな…。へぇーエッセイも描いてたのか…。
先ずは安野モヨコさんの作風や画風の違いに驚き、
旦那の監督って…エヴァンゲリオンの庵野秀明だよな…。へぇー漫画家と結婚してたのか…。
次に庵野秀明監督の素性にちょっぴり驚きました。


内容は始めに大袈裟に述べた通り、重度のオタクである旦那に振り回される妻との掛け合い主。基本、安野モヨコの視点で話は進むので、庵野監督のアニメ話に思わず頷くこともあれば監督の子供っぽさに苦労する奥さんに同情することもあります。モヨコさんの赤ちゃんが二足歩行をしているようなビジュアルもおかしな感じです。
私は庵野監督は生真面目で常に仕事優先していそうな堅いイメージがあったのですが、アニメDVDや仮面ライダーのフィギュアを集めては奥さんに呆れられ「だって楽しいんだもん!」なんて言う本編を見ていると、あまりのイメージとの違いに笑えてしまいます。人間味のある普通の人なんだなあと安心しました。


演じる声優さんは山寺宏一と林原めぐみのお二人。まー豪華です。作品の制作費半分くらいは2人のギャラなんじゃないでしょうか(笑)
キャスティングは賛否両論あるみたいですが、この二人の喋りかたが夫婦漫才を見ているようなんですね。素っぽくて演技していることを感じさせません。
特に林原めぐみさんは「エヴァ」の綾波レイや「名探偵コナン」の灰原哀と言った確固たるクールボイスのイメージが私には根強くあったので、あんなフリーダムな喋りかたをさも当然かのようにしている本作に驚きました。アニソンも歌っちゃいます。


まさかあの人のあんな一面が垣間見れる…いわゆる「ギャップ」を楽しめる方はなんなく見れるのではないでしょうか。今のところ、監督のオタクっぷりの話が中心なので、彼の仕事上の悩みなんかも見てみたいですね。本編や原作にもないと思うけど、庵野監督が「風立ちぬ」で主人公に抜擢されてしまった時に奥さんに吐露したであろう心情が一番知りたい…。
1話約3分なのでお気軽に見れます。安野モヨコさんと庵野秀明監督をイメージでしか知らない人は特に面白く感じられそうです。






※全話見終わった感想となります。

フラッシュアニメなので、フワフワ〜っと動きます。原作未読なもんなのでなんとなーくでしか言えませんが、エッセイテイストな雰囲気というか、「間」やテンポは恐らく原作漫画の方が優秀なのではないかなと感じました。3分だから程よく見れますが、これが10分続くと飽きてしまうかもしれません。ベストな構成だったと思います。


声優陣はゲストとしてたまにエヴァメンツの三石琴乃さん、緒方恵美さんが登場。本当にちょい役です。ノリノリで喋っている所から見ると(仕事と言うことも勿論あると存じますが)比較的良好な仲を思わせました。旧エヴァの作中ではこちらが心配になりそうな程ギッスギスな空気感を漂わせていたのでとても安心しました。


奥さんから見て庵野監督は本当にこんな人だったとしたら…あのような方から「エヴァンゲリオン」を生み出した現状に只只困惑です(笑)いや、普段はオタクでフリーダムな人だからこそ、内実的で悲壮的な作品も手掛けられたのかしら…。
話には仕事に悩む監督君は一切描写されていません。あくまでも、奥さんと関わっていく中で見せる普段の監督君の姿そのもの。仕事をしている姿をちょっと見たかったので残念でしたが、オフの時くらい、自分の好きなようにしたいものかなーなんて思いました。監督君の特撮愛がとても伝わって来て面白かったです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

シニアオタク向けフラッシュアニメ?(「シン・ゴジラ」公開中)

原作は安野モヨコさんのエッセイ漫画。

社会現象まで起こした「エヴァンゲリオン」の監督として知名度が上がった日本のオタク四天王の一人「庵野秀明」氏と漫画家「安野モヨコ」さんの「Wアンノ」がおりなす新婚時代だった2002~2003年頃のお話し。

昭和のアニメ・特撮・漫画ネタが多く平成育ちの諸兄には意味不明でしょうが最低でも40代後半以降の世代でないと元ネタはわからないでしょう。(私にはストライクでした。解説すると、おっそろしく長くなるのでパスします。)

擬人化したロンパース(安野モヨコ)とカントクくん(庵野秀明)のオタクな夫婦生活はノンフィクションなのにフィクションに見えておかしかった。(脚色はしてるのでしょうが)
「庵野伝説」は数あれど私生活でも変人ぶりは本当なんでしょうかねぇ。
【庵野伝説(ごく一部)】
・菜食主義で肉は一切食べない。しかしジャンクフード好き。
・メカは描けるが人物が描けないアニメーター。
・一度見たものは必ず覚えて、その本質を見抜く観察力。
・円谷特撮「マイティジャック」が好き。
・円谷特撮「帰ってきたウルトラマン」が好き。
・「サンダーバード」のメカニックが好き。
などなど・・・・

声優さんも山ちゃん(山寺宏一)・めぐ姉(林原めぐみ)と豪華に起用。
毎回変わるEDのアニメ・特撮懐メロがノスタルジックに感じて楽しめまし
た。
{netabare}
「シン・ゴジラ」見てきました。
ゴジラが暴れて喜ぶ子供向けにはなってないので、お子様連れはご遠慮ください。スーパー兵器は出ません。ゴリ押し過ぎる俳優も出ません。

庵野監督の「シン・ゴジラ」は現実に起こった「災害映画」風に仕上がってます
・蜂の巣をつついたよう様な政府各省庁。飛び交う「想定外だ!」「想定外だ!」「想定外だ!」
・日本政府の体面上、国民にどう報道すべきか?というか保身?
・進行報告が早口過ぎるので気合をいれないと聞き逃します。
・対策会議、対策会議、対策会議、対策会議・・・・駆除か、捕獲か?
・集められた頼りにならない「有識者」
・自衛隊の総力戦、そして惨敗。
・安保理由に米軍に協力を要請すべきか、否か?
・攻撃を受ける度、急速に進化し形態を変えるゴジラ
・都心の経済もストップして市場効果ダダ下がり。
・どうなる日本!

噂には聞いてましたが俳優の数が凄かったです。
人間ドラマというか群像劇かな?

音楽に鷺巣詩郎さんが入ってたのでエヴァのあの曲もちゃっかりありました。
あれですよ、アレ。作戦会議とかにかかってた曲。(で~んで~んで~んで~んチャチャチャ、で~んで~んで~んで~んチャチャチャ)

今後ディスられることも多いかもしれませんが、今までの「東宝ゴジラ」で出来なかった(やらなかった?)庵野さんこだわりの「カット」はヤハリ良いと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

タナボソ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ハトよめってまだやってるん?

と思ったらやっぱりハトよめ連載終わってた(ノ∀`)

フィールヤングで安野モヨコが連載していた実話に基づくコミックエッセイが
フラッシュ3分アニメとして謎の映像化。ほんとなぜに今頃w

庵野秀明であるところのカントク君と安野モヨコであるところのロンパースによる
オタク夫婦の日常を描くアニメになるはず。

声優は庵野監督直々の指名と言う山寺宏一さんと林原めぐみさん。
加持リョウジと綾波レイですな。
1話見たとこ、アニメ的な抑揚の演技ってより普通に会話しているトーンでした。
でも山ちゃんすげー絵にぴったりな感じ。
庵野監督が実際に喋るよりも庵野監督っぽく感じましたわw

安野モヨコ先生目線によるかわいらしく脚色された庵野監督と、
結婚式は仮面ライダーのコスプレで、なそこまでガチなんかい!的あり得ないほどのオタクライフに
興味がある方はぜひ、です。

かなりオタク用語が連発されるけど、EDではとても読み切れないほど
小さい文字でびっしり書き込まれた脚注が表示されるので親切。と言うか実にオタク的。
かかる曲は庵野監督による選曲(たしか)のカバー曲で週替わりとのこと。
歌唱は↓に出演中のメンバー。『ダイヤのA』新ED曲も他の声優さん達と共に担当とか。

地上波はアニメ応援プロジェクト、アニむす内で放送してます。
このあにむすに出てる子らすげーアニメ好きっぽいけど何者なん?って感じで見てます。
でも面白い回とそうでもない回の落差が凄い。

泣けるアニメをメンバー同士でプレゼンする企画では実際に号泣しながら
『人類は衰退しました』の最終回について熱弁したり。
ガンダムBF特集した回では実際にバンダイの川口名人が出演したり。
私的に、あ、実在の人物だったのかwとちと驚きでした。
十年以上ぶりのプラモづくりの契機にもなりましたね。もちろんガンダムBFありきですけど。

逆に、例えば『弱虫ペダル』を取り上げた回では千葉県佐倉市を訪れるも、
観光スポットも少なく自転車絡みの場所もないため、
普通の坂を自転車で登る、てなんじゃそらw

(1話まで視聴 / 14/04/06初up)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

71.1 7 オタクで笑えるなアニメランキング7位
げんしけん(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (664)
3843人が棚に入れました
笹原完士は大学入学を機にそれまで秘めていた「漫画・アニメ・ゲーム」への思いを分かち合えるサークルへ入ることを決意した新入生。
見学で訪れた「現代視覚文化研究会(げんしけん)」の個性豊かな「現視研」のメンバーと行動をともにしていくなかで、笹原はこの道に進む覚悟を決めていく。
ゆるやかなキャンパスライフの中にも笑いあり、涙あり、恋愛あり!?の笹原のオタクライフが始まるのだった。

声優・キャラクター
大山鎬則、斎賀みつき、ゆきのさつき、檜山修之、関智一、乃村健次、川澄綾子、清水香里、うえだゆうじ
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

咲さんのいないげんしけんは言わば2軍…普通の良アニメにすぎない。たった一人一般人が加わっただけでげんしけんは神作品になる

タイトルからのこの作品のイメージ→無理です(笑)視聴前は全く思いつきませんでした(笑)

1期前半さっらと視聴しての感想→オタクの生態系描写からのあるある共感アニメかなー

1期全話視聴しての感想→なんやこの神アニメ…

OVAを視聴しての感想→なんやこの神アニメ…

2期を視聴しての感想→なんやこの神アニメ…

二代目(3期)前半を視聴しての感想→ファッ!?

二代目(3期)全話視聴しての感想→なんやこの神アニメ…


【短くない感想】
正真正銘本物のオタクアニメです。
俺妹が現実と比べて99%有り得ないとすれば、こっちの有り得ない度は20%とかそんなもんだと思います。
それだけリアルさがあるアニメであり、何かの流れで誰にでもげんしけんのような出来事、ほかの人との関わりは起こりえたのではと思ってしまう作品です。
現代視覚研究会(げんしけん)というサークルにオタクが集まり、オタクライフを満喫するというのが本作の話の流れです。
たしかにオタクアニメではあるのですが、それは藤真健j…失礼、あのオタクではない一般人の方を含めない場合に限り、その人が加わるだけでただのオタクアニメではなくなります。

春日部 咲
この人がげんしけん1期の真の主人公であり、げんしけんを神作品に押し上げたアンチオタクの一般人です。
一般人というか、イケイケの女子大生でオタクと正反対の所にいそうな感じで、げんしけんメンバーからすれば一生関わることはない、むしろそう考えたほうが普通という人物です。

春日部咲という価値観に触れたげんしけん、げんしけん(オタク)という価値観に触れた春日部咲の二者関係によって、物語はどんどん深いものになっていきます。
どちらにとっても関わることなど有り得ない、むしろお断りと両者思いそうな相手でありながら、話していくうちにお互いを知り、認め合い、考えや見方が変わっていきます。
この関わり合い、描写が非常に丁寧です。
この人が変わった理由やきっかけは?と聞かれたら、答えを返せる作品であり、理由になっている描写があるんです。
こういう作品がもっと増えて欲しいし、他の作品も見習って欲しいと思えるくらいです。
ただのじゃれ合いで変わるのではなく、登場人物が自分の考え、価値観をぶつけ合った故の結果であり、納得の変化、成長とうなずけると思います。

一見オタクアニメという感じですが、実際はオタクとそれ以外の人との価値観の違いや、人それぞれの気持ちの持ち方を描いた主張性のあるアニメだと思います。
今作はオタクを扱っていますが、価値観の違いが出せれば他の物でも出来ると思うし、実際二代目では腐女子を扱っています。
もちろんアニメ、ゲーム、マンガの共感やキャラの面白さに関しても楽しめるアニメですが、咲さんとのやり取りに注目して欲しいアニメだなーと私は思います。



【長い感想】
○アニメ化の利点
・キャラが動く
・声が入る
・BGMや演出などで強調を加えることが出来る
・多くの人、原作を知らない人にも作品を伝えられる
・間←NEW
間って何よ?って感じですよね。
ここでいう間はセリフがないシーン、誰も何もしゃべらないことによって、伝えたいことを強調したり、その時のリアル感を出したり、独特の雰囲気を作り出すことです。
今まで見た中ではおおかみこどもの雨と雪なんかはすごいです。あれは元々かなり意識して作られたようですが。
今季アニメではのんのんのんびよりの間がすごく好きです。

では、げんしけんの間は?
{netabare}プラモを壊されて泣いてしまう大野さんの間がいいですね。
悲しいながらも頭では泣くほどではないと思いながらも泣いてしまう、それまで少し間があることによってすごくリアルな印象を受けます。
そして、1期で一番好きな間は咲さんのボヤ事件によって活動禁止にされている時の間です。最終話ですね。
最初はほかの人の部屋で楽しくするも、少しずつセリフがなくなっていく、暗めの作画にすることによって、寂しさやいつも通りじゃない、コレジャナイ感がすごく出せています。
音があるのが当たり前のアニメに音がなくなる、これはマンガのセリフなしよりも雰囲気を出すことができると思います。
この寂しい雰囲気が後々の咲さんの涙に繋がりますからね。
咲さんがみんなに罰ゲームと責められる、プラスしてこういう描写があると咲さんが後悔や責任を感じてる気持ちがすごく伝わってきます。

あとは、あの伝説の鼻毛回とか、アレなんてほぼ何も話していないですからね。
あれが後に繋がったり、理由が明かされるのもすごいよなぁ。
二代目(3期)のあの回も間の取り方がすごくうまいです。
これは二代目のレビューに後で書きます。{/netabare}


○なろうと思ってなったもんじゃねぇからやめる事もできねぇよ
{netabare}サラっと斑目が言った言葉ですが、かなり深いというか、なるほどなぁと思える言葉です。
100%正しいとは言い切れませんが、自分の経験で考えても確かになぁと納得してしまいます。
ここで面白いと思ったことを3つほど。
①班目本人も含まれること
今のオタクライフをやめることは出来ない、自覚しているからこそ誰よりも満喫して楽しんでいるのかなぁと思います。
②咲さんが少しずつ変わっていくこと
この発言が決定打だったかは定かではありませんが、少しでも影響を受けたり、考えるきっかけになったと思います。
高坂にオタクをやめさせるのではなく、今の高坂を受け入れ、オタクと付き合うことにした咲さん。
それから、全く同じ言葉を10話のコミケ会場で笹原妹に話しています。
③意識してやめることは出来ないけど、気付いたらやめてしまっている
1期にはそういう描写はありませんが、最後はこれなんじゃないかなぁと思います。
始めるのもやめるのも気付いたらっていうことって結構あると思います。{/netabare}


○わかるかな?その大野さんの{netabare}涙こそが、プラモと金で買うだけのオモチャとの{/netabare}違いなんだよ。
{netabare}この斑目の言葉も的のど真ん中を射ていて本当にすごい。
価値観の違いをここまで分かりやすい言葉で表せるものなんだなぁ。
弁償すると言って謝っていた咲さんですが、大野さんの気持ちを理解した上での行動ではありませんでした。
たった一言で大野さんの気持ちを咲さんに理解させるという。
オタクじゃなくてもこういうことってあると思います。
人から見れば大したものに見えなくても、実際は大事でとても大切にしているもんもってあると思います。
人それぞれの価値観の違いを理解した上で、価値を尊重する気持ちを持つことは大事なことだと思います。
俺ガイルでも同じようなレビュー書いてたな(笑){/netabare}



【最後に】
シリーズとしてアニメ展開しているげんしけんですが、どれも魅力満載です。
それに単なる続きとかではなく、1期、2期、3期、OVAでそれぞれが魅力や見どころを持ち合わせているから面白いです。
他のシリーズもののアニメとはまた違うようなイメージです。
アニメ化の利点として間というものに気付き、価値観の違いと尊重の大切さを改めて考えたアニメでした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ホモが嫌いな女子なんかいません!

今日の私の礎を築いた作品です
自分ってオタクかもって思ってきたら、是非この作品を見てください
主客不可分アニメ、まさに有意義な時間の消費を実現した、そんな作品でした


げんしけんというタイトルにまず原始時代を想像した私ですが
そんなはじめ人間的な要素は皆無で、「現代視覚文化研究会」という大学サークルによる、ゆる~いオタライフを描いたものです
私が見てきた中では、「オタ中心アニメ」の最頂点に位置しますのが、このげんしけん
今や、萌え系作品には、必ずと言っていいほど、サブキャラにオタク系が入り混じってます
あるいは、俺妹や神のみのようにメインすらはることもあります
しかし彼奴等と来たらイメケンでノンケとも社交的で、オタクの何にも理解していない
結局は自身の願望を極限に膨らませたキャラクターたちの量産に繋がるわけです
と・こ・ろ・が、このげんしけんは、原作者・木尾士目氏がオタク観察に尽力を注いだであろうことが見て取れる、登場キャラたちのリアルな描画、素晴らしい
もちろん、ストーリー進行上、フィクションな部分は出て来ますが、キャラのオタク性がブレることはないです
二期のことは言わないでくれッ
あれぞオタライフのあるべき姿、目指すものです
手のひらサイズの願望でもって、三次元現実にも心地よい刺激を与えてくれる物語です

作画はかなり古臭い感じです、2004年ということもあって
OVAではスタッフも一新され、絵も格段にきれいになってはますが
1期もOVAも、変わらない良さがあり、温かさがあります
それに、咲さんや大野さん、荻上といった女キャラは、案外というか、かなり可愛いです、要素に飾られないナチュラルな可愛さがあります
また演出面では、間の入れ方が上手く、キャラの心情を際立たせれてます
そもそもまず、1話の構成からしてレベル高いです
劇中に出てくる「くじびきアンバランス」は、げんしけんのヒットを受け、まさかのアニメ化、しかも第二シーズンまで作られてます
次いでパロネタに関しては、もっとはっちゃけて欲しかったですが、如何せん・・・

声優さんは、合ってる合ってないなど考えもせず、すべてをそのまま受け入れた口です
ですので、かなり補正効いてますが、言わせていただくと、もう最高です
どの方も素晴らしい演技をしなさってます
笹原役の大山鎬則さん、脱力系ボイスが癖になるぴったりのキャスチングです
斑目役の檜山さん、檜山さんと言えば熱血ボイスですのでギャップがすごいですが、もう最高、素晴らしい
何かと”斑目”と縁の深い檜山さん、いつもとは違う檜山さんが堪能できます
田中役の関智さん、声幅広いですよね、こういう野太い声はあんま聞いたことなくて新鮮でした
くがぴー役の乃村建次さん、どもった喋りの、いかにもオタクな感じが出てて見事です
大野さん役の川澄さん、8話のプラモ壊された時の泣き演技にはお世話になりました
くっちー役の石田さん、”うんこにょ~”にはクッソワロタw

音楽はどれもピカ一、manzoによる「マイペース大王」「青春として」、アツミサオリさんによる「びいだま」
マイペース大王のOPでは、ギルティギアがそのまま出てたりを、青春としてのOPでは、くじアンのOPのオマージュだったりをします
歌詞がいいんですよねぇ、ほんと
”「日本中で誰にも負けない一つ」があるにはあるけど 悲しいかな、人知れず”
なんてフレーズとか、分かりすぎて聞く度にうんうん頷いてます

さて、キャラですが、語りたいことが数多くありますが、それを語るには、余白が狭すぎます
もう、敢えて何も言わないで締めたいと思います


ちなみにタイトルはOVAのネタです
最近、アフタヌーンにて、二代目の連載に沸いて、またアニメを見返してました
いやぁ面白い、何度見ても面白い
私の大好きな作品です

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

旧オタクの生々しい生態を描いた秀作。春日部さんが素晴らしい。

 本作はゼロ年代までは日本に確かにあった、ディープオタク…第何世代というのでしょうか。萌えがかなり界隈に広がった頃、萌えとエロを結び付けた2次創作文化を俯瞰したような作品になっています。
 
 2000年前後と言えば、ウインドウズ95に続く名OSウインドウズ98が発売され、GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)によりパソコンがより身近になった、ただし、グラフィックの表示や、ネットワークの回線速度がまだまだ不十分な時代です。
 ドットの荒さが残るパッケージ版のPCアダルトゲームや情報交換はパソコン上でしたが、まだまだ深夜、UHFのTV放送のアニメが主なメインコンテンツで、2次創作はコミケでの薄い本の時代です。

 本作の時代はゼロ年代そのものよりも若干以前の感じでしょうか。本作においてコンテンツそのものはそれほど深掘りしていませんが、オタク界隈の人間模様や生態…つまり萌えの消費の仕方を実に丁寧に描いています。当事者としてオタク文化の内部に入って見ないとわからないオタクの特徴を描き切った工夫は、何といっても春日部さんを登場させたことにつきます。

 この作品、一見では標準的なオタクよりは若干レベルの低い大学デビューの男子の笹原が主人公に見えますが、視聴すればわかる通り、完全にダークヒロイン?の春日部さんが主人公だと思います。

 春日部さんというルッキズム満々のある意味標準的な一般人の目線を置いたことで、オタク男子、オタクイケメン男子、コスプレ女子、きつい優等生キャラ、ギャルなどとの対比がエピソードを生んでいました。

 また、春日部さんの彼氏として高坂を配置したところで、オタクたちの根底にある劣等感を描いたのも工夫だと思います。このカップルが性愛も含めて恋愛を謳歌しているところが、ともすればオタクあるあるだけで終わりそうな本作のテーマを上手に消化して、生々しいオタクの生態を描き出していました。その点では特に斑目の使い方が上手かったですね。
(そうそう、人物の配置はちょっと稲中卓球部を思い出したりもします)

 本作を見ると、オタクと言えば引きこもりみたいなイメージがあるかもしれませんが、実は閉じた界隈でのコミュニケーション能力は異常に高い特徴が良く表れた作品になっていました。
 参加している人間が何かを作りだそうとしていることに注目です。この世代のディープオタクの行動力や熱意は目を見張るものがあります。今オタクを名乗っているアニメのライトユーザーは、こういうディープオタクが作り出した文化の残滓を享受しているにすぎません。

 つまり、歴史や文化、真相や根源を理解しないで過去の蓄積の消費のフェーズに入っているということです。令和オタクの在り方はインターネットによって、すっかり変わって薄く広く大衆化してしまいました。このままだと今後は衰退・退廃してゆくだろうなあ、という寂しさを感じます。

 本作の時代はアキバが一番元気になって行く頃、です。また、アキバとの対比でリア充の頂点である原宿駅が登場しますが、旧駅舎が懐かしすぎます。

 ということで、本作はゼロ年代以前オタク、今から数世代前のオタク文化…いや、萌えが盛り上がって行く時代の「オタクの生態」を見事に描写しきった秀作です。作画も丁寧だし、キャラデザも物語にマッチした見事な造形でした。
 それと春日部さんの声優さん、良かったですねえ。非常にぴったりした声質と演技でした。雪野五月と言う方らしいです。

 肝心なことですが、今見ても面白いです。春日部さん最高です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
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