クラス替えで幼馴染なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのクラス替えで幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番のクラス替えで幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.2 1 クラス替えで幼馴染なアニメランキング1位
君に届け 2ND SEASON(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1857)
9688人が棚に入れました
長い黒髪と陰気な見た目のせいで「貞子」と呼ばれ、クラスメイトたちから避けられてきた黒沼爽子。しかし、高校に入学し、明るく爽やかで男女問わず人気のある男の子・風早翔太との出会いから勇気をもらい、友情や恋、ライバルや友達の失恋などいろんな「初めて」を経験し、大切な関係を築いていく…。

声優・キャラクター
能登麻美子、浪川大輔、沢城みゆき、三瓶由布子、中村悠一、平野綾、宮野真守
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【グチ注意】うぐぐ。。ハンパないモヤモヤに轟沈。

いい話でした。でも自分には耐性が不足しグチばかりです。
好きな方はスキップしてください。。

#wikiはネタバレなので見ない方がいいです。
#モヤモヤはおとなし目の表現であり、
#イライラと同義と受け取っていただいて結構です。

1期レビューに書き忘れたけど原作は未読。
この2期は0~12話。2011年放送。原作7〜10巻のエピソード。

第1期のレビューで、少女マンガの世界を堪能しよう。。とか偉そうなことを書いておきながら。。
完走はしましたが2期の展開はちょっと自分には無理でした。。

ごめんなさい吹けま・・いや、合いません。。(唯に逃避)
もう、ね、我慢しなくて、いい?(うしおに逃避)

いえね、リアリティー云々言うつもりは毛頭ないんですよ。。
ないですケド。。そこまでやりますかフツー。。(展開の話)

↓【以下ネタバレ グチ注意】
~{netabare}
■前半
あのラブラブな終わり方で、正月からバレンタインまで展開なし、
だと?(-_-メ)
翔太がメールひとつしていないって?
ぼっち属性の爽子ならわかるけど、爽やか属性の翔太がそんな・・・
あり得ないしょや。
進行上どうしてもそうしたかったんなら、休み中ずっとどっか行ってたとか携帯が壊れてたとか、いくらでも設定できるっしょや。

■第六話「好意と迷惑」
遂に翔太がカミングアウト。ただし流れ上仕方なく。。
正直観るのがつらかった。イライラ感MAX。
嵐を呼ぶキャラとして投入した三浦。そんなに悪い人にしたくなかったようだけど、「風早には好きな人がいる」の言葉がホント意図がわからない。
三浦がいたからふたりは告白する気になったかもしらないけど、この一言は不要。
これがなければ二人がここまでこじれることはなかった。。
そう、逆に言えば、こじらせたいがためだけに生まれた言葉。
唐突に作中でこの言葉を発する前フリもなく、キャラの行為も、キャラにこの言葉を言わせようとするこじらせ好きな制作側も、好きになれません。

そして「好き」の言葉の受け取り方をお互い誤解してすれ違うって。。
LoveかLikeか?って、ティーンエイジャーの基本ではないでしょうか。。
いくら古い作品とは言えそうまでして引っ張りますかそうですか。。

さらにこの言葉の誤解を解かないまま、もう一度告白というステップに進むことも強引過ぎて、モヤモヤ。。。

■第9話「告白」
教室で爽子が告白。翔太が抱きしめるも。。。バカが乱入。(オイ
スッキリしない。まだ焦らす?
お互い言いたいことを言っていないのに、告白途中で邪魔を入れるとか
ここまでウダウダ引き延ばす作り方は、正直受け入れ難い。

■第10話「こころから」
大勢のいる校庭に翔太が爽子を呼び出す。
呼び出しておいて、ほとんど相手に言わせたまま。
そして一言、誤解を受けた言葉そのまま、「好きだよ」。。
そこは「愛してる」とか「好きだ!付き合ってくれ!」じゃないの?
第六話で誤解したのにこの回では理解する?なぜ?
誤解の余地がない言葉をかけるんじゃなかったの?
「好きな人がいる」はどこいったの?
クライマックスはここじゃない、じわじわ行きます、なのか。。

■第11話「祭りのあと」
ようやくここで、爽子に「好きな人がいる」を吹き込んだ三浦が翔太にカミングアウト。コメディ風にちゃんちゃん・・・
で終わるかー!!それをあっさり許すなアホー!!!はぁはぁ。。。

■最終話「大事な人」
晴れて両想いとわかり、学年全体が交際を認識する事態に。
ようやく欲しかった展開。
千歳が翔太の取り巻きに対し「悔いが残るのは何もしなかったから」は効いた。。
泣きの演出と演技は相変わらずイイ。
けど、いかんせん回数が足りんぜよ。。

たまったモヤモヤのせいで、ハッピーエンドなのに、最終話までに気持ちの整理がつかない。。

もっと、爽子がせっかく掴んだ幸せを、素直に喜びたかったのに。。。。
{/netabare}~

せっかくの人気作、少しでも長く連載したいのはわかるけど。。
もしそうだとしても、この展開は好きになれない。。

OP/EDも個人的には1期の方が断然いい。
爽子のデフォルメ顔も、嫌いじゃないけど多すぎ。

可愛さや、切なさもあったけど、モヤモヤやフラストレーションが強烈すぎて、物語を楽しむ余裕が生まれませんでした・・・無念

あ、そうか。これって、ラブコメ?
シリアスを求めちゃダメ系?
1期で気付くべきだった。。

どうやら、まだまだ修行が足りないようです・・・・(-_-)
最後までお読みくださりありがとうございます。
不愉快にさせてしまったらゴメンナサイ。

(2020年Huluにて視聴)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13
ネタバレ

ドラれもん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

雨のち晴れのち曇りのち爽風

泣いたり・笑ったり・くよくよしたり・一途に風早を想う爽子の事を見て 僕は爽子を一期の頃から応援していました

☆未視聴の方へ
純愛です あなたに耐久力がなければ 皆の一途な想いに悶え苦しむかもしれません

あなたの目はきっと、少女漫画のヒロインのようなクリックリのキラッキラの目になるでしょう。

この先は視聴してから読んで頂いた方がいいです
{netabare}



☆「爽風」 タニザワトモフミ オープニングテーマ

この爽風って歌は風早が爽子の事を想って書いた歌詞なんじゃないのかな~って想像を 僕はしてしまいます

君に届けの中で僕は一番大好きな曲です


まさかギャグやバトル漫画等が大好きだった自分が 少女漫画のアニメにまで手を出すとは・・

でも僕、能登麻美子 さんの声好きなんですよ(。・_・。)

爽子のキャラに のとまみってハマリ役だと僕は思うんだけどなー


一期の頃から見ていてじれったい爽子の事を応援目線で楽しんでいた、

そんな僕の思考回路がショートしたあの!

  9話のラスト!

今まで何度も自分の脳内では爽子の背中を押していたのですが(頑張って気持ちを伝えろっ!爽子!って)

急いで教室に走って行った時の爽子の風早への想いが詰まったセリフとあの音楽!(良いっ!凄く良い!)

「届いて欲しい・・」 

「届け・・」

「届けっ・・・!」 には


ドラれもん「届くよーー絶対に届くよーー頑張れーー!」

・・ってもう完全にテレビにかじりついていた僕は

ドラれもん「えーー!今いい所なのにここで終わりー? 早く続きがーー」ってなりまして

  で、10話 

すれ違う二人の想いに・二人のその熱演に魅入っていました(ここ大好きなシーンです)

風早に出会ってから今までの沢山の 「ありがとう」 を一生懸命に伝える爽子

それでこの後の爽子のあの言葉に 完全に理性の失った!危険な風早が(←この風早は冗談で書きました^^)・・

教室のドアをガラガラって 爽子の手を引き寄せ教室の中へ!・・


ドラれもん「ウオーーッ!かーーぜーーはーーやーー!!!やーーめーーろーーーっ!!」 


と、のた打ち回りながら心の中で叫んでしまった僕はひょっとしたら、

爽子の事を心の中で応援しているうちに

段々と爽子の事を好きになっていってしまったのかも知れません



でも良かったです本当に 君に届け 最後まで見る事が出来て


どうしよう・・2NDの続き見たいけど でも少女漫画はさすがにな~ 
家にお客さん来た時に誤って部屋に入られたらな~~

そうか! ベッドの下に・・ってエロ本かっ!! みたいな事を今でも考え漫画の購入をどうしようか悩んでいます(゚-゚;)

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

うれしいな。 一人で完結してない世界は、 思ってたより、 ずっとうれしい。

これでもかってコソバユイ
でも話にすっと入って行けた構成は上手いとおもった。

本作は「 ピュア少女 ・ 爽子の成長が心に響く青春グラフティ 」の副題が示す通り、主人公「 黒沼爽子 」の心の成長と、ささやかな恋愛を描くドラマなのですけれども、「 爽子 」と「 風早 」の織りなすほのぼのとした「 気になる 」展開の中に、「 千鶴 」と「 あやね 」との友情を描く『 友達編 』やライバル登場の『 くるみ編 』、親友「 千鶴 」の失恋を描く『 千鶴ロストラヴ編 』が、3つの山場となって展開します。

個人的には『 友達編 』が最も感動の強かったパートに思われまして、続く2つのピーク、『 くるみ編 』も『 千鶴ロストラヴ編 』も『 友達編 』ほどのヴォルテージを越えられなかったのが非常に残念に思いましたね。
良い事は良いのだけれど『 友達編 』ほどの感動はなく、いわゆる「 竜頭蛇尾 」形のようになってしまったということでしょうか。

「 爽子 」と「 風早 」の仲も、 2ND SEASON のようなスレ違いや誤解もなく、何となくダラダラと進展した感じでした。
特にそれは終盤の「 クリスマス編 」や「 初詣編 」に強く感じられまして、この2人のラヴドラマは 2ND SEASON まで待たなければなりません。

主人公の「 爽子 」に関しては、初めの頃の「 何もできない 」、「 何も知らない 」 爽子が次第に友達もでき、恋愛感情を持つ普通の女の子に近づくにつれ、魅力が徐々に失われてきたような気もしましたね。
ただ、狼狽したり、勘違いした場面などで登場する「 スーパーデフォルメキャラ爽子 」は極めて可愛かったとは思います。

脇役では「 風早 」以上に「 千鶴 」と「 あやね 」の活躍が目立ちました。
この2人の縁の下の力なくしては、この作品は有り得なかったと言っても良いでしょう。

なお、『 くるみ編 』の途中だったか、本編終了後の番組宣伝のコーナーで、とんでもない「 ネタバラシ 」が暴露されてしまい、その後の視聴意欲が減衰してしまったのは大きな事件でした。
思うにこれが本作の最大の落とし穴だったかなぁ、と。

基本的には詩情あふれる「 良い 」アニメだったと今でも思っています。
エンディング曲、何を歌ってるのか良くわかりませんでしたが、本編の余韻に浸り、激しく感涙に噎ぶことが多々ありましたね。

本作を1期、2期に分けて評価しろ、というのも如何なものかと思われますが、本作は 2ND SEASON と併せて視聴してこそはじめてその良さがわかるというものでしょう。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

73.3 2 クラス替えで幼馴染なアニメランキング2位
ヤマノススメ Next Summit(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (182)
556人が棚に入れました
あおいとひなた、ふたりで始めた山登りは、標高197mの天覧山、599mの高尾山、1786mの三つ峠山と徐々に標高を上げていく。 ふたりの思い出の山である谷川岳にも登頂し、関東の名峰を周るうちにここなやかえで、ほのかといった仲間も増えて充実するアウトドアライフ。 山への知識、道具、体力を充実させたあおいは更なる高みを目指す。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

再々視聴。キャラ頼りでゴチャついた期。キャラデザと作画にも不満。

 昨年からいい作画とは?ということで再々視聴してました。で、今回「ダンジョン飯」の3話はかなり作画に個性がありました。あれはコメディだし、トリガーだしで許容範囲だし味になっていると思います。作画がいいとかキャラの同一性って何でしょうね?

 本作は見返すとやはり5話以降の作画のキャラの同一性は個性として許される許容範囲を超えていると感じました。旧作との違いのみならず各話でキャラの印象が違いすぎます。特に目のデザインが違うのは非常に違和感が大きな差でした。

 本作は作品が単なる日常系ではないエモい作品です。キャラありきですので、顔が変わってしまうのは映画の途中で髪型や体形が変わるようなものです。それではメタ的な視点になってシラケてしまいます。まして、総集編4話の後ですから余計それが目立ってきます。

 そしてアニメ作品として驚異的に動いているかと言えば、高いレベルなのはわかりますが、同じ女子だけものの「おにまい」「DO IT YOURSELF」などと比較して突出しているとは思えません。

 個性ということで単話で言えば「薬屋」の4話などは個性を出しながらもキャラの同一性やテイストはしっかりなじんでいました。
 そしてキャラの遠景のカットはプロから見てどうかは知りませんが、素人から見ると手抜きに見える場面もあります。背景が写真おこしなのも人物との親和性という点で不満が残りました。

 本作はヒロインの交友関係が広がる分、山うんうんよりもやはりキャラが重要なシーズンでした。であるなら、作画は動きよりも感情表現だと思いまますし、視聴者からすれば感情移入だと思います。

 本作の評価については、キャラが増える分話そのものもゴチャゴチャしている部分なので、特にキャラの書き分けは大事だったと思います。特に巨乳スポブラメガネ先輩と同級生のめがねの娘が同じに見えますし、ここなのキャラデザはかなり不満でした。

 それとこの作品の作画について調べているうちに、本当は15分ショートアニメを30分にしたみたいですね。だから総集編4話が必要だったと。そりゃあ作品全体が歪むでしょう…という印象でした。作画だけでなく、3期と比べてやっぱり話そのものもキャラ頼りでゴチャゴチャした感じの不満が残るシーズンだったと思います。

 なんどもレビュー書き直してますが、これで一段落かな。良い話ですけど、ゴチャゴチャしている感じ。総集編要らない。作画はいいけどアニメ作品としてはキャラデザ含めて不満が大きかった、ということで落ち着きます。




22年12月のレビューです。

{netabare}  さて、富士山登頂が2期からつながる一つの目標ですから、この終わり方に文句はありません。ストーリーそのものはもちろんあまり不満はないです。

 ただ、ちょっとエピソードがとっ散らかっている印象です。間も余韻も見せ方が下手になった気がします。全般的に雰囲気が良いアニメだったのに演出面が物足りないです。
 総集編やるくらいなら、1つ1つの話をじっくり見せて欲しかったなあと思います。

 それと総集編にも関わりますが、作画の不安定さですね。5話辺りがひどくて、少しずつ良くなったかと思ったらクレヨンしんちゃんみたいになったり…で、最終回の最後だけ何とかしたみたいな感じでした。
 以前からそんなに高レベルの作画ではなかったので安定していさえすれば気にならないのですが、各話のばらつきが酷いのが本当に見苦しかったです。

 写真を加工したような背景は本当に味わいがないです。工数を減らすための措置かとは思いますが、アニメ作品としてはちょっとどうかと思います。人物の作画をじっくり作り込んで写真的背景に溶け込ます技術があればまだしも、人物作画はいっぱいいっぱいですから、そんな余裕も無いようです。

 もし、この作品がアニメ的には一つの区切りを迎えたとしたら、これは画竜点睛を欠くというか、なんというか、本当にもったいないシーズンでした。
 EDを頑張る余裕があるなら本編の作り込みをしてほしい。もし円盤にするならちゃんと修正してください。

 作品そのものは友人が広がったことで、中学校時代から成長していった感じで悪くなかったと思います。眼鏡スポブラ先輩の出番がないのが残念でした。また、新キャラの眼鏡の子とキャラデザの区別がつかないですね。

 ということで、作画の評価は低めにつけざるを得ません。ストーリーも本編なら4.5。構成が悪いのと総集編分を割り引いて3にします。リメイクしてほしい。



 訂正 作画がひどいのではなく、これって3DCGを2D変換するときのエフェクトのかかりかたが、時々ときどき変な印象になる感じ?手修正をいれてないのかもしれません。あるいは画面上の人数、サイズ等々の影響もあるかもしれません。

 ということは、全編写真おこし背景+フルCGということ?原画が一人しかいないってそういう事???あるいは建物内部だけは手書き背景なの?

 うーん。挑戦は面白いし、今後のアニメ制作のローコスト化にはなると思いますが、しかしなあ…不気味の谷というか、私はなぜか強く違和感を感じました。もしそうならエフェクトをもっともっと進化させてほしいなあ。あとメイキングの動画を出してほしい気がします。

 作画がひどいというのは、勘違いというか完全な間違いですが、アニメに見えない、安定しないという違和感はやっぱり間違えではない気がします。

 それと物語の評価は、やっぱりストーリーそのものは富士山登頂を果たしていますし、シリーズものの区切りまで描き切ってますので好き嫌いあいまって1.5を3.5に修正しておきます。{/netabare}



以下 初回時7話くらいで断念したときのレビューです。

{netabare}  制作姿勢に疑問。なんですか?これは?いいシリーズだったのに…

 ほぼ文句です。総集編かあ…いるかなあ、レンタルビデオ屋時代ならいざしらず、サブスクで見ればいいじゃんという話です。

 それと作画・背景です。特に背景ですけど、写真をアニメ化しているんでしょうか。味が無くなった気がします。さらに日常シーンの背景美術とテイストが違い過ぎて違和感を感じます。そして、人物の作画も緩いときと、普通の時のギャップがある気がします。そこに総集編も入るので、同じ作品に見えません。
 1話の図書館のシーンと5話であおいちゃんの作画など、同じスタッフが作ったとは思えないくらいの違いがあります。ちょっと「たんもし」を思い出すレベルです。

 全体的に、これはいくらなんでも手抜きとしか言いようがないです。30分枠でレベルを落とすくらいなら、ショートアニメ13話で丁寧に作ってくれたほうが見ごたえがあります。せっかくいいアニメシリーズだったのにこれで汚点になってしまったら、本当にもったいない。

 背景美術にしても、アニメは実写に近く見えるからいいというものではないです。だったら背景は写真でやった方が話が早いです。本作の山のパートはそれに近いことをやってませんか?

 ということで、リアルで追うと本作自体が嫌いになってしまいそうなので、少し寝かせます。原作付きなので、ストーリー自体に心配はないでしょうけど。{/netabare}

 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

富士登山再チャレンジ良き良き

最初の4話は振り返りとちょっとした山トークなど。

新たな出会いもありというか既に出会っていたんだけど、絡みがなかった子との新たな友情。
意外と気にかけてもらっているなんて嬉しいことです。
山に興味ない人もそれなりにいるけど、会話のきっかけにはなるよね。
登山部との出会いもあり、また新たな知識が。

以前の富士山登山のときの失敗が頭をかすめるけど、あおいとひなたの友情で乗り越えていく。
やり遂げてホッとした。どちらも成長しているのがまた良い

アウトドア好き認定もされているし、すっかり山にのめり込むあおいなのであった。

ひかり先輩のデートもなんだか良かった。あんな娘を振るとはとんだモテ男やな。


OP
想いのち晴れ あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)
ED
スタッカート・デイズ あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)
扉を開けてベルを鳴らそう あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)
EDは毎回映像が変わる。ちょっとしたアフターストーリーが良い。
最終話でのスタッカート・デイズが聴くと涙出てくる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
あおいとひなた、ふたりで始めた山登りは、標高197mの天覧山、599mの高尾山、1786mの三つ峠山と徐々に標高を上げていく。ふたりの思い出の山である谷川岳にも登頂し、関東の名峰を周るうちにここなやかえで、ほのかといった仲間も増えて充実するアウトドアライフ。山への知識、道具、体力を充実させたあおいは更なる高みを目指す。


1. ヤマノススメぷりくえる/ 1st season春
あおいとひなたが再会する少し前の話。中学卒業を控えたあおいは、早春の飯能をそぞろ歩く。図書館や公園といった普段見慣れた風景の中に山の予感が色濃く漂う中、ひなたが飯能に帰ってくる。

2. 走れ!ヤマガール/2nd season夏 前編
五月。初夏の爽やかな青天の下体育祭が行われていた。運動が苦手で憂鬱なあおいに対して、いろいろな種目に引っ張りだこのひなた。そして、借り物競争に参加したひなたが選んだ借り物はあおいだった。

3. 都内で登山⁉/2nd season夏 後編
あおいと一緒に池袋まで買い物に出かけたひなたは、天然の山で 23 区最高峰の愛宕山に登ることを思いつく。愛宕神社の出世の石段の由来を見て、ふたりは登り始める。

4. 夢にまでみた?フジ◯◯/3rd season秋
ここなが商店街の福引で当てた富士急ハイランドのチケットで、河口湖にやってきたあおい、ひなた、ここな。FUJIYAMAという名前とひなたに煽られてキング・オブ・コースターに乗ってしまったあおいだったが……。

5. 第5話 登山部からの挑戦⁉/武甲山で愛のムチ?
「登山部からの挑戦⁉」かえでの同級生で登山部部長の小春が初登場。ひなた以上の押しの強さに圧倒されて部室に見学に行くあおいは、小春たちとともに天覧山までのランニングにチャレンジすることになる。/「武甲山で愛のムチ?」小春の勧めによりトレーニング目的で秩父の武甲山にやってきたあおいとひなた。最近ウォーキングを始めたという母親の恵も一緒だ。体力作りのため、恵の荷物を持ちボランティアの水を山頂に運ぶあおいは、予想以上にハードな経験をすることに--。

6. ひかりのデート大作戦!/みんなでホワイトクリスマス!
「ひかりのデート大作戦!」アルバイト先の先輩、ひかりに誘われて名栗湖にやってきたあおいは、カヌーを体験する。ひかりとふたり、水遊びをしたり、お弁当を食べたりと楽しんでいるうちに、あおいはそれがまるでデートのようだと気づく。「みんなでホワイトクリスマス!」クリスマスイブにひなたの家に集まることになったあおいたち。いつものメンバーに加えてほのかやゆうか、小春も参加した大パーティだ。急遽バイトが入って途中参加となったあおいは、ひなたたちにあるサプライズを仕掛けるのだが……。

7. 初日の出、どこで見る?/クラスメイトと山登り!
「初日の出、どこで見る?」大晦日、天覧山で初日の出を見ようとあおいの家に集まったひなたとここな。ところが天覧山は大変な混雑だと聞き、あおいの父親とともに日和田山へ向かうことに。前の晩夜更かししたせいで時間はギリギリ。果たしてあおいたちは初日の出に間に合うのか?/「クラスメイトと山登り!」あおいとひなたはクラスメイトのみお、ゆり、かすみの3人をガイドして高尾山に初詣に出かける。初めての山登りに苦戦するみお達を励ましながら1号路を登るあおい。その道すがら中学校以来の同級生、かすみと思い出を語り合うのだった。

8. パワースポットでバレンタイン?/スノーシューにチャレンジ!
「パワースポットでバレンタイン?」バレンタインデーが間近なある日、群馬のほのかを誘って奥多摩の御岳山へ。受験を控えたほのかは渋っていたが、ここなも参加すると聞いて一転、参加を決める。パワースポットをめぐる中で、ほのかは何故かここなが気になる様子なのだが……?/「スノーシューにチャレンジ!」部室整理で出てきたスノーシューをあおいたちに見せる小春。その履き心地をあおいたちに実感させようと雪の赤城山行きを計画する。再び群馬に住むほのかも参加することになったのだが、例年にない陽気のせいで現地に着いたあおいたちが目にした光景は……。

9. 渓流釣りって、人生?/ひなた一家と、いざ鎌倉!
「渓流釣りって、人生?」」単身赴任先から帰ってきた父親に誘われて渓流釣りをするあおいとひなた。釣りに興味があるというここなも一緒だ。釣り宿のオーナーにやり方を教わるものの、なかなかつれないあおいたち。ヒキを待つ間、ここなは受験を控えた心境をあおいたちに語り出すのだった。/「ひなた一家と、いざ鎌倉!」テスト勉強のためにひなたの家を訪れたあおいは、見慣れぬ女性に会う。それは長らく会っていなかったひなたの母親・舞だった。仕事でストレスまみれになっている舞の「海と山、両方に行きたい!」という無茶振りにこたえて鎌倉行きを計画するひなた一家に、あおいもついて行くことに。

10. 新しい季節
桜が咲き始める3月。あおいは2年になったらひなたと別のクラスになるかもしれないという不安にかられる。終業式の日に天覧山で写真を撮ることになり、山に詳しいという理由でリーダーに選ばれてしまうあおい。ほとんど話したこともないクラスメイト達を相手に、あおいはどうする?

11. また会えたね!富士山
2年生になったあおい。雲取山でのトレーニングや新しいザック購入などの準備を着々と進め、そして迎えた夏。ついに富士山に再チャレンジする日がやって来た。今回あおい達が選んだのは森の中からスタートする須走ルート。予報サイトによるとどうも天気が怪しいようだが‥‥‥。

12. 行こう!新しい頂きへ
天候に不安を抱きながら須走ルートを行くあおい達。やがて雲が晴れ、富士山の山頂が姿を表す。そこからは順調な道のりに思えたが、標高が上がった本七合目の手前であおいは一年前と同じように頭痛に襲われる。挫折の記憶が蘇るあおいを前にして、ひなたはある決断をする‥‥‥。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ここまでの集大成

{netabare}
地味に長く続いているシリーズ。
1期は5分、2期、3期は15分アニメだったけど、今回は30分アニメ。
AパートとBパートで別の話なので15分アニメを二つ合わせたような構成ではあるけど。

そして今作は4話までは総集編。
総集編を見れば一応新規でも入れるようにはなってるのかな?
3期まで見てる人でも総集編は出来がいいので見てほしい。
作画もいいし、いい場面のみをピックアップしてるから、正直本編見た時より感動できた感がある。

そして、5話からが本題。
長い間山だけを題材にして色々とやってきた作品だけど、4期も例にもれず山に関連する題材で話を作れていてテーマに即せている。
釣りやスノーシュー等登山だけではない、山の様々な楽しみ方にスポットが当てられていて山の魅力が伝わってきた。
相変わらず通常の登山を行う回も多いけど、登山や山を通じてのキャラの成長を描いたり、とにかく一概に山と言っても毎回切り口が違うのでどの回も新鮮な気分で見られていい。
通常回で一番印象的なのはクラス替えの回。
ずっと友人との絡みばかりで薄れていたけど、こちらもこちらでかなりコミュ障な主人公。
そんなあおいがひなたや同クラスの友人に背中を押してもらうことで、一歩踏み出す感じが良かった。
どのキャラも優しくて好き。

そして何より2期から引っ張ってきた富士山リベンジ。
前回の失敗を元に綿密にルートを思索したり、高山病への対策を考えたり色々準備をしたのちの富士山。
靴などの装備も2期の時とは違ってちゃんとしたものを使用している点でも、登山慣れしてきたことを感じられる。
1期と同じく高山病に陥るけど、前回同様隣で励ましてくれる仲間、そしてあの時よりも自身づいている自分自身の気持ちもあって、2期では成し遂げられなかった富士山登山の成功。
友情努力勝利っていいなって。
ここまでは王道だったけど、最後の手紙がすごく良かった。
ひなたとの関係性に言及していることから、あおいにとってのひなたの存在感の大きさも伝わってくる。
そんなひなたと未来でも登山を続けてるんだろうなということが想像できていい。

作画は背景含めかなりきれいだけど、一人原画なので個性が強くて苦手だなーって思う回もあった。
ただ、かなりハイクオリティな作画だったのは客観的に見て間違いない。
続編はもうなさそうなのがちょっと悲しい。
けど、やることはやり切った感ある。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
おまかわ。総集編? ゆるキャン△で見た。強く引っ張りすぎだろ。
作画良かったな。総集編だったけど。

2話 ☆8
富士山紹介 これまた総集編? 一般通過外人 あおいちゃんの体力。
一緒に歩いてやれよw 高山病かな? 置いてかれるの草。

3話 ☆10
山嫌いになったんじゃないのかよ。羊羹美味しいだろ。
ほのか可愛い。萌えアニメだけど、内面描写とかがすごく真面目で好きなんだよね。

4話 ☆10
作画頑張ってるw ぐんまちゃん
ギスギス個人的には嫌いじゃなかったんだけどね。最高すぎる。

5話 ☆8
こっから新規か。デザ変わった?
部活とかやらず仲間内でやってる方が楽しそう…。
そりゃそうだよね。登山部のネガキャンしたかったのか?w
マッマ同伴2回目。子供に荷物持ちさせるなw 作画いいな。
お母さん厳しいw
母に荷物持たされて後半もトレーニング的な側面はあったけど登山部よりは楽しそうで。
そこが対比されてた回だった...?

6話 ☆6
ひかりさん好き。
なんか作画悪い?という言い方はおかしいかもだけど引きのキャラ作画嫌いだな。背景はすごくいいんだけど。レズか?
こうしてレズ堕ち。滑るっ! 賄いでケーキはいいな。

7話 ☆7
結局混んでて草。日の出の次は初詣か。
なんだよこの崩し絵w ぼざろの崩し絵好きだけどこれ嫌い。

8話 ☆7
ほのかさん好き。ノンケアニメアピール
却ってしんどそうな靴。毎年雪少ない言ってそう。

9話 ☆8
スローループだった…? 将来の夢って山と絡めて話作れなそうだな。
皿もったいない。アニメ制作か?w ソロED

10話 ☆10
まだ1年しか経ってないのか。クラスともうちとけた感あるね。
4期作画いいけど、引きの作画が嫌いだなぁ。
もう終わりだけど、クラスに馴染めるよう精神的にも物理的にも背中を押してあげるひなた優しい。美味しそう。
これ系の萌えアニメだからご都合展開にするのかと思ったけど、別クラスなのね。こういう展開の方が現実味あって好き。脳が破壊される。
あおいもギター練習しよう。こっちは現実味あるぼっちって感じだなw
優しい世界。かすみさんも好き。
AパートBパート共友人の優しさとそんな友人たちに励まされてのあおいの成長が感じられてよかった。

11話 ☆8
前回の失敗の割に結構ノリが軽いなw
カエデのルートのこだわりがすごく登山オタク感ある。
キノコとラーメンって合うの? 例のうるさい外人。
印押せないじゃん。

12話 ☆10
さすが山、値段が高すぎる。演出が重すぎるw
気持ちの問題も大きそうこれに関しては。
靴そんなにボロボロになるのか。外人にカメラ頼む勇気。
手紙の下り良かった。良い最終回だった!

曲評価(好み)
OP「想いのち晴れ」☆6
ED「扉を開けてベルを鳴らそう」☆7.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
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