コミカルで笑いなアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのコミカルで笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月02日の時点で一番のコミカルで笑いなアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 コミカルで笑いなアニメランキング1位
ルパン三世 ワルサーP38(OVA)

1997年8月1日
★★★★☆ 3.8 (131)
767人が棚に入れました
某国副大統領の誕生パーティーに潜入したルパン。まんまと建物内に忍び込み、金庫のロックを解除した瞬間、銭形警部率いる警官隊に取り囲まれる。「なめたまねをしてくれたなぁ、ルパン!」と、予告状を手にルパンに迫る銭形に対し、「ん~なモン出した覚えがねぇ~んだよ。だから今日はそいつを確かめに来たの」とルパンは意気揚々と答える。ルパンがなんと言っても銭形が信じるはずもなく、警官隊がルパンに飛びかかる。閃光弾で警官隊を目つぶしにしたルパンは、ひらりと身をかわして逃亡。銭形・警官隊とオニゴッコを展開する。だが、突然パーティー会場に謎の暗殺集団が現れて殺戮を繰り広げる。混乱に乗じて屋外に脱出したルパンに銭形の銃口が向けられる。「追いかけっこは、もうおしまいだ!」と銭形がコートの内ポケットにある手錠に手をかけた瞬間、建物の二階から銃声が鳴り響き、銭形の胸を銃弾が撃ち抜いた。銃弾が発射された方向にルパンが見たものは、手の甲にタランチュラの紋章のある手に握られた、シルバーメタリックのワルサーP38だった。
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ルパンベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
ルパンが特殊な毒を投与され、とある島から出られない身体にされる。「ルパン三世を裏切った過去の相棒」が登場する作品。

【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル9作目(1997)、ルパン中心

【こういう人におすすめ】
「ルパン三世全部見るぞ」って人。ハラハラドキドキ系ルパン。

【あにこれ評価(おおよそ)】
68.8点

【個人的評価】
トップクラスの閉塞感で怖かった作品。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
 まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
 その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
 ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。

 で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
 あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
 そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}

 「もうルパンはこの島から出られないの!?あんなに自由だったのに、もうマスクしないとお外で泥棒さんできないんだ!」という我ながら可愛らしくハラハラドキドキしながらみた作品。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

チィ千 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

唯一無二の復讐劇

良い点
・一風変わったダークな物語を楽しめて、スリリングなアクションシーンは必見
・ファンにはたまらない内容で、普段見ることが出来ないルパン三世という暗殺者としての側面が全面に出た作品。
・ヒロインやモブが印象的で素晴らしい。ヴィランサイドもマベルに出て来るキャラが多く、黒幕の極悪非道は凄まじい。
悪い点
・コメディ要素がとにかく薄い。特にspシリーズを視聴してきた人からするとかなりの不意打ちを食らう。特に冒頭のとっさぁんが撃たれるところが
・(メインキャラは除く)登場人物の九割くらいは死ぬ
・spシリーズとしては珍しく後味の悪いバットエンド

まとめ
1997年の作品にしてはなかなかの内容で、見終えた後の放心状態はかなりメンタルをやられるので完全に大人向けのストーリー。
過去の実態、因縁の脱却をテーマにしただけのことはあり、流血表現や暴力描写が多い。ハッピーエンドとは呼べない終わり方ではあるものの、それをルパンというダークヒーローに背負うカタルシスと捉える人も少なからず多い最高傑作と呼ばれる由縁でもあります。、ただ内容はかなりシリアスストーリーなんでみたい人だけみてください。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

貴様だけは容赦しねぇ、ワルサーは2丁もいらねえんだ

個人的に、テレビシリーズ映画OVA含めて一番好きなルパン。
カリオストロもいいんだけど、大衆向けのエピソードよりも泥棒稼業らしくアングラっぽさが光る話のほうが好みなのだ。
謎の暗殺集団。各国政府の極秘事項になっている謎の島。島のガスに反応する毒薬。大量の金塊。衛星から狙撃されるレーザー。と、色々無茶もやってるけど、なかなか見ごたえのある話だと思う。
とっつぁんを狙撃した犯人が誰なのか。ルパンの過去にも関わっているその人物を探し出すフーダニット的な要素もあって、こいつ怪しいなーとかあれこれ予想しながら見るのもけっこう楽しいと思う。

いつも飄々としているルパンにしては珍しくも、殺気を漲らせるシーンが見られる。
タイトルの台詞なんかはなかなかの鳥肌ものだと思う。
ルパンのテーマ曲に沿ってナイフアクションや肉弾戦が流れるシーンは演出作画共に大変よく満足な代物だったと思います。
ルパンが好きな人には是非ともお薦めしたい作品です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

64.5 2 コミカルで笑いなアニメランキング2位
デトロイトメタルシティ(OVA)

2008年8月8日
★★★★☆ 3.8 (108)
410人が棚に入れました
主人公・根岸崇一はポップでオシャレな音楽を好む青年。大学進学に伴って上京してきた彼はポップ歌手としてデビューするという夢を叶えるため、大学卒業後にレコード会社と契約する。
ところが事務所から根岸が歌わされることになったのは、彼の趣旨とは正反対のデスメタルであった。程なくして根岸は悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」に仕立て上げられ、デビューする事になってしまう。
メタルは嫌いな根岸だったが、いざ歌ってみると秘められたメタルの才能を発揮してたちまちバンドは大ブレイク、根岸自身の思いとは裏腹にクラウザーはカリスマと化し、DMCは一躍世間の注目を集める人気バンドとなるのだが…。

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

クレイジー&ファックなバカアニメの極致

原作漫画が大ヒットしてアニメ化された作品。
全12話、24エピソード構成でPG-12に指定されている(笑)
OVAとして制作されたが、当時WOWOWで放送されていた。
後に松山ケンイチが主演で実写映画も作られて結構話題となっていたけど、
あれからもう7年以上も経つのか。。


因みに自分は原作既読。
タイトルのデトロイト・メタル・シティは、アメリカのKISSというバンドの曲、
デトロイト・ロック・シティをパロっているのは言わずもがな。。

最初に断っときますが、この作品はメタルという音楽ジャンルにおいて、
一般人が抱く「誤った解釈」を前程に、一つのステレオタイプとして誇張して描いたもの。
自分は20年以上HR/HMというジャンルの音楽を聴いているので、
メタルの誤った、偏ったイメージが世間に広まった、
(ある意味正しい面もあるのだが...)
という意味では今作の罪は深い...だが面白いので許せる。。


☆物語☆

簡単に言うと、本当はフレンチポップみたいなオシャレな音楽が好きなのに、
悪魔系デスメタルバンド(と言ってるだけ)をやらされている、という人物が主人公の話。

まぁ、とにかくこれ以上ないほどのバカアニメで、中途半端なものじゃない。
中途半端なギャグアニメは退屈だけど、ここまでバカをやり切ると賞賛するしかなくなる。。
原作の良さや世界観を壊すこと無く再現し、ここまで調理してしまうとは...監督は「蟲師」で有名な長濱博史氏。
本作が初のアニメ監督作品となった。

アニメ化(映像化)不可能と言われたこの作品を成功に導いた要因としては、
1話15分、1エピソードをその半分にした構成の妙と、
プレスコ方式を採用したことによる効果、間の徹底的な切り詰めが大きい。
これによって非常にテンポが良くなり、観ているものを飽きさせない。

どうしようもなく低俗でくだらないが、これがもう清々しさを感じるバカっぷり。
放送禁止用語や不健全極まりない台詞がかなり出てくるが、
これが地上波放送だったら「ピー音」の連続で興ざめするところだろうが、
OVAという手段でこれが規制されなかったというのも、作品の世界観を壊さなかった要因だろう。

個人的には主人公根岸の心の声、突っ込みが最高に面白くバカ笑い出来る。
DMC信者がバカすぎて笑えない所もあるが。。

物語は12話でちょうどキリの良いところで終わるが、これが大正解。
原作は後半になって失速感とマンネリ感が出てくるので、
これ以上やるとつまらなくなる、ギリギリのところで終わっていると思う。

物語の点数を付けるのはある意味悩む(笑)
中途半端な評価はこの作品には相応しくないと思うので、1点か5点どっちかにしたいところだが、
評価不能ということで3点にしておく。

低俗で最低最悪だが、むしろそれがイイ。
真っ当で健全な人には絶対にオススメできないが、ちょっとした時間にバカ笑いしたいものを探しているなら、
うってつけかもしれない。


☆声優☆

主人公の根岸&クラウザーを2人で演じ分けているのがハマっている。
まぁ普通に考えて1人では無理があるけど。。
ジャギ様を蟲師でギンコ役の中野さんが演じているが、
演技は良いけどもう少し若い声でも良かったかな、という気はする(笑)

ヒロインを長澤まさみが演じているが、演技自体は良くも悪くもなく、あえて女優を使う必然性はないと思うが、
当時は今よりも人気があった国民的女優を汚れ役(され役)で持ってきたのはある意味凄いキャスティング(笑)
その他、社長、西田、資本主義の豚、シゲおじちゃん、根岸のお母さん、
後輩の佐治くんは、かなりのハマり役で素晴らしい。


☆キャラ☆

根岸(クラウザー)の存在感はもちろん凄いが、社長や西田、
その他脇役もかなり良い味を出している、まさにクレイジーでファックな奴らだ。


☆作画☆

マンガそのものが動いてる、と言う感じだが、カット割りなんかが漫画そのもので、
これは敢えてやっているんだと思う。
対照的にライブシーンなど、ここぞという場面では気合いが入っている。

作画の評価としていいのか分からないが、画面の大きさ、縦横比をめまぐるしく変えたり揺らしたりしていて、
非常に漫画っぽい観せ方、というか漫画そのもの。
予算もそれほど無いと思われるショートアニメを、こういう映像演出で巧く見せることが出来るのは、
やはり監督のアイデアや個性によるものだと思う。
動きの少なさに不満のある人も居るみたいだが、あのギャップが笑いに繋がっていると感じた。

☆音楽☆

原作の曲、OPの「SATSUGAI」のみならず、頭の悪い歌詞は突き抜けている。
メタル好きからすれば、ちょっとスローな曲が多いかなという気はするけど、
単なる挿入曲を超えた、本気、いや狂気のメタル曲の数々が展開されている(笑)
自分のお気に入りは、「メス豚交響曲」決してカラオケで、女の子の前では歌ってはいけない危険過ぎる曲だ。
因みにサントラがオリコンアルバムチャートで4位を獲得するなど、まさに伝説を作ってしまった。。

そして、忘れてはならないのはEDの外し曲、
カジヒデキ作曲の「甘い恋人」が流れた時の爽快感はなんとも言えず、
これも原作の歌詞をそのまま使って、絶妙に仕上げているな、と感心した。


ここからは余談なんだけど、この主人公根岸は私個人の、かつての同僚と凄く被ってたのも楽しめた要素の一つ。

彼は大学時代からデスメタル系のバンドを仲間たちと初めて、
自主制作のCDがレーベルに評価されてメジャーデビューし、
海外でもCDが売られるようになったんだけど、ライブ活動なんかが忙しくなってきて、仕事と両立できず、
結局バンドは辞めてしまった。

本当はアニソンとかJポップが好きだったのに、
クラウザーさんみたいな顔面白塗りメイクしてステージに上がってた。。
今もそのバンド自体は続いてて、路線はだいぶ変わったみたいだけど、
アニソン系ミュージシャンが結構所属している、とあるレーベルと契約してるとか。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

DM&C

DMCと略されるバンド、デトロイト・メタル・シティのボーカル兼ギター、ヨハネ・クラウザーⅡ世の正体は、ポップな音楽が好きな青年・根岸崇一。
主人公・根岸の好きな音楽と求められている音楽・行動が真逆なので、そのギャップで笑うことができる作品。
クラウザーの行動・言動によってファンの間にカリスマ性が生まれて、ファンからは「クラウザーさん」と呼ばれ崇められるようになって、根岸とクラウザーの表裏一体の生活・行動が楽しめます。

簡単に説明すると、デスメタルとポップ、音楽性が全然違う事を利用しているギャグ・コメディー作品です。

作画に関しては、かなり厳しいです。
キャラを強調するためなのか、単に下手なだけなのか分かりませんが、期待はしないで下さい。


【注意】
最近は、雑誌・ラジオなどからの新しい情報を得ていないので、古い記憶だけで記述します。


デトロイト・メタル・シティの音楽について

デスメタルについてあまり詳しくありませんが、自分の聴いていた一流のデスメタルよりは、少し評価が落ちるような気がします。
まあ、カーカス、ナパーム・デスのような一流を求めるのは酷だと思うので仕方がないですが、好んで聴きたい曲だとは思いませんでした。
ただ、バスドラムの使い方等、ドラムの演奏に関しては個人的に好きな音でした。


パフォーマンスについて

パフォーマンスは普通というか、斬新的なアイディアは無かったです。
KISSのライブでは、血糊を吐いたり、花火を上げたり、空を飛んだり、炎を吐いたりしています。
MR,BIGのライブでは、電動ドリルを使って、ギター・ベースを弾きます。
ジミ・ヘンドリクスは、ギターを燃やしています。
ザ・フーは、ギターを破壊します。
プロのパフォーマンスは違うと思いがちですが、日本のアマチュアバンドでも、人間の排泄物を観客に向かって投げたり、観客と殴り合いの喧嘩をしたり等々、色々と話には聞いています。
最近では、アマチュアバンドのメンバーが○○を観客に食べさせた、ということで逮捕されました。
(正確に記述すると内容がグロテスクになってしまい、不快な気分にさせてしまうかもしれないので、伏字でご容赦下さい。)
DMC程度のパフォーマンスで人気がでるのであれば、アマチュアからプロになる事は簡単でしょう。


顔のメイクについて

明らかにアメリカのハードロックバンド、KISSを意識しています。
KISSのメイクは有名です。一時期(クラプトンのアンプラグドの頃だったと記憶しています)素顔で演奏していましたが、あまりにも不評だったのでメイク姿に戻りました。
マリリン・マンソン、ホワイトゾンビ、キング・ダイヤモンドあたりは、まだメイク姿で演奏しているかもしれません。
日本のビジュアル系と呼ばれているバンドは今でもメイクをしているみたいですが、海外では一部のバンドを除いて、70年代(デイビット・ボウイ等)・80年代(モトリー・クルー等)にやりつくした感があります。


カツラを被るのはズルイです。
長髪のメタルバンドは、地毛で伸ばしています。
しかし、最近は長髪のミュージシャンが少なくなりました。
(昔、髪を伸ばしていたベテラン勢ですが、現在ではスッキリした髪型になっている人が多いみたいです。)
カツラを使っている・植毛をしたと噂のあるミュージシャンはいますが、あくまでも噂なのでw


自分は、伊藤正則さんのラジオのコーナー、デスボイス・コンテストやデスライダーなどを聞いていたのでデスメタルには耐性がありますが、あまり音楽に興味の無い人達には、ただ騒がしい音楽としか解釈されそうにないので、デスメタルをおススメできないです。
まあ、メタル系の音楽自体が低迷しているのですが・・・・・orz


以前、コンサートの警備員のバイトをしていた時、モトリー・クルーの公演を警備したことがあります。
楽屋の近くの警備だったので、至近距離からメンバーを見ることができる、夢のような時間でした。
コンサート終了後、モトリーのメンバー、ニッキー・シックスとトミー・リーが楽屋で二時間くらい籠って話し合い(ミーティング)をしていました。
外見・音楽は怖そうに見えても、中身はとても純粋で真摯な態度で音楽に接しているように思えます。
プロフェッショナルなら当然の事なのでしょう。

外見・演奏している音楽だけで人間性を想像する事に対しては、自分は偏見と考えます。



本作品を視聴しても、メタル系の音楽を嫌いにならないで欲しい、
というのが自分の意見・感想Death!!!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

いしゆう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

さすがPG-12指定! 家族一緒で視聴は・・・正直危険な作品です。

あらすじはあにこれを参照ください
放映時期 2009年2月~3月 

大分から上京したポップミュージック大好きな少年/根岸は
気付けば ボーカル兼ギターでインディーズ界を席巻していた・・・

音楽やバンド関連の作品って みんな熱くてどこか爽やかさがありますよね
ただ この作品は PG-12作品 普通の作品じゃありません!

爽やか? いやいや 反対に空気が淀んでます  
下品なギャグのオンパレード ある意味”下ネタ直球勝負”!
毒気が強すぎて・・・好き嫌いが分かれる作品だと思います。

この 誰にでも好かれようなんて 全く考えていない潔さ 
好きな人は好きかも○o。.。

インディーズ界でデスメタルバンドとして頭角を現したクラウザー
異形の姿と激しいアクションで次々とファンを虜にしていく!

でも 素の彼は”スウェーデン・ポップ”大好き 爽やか青年/根岸君
この二つの顔を持つ 彼の青春物語

わたしはデスメタルとか全く知りませんが 
クラウザー様の恰好 少しは誇張してるのでしょうか?
ハロウィンくらいでしか見たことのないような格好ですし
もしリアルでこれに近かったら ビックリです。
 
内容は 正直薄いです
観終わっても 何も残らない・・・ 
でも! あえて言うなら 例えばこんな時 おススメです 

〇疲れた時・・・
クラウザー様の歌を聴けば 元気出ます 
画面のオーディエンスも 凄いノリです( 歌詞ほぼ下ネタですが ) 

〇笑いたいとき
やることなすこと 裏目に出る根岸君 
最後は暴走クラウザーで笑いに走る! ( 解決策ほぼ下ネタですが )

〇隙間時間に濃いアニメ観たいとき   
1話15分( 毒気が強くこれ以上は危険!&下ネタ多いので視聴場所大事 )

〇元気のないとき
クラウザー様は 明日なんて観ていません 
でも 今日をしっかり生きてます ただ全く参考にはなりませんが・・・
勇気だけは貰えるとおもいます。

〇仕事中からプライベートなどの 切り替えが出来ないとき
根岸君からクラウザー様へのあの変わり様 見習ってはどうですか?
ただ 見習って大切な何かを失っても わたしは知りません♪
    
ま~多分他にも沢山あるはずでしょうが 割愛(^^♪。 
 
最後に
根岸君が変わらず音楽を好きな所は 情熱を感じます
少しサクセスストーリー的な所もありますし その点は良かったです

今回は 他の登場人物の紹介は省きましたが 
ヒロインも出て 青春したり メンバーと合コンしたり
住んでるアパートの隣のおじいさんと騒いだり・・・
一般的な事も やっていますのでご安心を!

ただ 家族そろっての視聴は・・正直危険な作品ですね。
( 個人的には無理かな・・ )

以上 最後までお読み下さりありがとうございました。



 



 
 





 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

66.6 3 コミカルで笑いなアニメランキング3位
アニメーション制作進行くろみちゃん 日本のアニメは私が作る!(OVA)

2002年9月25日
★★★★☆ 3.8 (43)
183人が棚に入れました
アニメ学校を卒業し、念願のアニメ業界に就職することになった大黒みき子は、初めての職場「スタジオプチ」に出社、そこで「制作デスク」である追浜の手厚い歓迎を受けることになる。しかし、その追浜は大黒みき子に「くろみ」というあだ名(名字と名前の「黒み」の部分をとって命名)を勝手に付け、社内を一通り案内したあと、突然胃潰瘍で倒れて救急車で運ばれてしまう。

残されたくろみは、追浜の後釜として社長からいきなり制作デスクを任されてしまう。しかも、追浜が残した仕事、『タイムジャーニーズ』の第2話はまともに原画が上がっておらず、放送ができるかどうか微妙という最悪の状態。新人にしていきなり制作デスクを任されたくろみは、果たして無事にこの苦境を乗り切ることができるのだろうか?

大滝政人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

社会人アニメ

アニメ業界のアニメですが、
本格的にアニメ業界するのは2になってから。

お話的には1はアニメ業界でなくてもよい感じです。
特に社会人になったばかりの人に観てもらいたいですね。

ちょっと古臭い絵柄ですが、
画質が良いのであまり気にならないかと。

ギャグとシリアスがテンポ良く、
たまに、ちょっぴりジーンときます。
BGMも抜かりありません。
しかも、速すぎてよく見えないアニメーションも、
1枚1枚ちゃんと描かれていて、びっくりです。

内容はというと、ちょっとネタバレっぽいですが、
少しでも観てみようかなって人は、
以下の文章は見ないでね。

会社に入社したはいいが歓迎されてない?
気合いれて取り組んだが空回りし失敗、挫折。
だが、頑張る人には助け船も訪れる。
こうしたパワーのある人は魅力があり元気を分けてもらえる。
みんなで本気になれば、出来ない事も出来たりする。
こんな感じです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

atsushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

全2作

たまゆらとかを作ってるTYOアニメーションの元となったハルフィルムメーカーはARIAやプリンセス・チュチュで有名だが、もう一つのゆめ太カンパニーとはどんな会社だったんだろうと調べたら、唯一元請けで作ったのがこのOVAシリーズらしい。

スケジュールに追われた制作デスクと原画マンとのやり取りが主。

しかし、会社の規模を考えると、、、自虐のノンフィクションにしか思えない(笑)

一度やったら10年は使えなさそうなテーマだが、動画とか色塗りとか地味な作業じゃなくて、制作デスクに焦点を当てたあたりが面白い。

詳しいレビューは2の方で。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

こんな作品があったのですね。

こんな作品があったことは全く知りませんでした。

視聴のきっかけは、もちろん今現在放送されている”あの作品”からでした^^。
いろいろまとめサイトや某動画サイトさんをまわってるうちに本作を知り、視聴に至りました。

面白くて1も2も一気に見終えてしまいました。
1本40分程度なので時間かからずサクッと見れます。

ちょうど今から10年前くらいの作品なのかな?。
アニメ好きの方は1度気軽に見てみてもいいんじゃないかなあ?。
ちょっと古い時代を感じながら、今まで自分が見てきたアニメ作品達に感謝したくなってしまいました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
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