スポーツでサッカーなTVアニメ動画ランキング 18

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のスポーツでサッカーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番のスポーツでサッカーなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.6 1 スポーツでサッカーなアニメランキング1位
GIANT KILLING[ジャイアントキリング](TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (491)
2597人が棚に入れました
低迷を続けるETU(East Tokyo United)に一人の男が監督として迎えられた。男の名は達海猛、イングランド5部のアマチュアクラブを、FAカップでベスト32に導きプレミアリーグのクラブをギリギリまで追い詰めた手腕の人物だ。そんな彼に古巣のクラブが白羽の矢を立てた訳だが、チーム内は開幕前から騒動ばかり、果たしてこの起用は吉と出るか凶と出るか。

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

『GIANT KLLING』大物食い

日本の弱小サッカーチームETUを再建すべく、ある若い監督が呼ばれた...
そしてここからETUの快進撃がはじまるのか!?


サッカー経験者の私からしてもとても面白い作品となっています。
漫画などでもサッカー関連の漫画を見てきましたが、どれも似たような設定の同じ進行で正直この作品には痺れさせられました!

監督目線での試合演出、さらに試合外での監督と選手のコミュニケーション、サポーターや地元の方との関係など、各所にスポットライトを当てていて作品としての完成度が非常に高かったです^ ^


普段やる気のない監督が二手三手先を読んで何かを行い、それがドシャッとはまった時には鳥肌間違いないですよ。!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 37

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

選手ではなく監督が主人公のサッカーアニメ

元Jリーガーで欧州に移籍した主人公「達海猛」が、
日本の古巣である弱小クラブ「ETU」の
監督として招聘され独自理論でチーム改革を行っていくお話です。

選手ではなく監督の視点で描かれていたり
サポーターやチームの経営側の人たちに
あんなにスポットを当ててあるのは
斬新だと思った

テンポも良くサクサク見れたし
キャラの掘り下げも十分出来ていたと思う

まさしくGIANT KILLINGで
弱小チームが頑張って強いチームに
勝っていくストーリーは好きだった

序盤は好きだったんだが
後半は盛り上がりに欠けた感じがした
終わり方も中途半端な所で
終わった気がする

もの凄く面白いとは思わなかったが
そこそこ楽しめた作品だった

2期があったら見てみたいとは思うが
出来ないかなw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キャラデザが苦手な人いそうですねw

ある意味珍しいリアルなサッカーアニメ。全26話です。

ストーリーは弱小チームが他のチームを倒していくって王道な感じですが、
そのベタさゆえに面白いと感じるのかもしれません。
こういうのって、なんか見てて楽しいですw

え~と、この作品の良いところはあくまでリアルです。
監督が変わったからといって勝ちまくるとか無いし、負けるときは負けます。
幻のシュートとか超人的な技とか出てきませんww
普通のサッカーを描いてる作品です。

主人公が監督で、その視点からってのも珍しいし、
サポーター側の視点でも描かれているので面白いです。
まぁその分、選手については多少薄くなってる感じは否めないですが...

ですが、スポーツモノのアニメって現実離れしてるの多いので、
こういうのって普通に良いと思います!!

最終話は中途半端な感じもありますが、区切りは良かったと思います。
続編期待作品ですねw 続編は無さそうだけどあったら嬉しいな。

まぁサッカーに興味のない人にも、楽しめる作品なので、
気になる人は見てみても良いと思います。

自分はかなり楽しめた作品でした!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

62.3 2 スポーツでサッカーなアニメランキング2位
エリアの騎士(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (269)
1449人が棚に入れました
主人公の逢沢駆は名門・鎌倉学館中等部サッカー部マネージャー。同サッカー部のキャプテンでU-15日本代表の司令塔(MF)としても活躍する兄・傑に憧れていながらも、精神的な弱さが災いしマネージャーという役割に甘んじていた。それでも傑は駆の“ストライカーとしての才能”を信じ、将来はワールドカップという大舞台で自らの“ラストパス”を弟につなぐことを夢見ていた。また、アメリカから帰国した幼馴染の美島奈々も二人を見守り、時に駆を励ましていく。しかし、そんな兄弟に交通事故という不運が襲いかかる…。

声優・キャラクター
三瓶由布子、福山潤、伊藤静、白石稔、新垣樽助、真堂圭、田原アルノ、佐久間レイ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

迫力がもうちょっと欲しかったけれど正統派な雰囲気に好感は持てた

原作未読。
サッカー兄弟の葛藤とかすれ違いでいくかと思いきや、
衝撃的なアクシデントが・・・
という古風な雰囲気で始まったこの作品。
内容は古風だけど、作画はちょっと新しめだった。

サッカーを通して成長していく少年の姿を描くなら
少しずれて放送が始まった『銀河へキックオフ』のほうがダントツだが
こちらは年齢的にもう少し上の世代なので、想いや考えも少し違い
それはそれで見応えがあった。

また、「リトルウィッチ」と呼ばれるほどのサッカー能力を持ちながら、
主人公である相沢駆の所属する高校のサッカー部マネージャーを
務めるヒロイン 美島奈々の透明感は魅力だったw

土曜日の早朝という放送時間だったので
子どもを中心に大人と見れる作りにもなっていたと思う。

だけど技的には、サッカーに詳しい人から見たら物足りなかったかも。
ストーリーもちょっと間延びしてみたり、
臨場感が足りない数話で途中ダレぎみになった。
演出面で、スピード感のメリハリとかも、もう少しあっても良かった。

でも、ただただスポーツしている姿をカッコよく見せるだけでなく
メンタル面なんかの人間ドラマな部分も見せてくれることでリアルになるし、
逆にそのリアリティをどこまで追求し、
かつ、子どもにもわかりやすく見せるかって、
ずっと長年アニメ界が抱えていることのような気がする。
どんどん吸収してしまう子ども時代にこそ、本物を知るべきという考えも
一理あると思うし、なかなか難しいところではあるなぁと。

そんなことを思いながら、久しぶりに観ていたサッカーアニメだった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一サッカーファンとしての個人的な意見

身近な登場人物が高校生にも関わらず、日本代表に選出されレギュラーメンバーになる等、
かなり現実感からかけ離れた内容の作品ですが、あくまで原作が漫画のアニメと考えれば、仕方のない事なのかなあと考えてしまします。

上記の内容は、個人的には許容範囲なのですが・・・



ここからは、一サッカーファンとしての意見です。

心臓移植をしてサッカーをする・・・かなり強引です。

日本では、元・日本代表で活躍した松田直樹選手が、練習中に心疾患でお亡くなりになっています。
海外でも、昨シーズン、イタリア・セリエB(2部リーグ)でモロジーニ選手が試合中に心疾患でお亡くなりになっています。
イングランド・プレミアリーグでは、ムアンバ選手が心疾患で倒れましたが、なんとか一命を取り留めて回復しました。(サッカー選手としては引退しました。)

現実に起きている事故を知っているので、この作品は楽しめないです。
むしろ、不快に感じます。

他にも臓器移植や死んだ人間を利用する事などの問題点が多々あり、楽しんで視聴できるサッカーファンはいないと思います。

フィクションなのだからあまり気にしなければ、という意見があると思いますが、
それなら、死んだ人間を生き返らせて選手として活躍させればいいのでは、と思ってしまいます。


このアニメを視聴して楽しいと感じるサッカーファンの人とは、サッカーの話をしたくないです。
(サッカー以外の話題は別ですが^^)


とりあえず、放送が終了して良かったです。
再放送や2期目の放送は、大反対です。


絶対に負けられない戦いと謳って、日本代表の試合を放送しているテレビ局やサッカーに疎い原作者の人には、倫理観や道徳心を持っていただきたいです。

本当にサッカーの事が好き、というのが大前提になりますが^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

ジェフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

サッカー

サッカー漫画で一番おもいろいです

これを見てサッカーのおもしろさを実感しました

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

65.5 3 スポーツでサッカーなアニメランキング3位
DAYS(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (292)
1356人が棚に入れました
何のとりえもない、特技もない、けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本つくし。
彼が西東京の名門、聖蹟高校サッカー部に入部した時、運命は激しく回転を始める。
孤独なサッカーの天才・風間陣、超高校級プレイヤーの主将・水樹寿人、トップ下に君臨するクールな司令塔・君下敦、
唯我独尊系大型フォワード・大柴喜一……。
クセ者の集う厳しくも優しい部活の中で、少年たちはかけがえのない絆を結び始める。
これは、ひたすらに熱く、どこまでも純粋な、聖蹟高校サッカー部の汗と奇跡と友情の物語!!

声優・キャラクター
吉永拓斗、松岡禎丞、浪川大輔、小野大輔、宮野真守、櫻井孝宏、伊瀬茉莉也、佐倉綾音、小西克幸、吉野裕行、石川界人、豊永利行、下野紘、岡部涼音、小林裕介、KENN
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

つくしがだんだん強くなってゆくぞ。

最後まで観た感想
視聴して楽しかったです。
{netabare}つくしの成長に名門聖蹟サッカー部全体が引っ張られてチームも強くなってゆく。
試合の流れで皆が落ち込みそうな時にチームを盛り上げる。
一度、決定打をモノにできず試合に負けて悔しい思いをして、皆の励ましで心を支えられ、サッカー部に勝つことで恩返しをする。
!!!おぉOP、EDがあらすじだ!!!{/netabare}

つくしの成長が分かりやすくて観やすかったです。
残念なのは3期連続放送で決勝戦やって欲しかったなぁ~

〈過去レビュー〉
18話も良かったです。
最後のゴールはグッと来ました。
前話からの話が非常に反映されています。
つくしはこれから逞しくなるのではないかな?

16話はなかなか良い話。
DAYSはスポーツ根性ですがサッカーのルール説明は今のところ無し。
よって、気持ち全面のアニメで突き進みます!
これはこれでいいんじゃないかな。

タイトル見てもサッカー系とは思いませんし、
最初は興味ありませんでしたが、ちょっと視聴。
主人公だんだん成長してゆくね!
8話で{netabare}サッカー部の皆がつくしを心配してそれぞれメールを出すところは{/netabare}ウルッときちゃいました。
〇ojimaは友情物も好物でした。

ボールの模様が30年前からある古い模様は原作どうりなのか!
サッカーアニメはみんなそうなの?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

over driveを読んでいたこともあり波長が合う。何も無い主人公がアホみたいに頑張って突破する作品

「サッカー漫画かあ・・・最近食傷気味なんだよね、ほら、サンデーを見てもジャンプを見ても(当時)サッカー漫画あるじゃん?ジャイキリだけでいいかな」

そんな食べず嫌いにより、マガジンを読む機会がありながら、スルーしていた作品でした。

さてアニメ化されてこの作品を見たのですが、BS11でやってるし一応見るか、という感じで二話から視聴。

感想としては、あー「over drive」っぽいなあって。まず主人公が天然、ちょっとヘタレな感じ。最初はサッカーを何も知らず、ビギナー特有のやる気のゴリ押し、人の創造を上回る頑張りを無自覚で行っていく主人公っていうのがとても既視感を覚えます。

いや面白いですよ?over driveもこんな感じに熱い作品だったなあって。自転車なりサッカーなりの知識が無くても、展開で面白い!というタイプの作品です。
ただ、やることが自転車からサッカーに変わっただけじゃないの、とも思ってしまうんですよね。

over driveでもそうですが、チームメイトが主人公のひたむきさに押され周りの士気が上がる、いわゆる「チームスポーツ感」が主人公を凄く見せさせる鍵だと思います。

人間どこかで「あきらめ」を抱いていたりしますが、主人公にはそれが無いので、周りに初心を思い出させてくれて、周りも主人公みたいにアホみたいに頑張るようになる、そんな作品ですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

これまで積み上げてきた時間が大切なんじゃない…大切なのは中味なんだ…

この作品の原作は未読です。実は最初は視聴を迷っていた作品でした。
スポーツモノは嫌いじゃありませんし、サッカーもそれほど嫌いじゃありません。
でもキャラデザに対する印象は普通…
キャラデザで視聴を切ってはいけないと知ってはいます…
けれど、毎期山の様に放送される作品全ては視聴できないので、何らかの篩にかけて選抜しなければいけません。
その選抜の基準にキャラデザがあってもおかしくはないと思います。
でも、完走して振り返ってみると視聴して大正解の作品だったと思います。
何しろ「がむしゃらに頑張る」という点においては頭一つ抜きん出た作品でしたから…

この物語の主人公は、聖蹟高校1年生の柄本つくし…彼は背が低く体格に恵まれている訳ではありませんし、スポーツに秀でていた訳でもありません。
それでも名門と言われるサッカー部に入部するんです。
もちろん、サッカーに関しては経験皆無の超初心者…
名門と呼ばれるところには普通上手なプレイヤーがたくさんいて、初心者に務まるのは雑用だけで居るだけで肩身の狭い思いをする…
普通はこんな風に考えて敬遠してもおかしくないと思います。
全国大会を目指すチームとなると尚更です。

それでもつくしはサッカー部に入部しました。
初心者の立ち位置を理解していない訳ではありません。
ただ、サッカーが大好きで、このチームでみんなと一緒にプレイしたい…
つくしはこのたった一つの原動力を糧にして物語と共に動いていきます…

見た目は怖そうな人も多いですが、懐に入ると温かさを感じる…
聖蹟高校のサッカー部はこんな感じでした。
でも1年生の扱いなんて、基礎体力を付けるために走るとか大体どこも似たようなモノです…
それでも名門チームに入るだけあってみんな運動神経は決して悪くありません。
ただ一人つくしを除いては…

運動神経、体力、サッカーの技術…つくしは全てが最底辺からのスタートでした。
周りとの実力差を何度も痛感させられたと思います。
きっと何度も心が折れそうになったと思います。
でも、つくしの心が物語の中で折れたのはただの一度だけでしたけれど…

きっとつくしの心はそれほど強くは無いと思います。
たった一つの原動力が心をも成長させたのだと思います。
そしてつくしの成長が感じられたのは、神が均等に与えた二つを誰よりも大切にしたからだと思います。
一つは時間で、もう一つは…努力する事です。
どんなスーパーマンにも1日は24時間1440分でしかありません。
そしてこの時間をどう使うかを決めるのは自分自身です。
つくしは開いている時間の全てをサッカーに注ぎ込んだのではないでしょうか…
それも常に自分を限界まで追い込んで…

つくしがどのチームでも同じことができたか…と考えると決してそんな事は無いと思います。
聖蹟のみんながいたから…一緒に居てくれるみんなに恩返しがしたいから…
ここまでへりくだって物事を見る必要があるか…というと実際にはそこまでの必要は無いと思います。

でもこれはフィクションなんです…アニメなんです…
だから熱く盛り上がって面白ければ問題無いと思います。
つくしのこの思いに共感できない人なんてきっといないでしょうから…
現に物語の中でつくしはどれほど周りをやる気にしてきたか…
どれだけ自分の思いを伝染させてきたか…
本編を見れば一目瞭然だと思います。

このつくしの気持ちに触発されたのは、マネージャーである生方千加子も一緒です。
最初は怖い女の子というイメージが先行しましたが、中盤以降…良い意味で存在感が増していったと思います。
つくしにかける言葉も最初は完全に上から目線…だけど必死に努力するつくしの姿は彼女の目にどう映ったのかは分かりません。
だけど、少しずつ言葉遣いが変わり…つくしの心が完全に折れた時には一生懸命励ます彼女にはもう怖いなんてイメージはなく、本心から立ち直って欲しいと思っているのが伝わってきます。
仕方ありません…あんな思いをしたのは、きっとつくしにとって初めての経験だったでしょうから…

でもこの辺りを境に彼女の言動が変わっていく事となります。
そして彼女の本気が垣間見えたのは物語の終盤…
やっぱりサッカーってフィールドの上だけで戦うスポーツじゃないんですね。
今後の彼女の変化が気になるところです。

オープニングテーマは、HOWL BE QUIETさんの「Wake We Up」と「Higher Climber」
エンディングテーマは、聖蹟高校サッカー部の「EVERLASTING DAYS」と、Shout it Outさんの「DAYS」

2クール全24話の物語でした。毎回気持ちが熱くなれるような物語の構成になっていたので、王道的な展開ながらも毎回の視聴が楽しみでした。
慣れるとキャラデザも気にならなくなりましたし…
何より嬉しいのは、続編の制作が既に発表されている事です。
マネージャーは聖蹟の智将へと進化するのか…
そして次の一戦の行方は…みんなどんな活躍をしてくれるのか…
もう気にし出したら止まらなくなってしまいます。
続編…楽しみにしています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

62.1 4 スポーツでサッカーなアニメランキング4位
ホイッスル!(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (97)
498人が棚に入れました
『ホイッスル!』は、樋口大輔による少年漫画作品、および、それを原作としたアニメ作品。1998年から2002年まで週刊少年ジャンプ(集英社)で連載されていたサッカー漫画。
【ストーリー】主人公、風祭将は、サッカーが大好きな中学生。夢はJリーガーとなり、世界でプレーすること。元はサッカーの名門校である武蔵森学園に通っていたが、そこでは3軍の選手であった。
武蔵森のサッカーのやり方に不満を感じた風祭将は武蔵森を退学、楽しいサッカーをやりたい一心で桜上水中学に転校するが、武蔵森からエースが来たと誤解され、皆の前から姿を消す。
実は風祭将はサッカーがあまり上手くなく、小柄であったため、武蔵森では活躍できる場がなかったのだ。しかし、桜上水中学の水野やシゲ、不破といった仲間たちやライバルたちと戦うにつれ、次第にサッカー選手としても人間としても成長を遂げていく。

声優・キャラクター
小向美奈子、前田剛、木内秀信、喜安浩平、楠大典、鈴木真仁、長谷川静香、原元美紀、長瀬博高、又村奈緒美、石橋美佳、トニーヒロタ、高橋広樹、内藤玲、近藤孝行、石川正明、松本ヨシロウ、丸山彩智恵
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

6月の勝利の歌を僕達は忘れない

日韓W杯を直前に控えた時期に放送され、サッカーを題材にしたアニメとして、当時はそこそこ話題になっていたような作品だと思います。只、主演の風祭役に当時アイドルだった小向美奈子を起用した事で、棒演技がかなり目立つ様になってしまいました。この点は原作ファンの間ではアニメは賛否が分かれる所です。私も当初は拒否反応を示しましたが、慣れてきてからは段々味のある演技だなと思うようになっていきましたw 小向さんの演技も僅かではありますが、当初よりは上手くなっていった印象がありますね。

主人公の風祭は体格も小さく、テクニックもあるわけでもないのですが、そこが作品の魅力ですね。明らかに下手な主人公が努力を積み重ねることで、ライバルと切磋琢磨していきながら、キャリアを積み重ねていくという展開は非常に良いです。

{netabare}桜上水とのメンバーと出会い、練習を重ねる事で自身の特性であるクイックネスを磨く事に成功し、ソウル選抜との試合ではフィジカルで勝る相手を一瞬のスピードで翻弄するというプレイスタイルを確立、欧米の選手に比べて、フィジカルで劣る日本人選手が世界でどう戦っていけばいいのかを暗に示したシーンでした。

急にリアルの話になりますが、近年韓国代表が低迷している理由はそこに原因があったりしますね。フィジカルで欧米に張り合うなどは多くのアジア人にとってはやはり難しいので、アジア人の強みである、持久力や瞬発力をサッカーに効果的に活かす事が重要です。後はオフ・ザ・ボールの動きかな?日本に比べ、韓国代表に大柄な選手が多いのはそのせいですね。若年の時から選別されているという事情も含めて、そういう育成をしてきたという事なんです。でも体格に恵まれているから、じゃあ勝てるか?強いのか?というとそういうわけでもないというのは、近年の日本代表の躍進、スペイン代表の悪魔的な強さを見ていただければ、分かると思います。そういう意味では先見の明を持った作品なのでは?とも思いますね。戦術面・技術面での描写もそこそこ多いですし。

同じくサッカーアニメとして有名であるキャプテン翼、蒼き伝説シュート!の様に常識外れなプレーで魅せるのではなく、ある程度現実味を持たせた世界観の中でサッカーという競技を描いたのは、かなり評価できるのではないかと私は思います。

ただ不満があるとすれば、途中で桜上水から東京選抜に風祭が移るので、話の中心も東京選抜にシフトしていくのですが、私としては桜上水のメンバーでサッカーをする話が好きだったのと、東京選抜の話が案外唐突だったせいもあってか、この展開があまり好きになれませんでした。まあ原作がそもそもそうなので、アニメに文句を言ってもしょうがないのですが。桜上水編が消化不良な点に終わってしまったのが、このアニメにとってもマイナスに見えたのは事実です。{/netabare}

キャプ翼のような派手な作品も嫌いではないですが、昔で言えば漫画ですが、ファンタジスタ。最近ではジャイアントキリング等、個人的にはサッカーを戦術面・技術面で細かく描写する方が好きなので、比較的地味なイメージが拭えない作品ではあると思いますが、私は結構好きなサッカーアニメですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

刻様(こくさま) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

辛口✧ホイッスル! 見た感じ(koku✱30)

よくある成長型ストーリー
たのしくみました

でもまあ
色々と残念ですね
声優さん

主人公ふぁいとーという気持ちで見れば
問題ないです

冷静に見ないことをオススメします←

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

michel614 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

爽やかすぎるわぁ~(^_^;)

一言で言うと、好き嫌いがあるかと思いますし・・・朝のアニメって感じ強いかなって感じです。

爽やかさ、直向きさ、OPとED曲もスポーツアニメ感たっぷりな感じで、少年少女向け感が強く。
原作は未読ですがアニメに関して言えば・・・ストーリ性は薄い、古い作品なので映像も綺麗とは言えず、主人公の声も個人的には違和感アリでした(^_^;)
(多分、競技のPR性が作品に盛り込まれてるからなのか・・・)

でも、OPは朝に見るならピッタリな感じがして個人的に好きです(#^.^#)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

63.6 5 スポーツでサッカーなアニメランキング5位
銀河へキックオフ!!(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (193)
799人が棚に入れました
技術はいまひとつだがサッカーが大好きな少年・太田翔。所属する桃山プレデター・6年生チームが人数不足のため解散し、落ち込む翔だったが、女子プロサッカー選手・ミサキとの出会いをきっかけに、チーム再結成に動き出す。転校生で俊足のエリカ、元チームメイトで天才的な才能を持つ三つ子・降矢(ふるや)兄弟を誘い、ミサキの所属するプロチームとの試合にまでこぎつけるが、チームはまたしても解散状態に!? そんな中、ある男との出会いが翔たちのサッカー魂に火をつけた!「どうせやるなら世界制覇してやれ」その言葉を胸に桃山プレデターが再始動する。僕たちのやりかたで、目指すは世界一、いや銀河一! 少年少女たちの情熱が、世界の頂点まで駆け上がる!!

声優・キャラクター
小林ゆう、中津真莉子、KENN、立花慎之介、細谷佳正、田澤利依子、菊池こころ、池田恭祐、小山力也、田中理恵、根谷美智子、中村浩太郎、前野智昭、桑島法子

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

野球もいいけどサッカーもね。ラグビーもあるでよ。

所属するサッカーチーム・桃山プレデターが人数不足のため、チームが解散の危機に。
主人公・太田翔(おおた しょう)は、サッカーが大好きでチームの解散を防ぐために仲間を集める活動をするようになる。


登場人物

太田翔(おおた しょう)
実家の焼肉屋での手伝いにより幅広い視野・観察眼を養う。
大声が持ち味で、DF(ディフェンダー)の位置から周りの選手に指示を送る役目を担うチームのキャプテン。

高遠エリカ(たかとお えりか)
関西から転校してきた女の子。スピードを活かしたドリブルが得意。

西園寺玲華(さいおんじ れいか)
おとなしい性格で、エリカに誘われてサッカーを始める。
ぽっちゃりした体型だったが、特訓の成果によって見違えるようになる。
リベロという守備をしながら展開によっては攻撃に移るポジション。
ゴールに対する嗅覚が鋭く、他の選手のシュートのこぼれ球を押し込むことが多い。
個人的に一番のお気に入りキャラ^^;

降矢虎太(ふるや こた)
三つ子の長男。ゴールをする事を一番に考える生粋のFW(フォワード)

降矢竜持(ふるや りゅうじ)
三つ子の次男。視野が広く頭を使ったサッカーをする。
相手に精神的ダメージを与えるため、わざとオウンゴールさせるテクニックを持っている。

降矢凰壮(ふるや おうぞう)
三つ子の三男。チームのバランスを取れる視野を持っている。

(ちなみに兄弟3人とも負けるのが大嫌いな性格の持ち主。)

青砥ゴンザレス拓馬(あおと ごんざれす たくま)
テクニック・シュートセンス等、才能あふれるFW。いつも虎太と張り合っている。

杉山多義(すぎやま たぎ)
青砥の友人。一旦サッカーから離れるが、青砥と共に新生桃山プレデターに加わるGK(ゴールキーパー)


三つ子のプロサッカー選手はいたかなあ・・・。
双子のプロサッカー選手は、森崎浩司・和幸兄弟、佐藤勇人・寿人兄弟が有名かな。
三つ子ではありませんが、元プロ野球選手の高木豊さんの息子の三兄弟は、全員プロサッカー選手になっています。


子供向けのサッカーアニメと侮ってはいけません。
フットサル・ビーチサッカー・女子サッカー(女子サッカーについては少し出番があります)など、普通のサッカーよりはマイナーな競技もありますが、これらよりもマイナーな8人制サッカーや視覚障害者のためのブラインドサッカーを取り上げている事に対して、称賛に値すると自分は考えます。
単純なサッカーアニメよりも幅広くサッカーの魅力を紹介していることは嬉しいですね。

スポーツに勝つためには努力をして自分自身のプレーを上達させなければいけないですが、この作品は、ただのスポ根物ではないですね。
仲間を信じる心やチームワークが大切であることが描かれています。

元日本代表の森島さんの声優としての実力は・・・残念でしたw


1つ言いたいことがあるのですが、銀河一を目指すチームのユニフォームが銀河系軍団と言われたスペインのレアルマドリードではなく、イタリアのACミランに近かったのが少し引っかかりました。


最終話のほうに出てきた世界トップレベルの選手の解説

・モーニ―
イングランドのマンチャスター・ユナイテッドに所属するルーニーがモデル。
日本代表の香川と同じチームメイトだと分かりやすいかな。

・バロテッロ
イタリアのACミランに移籍したばかりのバロテッリがモデル。
モヒカン頭は前回のユーロ(欧州選手権)でも目立っていました。

・ペルロ
イタリアのユヴェントスに所属するピルロがモデル。
ベテランの域に達していますが、まだまだ衰えない技術を持っています。
個人的にACミラン時代の印象が強いのですが^^;

・クリロナ
スペインのレアルマドリードの所属するクリスチアーノ・ロナウドがモデル。
無回転シュートや鋭いドリブルなど、世界トップクラスの選手。

・エイジル
スペインのレアルマドリードに所属するエジルがモデル。
ドイツ代表では中心人物となる実力の持ち主。

・カンジャス
スペインのレアルマドリードに所属するカシージャスがモデル。
スペイン代表でも正GKをつとめる人物。

・メッチ
スペインのバルセロナに所属するメッシがモデル。
年間を通じての最優秀選手を選ぶバロンドールに数年続けて選ばれている、現在、世界最高のサッカー選手。


世界トッププレイヤーとの試合がありましたが、これは視聴者に夢を与えると思って目を瞑って下さい。
現実の世界では、Jリーグの選手はもちろん、あのような展開にはならないと思います。


年齢・性別に関係なくサッカーって面白いものだよ、と感じさせてくれる作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

NHK、ココに完全復活か!?キタぜ!今期のガチが!w

小学生が主人公の“ガチ”サッカーアニメ
とりまオイラが決めたのは「エリアの騎士」はもうマークする必要ない!^q^


ワンピースの宇田鋼之介監督、ハトプリの山田隆司脚本
そしてなにより、たまゆらや宙のまにまにをはじめとした数々の名作を生み出した渡辺はじめさんがキャラデザ&総作監を務め上げ、可愛いキャラにデフォルメの利いた表情
そして、丁寧なサッカーテクの作画描写が素晴らしい


チームの面子に女の子がいるのも、メジャー1期以来の小学生チームならではの魅力
小林ゆうが演じる主人公も単調なスポコン野郎というわけではなく、“ホンマモンのサッカースキー”が滲み出ている性格が好感触なキャラで、見応えたっぷりですね!^^b

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

AKIRA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

目指すは世界一、いや銀河一!

現在視聴中

先行放送放送がやっていたので5話まで視聴済み

自分も小学校のころユースチームの下部組織でサッカーしていましたがあのころの記憶が蘇りました。

最初は低年齢向けの作画ぽかったのであまり期待はしていなかったのですが、思ったよりも戦術的要素もしっかりしていて見ていて楽しめます。

視聴完了

「サッカーを楽しめ」「自分の強みを生かせ」
もちろん戦術が土台にあることは大事ですが大人になるにつれて忘れかけていた事を思い出させてくれますね。 
自分が小学生だったJリーグ発足時にはこんな感じではなかった記憶があります。

主人公は他のサッカーアニメと違ってDFが主人公、声が大きいくらいはとりえは無いと思ってましたが、サッカーと夢にかける想いだけは他キャラクターに負けていませんでしたね。そのひたむきな姿勢が重要な場面でのキャプテンシーに繋がっていたと思いました。それと声の小林ゆうさんが思った以上にハマリ役だったのも好印象。

もう一人忘れてはいけないのがコーチですね。選手として、そしてコーチとしても挫折しながら再びコーチになるくだりはしっかり描かれていました。

前半のEDがさりげに良かった。

某イナズマなんたらよりは断然こっちですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

75.5 6 スポーツでサッカーなアニメランキング6位
ブルーロック(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (287)
862人が棚に入れました
世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。その名も、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。 集められたのは300人の高校生。しかも、全員FW(フォワード)。299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーとは──? ──今、史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメが開幕する。
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

進化を止めた生物に生き残る価値はあるか?

【感想】
サッカーが好きなら絶対オススメ! 今季完結アニメで一番面白かった
ちょっとリアリティに欠ける設定があるけど、そんな細かいことが気にならないくらい面白い、これは今までのスポーツアニメの常識を覆す名作だ

推しはお嬢(千切)と凛
ストイックに強さを追求するキャラクター達がめちゃくちゃカッコいい

まず、なんでストライカーだけ集めてサバイバルゲームみたいなことさせられてるの?って不思議に思っちゃいますよね
もちろんちゃんと意味があるんです{netabare}
ワールドカップを制するという究極の夢、それは全世界数多のサッカー少年の夢を努力と才能で打ち砕いて築き上げてきた屍の頂点にある
ワールドカップを制するまでの果てしない才能のサバイバルゲーム・・・それを凝縮したのがこのブルーロックなのです {/netabare}

キャラクターのみせかたが上手い{netabare}
味方にも敵にも強い個性のキャラがいっぱいいて、個性豊かなストライカー達が、いろんな強みを生かしてゴールまでの軌道を描いていくのが見ていて爽快です
でもその輝きの陰にはそのキャラの弱点が密かに描かれていて、見ていると「この人こういうところ強いけど、ここがダメそうかも?」って思ってたら、
その試合では大活躍していても、もっと後の試合でその弱点が出てきて通用しなくなって挫折して、主人公みたいに覚醒してより強くなる
それはまるで推理小説の犯人の手がかりのようで、さりげなく視聴者にヒントを出しているんですよ
例えば馬狼は「いくら強くてもあんな独りよがりで通用するの?」玲王は「なんか器用貧乏で大したことない」成早は「器用そうだけど目立たない凡人っぽい、でもキャラ立ってるから何か隠し持ってるのかな?」蜂楽は「すごいのに遊び感覚でやってる感じ人のアシストばっかりで、潔に都合がいいキャラだなー」
見てるとそういう印象があるんだけど、物語の初期からそういう欠点を意図的に見せてるんですよね
成早は何か隠し持っているわけじゃなかったけど、彼の物語上の役割は器用だけど目立たない「凡人」であることでした、そんな彼が急に覚醒するとか都合のいい話じゃなくて、モブなりに成長しようともがいていて、でもうまくいかなくて、同じ凡人キャラでも覚醒に成功して上のステージに上がる世一と、失敗して去る成早の対比が上手いと思った
ただ自分が間違っていましたって反省して大人になってチームメイトとあわせることを学んで個性削って精神的に成長したね・・・じゃなくて、弱点を克服しつつ長所を伸ばす方向で進化して個性がさらに尖っていくところが面白い
ちゃんとした育成プランが主人公だけでなく他のキャラクターにもあるから、唐突に挫折していきなり意味もなく覚醒するなんてシナリオにはなってなくて、キャラクターの成長にドラマ性があるのが凄い {/netabare}

アオアシと主人公の能力が似てますが、作品のテーマが真逆です{netabare}
アオアシは個人プレイよりもチームの連携、選手それぞれが自分に与えられた役割を確実にこなすことを求めていて
日本のサッカーはアオアシのようにチームワークで連携して相手を圧倒するサッカーですが、
ブルーロックはチームワークなんか捨てろ、ストライカーはエゴであれ!!と徹底的に「個」を鍛えることを求めていて
チームワークだけでは永遠にベスト16止まりだ、ワールドカップで優勝したいなら圧倒的なエースストライカーが必要だと強く主張してきます
日本がチームワークを重視してサッカーの実力を高めてきて、世界の頂点を取るためにはもっと連携力を高めないといけないっていうのは間違ってないと思うし、
圧倒的なストライカーが優勝するためには必要っていう意見も正しいと思います、たぶん両方必要なんです{/netabare}

この作品の面白いところはいっぱいあって{netabare}
全員がストライカーなので他のサッカーアニメだと主人公のライバルになるDFやGKにスポットライトが当たらず、「どうやって得点するか」の一点のみに集約されているシンプルさ
ただ努力や根性や仲間のキズナで覚醒するんじゃなくて、挫折とトライ&エラーの中でなにがいけないのか?何が必要なのか?を頭で考えて覚醒していくキャラクター達の成長物語
敵味方もどんどん入れ替わる、負けたら脱落という緊張感、一試合一試合と新しい自分の力に覚醒していくキャラクター達
そして必死に戦う選手たちを、いい感じに煽るエゴさん!

「覚醒とは、個人が己を学習する瞬間だ」
{/netabare}

作画もよく動くし、キャラが覚醒するシーンやシュートシーンやドリブルシーンの演出が良くてカッコいい
「ここが見せ場だ!!!」ってのがしっかり強い作画で表現されていて、自然と美しいプレイに引き込まれる
泥臭いスポ魂アニメもいいけど、「プレイに魅せられる」体験が圧倒的で素晴らしいアニメでした

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。

この作品の原作は未読です。
実はこの作品を視聴する予定はありませんでした。

スポーツジャンルの作品が嫌いな訳ではありません。
ですが、登場人物が男性ばかりで華が無いのが視聴を敬遠することに…
華が無い作品だってこれまで沢山視聴してきました。

前々からちょいちょい書いてきましたが、ソシャゲをプレイしている関係上、これまで以上に視聴時間が削られているので、インスピレーションで視聴する/しないを判断する傾向が特に強かったと自分でも思っています。

そして、私がチェックしているYouTuberさんが、この作品をメッチャ推しているんです。
これまでそのYouTuberさんが推している作品のアップ動画を色々見てきましたが、物凄く考察されていて公式と言っても過言では無いくらいのクオリティの高い動画を毎回制作されているんです。

そんな方が推している作品だから絶対面白い…とは思ってはいたものの、視聴時間が無いことに変わりはありません。
やっぱり断念…しようと思っていた矢先、幸か不幸かコロナに罹患してしまい、ぽっかり空き時間が出来てしまいました。
解熱剤を飲んでも39度を上回る発熱でしたが、沸き上がる好奇心には抗えません。
もう、チャンスとばかりに視聴しちゃいましたよ^^;


世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。

日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、
日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。

その名も“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。

集められたのは300人の高校生。
しかも、全員FW(フォワード)。

299人のサッカー生命を犠牲に誕生する
日本サッカーに革命を起こすストライカーとは――?

――今、史上最もアツく、
最もイカれたサッカーアニメが開幕する。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
私の推しているYouTuberさんの言葉に嘘はありませんでした。

メッチャ面白いではありませんか!?

確かに世界中に名を馳せている一流プレイヤーが究極のエゴイストかどうかは分かりません。
ですが、自分が絶対的王者としてチームに君臨し、貢献している自負は皆さんお持ちだと思います。

世界の名だたるプレイヤーを押しのけて優勝するのだとしたら、そのくらいのカリスマ性は必要なのかもしれません。
INTRODUCTIONに「サッカー人生を犠牲に…」と書かれていましたが、この意味分かりますか?

一度足を踏み入れたら最後、途中で脱落したらその時点が自分のサッカー人生の終焉を意味するということです。
この監獄から抜け出したとしても、2度とサッカーをプレイすることは許されないんです。
ここに召集された高校生は、将来プロサッカー選手を目指して全てを投げうってサッカーに向き合ってきたんだと思います。
それこそ、これまで自分にサッカーの無い人生なんて考えられないくらいに没頭してきたに違いありません。

つまり、彼らからサッカーを取ったら何が残るのか…?
それを彼らが一番良く分かっているから、みんな真剣になるんです。
この真剣さが成長に拍車をかけているのでしょう。
適度…かは分かりませんが、プレッシャーは時として結実までの時間を短縮する要素になってくれますので。

さぁ、物語は入寮テスト、1stステージを経て2ndステージまで駒を進めてきました。
当然300人全員が残っている筈もなく、脱落者は容赦なく切り捨てられてきました。
そして、いよいよここから監獄以外の選手もチラホラお目見えするようになり、再び大きく物語が動いていくのでしょう。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、UNISON SQUARE GARDENさんによる「カオスが極まる」と、ASH DA HEROさんによる「Judgement」
エンディングテーマは、仲村宗悟さんによる「WINNER」と、UNISON SQUARE GARDENさんによる「Numbness like a ginger」

2クール全24話の物語でした。
正直コロナに罹患しなければ視聴していなかった作品でしたが、こうして巡り合うことができました。
しんどいので、もう2度と罹患したくはありませんが、このピンチをチャンスに変える…的な休息は自分にとって相応のプラスになった気がします。
続編や劇場版の情報を引き続きチェックですね。
しっかり堪能させて頂きました!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

いい意味で「もしドラ」の(そもそもの)コンセプトに近いものを感じた

【レビューNo.93】(初回登録:2023/11/4)
コミック原作の2022年作品。全24話。
今期の秋アニメも80本位あるんでしたっけ。もう多すぎでゲンナリですね。
今期は新規分は最小限に留めて、古い作品や2期が決定してる作品のレビューを
中心に活動してみようかと。
(他のレビュアーさんの評価から面白そうなのを後追いでもいいかと)
で、古い作品紹介が続いたので2期決定分として、まずはリアタイでレビューし
そこねた本作について重い腰を上げることに。

(ストーリー)
日本代表がサッカーW杯を2010年大会以来、8年ぶりにベスト16で終えた2018年。
日本フットボール連合は日本をW杯優勝に導くストライカーを養成すべく、ユー
ス年代のFW300人を対象とした青い監獄プロジェクトを起ち上げ、ブルーロック
と呼ばれる施設を建設する。
この強化指定選手に、高校サッカー界では無名の潔世一も選ばれる。
ブルーロックでは世界屈指のストライカーを育成するために
・数々の選考試験を実施し、FW300人が生き残りを懸けて戦う(サバイバル)。
・失格者は日本代表入りの資格を永久に失う。
という過酷なものであった。
そして当プロジェクトの責任者である絵心甚八が声高に言い放つ!
「世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない!!」
その言葉に後押しされるように、選ばれた猛者達がブルーロックの扉の向こうへ
と駆け出していくのだった。

(評 価)
・衝撃的な幕開けも内容は割と普通のサッカーアニメ
 最初は
 「FW300人のサバイバルゲームってどんな作品やねん?!」
 という感じでしたが、内容は割と普通のサッカーアニメです。
 {netabare}・ウォーミングアップ程度の「入寮テスト」で最初の脱落者を選定すると、
  1次選考では11人で即席チームを組みリーグ戦という、極めて普通にサッカ
  ーをします。(正直ちょっと拍子抜けだったw)
  その後の2次選考も2〜4人のミニゲームと、この辺もサッカーの選考試験と
  しては、まあ普通かなっと。
 ・登場する選手も、今までのサッカー作品でよく描かれているタイプの「スピ
  ードスター」「天才ドリブラー」「フィジカルモンスター」等さほど目新し
  さはありません。
 ・でも魅せ方は上手いので、普通のサッカーアニメとして十分楽しめます。
  ・キャラの掘り下げや作画、ここぞいうシーンのカットやエフェクト等基本
   的な部分はしっかり抑えている。
  ・基本はチーム戦。個性が強いキャラ同士がぶつかりながらも、互いの良さ
   を引き出しながら勝ち残っていく王道展開。
  ・その上で「個」、自分の成長なくして生き残りはありえない訳で、
   ・自分の現状把握および今できる最前手は?
   ・成長の過程で互いの個性を喰らい合う熱い「出し抜き合い」etc
   後述しますが、「生存戦略」的な部分はかなり見応えがあります。
   始めは傑出した武器がなく苦悩する潔ですが、必死に足掻くうちに自分の
   可能性に気づき、ストライカ—として生きる道に光を見い出すという主人公
   成長物語がしっかり描かれていますので、作品に安定感がありますね。
  ・そして試験毎にチームメイトが変わり、この展開が早いので、
   「強敵だったアイツが今度は味方に!(その逆も然り)」
   というバリエーションの豊富さも、この作品の魅力の一つと言えます。{/netabare}

・いい意味で「もしドラ」の(そもそもの)コンセプトに近いものを感じた
 最初は普通のサッカーアニメとして観ていたのですが、途中から違う感情を抱
 くようになりました。
 ・「もしドラ」って、そもそものコンセプトは「ドラッカーのマネージメント
  理論」を高校の野球部に落とし込み、分かりやすく理解してもらおうという
  ものだったはずなんです。結果はまあ・・・
  {netabare}本作は絵心の言葉や潔の思考過程等が
  「受験やビジネスに応用できる自己啓発本や成功哲学的な発想やん!」
  って感じなんですよね。
 ・例えば潔の言葉
  「変わるってのは自分を壊すことからしか始まらない。」
  → これってビジネスでよく語られる「ゼロベース思考」の発想だよね。
  また絵心の言葉
  「”たまたま”勝つな。勝つべくして勝ち獲れ。」
  に代表されるように、本作では「再現性」とその「方程式」の話が度々出て
  きますが、これも受験や自己啓発の心得等でよく出てくるテーマですね。
 ・上述潔の成長物語が心に刺さるのは、単に「根性論」とかだけで頑張るので
  はなく、その思考過程が論理的に順序立てて組みあがっていく様に説得力が
  あり、視覚効果も上手く活用して(パズルのピースがはまっていくような描
  写等)面白く演出されているからなんだと思います。まさに
  「成功哲学を『一流のストライカー育成』に落とし込むとこういう思考手順
   になります。」
  みたいな。
 ・それにこの年娘が丁度受験生だったから、娘に口酸っぱくいってた言葉が、
  絵心語録等とカブってるやん!!ってのが結構多かったんだよなwww{/netabare}

・「絵心甚八」とかいう優れたプレゼンター
 そしてこの作品のもう一つの魅力が、絵心甚八の優れたプレゼン能力ですね。
 同じアドバイス等でもそれが響く状況やどういう言葉が自分にしっくりくるか
 というのがあると思うのですが、絵心=原作者はそういうところが上手いなと。
 {netabare}・絵心語録の一例ですが、
  「才能という熱い原石は磨かなければ自己満足のゴミと化す」
  「”絶望”しても尚戦わんとする人間に”夢を叶える”能力は宿る」
  「才能とは『己の能力を証明する力』のコトだ」
  ホントに言葉選びがキャッチーですね。これを神谷浩史さんの絵心らしい不
  遜な演技で見せていくという・・・
 ・それに日本フットボール連合の老害どもに、ガツンとかます様など絵心のキ
  ャラはハマる人にはとことんハマるんだろうなっと。
  私も途中からは、絵心を楽しみに観てたところがありますね。
  ただみる人からみると「イキった厨ニキャラ」というアンチ的な層も一定数
  いそうですがw{/netabare}

上述のように普通のサッカーアニメとしても高水準を保っていると思うので、そ
れだけでも十分面白いですし、絵心の言葉や潔の思考過程等に注目すればまた違
った面白さがあると思います。
本当中高校生なんかが、そういう成功哲学や論理的思考の入門書として勉強する
上でも結構役立つ教材だと感じるのですが。
(結構受験勉強等に応用できる内容も多いかなっと。
 ただそこを読み取るにはそこそこ力がいりそうですが。)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

63.3 7 スポーツでサッカーなアニメランキング7位
ハングリーハート WILD STRIKER(TVアニメ動画)

2002年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (34)
176人が棚に入れました
主人公・恭介はサッカーが好きでストライカーとしての天分を持っているのに、敬愛する天才MFの兄・成介が実の兄ではないと知ったショックと、にも関わらず常に兄と比較され貶められるのは自分だというコンプレックスから、サッカーから逃げ荒れた生活を送っていた。
が、女子サッカー部の美紀や、男子部マネージャー・森など、サッカーが好きでたまらない人達と出会いを契機にサッカーへの情熱を取り戻す。兄・成介とその恋人・香織、村上監督や養父母らに見守られ、サッカー部の仲間とぶつかり合ったり、美紀と互いに不器用な想いを寄せ合ったりしながら成長していく。

声優・キャラクター
鳥海浩輔、加藤夏希、日比野朱里、石塚堅、高塚正也、松山鷹志、荒木香恵、井関佳子、森訓久、永野善一

ぼちお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

王道のスポ根

久々に全話観た。子供のころに観たの覚えてて見直したけど、意外におもろい。てかまじ根性論半端ない。笑

突っ張って、粋がって、最後は皆がまとまって、家庭や友人、皆が支えて事が成り立つ。そんな当たり前が描かれてるアニメだともいえるかも。

少し生き過ぎてる所は、御愛嬌ってことにしてくれれば面白いサッカーアニメだと思う。特にOPは好きだ。あのBGMがアニメ進行中に聞こえてきたら、それは最大の見せ場であり、チャンス。久々に昔を思い出したな。

キャプテン翼書いてた人が、書いたアニメらしいけど、キャプテン翼よりは控えめのサッカーかな??主人公無双は半端ないけど…笑

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とにかく熱いサッカーアニメ

キャプテン翼の作者の高橋陽一さんが描いたサッカー漫画をアニメ化。
4クール。
確か当時アニマックスでしか放送されてなかったため、知名度が低いと思われる。
漫画の「俺たちのフィールド」が好きな人にはオススメしたい。
得点力不足、ストライカーがいないとか言われてた当時の日本代表だったが高橋さんは主人公をFWにしてそのポジションの重要性を訴え、将来日本人ストライカーが現れたらと思って描いたとか。
主人公の兄の叶成介はACミランの10番で司令塔。
今のセリエAは、ブンデス、プレミア、リーガエスパニョーラに負けてるかもしれないが、この当時は世界1,2を争うリーグだったと思う。
実際にその名門チームで10番を背負う日本人が誕生するなんてこの頃は誰も予想してなかったと思う。
主人公の叶恭介はそんな優秀過ぎる兄がコンプレックスで一時期サッカーから離れるが、とある理由で復帰。
茜が丘高校サッカー部に入部して全国No.1を目指していく。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「キャプ翼」よりも人間の内面にスポットを当てている

キャプテン翼の原作者が書いたサッカー漫画のアニメ化。「キャプ翼」と違って原作を見てなくて、アニマックスで放送していたので何気に見ていた。兄がACミランの10番で、主人公は高校生ストライカー。同じチームにブラジル人のゲームメーカーとイングランドに留学していたGKがいたのは個性を出す為の演出か? ただ、それら全ての設定自体が無駄になるほど、現代の日本サッカーが進化しているのは、とても面白い。ちなみに内容は?というと取り立てて特出する点はない。「キャプ翼」よりも人間の内面にスポットを当てている。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

59.9 8 スポーツでサッカーなアニメランキング8位
キャプテン翼J(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (31)
204人が棚に入れました
南葛小への転校が決まった翼は、サッカー部への入部を希望する。グラウンドへ来て見ると、修哲小サッカー部が2軍を練習させるために、”弱小”南葛小を追い出そうとしていた。結局、PK戦で決着をつけることになるが、南葛小は修哲小GK若林に歯が立たない。そのとき、翼のシュートがゴールに突き刺さった。怒った若林は、翼に新たな勝負を挑むのだった……。

声優・キャラクター
日比野朱里、小林優子、檜山修之、三木眞一郎

64.5 9 スポーツでサッカーなアニメランキング9位
キャプテン翼 第1期(TVアニメ動画)

1983年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (93)
418人が棚に入れました
幼少時よりサッカーボールを親友としてきた少年・大空翼は、修哲小の強豪ゴールキーパー若林源三との対決で実力を発揮。転校先の南葛小のサッカー部に入部する。元ブラジル遠征選手・ロベルト本郷や名パートナーの少年・岬太郎と出会った翼はさらにサッカーに情熱を燃やす。

声優・キャラクター
日比野朱里、山田栄子、橋本晃一、鈴置洋孝、飛田展男、溝口綾、一龍斎貞友、田中秀幸、丸山裕子、坂本千夏

キリン  さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

体育のサッカーで必ずオーバーヘッドキックする奴いたな

俺です。

あとスカイラブハリケーンするヤツ。

なんの打ち合わせもしてないのに
急に“とりかご”しようとするヤツ。

ゴールデンコンビっぽいワンツーリターンを
敵がいない物凄く安全な所でするヤツ。

ゴールされたら、
とりあえず「オフサイド!」と言いたいだけのヤツ。

「俺、今日ハットトリックするわ」
と覚えたてのサッカー用語を使いたがるヤツ。

暇を持て余して一人で三角とびしてるキーパー。
これは今でも職場でやります。

所詮、小学生のほとんど素人のサッカーですから
皆ボールに群がり団子状態が基本です。
点を入れられたら、
容赦なくキーパーの全責任的な空気を醸し出します。
こんなもんですよ小学生は・・・

なのに、なんですか!?
この『キャプテン翼』というアニメは!!
たかが小学生のサッカーの試合(大会)に
スタジアム超満員で実況付き
そのとき戦った同学年のほとんどが後の日本代表
同じ町内から3人も日本代表

それでいいんですか?いいんです!

細かいことを言い出すと、このアニメは楽しめません。
否、細かいことを言っても別の意味で楽しめます。

まあでも、スポーツマンガ(アニメ)で影響を受けて
プロになった選手も沢山います。
今の日本代表選手(リアル)にも『キャプテン翼』で
サッカーを始めた方は多く存在します。

当時、日本のスポーツ観戦の花形と言えば『野球』でした。
しかしこの『キャプテン翼』を観て育った
サッカー少年達が大人になって
サッカーをメジャーなものにしてくれたと思います。

子供ながらに
「このマンガ頭身おかしいよな」
と思って観ていましたが
それも味です。

現代のサッカー少年達は『イナズマイレブン』推しですが
私達の世代は『キャプテン翼』だったのです。


ちなみに今の子に『キャプテン翼』を見せたら
「ははっwこんなんありえへんw」
と嘲笑されました。
おまえらのイナズマイレブンもたいがいやろ!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

☆日本代表頑張れ!

ワールドカップブラジル大会にこのキャラ(翼)が出場したら日本は優勝じゃな
イカ?!!アニメ冒頭でワールドカップスペイン大会1982でイタリアが優勝~
アナウンサーが「日本がワールドカップに出場するのはいつのことでしょうか」
と叫ぶシーンが印象的です。

放映時にまだサッカーがマイナー競技でJ リーグもない時代だったんですよね
アニメはスポコンの根性みたいな暑苦しい内容ではなく翼くんがひたすら
明るくカッコ良く可愛いアニメです(ライバル日向くんだけはハングリーなキャラでスポコンの暑苦しいキャラです)

いちばんの魅力は翼くん他、南葛SC のメンバーやライバルのキャラを楽しむことです。私のお気に入りは岬太郎くん♪やっぱり昔も人気ランク1位だったみたいですね。ほかにも美杉くん、日向くん、石崎くんとカワイイ魅力あるキャラがたくさん出てきます。

GyaO!で現在全128話が無料視聴できます♪

日本代表頑張れ~でゲソ♪


チーフディレクター/光延博愛

キャラクターデザイン/岡迫亘弘

音楽/飛沢宏元

原作/高橋陽一 「週間少年ジャンプ」集英社(ジャンプコミックス)

製作/テレビ東京.土田プロ

放送期間1983.10.13-86.3.27(全128話)

オープニングテーマ「燃えてヒーロー」

聖地☆静岡県、葛飾区


追記欄_

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

幼少期影響受けた作品、日本はどこに向かうのか

サッカーずっとしてて中学の途中で余裕無くなってやめたんだけど、
小さい頃激しく影響を受けたのはこの作品。この手のアニメが無くなると日本
の体力が終わると思うんだが、主に萌えアニメばかりで日本良いのか。な

今スポーツ物って萌えばかりだろ?。ロリがテニスしたりバスケするアニメ
があるみたいだけど、それは何か違うし、♂がやるスポーツ作品は振りかぶって
もGIANT KILLINGもどこか方向が違うし、今他に何かあるんだろうか。

ちなみにテニプリはスポーツじゃないからな、あれはシュールなネタアニメ
キャプ翼は違うぞ。物理的にドライブシュートは打てる、打てるんだからねっ

で、このまま進むと精神も肉体も未熟な男が増える一方な気がする。
空手家の佐竹が北斗の拳の影響受けたと聞いた事ある気がするが、脳筋漢アニメ
やド根性スポーツ物が無くなると今後の日本のスポーツ界危なくないか。ね


あと自分が銀英の田中さんから影響受けた話したけど、他に個人サイトからも
影響受けて、主にガンダムサイトの人と、ネトゲサイトの人には心底惚れこんだ。
両方文章に関しては変態的なセンスだったけど、・もう更新がない。な

2chも最近は亜空間文が足りないし、笑い取る作品も過去のそれと比べると何か
足りないし、新しい尾玉作品も少し読んだらしょぼんだったし、しょぼーんだよ

笑いもスポーツも日本から消え失せたら、一体この国はどこへ向かうのだろうか
萌え帝国になっちゃうのかな、そいつは国民としては少し恥ずかしいな

・・文章の鬼才はアンサイクロペディアに流れすぎてるのかもしれん。
今じゃあそこが日本最高峰の文章センス持った変態達の集まり。まあそれは良いや
もう笑いはあっちに任せるから問題は体力だ。


憧れて真似る、真似をして上手くなる、真似してはいけないと気がつく、で
スポーツは上達するから、まず憧れるような作品とキャラがいない事には、いつしか
日本は軟弱王国になってしまう。脳筋は必要悪だからいなきゃいないで大問題だ。

と、遅い昼飯を食いながら考えてた訳だが、特に幼少期に影響があるアニメは
汗と涙と努力の結晶、アニオタ用以外の作品をだな、もっと出せよ原作者、製作
売れれば良いってもんじゃねーからな、日本の将来を考えやがれ、ごちそう様。

ロリでも良いから、中身を北斗の拳とかアタックNo.1とかにしたらどうだろう
・・あーうん、疲れてるんだ。でもそんな作品多分ニコで見た記憶あるな。
仕事代わってくれて絵描いてくれるんなら、あたくしが原作書いても良いのよ

そうか、、、こっから同人って思想に発展するんだな

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

72.6 10 スポーツでサッカーなアニメランキング10位
アオアシ(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (156)
478人が棚に入れました
「世界へ、連れていってやる。」愛媛に暮らす中学生・青井葦人(あおいアシト)は弱小サッカー部のエース。中学最後の大会で負けた日、悔しさをぶつけるように海辺で走り込んでいたアシトは、試合を見ていた一人の男と出会う。その男――福田達也は、J リーグ有数のクラブ「東京シティ・エスペリオンFC」で、高校生年代を育成する組織「ユースチーム」の監督だった。荒削りだが、ある特別な才能を持つアシトに無限の可能性を見出した福田は、自らの野望を語り始める。「俺には野望がある。俺の作り上げたクラブで、世界を掌中に収める。世界への踏み台じゃない。我がクラブこそが世界だと。その野望のすべてを担うもの、育成<ユース>だ。」福田の誘いを受け、入団試験<セレクション>を受けに上京することを決意するアシトだったが──常にサッカー漫画の最前線を走り続ける『アオアシ』が、ついに待望のTVアニメーション化! 挫折、成長、友情―青春の全てがここにある!


声優・キャラクター
青井葦人:大鈴功起
大友栄作:橘龍丸
橘総一朗:山下誠一郎
冨樫慶司:八代拓
黒田勘平:堀江瞬
朝利マーチス淳:加藤渉
本木遊馬:榎木淳弥
竹島龍一:熊谷健太郎
福田達也:小林親弘
一条 花:河瀬茉希
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

戦術とコミュニケーション、あるいは本当の強さ

アニメーション制作:Production I.G、
監督:さとう陽、シリーズ構成:横谷昌宏、
副監督:曽我準、サッカー監修:竹下健一、曽我準、飯塚健司、
キャラクターデザイン:中武学、川村敏江、山口飛鳥、長谷川早紀、
総作画監督:中武学、山口飛鳥、
アクション作画監督:興村忠美、窪敏、音楽:横山克、
原作:小林有吾(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)

2022年に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会。
日本はベスト16どまりだったが、
ドイツとスペインを破る大金星を挙げた。
交代人数が3名から5名に増え、
より戦術的な要素が大きくなったのが
今大会の特徴のひとつだった。
交代人数が5名に増えるという意味。
基本的には4名までの交代カードが早めに切れる。
1名分はキーパーの負傷など不測の事態に備えていないと、
最悪、本職のキーパーのいない展開になる恐れがある。
そう考えると、3名の交代枠だと2名の交代が
早い時間帯での最大の対応策となるが、
それでは、よほど個の力が優れていないと、
試合展開を変えることなどできない。
ところが、4名となると戦術の大きな変更が可能になる。

日本はその恩恵を最大限に活かし、
後半で三苫や堂安、浅野、冨安たちを投入。
4バックから3バックに戦術変更することで、
悪い流れを一気に断ち切り、
逆転勝利を上げることができたのだった。

今回のワールドカップは、メッシやエムバペという
突出したFWが局面を打開することが注目された。
細かな戦術も、ふたりにかかれば、
いとも容易く突破されてしまうのだ。
こういう選手を育てるのは、チームを勝たせるために
重要な要素のひとつだが、
日本というチームの特性を考えると、
やはりハードな運動量を伴った戦術強化が
今後、世界のトップチームと対抗するために
やっていかなければならないことだろう。

そういうテーマを中心に置いているのがアオアシだ。
各キャラクターの個性を取り上げながらも、
選手たちが戦術や仲間のことを理解しながら、
どのようにまとまっていくのかを描いている。
特にこの作品で新鮮なのはこれまでのサッカー漫画では
扱ったことがないJリーグのユースチームを題材にしていること。
ユースはプロの養成という面が大きいものの
描かれるのは、個人の意識や特徴に
大きな差がある中高生の年代。

ビッグコミックスピリッツの副編集長が
自ら企画を立ち上げ、書き手も選択したという。
戦術面もしっかり描いている『GIANT KILLING』と比較しても
より選手間の確執やまとまりに重点を置いた
作品になっている。

日本のサッカー界はJリーグ発足をきっかけに、
ユースが基礎となるチーム作りが行われてきた。
プロになれる選手は、幼い頃からユースチームで
活躍する選手が中心になっていった。
しかし、それによってユースのトップたちと
一般的な選手との軋轢や差別が生まれた。
1期ではそこをよりクローズアップしつつ、
エリート組と雑草組との違いを明確に表現し、
戦術を絡めながらドラマチックに描き出している。

戦術とはいってもサッカーの基本となる
トライアングルの考え方や片方のサイドバックが上がったら、
逆のサイドバックは下がって中央に寄せて「絞る」ことなど、
基本的なことを分かりやすく解説してくれるので、
知らない人でも楽しく観ることができるだろう。

物語のベースは、サッカーファンが考案したであろう
部分が滲み出ている。
90年代を想起するような表現が多い。
主人公の髪型が一世を風靡した
コロンビアのバルデラマみたいだとか。
中田英寿の代名詞ともいえる「首振り」も出てきて
懐かしい気持ちにさせてくれた。
トップ下が最も注目された時代だった。
そんな時代性も反映しつつ、
原作者は、家族像やキャラクターの性格などの
心の動きについて、かなりしっかりと構築している。
そのため、全体的なバランスがとても良い作品となっている。

原作は現時点で30巻まで刊行。
人気度やアニメ化したのがNHK絡みということから
長く続いていく作品になることが予想される。
今回を長い道のりの1期と位置付けるなら、
環境や立場の違う少年たちがトップチームを目指し、
サッカーを通して自分たちの気持ちを分かち合うための
段階の物語ということもできるだろう。

主人公は、愛媛県の田舎町でサッカーを楽しく一生懸命に
プレーする青井葦人。
点を取ることにこだわりをもつFWのポジションだ。
スナックを経営している母と
年の離れた兄のいる母子家庭の3人家族。
裕福ではないが、お互いを思いやることのできる
とても温かな家族環境で育っている。

そこにJリーグ・東京シティ・エスペリオンFCの育成組織、
ユースチームの監督・福田達也が現れる。
葦人のプレーに興味を抱き、ユースチームの入団試験・
セレクションに誘うところから物語が始まる。

どのストーリーも面白いのだが、
やはり惹かれるのは、昇格組、セレクション組、
そしてJリーグ・ユースに入れなかった雑草組ともいえる
3グループでの自尊と羨望、侮蔑、嫉妬という
感情の入り混じった戦いだ。

特に序盤から登場する、
黒田、朝利、竹島たち昇格組と
葦人、大友、橘、冨樫たちセレクション組との軋轢。
お互いのこだわり、プレーに対する理解など、
個々の考え方がぶつかる場面が面白い。
葦人を中心に意見をぶつけ合いながら、
戦術やプレーの結果につなげていくさまは、
とてもリアリティがあるし、カタルシスを感じさせる。
福田監督や伊達コーチたちのアドバイスや
考え方もとても興味深い。

サッカーの連携と戦術において、いちばん重要なこと。
もちろん、ひとつはチームとしての戦術の理解だが、
試合というのはゲームの展開や相手の長所を見極めながら、
戦術を変化していかなければならない。
例えば、味方が1対1で負ける局面が多いとき。
選手間の距離を詰めて、細かくパスをつなぐサッカーに
切り替えるのもひとつの方法だ。
こんなことは、プレー中にベンチから指示はできない。
とすると、選手自身が試合状況に応じて
自分たちの手を変えていかなければならない。
これをチーム戦術との対比で、個人戦術と呼ぶ。

では、個人戦術を共有するために選手は何をするのか。
試合中にコミュニケーションをとるしかない。
サッカーにおけるコミュニケーション。
アイコンタクト、コーチング、ボールの質
(速いor遅いなど)で理解を深めていかなければならない。
10人もいるフィールドプレイヤーに徹底するのはとても難しい。
先述したように昇格組・セレクション組などサッカー歴によって、
学んできたことの差異がある。
そこにメンタリティの強さ、弱さが加わることで、
チーム全体としての強さが決定づけられる。

チームとしての機能を高めることが、
どれほど難しいのか。
徹底的に描かれている。

1期終盤の武蔵野蹴球団ユース戦は、
それまでの問題を炙り出し、
昇華させる話として、よくできていた。
ひとつの物語の締めとしても完成度が高い。
立場や性格の違いがありつつも、
全員が勝利を目指して戦術を実行していくさまが
とても丁寧に描かれる。

人は窮地に陥ったときに、
どのように考え、行動するのか。
これは経験や性格によってそれぞれ違ってくる。
自分がピンチになったとき、
ほかの人間に責任を押し付ける者もいるし、
自分で全てを抱え込んでしまう者もいる。
周りを動かそうとする者もいる。
私は窮地に陥ったときこそ、
その人の本質が滲み出てくると思っているが、
この作品では「人間の本当の強さとは何なのか」という
テーマを突きつけてくるのがいい。

そんな熱い展開に「ダイアゴナル・ラン」という、
サッカーの試合でたまに見られる仕掛け
(いわゆるボールを持っていない選手の
ゴール前における斜め走りのこと)を
組み合わせたドラマチックな展開に目を瞠った。

しかし、何と言ってもいちばん衝撃を受けたのは、
(以下は強烈なネタバレなので
これから鑑賞予定の人は読まないことをお薦め)
{netabare}フォワードとして点を取ることに
人一倍こだわりを持っていた主人公の葦人が
サイドバックにコンバートされたことだった。

ユースメンバー候補としてスカウトされ、
セレクション組の選考試合をこなし、
フォワードとして結果を残した葦人。
晴れて正式なエスペリオンユース・メンバーとして、
仲間との軋轢も乗り超えた末に待っていたのが
サイドバックへのコンバートだった。
この展開には見ている私も大きなショックを受けるほどだった。

しかし、そこから立ち直るまでの経緯の描写が上手い。
呆然となって彷徨い歩いた葦人が向かったのがバス停。
それは故郷への想いの果てだった。
とても納得できる行動で、ヒロインの花が発見して
正気にさせるまでの流れも良かった。
人物の心の動きの表現が上手く、
こちらにも気持ちが入ってくる。{/netabare}

なぜこの作品がこれほどまでによくできているのか、
よく考えてみると、結局、以下の言葉に尽きるのかもしれない。

サッカーはひとりでは、何もできない。
思っている以上に。
だからこそ、あんなにも楽しい。

福田監督の台詞だ。
ごく当たり前のことだが、
この作品の流れのなかで聞くと、重みを感じる。
仲間や他人のことをこれほど深く意識させられたという意味では、
私が出会った最高の作品かもしれない。
(2023年1月7日初投稿)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

若者の熱い心がフィールドから伝わって来る

「アオアシ」とは主人公の名前(あおい アシト)からとったもの。
でもそれ以外に、フィールドを自由自在に駆け回る意味が込められているような気がします。

そして、このアニメは熱い。煮えたぎるように熱い心の若者たちのサッカー物語。
それでいて、サッカーの基本を忠実に説明してます。
さすがNHKの名作アニメです。そして原作はビッグコミックスピリッツに連載中とのことでした。


アシトは四国の愛媛では優秀なフォワード選手。
しかし、夢を膨らませて入学した東京のジュニアユースチームではBチーム。しかも周りは強いやつばかり。
そこでアシトが数々の挫折を味わいながら成長する物語です。

アシトが中学のときに身につけた技術や特技は、ジュニアユースチームでは何の役にも立ちません。
「技術力が劣っている」、「瞬発力が劣っている」の烙印を押されます。
中学のときは押しも押されぬエースだった彼の自信は、瞬く間に粉々に打ち砕かれます。

でも、彼には決して諦めない熱い心があります。
アシトは、サッカーを通じてチームメイトと口論をしながらも、少しずつ技術を身につけ友情を培っていきます。

そんなアシトをいつも応援をするのが、一条 花(いちじょう はな)。
花はジュニアユースチーム監督の妹で、スポーツ外科医を志す少女。彼女の明るさが物語を明るく彩ります。


アシトに限らずジュニアユースに所属する若者は、既に社会の荒波にもまれているようなものです。
のし上がれないと消えていくのみです。
私達が娯楽で観戦しているサッカーの舞台裏には、中学高校の頃からの熾烈な戦いがあることを改めて感じさせられました。

Superflyが歌うオープニングのPresenceは、とても心地よい歌でした。
アシトがいろんな選手を追い抜いていく姿は、彼の人生そのものですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

苦しいときは顔を上げろ。困ったときは首を振れ。

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
本格サッカー漫画。久しぶりに、アニメ→原作で、全巻揃えた。

そんだけ、先が気になったってこと。

数あるサッカーアニメの中でも、戦術や技術的な部分はかなり詳しく書かれていると思う。のに、マニアックになりすぎず、ちゃんと青春漫画って感じの雰囲気を出せてるのは、流石です。

ややクセのある作品、主人公ですので、私も最初はちょっと拒絶感がありましたが、見続けるうちに、とても人間らしい各キャラ達を好きになってきましたね!

ちなみに、レビュータイトルですが、ダブル・ミーニングにしてみました。

1つ目の解釈は、サッカー用語として。フィールドで求められる立ち振舞いです。

2つ目の解釈は、人間関係として。アシトの生きざまですね。苦しいときこそ、前向きに。困った時は、仲間を頼れ。

本作を表す言葉としてピッタリで、自分の中では、結構気に入っているレビュータイトルです。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「キャプテン翼」は、サッカー漫画の金字塔だが、あれはあくまで、1対1の戦いを描く作品だった。サッカーという媒体を借りた、野球漫画と例えても良いと思う(それが悪いわけじゃない)。

「蒼き伝説シュート」は、サッカー漫画ではあるが、あくまでキャラを描く漫画だった(ちなみに一番好きなサッカー漫画)。

最近のサッカー漫画は、わりと「サッカー」を描くサッカー漫画が増えてきたと思う。その中でも、本作はかなり本質的な「サッカー」を描いていると思う。

技術や戦術だけでなく、育成システムやサッカー界のアレコレにも、裏表なく切り込んでいると思う。それはすごく評価できる。

一方、「エンターテイメント性」という点では、シリアスが多く、万人受けは難しいと感じた。「メジャー」や、「はねバド」みたいな感じ。楽しいというより、興味深い、玄人向けのアニメ。

詳しくは余談に書くけど、ジュニアサッカーにちょっとだけ関わった身からすると、めちゃくちゃリアル。だからこそ、観ていると、ちょっと疲れる(苦笑)

ただ、アシトが成長した後は、ストレスよりもカタルシスの方が強く、ドキドキワクワクして観られた。だから原作も買った。アニメ後もしっかり面白い。

それから、数少ない女の子がみんな魅力的。特に、花は、良ヒロイン。

なんか、アシトに恋愛の矢印向けてる花と杏里だが、なんか、ドラクエ5のバーバラとフローラみたいだなと思った(笑) 性格や立ち位置含め、当然、花がバーバラで、杏里がフローラ。

私は、「1周目のプレイでフローラを選択する奴とは一生分かり合えない」という謎の信念を持っているのでw、もし、アシトが杏里を選んだら、このアニメを嫌いになるかもしれない(笑)

が、リアルサッカー選手ならそれもあり得るという偏見もある(暴言)w
{/netabare}


【余談①~アシトのモデルは?~】
{netabare}
これは公式に発表されているみたいで、原作者がファンの愛媛FCの選手みたいですね。ただ、生い立ちなどがモデルになっているということで、プレースタイルには触れられていませんでした(私も、プレーは見たことないので判断できません)。

個人的にパッと思ったのは(日本人なら)、「内田篤人選手(ウッチー)」ですかね。プレー的には。

アシトが目指すのは、まさにウッチーみたいな(あるいはさらに進化した)、「現代的サイドバック」だと思います。

ウッチーの魅力は、圧倒的なサッカーインテリジェンスの高さ。

プレーの選択がいちいち正確で、「意図がある」プレーをします。そして、それを支えるのが、視野の広さと、ポジショニングの良さ(ドリブルも速いけど、彼のドリブルは、フリーになれる能力が前提で生きている気がします)。

ウッチーに関して、ビルドアップの上手さはよく知られていますが、守備面での貢献が低いと思っている方もいます。確かに、同時期に活躍した長友選手の粘り強い1対1のボール奪取や、酒井宏樹選手のフィジカルの強いショルダータックルや空中戦に比べれば、目立ちはしなかったと思います。

ただ、ウッチーはパスコースに入るのが抜群に上手いので、そもそもパスを出させないんですよね。だから、守備機会自体が少ない(長友、酒井の両選手は、対人は強いけどポジショニングは微妙でした)。

それに、1対1になっても、間合いの取り方が上手いので、攻撃を遅らせながら2対1の状況にもっていくので、実は日本代表でもほとんど彼の右サイドは破られていないと思います。

そもそも、守備下手なSBがチャンピオンズリーグベスト4のチームでレギュラーなんかとれないです。

きっと、青井アシト選手も、こういう守備をやるようになっていくと思います。ウッチーに似て、体格には恵まれてませんからね。

ただ、ウッチー以上になれるとしたら、それはアシトが、右利きの「左」SBだというところですよね。当然、元フォワードの特性を生かしてシュートも打ってくるでしょうしね(ちなみにウッチーも元々はフォワード)。それに、練習熱心なアシトは、スタミナもあると思うので。

私は、「怪我さえなければ」歴代最高の日本人右SBはウッチーだったと思っています。

彼が代表で、そこまで輝ききれなかったのが(怪我もあるけど)、ある意味、サッカーの面白いところで、本作でもしっかり描いている部分です。

つまり、「チームメイト」や「戦術」の相性。

ウッチーは、「味方を生かし」「味方に生かされ」「ゲームを動かすスイッチを入れられる」選手です。

ところが、当時の日本代表では、ウッチーが輝けない要因が揃っていたんですよね。

①試合の組み立ては、ボランチの遠藤(ヤット)から。
②左サイドが、「香川・遠藤・長友・(トップ下が本田や俊輔)」だから、攻撃が左に寄り、右サイドは守備が中心。
③コンビを組む右サイドは岡崎なので、キープにもリターンにも期待が出来ない(なかなか攻め上がれない)。

というところ。特に③が致命的で、(岡崎は大好きな選手ですが)、右サイドからザキオカさんにパス出すなら、スペースに出す1択で、追い越す動きは不要。むしろ、真ん中(本田、前田、大迫)でためて、左で作って、右の岡崎が飛び込むのが、当時の日本代表の一番の得点パターンでした。

あの時代の日本代表の右SBならむしろ、(今の)冨安選手がやっていれば、バッチリハマった気がします。

むしろ逆に、現在の日本代表。つまり、(今は調子悪いけど)溜めを作れる大迫がトップにいて、守備を任せられる遠藤と田中碧(守田)がボランチにいて、テクニカルで周りを生かせる久保が右にいたら、ウッチーが凄く綺麗にハマる気がします(ちさまあ、右に伊東選手だと、相性良くないけどね)。

サッカーって、本当にチームメイトや戦術次第で、そこが、最大の魅力だと思ってます。

「アオアシ」はそこを丁寧描いていますので、今後にも期待ですね♪
{/netabare}

【余談②~少年サッカーに関しての私見~】
{netabare}
私は、「観る」という点なら、サッカーが一番好きなスポーツです(最近、自分的にはラグビーがかなりキテいますが)。バスケも野球もバレーボールもカーリングも、スポーツは大抵好きです。

そして、私自身、昔に少し、地元の少年サッカークラブの運営に首を突っ込ませてもらったことがあるのですが、その経験&本作を見て思ったことがあります。

サッカー経験者の方にはお叱りを受けると思いますが、サッカーは、「一般的な日本人が求める」人間性は育ち「にくい」競技なのではないか、と。

本作の序盤でアシトがぶつかった2つの人間関係の壁。愛媛時代の自己中的なプレーでの孤立。ユースでの下手くそ故の孤立。

プロレベルのことは分かりませんが、あくまで、低レベルでの育成年代の話です(でも、人数的にはそこが一番多いわけで)。

まず、低レベルな少年チームでは、皆でサッカーするよりも、上手い(才能がある)子がある程度1人(数人)でやった方が勝ったりします。また、圧倒的に下手な選手は無視した方が確実に勝てます。

色んな団体競技(球技)の中でも、サッカーは多人数広範囲の競技で、且つ、得点が入りにくい(1点が重い)という特性があります。

バスケで5対4になったらかなり厳しいですが、サッカーなら11対10でもなんとかなります(人数比の問題)。バスケでミスして2点とられても、「ドンマイドンマイ次いこう」だけれど、サッカーでミスって1点とられるのはかなり厳しいです。

つまり、下手な選手目線で見ると、無視されやすく、ミスると責められやすい競技。ただ、上手い選手目線で言えば、合理的に考えれば下手くそを省いて自分が頑張った方が勝てるから必死にやっているだけ。

日本社会において、「無視」や「でしゃばり」は誉めることはない。ただ、それが戦術的に意味があるなら、海外だとちゃんと評価される。

サッカーに必要な人間性って、日本社会とのマッチングはあんまりよくないと思います。だからこそ、世界で活躍したいなら、久保選手みたいに早くから外国の文化の中で揉まれるのは大事な気がします。

一方、「決められたことをキチッとこなす」のが大事な野球に求められる人間性は、実に日本人的だなって思います。

これは優劣じゃなくて、相性の問題なので、野球がこんだけ日本社会に馴染み、世の中的に高校球児が歓迎されるのに、サッカー選手はそこまで社会全体には受け入れてないのは、面白いなって思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 21

62.3 11 スポーツでサッカーなアニメランキング11位
蒼き伝説シュート!(TVアニメ動画)

1993年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (53)
261人が棚に入れました
掛川市立西中学校のサッカー部で「掛西中トリオ」と呼ばれていた田仲俊彦、平松和広、白石健二の三人。三人はともに掛川高校へ入学し、サッカー部に入る。そこで「天才」と呼ばれる久保嘉晴と出会い、創設二年目の掛川高校サッカー部が奇跡を起こして行く。

声優・キャラクター
緑川光、菊池正美、神奈延年、森川智之、日髙のり子、関智一、千葉一伸、沼田祐介、太田真一郎、古川登志夫

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

キラーパスってこの作品でメジャーになっったよね?

スルーパスも然り。一般人が使う言葉ではなかった。
原作に比べるとやっぱりアニメはあれです・・。
そういや小野がでてきたなw
ゴールtoゴールの伝説は有名ですが、やはりザンボットばりの絶望がよかった。
原作は後半わけがわらなん方向にすすんでいった・・。ファントムとかさ・・なんだよあれ。
初期はねえよ・・って思うかもしれませんが案外あんなだったりするんだね。静岡はうまいよねマジで。藤田東こと藤枝東とかあいかわらずですな。

アニメはもちろん半端におしまい。原作連載中だったし。
作品としてもまぁまぁ・・原作読んだら?という程度のデキ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

無理の有るサッカーアニメ

原作の設定自体もいささか無理があるので
そのアニメ化はやはり小粒。漫画だと細部が書かれているので、なんとか「臭いところ」をわざと見逃す事が出来たが、
アニメは飛ばしすぎなので粗が顕著。
見てはいないがSMAPで実写化された映画と同レベルと思われる。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

一点取ってくる…!

原作既読


十一人抜きした久保さんはかっこよかったし迫力もありましたね~ 

ただ声があってなかったですw

掛西中最強トリオである田仲、平松、白石の三人が繰り広げる常識はずれした超人サッカーアニメでありますが戦術や作戦等は今見ても楽しめる内容でありますね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

58.7 12 スポーツでサッカーなアニメランキング12位
キャプテン翼 平成版(TVアニメ動画)

2001年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (26)
168人が棚に入れました
『キャプテン翼』(キャプテンつばさ)は、高橋陽一によるサッカー漫画。もしくはそれを原作にしたテレビアニメ。日本におけるサッカーの知名度や人気を飛躍的に高めた作品とも云われている。略称は「キャプ翼」(きゃぷつば)、「C翼」。今回のアニメ版は、「週刊ヤングジャンプ」に連載された『キャプテン翼 ROAD TO 2002』を基に、翼自身の回想によってかつての「キャプテン翼」を蘇らせるというオリジナルな構成で、「キャプテン翼」の世界観に新たな魅力を付け加えている。少年時代の翼を井上喜久子が、青年になった翼を関智一が担当するという豪華なキャストも話題となった。

声優・キャラクター
関智一、子安武人、鈴村健一、鳥海浩輔、伊藤健太郎、宮崎一成、榎本温子、森久保祥太郎、日比野朱里、宮本充、置鮎龍太郎、田中敦子、高乃麗、石田彰、長沢美樹、高塚正也、喜安浩平、山口勝平、井上和彦

67.5 13 スポーツでサッカーなアニメランキング13位
灼熱カバディ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (127)
435人が棚に入れました
宵越竜哉は『不倒の宵越』と呼ばれるサッカーの名選手だったが、高校入学を機にスポーツと縁を切ってしまう。そんな彼の元へ、とある運動部が勧誘にやってくる。その競技は、仲間と協力し縄張りに侵入する敵を捕らえ 、引きずり倒す事で勝利へと繋げる…言うなれば『走る格闘技』。競技の名は……カバディ!!

声優・キャラクター
内田雄馬、岡本信彦、佐藤元、古川慎
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ネタと寝る覚悟がここに!

原作未読


タイトルに競技名を持ってきたのは正解。
名前を知っていて、うろ覚えながらなんとなくコミカルな動きなのを知っていて、それでもって競技の詳細は知らないという絶妙な立ち位置。
『カバディ』の他には『セパタクロー』『カポエラ』がそのカテゴリーに収まります。たぶん『セパタクロー』アニメ化の暁には同じく競技名を前面に出してくるでしょう。

というわけでついつい手に取ってしまう。つかみはOK!
元々やってたサッカーに見切りをつけカバディに出会いましたな主人公宵越くん。彼に限らず幼少期からやってましたな競技者がほぼいなくて、水泳の第一人者だったり野球や相撲出身だったり喧嘩大将みたいなのもいたっけ?出自はバラバラです。
いかんせん作中でも“ネタスポーツ”と自虐するくらいだからなのか、主人公に限らず今あえて『カバディ』をやってる意味を各自自答していく。
特筆すべきは1クール12話のほとんどが試合のシーンで占められていることだろうか。日常シーンで描写されがちなドラマパートすら試合の中に盛り込んでいるため良い意味で緊張感が保たれているのです。

 全編カバディのチュートリアル

恋もなければ友情もない。萌えもなければ腐りもしない。友情の定義にもよりますが本作はあくまで“競技を通じて分かり合える強敵同士の絆”というくくりです。青春は少々。
タイトルのネーミングっぷりに続いてこちらも正解の選択だったかもしれません。中途半端にせず

 競技そのものと競技への向き合い方

に全集中。シンプルな構成で見やすかったと思います。OP「FIRE BIRD」だって曲中カバディカバディ言ってます。作品エッセンスを取り込んだアニソン理想の形。
「そういえばカバディって聞いたことあるなぁ。どんなだろう?」と好奇心ある方一定数いそうですし、そんな動機から生じる期待には応えている佳作だと思います。



※ネタバレ所感

■試合について

本作を通じて、競技そのものがどんなのかは理解できます。ケーススタディも豊富です。メンタルやバックボーンが試合のどの局面で作用するかについても踏み込んでます。
ただいかんせんしょぼさを感じます。例えば一見してわかるしょぼいところは以下

・静止画が多い
・カクカクしている

要は作画ガーってやつで、力感だったりスピード感をあまり感じられません。
ついでに主人公らの通うところが能京高校(読み:のうきん)と知性なしバイアスがかかります。もったいないですね。ただ動きそのものがしょぼくても競技が持つ熱量は伝わってきますのでそこは見せ方だと思うんですよ。前述の通り全般は好意的な見方をしておりますけど個人的にはちょっと一工夫して欲しかった点が以下

・{netabare}引きの画が欲しかった
 ⇒敵味方を俯瞰できるアングル無し。お互いの位置関係/距離感がつかめないのです。{/netabare}

・{netabare}「​STRUGGLEぅ―」がアメコミ風といかスマブラ参戦風というか
 ⇒一辺倒なのもそうだしなんだろね…そこアメリカでなくインドの風を感じたかったというか…{/netabare}

・{netabare}苦心したのはわかるがしっくりこない演出も無きにしも非ず
 ⇒ゾーンに入った王城くんなんて喰種でしたよ。“屍ディ”なんてワードがよぎりました。{/netabare}



チュートリアル系アニメ全般に言えることですけど、3~4時間ちょっとで一つの分野の外形を知ることができるってお得だと思うんですよね。
少なくともマッチョは大事なんだと思いましたもん。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

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2021.06.19 初稿
2022.05.20 修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

カバディカバディカバディカバディカバディカバディバカルディカバディカバディカバディカバディカバディ

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
カバディというマイナー競技を扱った、高校の部活モノ。

男ばかりで薄い本が出そうな気配はありますが(笑)、ホーモーではなく、シンプルなスポ根です。

レビューでは、カバディという競技そのものについて思うことを中心に。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
マイナー競技を初心者から始める、他競技の天才。

っていう、めっちゃメジャーな展開。天才として無双するパターンと、なめてたら通用しなかった(けれど努力して取り返す)パターンがあるけど、本作は後者。

カバディの基本的なルールや競技としての面白味は、以前、NHKの「自由が森学園カバディ部(全国で唯一の高校カバディ部)特集」みたいなの観てたんで、なんとなくは分かっているつもりでした(ちなみに、なんかイケメンばかりでワーキャー言われる陽キャ集団ってイメージを受けましたw)。

んで、本作の場合は、攻撃を担当するライダーにフォーカスして競技の魅力を描いていましたが、マイナー競技の導入系としては正しいと思います。

本作の視聴中、少し興味が沸いたので、YouTubeで全日本カバディ選手権の決勝を数試合観たんですが、アニメのようにバンバン「ストラグル(タッチ)」をとる試合なんて1試合もなく、基本はアンティによる守り合いという様相でしたね。これは別に悪さではなく、例えばラグビーのように、守備がめっちゃ熱い競技もありますし。実際の試合を観る限り、守備で相手を捕まえ、人数を減らし、守備が4人以下くらいになったところで初めてレイダーがガチで攻める、みたいなのが基本戦術なんでしょうね。

また、アニメではアンティがチェーンを作って横一直線に並んでいることが多かったのですが、試合動画では、敵のレイダーを半円状に囲み、常に包囲しながらキャッチを狙っていました。

まあ、普通に考えて、7対1の鬼ごっこでそう簡単に勝てるわけないんですよね。

競技を観ていて、面白さと同時に競技としての難しさを感じました。普通に戦術的で面白いカバディが、競技として浸透しないのは、「キャントの煩わしさ」と「ストラグル判定の難しさ」「守備優位な競技性」でしょうね。

まず、キャント(カバディと唱え続けるの)は、攻撃時間が各個人の肺活量次第になることや、声が大きくなるタイミングで攻撃を読めることなど、競技者としては面白さがあるのだろうけど、素人目に見て、キャントが小さすぎて観客にはほぼ聞こえないし、言い続けるといったって、フレーズの間が何秒になるとか、曖昧な点も多い。だったらいっそ、攻撃時間は最大15秒とかの方が観ている方には分かりやすい。また、「カバディと言い続ける、なんかダサいスポーツでしょ」みたいな偏見も払拭できる気がする。

次に、攻撃側だが、個人的にはレイダーは2人同時攻撃可能にした方が、点も入りやすく、より戦術的で刺激的な展開になると思う。1人攻撃を選択した時は、点数が2倍になるとかね。

ただまあ、攻撃側が触ったかどうかの判定は、かなり難しいし、より複雑になるよね。剣道もこの点が悩みの種で、1点の基準が明確じゃない競技は流行りにくいんですよ。バスケもサッカーも野球も、点が入ったかどうかは素人目にも判断できる。だから、一斉に盛り上がれるんですよね、客が。プロスポーツとして成功するのは、客をどう巻き込めるかが大きいので(フェンシングのように、スーツを着て機械で判定するのも、カバディならありかもしれませんね)。

カバディが、狩猟を基にし、お坊さんの修行に用いられてきたという歴史や文化を大事にするなら、これらのルール改変は認められないでしょうね。剣道もそうですが、文化や伝統を守ることと、多くの人からの人気を得ようとすることは、相反することが往々にしてあることです。どちらを取るかは、その競技団体が決めることですよね(ちなみに、剣道は、歴史や文化を守ることを優先し、オリンピック競技にするためのルール改変はしないというという考え方が優勢)。

さて、ここから短くアニメの話(笑)

全体として、スラダンのオマージュは感じるものの、熱い展開の多いアニメ。個人的には畦道と恭平が好きでした。畦道が主役でも成り立ちそうなアニメでしたね。恭平みたいな半モブを生かすのも好きですし。

競技として、初心者が多数いるものなので、色んなチームの色んな初心者を描けるというのは、ある意味強みだと思いましたね。

2期、あれば観たいと思います♪(ちなみに、レビュタイの小ネタ、気づきました?w)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
カバディは、多少知っている。前に、高校のカバディ部の特集を、NHKで観たからな~。他の競技の天才パターンね。王道の流れ。

2話目 ☆3
下ネタが上手い(笑) シューズを買いにいく定番イベント。畦道に彼女の流れは、ホモにならず良かったと思う。

3話目 ☆3
ここで初めての灼熱。連携やら技術やら、しっかり魅せてきたな。

4話目 ☆3
部長、闇キャラ(笑) 三杉くんみたく、時間制限ありかな? 剣道でも呼吸を読むことはあるから、理屈は分かるが、難しいよな。

5話目 ☆3
水泳全国1位から、カバディはな。いや、サッカー全国4からのカバディの方がな。個人的には、流れ否定派なんだよな。

6話目 ☆3
なんか、スラダンだよな(苦笑)

7話目 ☆3
学ぶ天才としいうやつだな。畦道が、主役でも良いくらいだよな。

8話目 ☆3
バッジョに憧れたわりには、プレイスタイルが違うよな。デブ、動ける(笑) 剣道も、弱い奴から学ぶこと、結構あるよ。

9話目 ☆3
なかなか熱いサブキャラ回。

10話目 ☆2
会話と回想ばかりで熱さが足りない。

11話目 ☆3
試合。7点はヤバイな。

12話目 ☆4
最後は勝利。関東ベスト8に勝利は普通に強豪。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

レイダー賛歌

ED曲を主人公の演技をされた方が歌っていますね。
  Coming back, no one can touch me
  Coming back, no one can catch me
本作を通してご覧になった方ならもうわかりますね。まさにレイダーの歌。

王道スポーツ物語として十分に楽しい作品と思います。

昔からあまり知られていないスポーツの動画を見るのが好きでした。Kabaddiって、そういう「マイナースポーツ好き」なら誰もが通る超メジャースポーツに分類されるものかと思います(超主観)。

インド発祥良くわからん競技の中では、比較的ルールが明確で競技性がはっきりしているものだと思います。まぁ、タッチのありなしはひとふた悶着起こりますね。作中「鬼ごっこ」なんて言われてますが、そんな生やさしいもんじゃありません。ちなみに女子競技もありますし、砂地で行うカバディもあります。しんどそう。

===================
===個人的にお勧めのカバディ映像@ようつべ
{netabare}
=============
カバディの凄いシーンを中心にさらっと観てみる
{netabare}
ようつべで"Pro Kabaddi Highlights"検索で出てくる映像。

(公式のものとは思えませんが)いずれも5-6分にまとめられたハイライト集。とんでもない盛り上がりを感じられると思います。ほとんどが2018、2019シーズンのものだと思います。さすがに2020-は実施が難しいのでしょうね。ほとんどがヒンディー語(たぶん)で実況・解説・文字表示されています。運が良ければ英語ののものもありますが・・・インド英語なのでその点は覚悟してください。

よーくみると気がつくと思うのですが、東アジア系の選手がちらほらいます。どうやら、お隣の国は結構カバディが盛んのようで、プロ選手を何人かインドに送り込んでいるっぽいですね。

本作で触れられていたか記憶にないので(たぶんない)、この映像を観る上での補足を少々(細かいところ間違っていたらごめんなさい!)。
----
・Super Tackle:{netabare}守備側が3人以下の場合、タックルに成功する(レイド失敗に追い込む)とSuper Tackleとなり、ボーナス1ポイント追加。タックル成功とあわせて2ポイントが守備側に入る。
ヒンディー語でも スパルタクール のように聞こえることがある。
{/netabare}
・Do or die:{netabare}Do or die raid等と言われている場合もある。2連続で攻撃によるポイント獲得がなかった場合、次の攻撃は"Do or die raid"となる(シチュエーション発生の有無はチーム毎に数える・・・はず)。ポイント獲得が出来なかった場合、無条件でレイド失敗扱いとなり、タックルが成功していなくとも守備側に1点献上となる。ハイライトでも良く取り上げられている。どのみち得点取れないと相手に1点献上になるので、レイド側はちょっと無理をしなければならず、多くの場合タックルに捕まってポイントが守備側に入る。逆に、do or dieスペシャリストと呼ばれる選手もいるらしい。「試合を動かすための施策」としては良く機能していると思う。試合終盤、僅差で推移している状態でリードしているチームがDo or die、負けている守備側にSuper Tackleシチュエーションが重なると一気に点差が縮まることも。
{/netabare}
・Super raid:{netabare}これは、ルール・制度ではなく、単に一回のレイドで3ポイント以上を獲得することをさしてこのように呼び、そのすごさを称えている。追加のボーナスなどは特にないはず。
{/netabare}
・30秒ルール:{netabare}たぶんレイド時間が30秒に制限されているのだと思う。だってカウントダウンしてるんだもん。これが発動(タイムアップ)する場面を観たことがないのでなんとも・・・{/netabare}
{/netabare}

=============
じっくり一試合観てみたいぜ!な方向け。
{netabare}
"India Pakistan Kabaddi Doha 2006"を検索して出てくる動画。50分くらい。Asian Games 2006大会の決勝らしい。どうあっても公式ではない。アス比4:3(笑)。SuperTackleルール、30秒ルールは存在しない模様。国際大会、しかも印パの闘いなので、、いろいろと盛り上がっている模様。

実況は英語(英国人?)なのですが。。。「カバディとかいう"俺たち"が知らない競技があるんだぜ、おもしろいから観てみろよ」な立ち位置で話をしているのがちょっと気になります(自分棚上げ)。日本でもカバディが盛んとか言ってますが。。。どこ情報だよ。
{/netabare}
{/netabare}
===================


物語としてはド直球王道スポーツものと思います。マイナースポーツが題材ですが、競技の解説を含めながら展開しますのでカバディ知らなくても(普通は知らないでしょうし)入っていけます。

作画は正直微妙です。静止画としても動画としても、今一歩欲しかったというのが正直な感想です。

声優さんの演技は特に気になることはなかったので、その意味では良かったのではないでしょうか。

キャラはまさに王道スポーツものとして基本配置かと思います。主人公含め、必要なパーツがしっかり揃ったよいキャラ配置と思います。

音楽は、特に印象に残っていません。冒頭でED曲について触れましたが曲自体に特に思い入れはないです。OP曲の冒頭は、あれやっぱりチャントなんですかね。もはやそうとしか聞こえません。

思うこと{netabare}
原作に対する批判というか注文(?)になります。いまさらどうしようもない話しですが。

ボークライン({netabare}各陣地内に2本ひかれたセンターラインに平行な線の内、センターラインに近い方。ここを超えないとレイドが認められない{/netabare})とロビーエリア({netabare}陣地両脇のエリア。ストラグル成功後に解放され、逃げる空間をとれる可能性が出るし、守備側も対応が変わる{/netabare})の導入・紹介をもっと早い段階でして欲しかったかなと思いました。どちらも基本ルールであり、競技者はこれを前提として動くものなので後出しをしてしまうとその段階までの説明との整合性がとれなくなるように思います。ボークラインに関しては、実は紹介があったかどうか記憶にありません。あったのだとしたらごめんなさい。高校競技だとボークラインルールがないのかな?ボーナスラインとボーナスルールは一つ目の練習試合で説明があった。。。ように思うのですが気のせいだったりして。

現在のルールって、結構最近になって改訂されたというかルール化されたものが多いと思います。たぶん2015年頃のプロ化の前後でルール大改正があったのではないかと勝手に想像します。

昔観たものだとものすごく広いフィールドで行われていたり、上半身裸が基本(無論男性のみ)だったり、レイダーを倒しに行くのがひとりだけ(ルール上なのか戦術上なのかはわからない)だったり、と最近のカバディと違うもののように見えます。プロ・国際ルールとローカルルールということなのかな?さすがにそこら辺までは把握できてません。現行ルールには30秒ルールっぽいものもあるように思います。何に対する30秒なのかはよくわからないのですが、おそらくはレイドする側が意図的に時間を消費することを防ぐための措置と思います。{/netabare}


最近、にわかにファウストボールの動画が増えているような気がします。オーストラリアのわけわからんラグビー系球技もお勧めです(誰に?)。

[2021/06/23 v1]
[2021/06/27 個人的お勧めカバディ映像:追記]

投稿 : 2024/05/11
♥ : 21

63.5 14 スポーツでサッカーなアニメランキング14位
キャプテン翼(2018)(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (54)
215人が棚に入れました
原作の頭である小学生編から描かれ、原作を忠実に再現したストーリーに加え、連載当時には無かった携帯電話が登場したりなど、細かい所で現代の描写に合わせたものになる。

声優・キャラクター
三瓶由布子、鈴村健一、福原綾香、田村睦心、佐藤拓也、小西克幸、原紗友里、岩中睦樹、酒井広大、吉野裕行、木内太郎、畠中祐、潘めぐみ、梅原裕一郎、竹内絢子、渡辺優里奈、斉藤壮馬、羽多野渉、西村知道、佐藤利奈、てらそままさき
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

松山君が好きすぎて辛い(順次更新)

文句なしの「世界的」サッカー漫画のアニメリメイク版。
鑑賞後感想更新予定…。

取りあえず?小学生編・中学生編までは楽しめるようです。

トンデモスポーツ漫画の代表作だけあって、決してリアリティのある作品ではありませんが、トンデモなイメージが先行しているため、初めて触れる方にはむしろ「思ったよりサッカーやってるじゃん」って印象を与えるんじゃないかと。(そもそもサッカー漫画でリアリティーある作品ってジャイキリぐらいでは?(無知))

アニメにもリアルさを求める視聴者の気持ちも分かりますが、トンデモな作品にはトンデモな魅力があると思います。
相手を吹っ飛ばすテニス漫画も、なぜか首にある視神経を切りだす格闘漫画も、全くリアリティはないにも関わらず、戦いが面白く、多くの方に支持されています。

キャプ翼もそんなトンデモ作品の一つですが、トンデモだからこその熱い試合があるんです!(謎の語り)
そして本作には夢があります。
日本代表に日向の様なFWがいれば…若林みたいなGKがいれば…なんて…。

各主要選手(例外あり)に恋愛要素も入れてくるあたりが憎い作品でもあります。一番かわいいのは、松山君の相手である「藤沢美子」一択ですが(主観)。
中学生編のハチマキエピソードが楽しみです…!

魅力的な選手たち(本作キャラ限定)誰得紹介!!

●大空翼…本作の主人公にして、サッカーバカ。パス・ドリブル・テクニック・強さ・そして抜群のシュート力を兼ね備え、加えて守備もできる…最高のファンタジスタ。
でも「キャプテン」らしいのは、三杉や松山じゃないかなぁ…なんて思ったりする。
小中学生編では未だ人間であるが、着々と怪物化し、他選手との差が広がっていく…。

●若林源三…SGGK(スーパーグレートゴールキーパー)というスーパーださいニックネーム付きの怪物GK。ペナルティーエリア外からのゴールを許さないという伝説があるが、それどころか至近距離から打たれても、ほぼ止める。強力な選手以外のシュートはすべて止めるチートGK。
翼君との絆は強い主要キャラであるはずだが、そのチート性能が仇になり(日向クラスのシュート以外基本的に止めるため、試合にスリルがなくなってしまう…。)怪我や早期の欧州挑戦により離脱することが多い。
おかげで、あっさり失点してしまう代わりのGK森崎君への読者の風当たりが強くなってしまう、嫌な現象を引き起こしてしまう。(「若林なら間違いなく止めれるのに…」「キーパー森崎くんだからとれなーい!!(コラ)」等々…。)
森崎君のSGGK(スーパーがんばりゴールキーパー)も煽りに聞こえてしまう…。(成長していく森崎君も好きですけどね)

●岬太郎…読んでる限りは、翼と同レベルにも感じられる、天才MF。翼とのゴールデンコンビはとにかく強力。
何よりも「かわいい」。とにかく「かわいい」。声がつくとより「かわいい」!(人気投票1位だったりする。)

●日向小次郎…パワーあふれる点取り屋にして翼のライバルキャラ。現代表に一番欲しいタイプ?好き嫌い分かれる選手かも知れませんが、個人的には彼の熱さが好きです。シュートがコンクリートにめり込みます。

●三杉淳…心臓病を背負った最強クラスのMF。小学生編・中学生編での輝きは異常。特に小学生編では、サッカーバカ翼くんに戦意を喪失させるまでのプレーを披露。(ポジションを下げてからは、急に存在感が薄れたような…。)爽やかイケメン。作中だけでなく、リアルファンも多いことでしょう。
幼少期の自分は純粋に翼を応援していたため、三杉君のあまりの強さに腹が立っていましたが、こうして改めて観ると格好いいですね。

●次藤洋…巨漢DF。仲間になると弱体化するキャプ翼あるあるの不幸キャラ。とにかく中学生編の輝きは異常。あれは絶望レベルだね!

●石崎了…ガッツあるプレー(顔面ブロック)で守るDF。ギリギリレギュラーポジションのキャラの癖にどんどん出世していく、ある意味一番驚かせてくれる選手。

●井沢・来生・滝…サッカーエリートの修哲カルテット。軽業師の井沢、点取り屋の来生、サイドのスピードスター滝。若林がいたとはいえ、常勝チームの選手だったわけだから…もう少し強くても良いと思う…。因みに井沢はイケメンで、人気もそこそこ高い。

●新田瞬…「隼(はやぶさ)シュート」という中二心くすぐられる技を使う、作中屈指?のFW。ただし。若林だったら至近距離でも余裕で止めそうなシュートです…。

●沢田タケシ…かわいくてうまい日向の相棒。強いシュートが打てないのが玉に瑕。かわいい。

●立花兄弟…線路を挟んだ電車のホームをワンツーパスで駆け抜けるド迷惑なイカれた兄弟。人間ミサイル。

●松山光…凛とした眉毛、トレーとマークとなる鉢巻き姿が眩しい、最高にいかしたMF。日向君に理不尽に殴られても格好いい、何度相手に抜かれようが格好いい…。才能でなく、努力を重ねて成長するド根性タイプ。ヒロイン(藤沢美子)とのラブコメ最高かよ…。(一番ラブコメしてる選手だと思います。)中学生編が楽しみで仕方ない…。
 他の主要キャラと比べて、イマイチ人気がないみたいですが…個人的には彼が一番格好いいと思います!子供のころからのヒーローです!
(半分洗脳レベルで好きです。)
 努力タイプって良いですよね…。某テニス漫画の俺様選手も努力キャラだからこそ、ひときわ輝いて見えたりするものです。

《H31.1.14 追記》
皆さんも、40話「ふらの出陣!!」を観て(私ほどではないでしょうが)松山君のファンになってしまったことでしょう。丸々1話を使って、丁寧に描いてくれていて、最高の出来でした。
{netabare}
「こいつらなんかに負けてたまるか!」発言が若干偉そうに感じるものの(南宇和は口以外悪いチームじゃないので…)これは、南宇和に対してというより、恵まれた環境でサッカーしている奴らに対する北国の意地のシーンだと思っています。
手詰まりになったところでキャプテンとして発破をかけて、見事同点にし、さらには自ら決めれるところで、二度失敗していたFWの小田君にパスを出す気配りの良さ…。
理想のキャプテンは松山君でしょう。
北国シュートの演出が漫画より格好良かったのが最高でした。ここでアイス属性を付けてくるとは…分かってらっしゃる。

それと、なんだかんだ松山君を気にかけてくれている、日向君も可愛いですよね。制作陣様、このままハチマキエピも期待しておりますよ!!{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10
ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

超人達の戦い

世界的に有名な作品なので今更説明の必要は無いと思いますが、この作品は普通のサッカーを装いながら、実際はイナズマイレブンと同類の超人的サッカーを繰り広げる作品です。
初見の人が普通のサッカーを期待して視聴すると「なんじゃこりゃ」となるのは必至です、注意してください。
昔観ていたときも突っ込みを入れながら観たものです。
まさか今になってリメイクされるとは思いませんでした。
{netabare}物語は手紙のシーンがスマホに変わるなど細かな修正はありましたが、ほぼオリジナルのままでした。
でもスマホだと手紙に比べ、受け取り側の感動が薄れますね。{/netabare}
個人的に良かった点は、旧作に比べボールを持ってからゴールまでの時間が短くなったことかな。
旧作のときはグラウンドの距離が1kmぐらいあるんじゃないかって思えるほど、ゴールまで時間かかりましたからね。
おかげで旧作に比べ試合が進まないことによるストレスは減りました。
まあ実際は「ながら見」でしたが。
ところで他作品のコメントでも書きましたが、この手の作品は小学生とかがリアルタイムで観られる夕方や休日朝に放送した方が良さそうですが、大人の事情があるのでしょうか。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

お前の時代は、既に終わっている(消えてヒーロー、今は21世紀)

 キャプテン翼4回目テレビ放送となるリメイク作品です。その数年後、当時NHK衛星放送第二で、一作目以降の話として「新・キャプテン翼」を放送したことはあったこともありましたです。

 一番最初に放送されたキャプテン翼は、結構一話一話を長く同じシーンをだらだらと流していたのを覚えているけど、その事に疑問をを持つ人はいなかったかもしれません。
 あれから、2回リメイクされたものの、イメージの合わない声優さんが、翼や小次郎の声を当てたように感じられたキャプつばがありましたです。また、18歳でブラジルでプレーする翼の話で、小学生編のみと別の場所でもまれる葵新伍の話と18歳の翼たちが合流して、オランダとの親善試合で終わってしまった記憶があるです。
 要するにあれらの内容で、なぜ放送したのかと疑問を残すキャプつばの連続だたったです。

 今作のリメイクは、最初から中学生全国サッカー大会までの内容となっていて、今までよりはましではあるかなぁ?という印象です。
 キャプつばをこれまで、全くアニメ化していないでこれを出していたならば、まだ良かったかも???しないでもないです。

 ワンシーンをだらだらと繰り返さなくスムーズに話が進行する点は、良かったと思いますです。漫画調に描くシーンもあり、悪くはないです。
 出てくる選手の名前、フォーメーションも明確に告げたりする場面もあったりし、分かりやすいと思いますです。
 現代的で原作にもないスマホを使うシーンも、一話から出てきてある意味でうまいと思ったです。

 しかし、非常に知られているアニメの繰り返しとなったため、若干違っていたとしても、オリジナリティに欠け、新鮮味がなかったことは悪い意味で厳しかったと思ったです。

 鬼太郎同様、これしかないのはわかるのだが、主題歌「燃えてヒーロー」、今回はEDでワンパターンさに聞き飽きるです。登場キャラが歌うこともあるのだが、音痴な声優さんもいてイメージが落ちてしまうようにしか聞こえなかったこともあったです。

 キャプつばアニメ放送は、これ以上しない方がいいと思えてならないです。これ以上やりすぎて、サッカーワールドカップを舞台にした、キャプテン翼のアニメ化も考えかねないので、もしそんな構想があれば諦めてほしいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

69.9 15 スポーツでサッカーなアニメランキング15位
疾風!アイアンリーガー(TVアニメ動画)

1993年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (39)
253人が棚に入れました
遠い未来。ロボットが様々なスポーツを行うアイアンリーグは、ラフプレーが横行し、観客はおろか、実況・解説などのプレスまでもが破壊と暴力に興じる、ダーティな見世物と化していた。アイアンリーグを影で支配するダークスポーツ財団は、優秀なリーガーを強制引退させ、遠い宇宙で繰り広げられる戦争用のロボット兵器として送り込む、死の商人でもあった。ダーク系列のアイアンサッカーチーム・ダークプリンスのスター選手マッハウィンディは、チームメイトの卑劣なプレーに嫌気が差し、退団する。しかし、ダークスポーツ財団のオーナーであるギロチは、ウィンディをダークプリンスに連れ戻すべく他のチームに圧力をかけ、移籍できないようにはかった。残る選択肢は、ダークにも相手にされない弱小チーム・シルバーキャッスルしか無い。連戦連敗、多くの人々から嘲笑されながらも、常に正々堂々のフェアプレーを貫く姿勢に魅力を感じたものの、弱すぎるチームでは燃料やオイルの補充、まともなメンテナンスにも事を欠く、つらい生活が待っている事に躊躇していたが、突如として現れた謎の野球リーガーから熱い直言を受け、ウィンディは迷いを振り払い入団を決意する。

声優・キャラクター
松本保典、置鮎龍太郎、堀川りょう、茶風林、山口勝平、小杉十郎太、堀之紀、横山智佐、菅原正志、千葉一伸、梁田清之、立木文彦、太田真一郎、高乃麗、小山ゆかり、山崎たくみ、坂東尚樹、玄田哲章

イワレニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

海外の人に日本のアニメでお勧めは?と聞かれた時・・・

全53話。
この熱さに俺のオイルが沸騰してしまう、そんなアニメです。

萌えアニメの多いこの時代。
大人になって何かに萌えるということはあっても、何かに燃える、と言うことは少なくなってきましたね・・・

そんなスレた大人。
頑張ることがかっこ悪いという風潮にグサっと刺さるのがこのアニメ。

だいたいの話が一話完結で見やすい。アンパンマン的な勧善懲悪の連続なんだけど、しっかりとした仲間の成長や絆や敵リーガーの気持ちのありかたが変わっていく仮定があり、無駄な話が一つもないのがポイントである。

キャラがたっていて、イキイキと動いているのも好印象。
きっと誰でも好きになること間違いなし!


今までたくさんのアニメを見てきたけれどこれほど、ダイレクトに作品の想い・情熱・メッセージが伝わってくるのは凄い!正直驚愕してしまうほどのポテンシャル。


・売れるのが正義
・ムリヤリな引き延ばし展開
・利権や労働との差し引きによる苦悩
・臭すぎてやってられない
・世間の要望
・汚い大人の事情
・視聴者の裏をかこうとして・・・というしがらみ
・テコ入れによるギャグやエロ


こういった作品の軸のぶれ、環境変化にの嘆きが、この作品まっっっっったく見えない。

むしろこのアイアンリーガーから感じるのはそういった現実の悪意や卑劣さと正面からぶつっかて行くという、ゆがみねぇ真っ白な想いが伝わってくる。



海外の人に日本のアニメでお勧めは?と聞かれた時胸を張ってこれを進めたいと思う作品。

是非、道徳の授業の際に使って欲しい!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

評価の高さに納得

1993年4月~1994年3月放送のテレビアニメ。全52話。
ずっと見てみたいとは思っていましたが、やっと視聴できました。
三頭身ロボット大好きなんですよ!かわいさと格好良さがデフォルト装備なんですよ!しかも熱血系。好きになるに決まってる。

【ストーリー】
ラフプレーばかり持て囃されるアイアンリーグ(ロボットたちのスポーツリーグ)で弱小サッカーチーム・シルバーキャッスルは常にフェアプレーを行っていました。
そこに出自不明の野球リーガー・マグナムエースと、所属していたトップチーム・ダークプリンスのラフプレーに嫌気が差して飛び出したサッカーリーガー・マッハウインディが加入。
シルバーキャッスルは次第に仲間を増やし、正々堂々とした試合で対戦する相手チームのリーガーに影響するのみならず、観客である人間達をも魅了し、リーグを勝ち進んでいきます。


ラフプレーのシーンが実に痛々しいのですが、それが良い形でカタルシスを生みます。
チーム一丸となって戦うことを見せやすいサッカー、マグナムの掘り下げのために野球が作中で扱われるメインのスポーツとなっています。

全体を通してストーリーの完成度が高いのですが、本作の素晴らしい点の一つは、はぐれリーガー編で中央リーグから落ちこぼれて荒んだリーガー達にスポットライトを当てていることですね。
トップ選手にもそうでない選手にも、それぞれに苦難があること、どんなリーガーにも熱いスポーツマンシップがあることをきちんと描いています。

主人公マグナムエースを中心に謎も散りばめられていて物語を魅力的にしています。その謎も引っ張りすぎることなく、熱い物語の中で自然に回収されていくためストレスもありません。謎はあくまでもスパイスなのですね。

複数の脚本家がいますがキャラクターにブレもほぼなく、スポットライトも比較的均等に当てられていますし、嫌いなまま終わったキャラもいません。尖った個性のキャラのみが目立ちすぎるようなこともありませんでした。

{netabare}
マグナムエースは謎が多いながら、誠実な人柄と目的の明確さ、思慮の深さで、見ていて全く不快感のないキャラクター。飛び込むようにシルバーキャッスルに参加しましたが、信頼を得られたのも当然という印象すら与えます。
第一話視聴時点ではマッハウインディがもっと目立つかなと思っていましたが、割と落ち着いた役割になっていて少し意外。ちょっともったいない印象も受けました。

むしろライバルのゴールド三兄弟が良いキャラクターで、彼らに関してはドラマチックな展開が続くので見ると好きになるのは請け合い。梁田清之さんの演技もあって、ゴールドアームの兄貴格好良すぎw

それから、最終2話のギロチ様は正直可愛いですw


ラフプレーの否定から正々堂々の魂を込めたぶつかり合いへ、そして最終的にはスポーツは仲間と一丸となって力を出し切るという流れに自然に進んで行きました。
そして本来ならスポーツはプレイヤー自身が楽しめることが一番の意義です。トップジョイのおかげでそれも少し語られたことが良かったですね。

ただこれは好みの問題なのですが、個々のキャラクターの成長や変遷を見たい私としては、後半でシルバーキャッスルのマグナム以外のメンバーがサブの扱いにとどまっていて少し残念でした(そこはOVAで補完された感じがしますが)。
勿論マグナムと相手チームの変化や、チーム一丸となっての勝負という主なストーリーラインは非常によくできているので、好きだしとても面白かったです。
{/netabare}
(2016.9.9)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

知っている人がどれだけいるのか・・・

今日ふと、古いアニメを思い出してしまった。

最近、観れる時間があるとアニメを観てしまうという。
もちろん、仕事ほかやるべきことに優先して観ると言う訳ではないが、
新型コロナ関連で観る機会が増えた影響を引きずっているのは明らかだ。
新しいアニメ作品を観ていく中で、
子供のころに見たアニメではなく、そこそこの年代で観たアニメの中で面白かったのって何だったかなぁ、思い起こしてみた。

その一つが、この「疾風!アイアンリーガー」だ。

最近では「これは観とけ熱いアニメ編」なんかでは
「天元突破グレンラガン」の名前があがっていることが多いと思うが、私の中では「アイアンリーガー」だ。
(グレンガランは1~3話ぐらいまで視聴、後が続いていない、現在のところ)


このアイアンリーガーは
言ってみれば「ロボットのスポーツもの」という事になる。
3頭身のロボットがプレイヤーとして活躍しています。
初見は何となく不気味、不格好に見えてしまうかもしれませんが、ちょっとかわいらしくも見え、見続けていくうちに熱くプレーする彼らに魅かれていくはずです。


ちなみに「アイアンリーガー」とはアイアンリーグで活動するロボットプレイヤーの総称で、アイアンリーグとはアイアンリーガーが活躍するスポーツの「場」である。
アイアンリーグにはサッカー、野球、ホッケー、アメフト、ボーリング、ほか様々なスポーツが内包されている。

つまりは
サッカーリーガーが活躍するサッカリーグ
野球リーガーが活躍する野球リーグ
アイスホッケーリーガーが活躍するアイスホッケーリーグ
アメフトリーガーが活躍するアメフトリーグ
アイアンボーラーが活躍するボーリングリーグ、などなど
を総称してアイアンリーグという事になる。


そして、物語は
サッカーリーグから始まる。
サッカーリーグで正々堂々とプレーすることをモットーとしているが、
万年最弱と言われているシルバーキャッスルが主役となるチーム。
最弱ゆえにビンボー。
根強いファン(子供たち)はいるものの、現実にはバカにされていると言っても過言ではないチーム状況。
志は高いが、実が伴わない状況の中で、選手の中には「他のチームの様に自分たちもラフプレーを・・・」といったストレスが渦巻き始めている・・・。

そこへ、謎のアイアンリーガーマグナムエースが合流し、
リーグトップのチームからとある理由でエース:マッハウィンディも合流する。
ここからが、長い長い物語の始まりとなる・・・。

何せ、全52話+OVAだ。
今のアニメの作り方では、ちょっと考えにくいボリュームですよね。


シルバーキャッスルの面々は、愚直に正々堂々を貫き、魂のこもったプレイスタイルで熱くプレーしていく。

ちょっと振り返るだけでも
・アイアンリーグ界を牛耳るダークスポーツ財団との対立
 めちゃくちゃ理不尽な嫌がらせ、妨害をされる
・相手エースとの確執、対立、対決。
 そして、相手エースをも魅了し仲間にしていく。
・仲間を信じつつも、チーム内での葛藤があったり。
・そしてアイアンリーグ界に隠された「影」の部分・・・。

まっとうにアイアンリーグでのプレーをメインにした物語前半でも、
めちゃくちゃ、盛りだくさん。
しかも、やっぱり熱い!!
正々堂々とプレーしようという姿勢が熱い!
正々堂々のプレーを評価するファン(最初は子供たちだけ)が熱い!!
折々に発せられる魂のこもったセリフが熱い!!!

「アイアンリーガーを磨くのはアイアンリーガーだ!!」
このセリフにすべてが込められているかもしれません。

ちなみに、
物語後半は俗に「はぐれリーガー編」と言われていますが、
こちらは、さらに大きなストーリーをバックボーンに進んでいきます。
若干、冗長になっている部分もあるのですが、
最終盤に長らく、敵対関係にあったゴールド三兄弟ほかとの正々堂々の勝負は本当に胸が熱くなります。


今、これを観るのは大変かもしれませんが、
観る価値のあるボリュームです。

機会があったら、ぜひ見てみて下さい。
明日から、戦う元気がもらえるかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

57.9 16 スポーツでサッカーなアニメランキング16位
イナズマイレブン オリオンの刻印(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (41)
94人が棚に入れました
ついに“世界への門”が開く!少年サッカー日本代表“イナズマジャパン”がついに発表! その中には、稲森明日人、灰崎凌兵、野坂悠馬の名前もあった。各校から選び抜かれた精鋭選手が集結する。さらに、海外のクラブチームでプレイしていた新たな仲間“一星充”を加え、 今まさに少年サッカー日本代表は、世界の荒波へと船出する。しかし、その先は予想をはるかに超える試練が待っていた。 謎のプレイヤー“オリオンの使徒”、策略、裏切り、衝突---。様々な思惑が渦巻く少年サッカー世界大会 FFI(フットボールフロンティア・インターナショナル)が今、始まる。日本よ! 世界へ羽ばたけ!

声優・キャラクター
村瀬歩、神谷浩史、福山潤、竹内順子、野島裕史、吉野裕行、大町知広、増田俊樹、武内駿輔、斉藤壮馬、水島大宙、梶裕貴、西墻由香、櫻井孝宏、宮野真守、高橋李依、三宅健太、鈴村健一、疋田高志、中村悠一

筒井筒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

イナズマイレブンとしてはこれが最後みたい

前回のアレスの天秤と比べて、こっちはゲスい。
今回は、笑えないサッカーが続いてますね。
なんてことだ!

令和元年10月1日
終わってしまった。
毎回楽しみにしていたのだが、最後に鬼頭くんにまた会えてよかった。

イリーガルなサッカーを繰り返し続けるのもすごいが、それをサッカーを本当に好きなやつらが、そのサッカーで勝ち抜いて、オリオンの陰謀を打ち砕いていくさまは、爽快であった。未成年なのに、考えることがすごい。自分のサッカーを持ってないとできないよね。そのどれもが一癖もふた癖もあるがすばらしい。サッカーで語るのは少しで、セリフでやり取りをするあたりが、スポーツアニメの限界だろうか?


OPED今回もよかった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

個人的評価 評価に値しない

ストーリー 評価不可(点数すら付けたくない、付けるとすらなら−120点)反則ばかりでグダグダすぎる試合ばかりでもはやサッカーが泣いている
作画 0点 これも酷い、カクカクしてる
声優 20点 非常に豪華
設定 0点 過去作知らない人が作った感じでもはや同人作品のような感じになっている
音楽 2点 「地球にキック」に歌詞のセンスが壊滅的
総得点 0点
ゴミにゴミを固めたような、遊戯王アークファイブ以来の史上最悪のクソアニメ。時間の無駄にしかならないので見ない方がいい。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

計測不能 17 スポーツでサッカーなアニメランキング17位
赤き血のイレブン(TVアニメ動画)

1970年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (3)
30人が棚に入れました
埼玉県の新生高校に元サッカー日本代表で メキシコ五輪銅メダリストの松木天平が赴任する。現役時代には「ゴ-ルの猛虎」と呼ばれた松木はサッカ-部を設立し、生徒達に友情とチ-ムワ-クを教える事を目指す。これに対し玉井真吾は第2サッカ-部を設立し松木に勝負を挑む。この勝負に敗れた玉井は松木の人柄に感銘を受けサッカー部に加わり、己れの赤き血をこのスポ-ツで燃やす事を誓うのであった。松木の厳しい指導の下で着実に実力を付けた新生高校イレブンは、全国大会出場を目指し埼玉県予選に出場するが、そこには並居る強敵たちが待ち構えていた。

50.4 18 スポーツでサッカーなアニメランキング18位
シュート!Goal to the Future(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★☆☆ 2.2 (44)
110人が棚に入れました
元掛川高校のキャプテンでありイタリア名門チームでも活躍した“世界の闘将”神谷篤司。今は弱体化した掛川高校に通いサッカー部と距離を置こうとする辻秀人。2人が出会う時、新たな伝説の幕が上がる―

さあや さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

土屋神葉が可哀想。

作画がゴミすぎてやばい。
演出も違う意味でやばくて
主人公にそこまでブランクないくせに
ずっとウジウジしてそうにもならない作品。
おかしすぎて笑ってしまう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

今期一のギャグアニメ

{netabare}
80年代か90年代かの作品の続編。(なお原作レイプ)
確実にクソアニメだけど、笑えるクソアニメなので好きなアニメではあった()

サッカーアニメだけど、サッカーというよりもホモアニメの印象しかない。
1話から試合の相手がヤンホモだし、かと思えば途中で身内のメガネもヤンホモ化するし...。本当に誰得なんだw
日常回でホモホモするアニメはよくあるけど、試合中の会話でホモホモしだすアニメとか中々ないんじゃないかw
サッカーの試合ろくに描かずにホモばかりしてるアニメ。
ホモがない試合にしても突っ込みどころしかない。
なぜか急に主人公がFPSゲームの記憶を思い出して、試合中にFPSシーンが入る(あまり重ね合わせにもなってない)し、傀儡師とかいう謎の存在が出てくるしほんとに意味わからん。正体ばれた瞬間よろつきだす傀儡師さんには笑った。
サッカーの試合自体にも、結構遠くにいたはずのプレイヤーが急に近くにワープしてボール奪ったり、わざとハンドをする糞プレーだったり色々突っ込みどころしかない。

ストーリーも酷い。
主人公の言葉に惑わされて転がってるボールをキャッチできない無能キーパー、自分から勝負挑んどいて負けたら退部する魅力0の先輩達、高校生と一緒になってプールや体育館でふざけて起こられる監督...ギャグアニメとしての素質はかなり高い。
絵面も基本的に面白くて、プールで起こられている絵面や、全員で退部届を破っている絵面は本当に面白かったw
あと、絵面と言えばEDの謎ダンス。

実況付きで見ると本当に面白かったので今期5番目ぐらいに楽しめたアニメではあります(いい作品とは言っていない)

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
出ギスギス。サッカー恐怖症w アオアシかな。1人でもやれや。
煽っていくスタイル。過去の栄光。作画悪いな。
いや、普通にやめたいならやめろや…。
ほも臭い。謎EDダンス。

2話 ☆6
話聞けやこいつw ちゃんとサッカーやってる時点でいいわ。ざっこw
絵ww 自分のこと棚に上げんなw 金髪がホモ臭い。謎FPS
FPSとどう重ね合わせてんのか全くわからん。
普通にやってればいい話なんだけど、セリフとかがホモに寄りすぎててな。
謎ダンスed

3話 ☆4
アオアシの劣化展開? 入らなければとか圧力かけるの最悪でしょ。
事実じゃん手抜いたの。まぁ正直結構王道で悪くないな。
主人公の信念とか。急に泣き出すw
止められないとか言って急に泣き出すのは謎すぎるw
自分から勝負挑んどいて負けたら抜けるのかよw
先輩達客観視できなすぎでしょw 去る者ってこれかよ。

4話 ☆3
揺れる(ED) ほんと茶番だよ。お前が入れ。ブラックかな?
シュート、エクハ、テニヌ、今期のスポーツアニメはギャグアニメばっかだなw ボール手放し取るやん。
しょうもないけんか。赤髪の過去とか部分部分はいいんだけどな。
先申し込んだのにw その発狂がギャグなんだよw

5話 ☆6
なお何もしていない模様。くそしょぼい銃とCGのゲームやめろ
ゲームとの重ね合わせいらんやろ絶対。監督何もしてねえ。
結局頭下げさせてるじゃん。
いや休んどけw 走ってるだけじゃん。なんやねんそのシュートw
最後割とまとまってたやろ。まあ最後は割とよかったかな。

6話 ☆3
またホモか。てっぺんか? 圧力がすごい。
ヨーロッパへの熱い風評被害やめろ。確かにちょっと粗いが。
さすがにラフプレーがすぎるだろw
しょうもない茶番展開挟むなや。はよ4ねやこいつ。
ラフプレー薦めんなやw

7話 ☆3
これ締めどころどうすんの? 絶対盛り上がらなそう。
しょうもない茶番回やめろや。大の大人が何やっとんねん。
キャラ崩壊やめろ。ホモ。
勝手にプール使ったら怒られるだろまた。あのさぁ…。
明日服どうすんねんこれ。脱いでて草。そらそやろ。
ほんま草生えるわ。今回はテニヌより面白いかもしれん。
マジでギャグアニメだろこれ。ほんとは☆9付けたいけどw

8話 ☆3
白いの(意味深)誰でもええやろ。謎死神演出ギャグだろw
監督が指示出せや。謎のボイス草 サッカーよりFPSの描写凝ってるの草
傀儡師とは。棒立ち見えないってなんだよw あとその声ほんと草生える。
いやいやw なんで飛んでるボールに走って間に合うw
そしてわざとハンドのクソプレー また外してて草。
キーパー何ビビっとるねん。マジで面白すぎだろこのアニメ。

9話 ☆2
いっつも崩壊してんな。回想もう終わりかよ。ホモ分断
クッソホモアニメしてて草。ヤンホモ 何も悪いこと書いてなくね?
そうはならんやろ。いきなりクズになるの草。
バカアニメなのにシリアスぶるな。
言うほど赤髪と仲良くしてる感ないよな。謎ギスギス なんでそうなるw

10話 ☆2
めんどくさいホモしかおらんの草。上手く水を避けるボール。
ガチホモに共感できんわ。ストーカーやんけ。

11話 ☆3
作画w 辻にしかパスできないメガネクソ無能だろ。
てかこの客の量はなんだよw プロサッカーの試合か?
応援じゃなくてはよ試合でろやお前。お前こそ何やってんだよ。
なんや今のアイキャッチ 観客見てるぞw
公式試合に途中から参加とか出来んのか? いや退部届破るシーン草。
今の壁なんだよw ぶつかったまま止まってて草

12話 ☆2
隙あらばホモ。技名つけるなw 元カノ。ホモ嫉妬してて草。
止め絵がひでえ。なんであの位置から間に合ったw 今回はネタ成分弱め。

13話 ☆5
ヤンホモ。けどこの手の作品にしてはサッカーの試合まだ動いている方っていうねw 決して良くは無いけど。は? 負けるんかいw
このホモなんだよマジで。
謎挿入曲場面に合っても無いしクソうるさくて草。めっちゃいい曲だけどさw
最後までホモ

曲評価(好み)
OP「アオレイド」☆6
ED「RIVALS」☆8.5
13話挿入曲「夜明け前」☆9
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

累計発行部数5,000万部を超えるサッカー漫画の金字塔。その完全オリジナル作品

この作品の原作は部分的に読んだことがあります。
この作品を完走してwikiをチラ見して知ったのですが、漫画は第1部~第4部までの構成になっていたんですね。
私が漫画を読んだのは、第1部の無印だったようです。

田中、平松、白石の「掛西中トリオ」の活躍…
田中の左…
久保先輩の伝説の11人抜き…
マネージャーだった遠藤一美の恋の行方の何気に気になっていたり…
なんかメッチャ懐かしいんですけど^^;

実は、この作品の放送が発表された時、てっきりまた「掛西中トリオ」の活躍が見れるのかと思っていました。
過去にアニメ化された作品も最近リメイクされるなども動きがありましたので。
この作品もそんな感じだとばかり思っていました。
蓋を開けたら全然違いました…という訳ではありませんでしたね。


1990年から2003年までの約13年間にわたり週刊少年マガジンで連載され、
1993年にアニメ化、1994年には講談社漫画賞少年部門を受賞し
同年に実写映画も公開された大島司による累計発行部数5,000万部のサッカー漫画の金字塔が最新アニメ化決定‼

「伝説の11人抜き」や「サッカー、好きか?」等、記憶に残る名シーンも多く、
漫画ファンのみならず、プロ・アマの垣根を超えサッカー選手にもファンが多い。

英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語など様々な国・地域で現地語に翻訳・出版され、
北米・ヨーロッパではアニメも放映された。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

知りませんでしたが、メッチャWorld Wideな展開になっていたんですね!

この作品の主人公は、掛川高校に通う辻 秀人。
誰…って感じですよね^^;?

これは、掛川高校で「掛西中トリオ」が活躍していた栄光の伝説から少し時が過ぎた掛川高校サッカー部の物語です。
輝かしい栄光も今や昔…
掛川高校サッカー部は最弱サッカー部とレッテルを貼られくらい勝利から見放されていたんです。

そこに、「掛西中トリオ」の一人で「闘将」と呼ばれていた神谷 篤司が掛川高校サッカー部の監督となり、物語が動いていきます。
もうこの時点でメッチャ激アツですよね!?
そんな闘将を監督に迎えたなら、もう頑張るという選択肢しかないじゃありませんか。

でも、事はそう簡単には進みません。
もしサッカーをプレイするのがロボットだったら、何の心配もないのかもしれません。
ですが、サッカーをプレイするのはまだ高校生の少年たちなんです。

当然、気持ちも揺れ動きますし、ネガティブな想像がプレイに影響するのは仕方ないことなんだと思います。
まだまだ精神的な弱さも否めませんし、それらは否定されることではありません。
だから、全員で向き合って乗り越えてこその成長だと思います。

ボールを持ったら前へ!
1歩でもボールをゴールに近づけろ!
勝ちたい!
こんな彼らの想いはどう形になるのか、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
激アツな展開が待ってくれていますよ!

オープニングテーマは、宮川愛李さんによる「アオレイド」
エンディングテーマは、all at onceさんによる「RIVALS」
個人的にはオープニングテーマが大のお気に入りです。
Amazon Musicだと検索してもヒットしないんですよね~
Apple Musicで検索したら直ぐでてきました。
う~ん、乗り換えた方が良いのかな~^^;?

1クール全13話の物語でした。
無印より勝るとも劣らない…とまでは言えませんでしたが胸が熱くなる展開をしっかりと堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3
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