タイムパラドックスで友情なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのタイムパラドックスで友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月12日の時点で一番のタイムパラドックスで友情なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.2 1 タイムパラドックスで友情なアニメランキング1位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (985)
5217人が棚に入れました
イリヤは穂群原学園に通うごく普通の女の子。ある日、飛来してきたカレイドステッキの人工天然精霊マジカルルビーによって、強制的に契約を結ばれ、魔法少女プリズマイリヤになる。本来のカレイドステッキの持ち主の魔術師・遠坂凛に命令され、冬木市に眠るというある危険なカードの回収の手伝いをすることになる。

声優・キャラクター
門脇舞以、名塚佳織、植田佳奈、伊藤静、高野直子、松来未祐、杉山紀彰、七緒はるひ、宮川美保、伊藤美紀、伊瀬茉莉也、加藤英美里、伊藤かな恵、佐藤聡美

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

初『Fate』( ^ ー ^ )♪

強力な力を持つ“クラスカード”の回収に奮闘する
魔法少女の姿を描いた作品。 全10話。


一般的にも、あにこれでも評価の高い『Fate/stay night』。
そんな人気シリーズのスピンアウトにあたる作品です。
個人的に、これまで『Fate』シリーズには縁がなく
この作品が初めての視聴になりました。

ストーリーは至ってシンプルな王道に近い作品。
難しい専門用語等も少なく解りやすい展開でした。
魔法少女となった主人公の成長や苦悩、友情が
上手く描かれていたと思います。

登場人物も少なくキャラを愛でるにはちょうど良しw
小学生チームがとても可愛らしかったです( ´艸`)
声優陣もイメージにぴったり合った配役でしたね。

「小学生は最高だぜェェェ」って言った人…天才w

コメディとシリアスのバランスがとれていて
全10話の中で上手にまとめられている印象です。
魔法少女もの好きな方、『Fate』シリーズファンには
オススメできる作品だと思います。


『Fate』シリーズを視聴していなくても楽しめますが
登場人物の関係性・今作の世界観などを堪能するには
やはりシリーズを視聴していた方が良いと思います( ^^ )




《キャスト》

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(CV.門脇舞衣)
美遊・エーデルフェルト(CV.名塚佳織)
マジカルルビー(CV.高野直子)
マジカルサファイア(CV.松来未祐)
遠坂 凛(CV.植田佳奈)
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト(CV.伊藤静)
衛宮 士郎(CV.杉山紀彰)
アイリスフィール・フォン・アインツベルン(CV.大原さやか)
桂 美々(CV.佐藤聡美)
嶽間沢 龍子(CV.加藤英美里)
栗原 雀花(CV.伊藤かな恵)
森山 那奈亀(CV.伊瀬茉莉也)



《主題歌》

OP
『starlog』/ChouCho
ED
『Prism Sympathy』/Stylips


【2017 3/22 レビュー投稿】
【2017 8/10 レビュー加筆】

投稿 : 2024/05/11
♥ : 61

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『Fate/stay night』を先に見た方が、より楽しめますよ~(*´∀`)

原作 漫画 未読

全10話

魔法少女ものです。

『Fate/stay night』&『Fate/zero』は、視聴済み

『Fate/stay night』のスピンオフ的作品なので、別の世界のお話です。

物語は、主人公のイリヤが、魔法少女になる苦悩と、同じ魔法少女の友達 美遊との友情?を描いてます。


感想
自分はシリーズを観てたので、士郎や、凛、セイバーが出てきたのは嬉しかったです。

それに、クラスカードの英霊達も、キャラを知っているから興味深く観れました。

シリアスが多い展開ですが、たまに笑わせてくれる所もあって、飽きなかったです。

特に、イリヤが可愛いので、楽しさ倍増でした。(●´ω`●)ゞ

イリヤと美遊の声も、可愛くて好きでしたね~。

(最近、小学生のキャラが可愛く感じるようになってきてるw うーん・・(〃 ̄ω ̄〃 いかんな!)

今期の作品、小学生の娘キャラ多いよね~ (*´∇`)

2期が製作決定してるみたいなので、楽しみです。


stay nightを観てなくても、別世界の話なので別段問題ないですが・・・
やっぱり見ていた方が、倍 楽しめると思います。

魔法少女もの、Fateシリーズを見て好きな方ならオススメです。(@´▽`@)ノ


OP:「starlog」 歌 - ChouCho

ED:「Prism Sympathy」(第1話 - 第8話、第10話) 歌 - StylipS
ED:「ツナグキズナ・ツツムコドク」(第9話) 歌 - StylipS

「starlog」は、さすがChouChoさんですね!
良い曲です CD購入。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 50
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

魔法少女はロリっ子に限る!

制作はSILVER LINK.で原作は漫画です。
ジャンルは魔法少女ファンタジー・萌え燃え系です。


Fateに登場するイリヤスフィールを主人公にしたスピンオフ作品。
ごく普通の小学生だったイリヤがカレイドステッキ・マジカルルビーにのせられて魔法少女の契約をする。
彼女は本来のステッキの持ち主である遠坂凛のもと、クラスカードを回収していく。


Fateシリーズは見たことないので初視聴ですね。
初めてがこれって明らかにおかしいような気がしますが、気にしたら負けです。

前半は退屈と言えばまあ退屈な展開ですね。
イリヤがなんだかんだで魔法少女になって、なんだかんだで戦う。
途中でヒロイン?の美遊が加わってうんぬんかんぬん。
バトルもあんまり見ごたえがないし切っても良かったのですがだらだら見ていました。

キャスターとのバトルあたりから派手になってきて面白くなってきました。
6話なんて戦闘シーンが格好良すぎて呆然としましたw
ここら辺はさすがFateって感じがします。


終盤は若干シリアス展開に。
{netabare}戦う意味、命の危険{/netabare}といった内容です。
お決まりなやり方ですが結構盛り上がったので悪くはなかったかなと。
最終回で美遊が{netabare}イリヤに対してベタベタのヤンデレになっていたのが吹きましたw{/netabare}

いろいろと萌え要素は備えていますが小学生なので紳士向けw
イリヤも美遊もなかなかな萌えキャラで見ている分には楽しかったです。
気になる点は、その他の小学生は必要なのかということでしょうか。


総括して、そこそこ面白かったのですが物凄く空気な作品になっていますw
Fateとは全く違うような気がしますが、正統派な魔法少女ものだと思うのでそれが好きならばどうぞ。
二期も決定していますので、放送したら多分見るでしょう。
美遊が{netabare}どこまでイリヤにデレまくるのか{/netabare}期待ですw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 45

68.1 2 タイムパラドックスで友情なアニメランキング2位
バディ・コンプレックス(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (718)
3733人が棚に入れました
何気ない日常を送っていた高校生・渡瀬青葉は夏休み明けの始業式の日に、隼鷹・ディオ・ウェインバーグという少年と出会う。2人の出会いは、世界の運命を大きく変えることに……。


声優・キャラクター
松岡禎丞、内山昂輝、早見沙織、速水奨、藤村歩、杉田智和、吉野裕行、佐藤利奈、花澤香菜、井上麻里奈、森川智之、櫻井孝宏、島﨑信長、田村睦心、内山夕実、木村良平、ランズベリー・アーサー、宮下栄治、白石稔、こぶしのぶゆき

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

1クールでは短いだろーに(・□・;)

とある出来事から未来へと時空を超える主人公・渡瀬 青葉。
2つの勢力による大戦が繰り返されている行き着いた未来では
もう1人の主人公が戦渦の真っ只中で闘っていた。
こんなストーリーで展開していくロボットものです。
全13話。


基本的には楽しめました(*´∀`)/″
ロボットもの好きだーって方にはオススメですw

が、個人的にロボットものは最低でも2クールで
じっくり練り上げ描いてもらいたいジャンルです。

この作品も1クール・13話では短かったように感じましたね。
主人公の成長、仲間との絆、ライバルとの闘い、
戦争の結末、人間模様、伏線etc.
これに主人公が2人という設定も加味し考えると
十分に描かれていたと評価する事ができませんでした。
その為か他作の良いところ取り感がハンパなかったです。
ここは非常に残念でしたねぇ( ノ Д `)

「カップリングシステム」この設定は面白かったですね♪
利用制限あり、男女限定ではなかった事が
物語にリアリティを持たせていたと思います。

作画、キャラデザは合格点。
バトルシーンは丁寧な出来だったと思います。
声優陣の豪華さには驚かされましたw
特に男性声優陣が良かったですよ!


青葉の行く末や青葉と雛の関係など気になりますw
今後、続編が決まっているよーなので
素晴らしいラストになる事を祈りつつ待つ事にします。


《キャスト》
渡瀬 青葉(CV.松岡禎丞)
準鷹・デュオ・ウェィンバーグ(CV.内山昴輝)
弓原 雛(CV.早見沙織)
リー・コンラッド(CV.杉田智和)
ヤール・ドゥラン(CV.吉野裕行)
フロム・ヴァンタレイ(CV.梶裕貴)
エルヴィラ・ヒル(CV.佐藤利奈)
奈須 まゆか(CV.花澤香菜)
アネッサ・ロセッティ(CV.井上麻里奈)
チュセ・フランボワ(CV.木村良平)
倉光 源吾(CV.速水奨)
レーネ・クラインベック(CV.藤村歩)
アルフリード・ガラント(CV.森川智之)
ビゾン・ジェラフィル(CV.櫻井孝宏)
タルジム・ヴァシリー(CV.島崎信長)
ラーシャ・ハッカライネン(CV.田村睦心)

《主題歌》
OP:『UNISONIA』/TRUE
ED:『あの空に還る未来で』/ChouCho
                           改NO,9

投稿 : 2024/05/11
♥ : 48
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

恋愛作品ではありませんw

全13話

お話は、主人公の渡瀬 青葉(わたせ あおば)の通う高校に突然飛来してきたロボットに何故か青葉が急襲されてしまいます。同級生の弓原雛(ゆみはら ひな)に助けられた先は‥‥ {netabare}この世界の未来でした。未来の{/netabare}戦いに巻き込まれる青葉と、もう一人の主人公の隼鷹・ディオ・ウェインバーグ(じゅんよう)と共に戦うロボットバトル作品です。

VVVやマジェプリのようなロボットではなく、普通のロボットデザインに見えました。

内容もロボットバトル中心のお話です。{netabare}新造戦艦だったり、憎み合ったものの同士が仲良くなったりして、{/netabare}王道ですね〜

タイトルに書きましたが、「カップリングシステム」や「ナイスカップリング」なんて言葉を耳にすると、どうしても恋愛方向の作品かなと思ってしまいますねw(他にもデカップリングなんて言葉もありました)

王道的な展開が進む中、最後はなかなか予想のつかない展開でした。{netabare}(タイムループとは、1話と繋がりましたね。){/netabare}
でも、このお話はまだ終わっていません。オリジナル作品なので、続きは「原作で!」というのがないであれば地上波で2期があればいいですね〜 劇場版やOVAで終わってほしくないです。

OP 疾走感のある曲です。
ED ChouChoさんが歌ってます。素敵なバラードですね。

最後に、キャラデザの目が非常に印象的でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 37

クッジー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ラストシーンで全てビゾン持っていった。

青葉とディオが少しずつバディになっていくのは良かったし、カップリングしたロボットの動きも良かった。雛の声優、早見沙織さんも合っていた。

ラストシーンで全てビゾン持っていった。

「バディ・コンプレックス 完結編 ―あの空に還る未来で―」が2014年秋 TV放送決定‼TVシリーズのその後を描く完全新作の「前後編」
TVシリーズの再放送も決定‼7月よりMX、テレビ愛知、BS11にて放送

キャスト
渡瀬青葉:松岡禎丞
隼鷹・ディオ・ウェインバーグ:内山昂輝
弓原 雛:早見沙織
倉光源吾:速水 奨
レーネ・クラインベック:藤村 歩
リー・コンラッド:杉田智和
ヤール・ドゥラン:吉野裕行
エルヴィラ・ヒル:佐藤利奈
奈須まゆか:花澤香菜
アネッサ・ロセッティ:井上麻里奈
アルフリード・ガラント:森川智之
ビゾン・ジェラフィル:櫻井孝宏
タルジム・ヴァシリー:島﨑信長
ラーシャ・ハッカライネン:田村睦心
マルガレタ・オキーフ:内山夕実
チュセ・フランボワ:木村良平
ガルシアン・バース:ランズベリー・アーサー
スハルト:宮下栄治
荻坂三郎太:白石稔
ドン・ナッハー:こぶしのぶゆき

テーマソング
OP:「UNISONIA」/歌:TRUE
ED:「あの空に還る未来で」/歌:ChouCho

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

67.2 3 タイムパラドックスで友情なアニメランキング3位
世紀末オカルト学院(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (707)
3543人が棚に入れました
『世紀末オカルト学院』(せいきまつおかるとがくいん)は、A-1 Pictures制作の日本のTVアニメ。1999年長野県長野市松代の皆神山にある私立ヴァルトシュタイン学院(しかし、怪現象がしばしば起こるため、周りからは「オカルト学院」と呼ばれている)。そこの学長や生徒は日夜オカルト研究に明け暮れていた。しかし、学長死去後、オカルト嫌いの神代マヤが就任し、学院にやってきたその日に2012年からやって来た内田文明と出会う。そして2人は学院内の怪現象に遭遇しながら、内田が1999年にやって来た理由を知ることになる。

声優・キャラクター
日笠陽子、水島大宙、茅原実里、高垣彩陽、花澤香菜、子安武人、高橋広樹、小林ゆう、矢作紗友里、矢島正明

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

一番オカルトなのは、花澤キャラが可愛くないことかもしれない

『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』『閃光のナイトレイド』に続く、
「アニメノチカラ」(テレ東とアニプレックスのオリジナルアニメプロジェクトのこと)第3作目。
本企画のラストを飾る、面白い作品だったと思います。



~簡単なあらすじ~
1999年、怪現象がしばしば起こる通称オカルト学園では
生徒たちが日々オカルトについて研究をしていた。
が、学長の死後、その座に就いたのがオカルト嫌いのマヤ。
さらに、彼女は就任直後に未来から来た内田文明と出会う。
この出会いが様々な怪現象を引き起こしていく――。


作品名にもある通り、オカルト的要素を強く含みます。
ファンタジーとは少し異なるものでした。
雰囲気はコメディ色が濃い目。
たまにシリアスになりますが、そこでもシュールに笑いを誘ってくる独特な特徴を持つ作品でありました。


内容は、マヤと文明を中心に怪現象に遭遇していく、というものです。
1話完結っぽい形式ですね。
ただ、これらの怪現象の根底には1つの壮大な謎があり、
マヤおよび文明はこの謎に立ち向かっている、というのが前提です。

二人の名前はヒント・・かも?


最終回の盛り上がりは異様でした。
真面目に考えたら負けのような気がするくらい、
勢いが凄かったです。かっこよかった・・。



見所は最終回だけではありません。
それはキャラクター。
マヤ&文明コンビは勿論ですが、
もう一人触れなければならない人物がいます。


その名も成瀬こずえ。
花澤さん史上最も可愛くないキャラw
(私の現視聴済みアニメのなかで)
花澤さんが担当したとあれば、そのキャラはまず可愛くなります。
また、そういうキャラに使われる声優さんでもあります。
しかし、こずえは・・


嫌いとは言ってません。むしろ好きです。
JK(ジェイケイ)も濃いキャラしてますが、それが霞むほどの強烈なブサ…コホン、可愛くはないがわりと好きな女の子でした。



OP「フライングヒューマノイド」 歌-中川翔子
ED「君がいる場所」 歌-高垣彩陽


あやひーの歌声って好きなんですよね。
この頃からほんと上手。

あ、それと次回予告の際に流れる曲にも注目です。


--------------------------


未来人やオカルト的だったりと、
一見ありきたりの作品に映りますが、
本作は他にはない何か独特のオーラを纏っています。

それが何なのか。
これは劇中のスプーンに集約されていると思います。
気になった方は是非!
観て損はないと考えます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こずえのベタなメガネネタが好きw

内容としては、「UFO」とか「ゾンビ」とかオカルトな話ですが、
コメディー色が強いので、そんなに怖かったり気持ち悪かったり
って作品ではありません。 全13話です。

ストーリーは、テンポが良く進んでいくのでサクっと見れますし、
音楽も作品に合っていて結構良かったと思います!!

ただ、1~10話までは、普通に楽しんで見れましたが、
11話からの超展開には少し戸惑いました...ww

ラストは良い感じでしたが、最終話としては少しあっさりし過ぎな感も。
まとまり具合で言うと、しっかりまとまってたとは言えませんが
『頑張ってまとめました感』は出てましたねww


実際、このアニメは不明点や疑問点などもありますが、
あまり考えないで見るのがいいと思います。
そっちの方が楽しめますww

まぁなんだかんだで、自分は結構楽しめた作品でした!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シリアスと見せかけてコメディじゃん!と思ったらやっぱシリアスになるパターンのやつ

 「1999年7月。恐怖の大王が空から舞い降りて、世界は滅亡する。」今となっては与太話で終わったこのノストラダムスの予言は実は真実だった。アニメの舞台は1999年。この予言を食い止めるため、あるプロジェクトが動いていた。

 レビューで見かけて観ました。面白かったです。
 シリアスかな?と思ったら序盤完全にコメディーだったのですが、やっぱじわじわシリアスになっていくっていう銀魂のパターンのやつです。
 なによりまず言っときたいのは、主人公の女の子が魅力的です。かわいい……ってことじゃなく、美女……ではあるんですけど、とにかくクールなキャラデザなのに意外と表情が豊かで変顔連発するというギャップにやられました。それだけでも一見の価値はあるかと。

 ストーリーの中心は「オカルト」です。私はオカルトかなり好きなので、「このテーマでアニメ作ったろう!」という心意気は超尊敬します。作ってくれてありがとうとお礼を言いたい。
 しかし、「オカルト」というのはUMAも魔法も宇宙人も超能力者も時間旅行もお化けもオーパーツも含むわけです。涼宮ハルヒさんが公募してたのよりさらに範囲広いわけです。「ファンタジー」より「ホラー」より格段に範囲が広い。
 さらにこのアニメはギャグあり、薀蓄あり、オカルトの全分野を網羅し、恋愛がからみ、登場人物をひとりも無駄にしないし、本質はシリアス。そして1クール。
 と、どうなるか。
 内容が広く薄くなってしまうのです。器用貧乏さんなのです。
 そういう点で、私のお気に入りの「それ町」と似てると思いました。そして「それ町」よりもかなりシリアス側に寄っているので、私としてはコメディ目的だけで見るにはややコメディー力不足でした。
 ただ一か所{netabare} 「やめてください!へびさんがかわいそうです!」 {/netabare}の部分だけは大爆笑して何度も巻き戻してそのシーンだけみたけど(笑)

 あと、やや文明くんがハーレム状態になりますが、ハーレム恐怖症の私でもなぜか安心して観ていられました。やはりハーレム展開は本来このアニメのように{netabare} 「正解」と「不正解」があり、幸せになるためには「正解の女の子」を選び出さなければならないということであるべきです。今の軟弱なハーレムのように、女の子が次から次へと群がって「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」みたいな感じで1話で一人ずつ選び、乳揉んで名前をつけて保存、裸見て名前をつけて保存。というのは人道から外れたまさにゲスの極みなわけであって! {/netabare}

 結論:器用貧乏なのでどういう人におすすめしたらいいか分からないけど、少なくとも低俗なアニメではない。私は楽しめました。主人公がいい女です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

72.4 4 タイムパラドックスで友情なアニメランキング4位
ドラえもん のび太と鉄人兵団(アニメ映画)

1986年3月15日
★★★★☆ 3.8 (145)
876人が棚に入れました
夏休み--。のび太の家の庭に巨大な機械のパーツが降って来た。家の中では狭すぎると、のび太はドラえもんの助けを借りて“逆世界入りこみオイル"で鏡の中の世界へと運びこんだ。その後からも次々と降って来るパーツを全部集めて組み立てると、何と巨大ロボットができあがった。のび太たちは、ザンダクロスと名付けたそのロボットで鏡の中を遊び回る。そんなある日、町に不思議な少女が現われた。リルルという名のその少女が、ロボットの持ち主だと知ったのび太は、鏡の中の世界の入口ごとリルルに返した。数日後、ロボットのことが気になったドラえもんとのび太は鏡の中に入ってみた。そこは現実の街並みが鏡に写った世界とは似ても似つかない、機械された基地だった。

いっき さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

鏡の中の世界に憧れたあの時代

リメイクは無しの意見で旧作の感想を書きます。

宇宙の中のとある惑星メカトピア、その世界ではロボットが支配反映していて強者が弱者が従うという、シンプルな弱肉強食のシステム。

その強者ロボットたちが、地球を支配してくるという話。

そのロボットのヒロイン''リルル''

リルルと鉄人兵団と戦うドラえもんのび太たちの戦いと価値観や変化を描いた作品。

この頃のドラえもん映画作品は藤子・F・不二夫さんが総指揮者として関わっていますので、兎に角'藤子ワールド'が前面に出ている雰囲気が魅力です。

SF要素、こどもアニメには似つかわしくないリアル描写、恐怖と不安を存分に味あわせる展開、でもそこがドラえもんだし恐怖や不安を乗り越えて感動を感じる過程はこの旧作ドラえもんならではで、これぞ名作という内容は不動なものだとおもいます。

子供ながら恐怖したし、不思議な話で、なんといってもSF要素、鏡の世界で全てがあべこべで誰もいない世界なんてワクワクしたしそんな世界があったらなとか自ずと感じられる新鮮感がある魅力要素がふんだんにある。無人スーパーで無料買い物とか最高だと思いました。現実ではやってはいけませんwそんな判断は子供ながら思っていました。あの世界だからこそです。そういう壮大な欲望描写があるけど現実と区別できる判断を与えたのも旧作ドラえもんでした。

どのシーンも面白かったし、考えさせられた。なんでリルルが消えるのか、それは過去を変えたら存在が無くなってしまう。しかしその次元のリルルはいなくなるけど、別のリルルが生きているという可能性がある。それはEDでの描写で物語っています。

そのハッピーエンドで記憶に残る描写ばっかりなので今でも名作なのはこれからも揺るがないです。ポケットの中にもやEDのわたしが不思議など歌も記憶に残る名曲です。

こういう子供の一度はやって見たいことを分かっていて、それを更に不思議なSF描写の感動ストーリーを完璧に描いた作品でした。

そして三ツ矢雄二さんの声も忘れられませんw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

旧ドラ版鉄人兵団。屈指の名ヒロインリルル。

旧ドラ映画でもとても好きな映画です。
今回は宇宙から地球を支配しに来た、鉄人兵団というロボットの軍隊が敵ですが、ヒロインのリルルの活躍が見どころです。リルルとしずかの交流も見逃せません。今回もひみつ道具もたくさん出てくるので注目してほしいです。
感動する映画の一つです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

旧ドラ最高傑作。ドラえもんとジブリで育った日々。

 私はとにかくビデオを見る子供だった。幼少から小学生までとにかくビデオ、ビデオの日々だった。ドラえもんは藤子不二雄先生が亡くなるまで、ジブリは「もののけ姫」までの作品こそ私のバイブルといいたい。


 新ドラえもんになってからはちゃんと見てないのにあれこれ言うのはフェアではないので旧ドラについて今後レビューを書いていこうと思います。


 旧ドラ、即ち「のび太の恐竜」から「創世記」までの多くの作品の中で実質しずかちゃんが主役といっていいくらいな作品がある。中でも本作「鉄人兵団」は、ほどしずかちゃんとリルルの物語として数少ない百合な作品であり、タイムパラドックスの利用や鏡面世界など適度にSFを利用しつつも、最期はロマンで終わる辺りドラえもんというプログラムピクチャーの中でも秀逸である。


 旧ドラにおいてはゲストキャラが非常に秀逸な例が多いが、中でもリリルは美しさといい、その命運といい、シリーズの中でもずば抜けている(しずかちゃん以外で全裸が出る貴重なキャラでもある)。


 クライマックスの件はいまでも無条件に涙が止まらなくなる…。タイムパラドックス的におかしいとか、冷静に考えるとツッコミどころがなくもないが、そんなのを超えた力があるこそ傑作である。


 ヤンサンドラえもん回でリルル=綾波説が出てきて目から鱗が落ちました!。

 それ以外にも鉄人兵団との悲壮な決戦や、決戦前の豪遊の件も実に印象深い!。特に後者は私の中では「ゾンビ」の有名なショッピングモールでの豪遊シーン以上に上がるシーンである。


 オールドスタイルな作品だけに作画や色彩は派手じゃなくても、内容が最高で誠実だから子供向け作品としては最高。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

67.8 5 タイムパラドックスで友情なアニメランキング5位
未来警察ウラシマン(TVアニメ動画)

1983年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (36)
186人が棚に入れました
タツノコプロのSFポリスアニメ。映画「幻魔大戦」や2004年度版「鉄人28号」などで活躍のなかむらたかしがキャラクターデザインに参加。20世紀から2050年にタイムスリップしてきた謎の青年。大都会ネオトキオの機動メカ分署マグナポリス88の権藤警部は、この青年にウラシマリュウと名づけ、署の一員に招き入れた。リュウは超能力を活かし、仲間のクロードたちと活躍。だがネオトキオの犯罪組織ネクライムの総統ヒューラーにはリュウと何らかの関係が…?

声優・キャラクター
小林通孝、神谷明、よこざわけい子、大平透、勝生真沙子、塩沢兼人、北浜晴子、田中真弓、丸山詠二、曽我部和恭、玄田哲章

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

スタイリッシュ、タツノコ!(意味不明)

作中ちょいちょいギャグはありますが、初回から最終回までのいちばん大きなストーリーは、ガチでSF(タイムスリップもの)です。

本作が実はメディアミックス作品で、週刊少年チャンピオンで同タイトルのマンガ連載されていたのをどれだけの人が知っているのだろうか…。(コミックは全4巻で、前半2巻はアニメ同様シリアス路線、後半2巻は作画も変わってギャグマンガに成り果てた悲劇の作品)

主人公ウラシマリュウ(仮名)と一緒にタイムスリップしたフォルクスワーゲン・ビートルは未来世界で改造され、主人公が乗るパトロールカーに。その他の未来警察メカもカッコ良いです。

また、特筆すべきはOP主題歌「ミッドナイト・サブマリン」。めっちゃ名曲なのでネット検索してぜひ聴いてみてください。ちなみに当時としては珍しく、歌詞にタイトルも主人公名もメカの名前も出てきません。

キャラデザも当時としてはカッコ良いです。いま見たら流石に古いですが。

難点は、初回観てないと最終回がいまいち楽しめないかもしれないことでしょうか…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お気楽さとバカバカしさ(褒め言葉)とカッコ良さとシリアスの絶妙な融合作品!。

今回BD版での再視聴です。
DVD版では画質がかなり苦しかったのですが、BD版では随分改善されていました。

タツノコ作品というと、何となく”子供向け作品”ってイメージされる方が多いと思います。
自分も最初そうでしたが、だからこそ逆に驚かされました。

まず初見時に受けた衝撃といえば、何といってもOPとEDでした。
どちらも音楽・歌詞が胸に焼き付いて離れず(今もなお!)
作画のスタイリッシュさにシビれました!!。
次回予告の”ダッダッダッダッ♪”で入る音で心が躍り
そのあと入るED曲で毎回ココロ鷲掴みにされてしまいます。
(とりあえず未見の方はOPとEDだけでも観てみてほしいです♪)

音楽はBGMもとても素晴らしかった!(SOUND TRUCK購入済)。
苦境のシーンがあっても、いつの間にか”お気楽な雰囲気”にさせられる♪。
でもシリアスなシーンでは、ちゃんとグッとさせてくれる。

お気楽とバカバカしさ(褒め言葉)担当としては
主人公のリュウと、コンビを組むクロードが最高でした!!。
神谷明さんは数々の有名キャラを演じられていましたが
個人的にクロードが一番ハマっていたように感じます。
この2人はもちろんのこと仲間での紅一点キャラ、ソフィアも顔芸満載でした!!。

シリアス面でいうと、まずウラシマンという呼び方の語源となる”ウラシマ効果”。
SF要素でガッチリ心つかまれてしまいました。
さらにその映像表現がまたスタイリッシュなんです!。

さらに、本作は敵キャラも魅力満載です!!。
”〇の美学”なんて予想外すぎました!!。
総統〇〇〇〇の正体も、いろいろ想像させてくれて楽しかった。
敵キャラにもバカバカしさ(褒め言葉)担当がいたのですが
なんか田中真弓さんの演技がダッシュ勝平カブってた気がするw。

カッコ良さではマグナビートル(クルマ)、マグナチョッパー(バイク)、
マグナブラスター(銃)、シーケイド号(宇宙要塞)など、レトロ感のカッコ良さも。


何年かぶりの再視聴だったので、忘れてしまってた話も多かった(終盤も全て)。
おかげでラスト手前からラストの展開も純粋にワクワクさせられっぱなしでした。
次回予告のラスト手前では、親切にもリュウが〇〇〇〇ってお知らせしてくれて
ワクワクをさらに加速させてくれました。

まあとにかく今から35年も前の作品なので、いろいろ古いのはモチロンなのですが
描かれている時代は2050年と、まだ32年も先の話なのです。
ちょうど今、中間地点くらいなのかな?。

再視聴を終えて確認できました。
やはり本作は今なお色褪せない、魅力溢れる作品です!!。
大人が見ても十分楽しめる作品ですね(ある意味、お仕事アニメでもあるし)。
個人的には、タツノコ作品といえば間違いなく本作なのです!!。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

SF設定を良い意味で使っていたと思います

それまでタイムボカンシリーズなど
メカアクション路線が強かったタツノコプロが
未来警察をイメージして作った作品ですね。

これまでの幼児向けキャラでなく、
7頭身代で大友克洋をイメージさせるキャラクターと
時折挟まれるシニカルでハードな展開が印象に残っています。
タイムスリップ、タイムパラドックスを扱っており
SF設定を良い意味で使っていたと思います。
(SFの類でも内容はロジックによるシニカル=浦島エフェクト。
個人的にはバックトゥザフューチャーに近い)

1980年代に押し寄せるDC(デザイナーズブランド)等の
お洒落なイメージを、率先してアニメに置き換えた
と言っても良いかもしれません。
特に敵役のルードヴィッヒ氏とミレーヌの組み合わせ等は、、、

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

64.3 6 タイムパラドックスで友情なアニメランキング6位
モンスターストライク THE MOVIE(アニメ映画)

2016年12月10日
★★★★☆ 3.7 (14)
55人が棚に入れました
物語の主な舞台は、「モンスト」が誕生したばかりの日本。主人公の少年少女が、世界を脅かす強大な敵と、互いの絆を信じて「モンスト」で戦う姿を通じて、友情とは本気で相手に感情をぶつけることだという熱いメッセージを発信していきます。

声優・キャラクター
坂本真綾、Lynn、村中知、木村珠莉、河西健吾、福島潤、小林裕介、山寺宏一、水樹奈々

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

リゼロのスバルとこのすばカズマ、鉄血の三日月が夢の共演………中身の声優さんの事ですが。

ゲーム未プレイ

cast
焔レン:坂本真綾(小学生時代)
焔レン:小林祐介(高校生時代)
水澤葵 :Lynn
若葉皆:木村珠莉
神倶土春馬:村中知
その他:河西健吾・福島潤・水樹奈々・山寺宏一
北大路欣也

主題歌:「夢のありか」ナオト・インティライミ

CMで作画綺麗だなと気になってました、ポケモン的なキッズアニメ映画かと思いきや全年令対象ですね。

話の内容的には単純で90年代映画ロードムービー代表作のスタンド・バイ・ミー かなりモチーフにした子供達の友情物語。

castみて頂ければ分かりますが声優豪華、作画綺麗で恐るべしソーシャルゲームの資金力。
コナンの映画版ぐらいの面白さと完成度です。

ゲーム未プレイでも十分楽しめると思います。
これからはソーシャルゲームの豊富な資金力活かした作品もアニメの柱になっていきそうですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

はじまりの場所へ

私は原作ゲームは未プレイですが、世界中に利用者がいる「超」が付くほどの人気ゲームであることくらいは知っていました。
ですが、2018年9月時点でゲームの世界累計利用者数が4,500万人を突破したのにはビックリしました。
日本の人口に換算すると、約3人に1人がプレイしていることになるんですから…

ゲームも人気ならアニメも大人気…
毎週YOUTUBEから無料で配信されているんです。
これは相当の財力が無ければ出来ない事だと思います。

そして凄いのはその再生回数…
1期の1話は501万回、2期の0話が396万回、モンソニというスピンオフ作品ですら301万回の再生回数を叩き出しているんです。
字幕版の再生回数は外数になっているようなので、この数字は日本で再生された回数になります。

でも実際に作品を視聴すると、その再生回数にも納得できると思います。
熱いバトルに加え、友情や絆などの仲間を思い合う気持ちが「これでもかっ!」と言わんばかりに詰め込まれているんです。

現在3期の放送が始まっていますが、3期を視聴する前に劇場版を視聴しておこうと考え今回の視聴に至りました。

物語は、中学生の焔 レン(CV:小林裕介さん)、水澤 葵(CV:Lynnさん)、 影月 明(CV:河西健吾さん)、若葉 皆実(CV:木村珠莉さん)の4人組が中心となって進むのですが、この作品の時間軸は今から4年前…
まだこのメンバーになる前の彼らたちの物語が描かれています。

もともと明は初期からのメンバーではありませんでした。
そしてそれを引きずっているのは明だけ…
ほんの些細な綻びに端を発して物語が動いていくのですが、物語が4年前に遡る導入が素晴らしいです。
そこには4年前に起こった出来事の記憶と約束が脈々と息づいていましたから…

今から4年前…その頃のモンストはまだ開発段階でした。
レンたちは開発中のモンストで遊びながらゲームの開発に協力していたのですが、毎日通い詰めていた研究所に、4人が未だ行ったことのないエリアがあったんです。

やっぱり行きますよね、特に子供は好奇心旺盛ですから…
そうして奥に4人は進んでいき…そこから一気に物語が動き出しました。

昔見た映画の懐かしいワンシーンを思い起こす場面を幾つも経て、4人の冒険が進んでいきます。
とても長い旅です…小学生には到底辿り着けないと直感で分かる距離なんです。
子供だから体力もそこそこ…直ぐに疲れて動けなくなってしまう事もありました。

でも彼らは諦めないんです…
何故なら研究所を出るときに約束したから…
その真っ直ぐな気持ちが時に困難を招きもするのですが、時には奇跡を引き寄せたりもするんです。
思いは伝わる…
伝えなきゃいけない気持ちはちゃんと届けなきゃいけない…

彼らの冒険の先に何が待っているのか…?
子供向けアニメと侮ってはいけません。
たくさんの感動と共に、気持ちの温かくなる展開が待ってくれていますから…

上映時間103分の作品でした。
きっとモンストを未視聴の方でもきっと楽しめる内容だと思います。
視聴して良かった…と思える作品がまた一つ増えました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

島根ではよくあることです

ゲーム未プレイ。
2018年10月5日にモンストアニメ劇場版第二弾公開、ってことでそれを記念して?第一弾に当たるこの作品を9月30日から10月16日まで公式がyoutubeで無料配信することに。
いよっ、太っ腹!
ってことでやっとこさ見ることができました。

{netabare}劇場版とは別に本編に当たるものがweb配信されてて、そっちは全部見てたのですが…そこで幾つか疑問に感じる部分があって、勝手に想像で補っていたのだけどこの劇場版で多少ばかり解決されました。
元々宣伝で内容は大体察しが付いてたのですが…レンの失われた過去とオラゴンとの出会いとアキラの掘り下げってのは予想通り、それ以外にも本編に関わる部分がちょくちょくあって…あれ、これ両方見ないとアカンくないか?

・最初に出てたモンスターのサクラ、あ、こいつ妖精じゃん(“花咲ク絆ノ浪漫譚”参照)、本編の時は全然気付かなかった
・オラゴンの名付け親ミナミだったのか!
・作中「皆風」の看板が出てきてたので4年前にはミナミの親父は退役してた模様
・アキラの指輪も「始まりの指輪」だったのか!え、じゃあ本編の最後アカンのでは…
・ゲンマがおかしくなり出したのはこの時が原因か
・人間に扮してるゲノムが幻魔大戦のカフーみたい、意識してる?
・軍絡みに関しては本編よりも“マーメイドラプソディ”の方が関連強いかも?
・ってか特務自衛隊の偉い人、あれ劇場第二弾でボスっぽく振舞ってる人か?

それと劇場版見るまでは過去の偉人をモンスター呼ばわりするのがどうにも違和感を覚え、「最初の頃は技術も低くて下級のモンスターしか召還できず、その頃に名付けられた名残かな?」と納得させてたのだけど、思った通りそれに近いっぽい。
むしろもそれより予想以上だったかも?
秘密裏に球場跡で子供達に開発中のゲームのテストプレイと偽って遊ばさせてたの、あれを何て呼んでたかは不明だけど…その後アキラの持ってきた未来スマホで特務のエライい人が「モンスト」って名称を知る。
ひょっとしてタイムパラドックス?
意図的なね、ゼルダの時オカの嵐の歌(ムジュラのフラットはあくまでパラレルとして無視する)みたいな。
そうでなければ…劇場版第二弾で明かされてるのかねぇ?箇条書きの方で書いたようにセンジュ?っぽいので。

更には別の方向でもちょっとした発見があったり。
ちょいと前に“はねバド”ってTVアニメがやってて、スタッフがこれと同じ(監督・江崎慎平、脚本・岸本卓、制作・ライデンフィルム)で、なんでもスタジオを代表する作品を作ろうと気を吐いてたらしい(モンストじゃアカンのか?と自分は疑問)。
で、こっちの作品でのひとコマ、
レン「オレはお前達なんか居なくても一人でできるンだよ」
アキラ「レン…お前は甘えてるよ」
レン「どういう意味だよ」
アキラ「父親が居ないのがそンなに偉いのかよ!」
鉄雄「金田ぁ!」
金田「さんを付けろよデコ助野郎!!」
(後ろ2つはウソ)
うん、まぁ、うん。
これで味を占めちゃったのかな?と思ったり思わなかったり。

それとこれは原作ゲームが恐らくそうで、アニメに言ってもしょうがないんだろうけど…アーサーが女なのヤメテクレ、左上の画像のヤツね。
あとデトラビは分かるけどフォックスメタルは4年前のモンスターの方が強そうじゃね?
一度リセットでもしたのかな?
ガブリエルこの後解放されたのか?本編どうだったっけ…。

総評としては、自分はどうしても本編を見てる立場として「新たな発見があって面白かった」が、本編見てない人にはどう映るのかはちょっと分からない。
多分平行して見ないと分からないことが多いのでは…ってかゲームやってないと分からない部分も多いみたいだし。
この際だし本編も見て欲しいトコロ、公式がyoutubeで全話上げてるんだし…この劇場版の影響する範囲は第一期(2016)だけっす。
あと“はねバド”をおもしれーおもしれー言ってる人は見て損は………………どうだろ?{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4
ページの先頭へ