タツノコプロで変身なおすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのタツノコプロで変身な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月04日の時点で一番のタツノコプロで変身なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.8 1 タツノコプロで変身なアニメランキング1位
Infini-T Force(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (130)
460人が棚に入れました
ガッチャマン――世界征服を目論む悪の組織ギャラクターと戦った、5人の少年少女からなる特殊チーム「科学忍者隊」の頼もしきリーダー。キャシャーン――人類に反旗を翻したロボット軍・アンドロ軍団から人々を守るため、自らの肉体を捨てて「新造人間」となった孤高の戦士。ポリマー――正体を隠して探偵事務所に身を置き、街にはびこる悪人たちに正義の鉄槌を下す、「破裏拳」流の使い手。テッカマン――滅亡の迫る地球から人類を新天地へと導くため、装甲を纏い宇宙からの侵略者ワルダスターに挑んだ「宇宙の騎士」。平和のために戦った4人のヒーローが、時空を超えて現代の渋谷に集結。その目的は世界と――1人の少女を救うこと。伝説のヒーローたちの新たなる戦いが、いま再びはじまる。

声優・キャラクター
関智一、櫻井孝宏、鈴村健一、斉藤壮馬、茅野愛衣、安元洋貴、平川大輔、花澤香菜、斧アツシ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

劇場版前提ではこんなものなのかなぁ

1話感想
{netabare}始まる前→これ梅津泰臣関わってないなんてことはないだろう
始まって→い、居ない…だと?フルCGとはいえ、せめてアクション監修としてでも…
他アニメ(ダイナミックコード)見て→「キャラデザ:梅津」ええええええ

な、泣いていいですか、ってか泣きたい。
なんでこっちじゃなくてネタアニメ?の方やってるのさー。
うう…ま、まぁそんなこと言い出したら天野喜孝呼ばなきゃナランって人も出てきて収拾がつかなくなるか?
エアギアのアニメは当時結構苦痛だったような…。

それにしても普通に面白くて困惑。
なにより…これは勝手な印象だけど、CGでアクションってな~ぜか暗がりで戦闘するのが多い気がする。
今は平気だけど以前使ってたモニタはゲームやっても真っ暗で、どうもそこら辺でイ~な印象が染みついてます、実相寺じゃねーんだから。
で、これの1話はお天道様の元、明るい日差しの中で戦闘してくれて非常に好印象。
今後暗がりでの戦闘になるかも知れないけど、カラーリング覚えるためにも最初くらいはちゃんと自然光で戦って欲しい、他のアニメも見習うべき。

それにしても…テッカマンはペガス、キャシャーンはフレンダー同行してるのにガッチャマンは一人だけってのはなんか寂しい(ポリマーは…まぁ)。
今後助っ人が登場するってことはあるのかね?{/netabare}

2話感想
{netabare}さっすがヒーロー、全員性格が「いい人」ばかりで違和感…じゃないな、なんて言えば良いんだ?
すっかりダークヒーロー系に慣らされてしまって忘れかけた原点を思い出させてくれた。
これが本来のヒーローだよ、うん。

その一方、後半まで両陣営を行き来して話をかき回す役だと思ってたダミアンが正体表したり、最後まで伏せると思ってたゼットの正体が明かされたりで、あれ?こんな展開早くて大丈夫?
まさか全4話で終わりとかでもあるまいし…この調子で展開してくとネタも尽きて仲違い方面に進むんじゃないかという不安が。
名アリの敵キャラの数も少ないよね…どうするんだろこれ、ちょっと先の展開が読めない。
ダミアンはベルクカッツェの系統だと思うのだが、早々に退場させるのは勿体無い気がするし、まだなんかウラがあったりするんだろうか。{/netabare}

3話感想
{netabare}重症の中ダミアンを探そうと家を出ようとするポリマーを止める残りのヒーロー達←わかる。
特にキャシャーンの「痛いってのは生きてる証拠、それを失いたいのかアァン?」みたいなセリフはグっときた。
が、その後…ダミアンTV登場して隕石落下を宣言。
みんなで防ぎに行くぞ、ポリマーもな←!?
あれ、重症の件はどうした?
ケガそのものよりも独断専行を咎められてたってことかな?
ちと分かりづらいっていうか…解釈間違っちゃわない?

そうはいいつつやっぱ普通に面白い、なにより展開早っ。
ダミアンvsポリマーはこれで終わりかな?
殺してはいないので後半助けに駆け付けてくるとかそんなんありそう。
ポリマーの考えはクラウズのゲルサドラー的に思えなくもないが、まぁ目を瞑ろう。
そして展開早いと思わせる理由に、テッカマンが妙にケースの詳細に詳しいってのがあることに気付いた。
ガッチャマンは何が何だか分かってないのにこの違いは?ゼットはテッカマンの世界を滅ぼすのには苦戦したとかそんなんだろうか?
先の展開が全然分からないので…まさかテッカマンが裏切るってことは無いよなぁ、いちいち謎として伏せといても面倒臭いってだけだと思うが。{/netabare}

4話感想
{netabare}え、マジで?これでベルリンの話は終わり?3話くらいかけると思ったのに??
凄いな、滅茶苦茶展開早い。
早いと言ってもダイジェスト感になってるでもなく、押さえる所は押さえてて非常に子気味が良い。
滑り台上でのエミへのビンタ、あの位置関係でビンタは難しいんじゃ?
ベルリンは次元移動の際親切にペガスも連れてきてくれた?等、思うことはあるけどまぁ些末なこと。
テンポ遅い作品(レクリエイターとかバージンソウルとか)でこういうことされると気になってしまうけど、この作品においては気にならない、ってかワザとやってる?
ゼットの願いってひょっとして娘に笑顔を取る戻させるとかそんなんかな?
エミの「そんなにケースが欲しければあげちゃえばいい」って考えも、前回隕石の軌道を変えたことから「おいそれとヘンな奴に渡すのはヤバい」と考えを改め始めてるって感じかな。
ここまで素晴らしいテンポではあるのだけど…まだ話数かなり残ってるんだが、どうなるんだ?
ちと気になったのが↑でも書いた様にガッチャマンが1人で他の科学忍者隊が居ないというのは何か寂しい。
「(元の世界に)仲間達が~」みたいなことを言ってたが、その姿は現在回想シーンですら一切出てません。
まさか…マリアと同じように存在を無かったことにされてたりして?
「元の世界の仲間が…あれ、仲間って居たっけ?」なんて展開になったりして。
失われた大切なものを探しに行くとかそんな感じの展開になるのかなぁ?あくまで想像ね。{/netabare}

9話までの感想
{netabare}ありゃ、ダミアンやベルリンはもう懲りたってことだと思ったら相変わらず敵対して来るのか。
…って、6話でテッカマンが誘い込まれた部屋にあったルービックキューブ…ええ?名前忘れたけどガッチャマンクラウズに出てたヤツ!?
(ってかあのシーンでデッカマンが追い込まれた理由はなんじゃらほ?情報過多で処理が追い付かなくなったってことだと思うのだが分かりにくい気が)
クラウズってタツノコヒーロー的には異質なので別件扱いして考慮に入れてなかったんだけど、まさか突っ込んで来るとは(それともクラウズ以外の何かでルービックキューブ出てたりするんかな?)。
インサニティとインフィニティで発音が似てるなんてぜんっぜん考えもしなかったわ。
そういや次元移動の時のエフェクトはテッカマンのOP意識してる?
しっかしこうなってくると映画キャシャーンとかスマップガッチャマンなんかのネタも来るのかも知れない…自分全然ワカランぞ?

でもってエミは絶対死ぬウーマンだったのか。
正確には親父と接触したら死ぬ運命が決定付けられてるウーマン。
なので親父はケースの力で強引に死なない宇宙(本来は存在しない可能性の宇宙)を作り出して、その維持ために別次元を滅ぼしてる、と。
で、こういう設定であるならやっぱり気になるのは「他の平行宇宙に別のガッチャマン達は居ないの?」ってことなんだけど、どうやらそれに関してはゼットの見立てでは「イレギュラー」ってことらしい。
う~ん、なんかウラありそう。
無理やり存在しない可能性の宇宙を維持し続けたらそのうちエラい反動が来るんじゃないか?ってことを考えてしまうが、ヒーロー達はその前振りだったりして。
自動次元修復機能みたいな?
というかね、ポリマーはダミアン、テッカマンはベルリン、キャシャーンはラジャカーンと対比することで元作品を知らない人にも重たい過去を背負ってると分かる説明がなされたが、ガッチャマンだけは9話まで進んでも何を背負ってるのかの描写は無し。
数多の修羅場をかいくぐり、それで行き着いた・もしくはそれでも曲げなかった「正義論」なんだろーなーって想像は容易にできるけど、具体例はナシ。
ゼットを対比キャラにしてそのうち語られるんだろうか。{/netabare}

10話感想
{netabare}9話までの感想で書いた「設定の確認」に対しての答え合わせみたいな回でした。
ああ良かった、自分の解釈間違ってなかったっぽい。
ってかこれ…ゼットがエミに余計な接触図らなければそのままゼットが大勝利だったんじゃ?
う、う~ん…こっち側(ヒーロー側)の行動丸っきり関係なく、敵側の勝手な自爆行為に救われるってのはどうなんだろう。
せめてヒーロー側の行いが自爆行為を誘発させる結果に繋がったってくらいはできなかったんだろうか。

ところでちょっと自分語り。
あんまり関係ない話になるので畳んでおきます{netabare}
「デッキ開発おじさん」って知ってますか?
自分もそんなに詳しくないので説明しづらいのでググってくれれば有難いんだけど、若い頃色々やらかして現在生きた屍のようになってる「架空のキャラ」。
そのデッキ開発おじさんそのものの台詞ではないと思うんだけど、デッキ開発おじさん調の語りをするゲーム実況動画を見たことがありましてん、正確にはゆっくり解説付きのパズルボブル3RTA動画。
で、その発言の一つに「敷かれたレールがあるうちはまだ勝ち組なんだ」ってのがありまして…。
一方、賭けグルイってアニメがありましてん、そこで賭けに負けた人は「人生計画書」なるものを渡されてその通りに生きていかなければならないって設定がありまして。
ただ、その計画書って決して悪い人生ではないって内容でして…。
でね、リアルの友人(おっさん)が賭けグルイ見て言ったんですよ。
「人生計画書なんて最高じゃないか、それを嫌がる意味がワカラン」とね。
冗談だか本気なのかは不明なんだけど、まぁ自分は「血気盛んな高校生がそんなこと思うワケないじゃん。お前はデッキ開発おじさんか」と冗談めかして返しましたさ。
…。
うん、もうね、そういう境地にイっちゃってる人ってどれくらい居るんだろ?
インフィニTに話戻すと、エミの考えに共感する人・ゼットの考えに共感する人、比率どんなもんなんだろう?ってのが気になったり。
タツノコヒーローだし見てる年齢層も高そうだし、案外デッキ開発おじさん寄りの人って多かったりして…。{/netabare}

んで最後ヒーロー達が戻って来たけど、やっぱりガッチャマンの他メンバーの姿はナシ。
ええそうなーん?完全にナシとして期待しない方がいいのかな。
「バードミサイルをブチ込んでやる」聞きたいなぁ~。{/netabare}

総評・↑と重複しおた文相も多いためこれだけ読めば良いかも?
{netabare}序盤の盛り上がりも後半一気に失速、ラジャカーンがチャイム鳴らす所がピークかな。

よく指摘されるエミの性格、個人的には気になりませんでした。
というのも…別作品を例に挙げるとイセスマの主人公や、同期に放送されてたのだったらディエスイレの司狼が同じタイプなんじゃないかな?
神だか作者だかに庇護されてて、なにやってもヤバいことにはならない・死なない──もしそんなことになったら“死よりも辛い退屈な日々を送ることになる”だろう、ってのはちょくちょく思ってまして。
エミは一話が始まる前から「それ死ぬだろ」って目に遭い、その度に親父の用意した「絶対死なない世界」のお陰で奇跡的に無傷ってのを経験してたんじゃないかな。
一回だけなら奇跡でも、何度もそんなことがあったら「なんか嘘クセー」と感じ(頭では理解してなくても無意識のウチにそう感じ)、全てが空虚なものとなり笑顔も願いも持たなくなり、自棄・自殺願望めいた精神状態となってしまった、ってのは頷ける。
但し、これは結構好意的解釈を広げての解釈なので、そう思わせるだけの充分な描写があったか?と言われればそうでもないので、エミの性格が嫌って言う方の意見もよく分かる。

で、一話はそんな自殺願望状態からスタートで、最終回までになんやかんやあって最後は自分で未来を決めるとして親父を撃退(絶対死なない世界を否定)し、それでいて「やっぱり死にたくない」という“願い”を持つに至った、ってところでエンド、って感じでしょうか。
ただそんなエミの心の成長がこの作品のテーマだとしたら…一番影響与えたのはタツノコ4ヒーローじゃなくてラジャカーンのような?
あれ?それでいいのか?
また、ゼットを撃退できたのはそれまで接触を避けてたゼットがわざわざエミとコンタクト図ったせい。
それまでゼットの思惑通りにコトが進んでて、今まで通り遠くから見守ることに徹してたら大勝利だったワケで…10話のゼットが描いたエミの未来設計図、「黙ってりゃいいのに」とどうしても思ってしまう。
(というか血気盛んな高校生にあんなのを見せたら反発するに決まってるって)
で、そんなゼットの自爆行為のお陰で4ヒーローが復活して逆転勝利…4ヒーローはなにか努力したでもなくただボケーっと棚ぼたを拾っただけ(テッカマン曰く「そういうことなんだろう」)なのでどうにもカタルシスを感じない。
さながらイッパツマンの「イマイチだな」ってノリ…ギャグならともかくシリアスでこれはどうなんかな?え、この作品ってギャグだったりする?
9話のケンとゼットの対話により、ゼットに焦りが生まれたってことならまだ納得できるんだけど、そんな描写あったっけ?
あっるぇ~?
でもって4ヒーローの中で最もエミに説教してたケンだけど、4ヒーローの中で最も過去(元の世界はどんなだったか)について語られていない。
おかげで一番言葉に説得力が無いというか…。
「そんなの元のガッチャマン知ってりゃ必要ないじゃん」ってことなのかなぁ?
むしろ他の化学忍者隊に思いを馳せるとかも全然無いため「元のガッチャマンとは別モノ」ってことをアピールしてるように感じてしまったり。
ゴッドフェニックス無しで火の鳥やったし。
おっやぁ?

そして一番の問題は、エミの“絶対死ぬウーマン”の呪縛は解除されてないやん?という点。
最終回はこれが投げっ放しのまんま通常エンドに突入してポカ~ンとしましたよ。
一応Cパートにて、親父の置き土産のケースの力で危機に遭う度に回避するってことかいな?ってことを匂わせたところでケンが再登場。
ケンの居る宇宙だか別の宇宙だか知らんけど騒動が起きててエミの力が必要だ、と。
果たしてこの騒動がエミの“絶対死ぬウーマン”の呪縛解除に関わりのあることなのかどうかまでは不明だけど、騒動解決に向けて旅立つところで真エンド。
多分劇場版に続くってことなんだろうけど…制作分かってるよね?
まさかTV版だけでエミの絶対死ぬウーマンは「完全解決した」と思ってるならズッコケもいいところで…そこら辺に一抹の不安が。


序盤ポンポンポンとテンポよく敵を倒してく話が続いたため、このペースなら後半の話もテンポよく纏めてくれるだろうと期待したのに、蓋を開けてみれば中途半端に投げっ放しちゃった感。
まぁ劇場版が控えてるからそれ前提で話を組み立てるとこんな感じなのかねぇ?
ってことで総合的には劇場版を含めてでないと評価は難しい出来となりました。
じゃあ見に行くか?って言われたら、う、う~ん…。
ってか劇場版の内容全然知らず、「きっとTV版の続きをやるんだろう」と勝手に解釈してるんだけど、これで劇場版はTV版の続きではないって内容だったらどっと笑い。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

コミックス版に乗り換えてしまいましたw(9話までで断念+コミックス版1巻読んで)。

>2話まで視聴して
フルCG作品なのでしょうか?。
一見するとゲーム画面のようにも見えてしまうのですが
表情や瞳や動作など、細かく動きが描写されているので
自分は嫌悪感や違和感はほとんど感じず観れてます^^。
現実と仮想空間とフィクションの絶妙な狭間空間のようにも感じられます。

あとCGならではの配色やグラデーション、光の描写が自分好みでした。

気になってるのは、某キャラがマイケル○岡さんに見えてしまうことですw。

これだけ3Dでアニメ作品が作れるようになると
今度気になってくるのはVRとかとの親和性ですね。
案外近い将来、一部のアニメはVRで楽しむのが当たり前になってくるかもですね。
アクション性の強い作品だと、より臨場感ある視聴が可能になってくるかも?。
もう私たちはTVの中に片足突っ込んでる状態なのでは?・・と妄想してしまいます。
(もちろん2Dのアニメも、その良さを生かして生き残ると思います♪)


個人的に今期は、継続して観たいと思える作品があまり見当たらないので
自分にとっては継続視聴確定の貴重な作品となっています!!。

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>9話まで視聴して
ここ数話、正直言って継続視聴するのが若干難しくなってきています・・。

序盤の数話は、新しく始まった世界にワクワクさせられっぱなしでしたが
中盤になって、物語の中核に触れるであろう
大事な展開に差し掛かっているのかと思われますが

やはり作画?に難を感じてしまっています・・><。

本作はフル3DCG?
(・・じゃなかったシーンがあったりで、遭遇した時は脳内パニックw)
に、ある程度こだわって作られているようですが

3Dにこだわり過ぎてしまって、そちらに労力とられてしまった?・・ためか
肝心の説得力や感情表現が犠牲になってしまっている気がします・・。

なんというか
やはり画面全体を3Dで表現しきるまでの技術?に至っていないため
どうしても部分的な描写に終わってしまって
登場人物や背景描写に至るまで
本当は描きたかったであろう何かが
カットされまくったのではないか??
と思ってしまうまで
・・何というか”人形劇”になってしまっています><。

そうなってしまうと、せっかく描きたかったであろう”物語の説得力”まで
陳腐なものに感じさせらるハメにあってるのでは・・?。

・・なんか、人形劇的?に感じてしまってからは
”上手く作れなかった自主制作特撮作品?”
・・のようにまで思えてしまいます><。

3DCGベースでも、もちろん良いとは思うのですが
それをベースにアニメ的な(カートゥーン?)2DCGに仕上げる
・・といった手法であれば
もっと表現力の拡がるアニメ的な作品に化けたのではないか??
・・・と、残念でなりません。

★の評価、下方修正しました。

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>コミックス版1巻読んで
ちょっと気になってたコミックス版1巻を読んでみました^^。

アニメ版ではよくわからなかった”いろいろな理由”が、コミックス版ではわかりやすく描かれていました!!。
話の組み立てや主人公の”キャラ+性格”、その他にもいろいろな所が大きく異なっていました!。

⇒⇒⇒結論

断然”コミックス派”になってしまいました^^。

あらー、もうこれはアニメ版には戻れないです~><。
(アニメ版はせっかくの4ヒーローの扱いが
 なんとなくただ平らに投げっぱなしにされた感すら感じてしまうのですが
 コミックス版ではそれぞれの信念みたいなものまでしっかり描かれています)

なぜアニメ版はコミックス版準拠にしなかったのか、理解に苦しみます・・。
フル3Dにする必然性もあまりなかったような・・・。

もう一度言います。

コミックス版、面白いです!!。2巻以降も読む予定です♪。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

平和のために戦ったヒーローが、時空を超えて現代の渋谷に集結。その目的は世界と1人の少女を救うこと。伝説のヒーローたちの新たな戦いが、いま再びはじまる。

タツノコプロ制作によるオリジナルフル3CDCGアニメ作品です。
小さい頃、その活躍を見たくてTVにかじりついた頃の往年のヒーローが再来してくれる…
これだけでも嬉しいのですが、この作品では4人ものヒーローが集結してくれるんです。

『科学忍者隊ガッチャマン』『破裏拳ポリマー』『新造人間キャシャーン』『宇宙の騎士テッカマン』のヒーローが一同に介するなんて…一体どんなご褒美なの?
しかもこの物語の鍵となる界堂 笑のCVはかやのん…
これ、絶対面白いヤツだと確信すると同時に、即視聴した決定でした。

この物語の主人公は、女子高生の界堂 笑…
容姿端麗で黒髪ロングが似合う女の子…
そして性格も物事の見方も冷め切っている上、無頓着で執着心の欠片も無い女の子でした。

ある日、彼女はひょんな事から光り輝く巨大な色鉛筆を手に入れることになります。
それは「ケース」と呼ばれる全ての願望を叶えるアイテム…
そんなアイテムは、誰もが手に入れたいと思う格好のアイテムにほかなりません。

案の定、彼女はロボット集団に襲われることになるのですが、彼女のピンチを救ったのが、昔懐かしのヒーローだったんです。
聞くと、彼らの住まう世界は「ケース」によって滅ぼされたとか…

この「ケース」を悪事に使わせてはならない…
次々と現れる敵から笑を守るため往年のヒーローが立ち上がり物語が動いていきます。

こうして視聴を始めたのですが、序盤は心にモヤモヤがかかりっ放しでした。
それは笑の言動に度々カチンときたからです。
「叶えたい願いが無い」のは構いません。
ですが、自分の存在や命を「どうでも良い」とは言って欲しくありません。

だって命は一つしかなく、炎が消えたら終わってしまうのですから…
確かに命は自分のものです。
ですが、自分という存在は自分一人のものでは無いと思うんです。

私たちは沢山の人と関わり合いながら日々を過ごしています。
私たちは生きるための全てを自給自足できるわけではないので、この関わりは必然です。
だからお互い関わり合いながら生きるということは、お互いの存在も必要不可欠…

考えてみて下さい…仲の良い友達が例えば不慮の事故で亡くなったら、絶対に悲しみを感じると思います。
それはその友達が自分の心の中に住んでいるからだと思います。
だから、もし立場が逆だったら…?

自分がされて嫌な事を人にしてはいけない…幼稚園の頃に先生から教えて貰った言葉です。
命なんて、その最たるものなのではないでしょうか。

笑の言い分が分からない訳ではありません。
何せ、彼女を諭すのは「ヒーロー」なのですから…
ガッチャマンやテッカマンから言われたら、次元の違いを感じてしまうかもしれません。
その位、ヒーローと一般人の間には格差がありますから…

でも、ヒーローの影響を受け続けた彼女に変化の兆しが訪れます。
それはどんな変化だったのか…?
そもそも笑のケースを狙うのは、どんな敵だったのか…?
彼女は例えヨチヨチでも自分の足で歩く決心をするのですが、その答えに辿り着くまでの間、彼女に何があったのか…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

ここで言えることは一つだけ…
往年のヒーローは例えどれだけの年月が過ぎ去ったとしても、やっぱりヒーローで、その格好良さは半端じゃ無かったということ…

オープニングテーマは、flumpoolさんの「To be continued…」
エンディングテーマは、eddaさんの「チクタク」
個人的に好きだったのはエンディングです。

1クール12話の物語でした。
懐かしのヒーロー、脂の乗り切ったかやのんの演技…
その他にもフル3DCGならではの迫力と緻密な作画にドキドキしっ放しでした。
2018年2月に劇場版の上映が予定されています。
こちらも視聴も楽しみです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

64.7 2 タツノコプロで変身なアニメランキング2位
タイムボカン ヤッターマン(TVアニメ動画)

1977年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (53)
310人が棚に入れました
オモチャ屋の息子・ガンちゃんは、ガールフレンドのアイちゃんと一緒に父親が製造途中で放棄してしまった大きな犬型のロボットを密かに完成させる。父親がロボット犬を金儲けの道具にしか使わないことを危惧したガンちゃんはこのロボット犬を正義のために役立てることを考え、自らも正義を守るヒーロー『ヤッターマン』となることを決意した。一方イカサマ商売で活動資金を荒稼ぎする悪党・ドロンボー一味のもとに泥棒の神様を自称するドクロベーと名乗る謎の人物から「大金塊のありかを記したドクロストーンが4つに割れて地球の方々に散らばっていて、1つは自分が持っている。もし残り3つのドクロストーンを見付けることができたら、金塊は折半しよう」という申し出を受け、ドクロベーに従う。ドロンボーの計画を知ったガンちゃんたちは、ロボット犬=ヤッターワンを駆って一味に立ち向かう!!

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

タイムボカンシリーズ第2弾 A

タイムボカンシリーズ中随一の人気を誇ったヤッターマン。
後にリメイク、実写化もされました。

基本ストーリーは以下のとおり。

泥棒の神様ドクロベーが、ドロンボー一味をそそのかし、大金塊の在処を示すドクロストーンを探させます。
ドロンボー一味
 ドロンジョ(お色気美女のリーダー)
 ボヤッキー(メカ開発担当)
 トンズラー(怪力担当)

ガンちゃん(ヤッターマン1号)、アイちゃん(ヤッターマン2号)、小型ロボットオモッチャマが、ヤッターワンをはじめとするヤッターメカを率い、一味に立ち向かいます。


各話のストーリーは、潔いほどのワンパターンですww

ドロンボー一味がインチキ商売で稼いだ金でメカを作る。
ドクロベーからドロンボー一味にドクロストーンの所在と回収指令が下る。
ヤッターマンがそれを追跡する。
現地にてドロンボー一味がトラブルを起こす。
ヤッターマンとドロンボー一味の戦闘になる。
ドロンボー一味が背走し、ドクロベーのお仕置きが下される。

戦闘中に、ドロンボー一味のメカには「おだてブタ」などのギャグマシンが登場し、作品に彩を添えますww
それと、ドクロベーのお仕置きが毎回趣向を凝らしており、時にはかなり残酷な内容もあり、人気を博しました。

リメイク版と違って内容に余り時代性がないので、今でも子供達の視聴には耐えるかもしれません。
あ、勿論、懐かしい大人世代もOKです。

しかし、本作は全108話!
懐かしさだけで全部見るのは相当きついと思いますww

OP曲は前の職場の送別会後のカラオケで熱唱しました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

che さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

仮面に隠した正義の心!

評価5以外つけれませんw
もう評価基準なんて解りません、古すぎるのでw
ただ、ただですね、大好きだったんですよ、ガキのころ!
最近平成版とかリメイクされてたんですよね、見てないんですけどw
OPだけyou tubeで見ました、相変わらず最高でしたw
「ワンと吠えりゃツー、スリー」ですよ!
あの歌詞よくできたと思います、あれ作った人マジで天才だと思いますw
ってか、ガンちゃん格好良すぎだろ!って思いましたw
名言の嵐ですよね、このアニメ「ポチッっとな」とか「お仕置きだべー」とか「やっておしまい」とかね。
若い子は平成のヤッターマンみようね〜!

こんな人にオススメ
お父さんの人
幼児の人
3人乗りの自転車欲しい人

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不朽の名作

勧善懲悪な作品ながらガンちゃんとアイちゃんといった善玉サイドもそれなりに魅力がありつつも、三悪の方が愛嬌もあって憎めない魅力があったのが特徴的でしたね。

ストーリー的には一言でいうと、ワンパターンで、最後は必ず三悪らがコテンパンにやられてしまうのですが、その度に懲りずに次の話でまたあくどいことをするところにもはや感心させられるものがあります。

メカとかも多彩で、子ども心に毎回楽しませてもらいました。

こういうのを時代を経ても色褪せない名作なんだなと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

64.0 3 タツノコプロで変身なアニメランキング3位
ガッチャマン クラウズ インサイト(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (254)
1353人が棚に入れました
僕らは、僕らのことがしりたい。ぼくらの「国」には、「社会」がないこと「社会」と「世間」はちがう世界で生きているということ。情と理「悩む」のではなく「考える」ことが大切ということ。現代人は「速」すぎる 呼吸も浅く早いゆっくり深くが「僕ら」は苦手だ。

声優・キャラクター
内田真礼、石原夏織、逢坂良太、浪川大輔、小岩井ことり、平野綾、細見大輔、村瀬歩、丹下桜、梅原裕一郎、宮野真守、花澤香菜、杉田智和、森功至

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

最後の〆が惜しかった・・。

>0話まで視聴して
わー、2期作品の#00ってだいたいどの作品でも
前期までの総集編的なものになってると思う(思い込み)のに
クラウズインサイトの#00は、これまでの説明が最小限で後はほとんど全部新作カットですね!。

「もう始まってたんだ~♪」とちょっと感激っ。
・・でも、”Huluにて独占配信”って
あいかわらず多くの人に見せる気は・・・ほとんどないようですねw。
(1期は放送局がかなり限られてたし><)

サッと1回見終わった時点での率直な感想としては
「短っ!」です。
←これは2つの意味があって
1つは「面白くてあっという間だった^^」というのと
もう1つは「Aパートだけみたいな”短時間枠”だったのでホントに短かったw」ということです。
(それともこれって単なる1話のAパート先行放送だったりする??)

内容については、1期の説明がごくごく最小限なため
”初見の方”はついていくのがかなり困難だと思われます。。
ですので、初見でインサイト#00を観て興味を持たれた方は
ぜひぜひ1期をTRUE ENDまで見てからインサイトの本編に移られるのがよいかと思います。
幸い、たしかニコニコあたりで取り扱いが決まったように記憶しています。

・・で、肝心の本編ですが

アクションシーンがたくさん盛り込まれており、話もどんどん展開していくので面白いです!。
いきなりあの人がアレになってることに驚かされたり、各キャラの見せ場もたくさんあり
1期を好きな方はほぼ間違いなく満足させられる出来かと(称賛)。
(いきなりあの人がアレになってるあたりは、ノートの問題とか疑問点が生まれましたが
 それもインサイト本編で納得のいく描写があるといいな~)

”1期終了時に気になってたあの人”や”うつうつする人”や”あの動物的な何か”etc.
も健在なので安心感と期待感が倍増以上です!!。
新キャラや今後の本編の展開などなど、本編開始が楽しみで仕方ありません♪。

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>1話まで視聴して
ちゃんと0話からの続きになってますね。
でも、0話見てなくても1話からの視聴開始でOKな作りになってます。

1期のTRUE ENDを見終えた時は
「もうこれ以上何かやることあるのかなあ?」って気持ちもあったけど
いざ2期が始まると、それは愚問であったと強く感じました。

・クセがあるけど憎めない多くの愛すべきキャラ達(声優さん方の熱演含めて)
・映像面、音楽面はもちろんですが、物語の進むテンポ感までもがスタイリッシュ!
・何気なく発せられたセリフが心にひっかかって
 ふと”気付けてなかったもの”に気付けたようになる感覚
・予想外の展開や予想外の映像表現

見どころを何点かあげてみましたが
それらのおかげで、ついついうれしくて鳥肌立てながら視聴しております^^。

現時点での唯一の本作品への苦言としては、「放送局少なすぎィ・・;;」だったのですが
そういえばニコニコでも配信されてるようだし、BS日テレでも放送枠あるようで
1期の時にくらべて大分窓口が拡がったのかな?って思います。

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>3話まで視聴して
今期はしっかり作りこまれてる感じがします!!
視聴者(主にσ(o・ω・o))の安易な予想が、少しだけズラされて
”驚き”や”爽快感”に昇華されられていく感覚は、やっぱ1期以上です!!。
しっかりとこれまでの話の積み重ねの上に次の展開が成り立っている感じ。

やっぱり本作の現時点でのポイントとなるのは
ゲルちゃんの能力と、その結果が意味するところですね。

はじめちゃんやじいちゃんの”灰色”が
今後の展開を打破するキーになりそうですが
”カッツェさんの存在意義”が何か大きな役割を担う予感がしています。

うーん、毎回楽しみで仕方ありません!!。

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>5話まで視聴して
2期とてもいい出来ですね!!。
”1期の後付け?”のような感じは、全く感じさせません!。
”色々なカタチでの問いかけ”がとても秀逸だと思います!!

普段、”自分が正しいと判断した上での選択”をしたと思っていても
実はそうではないのかもしれない・・・。
アニメという架空の物語における話なのに
”とても身近なリアルな問題”のように感じて、ふとゾッとしてしまう感覚がある;。

現時点での自分の素直な気持ちとしては、累くんには悪いけど”クラウズ否定派”かな?。
・・でも、だからこそ、1期から累くんの言っている
「世界をアップロードする」ということが
「人間1人1人への期待」が
どのように成就されるかが楽しみでしょうがないです♪。

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>8話まで視聴して
7話終わってから8話までの2週間の長さといったらww。
・・たまらずレビュー書きたくなってしまいました。
○○時間TVの関係らしいですね・・><。
まさか通常の1クールより1話分少なくなる・・なんてことはないですよね;;。

で、8話まで来たところで話がかなり”今クールの核心”に近づいてきた気がします。
なんか人類補完計画っぽくなってきてますねwww。
でも、本作には、はじめちゃんとカッツェさんがいるので
その点で今後どうひねっていってくれるのかが、とてもとても楽しみです♪。

どうでもいいけど、相変わらず”変身しない”+”戦わない”ガッチャマン達ですよね。
でも、そこがいい!!(それに置き換わるだけの十分な内容が詰まっているから)。

あと、CROWDS RADIOの影響で丈さんのことが「たけさん」(CV:なに川さん)
として脳内に擦り込まれてしまっていて、なんか最近丈さんの登場が多くてちょっと嬉しいです。

あ、そうそう。CROWDS RADIOは1期の時も大好きなWEB RADIO番組だったのですが
2期でもちゃんと帰ってきてくれて、久しぶりに聴いてみると
「CROWDS RADIOは最っ高のWEB RADIO番組だ!!」ということを再認識させてくれました。
CROWDS RADIOの第4回5回は、村瀬歩さんと梅原裕一郎さんがパーソナリティ担当されましたが
とにかく驚かされたのが、村瀬歩さんの声のかわいさです!。
もう普段から「リアル累累」だったのですね。あやうく惚れてしまいそうでした。
宮野さんのパーソナリティ進行へのリスペクトも凄すぎて
喋り方やテンポ、ニュアンスまで含めて、ほぼ完コピされてましたね^^。感激でした!。

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>10話まで視聴して
「あー、なるほどなー」ってすごく納得させられるし考えさせられます、2期のテーマ。
CROWDS RADIOで杉田さん&村瀬さんも言ってたけど
ホント現実世界とリンクして考えさせられる内容が多い。

あと、先日の某○○問題の時も、ネットでの世論?がすごく大きな力をおよぼしたけど
そういうことも含まれたテーマになってるところが凄い!!。

とても身近な現実的な問題として感じさせられる。

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>12話まで視聴して
1期に引き続き、2期でも〆きれてなかったような感じで終わってしまいました。
とはいえ、1期よりはかなり全体的に練り上げられた作品だと感じていただけに
すごく惜しい気がしてなりません。
・・これは中村監督の性質的なものなのかなあ?って思ってしまいます。

11話ラストから12話にかけての”2期の問題解決の方法”が自分には納得いかなかったし
ちょっと表現しきれてない感があって、若干茶番気味だったように思います。

・・だってそれまで「○○に流されてはいけない」って言っておきながら
解決策は、やはりある意味”○○を作ること”による解決でしたよね・・><。
メディアやスマホを使って周知・意見集約してるし・・。
もう少し直接的な対話や人と人のつながりみたいなあたりからアプローチされた
解決方法だったらよかったのにな~と思ってしまいました。


★の評価、少し下がりました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20
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ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

政治絡みの胡散臭さがつきまとい、エンタメ作品としては疑問符

※1期(ガッチャマン クラウズ)、2期(ガッチャマン クラウズ インサイト)両方含めた感想・レビューです。


◆「社会派アニメ」を気取るが、捻くれたマイノリティ意識がチラつき過ぎ

タツノコプロの往年の名作『ガッチャマン』(見てないけど笑)のタイトルを冠した戦隊バトルもの、ということなので視聴してみましたが、ひとことで言って、政治絡みで特定の問題意識を視聴者にステルス的に刷りこもう、という制作者の下心がチラつき過ぎ(ステマ・アニメって奴?)。

近年の戦隊バトルものだと、制作側のそうした変な意図の皆無な『TIGER&BUNNY』の方が、純粋なエンタメ作品として、ずっと爽快で楽しめる良作と思いました。


◆ベルク・カッツェ=制作者の本音?

特に第1期で活躍する悪役ベルク・カッツェのセリフが、まるで「コノ国の愚民どもを嘲笑」しているかのように私には聞こえてしまうのですが、他の方の印象はどうでしょう?

『最終兵器彼女』ほど酷くないとはいえ、本作の制作者の根底にある意識が、1990年代~最近まで顕著だった、夜中9-12時台の民放ニュース・バラエティ番組や一部の偏向した大新聞などが醸し出す、あの嫌な「空気」を彷彿させるのですが。

※強い根拠もなく、常に「コノ国」は「ダメな国だ」、「コノ国の人々」は「愚かだ」と見下すが、ではアンタの国はどこ?え?北朝鮮?韓国?ああ・・・あなた実は日本人じゃなかったんですね。ふーーん。・・・みたいな笑。

※ついでにいうと、そうした「空気」の醸成元の正体は、2000年代終盤~2010年代にかけて、ネットですっかり暴かれて、今ではそれこそ「デンパ」とか「マスゴミ」等と揶揄されているんですけどね。

※そうした、今ではすっかり正体がバレてしまい形勢逆転されてしまったアチラ側の焦りが、カッツェのセリフ廻しの捻くれ具合に反映されているようにも見えるのですが、私の思い過ごしでしょうか笑。

・・・上記のような理由から、私個人は本作を高く評価することは今後も一切ないと思いますが、もしかしたらアチラ側の捻くれたマイノリティ意識を垣間見せてくれているのかもしれない貴重な?作品なのかも・・・と、ちょっと別の意味で注目しています。

とにかく、制作側のお手並み拝見、ということで本作は最終話まで確りチェックしていくつもりです。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============= ガッチャマン クラウズ (1期) (2013年7-9月) ============

{netabare}第1話 Avant-garde (前衛的な) ☆ 一ノ瀬はじめガッチャマンになる
第2話 Asymmetry (不均整、非対象) ☆ メスとの交流、ベルク・カッツェ&塁登場
第3話 Futurism (未来派の芸術運動) ★ SNS「GALAX」、塁の目的、クラウズ出動
第4話 Kitsch (俗悪な) ☆ カッツェの脅威、人の魂を実体化させる力
第5話 Collaboration (協同作業) ★ 塁と№26(梅田)との対話(ヒーロー願望の是非)、トンネル事故
第6話 Originality (独創性) ☆ LORD GALAXからの招待
第7話 Abjection (卑賤、屈服) ★★ カッツェ排除失敗
第8話 Genuine (純正) ☆ ガッチャマン表舞台へ、カッツェの策謀
第9話 Forgery (贋作) ★ Neo HUNDReDの霞ヶ関襲撃、ガッチャンネル
第10話 Crowds (群集たち) ☆ クラウズの立川襲撃、菅山首相保護
第11話 Gamification (ゲーム化) ×(前半)★(後半) 前半は総集編、後半に菅山首相の宣言
第12話 Collage (コラージュ、切り貼り) ☆ クラウズ・アプリの一般開放
第12話(ディレクターズ・カット版) Embrace (抱擁) ☆ 最終話の再構成(とくにカッツェのその後){/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)4、☆(並回)8、×(疑問回)1 個人評価 × 3.4

OP 「Crowds」
ED 「INNOCENT NOTE」 


========= ガッチャマン クラウズ インサイト (2期) (2015年7-9月) ========

{netabare}第0話 inbound (帰航の、本国行きの) ☆ VAPE(赤クラウズ)菅山首相専用機襲撃事件
第1話 contact point (接触地点) ☆ つばさ&ゲルサドラ登場、つばさガッチャマンになる
第2話 penetration (貫徹) ☆ 過激な平和主義者(理詰夢)、赤クラウズvs青クラウズ
第3話 launch (立ち上げ) ★ 理詰夢の狙い、塁の危機
第4話 2:6:2 (パレート法則からの派生法則) ☆ クラウズへの疑念、首相公選
第5話 halo effect (後光効果) ☆ 空気で動く社会、宇宙人首相誕生
第6話 engagement (正式な約束) ☆ サドラ首相の施策、クライズ廃止決定
第7話 outbound (外国行きの、下りの) ☆ サドラ首相の憂鬱、サドラへの白紙委任
第8話 cluster (クラスター、房) ★ サドラの異変(くうさま出現)、全体主義への志向、くうさまの暴走
第9話 opt-out (選択的離脱) ☆ くうさまの正体=空気、全体主義の恐怖
第10話 seeds (種子) × 理詰夢の逆襲、空気の反転
第11話 trade-off(二律背反) × サドラVSガッチャマン、再び空気反転
第12話 insight (洞察) × 続き、とくにつばさの爺さんのセリフがダメでしょ{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)2、☆(並回)8、×(疑問回)3 個人評価 × 3.0

OP 「insight」
ED 「60億の翼」


◆総評に代えて

本作の特に第2期では「コノ国の“空気”が悪い・問題だ」ということが繰り返し強調されており、視聴者の中にはそういう主張に“共感”あるいは“感化”される方もまだまだ沢山いるのかも知れませんが、そんなことは、マスゴミや彼らの御用文化人・御用学者たちがずっと昔から耳にタコができるくらいにしつこく唱え続けてきたことなのでした。

で、西暦2000年代(厳密には1990年代末)から加速的にネット社会が進展したことで、一番はっきりしてきたことは、当初マスゴミ等が期待した「政治の腐敗」とか「国民の愚昧さ」の暴露と周知ではなくて、実は(それまで情報伝達手段を独占してきた)「マスゴミ自身の度し難い腐敗・偏向」の暴露と周知だったのですが、それでは彼らマスゴミのいう“空気”って一体誰が作ってるの?と改めて考えてみると、オマエラが気に入らない「日本の“常識”」を勝手に「コノ国の“空気”が悪い・問題だ」と言って攻撃していただけじゃないの?ということが次第に一般国民に知られてきてしまったのが現在のネット社会なのだと思います。

その点で、本作は、批判の対象ないし問題意識が(そういうものがあるとしたら・・・ですが)今の時代からだいぶズレちゃってるんだと思います。

※なお、アニメ作品で政治や社会思想といったジャンルを扱うことに対する私の基本的な考え方は『純潔のマリア』のレビューの方に一通り書いています。

この点について需要があるならば更に色々と追記しようと思いますが、とりあえずここまで。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 43
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

はじめちゃん、器デケェ

想像通り円盤の初動売り上げ数、終わってるし(汗)
まぁ、内容が内容ですしねぇ。制作側もこの作品は博打なのは覚悟してたんでしょうし。
ストレートな問い掛けと解釈している層も居れば、秘めた悪意と感じた方もいる。かなりチャレンジングな作品と思うけど、まぁ中村監督らしいとも言えるというか。空中ブランコの10話に比べれば露骨じゃない気がしますけどねw

因みに放送前からみんなダイスキーなシャーロットが7K枚、のんのんが4K枚。なるほどと思う反面、意外とそんなもんなの?という点で興味深いというか。
モン娘が5k枚、オーバーロードが4k枚は予想外の健闘すわね。

六花の勇者といいコレといい、夏期に私の好きだった作品は惨敗なのが悲しいw
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 最終話見終えました。
私はしばらくアニメ見てない時期もあったので明言は憚られますけど、かなり異質なアニメだったんではないかと。
秘めたメッセージ性というのは良い作品には内包されてるものではあるけど、ここまで露骨・ストレートに表現されると観てる側も戸惑うとは思います。
それが国民性とか政治形態であるなら尚更。

 個々の見方で印象も変わるのは当然とは思いますが、私的にはこの作品は政治色に関してはニュートラルを貫き、個人の部分に関しては性善説に立つことに配慮した作品であると思ってます。
{netabare}
空気を換える為には、1期の立川事件の元凶であるカッツェの能力すら利用せざるを得ないという決断。
ラストではクラウズも使用解禁されくう様も依然として居て、共に楽し気にサッカーしてる。
首相に返り咲いたすがやんも相変わらずヤジの飛び交う国会で"全体責任の中にあんた達や自分たちも含まれている"と切り返す。
はじめとともにガッチャマン達にメタメタにされ"こいつらにはついてけないわ"と姿を消しかけたカッツェすら、はじめちゃんとともに復活。
ミリオネ屋でのウソ泣き演技も相変わらずワイドショーに喧嘩売ってんなと思いますけどね。

まぁ11話のゆるじいの戦争話とはじめちゃんの自己犠牲の部分はちとズルいかなと私も思ったけど、まんまと泣かされました。私、チョロイ(汗)

{/netabare}
どこか一つだけ切り出すと偏ってると誤解されそうな部分がある為、そうじゃないよと言いたいのを解りやすく表現する努力を惜しんでないと私は感じてます。

でも、この作品はそんな事をジャッジする事を求めている訳ではなくて、そういう事も含めて"考えてる?"という事の問い掛けな訳で。
そこに対して"考えてるよバカヤロウ。アニメでそんな事説教される筋合いはねぇ"という層も存在する訳だし、正直あにこれのレビューも大荒れ必至??と思ってたんですけどね。
意外とレビュー少なくて閑散としてるトコ見ると、この作品自体が興味持たれてないっぽいのが作り手側と受け取り側の体温差感じるというかw
まぁ、こんな作品求めてないよって事なんでしょね。

私的には、学もなければノンポリのテキトウで単純なオッサンなんでこの作品大好きです。私は15年夏期はコレが一番すね。

終盤、絵が怪しくなってましたけどねぇ。もしかして時間足りなくて1期の悲劇再来かとヒヤヒヤしました。
円盤全予約しちゃったので絵のリテイクしてくれる事祈るばかりです(汗)


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11話観ました。
私はこの展開は正直予想外でした。1期の性善説に寄るところは今回も同じでしょうけど。

{netabare}
はじめちゃんという存在は昭和天皇の暗喩?と言うのは以前から話題には上がってましたけどねぇ。或は戦犯なのかな?
まとめサイト炎上しそうな展開ですね・・・
{/netabare}

 いずれにせよ良くも悪くも賛否大きく分かれる作品になった事は、この11話で明確になりましたね。
私は主義主張は置いておいてこんなアニメをキー局で放送した事自体スゲェと思ってますし、金出してもイイと思ってます。

この作品、みんなが皆「良かった・面白い・賛同する」なんて事有り得ないと思ってます。そんなの気持ち悪い。

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10話観ました。
相変わらずラディカルというか、なんつーか(汗)
ワイドショーに完全に喧嘩売ってますね。
各々のガッチャマンの戦う理由が一つの方向に収束してゆく様はゾクゾクしましたです。
ゆるじいとつばさの会話、そう来ることは判ってたけど反則っス。
昼飯喰いながら居間で観てたんですが、嫁さんと子供の前なのに涙腺がw

 クラウズの時は制作スケジュールが破綻して総集編みたいなの入れざるを得なくて、結果最終話が批判の嵐だった訳ですがインサイトは綺麗に〆てくれと祈るばかりです。
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 今月末位から今期の作品のBDがリリースされ始めますが、コレは3話/巻なんすね。この売り方への賛同と作品の制作側へのお布施として買おうかなと思いつつ、丁寧でいい作品なのに苦戦しそうな六花の勇者を応援すべきかなとも思ったり(汗)
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来ましたね。国民総サル化w
観てた方は皆予想してた展開ですけど、毎回ラストの引きの強さにホント感心します。観てる方で多分今までの展開を失望してる人は居ないのではと思う程、視聴者を意識した巧さだなと。
流石に内包したテーマが過激すぎて嫌悪感抱く方も居るのかもしれませんが、私的には期待通りの面白さです。

でも人気無さそうですね。説教臭い話にゃ皆興味無いって事かなw
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サドラにおまかせボタン、キテマスねw
マジで面白いと思うんですが、あんま観てる方少ないんですかね。
メッセージ性強すぎて毛嫌いされてるんでしょうか?
作品への視聴者の気持ちの吸引という点で抜群な作品なのに。
未だにガラケーのオッサンの私がそうなんだから、今の若い方なら心苦しいぐらい身近なテーマだと思うんですよねぇ。
ラストの締め方で賛否分かれるでしょうが、私的には今期一番先が気になる作品です。(六花の勇者は犯人捜しで今クールは終わりそうな全体構成だし)
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 どうでもいい話ですけど、1話登場時、3話の観衆の吹き出し様吸い上げた後の変身後のゲルちゃんの姿ってアクマイザー3のザビタンっぽいすよねw
まぁそれは置いといて、やっぱゲルちゃんのあのシビリアンストーム(?)とか言う技は今後の展開にアレなんでしょね。
序盤から飛ばしますね、ガッチャマンw
面白いです。
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1期のクラウズ騒動の後の拡散が招いた負の側面の話の様ですが、私は楽しめてます。逆に1期が楽しめなかった方は2期も無理かも(汗)
この期に及んでガッチャマンクラウズが旧ガッチャマンのリメイクと思って敬遠してる方は居ないと思いますが、もしそう思ってる方なら、一度目を通した方がイイと思います。

はじめちゃんの2話にも表現されてたニュートラルな思考故のグレーな心の色をメインにしてくのか、つばさの普通の子・ゲルサドラちゃんの無垢な平和主義の路線で行くのか、或は両方を巧く纏めて来るのか楽しみです。
もしかして、そんな素人予想覆すスゲェ展開となったら最高すね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

66.0 4 タツノコプロで変身なアニメランキング4位
破裏拳[はりけん]ポリマー(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (23)
98人が棚に入れました
70年代前半、ブルース・リー映画ブームの熱気の中で制作された、タツノコプロのSF格闘アクション。ワシンキョウ市の一角に、私立探偵事務所を構える車錠。彼は国際警察のおこぼれに預かろうという、しがない探偵だ。だがその助手で見た目も凡庸な若者・鎧武士は、実は国際警察・鬼瓦長官の実子で、変身強化服を身にまとう正義の味方ポリマーだった。頑固な父に反発する武士=ポリマーは正体を隠し、今日も世の悪と戦い続ける。
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

青いブーメランパンツが超セクシー!

何やら2017年は漫画・アニメ原作の実写映画がラッシュですね。本作も溝端淳平くんが主演で5月に公開されるとか。世界観はどうやら変えてるようです。監督は坂本浩一さんですが実写「009ノ1」を見てると全然期待できない仕上がりになりそうです。
PV見た限りではガッカリ感がしますが若い人はどう思うのかな?

本作は1974年放映。映画「燃えよドラゴン」のヒットで世間はカンフーブーム(掛け声の怪鳥音「アチャーッ!」がブレイク。でもブルース・リーは前年’73に没)。
ブームに乗ってアニメでも何か出来ないかとして作られたのがタツノコプロの「破裏拳ポリマー」。タツノコ4大等身ヒーロー(ガチャマン・キャシャーン・テッカマン)の一つとして今なお語りぐさになってます。

・ギャグ(おマヌケ演技)
・お色気(パンチラ・乳〇も見える胸チラ)
・メカ&バトルアクション(悪党メカVSポリマーのTPO形態・ムチャクチャな格闘技)
・時代劇ヒーローパターン(登場時の口上“この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ。破裏拳ポリマーここに参上ぉ!”)
と結構てんこ盛りです。
{netabare}
世界観は無国籍。架空都市アメホン国(アメリカ+ニホンの造語)ワシンキョウ市(ワシントン+トウキョウの造語)で日々起こるコスプレ犯罪者集団の悪行に鉄槌を下すポリマーの活躍がみものです。

国際警察の鬼河原虎五郎(おにがわらとらごろう)長官の息子・武士(たけし)は共に正義に熱い想いはあるものの捜査の意見が違い犬猿の仲。
鬼河原長官:捜査・検挙の為ならば犠牲も止むを得ない。
鬼河原武士:人命を優先しない捜査は許されない。
折しもオレガー・スッテル博士(俺が吸ってる?)の新発明・重化合物質「ポリマー」を鬼トカゲ団が悪用の為に奪うという情報を聞きつけ、武士は単身オレガー博士の研究所に向かうが時すでに遅く研究所は炎上。
何とか逃げ出したオレガー博士を見つけた武士だが、博士はもう虫の息。鬼トカゲ団の追手が迫る中、博士は持ち出した発明品「ポリメット」を武士に託し正義の為に使うことを願い息を引きとった。
この単独行動を鬼河原長官に咎められた武士は勘当させらることに。

武士は鎧武士(よろいたけし)と名を変え、国際警察庁本部の向かいにある車探偵事務所に探偵助手として入り普段は使えない三枚目を装い、山場になると正義の超人「ポリマー」に転身して悪党どもをなぎ倒す。しかし正体は誰にも明かさず秘密にしています。
車探偵事務所の面々は、
車錠(くるまじょう):探偵長でハードボイルド気取りのオッチョコチョイのヘボ探偵。肝っ玉も小さくハッタリの拳銃は水鉄砲かライター。いつも国際警察を出し抜いて事件を解決し、名声を取りたがっている。
男爵(だんしゃく):ヤル気のない元警察犬のセントバーナード。視聴者に対してボヤキを呟いてばかり。ポリマーの正体が武士であることを知る唯一のキャラ。でも「犬」なので周りに知らせることができない(ワンワン)
南波テル(なんばテル):車探偵事務所の入ってるビルのオーナー。探偵事務所の家賃滞納に頭を痛めるも冒険好きなので何かと一緒に行動する勝気なアクティブお姉さん。ポリマーの大ファンで「イヤーン」担当。

基本ストーリーパターンは、
国際警察の会議室に武士が盗聴器を仕掛ける→国際警察の会議室で対策会議→探偵事務所で盗み聞き→国際警察を出し抜いていち早く現場に急行する探偵事務所一行(車探偵長・武士・テル)→事件進行→悪党に捕まる車探偵長・テル。こっそり逸れる武士→悪党のアジトで探偵長・テルが処刑寸前に高笑いで現れるポリマー→チートに強いポリマーの勝利→一件落着
というような感じ。

【「ポリマー」ムチャクチャ強ェェぞ】
オレガー博士が発明した高分子重化合物「ポリマー」。ポリマー粒子で作られた「ポリメット」を武士が被り、初期声紋認証で登録された武士の掛け声「転身!ポリマー!」によりポリメットから出る粒子が武士の体全体を被覆しポリマースーツを装着した「破裏拳ポリマー」に変身。
ポリマースーツは防弾・防炎・耐圧は当たり前。人間の筋力を数倍はねあげ、普段から空手の心得のある武士は独自に「破裏拳流」をつくりあげました。
破裏拳流:相手の動きや技の[裏]から打ち[破]る[拳法]らしいですが見ている限りでは[力]のゴリ押しに見えます。あと竜巻現象の一つ「ハリケーン」と語呂を合わせていているところが面白いです。ポリマー1人に複数の悪人が飛び掛かってもボコボコにされて吹き飛ばされていく様を表しているのでしょうね(吞み込まれたら吹き飛ぶ)。
それでも数で力負けしそうな時に出す気合の掛け声「ハァァァァリィキェェェェェェン(胸や手の甲の[P]文字が光る)」は子供心にはこちらも気合が入りそうでした。
そして編み出した必殺技の数々「真空片手独楽(しんくうかたてごま)」「反動三段蹴り(はんどうさんだんげり)」「幻影破裏拳(げんえいはりけん。[質量のある残像だとっ?BY:カロッゾ])」など。
さらに「新造人間キャシャーン」の「フレンダー」の如く5つのマシン形態で突貫体当たり攻撃。これで玩具売上アピールも万全!(でも当時あまり売れなかったように思えますが・・・)
各マシン形態の名前を叫ぶと全身のポリマー粒子が形状変化。
・ポリマーホーク:音速で飛ぶ小型航空機形態。
・ポリマーグランパス:大海原をいく小型潜水艦形態。
・ポリマードリル:地中を潜るドリルタンク形態。
・ポリマーローラー:道路舗装で使うようなロードローラー形態で敵を伸し烏賊に。
・ポリマーマシン:フォーミュラカー形態。あまり出番はなかった。
そんな無敵とも思えるポリマーもいくつか弱点があるわけで、ポリマー粒子が全身を覆っているので皮膚呼吸が全くできず活動限界が46分ほど。電磁フィールドが動力源なので極低温(-50℃)や長時間電流を浴びると変身が解除されてしまうことに。

’93年頃から始まったタツノコ・リメイク祭りの一つとして梅津泰臣キャラ・新房昭之監督(物語シリーズ)で’96、7にOVA化されましたが諸般の事情でリメイクは尻切れトンボの状態で終わっちゃいました(割と面白かったのになぁ){/netabare}

OPは勢いがあっていいですね。ダンダンダンダン、ディンダダーンあたりは未だ歌いにくいですが(後期になるとシメでポリマーが叫んでたような記憶があります)
EDもたまに鼻歌しちゃったりします。

「破裏拳ポリマーここに参上!」

あ~かい正義の、影ぇ~ひーとつー

闇を破って、あらわーれる~

せ~かいに危機~が迫る時ー

うーなる鉄拳、はーりーけんーーまぁ~くぅ~~

のさばる敵をひとひねりー

てんし~ん、てんし~ん、ポリマーマシン~

悪を~~斬るっ!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

推理?そんなものより徒手空拳だ! 

普段は車探偵事務所の助手として働く“鎧 武士”
しかしてその実態は・・・破裏拳ポリマー!

街にはびこる怪人たちを正義の使者ポリマーが打ち倒す、
“コメディテイスト”のSFヒーローアクション(公式)
{netabare}
ええ!? コメディアニメだったの?ポリマー!?

確かに、ギャグだけで言うとチャージマン研!に近い
圧倒的にポリマーのほうが面白いですけど。
(チャー研が1974春で、こっちが1974秋なんですね。)

タツノコイズムのカッコイイピッチリスーツに身を包み、
柔道と空手から編み出した自己流の拳法!

「破裏拳流」で悪の組織をなぎ倒す!!

ひと殴りで敵を天井に突き刺すほどのパンチ力を持ち、
特に説明もなく変身!(変形?)あらゆる環境に適応し
陸海空を網羅する。謎に包まれた無敵のヒーローなのだ!!!

なにより“強い”とにかく“強い”

RXがリボルケインを抜いた時のように。初号機が暴走した時のように。
ポリマーが、常に持ち歩く「ポリメット」をかぶったら・・

視聴者はこう思う  「・・勝ったな・・。」

実は本編でいくつか弱点が出てくるんですけど
その弱点は他のヒーローに比べて緩すぎないか?
とツッコミを入れたい(^_^;)

他にも、なんでピッチリスーツで色んな形になれるんだ?
と思ってました。そうか。。科学の力か・・
{/netabare}
天野喜孝キャラに大河原邦男メカデザインの
タツノコ黄金期の名作、破裏拳ポリマー!

『この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ!
 破裏拳ポリマー、ここに参上!』

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タツノコプロ色が強い!

『新造人間キャシャーン』、
『科学忍者隊ガッチャマン』の
系譜を受け継ぐ、タツノコプロ色の強い作品ですね。
ただ、、『キャシャーン』がシリアスだったのに対して
この作品はコメディ路線でした。
ただ、格闘技ものをイメージしていたので
主題歌等はすごい「気合」が入っています。
【これは2つの意味で、、、
1つはささきいさお氏の声が、
もうひとつは空手等の【チェストー!!】の
掛け声的な】
だから、正直本気なのか
ギャグなのか子供には分からない微妙な作品でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

64.9 5 タツノコプロで変身なアニメランキング5位
波打際のむろみさん(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (657)
2948人が棚に入れました
ある日突然、むろみさんが釣れた!! フィッシング部の向島拓朗が釣ったのは‥‥なんと人魚!? 「ミミズうまかっちゃん、喰らいついてしもたら、なんや釣り鉤やったんやね」‥‥こいつ、博多弁話すしー! なぜか博多弁を話す人魚のむろみさんと、釣り好き少年・拓朗の異生物交流コメディ♪

声優・キャラクター
田村ゆかり、水島大宙、野中藍、上坂すみれ、原田ひとみ、中原麻衣、さかいかな、斎藤千和
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

wktk!ktkr!乙姫△!!ぬるぽ!がっ!・・・自演乙w

人魚のむろみさんと
むろみさんをたまたま釣り上げてしまった
向島拓朗(むこうじまたくろう:たっくん)くん
をメインに繰り広げられる恋(?)のお話

原作は未読
予備知識ナシで視聴を開始したのですが
始まる早々突然釣り上げられるむろみさんを見て
正直引きました

最近の日常系ギャグアニメとは一線を画しているのは
わかるのですが
まさか人魚モノだったとは・・・
っていうか
{netabare}釣餌のゴカイ食べちゃった・・・キモイ{/netabare}

でも面白かったです
むろみさんがとってもかわいいし
他の人魚さんたちもかわいいし
それに
人魚さんだけではないんです・・・人外キャラが

イエティくん(ちゃん?)やら
(イエティくんがカワイイ^^)
河童の川端(かわばた)くんやら
ツチノコの宝満(ほうまん)さんやらの
UMA(未確認動物)

ハルピュイアというギリシャ神話に出てくる化け物のハーピーちゃんや
(ハーピーちゃんが超カワイイ^^)
旧約聖書に出てくる怪獣リヴァイアさん(リヴァイアサン)とかの
空想の動物

あと
{netabare}なんか変な宇宙人も出てたな・・・ワロスワロスw{/netabare}

舞台となるのはどこかの海岸の防波堤ですが
たまに
モルジブだったり
ヒマラヤだったり
南極だったり

時代が
恐竜がいた頃(ジュラ紀?)からのお話だったりと

とても
壮大なスケールのお話です

でも
スケールのわりに
ギャグは小ネタが多いですね

下ネタも・・・
{netabare}赤くて小さい玉をいっぱい出してきて(卵?)
むろみさんが顔を赤らめながら
「せ○○かけて」って・・・^^!
1話目から敷居がイッキに上がった感じで
最初なんだかよく分かりませんでした(キャ~){/netabare}


ギャグもいいのですが
人魚さんたちのガールズトークが面白いですね

ちょっと棘のあるお喋りや
みんなの顔がキツめなのもあるのですが
じっくり見てたらなんだか

{netabare}水商売のおねえさん達みたい^^{/netabare}

むろみさんやリヴァイアさんの博多弁も
(厳密には、むろみさんは博多、リヴァイアさんは小倉らしい・・・ってやっぱ違うの?)
可愛くてよかったです

なんでも博多弁は男子にモテる方言のベスト3に入るらしいですぜダンナ^^


さて視聴を開始してしばらくは
小出しのギャグばかりで
この手の作品にありがちな
ストーリー性の薄い内容だなと思って観ていたのですが
なかなかどうして
少しばかりシリアスなお話もありました

お話のメインとなるのは乙姫(おとひめ)さん
{netabare}竜宮城の経営に失敗し地上に出てアルバイトをしながら
地上制覇と海での再起を虎視眈々と狙っている女の・・・人?子?{/netabare}
むろみさんとは犬猿の仲で
"没落貴族"とか"毒婦"などと罵られる程仲が悪い

この乙姫さんが出てくるお話が
いつも
生々しくて痛々しいんです

乙姫さんがアイスクリーム屋さんのアルバイトをしているときのお話は
{netabare}竜宮城の倒産やらその後の投資に失敗した話やら{/netabare}
{netabare}時代背景が世界恐慌やらリーマンショックやらと{/netabare}
設定や時系列はめちゃくちゃなのですが
結構お話がリアルっぽく語られてて

さらに
むろみさんとの確執について
乙姫さんがたっくんに語った言葉
{netabare}「誤解は行動でしか解けないわ。いくら口で言っても言い訳としかとられないもの・・・」{/netabare}
ってもう
ギャグアニメのカテゴリー越えちゃってます^^

もう
「乙姫さんかっけ~」って
なぜだか共感して
ちょっとだけ涙をこぼしてしまいました

随所に静止画像を挟んで
なんか「手抜き?」って思ったりもしましたが
皮肉にも
それがシリアス展開をより際立たせたりして
ツッコミどころが満載です^^

それにしても
この乙姫さんのお話といい
大掛かりなアクションのオープニング映像といい
途中でなにかとんでもない展開があるのかな~って
期待して観ていたのですが
{netabare}最後まで大きなイベントもなく
なんとなく拍子抜けしました{/netabare}

まあ
一話約10分で13話という
ちょっとばかり尺の短めなお話で
地球規模から小ネタまでの幅広いスケールと
シリアスからギャグまでを網羅している点は
評価しますよ

2期を期待してます~^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25
ネタバレ

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人を選びますが。

※あくまでも個人的見解です。
※多少のネタバレがあるかもしれません。
※話がそれまくっております。
※加えてテンションもおかしいです。
※なお私事がいつにもまして多めです。
※たぶん、きっと、恐らく、仕様です。。。です。
※ご了承ください。


この作品知らんと? よかや? よぅ聞くばい。
少年が釣りしとったら人魚がミミズにつられて釣り上げられたたい。
そげんで………

あ、無理です。博多弁、頑張ってみようと思ったけど無理でした。はい。(そもそもここまで自体あってる気がしないとですよ。。。)現地の方やその他の方々に失礼なのでやめます。現地人で居たかったです。あらすじとかは適当なの読んでおいてください。特にないですので。たぶんあらすじなんて読むよりも見た方が早いです。ぜひレンタル店へ。気に入ったらそのままネットでも何でもいいので購入へ。


……コホン。

まず自分はこの作品大好きでした。今季のダークホース、いやいや、考え方によっては一番楽しんだんじゃないかと思うほどに。
内容が自分のツボだったのや、方言多用やら色々自分としては面白い点が多かったのです。また普通の作品の半分程度の長さ(12分程度でしたかね?)もよかったです。これが普通の長さだと恐らく評価は下がったでしょう。適した長さです。
ただし、この作品思い切り人を選ぶものだと思われます。現に自分の周りの知人は誰一人としてこの作品のおもしろさがわからない……人によってはつまらない等と吐き捨てよる始末……。とりあえず見る人を選ぶ作品であることを念頭においておいてください。

声優の評価が満点なのはやっぱりあの方言。地元民とかではないので正しいのかなどは分かりませんでしたが、たぶんそこまで問題なく演じてくださっていられたと思うので。またとても好みでしたので。

音楽、というよりもこの評価はOPです。中毒性はありそうですが、なれるまで少々時間がかかる。加えてこのCDをお金を出してまで欲しいかといわれると……。少々。作品にはあっている(……?)のでいいのでしょうが。
入り方は好きです。アニメーションと曲もあっていて大好きです。その他の部分も大方すきです。ただ「むろみー!」あたりが少々苦手なだけです。

キャラクター地味に濃いです! あのリヴァイアサンが出てきます! イエティやハルピュイアも! さらにはさらには河童や宇宙人やらツッチーやらとたくさん! その他割愛!(ぇ 
もうみんな大好きです。出番少ないキャラもいますが大好きです。よくわからないキャr(割愛。
少々余談が入ります。{netabare}そういえば、たっくん(主人公(?))の必要性を一時理解できませんでしたが、なるほど、彼、案外必要ですね。いや、途中で登場数が(主人公であると思われるにもかかわらず)減っていた気が、更には影も薄くなっていた気がしていたので、彼居なくても……と考えていたのですが、もう少し考えてみてそうでもないな、と。余談でしたすいません。{/netabare}





どこかで述べたとおり見る人を選ぶアニメだと思います。
ですが(自分はとても楽しめたこともあり)とりあえず1話でも見てみてほしいです。1話見たところで面白さが伝わるとも思いませんが、それでもせめてそれから決めてほしいです。あ、DVD1巻につき4話入ってるので是非4話まで♪

余談
{netabare}
余談というよりも謝罪です。
わたくしごと多すぎですね、すいません。
ふざけて書きすぎですね、すいません。
以後気を付けます。でもこのレビュー直す気はございません。
この作品に対するテンションがおかしかっただけです。 {/netabare}

追記です。
{netabare}
とあるかたがむろみさんのしゃべり方でこの作品を紹介してくださっていました! 読んでいるうちにむろみさんの声で脳内再生されて感動しました!
名前やレビューを勝手にあげていいのかわからないので挙げられませんが、なんとなくレビューをたどっていけば見つかるかと思われます。
この作品が好きな方には少しお勧めさせていただきます。
ぜひ読んでみてください。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

CMがうるさすぎてイライラMAXしたけど…(13話

むろみいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
うっせええええええええええええええええええええええええ
○ち○すぞおおおおおこんにゃろおおおおお
(#゚Д゚)y-~~

と言う印象でしたが、つり球が面白かっただけになんか海的なものにひかれ1話視聴。

エロギャグアニメ?
よくわからんけど笑えはしなかった。
エロ要素は出してるけどなんかギャグエロなもんで反応しませんでした。

なんか方便使ってるのが斬新でちょっと面白くなるんだろうきっと、みたいな期待を寄せて見続けたいと思います。

各話感想
{netabare}5話まで見ると不思議なもんでOPがよく聞こえてくる不思議。
色んな小ネタが仕込まれていてニコニコでコメント付いてるとわかりやすいです。

6話
乙姫様が色々といいキャラしてるなぁ。
しかしこのアニメ、頬の赤い表現が素晴らしく愛おしい。

7話
完全にエロ回でした。本当にありがとうございました。

8話
なんだろうOPの中毒性がやばいw
ここまで一度も飛ばすこと無く見てしまったw
シーラカンス涙目すぎるだろwww

9話
鼻フックとか主人公レベルたけぇw
むろみいいいいいいいいいいいいいいいいい
うむ良いOPだ。ホントなんだこの中毒性。
基本アニメのOPEDはいつも飛ばすのだけどこのアニメやたらはまってしまった。
なんだろうなんかむろみさんには変な魅力がある。
なんなんだかわからんから困る。
コピペ済みってなんだこのロボwww
ホビロンっておまwwぬるぽガッ!

12話
何処の花火見てんだ。だから富士山の乳首www
胸が伸びすぎてきめぇww Pカップ位あんじゃねぇのw嬉しそうだなおい。
河童何気にイイキャラしてんだよなぁ。
尾びれフェチわかんねぇよ。過去補正w
おいタコで触手プレイかよwwどんだけ巨乳好きなんだこのアニメww
全然胸に魅力を感じない俺は異端なのか…?
でかかろうがちいさかろうが感度以外興味が無い。
だからいちいち嬉しそうな顔すんなwww
なんという人魚プレイw焦らすなwww
人魚過ぎてエロさがわかんねぇよ!w
破られちゃうってなんか意味違くないか!?w
ヘテペロ(・ω<)すんなw 真っ白ww
最終回かと思ったら違うのか…
なんか適当に二期とかも続けて欲しいなぁこのアニメ。
アザゼルさん意識しすぎw

13話
まぁまさに最終回って感じでよかった。
しかし時期がまったくもって外れてるけどw
これ年末にやってたら今の二倍位心が盛り上がったかもしれない。
15分枠のアニメって結構サクサク見れて良かったなぁ。
アザゼルさんも面白かったし。
こういうギャグテイストのは短い時間で丁度良い感じだなぁ。
しかし本編3分しかない戦勇。がすげぇ面白いんだよなぁ。
うーむどっちもなかなか面白かった。
最後に一言。
むろみいいいいいいいいいいいいいかえってこおおおい!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

62.1 6 タツノコプロで変身なアニメランキング6位
鴉-KARAS-(OVA)

2005年5月28日
★★★★☆ 3.6 (117)
496人が棚に入れました
夜を忘れた街・新宿。隣り合う妖怪の存在を忘れ、浮かれ暮らす人間たち。古来より、からみ合うこのふたつの世界の秩序は“ゆりね”と“鴉”によって守られてきたが、ここにきてそのバランスは大きく乱れつつあった。\n一切の「個」を捨て、街の下僕となることをさだめられているはずの“鴉”が、自らを廻向と名乗り、人間への復讐を開始したのだ。街で連続する奇妙な殺人事件。それらはすべて、廻向によって新たな体を与えられた御座衆と呼ばれる機械化妖怪のしわざによるものだった。\nそんな中、新宿駅にふたりの男が降り立つ。ひとりは猟奇殺人解決のために本庁から派遣されたエリート警部・呉。そしてもうひとりは、廻向を倒すため舞い戻った流浪の妖怪・鵺。\n人間社会の常識にとらわれるあまり事件解決の糸口さえ見つけることができない呉とは対照的に、鵺は御座衆のひとりである河童を追いつめる。鵺の狙うライフルのスコープが河童をとらえた時、もうひとりのゆりねと鴉が現れる。彼らこそ、新宿の大いなる意思が生み出した、新たなる街の守人であった。

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

漆黒のヒーロー誕生!驚愕の、ハイクオリティーアニメーション!!

タツノコプロの40周年記念作品として制作された、ハイクオリティーアニメーション作品!!
監督は、さとうけいいち監督。今期は、音楽の池頼広らと共に「TIGER & BUNNY」を製作しています!
1話30分、全6話のOVA作品。第5回東京国際アニメアワードの、オリジナルビデオ部門優秀作品賞を受賞しています。

人間と妖怪が共に住まう街、新宿。その均衡は、街を守りものである"ゆりね"と"鴉"の存在によって、古くから保たれていたのだった。
しかし、やがて人間は妖怪の存在を忘れ、己の快楽や欲望の赴くままに街を作り変え、その均衡が今破られようとしていた…。
新宿の街を舞台に、妖怪達の激しいバトルが今始まる…!

第1話のオープニングシーンから、息もつかせぬバトルアクション!むちゃくちゃカッコいいです。
スピード感のある映像と、温かみのある色彩が印象的!
新宿の町並みや歩く人々も、とても丁寧に描かれています。
バトルシーンやさまざまな場面で使われる、光の演出も素敵です。
手書きの人物達が急に、フルCGのバトルロボットに変身するのには少し抵抗がありましたが、慣れれば逆に癖になります!
特撮ヒーローのドラマを彷彿とさせる場面がいくつかありますが、実写では実現できないことを表現できるのがアニメすごいところですね。ますます実感しました!
音楽は、プラハ交響楽団も巻き込んだ、本格的なサウンド。
新宿に妖怪が暮らしているという設定も面白いです。
キャラクターデザインも魅力的で…!
鵺役の藤原啓治さん、廻向役の櫻井孝宏さん達がとてもはまり役で、すばらしかったです!
その分、俳優が本職の方々の声がどうしても浮いてしまって…。とても勿体なかったです…。
とはいっても、思わず画面に見入ってしまう事間違いなし!

圧倒的な映像技術と、感動的なストーリー!最高の音楽とスピード感あふれるバトルアクション!
タツノコプロの本気の詰まった一作を、是非一度ご覧下さい!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

超絶美麗バトルアクション

タツノコプロ40周年記念OVAとの事です。
タツノコお得意のお家芸、等身大ヒーローを超絶美麗グラフィックで魅せてくれます。
いや、ほんと気合入ってます。持てる総力を注ぎ込んだって感じです。


やれる事は何でもやろうという気概が感じられる設定。
基本、剣で戦うヒーローものですが、妖怪あり、メカあり、グロあり、ガンアクションあり、飛行機(のようなもの)での空中戦あり、と、バトルの要素をごった煮状態で詰め込んでます。
相当作画に自信アリですね。
その全てのアクション要素を、CGと手書きを融合させた見事な描写で表現しきってます。
バトルアクションの作画は近年見たどのアニメよりもハイレベル。一見の価値ありです。

ストーリーは、あらすじに書いてあるとうりで、特筆するようなところはありませんが、第1話では世界観を語ることなくとにかく派手な映像と意味深なカットを多様して畳み掛ける演出。
「オラ、俺様の美麗世界に魅入ってこいやぁ」って言われてようで正直ウゼェ。癇に障って仕方ありませんでした。(まだ1話目だけど見るのやめようかとさえ思ったw)
2話以降、ちゃんと状況が判るような展開と演出になってたんで見続けましたが。


声優は、主要キャラに俳優使ってます。
大して上手くもありません。
ストーリーが陳腐だから、素人くさい起伏の無い演技でも気にはなりませんでしたが・・・
40周年を記念する作品でしょ?
話題づくりの為かは知らないけど、なんでアニメの老舗製作会社が、アニメの質を貶めるような真似をわざわざするかなぁ。
色々大人の事情もあろうかと思いますが、この点は大いに不満です。


まぁ多少の問題もありますが、ほんとに映像は超一級です。
バトルアクションがお好きな方、是非ごらんください。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人か鴉か

タツノコプロ40周年作品。
全6話で構成されていて、舞台は魔都市東京。
サンシャインやヒルズなども出て来るので
親近感が湧くかも?
メカニック妖怪バトルと
それに絡む人間模様という感じかな。
メカニック妖怪の1人が鴉なんですが
牙狼を彷彿させるキャラデザ。

妖怪は使い古された感があるけれど
メカニック化されている事で斬新に見える。
純妖怪も出て来るし、五行結界をはる事で
6話と短いながらも納得できるシナリオになっていて
バトルも良く動く。

さとうけいいち氏が原案と監督をやっているので
作画は抜群だし、音楽も良い。
バハとかタイバニで有名ですね。
とても良く出来てると思うのですが
知名度が足りない気がするのは何故…

ゆりねのキャラデザをもう少し神々しくして欲しかった。
町並みはもう少し胡散臭い多国籍な感じにして欲しかった。
目の付け所は良いと思ったので
アンバランスな町並みを見て見たかったかな。

最初は意味不明というか、入りにくいというか
敷居が高く感じるかもしれないけれど
3話でおおまかな流れがわかり
4話で話が動いて
5話の猫さんの囲みで鳥肌が立ち
6話で綺麗にまとまっています。

白猫さんと巳さんは絶対に殺してはならないと言われていた所以がわかります。
個人的にはかたつむりの子が好きでした。
もっと話が多ければ純妖怪も沢山見れたのかしら。
どこぞの50周年記念とは大違いでとても良かったです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29

62.6 7 タツノコプロで変身なアニメランキング7位
タイムボカン(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (33)
201人が棚に入れました
木江田博士はカブトムシ型タイムマシン「タイムボカン」の試運転に出かけたが、行方不明となってしまう。帰ってきたのはオウムのペラ助と世界最高級の宝石「ダイナモンド」だった。木江田博士の孫娘・淳子と博士の助手の丹平はコンビを組み、どこかの時代に消えてしまった博士をタイムトラベルしながら探すが、ダイナモンドを狙う悪玉トリオがその道中で邪魔をする。その後、木江田博士は現代に帰還し丹平たちと再会する(第27話)。それ以降は、悪玉トリオのダイナモンド入手の阻止や、ペラ助の故郷探しなどの旅をする。

声優・キャラクター
太田淑子、岡本茉利、滝口順平、桂玲子、槐柳二、小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也、富山敬

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

悪玉トリオ伝説の始まりだペッチャ B+

タイムボカンシリーズ最初の作品。

悪玉トリオ
 マージョ(美人ボス)
 グロッキー(メカ担当)
 ワルサー(怪力)
の方が主役よりメジャーになるという逆転現象を起こした作品。

この3人組は、シリーズ全てにおいて名前を変えて登場してきており、いつも主役を喰う活躍を見せてくれますww

今考えると良く飽きなかったなーと思うくらい、殆どが悪玉メカの爆発オチでした。

ところで、タイムボカン(タイムメカブトン)は巨大電池で動いているんですよ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

タイムボカンシリーズはここからです!

メカブトン、クワガッタン、ドタバッタンという3つの形態のタイムマシンがありました。

マージョは覆面をかぶっていません。

私はこの最初のタイムボカンが一番好きです。
実際あとに続くヤッターマン以降はあまり観なかったです。

最初のタイムボカンはもちろんコミカルだけどちゃんと話があって
ヤッターマンから続くいい意味での悪乗りがなくて好きでした
悪乗りも長く続くと飽きちゃいますよね

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

とにかく ひとまず なにより すなわち

後に「タイムボカンシリーズ」として十数年続く、記念すべき一作目(゜∀゜)
 
タツノコプロのそれまでのシリアスなアクション物から一転、コミカルアクション
として、始まったシリーズ(゜∀゜)

男女ペアの主人公と、悪者の女ボスと、科学者、力持ちの凸凹コンビというキャラ構成は
このときから基本の形を崩さず、我々を楽しませてくれました(゜∀゜)
 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

59.7 8 タツノコプロで変身なアニメランキング8位
ゼンダマン[Zenderman](TVアニメ動画)

1979年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (19)
111人が棚に入れました
不老長寿の秘薬「命のもと」を探し出し、世界平和に役立てるため、紋者博士はタイムトンネルを完成させたが、自分達の私利私欲のために「命のもと」を奪おうとするアクダマトリオは、タイムトンネルの別の入り口を見つけ、タイムトンネルに入ることに成功した。紋者博士の孫であるさくらちゃんと、博士の助手である鉄ちゃんが善意の塊ゼンダマンに変身し、アクダマトリオの野望を打ち砕く戦いを描いた作品。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、滝沢久美子、佐久間あい、宮内幸平、小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也、池田勝、宮村義人、山本正之、田中勝、荒川保男、飯塚昭三、富山敬

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やる~やる~やる~ やられるぞ、きっと、なっ!

・・・ほとんど覚えてなかったのでレビューを書くに当たって
ランダムに一話チョイスして観直してみました(゜-゜)
たまたま選んだ32話にて衝撃の事実が!(゜Д゜)
 
マージョー一味(タイムボカン)とドロンボー一味(ヤッターマン)と
今回のアクダマンは同一人物だったんですね(゜Д゜)

・・・・と、いうことで、今回もウイキのお世話に(゜-゜)
・・・なるほど(゜-゜)
当初(少なくともゼンダマン32話時点)では、同一人物という設定だが
現在では別人というのが公式設定のようです(゜-゜)
 
シリーズがこれほど長く続き、三悪がこれほど人気になると
思ってなかったんでしょうね(゜-゜)
それぞれを別人として同時に登場させ、協力したり対決するシーンを
描いてみたくなる気持ちわかるなぁ(゜-゜)
 
ところで、おだてブタに代表されるコックピットメカに、オシイ星人ってのがいるけど
このオシイ星人、モデルは当時演出で参加してた押井守なんだってね(゜-゜)
 
お~しぃお~しぃ~お~しぃお~しぃな~ もうちょっと~ぃ(゜Д゜)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

タイムボカンシリーズ第3弾 B+

今回の悪玉トリオは以下の3人、相変わらず声優は同じです。
 ムージョ(お色気美女のボス)
 トボッケー(メカ担当)
 ドンジューロー(怪力担当)
これにニャラボルタという人間の言葉を話す猫が加わります。

対するゼンダマンは鉄ちゃん(ゼンダマン1号)とさくらちゃん(ゼンダマン2号)にアマッタンというロボットを加え、ゼンダライオンをはじめとするメカを操ります。
でも、ゼンダライオンは歌うことばかり一生懸命で、戦闘の方は余り熱心じゃないんですよね。

悪玉トリオの方のギャグマシンは有名な「おだてブタ」のほかにも数多くが登場します。
そのうち「オシイ星人」は押井守がモデルになっているんだそうですよ。

悪玉トリオの爆発オチの際のドクロもほぼ定着するなど、シリーズとしては安定期をを迎えた作品といって良いでしょう。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

70.5 9 タツノコプロで変身なアニメランキング9位
パンドラとアクビ(アニメ映画)

2019年4月5日
★★★★☆ 3.8 (13)
59人が棚に入れました
【前編】 「荒野の銃撃戦」「ねぇ、本当にこの世界にあるの?」灼熱の太陽が照りつける荒野を進む《パンドラ》と《アクビ》。2人はあちこちに飛び散ってしまった、世界を滅ぼす力を持つといわれる“災いの欠片"を探すため、この世界に降り立った。一方、ギャングがはびこるスリーホークスタウンの保安官《三船 剛》は、日々、街の平和を守り続けている。子供の頃に抱いていたレーサーになる夢を捨てて働く彼だったが、そんな姿が、なじみの店のウェイトレスである《ルイーズ》には少し気がかりなようで…荒野を歩き疲れたパンドラはアクビに“お願い"し、魔法の力でスリーホークスタウンへひとっ飛び!そこで偶然出会った剛とルイーズに“災いの欠片" 探しの手伝いを依頼するのだった。【後編】 「精霊と怪獣の街」世界を滅ぼす力を持つといわれる“災いの欠片"を求め、新たな目的地を目指す《パンドラ》と《アクビ》。太陽が降り注ぐ荒野から一転、今度は吹雪が吹き荒れる極寒の大地をひた進む。だが、《ぜつぼうくん》はカチコチに凍り、アクビは寒さと疲労のあまり眠りに落ちてしまった。必死に彼らを起こそうとするパンドラも次第に睡魔に抗えなくなってきて、ウトウトとその場に倒れこんでしまう。そこに奇妙な影が近づいてきて…「か、怪獣ドラぁ!」ヘンテコな寝言とともに飛び起きたパンドラは、自分が見慣れない部屋にいることに気づく。そこは村一番のハンターである《カンタ》が住む山小屋であった。終わることのない冬に閉ざされてしまった世界を舞台に、再び“災いの欠片" 探しの旅が始まる。

声優・キャラクター
小倉唯、天城サリー、甲斐田裕子、吉野裕行、天田益男、田村睦心、江原正士、津田健次郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

凸凸コンビが繰り広げるドタバタロードムービー、ここに誕生!

そういえば、モンスターストライクの3期が中々あにこれの棚に登録されていなかったので視聴から少し遠ざかっていましたが、こんな面白い企画が進行していたんですね^^


「モンスターストライク」から誕生した、好奇心旺盛で
ちょっとおっちょこちょいな女の子≪パンドラ≫と、
タツノコプロ制作による今年で放送50周年を迎える
TVアニメーション「ハクション大魔王」に登場する、
いたずら好きな大魔王の娘≪アクビ≫が夢のタッグを結成!

各地に散らばってしまった、世界を滅ぼす力を持つといわれる
"災いの欠片"を回収すべく、次元を飛び越え大活躍!!

この春2人の少女が暖かな希望を届けます。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この物語は、前編の「荒野の銃撃戦」と後編の「精霊と怪獣の街」に分かれています。

前半「荒野の銃撃戦」のStoryがこちら…


「ねぇ、本当にこの世界にあるの?」

灼熱の太陽が照りつける荒野を進む《パンドラ》と《アクビ》。
2人はあちこちに飛び散ってしまった、世界を滅ぼす力を持つといわれる
“災いの欠片”を探すため、この世界に降り立った。

一方、ギャングがはびこるスリーホークスタウンの
保安官《三船 剛》は、日々、街の平和を守り続けている。

子供の頃に抱いていたレーサーになる夢を捨てて働く彼だったが、
そんな姿が、なじみの店のウェイトレスである《ルイーズ》には少し気がかりなようで……
荒野を歩き疲れたパンドラは、アクビに“お願い”し、魔法の力でスリーホークスタウンへひとっ飛び!
そこで偶然出会った剛とルイーズに“災いの欠片”探しの手伝いを依頼するのだった。


そして後編の「精霊と怪獣の街」のStoryがこちら…


「か、怪獣ドラぁ!」

世界を滅ぼす力を持つといわれる“災いの欠片”を求め、 新たな目的地を目指す《パンドラ》と《アクビ》。
太陽が降り注ぐ荒野から一転、今度は吹雪が吹き荒れる極寒の大地をひた進む。

だが、《ぜつぼうくん》はカチコチに凍り、アクビは寒さと疲労のあまり眠りに落ちてしまった。
必死に彼らを起こそうとするパンドラも次第に睡魔に抗えなくなってきて、 ウトウトとその場に倒れこんでしまう。
そこに奇妙な影が近づいてきて・・・

「か、怪獣ドラぁ!」
ヘンテコな寝言とともに飛び起きたパンドラは、自分が見慣れない部屋にいることに気づく。
そこは村一番のハンターである《カンタ》が住む山小屋であった。
終わることのない冬に閉ざされてしまった世界を舞台に、再び“災いの欠片”探しの旅が始まる。


「XFLAG」と「タツノコプロ」がタッグを組んだこの作品…侮ると痛い目を見ることになると思います。

まず主要キャストですが、パンドラ役はモンスト本編から引き続き唯ちゃんが演じています。
そしてアクビちゃんを演じているのが、22/7(ナナニジ)で藤間桜を担当している天城サリーさんなんです。
途中からアクビちゃんが藤間桜にしか見えなくなりましたが、声質がアクビちゃんのイメージにピッタリ…

唯ちゃんとサリーさんのペアで視聴意欲が俄然盛り上がるのですが、この作品はそれだけじゃありません。
タツノコプロ往年の名キャラが、絶妙なタイミングで物語に絡んでくるんです。

そしてアクビちゃんの魔法で二人は変身するのですが、変身したキャラがまた渋い…
「すたこらさっさー」が遠くから聞こえてたような気がしたのは、きっと気のせいでしょうけれど^^;
もう唸ることしかできませんでしたよ。
幼いころ、テレビにかじりついて見ていたあの作品のキャラが…時を経て再び降臨するんです。
思わず年甲斐もなく興奮しちゃいましたよ^^;

視聴者の欲求をしっかり把握し、しっかり還元した夢のある作品だと思います。
きっと作り手の皆さんも、この作品を制作するのは楽しかったのではないでしょうか。

主題歌は「D.A.Y.S.」
エンディングは「B.U.R.N.」
どちらもShiggy Jr.さんが歌っています。

こんなワクワクが止まらない映画を見たのは久々かもしれません。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

3世代で楽しめる冒険ファンタジーロードムービーか?めちゃくちゃ可愛い『Infini-T Force』か?否、その両方だ!

『ハクション大魔王』の誕生から今年でちょうど50年
半世紀に渡って愛されるタツノコ作品を代表するキャラの一人であるアクビちゃんと『モンスターストライク』シリーズのパンドラをクロスオーバーさせた短篇2本立ての劇場版


開けてはならないと言われていた「災いの欠片」が詰まった禁断の箱を開けてしまった少女、パンドラ
災いの欠片集めに手を貸してくれたのは、あくびと共に壷から現れる気ままな魔人のアクビちゃん
災いの欠片が飛び散っていった幾多もの並行世界を旅していく二人
その行く先々で待っているのは数多のタツノコ作品の登場人物たちが混在する世界だった
災いの欠片が引き起こす事件にも巻き込まれながらも、ひたむきな姿勢のパンドラとアクビちゃんの魔法の力で旅は今日も続く…


今作、2019年最大のダークホースです;
プロジェクトが公式発表されたの2019年2月の中頃っすよ!?
こんなん始まるってもっと早く言って欲しかったですよ!
だってめちゃくちゃ面白そうで、結果としてやっぱ面白かった!
一言で言ってしまえば“超オシャレでめちゃくちゃ作画の良い『Infini-T Force』”


まずいきなりShiggy Jr.のポップでキャッチーなテーマソングと共にパステルカラーで彩られたオープニングアニメから始まるのが最高


そして陰影やハイライトを廃した、いわゆる“カゲなし絵”を貴重としたキャラデザも往年のタツノコっぽさを残した世界観構築に一役買っています
さらにそのキャラデザを逆手に取った作画クオリティも高い
何気ない芝居のシークエンスでも遠慮なく動くこと動くことw


ロードムービーらしく衣装が度々変わるのも可愛い


お話自体は小さいお子様も含めて老若男女の誰もが楽しめる心温まる内容
ですが、登場人物ののほどは歴代タツノコ作品のキャラが元ネタで、ヲタクであればあるほど画面の隅っこにいるキャラの存在に笑ってしまうこと間違いなし


さらにアクションシークエンスではアクビちゃんの魔法で『モンスト』モンスターを召喚…ではなく、歴代タツノコヒーローのコスチュームと能力を自分に憑依させて戦う、というアイデアも面白かったw
アクビちゃん万能過ぎでしょ


なによりパンドラちゃんとアクビちゃんの仲の良いこと良いことw
可愛い女の子二人が抱きしめ合っているカットが好きなヲタクは絶対に観た方が良いw
損はさせません!w


正直これほどハイクオリティな作品、さぞベテランのスタッフが手掛けているのかと思いきや正直聞いたことの無い名前ばかり…
著名アニメタの仮名なのか新人さんなのか、とにかく謎に包まれたスタッフ陣なのですがオイラはとにかく彼等を褒め称えたい!


そしてキャスト
パンドラ役はゲームシリーズや『モンストアニメ』から引き続き続いて小倉唯
アクビちゃん役は『22/7』の一員として活動してるアメリカ出身の天城サリーでこれが実質初主演作
新人ということで突出して芝居が上手い訳ではありませんが声は可愛いし、演技の基礎は出来てるし、なによりアクビちゃんのあっけらかんとした感じにはぴったり
いわゆるヘタウマ声優です、つまりオイラが好きなタイプですw
役幅次第では今後大きく伸びるやもしれない期待株ですね
脇を固めるのは吉野裕行、甲斐田裕子、天田益男、田村睦心、江原正士、津田健次郎…っていくらなんでも豪華過ぎでしょw
ツダケンに至っては同日公開された『某テニスのアニメ』よりも“自由な芝居”してて余計に笑いましたw


天下のX FLAG様のおかげでこんなにも“アニメの面白さの原初的体験”の確認が出来る作品が出来上がったことには感謝しかありませんw
こう、しみじみと「絵が動くことの面白さ」というものを再認識させられましたね
出来ることなら是非このクオリティでシリーズ化して欲しいと願っています

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

どこか和む感じ

 限られた劇場における、タツノコプロのイベント劇場上映アニメだったです。

 災いのカケラを求めて旅をするパンドラとアクビの物語だったです。昭和のタツノコ作品のキャラが、織り交ぜて出てくる展開で、悪役が盗賊だったり、悪の精霊だったりするです。よくあるタツノコ展開でしたです。

 パンドラとアクビが、お馴染みの正義のタツノコキャラのコスプレをして似た能力を披露したりするのが、可愛らしかったりもするです。

 目的が終わったとしても、パンドラとアクビは離れることはないという事を描いていた劇場というより、OVA向きに感じたアニメだったです。

 後半に出てきた、怪獣というのが懐かしすぎるキャラだったのが、印象的です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

65.9 10 タツノコプロで変身なアニメランキング10位
プリティーリズム オーロラドリーム(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (84)
375人が棚に入れました
ダンススケート、おしゃれコーディネート、歌が三位一体になった新しいダンススケートショー『プリズムショー』に出演するプリズムスターは技術・センス・歌唱力、そして人気と、すべてを求められるスーパーアイドル。そのトップ「プリズムクイーン」を目指す女の子「あいら」と「りずむ」が、ときにはケンカしたり、ときには気になる男の子にドキドキしたり、ときには悩んだりしながら、ダンスや、歌や、ファッションセンスを磨いて「プリズムショー」を通してお互いの夢を追いかけてゆくストーリー。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、原紗友里、榎あづさ、近藤隆、KENN、岡本信彦、千葉進歩、早水リサ、佐々木望、日髙のり子、くまいもとこ、中嶋アキ、中嶋ヒロ、伊藤かな恵

たくすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

素晴らしい!最高の作品!

アイドルタイムプリパラ→キラッとプリチャン(視聴中)に続いてプリティーシリーズ視聴3作目です。

プリチャンに別人設定だけどあいらが出てきたのでこれは見ておかなければならないと決意
1ヶ月で全話見ました。

この作品には色々な物が詰まっています。
努力・友情・勝利というとジャンプ作品みたいですが勝利があれば当然敗北もあるし、絆や恋愛も詰まっている。
とにかく熱い!
筐体があるのでファッション要素もある。


キャラが魅力的で個性的。
みんな可愛い。
好きなキャラはMARsの3人で特にみおんちゃんが好きです。

好きなエピソードはサマークイーンカップ。
せれのんに負けた後、3人が泣いているのを見て心が締め付けられて辛かった。
3人の絆が深まったとても重要なエピソードだったと思います。
他の話も本当良いんですわ…

ストーリーだけ見ればオーソドックスだと思いますが見せ方伝え方が上手いのだと思います。
多少のとんでも展開もありますが。
1話から見ていれば感情移入する事間違いなし。

ライブはダンス+スケートというのは斬新でした。
かなりインパクトがあった。
50話のオーロラライジングドリームは色んな意味で必見。
ぶっ飛んでますw

作画は今の作品と比べると見劣りしてしまう。特にライブシーンは。
それとモブがシルエットだったのが惜しい所。
でもそんなに気にならなかった。
放送当時としてはどうだったのかはリアタイしてないので何とも言えないが。

プリティーシリーズ最初の作品だがストーリーはシリーズで1番好きです。
女児向けアニメとは思えない完成度。
これを見たことでプリチャン1年目が更に面白くなったし、見て良かったと心から思えます。
プリティーシリーズに完全にハマる事になった個人的にも大事な作品です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

タカラトミーとシンソフィアが共同開発したアーケードゲーム『プリティーリズム』を原作とする日本のテレビアニメ。

タカラトミーと韓国の玩具メーカー・ソノコンが2011年1月より開始した業務提携に基づき製作された。ただし、過去にタカラトミーの前身の1社・タカラとソノコンが共同出資して製作された『爆転シュート ベイブレード』シリーズや『爆球Hit! クラッシュビーダマン』のようなスタッフを含めた日韓合作体制ではなく、メインスタッフは全て日本側から出されている。
日本では2011年4月9日から2012年3月31日までテレビ東京系6局およびBSジャパンにて放送。当初は2011年4月2日から放送開始予定であったが、3月11日に発生した東日本大震災の影響により1週遅れて4月9日からの開始となった。また、話数は「全54話」とアナウンスされていたが、放送開始のずれ込みや年末編成で12月31日の放送を休止した影響なども有り、実際の放送は当初の発表話数より3話少ない全51話となった。
3人組の声優ユニット・LISPが主人公3人の声を演じると共に主題歌も担当しており、2011年7月のLISP活動休止後は引き続き3人が演じる劇中のユニット・MARs名義で活動している。通常シーンは2D絵だが、ダンスシーンは3DCGによるトゥーンレンダリングで描かれる。第12話までストーリーに絡まないその他大勢の人物などは台詞の有無に関わらずほぼ全員がシルエットのみで描かれている。
横浜市西区と中区がメインの舞台となっており、ランドマークタワーを中心に赤レンガ倉庫(第6・14・30話)や中華街(第3話)、山下公園(第9話)などみなとみらい地区や関内・桜木町一帯の風景がロケーションに多用されている。2011年7月23日放送の第16話では、元町ショッピングストリートに実在する店舗が話中に登場するコラボレーションが実施された。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

しもな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

少し異色な朝アニメだがよい作品!

個人的にすごい好き。

朝の女児向けアニメで
少女の成長物語であり
友情をはぐくむ物語であり
目標に向かって頑張る物語であり
基本的な部分は同じだけど
本作品は他作品よりギャク成分が多く、
そしてそのギャグが少々大人向けだと感じる。
ギャグ演出が好きな人には面白く観られると思う。

本作品ではプリズムショーという、
スケートとダンスを合わせたようがショーがあり、
主人公たちはそれぞれの目標を向かって
プリズムクィーンを目指すのだけど
ヒロイン3人のキャラがよく立っている。
1年アニメなので長い作品だけど
僕は感情移入したので、全編を楽むことができた。

後半の展開はとてもシリアス&ドラマチックで
リアルタイムで観ている時は次週が待ち切れなかった。
仲間であり、ライバルでもあるヒロイン達が
互いに競いあい助け合う姿は美しく観ていて感動した。
第46話、第49話など涙なしには視聴できなかった。

プリズムショーのダンスパートを3DCGで描いているが
よく書かれていてヒロインもしっかり可愛く見える。
他の3DCGを使用している作品と比べても
表現の部分で差別化ができていて
ビジュアル面での見所だと思う。
その分作画に関しては一般的な朝アニメなので
厳しい人には雑に見えるかもしれない。

おもちゃとのタイアップや実写パートなど
純粋なアニメとしては混ぜ物成分が多いと言えるが
ストーリーアニメとして十分見ごたえがあり、
最終回まで視聴した暁には
すがすがしい気持ちを持てると思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
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