チャーハンおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのチャーハン成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月04日の時点で一番のチャーハンおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.3 1 チャーハンアニメランキング1位
衛宮さんちの今日のごはん(Webアニメ)

2018年1月25日
★★★★☆ 3.9 (285)
1475人が棚に入れました
衛宮士郎が自慢の手料理を冬木の住人やサーヴァントたちに振る舞う様子を描く。

声優・キャラクター
杉山紀彰、川澄綾子、植田佳奈、下屋則子、浅川悠、門脇舞以、伊藤美紀
ネタバレ

アンデルエレーラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

優しい日々

Fate/stay nightのスピンオフ作品。
そこは少し賑やかなどこにでもある食卓の光景。
春も、夏も、秋も、冬も、
衛宮さんちでは毎日美味しい料理がふるまわれる…

こんな世界があるのか…
皆が幸せな、優しい世界なんですよね。
心温まる素敵な作品です。

月1で配信されていたこともあって、
四季を感じられるのも良いですね。

HF最終章を観て、原作をプレイした後、
癒しを求めて再視聴しました。
↓以下各話感想を短めに。

1話「年越しそば」
{netabare}こたつで温まるセイバー、イリヤ、藤ねえ。
台所で年越しそばを作る士郎。
年末の穏やかな時間を感じられます。
士郎の「末永く、そばにいられますように。」にほっこり。{/netabare}

2話「鮭ときのこのバターホイル焼き」
{netabare}ランサーが魚屋さんは似合いますね(笑)
藤ねえと気が合いそうだし、朝まで飲んだのかな?{/netabare}

3話「春のちらし寿司」
{netabare}ひな祭り回。 イリヤの着物姿が可愛い(笑)
士郎と凛と桜が台所に並んでいて、それを見守るライダーってシーンはもう…{/netabare}

4話「春野菜とベーコンのサンドイッチ」
{netabare}衛宮ご飯でも龍洞寺の門番をするアサシンはシュールですね(笑)
サンドイッチ食べる様子が幸せそうで良かった。
最後のちょっとしたキャスターとの掛け合いも好き。{/netabare}

5話「たけのこグラタン」
{netabare}スーパーでの桜&ライダーと美綴の会話にほっこり。
桜の作ったたけのこグラタンを完食する慎二にほっこり。{/netabare}

6話「はじめてのハンバーグ」
{netabare}小学生時代の士郎と切嗣の回想。
こ、こんなんエモすぎるよ…
そして幼き日の士郎と藤ねえの姿を見て、
切嗣とシャーレイを思い出したのは私だけでないはず。{/netabare}

7話「さらりと頂く冷やし茶漬け」
{netabare}水着回。 ウォータースライダーではしゃぐセイバーが可愛い。
アーチャーとランサーの容赦ないビーチバレーには爆笑しました(笑)
柔らかなタッチの画で忘れかけていましたが、
制作がufoであることに改めて気付かされる回でもあります。
夏の終わり、ひぐらしの鳴く夕方に、縁側でいただく食事って、風情がありますよね。{/netabare}

8話「遠坂さんの五目炒飯」
{netabare}士郎は和食、桜は洋食、凛は中華が得意分野なんですよね。
それにしても遠坂邸で姉妹仲良く料理する光景は尊い。{/netabare}

9話「秋の味覚―キャスターの和食修行編―」
{netabare}キャスターの良妻感が半端ないですね(笑)
宗一郎にぞっこんな姿が可愛い。 この夫婦の食卓を見られるとは…{/netabare}

10話「冷めても美味しいからあげ」
{netabare}文化祭回。 穂群原学園のイベントも描かれてるのが良いですよね。
一成、美綴、三人衆と、士郎の同級生達の登場が嬉しい。
最後に、遅くなっても士郎を待っているセイバーにほっこり。{/netabare}

11話「特性ふわとろオムライス」
{netabare}ランサー、バイトの掛け持ちしすぎでは?(笑)
それはさておき、喫茶店の厨房に立つアーチャーって様になりますね。
顔なじみの面々が店を訪れる展開も面白かった。{/netabare}

12話「フライパンだけで作るローストビーフ」
{netabare} クリスマス回。 アインツベルンの城でパーティーって豪華ですよね。
ドレスアップした女性陣が綺麗でした。
あとコミカルなシーンも印象的で、
運転手交代&ツリー到着のシーンはお気に入り。{/netabare}

13話「あったか寄せ鍋」
{netabare}最終話。
雪降る寒い日は、やっぱり温まる鍋ですよね。
いつまでもずっと、この日々が続いて欲しいものです…{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

おいしそうな香りを分け合える記憶がとてもあたたかいことに気づかせてくれる

「Fate/stay night」のスピンオフ。
あらゆる願いを叶えるといわれる"聖杯"を巡り、7人の魔術師がそれぞれサーヴァントと呼ばれる使い魔を使役して争う聖杯戦争。
本作は、聖杯を得るため争った魔術師たちとサーヴァント達による、血で血を洗う儀式の幕開け、ではなく、料理が得意な衛宮士郎を主役にした、まさかのお料理アニメになっています。

本編では、聖杯のために騙し合い、出し抜き合い、各々の欲望のため無関係な大勢の人を犠牲にしながら、聖杯に至るため争いが繰り広げられますが、本作のオープニングは 『DJみそしるとMCごはん』 なので、本編視聴後に本作を観るとその落差にずっこけます。
特にHF編では間桐慎二の鬼畜っぷりと桜の過去が壮絶でしたが、本作ではそんな桜が慎二のためにおいしいグラタンを準備するという格差。
HF視聴直後に本作を観ると普通に毒でも盛るのではないかと疑いたくなりますが、そういうことはない様子です。

「Fate/stay night」のキャラクターが登場しますが、本作品内の世界では聖杯をかけて争っておらず、各キャラの関係は有効的です。
3つあるどれかのエンディングの続きであるとも考えられず、そういう難しいことは抜きにした、Fateの個性的なキャラクターたちが一緒にごはんを食べる番外編的な作品のようです。
桜は凛を姉さんと呼ぶ一方で、慎二を兄さんと呼んでいたので、この世界でもやっぱり雁夜おじさんは体中を這い回る蟲でいっぱいいっぱいになりながら戦っていたのかしらと想いを巡らせてしまいましたが、そういうことは考えないほうが吉だと思います。

Fateを知らなくても楽しめるとは思いますが、stay nightのキャラクターが登場するので、知っている方が楽しめます。
なお、アニメを見る範囲においては、登場キャラクターはstay nightの範囲内でした。
ただ、氷室、蒔寺、三枝の三人娘に美綴、零観兄なんかが当然のように登場するので、アニメというよりも原作ファン向けな部分があるように思いました。
アニメではちょい役だった藤ねえが生き生きとしているあたりも、懐かしさとなんか嬉しさを感じますね。

作られる料理は、鮭のホイル焼きや里芋の煮っころがしなど、ごく一般的な家庭料理で目新しさはないです。
ただ、料理をするときの丁寧さ、手際の良さが際立っていて、普通に料理をしているだけなのに見入ってしまいます。
そして出来上がった料理を、いつものキャラクターたちが美味しくいただいている姿を観て、なんとなくほっこりするような内容になっています。
争い合っていたキャラクターたちの平和な姿が楽しく見れる、みんな救われるFate/stay nightという感じの作品でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「ほのぼのワールドに涙が出る」一年間のしあわせな時間。

「衛宮さんちの今日のごはん」は「ヤングエースUP」というWebコミック配信サイトで連載中の漫画。
連載開始時、繊細な画作りでTYPE-MOON公式がシナリオ担当、小ネタが嬉しいスピンオフにファンは歓喜しました。
来月アニメは最終回…。長いようで短かった。

Fateシリーズはアンソロジーやスピンオフが多いので、このようなパラレルワールドは他にいくつもあります。
「衛宮さんち」は私達が見たかった幸せな世界をツボをバッチリ抑えエピソードとして盛り込むのが秀逸でした。
本編であった「あるある」や英霊の能力、何気ない一言や登場人物の関係性、こうなって欲しかった世界があり、
漫画の雰囲気をそのままにアニメでの追加シーンやこだわった料理作画など見どころを挙げればキリがないです。

緊張感と背負ったものが無くなった英霊やマスター達のしあわせそうな顔を見ているとホントに嬉しいし幸せ。
シリーズを追いかけている人間からすると嬉しい事が多すぎる本作に冗談でも何でも無く何度か泣かされました。
アニメ本編を観るのは勿論、ゲーム、小説、アプリを知ってる人には突き刺さりますがそこまで詳しくない人にも
おすすめの見方がありました。終わる一ヶ月前に言うのは遅かったですね。。。一応言っときましょう(笑)

ファンが集まる場で視聴するのがかなりおすすめでした。自分でも気づかない小ネタや忘れていた台詞などを
ニコニコ動画やAbemaTVでコメント付きで観るとしっかりと理解できます。流れるコメントより先に気づいた人は
「それ!あったあった…!」と共感し合いながら観られるので楽しみ方が広がります。現代の楽しみ方ですね。

画面の中でイリヤと桜がおいしいごはんを食べて家族と幸せそうに笑ってる姿だけで手元に素敵な料理は無くとも
こっちも炊飯器カラッポにできるくらい白飯がススみます。グスッ…しょっぺえよぉ…(´Д⊂ヽ

原作は連載中なので、まだまだこの先も幸せは続きそうです。よーっし!来月までしっかり楽しむぞ~~!!!

…本編でどん底に落とされてスピンオフで幸せにされるって、DV彼氏から受ける幸福感の気もすr…(検閲

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

52.7 2 チャーハンアニメランキング2位
EX-ARM エクスアーム(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★☆☆ 2.3 (125)
329人が棚に入れました
2014年、機械嫌いの高校生・夏目アキラは自分を変えたいと思い一歩を踏み出す。が、突如とトラックにひかれてしまう──。そして2030年。東京港湾部、未知の兵器「EX-ARM」取引現場に潜入した警察・上園美波とアンドロイド・アルマのコンビを、「EX-ARM」No.08を装備した敵が襲う。彼女たちは起死回生を賭け、敵から奪った「EX-ARM」No.00を起動させるが……!?

声優・キャラクター
斉藤壮馬、小松未可子、鬼頭明里、浪川大輔、上坂すみれ、石川由依、八代拓、左座翔丸、小林ゆう、富田美憂、新井里美、遊佐浩二
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

みんな目が死んでる~

3話までの感想{netabare}
原作未読、前情報一切ナシ。
視聴した瞬間の第一印象は「お?忍者コレクションCG導入したんだ」。
うん、まぁ作画っていうか映像クオリティは酷い。
思い切ってフルCGなら“RWBY”みたいに「この世界はこういうもの」と、抵抗あるかどうかは別として没入できそうなところを中途半端に挟まれる手描きアニメがそれを阻止する、素に返る。
ってか手描き部分が標準レベルのアニメで、そこはCGに合わせて死んだ表情にすれば多少は違ったんじゃないかなー?
まぁRWBYに比べたらアクションもガッタガタでとても見てられない部分もあるんだけど…2話のヘリなんてもうなんだよと、劇場版ゴルゴ13かよと。

けど、あくまで個人的にはだけど、“ジビエート”よりは随分マシ。
ちゃんとした原作のあるなしの違いなのかな?ストーリーや台詞の掛け合いは普通に出来ている。
ジビエートなんて内容スカスカで30分もたないから会話の途中に妙な間が空いたり、カーナビやカレー等のお寒い尺稼ぎしたり、アップ多用で位置関係が謎だったりしたもんだけど、こっちではそういうことは…無い、多分。
先述の2話のヘリも、作画スタッフのアレ加減を見て急遽差し替えたような感じで、コンテ段階まではマトモだったんじゃないかな?と予感させる。
どのシーンを切り取るか、どのシーンに何秒取るか、そういった辺りは普通に出来てて、それに作画が追いついてないだけな気がする。
その…酷いこと言っちゃえば、画面見なければ楽しめるかも?
ジビエは画面見なくても不愉快だったからね、この差はデカいんじゃないかなー?(物凄い底辺の争いではあるけど)

一番残念なのは、アルマって“ビートレス”のレイシアや“プラメモ”のアイラみたいな役所ちゃうん?
もっと突っ込んで言えば“楽園追放”のアンジェラ的な、「なんでそういうキャラってレオタードなの?」「いいんだよ!好きなんだから!!」と押し通す熱意が画面からは微塵も感じない。
…って、これ中国スタッフが大きく係わってんの?意図的に扇情的な描写を避けてる?キスシーンが全然嬉しくないのもそれ??ま、まさかね…。


んでストーリー。
死んで目が覚めたら異世界に転生ではなく、脳だけになって未来に飛ばされてました。
エクスアームっていう異能を巡って犯罪が横行してるらしい。
んで主人公はハルモニエ使いで“ビッグオーダー”みたいな夢をちょいちょい見てるんだってさ。

ワザと投げやりな書き方したけど、実は結構好きな設定だったりw
3話なんてメイドロボがギュケスに乗って襲ってきたのでブリアレオスを駆って対抗だー!ってところでのヒキで、抑えるところはチキンと抑えてる…と思うんだよなぁ。
予想としては事故死した弟を蘇生させようと研究してたらエクスアームってのが開発できちゃって、封印してる間にアンドロイドの実用化まで技術が進んだ、とか?
果たして主人公は肉体を取り戻すことができるのでしょうかー、ってところが見所になると思うのだけど、果たしてアニメがそこまでやるかどうかは知らない。
ブリアレオスがメインボディで固定化しちゃったら面白さ半減するかも。{/netabare}

4話感想{netabare}
一度交わした約束を頑なに守るのが美徳とするなら、一度受けた指令を実行し続けるロボットはある意味人間なんかより尊い?
というテーマはありがちっちゃありがちだけど、やっぱり良いもんです。
今回のメイドロボがそれだったって話で、しかも元人間の主人公が暴走して人ならざるものになりかけたのを電脳世界?から連れ帰って来れたのが皮肉にもアンドロイドのアルマだったといのもエスプリが効いてる。
どこかで見た話とはいえ映像が他に類を見ないので独自性を感じる…ってのは好意的過ぎ?9割嫌味ッス。
いやホント映像は酷い。
そんなでも戦闘シーンにしっかり尺を取ってて、比較に上げるのは悪い気がするが戦闘シーンをカットするのをカッコいいと思ってそうだった“ノーガンズライフ”よりも好感が持てる。
ってか無理にでも戦闘シーンを入れるこのノリは…香港映画の流れ?なんかそれっぽさは感じる。
また、ただドッカンバッキンを続けるのではなく逆転送や衛星ズラしてGPSの座標を変える等、攻略の道を切り開く辺りも…これまた比較に上げるのはアレだけど、ほぼ1話戦闘に使っといて結局力押ししかしてない“蜘蛛ですが~”の4話よりも全然面白い。
やっぱコンテまではマシな作りなんじゃない?というか原作がよく出来てるのか??

で、上でも書いた様に原作未読なワケだけど、表紙を見てみた限りとっても士郎正宗wそれは構わない。
アップルシードのブリアレオスみたいなのはオーガって名前らしいが、いっそ開き直ってヘカトンケイレスで良かったんじゃ?とさえ思えるw
原作がマトモでお約束をしっかり守るのであれば…今度こそ多脚砲台を期待していいのかな?
やっぱクライマックスにデカブツは欲しいところで、映像はどうであれ話の方だけでもやって欲しいなぁ、と。

まぁその…原作者はスタジオ訴えていいんじゃね?{/netabare}

5話感想{netabare}
伝えたいことを文章だけで表すってのはホント難しい。
ってことで「文章だけ」は諦めて、「これ見てくれたら簡単に通じるかな」というのがあったのを思い出したので貼ってみる。
他にもっと参考になるモノが転がってそうな気もするけど、ここに貼っていいものかどうかワカランし、公式が上げてるヤツってことで──

モンストアニメができるまで-アーサー編-【モンストアニメTV】
https://www.youtube.com/watch?v=sIvCC8GtJow

全部手描き・CGと手描きの合成・フルCG作品とで工程違うし、現場や規模によってもまた違う(特にこういったのが公表されるのは劇場作品が多いと思うのだけど、劇場版はTVアニメへの参考としては…)のであくまで話のネタ程度に留めておいて欲しのだけど…。
エクスアームはここでいうレイアウトアニメーションを見させられてる気分。
ゲームの開発段階で「そこに村人が立ってる」って場所に、村人グラが完成してないので仮のオブジェクトを配置してる感じ(と言った方が通じるのかな?)。
当然「未完成品を見せるな」という主張は尤もだし否定はしないけど、「レイアウトアニメーションとしてはよくできてる」というのが個人的な感想。
何度も比較に上げてアレだけど“ジビエート”はコンテ撮の段階からおかしい、作画をどんなに頑張ってもどうにもならないクラス。
作画崩壊で有名な“いもいも”はコンテ撮まではマトモだったような気がする、指示がいい加減だったか上がった原画が指示通りじゃなかっただけのような?
同じく作画崩壊で有名な“はてなイリュージョン”はコンテ撮からおかしかった上に急遽差し替えが発生したかの様。
一方、作画は頑張ってるけどレイアウトがダメダメと感じる作品は枚挙に暇が無く…分かり易い例ではキャラがワープするとかカメラに映ってない間はフリーズしてそうとか。
──と、完成品の出来の良し悪しだけじゃなく、工程のどの段階からどうだったのかを想像するのもアニメの楽しみ方としてはアリでは?と思ったり思わなかったり。
まぁ事実は関係者しか分からないんだけどねー。

とはいうものの5話はちょっとフォローし切れんかも。
内容は悪くないのだけど、お色気シーンはやっぱ当局からストップがかかってるのかな?
アルマを轢きかけたトラックが画面外で処理というカメラアングルで、これはモデリングが間に合わなくて急遽変更した?(ロイヤルリムジン使えばいいのにw)
そしてなんといってもアクションシーン、もう、うん、もう…「画像は開発段階のものです」「お使いのテレビは正常に作動してます」と画面にテロップ出しておいて欲しい。
画面に映ってる絵がおかしいだけで間の取り方はマトモなのでMMDで作り直した方が完成度高いのが出来そう、誰かやってくれんか?モデリングからやり直しで。


それと…これは考えすぎだとは思ってるけど、それでもやっぱり言わずには居られない。
日本アニメの評判を落とすために中華が仕掛けてきたんじゃないか?
そこまでではないにしろ、原作潰しを狙ったんじゃないかと邪推したくなる、だってこれでちゃんとした“エクスアーム”のアニメ化は無くなったでしょ。
失礼なこと書くけど台無しにしても構わない程度の原作なんて他にもっとあるし、かといってスタジオ変えて作り直しするほどこの原作が超人気って訳でもなさそうだし。
指差して「クソだクソだ」と笑い飛ばして終わらせてしまうだけでいいのか?とちょ~~っと心のどこかに引っかかりを覚える。
更には“鬼滅”の大ヒットで、それまでアニメに係わったことのない企業が首突っ込んでくる可能性もあるワケで、なんともかんとも…。
考えすぎであって欲しいけどね。{/netabare}

総評{netabare}
アニメを作る工程の、どの段階でアレだとこうなってしまうのか。
それを探るには良い教材だったと思う。
要はコンテ撮?Vコン?そこまではしっかりと作られてた…ような気がする。
最終工程の「仕上げ」がキレイなだけでシナリオやコンテがヘンテコな作品よりは見れるんじゃないかなー?と。
言い方変えれば「画面は開発中のものです」として、完成品を想像しながら見る分にはそこまで変ではなかった。
…。
とはいえそれも中盤まで。
台本ではどう書かれてるか知らないけど「ハッ」だか「ウッ」だか、息を呑む・ハっとする時に出す声、これが中盤以降妙に増える。
場繋ぎのテクというか急場しのぎというか…作画が間に合わない影響がとうとうコンテ・台本にまで及んでしまった、そんな雰囲気が漂ってきてガックリ。

話ちょっとズレるけど、糞作画だった放送版を円盤で修正した例(最初から放送と円盤では違うってのとは別)っていくつか見たけど、基本直すのは作画だけでコンテ・レイアウトの段階から~ってのは私は知らない。
ましてや台本(セリフ)を修正ってのは無いんじゃないかな?私が知らないだけ?
で、大抵作画が糞な作品ってのはそれに合わせた「手間のかからないコンテ・レイアウト」になってるモンで、例えば──。
巨大な戦艦が登場してキャラクターが「なんて巨大な船なんだ」と呆気に取られるシーンがあったとして。
戦艦がどれだけ巨大か見せるシーン──町のビルと戦艦を同じ画面に入れて対比を見せるとか──を描く手間が無くて、ひたすら呆気に取られてるキャラの顔だけを映すことで誤魔化しました、と。
そこのキャラの顔が作画崩れてたってことで後で円盤で修正したところで「どれだけ戦艦が巨大か見せるシーン」が省かれたことには変わりが無かったり。

で、話を本作に戻すと、中盤以降は「想像上の完成品」も限度が知れた感じになってしまいました。
「ハッ」や「ウッ」の間の取り方だけでなく、ストーリーの方も…いやでもこれはどうなんだ?原作からこうなのか?
ユグとか登場しても一体何が出来るのかまだよく分かってない(キャラの掘り下げが浅い)状態で「もうよく知ってるでしょ?」って体で話が進んだり、アルマがプログラムを書き換えられて敵に寝返ってもそこまで思い入れが無いので「な、なんてこった」とは思えず「ふーん」としか感じなかったり。
一癖もふた癖もありそうだったオークション参加者(※)があっさり退場したり、イリヤ博士が目覚めた必要性や議事堂に突撃した課長の安否など、投げっ放しに感じるシーンもチラホラ。
話を複雑にしようとして複雑に出来なかった感。
なんか…週間連載漫画で「次回で打ち切り」ではなく「あと4回で打ち切り」ってなった時の畳み方を彷彿とさせる、この原作がどうかは知らないけど。
アニメは無理やり話を詰め込んだ?掘り下げが浅いというか必要なシーンがスッポ抜けてる気がする。

とはいえ、多脚砲台が出たりハッキング能力で〆たりとお約束はしっかり守ってて、エンタメとして軽く流して見る分には楽しめると思う。
少なくともノーガ…ノーガン…いや言うまい、あれよりは面白い、作画班入れ替えて欲しい、もしくはキャラがみんなニヤけてるから炎炎と…ゲフンゲフン。
但し軽く流して見るには作画がねぇ…「完成品を想像して」って集中力が要るワケで、ここで思い切り矛盾が発生w
いやぁ誰向けになるんだろう?



初登場時は手描きだったのにその後CGになるキャラが居て、「手描きのキャラはモデリングが間に合わなかった脇役だろう」という先入観を良い意味で裏切られました。
現場がゴタゴタしてたせいの偶然だろうけど、これは面白い副産物だったと思う。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

つまらない理由はCG(だけ)ではありません。元々の話が駄目です。

 アニメの研究としてあまりに酷評されるので本作を視聴しました。原作もチェックしました。

 脚本そのものは原作を端折って省略した感じですね。原作はエロシーン満載なので、まずその関係はバッサリいっています。また、肝心の犯人等を捕まえるためのプロセスに省略が多いので、原作が好きな人には不評になるかもしれません。
 ですが、私は原作そのものの出来がSFあるいは脳だけになった主人公の冒険譚としてはいかがなものかという出来でしたので、あんまり脚本に不満を抱きようがありませんでした。
 要はエピソードの一つ一つの作り込みがSFとして、あるいはストーリーとして原作の時点から甘いので、省略してくれたアニメ版もそう悪くはないかなあと。

 原作は要はエロイねーちゃんたちと、ドンパチやりながら最後はボスキャラと戦って…みたいな話でした。設定そのものもEXARMという「謎」と主人公の能力とかキャラ設定みたいのが全然しっくりこない感じで、ハッキング最強理論的なご都合主義に見えました。
 ですので、正直どっちもどっちという感じです。結局EXーARMという設定そのものが、まあ、未知の技術だったので、謎解きの深みがないです。


 CGですが、ひどいというのはわかります。プレステ2くらいの時代ならみんな喜んだかもね、という感じです。が、この物語の面白さがCGで台無しになったかといえば、先ほど申し上げたとおり、マンガ版も好みのストーリーではなかったので、そういう感じはありません。

 マンガ版の良いところは圧倒的な画力といいたいところですが、マンガ版の造形がCG的であまり堪能したいような個性を感じないので、そんなもんか、という感じです。

 絵柄に個性がないだけでなく、SF的な発想も画面からは感じられません。
 例えば黒い球体が出てきて街を飲み込む画って、どれだけ今まで描かれてきたでしょうか?脳だけ取り出してトランクに入っているって…あの多脚戦車的なものとか、どっから持って来たかは明らかです。ブラックジャックのシーンとか、機械を取り込んで大きな身体になるとか、ラストの宇宙空間で地球を見ながら終幕とか…まあ、オマージュと言っておきますが、出典をほぼ全部言えるような画面ばっかりです。
 つまり、原作の段階からオリジナリティが無いと言いますか、SFで大切なセンスオブワンダーを感じないと言うか、どこかで見た画、どこかで見た設定を組み合わせているだけでした。

 また人物もヌードばっかりですが、原作のヌードにはまったく色気がありません。ヌードのためのヌードで、100点満点で5点という感じです。その意味ではまだアニメCGのほうが100点満点で12点くらいの色気はあります。


「けものフレンズ」で分かると思いますが、CGが酷くても話が面白ければ面白いのです。それはアニメもマンガも一緒です。
 このアニメはSFとして流し見するにはそんなもんか、というレベルでは見られました。マンガ版を不当につまらなくしたのか、といえば、あまり違いを感じなかったという感想です。つまり、CGが酷いのではなく、話がもともと面白くないというのが本作の評価でしょうか。


 本作に関しては「CGひどい」という風評(とはいえ事実ですが)ありきで、批評されることが多いですが、つまらない原因はそこ(だけ)ではないと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

超常兵器犯罪バトル

この作品の原作は未読です。
みかこしや、あかりんが出演されると知り視聴を決めた作品でしたが、あかりんの演じているキャラがエンドロールを見るまで分からなかったのが唯一の心残りでした…^^;


2014年、機械嫌いの高校生・夏目アキラは自分を変えたいと思い
一歩を踏み出す。が、トラックに轢かれる──。

そして2030年東京港湾部、未知の兵器『EX-ARM』取引現場に
潜入した警察・上園美波とアンドロイド・アルマのコンビを
『EX-ARM』No.08を装備した敵が襲う。彼女たちは起死回生を賭け、
敵から奪った『EX-ARM』No.00を起動させるが…!?


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

完走後にwikiをチラ見して知りましたが、原作の連載は既に完結しており、全14巻全98話で構成されているそうです。
今回はその中から12話分をチョイスしてアニメが制作されたようですが…
何と贅沢な原作の使い方をするんだろうと思いました。
最初と最後と間の幾つかの物語を抽出し、後は全部バッサリと切り捨てているのですから…

まぁ、私は原作を知らないのでアニメを見ていて違和感はありませんでしたが、原作者や原作のファンの方は複雑な心境だったのではないでしょうか。

確かに視聴していて違和感はありませんでしたが、唐突感はあったように思います。
物語の脈絡…というか物語同士の繋がりが希薄というか…

それに、伏線は完全に回収されていなかったと思います。
例えば、主人公の夏目アキラですが、彼は交通事故に遭ったところまでは理解できるのですが、その後、どうしてああなってしまったのでしょう。
公式サイトのキャラ紹介欄では「自身の失った記憶と身体を取り戻す」ため色々行動すると記載されていますが最終的にこの本来の目的には遠く及ばなかったのではないでしょうか。

一方で、バトルシーンは迫力があったと思います。
3DCGを駆使した、さながらマトリックスを彷彿させてくれるような感じ…
個人的な好みの分かれるところだと思いますが、私的には全然OKでした。

オープニングテーマは、AIRFLIPさんの「Rise Again」
エンディングテーマは、Dizzy Sunfistさんの「Diamonds Shine」

1クール全12話の物語でした。
もう少し尺を取ってそれぞれの物語を補完し合えば、もっと評価の変わる作品だったのではないでしょうか。
個人的には総じて楽しませて貰いましたが、強いて言うなら物語の構成が少々残念だったように思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

67.6 3 チャーハンアニメランキング3位
ぬるぺた(Webアニメ)

2019年10月1日
★★★★☆ 3.5 (95)
323人が棚に入れました
天才少女「ぬる」は、お姉ちゃんを事故で亡くしてしまう。でも大丈夫!持ち前の知識で、大好きだったお姉ちゃん「ぺた」をロボットとしてつくることに成功!ただ、ロボットとして復活したお姉ちゃんは生前よりも、ちょっとちがう?妹「ぬる」と、姉ロボ「ぺた」が繰り広げる、姉妹ドタバタコメディ!『お姉ちゃん! コンセント抜けてるよ!』

声優・キャラクター
和氣あず未、上田麗奈
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ぬる と ぺた の姉妹愛

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ある天才女子小学生が、人造お姉ちゃんを作り、その2人による掛け合いが主となるショートアニメ。

基本はギャグなんでしょうが、ショートアニメにしては珍しく、結構シリアスなシーンが多く、ストーリーアニメにもなっています。

是非、ネタバレなしで見てほしいアニメですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ぬる が実は昏睡状態で、というのはまあ、途中でわかったけど、4話で、空を飛んでいくぬるに、ぺた姉が「車に気を付けて」と言うのが伏線になっているとは思わなかった。上手いと思う。

ただまあ、ショートでやるストーリーか?とは思ってしまう。昏睡騙しの種明かしは良いけど、不登校の復帰がもうひとつかな。どうせなら、夢の世界の中でペタ姉が、もっと強引に学校に通わせて、免疫をつけとくような展開の方が納得できた。

あと、6話目で出てきた、かき氷屋の姉ちゃんの声、違和感あったから調べてみたら、「山本真綺」さん。声優プロダクション「81プロデュース」が、毎年8月1日に開催する、新人声優発掘オーディション『81オーディション』の第12回大会の最優秀者ですか。まあ、今後に期待ということですかね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
人造人間? 

2話目 ☆2
チャーハンは完全栄養食(笑) 爆破後の炎でチャーハン作るのは面白かったw

3話目 ☆3
分子がバラバラにならないように頑張り中(笑) 天才すぎる故の、不登校。話のレベルが合う相手。

4話目 ☆3
車に気を付ける必要がない(笑) 極端に独りを体験させる。

5話目 ☆3
ドラえもん、幻の最終回みたいだな。

6話目 ☆2
かき氷屋の姉ちゃんの声、違和感あったから調べてみたら、「山本真綺」さん。声優プロダクション「81プロデュース」が、毎年8月1日に開催する、新人声優発掘オーディション『81オーディション』の第12回大会の最優秀者ですか。まあ、今後に期待ということですかね。

7話目 ☆2
シリアス? 学校でなにが?

8話目 ☆3
やっぱり、ガチシリアスなのね。

9話目 ☆2
チャーハンとバグ(笑) 上手いな(笑)

10話目 ☆2
ぬるが昏睡状態とか、そういうオチか。

11話目☆2


12話目 ☆3
まあ、そういうオチだわな。ぬるの社会復帰。ぺたが繋ぐ。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「ぬる」と「ぺた」という姉妹が織りなす物語

この作品はオリジナルだったみたいですね。
2020年1月20日にはアニメと連動したゲームが発売されるとか…

作品の事前情報は特にありませんでしたが、和氣あず未さんと上田麗奈さんが出演されることは知っていたので、安心して視聴に臨むことができました。


天才少女「ぬる」は、お姉ちゃんを事故で亡くしてしまう。
でも大丈夫!
持ち前の知識で、大好きだったお姉ちゃん「ぺた」をロボットとしてつくることに成功!
ただ、ロボットとして復活したお姉ちゃんは生前よりも、ちょっとちがう?
妹「ぬる」と、姉ロボ「ぺた」が繰り広げる、姉妹ドタバタコメディ!
『お姉ちゃん! コンセント抜けてるよ!』


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

和氣あず未さん演じる「ぬる」がこの作品の主人公。
重度の人見知りで引っ込み思案なため、小学校には不登校が続いているのですが、物語は「ぬる」がお姉ちゃんロボを作り出すところから始まります。

お姉ちゃんロボは見た目こそゆるふわですが、生前の記憶がインプットされているので、性格も生前そのもの…
妹が大好きでお節介焼きのお姉ちゃんだったんです。

そんなお姉ちゃんを「ぬる」はウザいと思わせる態度を時折見せたりもするのですが、何だかんだ言いながら「ぬる」もお姉ちゃんが大好き…

だから、この物語は姉妹愛をトコトン堪能する作品なんです。
そしてその姉妹愛がとても心地良い…

でも決して侮ってはいけない作品…とだけ言っておきたいと思います。
特に終盤の展開はヤバいくらい心が震えましたから…
きっとこの展開は誰も予想できなかったと思います。

完走して振り返ってみると…
この作品のどこにゲームの要素があったんだろうと思ってしまいました^^;
公式サイトで確認したところ、本格アクションゲームなんだそうです。
ゲームだけのオリジナルストーリーも用意されているとか…
でも、まずはこの作品が気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、ぬるとぺたによる「#NULL*Peta」

1クール全12話の物語でした。
こういう姉妹愛溢れる作品は見ていて気持ちが良いですね。
ショート作品でしたがしっかり堪能させて頂きました^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

満ち溢れている愛情

小学生なのに天才発明家の ぬる。
姉の ぺた が交通事故で亡くなってしまい、ロボットを作って姉の面影を残そうとした。

ジャンルとしてはSFコメディなのかな?
ロボットが出てくるのでSFという事にします。

作中のチャーハンは愛情の塊。
見た目は……体に悪そうな色をしていますね。
ぺた姉の料理が無理ならば、ぬる妹が作ったらいいのです。
逃げてばかりが得策ではありません。
対案を提示しないと現状打破できませんし。

テーマは家族愛でしょうか。
食事を作る。
家事としては普通の事です。
日常の事なので気が付かないことが多いですが、
毎日、3食作る事は難しいです。
栄養バランス・美味しさ・見た目などなど、キチンと献立を考えます。
料理を作ってもお金は貰えません。
何故、料理をつくるのでしょうか?
それは、愛があるから。
所謂、「無償の愛」という奴です。
赤の他人に料理を振るう事は少ないです。
そこには家族愛がありませんから。
料理は愛情。
料理をする、という作業に感謝しながら食べないと罰が当たりますよ。
お腹いっぱいなら仕方がないですが、残す事は御法度。
出された料理は完食して、片付けなども手伝って下さいね。

ぺた姉役の声優、上田麗奈さん。
最近、CDを発売したという事でラジオや曲をチェックしてみました。
普段の話や歌声。
抜群です。
特に息を吐き切って空気を吸う音。
ブレス音という奴なのかなぁ。
上田さん自身は意識していないのでしょうが、とても魅惑的な声。
あとはキャラを演じた作品が売れるだけ。
今のうちから推しておくと良いですよ。

1話だけ視聴した人と完走した人とでは本作品に対する印象が違います。
それは終盤を見ないと分かりません。
3話切りしないで下さい。
ショート作品なので、完走する事は簡単です。
家族愛が垣間見れる貴重な作品。
見逃すなんて、もったいない。
もったいない お化けです。
今日も家族団欒。
家族を大切に想う事ができます。
短いショート作品だと侮る事無かれ。
愛情が見られる素晴らしい内容。
気になっているだけの未視聴の人の背中を押す事となったら幸いです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19
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