ato00 さんの感想・評価
4.7
感じるアニメ(マクロスシリーズの集大成)
畳み掛ける音楽、爽やかな三角関係、躍動するバルキリー。
マクロスシリーズの基本的三大要素を最高の形で融合させた集大成とも言える作品である。
理屈じゃなくて感じるアニメ。
この圧倒的な映像美と音楽を目と耳で感じること。
それがこのアニメの正統的な楽しみ方と思う。
ato00 さんの感想・評価
4.7
畳み掛ける音楽、爽やかな三角関係、躍動するバルキリー。
マクロスシリーズの基本的三大要素を最高の形で融合させた集大成とも言える作品である。
理屈じゃなくて感じるアニメ。
この圧倒的な映像美と音楽を目と耳で感じること。
それがこのアニメの正統的な楽しみ方と思う。
だんちょー さんの感想・評価
4.5
2011年10月20日BD&DVD発売。見直しました。
劇場版2部作の2作目。
1作目はTV版の流れも含みつつ進んでいきましたが、こちらはほぼ新規ストーリー。
2作目はランカメインですね。可愛い歌がたくさん^^やはり管野よう子さんの曲はいい曲ばかりです^^
\(^o^)/オープンランカ!www
さすが劇場作品。ライブシーン・戦闘シーンなど物凄いですね♪
ストーリー展開は個人的には劇場版が好きですね。
過去作(初代・7・プラス・ゼロ)を観てる方には楽しめるネタも入ってたりして面白かったです。
TV版では曖昧に終わった三角関係もこちらではしっかり決着がつきます。
是非本作をご覧いただいて衝撃の結末を楽しんでいただきたいですw
もちろん見たことない方は上記過去4作(100話くらい?)を見てから・・・ を見なくても大丈夫な内容なのでこの劇場版2部作は見て欲しい作品です♪
★mana★ さんの感想・評価
3.8
前作「イツワリノウタヒメ」から続く
劇場版の後編。
私的な意見ですが、前作を観ていなくても
本編を観ていればこの作品だけでも理解出来ると思います。
いきなりスタートからシェリルのライブから始まりますが
映像が高画質過ぎる!(劇場で観たからそう思えただけ?w)
そのライブ途中にこの作品の鍵を握る出来事が起こります。
これも私的意見なのですが、この劇場版シリーズ、
何故かシェリルが可愛そうに思えて仕方が無かったです。
(基本本編に沿ってはいますが、内容は全く違います。そこがミソ)
中盤はちょっと眠たくなるような映像が流れますが、(若干イライラ含む)
そこは見逃さず!(艦長に注目!終盤に「あれか!」と思える場面がありますw)
本編でもでしたが、終盤の戦闘シーン+歌とのコラボレーションは鳥肌物です!この作品の題名「サヨナラノツバサ」という楽曲が使用されていますが
ただただ「最高」です。あれは劇場で観てほしかった・・・
最後重大発表があります!
「アルトついに・・・」
そして完結編の意味が分かります。
知りたい方は観てみて下さいね!!
ストライク さんの感想・評価
3.8
SFバトルファンタジー
第2期目
今回は、変身できるメンバーが増え、何故か敵のノイズだけじゃなく、同じシンフォギアを装着した者同士が戦う展開。。。
ストーリーにも、なんじゃそりゃ!って突っ込み入れたくなる事が多いです。
そもそも歌って変身して強くなる設定事態にも、いかにも受け狙い感が否めないし、安直過ぎます。
でも、何故か毎週見てしまうんですよね~^^;
{netabare}
同じシンフォギア同士で戦ったり、最後には仲良くなって、
一緒に戦うとか、
敵のボスがいかにもな、やられキャラだったり
師匠の風鳴 弦十郎が、車程の大きさの飛んできた大きな岩を、素手で破壊したり・・・とかw
{/netabare}
ちょくちょく笑えてしまうからなのかな?(苦笑)
今回は、キャラが増えた分、1期より劇中歌が多くなってます。
歌は良いんですよね~^^
何にせよ、周りからは何故か結構人気ある作品なので、ちょい驚きです。
1期を観て楽しめた方なら、この2期も楽しめるのではないでしょうか?^^;
OP:「Vitalization」 歌 - 水樹奈々
ED:「Next Destination」 歌 - 高垣彩陽
Baal さんの感想・評価
3.8
音楽プロデューサーである上松範康が原作を手掛ける
作品の第二期です。全13話。
響たちとフィーネの戦い「ルナアタック」から数ヶ月未だ発生する
ノイズへの対策を講じる人類でしたが、それに重要なソロモンの杖
を輸送した直後にソロモンの杖強奪事件が発生する。
それと同日に翼は海外から訪れた歌姫マリアとの合同ライブを開催
していた・・・
とにかく第1話がすごかったです。ソロモンの杖を輸送する所の
演出がとんでもないクオリティで出だしから飛ばしますねと思いました。
・・・なのですが、そこからは出だしの勢いは一体何処に行ってしまった
のかという感じでした。話が悪かったとかは感じなかったですし、
途中響が・・・となった時は放送当時はこれで一週間待つのかと思うと
私としては気になって待ちきれないでワクワクしていたと思います。
ですから面白くなかったというわけではないのですが、序盤の序盤に
あの勢いで飛び出していったので後々下がってしまったという感じでした。
それでも最終話の方に向けてはまた熱気を取り戻していっている
ような感じで良かったです。
声優陣は相変わらずすごかったですし、日笠さんまで投入していて
ここまで勢ぞろいさせたなと思いました。
全体として最速降下曲線みたいな感じでしたが、熱い所もあって
まずまず楽しめたと思います。
三期のタイトルが「戦姫絶唱シンフォギアGX」らしいのですがまた
楽しみに待ちたいと思います。
◆個人的点数評価 80.501点
ninin さんの感想・評価
3.8
全12話
戦姫絶唱シンフォギアの2期です。視聴される方は1期を観ることをオススメします。
お話は、「ノイズ」という敵と戦うため歌うことによって装備できるシンフォギアシステム、その奏者(装備者)である3名、立花 響(たちばな ひびき)、風鳴 翼(かざなり つばさ)、雪音 クリス(ゆきね)が、今回敵となる新たな奏者、マリア・カデンツァヴナ・イヴ、月読 調(つくよみ しらべ)、暁 切歌(あかつき きりか)と戦い、そして1期同様世界を救うために頑張ります。
前半は、謎の組織に翻弄され、響にも重大な事が起こり、絶体絶命のピンチ連続でした。
{netabare}絶妙のタイミングで「次週に続く」となりますが、その次週は結構あっけなく解決することが多かったですね。{netabare}腕を喰いちぎられて終わる→次週、腕が再生するとかw{/netabare}{/netabare}
後半は当初の目的が薄くなり、いま少し分かりにくいお話しになっています。
{netabare}マリアは最初はもっと響たちと絡むのかと思いましたが、失速していて余り目立たなくなってしました。どちらかというと他の2人が活躍してましたね。{/netabare}
何気に司令(師匠)は凄いし{netabare}(自分たちより大きい岩を砕いてましたねw){/netabare}、1期ほどではないにせよ、やっぱりお約束{netabare}の超展開{/netabare}はありましたねw{netabare}(変身しすぎwロボットまで出てくるとはw){/netabare}
この作品は突っ込みどころ満載の作品ですが、それを如何に楽しむかでしょうね~
内容は1期ほど感動する場面は少なかったですが、奏者も多くなった分劇中歌も多くなったので、歌が好きな方にはオススメです。マリヤ役の日笠陽子さん、風鳴役の水樹奈々さんの歌はいい曲でした^^
OP 1期同様、水樹奈々さんが歌ってます。
ED こちらも1期同様、高垣彩陽さんが歌ってます。
最後に、今回杉田智和さんが声をしているキャラがいるのですが、ガルガンディアでいい役だったのにこちらが本職なのでしょうかねw かなりのぶっ飛び様でしたw
ato00 さんの感想・評価
4.5
初ディズニーです。
話題沸騰作品とのことで興味深々。
アナが何かもわからないまま、嫁さんに付き添われて映画館視聴です。
結論から先に言うと、いい意味で意外でした。
3Dだけあって、絵が動く動く、表情が動く動く。
目がクリックりっと、気持ち悪いくらいです。
それでも、滑るようなカメラワーク、大迫力の映像美に茫然です。
ストーリーは王道で取り立てて特筆すべき箇所はありません。
しかし、個人的にはこれが功を奏して、物語に入り込めました。
テンポの良い場面展開、じっくりと魅せるミュージカルシーン。
そのメリハリがまた絶妙でした。
キャラも魅力的です。
特にアナ。
一点の曇りもない心、一瞬で誰とでも打ち解ける気さくさ。
クリストフとのおしゃれでウェットに富む会話は爽やかです。
最後に、嫁さんの感想。
「エンドロールが長い。」「人間が人形みたい。」「冬の国に行きたい。」でした。
あと「エルサはなぜ魔法が使えるの?」
禁断のツッコミでした。
けみかけ さんの感想・評価
4.7
生まれつき雪や氷を作り出す事が出来る魔法を身に着けていたアレンデール王国の王女エルサ
しかし上手く魔法をコントロール出来なかった彼女を不憫に思った両親は彼女を人目から隠すように育ててきた
一方、好奇心旺盛で破天荒な妹のアナは幼い頃から閉ざされきっていた城の門や自分と顔も合わせようとしない姉との生活に退屈し、外の世界へ憧れを抱いていた
やがてエルサは成人し、女王となるための戴冠式の日を迎えたがアナの軽はずみな行動から言い争いになった矢先、力を抑えきれずに魔法を暴発させてしまう
秘密だった魔法を知られてパニックに陥ったエルサは王国を捨てノースマウンテンに作り上げた氷の城に引き篭もるのだが、エルサの魔法の影響で夏季であったはずのアレンデール王国全体が極寒の世界となってしまった
エルサを追い詰める原因を作ったアナは責任を感じ、姉との“仲直り”を望み独り身で旅立つ・・・
まず昨今のディズニー映画・・・というかディズニー作品とピクサー作品で作風が2極化してるようにオイラは感じてます
インパクトあるキャラクターを重視して物語自体は比較的子供向け、寓話的な構成が目立ち奥底に抱える「アニメタ魂を隠し切れないピクサー」
(あくまでオイラの主観です、『トイ・ストーリー』のようにシリーズ化してよりキャラを掘り下げに入る場合もあります)
主人公に強過ぎる個性を求めず、感応的、情緒的、ロマンティシズムある物語を重視する「あくまで映画屋なディズニー」
『ニモ』にしろ『カーズ』にしろ、キャラは立ってるけど話しはダルいんですわ、正直
今作はディズニー制作ということで例の通り後者、キャラよりお話が先に立った作品だと感じてます
アンデルセンの童話『雪の女王』をベースとしながらもカイやゲルダが主人公ではありません
独自のキャラクター、全く新しい解釈、21世紀の今日らしいストーリーの中に力強いメッセージの作品に仕上がっており、やはりディズニーというチームはこういった元ネタをアレンジしていくのが上手いんだな!と再確認
実際視聴してみるとエルサが氷の城に引き篭もった事で大寒波に襲われるアレンデール王国の様はなんか「天岩戸伝説」っぽい
ハンスに初めて会った時のアナのたどたどしい喋りと後退りは隠し事をする「トイ・ストーリーのウッディ」に見えなくもない
アナとハンスがパーティーの夜に語り合う中、船のマストの向こうに見える二人の影はどことなく「ミッシェル・オスロ監督作品」に思えたのはオイラだけ?
クライマックスはどう見ても『ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』ですね!わかります!
いえいえ;
この作品をコケにしたいわけでなく、いい意味で既視感のあるお話と映像だったな、と
よくもまあこれらと『雪の女王』を結合したと、オイラはその辺り心の底から拍手を送りたいのです
歴代作品と比較すると毒々しさはかなり薄めで、そういった部分は昨年の『シュガーラッシュ』の方が風刺が効いていましたね
ディズニー作品に悪役の醸し出すオドロオドロしさや狂気染みた冒険のスリルを求める方には少しパンチが弱めな作品と言えます
伊集院光が毒舌で批評したように、ハッキリと好みは分かれます
ちなみにオイラは泣きませんでした
今作やはり一番讃えたいのは音楽、そして歌
もうホント、なんで今の今まで歌わなかったのか!?
ディズニーといえばやはりミュージカルなのです
2013年夏に主題歌が公開された時点から今作がミュージカル映画になると察していたオイラにとっては日本公開までの間そのハードルは上がる一方・・・
しかし、本編を見終えてみてオイラの想定を遥かに超越した圧倒的ネ申曲達のラッシュ!
途切れない!!歌が途切れないんですよ!!!
音楽に5.0評価あげてますが気持ち的には7.0ぐらいあげてやりたいんです!
「Let it go」だと?
今作の最大の見どころはどう考えても
「Na~na~na~heyana♪
Hahiyaha naha~♪
Naheya heya na~yanuwa~♪
Hanahe yunuwana~♪」
だろーがぁ(@д@
お話重視でキャラ立ってないというわけでもなく、今作でキャラクター性成分を補っているのがエルサに命を与えられた雪だるま、オラフ
彼の今作への貢献度は大き過ぎます
彼の存在で適度にコミカルな場面展開が計られ、鑑賞者(特に子供)を飽きさせない工夫がなされています
各所で話題になっているのが「原語で観るべきか?」「吹き替えで観るべきか?」
これに関しては甲乙付け難い、つまりどっちでもいいと思います
特に既に監督自身が賞賛している様にアナの吹き替えを担当した神田沙也加が素晴らしい
が、オイラとしては何よりも褒め称えたいのが前述したオラフを担当したピエール瀧でしょう、面白いw面白すぎるw
松たか子ももちろん悪くない
が、演技は別として歌声となるとやはり本家ブロードウェイミュージカルで活躍していたイディナ・メンゼルの足元には遠く及ばない
ってことで歌を楽しむつもりなら原語で、そこに拘らなければ吹き替えで、という選択をオススメしたいです
(まあMay.Jの“アレ”はいらんかったと思うが・・・)
ああそれと、「雪だるま作ぅろ~♪」は諸星すみれちゃんですねb
【すみれちゃんマジ天使】
ちなみに公開当初「2D吹き替え」「2D字幕」「3D字幕」という3つの選択肢しか無くなぜか「3D吹き替え」だけが後出しで約1ヶ月半ほど遅れて公開されました
よくわからんがこれが新しい商法?らしい
上映館数や1日の上映本数が東京ですら1/3になるというかなりレアな限定公開です、観れたアナタはラッキー
「3Dで観る価値は?」と聞かれたら「同時上映の『ミッキーのミニー救出大作戦』の面白さが全然違うよ」と真顔で答えます
昔ながらの“ミュージカル”に回帰しつつも、ディズニー史上初の“Wヒロイン”という新たな試みに挑んだ今作
流石、アナもエルサも両方魅力的ですb
しかし今作、これもディズニー初じゃないかと思われる“Wヴィラン”作品でもあったんですよね
そう、今作には悪役が2人おるんです
問題はこれ、試みとしては面白かったんですが正直一切何の含みも持たせていない所謂「超展開」でして・・・
昨今のディズニーは如何にもソレっぽい悪役を配することをせず、黒幕をサプライズ的に隠す傾向にあるんですが、、、やっぱ超展開は映画としてやっちゃダメよね・・・;
蒼い星 さんの感想・評価
2.9
私が日本アニメの様式美に染まりきってるせいか特別に面白いとは思えませんでした。
CGと宣伝に湯水のように莫大な費用をかけて歌で釣っただけのアニメ。
例えるなら最高級の食材で育てたペットを派手にCM打って国民的アイドルに仕立てあげた感じ。
流石アメリカ!スケールが違いますね。
はっきり言いましては、単なる技術自慢・歌自慢だけで終わっていて、
作品としてはキャラの性格づくりも脚本も特に目を引くところを感じませんでした。
ヒロインや女王など登場人物の心情描写とかすっごく雑に思えてしまって、
これがポップコーンとコーラの文化の国が産んだアニメーションなんですかね?と。
アメリカのアニメの目指す完成形がコレなのかもしれませんけどね。
でも、私には合わなかった。ただ、それだけです。
しかし、シンプルなお話だからこそウケたのかもしれませんね。
ドラゴンボールがそうだったように…。
『ありのまま』で良いと作品中で歌っていたので、
私も『ありのまま』に感想を書いてみました。はい!
ninin さんの感想・評価
3.9
原作未読 25分
ご注文はうさぎですか?のOVAです。
学校の音楽会のソロパートに選ばれたチノ、みんなが人前でうまく歌えるように様々な特訓をします。
果たしてチノは当日うまく歌えるのかというお話です。
いつものメンバーで楽しく盛り上げてくれます。
チノが主役なのにそれぞれみんな目立ってしまいますねw
この作品が好きな方は是非観てください^^
主題歌・挿入歌と色々な曲がありましたね。
最後に、ちょっとしたサプライズ?もあります。お楽しみに~♪
scandalsho さんの感想・評価
4.9
原作未読。TVアニメ第1期、第2期、劇場版は視聴済み。
チノちゃん回。
音楽界のソロパートに選ばれたチノちゃん。
いつものメンバーで特訓をするが・・・。
ほのぼのほっこり、ごちうさワールド満開でした。
第3期、楽しみにしています。
ASKA さんの感想・評価
4.0
ご注文はうさぎですか??通称ごちうさのOVA。
アニメの1話分くらいのエピソード。一応1期と2期を見てキャラの関係を知っておく必要があります。チノちゃんとお母さん、お父さんのタカヒロさんのほっこりした関係は素敵でした。あとはラビットハウスのメンバーやシャロ、マヤ、メグなどのいつものメンバーも登場します。
takato さんの感想・評価
4.3
数ある日常系の頂点にして至高の作品は何か?。私は万感の想いを込めて「ARIA」シリーズであると言いたい。そんなあいつらが帰ってきた…。それだけで百点をあげたくなる駄目な大人ですが、60分しかないとは思えない傑作でした!。
本作はアリスとアテナさんを中心にした物語である。となれば、ファンなら一番気になるのは、故 川上とも子さんからアテナ役を引き継いだサトリナさんがいかにはまっているかだろう?。正直「はわぁ〜」な駄目アテナさんはかなりの一致度である。ただ、シリアスになるとやはり違う…。だから物足りないか?というとそんな事は全くなし!。何故なら話自体も、キャラの活かし方も凄く上手いから!。
数ある名キャラクラーばかりの「aria」においても特に大好きな広橋さん演じるアリス中心の物語というだけで盛り上がってしまうが、本作においてもグッとくるエンタメとして力と、テーマ性が見事に両立している。
子供はドキドキとワクワクが満ちているが、それを受け入れるのに精一杯。素敵なオトナはそれらを作り出すことも、見方次第でそれを見出すこともできる。すなわち、現象学的にも、受動的では世界は無意味に感じがちだが、積極的に把握しようとすることで世界の意味を見出だせるという本作を通してのテーマを軽やかに実現させている。
そして、終盤の展開とその後に流れるナレーション、からの〜ed曲「エコーズ」。全てが絡み合っていて、大きな物語のダイナミズムがなくても思わず目頭が…、これこそariaの真骨頂。「水」の街に相応しい、想いが波間を伝わり、そして響き合い高みへ昇っていく。
そしてedロール後に流れたものを見て「えっ!」ってなった…。こういうedロール後におまけが〜な作品は多いが、ここまでビックリ+歓喜したのは初めてかも。ファンならばこの状況でも全員もれなく突撃すべし!。
でこぽん さんの感想・評価
4.3
この映画は、やはり癒しのアニメでした。
主役が変わってもARIAの根底にあるものは同じ。
心優しいARIAの人たちが集まって心温まることをしてくれる。
そんな心地良いひとときを映画館で堪能させていただきました。
主役はオレンジぷらねっとのアーニャ。
そしてメインの登場人物は、アリスとアテナ。
今までのシリーズで主役だった水無灯里は、今回はサポート役です。
灯里ファンの方には少し残念ですが、それでもアーニャが頑張ってくれるので、素敵なミラクルを見ることができました。
それに藍華やアリシアさんや晃、グランマ、ウッディーさんや暁さんなど、懐かしい顔ぶれも登場します。
そして昔の懐かしいシーンが物語のいたるところででてきますので、そのときのアリスやアテナの気持ちを思い出してしまい、思わず頬笑んでしまいます。
もちろん若手のアイちゃんやあずさちゃんも登場しますよ。
ARIAの登場人物は、皆お人よしばかり。
こんな優しい人たちに囲まれたら、幸せな気持ちになります。
それは現代の人たちが失いつつある大切なものだからではないでしょうか?
特に都会に住んでいたら時間に追われてしまい、人に優しくする余裕がなくなります。
それに、隙を見せたら詐欺にあうことが多いので、ついつい他人に無関心になりがちです。
だから、ARIAは現代の社会人にとって心のオアシスのようなものでしょう。
今回も素敵なメッセージ(藍華にとっては恥ずかしいセリフ)がたくさん飛び交います。
そのメッセージは、私たちが生きる上でも大変参考になります。
ARIAで表現される素敵なメッセージを、私も言えるようになりたいと思っています。
そうすれば、今よりももっと未来が明るくなるでしょう。
最後に アテナとアリスとのデュエットは、とても美しい歌声でした。
あの歌を聴いただけでも幸せな気持ちになれまよ。(*^_^*)
ARIAの次回作が待ち遠しいです。(^_^)/
シン☆ジ さんの感想・評価
4.1
なんだろう。。臥竜点睛を欠く、かな。。
ハルフィルムメーカーの偉大さを思い知りました。
春風そよぐ3月上旬の宮城。
地震による劇場変更にもめげず公開記念舞台挨拶&全国ライブビューイング回に行ってまいりました。
PV映像は個人的に違和感を感じた部分があったけど、果たして・・
新キャラはアレッタ。
~{netabare}
CVは安野希世乃さん。挿入歌も担当。
冴えカノで共演した茅野さんが喜んでおりました。
=>茅野愛衣のむすんでひらいて 第159回
https://www.youtube.com/watch?v=HUZiEOZtob8
{/netabare}~
■よかった点
何より、アテナが良かった ^ ^
全然違和感なし。さぞかし様々な重さや想いがあっただろうに。
最大限の賛辞を贈りたいです。(※1)
そして、アーニャも。(※2)
全体的には優しい世界観とキャラ愛と奇跡に満ちた過去の作品に浸る事が出来てとても有り難い時間でした。
■惜しかった点(好きな方はスキップ推奨)
個人的な好みによるところが大きいんでしょうけど・・
【キャラ】
~{netabare}
旧キャラ(特に灯里)が別人過ぎ。
歳をとったというのはわかるけど・・
この作品は、世界観、流れる空気、音楽の他に、やはり各キャラの魅力も大きいと思うワケですよ。特に自分はこの部分の比率が大きい。そしてキャラの中でも灯里が占める部分が大きい・・。
その灯里の顔が・・自分にとっては全くの別人。もう、「誰?このオバサン」レベル・・ごめんなさい。好きな方には聞き捨てならない言葉ですよね・・でもこの部分がどうにも自分の許容範囲を超えていて、正直、ストーリーに集中できませんでした。アリシアや他のキャラも違うけど、特に灯里はヒドイ ><。
{/netabare}~
【音楽】
~{netabare}
過去作でもタイトルロゴがオレンジの作品についてはキャラに違和感を感じるものもありました。それでも、音楽だけはやさしい弦楽器系で統一されていました。でも今作では、ピアノ中心になってました。。これは自分にとってはとても大きな違和感でした。弦楽器ならではの雰囲気が好きだったので。
弦楽器の音色は男性の多くが好み、ピアノの音色は女性が多く好む、といったような話を聞いたことがあります。次作へ向けて新しい雰囲気を出すために敢えてピアノ系にしたのかも知れませんけどね。。
あと牧野由依さんの歌もちょっと入れて欲しかったなあ・・
{/netabare}~
【エピソード】
~{netabare}
そもそも本シリーズは日常系。
それでも過去作ではキャラの魅力や音楽の効果でいいシーンも。
でも今回は新キャラ達への思い入れも浅く(設定が薄い)、
旧キャラは上記のとおりで別人感が満載なワケで。
なので感情移入が難しく、エピソードへのリスペクトは大きくはなかったかな。とても残念です。
{/netabare}~
■舞台挨拶
【3/6登壇者】
広橋涼、茅野愛衣、葉月絵理乃、大原さやか、
佐藤利奈、西村ちなみ、佐藤順一総監督、名取孝浩監督
MC檜山沙耶
Youtubeに3/5の動画が上がってましたが、3/6では西村さんがいました。
広橋さんの髪型や、各々の話す内容も若干変わってました。
何度か観ても面白いかもw
■まとめ
まずは再起動してくれたことに大感謝。
惜しいところはありましたが、変化はつきもの。
改善しながら今後も続いて欲しい。
灯里が里帰りするとこなんかも観たいし恋バナも気になるしw
■完全余談(ネタバレじゃないけど畳んでおきます)
~{netabare}
映画が始まったとたん、劇場の音がデカ過ぎてヒドかった・・
特にキャラの声がキンキン耳に響いた。音楽は普通なのに。
劇場もしくは作品自体、ボリューム調整しくじってないかな・・
今回初めてプレミアボックスシートなるものを利用したけど、ゆったりと幅も広く隣席との区切りもあり、とても快適。
ただ追加料金1000円で上映時間61分だったので、ライブビューイングない回はもったいないかもw
特典配布は、灯里とアイのコースターでした!当たりw
ちなみに安野希世乃さん、宮城出身とのことですが劇場にはらしき人はいませんでした(アタリマエw
{/netabare}~
原作:天野こずえによる日本の漫画
2001~2008年
制作:J.C.STAFF
天野こずえの「あまんちゅ!」もアニメ制作
監督:名取孝浩
脚本:佐藤順一
吉田玲子さんにして欲しかったw
キャラデザ:伊東葉子
封切:2021年3月5日(上映61分)
視聴:2021年3月6日
(Live Viewing回/TOHOシネマズ仙台)
あ、そうだ。
「あまんちゅ!」を観てから、また劇場に行こうかなw
<自分用メモ>
1期:2005年秋 ARIA The ANIMATION
2期:2006年夏秋 ARIA The NATURAL
3期:2008年冬 ARIA The ORIGINATION
OVA:2007年9月 ARIA The OVA 〜ARIETTA〜
OVA:2015-16年 ARIA The AVVENIRE
『蒼のカーテンコール』第一章
映画:2021年3月 ARIA The CREPUSCOLO
『蒼のカーテンコール』第ニ章
~{netabare}??:?年 ARIA The BENEDIZIONE
『蒼のカーテンコール』最終章(制作決定)
べねでぃじおーね?よみづらーw{/netabare}~
<補足>
※1 アテナの声優さん
~{netabare}
過去作のレビューにも書きましたが、過去作のアテナのcvは川上とも子さん。ウテナやAIRのヒロインの他、CLANNAD Afterでは幻想世界の少女なども演じた方です(中原麻衣さんと共演していたんですね)。
2011年6月に癌で他界された後の作品ではアテナは登場しても歌のみだったり、過去シーンを利用・・でもエンドロールに名前あり、などのエピソードがファンの熱い想いを掻き立てました。
で、今回その大役を引き継いだのは、サトリナこと、佐藤利奈さん。
ネギまや超電磁砲の主人公、無限の住人(旧)などで活躍されてますが、今回、見事にアテナ役を継承されたと思います。3/5の舞台挨拶では感極まっていました。。
https://www.youtube.com/watch?v=V16aAq2MO-s&t=23s
{/netabare}~
※2 アーニャの声優さん
~{netabare}
まあ畳む必要もないとは思いますが、かやのんこと、茅野愛衣さん。
これも過去作レビューにも書きましたが、かやのんが声優になるきっかけとなったのが、このARIAシリーズ。アフレコで感極まって泣き出したとの逸話はけっこう有名かと。
{/netabare}~
作品外のエピソードも含めてARIAシリーズは稀有な作品だと思います ^ ^
それはそうと、世界のサトジュン監督・・・
お願いだから、次作では顔を元に戻してください ><。