剣道部 さんの感想・評価
5.0
好きなドラえもんランク、2位
[文量→中盛り・内容→感想系]
【総括】
「大長編ドラえもん」シリーズの第4作。ムー大陸、アトランティス大陸の両者を冷戦時の2大超大国に見立てた物語に、バミューダトライアングルの要素や日本海溝、マリアナ海溝など海底に関する情報が盛り込まれた作品(Wiki参照)。
映画ドラえもんの中でも、かなりダークでシリアスな作品。ドラ泣き必至です。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ムー大陸やバミューダトライアングルといった、ゴシップ的な話題から、海底人エルとの出会い。友情。そこから、核戦争をモチーフにした、キナ臭い話が展開する。最終的には、またゴシップ系に流し、夢ある話で閉じる。
このあたりの構成の上手さは、勿論、素晴らしい。
ただ、本作一番の魅力は、間違いなく「バギー」ちゃんにあって。
彼(ゲストキャラ)がほぼ主役になり、ヒロインが静ちゃんという珍しい構図。ドラえもんやのび太達の影は若干薄くなったが、所々で彼ららし、、、。
いや、ごたくを並べるのはやめましょう。
単純にね、泣いたんですよ、珍しく、本当に。
幼い頃だったけど、好きになった女の子のために命をかけ、最後にネジ1本になってしまったバギーちゃんを見た時にね。シンプルに感動しました。
視聴から20年以上経ち、一度も再視聴してないけど、あのシーンがありありと浮かぶ。
そんなアニメ、そうそうないです。今や、前クールの最終回すら、怪しいのに(笑)
{/netabare}