パラレルワールドで戦争なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のパラレルワールドで戦争な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月09日の時点で一番のパラレルワールドで戦争なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

57.9 1 パラレルワールドで戦争なアニメランキング1位
ガンスリンガー ストラトス(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (370)
2160人が棚に入れました
二十二世紀。かつて日本という国が存在した列島は、「第十七極東帝都管理区」と呼ばれていた。少しばかりの窮屈さと引き替えに、安楽な生活を保障された世界。明日が今日と同じであると誰もが信じる社会。しかし、その社会は人知れず大きな危機を迎えていた。「デグレイション」――生きた人間が砂のように崩れ消える奇病は、少しずつ、しかし着実に世界を侵食してゆく……。平凡な学生「風澄徹」は、もう一つの世界「フロンティアS(ストラトス)」との争いに巻き込まれる。それは、もう一人の自分との対決を意味していた。衝突する二つの未来。 交錯する少年たち。二つの世界に救いはあるか?

声優・キャラクター
阿部敦、金元寿子、西田雅一、沢城みゆき、植田佳奈、保志総一朗、小山力也、大原さやか、子安武人、小林由美子、藤田咲、秋元羊介、早見沙織、伊瀬茉莉也、大川透、水樹奈々
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

タイトルなし

アーケードゲームのアニメ化みたいです。
実際の日本の都市(渋谷、秋葉原、池袋など)を舞台にした
サバゲー?って感じです。
街の通りやビルの上まで自由に行き来できるので結構楽しそう♪
公式ゲームページには、「1分でわかる ガンスト2」の動画(解説ふなっしー)
があります。(残念ながらステージに船橋はないみたいですが(笑))

公式ゲームページの「ANIMATION MOVIE」が話の本筋になるのかな??
だとすると、「どっち」が生き残るんでしょうか。話のオチが
どうなるか気になりますね^^

■第2話
{netabare}
第1話のネタ晴らし回。
公式ゲームページの「ANIMATION MOVIE」の内容です。

とりあえず、自分の世界を守るため戦うことにしたトオル。
当面は、別の世界の自分たちと戦って、最終的には黒幕を倒す・・・
という流れになるんでしょうか?
{/netabare}

■第3話
{netabare}
ゲーセンレベルの物語設定なので、話の展開がどうなるか
心配でしたが、なかなか魅せてくれますね!
キョーマの謎采配がありましたが、、、ここに来てしづねが
まさかの退場です。
ストーリーもいい感じに引き締まってます。
今後が楽しみ。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

未来は分岐し、選択される。たとえ選ばなくても・・・

スクウェア・エニックスよりリリースされたアーケードゲーム

を原作とする作品です。全12話

WEB版とTV版で僅かに話が異なり、最終話での迎えるENDは

全く違うものとなっています。最終話の放送後翌週にWEB版はTV版

TV版はWEB版のルートの方が特別編として放送・配信されました。

あらすじはちょっと上手く書けないので割愛します。


「時間とは何なのか、未来とは何なのか」この命題に対する答えは

何処にあるのだろうか。突然その命題に対する現実を突きつけられ

た時何を考えられると思うのか。そして未来を名乗る存在と対峙し

現実と未来が選ばれたものだとしたらそれが意味する答えは一体・・・

これらの答えはその瞬間に存在し、瞬く間に消えて別のものに変化

していくものだと思います。


物語は少しばかりつまらない感じではありました。それは各話各話

での区切り方や入り方が中途半端な部分が多かったように感じてし

まう様なものだったからだと思います。何かが足りないそんなものを

常に持っていた様な感じです。

作画が所々やばい状況になったりしているのにアクションシーンでの

静止画が多く入っているのはちょっと・・・

TV版とWEB版で微妙に違うのがその辺を少し残念な部分にしているの

ではと思います。


良かったと思えるのがOPとEDでした。綾野ましろさんのOPはFateの

時もそうでしたがかなり良かったです。


全体として残念な部分が目立つ感じではありましたがOPとEDはとても

良かったと思います。(話も見てはいましたがメインはOPEDだった自分ですw)

◆個人的点数評価 75.723点

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

2つの世界

ゲームが原作で近未来の日本が舞台。
2つの世界が同時進行しているパラレルワールドようなもので同じ人物が存在して世界を救う為に争うようになる。

この作品は実験的要素が多く含まれています。
まず、テレビ版とネット配信版で結末が違う事。
自分はテレビ派なので配信版は見ていないのですが、とても面白い事を考え付いたなぁという印象です。

最終話が終わって次の12.5話ではテレビ版と配信版の細かい違いがあったと説明されています。
小さな違いによって、その後のストーリー展開が違う。
見る側としても2つチェックしなければいけませんが、制作者側では同時進行で2つの世界を作っています。
相当、負担がかかっていると思うのですが、制作者側のこだわりなんでしょうね。

個人的にはバトル物があまり好きではないので正しい評価ができません。
作品自体が面白いかと聞かれたら疑問に思ってしまいます。
ただ実験的な要素が大きいので、その点は評価したいです。

実際にゲームをプレイしている人のほうが楽しめるのでしょうね。
ゲームのキャンペーンコードが画面に出てきます。
おそらくゲームをプレイするのに有利に展開する事ができるコードなのでしょうが自分はゲームをプレイしていないので、その点は関係ありませんでした。
アニメだけを見ている人が実際にゲームをプレイするかどうかは、その人の余暇時間がどのくらい残っているかどうかで決まるのでしょう。

それほど本作品が話題になっていないので、大量生産されているアニメの中に埋もれてしまっているのかもしれません。
ただし、同じ設定でも違う解釈ができるという挑戦的な試みは評価したいです。
バトル物が好きな人にとっては、より面白く感じる事ができる実験的な作品でした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 22

61.0 2 パラレルワールドで戦争なアニメランキング2位
アイドルマスター XENOGLOSSIA[ゼノグラシア](TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (210)
990人が棚に入れました
物語の舞台となるのは、ロストアルテミスと呼ばれる月の崩壊から、約百年余り経過した復興歴107年の地球。そこには地球に降ってくる砕けた月のかけら(ドロップ)の被害を防ぐために活躍する「iDOL(隕石除去人型重機)」の姿があった。
そして「iDOL」を操縦できるのは、選ばれた少女たち「アイドルマスター」だけなのである。彼女たちの使命は、毎日の学業生活のかたわら「iDOL」に乗って、地球に降りそそぐ隕石を大気圏外で破砕することなのだ。ヒロインたちは、どんなアイドルマスターに成長していくのか?鉄の塊の巨大ロボットと少女たちが紡ぎだす新たな物語の幕が上がる!!
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

巨大ロボットと少女の恋・・・上級者向けアニメ

原作レイプの代名詞、なぜかロボットアニメになってしまったサンライズ版アイドルマスターです。

声優が全て変更されており、一部キャラの性格も改変(改悪?)
そのうえ悲惨な末路を辿るキャラもいるので
原作ゲームファンがパロデイ作品として割り切って見るのも難しそう。

個人的には、萌えと燃えの融合、そして愛憎渦巻くシリアス展開で話題をさらった
舞-HiME・舞乙-HiMEのスタッフによる作品ということで期待してました。

やはり舞シリーズのスタッフだけあって、キャラ立てはよく出来ている。
キャラの掛け合いなどのコメディ部分は見ていて楽しいし
シリアスな部分も、危機感の出し方とか演出レベルはかなりのものだと思う。

ただ、あからさまにエヴァをパクリスペクトした設定や
一部キャラの行動原理や敵組織の目的が不明瞭なのは気になるところ。
とにかくめまぐるしく展開が動くので退屈はしませんでしたが。

で、本作のテーマは「巨大ロボット(アイドル)と少女(マスター)の恋」です。
絆なんて生温いもんじゃない。恋ですよ? 恋。
正直このテーマは最後まで見終わっても、ちょっと受け入れ難いものがありました。

{netabare}既に序盤からロボットに対して過剰に感情移入しまくるヒロインからしてアレですが
その後、元カノが出てきてロボットを間に挟んだ三角関係に発展、
そしてヤンデレ化、挙げ句の果てには「あなたが好きです」とガチ告白。
どういうことやねんと。こんなん見せられた時、どんな顔していいか分からない。{/netabare}

他のロボットアニメのロボと比較しても、明確な違いというのが
せいぜい「盗撮」ぐらいで、無機質で言葉も話せない存在であることに変わりはない。
ロボットではないけど、例えばリリカルなのはシリーズにおける魔法の杖は言語を発し
所有者と意思疎通できてることが視聴者にも分かりやすく伝わるので
そこから両者の間に絆が生まれるのも自然に感じられるんですよね。
物言わぬ存在だからこそ色々想像や妄想が膨らむってのも一理あるけど
やはり言葉を話せる設定にした方が良かったんじゃないかと思う。「恋」まで踏み込むなら尚更。


何だかんだで楽しめた部分も結構ありましたが・・・
これはアイマス云々関係なく、一部の上級者向けの作品でしょう。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

サンライズのアイマス「なんかうごきづらいw」

2007年放送のテレビアニメ 全26話

制作 サンライズ 監督 長井龍雪 構成 花田十輝 キャラデザ 竹内浩志

バンダイのアーケードゲームのメディアミックス企画であったが、当時はまだ音楽アイドルのアニメ化の方法論が確立しておらず、サンライズ側の得意分野である「ロボットアニメ」と言う形での制作となった
前年まで放送されていて好評だった「舞-乙HIME」のキャラクターシステムを取り入れた 
アイマスキャラを未来世界の救世主のような存在として描く

巨大隕石の落下から地球を守るためには、意志を持った巨大ロボット「iDOL」を乗りこなす「アイドルマスター」が必要だったのだ

天海春香(井口裕香)とか萩原雪歩(堀江由衣)とか水瀬伊織(田村ゆかり)とか菊地真(喜多村英梨)とかおなじみのメンバーが、意味の違うアイドルマスターの地位を狙ってオーディションを受けたり、芸能活動をしたり、ロボット戦をしたり、裏切り者になったりするわけで、まあ忙しい

後の名監督長井さんですが、これは監督2作目、花田さんはローゼンメイデンを成功させてこれからという時でした

アニメとしては高水準でストーリーも良くても、視聴者の心をつかめなかった作品になったようです
ロボットが不気味ですしね

アイマスキャラは可愛く描けて結構よい作品だと思うんですが・・・
再評価の時期かもしれません

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

あなたのアイドルになりたい・・・

月が崩壊した未来の地球を舞台に、「iDOL」(アイドル)と呼ばれる隕石除去ロボットを操縦する少女(アイドルマスター)の物語。

悪名高いサンライズ版アイドルマスターです。
異色ではありますが、一応単体で十分視聴に耐えうるロボットアニメだし
友情に裏切りに超展開に、話のよく動くドラマなのでそれなりに楽しめました。

ただ、原作ファンに非難囂々なのは当たり前として、SFロボットアニメとしては今一つ。あからさまにエヴァのオマージュを感じさせる点もかなりあるし、戦闘も殴り合いばかり・・・パッとしない。
改めて設定を見ると、もう一歩面白くなりそうな作品ではあったので少し勿体なかったかも。

で、一番の特徴はロボットとの恋愛劇なんですが、これは確かに異質だった。
喋らないし何考えてるかよく分からない格好悪いメカデザの変態ロボ、に恋する乙女って非常にシュールですね。愛憎劇もなんだか理解しがたい域に達してしまっています。
「あなたが好きです!」とか言われても・・・おいちょっと待ってくれ・・・となります(笑)
せめてもうちょっとロボットを魅力的に描いてくれていればなぁ・・・視聴した人なら分かってくださると思いますが、非常にタチの悪い「男性」にしか見えなかったです(笑)

しかしアイドルマスターである少女達が得体のしれない対象の心を掴むために奮闘する、その姿こそアイドルそのもののように思えます。その意味ではロボットの描き方はあながち悪いものではなかったかも知れません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

63.4 3 パラレルワールドで戦争なアニメランキング3位
デュアル!ぱられルンルン物語(TVアニメ動画)

1999年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (80)
404人が棚に入れました
高校生の四加一樹は、周りには見えないロボットの幻影が見えるようになり変人扱いされていた。それを知った科学者の真田博士は、四加を研究室に連れてくるように娘の三月に頼む。博士はパラレルワールドを証明しようとしており、怪しげな装置に四加を座らせるが、手違いにより別世界へと転送してしまう。平行世界に飛ばされた四加は、特定の人間しか操縦できないコアロボット1号機”ハルツィーネン”を巧みに操縦して敵を撃破する。これを知ったこの世界の真田司令長官は四加を呼び出す。四加は元の世界に返して欲しいと頼むが、侵略者との戦争が原因で理論は完成していなかった。戦争を終わらせて早く帰るため、一緒に平行世界に飛ばされた三月と真田家に居候しつつ、ハルツィーネンを操縦して侵略者と戦うことになるのだが、それはそれとしてドタバタな日常生活が始まる。

mike さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

途中で一度見るのを残念した作品。

観るものがなくて一応最後までみたんだけれど…

w

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

最後の最後で

えぇぇぇぇぇぇぇ!Σ(゚Д゚;)ってなりましたw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

ピナツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

天地無用!

天地シリーズを見ていただいている方と、異世界の聖機師物語が好きな方は、問題なく楽しく見れると思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

66.5 4 パラレルワールドで戦争なアニメランキング4位
超時空世紀オーガス(TVアニメ動画)

1983年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (37)
195人が棚に入れました
西暦2062年、地球は軌道エレベータの所有権を巡り、2つの陣営に分かれて争っていた。桂木桂(かつらぎ けい)の所属する自由宇宙軍(フリーダム・スペース・コープス)は最新のD兵器・時空震動弾を用いて軌道エレベータのエネルギープラント破壊作戦を敢行する。だが、相手陣営の抵抗が激しく撤退せざるを得ない状況になり、憤慨した桂は未調整の時空震動弾を作動させてしまう。その結果、暴走した時空震動弾により時空は混乱し、世界はあらゆる多元世界の混じったパッチワークのような世界、相剋界に包まれた「混乱時空」と化した。そして桂自身も時空転移に巻き込まれ、時空振動弾破裂の20年後、混乱時空世紀20年(西暦でいえば2082年)の世界に飛ばされてしまった。桂はエマーンの隊商に拾われ行動を共にするが、混乱時空修復の鍵となる「特異点」とみなされ、各勢力の争奪戦にさらされる身となる。さらに、もう一人の特異点、オルソンはチラムのエースパイロットとして桂の前に立ちはだかる。過去と現在が複雑に絡み合う中、時空再生に向かって桂木桂はオーガスを駆る。

声優・キャラクター
速水奨、佐々木るん、鈴置洋孝、勝生真沙子、吉田理保子、深雪さなえ、橋本晃一

自分はなんだったのか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

タイトルなし

1983年 マクロスの影に隠れ過ぎてとってもマイナーな作品になってしまっている

ざっくり言うと主人公と戦友が時限制御爆弾の巻き添えになって、どことも分からない世界に飛ばされてしまう
後にそこは未来の地球である事が分かるけど様々な平行宇宙の重なった複雑な世界になっていた

久しぶりに見たけどやっぱりマイナーだな〜
マシンはかっこ悪い、主人公はチャラ男で女好き、肝心のストーリーもイマイチ

全35話、B級好きな方向け。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 26
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「彼方のアストラ」観てて思い出しました。

<2019/9/15 初投稿>

1983年放送作品。
超時空要塞マクロスの後番組です。

十代の頃、アニメ見てたのはマクロスぐらいが最後だと思ってたのですが記憶違い。
これ見てました。

マクロスと同じく、日曜午後の気だるい時間帯の放送。

そしてマクロスと同じく、いや、それ以上かな。
SFです。

「彼方のアストラ」観てて、ふと「SFアニメってどんなのあったっけ?」と考え始めて思い出したのが本作でした。

と言っても30年以上前に一度見ただけですし超うろ覚えレビューです。

【以下、一応ネタバレタグで括っておきますが、物語の根幹に関わる記載は(覚えてないので)多分ございません。どんなところがSFだったのかについて書いてます】

{netabare} あらすじは
「軌道エレベーターの所有権を争う戦争でうっかり未調整の時空兵器を使ったら複数の次元(世界)が入り混じった変な世界になったでござる。ニンニン♪」

この多元世界ってやつ。
2つの世界が〜ってのはアニメでもよくありますが、3つ以上の世界が入り混じった多元世界という舞台はそれ以前も以降もあんまり見かけない。

アニメだと「Infini-T Force」とかぐらい?
特撮なら「平成仮面ライダーディケイド」とか(観てないけど噂から)ぐらい?
ゲームだとたまにそれっぽいのあるかな。
(もちろん小説とかなら沢山あります)

いずれにせよアニメでは珍しいと思います。


そして軌道エレベーター。
今でこそガンダムooとかでそこそこ知られてますが1980年代当時としてはかなり斬新。
SF小説でも数は少ないと思います。

軌道エレベーターとは、地球を周回軌道する人口静止衛星から超長くて超丈夫でぶっとい紐を地上表面に垂らすというもの。
静止衛星って地上4万キロぐらいの高さなので4万キロメートルの丈夫な紐を垂らすというものです。

なんか地味、と思われるかもしれません。
でもこれが実現すると「安全に」「簡単に」「お安く」宇宙へ行けるようになります。
だってエレベーターで紐登ってけばいいんだもの。
実現したら 大発明!
通勤感覚で宇宙に行けたりするかもですよ。


特異点も出てきます。
今では一般名詞化しつつある特異点も当時のアニメでは斬新でした。
「なんだかよくわからないけど、この世の物理法則から外れてる特別なもの」というブラックホールの特異点のような雰囲気。
本作では主人公が特異点なのですが、この「人間が特異点」パターンもその後のアニメではお約束のように使われたりしてますね。
それの走りなんじゃないかな。


主人公(女癖の悪いチャラ男。CVはあの速水奨さん)は話の初っ端から複数の世界が融合した新しい世界に吹っ飛ばされます(広義の異世界転送ものとも言えるかも)。

そんな主人公は、他の世界から来た人間のような種族と一緒に旅をします。
でもその種族は人間とは似て非なる生物。
その生態もちょっと不思議。

その種族は生殖可能年齢が明確に限られてるんですよ。
確か30歳くらいだったかな?を越えると生殖が不可能になり、異性への興味も消滅する。

きれいなお姉さんが出てくるんですけど、その年齢超えてるもんだから主人公が風呂入ってるところにも平気で「ちわーす」って感じで入ってくる。
主人公は慌てるのだけれども、お姉さんは性的な機能も感情も失ってるからどうでもいいんですよね。

見てて「うわぁ、これはせつないなぁ」と思った記憶があります。

{/netabare}

とりとめもなく書き散らしてしまいましたが、こんな風にいろいろとSFを詰め込んだ意欲作でした。

OPED曲もケーシー・ランキン(※)が作曲、歌っててかっこよかった。
(※)元SHOGUNのボーカル。SHOGUNはドラマ「俺たちは天使だ」OPの「男たちのメロディ」やドラマ「探偵物語」OPEDの「Bad City」「Lonley Man」などのヒット曲をかっ飛ばしてた人気実力派バンドでした。

でも肝心のストーリーはよく覚えていません。
結局どうなったんだっけ?

世界は元に戻ったのか?
色恋沙汰もあったはずだけど。
そもそも戦争どうなっちゃった?

覚えてないってことは面白くなかったのかもしれません。


機会があればもう一度観てみたいですね。

あ!書き忘れてました。
一応ロボものです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

マクロス一族の私生児(?)

本作放送当時、『超時空要塞マクロス』を1作目として本作が2作目、『超時空騎団サザンクロス』を3作目とする「超時空シリーズ」と銘打たれた。

が、サザンクロスは世界観も制作体制も全く別物と言える。

対して本作はマクロスのSF的な世界観を(設定的な意味ではないが)継承しており、初回に主人公の桂木 桂(かつらぎけい)が乗っている機体 AV-11D ブロンコ II のデザインにもバルキリー VF-1 シリーズの残滓が感じられる。

後にこの乗機は主人公メカの「オーガス」に改造されることとなるが、他のマクロスシリーズがもし世になかったら「実はオーガスはマクロスの続編なんですよ」と言えば通りそうな感じなのでそのようなタイトルとした。

キャラクターデザインも前作マクロスに引き続き美樹木 晴彦氏が担当しており、スタジオぬえ + アートランド体制で作られているという意味でも広い意味の「マクロス一族」と呼んでよい本作だが、いかんせん知名度は低く放送当時でなければ今さらの視聴も難しいかもしれない。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10
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