ファザコンで魔法なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのファザコンで魔法な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月08日の時点で一番のファザコンで魔法なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.9 1 ファザコンで魔法なアニメランキング1位
冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (81)
246人が棚に入れました
故郷の田舎で冒険者モドキの生活を送っているベルグリフは、 森で拾った愛娘アンジェリンを育て、都へと送り出す。 久し振りの帰郷の知らせを受けるものの、 当の娘は帰ってこず、日々心配は増すばかり。 一方、ギルド最高≪Sランク≫冒険者となったアンジェリンは、 大好きな父のもとへと帰ろうとするのだが……。 「一体わたしはいつになったらお父さんに会えるんだ……!」 親子のふれあいと友情、そして迫力のバトルシーンを鮮やかに描く、 ハートフル異世界ファンタジー、ここに開幕!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

話が始まらないし面白みが伝わってこない。限定の方がレベル低いのはなぜ?

原作はひょっとしたら面白いかも…ですが、面白みが伝わってこない。

 設定とストーリーは、工夫があるしヒロインも1人だけ黒髪でも転生者とかでもないみたいです。

 ですが、なぜこんなに面白く感じないのでしょう?と思ったときに「作品紹介」で5話まで来たような感じです。5話と言えばマンガなら2,3巻やラノベなら1巻かそれ以上ですよね?そこまで、物語が始まりません。テンポというかスピード感なのか構成なのか…原作からそうなのでしょうか?

 父と娘の確執とか出生の秘密、赤鬼クリフ無双とか逆に娘が父を超える…なんでもいいんですけど、現時点で「お父さん、お父さん」芸をずっと続けています。なんの話なのかが未だ見えてきません。
「お父さん芸」に工夫があればいいのですけど、そこは同じことに繰り返しです。いっそ、ずっと会えない状態の方が面白かったかもと思います。

 面白みについては間とか演出かなあと言う気もしますので、紙媒体で読んだ場合とは印象が違うかもしれまん。が、作画に見るべきところもないし、アベマプレミアムでしかも課金しないと1週遅れだし、一旦休止しようかなあ、と思います。

 最近増えた、この中途半端なレベルの特定の配信サイト以外課金みたいな中途半端な限定配信って、損益分岐点の問題かもしれませんが、業界は自分の首を絞めていることに気が付いた方がいいと思います。視聴者の幅を狭めます。もし、この形の配信でやるならもっともっとレベルを上げていってほしい。







1話 ポテンシャルはあるし面白そう。ただ、リアリティラインあげればもっと良かった。

{netabare}  大きな話のフレームは悪くないと思います。冒険者のいるような世界において、会いたくても会えないというのストーリーの幹としてはいいですね。それと領主?の娘も、パーティーの仲間も親との関係性でなにかがあります。そこがテーマで、主役だけでなくサブ・ゲストにおいても親子が描ければ話は広がります。孤児院というワードもあったので、そこを中心にしても面白そうです。

 娘は誰の娘なのか?父の昔の活躍は?娘が俺TUEEEに見えて、父が娘より強いというのは設定上ありがちかもしれませんが、いろいろストーリーに興味を引くポイントがあります。どう展開して面白くして行くかが見どころでしょう。

 本作の行方を考えるポイントですが、山の中に捨て子は本当に子どもを思えばあり得ないでしょう。見つかる可能性が極めて低く、動物に喰われてしまうのがオチです。
 そこを作者が考えているのか考えていないのかで話の深みが変わってきます。あえて、「あの」父を狙って子供を託したのならいいと思いますが、違うならご都合主義です。
 魔除けがあったことから娘の素性が魔王とかそういうことではなさそうです。OPアニメで白い女性と対峙している場面があるので、何かその辺とつながるのでしょうか?戦いというより何か関係がありそうです。

 それと父と娘があっさり会えるのかどうかですね。「眼鏡を忘れる」娘と同様に不自然な事件で会えない日々が続くのでしょうか。
 まあ、なろう系ではよくありますが、魔物の出現頻度と人間が存続できる集落の形態が不自然なのは気になります。城塞都市のようなところで強い冒険者がもっと集中していないと人類はあっさり滅亡するでしょう。不自然な世界観な気がします。

 あと、スイーツ…うーん。安易にスイーツとか出すと話のレベルが…ケーキを作る材料の流通経路や季節性、砂糖の相場、フォークの工業技術などなど考えればケーキバイキングは20世紀後半の技術がないと厳しいでしょう。
 せっかく田舎の風景を丁寧に描いているのに、そういうわきの甘さが「なろう系」は本当にもったいない。編集が付いていないとかいろいろ事情があると思いますが、個人投稿からマスメディア化するときに修正のチャンスがあるので、最低限のリアリティのフィルターを通してほしいなあ。

 普通の異世界転生ならこんなことは言わないです。本作は転生でもないし、父娘という珍しい視点と娘がSランクだけど父がもっと強いという興味ポイントがある、何か感動やテーマがありそうなポテンシャルを感じる作品だからの苦言です。
(追記 娘が父はもっと強いと言っていたので、額面通りにとりましたけど、本当は娘が強くなりすぎて、または、父は老いぼれて実際は弱いというのも一つのストーリーですね)

 話の展開が面白そうなので、継続視聴します。どちらにせよアベマに入ってしまいましたし。 {/netabare}


3話 赤髪、黒髪なので差別的ななにかの話があるのかと思いましたがそうでもなさそうです。

{netabare}  わざわざ赤髪を強調していましたし一人で隠遁生活ので、イギリスの赤髪差別的なものを想像してましたが、そこまではなさそうです。娘もわざわざ珍しそうな黒髪ですので、その辺の展開があるのかなあと。

 魔王的な因縁の話は面白そうではありますが、思っていたよりもなろう的な展開が感じられます。まあ、テンプレから脱却しようという若干の努力は見られるものの、身分とか差別とかはなさそうです。

 欧米で配信するなら、宗教と差別はしっかり研究した方がいいと思います。あれだけ強調さるとそう思う人も多いのではないでしょうか。赤毛のアンがなぜ赤髪を嫌がるのか程度は、海外配信するなら勉強しておきましょう。イギリスが中心で赤髪差別は理由がわからないらしいですけどね。

 ファザコンと魔王的なものが子供の造形なので、やはり親子関係の何かが関連するなら面白そうですが、どうでしょう?

 アニメのクオリティも課金の作品としてはそれほどクオリティも高くないして…うーん。視聴継続迷います。10月いっぱいはアベマプレミアム入っちゃったので様子見ですね。期待値はあげ過ぎないほうが良さそうです。{/netabare}


4話 危ないくらいのファザコン全開。面白くないことはないですが…作画が…

 なんでしょう?ファザコン芸が面白くないことはないですし、2人の強さの関係もなんとなくわかりました。早見沙織さんは「さすおに」もありましたので、甘え芸が得意なのでしょうか。
 見方によっては継父なので危ないといえば危ない感じもします…あれ?まさかそっち?なら、ちょっと見たいかも…いや、ないか?それは一線超えてますね。

 が、うーん…面白さに驚きがないというか、平板な話というか…見てられなくはない、という水準よりちょっと上というか…微妙なんですよねえ…続きは気になるので、11月以降は1週遅れますが、アベマの無料枠で十分かなという感じでした。
 それぞれのキャラ造形も思っていたよりは…という感じです。まあ、領主的な姉妹がいますので、それを巻き込んでどうなるかでしょうか。

 作画とかアニメの作りは駄目ですねえ。本当に課金作品?と思うレベルで、駄目ですねえ…ウイルス全盛だった時の作画か?という感じがします。

 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「さすおに」ならぬ「さすおと」

異世界ほっこりなろう。
俺の嫁でなく俺の娘という次世代アニメ。

単身者が渇望する「おとうさんだいすき!」を極上の早見サウンドでお届け。
イチャラブ父娘の擬似体験が可能なミドル世代狙い撃ちなヨシヨシアニメ。

黒髪ロングなテンプレ役が多めな早見沙織だが本作では縦横無尽な振れ幅を披露。早見氏のファンには至福の逸品でしょう。メインの二人で作品の印象は激変するはず。作画はいつものやつ程度。OPはElements Garden作だが歌唱が残念。EDのやなぎさんがOPでよかったのでは。父娘ラブコメにはならないっぽい。

06
展開が動くといきなりいつもの感。

ボルドー3姉妹など、せっかくいつものやつよりサブキャラは充実してるのに使いこなせてないというかなんというか。貴族間の勢力図すら塗り替える貴重なSランクを巡ってギルド間によるアンジェリン争奪戦とかそういうのやったら独自性が出たのに。おとうさんだいすき!とベルグリフの説教の二本立てがメインだとしてもそれを載せるベースの部分がいつものやつレベル。ベルグリフの言ってることはそのとおりなのでパーツはいいのだけど、あれ言いたいがための流れの作り方がミエミエすぎ。闇堕ち幼女の精神攻撃もいいけど世界を変えるなんていうわりにはわざわざSランク滞在時に侵攻するとかアホすぎませんか。なぜあのタイミングで攻めざるを得なかったか、とかさあ。もっとやることあるでしょうよ。セリフ一言差し込むだけでいいんだよ。こういうとこサボるのがいかにもなろう。なろうはオ◯ニー書くとこなのでこれでいいのでしょうけど。

作画良ければ不問には出来たのだが。さすがSランクだぜ!な見せ場なのにただ強いだけで下位ランクとどれくらいの差分があるかもサボる始末。アンジェすごいのは知ってる。どれくらい凄いか、どこがどう凄いのかってのが一切不明。せっかくサブキャラにもAランクとか戦えるキャラがいるのにどうしてそこで使わないの。バトルがメインではないにしてもさあ。作画もいつもの程度だし使えるパーツを使い切ってない勿体なさゆえに余計にガッカリ。他のなろう全般もだけどパーティといいつつも全くチームプレイしてないのばかり。作画コスト重いんでしょうけど。

あとはいつものかわいそうかわいそうになるっぽいのでもういいかな。
キャラは良かったとは思うが敵のポッと出感はどうにかしたほうがいい。

というかアニメ化の際に「だっこ!」はオミットするべきだった。
声優パワーで勝つる!と甘えすぎてる印象。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

llllllllll さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なろうを見ようとすると面白くない

ストーリーの骨子部分や前情報(特にタイトル)が思い切りなろうらしさを醸成しているんだけど、実際のアニメの雰囲気としてはなろうと言うよりむしろ少し懐かしめのファンタジー深夜アニメ。意匠や街並みがかなり良くできていて、キャラの個性も特にサブキャラが立っているので、シリアスはアクセント的に見てのんびりとした雰囲気と親子の交流を味わう作品だと思う。実は1話を見た時、展開にスピード感や新鮮さが足りないなと感じたんだが、落ち着いた雰囲気のファンタジーにそういった要素を求めるのは、なろうという色眼鏡で見すぎていたのではないかと気づいた。なろうの俺TUEEだとかご都合主義な展開を小馬鹿にしつつ、実はそれを求めている所はあって、その面を期待しすぎて物足りないと感じた人は少なくないんじゃなかろうか。第一印象のなろうっぽさで誤解されてそうで勿体無いアニメ。

作画に違和感がある人が多いようだけど、少し古めの深夜枠っぽさがあるからなのかな。大きく崩れている印象は無くて、むしろ表情が映える良い作画だなと感じた。背景や村の絵も良かった。ただ、日常回にはかなり合ってて良かったのだが、戦闘回は流石に動きがなさすぎる。後述するシナリオ的な意味でもそうだけど、殺陣ができないのか戦闘シーンがかなり拍子抜けする場面が多い。魔法の演出とかは標準ラインなのに...。
で、シナリオについてだが、早見ボイスがドンピシャにハマった娘ちゃんがとにかくかわいいし、おっさん主人公の落ち着いた感じを中心に展開する日常回も良い、サブキャラが生き生きしてて面白いと、作品の主軸部分はしっかり面白かった。ただ、ガッツリ戦ってくれることが少ない...。俺TUEEどころか、戦闘描写が微妙かつ短すぎて誰がどう強いのかが、最初の肩書き以上にはわからない...。いくつも出てきた問題なんかを結局畳み切れずに最後少しだけ回収して終わった形なのもこのクールだけで評価するとマイナス。全体的にとっ散らかってたし、良い点と悪い点相殺で。

やはり、親子を中心とした暖かみのある交流部分を中心に、ちょっとしたシリアスと味のあるキャラをスパイスとして見るのがおすすめ。そこは本当によくできていて面白かった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

60.1 2 ファザコンで魔法なアニメランキング2位
破天荒遊戯(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (78)
439人が棚に入れました
「世界を少し見てみたいと思わないかい?」という義父の思い付きで、突然家を追い出されてしまった少女・ラゼル。突然の事態に落ち込みつつも旅の連れを探していた時、彼女はアルゼイドという青年に出会う。彼の旅の目的、それは父親を殺した犯人を見つける事。これを知ったラゼルは、「アンタの人生、アタシが面白おかしく演出してやるわ!」と宣言する。こうして、アルゼイドは父親を殺した犯人を捜す為に、ラゼルはアルゼイドの人生を面白おかしくする為に、旅をする事になるのであった。

声優・キャラクター
小林沙苗、櫻井孝宏、三木眞一郎

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「アンタの人生、アタシが面白おかしく演出してやるわ!」

2008年1月-3月TV放送。同タイトル漫画が原作。全10話。

タイトル通り破天荒な雰囲気のアニメ。
天真爛漫で傍若無人?自由気儘なようで何処かお人好し。
旅を続ける中で、色々な人と出逢い・・何だかんだと人
を助けてしまう事に・・それがどんな相手だろうと・・

「アンタの人生、アタシが面白おかしく演出してやるわ!」
そんなラゼルと目的が違う2人の男との愉快痛快な旅物語。

時には悪と解っていても切ない話も・・
善い行いにも悲壮感が漂う結果も・・

持ち前の天真爛漫な明るい性格で乗り越えていく♪

爆笑というほどでもないけど、そこそこ根明に笑える感じ
のコミカルな描写と・・多少残忍な描写と・・抑揚がある。

後半と言っても10話と話数短過ぎですが、一応登場人物の
掘り下げがあり、本当はこういう風に謎が多い的な展開。

色々端折ってる感じは否めないし・・世界観の一部として
の部分しか描かれていない感じだけど・・・逆に短いので
登場人物に魅力を感じて興味を持てた所で終わる感じかな。

その為そこそこ楽しめたけど途中で終わった感は否めない。
興味が出た人は原作読んでね~という雰囲気?

作画や音はそれなりで雰囲気は有り此処!という部分は
外さない感じで好印象だった。
キャラデザも甘すぎずに作風にあった感じかな。
14歳の美少女風=ロリ系小学生の様なアニメ多いので・・
そういうのとは明らかに違って視やすい。

アルゼイド:櫻井孝宏との出逢・・此処が私のツボ。
櫻井孝宏さんの声が良い感じ♪ 役で印象変わるね・・



ラゼル・アナディス:小林沙苗
義父・セラの思い付きで、突然旅に出されてしまう。
天真爛漫で快活で勝気。短気で我侭だが優しさを持つ。
「クマバッグ」を愛用。魔法が使え、肉弾戦も得意。
旅に出るまではセラと2人暮らしで、ファザコン。
幼い頃に訳あって実父に捨てられた暗い過去を持つ。
驚異的なネーミングセンスを持ち、かなりの方向音痴。

アルゼイド:櫻井孝宏/少年時代:甲斐田裕子
父を殺した人物(黒髪に青い目の女)を捜す旅をしてる。
銀髪赤眼のアルビノ。視力はあり日光を浴びても平気。
洗礼名:おにゃんこぽん。武器は前文明のアンティーク銃。
空間転移・治癒等の魔法が使える。クールで朴念仁だった。

バロックヒート:三木眞一郎
アルゼイドの旧友。通称「ひーたん」茶髪青眼。自称28歳。
女好きでよくナンパやセクハラ(特にラゼル)をしている。
好物は女、酒、煙草、シャワー、海鮮料理。男性嫌い。
出会った経緯は不明だが何時の間にか何故か旅に同行する。

キアラ:下野紘
バロックヒートの次兄。ラゼルの前に度々現れる自称「敵」
ラゼルを「俺のモノ」と言うが、真意や狙う目的は一切不明。

セラティード・アナディス:子安武人
ラゼルの義父で、バロックヒートの長兄。通称:セラ。
元々子供は嫌いだったが、現在ではラゼル一筋の親馬鹿に。
エンジェル・テクストにより魔法が使えるようになった。

嘯月:諏訪部順一:プロメテウス最高の科学者。16歳。
気分屋かつマイペースで、熱中すると周りが見えなくなる。
非常に飽きっぽい。周囲から「アホの子」と言われる。

フェイ・リゼット:野島健児:准尉。17歳。
常に鋏を持っているが、これは武器ではなく一切不明。
夢は可愛いお嫁さんをもらって温かい家庭を築くこと。

ソレスタ:谷山紀章
アルゼイドとバロックヒートの元戦友。

ヴィク:野田順子
警邏隊の重要書類を盗み、追いかけられていた女性。

サイキ:坪井智浩:ヴィクと知り合いの男性。

リィナ・レンフォード:中原麻衣
貿易商を営む父を持ち、大事に育てられた少女。

タキ:宮田幸季:リィナの使用人。

ノマ:根谷美智子:ロドリーと駆け落ちの約束相手。

ロドリー:藤原啓治:幽霊退治を依頼した男性。

ヴィンセント:氷上恭子:オフプレイ国王の隠し子。

ララウェル:清水愛:墓の前で拾われた少女。

ジェンフープ:遊佐浩二
ララウェルと共に宿屋を営む男性。

マデイラ: 大浦冬華
ラゼル達が宿代わりとして訪れた屋敷に住んでいた女性。
出来の良い妹(声:後藤沙緒里)に劣等感を抱く。
祖父(声:有本欽隆)が遺した宝物探しをラゼル達に頼む。


エルマー:三瓶由布子
父の敵を討つ為にリィズフェルトの命を狙う少年。
ラゼル達と共に監獄に入れられてしまう。

リィズフェルト:長嶝高士:アリアメイル監獄の所長。
地下闘技場でゼロサム・ゲームを催していた。

ロマリオ:松来未祐
ラゼル達がサーカスで出会った少年。

イリージャ・バートネル:斎賀みつき
サーカス団の座長を務める女性。

ヴァイオラ:イリージャに造られた"子供"。

ルドヴィカ:名塚佳織:アルビノの少女。

ファビエン・ローズ:小形満
ラゼル(ラゼンシア)の実父。

イリリア・ローズ:田中敦子
ラゼル(ラゼンシア)の実母。

クラリサ: 川澄綾子:ラゼルのクラスメイトで親友。
ラゼル曰く「べらぼうの美少女」。極度の男嫌い。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

デュフフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

もっと面白おかしく演出してくれ

たまたま面白かったマリホリの作者の作品だということで視聴
てか「破天荒」の意味誤用してるっぽい作品名だね

とりあえずOP曲も悪くなく
プロローグの設定、子安さんの声?で見てみようとひきつけられた
主人公のキャラに合わない感じの大人びた声は入り込みずらい

「あんたの糞ツマンない人生、あたしが面白おかしく演出してやるわ!」
結果↓
1話
 突然人増えてるがな!?とか
 なんか物語としていろいろすっ飛ばしぎみだし
 1話内のストーリが薄すぎて
 戦闘シーンが1枚絵だったりして、逆にそれいるのか?とか
 何かが全然足りない!って感じ
 ただ色々違和感あるったりで良くはないんけど
 当初の設定が面白そうというのもあって、ん~どうも…というほど悪くもない
 
2話
 そういうえばOP曲がなんか聞いたことある声だと思ったらあのOP曲の人か
 内容の薄さは相変わらず、色々違和感も相変わらず
 視聴には耐えるんだけど
 30分枠使ってなんでこんなに内容薄い感じに仕上がるんだろうと思った
 逆にサラ~っと見れてるのかな

3話
 微妙に感じていたけどここにきてはっきりしてきた
 余韻が残る感じにしてはいないが、今回みたいなバッドエンドだったり
 この作品はダークファンタジーなんかな?
 色々とまだ足りないものが多かったり
 わざと設定を隠してるのかわからないけども
 まあ説明的エピが減ってきて時間に余裕ができたのか
 1話内の舞台設定とかは良くなってきた
 
4話まで
 悪くなくはないんだけど
 いやほんとなんかが足りない

 世界観がまるで見えないし
 どこか目指してるとか、かたき討ちをめざしてるとか
 何で一緒に旅してるのか、少なくともとりあえずの目的も見えない
 主人公の行動もなんか唐突すぎる感じがするし
 
 なんだかんだそれ以外も色々ぶっこんできてるんだけど、
 唐突すぎて空回ってる感じで入り込みずらい

 「あんたの糞ツマンない人生、あたしが面白おかしく演出してやるわ!」
 特別面白くなってるようにも見えないし

 逆になにも見えなくて「もや」ってるから気になって、
 さらにあっさりしてるので視聴できる程度


5話以降面白くなってくるね
ただ相変わらずなぜそうなってるのかわからない状態だったりで
脈絡なく突発的にストーリーが進んだりと
ある意味急展開でわけわからんことは多い

しかし10話しかないのに1-4話、特に1-2話が
無駄に意味的にも内容的にもあっさり薄くてもったいない
アニメ化にあたって尺が合わなかったとかなのかなあ

それぞれ訳あり?な女の子とお兄さん2人の
ダークファンタジーな旅物語みたいでした


正直評価しずらい作品だなあ
色々粗が目立つんだけど、設定だけは悪くないし
好きな感じのストーリーでなんとか視聴できる内容
最初から最後の最後まで何を描きたいのかわっけ判らん
もっときっちりストーリー立てて描いてほしい

全10話というのもあってさらっとは見れる
中途半端なんで続きも気になるね
とりあえず原作は読んでみたいかも

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

アルカット さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

人という字は、明らかに左のやつが楽をしている!

題名は、主人公である少女・ラゼル自身の性格や生き様をあらわした名台詞です。人という字は、左側の人間の方が、右の人にもたれかかっている。人と人とが支えあって生きているのは空想でしか無いと言いたかったのかなと思います。


 原作者の遠藤海成さんは、まりあほりっく等も書いた人で有名です。独特の感性とタッチを持たれた方ですね。

 私は、ドラマCDからこの作品に入ったクチなので、全10話と短いながらも、かなり楽しめました。

ですが。
「バロックヒート(CV三木眞一郎さん)が何故かいきなり仲間で、その経緯が説明されない」だったり、「内容をはしょったり」と、少しお話としては理解しづらい部分も有るかと思いますが、ラゼル(CV小林沙苗さん)やアルゼイド(CV櫻井孝宏さん)の名台詞のオンパレードでそこは十分カバーできていました。


 中でも私が好きなセリフは、これまたラゼルの「一緒にお茶でもしばき倒さない?」・・・最高ですね。どこからこういったセリフを思い付くのでしょうか。こんな事ラゼルに言われたら、付いていくしかないですw
こういったセリフから滲み出る人物像もまた、破天荒といったタイトルが付けられた理由の一つなのでしょうね。


また、声優ファンの方にとっては、小林沙苗さんがこういった声を出していた事はビックリされる方もいらっしゃるかと思います。ここ数年は少年声やおばあさんの声がメインになってらっしゃいますからね。新鮮かも知れません。


主題歌も、いとうかなこさんが歌っていてOPEDともに安定しています。全10話の中でも、少ないながら見所も有りますので、絶対のオススメでは有りませんが興味を持たれた方は観てみて下さい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3
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