マンガ家でコメディなおすすめアニメランキング 1

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55.9 1 マンガ家でコメディなアニメランキング1位
ドージンワーク(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (75)
436人が棚に入れました
ある日、長菜なじみは友人でクラスメイトの露理に誘われて同人誌即売会の売り子に行くことになる。そこで幼馴染のジャスティスと出会い、カルチャーショックを味わうも、二人に影響されて同人活動を始めるようになる。
同人誌を書き始めたものの、素人のなじみは当然絵も漫画もまるでダメで売り上げは一桁部数どまり。ヒットを目指し頑張る中、ファンや仲間、ライバルの出現など、なじみの楽しい毎日が始まる!


声優・キャラクター
浅野真澄、斎藤桃子、安元洋貴、こやまきみこ、阪田伊都、波多野和俊

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ドージンギャーグ

やはり4コマ漫画原作のアニメは個人的に合うようです
明らかに低予算なところも憎めないですね

1話、15分程度のアニメです
残りの15分は声優さんが何やら実際に同人誌を作っていたようですが、
私は特に興味がなかったのですっ飛ばしました(ごめんなさい)
斎藤桃子さんとこやまきみこさんがお好きな方にはおすすめです


本作は作品名のとおり、同人活動のおはなしです
ある日、長菜なじみは同人誌を既に書いている友人の露理に同人誌即売会の売り子として会場に連れられます
そこで影響を受け(儲かることを知り)、なじみが同人活動をしていく物語です

潔いまでに完全金目当てのなじみが笑えました
絵は下っ手くそで全然売れないのがまた面白かったです
ストーリーはあってないようなもので、
基本的には同人活動をするなじみたちの日常を描いたものだと思われます
個人的にはとても楽しませて頂きました


4コマ漫画で一番大切なのはキャラの個性とネタの面白さですよね
ドージンワークはその二点がしっかりしていたと思います

なじみは自分の欲望に素直で楽しい女の子です
サークル名「ビューティーラブハウス」
ペンネーム「ビューティーラヴ」
酷すぎワロタ

露理は淡々と話すおとなしめな雰囲気…
ではありますが、彼女は快楽主義者で一言一言がかなりツボです
なじみとの会話のキャッチボールは見所です
サークル名「パンツ革命」
ペンネーム「ブルマ子」
ひっ酷いとかのレベルじゃねぇ…

なじみのライバルとなるかねるさんもいいキャラしてました
声が特徴的で阪田伊都さんの演技は上手いのか下手なのか微妙なところです
ただ、私はかなり好みです

他にも長菜なじみの幼なじみ(何だか分かりにくいw)
や可愛いお子ちゃま、なじみに恋する青年など、
個性豊かなメンツが揃っていて良かったと思います


上で記したキャラたちが繰り出すギャグ、ネタは
なかなかに面白いもので1話1話笑ってました


OP「い~じゃん!友情」 歌ーMAKI
ED「夢みる乙女」 歌ー水橋舞

OPがこの作品に合ってて好印象です
い~じゃんい~じゃんい~じゃんい~じゃん
ってのがサビ始めの歌詞なのですが、
本作の適当なところ(褒め言葉)が巧く表現されていると思います



漫画に声を当ててるだけのシーンもあり最初は不安でしたが、
その不安はすぐに吹き飛ばされました
単純に面白かったからです

低予算感は否めません
ただ、そこがまたいいというかなんというか…
安っぽい演出など私は嫌いじゃなかったです
むしろ好きです

気楽に、そして喜楽に観れるのでおすすめです
ですが、視聴の際はハードルを下げてご覧くださいまし

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

きららの黒歴史

タイトルどうり、同人誌活動のお話。
何の知識もない一般人の女の子が、金が儲かるという不純な理由で同人活動を始めてハマっていくというコメディです。
原作は、まんがタイムきららに掲載。4コマ誌では珍しく日常系ではない作品です。

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ちょっと脱線しますが、ここで、まんがタイムきららについて解説。
マンガ雑誌としてマイナーですが、近年のアニメファンにとっては無視できないコンテンツを産み出しているので、4コマ誌オタク(自称)の私としては、その掲載作について語ってみたいと思います。
ちょっとお耳汚し、失礼します。

きらら系列の漫画でアニメ化されている作品は、現在以下のものがあります。(放送時期順)
 ・ひだまりスケッチ
 ・ドージンワーク
 ・けいおん!
 ・かなめも
 ・GA 芸術科アートデザインクラス
 ・夢喰いメリー(非4コマ誌「まんがタイムきららフォワード」に掲載)
 ・魔法少女まどか☆マギカ(アニメがオリジナル。KRコミックでコミカライズ)
 ・Aチャンネル
まどマギやメリーは4コマではありませんが、なかなかの顔ぶれ。

で、このアニメ化作品の漫画ですが、雑誌の中で人気作であったかというと全然そんな事ないんです。
そこそこ悪くない及第点の作品ばかりです。
けいおん!なんて「何でこれがアニメ化?」と当初叩かれていたもんですが、今では芳文社の看板なのはご存知のとうり。

さて、ここからは私見。
きららという雑誌は、萌え4コマというジャンルを拓いた専門誌。読者ターゲットは当然オタクな人々です。
極端な話、掲載されている漫画はどれでもオタク≒アニメファンにはウケる要素を含んでいます。
GAのレビューでもちょっと書きましたが、4コマ誌の漫画というのは傑出して面白いものはありません。
別に貶してるわけじゃなく、そういうヌルさが特色なんです。だから日常系ばかりになっちゃうんですがね。
つまり、素材として大差無いってことは、その素材を料理する腕にかかってくるって事で・・・・
上記の作品でいえば、京アニやシャフトが製作した作品がどうなっているかを考えれば一目瞭然ですね。

アニメ化しやすいが、ヒット作に仕上げるには高い技能が必要。
これがきらら原作の特徴だと言えます。
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話を戻して本作ですが、きららのアニメ化作品2弾。
政治的な何かが働いたのかわかりませんが「何でこれがアニメ化?」と、けいおん!同様に不思議がられていました。
残念な事に、ドージンワークの製作会社は京都アニメーションではありません。シャフトでもありません。

面白いか面白くないかは言わずもがな、ですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

日常ではない。独特のキャラデザが印象的。ギャグ重視で面白い。

 後半が実写で見てません。実質ショートアニメという印象です。本作は2007年のアニメの割には非常に古い絵柄…というより漫画絵の系譜というんでしょうか、独特のセンスです。

 テンプレ萌え絵っぽいんですけどね。ただ「ひぐらし」とか「撲殺天使」「バトルプログラマー」など並べてみてもやっぱり違います。女子の手足がしっかりしてないというか、輪郭が記号的というか…そういう感じです。サブカル界隈…同人誌などにあえて寄せた感じなんでしょうか。男子キャラはちょっと古い普通のキャラという感じなんですけど。

 ただ、この独特の感じが見辛かったり、良くないかというと結構見やすかったです。動きがない紙芝居だったですけど、その割にこのキャラデザを上手くいかした大げさな動き・表現で、人物が活き活きと描けていたと思います。

 つまり、まずエロ同人誌の創作活動の話ではありますが、基本は「会話劇」です。その会話劇をベースにしたギャグを成立させるために、大げさな動きを付けるのにこのキャラデザが十分機能したということでしょう。

 話はエロ同人誌ゆえの会話の誤解、エロ同人の外から見ると異質な価値観、アルバイト、そしてテンプレの部数競争、絵が上手くなるプロセスなど、ありきたりですけど大げさなヒロインの性格とリアクションが効いて面白かったです。

 リアリティがあるのかはわかりませんが、ストーリーの組み立てがしっかりとあるので、その点も見ごたえはありました。実質ショートアニメなのでアニメを見る分には飽きないのも良かったのかもしれません。
 ロリキャラの役割が分かりませんでしたが、マスコットということでしょうか。

 日常癒しの要素はないです。萌えはロリキャラに萌えれればいいですけど…正直童女ですので完全に守備範囲外です。
 幼馴染・ヒロインのファンの2人の男性が現れ、この3角関係にかなり話の焦点が当たっていますが、深刻なものではないです。ギャグ要因ですね。
 ウンチクは…よくわかりません。同人作りとしては、あるあるなんでしょうか?感動は最終回にほんのちょっとあります。

 とまあ、きらら系アニメですけど、女子だけ日常系親父趣味癒し萌えという系譜には属さないのかもしれません。

 ただ、結構独特な雰囲気でギャグは面白かったし、視聴後感も悪くなかったです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
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