レストランで魔法なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のレストランで魔法な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番のレストランで魔法なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.7 1 レストランで魔法なアニメランキング1位
佐々木とピーちゃん(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (146)
410人が棚に入れました
佐々木がペットショップで購入したのは、異世界から転生してきた高名な賢者様だった。 『我が名はピエルカルロ、異界の徒にして星の賢者』ただし、文鳥。 佐々木はこの可愛らしいペットに「ピーちゃん」と名付けて生活を共にすることにした。 賢者様から与えられたのは、異世界に渡る機会と魔法の力。 会社から帰宅したのなら、二人は異世界ライフを満喫! やがては、現代日本で仕入れた品物を異世界に持ち込み、商人として活動することに。 異世界でお金を稼いだり、ピーちゃんから魔法の訓練と受けたり、美味しいものを食べたり。 社畜生活でくたびれた心身を、剣と魔法のファンタジーな世界で癒やされる。 すると、そんなある日。 佐々木は会社の帰り道で「異能力者」なる存在と出会う。 ピーちゃんから教わった魔法で異能バトルを切り抜けるも、異能力者と間違われて、国の機関「内閣府超常現象対策局」にスカウトされてしまう。 脱、社畜! 脱、ブラック企業! しかし、今後は安定した公務員生活......という訳にもいかなそうで......。 一羽の文鳥との出会いが、佐々木の日常に大きな変化をもたらす! 異世界と現代日本を舞台に繰り広げられる、異世界ファンタジー×異能バトルが幕を開ける!
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

(最終)会話劇はよかったが全体像でみると・・・まあドンマイw

【レビューNo.113】((最終レビュー)初回登録:2024/3/23)
ラノベ原作(なろう・カクヨム発の模様)で2024年作品。全12話。(初回は1時間)
完全にタイトル切りを決め込んでいたのですが、交流あるかんぱりさんやえり
りんさんのレビューを拝読すると大分イメージしてたものと違う・・・という
かむしろどんな作品か気になるまであるなっとw

(ストーリー)
冴えない中年会社員(社畜)の佐々木は、ペットショップで文鳥「ピーちゃん」
を購入した。ピーちゃんは異世界から転生した高名な文鳥賢者であり、人間の
言葉がわかる特殊な能力を有していた。そんな佐々木とピーちゃんが、異世界
と現実世界を行ったり来たりするストーリー。(wikiより)
(ピーちゃんの転移魔法で現実世界⇔異世界への往来が可能)

(評 価)
・第1話:現実世界と異世界のギャップが・・・これは今期のダークホースなのか?
 {netabare}・原作は意外としっかりしてるっぽい
  異世界でのサクサク感が「なろうっぽいな」と思ったら、やはり元々なろ
  う・カクヨムで連載されていたようです。しかし
  ・「第4回カクヨムWeb小説コンテスト」で特別賞受賞
  ・「このライトノベルがすごい!」で2022年版第1位
  とかなり評価されていた作品のようで(受賞作=当たりではないが)大き
  くは外してこないんじゃないかなっと・・・知らんけどw 
  ちなみに原題は
  「佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で
   異能バトルに巻き込まれた件 〜魔法少女がアップを始めたようです〜」
  と(後述しますが)なかなかに「ごった煮感」が凄いなっとw

 ・ごった煮について
  ざっと1話の流れを列挙すると
  {netabare}・中年会社員の佐々木がピーちゃんの力を借りて異世界へ転移。
   「金貨8万枚」よろしく現実世界の商品を転売ヤーで大儲け。
   (ついでに成り行きでレストランも経営w)
  ・で、ピーちゃんから魔法を教えてもらう。佐々木には魔法の才能もある
   模様。
   一方現実世界には(魔法とは別に)「異能力」が存在。異能力者に襲わ
   れている星崎という女性を魔法で救出。しかしこの星崎、実は異能者を
   秘密裏に管理する政府の組織「内閣府超常現象対策局」の者で、佐々木
   は異能力者と勘違いされ、そのまま組織にスカウト→国家権力も働いて
   なし崩し的に組織の一員に(一応国家公務員に転職www)
   なんかこの辺もそれっぽい作品がなかったか?!  
  ・そして佐々木の住むアパートのお隣さんには、「未来日記:我妻由乃」
   っぽいヤンデレJCが・・・佐々木さんロックオン?!
   (母親が育児放棄してるっぽく、よく玄関の外で過ごしている模様)
  何か系統の違う3作品程のネタをミックスしてる感じですね。
  (ここにまだ魔法少女らが乱入してくる模様w){/netabare}

 ・それでも結構面白かった
  {netabare}・佐々木の中年会社員設定が上手く機能している
   異世界では「本家・異世界なろう作品」もビックリなほどサクサク展開。
   でも不快感がなく意外と面白く観れたかなっと。
   ・佐々木になろう特有の「俺tueee感」とかがなく実に落ち着いている。
   ・商談シーンなども良識ある商社マンっぽさが逆に新鮮。
   現実世界でも「社会人ラブコメ」とかのなんちゃって社会人より、よほ
   ど真面目に社会人してたのは結構ツボったw 
  ・ストーリーが体系立っていて視聴しやすい
   上述のように(既視感にまみれた)ごった煮状態なので全体像をみると
   「一体何の話なんだ?!」
   ってことにはなるのですが、頭から視聴する分には意外と体系立ってい
   て順序よくストーリーが流れ、スンナリ受け入れることができ視聴しや
   すかったという印象ですね。
  ・現実世界と異世界のギャップ
   そして一番上手いと思ったのが両世界のギャップですね。
   ・異世界ではサクサクと脳天気な展開をみせながらも
   ・現実世界では
    ・「内閣府超常現象対策局」という謎組織と不気味な上司・阿久津
    ・お隣さんにはヤンデレJC
    という不穏な空気が漂い、今後の展開が非常に気になるなっと。
    両者のバランスが程よい感じなのも好印象のひとつですね。{/netabare}
   
  作品的にはどう進んでいくのか全く読めないですが、第1話としては上々
  の滑り出しだったのでは。初回1時間は伊達じゃなかったなと。
  今後大化けするか出オチで終わって失速するかを含めて、暫し注目して
  いきたい作品ですかね。{/netabare}

・第2-3話:落ち着いた味のある会話劇が個人的には好み
 {netabare}2話では現実世界メインで
 ・佐々木の初任務で「非正規の異能者組織の一斉摘発」。
 ・しかし敵の能力は強力で、佐々木ら内閣府超常現象対策局は壊滅状態に。
  → 佐々木の交渉術でこの場を手打ちに持ち込む。
 ・危地を救われたお礼に星崎とお食事に。(星崎はまんざらでもない様子w)
  → 星崎はJKであることが発覚!
   (普段は厚化粧と高飛車な言動で年齢を誤魔化していた模様)
 ・帰り道に(ホームレスっぽい)魔法少女と遭遇。

 3話は異世界メインで、スローライフかと思いきや
 ・佐々木が拠点とするヘルツ王国で隣国との戦争が勃発。
 ・佐々木は、そこの領主ミュラー子爵から支援物資の調達を依頼される。
  → 佐々木は見事依頼を完遂するもミュラー子爵は戦死。
 ・ミュラー家の跡目争いが勃発。
  → その争いから危険を避けるために、ミュラー子爵の娘エルザを預かる
    ことに。
 意外と異世界もきな臭い展開でした。

 ・「歳の差ラブコメ」をやりたいのか?!
  ・星崎さんはJKだった
  ・前出のお隣さんヤンデレJC
  ・敵のリーダーも見た目は少女
   (彼女にも気に入られ、仲間に誘われる)
  ・魔法少女
  ・ミュラー子爵の娘エルザ(盛り髪少女)
  ヒロイン候補が何故か少女ばかりなんだよなw
  「歳の差ラブコメ」を狙っているのか、意図してそういうキャラばかり登
  場させている感じがしますね。

 ・落ち着いた味のある会話劇が個人的には好み
  この辺、早くも評価が分かれているようですが、
  ・「佐々木×ピーちゃん(星の賢者)」
  ・「佐々木×ミュラー子爵」
  の会話劇が
  ・落ち着いた大人の感じで、杉田さん他声優陣演技も味があり良き。
  ・セリフにも味・センスがあり、これもなかなかに良き。
  って感じで、個人的には結構高評価ですかね。
  まあ人によっては退屈と感じるところもありそうですが・・・

 という感じで、個人的にはここまではまずまずの評価といったところ。
 ただここからギアを上げていくとなると伸び代があるのかは、少々疑問に感
 じるところではあったかな。
 物語に何かしら基軸が欲しいところですかね。{/netabare}

・第4-7話:やはり会話劇は好みだが・・・評価下方修正⤵
 {netabare}>佐々木は見事依頼を完遂するもミュラー子爵は戦死。
 ミュラー子爵は実は生きていたようですね。
 (戦で敗走するも、政敵を炙り出すために偽情報を流した模様)
 ミュラー子爵との会話劇はやはり味があり、個人的には好みかなっと。
 ただ他の要素が・・・

 現世では
 ・魔法少女とのバトル
  (魔法少女は異能者を憎み、殺してまわっている模様)
 ・「非正規の異能者組織の一斉摘発」の際、対峙した敵のリーダー
  → 二人静さん、佐々木の職場に転職?!
 などエピソードは進むのですが、イマイチ面白くないんですよね。
 なんというか、現世と異世界の相乗効果的なものを期待してたのですが、
 それそれ別物って感じで漠然と2つの世界を見せられている感じですね。
 >物語に何かしら基軸が欲しいところですかね。
 杉田さんや悠木さんらの演技は素晴らしく会話劇は◎ですが、肝心の物語
 は何を見せられているのかちょっと疑問符ですね。
 まあラスト2話位であっと驚く展開でもあれば、最終的には手のひら返し
 になるんでしょうが、正直厳しい感じがしてきましたね。

 7話ラストでエルザが異世界の荷物に紛れて現世にやってきたので、ここ
 に隣のヤンデレJCが絡めば何かが起こるかもですが、さてさて・・・{/netabare}

・第8-9話:危険信号・・・ちらかしただけで終わりそうな 
 {netabare}>7話ラストでエルザが異世界の荷物に紛れて現世にやってきたので、ここ
 >に隣のヤンデレJCが絡めば何かが起こるかもですが、さてさて・・・ 
 特に2人がエンカウントすることもなく、まあ無難に終わりましたね。
 佐々木のエルザを諭すような接し方など、その辺りの声優の演技はやはり
 上手いなって感じで物語自体も点で観る分には悪くなかったですが、全体
 像でみると「このエピソード意味あるんか?!」って疑問符でしたね。
 それから初期の数々の設定等
 ・久しぶりの上司・阿久津に「そういやそんな人物やそんな設定だったけ」
 ・ヤンデレJC久々の登場も「ただ登場しただけ」で見せ場なし。
  そういや星崎さんや魔法少女も長らくみてねーなw
 ・二人静さんも8話で重要任務を任されたが、9話は異世界メインでテンポ
  が悪くて仕方ない。
 >現世と異世界の相乗効果的なものを期待してたのですが
 2つの世界が逆に足を引っ張りあってテンポが悪く、数々の設定も持て余
 し気味に見えてきたのでかなり危険信号ですね。

 また異世界の方も、佐々木の周りが不幸に巻き込まれているだけで、佐々
 木自体は基本行商等順調なんですよねw
 今もお世話になったマルクさんが、政敵の策略により投獄されたので救出
 るすために皆が奔走中。
 脳死で観る分にはそれなりって感じですが、冷静に振り返ると
 「異世界での山場の話がこれなのか?!」
 って感じで、これもどうなのかと。

 う~ん、杉田さんや悠木さんらが演じるキャラはよかっただけで終わりそ
 うな・・・{/netabare}

・第10-12話:可もなく不可もなく
 {netabare}少し持ち直した?!って感もありますが、冷静に考えると
 ・中だるみが酷く、それから比べると相対的にそうみえるだけ
 ・いうても大きなバトル2つぶち込んだだけやしなあ
  → 「ピーちゃん無双」はカッコよかったが、そこまでバトルに魅力
    はなかったかなあ
 ってところで可もなく不可もなくって感じですかね。{/netabare}

(最 終)
・「異世界」のスローライフをみせたい
 → 「現実世界」のごちゃついた設定がノイズに感じる
・「現実世界」の波乱万丈ぶりを描きたい
 → 「異世界」が挟まってきてテンポが悪い
という感じで、本来なら2つの世界の相乗効果で面白くみせたいところが、
逆に足を引っ張り合っているという印象ですかね。
あと例えば
「佐々木の幸福の最大化」
的な基軸みたいなものが前面に出てれば、もう少し面白みもあったように
思うのですが、
「漫然と2つの世界のエピソードをみせられている」
という創りも残念だったかなっと。

>う~ん、杉田さんや悠木さんらが演じるキャラはよかっただけで終わり
>そうな・・・
この辺りの会話劇は味があって面白かったんですけどねえ・・・
これも全体像でみるといろいろごちゃついていて、それを最大限に活かせ
る創りでもないんだよなあ。

全体的に嫌いではなかったので、まあドンマイって感じでw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最終話まで視聴。流石に長過ぎw

可愛い動物好き(犬の方がと言っているが猫)の主人公が文鳥と運命の出会い!
文鳥突然喋り出し異世界から来たとか言い出すのだが…。

「神戸牛のシャトウブリアンが食べたい!」…(注)文鳥に肉をやってはいけません!

我が身の存在するこの世界より、かの故郷の聖域に通じる魔導の門を開かんと欲する。我は定義する我が願いは、現在の居所を離れ、務に就くべく聖域へと赴くことなり。我の転移は誰にも気取られない。我の転移は矛盾しない。我の転移の道筋に誤りはない。ここに眠る魔力を目覚めさせ、聖なる詠唱を謳い上げんと欲す。我が意志を込めた詠唱。我が体は宇宙の風に乗る。跳べ。

詠唱が長過ぎだよ!ちなみに移動魔法でコレ!

炎系統、回復系統、光系統、闇系統、地面系統、風系統、水氷系統、雷系統、樹木系統、移動系統がある。この中の幾つかを主人公覚えるが、覚えたい魔法が覚えられない。

何故か文鳥にいきなり異世界転移される展開だが、異世界で日本の物が売れる何時もので稼ぐ主人公。異世界と日本を行き来する事に。

そして日本では…。
テレビで通り魔が出没している事が分かる。早速フラグが。でいつもの様にフラグ回収!
美人な女性が襲われて相手が異世界の力を持ち込んだと思いきや…。
…ただ襲われていたのに、なにかがおかしい…。

結果厄介ごとに関わってしまった主人公。まあこの人の性格考えるとね。
で何やかんやあって職場を変えなければいけない事態に…。
コレも何時もの魔法を弱めで披露するのだが…。
「無から有は生み出せない」
この辺は分かりやすいね。
そして危険な現場に行きたい暴走系ヒロイン?は主人公の力を計算に入れ始め…。

仕事帰りに扉の前で座っている、お隣さんの美少女中学生と毎回出くわすのだが…。
分かりやすく事情ありのこの子ではあるが…
…あの人と付き合っているんですか?
目が怖い…。

最後のシーンで職場を変えた途端、尾行され家には盗聴器、カメラ等が家に仕掛けられていた…。
ここでもピーちゃん有能。

新たな職場の上司がパソコンのある画面を見ているのだがその中に美少女が!
異世界で順風満帆かと思いきや現実では面倒くさい事に巻き込まれる主人公。
果たして主人公は夢の異世界スローライフを送る事ができるのか!?

この後のストーリー次第だけどコレなら面白そう。おっさん主人公(笑うと…)が良いね。
良いキャラしてる。
女の子が美人美少女が今の所3人、作画キャラデザも好みなので視聴継続!

オマケ。ED観てたらメイン声優以外が佐々木なんですがw何コレw

2話感想。「16歳」と言うパワーワード!
コレが今回1番ビックリしたやつw
化粧でここまで変わるのホント不思議w
20代前半くらいかな?と思ってたのにw

主人公あっという間に中級魔法を覚えてしまう展開。文鳥曰く才能があると。
異世界では順調と思いきや不穏な話しを商売相手から聞く。
何故かトランシーバーが大量に欲しいと依頼が来るがアレが近いかもと言われる。
フラグかなw

変わって日本。
最前線近い場所に配置はフラグです!結局巻き込まれる主人公!
敵の策にまんまと引っかかってしまう。あっという間に2人以外が全滅。

ヒロイン戦うが相手との差が明白。まあでもこの子ふつうに強いよね。
自分のスキルを把握して使いこなしてる感はある。水の異能で攻撃防御と多彩。
色々応用効くの良いね。今回は相手が強過ぎただけ。
とにかく早過ぎて攻撃が全く当たらない。ヒロイン倒される。

最初重力系スキルかと思ったらサイコキネシス。ただし使っていたのは仲間の1人。
1人目着物美少女が高速移動、2人目がサイコキネシス、3人目が透明化かな?
この組み合わせはやばいね。初見殺しが過ぎる。
相手に何もさせず完封も可能だからね、

美少女には攻撃が当たらないと思ったら主人公の電撃が頬をかする。

主人公を勧誘する展開。まあ氷と電撃の2つのスキル持ってれば欲しいよねw
引き分けで良いので仲間を返して欲しいと主人公、それに応じる着物美少女。

そして仕事終わって帰り道、謎の美少女がゴミ箱?を漁っていたのだが…。
空中浮遊か重力系か、そして空間移動あるいは異界渡りの2つ以上のスキル持ち?
空に穴を開けその中に消えていった。
何処から来たのかが分からない。主人公が行った異世界か別世界の可能性も考えられるかな。

良いね!強敵着物美少女に謎の美少女!
今期の個人的当たり作品だわコレ。こう言うのでいいんだよw最後まで視聴確定と。


最終話までの感想。
最後観た限り、続きが気になったのは確かなんだけど…。
それでも途中中弛みしたのがね。
商人が捕まって投獄され解放されるまでが長過ぎた。
更に言うなら合法ロリ着物少女?の裏切りの唐突さ。
え?なんでここで裏切るの?ってなった。意味が分からなかった()
マンガ見ればもしかしたら分かるかもだけど。

それとEDのアレは何がしたかったのかが分からない…。
OPは毎回聴いてたけどEDは毎回スキップしてた()

確か2期が決定したので間違いなく観るとは思う。
女の子は可愛かったしね。それだけでも観る価値はある作品かなと。
最後の異世界増えたよwも気になる。

終わり。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

モストマスキュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

色々な要素を盛り込みすぎた結果、全てが中途半端に

原作及びコミックス版、未読です。

前から気になっていた漫画がアニメ化されたということで視聴しました。
しかし、6話まで見た時点で、断念。

異世界ファンタジーものと、能力者バトルものと、魔法少女ものを一つの作品に盛り込むというのは挑戦的で良いと思います。

しかし、正直それらを上手く合体させられていないと感じました。シナジーを感じないです。
現状では、ただ異世界ファンタジーの回と、能力者バトルの回と、魔法少女の回があるだけ。全てが分離しています。

1つのアニメで3つのストーリーをやっているので、どれも中途半端に感じます。
色々省略されていることが見ていてわかって、展開が早いように感じるのに、話は遅々として進まないという不思議な感覚です。

能力者という存在が出てきたあたりで、この作品は異世界の話と、能力者の話が並行して展開し、最終的に1つに収束するというストーリーなのではないか、と予想しました。
正直、その段階で既にこのアニメにはあまり面白さを感じていませんでしたが、このストーリーがどういう結末を迎えるのかが気になり、視聴を続けていました。
「魔法少女が連れている精霊のようなものはピーちゃんのような異世界からの転生者で、つまり佐々木は本当に魔法中年なのではないか」「最終的に能力者達が異世界に行って何かしらのことをするのか、または逆に異世界から魔法使いなどが侵略してきて、それと能力者の戦いになるのか」など色々想像しました。

しかし、だんだんと回を追うごとに「あれ?これ異世界要素と能力者要素が交わることないんじゃね?ずっと平行線のまま終わるんじゃね?」と感じるようになってきたんですよね。
相変わらず見ていて話が面白くなってくる感じもないですし、結末への興味も薄れ、だんだん見るのが辛くなってきて、結果6話で断念となりました。

最後まで見たら、もしかしたら面白いのかもしれません。
異世界と能力者と魔法少女の要素をウルトラCでまとめて、視聴者をあっと言わせるような終わり方をするのかもしれません。

ただ、仮にそうだとしても、6話まで見て未だに面白く感じないというのはアニメとして致命的だと思います。
1クールだとしたら約半分なわけで、それでまだ面白くならないというのは遅すぎる。
視聴者の興味を繋ぎ止められるような何かしらを、ここまでの間に用意すべきだったと思います。

原作が悪いのか、アニメ化の仕方が悪かったのかはわかりませんが、期待していただけに残念でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

70.3 2 レストランで魔法なアニメランキング2位
くまクマ熊ベアー(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (362)
1246人が棚に入れました
悠々自適な引きこもりライフを満喫する美少女ユナは、
VRMMORPG『ワールド・ファンタジー・オンライン』の廃ゲーマー。
ある日いつものようにログインしてみると、なにか普段と様子が違う。
もしかして……ここってゲームの中? それとも異世界?
そして、その地に降り立ったユナの装備は
『クマの服』『クマの手袋』『クマの靴』で固められていて――んん?
くま……? クマ……? 熊……? ベアー……?

「なんじゃこれはーーーーーーっ!?」

クマっ子、爆誕!
しかもこのクマ、ただのクマじゃない。
世界最強クラスの魔法とスキルを秘めた、
とんでもなくスーパーなクマだったのだ!
そんな、世界征服だってできちゃいそうな
強大な力を手にしたユナの目的――それは!?
この世界でも、ひたすら楽しく自由気ままに生きること!

最強無敵なクマっ子による、クマな冒険とクマな日常の物語、始まります♪
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

なろう系主人公を女にして、熊の着ぐるみを着せただけ

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
うん、なろうです。ちょっと違うかな~と思って観てみたけど、うん、なろうです。

レビューでは、本作を含めたなろう系作品の特色や、本作に見られる問題点などを指摘しています。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ONE PIECEでルフィの能力を何にするかを、尾田さんはめちゃくちゃ考え抜いたそうだ。

残酷に見えないように、斬撃系ではなく打撃系。構図として、ページを目一杯に使える技を使える。且つ、強すぎる能力にせず、子供に身近なもの。など、様々な理由が考えられているが、一番は、「どんな緊迫した場面でも少しふざけられる」というものだと、SBSで尾田さん自身が言っていた。

それが、愛をもってキャラクターを創造するということ。私は、それが作家にとってとても大事なことだと思っているが、本作にはそれが見られない。

だってこれ、「ねこ猫ネコキャット」でも、「サル猿サルモンキー」でも、なんでも良かったじゃん。

軽い、浅い。

というのは、なろう系と侮蔑される作品に共通する事項だろう。

なろう系の作者は、半分素人。

どんな世界でも、アイディアの一発勝負なら、素人がプロに勝つこともある。しかし、地力というか、実力は、その道のプロには絶対に勝てない。(大ヒットアイディア商品の開発で、普通の主婦が考えたとかあるじゃん。でも、その主婦が本職の商品開発部の人のように、何年にもわたり、たくさんの商品を安定的に開発することは出来ない構造に近い)。

小説の場合の実力とは、文章力やストーリー展開力、設定の作り込みなどだ。

だからなろう系には、1発のアイディア勝負の作品が多く、1話目や2話目は個性的で面白いが、回を重ねるごとに、似たり寄ったりの話になって、失速していく作品が多い。

例えば、「現代の一般的な知識や技能で、異世界(ゲーム世界)では無双する」という展開には本当に辟易とする。

本作でも、ハンバーグでどや顔、ピザでどや顔。

料理にしても科学知識にしても、本当の意味で深い見識があればもっと面白いものが書けそうだけど、そこを勉強して作品に生かそうという努力は感じられない。

だって、なろう系作者にとっては、転生した主人公にとっては、転生先の異世界(ゲーム世界)は、現代に比べれば下等で、蹂躙すべき対象でしかないから。別に努力なんかしなくたって、「現状で無双できる」のが、異世界に転成するメリットなのだろうから。

先日、「日本の素麺を世界中で食べてもらう」という企画をテレビでやっていたが、香りやソースを重視するフランスでは、めんつゆの鰹の香りを好意的に捉えて美味しいと感じる人が多く、パスタにアルデンテを求めるイタリアでは、素麺のコシの無さや、そもそも冷たい麺というのが受け入れられず顔をしかめる人が多かった(冷製パスタって日本発祥らしいです)。

地理的にはあんなに近い国なのに、これだけ違うのが面白かった。

料理1つとってみても、それまで食べてきたもので、これだけ良し悪しの基準が変わる。そこを描くことは、他の文化に対するリスペクトである。

例えば、「ログホライズン」や「本好きの下剋上」など、この点を大切にしている、異世界転生やゲーム世界系は面白い。

1つ例を挙げると、5話目の孤児院のエピソード。「単に金をあげるのではなく、職を与え自立させる」というのは、「本好き2」にも似たような展開があった。ただ、ほんのわずかな違いを感じた。

例えば、熊の方は、職は与えるが設備投資などは全部持ち出しという甘やかしっぷり。それから、もしこの話をやるなら、「孤児が育てた卵を市民が食べるのか」という差別とも戦うエピソードが本来必要で、本好きはそのあたりもかなりちゃんとやってると思う(本好きの灰色巫女は一応神職にあたるし、本だし販売も考えてないが、本作は「食品」であり、流通や衛生面など越えるべきハードルは高い)。

ピザ話にしても、あのキャパに対して調理のプロが1人ってのが。んで、従業員の9割が、まともな教育や研修を受けていない、飲食未経験の子供達で回そうって、商売なめてるよね。

まあ、本作がそういう作品でないことは、かなり早いうちに分かっていたけど、それでも見続けたのは、「プラスワン」がないかと期待していたから。

本作の主人公の、リアルは不登校&株で大儲けの世捨て人。少し変わった設定でもあるし、死んで異世界転生ではないから、現実に戻ることもあるだろう。そこのリアルとの繋がり、リアルでの変化や成長を知りたくて、視聴を続けていた。

しかし、それすら(少なくともアニメの中では)なかった。

というか、作者はその設定を活かす気があるのだろうか?

「ゆな」って当然、生前(ゲーム世界に入る前)は、恵まれない子供達に寄付とかしまくってたんだよね?

本作の主人公「ゆな」は、異世界では、自分の労力を厭わず、無償で多くの人助けをする、めっちゃイイ人である。でも、だったらなぜ、現実世界で「世捨て人」になっているのだろう? 熊装備ほど無双状態でなくとも、株で大儲けしてるのに、選んだのは、「慈善活動や寄付」ではなく、「引き込もってゲーム三昧」という、最高に利己的なもの。

いや、それを否定しているのではなく、そういう人物なら、転生先でももっと自分の利益や快楽に貪欲になるはずではないだろうか? これは他の異(ゲーム)世界転生作品でもそうだけど、彼らはなぜか、転生すると急に聖人君子になるようだ。

私だったらまず、エロ方面に全力疾走し、飽きたらついでに世界を救うかもしれない(笑) どうでしょう?「転生したからにはエロいことをしまくるぞ」という小説は(笑)

私は何も、なろう系全般を否定的に観ているわけではない。大好きななろう系作品もある。本作には、今のところ全く良さが見つけられないというだけだ。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
ゲームログイン系か。どこまでゲームを楽しむのかと、リアルとの繋がりがポイント。熊装備とか、気楽な感じは良い。作画も謎の頑張り(笑) リアルは不登校&株で大儲けか。未来ある青少年には、あまり観てほしくないな(笑)  株で失敗して課金できなくなって、という展開なら別だが。

2話目 ☆3
結局、異世界転生? まあ、チートだから、底は知れている。解体屋とのパートナー契約は良いけど。

3話目 ☆3
食物連鎖の頂点(笑) ゴブスレさんに怒られるぞ(笑) 出た、現代知識でお手軽無双。

4話目 ☆1
イメージで魔法。回復に、病気まで。あまりにお手軽過ぎる。

5話目 ☆3
この辺、「本好きの下剋上」との違いだな。向こうは技能をつけ、職を与え、自立を促す。こちらも職は与えるが、設備投資などは全部持ち出し。例えばこの話をやるなら、「孤児が育てた卵を市民が食べるか」という差別とも戦うエピソードが、本来必要で、本好きはそのあたりもかなりちゃんとやってると思う。

補助金のクダリは、先生が悪用していると思ったけど、貴族の着服か。いや、補助金は貰おうぜ。

反省するのは、まあ、良いかな。

6話目 ☆2
再婚は、特に子供にとっては、そんな簡単に喜べるものではない。こんなところも、なろう。

7話目 ☆2
ハンバーグで無双。異世界ちょろい。料理も、我々現実世界人より下。ハイハイ。

8話目 ☆2
チートが無双して謙虚に格好つけて。

9話目 ☆2
そもそも、あのキャパに対して調理のプロが1人ってのが。んで、従業員の9割が、まともな教育を受けてきていない、飲食未経験の子供達で回そうって、商売なめてるよね。流石、なろう。

10話目 ☆2
同じ雪山を扱っても、俺100万と大分違うな。携帯も楽勝。

11話目 ☆2
クラーケン撃破、楽勝だぜ!

12話目 ☆1
ハイハイトンネルね、驚かない驚かない。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 33
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

第1話の構成に関わったひと、先生怒ったりしませんから、正直に手をあげなさい。

ごるぁ。

ま、当然ながら僕は構成の専門家でも何でもありませんが。

原作知らず。
評点低めですが、結構楽しめました。

物語: {netabare}全能な私TUEEな主人公が、あれやこれやと無双する。ただし、 in the 着ぐるみ of the クマ。ただそれだけ。

あってないような「物語」ではありますが、深く考えずにぼけーっと見られるものとして、よくまとまっていたと思います。ただ、最終12話は取って付けた感が強かったです。決して肯定的な評価は出来ませんが、原作の中途を抜き出し、それでもクールの終わりにピリオドを打つためにはあのような形にならざるを得ないのかなとは思います。

Lonesome上等だった主人公がじわっと「人間」になっていく、その過程は良かったと思います。{/netabare}

作画:{netabare}静止画としては上質、動画としては中。もとより、アクションを売りにした作品ではありませんから、これで十分なのでは。カラーパレットがパステル調すぎて、ちょっと目が痛かったかも。
キャラデザインは、、、なんか悪い意味で安定感を感じる(どっかでみたようなー)気もしますが、嫌いではないです。個人的な感想というか、もしかしなくてもただの好みの問題でしょうが、フィナのお母さんがなんか目にとまりました。{/netabare}

キャラ・声優さん・演技:{netabare}なんだろう。強いて悪いところもなければ、強いて良いところも思い当たらない。。。ってことはたぶん、良かったんだと思います。キャラに依存することもなく、声優さんの尖った演技に依存することもなく、何にも気にならずに、その世界・人物とお話に入っていられたと言うことですから。うん。たぶん。

主役はゾンサガの紺野役の方ですね。ずいぶん違う声だな、というのが役者さんを認識したときの素直な驚き。普段は声優さんをあまり意識しないのですが、ゾンサガ関連はちょっと別です。低く、抑揚の少ないのぺっとした演技は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、僕はあの主人公ならこれで良いと思います。にぎやかし要員は脇を固める人物で十分でしたし。{/netabare}

音楽:{netabare}OPがフィナ、EDがユナでしたね。ED、結構好き。作中の劇伴は、特に印象ありません。{/netabare}

で、、、、だ。

第1話の構成:{netabare}上述の通り、決して嫌いではない本作なのですが、物語の評定は辛めです。その理由がこれ。第1話の構成と、それによってもたらされた混乱です。これが、アニメ化スタッフのなしたものなのか、原作からしてこうだったのかはわかりませんが、どっちにしても印象が悪い。

第1話で描かれたブラックバイパー討伐は、第1話を除く時系列で見ると第3話と第4話の間にきます(第4話アバンで明らか)。別に、時系列をいじったエピソード間の構成が悪いと言いたいのではありません。問題は第1話の引き方です。この第1話ラスト数分が最悪です。

第一話を見終わった段階での僕の理解は、「本作は防振りやインフィニットデンドログラムと同じく(あるいは同時期OAの100万の命と同じく)、ゲーム内での物語なのだ」、もう少し加えるなら「それらの作品と同じく、現実世界での生活とゲーム世界での生活は別物、パラレルで存在する」ものだ、でした。第1話のラストの描写を見れば、ブラックバイパー討伐後に現実世界で休憩してトレーディングして、じっちゃんの電話に半ギレしながら「気分を切り替えて続きといきますか。ここ(ゲーム=ブラックバイパー討伐をした世界)が私の生きる世界」という理解が自然です。

でも、そうじゃないんですよね。主人公は、第2話で「神」なるものに吹っ飛ばされた先の世界に囚われた形になっていて、少なくとも自由意思でログオフ・ログインは出来ない、かつ、物語の中で主人公は「現実世界」に戻っていない(and/or戻れない)のです。だからこそ、「ずっと着続けても汚れないクマ装備」がありがたく、「和食が恋しい」ことになる。

今観返してみても、休憩ログオフのタイミングで時間軸がフリップしているという手がかりはありません。むしろ上記の誤解が起こることを狙っているとしか思えない。なんで?第2話で上記の理解が全てひっくり返されてしまい、混乱しか感じませんでした。良い意味での驚きは一切ありません。作品に対する不振と不安だけです。

確かに、第2話冒頭の内容から語りはじめると、あまりに「ありきたりな異世界もの」を踏襲することになるでしょう。でもね、それでいいんじゃん?
へたくそな時系列いじりで誤解を生じるくらいなら、「ありきたり」「はいはい、いつものあれね」でいいじゃない。

このタイミングで視聴を辞めることも考えました。だってそうでしょう、こんなに独りよがりな時系列いじりを平気でかます作品、つきあうだけ時間の無駄になる確率が高いです。というより、「そういう意味を込めたメッセージ」になっている、と、制作側は意識しなかったのだろうか。ほんと、手をあげて欲しい。{/netabare}

[2020/12/26 v1]
同作品が2エントリーしているこの状況。運営さん、上手く統合してくれることを願っています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

ace さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2

信じられないほどのゴミ

※注意!!
!!3話の半分しか見てないヤツのレビューです!!

・不愉快しかない
下手くそな声優
不愉快な主人公の言動
しょうもないストーリー

いやぁーーーびっくりです
自分はいままで180本以上のアニメを視聴していますが、
(エクセルに全視聴済みアニメと簡易概要と自己評価をまとめている)
俺がアニメを途中で切ったのはラブひな以来、
史上2本目ですわ
しかもラブひなはたしか4話目くらいまで見てたが
これは3話の半分で終わり
史上最短記録です
2話目の時点でもう切ろうか迷っていた

・まず声優
主人公ゆなの声優からしてもう無理
演技下手とかじゃなく、気に食わない物言いを
淡々としゃべるのでイライラが募る
他の脇役たちの声の演技もいまいち
あれでも上手いほうなのかなぁ・・・本当に声優の質も落ちたものだな

・キャラの言動がいちいちイラつく
なんで異世界もののキャラは鼻につく物言いをするのか
これといった努力もしてないくせに他人を見下す言動はかなりイライラする
このゆなも同様で、「え?倒しましたけど?」的な
それで周りの人が「えーー!あんたみたいなクマがあいつをー!」とびっくりする
いい加減うざいわ

・あの手抜きパンツはサービスのつもりか?
キャラに一切の魅力がないのでたとえヌードになったって
まったく嬉しくない

・不愉快なストーリー
異世界に飛ぶもの、転生もののなにがイヤかって
「なんの努力もせずに強くなって偉そうにする」ところ

例えば、鬼滅だと炭治郎は血反吐はいて修業し
何度も強敵との死線を乗り越えて強くなる
それでも彼はずっと優しく、明るく、顔は気楽そうに笑っているのです

火ノ丸相撲の火ノ丸は、何度も敗北し、何度も絶望し、
その絶望と敗北を乗り越え、常軌を逸した努力を続け、
強い信念を守りながら最強へと登りつめる
まさに尊敬できる漢の中の漢

ルフィだってそうだよね
ゴムゴムの実を食べて、はい無双ってことにはならない
いろいろな強敵と戦い、死線を超え、徐々に強くなっていく

だがこの転生もの、異世界ものに共通しているのは
なんの努力もせずにいきなり最強の強さを身につけ現れ、
周りの敵を蹴散らしやたら態度が大きく、他者を見下す
まるで見下して煽りまくれる相手を探しているようにも見えるし、
そして「過去」もなにもない

過去・・・そう
上で例に挙げたマンガ(アニメ)で例に出すと、鬼滅の炭治郎や柱は全員、
「強くならなければいけない壮絶な過去」をもつ
お館様の言葉に「お前は本来なら一生眠っていたはずの龍や虎を起こした」
という言葉があるが
魅力的なキャラや良作の主人公ってのは強さの裏に、
強くならければいけないきっかけ、「過去」があるが、

異世界、転生ものの主人公ってのは、なんの過去もない
このアニメの主人公の「過去」はただのひきこもりのゲーマーです
それがいきなり最強クラスの装備を手に入れてふざけた格好と不愉快な言動で暴れまわる
これのどこに「尊敬」や「憧れ」を見ろと?

早い話こいつが主人公じゃなくてもいいわけよ
例えば俺が炭治郎の力を持って生まれても、ゴムゴムの実を食べても
彼らのように強い信念も持ってないし、努力を続ける根性もないし、
自分より強いとわかってる敵にぶつかる気概もない
だから彼らにはなれない、彼らは彼らじゃないと、彼らにはなれない

だが、俺がこの世界にクマ装備を手に入れて転生しても
ゆなと同じことができます
強い装備で暴れてるだけだし
まぁ、そ れ で こ そ 異 世 界 も の だ け ど
なろうの特徴ですね

わかるかな?
つまり、
たいした努力もなく、過去もなく、ただ装備や才能がすぐれてるってだけで
偉そうな態度で無双するっていう部分がどうしても納得できない

例えば小山ゆうの傑作漫画、「あずみ」はまさに才能の塊で
あずみは最初からめちゃくちゃ強い・・・というかこのアニメと同じで
たいした過去も努力もなく「最初から最強」です
だが、
彼女は彼女なりの苦悩や葛藤を抱えて悩みながら傷つきながら
「枝打ち・暗殺」の信念を守り、戦い続ける
このアニメのように不快感は一切なく、あずみ自身尊敬できる存在で
作品、キャラクターともに大好きです

そういった強いなら強いなりの苦悩、葛藤が
異世界ものや転生ものにはないんだよね
あってもしょうもないので全然おもしろくない

小山ゆうや、ジャンプの売れっ子作家陣となろう系ごときを
比べるのがそもそもおかしな話で、
比較になるわけがなく、
比較してる俺がおかしいんですけどね

まぁ、これが俺が転生もの、異世界ものが嫌いな理由です
よって、このアニメも大嫌いです

じゃなぜこのアニメを視聴したかって?
「タイトルから癒やし系アニメ」だと思ったからです
早い話異世界、転生ものとは知らなかった

言うまでもなく、今後も異世界もの、転生ものアニメは一切見ない
今回はミスだった・・・

以上だ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

72.7 3 レストランで魔法なアニメランキング3位
異世界食堂2(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (277)
950人が棚に入れました
「いらっしゃいませ!ようこそ、洋食のねこやへ!!」アレッタとクロが働いている「洋食のねこや」は猫の絵が描かれた看板が目印。一見、日本のどこにでもある普通の食堂だが、7日に一度“特別営業”であるドヨウの日になると、異世界のあらゆる場所に扉がつながる。扉を通じて、今日も様々な“向こうの世界”の客がやってきては絶品の料理に舌つづみを打ち、帰っていく。この店に集う人々、料理との一期一会を描く物語。温かい出会いの扉が再びつながる。

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ずっと同じような展開かと思いきや急に結婚の話

前期と同じようになんやかんやで食堂の扉を見つけたり、紹介されたり
そして、お気に入りの食べ物を発見してそればかりを食べる

ほとんどそんな展開だけど、11話で急遽、結婚の話とはね。ほとんどの話が記憶に残っていないので、びっくりした。

食事だけでプロポーズに至れるデート足りえるもんだろうか?
僕は知らないですね。


OP
おんなじキモチ。 安野希世乃
ED
冷めない魔法 東山奈央
挿入歌
僕の宝物 ぽかぽかイオン(東山奈央、安野希世乃)


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「いらっしゃいませ! ようこそ、洋食のねこやへ!!」アレッタとクロが働いている「洋食のねこや」は猫の絵が描かれた看板が目印。一見、日本のどこにでもある普通の食堂だが、7日に一度“特別営業”であるドヨウの日になると、異世界のあらゆる場所に扉がつながる。扉を通じて、今日も様々な“向こうの世界”の客がやってきて絶品の料理に舌つづみを打ち、帰っていく。この店に集う人々、料理との一期一会を描く物語。温かい出会いの扉が再びつながる。


第1話 「チーズケーキ」 「モーニング再び」
「チーズケーキ」ゴブリン退治の依頼を請けた傭兵のヒルダ。一匹狼の彼女は、クロスボウを片手に一人ゴブリンの群れを討伐し、その巣で巨大な扉を見つける。扉をくぐると、不思議な料理屋「異世界食堂」に迷い込んでしまう。「モーニング再び」異世界食堂のねこやで働き、ひと仕事終えたアレッタ。お土産をもらい、普段住み込みで働いているサラの家へ帰宅すると、研究で疲れ切ったサラが机に突っ伏して眠っていた。アレッタは何かお礼がしたいと考え……。

第2話 「ビフテキ」 「シュークリーム」
「ビフテキ」追っ手から逃げる恋人たち--ロメロとジュリエッタ。身を隠した洞窟の中で、二人は謎の扉を発見する。追っ手が迫る中、意を決して扉をくぐると、そこはまるで魔法使いの居室のようで……。「シュークリーム」帝国の皇女アーデルハイドは、今日もねこやでチョコレートパフェを堪能。すると、砂の国の王子シャリーフとその妹のラナーがやってくる。カッファの豆を贈られた彼女は、カッファに合う菓子を持ち帰りしようとして……。

第3話 「ハンバーガー」 「ギュウスジカレー」
「ハンバーガー」帝国の片田舎に住む仲良し三人組のジャック、ケント、テリー。町はずれの古井戸にやってきた三人の目的は、古井戸の底に立つ大きな扉だった。いつか旅立ちを迎える三人が、ねこやで味わい、感じたものとは……?「ギュウスジカレー」アレッタとクロのまかないの時間に、アルフォンスがやってくる。いつものカレーライスを注文するアルフォンスだが、店主は新作カレーの試食を提案。アレッタ、クロ、アルフォンスが、三種類のカレーを堪能する。

第4話 「お子様ランチ」 「クリームコロッケ」
「お子様ランチ」公国の王子アルフレッドと王女マルガレーテは、魔女が住んでいるという西の塔に入ることを固く禁じられていた。しかし、魔女の存在を確かめたい二人はこっそり西の塔へ。そこで魔女の秘密を知ってしまい……。「クリームコロッケ」ハーフリングの夫婦ピッケとパッケは、あちこちを旅しながら道行く客に料理を売っている。王国のはずれの町でも大盛況。そんな二人には、ある楽しみがあった。今日はドヨウの日、森の中にある扉へ向かう。

第5話 「スコッチエッグ」 「モンブラン」
「スコッチエッグ」ラミアのルシアとともに、ねこやのテーブルにつくエミリオ。ある悩みを克服するために旅立ったはずが、どうしてか異世界にまで来てしまった。すべては旅の途中でルシアに出会ったことが始まりだった。「モンブラン」あるメイドの老婆が毎週持ち帰ってきたモンブランは、領主に気に入られ、政治の場でも重宝されていた。しかし出所がわからないまま彼女が亡くなり、入手が困難に。冒険者のトーマスは領主からモンブラン探しを依頼される。

第6話 「ライスバーガー」 「ピザ」
「ライスバーガー」ファルダニアがアリスという少女を連れてねこやにやってきた。二人が出会ったのは、昨晩のこと。アリスはハーフエルフの村の住人とはぐれ、森をさまよっていた。どうやら彼女には複雑な事情があるようで……。「ピザ」ミートソースの再現に苦慮するシリウスは、ミートソース以外のトマト料理を模索し始める。店主に一週間後なら別の料理を用意できると言われ、シリウスは約束の日に料理人のジョナサンを連れてねこやを訪れる。

第7話 「お好み焼き」 「宇治金時」
「お好み焼き」ねこやでばったり遭遇したソウエモンとドウシュン。互いの国が敵対関係にある二人は、何かにつけて言い争っていた。なのに時間もずらさず、テーブルも同じ。今日もまた意地の張り合いが始まるが……。「宇治金時」今日から期間限定で始まるかき氷。味見をすることになったアレッタとクロは、その甘さや冷たさと頭がキーンとする感覚に驚きを隠せなかった。そんなねこやに「空に浮かぶ島」に住んでいるというエルフ・イルゼガントがやってくる。

第8話 「ローストビーフ」 「チーズケーキ再び」
「ローストビーフ」念願の「黒の眷属」となり、漆黒の翼を得たロロナ。意気揚々と飛び立ったはいいが、まだ慣れないため森へ落ちてしまう。森の中にはおいしい香りのする扉があり、扉の先の料理屋には仲睦まじい吸血鬼のカップルがいた。「チーズケーキ再び」ねこやの常連となったヒルダ。知り合いの傭兵ラニージャとアリシアにねこやのことがばれ、この日は三人で店を訪れていた。アリシアは「菓子ごとき」のために辺鄙な森の仕事ばかり請けていると、ヒルダを笑うが……。

第9話 「マカロニグラタン」 「フルーツゼリー」
「マカロニグラタン」黒パン屋の娘マイラは、今日も大忙し。父がハーフリングの夫婦にシチューのレシピを教えてもらって以来、大人気メニューとなっていたからだ。そんな中、幼なじみのヨハンから「すっげえメシ屋」に誘われる。「フルーツゼリー」ファルダニアはアリスと旅を続け、港町まで来ていた。とある食材を探すのが目的だったが、二人は屋台のフルーツゼリーに心を奪われてしまう。作り方を教えてもらうため、岬に住む魔女の元へ向かうのだが……。

第10話 「テリヤキバーガー」 「チョコレートパフェ再び」
「テリヤキバーガー」冒険者となったジャック、ケント、テリーだが、死霊に追われ絶体絶命の危機に! 窮地を救ったのはタツゴロウだった。タツゴロウに誘われねこやを訪れた三人は、彼が伝説の大剣豪だと知って目を輝かせる。「チョコレートパフェ再び」魔都を統治する魔王ラスティーナ。先代の魔王である母に引け目を感じ、己の未熟さを痛感する日々を送っていると、ある日、自室に巨大な扉が現れる。扉の先には料理屋があり、そこでアーデルハイドと相席することになり……。

第11話 「キッシュ」 「コーヒーフロート」
「キッシュ」帝国の皇帝にしてアーデルハイドの父ヴォルフガングが、砂の国の王子シャリーフから贈り物を受けとり、二国の関係が急接近する。情勢の変化に危機感を募らせる王国の大臣エドモンは、ねこやで情報を集めようとするが……。「コーヒーフロート」エドモンがひと通り料理を楽しんだところにシャリーフがやってくる。彼の様子を探ろうとするエドモンだが、シャリーフはどこか落ち着きがない。そこへアーデルハイドが現れ、事態が急変する……!

第12話 「ロースカツ」 「ビュッフェ」
「ロースカツ」ねこやではアーデルハイドとシャリーフの結婚を祝うパーティの準備が進められていた。店主も腕によりをかけようと、気合十分。そんな中、ねこやに謎めいた老婦人がやってくる。アルトリウスや店主とは旧知のようだが……?「ビュッフェ」ねこやに常連たちが続々と集まってくる。国も、種族も関係ない。おいしい料理が結びつけた不思議な巡り合わせ。大切な場所で、大切な友人の結婚を祝う、幸せなパーティが始まろうとしていた。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

前作同様、なんとなく観ていられる楽しさ

料理ものが好きならば観ていて楽しい。

1期の異世界食堂も良かった。
正直、作画のレベルは及第点だったが、それ以上の魅力が物語自体にはあった。

で、2期が始まったので早速録画して観た。

多分、制作会社が変更されてる?
ただ、キャラクターデザインはほぼ変わっていないので良かった。
作画自体は…キャラクターの表情とかは丁寧になった。

一方、背景や料理自体の作画はうまく見せようとしているが作画技術力が追いついていない印象。

具体的には、どうしてもアニメ化するときに良い意味でデフォルメすることが大事だと思うのだが、
多分、カメラで料理等を撮影し、そのレンズの歪みとかをそのまま作画している気がする。
そうすると、やはり実写の方がよく見えるで、結局下手な作画に見える。
そのあたりは、ジブリとかの良い意味でデフォルメする料理や背景の方が圧倒的に良い。

でも、作画が良い部分もすごくあるので、多分、絶対的な知識と経験値が足りないのだろう。

ひとつ、それがハッキリわかるのがランプの火を消すところ。
ランプは軸をそのままの長さで下げれば消えるのではない。
軸が下がって金属筒に包まれて短くなり最後軸の表部分が無くなり酸素が遮断されて消える。
たぶん、仕組みを知らないで書いているから仕組みの間違いに気づかない。
化学を多少理解していれば「軸を下げるだけで消える?」と疑問を持つはず…。
チェックする作画監督? もランプがどうして燃えて消えるのかをまるで知らないから、
上がってきた作画を確認してキャンプ経験者とかなら誰でもわかる間違いに気づかない。

あと、いろいろ演出が過剰。例えば光源とか。
よく見せたいのだろうけど、くどい。とことんくどい。
そうした塩梅がまるでできてない部分も経験値が足りない作品という感じ。

細かい演出の使い所が間違っているというか、
いろいろやってみているのが失敗している。
無駄に瞳をフルフルさせてるけど、その直後の料理が下手くそな作画とか…意味がない。

全体のバランスがおかしい。

なので、なんとも現時点では評価が難しい。
悪くないけど、良くもない。
良い作画部分もあるけれど、ダメダメな部分もある。

この先を観て判断…かな。

あと、OPとED曲は1期の方が良かったな。
曲もそうだし、本編の演出も、明るい印象にしたいのだろうけど、どうなんだろう。
そうした方向性は1期の方がより合っていたと思う。

まあ、どうでもいいところは本当に細かいから(たとえばパンくず表現とか)、
その力配分が適正化というか勘所を掴めば、すごく底上げされて良くなると思う。
現状では監督や作画監督の経験値が低いかチェックが甘い印象。


■6話まで視聴

基本路線が何も変わらないので、普通に楽しめるのが良い。
変化を求めないものもある。
回によって止め画が多いのは…まあ…もう少し頑張って欲しいけど…。

チェックが甘いのは相変わらず。
多分、チェック甘いのは本当に単純に監督や作画監督の詰めが甘すぎるか、
そういう視点が欠けているのだろう…。

開店前の電気が点いていない店舗のはずが、その前のシーンでドア開けたとき明るいとか…、
使い回しして良い場所と駄目な場所を理解していて、使ったなら…やっぱ駄目だろう。

惜しいなぁ…。もっと良くなる要素多いのに。
まあ、ちょいちょいチェック甘い部分を除けば良い出来。


■9話まで視聴

相変わらず安定していて安心して楽しめる。

ただ、話数によって冒頭に“公国”や“帝国”といった地名が出たりでなかったり、
その文字のフォントサイズが違っているのは、正直意味がわからない。

設定上、そうした部分は最初にルール化しておく基礎な気がするが…。
やはり細部に目を配れていないのだなと、そこは本当に残念。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

偉大なるマンネリになれるか?

原作未読


こちらの世界とあちらの世界の間。週に一度繋がる洋食屋「ねこや」を巡るあれやこれやの2期め。
どこで修業積んだんだよ!とツッコミ不可避な店主が繰り出す洋食の範疇に留まらない料理全方位ぶりに感嘆しますが、そうでもしないとネタが早々に尽きてしまうんだろうな、と邪推可能な2期でした。

良くも悪くも単調でしたね。まとめて観るよりねこやの仕様と同じく週一くらいで嗜むのがお作法かもしれません。

 「なんだこの美味いものは!」

と週替わりゲストが幸せそうにしてるのを見てこちらも満足すればよい作品との評価になります。ある意味稀有なポジションを確立しとります。
単調と感じた理由はネタバレで後述。それでも日本人の誰も『笑点』を悪い意味で単調とは言わないように偉大なるマンネリを目指してほしいものです。
自分は腹八分。3期あるとしても惰性でのお付き合いになると思います。



※ネタバレ所感

■1期との差分

エルフやリザードマンやら挙句にはドラゴンなど人外さんが舌鼓を打つさまは愉快かつ独創的だった。“だった”ということです。
1期レビューとの重複になりますが本作品の要素は下記3点の掛け算

 飯テロ × 人情噺 × 気分いい

①飯テロ
 読んで字のごとく。美味そうな画とそう思わせる異世界人のご弁舌のハーモニーは作品の柱です。
{netabare}ただこれだけですと、別に異世界でやる意味はないのよね。出オチになるかどうかはその後の展開にかかってます。{/netabare}


②人情噺
 食にまつわる周辺エピソードやら背景。人生が透けてみればなお良し。
{netabare}これが2期では薄味でした。基本的には一人一品ルールだったりするためか1期で登場したキャラたちは傍らでいつもの品を食べてました。RPGにある街でモブがいつもと同じセリフ吐いてるのと変わらず深掘りがありません。
また誰もが恐れる人外さんが食の奴隷になるみたいな面白さは2期にはなく、起伏が乏しい印象。ただし終盤に求婚エピソードもってきて山を作ろうとしていたのは好感でした。冷静に考えりゃ異世界である意味は全くありませんがベタでも入れといてよいエピソードでしたね。{/netabare}

③気分がいい
 誤解なきよう『異世界居酒屋』『異世界食堂1期』のレビューにてがっつり説明しております。一言で済ますなら“日本食が海外に受け入れられた喜び”みたいなもの。私たちの普通が他人には特別なものに映ることで私たちも足元の素晴らしさに気づくのに似た感覚です。
{netabare}これも薄味でしたが逆説的にそれで良かったと思います。1期踏襲ならくどく感じてたかもしれません。{/netabare}


長く続けるなら定期的に②の要素をまぶしていかないと平坦すぎてつまらなくなるでしょう。出汁を感じ取ることができる味覚を有している我々ですから薄味で良いのです。無味無臭はいけないってそれだけなんですけどね。ばんばん無味無臭化フラグが立ってると思いませんか?


{netabare}突然目の前に現れる「ねこやへの扉」に意味合いがないのよね。たまたま発見してラッキー!以上です、、、みたいな。膨らませ甲斐のある設定でしょうに。{/netabare}

{netabare}それと店主の出自にちらっと触れてましたね。さてさてどうなることでしょう?{/netabare}



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

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2021.12.23 初稿

投稿 : 2024/05/04
♥ : 42
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