2019年度のロリおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2019年度のロリ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番の2019年度のロリおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.9 1 2019年度のロリアニメランキング1位
私に天使が舞い降りた!(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (620)
2443人が棚に入れました
オタクで、人見知りな女子大生みやこが出会ったのは、まさに天使な小学生!?妹が新しく連れてきた友だちの花ちゃんを見た瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったみやこ!!どうにか仲良くなろうと奮闘するのだが……。超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー、開幕♪

声優・キャラクター
上田麗奈、指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ひなたちゃんマジ天使花ちゃんマジ天使乃愛ちゃんマジ天使もうみんな天使

〜3話まで
人見知りのみやこと妹ひなたを含む小学生5人によるほのぼの日常系。だが日常系というよりはハーレムの構造に近い。主人公を女性にすることによりみやこ、ハーレム構造の中心人物の欲望をそのままストレートに爆発させる表現が可能となった本作はただのロリ百合作品とはまた一線を画している。いや、他のロリ百合とかしらんけど。

なんだろう。これが尊いとかいうヤツなのか。ただあざとく「ホラ可愛いだろう!」と言わせたい作品なのかなと印象は即座に消えた。妹ひなたの無償の愛とでもいうのか、"人見知り"、"人の目を見て話せない"など姉の至らない部分に対して世間的見地からも正しい認識を持った上で「なんでかわからないけど、いちばん好き!」と友人の前で高らかに公言するひなたの姿に心を撃ち抜かれない者がいるのだろうか?

物語に出てくる小学生であるため、とてつもないハイスペックの彼女達。学業とかスポーツとかの話ではない。個体間通信機能、コミュ力と言われるモノ。コミュニケーション力という言葉は実に曖昧な表現で非常に混乱してしまいやすいのだが、身も蓋もない言い方をすればただの身体能力である。特に重要視されるのが空間認識能力と反応速度。個体差がまだ大人ほどの開きがない小学生までの期間においてこの能力の獲得と修練具合で今後の人生の難易度の変化は世界線が変わるほどに大きい。実際この能力に関しては私は10歳の娘に負けている。いや、3歳で親に気遣い出来てた時点で私は完敗していた。

思春期を迎えると人間の脳は社会適応への最適化のためデフラグを行う。そのため性格が急にガラッと変わったりする。発達に重要な次期と言うのは実は思春期を迎える前の準備期間だったりする。その期間真っ最中の劇中の彼女らの群像劇から学ぶ事は少なくないような気がしないでもない。何を言ってるんだキモイな。続く。


〜視聴終了
タイトルがこれ以外あり得ないってくらいハマってる作品はなかなか無いでしょう。この作品もまた唯一無二だと言えると思います。

コレはロリとか百合とかの範疇になるのだろうか?個人的にそのへんはよくわからないのです。そういう視点で見る方もいるのですかね。私はオタク大学生と小学生達のギャグコメディとして見てました。というか小学5年生って娘と一緒か…。キャラデザは園児と言われても違和感ないですね。等身が低すぎる。あまりリアルにすると傍から見た時に気持ち悪くなるからでしょうか。そういう意味ではマンガチックにして正解なのかも。

学校生活での集団の中での立ち振る舞いなども見たかったのですが、殆ど家の中か主要キャラだけの画面が続きます。ただキャラが可愛いだけのキャッキャウフフ物としても楽しい作品だと思います。全体的にテンポもよくて、あからさまな間延び回もありません。

主要キャラの小学生5人はひと目で性格が想像出来る、わかり易いテンプレビジュアルを踏襲してはいます。ですがメインの3人は勿論サブの2人まで、ただの記号を超えた"人物"として、それぞれの言動や行動にきちんと説得力がある描かれ方をしています。ただイジられてワチャワチャするだけの萌えキャラではなく、友人や大人、他人に対しての態度はただのアニメキャラクターではなく、"人格を持った人間"としての存在感がこの5人にはあります。特にメイン3人のお互いやみやこに対する気遣いや優しさは大人なら誰でも出来るものでもなく彼女らから見習うべきところは多々あります。

こう言うと「小学生としてリアルなのか」という疑問も出てくるでしょうが、多分誰もそんなこと求めてないとは思います。あまりに現実とかけ離れてリアリティのかけらもないとするなら問題なのでしょうがそこまで剥離したものでも無く育ちの良い家庭に育ったならいてもおかしくないレベルでしょう。5人もいれば年相応よりも大人っぽいとか子供っぽいなど発達段階によるバラツキはよくあると思うのですが、この作品ではそこまでの差異は無いように見られます。それぞれの家庭環境や家族構成まではそこまで詳細に語られない為、不自然にとられることもないでしょう。それぞれの親や妹などに対する世代間の関係性も表現される為、メインの5人からは上下感を排して公平な関係として描く必要があったのだと思います。

5人の関係性だけを見ると中学生や高校生の設定でも特に違和感はないでしょう。無理矢理小学生にしてロリ作品に仕上げたと捻くれた見方もできます。みやこの花に対する態度は小学生だろうが高校生だろうが見る人が見れば事案レベルで不快に思うでしょう。どちらにしてもみやこの設定が苦手な人からはケチはつきます。ですがやはりこの作品は小学生でなければ成立しないのです。中学生や高校生ではどうしても性対象になってしまいます。こういう使い方は好きではないのですが"普通"、"一般常識"では小学生はそこからは外れるのが暗黙の了解だと思います。勿論対象として捉える方もいらっしゃるでしょうから「やっぱりどう見てもロリ百合じゃんキモイ」と言われるのなら「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」としか言えません。

個人的な性格やパーソナルスペースのサイズなど集団生活社会への適応能力はほぼこの時点で定まってきます。属するコミュニティへの適正がない場合や上手くやりくりする能力が不足する場合に苛められたり疎外されたりなど適応出来ていない環境で無理を続けるといわゆる"ぼっち"になるなどドロップアウトしてしまう可能性があるのでこの時期の環境は今後の発達に関して物凄く重要です。この物語では苛めや罵倒などのマイナスな表現は皆無なのでその部分でリアリティがないと感じる方もいるかもしれません。各々の育った環境によるでしょうけど。金持ちキャラとしては表現されてないみやこひなたの家を見る限りでも富裕層とは言えずとも結構な裕福層です。いわゆる金持ちが良い学校に入れたがるのはこういう部分で学校での集団生活における環境の整備に投資するわけです。好環境による民度の高さということで納得すればよいのではないかと思います。


迷走してきたので結論。

ひなた可愛い花可愛い乃愛可愛いみんな可愛い。
でもまあウチの娘が1番可愛いんですけどね。


え?2期無いんですか?バカなんですか?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

内気な女子大生がJSを着せ替え激写して“もにょ”っとしたりするお話♪

原作未読。

【物語 3.5点】
コミック百合姫連載作のアニメ化ということで、
ロリ×微百合の世界観。

多くのロリアニメにいる爆発祈願必至の男子主人公ではなく、
本作は女子小学生たちに取り囲まれるのも女子大生。
雄と呼べる物体は“ひげろー”くらいしかいないw
清々しいまでの美少女天国ぶりで癒やしの空間が広がる。

二次元で夢想された理想のJS像も提供されるが、
一方でJS間の微百合成分もスパイスしつつ、
しっかりと子供の世界も表現。

小学生高学年にはいつの間にか覚えていた大人な言動と、
やっぱり子供な生態が混在しているもの。

{netabare}“社会不適合者”と難しい言葉で大人を煽って来たかと思えば、
影を踏み外したらゲームオーバーな空想遊びも繰り広げる。{/netabare}

妙にリアルを感じさせる描写が、
視聴者に本当の女子小学生のフレンズになれた錯覚をもたらし、
さらなる極楽へと誘います♪


【作画 4.0点】
アニメーション制作・動画工房

背景美術は、まだらな塗りも交えて、柔らかい日常風景を演出。
人物作画も、安定感があり、キャラの可愛さが崩れる心配はない。
天使なJSに後光が差すなどエフェクトも充実。

ユニークな演出だなと思ったのが、
{netabare} 人見知りのみやこが訪れたアパレルショップにて、
“瞬間移動する”店員に迫られて狼狽えるシーン。

あの人たち、ホントいつの間にかパーソナルスペースに侵入して来るんですよねw
それが億劫で、衣服はネットかファストファッション止まりになりがちな
私は首肯してしまいましたw{/netabare}


【キャラ 4.0点】
主人公の女子大生・星野みやこ。
コミュ障だが、衣装作りに、お菓子作り。
他人への恐怖心さえ克服すれば、かなりのハイスペック女子。
{netabare}松本がストーキングするのも良く分りますw{/netabare}

本作はみやこが対女子小学生から、人との接し方をやり直して、
社会に適合していく物語でもあると思われます。


小5のロリキャラ陣。
教室では“みゃー姉”に関する過大な風聞が広がっているようだがw
JSたちの日常空間は出る杭も打たれず受け入れて貰える優しい世界。

特に自分のことをサイキョーにカワイイと豪語する乃愛(のあ)や、
自分に頼りなさいと宣言しては夏音(かのん)に持って行かれてしまう小依。
この辺りは、スクールカーストがどうのと殺伐とした
リアル系JC、JKの世界では生存し得ない稀少な個性。

この空間なら、みやこが自信を持って個性を発揮しても傷つかないと思われます。
但し、あまり花ちゃんにのめり込み過ぎて
{netabare}職質{/netabare}とかされないように気を付けましょうねw


【声優 4.0点】
ロリアニメということで特有の甲高いロリボイスが響く本作。

ただ、本作はそこまで超高音でもない印象。
花役の指出 毬亜さん辺りは、かなり低めも突いて、
みやこお姉さんを要注意人物として牽制して来る。

むしろ、スイッチが入った、みやこ役の上田 麗奈さんや、
松本役のLynnさんの方が興奮で声が高めにすっぽ抜けてる感を熱演w
みやこといい、松本といい、お姉さんなんだから、
もうチョット落ち着きなさいよと(笑)


私のキャラ推しは乃愛ですが、
声に関しては、みやこの妹・ひなた役の長江 里加さんが提供する
元気ボイスがモチベーションに。

「みゃー姉~~」とか、{netabare} 「みゃー姉に友だちはいないぞ」{/netabare}とかw
ひなたの声がまた聴きたくて(禁断症状が出てw)
いつの間にか視聴している……。無限ループで苦も無く完走できました♪


【音楽 4.0点】
劇伴担当は伊賀 拓郎氏。
小学生と戯れるほのぼの空間ということで、縦笛も猛威を振るう本作。
特にハチャメチャが加速するシーンで多用された「みやこエキサイト」
では外れる笛の音程と共に、着実に道を踏み外していくのを実感できますw

主題歌はJS陣が結成した、わたてん☆5(わたてんファイブ)が天使の歌声を披露♪
OPの「気ままな天使たち」では“一緒に遊びましょ!”で、
手拍子もOPアニメーションとシンクロする好演出。

EDの「ハッピー・ハッピー・フレンズ」。
この種のキャラソンでは喋り声と歌声の差異も相まって
パートの聞き分けに難儀しますが、
本曲はEDアニメーションで各キャラの歌唱とリンクするフレンドリーな設計。
あの娘はこんな歌声しているのか~。カワイイなぁ~とEDまでしっかりニヤニヤできますw


JSたちは作中のミュージカルでも見事な天使ボイスを聴かせてくれました♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 35
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

と、尊い、、、の、か?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ロリ×百合×ギャグ×日常系 な作風。

ロリと百合に関しては、結構強めです。まあ、そこにエロが絡んでこないので、最後まで観られました。

個人的に苦手なジャンルなので評価は辛めですが、ということは、本作のようなジャンルが好きな方にとっては、むしろ良いアニメなのかもしれません。

良くも悪くも「濃い」アニメでした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「うちのメイドがウザすぎる!」にも近いけど、「苺ましまろ」の方が、より近いかな?と思いました。

なぜだろう? 「うちメイド」「苺ましまろ」は楽しめたのに、本作にはちょっとした不快さを感じてしまうのは。

同じくユリ&ロリですが、「うちメイド」は、そこに家族愛とか教育とか、そういう要素があったし、あくまでギャグ寄りでした。「苺ましまろ」に至っては、ギャグアニメとしてトップレベルにあると思ってる作品ですし。

本作には、なんか闇を感じてしまって。

最初は、みやこ が引きこもりや不登校で、そこの部分での成長があるのかと思っていたけど、女子大生設定なら、それもなさそうですし。

ひたすら、百合やロリを愛でる耐性もなく、途中、断念しかけました。

そんな中、面白かったのは、3話目(すごろく回)。最初はこれまで通りだだのロリ百合ご褒美すごろくかと思わせておいて、実はミヤコの社会復帰を促そうという内容だったのは良かった。ツッコミワードも的確で面白かった。Bパートも、確かな姉妹愛が見られて良かった。

この3話のように、「家族愛」をキチンと押し出しておけば、もっと幅広い層に受け入れられたのではないかなと思った(少なくとも私は好み)。

キャラとしては、ヒナタが良かった。かなり過度だけれど、姉が大好きな可愛い妹キャラだと思った。松本さんの変態性も笑えた。

{/netabare}

【余談~ そうか、私は根本的に小学生が好きじゃないんだな(笑) ~】
{netabare}
私は小学生より、中学生や高校生の方が可愛いと思います。

勿論、ヘンな意味ではなくて(笑)

東北弁で言うなら「めんこい」という可愛さですね。それこそ、園児とか乳幼児は無条件に「めんこい」です。おばあちゃんとかおじいちゃんにも、「めんこい」人はいます。

勿論、小学生にも「めんこい」子はいますが、なんか、生意気且つガキくさいんですよね、総体的に。

中高生でも、調子のっているバカはムカつきますが、ちゃんと礼儀とかわきまえてて、その上で子供っぽい素直さや純粋さがある子は、「めんこい」。しっかり賢い(ちゃんと大人な)中高生も、「めんこい」。

自分の勝手な判断基準ですが、キャラの設定として、小学生の設定が一番苦手だなぁと思います。一番打率高いのは大学生設定ですね。ほとんど楽しめる。まあ、私が大学時代に良い思い出があるからかもしれませんが、酒がらみのエピソードがあって、大抵は自己責任なのが良いよね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
うちメイド、みたいな作風? ガチでユリのショタ? 苦手だな~。

2話目 ☆2
う~ん、新たな幼女が。このままコレが続くなら、切るかな~。

3話目 ☆4
お~。この回はギャグ&ツッコミ&人情が溢れてて。普通に面白かったな。日陰者だからだ(笑)

4話目 ☆2
う~ん、苦手な作風に戻ったな~。

5話目 ☆3
う~む。小学生同士の日常系なら、まだ観られるかな。花音、なかなかの腹黒天使キャラだなw 最後のあたりは、なかなか良かった。

6話目 ☆3
大学生だったか(笑) 美大? 松本さん、なかなかのキャラ(笑) 友達拒否w チョコバナナの伏線は、すげぇ(笑) ミドリンみたいだな。

7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆2
本気で引いた顔やめてw


10話目 ☆2
出会って2年目(笑) 洋服は、重いw

11話目 ☆3
思いっきり悪口言えるのは、仲良しの証。

12話目 ☆3
小学校の学芸会でミュージカルやるのは、ガチですげぇけどな(笑) なんか、よくわからんかったわ。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30

71.0 2 2019年度のロリアニメランキング2位
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (360)
1503人が棚に入れました
若くして頭角を現し、その名を知られる凄腕冒険者の青年「デイル」。とある依頼で深い森へと足を踏み入れた彼は、ガリガリにやせ細った幼い魔人族の少女「ラティナ」と出会う。片角を折られ罪人の烙印を押されたラティナをそのまま放置できず、保護者になることを決意したデイルだったが――「ラティナが可愛すぎて、仕事に行きたくない」――気づけばすっかり親バカ全開に!?

声優・キャラクター
高尾奏音、岡本信彦、小山剛志、沼倉愛美、桑原由気、高野麻里佳、田村睦心、広瀬ゆうき、福原かつみ、井上雄貴、福緒唯、芝原チヤコ、関俊彦、中村桜、米内佑希、井澤詩織
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

イベントが始まらない

1話感想{netabare}
ロリとロリコンは違う。
ロリコン言うのが恥ずかしかろうがロリと略すのは止めてくれ。
それって「京アニ厨」を「京アニ」って呼ぶのと同じだぞ、と(京アニに他意は無いです)。

拾った少女の面倒を見る系ってよくある話だけど、いい加減「説明したからそういうことなんだよ」って設定はどうにかしてくれんかのう。
この作品に限った話ではないので殊更にツッコミ入れるのも悪いとは思うけど、「孤児院に預けてもこの町の財政ではロクなことにならない」ってのなら、同世代の乞食を出そうよ。
それだったら魔族の子はどこも引き取り手が居ない、で良かったんじゃないかな?
今後同世代の友達が出来るかどうかが個人的な見所かなぁ…?

それにしても…シリ構が吉岡たかをで爆笑したところ、キャラデで西田美弥子と舛舘俊秀の名前見つけて大爆笑。
何が爆笑って、これ“異世界はスマートフォンと共に”とスタッフ同じ(吉岡たかをは別)で、ひょっとして…と思って調べたら美術と色彩も同じでした。
因みに西田美弥子は湖川友謙の一番弟子だそうで、湖川のチャリティーにも来てたみたいで、そこに行った友人はイセスマの色紙を貰ったと自慢しております(羨ましい)。
また、イセスマの後は“ユリシーズ”で関わってて「なんかビミョーな作品ばっかやってるなぁ」って印象で、ここで一発バチっと(作画だけでも)クオリティの高い作品をやって欲しいなぁと湖川ファンの自分としては願わずに居られない。
ってか湖川自身が名義伏せて原画参加とかしてたりして…。{/netabare}

追記{netabare}
あちゃー、時間置いて文章読み返したら説明足りてなかったので追記

まず吉岡たかをで爆笑した理由。
アニメをパっと見ての印象で“このはな綺憚”っぽさを感じ(※1)、「そっちの方向を目指してるのかなー?」と思ったらシリ構が同じで「お、当たった!?」と思ったから。
但しこの人“七星のスバル”もやってるんだよなぁ…あれは原作が悪くてどうしようもなかったってことなんかなぁ?
次に大爆笑したのは、イセスマが例の通り例のアレで、作画も酷くて(※2)、それでいてスタッフ同じでこっちは作画がずっとマシだとしたら…イセスマがどういうポジだったか分かるかなぁ、と。
ひょっとしたらアニメーター育成でイセスマは踏み台扱いだった?そんなことある?
単に予算の違いなのかなぁ、こっちが予算かけてるのか知らんけど。


※1
あれも尼さんが雪の中拾った幼ケモっ娘が丁稚奉公?(成長)する話で、まぁ共通点高いかなと。

※2
そうはいっても一部妙に頑張ってるカットもあったり。
例えば遺跡の前でくつろぐシーンで、普通に座らせれば良いだけなのに半分寝そべった手間の掛かるポーズ取らせたりしてます。
ここら辺もアニメーター育成っぽい印象を加速させてる?{/netabare}

3話までの感想{netabare}
ぐぎぎ、3話で作画ヘタれかけてる…大丈夫か?この先。
個人的にはタクシー用のワイバーン?のショボさに特に目が行った、ひょっとしてデザインとか起こしてなくて回された原画マンに任せた?
そして内容は…これは「仕事とはいえ深く考えずに殺してきたことを、ラティナ絡みで後悔する」展開への前振り?
そうでないと斬り殺した魔族?の女が無駄に可愛すぎる気が…。
ってかグレゴール剣何回抜くんだw
ガクシャって学舎でいいのかな、孤児院と違って家から通う形?{/netabare}

4話感想{netabare}
あれ?
「魔族を恨んでる人間が居る」と「人間と魔族では寿命が違う」は別問題だよね?
あのメンヘラ教師が寿命の違いによる悲劇によって魔族を恨む様になったのなら分かるのだが、そうじゃないよね?
それぞれエピソードを分けて掘り下げたほうが良かった気が…特に「人間と魔族では寿命が違う」に対しラティナがそこまで悲観するのがちょっと分からない。
察しが良すぎるというか、そこまで実感するような体験してなくない?
むしろ多感な時期だからこそってことなんだろうか?
2つの問題を一緒くたにしたせいで個々の追求が薄味になってしまった予感。
また「魔族を恨んでる人間が居る」に関しては作中デイルも「こんなの八つ当たりだ」と語ってた通り、根本原因は何も解決されてなくて前回斬り殺した魔族の件も含め宿題が増えた感じ。
こっちは今後掘り下げてくれることに期待するが…スタッフ信用してだ、大丈夫かなぁ?

作画はかなりヤバい領域に突入。
と思ったらこの回作監に西田の名前ナシ…うぇ~い、今週コップクラフトで見たと思ったらあらまぁ。
取り掛かってる時期と放送される時期は一致しないのでたまたまなんだろうけど、なんかウケる。{/netabare}

5話感想{netabare}
サプライズプレゼント…定番過ぎて逆に笑える、女児アニメでももう少し捻り入れると思うのだが。
ラティナの鼻歌ビデェ、と思ったらそっかそっか音痴って設定だったか。
鼻歌の部分でもちゃんと再現してんのねー。
一方で作画…こっちはフォローできんぞオイ。
治安がいま一つの地区だとはいえ、冒険者が屯す酒場の看板娘を狙うかね?{/netabare}

9話までの感想{netabare}
うーんつまらない。
つまらないと言っても「アニメとしてダメだ」って意味じゃないところがもどかしい。
これは自分が最近のアニメ(特になろう原作系)に馴らされてしまってるせいかも知れないけど──
特に大きく話が動くワケでもなく、日常系みたいなノリでキャラ萌えで引っ張ってくにしても、ラティナ一人だけじゃ荷が重過ぎる・物足りない。
あと2・3人カワイイ娘用意してー(キャバクラに来た気分で)。
そうはいっても原作がそうだったのなら仕方ない、とも思っちゃうワケで。
むしろ「これアニメ化して」と原作渡された時「もうこの方向で攻めるしかない」と、他はどうなろうがとにかくラティナの絵だけは絶対に崩れないように徹底したアニメスタッフの判断は正解じゃないかな。
それ以外どうにもできない…こりゃまた厄介な仕事受けちゃったねぇ。

一応内容に触れると、“台詞だけで”魔王が何人居てどんな属性かを説明されても…困る。
そういうのってキャラの経験を通じて視聴者に伝えるのがセオリーじゃない?
もしくは4クール以上続いて「今後出てくるんだろうな」って保証がある場合、けどこの作品はそうじゃないでしょう。
それならもう魔王1万人居て、一人一人のプロフィールの朗読だけで1クールやったほうが面白いんじゃね?と思ったり。
(唐沢なをきのマンガでそういうのがあったような…)
でもってデイルは地元の名主の坊ちゃんかよ。
これはちょっと…アーハイハイ玉の輿ね、って感じで呆れた。
面倒臭いお家の問題・長男問題は次男が継ぐという形でクリアー…おいおい、あからさまだなぁ。
元は底辺のクズでラティナに出会ってから努力するようになって変わったって話の方が男の自分としては共感できるのだが、作者は女性…なのか?
ここら辺は感性の違いかなぁ?

ところで西田美弥子の名前“手品先輩”でも見たんだが…あれ?
なんかなかじまちゅうじ化してきてないか?{/netabare}

最終回までの感想・総評(↑と重複した部分もあるのでこれだけ見れば良いかも){netabare}
物語が…始まらないで(放送が)終わった、そんな感じ。
ゲーム買ったけどプレイしないで説明書を読んだだけ~みたいな。
同期放送の“魔王様リトライ”が「全然進まない」ならこっちは「全然始まらない」で、どっちがマシだったのかは…一応最後まで見れたのでこっち?
辛うじて絵がマシだっただけな気がしないでもない(クオリティ高いという意味ではない)。
じゃあ物語を追うのではなくキャラ押し(萌え)作品として見ようと思っても、ラティナ1人だけで1クール押し続けにはどうしても飽きが…。
二期は見てないけど“からかい上手の~”だって、メインの二人だけでなく3人組や他のカップルにスポット当てたパートがあったじゃない?
また、ラティナ自体が「一切隙の無い良い子ちゃん」で、あまりに完璧過ぎるととっつきにくい、自分は。
いやだって、普通、せめて、最低限、デイルと大喧嘩するエピはあるもんじゃない?

魔王がどうこうもさることながら、デイルが仕事で魔族を殺してたことや幻獣製のアクセサリーを新調したとか幻獣がラティナを追って街に来たとか「さぁ何か起こりそう」「この件でひと悶着ありそう」って予感は振りまくけど実際は何も起こらない。
他の方も指摘されてるけど山場が無い、イベントが始まらない。
じゃあ世界観が独特でそれを見るだけで楽しめるかといえば、所詮「なろう異世界ツクール」の基本情報レベル、正に説明書。
何か始めて「そんなんアリかよ」と文句言われる作品も多いけど、それ以前の「何も始まらない」は…なんというかそういう俎上に上がることから逃げてるみたいで、う~ん。


「物語?無いじゃん」ってことで評価の物語の項は☆1を付けといたけど、「物語が存在した状態で酷い」ではないので1は違うのかも?
けど、じゃあ幾つなら良いんだか分からんし…やっぱり「物語作ることから逃げた(あくまで私が感じた印象)」として1が妥当、かなぁ??{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「可愛い」ステータスに全振りした潔い作品…

この作品の原作は未読です。
「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」という非常に長いタイトルのなろう系作品ですが、早速「うちの娘。」という略称が設定されました。
そりゃ、そうでしょう。どう考えてもタイトル長過ぎですから…


若くして頭角を現し、近隣にその名を知られる凄腕冒険者の青年「デイル」。
とある依頼で深い森へと足を踏み入れた彼は、ガリガリにやせ細った幼い魔人属の少女「ラティナ」と出逢う。

罪人の烙印を押されたラティナをそのまま放置できず、
保護者になることを決意したデイルだったが…

「ラティナが可愛すぎて、仕事に行きたくない」

…気づけばすっかり親バカ全開に!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

予め言っておきます。
この作品はラティナをひたすら愛でる作品です。
沢山の登場人物が登場しますが、全てラティナの可愛らしさのための引き立て役に過ぎません。
ラティナの前ではデイルすら霞んで見えていたかもしれません。
そう、この作品はラティナを如何に可愛らしく見せるか…に特化しているのがオンリーワンの特徴なんです。

ラティナ役の声優さんですが、ドラマCD版がちゃんりなで、アニメ版が高尾奏音さんです。
起用する声優さんからして可愛い声質にこだわるこの徹底ぶり…
私はアニメ版のラティナしか分かりませんが、ちゃんりなのラティナも相当グッとくるんでしょうね。
いや、きっとヤバいくらいグッときそうな気しかしないんですけどっ!

1クール全12話の物語でした。
物語で描かれたのは、ラティナが拾われてから学舎を卒業するまで…
年齢的には10歳前後くらい…でしょうか。
ラティナの生い立ちが一切分からないので、年齢すら曖昧なんですよね。

ラティナの「可愛らしさ」を前面に押し出したこの作品ですが、長~いタイトルの一部と化した「魔王」の単語…
本編では人伝えで聞いた紹介程度で留まっており、その全容は明らかになっていません。
この調子で進んでいくなら、タイトルを回収できるのは何時になることやら…って感じです。

そういえば、ラティナはただ可愛いだけじゃありません。
「素直で賢い」が付与されているんです。
それに加え、住まわせて貰っている虎猫亭ではお給金を貰って働いているんです。
何にでも真剣に取り組み、新しい事をどんどん吸収していくのですから、虎猫亭の看板娘になるのも時間の問題でした。

ここでお断りしておきますが、私はこの作品のアンチではありません。
寧ろ、ラティナの「可愛い」成分で毎週癒して貰っていました。
逆に中途半端だったら物足りなさを感じていたのではないでしょうか。
だから、この潔さこそがこの作品の魅力なんだと思っています。

でも個人的にもう少し深掘りして欲しかった点があります。
それは、人間族と魔人族という種族の違いによる軋みの部分です。
確かに寿命と年齢については触れていましたが、少しサラっとし過ぎていた感がありました。
ラティナとデイルにとって避けては通れず、いつか必ず突きつけられる問題なんです。

「どうしようもない問題」なのかもしれません。
でもそれで片付けてしまっては、物語に厚みや深みが感じられなくなると思います。
逆にそういう問題にまで発展させ、それでも何とか足掻こうとするデイルの雄姿が見たかった気がします。

オープニングテーマは、ラティナによる「I'm with you」
エンディングテーマは、デイルによる「This is 勇者, but 残念!?」
曲調的にはオープニングが好きでした。
まぁ、歌っているのもラティナでしたし…

気になるのは、物語の展開と着地点でしょうか。
きっと物語的にはアニメ化されたのはきっと序章の部分のみなのでしょう。
最終話でラティナが強く願った想いは、どの様な形で叶えられるのか…
続きもアニメで視聴できるのを期待しています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

コイツ、ダメかもしれない…

これ観てたら知り合いを思い出しました。
子供に興味ないって言ってた奴が娘が産まれた後からデッレデレになってかなり過保護になりました。
本当、面白いもんだ(笑)


原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全12話・30分アニメ)


『CV岡本 信彦さん』の演技のお陰か、溺愛過保護設定が板についてたと思います。『岡本さん』がまんまそーゆー親になっても面白そう(笑)


簡単に書くと森で依頼をこなしていた主人公の冒険者『デイル』。そこでキャンプしている所にガリガリに痩せ細った魔人族の少女『ラティナ』と出会う。話を聞こうとしたが魔人族の言葉しか分からなかった。ただ魔人族の言葉は呪文語と同じなので適性のあった『デイル』は片言だが会話が出来た。
『ラティナ』に身寄りがない事が分かり、ほっとけない『デイル』は下宿してる酒場『踊る虎猫亭』に連れて行く事にした。最初は孤児院等に預けようとしたが一緒に暮らしてるうちに育てる事に。
…ってとこですね。


う〜ん…、『魔王も倒せるかもしれない』がほぼ皆無でしたね。多少魔王の話は出ますがアニメ分のとこではほぼ関係ないです。そーゆー意味では物語の動きは無いかな。

なので『デイル』と『ラティナ』の物語、というか、『デイル』と『ラティナ』の寝食を共にし、色々な経験をし、そしてお互いにかけがえのない存在になっていく物語かな?と思います。
ま、『ラティナ』の成長物語でもいいのかな?

初登場時『デイル(18歳)』・『ラティナ(7歳)』


ちょっと面白かったのが『デイル』だけじゃなく『踊る虎猫亭』に来る冒険者や強面の客もデレデレなのが笑えましたね。
子供の時って本当に男の子より女の子の方が覚えも早く、何かを手伝ったりどーゆー行動を取ったら良いかを無意識にやるのがビックリですね。男の子の場合は興味持った物の集中力が凄いですけどね。
このアニメに出てる『ラティナ』は小さい時の女の子の取るような行動をよく表現出来てたと思います。手伝ったり、嫉妬したり、不安がったり…と色々ね。

前に保育園の手伝いに行く事があったんですが、小さくても女の子は女の子なんだなと思いました。考え方が面白い。
男の子は単純で楽でしたが体力系が主なのでボロボロになりましたが(笑)


ただまぁ残念なのが素人の私でも分かるくらいの作画がブレまくりでした。顔が変わる変わる(汗)

ストーリーはタイトルを変えた方が良いかも?と思うくらい。旅やバトルも一応あるけど数分程度でほとんど9割はファンタジー世界で普通に生活する様な物語になってしまってた事。
その生活中に色々な問題が起こるのでそれは面白かったけど、やっぱりタイトルとの相違を感じました。原作読め!って事ですかね?


良かったとこは『ラティナ』があざとく見えず、普通に可愛らしく観れたとこですね。
あざといだけの物語だったら私は受け付けず断念してたと思いますが、『ラティナ』の様な行動を取る小さい女の子の行動を見た事があるのでシンプルに設定も飲み込めました。

後、『ヘルミネ』の存在ですね。
このキャラはちゃんと『デイル』に現実をバシッ!と言ってくれるのは良かった。

それから「みんなと違う」に対しての傷つける行動かな。解決方法は結構ゴリ押しと言うか八つ当たりですがね。詳しく書くと面白味が半減するのでここで辞めときます。

個人的には『ジルヴェスター役』の『CV西村知道さん』がキャラに合ってた事ですね。なんか孫娘に激甘な感じのおじいちゃん!って感じでフフフッてなりました。


OP曲は『ラティナ』視点、ED曲は『デイル』視点で描かれていて物語に合ってたと思います。
血が繋がってない+別種族の家族愛と言っても良いのかな?それが好みの方にはオススメです。

投稿 : 2024/05/04
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