ローラースケートで漫画原作なおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月23日の時点で一番のローラースケートで漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

58.9 1 ローラースケートで漫画原作なアニメランキング1位
初恋モンスター(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (219)
983人が棚に入れました
ネガティブ女子高生とイケメン小学生の初恋を描く下宿ラブコメディ。超お金持ちの令嬢高校生・二階堂夏歩は、小学5年生の高橋奏に恋をしてしまう。初恋同士のふたりが織り成す切なくてアブナイ恋の行方を描く。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、堀江由衣、杉田智和、森久保祥太郎、村瀬歩、岡本信彦、石川界人、鈴村健一、津田健次郎、緑川光、江口拓也、蒼井翔太、茅野愛衣、武内駿輔、野水伊織、大塚明夫、和井みずき

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「好き」の質に差はあるのか…

この作品の原作は未読ですが、ほっちゃん、かやのんが出演される知り視聴を決めた作品です。
作品のジャケットは半袖体操着と半ズボンが全く似合っていない男性が映っていましたが、初恋モンスターというタイトルを含め、どんな作品なのかが全く分からないまま視聴に臨みました。

この物語の主人公は、ほっちゃん演じる高校1年生の二階堂 夏歩…黒髪ロングが似合う純情可憐で少し線の細さを感じさせる…そんな女の子です。
彼女は高校入学を機に親元を離れ東京で一人暮らしを始めることになったのですが、東京に来て早々、車に轢かれそうになったところを男の人に助けて貰ったんです。
夏歩は助けてくれた容姿端麗な男の人に一目惚れして思わず告白してしまったのですが、その男の人…実は小学5年生だったんです。
こうして全く小学5年生に見えない少年と夏歩の物語が動いていきます。

思い返してみると、小学5年生の頃に好きだった人…もう名前も顔も思い出せませんが、確かにいたと思います。もちろん相手は同じ小学生でしたけれど…
そして高校生になり、小学5年生が恋愛の対象だったかというと全くそんな事はありませんでした。

やっぱり小学5年生と高校生では組み合わせが凸凹なんだと思います。
普段は全く考えた事はありませんが、何故凸凹だと思ったんだろう…と考えてみました。

まず相手を「好き」という気持ちは小学生、高校生とも変わらないと思います。
好きな相手に対する優先順位という視点で見ると、確かに小学生の頃は女の子と何かするより男の子と遊んでばかりいた様な気がします。
それでは高校生になったらどうか…と考えてみると、勉強や部活に明け暮れていたので、決して好きな人優先という訳ではありませんでした。

「LIKE」と「LOVE」の違いがあるかという視点で見ると、小学生、高校生共に「LIKE」側に片寄っていると思います。「LOVE」に含まれる「無償の愛」や「何かをしてあげたい」を貫き、その言動に責任が取れるほど自立している訳でも、人間的に成長している訳でもありません。
でも年齢を重ねていくうちに好きに「LOVE」の要素が含まれていることを踏まえると、「LOVE」の比率は小学生より高校生の方が高いのかもしれません。
その比率の差が「質」の差だと感じる原因なのかもしれませんね。

小学5年生と高校1年生ってたった5歳しか違わないんですよね。
だから今この瞬間だけ見ると差があるように見えますが、少し長い目で見ると年の差を感じない関係になれます。
そう考えると凸凹に感じるのはタイミングの問題だけみたいですね。

でも、今この瞬間だって現在進行形の二人には大事な時間なんですよね。
だからこそ物語にもなるんでしょうけれど…

完走して振り返ってみると、夏歩を愛でる作品だったように思います。
小学生のみんなはやたら大人びいているので、見た目とやっている事のギャップは半端無いし、夏歩に辛く当たるドSかと思いきや突然流れが変わったり…
特に後者…大学生なのにまるで好きな子にちょっかい出している子供みたいに見えちゃいましたよ。
そう考えると、実年齢は別にして精神塩嶺的な子供がたくさん出てくる作品だったように思います。

だから夏歩の事だって平気で傷付けるんです…
気丈なフリをしていますが、心の中はどれだけ荒れていた事か…
そしてこの手をキャラを演じたらほっちゃんの右に出る者はいないんじゃ…と思えるくらい、夏歩のイメージにピッタリだったと思います。
要所で夏歩に対する救済があったのが視聴している側にとっても救いでした。

オープニングテーマは「イノセント」
エンディングテーマは「キミに捧げる鎮魂歌」
どちらも蒼井翔太さんが歌っています。
オープニングをカラオケで歌ってみようと思いましたが、キーの高さに断念しました。
恰好良い曲なのに…残念です。

1クール12話の物語でした。ほっちゃんの魅力が詰まった作品ですので、ファンの方には外せない一作だと思います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

たった一部のマニアに捧ぐ、見た目は大人、実年齢は男子小学生、その名は迷アニメ初恋モンスターw

[文量→小盛り・内容→酷評系]

【総括】
おっさんが観るアニメじゃないっすね(苦笑)

レビュータイトル見て、「これは私のためのアニメだ!」っていう方にとっては、むしろ良いアニメなのかもしれません。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(2話まで)】
{netabare}
「桜蘭ホスト部」とかは、スゲー楽しめたんだけどな。このどうしようもない嫌悪感はなんだ? 背徳感か? それとも嫉妬か?(笑)

設定は新しい。が、男性キャラに親近感が抱けず、女性キャラも可愛くなく、ギャグも寒い。小学生みたいだ。あっ、小学生か(笑)

これが好きな方って、誰なんだろう? 男は、多分ムリ。ショタ好きな女子only?

以前、「メガネブ」にも書いたけど、こういう「あえてターゲット絞った作品」というのは、ターゲット以外の酷評なんてどうでも良くて、一部ターゲットにどう評価されるかだと思うんですよね。そこが名作というなら名作ですし、そこすら駄作というなら、駄作なんだと思います。

好評価している人のレビューを、読んみたいな♪
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
第1話
なかなか、意表をつかれた。設定は新しい。が、男性キャラに親近感が抱けず、女性キャラも可愛くなく、ギャグも寒く、途中切りの予感(+_+)

第2話
申し訳ないが、途中切りを選択。なんか、いろいろキモかったです。ショタだけじゃなく、大学院生が、男の娘とか、もームリ。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 21
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

これはたぶんモンスターで間違いない・・・(作品的に)

1話がピークで面白かったです。
とても小学生らしい会話、語彙の足りないお下品なセリフの数々・・私にはとても書けませんが・・。
えぇ・・小学5年生の頃をリアルに思い出しました。

ヒロインの二階堂 夏歩ちゃんが黒髪ロングのビジュアルなので”どこかで(他のアニメで)お会いしませんでしたか?”と思いました。

高橋 奏くんが小学5年生にとても見えない見た目でしかも身長173センチもあって彼女いるリア充なのがもう、世の中信じられないですね。
{netabare} フラフープ200回まわしに失敗し別れを告げたり(なんて安易な考え)、ピアニカで自作のラブソングを演奏するとか発想の勝利ですね {/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 24

64.8 2 ローラースケートで漫画原作なアニメランキング2位
エイリアン9(OVA)

2001年6月25日
★★★★☆ 3.6 (76)
259人が棚に入れました
第9小学校に通う主人公・大谷ゆりは6年生に進級して早々、危険で気持ち悪くて誰もやりたがらない係「エイリアン対策係」に選ばれてしまった。その活動内容は、ボウグと呼ばれる共生型エイリアンを頭にかぶり、学校に出没するエイリアンを撃退・捕獲すること。対策係となった3人の少女たちは、「エイリアン対策」の日々の中でそれぞれが抱える心の問題に向き合い、絆を深め合っていく。そんな彼女たちをよそに、次々に襲い来るエイリアン達や、学校の大人達は、様々な陰謀を張り巡らせ彼女らを巻き込もうとしていた。

らしたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

そろそろ再評価しないと本当に埋もれる

極めて特異な世界観と空気感をもつ怪作。

もうかれこれ10年以上昔の話になりますが、一部狭い世間で大絶賛された富沢ひとしの漫画が原作です。あらすじだけ見るとB級臭しかしないとこがまたステキ。

アニメはだいたい原作の折り返し地点までを描いており、このあとグッと面白くなるってところで容赦なく終わっております。
ひどい話じゃないですかw

とはいえ、アニメ版のクオリティも相当に高いから困る。

というか、これだけ尻切れトンボな幕切れでありながら、それでもなお観る者に「気持ち悪い何か」をきちんと植え付けてくる点はむしろ積極的に評価したい。

もし最後まで原作をフォローできていたら、ある種のダークジュヴナイルやSFホラーを紐解く文脈で頻繁に引き合いに出されるような、特異なポジションを築いていたのではないかなー、と個人的には思ってたりします。その点だけが返す返すも残念。

愛らしいキャラクターにハードな展開、という意味では、『まどマギ』とか好きな人も案外いけるんじゃないかしら。苦情は受け付けないけれど。

いわゆる最近のアニオタというんですかね、『ハルヒ』以後でも『けいおん!』以後でもいいですけど、そんな方たちがこいつを読んで、観て、どういう感想と解釈を入れてくるか、てのはわりとガチに興味があるところではあります。

原作漫画もそれほど長いものではありません。むしろ短い。
だからすごいんです。

ここはアニメレビューサイトなので、未完作品である本作の物語評価点は控えめになりますが、作品名だけでも頭に片隅に入れておいていただけると嬉しいですね。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

私がエイリアン対策係!? ごめん、無理ですw ※異質な気持ち悪さに脱帽。

OVA 全4話
原作:漫画 富沢ひとし
ジャンル:SF
粗筋はあにこれより割愛

設定と中身のギャップに負けた節が大きいです。
エイリアンのグロさを描いたバトルアニメぐらいで安易に観ましたが良い意味で裏切ってくれました。

エイリアンの気持ち悪さも多少ありますが、作品全体を包み込む陰鬱な空気・得体の知れないモノに関わってゆく怖さが混ざり合い先を読めない要素に魅了されました。
異質な気持ち悪さが終始まとわり付き引き込まる作風と独特です。

また、その空気に可愛い気なキャラをぶち込んだ設定に焦燥感を駆り立てられます。

ひたすらエイリアンを殺してゆくわけですが、エイリアン対策係に渋々なったヘタレ少女が逃げ続ける物語の視点からも描かれています。

エイリアンの存在が日常である世界観に抗う姿は不条理劇とも見え面白いが、人によっては苛々するかもしれませんw
{netabare} 特に2話あの拒絶は凄かったw{/netabare}
状況の閉塞感は強いが、誰も好んでエイリアン対策係はしたくないという自己投影キャラとしては最適。

作画。バトルシーンが何気に迫力あります。本当にJCが作ったのかと感心させられました。バトルが単調にならないようにエイリアンの性質・デザインと特徴的。

4話以降は制作されていませんが、露骨な謎について一切説明する気がなく漫画買いなさい、という終わりですw
あの結末を観ては買わないわけにはいかない、それだけ楽しめた作品であることは確かです。

完結さえしていれば、SFアニメの名作に成り得る作品です。
 
人によっては鬱・グロと抵抗あるかもしれません。また、キャラデザインも観るステータスで敬遠するかもしれませんが、一度は観て欲しいです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ズレが生み出す雰囲気

[エイリアン9]

全4話。クラスの中でエイリアン対策係となって3人の少女で(奴隷化=エイリアン化を実は目論まれてる)、次々学校に現れるエイリアンと戦うお話。とりあえず第一印象はこれは名作の予感と感じた。頭に味方側のエイリアンを装備して戦うのです。旧作風でありいい意味で凡庸で、カワイイ、のほほ〜んとした作画との、エイリアンの画とCGは怖いでもなく気持ち悪いでもなく、ウー・マ生物の雰囲気を出していい意味で浮いている風な所がギャップがありシュール。JCとは思えない画力。

エイリアン討伐時は授業を休んで戦うし、倒せない場合は夜通し。子供向けアニメのようで子供には見せてはいけない内容。4話でしかもこれからって所で終わったのが悔やまれます。そもそもかなり端折っているし説明もナッシングwでも惹きつける魅力を持った作品なのは間違いない。画面の切り替えとサントラは見事。サントラ集はプレミア価格が付いてるみたいです。しかしながらテーマ性を含んでいる事は確かなのですが妄想しないといけない演出止まりが難点。

何でも先生が敵エイリアンのようで(ここら辺の説明不足も難)ひたすら無理強いをしてくる体罰教師なの?とも思った。それとも嫌なことを続ける先に何かアル的なものかと期待してましたがハズレ。エイリアンが心を持っていて、先生が敵らしいのでそこら辺を+して本作を視聴してみると案外これはよさげとも感じた。まあ三人の少女が酷い目にあいます。バトルは単調ではなく小型、大型と色々出てくる。バトルは陰湿でもあり、まるで昆虫採集のようでもあり、逆に採集されてる節もあるし、主人公は泣きじゃくる。

全体通して1話1話の世界観のズレ、エイリアンと人間と学校の画のズレ。場面の焦燥感とサントラのズレ。もうズレにズレて堪らなくシュールな雰囲気。雰囲気だけでも味わえる一品。謎や続きの部分は原作買えと言わんばかりの作品でありんす。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 22
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