三姉妹でハートフルなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの三姉妹でハートフルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月07日の時点で一番の三姉妹でハートフルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.8 1 三姉妹でハートフルなアニメランキング1位
みなみけ おかえり(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1780)
10665人が棚に入れました
TVアニメ第3期シリーズにあたる。2009年1月から3月までテレビ東京系にて放送された。2期とは対照的にオリジナル要素が少なくなり、単行本未収録の話を導入するなど大半が原作に沿った話となった。一方でOP前やED後に話を挟むなど、1期や2期とは違った手法を採っている。学校や3姉妹の家、冷蔵庫などは2期の一部の回と同じものである。また第2期シリーズと同じく正月の話から始まっているものの、必ずしも放送時期に季節を合わせず1期と同様に季節が進んでいく構成である。なお『おかえり』では季節が1周以上したが、登場人物全員が1期・2期と同じ学年のままである。

声優・キャラクター
佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里、水樹奈々、森永理科、柿原徹也、小野大輔、浅沼晋太郎、川田紳司、吉野裕行、葉山達也、高木礼子、小野涼子、千葉紗子、後藤沙緒里、高梁碧、喜多村英梨、豊崎愛生、大原桃子
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

よかった、1期のように戻…ってないじゃないか、ばかやろーw ( ̄∇ ̄;)

「みなみけ」シリーズ第3期に当たる作品で、全13話。

原作未読。2期から2か月ほど間をおいて視聴しました。

第1期のレビュー→ http://www.anikore.jp/review/396375/
第2期のレビュー→ http://www.anikore.jp/review/404478/

物語と構成について、
オリジナルストーリーが多かった2期とは対照的に、
原作に基づいた話になっているそうです。
時系列的には引き続き順番通りに進んでいて、
第1期から季節が1周以上しているものの、
キャラの学年は変わっていない(ツッコミ禁止w)。

2期にあったシリアス展開は一切無くなっていて、
やはり「みなみけ」はこうあってほしい、というのが第一の印象。
構成は1期とも2期とも違い、1話につき4本立てくらいになっていた。
前のパートから話が続く場合もある。

第1パート→OP→第2パート(→CM)→第3パート→ED→第4パート→次回予告

のような珍しい構成になっているのは ひとつの特徴だと思う。

ちょっと残念だったのは、一つ一つの話が長めで 間の取り方もやや広く、
その先の展開やオチが読めてしまう確率が高くなっていた点。
視聴者に予想をする暇を与えてしまっていた印象だった。

なので、本当に何も考えず100%頭を空っぽにして観るのがベストだと思えた。


そして、このシリーズを通して何かと話題になるのが、毎期変わる「作画」。
3期の作画は輪郭線が濃い、愛嬌のあるキャラたちのアゴが細すぎる、等の点がやや気になった。
メインから遠いキャラほど以前の作画との違い方が大きかった印象。
それでも、第1期と顔パーツが似ていた点は良かったと思う。
眼の描き方が個人的には割と好み。

2期に出てきた真っ黒な背景人物も一切出てこなかった。
そう、手抜きをするくらいなら最初から描かなければ良いのだと思います。


声優についてはキャストの変更が無いので割愛。


次に音楽。
OP曲: 経験値速上々↑↑
ED曲: 絶対カラフル宣言
第2話挿入歌: カレーのうた

OP曲・ED曲が第1期のイメージに近く、2曲とも明るくて良いと思いました。

そして第2話で挿入される「カレーのうた」が面白かった。
有名なんだそうだが「みなみけ」の楽曲であることは初めて知った。
作中でこの曲を歌ったのは2人(ソロ×2回)。
1回目は{netabare}保坂(歌い方…想像は付くよねw){/netabare}、
その後2回目{netabare}千秋の やや棒読み的な歌い方{/netabare}、
2人とも個性が出ていて良かったと思う。


キャラについて、
この第3期では「もうひとつの南家」にスポットが当たる機会が非常に多く、
冬馬に至っては{netabare}南家3姉妹の中に完全に溶け込んで、
まるで自分の家のようにくつろいでいる。{/netabare}

2期まであまり目立たなかったキャラは出番が激増している一方で、
前に見て気に入っていたキャラ(具体的には{netabare}マコちゃん、保坂{/netabare})
の出番が激減してしまったのはちょっと残念。
各キャラをもう少しバランス良く登場させてほしかったと思う。


総じて、今期も私にとってはなかなか楽しめる内容だったし、
毎期変わる雰囲気を逆に楽しむのも良いと思えました。

視聴後に知った(気が付いた)事ですが、
この第3期は世間では不評だった第2期と制作会社が同じのようです。
ところが監督や作画担当など、スタッフの入れ替わりが多いし、
2期のようなダークなイメージは全く無くなっているので、
1期が好きで2期は好きでないという方も、是非観てほしいと思います。

観る順番はシャッフルせず、第1期から順番に視聴されることをおすすめします。


さいごに、冬馬が好きな方にはこの第3期をイチオシしたいですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

私の中ではこの作品は真の2期です。 私の中ではこのシーズン方が好きです。

この作品の世界観

この物語は南家の3姉妹、長女ハルカ、次女カナ、三女チアキの何も変化のないが、そこが面白い日常を描いた作品です。
まず、長女のハルカは高校生で家事はもちろん料理も完璧にこなせます。けれど、張り合いがないとどこまでもだらける所は問題ですがそれ以外は完璧な女性です。料理が得意です。
そして、次女のカナは中学生です。この作品のトラブルメーカーといっても良いキャラクターです。けれどいつも元気で、この作品のテンションを盛り上げ、そしておもしろくしてくれます。コタツの中に頭まで入れると、クワガタになります。

最後に三女チアキは小学生です。この作品のツッコミやくとしてでもり、そしてたまにカナのボケにのったりもし、この作品をもっと面白く引き立てている結構重要なキャラクターです。頭の上のホイップは最高級のアホ毛です。バカ野郎のツッコミがかわいいです。

ストーリー

南家三姉妹の物語です。

私の感想。

2期とは違いかなり楽しめました。まあ、2期も楽しめましたが、今期はそれ以上に楽しめました。けれど私の中ではなぜだか1期には勝てません。なぜだか、私の中では1期が一番輝いていると思います。超楽しめます。日常が最高です。

まず、この作品のキャラクターデザインが最高です。1期に比べて若干今期は目が小さくてなっていて、髪型がなんだか、形がいまいちになっていましたが、(ちあきのホイップが結構頭と同化していて、そこの所が私の中でかなりむかつきましたね。あのホイップがこの作品で一番いい所なのに・・・ なんでそんな事をしたんだ・・・)

次にこの作品で気に入った所は南家にやってくる三姉妹の友達の性格でしょうか・・ どのキャラクターもかなりかわいくて、そしてこの作品で私が一番気にいているキャラクターは南 冬馬とその兄たちですかねww あの南家はかなりおもしろいです。冬馬の事になれば何でもやる所がかなり笑えますねww あんな兄弟なかなかいませんよ。

この作品で私が一番気に入った所は緩やかな日常を描いた所ですね~ いつも言うようにこの作品の日常はかなり緩やかで最高です。私もこのような日常を堪能したいですね。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

私がこの作品のシリーズを見ていてある事に気がつきました。
2期まできちんと見ている人はもう、お分かりでしょう。
そう。

この作品には「親」っと言う単語や、その存在がまったくないのです。
謎です。 
気になります。
でも、今後出る様子は無いでしょう・・・

オープニング

「経験値速上々↑↑」
流石、真に2期。1期のオープニングとほとんど同じ名前。この曲をググったら、絶対に見分けがつかない!! 最高ですの~ おほほほほ

さてと、このオープニングは曲自体、かなりいいです。1期のオープニングと曲は結構にています。でも画像はあまり似ていません。このオープニングは結構遊び感覚は無かったようで、キャラクター説明を中心としているようです。私、結構そういうオープニング好きです。

もう、3期なのでネタバレもありませんでした。

エンディング

「絶対カラフル宣言」
南家三姉妹の声が最高ですの~ ゆったりとした曲が私の心にも響いていく。 最高です。画像は結構少なめにしていて、私にはもう少し増やしてほしいです。いいですの~

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期からの復活!! みなみけ第3期♪

内容は1>3≫2の順でよかった。
でも作画が変わってしまったのがやはり残念。1期の作画がとても気に入っていたのに・・・。

南家っていつもfreedomな環境ですね。
いろんな人が飯を食べ、マコトとか内田、吉野はかなりの頻度で出没、冬馬に至ってはいない時の方が少ないような気がしますw
実に楽しそうな家ですね。 こんな家庭が実際にあれば、年がら年中ほのぼのと暮らしていけそうです♪


このみなみけ3期のなかで一番活躍?した人といえばやはり保坂でしょう!!
千秋がターメリックの名称を言っているのを耳にした保坂が、突然カレーの歌の歌い出して、千秋に『カレーの妖精』と呼ばれるくらいの天然っぷりw
ほんと、あのキャラが大好きです♪

それにカレーの歌がかなりツボに入りました。
そして、あの歌は保坂(カレーの妖精)が歌うことに意味があります。
保坂以外(千秋を除く)が歌っても多分あまりおもしろくはなかったでしょう・・・。
カレーの歌はとにかくネタになります。 暗記しておきましょうw そして、スーパーでターメリックが置いてあるところで何気なくカレーの歌を歌ってみましょう。 周りの人にジロジロと見られるでしょうが、きっとそれを聞いた人もそれをネタにしたり、ちょっとだけ覚えてくれるかもしれませんよww
誰か試しにやってみてくださいな♪



1期と比べて、あくまで私的に評価すると、やはり1期の方が作画もストーリーも良かったけれど、カレーの歌によって私の中の3期の評価がぐんと上がりました。いや、ストーリーも悪くなかったですけど。でもやはり1期の方が上かな?
もう一点、この3期(おかえり)は2期(おかわり)からかなり挽回してくれたと思います。それが何よりも良かったかもしれません。
もし、1期を見て、そこから2期を飛ばし3期を見た方は、OVAでも見てください。 それから2期を見るかはどうか良く考えてください。


一つ重大な情報! 『みなみけ』でビックプロジェクトが進行中だそうです。 4期についてだったら良いですね♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

58.5 2 三姉妹でハートフルなアニメランキング2位
はいたい七葉(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (112)
516人が棚に入れました
喜屋武七葉(きゃんななふぁ)は、元気な中学生の女の子。
おばぁが経営する沖縄そばの店「かめーそば」で、
高校生で美人の姉・七緒(なお)、小学生で霊感が強い「サーダカ」の妹・心七(ここな)と暮らしています。
ある日、七葉の目の前で、ガジュマルの木に住み着いている精霊・キジムナーを封印するおまじないの釘が抜けてしまいました。
現れたのは、可愛い女の子の姿をしたキジムナーのニーナ。
ニーナと同じキジムナーのラーナや、シーサーの化身であるイーナも次々と現れて、
平和だった七葉たちの暮らしに、不思議な騒動が巻き起こります……!

声優・キャラクター
與那嶺里都、松田るか、やびくかりん、松嵜麗、井ノ上奈々、五十嵐裕美、東城日沙子、新垣正弘、喜舎場泉、川満彩杏、新垣奈々、小潮川愛祈、崎原安珠、佐久川若菜、宇久村紀子
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

沖縄発!常夏ドタバタコメディ

ずっと前から見てみたくて、でも今までは沖縄の琉球朝日放送か本土では有料チャンネルのAT-Xでしか放送していなくて見たくても見られませんでした。
仕方なく動画サイトで主題歌を延々ループして聴いて我慢してました・・・。

今回やっとテレビ神奈川やTOKYO MXでも放送してくれることになって全話見られました!
※バンダイチャンネルでも配信開始されていました。上記の放送局が映らない方は是非そちらで。

主題歌CDや本編のDVDも沖縄のアニメイトやコミケの限定販売だったりで中々手に入らず今回やっとAmazon等で全国販売ってことで嬉しいです。もう、すぐに予約しました。

そんな感じで沖縄県民と一部のアニメファン以外には知名度が低そうなこのアニメですが、本土で放送されている並みいるショートアニメに匹敵する面白さであると断言します!
見たことない方には是非見て欲しいですね。ローカルアニメだと侮っちゃいけない、鋭いセンスが感じられます。


前置きが長すぎましたが、あらすじ。
{netabare}
喜屋武七葉(きゃんななふぁ)は、祖母の経営する沖縄そば屋「かめーそば」の看板娘。
毎日元気にお店を手伝う七葉だったが、ある日目の前で庭にあるガジュマルの木に住む精霊・キジムナーの封印が解け、ニーナと名乗る精霊と出会う。

ニーナに続いて同じくキジムナーのラーナ、そしてシーサーの化身イーナや水の精霊カーナまで現れて、精霊と一緒に暮らす奇妙な毎日が始まった。
{/netabare}


七葉は‘ななは’じゃなくて‘ななふぁー’って感じの発音なんですね。その他、独特な発音の言葉づかいがたくさん出てきます。

この沖縄の方言とのんびりした人間たちが良い具合にマッチしてます。

人間キャラでお気に入りは七葉ちゃんと心七ちゃんの二人。
中学生と小学生でロリロリすぎてちょっと可愛すぎます。心七ちゃんは舌っ足らずな喋り方もたまりません。ロリコンの気のある人はひとたまりもないでしょう。

逆に精霊たちは標準語で話し早口でまくしたてるような対照的な性格のものが多く、まったりと行きすぎずに済むんでしょうね。

精霊キャラで好きなのはニーナとイーナの二人。
ニーナは可愛いけど性格悪いですね!可愛いから許せるんですけど。イーナは良い所を見せようとして失敗しちゃうおちゃめな所が可愛いです。

多分七葉ちゃんたちだけだと、ゆるすぎて退屈に感じてしまったかも(笑)
精霊がこのアニメのテンポを速め、盛り上げてくれたのは間違いないです。


ショートアニメ、正味3分しかないためハイテンポな展開が多いですね。それ故ちょっと無理のあるつなげ方だったり終わらせ方だったりした回があったのも事実です。

例として

3話「島の民は野球がお好き?」
沖縄県民は野球が大好きというお話。{netabare}途中から野球対決にしてしまうのは勿体なかったと思います。{/netabare}

4話「エイサーはモテモテさー」
七葉の姉七緒(なお)が女性にもモテモテなお話。{netabare}七緒がちょっとシャフト立ちを意識していたのには笑えましたが、そのほかのネタ自体が微妙・・・。{/netabare}

5話「心七たちの不思議な力?」
七葉の妹で末っ子の心七(ここな)とその友達美々の持つ不思議な力のお話。{netabare}バドミントンやアイスの話があんまり繋がってないので唐突感がありました。{/netabare}

7話「燃えろ! 綱引き!」
運動会など行事には全力で燃える県民らしいお話。{netabare}せっかくもっと面白くなりそうな題材だったのに、精霊が運動会をめちゃくちゃにしてしまうのは勿体ないです。{/netabare}


もちろん中には素晴らしい回もあります!
例として

6話「めんそーれ修学旅行生!」
東京から修学旅行で沖縄に来た女学生達におばぁやニーナが面食らわすお話。{netabare}前半の流れるような修学旅行体験も編集が巧かったと思います。{/netabare}

8話「七葉イメチェン大作戦!」
片思いしている七葉ちゃんに自信を付けさせるため色んな服装でイメチェンを図るお話。{netabare}七葉よりもニーナのコスプレ大会になってしまう流れが面白く、ネタを披露する様にも笑えます。(ネタは高度すぎて分かりません){/netabare}

9話「沖縄の…怖い話…」
暑い日に定番の怖い話。精霊みたいな超常的な存在が本気で怖がっているのが笑えます。

10話「七葉の風邪を治すのは!?」
風邪を引いてしまった七葉を皆で看病するお話。七葉をお祈りするため庭で儀式を始める精霊たちですが、次第にエスカレートして・・・。面白いです。

11話「駆け込め! ふーる争奪戦!」
ふーるとは沖縄でトイレのことを言います。つまり、トイレの順番の取り合いをするだけのお話(笑) 一番くだらない話ですが飽きないようにネタがたくさん詰め込んであって面白い回でした。



何よりはいたい七葉が素晴らしいのは背景作画と音楽です。

何度か沖縄には行っているのですが、あの眩しい日差しや生い茂った草木、そしてどっしりとした家々の囲いなんかが上手く再現されていると思います。
行ったことない方にも沖縄のイメージがなんとなく掴めるぐらい綺麗に描かれているでしょう。


音楽は実際に沖縄出身の方も関わっているようで、来兎さんは特に有名な方。
三線なんか使っているんでしょうか、エスニックな趣きです。聴いてて落ち着きます。

主題歌の「ゆいまーる☆わーるど」も最高です!微妙に音程を外した歌い方と沖縄音楽のシンフォニー。新感覚電波ソングとして流行ってほしい。


後キャラクターデザインのPOPさん、『もえたん』や『マジでオタクなイングリッシュ!~』、『ゆとりちゃん』他手がけている方ですが、有名・・・かな?
個人的にPOPさんのデザインがすっごく好きで可愛らしいので言うことないです。
ただこの絵で大々的に沖縄アニメとして売り出されて県民の方はどう思うのかちょっと不安です(笑)

エンドカードには、ぽよよんろっくさんが可愛い絵を提供してくれています。
深夜アニメを見ている方には馴染みのある絵柄なので、きっと気に入るのではないかと思います。


キャストの人も(おそらく)沖縄の人が多く、方言指導の方まで付いている徹底ぶりは流石ですね。五十嵐裕美さんが精霊のイーナ役で出演していたのは意外でした。唯一知っている声優さんでした。

制作会社のパッショーネはまだまだ下請け仕事が多いですが、確実に実力はあるので頑張って欲しいですね!
はいたい七葉も3期4期5期と長期シリーズ化してほしいです。



最高のショートアニメです。可愛くて可笑しくて綺麗で癒されること間違いないですね。このアニメに関してはもう見たことないのは損してますと言っちゃいましょう(笑)

可愛い系/癒し系のアニメが好きな方には至高のアニメ。はいたい七葉です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

しょせんはいたい・・・

舞台は沖縄

沖縄そばのお店「かめーそば」の3姉妹
七葉(ななふぁ)ちゃん
ななのふぁちゃんお姉さんの七緒(なお)ちゃん
妹の心七(ここな)ちゃん
のお話

ひょんなことから
木に住み着いているキジムナー(妖精)のニーナちゃんが
封印するためのおまじないの釘が抜けて現れるところからお話が始まります

他にラーナちゃんというキジムナーや
シーサの化身のイーナちゃんも
次々に登場するのですが

キジムナーなどの人外キャラ属性は
お話にほとんど影響を与えていません

3姉妹と3人のお友達のお話ですね


一番印象的だったのはデザインです
映像がとても綺麗でした
南国沖縄をイメージしているのでしょうか
パステルカラーの色調を多用して
とてもカラフルです
っていうか個人的にはちょっとキツイくらいの色使いなのですが

花びらが風に流れるイメージや
木漏れ日が風に揺れる描写は
日常系ショートアニメとは思えないほどのクオリティ

一話約3分っていうのが
なんかちょっともったいない感じがしました


お話は
日常系で一話完結の構成です

ニーナちゃんなどキジムナーの
特殊な能力(魔法みたいな)の描写はほぼ皆無で
どちらかといえば
ギャグ系路線ですね

そして
日常といっても
沖縄ならではのお話がたくさんあって
新鮮な感覚です

お喋りもみんな沖縄の方言で
人間の登場人物のキャスティングを沖縄出身の方にされているみたいで
なんだか温かみを感じます

特に
5話に登場した
みみちゃんとここなちゃんの会話がとてもハマりました


沖縄ならではといえば
ナルホドって思うお話が2つほど・・・
3つほどでしょうか

ひとつは
11話から13話(最終回)にかけて

11話はフール(沖縄の方言でトイレ)の水が出なくなって
みんなが困るお話

12話と13話は
ある理由で水の精霊の「カーナ」ちゃんを怒らせてしまい
罰としてお店の水を止められてしまいみんなが困るお話

まあ
トイレのお話なんかは
他のアニメ作品なんかでもありがちですが(最近はないかな)

3話続けて
しかも水にまつわるお話でまとめるなんて

周りを海に囲まれていて
水はとても貴重なんですね


もうひとつはEDの「ゆいまーる☆わーるど」という曲
三線(さんしん)の演奏が沖縄って感じで
アップテンポでかわいい曲です

タイトルの
「ゆいまーる」って
沖縄の方言で
「相互扶助」を順番にかつ平等に行っていくこと(wikiより)

集団でお仕事を回して共同作業をすることから
ゆい(結)とまーる(回る)でゆいまーる
だそうで
広い意味では親戚や近所
友人と長い付き合いをする意味でもあるそうです

海に囲まれ
他の土地からの人の出入りが少ない土地柄から
隣近所や友人との繋がりが強い
沖縄ならではの
方言ですが

言葉自体のやわらかいイメージが
なんだか"沖縄"って感じがしました


さりげなく
沖縄のトリビアを知ることができる作品ですね

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

純正ご当地アニメ

はいたい。
沖縄の方言でこんにちはの意味(「はいさい」の女性言葉だそうです)。
七葉は、”ななは”ではなく”ななふぁ”と読みます。
沖縄に住む3姉妹とおばぁ、そして森の精霊キジムナー達が織りなすショートコメディです。
最初は沖縄限定で放映されていましたが、後にCSチャンネルで全国放送もされました。
声優さんも沖縄で公募して採用したそうで、セリフも沖縄訛りで喋る地域密着PRアニメです。


さて、どういう作品かというと、内容はチョット脈絡がありません。
キジムナーが騒動を起こしたり、他愛もないネタで話を広げたりするギャグ色の強いドタバタ劇なのですが、その割にオチが弱く、
それで?
って感じで視聴時間が終わってしまいます(。・ω・。)
いや、まぁ、可愛いので、こういうのもアリといえばアリなのですが。

結局はキャラと沖縄文化をプッシュするアニメ。
コメディやギャグにするには、どうにもパンチが弱い、というか1話が5分弱しかないので状況が掴みきれないといった印象。
デザインは今風の萌え絵でよく出来た可愛いキャラなんだから、もっとほのぼの路線で地元を紹介した内容でもいいと思うのですが、妙にハイテンションで、イマイチギャグがスベりやすいのが難点でした。
面白くないわけではないのですが、もうひとつ”何か”が欲しいといったところ。


でもホント、キャラデザは可愛い。
ローカルアニメで埋もれさせておくにはちょっと勿体ない素材ではあります。
公式ページやOPを見ると、まだまだ活躍させていない登場人物はいっぱい居ますので、そのキャラ達を絡めてくると、もっと面白くなるかも?と思わせるポテンシャルは秘めています。

この春から2期も決定しているそうで、ちょっと期待のショート作。
残念ながら、まずは沖縄の人しかみられないようで・・・・・

全国放送を気長に待ちましょう^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

60.4 3 三姉妹でハートフルなアニメランキング3位
ぽぽたん(TVアニメ動画)

2003年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (38)
212人が棚に入れました
人気美少女PCゲームをTVアニメ化した萌え系ラブコメアニメ第1弾。
時空を飛び越えながら旅を続けるあい、まい、みいの三姉妹とメイドロボットのメアーの4人が、その訪れる先々で出会った人々と交流を重ねていく。
三姉妹は理由の分からないまま、一定時間で強制的に時空転移により別の場所に移動させられるという形で旅を続けており、年を取ることもできないため、常に自分達の存在意義や人々との交流の是非を自問し、苦悩していく。

声優・キャラクター
大原さやか、浅野真澄、桃井はるこ、門脇舞以、川澄綾子、甲斐田ゆき、中原麻衣、川上とも子、野川さくら、高田裕司、宍戸留美

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

思い出を作るのはいけないこと?

あい、まい、みいの三姉妹とメイド機械のメアーの4人が
時空を飛び越えながら、ある目的のために旅をするおはなし

三姉妹の意思に関係なく一定時間で強制的に時空転移してしまうので、
その時間その場所での出来事は儚いものになってしまいます
それでも記憶は残り続けるので、三姉妹は苦悩するわけです
思い出は時に人を苦しませ、縛りつけるものなのですね
自分達の存在意義は何なのか、人との交流を避けるべきなのか…
思ったより暗い作品でした


作品名から、こんな展開が待ってるなんて誰が予想できるのだろうか
鬱とまではいかないまでも、なかなかにシリアスな物語で驚きです

その反面、あいまいみー三姉妹たちは明るい正格の持ち主です
幼いみいが暴れ、活発なまいがツッコみ、おっとりしたあいがその様子をニコニコと見守る
幸せな雰囲気が滲み出ており、
暗めの物語との対比が逆に不気味でした(良い意味で)
それと、普段はクールで忠実なメアーの隠れた本性は笑えました


OP「ぽぽたん畑でつかまえて」 歌ーUNDER17
ED「S・U・K・I」 歌ーFunta

私の作風の勘違いは主題歌のせいでもあります
何この明るいOP…!
日常系アニメだと思った私は悪くないよね?よね!?
2つとも良い曲です



不思議な雰囲気に包まれた作品で、
世界観が気に入ったとかではないのですが、勝手に引き込まれました

ファンタジー要素はあるにはあるのですが、物語の中身はリアリティに溢れており、
面白いかどうかは別にして興味深い作品でしたね
不思議系アニメが観たくなったときにおすすめです

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24
ネタバレ

めかぶ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

なんちゅうお話を作るんだ・・・

あい、まい、みいの三姉妹とアンドロイドメイドのメアーが時空を超えて旅するお話

可愛いキャラクターとは裏腹にとても残酷な内容です
(メアーが毒を吐くとか笑えるところはあるんですが)
{netabare} 旅をすると言っても強制的に家ごと見知らぬ場所へ飛ばされるし
歳も取らない、思い出は悲しいものにしかならないので
自分たちの存在意義が何なのか苦悩しています{/netabare}
そして何かを探している

思い出を作ることすらこの三姉妹には許されないのか?

あの結論は果たして三姉妹にとって幸せなことなのか?

メアーだけは何か知っているようですが・・・

この三姉妹の行く末が気になって調べたところ
原作は18禁ゲームで内容は全く違うとのことで全て謎のまま

三姉妹が明るい性格なだけに
観終わったあとなんとも言えない気持ちになりました

あとお風呂シーンやたらと多かったですよ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

心底に来るアニメ切望 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

(一部レビュー文章を追加しました。)初回放送当時としては珍しいHV制作萌アニメ。内容の方は…、主演声優陣の演技の良さ以外は良くも悪くも平均点な美少女アニメでした。

たまたま当時のBS-iで時間があったのでリアルタイムで観ました。エピソードによっては切ない物語展開もありましたが、大体はファンタジー&ミステリアス風に淡々とストーリーが進んでいたと印象が強かったです。
本当にタイトル通り、主演声優陣の高演技と当時まだ珍しいHV制作以外はこれと言った良くも悪くも嫌な印象が無かったが強くインパクトも皆無だった、って感じの萌アニメでした。
ちなみにこのアニメ、結構、美少女キャラ達、乳を見せていました…。本当に今ではこれだけでも炎上騒ぎになりますから、この頃はまだまだ多少は寛容さが残っていた時代ではありましたね…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

69.3 4 三姉妹でハートフルなアニメランキング4位
ちみも(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (43)
105人が棚に入れました
「ちみも」、それは、変幻自在に動き回る12匹の謎の生き物たち。 彼らは、<地獄の使者>と名乗る鬼の形相をした「地獄さん」と共に人間界に現れた魑魅魍魎(ちみもうりょう)のこと。 ちみもと地獄さんがやって来た目的はなんと、人間界を【地獄】にすることだった! 人間界地獄化計画を実行するため、その目的を隠しながら、「むつみ」「はづき」「めい」の三姉妹が暮らす鬼神家に居候することに。 コロンとした見た目の謎の生き物・ちみもたちと、見た目はこわいけどちょっと間抜けな地獄さん、強烈キャラの三姉妹が繰り広げる、笑えてほっこりする日常。 果たして、人間界地獄化計画はどうなるのか!?

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

地獄さん、地獄から地獄へやってきた

【紹介】
人間界を地獄にするために地獄から鬼が眷属を連れてやってきて生きづらい人間界でのんびり三姉妹と一緒に生活するゆるふわ日常ギャグアニメで、夕方に放送されてそうなアニメ

【感想】
クスリと笑える感じのギャグが心地よく、とてもかわいくて面白かったです!
ゆるいアニメ見たいならオススメ!

見た目は子ども向けのゆるふわだけど、ネタは大人向けなので疲れた大人向けの癒し系アニメかな?
慣れない人間界の暮らしに四苦八苦して三姉妹におびえる地獄さんが面白い

このアニメみてると人間界って理不尽なことだらけで、地獄とは何か?を考えさせられます
仏教の教えで「四苦八苦」この世はあらゆる苦に満ちているという話がありますが、もしかしたら現実こそが地獄なのかも?
そういう世の中のおかしなことをゆるーく風刺されていて、面白いアニメだと思いました

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ちみも役の声優に驚かされた

面白かったです。ほのぼのとしてとても心温まる作品でした。
内容的に深夜帯よりも、NHKのEテレで夕方に放送した方が良さそうですが。

可愛い物好き、マスコットキャラ好きの私にとって、本作を気に入った一番の理由はちみもの存在です。
特に第8話のちみもがお気に入りで、助けた子猫を匿うために猫の形に変形したり、必死に頑張っているちみも達が可愛くて可愛くて。
もし主要キャラが三姉妹と地獄さんだけだったら、そこまで気に入ることは無かったと思いますが、ちみもがいたことで私の評価はかなり上がりました。ちみもグッジョブです。

それから本作で衝撃的だったのが、ちみもの声優ですね。
てっきり女性声優のどなたかと思っていましたが、まさかの {netabare}諏訪部 {/netabare}さん。
特番でこの事実を知った時はマジで驚きました。
プロ声優さんって本当に凄いですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

子供向けですね。なぜ深夜に…?

ほんわかしたキャラクターの織りなすハートフルコメディーでしょうか。
ちみもというのは魑魅魍魎の略だそうです。

可愛らしいキャラクターの子供向けっぽい内容ですね。
ほんわかして悪くないですが…。
なぜ深夜に?
よくわかりませんが、今のアニメは録画、ネット配信も当たり前ですし時間帯を気にする必要は無いのかもしれませんね。

ジャバウォックさんが現代社会で苦労するところはちょっとおもしろかったですし、決して悪くはなかったですが、ほんわかするだけの内容なら一話切りかな。

三姉妹と同居生活とか、絵柄が魅力的なら見たと思いますが。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0
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