人魚姫TVアニメ動画ランキング 3

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早速見ていきましょう!

88.3 1 人魚姫アニメランキング1位
カレイドスター(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★★ 4.1 (1541)
8194人が棚に入れました
アメリカに、サーカスとミュージカル、マジックを組み合わせたようなエンターテイメントを提供する集団があった。その名を「カレイドステージ」という。
幼い頃に見たカレイドステージに憧れ、単身日本からやってきた苗木野そら(なえぎのそら)は、選ばれたものにしか見えないステージの精霊であるフールが見えるが、新体操しかやったことが無く、演技については完全な素人。しかもオーディションに遅刻して来た上にカロスが特別扱いする為、レイラから完全に敵視されることに…。
しかし、さまざまな試練に遭遇しながらも、持ち前の前向きさと身体能力、そして根性でそれらを乗り越え、やがてカレイドステージの花形、カレイドスターへと変身していく…。

声優・キャラクター
広橋涼、大原さやか、西村ちなみ、渡辺明乃、水橋かおり、櫻井孝宏、中原麻衣、折笠富美子、小桜エツコ、子安武人、下野紘、藤原啓治、久川綾、大森玲子、あびる優

さもぽ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

本当に すごい アニメ

最初はあまり期待してませんでしたが、観てみるとすっかりハマってしまいました。
自分が人にお勧めするアニメを選ぶとしたらまず真っ先にカレイドスターを上げます、キャラ、ストーリー、音楽、作画、全てが素晴らしい中、やはり演出が本当に素晴らしいと思います、あとで知ったのですがセーラームーンやお邪魔ドレミなどを手がけた監督さんなんですね、1話見始めた時に少女向けっぽいなと思っていましたが、観ていく内にそんな考えは吹き飛びました。
まさに萌えならぬ燃えアニメ!今までアニメで泣いた事はありますが大体はキャラが死んじゃったりな悲しい涙でしたが、このアニメは本当に自然に感動の涙がでてきました。
一度は見て欲しいアニメだと思っています。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 24

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高のアニメ

今まで10年くらいアニメを見ていますが、この作品以上のものには出会えていないし今後出会えないと感じるほどすばらしいアニメでした。
中学、大学、大人になった現在いつ見てもとても感動することができました。

④クールの長編オリジナルアニメであるにも関わらず、ストーリーの完成度は他の作品と一線を画していると思います。
内容は21世紀の王道スポコンアニメといったところでしょうか。各キャラがしっかりとしているし、物語りも途中でぶれたりしません。主人公ソラのがんばりを見ていると自分も元気ややる気をもらえました。



カレイドスターはとてもさわやかな涙を流せるアニメだと思います。
自然と涙は出てくるのだなと実感できた最高のアニメでした。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 104
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

真のスターの輝き、そして、競うことの意味、を問う作品

10年以上前の作品ですが、あにこれでも熱いファンの多い名作アニメ。
全51話と長かったけれど、第39話まで頑張って視聴した結果、見て良かったと思える作品になりました。
特にラスト手前の第50話でかなりの感動を経験。

《内容》
{netabare}
(1)主人公の少女(そら)がカレイドスターになる夢に向かって懸命に努力して羽ばたいていく話(ただし彼女の「真の夢」とは何か、が一歩踏み込んで問われることになる)、であると同時に、

(2)彼女の憧れであるもう一人の主人公(レイラ)が自身のカレイドスターとしてのキャリアを完全燃焼し、後輩の少女(そら)にバトンを託す話でもある。
{/netabare}

放送期間 2003年4月3日 - 9月25日(第1期) 
     2003年10月4日 - 2004年3月27日(第2期)

話数 全51話(但し総集編が2話あるので実質49話) + OVA全3話
(第1期:全26話、第2期:全25話)

表向きの主人公 苗木野そら(16歳)
裏の主人公   レイラ・ハミルトン     

原作 佐藤順一
監督 佐藤順一(第1期) 
   平池芳正(第2期)
シリーズ構成 吉田玲子

※以下は各回の評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×が付いている話は脚本に大きな疑問を感じた回
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カレイドスター(第1期)
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{netabare}
1 初めての! すごい! ステージ ★ カレード・ステージに出演・合格する話
2 孤独な すごい チャレンジ ★ ゴールデン・フェニックの特訓をする話
3 遠い すごい ステージ ★ ステージを脇から支えるクラウンになる話
4 がんばれば すごい チャンス ☆ 3人娘でシンデレラ公演の魔女を演技する話
5 いつも すごい 遠い家族 ☆ そらの父親が公演を見に来る話
6 小さくて すごい オットセイ ☆
7 笑わない すごい 少女 ☆ ディアボロの天才ロゼッタ登場回
8 つらくても すごい スター ☆ 公演のスター・レイラの誕生日と父親の話
9 主役への すごい 挑戦 × 人魚姫のオーディション。そらが怪我に怯える話
10 主役への すごい 壁 ☆ レイラとは違う人魚姫を演じる話。初めて主役を務める苦しみ。
11 アンナの すごくない お父さん ☆ アンナのサイド・ストーリー
12 熱い すごい 新作 ★★ レイラと新作の競演をするための試練
13 嵐を呼ぶ すごい 競演 ★ パイレーツをレイラと競演する話
---------------- OP/ED 変更 -----------------------------
14 怪しい すごい サーカス ☆ 他劇団での経験。ケンの決意
15 歌姫の すごい 愛 ☆ サラ&カロス回
16 黒い すごい 噂 ☆ 親友まなみ登場。引き抜きによる劇団の危機
17 燃えろ! すごい ミア ☆ ユーリの復讐
18 ユーリの すごい 罠 ☆ 最後の公演。フールが見えなくなる。
19 家族の すごい 絆 ☆ そらの両親の訪米。妹が誕生する話
20 ゼロからの すごい スタート ☆
21 謎の すごい 仮面スター ★ 仮面スターとの競演
22 仮面の下の すごい 覚悟 ★★ 演技コンテスト。急展開。フールが見える
23 幻の すごい 大技 ☆ レイラとの競演が決定。グランド・キャニオンで特訓
24 まだ続く すごい 特訓 ☆
25 ふたりの すごい 絆 ☆
26 傷だらけの すごい 復活 ★ 「幻の大技」。「貴方は私の夢」。第1期完結{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)6、☆(並回)17、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.8

《幸福な西海岸~掴みはさすがに上手い》

第1話の初めに、{netabare}カレイドステージの入団テストを受けるためにアメリカに到着した主人公そらの様子が描かれますが{/netabare}、いかにも陽気で明るい南カリフォルニアの雰囲気がよく描かれていて、すんなりストーリーに入り込めました。
第2話・第3話も、ドラマチックな展開を織り込みつつ上手に話しをまとめていて納得の出来栄えでした。

《面白いけど違和感も強かった第1期》

その後ストーリーは紆余曲折を経ながらも、主人公そらと彼女の憧れのスター・レイラさんが{netabare}様々な妨害や困難を乗り越えて、「幻の大技」の競演に向けて厳しい特訓を繰り返し、ついにこれを完成させる{/netabare}というスポ根的な王道展開を見せます。
確かに面白かったのだけれど、上の各話評価のとおり、この第1期は★★(星2つ)が僅か2回という、個人的には余り納得できない出来と感じてしまいました。
しかし名作という評判を信じて、我慢して第2期へ。

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カレイドスター 新たなる翼(第2期)
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{netabare}
---------------- OP/ED 変更 -----------------------------
27 スターへの すごい プロローグ(前編) (前半総集編1)☆
28 スターへの すごい プロローグ(後編) (前半総集編2)☆

29 新しい すごい ライバル × レオン&メイ登場回。展開がかなり強引
30 もう一人の すごい 新人 ☆ ロゼッタ回
31 情熱の すごい ライバル ★ 「レイラさんに謝れ!」回
32 氷の上の すごい 対決  ★★ メイとドラキュラ公演のヒロインを争う話。そらの弱点とは?
33 汗と涙の すごい ロゼッタ ☆ ロゼッタの特訓を手伝う話
34 やっぱり すごい レイラさん ☆ レイラを追いかけるのではなく、そら自身の夢を持つ必要を指摘される
35 マリオンの すごい デビュー ☆ キッズ・ステージを作る話。マリオンのデビュー
36 レオンとの すごい 特訓 × サーカス・フェスティバルの特訓。レオンの行動が異常
37 二人の すごい 悪魔 ★ メイの本気が見られる回。「デーモン・スパイラル」
38 天使の すごい 反撃 ★ そらの本気が見られる回。「天使の技」初出
39 惨酷な すごい 祭典 ★★★ フェスティバルの意外な結末
40 絶望の すごい 帰国 ★★ そらの夢がようやく固まる
41 再出発の すごい 決意 ★★ かなり意外な展開。ソフィーとは誰?
42 屈辱の すごい 共演 ★★ 意外な展開の続き
43 ポリスの すごい プロポーズ ★★ そらの演技がもたらすもの
44 笑顔の すごい 発進! ★★ メイの目から見たそら。笑顔の重み
45 レオンの すごい 過去 ☆ 「天使の技」の秘密1
46 宿命の すごい 決斗 × 「天使の技」の秘密2。ソフィーとの約束
47 舞い降りた すごい 天使 ★ みんなの天使の心を呼び覚ます技
48 傷ついた すごい 白鳥 ☆ 争いのないステージ
49 ひとりひとりの すごい 未来(あした) ☆ 最後の試練
50 避けられない ものすごい 一騎討ち ★★★ 競うことの意味
51 約束の すごい 場所へ ★ 最高の喝采。「貴方は私の誇り」。第2期完結{/netabare}
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★★★(神回)2、★★(優秀回)6、★(良回)5、☆(並回)9、×(疑問回)3 ※個人評価 ★ 4.4


《第1期の違和感の原因がはっきりした第39話以降の展開》

ネタバラシはしませんが、頑張って視聴し続けて良かったと感じた第39話(★★★(3つ星評価))
そして、続く第40話から第44話まで、この作品の本当のテーマ(のひとつ)が次第に明らかにされていきます。

《裏の主人公レイラの望み》

ラスト手前の第50話(★★★(3つ星評価))ではこの作品のもうひとつのテーマが明かされます。
ここが本当の圧巻(クライマックス)。
最終話の第51話が霞んでしまうくらいの出来でした。
素直にこの作品を視聴できて良かったと思いました。

※以下、ファンサービスの後日談等(OVA)

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カレイドスター 新たなる翼 -EXTRA STAGE-『笑わない すごい お姫様』
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{netabare}
52 次のスター候補ロゼッタと妖精フールの話 ☆
{/netabare}

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カレイドスター Legend of phoenix 〜レイラ・ハミルトン物語〜
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{netabare}
53 - 2話分(約51分)。後日談+レイラ視点での物語 ☆
{/netabare}

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カレイドスター ぐっどだよ! ぐぅーっど!
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{netabare}
54 - 2話(約24分×2回)。 (本編のパロディ) ☆
{/netabare}

《総評》

2003~4年制作の作品なので、作画・演出のレベルはどうしても低く、脚本も色々と粗(あら)が目に付いてしまうので、他作品との兼ね合いでそれ程高い点数は付けられませんでしたが、実際に視聴すれば、点数以上の感動がある作品だと思います。
また、作品テーマという面でも、近年の人気アニメ(かつ名作アニメ)である

①アイドルマスター (スターの輝き、リーダーシップとは何か)
②ガールズ&パンツァー (競うことの意味、その最良の結末)

に、それぞれつながるものがある(※なお吉田玲子氏は②ガルパンのシナリオ構成も担当)と個人的には考えており、その点でも experience としての視聴価値の高い名作アニメであると思います。

《後記》  ※(2015.3.10追記)

上記の①アイドルマスター(2011年)、②ガールズ&パンツァー(2012年)は、カレイドスターで描かれた作品テーマが、それぞれより深化し洗練された形で描かれた作品といえると思います(※なお、両作品にはそれぞれ固有のテーマもあります)。

カレイドスターが、

(1)全4クール51話という冗長な部分も多い大作であり、
(2)作画・演出とも現代の目から見ると古臭さが否めないこと

を考慮すると、もしこれから、こうしたテーマの作品を視聴したいと考える方がおられれば、視聴の優先順位としては、①アイマス、②ガルパン、を先とした方がより効率的かも知れません。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 55

61.9 2 人魚姫アニメランキング2位
ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (96)
514人が棚に入れました
日本の裏社会を牛耳る女、藤堂は不二子を人質にして、幻の宝「人魚の鱗」をルパンに盗ませる。だがルパンが盗み出したものは偽物で、藤堂は何者かに殺されてしまう...。この不可解な事件を追うと浮かび上がってくる、八百年も生きたと云われる八百比丘尼という女の伝説...。彼女が残したとされる財宝の謎に迫るルパン。一連の事件を裏で操る氷室という人物と、ルパンの弟子になりたいという少女麻紀。すべての謎を紐解くと、徐々に浮かび上がってくる真実の物語とは!?そして、その果てにルパンが盗みだすものとは...!?

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

声優陣交代!!

ドラえもんの声優陣交代に続く激震!
声優交代は成功するか?

◆この作品の内容は・・・
八百年も生きたといわれる「八百比丘尼」。
人魚の肉を食べれば永遠の命と若さが手に入るという人魚伝説が今回のテーマ。
ルパン達は、傷を負ってもたちどころに治ってしまう不思議な体質の女性と関わり、「八百比丘尼」の財宝を狙うお話です。

◆声優陣交代・・・
ついに主要キャラの声優陣が16年ぶりに交代です!
交代するキャラは五ェ門・不二子・銭形警部の三人。
1年以上のオーディションでキャストを決定したらしいです。

◆五ェ門役は・・・
「井上真樹夫」に変わり「浪川大輔」がキャスティング。
「浪川大輔」は「君に届けの風早翔太」、「Fate/Zeroのウェイバー」、「ガンダム00のミハエル」などや洋画「ターミネーター2のジョン・コナーの吹き替え」などを担当しています。
懐かしき「グーニーズのマイキー」もこの人だったのですね。

◆不二子役は・・・
「増山江威子」に変わり「沢城みゆき」がキャスティング。
「沢城みゆき」は「ローゼンメイデンの真紅」、「図書館戦争の柴崎麻子」、「君に届けの矢野あやね」、「化物語の神原駿河」などを担当。
ルパンを惑わす女の魅惑をどこまで出す事ができるのか?

◆銭形のとっつぁん役は・・・
「納谷悟朗」に変わり「山寺宏一」がキャスティング。
「山寺宏一」は「エヴァンゲリオンの加持リョウジ」、「攻殻機動隊のトグサ」の他、洋画の吹き替えや俳優など様々な場で活躍しています。
「七色の声を持つ男」と呼ばれる彼の銭形警部はどうなるか?

◆声優交代は成功するのか・・・
正直なところ、ストーリーよりもこちらの方が非常に気になる作品です。
TVでちょっとだけ彼らが声を当てた映像が流れていましたが、これが意外と違和感がなく、特に不二子役の「沢城みゆき」が結構ハマっいました。
声優陣の交代はガラリと雰囲気が変わり、全く別のアニメともなってしまう事もあります、
12月2日の金曜ロードショーでこの作品が放送されるのでこのキャスト変更がうまくいくかどうか見逃せませんね!

◆視聴・・・
結論から言わせて頂くと、私的にはこの声優交代は大成功でした。
それぞれのキャラの雰囲気を見事に表現した声優さんの実力の凄さを実感。

◆五ェ門役を演じた「浪川大輔」の声は・・・
「君に届けの風早翔太」役のようなさわやかな声質のイメージが強かったのですが、サムライの渋い声をうまく演じていました。
ただこの作品ではセリフが圧倒的に少なかったのが残念というところ。
そして五ェ門の名言「またつまらぬモノを斬ってしまった」・・・このセリフが使われなかったのは一体なぜなのか?
このセリフは「井上真樹夫」だけが使えるセリフという意味なのか?
それとも今回は様子見で十分に「浪川大輔」の声が定着してから使われるという事なのか?

◆不二子役を演じた「沢城みゆき」の声は・・・
男を惑わす妖艶の美女。
その不二子の声に「沢城みゆき」を当てたのはこれ以上にもないキャスティングと言えるほどマッチしていました。
ただし、これは「増山江威子」の声を完全に意識したキャスティングでもあり、悪い言い方を言えば「増山江威子」の声真似に過ぎないとも言えなくもない。
しかし、「沢城みゆき」の若々しい魅惑の声にはゾクゾクしちゃいました。

◆銭形役を演じた「山寺宏一」の声は・・・
ルパンの宿敵、銭形警部がいつもよりカッコよく見えたのは気のせい?
銭形警部という人物は凄腕の刑事であり、やる時にはカッコよく決めるものの、時にはお茶目、時には間抜けでドジっぷりを見せます。
「山寺宏一」の声もすごく上手ではあったのですが、もう少し間の抜けた声でも良かったかと思います。
「山寺宏一」といえど、さすがにあの声で「ラーメン食うか?」と間抜けっぽくは言えないでしょう(笑)
それだけ前任の「納谷悟朗」が偉大だったという事なのですが・・・^^;

◆その他の評価・・・
ゲスト声優に「ドラゴンボールの悟空を演じた野沢雅子」や「ガンダムSEEDのアスランを演じた石田彰」など大物を起用。
作画に関しては、作画担当が「スタジオジブリや世界名作劇場」を手掛けた人という事もあり「カリオストロの城」の時のようなジブリ臭の作画でした。
このあたりから制作者サイドの「この作品を失敗したくない」という意気込みを感じたのですが、「野沢雅子」の扱いはちょっとひどい^^;
肝心のストーリーは今回は泥棒というよりは怪奇といった感じでした。
ハリウッドばりの怪奇な展開をルパンでやる必要はなかったように感じましたが、ルパンが「なぜ泥棒という稼業を続けるのか」という疑問に直面しこの描写は非常に良かったと思います。

◆最後に一言・・・
次元の声優は今後どうなるのでしょうかね?

投稿 : 2024/05/25
♥ : 22

70.6 3 人魚姫アニメランキング3位
トロピカル~ジュ!プリキュア(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (22)
80人が棚に入れました
小さな島で生まれ育ち、
春から都会の中学校に通う
中学1年生の《夏海まなつ》。

故郷ふるさと の島から引っ越してきた日、まなつは、
《伝説の戦士・プリキュア》を探しに1人で地上へやってきた
“人魚”の女の子《ローラ》と出会う。

ローラの 故郷ふるさと 《人魚の国・グランオーシャン》は、
暗い海の底に住む《あとまわしの魔女》の襲撃をうけ、
《やる気パワー》がみんな奪われてしまった。
人間のやる気パワーまで奪われたら、世界は大変なことに…!

そんな中、地上に現れたあとまわしの魔女の召使いに
ローラが捕まって大ピンチ!

「わたしの《今、1番大事なこと》!それは…!」
メイクでトロピカルチェンジ!やる気全開!
まなつは、伝説の戦士・プリキュア《キュアサマー》に変身!

プリキュアに、学校に、部活に!
春夏秋冬いつでもムテキのやる気で、
みんなトロピカっちゃおう!

声優・キャラクター
ファイルーズあい、花守ゆみり、石川由依、瀬戸麻沙美、日高里菜
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

常夏のプリキュア、最後までトロピカってた

【紹介】
わざわざ紹介する必要もないプリキュアシリーズ第18作目
今回のコンセプトは「夏」「海」「トロピカル」「オシャレ」「メイク」「元気とやる気」

前回のプリキュアはシリアスなテイストでしたが、今回のプリキュアは学園生活が多めの日常中心でギャグがかなり多めなのでちょっと好みが分かれそうですが、私はどちらも好きです。

【メイクについて】
子ども向けだからなのか、メインテーマの一つのはずのメイクはシナリオ的にもビジュアル的にも結構扱いが雑な感じで扱いが小さく、あまりこだわりが感じられなかったのが残念なポイントです。
見た目は確かに綺麗で華やかでしたが、視聴者層を考えればもっとシナリオの主軸としてメイクを大きく取り扱って、こだわりを持って描いたほうがウケがいいのではないでしょうか?
小学生でも高学年になるとメイクに興味深々ですので見る目は厳しいかもしれませんよ。

【作画・音楽】
言うまでもないですが、綺麗です。
キャラデザも衣装のデザインも素晴らしくて何も文句ないですね。
オシャレがテーマになっているので、変身シーンも女の子がメイクをしていくような感じが良かった。
メイクって変身って言いますしね。

主題歌も相変わらずはずれがなくて、テーマ通りの軽快で元気がもらえる楽曲がとてもいい

【キャラクター】
まずマスコットのくるるん超かわいい。ただいるだけでかわいい。

役割がちゃんとはっきりしていて、みんなで補い合っている感じが良い
ローラは最近のプリキュアシリーズには珍しいタイプのキャラでいい味出していると思いました。
みんないい子で雰囲気良いのもいいけど、こういうキャラクターもいるとより深みが増しますね

敵のやる気がなくてやる気を奪うという設定が微妙ですね。
敵としての魅力が全然なくて、夢いっぱいの女の子達の日常に水を差して邪魔してる感じが残念だった。

【シナリオ】
最初から最後までギャグ多めで感動あり笑いありのバランスの取れた良いアニメでした。ギャグについては子ども向けなのもあってちょっと大人が見ていると苦笑いになるようなところもたくさんありました。
シナリオ全体としての軸がわりとあいまいで、各話単体として完結する話が多かったですね。
途中から見てもわかりやすい仕上がりなのは良いことですが、作品全体としての一貫したシナリオももう少ししっかりしてほしいです。

今回は女の子が大好きなオシャレとか学園生活とかとにかく楽しく日常を過ごすことを多く描写しているので毎日楽しそうでいいなーと思いました。
ただ、部活をみんなで楽しく遊んでいるだけに見えてしまっているので、別の目的を持たせれば話にメリハリが付けれたと思う。

それでもやっぱりプリキュア好きだなあ

ローラのエピソードがとても良かったです。
{netabare}
最初は女王になるためのコマとしか見てなかったのに、一緒にいる間に対等な仲間として見るようになって女王になれる道を蹴って「人間になりたい」って言って変身するところがとても良くて一番好きなエピソードでした。本作品の見せ場の一つだと思います。

アニメ見てローラを気に入った人も、ローラ微妙かもって思った人もぜひ劇場版を見てください!!
{/netabare}

【総評】
今回のシリーズは女の子達の楽しい日常というイメージが強かったです。視聴者層の女の子達にとってはオシャレで夢があってキラキラしていて良いと思います。

大事なのは大人がどう思うかよりも、子どもたちが楽しめるかどうかだと思います!
私は最初から最後までとても楽しかった。
特に最終回はまなつに泣かされました。
多くの笑いと感動をありがとうございます。

そして来週からは待ちに待った新シリーズが!!
今度は食べ物がテーマのようです。
公式サイト見ると、キャラクター3人のデザインが和風、中華風、洋風に分かれていてお料理が深くかかわってきそうなのが面白そう。

食べることと人に勇気を与えることは関係が深いと思ってて
プリキュアと相性良さそうでとても楽しみです。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 10

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

南国テイストなプリキュア

ハートキャッチプリキュア!とも共演していたのが印象的だった。

主人公の夏海まなつ・キュアサマーを絶賛売り出し中?のファイルーズあいが演じていることも印象的。
人魚のローラもプリキュアになってキュアラメールになっていることも印象的。

南国テイストだけあってかなり明るい雰囲気で進行していくが、一之瀬 みのりのように寡黙なキャラクターもいる。キュアパパイアになるとなんか明るい雰囲気になっている。

後回しの魔女なる存在がおり、伝説のプリキュア?との決着を先延ばしにしすぎて何をすべきかすら忘れて思い出すことも後回しに。
今すべきことはすぐにやろう。明日やろうはばかやろうということですね。


OP
Viva! Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア 歌 Machico
Viva! Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア withトロピカる部 歌 Machico コーラス トロピカる部
Viva! Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア〜トロピカる部Ver.〜 歌 トロピカる部
ED
トロピカ I・N・G 歌 吉武千颯
エビバディ☆ヒーリングッデイ!&トロピカ I・N・G エンディングリレー 歌 宮本佳那子・吉武千颯
あこがれ Go My Way!! 歌 北川理恵・吉武千颯
シャンティア〜しあわせのくに〜 エンディング主題歌Ver. 歌 キュアサマー(ファイルーズあい)・キュアコーラル(花守ゆみり)・キュアパパイア(石川由依)・キュアフラミンゴ(瀬戸麻沙美)・キュアラメール(日高里菜)・キュアブロッサム(水樹奈々)・キュアマリン(水沢史絵)・キュアサンシャイン(桑島法子)・キュアムーンライト(久川綾) 挿入歌
なかよしのうた 歌 ローラ(日高里菜)
なかよしのうた〜いっしょにうたおう♪だいすきなともだち〜 歌 ローラ(日高里菜)、夏海まなつ(ファイルーズあい)、涼村さんご(花守ゆみり)、一之瀬みのり(石川由依)、滝沢あすか(瀬戸麻沙美)

あこがれ Go My Way!!が凄い頭に残った。一緒に踊りたくなる。勿論、OPも良き。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

ふじお さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

泣いた笑った感動した

デパプリに続いてプリキュア完走二作目。デパプリと同様笑って泣いて感動して萌えてホッコリして盛りだくさんでプリキュアって本当にすごい!

音楽がヤッパリちゃんとしてるな~。夏といえばなサウンドがバッチリです。ピアノのモントゥーノをアニソンで聴いたのは初めてかな。サンバとラテンが上手く混じってる。クラーベ風フレーズのキメにタンボリンも入ってて面白い。劇伴も物語を邪魔せずしっかり盛り上げるのにしっかりメロも聞こえてくるという控えめに言って最高という。
しかしギターと管楽器で主メロとるT-square風のサウンドって今の若い人たちも夏を感じるのかな?

あとローラが超魅力的。高飛車なのに芯の強い優しさに溢れてて努力もできてドヤ顔可愛くて顔芸面白くてこんな魅力的なキャラ他にちょっと思い浮かばない。

あとヤッパリラスト。観てるこっちがだだ泣きしてる最中に爆笑もさせられるというね。この話創ったひと天才かよ?ってなったね。

これでまだ2/20なんだから全作制覇までたっぷりあってまだまだ死ねませんね。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2
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