四畳半愛好家 さんの感想・評価
4.1
おいおい、おもしれぇじゃねーか…。(何故か上から)
毎年4月の風物詩「劇場版名探偵コナン」
今作も「いつものようにディスり倒してやるぜ」って気持ちで観に行きましたが…(我ながら嫌な客だ)
結論から言うと「なんだよ…普通におもしれぇじゃねーか…。」(´・ω・`)ってなりました。
本当にひさあああああああしぶりに事件がしっかりしています!
動機も事件の予想のつかなさも事件における感動シーンも…今回ばっかりは認めざるを得ない…。脚本しっかりしてるじゃねーか…と。
推理を求めていた自分大歓喜の映画でした!
更に今作は、平次と和葉のカップリングがフューチャーされている映画。名作「十字路」ばりの2828感。
アニメのカップリングが大好物な自分大歓喜!(またか)
ただ、本当にロマンチックな展開を求めている人(カップルで観に来ている人とかさ…)には、今作の恋愛要素は物足りなかったかな…と思います。
いわゆる「恋愛映画」にするには、平次も和葉も元気が良すぎです 笑
平次と和葉はこういう関係だから良いんですけどね…
最高にキュンと来たセリフが{netabare}
平次の「手離したら…殺すぞ」ってセリフです。字面だけ見たらあれですが…。{/netabare}
このセリフにはやられましたな。(女子か)
でも{netabare} ラストにもうひとつ2828ポイントほしかったな。{/netabare}
そして曲は倉木麻衣…。コナンで映える彼女。本当に良い曲でした…。
(「十字路」の金曜ロードショーで倉木麻衣の「Time after time」がカットされた時は心底がっかりしました…。名曲が活きている作品の金曜ロードショーは本当に害悪でしかないと思いますよ…。)
アムロとシャアが空気を読まずにイライラしちゃうような喧嘩を始めたり、黒の組織の構成員が面白いほど懐柔されやすかったり、推理しなかったり、動機がカスだったり、黒の組織が東京タワーにマシンガンをぶっ放したり…(ちったー隠れろよ…)。
毎年ツッコミにツッコミを重ねてきた近年のアクション映画化した劇場版シリーズですが、今作はツッコミどころが非常に少ない作品でした。
ツッコミどころが少ない寂しさも正直ありましたが、久しぶりに順当に面白い「劇場版 名探偵コナン」を観た気がします。
おすすめ。
追記:ちなみに毎年自分ががっかりしていた(がっかりしつつ楽しかったからこそ毎年観ているのですが)コナン映画の売れ行きは伸びに伸びています。正直自分の感性が心配です。今作ももしかして…。
追記:そして小野Dが無駄にイケボで、一部から「キャー」という悲鳴が。
気持ちは分かります 笑