女装で漫画原作なおすすめアニメランキング 30

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの女装で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番の女装で漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.1 1 女装で漫画原作なアニメランキング1位
放浪息子(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (660)
3566人が棚に入れました
「女の子になりたい男の子」二鳥修一はその気持ちを押し隠していたが、あるときクラスメイトのさおりに女装しているところを見つかってしまう。以前から修一に好意を持っていたさおりは、それから修一に積極的に女装させるようになるが、今度はよしのにも女装がバレてしまう。しかし、よしのは「男の子になりたい女の子」だった。

声優・キャラクター
畠山航輔、瀬戸麻沙美、南里侑香、南條愛乃、千葉紗子、豊崎愛生、井口祐一、水樹奈々、堀江由衣、松岡禎丞、水原薫、中井和哉、藤原啓治、本田貴子
ネタバレ

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

もうこれが2011年最高傑作でいいんじゃね?

ジェンダー問題という極めてややこしい題材と思春期の繊細な心理描写を並行して描いた傑作


可愛過ぎる主人公をはじめ、良い子達だらけのキャラクター達は、誰が好きというより誰も嫌いになれない感じ
こんなに楽しいクラスメイトがこれだけいれば、さぞ充実の学生生活が送れるであろうと妄想w
(これは単純な願望やノスタルジーではなく、オイラの場合あくまでフィクションとしての理想像とリアリズムを感じる現実像とのイイトコ取りね)


終始一貫して丁寧だった作画
それをさらに際立たせるのは、何重にもレイヤーやテクスチャを重ねて作られた撮影効果による柔らかい光が包み込む感覚と淡い色彩
そしてなにより美しい背景、特に第1話の夜桜には背景だけでお腹いっぱいw


これらの地道な作業によって膨大な時間と努力が費やされ、原作の水彩画タッチを見事にアニメの世界で再現して見せた
これは本当に素晴らしい
単純に画面作りの面で見れば、下手な劇場作品など上回るハイクオリティぶり
お話の好き好みはあったとしても、映像にだけ関して言えば間違いなく今年一番の出来栄えだったと確信してます


キャストは若手実力派が中心で、子役出身の畠山航輔、瀬戸麻沙美の新人二人をメインに据えて等身大感のあるイマドキな中学生を自然に作り出しました


脇を固めるのは南里侑香、南條愛乃、千葉紗子、豊崎愛生、水樹奈々、堀江由衣といった超豪華な名優揃いで、比較的年齢層が若いこともあってその誰もが中学生役には適任
そしてドラマティックな内容と相まって掛け合いや言い争いのシーンが多く、毎話のように熱い演技が繰り広げられ、キャラクターへの感情移入をより深めてくれる
(特に南里侑香の隠れた名優ぶりは知る人ぞ知るところでしょう)


監督自らが原作のファンと言うだけあって、細部までこだわり抜いて作られていると感じました


お話作りも単に原作をなぞるだけのものではなく、原作の中学生編において最大のターニングポイントとなる「とある中学生が起こした一つの事件」を据えた第9話を中心にして、大きく時系列の改編を交えながら自然な流れになるよう再構成されました
特に原作の序章に当たる所謂「小学生編」をバッサリと切って、「中学生編」からのアニメ化というところが一番目立つ部分でしょう


放浪息子という作品のアニメ化において、この第9話の存在は絶対に外せるものではない
そのことを踏まえた上での改編なので、原作ファンにも原作未読視聴者にも双方に優しい作りになっているのは流石の岡田麿里脚本


さらに第10話はノイタミナの変則的な全11話という枠であるが故に、オンエアでは少々駆け足気味に詰め込んだ内容となりましたが、それを差し引いても余りある余韻を残してくれます
オイラのミニマムなブレインではなんとも言葉にし難いのですが、丁寧な演出でしっかりと補完されていたと思います


これがBD版では10話と11話という風に分断、多量の追加シーンで再構築されており、完全版というべき内容に仕上がっています
オンエアをチェックしていた方でもBD版をご覧になっていただきたいところ


この作品は本当に素晴らしいの一言
まどマギ、シュタゲと共に今年最高クラスの作品としてキッチリと評価されてほしいですね









{netabare}
ちょっとずつレビューも増えてきて、嬉しい限り
最初の印象として「性同一性障害のお話」と受け止められる方も多いことでしょうし、「女になりたい」「男になりたい」っていうセリフが多用されることもあってかカンチガイが堪えないのが現状でちょっと残念
実際のところそーゆーお話に見せかける、『一種のミスリード効果』でもあるわけですしね
最終回でのにとりんの決意、千葉さんの悟ったこと、そういった諸々を汲み取っていただければ自ずと見えてくるものがあると思うんですけど・・・
【誰だって自分に似合う格好をしたいわけですし、それを模索していた時期ってあるはずです】
そんな普通の青春の視点を描いただけの作品のハズなんですけどね;
言うなれば【青春ってそのものが特別な世界】なわけですから{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 53

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「ありのままの君でいていいんだよ」

制作はAIC classicで原作は漫画です。
ジャンルは学園・ヒューマンドラマです。
ノイタミナ作品になります。


女の子になりたい?男の子、二鳥修一。
男の子になりたい?女の子、高槻よしの。
中学生二人の体の変化についての悩み、生き方を通して「自分らしさ」を描く。


本作は「ジェンダー」が大いに関係している作品です。
私も見ているときにそこまで気持ちの良いものではありませんでしたので、好き嫌いは相当分かれそう。
悪趣味な作品だと思われても仕方ないかもね。
でもそれだけで避けるにはもったいない作品です。
心に引っ掛かりを作ってくれる。


小学校の時とかいましたよね?
女の子みたいな男の子、男の子みたいな女の子。
女性は成長する時期が男子より早いからこういうことも起こる。

中学生になるとどうなるか?
第二次性徴期がだいたい小学校高学年ですから、まあ「らしく」はなってきます。
作中の例を挙げると、男子だったら急に背が伸びる、声変わりするなどなど。
女子だったら胸が大きくなるなどなど。

それはあくまで性別上の「らしさ」。
じゃあ、「自分らしさ」ってなんだ?
それに言及した作品です。


ちょっと重そうなテーマですが、あまり暗い雰囲気にならないように配慮がなされています。
あくまで主体は思春期と恋愛。
感情の機微に焦点を当てています。
そこにちらちらと「ジェンダー」が見え隠れする構図です。

本作は小学校編があるらしいのですが、バッサリカットして中学校編から始まっています。
物語の進行の中で、ちょっとずつ小出しに過去を明かしていきます。
そのため、序盤は人間関係・キャラの立ち位置が良く分からず、イマイチな印象を受けるかもしれません。

しかし本作のバッサリカットは正解だったと思います。
中盤以降(文化祭あたり)から、面白くなっていった印象。
終盤は「何でそんなことをやっちまうんだよ!」とハラハラしながら見ていましたw
ラストの〆方も素晴らしかったと思います。
最終回のOPが反則。

お気に入りキャラは佐々ちゃんと安那ちゃん。
二人ともいい子でした。
佐々ちゃんがいなかったら、この作品は空中分解しますw

難点は結構登場キャラが多く、またキャラデザが似ていて覚えづらい点。
あと、ここまで世界は優しいのか、という疑問。


総括して、好き嫌いは相当に出そうですがハマる人はハマるでしょう。
私はマコちゃん以外は大分受け入れられましたw
あまり目立っていないノイタミナ作品ですが、興味があればどうぞ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

放浪というのは、つまり試行錯誤ということなんだね

未読なのだが、志村貴子による漫画作品が原作で、
小学校編から始まって、中学高校へと進み今も連載中らしい。

男の子になりたい女の子、女の子になりたい男の子というとすぐ
「性同一性障害」と決めつけ、しかも同性愛などと並行して混同
されやすいのだが、そういうテーマを持ちながらもこの作品は、
そこをハッキリ断定して重く描くのではなく。
声変わりや初潮を迎えるなどの性的な変換期であり
精神的にも子どもと大人の中間にある中学時代に焦点を当て、
自分らしさや願望について真面目に、かつ明るく
優しく向き合っていたのが好印象だった。

<おもな登場人物>

■二鳥修一
小学校の頃から、かわいいものや女の子の服が好きで
時々身につけたりもするが、好きになるのは女の子という男子。
なので単純に女装を好む異性装者のようだが、女装しても一人称は「僕」であり
言葉遣いも女言葉になるわけではなく、
{netabare}それでも「女の子になりたい」とか
「女の子として高槻さんを好きでいたい」と言っているので、{/netabare}
実は一番複雑な精神構造の持ち主。
大人になっていく過程でまだまだ何度か変化しそう。

■高槻よしの
小学校のときからの修一の同級生であり、時々男装をして
女装した修一と街に出るなどの行動をする、男の子になりたい女子。
{netabare}今作では好きになる相手の性は明らかにされていないし、
本人もまだよくわかっていない様子ではある。{/netabare}
言動から推察すると、性同一性障害に一番近い人物に思えるが、
ハッキリそう表現されてはおらず、まだ思春期の成長段階なので、
そのあたりは断定できない。

■千葉さおり
修一やよしのと小学校からの同級生で、修一に女装をさせるきっかけを
作った人物であり、良き理解者なのだが、その想いはなかなか複雑、
というかなり繊細な美少女。

■有賀まこと
修一のクラスメイトで、唯一の男友達。かわいいものが好きで女装もし、
「大人の男性が好きだから女になりたい男の子」だが
今のところ、一人称は「僕」であり言葉遣いも一般的な男子。
でも数々の言動から、将来はオネエになる可能性が大きいと推察できる。

■更科千鶴
自由奔放な振る舞いで、いつも底抜けに明るい無邪気な女子。
男子の制服を着て学校に行ったりすることもあったが
単なる気まぐれであり、男になりたいわけでもない自由人。

そのほか、大人の友だちとしてニューハーフのユキちゃんや
その彼氏であるしーちゃん。
クラスメイトのモモやかなぶん。
修一の姉や両親、姉のモデル仲間など。

------------------------------------
観ている間の感想を一言で言うなら、とても微笑ましかった。
声変わりへの恐怖から、今のうちに録音しておこうと
修一とまことが今の声を録音してみたり、
修一とよしのの女子トイレでの会話とか、
文化祭での男女入れ替わった役を演じる倒錯劇、
嬉しそうにかわいいヘアピンを手にしている様子などなど。

そして、最終話で見せるさおりの、自室の鏡の前で修一へ語る想い。
このときの、微妙に変化していくさおりのせつない表情が忘れられない。

物語の中に、かつての自分に近い人物がいて懐かしくもあった。
大人の今なら似たような仲間達がいるものの、
中学時代に彼らのような理解ある仲間や友人がこんなにいたら
どんなにか楽しかっただろうなとも思った。

ただひとつ、9話で修一のお父さんが言った一言は
おそらく「優しく理解を示す父親」を表現したかったのかもだが
「間違えちゃったのかな」は、場合によって傷つける言葉でもあり
ちょっといただけなかった。もう少し違う台詞言って欲しかったかも。

ヴィジュアル系ロッカーだと、男のメイクやゴスロリファッションも
ファンからは認められ、男装する女子も百合も比較的受け入れられやすく、
ニューハーフを代表するゲイ分野の人々がTVなどで活躍し
一般的にもかなり市民権を得た感のある昨今、女装男子である「男の娘」も
一部では理解されているものの、まだまだ大多数の人からは誤解と偏見に
さらされているのが実情で、現実はなかなか厳しい。
実際、性に関してのアイデンティティは基準が「性愛の対象は何か」で
決定付けられるので、なおさらなのだろうね。

中学生という一番多感な時期の彼らを、比較させるように描きながら
細かい部分は断定せず、あくまでも観る者に考えるきっかけを与える。
そういう姿勢が、全体通して表現されていた淡い水彩画タッチの
作画そのものに集約されている気がしたし、
この作品が言いたいことはすべてOPの歌詞に詰まっていたと思う。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 39

88.2 2 女装で漫画原作なアニメランキング2位
WORKING!! - ワーキング!!(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (6685)
29738人が棚に入れました
北海道某所に存在するファミリーレストラン『ワグナリア』。
小鳥遊宗太が、ひょんなことでバイトすることになったこのお店は、個性的過ぎる店員ばかり働くファミレスだった。
そんな小鳥遊と店員達が元気に危険に!?活躍!?するファミレスバイトコメディ。

声優・キャラクター
福山潤、阿澄佳奈、藤田咲、喜多村英梨、渡辺久美子、小野大輔、神谷浩史、白石涼子、日笠陽子、伊藤静、斎藤桃子、中田譲治、広橋涼、川瀬晶子

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

WORKING!!3期おめでとう^^

ストーリーを簡単にまとめると
ある男子高校生小鳥遊(たかなし)が
ひょんなことからレストランでバイトすることになる
そこには個性豊かな従業員たちが働いていて・・・
小鳥遊がドタバタな日常生活が始まる。

ほのぼの系で癒されるのもあるが
結構笑い要素が強くて面白かった。

各キャラクターの個性が独特で
それぞれのキャラの軽快なボケとツッコミが
とても笑えた。
また後半になると恋愛要素も絡んできて
いろんなことに振り回される主人公のドタバタな日常
がちょっと羨ましいと思った。

こんな楽しい職場で働けたらとつくづく思った。
今バイトとかしてる人がこのアニメを見ると
このアニメと現実のギャップがすごくて
ちょっと憂鬱になるかも…w
少なくとも自分はなったw

そのくらい日常的で面白いので自信を持って
おすすめします。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 139

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

お宝発見♪(*^o^*)ノ

■昔の青春時代を思い出しちゃいました(*^o^*)
「ワグナリア」というファミリーレストランで働く仲間とすごした日常を描いたラブコメ作品ですね♪
学生時代に飲食店で働いた事がありますよって言う人ってとっても多いと思うのです。
そういうアタシσ(゚-^*)も飲食店でアルバイトしていた事もあってか、この設定にはビンゴ!!って感じでした♪
学生しながらアルバイトしてた頃ってほんとうに楽しい思い出しかなくって、しかも色んな人と出会って、大人の人と一緒に働くことで、貴重な人生経験をさせて頂いたなって昔のことを想い出させてくれるような作品でした♪
 
 
■ワグナリアの最高のスタッフ達( ̄∇ ̄*)♪
この作品の最大の魅力は個性的なキャラを個性だけで押し切るのではなくって、キャラの動かし方から、見せ方、絡ませ方など個性の使い方がとっても上手なので、それぞれが持つ個々の魅力を最大限に引き出しているっていう印象でした♪
それと、仕事中の厨房とホールの距離感やわきあいあいとした雰囲気なんかがとってもよく表現されていて、σ(・・*)アタシも仲間に入れてってお願いしたくなっちゃいました♪
 
バイト先っていう空間って隠し事とかって意外と難しいんですよね♪
とくに、みんな仲良くなってくると何故か噂が広がってたりするんですよ(>o<")
そう、相馬さん見たいな何でも知ってたりする人がいたりしてね♪
 
そんな中、キャラでまず目を惹いたのはヒロインの「種島 ぽぷら」ちゃんでした♪
ふんわかポニーテールで小動物のような愛嬌あるしぐさが可愛くって、主人公の「たかなし君」を「かたなし君」って呼び続けても、そりゃぁ~怒らないよねって感じでしたね♪
 
でもσ(・・*)アタシのお気に入りは、まひるちゃんでした♪
とっても表情豊かで、とくに顔を真っ赤にするまひるちゃんはとっても可愛かったです!
それと、佐藤君にもMVPをあげたいです♪
クールな表情からたまに見せる照れ屋な表情がとっても可愛かったのです(*^-^)
 
とにかくどのキャラもちょっと毒っけがあって切れ味が良いので飽きることなく、最後まで楽しく見ることができたので、さすが評価が高いだけあるなぁーって感心しちゃいました♪
 
 
■総評
全体を通してキャラの魅力はずば抜けている感じですけど、バランスが良いので最後まで安定して見ることができる作品だったなぁーって印象でした。
常識から逸脱した面々ですけど、一緒にいるワグナリアっていう空間がとってもわきあいあいとしていて居心地が良さそうで、笑いが絶えない明るい空間なので見ているσ(・・*)アタシの方もなんだか元気な気分にさせてくれた作品でした。
なので、今まで観たアニメの中でも相当お気に入りの作品になりました♪
いよいよ2期も始まりましたので、か・た・な・し君達の活躍を楽しみたいですね!!
 
 
■MUSIC♫
OP曲『SOMEONE ELSE』
 【歌】種島ぽぷら(阿澄佳奈)、伊波まひる(藤田咲)、轟八千代(喜多村英梨)
 完成度と中毒性MAXの名曲ですね♫
 音楽ジャンルとしてはスカの要素が強いのかな(#^^#)
 ラッパとドラムがとってもリズミカルでとっても楽しい気分にさせてくれる陽気なナンバーです♫
 わん!わん!さむわんわん!
 
※好きなスカ・バンド・・・SKA SKA CLUB、東京スカパラダイスオーケストラ

ED曲『ハートのエッジに挑もう Go to Heart Edge』
 【歌】小鳥遊宗太(福山潤)、佐藤潤(小野大輔)、相馬博臣(神谷浩史)
 思わず体でリズムを刻みたくなるブギのリズムが特徴のロックンロールのナンバーですね♫
 「東京ブギウギ」とか「カッコマン・ブギ」 を知っている人は・・・素敵wヽ( ´ー)ノ フッ
 
ED曲『ゴールデン・デイ』
 【歌】伊波まひる(藤田咲)
 まひるちゃんの女の子らしい気持ちを表現した歌です♫
 ベイビーボイスが可愛らしいまひるちゃんファンのための曲ですね(#^^#)

2011.09.06・第一の手記
2012.01.14・第一の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 90

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期、3期が本当に楽しみヾ(o´∀`o)ノ

舞台は北海道、架空のファミレス「ワグナリア」。
ワグナリアで働く個性豊かなスタッフ達の日常を
描いたコメディ作品。
全13話。
原作は完結済みの漫画。


上記しましたが、原作は昨年12月で完結したようです。
残念ながらその原作は未読。
同じ作者による「サーバント×サービス」がとても面白く
以前から視聴したかった作品ですが、この夏に3期
放送という事なので慌ててレンタルした次第ですww


この作品も「サーバント×サービス」同様で職場が舞台。
まぁ、こちらの方が先に発表された作品ですけどねw
あるようで数少ない、職場を舞台にしたコメディですが
この作品もかなり笑わせて頂きました(((*´∀`))

コメディとして重要なテンポの良さ・軽快な駆け引きの
描き方は巧妙かつ秀逸だと思います!
また、登場人物の男女比バランスも絶妙でしたねぇ。
仕事とプライベートを上手に使い分けた笑いも好き♪

声優陣、豪華です!!
声優陣、豪華です!!
はい、ここ今度のテストに出るので2回言っときますw

本当に個性的なスタッフのキャラも文句なしです。
どのキャラも魅力的で、ワグナリアというファミレスに
とって誰一人欠かせないキャラが揃っていましたね。
個人的なお気に入りはちっさいぽぷらちゃんですw

ファミレス・職場というより『ワグナリア=彼らのHOME』
という“温かさ”がとても印象的でした(*´∀`)♪


ワグナリアスタッフが織りなすセンスの良いコメディ作品。
間違いなく男女ともにオススメできると思います。
日常コメディがお好きな方には更にオススメですね♪

最後に
佐藤くん、伊波さん、ガンバレっヾ(o´∀`o)ノ




《キャスト》

小鳥遊 宗太(CV.福山潤)
種島 ぽぷら(CV.阿澄佳奈)
伊波 まひる(CV.藤田咲)
轟 八千代(CV.喜多村英梨)
白藤 杏子(CV.渡辺久美子)
佐藤 潤(CV.小野大輔)
相馬 博臣(CV.神谷浩史)
音尾 兵吾(CV.中田譲治)
山田 葵(CV.広橋涼)
小鳥遊 一枝(CV.白石涼子)
小鳥遊 泉(CV.日笠陽子)
小鳥遊 梢(CV.伊藤静)
小鳥遊 なずな(CV.斎藤桃子)



《主題歌》

OP
『SOMEONE ELSE』
  種島ぽぷら(CV.阿澄佳奈)伊波まひる(CV.藤田咲)轟八千代(CV.喜多村英梨)
ED
『ハートのエッジに挑もう Go to Heart Edge』
  小鳥遊宗太(CV.福山潤)佐藤潤(CV.小野大輔)相馬博臣(CV.神谷浩史)
『ゴールデン・デイ』/伊波まひる(CV.藤田咲)(第9話のみ)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 88

85.7 3 女装で漫画原作なアニメランキング3位
神のみぞ知るセカイ 女神篇(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (1734)
10427人が棚に入れました
“落とし神”再び──。過去攻略した少女たちの中から天界の女神─“ユピテルの姉妹”を探し出せ! 桂木桂馬とエルシィが過去攻略した14人の少女たち。その中から、幼なじみの少女・天理に宿る女神“ディアナ“の姉妹、残る5人の女神を探し出すため、今度はハクアをバディーに再び少女たちを攻略する。その期限は一週間……。ある少女を、そして人間界を救うため、再び桂馬が立ち上がる!

声優・キャラクター
下野紘、伊藤かな恵、早見沙織、名塚佳織、東山奈央、竹達彩奈、阿澄佳奈、花澤香菜、井口裕香、高垣彩陽、戸松遥

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

今期で一番好きだったかも♪最終回は感動した・・・

1話感想

アニメの3期期待していたのですが
今回は女神編からなんですね
原作を読んでいるので
全部知っていたのですが

まず最初に結構な数の
女の子がダイジェストになってしまったのが
残念です・・・
月夜の話楽しみにしてたんですが・・・

でも女神編も1クールらしいので
どうしても急ぎ足になってしまうのは
仕方ないと思う一方
OVAでもいいからカットされた女の子
の攻略を見てみたい

相変わらずOPやBGMの
音楽もかっこよくて良いです♪

でもやはり原作読んでいない
アニメ組の人は1期、2期を見ていても
3期わかりずらいかもw

OVAであった
天理の話は見ておいた方が
3期を少しは理解できると思う

今回は女神編なので
1期や2期と違い
結構シリアスな話になるので
1期や2期のノリを期待していた人は
ちょっとがっかりするかも

これからどうなるのか
期待ですね♪

2~7話感想

どうなるか不安もあったんですが
良い具合に省略されており
これならまぁアニメしか観てない人でも
ついてこれるかなと思う

敵キャラが1人いなくなってますが
ストーリー的には関係あまりないので
大丈夫でしょうw

アニメの1期と2期はゆっくり丁寧だったので
3期は早いなと感じていましたが
慣れてくるとテンポがよくて
先の話が本当に気になります
むしろこれぐらい早い方が
良いのかも知れない

どのキャラも可愛くて好きだけど
やっぱりハクアの活躍増えたのは嬉しいな♪
その分エルシーが空気ですけどw

僕が見たかった修羅場展開も
ちゃんとあって映像で見ると
やっぱり更に面白くて良かった♪

ついニヤニヤしながら観てしまいますねw
(自分が気持ち悪いw)
本当に個人的には大満足の出来でした♪

これからの展開にも期待したいです

8~最終話感想

原作読んでいるので
どんな展開になるかはわかっていたが
映像になるとさらに面白いな♪

ここは最後の女神を
捜して神兄様が奮闘するさまが描かれている
珍しくというか
にー様の初めての失敗があり
悩みながらも攻略するのが良かった

でもにー様の苦悩を
もう少し重く表現した方が良かったかも
その方が最終回でもっと感動できたと思う

なんかハクアも覚醒して
かっこよくて良かった♪
それにしてもデレが全開だなw
まぁ前からだったがw

ストーリーは原作で知ってたから
意外には思わなかったが
最終回は切なかったな・・・

最終回はとても良かった
最終回は原作より良かったんじゃないかな
女神の戦いも少し詳しく描かれていたし
やっぱ音楽があった方が
最後の感動が大きいな

1期2期も面白くて好きだったが
やっぱり3期が一番好きだったな♪
シリアスな話が多くて展開にドキドキした

最後天理の伏線があったということは
4期を期待してもいいのかw?
原作もまだ終わってないし
期待しておきたいと思う

ただ最後に13話でカノンのOVAを
やるくらいなら天理編のOVAを放送するか
本編を一話分詳しく描けば良かったとは思うw
なんでカノンなんだろうw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 73

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

原作既読者からすれば『女神編』の映像化には満足ですが、原作未読者への気配りが無いので敷居が高い作品。【総合評価:80点】

2013年夏に全12話で放送された作品。
第一期、第二期、そして複数のOVAを経ての第三期となる神のみぞ知るセカイ
まぁ、ここまで来るとなればそこそこ人気の高い作品の位置付けにもなるのでしょう。
第二期でアニメとしての神のみぞ知るセカイは終わり、まして天理編をOVAにした時点でこの『女神編』の映像化はないと思っていました。
そんな中でのこの『女神編』の放送には正直驚きましたね。

今回の第三期は攻略対象が原作でもアニメでも人気の高いヒロイン達の再攻略とあり豪華絢爛、単調だった物語が遂に動き出し、内容としては盛り上がる展開となっています。
しかし、残念な事にテレビ放送された第二期から作品の内容は大幅に飛んでいると言う大きな欠点があります。
タイトルにもある様に原作でも人気を博した『女神編』は物語的にもかなり重要な上、今までの単体攻略よりも更に一味違う面白さを有していますが、原作通りだと、第三期、四期ぐらいやってやっと辿り着くぐらいの内容となってしまうからです。

この問題をどう処理するのか気になっていましたが、第二期から女神編の開始までの間に関しては完全にスルーしてのスタート。
第二期以降の女神を宿した少女の攻略すらかなり手短な回想で片付ける始末、更に悪魔側の重要人物とかについてもほぼノータッチで作中ではさも当然の様に登場。
正直、完全に原作既読者に的を絞った構成となっていました。
悪い言い方をすれば、気になるならコミック買えよ、的な商業的な手法に感じてしまいます。
もっともアニメはそう言った原作のPRの一面も担っているのは紛れもない事実ですから批判は出来ませんが……
この点については、まぁ仕方ないと言えばそれまでですが、幾らなんでも原作未読の方への配慮に欠けていて、作品としてはかなり敷居の高いものとなってしまっています。

あと、『女神編』をするのなら、やはり第二期の時点で月夜攻略まではやって欲しかったですね。
第二期のラストからすると次の攻略対象が月夜である事からしても、あの第二期は悔やまれる。
まぁ、結に関してはどうあがいてもテレビ放送での映像化は無理ですので、何も言いませんが……
とは言え、あれも強力な駆け魂の登場やある人物が悪魔側の者だった事を匂わせたりと重要ではあるんですけどね。

まぁ、不満をつらつらと語ったてはいますが、自分は原作既読者ですので難なく『女神編』に入っていけました。
全12話と言う尺もあり、物語はかなりのハイペースで進んでいきました。
原作では約2年に渡って連載され、コミックでは12巻の最期の方から19巻までの7冊弱もの大容量でコミックス1冊を2話以内に収めるぐらいの過密スケジュール。
ハイペースではあったものの要点をキッチリと纏めたテンポの良い進行と言った感じで、要らない部分はしっかり省いていて視聴はしやすかったです。
原作との微妙な変更点もありましたが、まぁ物語に影響は無い程度、原作既読の身としてはかなり充実した『女神編』の映像化となりました。

未視聴の方、まぁ第一期、第二期、OVAの視聴、更には原作の内容を把握していないと取っ付き難い作品ですので、正直オススメは出来ません。
逆に原作既読者の方にとってはテンポ良く構成された大満足の『女神編』となると思われます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 69
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

乙女ゲーの達人再臨☆

第1話・第2話がとても面白かったので
過去シーズンも観てしまいました~

乙女ゲーの達人・桂馬が
故あってリアルでも女の子を攻略しないと
いけないはめに・・・


■第1話~第12話
{netabare}
過去シーズンと比べると若干設定の異なる
今シーズンでした。

ラストはあゆみ回・・・と思わせて
ちひろが全部持って行ってしまいましたね!

ちひろは1期か2期あたりで最初の攻略対象に
なっていましたが、取り立てて特徴のない
モブ的な?キャラと桂馬に言われていました。

そんなちひろがあそこまでいいポジションに
いくとはGJですヾ(゚∀゚ゞ)

文化祭前夜のシーンもいままでの攻略の中で
一番ロマンチックなカンジがでてました。

今シーズンはちひろが正ヒロインですね^^

{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 67

88.6 4 女装で漫画原作なアニメランキング4位
WORKING'!! [ワーキング]2期(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (3837)
21184人が棚に入れました
北海道某所にあるファミリーレストラン「ワグナリア」。あるきっかけで小鳥遊宗太はワグナリアでバイトとして勤務することになった。初日、意気込んでそのワグナリアに初出勤する宗太であったが、店長の白藤やスタッフのまひるをはじめ、一筋縄ではいかない個性的なスタッフたちにただただ狼狽するばかり。しかし、当の宗太も「小さいものがひたすら大好き」という独特の嗜好ゆえに、極めて低身長のぽぷらに惹かれたのでバイトとして働く決断をした、という世間の一般観念とはズレた変わり者であった。ここにひとくせもふたくせもある個性的な面々が集まったこのワグナリアで、今日も騒がしい日常が展開される。

声優・キャラクター
福山潤、阿澄佳奈、藤田咲、喜多村英梨、渡辺久美子、小野大輔、神谷浩史、白石涼子、日笠陽子、伊藤静、斎藤桃子、中田譲治、広橋涼、川瀬晶子、中村悠一、戸松遥、日野聡

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ワグナリア新装OPEN!! ワーイ♪ゝ(▽`*ゝ)(ノ*´▽)ノワーイ♪

■ Uo・ェ・oU/゚・:*【祝】2期『ワグナリア』OPEN!! *:・゚\Uo・ェ・oU
2期がこれだけ楽しみな作品も久しぶりかもしれませんね♪
しかも先行で1話放送が早々に観れちゃいましたね!
1期2期で大きく変わった点はまず、監督とシナリオ構成が変更になった事ですよね。
1期の平池芳正監督さんは、あのサトジュンの片腕として共に手腕を発揮してきた方で「あまがみSS」の監督でも有名で、シリーズ構成も自分で行っていた方なのです♪
1期「WORKING!!」ではかなり評価が高かった作品だけに、何故2期から監督を大槻敦史さん、シナリオ構成を吉岡たかをさんに交代してきたのは解りませんけど、新たな挑戦と前向きに受け止めて期待して観ていこうと思ってます♪
 
 
■先行放送された1話を観た印象です(*^o^*)
全体的な印象としては、1期にくらべてCGを多く使用しているので、作画や描写がとってもリアルになった感じがしました。
ただ、逆に言えば背景にキャラが浮いた印象を受けてちょこっと違和感を感じたのと、なんとなく温かく感じられていた印象が1話見た限りだと1期ほど感じられなかったりもしちゃいました。
 
「ワグナリア」の雰囲気は脱ファミレスを計ったような、高級感を感じられるくらいの描写になっていて新生「ワグナリア」って感じでしたね♪
他にも、まひるちゃんになぐられた「たかなし君のほっぺ」がピンク色に輝いていたり、カメラアングルが明らかに1期とは違って多彩になっていて、ポプラちゃんの身長がよりちっちゃく感じられたりもしましたよ・・・( ゚д゚)ハッ!・・・ちっちゃくないからね(>o<")
1期だと上からぽぷらちゃんを描いたカットが多かったのですけど、画面の右下にギリギリ顔が出ているカットなんかがあったりと新鮮に感じられる描写もありました♪
 
とにかく、σ(・・*)アタシ的には秋アニメの中でもかなり期待している作品なだけに多少の不安もありますけど、1期の良さを生かしつつ、新しい魅力を見せてくれる事を祈っています(*^o^*)
 
 
■総評
先行放送を観た時の違和感は本放送ではそれほど感じなかったのでひとまず(´▽`) ホッっとしました♪
ほのぼのコメディーでは1期のようなほんわかした感じの作画が個人的には好きなんですけど、1期の良さを損なわないように配慮して作られている印象が見受けられたので2期も1期同様楽しめました♪
2期では「山田による山田のための山田らしい演出」が全快で見られたのでそれだけで満足です
ε- (´ー`*)フッ
広橋涼さんの良さを抜群に生かしているキャラだと思ってますw
それと、佐藤くんの”ぽぷら盆栽”!?にも磨きがかかっていましたね♪
料理人は手先が器用なんでしょうかw
でも八千代さんの扱い方だけは相変わらず下手っぴですね♪
そこが佐藤くんの可愛い所なんですけど(#^^#)
八千代さんも佐藤くんが気になるようになってきたのかなぁ?ちょっと距離が縮まってきた感じですねw
この二人の関係の結末を見たかったですね♪
見たいといえば、まひるちゃんとかたなしくんの関係も微妙な距離感で終わっちゃいましたね(*^_^*)
山田兄弟も相馬くんの陰謀で会えずじまい・・・w
こずえ姉様と陽平くんも何やら面白い関係に発展してきてますしね( *´艸`)ムフフ
何だか気になる関係がいっぱいですね・・・これは続きがなかったら(/=`◇´)/呪うぞ!!ですねw


■おまけ
・まひるちゃんのヘアピンは1期に引き続き毎話変えていましたねヾ(・ω・*) エライ
・ぽぷらちゃんに色恋沙汰が無いのは、小学生らしさを演出するためなのでしょうかw
 (そんなことないよー!! o(≧∀≦。)ノ byポプラ)


■MUSIC♫
OP曲『COOLISH WALK』
 【歌】種島ぽぷら(阿澄佳奈)、伊波まひる(藤田咲)、轟八千代(喜多村英梨)
 Aメロからサビにかけて盛り上がってきて、「ワグナリア劇場」開演だよー♪って感じですねw
 
ED曲『いつものようにLOVE&PEACE!!』
 【歌】小鳥遊宗太(福山潤)、佐藤潤(小野大輔)、相馬博臣(神谷浩史)
 ミュージカルでも見終わったような感覚にしてくれる華やかなナンバーですね♪
 「ワグナリア劇場」の余韻に浸らせてくれました(#^^#)

※どちらもスカ特有のジャズ・バンド構成で作られていてこのリズム感がたまらなく好きなんです♪
 1期の『SOMEONE ELSE』の様な中毒性は控えめですけど完成度の高さは負けず劣らずですね!
 (#^^#)

2011.09.06・第一の手記
2012.01.08・第二の手記(追加:■総評、■おまけ)
2012.01.14・第三の手記(追加:■MUSIC)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 89

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

1期も面白かったが1期より好きでした♪

1期同様安定して面白かった
バイト仲間の微妙な関係と話の掛け合いに自然と笑いが
2期では恋愛要素がやや多くなったが
相変わらず笑いが滑っていないのがすばらしい
まったりしたゆるい笑いを求める方におすすめ。


一期がギャグ要素多めだったのに対して
二期は恋愛要素の比重が重かった印象
ギャグのテンポのよさでは一期が勝るものの
二期はキャラ同士の絡みがより親密なものとなり
ニヤニヤできるシーンの質が高かったように思われます


個性的なキャラクターの魅力はそのまま
前作視聴者も違和感なく安心して受け入れられる出来
雰囲気の良さはそのままだが
2期では「間」の取り方がすごくうまくなった。
同じカットの長回しや、敢えての無言など、
ギャグが冴え、さらに笑えるシーンが増えたと感じる。

2期のほうが恋愛色が強く
個人的に好みだった

3期も来ることを希望している

投稿 : 2024/05/11
♥ : 86

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

新キャラも増えてますます楽しいワグナリア

あいかわらずギャグがおもしろくて全く飽きさせてくれませんでした。

タイトル通り個性的でおもしろい新キャラも増えて1期と同等以上に楽しんで見ることができました。
店長の舎弟1号2号や、山田の兄(?)などが登場し、そしてその新キャラに使われた声優も中村悠一さんに戸松遥さん、そして日野聡さんと、声優の豪華さも健在でした。

俺の好きなキャラ、伊波ちゃんの可愛さもパワーアップしてましたね。
1期の時より殴ることは少なくなったものの、相変わらずの「ボコデレ」っぷりも発揮してくれましたw

ところでこのアニメのメインヒロインって一応ぽぷらちゃんなんだよね?
でも何だかあまりヒロインっぽくないというか、どっちかと言うと「山田」のポジションに近い気がします(;゚∀゚)
恋愛要素があまりなくギャグ要因なため、やっぱり伊波ちゃんの方がメインヒロインっぽいですよね?

恋愛と言えば主人公「小鳥遊 宗太」・・・
「自分はミニコン」だの「12才以上は年増」だの色々言ってますが、完全に伊波さんに恋しちゃってますよね?
伊波さんが山田兄(?)と仲良くしているのを見て不愉快になるし、伊波さんからのメールを2時間以上もずっと待ち続けていたりするし・・・
好きでもなければこんなことにはならないですよね?
その辺もすごく気になります。

つまり何が言いたいかと言うと「3期作ってください!お願いします!」ということです((*゚∀゚))

投稿 : 2024/05/11
♥ : 69

74.2 5 女装で漫画原作なアニメランキング5位
まりあ†ほりっく[マリアホリック](TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1060)
6239人が棚に入れました
男性恐怖症で同性愛者 (百合趣味)の女子高生・宮前かなこは、運命の相手(女性限定)との出会いを求めて、天の妃女学院附属中学高等学校に編入する。そこで出会ったのは、1年 下の祇堂鞠也。その可憐な美少女ぶりに舞い上がるかなこだったが、ひょんな事から鞠也が実は男であることを知ってしまう。しかし、鞠也もまたかなこの百合 趣味を見抜き、互いの秘密を握ったまま、かなこは鞠也と、彼に仕えるメイド・汐王寺茉莉花に監視される形で、寮の同室で暮らす破目になる。それは、かなこ の波乱に満ちた学園生活の始まりだった。
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

声優パワーで高速展開されるギャグと演出と妄想と鼻血

原作未読。

男性恐怖症、かつ、百合趣味少女の宮前かなこ。
彼女が編入したカトリック系の学校で、眉目秀麗、才色兼備の美少女、衹堂鞠也(しどうまりや)、そして、そのお付きである茉莉花(まつりか)に出会う。
運命の出会いだと感じたかなこだったが、まりやの正体は、女装した男(男の娘)だった……!


見所はその強烈なキャラクターと、声優パワー。
かなこの心の声と鼻血が、ツッコミが追いつかないほどの超ハイテンションで炸裂します。

そして、まりやとまつりかのド☆S、毒舌っぷりがたまらない。
まりやの女の子と男の子の声色の使い分けもお見事です。

まりやに、ミジンコと呼ばれようがウジ虫と呼ばれようが、顔がかわいいので許しちゃう。
それどころか加速してしまうド変態かなこさん。
{netabare}
(私も罵って欲しい、と思ったのは絶対ナイショですよ)
{/netabare}

ちなみに百合という設定はあるものの、一人で妄想して一人で暴走しているだけなので、普通に万人向け。
問題があるとすれば、キャラクター頼みのアニメなので、アクの強いキャラクターが好きになれるかどうかに勝負がかかっていること。
ド変態百合と、ド☆S男の娘と、ハイパー毒舌家がハイテンションで暴れ回るので、そこが楽しめるかどうかがポイントです。

ストーリー自体は、日常系というほどゆるくもなく、ラブコメとも言えない。
あえて言うなら、妄想を叶えようと奮闘する学園もの。
いろんな妨害を受けたりして、冷静に考えたら、いじめともいえるレベルの行為をされているにも関わらず、それを打ち消してしまうような、かなこの変態度。
嫌なことがあっても、「何だって笑い事にしてしまう」そんな勢いを感じさせてくれました。

また、シャフト演出による忙しくも目に残る映像も特徴的です。
ベルサイユの薔薇のような古めかしい絵柄になったり、みなみけのようなやたら濃い絵柄になったり。
「ぺったかぺったかぺったか」とか、擬音がいちいち映像になるのも、映像表現の独特さに拍車をかけていますね!
これをいいととらえるか悪いととらえるかは人次第。
私は好きですけどね!

よくも悪くもクセの強いアニメ。

冷静に分析したり、まじめに感情移入したりせず、頭をギャグアニメモードに切り換えて、まったり観るのがいいのではないでしょうか。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 40

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

視聴方法として一気見はオススメしない。

ミッション系女学院を舞台に、「百合趣味少女」と「女装ドS少年」が
繰り広げるドタバタコメディ作品。 1期2期共に全12話です。

百合アニメというより、美少女大好きな百合少女の空回りっぷりが
痛々しいギャグアニメですねw

まぁ百合といっても、女性同士の恋愛に発展するワケではなく、
主人公の独りよがりな片思い。
基本的には一人で勝手に女性とのあれこれを妄想をして
鼻血を出して自己完結ww

なので、百合要素のある作品ですが百合作品ではありませんw


この作品の突出して部分は、個性豊かなキャラクターだと思うのですが、
とりあえず、主人公が濃いです!!
しかも、どれだけ罵倒され蔑まれイジられても、それでも立ち上がる
メンタルの強い変態主人公ですw

それに加えて、話が進むごとに妄想や暴走っぷりがエスカレートしていき、
とどまることを知らない... ホント、タチが悪い。

この作品を見るに当たって、主人公の「宮前かなこ」を許容出来るかで
楽しめるかどうか決まるのかもしれませんねw


他のキャラとしては、かなこのルームメイトの鞠也とそのメイドの茉莉花コンビ。
ドSコンビはなかなか良かったと思いますww
それから、個人的に好きだったのが、何かと謎の多い寮長先生ことゴットや
思い込みが激しい上に騙されやすい鼎神父が好きでしたw

でも、寮長先生の声を沢城さんがやってるってのはビックリ!!
EDで名前出てくるまで全然気かなかったです...


個人的には、主人公が「バカやってんな~」って結構笑えた作品で、
そのくだらなさを楽しめた作品ですw
実際、主人公の性別が女の子なだけで、思考がおじさん化してるので、
百合系苦手な人でも普通に見れちゃうと思いますw

まぁその考え方は男から見てもドン引きですよってのもありますけどねww

色々と濃いめな作品なので、一気見すると少し胸焼けするかもですが、
間隔空けて見る分には面白い作品だと思いますw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

衝撃ですよ~与那国さん~

いや~参りましたです。
よい意味で、突っ込み所が本当に多い作品ですねw

主人公で百合の「宮前 かなこ」ちゃん!
毎日何リットル赤い液体を出しているのでしょうか!?身長が高くモデル体系にもかかわらず色気がない!それはそれですごいですw
いっぽうのヒロイン役?衹堂 鞠也(しどう まりや)ちゃん
は男の子だけど色っぽい学園のアイドルw
この二人を中心に物語がすすんでいきますよ~
とにかく見ていてテンポが良いのであっという間に見終わってしまう感じでしたよ~

あと、なんといってもはずせない神キャラが!!
ゴッド✝寮長先生ですよ~
あの耳本物なんですかね~人間じゃないです!?
しゃべり方がとっても耳にのこるのですよw

そんな寮長先生から毎日ありがた~い一言を『twitter』でもらえちゃいますよ~めっちゃ気に入ってます!!!!

「@GODryocho_bot」で検索してみてくださいね ~
こんなつぶやきもらえちゃいますよ~♪

「生き物を机の下に無造作に置いておくなんて言語道断。動物虐待ですよぉ~。7点!容赦なしの一桁です。良いですかぁ~不用品を持ち込むならば上手に隠すのがルールですよぉ~」

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

62.7 6 女装で漫画原作なアニメランキング6位
電波教師(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (418)
2794人が棚に入れました
学園を舞台に「やりたいことしかできない」
自称YD病の天才オタク青年 鑑純一郎が、高校教師として個性あふれる生徒たちを独自の価値観と指導方法で成長させていくパワー全開の熱血アニメ。
天才オタク青年・鑑純一郎が繰り広げる学園改革とは…! !

声優・キャラクター
神谷浩史、松井玲奈、雨宮天、三森すずこ、大西沙織、日高里菜、田所あずさ、佐倉綾音、豊崎愛生、細谷佳正、続木友子、高垣彩陽、M・A・O、浪川大輔、花澤香菜、平野綾、松田利冴、松田颯水、種田梨沙、夏川椎菜

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

理事長って一体何者だったんでしょう^^;?

土曜の夕方枠のこの作品・・・正直結構な視聴数があったので視聴するか迷いました。
ですが主演が神谷さんだったので、「まず視聴してみよう」と思い視聴したら、これが結構面白い・・・結局完走しちゃいました^^

この作品の主人公は鑑 純一郎(かがみ じゅんいちろう)。彼は、「やりたいことしかできない(YD)病」を患っており、その病症を理由に漫画やアニメ、ゲームなどをこよなく愛するオタクです。
その体たらくな生活を見かねた妹の鑑 純音(かがみ すずね)が、純一郎を学校の先生にしてしまい・・・物語が動いていきます。

まず凄いのは、やはり主人公である純一郎です。YDのため、やりたい事以外には見向きもしませんが、一度やる気スイッチが入った時のポテンシャルは半端無いです。
もともと天才肌・・・17歳で「どこでもドア」の理論を提唱するだけのことはあります。
この高いポテンシャルが、学校が抱える様々な問題児の更生にピシャリとハマるんですよね^^
純一郎の妹が何故星の数ほどの職種がある中で教師を選んだのかは分かりませんが、結果的に抜群のセンスだったと思います。

純一郎は高校の先生になるのですが、高校生といってもまだ子供・・・精神的に脆く不安定な年頃です。
ここで踏みとどまらないと、きっと一生後悔する・・・
自分が間違った道を進んでいるのは分かってる・・・けれど、きっかけが掴めなくて戻れない・・・
様々な理由で自分自身の枷が外せない人ってリアルでもいると思います。
そういう時に誰かが手を差し伸べてくれたら・・・という時にサッと手を差し出す純一郎先生は格好良かったですね。

しかしこの作品・・・これでもか、という程たくさんの問題児が登場します。
不良仲間と手を切れずに困っている生徒や、自分の声にコンプレックスを持っている生徒、自分の趣味にトラウマを持っている生徒や、はたまた幽霊の生徒まで登場するのですが、先生の授業・・・結構感動するんです^^;
特に幽霊の生徒の物語・・・まさかの予想もしない展開に不意を突かれ、ラストは涙で前が見えなくなってしまいました(//∇//)
こういう不意打ちがあるから、視聴が止められないんですよね^^

こうして教師として彼なりの授業が行われていくわけですが、一方で純一郎は天才科学者でもあるのです。
彼の才能を欲しがる組織があっても何らおかしいことではありません。
そしてそういう組織からスカウトもされるのですが・・・純一郎は自分自身と向き合い答えを導き出します。
どんな答えかが、是非本編でご確認下さい。

「本当に自分がやりたい事」って、一体何なのでしょう・・・^^?
今その瞬間、本能的にやりたい事が本当のやりたい事というのも違いますし・・・
きっと「本当にやりたい事」って持続できる事なんでしょうね。
持続していく中で、時には苦痛や苦労を伴う事だってあると思います。
それらを全部ひっくるめて「好き」と思える事が大切な気がします。
そう考えると「石の上にも3年」の名言は、物事の本質を見極めるために必要な時間・・・と解釈できるのでしょうね^^

オープニングテーマは、TrySailさんの「Youthful Dreamer」と、スフィアさんの「vivid brilliant door!」
エンディングテーマは、東京パフォーマンスドールの「DREAMIN'」と、9nineさんの「MY ONLY ONE」
オープニングは2曲とも車で聞いています^^

2クール24話の作品でした。この作品に対する見解は色々あるようですが、個人的には楽しめた作品でした。
この作品・・・確かに主人公の純一郎は凄いのですが、それに目を付けた理事長がこの作品の影の立役者だと思います。
この理事長、色々と顔が広いみたいですが・・・一体何者なんでしょうね^^
同じタイミングで放送された「境界のRINNE」は続編の放送が決定しました。
こちらはどうなんでしょうか・・・もし続編があるなら視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

Querl さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

生徒と同じ制服を着ている理事長って一体。。。( ̄s ̄;

何者なのでしょうか??? まぁそれ以外にも色々と疑問のある感じ

ですが。。。(´ω`*)

ちょ~オタクな主人公が、高校教師になり、布教活動しながらも

キャッキャ ウフフ するのかとおもいきや、色々な問題のある生徒を

彼の視点で物事を解決というか 更生? させる的な感じのお話。。。


ご都合主義的に、トンデモナイなんでもあり的に何をやらせても完璧な

主人公、意外と豪華な声優陣と思いつつ、ちょっと痛い某〇〇〇48の人

完全に浮いちゃってますよね。。。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

それぞれのYD

天才ニートゲーマー教師 鑑純一郎
が教え子達を導く

自らを やりたいことしかできない病=YDと称し
その思想を生徒達に押し付け、特に不登校生徒に人生を導くといったお話

確かに自分の本当にやりたいことを早めに見つけて
それに向かって努力することはいいことだと思う
しかし、それも基礎学力や 自分を見る目、他人を見る目
社会を見る目それらが養われていることが前提であると思う

前半で 不良仲間との縁を断ち切って 本当にやりたいことを目指すという
エピソードがあり それが上の回答であろうが、ちょっと不足かな
幸い、本作に出てくる問題児達は 事の善悪の判断は付くという前提らしいので
こういうやりたいことだけやればOK的な話が成り立つのだろうけど
事の善悪の判断が付かない問題児だったらどうするのだろうか?
その辺を本作の原作者に聞いてみたいな
日曜夕方放送で基本 子供向作品であるため、そのあたりの黒い部分は描けなかったのかな?
と勝手に想像してるが・・

漫画家、女装癖、アイドル、幽霊と色々と問題児が出てくる
それぞれ、主人公のYD教育で学校へ復学、そこで出会ったクラスメート達と
お互いのやりたい事を尊重し合い、楽しく過ごせる様になる
純一郎の教えはというか、本作のテーマはここにあったのだろう
相手の趣味を尊重すれば、仲良くなれるということ


●どうしても目に付く、耳に付く
何かと話題の主人公の妹役の声優
もとSKE48の松井玲奈さん
物凄くインパクトあったね(悪い意味で)

他の人のレビュー 他のサイトのレビューでも散々叩かれてたね
でも 叩かれても仕方ないな
はっきり言って酷いです
大人の事情かどうか、判りませんけど、よくこんな人使ったな?と思うくらい 声はダミ声で棒読みで
他の声優さんが結構豪華だったんで、余計酷さが目立った
後半多少演技は改善されたけど 標準レベルにも到底及ばない
話題作りには色々と成功したのかもしれないけど
新人でもなんでもいいから、ちゃんとした声優使って欲しい

ラスト3話のシュタゲのオマージュも松井さんと同じくらいインパクトあった(笑)
こっちはいい意味で^^

最後は主人公自身のやりたいことを主人公が再発見して終わり
この締めはなかなか良かったんじゃなかろうか

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

74.9 7 女装で漫画原作なアニメランキング7位
恋と嘘(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (635)
2904人が棚に入れました
満16歳になると結婚相手が通知される超・少子化対策基本法、通称ゆかり法が施行されている世界を舞台に、少年少女たちの未熟で儚い禁断の恋模様を描く。

声優・キャラクター
花澤香菜、牧野由依、逢坂良太、立花慎之介、谷山紀章、黒沢ともよ、喜多村英梨
ネタバレ

おぼ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

嘘は隠れてなんかいない

原作未読/全12話

若干ご都合主義だが、ある程度はきちんと作られている純愛(?)アニメ。
ただ後半の展開は若干残念なものでしたし、終わり方には「失望」としか・・・・・
※ネタバレありとなしは文章のネタバレ要素にネタバレが掛けられているかどうかの違いで、文章の内容は同じです。

( 'ω'o[総括レビュー]o(ネタバレなしVer.)
{netabare}
{netabare}満16歳以上の少年少女は自由恋愛が禁止となり、国が「国民の遺伝子情報に基づいて決めた」最良の伴侶と恋愛をして結婚しなければならない{/netabare}法律、「ゆかり法」。

その法律の傘下で踊らされる女子高生達の、一筋縄ではいかない恋愛模様を描いた作品。
雰囲気は全体的に{netabare}暗め{/netabare}で、切ない感じの物語になっていました。

物語は、1話目は導入の{netabare}ご都合主義展開{/netabare}を少し捻らせたような感じにして、二話目からは全く作風な変わった、若干{netabare}ハーレムラブコメ的{/netabare}な恋愛を描く構成。

全話のおおまかな感想を言うと、
1話~3話→驚きの展開の連続で面白い!
4話~6話→あれ?面白くなくはないけど若干飽きてきた?
7話~11話→話が進展しない(´・ω・`)
12話→一番やってはいけないENDキタァァ
みたいな感じだったと思います。

特に終わり方は酷く、今まで積み上げてきたストーリーを台無しにするまさかの{netabare}ハッピーエンドww{/netabare}
(しかも何も解決してない)
前半が良かっただけに、後半のグダグダ展開と終わり方がかなり残念な作品でした。
歌とキャラはかなり良かったです。{/netabare}

( 'ω'o[総括レビュー]o(ネタバレありVer)
{netabare}
満16歳以上の少年少女は自由恋愛が禁止となり、国が「国民の遺伝子情報に基づいて決めた」最良の伴侶と恋愛をして結婚しなければならない法律、「ゆかり法」。

その法律の傘下で踊らされる女子高生達の、一筋縄ではいかない恋愛模様を描いた作品。
雰囲気は全体的に暗めで、切ない感じの物語になっていました。

物語は、1話目は導入のご都合主義展開を少し捻らせたような感じにして、二話目からは全く作風な変わった、若干ハーレムラブコメ的な恋愛を描く構成。

全話のおおまかな感想を言うと、
1話~3話→驚きの展開の連続で面白い!
4話~6話→あれ?面白くなくはないけど若干飽きてきた?
7話~11話→話が進展しない(´・ω・`)
12話→一番やってはいけないENDキタァァ
みたいな感じだったと思います。

特に終わり方は酷く、今まで積み上げてきたストーリーを台無しにするまさかのハッピーエンドww
(しかも何も解決してない)
前半が良かっただけに、後半のグダグダ展開と終わり方がかなり残念な作品でした。
歌とキャラはかなり良かったです。{/netabare}

( 'ω'o[観点事のレビュー]o
{netabare}
[物語]/2.0★★☆☆☆
正直あまりストーリー性はなく、そこまで出来は良くなかった印象。原作はもう少し奥深い作品なのかな?

[作画]/1.5★‪⭐☆☆☆
普段の作画も崩れ気味でしたが、キャラデザが・・・・・
もう少しなんとかならなかったんでしょうか。
まあ、可愛いっていっちゃ可愛いんですが。

[声優]/3.0★★★☆☆
普通。李里奈の声はd('∀'*)。御坂の声は若干残念。

[音楽]/4.5★★★★⭐
これは本当に良かった!
OPの独特なテンポはとても好みで、EDの切ない感じもとても良い!
曲だけなら今期1、2を争うと思います。

[キャラ]/4.0★★★★☆
なんといっても李里奈が可愛い!
本当に純粋な所に惚れてしまいました。
それをむやみやたらに扱う主人公は・・・・・

[総評]/3.0★★★☆☆{/netabare}

点数【58点】

投稿 : 2024/05/11
♥ : 51

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

最終回、あの会話シーンはナシ!

原作マンガは未読です。「原作が少し気になったので、アニメでお試し」というのが主な視聴動機ですかね。

要は「少子化対策のために様々なデータに基づいて政府が理想的な結婚相手を斡旋してくれる」といった仕組みが制度化されている世の中のようです。

ある意味『アイドル事変』のアイドル議員よりも実現性の点で無茶な設定とも言えるかも。こんな制度を実現しようとしたら「結婚相談所」的なビジネスは壊滅で民業圧迫ここに極まれりという感じですからね。

ということで、ストーリーの評価は設定うんぬんというよりは世界観との整合性という目で見たいところです。

主人公の根島由佳吏(ねじま ゆかり:通称「ネジくん」)は、幼馴染み的に想いを育んだ高崎美咲(たかさき みさき)と政府通知によって定められた相手である真田莉々奈(さなだ まりな)のどちらを選ぶのか?

そして美咲が政府通知の相手であったかもしれない疑惑や、ネジくんの友人であり美咲との間にも何か秘密を共有していそうな仁坂くん、挙げ句の果てには美咲のネジくんへの想いを探るために美咲に近づいたことがきっかけで美咲と莉々奈に深い友人関係が成立してしまったりとか、同時期に放送された『ゲーマーズ!』とは別な意味でいろいろと拗れた話になりました。

12話という話数と原作未完という事情から、最終回での着地点にことさら不満はありません。しかし最終回Bパート、ヒロインふたりがあの会話をする場面において、あの状況は演出的にナシだと思います。

いくら守秘義務がありそうな職種とはいえ、ふたりの会話を他の人が何も動じずに聞いているのは、世界観との不整合という点で極めて不満です。最後のあの写真撮影に応じる点についても同様です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 45

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

僕らは恋をして嘘をつく ただ一つの気持ちを守るために

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 ムサヲ 監督 宅野誠起 構成 高橋ナツコ 音楽 横山克
制作 ライデンフィルム

さあさあ、またまた来ました「構成ナツコ」今まで良かったと思う作品はありません。
いきなりOPドンドンパンパン(笑)変なキャラデザ。
さて1話切りか・・・・んん・・・面白いじゃん!

原作力は高いです。DeNAのマンガボックス連載コミック。
16才になると結婚相手を厚労省(政府ではなく霞が関)が決めてしまう近未来社会。
すべての男女に対する最も理想的な相手をコンピューターが決める。

これは世代によって意見が違うと思います。

10代~30代 ふざけるな!自由恋愛禁止なんてディストピアだ。
40代~50代 結婚できるんならいいんじゃね。国が責任を取ってくれるんだろ。
60代以上  俺は(私は)見合い一回目の相手と結婚して、子供を育てたし添い遂げる予定だよ。

戦後復興期の日本人の多くは適当な相手(年齢だけは順守)と適当な見合いをして、ほとんどは離婚せず同じ墓に入るのですが、
すでに忘れられた歴史なのかもしれませんね。
統一教会の合同結婚式などと言うネガティブな事件(?)もあったし。

この作品は16才になって予定通り結婚相手の通知が来た少年少女の、
恋愛観、人としての成長、忘れられない想い、社会環境、家族
を比較的丁寧に描いた社会派恋愛アニメです。
そして、物語としてとても面白い物でした。
悩みも深くなく、流され、周囲に祝福されたり、初恋の相手と語ったり。
この作品に違和感を感じた人は、社会状況と言うものの理解が足りないかもしれません。

脚本は相当こなれています。大ベテランですからやればできる子ですね。
連載中なので結末は描かれませんが、社会がこういう形で回っている以上、
個人の結婚相手が誰になろうとあまり意味がないことだと思います。

男女が出会い繁殖活動をすると言うこと。
恋の部分が抜け落ちていますが、一生添い遂げたとしたら尊いものでは無いと言う資格など誰にも無いでしょう。
この社会では、恋は病気として丁寧に対処しているようです。
ディストピアかユートピアか?これはSFではなく現実の一つのありようです。

人口を増やすために最も適した方法はハーレムです。
歴史が証明していますね。
でも、男性すべてに人権を認めるとしたら、この作品の設定になります。
戦後日本が最も成功した社会主義国家であると言われたゆえんでもあります。

会話は丁寧過ぎず、若い男女の迷える心を感じさせて好感が持てました。
「月がきれい」と対応するもう一つの赤い糸。
16歳は迷ってこその青春です。
『初恋は成就しないほうが幸せになれるよ』(私の言葉ですw)

追記
ひとつ気が付いたことがあります。
16才で政府通知が来るとして、内容が結婚相手の名前でない可能性があります。
「この状態では結婚できない」という通知が来た場合。
感染症や重大な性嗜好の問題です。
早い時期に本人や家族が気づいて治療を行えば高い確率で治癒できます。
現代は完全放置、または無視された状態で危険な人生が待っていたりします。
同性愛の問題も早期協議次第で解決可能なんではと思います。
性と言う重大な問題に蓋をしてしまう現代社会への問題提起となる作品かと思いました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42

70.5 8 女装で漫画原作なアニメランキング8位
まりあ†ほりっく あらいぶ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (685)
3878人が棚に入れました
眉目秀麗な優等生だが本性は果てしなくドSの自称美少女・祇堂鞠也と、100%ツンの毒舌メイド・茉莉花が、百合趣味の主人公・宮前かなこをコミカルにいじり倒す!原作は遠藤海成が月刊コミックアライブ(メディファクトリー刊)で連載中の漫画。コミックスは第7巻まで発売中で、累計発行部数は140万部を突破。TVアニメ第1期が2009年1月から3月まで放送され、いよいよ2011年春からは第2期が放送開始予定!

声優・キャラクター
真田アサミ、小林ゆう、井上麻里奈、甲斐田裕子、新谷良子、神田朱未、後藤沙緒里、平野綾、沢城みゆき、松来未祐、杉田智和、上田燿司

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

今日もピコピコお耳が可愛いですよ♪寮長先生!!

●本作品「まりあ†ほりっく あらいぶ」を見るにあたって!
 寮長先生からの注意事項を守ってくださいね♪
 
①本作品は、1期「まりほり」を視聴してないとぉー、百合と言われる毒素に犯される危険性がある
 のですよー。
 百合っ娘こと主人公の「かなこ」さんとですねー、女装美人の「まりあ」さんの関係をよく理解す
 ることで、毒素から身を守ることができるのですよぉ~
②1期から体を慣らしてからご視聴頂くと、脳から新種のアドレナリンが分泌してくるのですねぇ~
 不思議とありとあらゆる耐性があっぷするので、まずは1期からの視聴を推奨しますよぉ~!
③かなこさんは、見境なく鼻血を出すので、本当にこまったひとなのですねぇ~
 血に極端に耐性のない方は、ご視聴を控えるかぁ~白黒テレビにてご視聴してくださいねぇ~
④「まりほりあらいぶ」を観て、何処でも誰でも、デコって盛ってはいけませんよぉ~!!
 デコって盛っても良い素材は増えるワカメだけですからねぇー。これは警告ですよぉー!!
 
以上、ゴッドこと寮長先生からの注意事項でしたぁ~異議は却下しますですよ~
質問はありませんですねぇ~もし何か困ったら同室の方に聞くといいですよぉ~
 
 
■総評
寮長先生のありがたいお言葉を胸に、2期も楽しく視聴できました♪
とは言いつつも、正直1期に比べるとちょっと物足りないような気がしちゃいましたw
とはいえ、面白かったですよ!!相変わらずの馬鹿っぽさと、シャフトの演出もよかったしねー♪
でも・・・かっかっ・・・かなこちゃんがー!!かなこちゃんがーいけないんですよおぉぉぉぉ!?
他のキャラにくらべて、一段とかなこちゃんがパワーアップしてるからww
そんなかなこちゃんをパワーアップした寮長先生!!
「時間の流れ方が常識と少々異なる空間」って!?かなこちゃん「オラ」って言ってたしぃ!!
かなこちゃんパワーで、他のキャラが1期にくらべておとなしく感じちゃいましたのです♪
あと、最終回で先が読める展開になっちゃったのも残念なところかなぁ・・・
でも、いつも全力で、妄想&暴走率100%のかなこちゃんの表情は、見ているだけで楽しくて、
元気をもらえるので、やっぱり観て良かったと思いました♪
 
■おまけ
OP曲の「るんるんりる らんらんらら」はとっても耳に残る良い曲ですよ
まりや役の声優さんで小林ゆうさんのすばらしい演技力が歌でも感じられますね♪
茉莉花バージョンは6話でしたね(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ー
 
もうひとつ、個人的に寮長先生ファンとしては、沢城みゆきさんが歌う「ネコミミリズム」がお勧め♪
1期ED曲のカップリングですが、可愛さいっぱいの歌声でこちらも耳に残る曲ですよ♪
 
あと、幕末のカードゲームは楽しそうでしたね♪
ちょっとやってみたいですねー!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

麻里奈†ほりっく

1期と2期の合併です。

一見、女学院設定の百合もの。
しかして、その実態は。
ハイテンションな壮絶コメディーです。

男性アレルギーの大女加奈子がヒロイン?
清楚風美女装男子マリアもヒロイン?
加奈子は憐れ、マリアは無慈悲。
加奈子を虐げるマリアに正直ストレスを感じました。

しかし、最後まで視聴できたのは茉莉花さんのおかげです。
冷静なツッコミを入れる茉莉花さんはツンダケ。
茉莉花さん、尻上がりにパワーアップです。
声は井上麻里奈さんですね。
冷血系キャラ、ピッタリです。
大好きです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 34

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2期の真の主人公は鞠也だったのかもしれない

ミッション系(カトリック)の女子校を舞台に、
百合趣味の少女と女装したドS少年を巡るラブコメディ。
とwikiにはあるが、ラブは別のところにある。

1期を視聴してとても可笑しかったので2期も視聴してみた。
少し間をあけたのは、あのテンションがずっと続くと見慣れてしまい
飽きるのではという恐れがあったからなのだけど
2期のOPを聴いたらさらにハイテンションになっていた(笑)
いやはや、やってくれるわ。
でも5話からは違う曲になってしまったのだけどね。
ちなみにEDは山本リンダの「どうにもとまらない」カヴァー。

物語のほうは、知る人ぞ知るパロディが増えた気がした。
元ネタがわかる人には楽しめそうだけど、わからない人には
意味不明でギャグにも感じないかもしれない。
そして1期より男性キャラが増え、少し視野が広がった。
でも期待したほどではなかった・・かな。
もう少し神父が面白いことをやらかしてくれたら良かった気がする。

相変わらず美味しいところをもっていく鞠也だけど
よくよく考えたら作品のサムネを見ても鞠也しか描かれていないし
2期の真の主人公は彼だったのか、なんていまさら気づいてみたりして(笑)

男の娘とは言っても、声はほとんど女声だし、小柄で華奢だから
なんの違和感もなく、腹黒さはあっても結局常識ある優等生なので
個人的にはもっと遊びがあっても良かったと思っている。

で、かなこの百合趣味はもはや、変態親父的な発想でしかなく
ガチ百合の人が観たら「違う!」と声を大に叫びそうだし
共感されるとも思えないのだけれど、どうなんだろう。
まぁ結局は男性視点のちょっとHな妄想コメディ作品ということだ。

しかし、寮長のゴッド様・・あなたはいったい何者なのだ。
童女のまま何百年も生きてきた感のあるムードは、なかなか怖い。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

61.7 9 女装で漫画原作なアニメランキング9位
プリンセス・プリンセス(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (130)
730人が棚に入れました
男子校・私立藤森学園高等部において、生徒に活気を与えるために容姿端麗な生徒に女装をさせ「姫」と呼ばれるアイドルに祭りあげているという奇抜な設定。
主人公は「姫」制度を知らずに入学したが、その美貌から「姫」に認定されてしまう。顔立ちはいいが、内面に様々なものを抱えている主人公が同じ「姫」の仲間達との触れ合いの中で自分らしさを獲得していく学園コメディー。

声優・キャラクター
福山潤、朴璐美、柿原徹也、保志総一朗、神谷浩史、勝杏里、野島健児、鳥海浩輔、寺島拓篤、宮下栄治
ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

相手が男だって、かわいければ萌えるのよっ!

作者が「LOVE STAGE!!」ってことや、おもしろい男の娘アニメを
探していたので。(変に誤解されると困ります。w)

LOVE STAGE!!は原作が別な方みたいですが、こちらは作者のつだみきよ
さんという方が1人で全て作った作品です。

ある名門男子校に主人公(高1)が転入する所から物語が始まりますが、
この学園には「姫制度」という特殊な制度がありました。前年度の姫たち
から推薦され生徒会や全校生徒の承認がおりると、1年間姫として活動
しなければなりません。

姫と言うくらいです。まあ、おわかりでしょうが女装して学校行事や
クラブ活動の応援に駆り出される訳ですね。

主人公を合わせ、3人の姫が学校のために奮闘するストーリーです。


結構うまい設定だなぁと思いました。
姫になるのは1年間だけだし、なんといっても姫特典ってのがすごい!
学食のチケット年間分もらえるし、学用品等の必要なものも全部支給
されるし、写真の肖像権とかでおこづかいまでもらえちゃう。

でも3人が各々、個人的な事情で姫に対するスタンスが違うってのも
おもしろい。(いやいや、やってる姫もいいですね)
ちょっとしたシリアスな内容も所々あり、単なるギャグ作品になって
いないところが良い。

毎話観ていて、ほんとうに姫のおかげで学園が潤ってる。w
男だとわかってるのに姫に対してキャーキャー言ってる生徒にも笑える。

声優さんも3人のうち2人が男性、もう1人は女性ですが違和感があまり
無かった。これも良かったですね。リアリティを感じられました。

それにしても2次元の男の娘はかわいい!自然に萌え~~ってなってる
自分がいますもん。(まあそうなるように描かれてるんですけどね。)

なかなか楽しめた作品でした。


1番笑えたところ
{netabare}
野球部の試合、5回表が終わり9-0 コールド負けかな?と、思っていた
ところにやっと姫登場!「がんばって下さいねぇーー!!」

次のシーン

試合終了。 9-22 圧勝! 姫、おそるべし!w {/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

なんつー学校だw

〝男ばかりのムサイ学園生活に華を求める〟

まぁそれはね うん。気持ちはわからんでもないw
でも流石にこれはやりすぎやろっ∑\(゜д゜;)
と誰もがツッこむであろうアニメですwww


あっでも【姫制度】を除けば普通のアニメです。

ジャンルは何になるんだろうなぁ・・・
笑いも多少あったけどギャグって程ではないし
学園モノ日常系アニメってトコかな??

登場人物達の家庭環境の悩みについて触れている重い話もありますが、最終的には友の支え・そして自分自身が一歩前に踏み出し成長する事で無事乗り越える事ができますので私的には納得できる終わり方でした....φ(・ω・^)♪


っで、面白かったのかと聞かれると・・・普通。w

でも途中断念する程でもなかったので
皆さんもそこそこ楽しめる内容なのではないでしょうか??

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

テンガロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

当時でも某ガールズバンドのようにプリプリって言ってたのかな?

今の男子校ではどうか知りませんが
私の知ってる男子校では異性に飢える若者が
半分冗談、半分本気で華奢な男の子に女装させて
祭り上げてたのは見た事ありますよ(笑)

面白いのはちっとも女装が似合ってないのに
男子が熱狂してるという異様な光景です(笑)
女装男子がホッペにチュッとすると怒号が飛び交ってました(笑)
一応いじめじゃないので(笑)

そういった実体験もあり
アニメも楽しく見れました(笑)

一点気になったのはタイトルの
「プリンセス・プリンセス」なのですが
「プリンス・プリンセス」という
タイトルの方が正しいのかな?と思いました(笑)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

58.9 10 女装で漫画原作なアニメランキング10位
初恋モンスター(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (219)
983人が棚に入れました
ネガティブ女子高生とイケメン小学生の初恋を描く下宿ラブコメディ。超お金持ちの令嬢高校生・二階堂夏歩は、小学5年生の高橋奏に恋をしてしまう。初恋同士のふたりが織り成す切なくてアブナイ恋の行方を描く。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、堀江由衣、杉田智和、森久保祥太郎、村瀬歩、岡本信彦、石川界人、鈴村健一、津田健次郎、緑川光、江口拓也、蒼井翔太、茅野愛衣、武内駿輔、野水伊織、大塚明夫、和井みずき
ネタバレ

文葉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

これはたぶんモンスターで間違いない・・・(作品的に)

1話がピークで面白かったです。
とても小学生らしい会話、語彙の足りないお下品なセリフの数々・・私にはとても書けませんが・・。
えぇ・・小学5年生の頃をリアルに思い出しました。

ヒロインの二階堂 夏歩ちゃんが黒髪ロングのビジュアルなので”どこかで(他のアニメで)お会いしませんでしたか?”と思いました。

高橋 奏くんが小学5年生にとても見えない見た目でしかも身長173センチもあって彼女いるリア充なのがもう、世の中信じられないですね。
{netabare} フラフープ200回まわしに失敗し別れを告げたり(なんて安易な考え)、ピアニカで自作のラブソングを演奏するとか発想の勝利ですね {/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

○○モンスター

1話目から下品なフレーズが飛び交います。
EDも同様な趣向。
そしてそれは最終話に至るまで揺るぎませんでした。
肝の据わった作品です。
小学生が主人公ということなのだけど、低俗過ぎて笑えません。
痛々しい限りです。

キャラも度が過ぎて、見るに堪えません。
うじうじしていたり、傲慢だったり、変態的だったり。
ちょっとついていけません。
ていうかイライラします。

これをいっちゃぁおしまいですが、あんな体格の小学生は存在しません。
{netabare}最終話のBパートでヒロインがすべてぶちまけてたけど、早く気づきましょうよ。{/netabare}

唯一の楽しみが小学生役の杉田さん。
低音が魅力の小学生なんて、超シュール。
ノリノリで演じてる杉田さんの姿が目に浮かんで、にやにやがとまりませんでした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「好き」の質に差はあるのか…

この作品の原作は未読ですが、ほっちゃん、かやのんが出演される知り視聴を決めた作品です。
作品のジャケットは半袖体操着と半ズボンが全く似合っていない男性が映っていましたが、初恋モンスターというタイトルを含め、どんな作品なのかが全く分からないまま視聴に臨みました。

この物語の主人公は、ほっちゃん演じる高校1年生の二階堂 夏歩…黒髪ロングが似合う純情可憐で少し線の細さを感じさせる…そんな女の子です。
彼女は高校入学を機に親元を離れ東京で一人暮らしを始めることになったのですが、東京に来て早々、車に轢かれそうになったところを男の人に助けて貰ったんです。
夏歩は助けてくれた容姿端麗な男の人に一目惚れして思わず告白してしまったのですが、その男の人…実は小学5年生だったんです。
こうして全く小学5年生に見えない少年と夏歩の物語が動いていきます。

思い返してみると、小学5年生の頃に好きだった人…もう名前も顔も思い出せませんが、確かにいたと思います。もちろん相手は同じ小学生でしたけれど…
そして高校生になり、小学5年生が恋愛の対象だったかというと全くそんな事はありませんでした。

やっぱり小学5年生と高校生では組み合わせが凸凹なんだと思います。
普段は全く考えた事はありませんが、何故凸凹だと思ったんだろう…と考えてみました。

まず相手を「好き」という気持ちは小学生、高校生とも変わらないと思います。
好きな相手に対する優先順位という視点で見ると、確かに小学生の頃は女の子と何かするより男の子と遊んでばかりいた様な気がします。
それでは高校生になったらどうか…と考えてみると、勉強や部活に明け暮れていたので、決して好きな人優先という訳ではありませんでした。

「LIKE」と「LOVE」の違いがあるかという視点で見ると、小学生、高校生共に「LIKE」側に片寄っていると思います。「LOVE」に含まれる「無償の愛」や「何かをしてあげたい」を貫き、その言動に責任が取れるほど自立している訳でも、人間的に成長している訳でもありません。
でも年齢を重ねていくうちに好きに「LOVE」の要素が含まれていることを踏まえると、「LOVE」の比率は小学生より高校生の方が高いのかもしれません。
その比率の差が「質」の差だと感じる原因なのかもしれませんね。

小学5年生と高校1年生ってたった5歳しか違わないんですよね。
だから今この瞬間だけ見ると差があるように見えますが、少し長い目で見ると年の差を感じない関係になれます。
そう考えると凸凹に感じるのはタイミングの問題だけみたいですね。

でも、今この瞬間だって現在進行形の二人には大事な時間なんですよね。
だからこそ物語にもなるんでしょうけれど…

完走して振り返ってみると、夏歩を愛でる作品だったように思います。
小学生のみんなはやたら大人びいているので、見た目とやっている事のギャップは半端無いし、夏歩に辛く当たるドSかと思いきや突然流れが変わったり…
特に後者…大学生なのにまるで好きな子にちょっかい出している子供みたいに見えちゃいましたよ。
そう考えると、実年齢は別にして精神塩嶺的な子供がたくさん出てくる作品だったように思います。

だから夏歩の事だって平気で傷付けるんです…
気丈なフリをしていますが、心の中はどれだけ荒れていた事か…
そしてこの手をキャラを演じたらほっちゃんの右に出る者はいないんじゃ…と思えるくらい、夏歩のイメージにピッタリだったと思います。
要所で夏歩に対する救済があったのが視聴している側にとっても救いでした。

オープニングテーマは「イノセント」
エンディングテーマは「キミに捧げる鎮魂歌」
どちらも蒼井翔太さんが歌っています。
オープニングをカラオケで歌ってみようと思いましたが、キーの高さに断念しました。
恰好良い曲なのに…残念です。

1クール12話の物語でした。ほっちゃんの魅力が詰まった作品ですので、ファンの方には外せない一作だと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

67.8 11 女装で漫画原作なアニメランキング11位
げんしけん二代目(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (585)
2945人が棚に入れました
椎応大学現代視覚文化研究会、通称「現視研」。その新会長となった荻上千佳は、昨年の新歓活動の反省を踏まえ、新入生の会員獲得を目指していた。新歓会場では、相変わらずコスプレをして自分だけが楽しんでいる前会長・大野加奈子を横目に、荻上は大きなイラストを即興で描く姿を披露した!それに反応した女子が2名、新入生の吉武莉華と矢島美怜が現視研に入会した。類は友を呼ぶのか、2人はいわゆる「腐女子」であった。
そして更に、入会希望で部室に現れた栗色の髪の清楚な美人―。だが、その正体はウィッグを着けた「男の娘」で・・・。
超個性的な新入生を迎えた、『げんしけん二代目』の活動が始まる!
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

本当に・・・楽しかったんだ・・・(-ω-)

原作 漫画 

3期目  

オタクサークルの日常系

全13話

1期→OVA→2期  視聴済み


いつも、レビューは観終わってからしか書きませんが、(SAOは書いたか^^;)
どうしても言いたかったので・・・ (。-`ω´-)


今回、1話見ただけですが、キャラの声が、皆 総入れ替えで・・・(> <) 
何で変えるかな~?
キャラと声って、凄く大事なのに!
イメージが変わっちゃいます!! (。-`ω´-) プンプン

斑目の声なんか、好きだった檜山修之さんで、凄く良かったのに・・・

荻上だって、好きな水橋かおりさんだったのに・・・

大野も、好きな川澄綾子さんだったのに・・・

特に、この3人の声には違和感でした。
前の声に慣れてしまっているので、残念でしかたないです。
ε-(ーдー)ハァ

前の主人公の笹原と、金髪のスザンナの声は、そんなに違和感無かったですが・・・^^;


映像は、前より綺麗なんだけど、キャラデザも変わってしまってて、違和感ありました。
目の描き方が変わったのは致命的です。><

時期に慣れるのかな・・・?

内容は、新キャラ登場で、面白くなりそうです。

声が変わったのは残念ですが、
今後も毎週楽しみに視聴します。
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最終話まで見た感想

げんしけんにハマリ、この2代目の途中から原作コミックを読みました。

そしたら、2期から この二代目までの間の重要なエピソードがカットされてて、愕然でした!

{netabare}
2期の終わりでは、笹原と荻上が この先どうなるのか?
って所で終わっているんですが、
この二代目のはじめでは、もう既に笹原と荻上は付き合っていて・・・

原作で描かれてる 笹原の告白がカット・・・

それに、荻上が自分のラウマを克服する件もカット・・・

笹原、高坂、春日部の大学卒業もカット・・・

う~ん、めっちゃ残念です。><

できれば、ちゃんと2期の終わりから見せて欲しかったです!
{/netabare}
まぁ、このアニメの二代目は、ちゃんと原作の二代目から始まってるから「しゃーなしだな」・・・なんですけどね。
ε- (´ー`*) フッ
なので、二代目ではなく、3期として2期の続きから製作して見せて欲しかったです。
(> <) orz


内容的には、腐女子と女装趣味でBL好きの男の娘が増え、
2期までの雰囲気が変わりましたが、
卒業した斑目や、笹原もちょい出てくるので ガッカリ感は無かったです。

個人的には、11話が最高潮でした!
{netabare}
斑目が春日部へ告白するシーン

斑目ぇ・・・・・このへタレめ!  ε-(ーдー)ハァ

あとは、スーが10話で斑目のほっぺにキスをして・・・

その後、原作では 斑目を意識して3倍赤面するシーンがあるんですが、
それもカットされてたのには・・・
残念です。 見たかったのに・・・
{/netabare}

げんしけんって、オタク、腐女子、BLなど、マニアな趣味を持った人が集まったサークルの話なんだけど、
結構 恋愛も絡んでいるので楽しめるんですよね!

自分も大学に行き、こんなサークルに入ってキャンパスライフを満喫したかったな~って思えました。

自分にはドストライクな作品でした。

斑目じゃないけど、「本当に・・・本当に楽しかったんだ。。。」

万人にはウケないだろうけど、1期見て面白かったなら、この二代目もオススメです。
⊂( ^ω^)⊃


OP:「げんし、女子は、たいようだった。」歌 - 上坂すみれ

ED:「アオくユレている」歌 - 荻上千佳(山本希望)、吉武莉華(上坂すみれ)、矢島美怜(内山夕実)、波戸賢二郎(加隈亜衣)


最後に
斑目の声、最後まで違和感でした・・・( ̄Д ̄;;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 52

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

腐女子くおりてぃー

製作会社が変わってしまってちょっと残念
1期やOVAと明らかに作画が違うし・・・
大野さんのcvがゆかな・・・ちょっと違和感あるなぁ~

物語としては面白かったです
今回は腐女子と男の娘がメインすぎて。本来のヲタ系ネタが少ない気がしました

スーのパロディは笑えましたね^^
何話目かは忘れましたが究極超人あ~るのR田中一郎ネタがツボでした

3期を期待したいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 47
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

腐女子による、腐女子を観るためのげんしけん!

原作未読 全13話
1期・OVA・2期視聴済
今回は「げんしけん」の3期になります。

お話は、上級生となった荻上 千佳が、大学のオタクサークル、現代視覚文化研究会(通称 現視研)の会長になり、以前から所属している大野 加奈子、朽木 学、そして新会員の スザンナ・ホプキンス(スー)、吉武 莉華、矢島 美怜、波戸ちゃんが加わり、そして卒業生 斑目 晴信、笹原 完士、高坂 真琴、春日部 咲たちも絡んでいってお話は進みます。

今回は何と言っても容姿が可愛い{netabare}女の子らしい?男の子、{/netabare}波戸ちゃんがメインですねw {netabare}(2人の声優さんが演じてますからね) {/netabare}
OPやEDにもメインで出て来てほとんど主役と言っていい活躍?をします。(主役が誰なのか分かりませんがw)

1期は男子のげんしけん、OVA・2期は男女のげんしけん、今回の3期は女子のげんしけんとうまくシフトしてます。大学生で卒業というイベントがあるので、代替わりしてキャラ新しくなりマンネリがなく、今回も新鮮に観れました。卒業生もチョイ役で出ているのもいいですね。(うち1人はかなり出ていますねw)

作画も変わっていてみんな優しい感じになってますね〜(特に女子)

好きなキャラはスーです。あまり喋りませんが、鋭いツッコミや突拍子のないセリフは楽しかったですね。 {netabare}「リア充爆発シロー!」「雨振ッテ地ガ陥没!」等w {/netabare}

私の周りには腐女子はいませんが(隠れはいるかもw)、腐女子ってこんな感じですよって分かるお話でした。
この2代目から観ても十分観れますが、キャラやサークルの経緯を知りたい方は1期から観ることをオススメします。
{netabare}
班目さんの告白シーン良かったですね~
表の主役は波戸ちゃん、準主役は班目さん、裏主役はスーちゃんですねw
{/netabare}
OP 波戸ちゃん押しの作画です。曲は明るく、上坂すみれさん(中二病の凸守役、むろみさんのOP)が歌ってます。
ED こちらは前からの部室の演出に、やっぱり波戸ちゃん押しの作画となっております。げんしけんメンバーみなさんが歌ってます(朽木を除くw)

最後に、2期より年月が経過し、スタッフや声優さんが変わったのはしかたがありませんが、直近で前を観ていたものとっては、最後まで斑目さんの声が慣れませんでしたw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

80.4 12 女装で漫画原作なアニメランキング12位
ハヤテのごとく!(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1455)
9459人が棚に入れました
不幸な少年・高校生の綾崎ハヤテは、ギャンブル好きで浪費癖のある両親の生活を支えるため、バイトの日々を送っていた。だが、1億5000万円の借金を作った両親は、その負債をハヤテに押し付けて行方不明に…。取立てに困ったハヤテは、一人の少女を誘拐することで、借金返済を目論んだ。だが、その行動が少女の勘違いを招き、自分への告白と受け取られる。さらに、誘拐されたその少女を救出してしまったことで、少女の恋の炎に火が燈る。その少女・大富豪のお嬢様の三千院ナギは、ハヤテを住み込みの執事として雇うことを決め、発覚したハヤテの1億5000万円の負債を肩代わりするのだった。かくして無利子・無担保の貸付による40年ローンを返済するべく、仕える者として、お嬢様を守る者として、綾崎ハヤテの命を懸けた執事生活が始まる!

声優・キャラクター
白石涼子、釘宮理恵、田中理恵、伊藤静、松来未祐、植田佳奈、井上麻里奈、中島沙樹、生天目仁美、矢作紗友里、高橋美佳子、小杉十郎太、三宅健太、若本規夫

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ボリューム満点!!

原作全部持ってます!

このアニメ、ノリが完全に深夜アニメなのにもかかわらず、話数が52話もあるんですね。
原作の話とオリジナルの話が半分ずつぐらいで構成されているので原作を読んでいる人とそうでない人の両方が楽しむことができます(σ゚∀゚)σ
まぁ話数が多いために途中で疲れて見るのを断念した人も多いようですが、俺は最初から最後までずっと楽しんで見ていました!

ジャンルは「執事ラブコメディー」という感じですかね。
超大金持ちのツンデレお嬢様とガンダム並みの耐久力を持つ化け物執事たちが織り成すハチャメチャな日常を描いた作品です。
他にも完全無敵の生徒会長様や怒ると怖いメイドさん、人語を喋るトラなど愉快なキャラたちがたくさん登場します。

このレビューを見て興味を持った人は少しずつでいいので見ていってみてください。
一気に52話はさすがにきついと思うのでw

でもっておもしろいと思えたら今度は原作も読んでみてください。
俺は原作の方で爆笑したところが何度もあったのでギャグ好きの人にはかなりオススメです(^_^)v

投稿 : 2024/05/11
♥ : 39

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

両親からのクリスマスプレゼント・・・1億5千万円の借金を受け取った少年の物語です^^;

あにこれで2013年4月からの春アニメを物色していた時、私は『ハヤテのごとく! Cuties』に出会いました。

「アニメを作品名から探す」で検索してみると、4月から始まるアニメは、このシリーズ4作目との事でした。
キャラデザの雰囲気も嫌いじゃないし・・・という比較的ライトな理由で視聴を決めました。

でも、これまで1度も視聴したことの無いシリーズの作品でしたので、どうせ見るから1期からちゃんと見よう・・・と思い1期を調べて・・・愕然としました(゚o゚;;

何と4クール52話もの大作だったのですΣ(゚д゚lll)
52話・・・30分×52話=1,560分・・・ということは26時間・・・
まる1日完徹しても見終わらないよ・・・

もちろん、そんな視聴が出来る筈はありませんけど・・・^^;
そういえば、2013年冬に某アニメのスピンオフ作品が放送されました。その時も同じように原作を調べたら同じように4クールの作品だったので、速攻で視聴を挫折してしまいました・・・^^;

今回も同じようになるのかな・・・?

自問自答した挙句、気合で視聴を決意しました^^

そして、ようやく1期の視聴が終わりました。
既に4期目の放送は始まってしまいました^^;
第1話には間に合いませんでしたが、少し遅れてでも参戦しようと思っています^^



この作品は、両親からクリスマスプレゼントとして1億5千万円の借金を受け取った主人公である高校生の綾崎 ハヤテが、借金を肩代わりして払ってくれた、とんでもない大富豪の令嬢であるヒロインの三千院ナギの執事として借金を返済しながら過ごす日々を描いた作品です^^

1億5千万って、庶民の夢のマイホームが何棟買えるのだろう・・・という位のお金です。もし、そんな借金を背負ってしまったら、とても明るい毎日なんて過ごせそうにもないのですが・・・
52話まで苦もなく視聴できたのは、とんでもなく不幸な筈の主人公が終始不幸を前面に押し出さず、日常を謳歌していたから・・・かもしれません^^

そして、52話もの大作なので、登場人物も沢山出てきます。でも52話見ていれば、たくさんの登場人物が出てきても、大体覚えられる・・・という事も新たに発見できた事実でした^^

借金を抱えた主人公は最初可哀想だなぁ・・・と思っていましたが、途中からはだんだん羨ましいキャラ設定になっていったように思います。
主人公を取り巻く人間模様・・・1期でこんな感じだったら、4期にもなるとどんなになっちゃうんだろう・・・^^
羨ましいんだけど・・・これからの展開が楽しみです^^

引き続きOVAと2期を視聴しようと思います♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

パロネタドタバタアニメ。 ちょっと古い時事ネタを 全52話で存分にご堪能くださいw

原作は少年漫画(未読)。
シリーズ1期に当たるこの作品は2007年度1年間かけて
4クール放送され、全52話と非常に長いです。


主人公・綾崎ハヤテ(高校生)は浪費家の両親から
約1億5000万円の借金だけを残して、捨てられてしまった。
その後、ハヤテは色々あって
大富豪のお嬢様・三千院ナギから執事として雇われることになり、
莫大な額の借金を40年かけて返済することに…
という所から始まるストーリーですが、
正直言って物語なんてどうでもいい作品ですw


回にもよるけれど 全体として時事パロネタが非常に多い。
少年漫画を読んでいない私にとって元ネタが分からず
最大限に楽しむことはできませんでした。(←コレは致命的;)
ただ、ネタが物語に組み込まれている訳ではないので
分からない場合はスルーして適当に楽しむことはできると思います。
(分からないネタが続いた時はさすがに やきもきしたけどw)

所々に自分も分かる ちょっと古いネタがあったり
例えば登場するゲーム機が今より1世代以上前の物だったりと、
何となく懐かしい気分で観ることができました。


作画については今見ても見劣りしませんでしたが、
演出面はさすがに「ちょっと前の作品」という印象。
それでも6年近く前の作品としては良いほうだと思いました。

声優は何と言ってもメインヒロイン・ナギ役の
くぎゅう(釘宮理恵)N型ウィルスが最大の魅力でしょう。
くぎゅう目当てで視聴しても良いくらいのレベルだと思いますw


音楽はOPが前期・後期の2曲、EDはクールごとに変わり4曲あります。

前期(01話~26話)OP … ハヤテのごとく!(歌:KOTOKO)
後期(27話~52話)OP … 七転八起☆至上主義!(歌:KOTOKO)
第1クール(01話~13話)ED … Proof(歌:MELL)
第2クール(14話~26話)ED … Get my way!(歌:川田まみ)
第3クール(27話~39話)ED … Chasse(歌:詩月カオリ)
第4クール(40話~52話)ED … 木の芽風(歌:IKU)

ED映像は季節(クール)に合わせた演出になっています。
どの曲も元気な感じで作品の雰囲気に合っていて良かったと思いますが、
私の中では後期OPと、第3クールEDが特に気に入っています。


キャラも個性的な人物が非常に多く登場します。
これだけのキャラを登場させることができるのは
4クールという尺があってこそだと感じました。
キャラの特徴・設定を上手く使いこなしていたと思います。
これだけ居れば、この先2期以降のネタも作り放題でしょう。


なお、パロネタ発言時の「ピー音」はDVD版で消すことができましたが、
{netabare}「見せられないよ!」{/netabare}はさすがに飽きました。


この1期は6年近く経った今観ると時代遅れ感がかなり強かったので、
もし2期以降も時事ネタ方針で作られてるのだとしたら、
毎回早めに視聴したほうが良さそうです。

逆に、一昔前を懐かしみたい方にはオススメできると思います。

また、釘宮理恵が好きな方にはイチオシの作品です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

64.0 13 女装で漫画原作なアニメランキング13位
ナナマル サンバツ(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (214)
736人が棚に入れました
文蔵高校、新入生歓迎会。1年生の越山識は、クイズ研究会による<新入生早押しクイズ退会>に思いがけず参加させられてしまう。
読書好きで目立つことが嫌いな識は慌てるなか、同じクラスの深見真理は、クイズの問題が読み終わる前に次々とボタンを押しては、まわりを圧倒していく。
「答えがわかってから押してたんじゃ、全然遅いのよ。早押しは0.01病の差が勝敗を分けるわ。」
そんな真理を観ているうちに、識は”クイズには答えを確定できるポイントがある”ことに気付く…。

クイズ研究会の先輩と仲間たち、圧倒的強さを誇るライバル・御来屋千智との出会い、正解した時の喜び、ボタンを押せなかった時の悔しさ…
知識だけではなく、様々なテクニックを磨いて仲間とともに勝利を目指す《競技クイズ》の世界で越山識のクイズに青春をかける日々がスタートするのだった。

キミも、クイズ王にならないか!

声優・キャラクター
堀江瞬、川島海荷、石川界人、佐藤拓也、畠中祐、松田颯水、永塚拓馬、M・A・O、八代拓、白井悠介、室元気、山谷祥生、東城日沙子、もものはるな、増田俊樹、榎木淳弥、岩瀬周平、長尾明希、羽多野渉、鈴木達央、佐倉綾音、前野智昭、岸尾だいすけ、古川慎、緑川光、桝太一

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

これは日テレ系列での放送なのは当然だ…!(「高校生クイズ」のアニメだし…)

*2017.7.10誤字修正

マンガ原作があるらしいのですが、全く知りませんでした。最近のマンガ作品については不勉強です、すみません…。

ただ「アメリカ横断ウルトラクイズ」→「高校生クイズ」という日テレ系列での番組放送の歴史やその競技ルールを踏まえていれば、物語そのものにはすんなり入っていける感じではあります。

ということで日本テレビの戦略的番組構成を考えると、『ZIP!』でレギュラー出演している川島海荷が声優として起用されてしまったことについても「大人の事情」があるのだということは想像に難くありません。

高校生クイズ2017の予選は7/25だそうで、この作品はその盛り上げに一役買うことを期待されていると思われます。

さて肝心の本編内容ですが、基本的には主人公が所属する高校のクイズ研究会およびその対戦相手が登場人物ということになりそうです。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」の頃からクイズ番組自体は好きで、早押しクイズに関しても勝つための方法論とかは勝手にいろいろと考えたことはありますが、実際に競技に出たことはないのでそのあたりの自分の考えの正しさの検証という意味でも、内容的にはとても興味が持てます。

マンガ原作を読むのは面倒なので、ざっとアニメ視聴させてもらおうと思います。キャストの演技とか作画とかは、内容理解の妨げにならなければまあいいや…。視聴中のレビュー更新は、よほどのことがないとしないかも。

2017.8.2追記:
ストーリー的には、まあ順調。川島海荷の演技に、やや改善の兆し。

2017.9.20追記:
全話視聴終了。各校クイズ研究会合同の例会2度目の参加を一区切りにして、無事に最終回を迎えました。本編中のクイズ出題に対して作中キャラよりも先に正解しようと反射的に考えてしまう自分がいました(その程度には、元々クイズは好きです(笑))。

マンガよりはアニメの方がクイズに関して臨場感があるので、これはアニメ化して正解だったのではないでしょうか。面白かったです。

「川原海荷問題」に関しても、最終的にはほとんど気にならなくなりました。クイズそのものが好きならかなり強くお勧めできますし、普通に高校部活物として見てもストーリーは合格点だと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35
ネタバレ

空知 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

競技クイズって奥が深いんですね

原作未読。

ファミ劇にて1ヶ月遅れで視聴。

僕は楽しめました。
佳作だと思います。

もうちょっと評価高くてもいいかなあとは思いますが、声優の起用に疑問の声が多かったことや放送地域が限られていたこともあり、コケた感は否めません。

ストーリーは面白かった。

ですが、若干イライラする人物が出てくる部分は(誰が観てもイライラすると断言できます)、アニメ作品単体としてはプロット的に全体の導入部分と言って良いため、強調すべき本筋から外れていました。

原作が多分そうなっているので仕方ないのでしょうが、アニメでは登場が早すぎます。
彼はラスボスのような気がしますが、登場が早すぎです。まずはライバルとの戦いを順当に描くのが筋です。本当は付けたい点数から減点して(4.0→3.5)

絵は綺麗です。
人気作品や劇場版も多く手がけている制作会社ですから、動きが少ない本作は苦もなく作成したのでは? (絵 4.0)

女優さんの声優起用ですが、僕は慣れてしまい、後半気にならなくなりました。
演技が下手というより、基礎となる発声練習をやっていない?ためか、喉で声を出しており、少し滑舌が悪いと感じました。

事実、発声練習を絶対にやっているであろう男性アナは違和感なし。
個人的に、この女優さんが嫌いとかではありません。
でも、誰得だったのでしょう?
大物女優さんではないでしょうから、仕事のオファーがあったら断れないはず。酷評された彼女も気の毒です。
とにかく、餅は餅屋で、声優さんに任せるべきでした。
「声優項目」の評価を下げるのは、他の声優さんに失礼だと思いますので(声優 4.0)


配信が増えたとはいえ、矢張りBSでも放送するなど、全国で視聴できるようにすべきだったと思います。でないと、これだけネット情報が氾濫していると、「一人の声優が・・・」という書き込みひとつで、「じゃ、いいかな」と0話切りされかねません。

個人的なことを言わせてもらうと、仕事でもパソコンの画面に向かう時間は少なからずあって、パソコンやスマホの小さな画面で配信でアニメを視聴するのは苦痛です。テレビはネットに繋がない小心者ですし(パソコンと違い、セキュリティを保つ術がないので怖いのです。


なんだかんだ書きましたが、でもまあ、良い作品です。
再放送等があったら視聴しても損はないと思います。

観ておられない方が多い作品だと思いますので、以下ネタバレレビューです。

興味のある方のみお読みください。

{netabare}

競技クイズは頭が良いから正解するのではない。

日々クイズ問題集でベタ問を暗記して努力しているんです。
クイ研メンバーは、本を読むときにも、何かを見たり聴いたりするときにも、常に意識的にクイズのために物事を暗記しようとする人達だということが分かります。

でなければ、本作でも出題された、

「最後の晩餐に描かれている12使徒の名前を全て書いてください」

という問題で、全員の名前を答えることができる人などなかなかいないと思います。
でも笹島部長は答えていましたね。


例えで言うと、あにこれだと、

『アニメ「シュタインズゲート」のラボメンには8人いますが、ナンバー順に名前を言うと?愛称でも名前の一部でもOK』

と出題されても、全て答えられるツワモノがここには少なからずおられるような気がします。
好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、それと同じですね。
競技クイズとはそういうものなのだと思います。


僕もクイズそのものには興味ありますし、かつてはよく見ていました。
でも、もうずいぶんとクイズ番組を見たことがありません。

クイズをオワコンともいえる状態にしてしまったのはテレビ局自身だと思います。

無知であることは恥ずべきことではないと言わんばかりに、それを笑いのネタにすることは決して賞められるべきことではありません。

事実、検索してみましたら、クイズ好きの人が「芸能人をクイズ番組に解答者として出演させ程度の低い問題を出題しているため、クイズ番組が面白くなくなっている」という意見が散見されました。

日本クイズ協会という一般社団法人もあるようで、年間100回以上の大会をやっているようです。年間数千人が大会に出場しているとも書かれています。
思った以上に競技クイズの裾野は広いようです。

http://quiz.or.jp/


この作品、競技クイズの奥深さを多くの人に知ってもらえるきっかけになったでしょうか?

{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

声だけで敬遠されてしまうとしたら、ちょっと惜しい作品

競技クイズに打ち込む高校生を描く、文化系スポ根といった系統の作品。全12話。
なかなか面白かったです。
まず観始めて気になるのはヒロイン・深見真理の声。演じたのが本職の声優ではないこともあって、まあ普通に上手ではないです。それも、単に台詞に抑揚がないとか、感情が籠っていないといったタイプの演技なら、他の作品でもときどきそういう例もあり、個人的には意外と許容できるのですが、これは滑舌が悪くて聞きづらいという要素も加わっていて、序盤を観た段階では、この声はなかなか厳しいなあ、という感想でした。ただ、それでも観続けていると、こちらの耳が慣れてきたのか、あるいは演技自体も少し良化したのか、また作品後半は深見真理の台詞が少なかったこともあってか、徐々にそれほど気にならなくはなりました。
内容のほうは、オーソドックスな部活物という感じで安定感がありました。クイズという競技を、知識量や反射神経を競う単純な力勝負としてだけでなく、問題の途中で答えを導き出すテクニック、出題者の意図の推測、ルールの盲点を突く裏技など、いろいろな要素も絡めてきて、観ていて飽きないように描けていました。また、クイズの技術だけでなく、マナーなどについても先輩が後輩をきちんと指導したり、後輩の不始末を先輩が謝罪するような場面もあって、青春部活物としてなかなか好感が持てました。
作画やキャラ、音楽など、特別に強調するような大きな長所はないのですが、ストーリー自体は王道の内容で普通に楽しめました。声だけで敬遠されてしまうとしたら、ちょっと惜しい作品だと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

60.7 14 女装で漫画原作なアニメランキング14位
進撃!巨人中学校(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (309)
1605人が棚に入れました
今日から中学一年生。
学校中、いや世界中の巨人を駆逐してやる!
そんな夢と希望を胸に入学式の朝を迎えたエレンはさっそく寝坊してしまう。
幼馴染のミカサに起こされ、遅刻ギリギリに家を飛び出すエレンは通学路を爆走するなか、
サシャ、ジャン、コニーといった他の小学校出身者たちと出会う。
「ここが進撃中学校か」エレンたちが見上げる先にはそびえ立つ巨大な壁と校門。
ここをくぐれば入学式が待っている。
しかし、エレンは知らなかった。
この進撃中学校は人間と巨人が共に通う人巨共学の学校だということを!
果たしてエレンは巨人を駆逐することができるのか!?

声優・キャラクター
梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、谷山紀章、嶋村侑、小林ゆう、三上枝織、下野紘、逢坂良太、細谷佳正、橋詰知久、藤田咲、神谷浩史、小野大輔、朴璐美、千葉進歩、川田紳司、三戸耕三、相川奈都姫、鷄冠井美智子、三宅健太

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品・・・パロディだけど熱かったッス^^

この作品は、かの有名な「進撃の巨人」のスピンオフ作品です。このスピンオフ自体の原作が未読なので、どんな感じの作品かは不明でしたが、胸を熱くしながら視聴した本編を思いだし視聴を決定しました^^

物語の舞台は進撃中学校・・・この中学は巨人棟と人間棟に分かれています。
そして物語の主人公はエレン・イェーガー・・・その他にヒロインであるミカサ・アッカーマンや友達のアルミン・アルレルトといった本編に登場した人物がそのまま中学生として登場します。

注目の1話・・・本編が超シリアスだったので、どんな物語になのか興味津々でした。
そして冒頭からいきなり懐かしい風景が・・・と思いきやエレン、ミカサ、アルミンと皆んなちっちゃい・・・^^
キャラはデフォルメされていたんですね^^
でもそれはエレンの夢・・・現実に引き戻されたエレンはミカサと共に登校し・・・物語が動いていきます^^

物語も面白いのですが、1話目からオープニングにハマッてしまいました^^;
本編と同じLinked Horizonさんが歌っていて本編のイメージがそのまま踏襲されたような感じです。
この歌をバックにデフォルメ×中学生化した本編よりだいぶ可愛くなった登場人物が所狭しと学校内を走り回るのですが、随所に本編の雰囲気を感じるんですよね^^
立体起動装置を使った時のカメラワークなんかは本編さながらです^^

超巨大巨人の登場シーンも雰囲気バッチリで、巨人に向かっていくために立体起動装置で次々に空に舞い上がっていく人間達・・・
でも手に持っている武器には笑わせてもらいました^^
そしてオープニングのタストでエレンが高々と上に突き上げた手にも・・・^^

こうして物語が始まります。展開的には学校生活のごく一部を切り取った形なのですが、基本的に本編同様熱いパロディでした^^

エレン「巨人を一匹残らず駆逐してやる」
ミカサ「エレンが行くなら私も・・・」
本編では何度も耳にした台詞ですが、そこはこの作品も一緒です^^

でも制服を着た彼らを見ていると、
「エレンはミカサの事どう思ってるなろう・・・」
という事が凄く気になってしまいました(//∇//)
ミカサは・・・相当可愛い部類の女の子だと思います。
それなのにエレンのミカサに対するフォローが殆ど無いんですよね
幼馴染だからいつも一緒にいるのが当たり前・・・って決してそんな事は無いんだよ。
きっとエレンは失ってから大切さに気付くタイプなんだろうなぁ・・・と勝手に思っていました^^;

もう一つ不思議だったのがアルミンの格好です^^;
本編でそんな設定あったかかな・・・正直思い出せないです^^;
でもその格好を立体起動装置に代用するとか、そういうお茶目なところは好きでしたけれど^^;
しかし・・・アルミンの格好に対する拘りは凄かったと思います。

1クール12話+特別編1話の計13話の作品でした。30分枠のAパートがアニメでBパートがキャラの声優さんがとある学校を舞台に冒険を繰り広げるような事が放送されていましたが、私はAパートを主体に視聴しました。
Aパートのみでもこの作品の面白さは十分伝わったと思っています。
そして本編とこの作品は監督が違うのに本編の雰囲気はしっかりと醸し出されていたと思います。
気になるのは本編の続編情報です。2016年に予定されていると聞いたことがありますがどうなんでしょう^^?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

チーハンw

原作未読 本編全12話・実写全13話最終話のみ30分)

「進撃の巨人」のスピンオフ作品です。

本編と同じようなキャラと巨人がいる中学校で起こる様々な出来事をコミカルに描いています。

制作は本編の制作に協力しているProduction I.G、キャラの声優はすべて本編と同じ方が演じているところが凄いですね。

最初は本編とギャップありすぎて、慣れるまで3話ほどかかりましたw

それぞれのキャラによっては性格を本編よりさらにくだけた感じにしていて、セリフも本編のものをうまく使ってますね^^

キャラデザも中学生なので幼くしていますが、中にはちょっと無理があるような生徒もいましたw

進撃の巨人のスピンオフらしいお話、学園ならではのイベントもあって飽きはこなかったですね。

本編を知っているとより楽しめると思います。賛否両論あると思いますが、1話観て判断されるといいかもしれません。

OP こちらも本編同じLinked Horizonが歌ってます。紅蓮の弓矢に似てますねw
ED エレン、ミサカ、ジャンの中の人が歌ってます。

最後に、実写パートではエレン役の梶裕貴さん、ミカサ役の石川由依さん、アルミン役の井上麻里奈さん、ベルトルト役の橋詰知久さんが様々なことにチャレンジしてます。巨人君たちのコメントが面白かったです。またサシャ役の小林ゆうさんのコーナーありましたが、なんというか色々と凄かったですねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

こんな進撃の巨人もありかなぁ

 進撃の巨人のキャラが、2頭身になって中学校でのコメディなお話。似たような世界観に見えて、中学校の中で大げさに繰り広げられる展開だったです。
 進撃の巨人のキャラの性格は、そのまま反映されているのにそれを違った次元、方向性で表現できているのは、凄いなぁです。

 キャラ設定、声優はそのままだけど、進撃の巨人のような真面目さ必死さより、ふざけているように見えるというのか?、面白さがあるというのか?みたいです。

 掃除好きのリヴァイはそのままで、2頭身キャラがなかなか様になっていたです。布団をかぶるアルミンも可愛らしさが出てるし、特にサシャもgoodでしたです。
 最後まで、笑わせてくれたアニメでしたです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

65.7 15 女装で漫画原作なアニメランキング15位
もやしもんリターンズ(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (469)
2567人が棚に入れました
大ヒット菌アニメが再び帰ってきた!
「菌」が肉眼で見える不思議な体質の主人公、沢木惣右衛門直保。
農大に入学した彼を待っていたのは、仲間たちとの波乱万丈な学生生活だった!
直保の幼馴染で造り酒屋の息子、結城蛍。ボンデージファッションの院生、長谷川遥。
そして発酵食品の権威で謎だらけの教授・樹慶蔵。その他個性的な面々と繰り広げられる直保の農大生活。
入学から春祭、そして「菌がみえなくなる」というアクシデントを乗り越え、ますます絆を深めた彼ら。
ゴスロリファッションに身を包み帰ってきた結城蛍を迎え、今度は一体どんな大学生活が待っているのか!

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

<最終回まで視聴完了>1期も観たくなった

一期の放送中、面白いよとあちこちから勧められていたのに
観ていなかったことを、この2期を観て後悔してしまった。
両方とも観ている方々の感想を拝見すると、キャラデザも中身も
多少違っているようなのだけれど、とても面白かった!
細菌や醸造発酵分野、ワインの製造など
個人的に興味があったり得意な分野だったりするものが
含まれていたからかもしれないけれど、物語としてもよくできていたと思う。

遥の婚約者との関係、マリーと父の関係を2本立てに
テーマを同じくして併行させつつ、最終的にはうまく融合。
それはまるでワインの製造過程そのもののように思えた。

登場人物1人1人のキャラも個性派ぞろいで面白い。
自分としてはゴスロリの女装男子が一番気になったけど、
残念ながらこの2期では登場回数少なかった。

お笑いコンビにいそうな先輩方の活躍ぶりもなかなかだったし
キャラと声がみんなぴったりで笑ってしまった。
あと、樹教授がけっこう良いこと言うのだよねw
もしかしたら3期もありそうな予感なのでこれはぜひ、
1期も観ておかなくては・・・

ちなみにEDで「最近の楽しさを~」って歌詞が表示されるのだけれど
あれって本当は「細菌の楽しさを~」って唄うつもりで創ってるはずだよね。
いろんな細菌の名前とカタチが覚えられて、なかなか楽しいEDです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

面白味が掴めた気がする本作 B+

原作未読 1期視聴済

第2期が始まるので慌てて1期を視聴したものの、余り魅力を感じなかったので、本作はどうしようか迷ってました。
ノイタミナ枠を切ってまで見たい番組も見つからなかったので、結局視聴することと相成りました。

結論からすると、前作と比べると楽しむことができました。

前作では、主人公の沢木が菌が見える特殊能力があるにも関わらず、イマイチぱっとしない(主人公として華がない)ことと、美里、川浜というやっつけデザインのキャラがやけに目立っている点に余り納得がいきませんでした。
しかし、今作においてはむしろ美里、川浜の奇想天外の発想力、行動力こそこのアニメを面白くするファクターだと気付かされました。

それと、地味なりの華やかさと個性がある女性陣が、よくあるハーレム系アニメの女性キャラに若干食傷気味だった私からすると程よい感じに映りました。

後半のフランス編では、結末がある程度予測できたとはいうものの、どのように展開させそして収束させるのか、続きが気になるようなつくりになっており、最終的には苦もなく完走することができました。

菌のキャラクターや豆知識以外にも面白味を見つけることができたのは収穫だったと思います。
第1期を見直すと感想が変わる可能性すら感じさせてくれました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25
ネタバレ

momomax さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

かもすぞー♪ ふたたび☆⌒(*^∇゜)v ヴイッ

OPの映像でキャラが並んで歩くのが凄く好き!!

後半は農大を離れフランスでのお話ですが
何気に心温まる内容だったりします。
ワインの事とか楽しいですよ。

フランスの菌たちがいい仕事します。(笑)

『収穫祭』で協力や長谷川奪還など
仲間っていいなぁ~って思います☆

---☆追記☆----
及川さんすっかり農大生~♪
{netabare}
入学当初は除菌スプレー乱射の及川さんが
醤油造りに夢中になり酒屋の主がごとく
菌まみれになるのが微笑ましかった。
{/netabare}

登場人物が成長していくのもいいですね。
虚勢を捨てて本心を吐露した龍太くんも良かった。
観終わったあとも思いを馳せてます。(笑)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

64.5 16 女装で漫画原作なアニメランキング16位
キューティクル探偵因幡(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (455)
2476人が棚に入れました
狼男探偵・因幡洋のもとに警察犬時代の相棒、荻野警部が事件への協力を求めてきた。
事件の首謀者はイタリアンマフィアの首領(ドン)・ヴァレンティーノ。
明らかにヤギにしか見えない首領・ヴァレンティーノの前に、赤毛フェチの因幡とゆかいな仲間たちがグダグダで立ち向かう、“ヤギ大増量毛探偵ギャグ物語”。

声優・キャラクター
諏訪部順一、入野自由、下田麻美、森川智之、大川透、小杉十郎太、日笠陽子、巽悠衣子、鳥海浩輔、深田愛衣、斎賀みつき、杉田智和、瀬戸麻沙美、岡本信彦、志村由美、日高里菜、子安武人、浅沼晋太郎、黒田崇矢、檜山修之、福山潤
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ギャグであろう~

原作未読。12話。

最初はちょっとシュールなギャグについていけない感じがしましたが、2話目を観たら不思議と違和感なく最後まで観れました。

探偵事務所を経営している因幡洋と、アルバイトの野崎圭、助手で女装の佐々木優太と一緒にマフィア ヴァレンティーノ一味と対決するお話です。

キューティクルという名前がついているとおり、髪でその人の情報をが分かる能力をもつ因幡洋ですが、本編にあまり関係ないようですね。

ギャグ連発していて、クスと笑える作品です^^

{netabare}11話の脱獄事件だけは感動しましたね。{/netabare}

血がいっぱい出てきます。ギャグなのでグロくはないですね。

ちょっと疲れたときに観るといいかもしれません。

OPはカッコいい曲です。主人公 因幡洋の中の人が歌ってます。
EDは演歌調の曲です。こちらはライバルで悪のドン ヴァレンティーノが歌ってます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

 BlackCat さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ギャグを貫き通して欲しかった。でも、毎回安定して笑えます^^

原作:漫画
ジャンル:ギャグ
話数:12話

      ~物語のあらすじ~
元・警察犬である因幡がどんどん、犯人を捕まえていく話で、警察の荻野と犯人を追いかけていく話

あらすじを見ただけでは「探偵」「警察」とシリアスな物語かなと思ったりすると思います。 それは誤解です!w
めちゃくちゃギャグですww しかも割とハイテンションで物語が進んでいきます。普通のアニメだったらシリアスな雰囲気なシーンでもギャグに見えて笑ってしまいますw

登場人物も個性豊かなです。
山羊だったりダンボールかぶってたりもやし(笑)だったり。
でも、真面目なキャラも1人だけいましたね^^;
もう登場人物を全体で10とすると
ボケ:ツッコミ=9:1 
もしかすると 10:0 
ってぐらいみんなボケていますw

しかも、どの話も安定して面白かったです。
これといって盛り上がりをみせた話もありませんが
毎回面白かったですw

ただ、途中であった若干シリアスな話はいらなかったと思いますねw ギャグをずっとして欲しかったです。 さらにギャグアニメとして見てるので感じるものはこれぽっちもありませんw 
あと、最終回をどうにかして欲しかったです(^^;
なんだあのニートって感じでしたww 
でも、ギャグアニメとして見ていたおかげでなんとか笑って見終わることが出来ました^^
ただ、落ち込んでいる時や元気がないときに見ると
うるさく感じることもあると思いますが
ギャグアニメを見たい、好きな人にはおすすめしますね!

OPは主人公の因幡さんが歌っていてけっこうかっこいい歌だと思います!
EDはドンバレンティーノが歌っていてかっこよくはないですけどあまり聞かない曲調でしたw 演歌っぽいかな?


  
    【 1~4話の感想 】
1話の感想
{netabare}最初のシーンとは裏腹にギャグ中心でしたねw
木造平屋にマフィアがいるとはwwww
さらに荻野の復活の仕方やなんか最近の文化じゃないような作画、登場したものもありました^^{/netabare}

2話の感想
「機密文書盗難事件」と「母子ストーカー事件」
{netabare}一応圭がツッコミをしてますが、やはりツッコミを心の中でしてしまいますw 機密文書盗難事件なのにすごろくをしてタイムスリップして、母子ストーカー事件なのに犯人であるヴァレンティーノをてなずけたりと、、、もうこの設定で笑えてきますw 内容はもっと面白いです!ww
梓はお父さんより仕事が出来そうですねwwww
いろいろとwww
{/netabare}

3話の感想
「チョコレート悩殺事件」と「狼少女暗殺事件」
{netabare} バレンタインの話ですかね?w
ロレンツォは男の気持ちをよく分かってますねww
ガブリエラの目面白いですねwwww古い感じですね(^^;
あれ?優太の灼熱ジェラシーは・・・ド○ゴ○ボールのあれじゃ?(^^; あの気の高まりと言いw
最後はまさかオヤジギャグで終わるとは・・・意外ですw
ステラは可愛いですね^^ でもやっぱりボケのインパクトが強いですwww ステラの情報収集の仕方がなんか心配です(^^; でも、血じゃなくて本当に良かったです^^
{/netabare}

4話の感想
「制服警官襲撃事件」と「猫バカ洗脳事件」
{netabare}
因幡さんの弟の探し方が無茶すぎますねwwww
あれ?弟らしき人物がドンと話してますねww
いきなり事件に巻き込まれましたねww
因幡さんのホイホイって言動・・・まさかゴキブリホイホイの伏線?ww しかもバカだwww さらに弟発見! 急展開すぎw 鬼ごっこなのにずれてるww しかも弟息切れ早いw そうめいさんもツッコミどころですねw
殺すの!って思ったら旗でしたねwwww

猫好きを犬好きに・・・w ちなみに僕は犬好きですww なぜにヤギ好きになって世界征服wwww 
スフィンクスこええええwwww つっこめええええww
着ぐるみと猫を見間違えるとはw 誰か因幡さんのツッコミじゃあ足りないww 
弟は心が読めるみたいですね(゚д゚lll)琴(ry
洗脳マシンは本格的ですね。 本当に犬好きになったみたいですねw ってか舐められすぎだろw 
まさかのあの電撃で・・・(;_;) と思ったら生きてるねw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

笑いが止まらない作品でした。そして、ツッコミ満載な作品でした。もう、笑いが止まりませんww

ストーリー

主人公の因幡洋は人工授精で生まれた元秘密警察犬(シークレットドーベルマン)っと呼ばれた狼男です。弟の因幡遥が行方不明な事が理由に私立探偵を設立しました。洋は野崎圭と佐々木優太を仲間に入れ(野崎圭はバイト、佐々木優太はボランティア)日々を過ごしていました。けれど、ある日元相棒荻野警部が厄介な事件をもってきました。イタリアンマフィア・ヴァレンティーノファミリーの首領のヴァレンティーノを逮捕する事でした。けれど、ヴァレンティーノの正体はなんと人語を話す・・・ ヤギでした。

私の感想。

なぜ・・ ヤギ。

なぜなんだ! 

もう、なぜヤギを選んだ。

人語を話すヤギって・・・

ツッコミ所が多くて、笑えました。

そして、そのツッコミ所を野崎圭がすべてツッコミを入れてくれた所も最高でした。

最高ですね~ ツッコミって。 くだらない話も超おもしろい作品にしてくれる所が。

この作品で一番気に入った所はやっぱりツッコミですね~ この作品の一番おもしろい所です。最高ですね~ ってダブってますねww

次にこの作品で気に入った所はキャラクターです。まず、ヤギ ・・じゃなかった ヴァレンティーノがなぜヤギなんだか・・ ってか何でヤギ まあ、ヤギは紙を食べるっと言いますし、金を好きだって言うけれど、なんて、敵キャラがヤギ!! どう考えたって、おかしいだろう!! ツッコミを入れてみたいです。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品はかなりツッコミ満載です。この作品を見る時はツッコミの10~20を用意しましょう。そして、この作品はかなりおもしろいです。なので、この作品をお勧めします。

オープニング

「遥か、日常の中で」
この作品のキャラクター説明が最高でした。そして、この作品のおもしろさが最高でした。けれど、この曲は私はあまり気に入れませんでした。私的にはもっと迫力のある曲でも良かったです。

エンディング

「プリマ・ステラ」
何で、ヤギが歌ってんだよ!ツッコミ満載な曲です。 最高です。超笑えます。最高です。歌詞が超笑えます。最高です。 「ww」て感じです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

61.7 17 女装で漫画原作なアニメランキング17位
ささめきこと(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (197)
1287人が棚に入れました
優等生の村雨純夏は中学からの友人、風間汐に想いを伝えられず、悶々としていた。\nそんな二人のまわりには、食欲旺盛なブラスバンド部員・鳥追きより、少女ファッション誌読者モデルの朱宮正樹、蓮賀朋絵と当麻みやこの仲良しカップルなど、個性豊かな面々が集まっていく。\nある日「放課後を女の子だけで楽しく過ごす部を作ろう」という話になって…!?

声優・キャラクター
高垣彩陽、高本めぐみ、加藤英美里、清水彩香、原田ひとみ、斎藤千和、牧口真幸
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

親友と恋人、想いは同じなのかもしれない

原作は、いけだたかし氏による漫画作品。

<おもな登場人物>

■背が高くスポーツも学力も優秀な村雨純夏(すみか)
■純夏の親友でおっとりしたドジっ子の真性レズ、風間汐(うしお)
■クラスメイトのキョリちゃん
■百合小説好きの蒼井あずさ
■レズカップルの蓮賀朋絵と当麻みやこ
■わけあって女装し、ファッション雑誌の読者モデルをしている男子、朱宮正樹
■女性名のペンネームで百合小説を書く作家。


<作品への感想>

舞台を女子高ではなく、あえて共学高校にしたことで、
同性を好きになるということがごく普通の日常にもよくあるということや
男子の存在が気持ちの比較パターンとしてわかりやすかったり
恋する感情は異性愛と何ら変わりないということ、
結局はみんな同じ人間という生き物であることを理解しやすくしていたと思う。

また、風間は「同性が好き」という想いを特に隠し立てすることなく
学校でもカミングアウトしていて、それが周囲からもわりと自然に
受け入れられていたのは良かった。

時折入るやや過剰とも思えるコミカルな展開は、
話を湿っぽくせずに済んでいたものの、
男子から見た女子だけの世界への希望的観測値が
薄かったので好みは分かれるかもしれない。

この作品と続けて観た『青い花』と比べると、
こちらはキャラデザも含め、少年漫画的な演出が多く
主人公の村雨の視点も男性目線でしかなかった点が、
男性視聴者にはその感情がわかりやすくても、
女性視聴者の中には不快に感じる人もいるかもしれない。
でも彼女のように、好きな相手を男性的な立場で愛したいと思う人も
実際にいるから、そのあたり・・二次元作品としての百合モノというジャンルと
リアルなレズビアンとのボーダーライン的存在かもしれない。

個人的には、百合小説好きで同人誌も発行している、蒼井が
{netabare}いつのまにか村雨に惹かれていることに気づきつつ、
彼女の本心を知って退く心理描写に、{/netabare}
じわっとくるものがあった。
地味なキャラデザは仕方ないにしても、蒼井の繊細な心の動きが
痛いほど伝わってきて、一番感情移入できた人物だった。

含みを持たせるラストに関しては、賛否ありそうだが
さわやかで良かったと思うし、その後の彼女達を視聴者がいろいろに
イメージしやすいように終わってくれたのかもしれない。
ただ、あまり悩んでる感じがしないところはリアルさに欠けてた、かな。

ちなみに、「ささめきこと」という言葉は
囁くこと、ひそひそと話す。ひそやかに噂話をすること、という意味らしい。
でも、タイトルだけでイメージしていた雰囲気はなく
噂話をしている中に本人が入って行き「本人に聞いたら?」と
堂々としている前向きの明るさが心地良かった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22
ネタバレ

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

感想/アニメに置ける感情移入のパラドックス/同性結婚に対する社会的概念(オルバーマンのスピーチ)

私のアニメ歴史を塗り替えた作品。
個人的に感情の変化をもっとも繊細に描くのは恋愛物語で、その中でも「とらドラ!」と「青い花」が傑出している。
本音を言うと、この両作を超えることは難しいと思っていたのだが、「ささめきこと」は「青い花」に勝るとも劣らない良作だった。

音楽、声優、作画、キャラクター、そして物語。それら全てが抜群のバランスで「ささめきこと」の世界を構成している。
派手でもなく豪華でもない。しかし、見事に調和された作品内容は無駄を削げ落として、「死」さえも「美」に移し変える日本の伝統芸能にも似ている。

これほど洗練されて一貫性を保った作品も珍しい。

そして何よりも人間感情ドラマとしての表現が秀逸だ。
人間の心の中を表現する方法はいくらでもある。表情、行動、言動。
如何に視聴者に感情移入して貰えるかは以上の方法を駆使して、視聴者のリアルワールドと共鳴することができるかどうかに懸かっている。

「ささめきこと」は繊細な表情で細かい感情の変化を表現することに成功している。視聴者は手に取るようにキャラクターの感情を読み取ることができ、どっぷり「ささめきこと」の世界に浸かれる。

個人的にこの作品を特に引き立てているのが清浦夏実のOP「悲しいほど青く」だ。
歌詞やメロディー、透き通った声も素晴らしいが、OPの映像が気に入った。空を見上げるように上を向くキャラクター達。その姿はとてつもなく自然体で、見ている私を心の底から清らかにしてくれた。

この作品は是非「青い花」とセットで見て貰いたい。きっとあなたの心を純粋な感情で穏やかにしてくれるだろう。

■アニメに置ける感情移入のパラドックス
{netabare}
この作品ではキャラクターが画面の真正面に写ることが少ない。あったとしても、それは視聴者に向けてではなく作品内にいる誰かに向かってだ。

それは「ささめきこと」の世界がアニメ内で完結していることを意味するのと同時に、視聴者という存在の一切の介入を許可しないことも示唆している。

それが「ささめきこと」のキャラクターが自然体に見える秘密だと思う。演技染みていない。一つの現実をアニメという媒体を通して視聴しているような錯覚を覚える。つまり、感情移入し易い。


これがヒロインなどの可愛い笑顔を真正面から写すとどうしても視聴者に訴えかけているように思えてならない。

視聴者に入り込みやすいように、アニメと現実の境界線を暈そうとする行為は、逆にキャラクターが擬似感情を演出しているように思え、感情移入する妨げになることが「ささめきこと」を視聴すれば理解できる。
{/netabare}

■同性結婚に対する社会的概念
{netabare}
さて、この作品は百合の話な訳だが、皆さんは同性愛に対してどのような考えを持っているのだろうか?
アメリカは同性愛に対して寛容だと思われているが、案外そうでもない。今まで大変な戦いを強いられてきた。

私が住んでいるカリフォルニア州では一度同性結婚が法的に違法とされた。
その時、ニュースキャスターであるオルバーマンがしたスピーチは感動的であり、アメリカの人権と自由の歴史を象徴するような素晴らしい内容だ。アメリカの同性愛についてちょっとでも勉強したことがあるなら誰でも一度は聴いた事がある有名スピーチの日本語訳をここに貼りたいと思う。

同性愛に偏見が少しでもある人や同性愛について今まで考えたことの無い人は是非この文章を読んで欲しい。


{netabare}
最後に、お伝えしていたとおり先週カリフォルニアで可決された提案8号のことについて特別コメントをします。同性カップルが結婚する権利を廃棄する、というものです。同性婚問題に関する均衡がこれで揺るがされました。全米で、です。

前置きとしてわたしの基準を言います。これはエールを送っているのでもなく、駆け引きをしようとしているのでもなく、そして本当は単に提案8号のことでもありません。わたしにはこの問題に関して個人的な思い入れもありません。わたしはゲイではないし、自分の家族親族の中にゲイがいるかと考えると、ずいぶんと範囲を広げても考え込んでしまうほどです。近しい友人や同僚たちの中に彼らの暮らしにいまも影を落とすこの偏見と闘っている者がいる、という私的なエピソードもありません。

しかし、そうではあっても、この投票はひどい。ひどすぎる。なぜならこれはエールでも駆け引きでもなく、人間の心の問題だからです。もしこの言い方が陳腐だと言うならば、そう、陳腐で結構。

もしあなたがこのプロポジションに賛成票を投じたのなら、あるいは賛成した人を支持する、あるいはその人たちの表明する意見を支持するのなら、わたしはあなたに訊きたいことがある。なぜなら、ほんとうに、わたしには理解できないからです。どうしてこの問題があなたに関係あるんですか? これはあなたにとって何なんですか? 人と人との関係が長続きもせず一夜で終わってしまうような時代にあって、ここにいるこの人たちはただ、あなたたちが持っていると同じ永続性と幸福のチャンスを欲しいと思っているだけです。彼らはあなたに対し、あなたの関係を否定したいと思っているのじゃない。あなたたちからなにものかを奪い取りたいわけでもない。彼らはあなたの欲しいものと同じものを欲しいと思っているだけです。この世にあって、少しばかりでもさみしくなくいられるようなチャンスを、です。

それをあなたは彼らにこう言う──だめだ。そういう関係では結婚は許されない。ただ、行儀よくしているならば、きっと似たようなものなら。そんなに問題を起こさないなら、あるいは。そう、まったく同じ法的権利をあなたたちは彼らに与えようとさえするんでしょう。すでに彼らが持っていた法的権利を奪い取るのと引き換えに。彼らを取り巻く世界はいまも愛と結婚に重きを置くくせに、しかしあなたたちが言うのは、ダメだ、きみらは結婚できない。もしだれかがあなたは結婚できないと断じる法律を成立させたら、どういう気持ちですか?

ずっと聞いているのは、結婚の「再定義」ということばです。もしこの国が結婚を再定義してこなかったなららば、黒人は白人といまでも結婚できていないはずです。1967年時点で、16の州がそれを違法とする成文法を持っていたんです、1967年に。

この合州国の次期大統領になる人の両親は、彼らの息子がいずれこの国の指導者になろうと成長しているそのときに、この国の3分の1近くの州では結婚できなかったのです。いや、もっとひどいことがある。もしこの国が結婚を「再定義」してこなかったなら、黒人のある人々は他の黒人ともいまも結婚できていなかった。それはほとんどの人々が見逃しがちな、われわれの悲しむべき奴隷制度の歴史の最も冷酷な部分の1つです。なぜなら奴隷は所有物だったから、彼らは法的には夫にも妻にもなれなかった。あるいは母にも子供にもなれなかった。彼らの結婚の誓いは違うものだったのです。「死が汝らを分かつまで」ではなく、「死が、あるいは売り渡される距離が、汝らを分かつまで」だった。奴隷間の結婚は法的には認められていなかったのですから。

そう、ちょうど、カリフォルニアの結婚が今日、もしゲイならば、法的に認められなくなったのと同じです。

われわれの歴史の中で、世間に強いられて異性と結婚したり、偽装結婚や便宜上の結婚や、あるいは自分でもゲイだと気づかないままの結婚をしてきた男女は数知れません。何世紀にもわたって、恥と不幸にまみれて生き、自分自身と他人への嘘の中でほかの人の人生を、その夫や妻や子供たちの人生を傷つけてきた男女がいるのです。それもすべては、男性は他の男性と結婚できないがため、女性が他の女性と結婚できないがためなのです。結婚の神聖さのゆえなのです。

いったいそんな結婚はこれまでいくつあったのでしょうか? それで、そんな結婚がいったいどれほど結婚の「神聖さ」を高めているというのでしょうか? むしろそれは「神聖さ」をかえって無意味なものにしているのではないのか?

これは、あなたにとって何なのですか? だれもあなたに彼らの愛情表現を信奉してくれとは言っていません。しかしその愛を、人間として、あなたは、祝福しなくてよいのですか? 世界はもうじゅうぶんに不毛なのに。

愛は追い込まれています。希望もまた。わたしたちを前進させてくれるあの貴重で数少ない感情が、劣勢にあるのです。あなたたちの結婚は50%の確率でしか続かない。どんなに思っていても、どんなにがんばっても。

そうしてここに、その50%の見込みに、そのがんばりの可能性に、そしてその思いを持てることの希望に大喜びする人たちがいるのです。世界に蔓延する憎悪や無意味な分裂や正当な理由もなくいがみ合う人々を目にしながら、これがあなたの宗教があなたに命じた行為なのですか? これまでの人生やこの世界やそのすべての悲しみを知った上で、これがあなたの良心があなたに命じたことなのですか?

人生というものが、むしろ不幸や憎悪の方を味方して、私たちみんなの拠って生きる平等な機会を何度も何度も揺るがしがちだと知っているくせに、それでもこれが、あなたの心があなたにこうしろと言っていることなのですか? あなたは結婚を聖なるものにしたいのでしょう? あなたはあなたの神を崇め、その神が体現するとあなたの信じる普遍的な愛というものを栄光に包みたいのでしょう? それなら、幸せを広めなさい。このささやかで、象徴的で、意義のある、一粒の幸せを広めてください。そういう幸せを求めるすべての人たちと、それを共有してはどうですか。だれか、あなたの宗教的な師でもいい、然るべき本でもよい、そんな幸せに反対せよとあなたに命じているものがあるとしたらなんでもいい、それをわたしに教えてほしい。そうして、どうしてその教えと、もう1つの教えの、両方をあなたが同時に信じていられるのかを教えてください。「自分が為してほしきものを他人に為せ」という教えです。

あなたはいま、あなたの国によって、そしてたぶんあなたの創造主によって、どちらかの側に立つようにと言われています。あなたは、政治の問題ではなく、宗教の問題でもなく、ゲイとかストレートとかの問題でもなく、どちらかに立つように求められているのです。何に基づいて? 愛の問題によってです。行うべきことはただ立つこと。そうしてそのささやかな愛の燃えさしが自身の定めを全うすことができるようにしてやることです。

べつにそれを手助けする必要はありません。拍手を送る必要もない。そのためにあなたが戦う必要もない。あなたはただ、その火を消さないようにしてほしい。消す必要はないのです。最初はそれは、あなたの知らない2人の人間のあいだの愛のように見えるかもしれない。あなたの理解できない、さらにはきっと知りたくもない2人の人間の愛です。しかしそうすることはあなたの、仲間の人間に対する愛の残り火なのです。なぜなら、私たちにはこの世界しかないのですから。その中でほかの人がそれをこそ頼りにしているのですから。

この10日間で、こともあろうにこのコーナーを、ある殺人犯裁判での弁護人クラレンス・ダローの、慈悲を求めた言葉で閉じるのは2度目です。

しかし彼の言ったことは、この問題の核心にじつにふさわしい。

彼は裁判官に向かってこう言っています。「わたしは昨晩、昔のペルシャの詩人オマル・ハイヤームの強い願いについて読んでいました」と。「それはわたしの想像しうる至高の希求としてわたしに訴えかけてきました。それがわたしの心の中にあったなら、そしてそれがすべての人々の心の中にもあったならと願わざるを得ません。彼はこう書いています;故に、我が名は愛の書物(the Book of Love)の中に刻みたまえ。あの天上の記録(Book above)のことは関知せず。我が名が消されようが、好きに書かれようが、ただしこの愛の書物の中にこそは、我が名を記したまえ」
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きれいな世界観と美しい曲たち。若干惜しいところはあるけど、良い作品です。

これはずいぶん前に観たものなので、見返してからレビューしようと思っていたのですが、たぶんもう一度観るのは辛いものがあるのでレビュー書いておきます(苦笑)


「ささめきこと」
ってなんか意味深な気がしたので調べてみたところ、古文なのかな?
ささめくこと、ひそひそ話し、ささやくことってありました。

最近のアニメって難しい造語だったり変なタイトル多いですけど、これはきれいな言葉を使ったタイトルですね。
それで高感度アップです^^

「言の葉の庭」とか「ちはやふる」のような美しさを感じます。


たしかに、ひめごと的な要素はありますよね。
今のアニメでこそありきたりな世界観ですけど、百合ってやっぱり受け入れられないのでしょう。
特に女性からは・・・。

男性としては嬉しい世界なんですけど^^;

これを何の予備知識もないままに観る人も少ないと思いますし、逆に百合世界なんかはそれを知ってから観る人が多いと思いますので、伏せないで書いていきます。


さて、冒頭一話からこの作品の肝心の要素が出てきます。

主人公の女の子の友達が、他の友達がいる前でカミングアウトするんですよね、自分は女の子しか好きになれないって。

その子としては特に気負ったものではなく、当たり前の感情表現とか会話としてそれを言っちゃうんですけどね。


でもそこからこの物語がいろんな意味で展開していきます。

ここからは若干のネタばれになっちゃうので興味ある人だけ読んでください。
{netabare}

主人公の女の子、村雨 純夏ちゃんは風間 汐ちゃんっていう、自分が同性しか好きになれないってカミングアウトした少女のことが、実はすきなんですよね。

でもそれを素直に言えない。

自分が告白して、それが実る確立が高いとは言えないって思ってるから、悶々とした気持ちをずっと持ち続けて、汐のことを応援とかしちゃうんですよね。
{/netabare}

こういうそれぞれの気持ちがあった上で、ストーリーは展開していきます。
時にドタバタで騒がしい喜劇であり、でもそのすべてに霧のようにもやがかかっている、切ない気持ち。

その切ない気持ちが痛いほどに伝わってきて、この作品が良いものになっているのだと思います。


まあ、中にはそういうことを感じさせないような一見お気楽で自分の道を行ってる人がいますが。

ではキャラを紹介しておきます。
{netabare}

村雨 純夏(むらさめ すみか)-高垣彩陽さん
本作の主人公で身長が175センチもある大きな女の子。
空手の有段者で性格も男っぽいところがあって不器用。
実は汐のことが好きなのに、それを言い出すことができずに、何かにつけて空回りしてしまうところがあります。
それがまた可愛らしくて切ないんですけど。
cvの高垣彩陽さんは、機動戦士ガンダム00、true tears、デュラララ!!、など多数で活躍されています。
それに歌もものすごくうまいです。
TARI TARIなどで歌っていますね。


風間 汐(かざま うしお)-高本めぐみさん
本作のメインヒロインというべき存在です。
可愛い女の子が好きで、それを公言しています。
本人は純夏に気があって、それを人に話したら気持ち悪いって言われて、それ以来そういうことを口にしないようにしてるんですよね。
おっとりして気が弱い感じの女の子らしいと言われる性格ですね。
cvの高本めぐみさんは、WHITE ALBUM、いつか天魔の黒ウサギ、咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A、などに出演されています。


鳥追 きより(とりおい きより)-加藤英美里さん
主人公たちの友達でムードメーカー。
いつも何かを食べているような子で、はっきりした性格。
本作で重要な役割を占めていたような気はしません。
覚えてないだけかもしれませんが。
cvの加藤英美里さんは、らき☆すた、物語シリーズ、ゆるゆり、など多数で大活躍されています。


朱宮 正樹(あけみや まさき)-清水彩香さん
本作では最もよく出てくる男子生徒。
純夏のことが好きで、女装では女の子よりもきれいな男子。
頼りないところがるんだけど、ここ一番はかっこよかったりします。
cvの清水彩香さんは、ほとんど出ているものがわかりません、すみません。


蓮賀 朋絵(はちすか ともえ)-原田ひとみさん
本作が賑やかになっているのはこの女性に起因するところも多々あるのかもです。
もろ百合で、いつも宝塚の男役のような話し方をし、振る舞いもそういう感じで、みやことは彼女同志。
cvの原田ひとみさんは、ひだまりスケッチ×☆☆☆、バカとテストと召喚獣にっ!、Another、などに出演されています。


当麻 みやこ(たえま みやこ)-斎藤千和さん
本作のヒロインの一人のような存在で背の小さなお嬢風の女の子。
実はお嬢様ではなく、毒を吐く性格の持ち主で朋絵の彼女。
朋絵が男っぽいタイプなのでこちらが彼女というのが正解だと思います。
cvの斎藤千和さんは、物語シリーズ、ゆるゆり、魔法科高校の劣等生、など多数で大活躍されています。
{/netabare}

ここまでが主要な人物ですが、まだ他に魅力的なキャラが登場します。

早見沙織さんや、竹達彩奈も素敵な演技を見せてくれます。


オープニングテーマ「悲しいほど青く」
作詞 - 清浦夏実 / 作曲・編曲 - 窪田ミナ / 歌 - 清浦夏実

エンディングテーマ「虹色ポケット」
作詞・作曲 - 佐々倉有吾 / 編曲 - 山本隆二 / 歌 - 清浦夏実

挿入歌「すぐそこにみえるもの」(第9話)
作詞 - 西直紀 / 作曲・編曲 - 窪田ミナ / 歌 - 清浦夏実

のどれも良い曲でした。


これが美しい作品である要因であることに間違いないです。


この作品は完全に百合の世界で「青い花」に似たところがありました。
「青い花」よりもアップテンポなギャグなどがあったところが違いましたけど。

なので、それを好まない人はまず観ないほうがいいと思います。

そういう世界が好きな人は観て損はないはずです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

65.9 18 女装で漫画原作なアニメランキング18位
魔法少女 俺(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (255)
1107人が棚に入れました
駆け出しアイドルユニット・マジカルツインで日夜、芸能活動に励んでいる卯野(うの)さきの憧れは人気アイドルグループ・STAR☆RICEの御影 桃拾(みかげ もひろ)。

彼の為なら何だって出来る。

そんな想いがまさかの奇跡を起こしてしまった! 私、今日から魔法少女です!

声優・キャラクター
大橋彩香、石川界人、三澤紗千香、羽多野渉、豊永利行、遊佐浩二、森久保祥太郎、久川綾、一条和矢
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

魔法少女…でいいんだよな?的なアニメ

【先行2話視聴】
個人的に好きな部類っぽい。
PV見たときは結構ハードなものかと思ったら、かなりギャグより。場面場面で腹抱えて笑ってしまいました。魔法ものやアイドルもののパロディをあちこちにちりばめ、どうしてこうなる?という突っ込み満載なところとか、かなり行けています。{netabare}キューティーハニーっぽい歌とか、硝子の銀河とか、「わてと契約して魔法少女になってや」とか…マスコットかい!、寝坊遅刻の朝飯それ? あぁやっぱり最後は肉体言語! ラブコメ?百合?BL?四角関係なのかどうかワケわからん…{/netabare}

なにより、中の人がノリノリ。なので、とても見やすいです。作画も悪くないし、2018春アニメで結構話題になりそうな予感。

【視聴を終えて】
全編ギャグでした。正直、話の中身は何も残りません(笑)。でも、それで良いのだと思います。この作品に「魔法少女」の何かを求めるのは間違っていますし、流し見て、笑えるところがあれば笑って見流す、そういう作品です。作画がきれいなのと、中の人のノリノリ感を楽しんでほしいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

魔法少女になれば、アイドルになる夢を叶えてあげるポン♪ (でも、女性アイドルとは一言も言ってないポン ニヤリ)w

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
魔法少女モノの、新たな挑戦(笑) ギャグメインですw

ネタアニメ枠ではありますが、楽しいアニメでした♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これまで、男性の女性化は少ないながらありましたが、女性の(ムキムキ)男性化は、初めて観ましたw

ギャグアニメとして、そこそこ楽しめました。なんか、「裏側」(普通と逆)ばかり攻めているアニメでしたね(笑)

ちょっと上手いな~と思ったのは、「男が魔法少女 俺」になるのではなく、ちゃんと可愛らしい「女が魔法少女 俺」になるところです。日常パートはちゃんと?女子なのでw いわゆる魔法少女を期待した人にも、一応、適応(笑)

黒幕マネージャーは、少し意外で、なかなか面白い展開でした。最後、感動展開で、良い敵役に成長しましたね。結果、一番好きなキャラでした♪

まあ、何が記憶に残ったかといえば、妖魔の惨殺っぷりと意図的作画崩壊、調子っぱずれの歌かな。

高いクオリティのアニメではありませんが、多分、一生忘れないとは思いますw
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
敵、雑魚キャラっぽく見えて、強ぇな(笑) メタネタ。作画、ある意味すごいな。歌w 顔w 語尾(笑) まあ、戦う以上、ムキムキになるのは、理にかなっているわな(笑)

2話目
フランケンシュタイナーw マジカルチャカ、は笑いました(笑) 撲殺w マスコット(笑) 触手責めw

3話目
性的な意味で好き、の後の顔(笑) 回想で震えるとこの(膝元アップ)、ガタガタで気持ち悪いんだが(汗)
何も理解してないが、とりあえず頷いた(笑)

4話目
バール(笑) 仮面ライダー、やめい(笑) まあ、これだけ変態なら、そりゃテレビに出られるよな(笑) プロフェッショナル、怒られるぞ(笑)

5話目
ぴえろ繋がり(笑)? ゴジラパロ、、、そこで作画頑張るんかい(笑) メタネタ。ダメなシロバコだな。ヒデェ回だな(苦笑)

6話目
WUGを思い出す(笑) むしろ、女湯での二人を観たい視聴者心理を分かった上での、スカシ(笑)

7話目
骨格まで変わっている(笑) マネージャー、スゲェ(笑)

8話目
まあ、ヨーグルトってことで、ね(苦笑)

9話目
新たな魔法少女。

10話目
お母さん、ぶっ飛んでるよな(笑) マネージャーのキレッぷり(笑) 超展開(笑)

11話目
行政の縦社会なめんなや(笑) 世界の崩壊というより、作品の崩壊だな(笑)

12話目
感動バトル風、からの、超必殺技(笑) ラストは結構好き。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

まるで(一部地域のデリカシーの無い)関西人が考えたようなベタで独創的な発想。(?)

「魔法少女」のセオリーを脱線した「アンチ魔法少女」モノで、ややコメディ寄り(?)
2018.04.27
「『魔法少女』モンつくったら、大抵話題になるやろ。
せやったらこんなんどうや?女の子が変身したら『男』になるねん。えきせんとりっくでオモロそうやで。悪い奴倒すんやったらやっぱり『漢』でないとのぅ。しかもそんじょそこらのヒョロい兄ちゃんやない。バンプアップに腹筋割れ、腕も足もガチガチの筋肉や。これくらい盛り付けんと相手を殺(や)れんわな。まあ顔はムサいと受けが悪うなりそうやからしゃーないし爽やかイケメンにしとこか。敵のザコキャラもマッチョにしとこ。その方が迫力あるバトルになんで。あと武器はヤッパ(刃物)かチャカ(銃)やろのう。仕留めるんやったら利いてんのか利いてへんのか判らん光線やら叫んだりするよりよっぽど確実やで。
ほんでチビこいマスコットみたいな奴おるやろ。『魔法少女』を助けるやつ。アレ・・・ヤーさんにしたらどうや?きょう日のガ〇は、なかなか言うう事聞きよらんし、ヤーさんがイッパツかましたったら大抵素直に聞きよるんとちゃう?どや?イケそうやろ?

ん?服かい?そら『魔法少女』いうたら『フリフリ・スカート』に決まっとるやんけ!今さら何ぬかしとんねん、ボケッ!!」




目を閉じると、そんな経緯が「どこかで」あったかのように思わせるアニメ。
「これゾン」の歩も(見苦しい)ショックだったが、本作はそれをさらに「上回ってる」感じ。(笑) 色々とヤバめなシーンをモザ処理して笑いを誘ってはいますがどうだろう?

(気持ち悪さに?)脱落者も多そうだけど、とりあえず続けて見てみます。(笑)

2018.05.07(途中感想){netabare}
第5話「魔法少女☆旅行中」
本編脱線。そんなに庵〇が憎いのか?そんなに〇野が妬ましいのか?そんなに庵〇が羨ましいのか?と、思える程に「〇ン・ゴ〇ラ」と「エ〇ァ」をパロディ・ベースにアニメ制作業界におけるブラックな面を自虐にしたストーリー構成。改造人間・藤本一郷、二剛、三豪、四業、五鋼、六轟の中の人もシンジ君、加地さん、日向マコト、トウジ、ケンスケ、カヲル君とエヴ〇尽くしの面々。こんなアニメになんと無駄に豪華な声優陣!

内容は「カス」と言われても仕方ないだろうが、現場の悲痛な窮状を訴える気概が感じられますネ。(夢を作る『現場』に『夢』は無い?){/netabare}

2018.06.26【視聴終わって】
妖魔達による『作画崩壊』は『魔法少女(という名のガチムキお兄さん)』によって救われましたとさ・・・

作画粗目でしたが何かとパロディやら揚げ足取りに自虐ネタなど面白かったです。しかし「女装男子」や「妖魔のプリチーフェイス&ムキムキボディ」に不快感を持つ方々は早々に離脱されたようで・・・(笑)

とても『変』なアニメでしたが、(たまに)こんな作風があってもイイと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

65.0 19 女装で漫画原作なアニメランキング19位
少年メイド(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (308)
1565人が棚に入れました
お嫁さんにしたい男子(!?)、NO.1!!

ちょっぴり掃除好きな小学生・小宮千尋は、ある日突然母を亡くしてしまった。
身寄りのない千尋に手をさしのべたのは、叔父である鷹取円だった。
そのまま円の豪邸に連れていかれた千尋だったが、
あまりのゴミ屋敷っぷりに耐えられず、大掃除を開始!!
その姿を見ていた円は、鷹取家の世話になることに反発していた千尋に、ある提案をする。
それは、千尋はメイド役を、円は生活環境を提供するというギブアンドテイク案だった!! 
円の提案に納得した千尋だったが、
渡された制服はフリフリで、お屋敷の汚れは果てしなくて…。
どーなる千尋!?

声優・キャラクター
藤原夏海、島﨑信長、前野智昭、花江夏樹、八代拓、山本和臣、田村ゆかり、榊原良子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルで損。ショタではあるけどBL要素は薄い

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
レビュータイトルにもありますが、BLメインではなく、癒し系のホームドラマ路線なので、BL苦手な方でも大丈夫だとは思います。

癒し系ホームドラマとしては、地味に丁寧に作られていた印象です。大きな波はないけれど、基本的にAパートとBパートで異なる内容をやるので、飽きずに視聴できました。

音楽は、OPは爽やかで前向きで好きだったけど、EDは、ナンだあれ(笑)

まあ、「2期楽しみにしてます!」とまではいきませんが、「2期があったらなんとな~く視聴しちゃうな♪」って感じです。そのぐらいのユルい態度で視聴することをオススメします♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1話目感想より。

5年生で母親を亡くした少年、のワリにノリが軽すぎるのが気になった。こういう作風(ギャグ・ホームコメディ)にしていきたいなら、アニメ定番の「母親がなんか海外に変な研究しに行った」とかで良かったんじゃない? まあ、母を失った悲しみを今後丁寧に扱っていくなら良いです。でも、サラッと流すつもりなら嫌です。アニメとはいえ、人の死は重い。そこに注目して観ていきたいですね。

、、、その「母親の死」ですが、毎話のように回想シーンがあり、とても丁寧に扱っていた印象。千尋と円の覚悟というか、腹のくくりかたとしても、「海外で研究」よりも「死」の方が適切だと思える作風でした。私の心配は、杞憂でしたね(死を扱う作品は、このぐらい大切に扱ってほしいものです)。

ホントに、悪い人物のいない、平和な世界。あったかい雰囲気の中で進んでいく日常系です。序盤は、少しずつ近づいていく円と千尋の距離感を主軸にし、中盤はサブキャラを生かしながら、日常系をガッツリやる。終盤は、円と祖母の問題、本当の家族になってきた円と千尋を描いているので、ストーリーとしてもわずかながら流れている感じがします(千尋と祖母の問題がなにも解決してないのは、原作ストックあるから?)。

個人的には圭一郎が好きでした。しっかりものでユルくて、厳しくて甘くて、なかなか良いお兄さんキャラでした。空振りばかりしてもめげない健気で素直な女の子、美耶子も良かったです。いつか圭一郎に思いが届けば良いですね♪

難点としては、EDを歌う「有頂天ボーイズ」の存在が不要だったことかな。

印象に残ったのは、最終話での母親の幽霊との会話シーンです。まずは、この1年を箇条書き風に振り返る部分。シンプルなんだけど、だからこそ、心に染みる部分がありました(1クールで1年もの時間経過があるのも珍しい)。それから、千尋が、鷹取一砂のことを、「円のお母さん」と紹介した部分。「おばあさん(祖母)」ではなく、「母さんのお母さん」でもなく、「本家の……円のお母さん」と言った千尋。千尋の生活の軸が、すっかり円と共にあるという印象を受けました。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
千尋はなんだろう? 「とらドラ」の高須的な性質なのかな(笑) やはりBL要素はあるんだろうけど、どう考えても「SUPER LOVERl」よりかは軽いだろうから多分完走できるなw

2話目
ちゃんと女子出てきたねw 美耶子は普通に良い子だね。円も良い奴だし、BLというより家族愛がメインになっていくのかな? …なんだ、玉子焼きと弁当のクダリ? 良い話じゃないか、ちょっと泣けた(笑)

3話目
千尋と円の仲がぐっと深まる、良回。犬も猫も変わらんと思うがw 桂一郎のネクタイガジガジは可愛かった(笑)ちょっとBL要素が強くなってきた。

4話目
「ヤツ」の話。髭男爵からの「ルネッサ~ンス♪」はまんま過ぎて笑ったw 円との初めての喧嘩。円の静かな怒り方が良かった。包装紙のクダリも良い話だった。Bパート含め、桂一郎、マジでイケメン(笑)

5話目
千尋の怪我。千尋、面倒くさい、というか潔癖な性格してるな(笑)

6話目
おっ、EDの人だ。円のプロ意識も見られた。Bパートも良い。ティッシュの空箱でも喜ぶであろう円って、すげぇ目に浮かぶw

7話目
所々出てくる母親がいい人過ぎる。参観日回。今回も心温まる良い話でした。

8話目
千尋が、休んでる方が疲れるネタは、前に1度やらなかった? 5話と似てる?

8.5話目
千尋の学校での話。なんか、普通にラブコメw 普通に微笑ましいw

9話目
花ちゃん役の矢島晶子さん(野原しんのすけ・リリーナピースクラフト)、演技の幅がスゲェなあと感心しつつ、それでも幼女はムリがあるかな、というか、上手すぎて、凄い利発な幼女に感じるw 川辺の作画、良いな~。おっ、新展開? 最後は円を選ぶんでしょうが。

10話目
漬け物を噛む音、やけにリアル(笑) ちなみに剣道部も、ネコ好きですがネコアレルギーですw 懐かしいな~、都電荒川線。沿線に住んでいたからね。都電、やたらリアルだけど、どうした(笑)? 庚申塚か、懐かしい。一時期、新庚申塚に住んでたからな~。あの辺、良いところだよ♪ お寺ばっかりだけどw お墓は雑司ヶ谷(池袋の奥のあたり)かな? さあいよいよ、ストーリーが動くね。

11話目
ここにきて、円の家族を見せて、現在の幸せな生活をこれ見よがしにアピールする、か。

12話目
なかなか変わった最終回。賛否あるだろうな。個人的には、賛。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ほのぼのメイド

原作未読 全12話

母子家庭で育った主人公で小学生の小宮 千尋(こみや ちひろ)くんは母が死んだ後、服飾デザイナーの叔父さんに引き取られて、お世話になる代わりに自ら進んで料理・掃除・洗濯と家事一切をこなしながら同級生や色々な知り合いと関わり合うことで成長していく1年間を描いたお話です。

色々と大変な境遇ですが、悲壮感は全然ありません。亡くなったお母さんも前向き(無謀w)で明るかったですね。まわりも嫌な人物もいないので基本ほのぼのとしています。

引き取られた先の叔父さん(かなり若い)も子供ぽくてだらしないところをちひろくんによく怒られていましたねw

楽しいエピソードが満載です。BL要素もありません。日常作品が好きな方にはオススメです。

OP 俺物語のOPを歌ったTRUSTRICKが歌ってます。
ED 作中のアイドルユニット有頂天BOYSが歌っています。ベタなアイドル曲でしたねw

最後に、各話のサブタイトルがことわざやことわざを一部改良しているところが面白かったですね^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

はたらかざるもの食うべからず!・・・だそうです^^

この作品の原作は未読です。ですが、キャラデザが好みだったこと、ゆかりんや牧野さんが出演されること・・・もありましたが、視聴の決め手は「少年メイド」という2つの単語が織り成すアンマッチさに惹かれたから・・・
BLだったらどうしよう・・・との思いもチラツキましたが、まずは1話目を視聴してみました。

「苦労は若いうちにすれば大人になってから楽できる」母さんのいつもの口癖だ・・・
という下りで始まった第1話・・・ゆかりんの耳触りの良い声質も相まって、序盤から目頭が熱くなってしまいました(//∇//)

この物語の主人公は、小学生の小宮 千尋・・・これまで母親と二人の母子家庭で育ってきましたが、ある日突然母も亡くして天涯孤独の身になってしまいます。
そこに千尋の叔父にあたる鷹取 円に引き取られる事となりました。
円の家は正に豪邸そのもの・・・しかし中はゴミ屋敷の如く散らかし放題という実態を知ってしまった千尋は、母親の手紙に記されていた「働かざる者食うべからず」を愚直に遂行するため、屋敷の家事全般を引き受ける事で・・・物語が動いていきます。

円は洋裁を生業にしている事から、千尋の仕事着も円が作ってくれた訳ですが、渡された制服はまるでメイド服を彷彿させる様なフリフリの服だったんです。
メイド服とはスカートとハーフパンツの違いだけ・・・あとはどこから見ても正真正銘のメイドさん・・・
これでタイトルの意味がようやく理解できました。
最初は着るのを抵抗していた千尋ですが、着てみると・・・これが結構似合うんです^^
こんな少年メイドなら悪くない・・・と思ってしまいました。
勿論アニメの世界だから成立する事だと思っていますけれど・・・

ここからメイドとしての生活が始まった千尋ですが、メイドというより「主夫」と言った方が適切だと思いました。
普段の口は決して良くありません・・・けれど、食事の量から他人の体調を気にしたり、好みを知ろうとしたり・・・千尋は根が真面目だからなのでしょう。
散らかし放題のお屋敷は整然とされ、昔ゴミ屋敷だった面影は微塵も無くなりましたし・・・

鷹取家の胃袋を預かる身となった訳ですが、学校や出された宿題をおろそかにしないのは千尋の偉いところです・・・
そういえば、円と千尋は血縁通し・・・ですが、外見も中身も全然似ていませんでした。
千尋は母親そっくりの黒髪ですが、円は金髪・・・
そして千尋は綺麗好きですが円は・・・
これは血の成せる業ではなく得手不得手も関係ありそうですね。

この物語は円と千尋のお屋敷での日常を主体に描かれていますが、どんなに千尋の少年メイド姿が可愛くても、1クールそれだけだったら流石に胸焼けしてしまいます。
そのため、この作品にはちゃんと華が設定されていたんです。

一番の華は何といっても牧野さん演じる凰 美耶子・・・
ちょっと世間知らずな一面もありますが、一途で真面目な女の子です。
何より「大切」な事に対して労を惜しまないのが好印象です。

でも・・・この作品には華のダークホースが存在するんです。
そのダークホースとは年長の花ちゃん・・・
お兄ちゃんと喧嘩して家を飛び出し千尋のところにやってきた花ちゃん・・・
ここまでは単に微笑ましい止まりなのですが、花ちゃんの可愛さに円が彩りを加えるんです。
これは流石に予想外・・・でも進化した花ちゃんは間違いなく最強系・・・
花ちゃんの進化っぷりは、是非本編でご確認頂きたいと思います。

千尋と円の日常生活・・・物語の終盤に差し掛かったところで思いがけないサプライズが用意されていました。
そのサプライズ・・・とってもあったかいんです。^^

思いが詰まっているから・・・大切だから・・・
そんな1年を過ごした千尋へのご褒美・・・だったのかもしれません。

オープニングテーマは、TRUSTRICKさんの「innocent promise」
エンディングテーマは、有頂天BOYSの「ずっとOnly You」
躍動感あるアニメとマッチしているオープニングに軍配です。
今度この曲もカラオケでチャレンジしてみたいと思います^^

1クール全12話の作品でした。肩肘を張らずに気軽に楽しめる作品だったと思います。
個人的にはお祖母ちゃんとの関係の行方まで描いて欲しかったのが本音ですが、こちらは続編に期待・・・して良いんでしょうかね^^?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

71.2 20 女装で漫画原作なアニメランキング20位
げんしけん(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (663)
3840人が棚に入れました
笹原完士は大学入学を機にそれまで秘めていた「漫画・アニメ・ゲーム」への思いを分かち合えるサークルへ入ることを決意した新入生。
見学で訪れた「現代視覚文化研究会(げんしけん)」の個性豊かな「現視研」のメンバーと行動をともにしていくなかで、笹原はこの道に進む覚悟を決めていく。
ゆるやかなキャンパスライフの中にも笑いあり、涙あり、恋愛あり!?の笹原のオタクライフが始まるのだった。

声優・キャラクター
大山鎬則、斎賀みつき、ゆきのさつき、檜山修之、関智一、乃村健次、川澄綾子、清水香里、うえだゆうじ

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ココニイル。  【ねこ's満足度:81pts】

『現代視覚文化研究会』・・・略して『現視研』。
とある大学のサークルに所属する、オタク学生たちの姿をコミカルに描いた物語です。

「オタクはなろうと思ってなるんじゃない。気づいてたらなってる。だからやめられない。」
(作中の某キャラのセリフ)

今ならこの気持ちよくわかります(笑)。だからこそ面白かった。
原作である漫画を読んだのは、もう10年近くも前のこと。
同人誌やらコミケやらといった”オタク文化”を初めて知ったのはまさにこの作品でした。
あの頃は別次元の生き物としか思えなかった登場人物・・・時が経つのは恐ろしいものです(笑)。

1話のアバンはある意味衝撃的。
「『げんしけん』だと思ってDVDを入れたら、なぜかロリっ娘が泣いてたでござる・・・。」
うん、大丈夫。あなたは間違ってない。そのまましばらくお待ちください(笑)。

主人公は、妙なプライドからいまひとつオタクに染まりきれないでいた新入生・笹原完士。
そんな彼も、迷い無く趣味に興じる先輩らの中に混じることで徐々にその殻を破っていきます。

しかし、その笹原くんもこの1期ではほぼ空気。
実質的な主人公は、サークル唯一の非オタ・春日部咲(さき)ちゃんです。

超異質なオタク・高坂くんと付き合うという茨の道を選んでしまった咲ちゃん。
そのあまりに報われなさすぎる奮闘ぶりは、ホント涙無しには語れません(笑)。
この作品がオタクだけのただのドタバタ劇で終わらないのも、そんな彼女の頑張りのおかげ。
もうひとりの裏主人公である斑目との”温度差”も、この作品の見所であり楽しみの一つです。

基本的なペースは終始変わらず。
まったりとサークルメンバーの日常を描いていますが、最終話では大きな転機が訪れます。
この先の展開に関わる重要事項の決定、EDではとある重要キャラクターがついに初登場。
彼らのオタクストーリーはまだまだ終わりません。続きはOVA(全3話)&2期で♪



今回のオタ名言・・・『血の繋がった妹なんているわけないじゃないか!!』

投稿 : 2024/05/11
♥ : 50
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

オタク必見あにめ!

原作 漫画 「月刊アフタヌーン」掲載  未読

全12話

大学サークル オタク 日常系


大学サークル「現代視覚文化研究会」の略称「現視研」(げんしけん)

簡単に説明すると、あにめ、漫画、ゲーム好きな大学サークルのオタク連中の日常ですね。

今年の夏に「げんしけん二代目」3期が始まるので、今回視聴しました。


感想

一言。。。面白いです!

{netabare}
初め見た時、『くじびきアンバランス』のOPが始まったので、え!?
レンタル店の店員が、げんしけんと、くじびきアンバランスのDVDを入れ間違えたのかな?って思い 焦りました。
(〃゜д゜;A アセアセ・・・
でも、作中に出てくるだけだと解り、一安心でしたがw
ちなみに、『くじびきアンバランス』は、まだ観視聴。


主人公は、あにめ好きな普通の青年、笹原 完士なんだけど、影が薄いです。^^
9話に至っては、主人公が全く出てこないw ^^;

ヒロインの女性は2人出てきますが、一人は途中から登場する大野 加奈子と、もう一人はオタクではない、一般人の春日部 咲

大野は、コスプレ好きの黒髪ロングで目尻と口元にホクロのある控えめな女の子で可愛いです。

春日部は、イケメンでオタクの高坂 真琴(男)の彼女で、性格は、ちょっとキツイ女性かな?^^;
ほとんど、この春日部 咲がメインになって出てきて主役になってますw
主人公 笹原の立場の意味って。。。なんだかな~です^^;

まだ他にもキャラがいますが、個人的に面白いのが、
斑目 晴信  声 - 檜山修之
この人の声が、今期放送されてる「俺の青春ラブコメはまちがっている」に出てくる
材木座 義輝(ざいもくざ よしてる) 声 - 檜山修之
と同じで、しかも同じオタクで被って観えました。
体型は真逆なんですけどね! ^^

ストーリーは殆ど無い感じで、夏&冬コミに行ったりしたエピソードがあるくらいで、日常系がメインです。

各1話に、3~4回は笑わせてくれました。
あにオタなら皆笑える筈です!
一般人の春日部 咲が、イケメンだけどオタクの彼氏の言動に苦悩する場面でも、観てて可笑しいし、同情もしてしまう。^^

ただ、個人的には主人公に恋愛話がなくて残念でした。
もう一人のヒロイン、大野 加奈子といい関係になればよかったのな~なんて思いましたが。。。

作中に、『くじびきアンバランス』が、何度もよく出てくるんですが、とても気になってしまいました。
今度必ずレンタルして観ようと思います。
{/netabare}

何にしても、ちょっとでもオタクな人なら面白いと思います。
オススメです!∑d(≧▽≦*)OK!!

PS:げんしけん→OVA→げんしけん2 の順番で観るそうです。

次はOVAなので、楽しみに見たいと思います。(@´▽`@)ノ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 41

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

げんしけん・・・自分が自分でいられる温かな居場所

今年の夏アニメで二代目が放送されるという情報をゲットし、今回の視聴に至りました。

現代視覚文化研究会・・・略して「げんしけん」は登場人物達が加入している大学のサークルの一つ。この物語は、このサークルを拠点に登場人物の日常を描いたものです。

このサークルの活動は、録画したアニメ作品をみんなで批評しながら視聴してたまにコミケや秋葉原に出動しに行く、というもの。今の立場を考えると何とも羨ましい限りの活動なのですが、自分の好きな事を思い切りやってるときの輝きが見事に描かれている作品です。

今ではもう戻る事の出来ないあの頃・・・私は体育会系に進みましたが、こういう青春も全然有り(こういうサークルがあったらきっと入ってました)だと思えると共に、学生時代・・・講義の後にみんなで集まった、あの温かさと懐かしさ思い返しました^^

主人公が徐々にオタク道に足を踏み入れていく様は見所です。最初は少し恥ずかしいから気後れして・・・周りの仲間が背中を押してくれて・・・でも嫌いじゃないから少しずつはまりこんで・・・気が付いたら何とか独り立ち出来ている・・・この主人公の心理は、丁寧に描かれていたと思います。

それと、この作品が面白いのは全くオタクじゃない人も登場するので、オタク度合いが客観的に見る事ができる点だと思います。最初はオタクは大嫌い・・・だけど、げんしけんのメンバーとのふれあいにより少しずつオタクを理解していく・・・これには、かなり勇気付けられました。でも、自分では気にならないような事が気になったり・・・この作品を見ると自分のオタク度合いが分かる気がしました。
けど、やっぱ自分の「好き」は貫き通したいですね♪

それと、エンディングの「びいだま」は、この作品の雰囲気と良くマッチしていたと思います。この曲を聞きたくて毎回エンディングを見ていました^^;

次は続編に位置付けられているOVAを視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

57.9 21 女装で漫画原作なアニメランキング21位
ひめゴト(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (325)
1633人が棚に入れました
こわい人たちに追い詰められ、貞操の危機に陥った有川ひめを救ってくれたのは、同じ学校の生徒会に所属するお姉さまたち。生徒会が借金を肩代わりしてくれるかわりにつきつけられた条件は、『生徒会の犬となり、高校生活を女装して過ごす』というもの……! 女装少年ゆるふわ4コマの登場!

声優・キャラクター
桑原由気、摩天楼由香、小野早稀、東城日沙子、佐倉綾音、赤﨑千夏、江口拓也、津田美波、田所あずさ

westkage。 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「男の娘」が主人公のショートアニメ。アニメ業界に定着しつつある男の娘の勢いはとどまる事を知りません。

本作は佃煮のりおの4コマ漫画を原作とした作品です。

1話=4分のショートアニメ。2014年7月より放送開始。BS11・ニコ動・バンダイチャンネル・GyaO!のみの放送ですので認知度は低いですね。ジャンルは学園モノのギャグアニメです。本作の特徴は「男の娘」が多数登場するという事。登場する主要キャラ9名のうち、男性1名・男装女子1名・女性4名・男の娘3名というメチャな設定w 主人公の「有川 ひめ(ありかわ ひめ)」は勿論‘男の娘’です。

あらすじ・・・主人公の両親が借金を背負ったために、借金取りに無理やり女装させられて売り飛ばされそうになった所を「霜科高校生徒会」の3名に助けられる所から始まります。生徒会が借金を肩代わりしてあげる代わりに主人公には女装したまま学園生活を送ってもらうという条件を付けられて、泣く泣く生徒会の「犬(おもちゃ)」としての学園生活が始まる…といった感じです。

総評ですが「絵は可愛い・男の娘という設定も新しい…なのに肝心のギャグが全然駄目」と非常に残念な仕上がりですw 勿論エロネタもありますが、男の娘のエロシーンってどう受け止めればいいのでしょうか。とりあえずニヤニヤしておきましょうw ショートアニメですので、話がつまらなくてもあっという間に1話終わってしまいます。視聴するなら、周りに人が居ないのを確認してからこっそり観たいですねw

*以下どうでも良い話です*
さて、アニメ業界に定着しつつある「男の娘」ですが、一体何をもって「男の娘」とするのか…。登場する男の娘も「性同一性障害の男の娘・女装趣味の男の娘・単に外見が女性っぽい男の娘etc」とバリエーションも豊かですね。また最近では3次元の女装男子までも男の娘と言われる始末。
しかし少し待って欲しい。男が女の格好・もしくは女に見えれば、2次や3次問わず全て男の娘なのだろうか?一体どこまでが男の娘なのだろう…と疑問に持つ方も多いのでは無いでしょうか?
ひめゴトの劇中でもカメラ小僧が主人公のコスプレに迫り、写真を撮ったあとで「実は男性である」事をバラされますが、カメラ小僧は少しビックリした後に「だがそれが良い」という反応をします。これが「男の娘に対する正しい反応」であるとすれば‘萌える’というのは必須要素ではないかと思います。つまり女装=萌えるに繋がらなければ男の娘とは言えない…そういう事ではないでしょうか?
また「付いている(下)」事に関しては、男の娘を愛でる上ではノープロブレムという事にしましょう。そもそも付いてなければ男の娘じゃないわけですからね。

そもそも、リアルにおいて男性が女装するには様々な問題があります。
1・骨格の違い
2・体毛の濃さ(人による)
3・声の太さ
顔はヒゲさえ無ければコンシーラーとファンデーションで何とかなるでしょう。目も付けまつげやアイラインでパッチリさせれば問題無し。眉毛は整えれば何とでもなるしね。それなりにメイク技術が伴えば、そこら辺の女性より可愛くなれる可能性もあります。ただ、やはり難関なのは骨格でしょうね。顔は世代が低くなるにつれて丸顔にシフトしつつあるので、最近の若い世代なら何とかなるものですが、やはり肩幅や手のゴツさに関しては誤魔化しようが無いケースが多いですね。どうしても「良く見たら男だろ」という作りになってしまいます。ネットで見かける写真も大体は‘顔のアップ’しかも光で白くトバしてる写真がほとんどですからね、これが3次女装男子の限界といえます。
どうでしょう?3次女装男子は「萌える」とは程遠いように思えますね。

逆に2次の女装男子は簡単ですよね。書き手次第で何とでもなるわけですから。そもそも2次キャラに体毛を描く事は少なく、イケメン=目がパッチリしているというイメージの強さから大体のイケメン主人公は中性的に描かれる事が多いです。また青年の綺麗な声を演出するために女性が声を当てることも珍しくは無い業界ですから、ほとんど女性と男性の区別が付きません。後は設定と服装と髪の長さくらいで判別するしかないですよね。
逆にいえば女性の様にデザインして、話すときにキラキラしたエフェクトをつけて会話した所で「実はこれ男性なんです」と設定してしまえば、それは男性になってしまう…と、そういう事ですね。キャラデザインには当然萌えれます。デザインが女性なんですからね。

どうでしょう。「男の娘」がホモでもゲイでも女装男子でも無い表現だとするならば、ココは2次限定で良いのでは?というのが自分の意見です。

でもどうなんでしょう?2次の「男の娘」ってキャラのデザインに萌えているだけで、「実は男である」というのは「ギャップ萌えというネタ」以上に重要なファクター足りえるのでしょうか?つまり「男だから余計に好きになる・なれた」と言えなければ「男の娘萌え」とは言えないわけで…。その辺りは自分の理解に苦しむ部分ではありますね。結論として私にはネタ以上の存在には見えない、と思ってしまうのでした。

まあ漆原るか(シュタインズ・ゲート)の様に「男の娘」である事が「設定上(物語上)」重要である存在もまれに居ますけどね。そんなキャラクターも少なく、ただ普通の設定やデザインに飽きてしまったヘビーユーザー達のニッチなニーズを埋めているだけの存在である事が多い、と言うのが現実ではないでしょうか?

そう考えると、本作「ひめゴト」は、競合ひしめくアニメ業界の「隙間産業」的な存在なのかもしれませんね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

二次元だからできる男の娘

所謂「男の娘」作品。
主人公の有川ひめ(ありかわ ひめ)は借金を肩代わりしてもらう代わりに生徒会に入会させられるのであった。

生徒会の犬となった有川。
常識的に考えれば変態なのですが、簡単に受け入れられています。
いくら女装が似合っていたとしても女性としては見られないのが普通。
オカシイ学校(生徒会)なのでしょうか^^;
男なのに女装をしなければいけない有川の悲哀が感じられます。

いくら設定があるとしても親の借金を肩代わりしなければいけない事はありえません。
嫌々、女装するという風にしたかったのでしょうか。
う~ん、自分には理解できない世界です。

1話が約4分なので簡単に全13話完走できるでしょう。
何も見る気が起きない時のお茶請け感覚で視聴するのがいいでしょうか。
(原作者が佃のりおさんだけに……すいません><)
無理をして見る必要はありません。
マニア受けしそうな作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

夢も膨らむ?男の娘アニメ

制作は旭プロダクションで原作は漫画です。
ジャンルは学園コメディです。
4分のショートアニメ。


多大な借金を抱えている霜科高校二年生の有川ひめ。
彼は生徒会の面々に救われるが、その代わりに「高校生活を女装で過ごす」「生徒会の犬になる」ことになってしまう。


男の娘専門雑誌「わぁい!」などで連載されていた作品。
男の娘ネタの特性上、下ネタは多めです。
ストーリーなんてあってないようなもの。
女装男子の可愛らしさを楽しめばそれでいいんですよw
ひめ君のパンチラシーンがやたら多いけれど、局部がもっこりもこみ(ry


総括して、男の娘とか好きならば見てみればいいんじゃない?
短いので後悔することもないでしょう、多分w


以下“男の娘”に関する証明(駄文)。

{netabare}どうでもいいですが、私は“男の娘”など好きではありません。
そもそも二次元における“男の娘”とはなんでしょうか?
彼ら、いいえ彼女らは、私から見れば完全に女の子でありまして、そこに“漢”という概念を見出すことは微塵もできないわけです。
“男”という枕詞のせいで我々の目が欺かれているわけです。
彼ら、いいえ彼女らを“男”たらしめているものがあるのか。
“女”じゃないと誰が言えるのか。
それが果たして説明できるのか。
説明できない物は否定できませんよね。
悪魔の証明?
そんなものは知りません。
じゃあ彼ら、いいえ彼女らは何者かといいますと、この世に産み落とされた純粋培養された女の子。
つまるところ、“天使”という事になりますね。
そもそも、女の子は何でできているのでしょう?
砂糖とスパイスと素敵なモノですか?
いいえ、違います。
“夢”で出来ています。
夢の塊である“天使”を追い求める私。
なんと素敵なことでしょう。
ロマンを求めることの何と大切なことか。
これで私が“男の娘が好きではない”という命題が証明されましたね。

{netabare}あっ、看護師さんに呼ばれている…、そろそろ行かなきゃ…。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

58.3 22 女装で漫画原作なアニメランキング22位
スカートの中はケダモノでした。(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (136)
584人が棚に入れました
街コンに参加したものの、雰囲気に馴染めない静歌。
声をかけてくれたのは、年上の女子大生の涼だった。
二人で抜け出して意気投合するけど、涼の部屋で突然キスされ、押し倒されて――
「涼さんってレズ!?」と思ったけど、女の子の体にしては違和感が…
ウソでしょ…まさかこの人、女装なの!?

声優・キャラクター
花影蛍、皐月栞、金部影人、原舞香

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

紳士的なケダモノ系女装男と流され系女子 男女ともに観れそう

原作 ハナマルオ 4分アニメ

女性向けエッチアニメ枠の新作ということで試しに観てみました。

キャラは女性コミック系とはいえ間違いなく萌えキャラ
主人公は嫌と言えないタイプの女子大生で、
相当綺麗な女装男子に迫られるお話。
ストーカーとか無理強いと言うわけでもなく、それなりのくどきテクで迫る。

男性視聴者に百合好きが多い原因の一つは、エッチシーンで男を見たくない。
経験の少ない女性も、男性的な男よりは草食系(ほぼ女)の綺麗なお兄さんの方がいいと。
 
両方にマッチした作品のように思えました。
2話まで見ましたが、女装男が女を口説くために女装してるとすれば、
ノンケで通しそうです。

この作品は、見た目はともかく、同性愛と言うキーワードが出なければ、
男女共にイケるエッチアニメだと思いました。

テレビアニメだから強烈なのを期待しても無駄。
モノ本のエロアニメではありえない作画はいいと言うことは確かでした。
なんか二人が幸せ過ぎて途中からイライラしてきました。
主人公が「この男なんで女装?」と苦悩しているうちは面白かったんですが・・・

後半は完全に女性向け幸せエッチアニメと化しました。
もともとそういうシリーズなので男性が期待する方がおかしいんでしょう。
女性または余裕がある男性向けの「テレビ放送可能微エロアニメ」と言うのが結論でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

ミミック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ショート枠としては秀逸?

5分枠としてはなかなかよく詰まっていて、
観ていて次の話に繋げていって欲しい感じが
溢れ出てくる作品でした。
作画や声優陣の謎のクオリティの高さには驚きでした。

個人的に主人公をかなり応援したくなりましたし、
無茶苦茶な設定を味方につけ、結構良い仕上がりだと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

出会ったのは美人のお姉さん…じゃ、ない!?

この作品の原作は未読です。
「僧侶と交わる色欲の夜に…」の後番組として放送されたComicFesta枠の作品です。
少し毛色が違いますが、少し前に放送していた「捏造トラップ-NTR-」もComicFesta枠の作品だったみたいですね。

この作品の主人公は、大人しく引っ込み思案で男性が苦手な女子大生の小南 静歌…
彼女はある日友人から誘われて街コンに参加したところ、超絶美人な霧島 涼から声を掛けられるのです。
女同士なので二人が打ち解けるのもあっという間…
でも霧島 涼は重大な秘密を隠していたのが静歌にばれてしまい…そこから物語が動いていきます。

まぁ、物語の設定としてはテンプレだと思いますが、奇をてらうこともなく無難な展開に終始する印象は決して悪くありませんでした。

やっぱり声優さんって凄い…
霧島 涼を演じている人って多分男性だと思うのですが、普通に女性キャラに声を当てても違和感が無いんです。
声質がとても柔らかくて、とても男性の声質とは思えない…
もちろん、持って生まれた才能もあると思いますが、その才能だって磨かなければ光る事はありません。
ちゃんと自分の長所を知り努力して伸ばした結果がこれなんだと思います。

この作品の特徴…だと思うんですが、日常に引き込まれる感覚…と言うのでしょうか。
綺麗な人を目の前にしてドキドキしたり…大切だと思う人への他人の目や言動が気になったり…
自分と相手との間にギャップがあれば尚更その思いもひとしお…

自分の事は自分が一番分かっていない…
これって本当なんだと心底思いました。
でも、劣等感から生まれるドロドロと蠢く気持ち…
そう思ってしまうのも理解できますし、きっと誰にでも経験のある事だと思います。

自分の気持ちにはとっくに気付いてて…
でも自分の気持ちを認めたくなくて…
ぬくもりを感じる度に離れられなくなっているのは寧ろ自分なのに…
こういう人としての感情の当たり前がしっかり描かれた作品だと思いました。

「好き」という魔法の言葉の持つ威力…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、葉月さきさんの「secret」
格好良い曲だと思います。

1クール12話で5分枠のショート作品でした。
2017年秋アニメでこの作品の後継作として「お見合い相手は教え子、強気な、問題児。」が放送されています。
やっぱりこのシリーズってそれなりに人気がある事を再認識しました。
まぁ、キャラデザは綺麗だし、声優さんも頑張っているので避ける理由もないんですけどね。
このシリーズは放送の続く限り視聴していきたいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

63.2 23 女装で漫画原作なアニメランキング23位
ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (527)
2863人が棚に入れました
3度目となるTVシリーズは「新しいハヤテのごとく!」を謳い、畑が原案を務めた物語を展開。
週刊少年サンデー31号にはアニメの絵コンテらしきものが掲載されており、その用紙には
「manglobe」の文字が見られる。
アニメーションの制作会社、スタッフの発表に期待しよう。

エウネル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

イマイチだったなー

ハヤテのごとくは原作を読んでいるので見てみました。

原作とは別のストーリーでした。正直、あまり面白いとは言えない内容で気づいたら終わってました。結局なんだったのだろうという感じです。

ハヤテのごとくのキャラは結構好きなんですが、今回はあまりキャラの魅力も出てなかったような気がします。原作では登場していない新キャラもいましたが、イマイチ魅力のないキャラ。水蓮寺ルカは原作でも登場したばかりのころでしたが、登場していました。ルカは最近気に入っているのですが、この話においてどんなキャラなのかよくわからない。原作で好きなキャラである西沢さんやヒナギク、瀬川さんもイマイチでした。

OPは好きです。なんか雰囲気が良いんです。EDは水蓮寺ルカが歌っていました。これはカッコいい感じの曲です。

原作や今までの1期、2期とは別物だと思っていたほうがいいです。今までのハヤテのごとく!が好きな人は僕同様あまり楽しめないかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

1・2期を観ていないものにとっては~

原作未読。1・2期未視聴です。

1・2期を観ていないので、みなさんの言われる違和感がよく分かりませんでしたw

ただ、登場人物や登場人物同士の関係が全然分からないので、観ていて?となることもしばしばありましたが、仕方がありませんw

最初は、お嬢様ナギと執事ハヤテとそれを取り巻く人達のドタバタコメディアニメという印象でした。

後半になって懐中時計「黒椿」の件で色々なことが起こり、シリアス展開となります。

{netabare}
1話のアバンに繋がるお話となっていますね。

後半でナギが大泣きしたシーンが良かったです。自分に素直になって叫び、泣いているところがこの物語で一番印象に残っています。
後は最終話の告白シーンですね。
{/netabare}

1・2期を観ていない私としては、無難に終わった感じがしました。

ただ、他のキャラはよく特徴が分からなかったです。

OPは透き通る感じの曲でいいですね。

EDは水蓮寺ルカ?というキャラが歌っている曲で、曲はいいと思いますが、本人はほとんど本編には出ていませんでしたね。1・2期は分かりませんが、本編にほとんど出ないキャラをエンディングに使うというのは???と思います。

他の方のレビューを読んでいると、これは以前のハヤテじゃない~という意見が多くありましたので、ぜひ1・2期も観て見たいと思います^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

3期目

原作 漫画 未読

アニメ1期2期 視聴済み (レビューはまだ書いてません)


ナギの声が、あの 釘宮理恵さん。

あの独特の声に魅了された人を、釘宮病とも言われるそうで・・・
自分はなんともありませんが・・・(^^;
でも、上手に演じてますよね~^^


感想だけ~
{netabare}
正直 後半は1期2期とは全然違って、魔物とか出てくるし、死んだはずのナギの父親も出てくるし。。。
ハヤテのごとく!って、こんなんっだったっけ?
原作読んでないからわかんないけど、ちょっとシリアスでしたね。
まあ、嫌いじゃないけど、あのキャラデザでシリアス展開は、合ってないと思う。
ファンには面白くなかったかもですね・・・(^^;

自分的には、キャラデザが好きくないのでハマらなかたですが、1期2期を観てたので、惰性で見た・・・って言うのが正直なところです。

それに気になったのが、アイドルの水蓮寺 ルカ が、時々出て来て、EDも歌っていたのだけれど、本編にはあまり絡んでなくて、いったい何にしに出てきたのだろう・・・?って思いました。
キャラアニメだから・・・って言われればそれまでだけれど・・・(^^;

もっとラブコメっぽくしてくれたら良かったのにね~^^
{/netabare}


声優さんでは、ナギの母親 三千院 紫子(さんぜんいん ゆかりこ) 役の 皆口裕子 さんと、マリア 役の 田中理恵さんの声が、いかにもお姉さん声で癒されて好きでした。
\(//∇//)\

総括すると、1期2期と比べるとイマイチでした。
(-ω-)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

75.0 24 女装で漫画原作なアニメランキング24位
であいもん (TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (303)
897人が棚に入れました
夢を追って上京するも、父の入院を知らされ実家の和菓子屋・緑松を継ぐこ とを決めた納野和(いりのなごむ)。しかし店には跡継ぎ候補で看板娘の少女・ 雪平一果(ゆきひらいつか)が、納野家に居候をしながら働いていた。 和は一果の親代わりを任されるも、一度は跡継ぎを断ったことを理由に冷た い態度をとる彼女と働くうちに、ある一面を知ることに…。 京都を舞台に心温まる絆の物語。
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人と人の距離感が心地良いです。

実家の京都の和菓子屋「緑松」を飛び出して10年ぶりに帰ってきた納野和が緑松で修行するお話。
原作はヤングエース連載中のコミックみたいですが未読です。

春アニメ選定の時から作品の雰囲気がほっこり・まったり系っぽくて、シリーズ構成が吉田玲子さんだし、ちょっと期待してた作品でした。

OPは真綾さんの「菫(すみれ)」。ほーっとする感じでNHKの朝ドラの主題歌みたいで作品の雰囲気に合ってると思います♫

背景の絵はリアルっぽい感じじゃなくて、手書きっぽいやわらかい感じでこれも作品に合ってたと思いました。

主な登場キャラは・・
のほほんとしたお調子者で、和菓子屋の息子で見習いをしている納野和(いりのなごむ)
1年前から納野家に住んでて小学校に行きながら緑松の手伝いをしている雪平一果(ゆきひらいつか)
緑松でバイトをしている女子高生。音楽が好きで和に恋心を抱いている堀河美弦(ほりかわみつる)
和の元カノ{netabare}で京都に来た時に偶然和と再会し、緑松の近くのお茶屋で働き始めた{/netabare}松風佳乃子(まつかぜかのこ)


であいもんを見てていいなぁって思ったのは人と人の距離感が心地良いところでした。

和と一果の関係って親子でも兄弟でもないし仲がいいわけでもないんだけど嫌いなわけでもない感じ。
一果が少しずつ和との距離を縮めていくところも良かったです。

それから和と美弦と佳乃子のゆるーい三角関係がすごく面白かった♡
それを心配しながら見守る一果もw
ああいうほっとけない感じの男性って女性にモテること多いですよねー。
和と女性たちのくっつきそうでくっつかない距離感も、美弦と佳乃子の恋のライバルなんだけど仲良くしてる距離感もなんか好き。

和と両親の距離感もいいですね。
特に和と父親のドライなようでちゃんと親子や師匠・弟子の関係が見えるところとか。


好きな話は5話の三角関係、8話の和と佳乃子の過去話、9話のクリスマス、11話の和の風邪と雪の日、12話の誕生日などなど。。

あとお話に出てくる和菓子が綺麗で美味しそうで。。
普段甘いものってあんまり食べないけど、和菓子屋さんに行って見たくなっちゃいました。

地味なお話が多いので雰囲気が合わない方もいるかもですが、ほっこり・まったり系のアニメを見たい方におすすめします☆

投稿 : 2024/05/11
♥ : 41
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

和のまごころ

【感想】
とても面白かったです、和菓子がとても美味しそうで興味ひかれる
話も優しい感じでキャラクター同士で優しさの輪が広がっていく感じがとてもよく、見ているだけでなんか優しい気持ちになります
和を中心とした人間関係が良くてみんないい人すぎる、和はただ人脈に恵まれてるだけの人じゃなくて困っている人、悩んでいる人にかける言葉が思いやりにあふれていて好感のもてる主人公でした
{netabare}
最後までほのぼのしててまったり楽しめるコメディ作品でした

まだまだ父親の話とか気になることも多いし、緑松の人々をもっと見ていたいので2期を是非やって欲しいです
{/netabare}
【気になったこと】{netabare}
7話の緋色(メガネの子)が嫌いですねー、店の看板背負ってる自覚もなくとても態度悪くて意識高い系なのに簡単に心折れて簡単に会心してかなり薄っぺらいエピソードでした、ただBパートの和菓子教室の話はすごく良かったので挽回できた

一果の両親はどんな事情があってもやってることは最低で、会いに来た母親の態度もあまりよくなかったかなー、いい話みたいにしてたけど一果の感じた孤独を考えれば私は納得いかないかも

{/netabare}
【キャラクター】{netabare}
キャラクターが温かくてとても好感持てます

和の柔らかくぬるっと人の心の隙間に入ってくるような感じはとても魅力的ですし、一果の色々つらいことがあるはずなのに人に弱みを見せないところがとてもけなげで応援したくなりますね

もっと掘り下げて欲しいキャラクターはいるので続きに期待です
{/netabare}
【主題歌】
OP「菫」坂本真綾さん
たぶんスミレって読むのですかね? 作品の雰囲気に合った温かみのある優しい曲が素敵です
ED「ここにある約束」こちらも良EDテーマですね

投稿 : 2024/05/11
♥ : 39
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

放蕩息子の帰還

原作未読

大学卒業後にプラプラしてた息子が父の不調!?を機に実家京都の和菓子屋へと戻る。そこにはつてを辿って親から置き去りくらった少女が看板娘として奮闘中。
あらすじ読んだりサムネ見てればハートウォーミングほっこり系の何かしらを期待できそう。京都舞台となれば“はんなり”感も増すというもの。物語はそんな事前予想を満たしつつ、+αがあったかなぁと高く評価しております。

 ひとり またひとり

詞も手掛けた坂本真綾さんの訥々と語りかけるように始まるOP曲『菫(すみれ)』。各々ひとりひとり違うもんが出会って喜びを知る…みたいな内容は『であいもん』そもそもの言葉の持つ意味とも作品の本旨ともに沿った中身になってます。よって嫌味が無い。
またスミレ自体も紫・白・黄色と色毎に花言葉が違っており、歌詞の中に「スミレ」ただ一言も入ってないのに曲のタイトルに持ってきた意図もなんとなしに窺い知れそうなところです。


■其の一:“違い”であって“良い/悪い”ではない

登場するキャラは皆なんかしら足りてないし、矛盾した行動を取ることも多々。似たような局面で以前とは違う行動を取りもする。ついついアニメ作品だから大上段で「キャラに一貫性が無い」とか「普通こんな行動しない」と突っ込みたくなりますが、本作の作り手は敢えてさらけ出してるように見えます。ほら実際の僕らなんて矛盾だらけの行動するもんよ、と納得させる力。

{netabare}・雪平一果(CV結木梢)は父母や放蕩息子に対する態度に強い葛藤がみてとれる。
・元カノ松風佳乃子(CV髙橋ミナミ)のフッたほうが引きずってるあるある。
・実は放蕩息子納野和(CV島﨑信長)が主要級の中で最も安定感があるという不思議。

引き取りにくるくらいなら始めから一果母は手放すなよとか
緑松バイトJK堀河美弦(CV鈴木みのり)の歌ってみた投稿軽くね?とか
魔都京都のなせる業かどうかは知りませんが「人生そういうもんだよね」と納得させるに足る脚本となってます。クレジット見たら有名人。{/netabare}

整合性の取れない言動を作品の中で“人間の持つチャーミングさ”に昇華できてるなぁと思えたのが+αの一点め。

■其の二:“変化”であって“成長”ではない

当然終盤にもなればなにかをきっかけにしてキャラの行動が変わったりもするのですが、それをもって「一皮むけた」と言うのとはちょっと違うんですよね。劇的に改善に向かえたわ!あの時の私にサヨウナラ!みたいな成長物語にはなっておりません。あくまで大きい流れの中に身を委ねつつ一本隣の筋に移ったり戻ったりする程度。これも本作の作り手は敢えてさらけ出してたのではと思います。劇的ではないけど出会いによってちょっと風向きが変わってました。これが+α二点め。


聖書の『放蕩息子のたとえ話』を見聞きして、弟の気持ちめっちゃわかるわ~で留まるのが現代日本の潮流だと思います。放蕩してた兄にセカンドチャンスは普通無いもんでしょう。
でもそれやと疲弊しちゃうのよね。緊張しっぱなしだとイノベーションは生まれませんよ。遊び心が必要であって適度に弛緩してないとです。無駄とか余白とか遠回りがさりげなく描かれていた良作でした。タイトル『であいもん』看板に偽りなしです。



※ネタバレ雑感

■ひとり またひとり
{netabare}…と聞くとオフコースの往年の名曲を真っ先に思いだす私。けっこうカバーされてましたっけ。「友は集まる」としたオフコースのと「通り過ぎていく」とした真綾さんのやつ。一見対極にありそうで実際は両曲とも“ふたり(相方)に向けた優しい視線”みたいなので共通してる事実に、“底意”大事なこと言いたいことを汲み取ることのできる自分でいたいな、と思わせてくれます。
脱線ついでに真綾さん両A面もう一方の曲{netabare}『言葉にできない』{/netabare}。狙ってますよね?きっと。{/netabare}

■物語のある和菓子
{netabare}料理の成り立ちや辿った歴史なぞ少し調べれば出てくるものの、さらに昇華して“物語”を造形に込める和菓子の深みをさらっとレクチャーしてくれた本作。
和菓子そのものが持つ物語とアニメのストーリーとのリンクは当然ながら。舞台を和菓子屋とした意味も充分あったと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

63.7 25 女装で漫画原作なアニメランキング25位
イケてる2人(OVA)

1999年2月1日
★★★★☆ 3.5 (43)
296人が棚に入れました
主人公佐次京介は小泉明にゾッコンな高校生。かつては高嶺の花だった小泉明と初体験同士で結ばれ、その後はカップルになったはずだが、小泉は未だに邪険にしたまま。そんな二人の周囲を囲む、恋愛と友情の物語。

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

時代を反映した援交から始まるラブコメ。パンチラの挙句、スカートの下からパオーwww

1999年放送のテレビアニメ TBSのバラエティ番組「ワンダフル」内でのショートアニメ 16話

原作 佐野タカシ 監督 山口武志 脚本 我妻正義 鴨義信 キャラデザ 大木良一
制作 J.C.STAFF 

1997年より「ヤングキング」に連載されたラブコメ作品のアニメ化。
少年画報社と言えば80年代までは硬派のマンガ専門だったと思いますが、
大きく転換するきっかけとなった「パンチラコミック」です。
少年キングの後継誌であるヤングキングはwikiによると、
イケてる2人を筆頭としたラブコメと少年キング以来のヤンキーものに二極化され、
2011年にはヤンキー系以外は「ヤングキングアワーズ」「月間ヤングキング」に移管されたそうです。

この「イケてる2人」ってなんと2010年まで連載されてたんですよ。
と言うことは、最人気作が終わったことでキングの方向性に変化が出たと考えられます。

全33巻のパンチラコミックっていうのは記録ものだと思います。
たぶん5冊くらい持ってたような記憶がwww

佐次京介 CV渋谷茂 高校生男子 結構男気があるスケベな主人公
小泉明 CV荒木香恵 ヒロインだが元援交女子 不思議な性格だが後のツンデレと一致

本当はお嬢様の小泉明がテレクラで中年男性と話しているところを佐次に見つかると言う、
当時の時代性を反映した過激なラブコメ。
二人は即深い仲(マジ)になるが、小泉は処女だった。

佐次には甘糟真希と蟻賀瀬涼子という(佐次から見て)ラッキースケベ女子が居て、
小泉もやきもきしてるが、ツンな気性のため素直になれない。
ここまではありがちですが、

主人公に恋する女装パンチラ少年の登場が当時としては衝撃でした。

桜井兼人 CV後藤邑子さまのデビュー作です
佐次に恋してしまい、佐次のためだけに女装すると言う本格派男の娘でした。

33巻中アニメ化されたのは最初の数巻分だけで10年まで続いたと言うことで、
何かのきっかけがあれば本格的なリメイクの可能性もあるかと思います。

アニメ版はショートと言うことでエロもラブコメも不完全燃焼ですが、
ところどころ描ききった部分もあって楽しい作品です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

30分もので丁寧に制作したら面白いかも。エロもちょっと抑え気味で。

どツンデレでクールなヒロインに、お調子もののバカ主人公がひたすらアタックするドタバタエロラブコメです。

1話約5分なので、テンポがいいです。
その分、乱暴な作りになっています。

何かにつけ主人公は頑張り過ぎで、汗・涙・鼻水・鼻血・よだれといろいろな液を出しまくっています。
その結果、勢いのある下品な作品となっています。

ヒロインのころころ変わる表情が印象的です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

CC さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

負けたらコ・ロ・ス♡

 ヤングキングに連載され、TBS系列のワンダフル枠で放送された5分程度のラブコメディ。全16話です。制作会社はJ.C.STAFF

 ツンデレのヒロインの「小泉」と馬鹿でエロい主人公「佐次」の恋愛模様を描いている。一話目で肉体関係を持ってしまっている為、少し複雑に物事は進んでいく。肉体関係はあったものの、「小泉」は心を閉ざしており、「佐次」のデリカシーのない行動や言動によって「小泉」の心が乱されていく様は可愛いらしく思える。典型的なラブコメを描いているが、テンポが早いので飽きる事なく視聴できた作品です。

 恋愛模様には少し時代を感じるものがありました。当時は高校生が携帯ではなくポケベルを所持していた時代。今から数えると15年ほど前の舞台背景になると思います。恋人と連絡取り合うのに、家に電話して親にバレたりなんて事が良くあった頃ではないでしょうか。ポケベルのバイヴレーションに敏感に感じる「小泉」は、あざとかったです。

 ゴットゥーザ様がゲイ役でデビューした作品でもあるので興味ある方は見てみては?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6
12
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