寮生活でコメディなTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の寮生活でコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月03日の時点で一番の寮生活でコメディなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.2 1 寮生活でコメディなアニメランキング1位
まりあ†ほりっく[マリアホリック](TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1061)
6242人が棚に入れました
男性恐怖症で同性愛者 (百合趣味)の女子高生・宮前かなこは、運命の相手(女性限定)との出会いを求めて、天の妃女学院附属中学高等学校に編入する。そこで出会ったのは、1年 下の祇堂鞠也。その可憐な美少女ぶりに舞い上がるかなこだったが、ひょんな事から鞠也が実は男であることを知ってしまう。しかし、鞠也もまたかなこの百合 趣味を見抜き、互いの秘密を握ったまま、かなこは鞠也と、彼に仕えるメイド・汐王寺茉莉花に監視される形で、寮の同室で暮らす破目になる。それは、かなこ の波乱に満ちた学園生活の始まりだった。

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

主人公が超強烈で最高に笑いました。いや~しかし、すごいですね。ふふww 思い出しただけで笑ってしまいます。

ストーリー

主人公の宮前 かなこは男性に触れられるだけで蕁麻疹がでてしまうほど男性恐怖症ですので、かなりの同性愛者です。ですので、宮前 かなこは運命の相手を(女)探すために天の妃女学院附属中学高等学校に編入しました。かなこが校内を歩いている所にある可憐な美少女を見かけました。その子の名は衹堂鞠也した。その美少女ぶりに見とれて今しましたが、かなこはある事を知ってしまいました。それは・・・

私の感想。

かなり笑いました。もう、オープニングからエンディングまで笑う所が満載でおもしろかったです。いや~ あの主人公で、あのヒロイン(?)のツッコミが最高ですね~。 キャラクターが死ぬほど生き生きしていました。

まず、この作品で私が一番気に入った所は男性キャラクターが長少ない話なのにそれほど百合シーンが少なかった所ですかね。(主人公が百合を望んでいるのに・・・ まあ、そこがこの作品のおもしろい所ですがww)普通、女性キャラクターのみがいる作品はシーンや女性同士では絶対にやらないような男性の欲望が入った作品が多かったですが、この作品では(主人公がやる事意外)リアルでありえる事が多かったので、楽しました。

そして、この作品を気に入っている所は主人公のあの鼻血の量ですか・・ なんといいますか・・ 迫力ですか・・・ とにかくすごいです。 すごすぎです。 人間技ではありません。すごい迫力です。本当に人間なのか問いたくなるような量です。っと言うか血液は足りてますか・・・まあ、すごい事は事実です。
私が一番この花血で笑った所は水泳のシーンですかね。生のレバーを食べて・・ww 詳しくはネタバレになるので、言えませんが、おもしろい事は保障します。ふふww 思い出しただけで笑ってしまいます。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品の主人公は一言で説明しますと、「変体」です。はじめは
「あれ? この主人公大丈夫か?」
っと心配する感じで見ていましたが、この作品が進むうちに
「やっぱりこの主人公は変体だよな?」
っと納得する感じになり、最終的には
「うん。 変体だ。」
っと自分で納得します。

けれどこの作品を嫌いにならないでください。その変体がこの作品の一番のおもしろい所でその変体が無くなってしまったら、可憐な女性がたくさんいる超緩やかな女子高の話になってしまいます。ですので、心を変体にしてこの作品を見て下さい。

オープニング

「HANAJI」
初めてこのオープニングを見た時は意味が分かりませんでしたね。主人公があの可愛い金髪の美少女かと思いきやこの作品の主人公はあの大量の意味不明なマネキンでしたなんて・・・ かなり驚きました。
そして、このオープニングはかなり魅力的っと言いますか、頭に侵食されやすい曲でした。カラオケでは歌詞がおもしろい事になっているので、是非カラオケで歌ってみてください。かなりおもしろいですよ。

エンディング

「君に、胸キュン。」
き~み~に む~ねキュン。
ここの所がかなり私は好きです。可愛いです。この作品と少し違いそのギャップがかなり違うので、可愛いです。私はこういう曲も好きですね~。普段はあまり好きではないのですが、この曲は好きです。カラオケでは結構難しいので、あまりカラオケで歌う事をお勧めしませんが、この曲はいい曲です。そして、このエンディングの画像も結構かわいいです。はじめは意味が分からなかったですが、このエンディングは成れて行くとこのエンディングに選ばれた画像の意味が分かっていきます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26
ネタバレ

赤緑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ダメだこいつ、やれやれまたか、の残念系「女」主人公

主人公のダメっぷりとお約束の展開がひたすら続く。それに対して、いろんな角度から様々な形でツッコミが入る。サディスティックなツッコミだけでなく、{netabare}良い子との落差、さりげなく無視、天然で仲間はずれ、作品そのものから虐げられる{/netabare}など。多少不憫なところもあるが、それを上回るダメ人間っぷりに、同情の余地が無い。自業自得である。

こういう構図を味わう作品。分かりやすい笑いどころが無いので、この辺に面白さを感じられないと楽しめないかも知れない。


マイナーな月刊漫画誌連載の漫画が原作。
この漫画誌は、他に『のんのんびより』なども連載されているが、ライトノベルの漫画化作品が大半らしい。
略称は「まりほり」。アニメは2期がある。


お嬢様学校に編入することになった主人公、宮前かなこが、超絶美少女と出会うところから物語が始まる。だが実は、{netabare}主人公は超絶変態百合女で、美少女はドS女装野郎{/netabare}だった。
百合の園といった風情だが、百合好きが求める百合展開はあまり無い。
お嬢様学校の雰囲気は楽しめる。

理不尽ギャグであるが、最も理不尽なのは、主人公がこの女学院にいることである。


キャラ。
これといって好きなキャラがいないのに観続けている稀な作品。
茉莉花の罵りはキレがあって良い。
主人公以外にも変人が何人かいる。それ以外はお嬢様。
私のかなこに対する感情から察するに、どうやら私は鞠也視点で物語を眺めているようだ。


物語以外について。

アニメはシャフト+新房監督。
当時、意識せずに観てたけど、言われてみればいかにもな作り。

OPED。
OPアニメは、曲も相まって、ハイテンションな出来。当時は話題になったらしい。
これも今更だけど、EDアニメはイヌカレーだね。

ラストのおまけは何が面白いんだ?


どうでもいいネタバレ。

{netabare}
初対面で、茉莉花「メス豚」→合ってる。


かなこって、思春期の男子から性的興味の対象として見られてたらしき描写があるが、そういうのには中身は関係ないものか? 少なくとももうちょっと性格が(猫かぶっていて)マイルドに見えたから? それともその後で性格が歪んだから?


夢オチを、キャラを貶めるために使う。それがまりほり。
{/netabare}


《総合評価》

アニメの出来は悪くないが、肝心の物語は分かりやすい面白さがあるとは言えない。
私は最後まで視聴できるので、つまらないとは思わないが、どこが面白いのかを聞かれると少し困る。
どちらかと言うと、キャラで観るタイプのアニメかな。


物語:
普通の面白さを感じにくい。
主人公のウザさに耐えられないとツライ。

作画:
良好。絵柄は好きでも嫌いでもない。

声優:
鞠也、茉莉花の毒舌はイイね。
かなこ役の人は滑舌悪い。
沢城さんがあの声じゃないので落ち着く。
小林さんは私にとってこの鞠也かルカ子のイメージが強い。
まつらいさん、そういえばここでも生徒会長だったっけ。

音楽:
OP曲は、歌詞と歌い方のせいでちょっと電波っぽいが、曲調はアニメっぽくないハイテンションなノリの良い曲。(サイコビリーというジャンルの曲調らしい。)
ED曲、選曲は良いけどあまり好きなカバーじゃないな。
劇伴はパロディー風の曲と「ちゃんかちゃんか」的な曲が印象的。

キャラ:
好きかどうかはともかく、キャラは立っている。
ただ、これといって好きなキャラがいない。私にとってその点で稀有なアニメ。
強いていえば、単純に好きなのは茉莉花。
後はかなこを観察するのがメインになっている。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

想像とは違う内容であったこと自体が先入観を持つなというメッセージに感じた

男性に触れられると蕁麻疹が出るほどの男性恐怖症で、
女性しか好きになれない女子高生・宮前かなこが主人公。
全寮制の女学院附属高校に編入する初日、1年下の祇堂鞠也(しどう まりや)
というその可憐な美少女と出逢うのだが、実は男であることを知ってしまう。
お互いの秘密を握ったまま、かなこと鞠也と、
彼に仕えるメイド・茉莉花(まつりか)は寮の同室で暮らす破目になり・・
波乱に満ちた学生生活が始まる。
あにこれの「あらすじ欄」に書いてある通り、物語はここからスタート。

百合とか女装男子、メイド、お嬢様の寮生活、かわいさの反面の腹黒さや
上品な言葉遣いとは裏腹な性格・・などの設定からは
演出と脚本次第で幾通りもの作品が仕上がりそうだが、
こちらはハイテンションコメディ。
しかも、百合といっても百合シーンがあるわけではなく
女装男子とはいえ、事情があってのことで
それが趣味というのではないらしい。

内容的には、よく耳にする女子校独特の陰湿ないじめや嫉妬、差別、
趣味や人格を全否定するようなギャグが満載。
なので観る人の受け取り方によっては、ものすごく不愉快だろうと思うし
笑いのツボが違う人には、何が面白いのかと置いてけぼりを食らうかもしれない。

物語としても、細切れで完結しながら続いていくタイプなので
最終回に向かって大きな盛り上がりが来るようなこともなく、
起承転結の区別はつきにくい。
でも、気楽に眺める程度に観る分にはいいテンポかも。

客観的に、中立的に観てみるとそういう感想になってしまうのだが
個人的にはとても笑えたし面白かった。
何が面白かったのかといえば、それは主人公・かなこの乙女な妄想や
どんな酷いことをされても、持ち前の切り替えの速さとポジティブ思考で
うまく切り抜け、雰囲気を暗く重くしないところ。
明るさ、というのとは違う気がするが、観ているとこちらも勇気をもらえる。
そして負けない彼女をつい、応援したくなってしまう。

また、かなこが「動」なら、茉莉花は「静」で
その温度差や、登場人物の誰もがどこか変なギャップを持っているので
そんな部分がけっこうツボだった。
あと寮長の、気の抜けた独特な話し方にも中毒性あり。
口調を真似してみたのだが、どうしてもできなかった。
つくづく、沢城みゆきさんのレパートリーの広さに感心してしまった。
ちなみに演劇部の男役女子・石馬 隆顕(いしま りゅうけん)の王子様口調なら得意^^
彼女の凛々しいのにどこかズレてるキャラも、なかなか面白かった!

全体通してみて、いろんな人物たちを思い返してみるに
「外見に騙されるな。先入観を持つな。」というメッセージも
根底にあるような気がした。

ただし・・鼻血を噴き過ぎるのはいささかゲンナリしたし、
かなこの早口なモノローグが圧倒的に多いせいもあり
何話も通しで観ているとさすがに飽きてくるので、
せいぜい1日4話ずつくらいまでにしておくのがオススメ。

なお、後半に登場した男性キャラがけっこう面白かったので、
2期も引き続き視聴してみようと思う。

ちなみにEDがあのYMOの「君に胸キュン」のカヴァーだったのが
なにげに懐かしかった(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28

76.6 2 寮生活でコメディなアニメランキング2位
こみっくがーるず(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (539)
2085人が棚に入れました
萌田薫子(P.N.かおす)15歳。職業高校生、そして4コマまんが家!
まんが家専用の女子寮に引っ越してきた彼女は、同室の少女まんが家の小夢やTLまんが家の琉姫、少年まんが家の翼といった仲間に囲まれて、 今日も楽しくネームにペン入れ、仕上げ作業に徹夜作業!
かわいくて面白い、まんが家寮生活が始まります!

声優・キャラクター
赤尾ひかる、本渡楓、大西沙織、高橋李依

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作者様&アニメ制作スタッフ様方、全員に大感謝っ。

※原作未読です(視聴開始時)。

>1話まで視聴して
予備知識ゼロでの視聴です。
漫画家さんのお仕事アニメになるのかな?。
きらら作品ということで、あいかわらずかわいいキャラとデフォルメ描写が相性いいですね!。

登場キャラもあいかわらずどこかで見たことあるようなキャラ設定満載で
あの作品だったら誰にあたるキャラかな~とか脳裏をよぎってしまいますw。

仕事内容に関しては、現代にあってるような内容で描かれてるんじゃないでしょうか?(実情知らんけど)。
自分にとっては新鮮味もたくさん感じます♪。
いまのところ、とことんやさしい世界が描かれているので、ストレスフリーですね^^。

あ、レビュー書く際に知ったのですが、本作の原作って4コマ漫画なんですね。
改めて考えてみると4コマ原作から30分アニメを作るには
やっぱ制作陣がどれだけ愛情を込めるかで、出来上がりが大きく左右されてしまうと思います。
もちろん大成功した例としては「けいおん!」等があげられるかと思いますが
作り方次第では、15分x2といった某アニメのようになってしまう例もありますよねw。
本作は30分の時間の流れがとても自然で、ずっと観ていたい作品に仕上がっている気がします。

ということで、自分にとって毎週を楽しみにさせてくれる作品のようです♪(継続確定)。

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>6話まで視聴して
毎週楽しく視聴させてもらってます^^。

なんか、あばばば主人公さん、
痛々しいんだけど、でもそこそこステータスあるし
落ちぶれてるってほどでもない絶妙の立ち位置?が
観てる側としては、希望的自己投影・・??なのかどうかわかりませんが
なんか、観ててちょっと安心してしまう自分がいますw。

今回の某先生。
なんですかあの反則キャラw。
あんなの自分の理想の女性すぎますwww。

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>コミックス4冊買って+7話まで視聴して
なんか気がついたらコミックス4冊買ってましたw。
あれ?、そこまで好きな作品だとは自分で思ってなかったのですごく意外でした。

コミックス読み始めて、やっと初めて感じた疑問なんですが
”かおすちゃん”って本名からのあだ名??
・・いや、PNだったんですねw。

なぜ薫子ちゃんだけPN呼称なのかすごく疑問ですww。
学校で下手に間違って呼んじゃったりしたらマズいのでは??。

あと、ホントにビックリしたのが
アニメから入ったおかげだとは思うのですが
”アニメ⇔原作”間で、全く違和感を感じないことです!!。
それぞれのメディアの良さを生かして昇華されている感じがします。

視聴を原作に移行しても素晴らしいし、またアニメに戻っても素晴らしいんです!。
これは自分の経験としては非常にまれなケースだと感じています。
(たいていどちらか一方に好みが偏ってしまいがちなのですが)

あとED曲、なんかすごく居心地が良い感じがして
流れるスタッフロール見てたら”mikito”・・さん??。
あわててネット検索っ⇒「ああ、なるほど~」っと大納得♪。

かおすちゃんって、原作者様の分身的要素がたくさん入ってるのかな??。
観ててそう感じられるし、そのことがより一層本作を「お仕事作品」として輝かせてるように思います!。
・・だって、本作品が将来のかおすちゃんの描く作品”そのもの”なのでしょうから^^。

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>11話まで視聴して
うわ、本作って1クールで2期なし確定ENDに向かってるのでしょうか??。

原作にはない??、若干強引な感じでENDに向かう理由が示されたので
いつもの自分なら、この時点で発狂してしまいそうなものですが
それ以上に本作は、1話1話・1シーン1シーンが丁寧に作られているので
これはこれで納得してしまいそうになってますw・・ ゜(゚´Д`゚)。

実現可能かどうかわからない2期?を期待させる曖昧ENDにするよりは
キレイなカタチでしっかりアニオリENDを迎えることにしたのかな?。

11話終盤での、花を入れる演出とそのBGM・・・・・・
・・なんか、涙溢れてしまいました・・・;;。
もうこれだけで、いかにスタッフ様方が本作を大切に大切に作っているか
・・が、伝わってきたような気がしました。。

できれば2期をぜひぜひ作ってほしいです!!!(切望)。

原作では既に新キャラも出ているし、今後も続いていくんじゃないかな??(切なる希望)。

また原作ストックがたまったら、強引な理由付けしてアニメ2期つくってほしいです!。
その時は、もちろん同じ制作スタッフ、キャスト様陣で!!。

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>12話まで視聴して
12話の初見時は、やはり原作と異なる展開に違和感を感じ
何かイマイチかも・・と思ってしまったのですが、時間をおいて再度12話を見てみると
うまく〇話に戻ってくるけど、〇話とは異なっているリピート描写?
みたいな感じがやはりよく、これはこれで原作とは異なるアニメ版の味として納得しました。
・・ただ、若干”○ばばば”連投しすぎ感・・はマイナス要因でしたw。

ラストはAパートBパートからのC・・でとどまらず、D・Eまでいった感じでしたw。
初見時は、ひっぱりすぎ?感を感じたのですが、2度目の視聴時には
やはりわかっていてもED曲のところでグッときて
前述のリピート描写?でうまく終止感を感じさせてくれました♪。

最近やっと、にこにこみっくがーるずの存在を知り、少しずつ並行してるのですが
やっぱ本作のキャストは大当たりだったと思います!。
赤尾さんって全く知らなかったのですが
主要・メインキャラとしても初だったのでしょうか?。
そういったあたりの新鮮さも、かおすちゃんにぴったりだったと思います!。
なんせ4人のいろんなバランスがとてもよかった^^。

あと、単純に考えて
中学や高校に通いながらプロの漫画家として仕事してる人がいる
・・なんてこと、今までの人生で一度も考えたことがありませんでした。
もうこれは、社会人として尊敬以外ありえません。。
そういう意味でも、かおす先生は自分にとっての尊敬対象となったことが
本作を好きになれた大きな要因だったと思います。
(ネガティブだけど反応やリアクションが大きいところとかも^^)。

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>BD1巻まで視聴して
やっぱ完成度高い!!!。購入迷ってましたが、結果大満足です。
アニオリENDの方向性、ちゃんと1話であの人が言ってましたね。

じっくり見返すと、新しい発見があってうれしい。
主人公のペンネームのことも、本人がちゃんと説明してたw。

原作者様がアニメ制作にも積極的に関わってくださったのかな?。
もしそうだとしたら、それが凄く良い結果につながったのだと思います^^。

原作者様は女性なのかな?。
女性ならではの視点も反映されてるかもですね。

あと、原作者様の”周りのいろんな人への感謝の気持ち”が
各エピソードや各キャラのセリフから読み取れて(特に大人3人組など)
そこが自分にとっての最大の魅力でした!!。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

途中で断念した

1話感想{netabare}
トキワ荘の萌え化かな?と思ったけどそうじゃないっぽい。
ってか…あの寮の経営は文芳社一社だけ?
集英社のように専属契約してる様にも思えんし、この寮入っちゃったら他の出版社で仕事できなさそう。
実質飼い殺しを目当てとした施設なのかな?
なんか「マンマとハメられた」感がしないでもない、エリア88で風間真がサイン書いちゃったみたいに。
今後それに関する摩擦(寮に住む作家が他出版社の引き抜きに遭うとか)あったりするんだろうか。
ってか1から10まで好き勝手描かせたワケじゃあるまい、アンケート最下位は担当編集者も反省しよう。
(大抵実験で最下位になってもいいって前提でやったものが最下位なものだが…それを下回ったというのなら…かなりヤバい)
マンガ描写については突っ込み所多すぎなので割愛。
出版社近くだしバイク便…ではなく編集が直に原稿取りに来ると思うんだけど、ロビーや隣の部屋で待たせてるワケでもなしに締め切りギリギリというのはよくワカラン、作者はデジタルでしかやったことない?
原作者はどうあれアニメーターの中にはマンガ描いてる人も居るんじゃないの?と思うと結構不思議。{/netabare}

3話までの感想{netabare}
試し書きコーナーでインク飛ばすな。
乳首トーンネタは椎名高志の絶チルで知ってたのでクスっとした。
が、2話はそんな程度でまぁ、う~んって感じ。

そして3話でちょっと面白く感じて来たかも?
カオス先生は結構打算的っていうか自堕落的な傾向あるのね。
どうしても気になってしまう「出版社に体良く囲われてる」を気にしなければだけど。

今後もカオス先生の“小物っぷり”を見せてく内容だったら面白いかも?{/netabare}

4話感想{netabare}
まずは書き忘れから。
OP冒頭、ネムノキの後にカオス先生が車窓越しにこっち見てるアップ。
瞼影っていうの?あれがマユ毛にみえてすっごいキリっとした表情をしてる様に見えて、なんか笑ってしまう。
というかその…ネムノキの前に出る白い花、あれ何だ?
自分はパっと見キサントパンスズメガで有名なアングレカム(の仲間)に見えてしまい、まさかそんなマニアックなの出すか?と思いつつも、もう頭がそれに固定されてしまって他の検索が不能になってしまいました。
違うよなぁ…けど何なのかワカラン。
でもってネムノキも本編でしょっちゅう出てきます、なにかの暗喩だったりするのかね?あの寮のシンボルツリーってだけ?
夜に葉を閉じて“眠る”ので、徹夜をよくやるマンガ家に「ちゃんと寝なさい」もしくは「眠れるのが羨ましい」って意図が込められてたりして…ってのは多分深読みしすぎ。

でもって4話感想。
本来描きたいモノではないのにウケちゃってそこから抜け出せない作家が、ファンとの交流を経て「あ、これでもいいじゃん」と開き直るって内容。
ネタ的に重たくしようと思えばいくらでも重たくできるところを“きらら系”らしくかる~く消化。
時間経過のシーンは要るのか?と思ったが、サイン会決定から開催日までの間が短すぎるとこれまた「?」となりそうだし仕方なかったのかな。
また、季節がリアル(視聴者の世界)から大きく先を行ってあっという間に夏へ。
いくら蚊取り線香焚いてたとしても開けっ放しは虫が入って来ると思う。
1クールで1年間分をやるのかな?{/netabare}

断念{netabare}
何話まで見たっけかな、途中で切っちゃいました。

結局カオス先生ってどんなにボツ喰らっても生活には困らないんだよね?
というより「ボツ喰らったら家賃払えません」ってことになるならそれは大家も兼ねてる(と思われる)出版社も困るワケで、プロットが糞だろうがなんだろうが仕事は与えなければならない。
管理人の給料だって無から生えてくるワケでもあるまい。

ってかさ、実際最近のアニメ見てても「その企画最初から無茶じゃね?」と首を捻るのも多く、けど一方で「仕事しなきゃならんだけで、スタッフも作業的に作ってるだけ」ってのも感じたり。
面白いと思ってなくても仕事しなきゃ(与えなきゃ)ならんねん、そういう状況じゃないってどういうことなんだろう。
そんなの考え過ぎだって言われそうだけど、実際放送されてるアニメがそう匂わすものが多いんだから仕方ない。

んで結局かおすの立場って、親から家賃や生活費援助してもらってるアマチュアにしか見えない。
アマならアマ扱いで普通に語ればいいのに、何故かプロ扱いってのがこれまた滑稽で…“ひだまりスケッチ”は学生じゃん?あくまで。
もっとドス黒いことを考えると「寮に入ればウチの出版物に(一生のうちに1コマでも)載せてあげまっせ」ってのをエサに授業料(寮費)をせしめるブラック専門学校にさえ思えてきたり。
芽が出なくても生活の面倒見なきゃならん筋合いは出版社にも無く、高校卒業したらポイ捨てされるだけの未来しか見えなくて辛い。
もし新人育成の場ってことなら、せめてアシスタント代で食い繋ぐとかやってくれよと。

全部は見てないので文句はこの程度で。
途中で切ったのなら途中で切った理由を書かなきゃアカンかなと思ったので…。

余談
全否定のボツは、まず無い。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あばばばば!に元気を貰える癒しアニメ

1話の感想 ★★★★ 4.0
メンタルが弱い漫画家
{netabare}
久々に萌えアニメを観たが、何なんだこのふぇ〜って感じの主人公。
リアルだと絶対に友達になれないな(笑)
でも、なんか精神的にしんどい時に見ると癒される。
なぜだろうか。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
学校へ
{netabare}
漫画のための画材を買いに渋谷へ。
そして、初登校。
つうちゃんはイケメンだね!
なんかもう、普通の男よりも男男してて惹かれてしまう。
この作品って、普通の人が観たらどこが面白いのー?ってなるかもだけど、現実に疲れてる時とかに観ると本当に癒される。
ゆるいアニメにハマりそう。{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
カオスに足りないもの
{netabare}
なんと眼福な光景でしょうか。
水着ではなく下着!!
これは何かが滾る!!(笑)
カオスの画力は壊滅的だな〜
これで内容もあれでよく担当さんついたな。
まぁ、そんなことは気にしない♪{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
サイン会
{netabare}
前回よりも過激な内容だった。
まさか、ガチモンのを書いてるとは…
ペンネームが爆乳姫子って…
絶対、担当さん鬼畜ドSだな。
でも、なんだかんだ上手くまとまって万事解決?{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
夏!デート!
{netabare}
水着回!!
いいね、眩しい〜
海に行ったのに海に入るまでの時間が恐ろしく長いよな。
the日陰ものって感じ(笑)
その後はデート。
つうちゃんがイケメンすぎて辛かった。
コスプレしてたもう1人は誰なんだろう??{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
正体がバレる!?
{netabare}
まさかの美人の先生が漫画好きとは…
いや、漫画好きというかそっち系のジャンル全般?
コスプレしてたし、アニメとかラノベも見てそう。
ヲタに理解のある人っていいよね〜
そして、新キャラの幽霊さん!!
実際は幽霊ちゃうけど。
めちゃくちゃ美人さんだけど残念って感じ。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
怖浦先輩をお手伝い
{netabare}
怖浦先輩、見た目はアレだし性格も残念だけど美人でくっつきたがりで教えるのが上手。
……ん?すごく優良物件に感じてきた。
カオスは背景の書く技量が上がったな。
後半、カオスは1人でメガネを買いに行ったんだがダンボールに入るって…
流石にあれはないよ…{/netabare}

8話の感想 ★★★★☆ 4.5
スランプ
{netabare}
カオスは全くの進歩なしだな。
小夢は連載が決まったというのに。
でも、そんな状況でも折れないメンタルは流石としか言い様がない。
後半の保護者3人組の話はすごく良かった!!
あーいう、主人子の裏話的なのいい!{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
小夢の悩み
{netabare}
そりゃあんなにお菓子をバクバク食ってたら太るわな。
でも、漫画書いてたら痩せるってどんだけ漫画って書くの大変なんだ。
…少し闇を垣間見た気がした。
つーちゃんが可愛いもの好きなのはギャップ萌えで破壊力凄かった。
やっぱ、つーちゃんは神だわ。{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
クリスマス
{netabare}
クリスマスって無性に人恋しくなるよね。
分かるよ、その気持ち!
1人だと特に!!
今年も1人なのかな……
ボツヤーキイモー、って言ってて悲しくないか。
年が明けたってことは、寮の取り壊しまで残り僅かじゃないか…{/netabare}

11話の感想 ★★★★☆ 4.0
進路希望調査!
{netabare}
ポスターに隠された壁にある落書き…
ロマンを感じる!
カオスは掲載が決まってよかったね!!
前のダメダメなものから1年もかかったね。
これは長いのか短いのか専門家じゃないから分からないけど、すごく頑張ったな〜ってのは伝わった。
退寮についてはみんなそこまで気にしてないのが意外だった。
もっとリアクションがあると思ってたよ。{/netabare}

12話の感想 ★★★★☆ 4.5
退寮!
{netabare}
今回のカオスは泣きまくりだな。
本当にメンタルが弱い。
あんなに努力できるんだから、自身を持っていいのに。
でも、いい作品がかけて良かったね!
きららっぽい作品だったわ。
カオスはまだまだだけど、いつかきっと大物になるんだろうな。
なんたって、努力に勝る天才なし、だからね!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

68.9 3 寮生活でコメディなアニメランキング3位
すのはら荘の管理人さん(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (303)
1385人が棚に入れました
「すのはら荘の管理人さん」は、まんが4コマぱれっと(一迅社)にて連載中。学生寮・すのはら荘を舞台に、男らしくなりたい男子中学生・椎名亜樹と、天然で母性あふれる管理人さん・春原彩花たちの関係を描いた4コママンガだ。

声優・キャラクター
佐藤利奈、喜多村英梨、佐倉綾音、高森奈津美、瀬戸麻沙美、宮本侑芽、伊藤静、茅野愛衣

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

大きい管理人さん かわいい少年

かわいいショタが登場すると聞き、
気になった作品。笑

大人な管理人さんに憧れる少年、という設定です。

もっとほのぼのした話を期待していたのだけど、
大きすぎる管理人さんたちによる刺激も強かったw

全12話です。


● ストーリー
椎名亜樹(しいな あき)は中学入学と同時に上京し、
学生寮“すのはら荘”にやってきた。

そこで出会ったのは、美人でスタイル抜群の
優しい管理人さん・春原彩花(すのはら あやか)。

男らしくなりたい!と思うけれど、
管理人さんにかわいがられて、今日も「こんなはずでは…。」

女の子に間違われてしまうほど可愛いあっくんと、
すのはら荘の住人たちとの、ほのぼのとした日常♪


すのはら荘の住人を含め、かわいい女の子ばかりに囲まれて、
幸せな環境で暮らすあっくん。笑

しかもいろいろと完璧な管理人さんに
たっぷり面倒見てもらって…。

世の男性から羨ましがられるあまり、
呪われてしまいそうな勢いですww

ストーリーは、ずっと平和です。

たまに彩花さんたちがハプニング(主に乳関係w)を起こすものの、
あっくんにとっては幸せなような迷惑なような…。

……いろんな男性からの
「幸せすぎるだろ!」というツッコミが聞えた気がしますw

でも、年ごろの男の子には、
ちょっと刺激が強すぎますよね。笑

あんな大きなものを毎日間近で見せつけられて、
将来そこそこのもので満足できなくなったらどうしてくれるんですか!
という、あっくんの怒りの声が聞こえてきそうですw


≪ 恥じらいのなさに違和感 ≫

おっとりしていて、なんでもできて、
みんなを優しく包み込む彩花さんは、素敵な管理人さん。

でも個人的に、
大きすぎるのは好きじゃないんだよねえ。

…べ、別に嫉妬しているわけじゃないんだからね?

中3から管理人さんのような大人まで、
様々な年頃の女の子が登場しますが、

あっくんの前で露出することに恥じらう様子がないのは、
少し違和感。

まともに恥じらう反応しているの、
会長ぐらいじゃない?

あっくんを異性として見ていないから、
というのはあるのかもしれませんが…。

管理人さんが巨乳ということで予想はしていましたが、
なんだかんだ、予想していたよりもセクシー要素が多かったような。

そういう原作のようだし仕方がないのだけど、
積極的にセクシー要素が強調されるのは、
よさを邪魔している感じがしました^^;

ただ、そう感じるのはあくまで個人的にであって、
エッチな部分を楽しみに見ていた人も多かっただろうとも思います。

ニーズの違いですね。笑


● キャラクター
あっくんはかわいいショタなんだけど、
女々しくて、私の好みではなかったなあ。笑

でもとてもかわいくて、
母性本能をくすぐるタイプの男の子です。

周りの女の子たちが
あれやこれやと構いたくなるのはわかりますが、

それにしても、
あっくんの周りにはショタ好きが都合よく集まり過ぎだろうww

cv.は喜多村英梨さん。
ツッコミ方とか困ってる感じなどがかわいくて、よかったです♪
ここは好みだった^^

管理人さん(cv.佐藤利奈)の声も、
すごくよかった♪癒された~(*´ω`*)

途中からは内容よりも、
管理人さんの声に癒されるために見ていたところがありますw

仕事の電話で聞きたくない人の声を長時間聞かされたときなんかは特に、
この作品を見て、管理人さんの声に癒されたいと思っていましたw


そして私のお気に入りキャラは、
会長こと雪本柚子(ゆきもと ゆず)です。ちっちゃい子です。笑

すのはら荘の住人であり、
あっくんの通う学校の生徒会長。

すのはら荘では唯一、
あっくんのことを異性として見ている子。

いつもは周囲から
かわいいものを見る目で見られる立場の会長ですが、

あっくんに対してだけは、
お姉ちゃんっぽい一面を見せたりもして、

その頼りになる姿も、
恋心?に動揺する姿も、
自分に自信を持っている姿も、

なんかもう、全部かわいい!!
会長にメロメロでした♪


● 音楽
【 OP「Bitter Sweet Harmony」/ 中島愛 】

このOPがとても好きです♪

かわいくて優しくて、
彩花さんらしい雰囲気がこの作品にぴったりで、いい♪

映像もかわいいし♪
曲に合わせて彩花さんが口ずさんでいるのが好き^^


【 ED「そんなの僕じゃない。」/ 下地紫野 】

OPに対して、あまり好きになれなかったのが、このED…。

悪い曲ではないのだけど、
ラストの「そんなの 僕じゃない」の部分が個人的に嫌いで…。

第一印象で「うわっ」と思ってから、
結局最後まで「うわっ」な感触が残る曲でした。

OPが大好きな分、
このEDが残念でなりませんでした。

完全に個人の好みの問題なのですけどね^^;


● まとめ
天然なのか計算なのか、色仕掛けで迫る彩花さんと、
そんな彩花さんにドキドキしながらも、彼女を慕うあっくん。

二人の関係が軸にある作品だというのは、よく伝わりました。

キャラはよかったし、
声優さんもよかったし、

最後まで飽きることはありませんでした♪

二人の関係が恋愛に進展するのは当分先だと思いますが、
今の関係がちょうどいいと思いました^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

すべてのあまえんぼうさんに贈る年の差ラブコメ決定版

この作品の原作は未読です。
完走後にwikiを見て知りましたが原作は4コマ漫画だったんですね。
思い起こせば1話の中に複数のサブタイトルがあったような…

でもこの作品の場合、それは些細なことにしかすぎないと思います。
そう言わしめる元凶は二つ…

一つは「今期最強の布陣」と言っても過言では無いほどの声優さんの顔ぶれが半端ないこと
もう一つは、すのはら荘の管理人さんの破壊力メガトン級の包容力に誰も太刀打ちできないこと

一つ目の声優さんの顔ぶれ…ホント凄いですよ。

春原 彩花(CV:サトリナ)「ネギま!?」のネギ・スプリングフィールド、「みなみけ」の南春香、とある科学の超電磁砲の御坂美琴
椎名 亜樹(CV:キタエリ)「とらドラ!」川嶋亜美、「物語シリーズ」の阿良々木火憐、「魔法少女まどか☆マギカ」の美樹さやか
雪本 柚子(CV:高森奈津美さん)「さくら荘のペットな彼女」の上井草美咲、「グランクレスト戦記」のプリシラ
月見里 菫(CV:瀬戸麻沙美さん)「ちはやふる」の綾瀬千早、「ストライク・ザ・ブラッド」の藍羽浅葱
風見 ゆり(CV:宮本侑芽さん)「GJ部」の天使恵、「アイカツスターズ!」の香澄真昼
春原 菜々(CV:あやねる)「じょしらく」の蕪羅亭魔梨威、「のんのんびより」の越谷夏海、「四月は君の嘘」の澤部椿、「Charlotte」の友利奈緒
内藤 苺愛(CV:長妻樹里さん)「中二病でも恋がしたい!戀」の七宮智音、「結城友奈は勇者である」の三好夏凜
小薗井 舞子(CV:中島愛さん)「マクロスF」のランカ・リー、「君のいる町」の枝葉柚希
椎名 茉莉(CV:かやのん)「あの花」のめんま、「ギルティクラウン」の楪いのり、「凪のあすから」の比良平ちさき
八穂 錦(CV:伊藤静さん)「ハヤテのごとく!」の桂ヒナギク、「ハイスクールD×D」の姫島朱乃、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の九条櫻子

これで出演者全部です。
それぞれの声優さんがこれまで出演された代表作を並べてみましたが、有名な作品の大切な役どころを演じている声優さんばかりな上、これでも全然書き切れていないんです。
もっとも、代表作は私が視聴済の作品を対象にしたので軽重に差があるかもしれませんが、そこはご了承願います。

そしてもう一つのすのはら荘の管理人さんの破壊力メガトン級の包容力…
この物語は、中学1年になる椎名亜樹が静岡から上京してすのはら荘に入寮するのですが、その寮は「いろいろなところが大きくて柔らかくスタイル抜群」な管理人さんと、年上の女子ばかりの同居人という、現実では決して有り得ない設定の上に成り立っていたんです。

「いろいろなところが大きくて柔らかくスタイル抜群」は公式HPに記載されていたコメントです。
そう、管理人さんである春原彩花を表現するのに、これ以上ピッタリ当てはまる言葉は無いと思います。
そんなキャラデザに、サトリナの甘~い声…これは中学生には刺激が強すぎですよ。
し、しかも、この管理人さんは大のスキンシップ好き…
そしてそのスキンシップはすのはら荘の男女分け隔て無いんです。
加えて、椎名亜樹は男子なんですが全然男っぽくなく寧ろ可愛い部類…
だから年下好きの上級生のお姉さまたちからたくさんの寵愛を賜っているんです。

これも子供の情操教育に良くないのかな…?
すのはら荘に住む住人の日常を描いているので、ややもするとこんな寮が世の中に存在し、そこに住める可能性があるのでは…と今の子供は勘違いをするのではないでしょうか?

これって、私たちがリアルで波動拳や竜巻旋風脚を繰り出すくらい難易度が高く、かつ可能性の低いことなんですから…

だから内容についてはあまり触れる必要な無いでしょう。
男性の目から見ても椎名亜樹は可愛いと思います。
だから、亜樹のモテっぷりというか、女子のみんなにいじられる様を眺めていれば良いんです。
何て幸せで気楽で…ある意味何て辛い作品なんだろう…と思える作品だと思います。
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、中島愛さんの「Bitter Sweet Harmony」
エンディングテーマは、下地紫野さんの「そんなの僕じゃない。」
どちらも作風にマッチした明るい感じの楽曲でした。

1クール全12話の物語でした。
原作は4コマ漫画で既刊4巻…今回のアニメ化でどれだけ原作のストックを使ったのかは分かりませんが、月刊誌の4コマだったら、ストックが補充されるまで少し時間を要するかもしれませんね。
管理人さんの包容力に包まれながら、しっかりと堪能させて頂きました♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

レディースランチを食べているような感覚?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
「男しては食い足りない」の意味です。作品として、別に悪さはないんですが、もっと唐揚げ的な下品且つ大衆的な旨さが欲しいというか、なんかひと味足りないというか。

オネショタをメインとした、ハーレム要素の強いラブコメ。主人公は中性的な男の娘、メインヒロインは巨乳の優しいお姉さんと、(知らんが)男女どちらにも受け入れられそうな感じ。だからなのか、なんかどっち付かずの印象となりました。(あぁちなみに、レディースランチは食べたことないんで、イメージです)w

《以下ネタバレ》

【視聴断念(6話まで)】
{netabare}
作画も悪くないし、声優さんの演技も素晴らしい。OP,ED共に可愛らしくて良曲だと思う。

キャラも分かりやすく差別化できている。

柚子はテンプレのちびっ子生徒会長で、安定感のある萌え具合にニヤニヤ。ゆり のダークな変態性と微妙な優しさはかなり良くて、本作の中では一番好きだった。菫は百合キャラだが、その一辺倒で振り幅がせまく、イマイチな印象。、、、とはいえ、生徒会長トリオの掛け合いは楽しく、本作一番の見処だろう。

一方、彩花と亜樹のオネショタコンビだが、ここがイマイチ好きになれなかった。

亜樹は、中性的な容姿のわりに、初めから彩花を年上の女性として意識している(ちゃんと男子な)点は面白かったが、キャラとして「可愛い」が勝ちすぎていたかなと。もっと、「男」を意識して、思春期男子的な変態性を発揮するか、「漢」を意識して、硬派を貫く方が良かったと思う。

また、彩花ですが、なんかあまりに優しく完璧で、意味もなく積極的で、「偶像」っていう感じ(妄想の産物)。あまりにも良い人過ぎて、うっすらと怖さ、不気味さすら感じてしまった(まあ、私が巨乳をあまり好きじゃないってのもありますが)。例えば、ネタに見せてガチでショタコンってのでも良かったと思うし、何でも良いから、短所というか「毒」があった方が人間味があって良かった(キス魔がそうだろうけど、弱い)かな。

まあ、私は原作未読&途中切りなので、その辺はどこかで解消されているのかもしれないが。序盤は特に同じパターン(あっ君がエッチに甘やかされる)ばかり繰り返していて、そういう「おいしい」ところまで味わおうと思えなかったこと(黒さや背景を伏線的に出せなかったことや、笑いの部分でのクオリティの低さ)が、一番の問題点だったかなと思う。ただただ無条件に、年上のお姉さんに(エッチに)甘やかされることに、イマイチ楽しみを見いだせなかったかな。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
寮モノはかなり好きなジャンル。なんか、古典的な感じ。ラブコメというより、「ネギま」みたいな作風になるのかな? いやいや、普通に犯罪臭い(苦笑) あれで管理人さんが殴ったら、赤松作品にw 萌えも笑いも癒しも、いずれも中途半端、というか低い作品かな。

2話目
う~ん、退屈だな~。同じパターン繰り返しているだけだし。

3話目
とんだ依存症w

4話目○
生徒会の結婚後の姿は笑えた(笑) そこ、下着のままかい。最後のゆりのひざまくらも悪くない。

5話目
水着回。

6話目
変態じゃねぇか。中1男子を逆ナン?

7話目


8話目


9話目


10話目


11話目


12話目


13話目

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

65.8 4 寮生活でコメディなアニメランキング4位
ド級編隊エグゼロス(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (256)
894人が棚に入れました
謎の侵略者・キセイ蟲により、かつてない危機に瀕している地球。キセイ蟲は人々のエロスの源“H(エ)ネルギー"を吸い取り、人間の生きる活力を奪おうとしている。そんなキセイ蟲から地球を救うべく、高校生・炎城烈人は地球を守るヒーロー集団「エグゼロス」の一員として、キセイ蟲退治をすることに!

声優・キャラクター
松岡禎丞、加隈亜衣、矢作紗友里、桑原由気、茅野愛衣、三木眞一郎、大森日雅、岸尾だいすけ、小山力也
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

俺、魔装学園 戦×恋になります

1話感想{netabare}
敵側の設定が“俺ツイ”っぽいなーと思ったら味方側の設定が“戦×恋”だった。
あーでも、臭い言い方になるけど愛の無いエロを強要されるのよりはマシなのかな?
それはそうと戦隊ヒーローを意識したような感じで、だったらスタッフに本職の人入れればいいじゃんって思うのだが、そういうのって逆に難しかったりするのかね?
内容的に荒川稔久とか喜んでやりそうなんだが…俺ツイと被るけど別にいーじゃんね。{/netabare}

2話感想{netabare}
悪いってことじゃないんだけど、雲母がなんか“変好き”のキャラに居たような感じ。
ってか過剰に性を抑圧してるキャラであるのなら、デザインは黒髪ロングでスカート丈も長い方が似合ってたんじゃないかなぁ。
“ToLoveる”の古手川みたいな…なんてことを思ってたら2話でキセイ蟲の被害にあったモブのスカート丈が伸びるって描写がありまして。
ああ、被害者と見分けつかなくなるから雲母はああいうデザインにした?あれ、でも元被害者って設定なんだしそれでもおかしくないような…。

そうそう、それと“俺ツイ”や“魔装学園”の系列だと感じるせいか、博士兼指令ポジションのブっ飛びっぷりをついつい期待してしまう。
俺ツイはかなり頭イカれてたし、魔装学園では一番セクシーなキャラじゃなかったっけ?
こっちも女装?元女?まだ設定明かされてないので不明だけど、声を充ててる三木眞一郎がどこまではっちゃけるか結構期待してたり。
いやさぁ、“ポケモン”のコジロー、“ゾイドワイルドゼロ”のアルドリッジ、“爆丸”のベントンなど、何故か私の見てるキッズアニメでは三木眞の出現率高いんだよねw
そのせいかキッズアニメ御用達の人って印象が染み付いてて、こんなアダルト?作品でどれだけ暴れるか見たくなるというか。
ついでにナレ役の力也は“ダイミダラー”や“パズドラ”でそこそこはっちゃけてた記憶があるので、こっちは別にいいや。{/netabare}

3話感想{netabare}
あっ、繋がっちゃったよオイ!
3話の総作画監督に“魔装学園HxH”の監督勤めてた古川博之キター!!!
似た系統だな~と思ってたらスタッフ被ったよ、ってか魔装学園の監督からしたら全然ヌルいなぁって思ってそうw
因みにこの方、最近では作画崩壊で有名な“いもいも”でマイナス評価が付いちゃったような気がしないでもないけど、実際はちゃんとスケジュール取ればちゃんとした絵が描ける人。
(ってか“いもいも”はどう考えてもキャパオーバー、借金でも抱えてたんだろうか)
ということでこの作品の3話の作画は問題無い。
これで面目躍如になった…かなぁ?だといいなぁ。
それと“いもいも”の6・7話の脚本が久慈マサムネ(“魔装学園HxH”の原作者)だったのは古川博之繋がりだと思ってるのだけど、もしかしたらこっちでも久慈マサムネ脚本回があり得るかも?

ついでに言うと、こっちの監督の神保昌登は前期“白猫プロジェクト”の監督、まぁ制作スタジオ一緒だしね。
“白猫”も酷い作品だったけど、あっちはどういう訳か「シリーズ構成」の役職が無くて、ひょっとしたらゲーム側の人間がアニメに口出ししてたのかも知れない。
ということで神保昌登の評価は様子見なんだけど、こっちで白猫での鬱憤を晴らすような頑張りを見せて欲しいトコロ。

とスタッフ関係の話はここら辺にして本編内容について語りたい所なんだけど…これといって話すことナシ。
可もなく不可もなく。
とりあえず、やっぱり同系統としてカウントしてた“戦x恋”よりは全然見やすい、主人公に変な設定盛ってないせいかな?
あとヒロインの数がずっと少なくて…逆にそのせいか掘り下げがまだって感じ。
一応モモカの当番回だったような感じだけどキセイ蟲を倒すことには何も関与してなくて物足りない。
まぁそんなことより、丈先生が何者なのかが気になるw{/netabare}

4話感想{netabare}
4話だし作画の谷ってやつだろうか、あとコロナの影響はどこまで考慮すべきなんだろうか。
止め絵は崩れてない、なのでキャプだけで見たら分からないけど動きや演出が変だった。
胸を突然触られても微動だにしないとか、隠してたハズの本をこれみよがしに廊下に開いて置いてるとか(ひょっとして伏線かも?)、他にも色々…。
その一方でマンガの再現シーンのマンガは出来が良くて…と思ったけど、そういやこれ原作がマンガかw
原作をそのまま使ったのか、アニメーターが描いたのか、原作者がアニメ用に描いたのか、そこら辺私にはちょっと分からない。
もし原作そのまま流用だったら、ガチで現場キツキツなんだなぁ…と。
また、最近見た別のアニメではマンガ原作じゃないのに似た感じでマンガ再現シーンがあって、それが結構上手く描けてて「どういうこっちゃ」と思ったことがあったのを思い出した、何の作品だか思い出せないんだけどね。
あとBアイキャッチが川澄(ホンモノ)を使っての“まほろまてぃっく”ネタ。
川澄よりも三木眞を出して欲しかったんだが…展開的にも、攫われてどう指令を出したんだかやってくれないとやっぱり変じゃない?
次回以降巻き返してくれるのを願う。{/netabare}

5話感想{netabare}
4話以上に絵が動かない、演出がおかしい。
事情が事情だけに悪いと言い辛いのがキツい。
逆にこのヘボ演出を見るとアームスの作品って全然マシだったんじゃん、と思えるように…。{/netabare}

7話までの感想{netabare}
うーんなんだろう、飽きてきたというか気になる部分に迫ってくれないというか。
エグゼロスという組織自体が一体どういうものか見えてこない。
そのうち三木眞が説明してくれるんだろう、と思ってたらなかなか出番無いし。
またキセイ蟲のチャチャってキャラが…なんか気持ち悪い。
見た目じゃなくて性格が…自分の立場を理解してないというか、捕虜ちゃうの?
精神的に幼くて無邪気なんだと解釈しようにも、この前まで同胞から忌み子として幽閉されてた設定を考えるとな~んか違和感。
宇宙人だから人間と感性が違うといわれたらそれまでなんだけど、う~ん…。
7話で東京支部の連中が負けたのはレットの力じゃなくてチャチャの力だよね、敏感サラリーマンが惚れる理由にはならん気が…。
比較対象が無いため、男だったらみんなああなるのかレットが特別なのかよく分からない。

一方7話の作画は頑張ってた、単に4・5・6話がアレだったのでマシに見えただけかも知れないけど。
と思ったら総作監は古川博之でしたw
“いもいも”の汚名を雪ぐため次の仕事では気合入れるんじゃない?と思ったらやっぱり来たー、3話以上に頑張ってた気がする。
けどなんかちょくちょく“アズールレーン”を思い出させる感じの作画があって、実際関わってた人が居たのかどうかまでは分からない。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

サイタマ編隊H×EROS伝説

HEROはHとEROで出来ている!

エロでH(エ)ネルギーを溜めてキセイ蟲と戦う
高校生ヒーローたちの青春を描いた同名コミック(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.0点】
構成はテンポ重視。一話~数話完結エピソードもあれば、一話二本立て風の回もあり。
普通は演出等を増量して一話に引き延ばしがちな各ヒロインのキャラ回も、
Aパートで短くまとめ上げたりして、
最終回は{netabare}女王討伐{/netabare}という一応の区切りまではやり切る。


一撃で怪人と自身の衣服を吹っ飛ばすH(エ)ネルギーは爆発力があるが、
如何せん効率が悪く(苦笑)ず~っとエロいハプニング等でHネルギー溜めている感じにw

私はエッチなヒロインが戦うよりも、戦うヒロインがエッチな目に遭う方が好みw
(いずれにせよ変態であることに変わりはありませんがw)
なので、戦闘シーンはやや供給不足感。
“キセイ蟲”共々、表現萎縮ムードをぶっ飛ばしたいという欲求も今一つ発散されず。
折角、色々、怪人設定を用意したのに勿体ないと思いました。


【作画 3.5点】
背景美術、人物作画とも安定度は凡庸。
ただ肉感があるヒーローたちの裸体&ハプニング描写には注力。

“キセイ蟲”だけでなく現実の規制との暗闘も苛烈を極める。
{netabare}豆乳で豊乳ネタも原作では牛乳だったそうでw{/netabare}
謎の光を、煌星としてデザイン化する開き直り?等とも合わせて
規制当局との駆け引きの激しさを物語りますw

因みにスタッフが一番描写に力を入れたのは乳首だとのこと。
確かに、烈人(れっと)&橙馬(とうま)。
両男子の胸部の描き分けを見ると、こだわりは感じますが……。
当方が視聴したのはBDの「Hネルギー限界突破ver.」でも、
dアニメの「Hネルギー解放版」でもない通常配信版だったので、
女子については規制に阻まれ、成果を確認することは叶わず。
目撃情報お待ちしておりますw


戦隊成分を期待していた私としてはXERO(ゼロ)スーツの活躍をもっと見たかったです。
{netabare}最終盤にやっと登場したと思ったら、あっさり破損しちゃうしw{/netabare}


意外とフェチズムを感じたのは、必ずしも腕に巻かない“XERO(ゼロ)ギア”。


【キャラ 3.5点】
主人公ヒーロー烈人(れっと)に
超絶H(エ)ネルギーを秘めた幼馴染の雲母(きらら)を始め、
エッチなヒロインが続々と押し寄せて来る非常事態w

サイタマ支部のキャラ一巡後に、
{netabare}チャチャによるハプニングの多様化。
雲母(きらら)の内面を黒雲母として外部化。
サイタマより進んでる?トーキョー支部との邂逅。{/netabare}
など次々と新キャラを投入して目先を変え、
パターン化されたエロ→バトルを消化しやすくしたのは〇。

多数の萌えキャラ襲撃を経ても烈人の雲母(きらら)へのキモチは変わらず。
正妻力を際立たせる構図もベタだが清々しい。


推しは叢雨 紫子(むらさめ しこ)。
褐色肌ヒロインの押しに弱い私の性癖を再認識w


【声優 4.0点】
主人公・炎上 烈人役の松岡 禎丞さん。
ハーレム状況でメインヒロインへの愛を貫く最適解。
(道中……{netabare}CV.陶山 恵実里さんに声変わりした気がしますが気にしてはいけませんw{/netabare})

その愛を受け止めるヒロイン・星乃 雲母役の加隈 亜衣さん。
メインヒロインの感情復活が一つのテーマとなっている本作にて、
幼少期、「鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)」、黒雲母と、
目まぐるしい乙女心を演じ分ける。
{netabare}「閉じてた心が開いちゃう~」{/netabare}

その他、ヒロインズの演者も中々豪華で耳が幸せ。
さらに敵となる“キセイ蟲”役に一線級の女性声優を湯水の如く使い倒す。
どーせヤラれる時は一撃。無駄遣い(苦笑)


【音楽 3.5点】
劇伴はシンセやロック風サウンドも交えてヒーロー活動を無難に盛り上げる一方で、
決戦の最中だろうと楽しげなハプニングBGMを入れる、らしい構成w
まるでキスや濡れ場の前みたいな静かなメロディーに
ラン♪ラン♪と幼女風コーラス?を重ねたムード曲の多用も特徴的w

OPはBURNOUT SYNDROMESプロデュースによる
SPユニット・HXEROS SYNDROMES「Wake Up H×ERO! feat.炎城烈人」
恋愛だけでなく、広く“好き”の感情がもたらすヒーローの奇跡を歌い上げた良曲。
作品タイトルシャウトなど、松岡さんの熱いヒーローボイスを入れ、
古の王道アニソン復活を企てる。

ただ、願わくばOP映像で一度で良いから効果音を入れたver.が見たかったです。


EDは星乃 雲母(CV.加隈 亜衣)の「Lost emotion」
弾けるテクノポップが、幼少期奪われたはずの乙女心を蘇らせるキャラクターソング。
ED映像のキモチが表情アイコンとしてダダ漏れになるXEROギアの隠し機能?もキュート。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 30
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

労基法ムシでフル稼働する白い謎光線

原作未読


なんか変なスイッチが入ってプラスにもマイナスにも転ぶことなんてよくあって本作がまさにそれ。


『誰かが言った。HERO(ヒーロー)は「H(エッチ)」と「ERO(エロ)」でできていると。』


プラスに転びました。ものすごい名言。これいままで誰か言ってそうで言ってなかった?
思わず首を縦に振ってしまった第1話です。

作品タイトル
 ド級編隊エグゼロス

第1話サブタイ
 光満ちるこのセカイで

ご理解いただけますでしょうか?この『金太の大冒険』ばりの悪ノリ感。
しっかりと期待値の低値コントロール及び思考の放棄をあらかじめ促してくれる親切設計です。主役の炎城烈人を松岡禎丞さんが演じる時点でなんかもうね。

タイトルから容易に戦隊ものを想像できる。主人公の名前もあからさまに“レッド”枠。敵は「生殖エネルギー吸い取っちゃえば絶滅しちゃうよね」と人類の滅亡を企む宇宙人。“キセイ蟲”対烈人らエグゼロスの果てなきバトルものになるかと思います。

他のメンバー↓

星乃雲母/エグゼイエロー(CV加隈亜衣)
桃園百花/エグゼピンク(CV矢作紗友里)
白雪舞姫/エグゼホワイト(CV茅野愛衣)
天空寺宙/エグゼブルー(CV桑原由気)

演者は桑原さん(29)以外over30。彼女らがJK役を演じるミスマッチが妄想膨らんでよい…かも!?
オープニング曲はヒーロー戦隊してて心地いいんですよね。そうして視聴回を重ねていくわけですよ。


 {netabare}途中からしんどい{/netabare}


折り返し7.5話時点で「出オチだったかも」と認識の修正が迫られます。後悔まではいかなくてももやっとするのよね。
例によって謎の白い光線だったりキラキラだったりが仕事をする場面が多くなりがちな作風なわけで、本作では労働基準法ガン無視ブラック企業並みに終始フル稼働しておりました。ずっと真っ白けっけだからつまらんということではなく、深夜に家族が寝静まってからこっそり視聴している身としてはうっかり鉢合わせたら即死級シーンの連続で気の休まるところがなかったことに若干クレームです。

次に焦点が定まらないこともイマイチですね。ヒロイン雲母との関係も序盤露出多めでも徐々にしぼんでいく。キセイ蟲とのバトルも中休み。のちに盛り返すことにはなるんですが、ラブコメ&バトルの合間日常回がだらだら続きます。それでいて気分転換にすらなってない。キャラ増えるけど繋がりが…東京支部の眼帯の子登場でイエローとのライバル対決みたいな様相を呈し、他のエグゼロスメンバー埋没してしまうし。忌み子キャラも出自を活かしてなんかするかと思いきや単なる賑やかしになってもったいないなと思います。

シンプルに敵をインフレさせてって、その敵の変化に合わせてこっちも四苦八苦対応するみたいなのでよかったんじゃないかな。
{netabare}特に眼帯の子が出てきてからつまらなくなった。{/netabare}ハーレムラブコメよろしく好きだなんだで顔を赤らめるのとか本作ではいらないでしょうに。てらいもなく脱ぐくせに「え!?そんなところで?」という意味不明なポイントで勝手に辱められた気になって身悶えてるくらいでちょうどよいのです。


 おバカなことを大真面目にやる


常識人の感覚。一般的な高校生の恋愛感覚みたいなのは他で供給を受けるのでここでは不要。夏(2020年8月)だし家で悶々としてる日が多かった上半期だったのでもう少しはっちゃけたもんが見たかったです。

 とことんアホになりきれなかった

腹をくくってないと足元見透かされますよね。
36協定違反が指摘されるかもしれない働き過ぎの謎光線たちはなんでもかんでも隠しておりました。スカートの中身も真っ白けっけでしたよ。たかがパンチラ如きでなにをビビってるんだか…
エグゼロスが“キセイ蟲”との闘いで戦果をおさめている裏で、製作スタッフは“規制厨”にでも屈し続けていたわけです。気合が足りません。


※余談

■キャラ一言

1.{netabare}東京支部の皆さんフェードアウトしていきましたね。やはり不要でした。{/netabare}

2.{netabare}ラスボスは永遠の17歳でお馴染みのあの方。作中でしっかり「オイオイ」されてました。{/netabare}

3.{netabare}ド級編隊のメンバーの名前を覚えられませんでした。{/netabare}



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

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2020.09.27 初稿
2021.06.16 タイトル修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 43

71.5 5 寮生活でコメディなアニメランキング5位
おちこぼれフルーツタルト(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (278)
881人が棚に入れました
アイドルを志して上京してきた高校一年生・桜衣乃は、ネズミ荘の住民の売れない(元)子役のロコや、ミュージシャンのはゆ、モデルのニナとともに、新人アイドルユニット「フルーツタルト」を結成! 取り壊しの危機に瀕するネズミ荘を救うため、芸能界のおちこぼれたちがアイドル活動に七転び八起き⁉

声優・キャラクター
新田ひより、久保田梨沙、白石晴香、近藤玲奈、守屋亨香、日笠陽子、佐倉薫、篠原侑、田中貴子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

私たち、アイドル始めますっ!

この作品の原作は未読ですが、きらら枠の作品なので視聴を楽しみにしていました。
しかも作者は「ハナヤマタ」を描いた浜弓場双先生なので…


アイドルを志して上京してきた高校1年生・桜衣乃は、
ネズミ荘の住民の売れない(元)子役のロコや
ミュージシャンのはゆ、モデルの仁菜と共に、
新人アイドルユニット「フルーツタルト」を結成!

取り壊しの危機に瀕するネズミ荘を救うため、
芸能界のおちこぼれ達がアイドル活動に七転び八起き!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品は歌の部分よりアイドルとして歌うまでの過程と日常のウェイトが高く、しかも丁寧に描かれているので、音楽関係の作品が苦手な方でも視聴できる作品だと思います。

衣乃ちゃんがネズミ荘にやってくるまで、先に住んでいる方々は鳴かず飛ばずだったようです。
そうこうしているうちに、ネズミ荘の取り壊しが決定してしまいました。
まぁ、小金井市は一応都内ですからね。
維持費もそれなりにかかるでしょうから、会社の判断としては間違っていないと思います。
会社の置かれている状況が分からないので何とも言えませんが、固定費って地味に効いてきますから。

ソロで鳴かず飛ばずだった3人に衣乃ちゃんを加えて新ユニットを結成…
これも手段としては常套だと思いますが、きっとこれが奥の手なんでしょうね。
「フルーツタルト」として活躍し借金が返済出来なければ、ネズミ荘は取り壊し…
そこで、マネージャーが立ち上げたリアリティ番組企画「おちこぼれフルーツタルト」に参加することとなり、物語が動いていきます。

完走後にwikiをチラ見して知ったのですが、登場人物の名前は「いろは歌」に由来していて、全員の名前の頭文字を繋げると「いろはにほへとちりぬるおわ」(イノ・ロコ・はゆ・ニナ・ホホ・へも・トネ・チコ・リリ・ぬあ・るあ・おと・わか)となるんだそうです。
また、登場人物の姓は小金井市近辺の町名から取られているとのことです。

この設定は確か「ハナヤマタ」でもありましたよね。
確か「ハナヤマタ」という作品名も登場人物の名前を繋げた言葉でしたよね。
(ハナ・なる・ヤヤ・まち・たみ)
それに登場人物の姓は鎌倉の地名から取られているとか…
流石同じ作者の描いた作品だけのことはありますね。

一方、フルーツタルトの皆さんは、頑張ってアイドル活動していましたね。
これまで多くは語られてきませんでしたが、最終話で描かれたイベントに参加してくれた人たちを見て分かりました。
フルーツタルトは地元の人たちにはしっかり支持されていたんですね。
日々のチラシ配りや、マネージャーの企画番組が功を奏したんでしょうね。
地道な努力は欠かせないし裏切らない、何よりの証だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「キボウだらけのEVERYDAY」
エンディングテーマは、「ワンダー!」
どちらもフルーツタルトが歌っています。

1クール全12話の物語でした。
アニメーション制作会社は、俺ガイル完を制作したfeel.なので作画は安定していたと思います。
個人的には胴体がひょろ長い三角形になるのは無くても良いのではと思いましたが、それも作風なのでしょう。
気になるのは、フルーツタルトの皆さんがネズミ荘の取り壊しを阻止できたか、です。
アニメ化は、原作の第1巻から3巻までが使用されたようです。
原作は既刊全5巻とのことなので、もう少し原作のストックが貯まれば続編が見れるかもしれませんね。
それまでにネズミ荘が取り壊しになっていませんように…

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

大丈夫! おちこぼれてないぞ! フルーツタルト!

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
売れないアイドル奮闘記、といっても、ゆるくユリユリしく、雰囲気は明るい。

色んなアニメの息抜きに観るようなアニメとして、けっこう楽しめました。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
キャラクターの魅力で押すでもなく、トリッキーな展開で魅せるでもなく。

よく言えばバランスの良い、悪く言えば中途半端なアイドルアニメ。

ご当地アイドルとして東小金井を舞台にしたなら、もっとディープでマニアックな東小金井を描いてほしかった。

これでは、舞台というより装置。郊外であればどこでもよかったことになる。東小金井だろうが府中市だろうが和光市だろうが。

ストーリーとしては、「苦労してます」という割に、それほど苦労しているようにも、落ちこぼれているようにも見えない。なんだかんだみんな優しいし、たいした努力描写があるわけでもないし、結成間もないのに、(深夜短時間とはいえ)テレビで冠もってワンマンライブやってグッズ化されてあれだけCD売れてアプリゲームに入れてもらってたら、むしろエリート街道では?

まあ彼女らは、「それぞれの道で落ちこぼれてアイドルになった」だけで、「アイドルとして落ちこぼれた」わけではないので、タイトルには偽りなしですけど(にしたって、まだ皆若いので、それぞれの道でも別に落ちこぼれてはいないと思います)。

キャラクターとしては、フルーツタルトの4人より、クリームあんみつの3人の方が好きだったかも。特に、るあ のSっ気が良かった。

展開としては、「このアイドル展開は金を生みそう」と思った。寮(リビング)にカメラ置いて中継するのはファンなら観るんじゃね? ただ、ライブ配信だとプライベートやセキュリティ面で問題ありだから、短期契約できるアパートやホテルで転居を繰り返しながら、ならいけるかもしれない。ソシャゲも、リアル連動って金を生みそうだ。

このアイディアって、作者オリジナル? それともどこかのアイドルが既にやっている? 詳しくないので、よく分かりませんが。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
ド新人アイドルに、マネージャーつくの? 分かりやすく、きららだな~。きらら枠で☆2がつくことはほぼないから、まあ、安心はできる。

2話目 ☆3
ライブ。これ、姉妹で売り出した方が売れるのでは?

3話目 ☆3
怖い怖い(笑) ヘモ、新メンバー。他事務所から引き抜きは、まずいよな。後半は胸ネタおし。

4話目 ☆4
まあ、なんちゃってアイドルより、合唱部の方が上手いのはあるだろうね。怪しい奴しかいないw

5話目 ☆3
あ、こいつヤベェ(笑) 

6話目 ☆3
下着回。サービス? レコーディング。今は本当に機械でなんとでもなるから、生歌ヒデェアイドル、どころか、歌手も多いよな。

7話目 ☆3
ルア、ナイスキャラ。どエスやな。 

8話目 ☆


9話目 ☆3
ライブ。いきなり成功って珍しい。

10話目 ☆4
ライブ。なかなか楽しい。カレーの歌。けいおんには当然勝てないが。

11話目 ☆3
このソシャゲ、めっちゃ儲けられそうだけど、どっかすでにやってるのかな?

12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 28

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

密着、おちこぼれ系アイドル!

[総評]
「アイドルグループ存続の危機」というストーリー自体はわりとありがちなお話ではありましたが、他の作品のキャラクターとはいささか異なる趣きの人物ばかりで本作のカラーを容作っていましたね。

原作の絵柄はやや癖のある感じだと判断されたのかキャラクターデザインは変更されたのですが、ストーリー自体はエピソードのカットはありつつもわりと原作漫画の雰囲気は出ていたと思います。

作内使用楽曲については、原作で歌詞が決定してしまっている部分もありなかなかに難題だったという気もしますが、結果としてわりとレベルの高い物が仕上がっていたと思います。OP/ED主題歌の出来もとても良かったですよね。

作詞に関しては、最近よく見かける「安藤紗々」という名前を記憶しておこうと思いました。

余談: 作中の深夜テレビ番組「おちこぼれフルーツタルト」について、ハロプロ黎明期の深夜番組「アイドルをさがせ!」を連想してしまいました。

いや、放送枠の大きさから考えると「あんみつ学園」の方が「アイさが」に近いのかな…?

== [下記は第1話視聴終了時のレビュー] ==
「まんがタイムきららキャラット」に連載されている漫画原作のアニメ化作品です。作者は『ハナヤマタ』の浜弓場双(はまゆみば そう)先生です。私は原作は連載を読んでますが単行本は持っていません。

第1話を観終わった時点で、このレビューを書いています。

弱小芸能プロであるラットプロダクションの女性タレントが暮らす通称「ネズミ荘」とそこに暮らす売れない少女タレントたち。

そこに新たに入居が決まり、田舎からアイドルを夢見て上京してきた桜衣乃(さくら いの)ですが、ついて早々にお荷物タレントたちが暮らすネズミ荘の廃寮の危機をマネージャーの梶野から言い渡され、先に住んでいた関野ロコ(女優)、貫井はゆ(ミュージシャン)、前原仁菜(モデル)と一緒に四人でアイドルグループ「フルーツタルト」を結成して活動することになります。

梶野はフルーツタルトに密着するミニ番組枠をもぎ取ったところで、フルーツタルトの行く末やいかに…?



ストーリー的にはフルーツタルトのメンバーを中心に、他のアイドル達も含めた日常やステージを見せていく感じですね。

制作スタジオは動画工房ではなくfeel.です。OPに「きららジャンプ」を取り入れるほか、少なくとも第1話を観た限りでは、きらら作品のアニメ化作品としては良くも悪くも冒険をしない作りになっていたと思います。

作画に関しては、この作品に求められるクオリティはきちんとクリアしていたように思われます。キャラクターデザインも可愛いですし、この水準を維持できれば「注文通りに観たいものを観せてくれる良作」になると思います。
== [第1話視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33

65.6 6 寮生活でコメディなアニメランキング6位
ひなろじ ~from Luck&Logic~(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (146)
667人が棚に入れました
桜が散り始めた春の日。天真爛漫な小国のお姫様・リオンはホッカイドウの学校に通うことに。そこは世界の平和を守る定理者〈ロジカリスト〉を育成するため、ALCAが運営する特別な教育機関。リオンが入った1年Sクラスには、定理者のニーナをはじめ、個性的なクラスメイトたちがたくさん。定理者のヒナたちが送る、とってもにぎやかでかわいらしい日々――合体〈トランス〉!! はじめます

声優・キャラクター
朝日奈丸佳、山村響、高森奈津美、三森すずこ、植田佳奈、小倉唯、湯浅かえで、内田真礼、大橋彩香、佐々木未来、相沢舞、高柳知葉、矢島晶子、種﨑敦美、小山力也、松井恵理子、西本りみ、橘田いずみ、尾崎由香、三宅麻理恵

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

合体!!(トランス)はじめます。

この作品は、ラクエンロジックの続編に位置する作品です。
前作との繋がりは薄いので、この作品から視聴しても物語的には通ると思います。
でも、まったく繋がりが無い訳ではなくALCAに所属する定理者達として登場するので、その姿に懐かしさを感じたい…或いはこの作品を深く堪能したいという気持ちをお持ちの方は1期からの視聴をお勧めします。

1期では、次々に現れる敵と戦う日々の連続で、大怪我をする事も珍しくありませんでしたが、この作品では1期での定理者達の活躍により、ほぼ敵が出現しない平和な世の中になっています。
それでも、有事の際に定理者達として人の役に立ちたい…困っている人に手を差し延べたい…そんな思いを抱いた定理者の特性を持つ少女の学び舎としてALCAが運営する定理者養成学園として設立されたピラリ学園が物語の舞台となっています。
そして、本作の主人公であるリオンが入学してきて時にゆるふわ…時にガチンコバトルが繰り広げられる物語が動いていきます。

物語の設定は1期よりだいぶ柔らかいです。
敵の攻撃に緊迫した雰囲気になる、という事はほぼ皆無です。

でも、緊迫した雰囲気は無くても定理者として強くありたいという思いは、どれだけ世の中が平和になっても決して変わることはなく人々の心に根付いています。
だって定理者としての特性は、誰もが願って手に入れられる能力ではありませんから…

結果的に自分の身を危険に晒す事になるのかもしれない…
でも、人の役に立てるかもしれない…
自分を助けてくれたこの能力を誰かを救うために使いたい…
こういう気持ちって、リアルなら偽善というのかもしれません。
でも、そういう気持ちって無くしてはいけないと思うんです。

そう思えるのは、仲間と日々を積み重ねていく彼女たちを見ているのがとても心地よいから…
定理者としてはまだまだ未熟な彼女たち…
今のまま戦場に投入されたら、きっと誰も生きては帰ってこれないでしょう…
その位、彼女たちは危うく幼いです。

でも、危うく幼いといって何もできない訳ではありません。
彼女たちは少しでも高みを目指そうと一生懸命なんです。
失敗したりやり過ぎてしまう事もしばしば…
きっと成功も失敗も全て自分たちの糧として吸収していくのでしょう…
だから彼女たちを見ていると元気を分けて貰えるような気がしました。

主人公であるリオン…天真爛漫という言葉がピッタリな彼女はとっても相手思い…
時には自分を殺しても相手の気持ちを優先する…そんな女の子です。
でも、きっとリオンは羨望の眼差しを受けることになると思います。
今は未だ自分をまだまだ制御する力を持ち合わせていませんが、将来花開いた時、彼女の中に眠る潜在能力の高さはALCAの大きな武器になると思います。

そんな彼女と肩を並べているのがリオンの大親友であるニーナです。
生徒の中で唯一ALCAでの実践経験を持つ彼女…知識・経験とも頭一つ突き抜けている感じです。
この学園で過ごす時間は彼女にとっては不服な面もあるかと思います。
だって、戦場と学園では得られるモノが違うから…
これは学生と社会人との差に相当する訳ですから、彼女の気持ちが分からない訳ではありません。
でも、学生としてでなければできない貴重な経験があるのもまた事実です。
学生としての本分を満喫して欲しいと思える女の子でした。
だからこそ、彼女の最後の選択には彼女らしい優しさを感じた気がしました。

年相応の女の子の精一杯で紡がれているこの作品…
他にも魅力的なキャラがたくさん登場してくれるので、飽きも中だるみもありません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、TRUEさんの「BUTTERFLY EFFECTOR」
エンディングテーマは、リオン・ニーナ・万博の「ベィビィバード!〜ガクエンロジック〜」
TRUEさんはインタビューで、これまでで最もアップテンポな曲…という感じのコメントをされていましたが、そのアップテンポの気持ち良い事といったら…作風にもピッタリの曲だったと思います。

1クール12話に物語でした。
全体的にほんわかした感じなのですが、要所でしっかり物語を締めてくれていたので、癒し半分、元気半分ずつ貰える…そんなお得な作品だったと思いました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

リオン伝説

5話までの感想
{netabare}今期はバトルガールハイスクームもあって「ぎゃー似たようなのが2つある」と警戒したのだけどあら不思議、ひなろじ面白い。
戦闘がノルマになってないのが良いのか?
ちょくちょく不穏な雰囲気出すのが良いのか?
(バトガに比べて)キャラ少ないのが良いのか?
う~ん、なんかよく分からないけど最終話までには理由を見つけたいコトロ。

ところでOPのあの表現は何ていうんだ?
合成ではあるけどクレイアニメっぽいやつ…パっと思い付いたのは“丸出だめ夫”のEDなんだけど、ああいうのって昔は結構多かった気がする。
(レクリエイターズの新EDは違う、あっちはクレイ感が無い)
それプラスまひろがたまに藤子不二雄…じゃなくて今だとおそ松さんになるのかな(見てない)、それ系の目をして、なんかノスタルジックな気持ちにさせてくれる。
ああ、あと最後の居酒屋シーンもそれを後押ししてるな。
どういう意図なのか不明だけど、自分的にはプラスポイント。
けど普通に考えたらあのOPは手抜きだと怒られそうな気が…よくOK出たもんだ。
あ、それとタチバナの変身後が風呂敷を防空頭巾にしてるようにしか見えない。
お金持ちキャラなのにこの貧乏臭さ…これも狙ってそうしてるのかな?

追記
さて「どうして面白いんじゃろ?」についての追及ですが、アニコレ内の方(えたんだーるさん)と話して早速気が付いた。
「その世界において能力者がどのような位置付けなのか」が明確に示してあるんだ。
あーそっかそっか、自分その件が不明瞭な他作品に対し散々ブー垂れてたクセにしっかり失念してました。
もうちょい厳密に言うと、世間は能力者をどう思ってるのか、能力者は世間をどう思ってるのか・思わなければいけないのか、が授業のシーンで台詞だけながら説明している。
実はそこには結構シビアなルールがあって(それに従わなければ能力者は糾弾されかねない)、世界観がしっかりと構築されてる──感じがする。
ヒロイン達も「自分に課された義務」を自覚している。
あんまり比較ばかりするのもアレなんですが、これがバトガだとよく分からない。
一応7話でかなり突っ込んではくれたけど、市民は星守頼りなのかアイドル応援も実は義務的なモノなのか…。
アンジュヴィエルジュに至っては(恐らくワザとだろうけど)一般市民を一切映さず、もはや主要キャラの居る島以外は人類全滅してると言われても違和感のない出来になってたり。
ここら辺ちゃんと突っ込んでくれるとホっとできるというか、「やっぱそうならざるをえないよなぁ」と安心できる。{/netabare}

全話見て
{netabare}学園祭の回で「おや?」と思いつつも一応しっかりと「問題」として認識した形で終了したのでひと安心。
おや?と思った部分というのは、リオンは才能がありすぎて合体相手の精神に浸食されやすいってのが危険だとされてたのに、それを利用しての演劇ってどうなんかなー、と。
そんなことより。
後半ガクっと作画が悪くなっていってビックリでした、もう限界ギリギリだったんじゃ?
序盤は似た作品のバトガよりも作画上だったのに、終盤はバトガよりも下に…。
うーん、序盤頑張り過ぎたから余計に落差が目立つのかな?
そんなことより。
1クール使って丸々一年間を描いてくれました。
丸1年の間危機らしい危機もなく平和?な学園生活を描いて…う~ん、これって日常系になるのかい?
なんか日常系というにはジャンルが違うような?
でもって最終回。
卒業の季節に桜はまだ咲いてなく、リオンの力で満開にさせるって話。
あー、これやるために舞台を北海道にしたんじゃ?と思ったり。
上手いこと設定とエピソードを重ねた演出かと…これで作画が1話並だったらなぁ。

全体としては悪くなかったのだけど、気が付いてみればバトガとドッコイって感じで終わりました。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

終盤から・・・www

原作未読(あるか知りません) 全12話

あらすじ
魔法少女たちが通う学校の物語

では感想を
なんか(ラクエンロジック)のスピンオフアニメらしいですね

私は(ラクエンロジック)を視聴済
のはずなんですが・・・
全く内容を覚えていません!!
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

えぇ、主人公の顔も名前もストーリーすら覚えていませんよwww

でも、このアニメは一応完走出来ました。
魔法少女系と思えば、(ラクエンロジック)を視聴してなくても見れる作品です

でも、問題はそこじゃありません!

物語終盤になるにつれ百合展開が・・・ねぇ(ため息)
そして終盤になるにつれ作画崩壊が・・・ねぇ(深いため息)

内容としては
魔法少女たちの学園日常系アニメって感じですね
私のイメージは(プリキュア)+(ゆるゆり)÷4ぐらいのイメージですwww

綺麗にまとまってはいましたが、物足りない
物足りない割には完走できる。
完走は出来るけど、人にはお勧め出来ない

そんな感じですかねwww


作画ですが終盤になっていくと人物崩壊が目立ちます
キャラが可愛いのにもったいない。

声優さんは頑張っていたと思います。
が、普通www

音楽も一杯ありましたね。
私の好みの歌はありませんでしたけど^^;

キャラは可愛いと思いますよ。
でも、キャラデザは好みの問題だと思いますね。


2期がもしあっても見ないかな~^^;
ちょっと盛り上がりにも欠けていた気がします。
1年を1クールでまとめていて、テンポが早過ぎるかな。
そこまでハマるアニメじゃない気がしますしね。

お薦めはしません。
見たい人が見れば良いと思います。

超~暇な時、見るアニメがない時に視聴するアニメだと思います。
気になる方は他のレビュワーさんたちも参考にしてくださいなwww


では最後に一言
絶望した~!面白いと思わなかったアニメに絶望した~!
キャラデザさえ良ければ良いと思っているんですか?
捻りのないアニメはオチがないアニメと一緒ですよ~!
あと、作画ぐらいはしっかりして欲しいです~!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
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