小学生で熱いなアニメ映画ランキング 7

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の小学生で熱いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月22日の時点で一番の小学生で熱いなアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.9 1 小学生で熱いなアニメランキング1位
魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st(アニメ映画)

2010年1月23日
★★★★★ 4.2 (471)
2801人が棚に入れました
自称・平凡な小学3年生高町なのはは言葉を話すフェレットが負傷し倒れているところを発見、保護する。フェレットの正体は異世界ミッドチルダからやってきた少年ユーノ・スクライアだった。\n 彼がこの世界に来た理由。それは彼が発掘したロストロギア(異世界に存在した高度な魔法技術の遺産)「ジュエルシード」が散らばってしまったためであった。成り行きから事情を知ったなのはは、ユーノと共にジュエルシードを集め、封印することを決意した。

声優・キャラクター
田村ゆかり、水樹奈々、水橋かおり、桑谷夏子、高橋美佳子、五十嵐麗、浅野真澄、松岡由貴、久川綾

たま。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

テレビ一期の総集編の映画

TVアニメ「魔法少女リリカルなのは」の第1期シリーズを再構成・編集した劇場版。

作品自体がファン向けですが、この劇場版の構成自体はちゃんと初見向けになってますので、多少駆け足気味ですが、はじめて「リリカルなのは」に触れる人にも、違和感なく見れる作りにはなっています。

本作の魅力は、バトルにあるでしょう。魔法といえば魔法なんだけれども・・・。魔法?ガチバトルです。あとは人間模様もなかなかかな。とても小学生の話とは・・・。大人向けです。

私個人的な意見としては、TV版のとても小学3年生の独白とは思えない独白につっこむのが好きだったのですが、さらっとなのはを見たい方には、映画版はよくまとまっていておススメです。


投稿 : 2024/05/18
♥ : 4

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

流石!!の一言に尽きる。

評価としては、タイトル通り「流石!!」の一言に尽きます。
原作から名作として呼び声の高い、この作品を素晴らしい映画にしてくれました!!

今作は、「魔法少女リリカルなのは」をベースにした完全新作のアニメ映画。
とは言え、基本的にテレビアニメ版に忠実な構造。
相違点は、なのはとフェイトのコスチュームが、テレビアニメ版とは若干違うこと。
テレビアニメ版には登場しなかった新キャラ、リニスが登場することが挙げられる。

アニメーションのクオリティは格段にアップ!!
そして、1クール分のアニメを上手く集約しつつ、リンディ・ハラオウンの過去について詳しく触れている点は評価できます!!

そして音楽の良さは圧巻!!
個人的にはinnocent starterは好きでしたが、今回もそれに匹敵する名曲ばかり!!
水樹奈々の歌うPHANTOM MINDSは流石ですね~♪
やはり、なのは作品には水樹の歌は必須!!なのはと言えば、水樹!!そんなことを思わせる名曲でした☆★
また、戦闘シーンの挿入歌Don't be longはアニメーションとマッチしていて素晴らしい!!これも評価できます!!

声優陣は言うまでも無いでしょう。そう、無敵です!!
田村ゆかり、水樹奈々の2トップは鉄板!!そこに、豪華声優陣を揃えていますからホントに無敵ですよww

投稿 : 2024/05/18
♥ : 27

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

このアニメ、私、おススメします。

魔法少女リリカルなのは1期の劇場版。
新装オープン、コンパクト版総集編です。

TV版に比べ、以下の点が勝っています。
・作画が美しい。
・戦闘シーンがド迫力
・TV版の中だるみをざっくりと削除
・面白密度が濃い
・フェイトさんの過去話が充実
と言うことで、TV版は見なくても問題ないです。

温かい家族の中で何不自由なく育ったなのは。
悲しい生い立ちのため心を閉ざしたフェイトさん。
一方的にフェイトさんが仕掛けた戦いの中で、なのはの執拗な思いやり攻撃による二人の関係の変化は、このアニメの最大の見せ場かつ感動ポイントです。

この作品は、人に視聴を薦めない私が、珍しくおススメする熱血友情アニメです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 34

73.7 2 小学生で熱いなアニメランキング2位
名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊(アニメ映画)

2002年4月20日
★★★★☆ 3.8 (358)
2632人が棚に入れました
工藤優作(コナンの父)がシナリオを提供した新型ゲーム機「コクーン」の披露パーティーに招かれたコナン達。会場で発生した殺人事件の手がかりを求め、コナン達はコクーンが作り出す仮想空間へと入るが、システムは人工頭脳ノアズ・アークに占拠されてしまう。

「日本という国のリセット」を企てる彼は、プレイヤーである子供達が一人もゲームをクリアできなければプレイヤーの脳を破壊すると宣告。コナン達が選んだゲームは「オールドタイムロンドン」。19世紀末の殺人鬼・切り裂きジャックを追いかける、命がけのゲームに挑む。

一方、現実の会場では優作たちが殺人事件の捜査に乗り出していた。ゲームの世界と現実の世界。ノアズ・アークがゲームに仕掛けた現実の事件の解決に至る真実とは何か?ノアズ・アークはゲーム世界のどこに潜むのか?

現実世界の殺人者は誰なのか?そして、その動機は?これらの謎に立ち向かうため、工藤親子は二つの世界を隔てた「親子による共闘」を開始する。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、田中秀幸

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

蘭ねーちゃんが他のアクションゲームの世界に行けば余裕でクリアできてたと思う

自分のスペックがそのままゲームキャラに活かされるという点で、ちいさな子どもたちにはたぶん不利なアクションゲームでしたが、蘭ねーちゃんなら…?

バイキングでもトレジャーハンターでもグラディエーターでも、きっと持ち前の破壊力でそのゲーム世界を制圧できたはずです。もし京極さんがいれば間違いなくできていたでしょう!
そんな話をTVアニメスペシャルでいいから見てみたい。ジャンルが推理→アクションになっちゃうけど!

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

AIは「ノアの方舟」伝説たり得ない

仮想ゲーム内の19世紀末のロンドン。
コナンたちが現実世界で起きた殺人事件の手掛かりを探していく、
2002年公開の劇場版『名探偵コナン』第6作。

【物語 4.0点】
『コナン』としても、ミステリーとしても、SFとしても異色。


緻密なミステリーや推理より、
大がかりなシナリオによるドラマ性が追求される劇場版。
本作に至っては、仮想世界なので、
リアルでは絶対に死なない登場人物も“ゲームオーバー”で退場に……。
仮想世界の権限を有するAIによる“介入”もあるので常識は通用しない。


親の血統や地位を笠に着た、今風に言うところの“上級国民”の横柄さも描かれる本作。
それに対するアプローチも変化球で、
本作は、それらを腐敗と断罪して、庶民のストレスを発散する痛快さは提供せず、
むしろ、血筋を受け継ぐ“貴族”たちに、
今後も世の中を背負って立つよう奮起を促す渋い“説教”


人工知能(AI)についても、上記の旧態を打破するための革新として過信はしない。

19世紀末、栄華を極めた大英帝国にも矛盾はあった。
そもそも我々は「ノアの方舟」伝説で腐敗が一掃された世界で選ばれた創造物ではないのか。
今の世の中が汚いからと言って、安易に浄化とか、“リセット”とか言うもんじゃない。

そんな示唆も残して、AIは……{netabare}今は技術悪用の恐れがあり時期尚早と去っていくのだ。{/netabare}


【作画 4.0点】
最後のセル画制作による劇場版『コナン』となった本作。

VRロンドンの霧も、風情のある現象としてではなく、スモッグとして描き、
時代の光としてのホームズ、闇としての切り裂きジャックが求められた、
激しい格差といった歪みも抱えた往時の英国の社会心理まで再現しようという意欲が伝わる。


AIが主催するデスゲーム等、未来テクノロジーのデモとしての華やかさがある一方、
ゲーム内で、博士による秘密道具及び超絶アクションを封じられたコナン君は、
名実ともに頭脳だけ大人の小一に……。
鑑賞者は久々に、この縮んだ身体で追い詰められて行くもどかしさも共有することに。
『コナン』アクション映画としても本作は異色。

但し、某空手少女は本作でも元気はつらつ♪

最後も{netabare}列車アクション{/netabare}で見せ場はあり。


【キャラ 4.0点】
本作の鍵を握る“天才少年”ヒロキ。
出る杭を打つ日本の教育への毒針、本当は友達が欲しい孤高の天才。

犯人役もまた、{netabare}血筋を背負いきれなかった存在{/netabare}として描かれる。

そして、上から目線の“上級国民”チルドレン。

各々テーマ性を内包したオリジナルキャラが物語深化に寄与。


一方でコナン君は親父同様、重度のホームズオタクぶりを発揮し、
ピンチの中でも妙にイキイキ!?
悪党であるモリアーティ教授への愛まで語り出したら、いよいよ重症ですw
今回は推理力よりホームズ知識力に舌を巻く。


【声優 4.0点】
モリアーティ教授(CV.小林 清志さん)、モラン大佐(CV.藤本 譲さん)
切り裂きジャック(CV.速水 奨さん)
などリアル世界だけでなく仮想世界内の敵役までベテラン声優で固める盤石の布陣。

コナン君の親子の絆もテーマの本作。
CV.田中 秀幸さん&CV.島本 須美さん。
工藤夫妻のボイスがVRロンドンの何処で出張ってくるかも注目w

{netabare}父ちゃん、いくら奥さんが好きだからって、
妻をホームズが愛したオペラ歌手に当てはめて、美声披露まで美化するのはやり過ぎやでw{/netabare}

緒方 恵美さんによるセレブ少年グループのリーダーの生意気ボイスも〇
{netabare} 実は真相を隠す煙幕だったりする。{/netabare}


【音楽 4.0点】
劇伴はお馴染みの大野克夫バンド。

いつものコナンのテーマ曲もロンドン仕様?にアレンジするなど、
現実&仮想世界にまたがるシナリオを好アシスト。


ED主題歌はB'z「Everlasting」
孤独の中から絆を取り戻す壮大なバラードと共に、
実写のロンドンの街並みを眺め余韻に浸るひと時。


【感想】
血縁やコネにより腐敗する人間による統治より、
決定のいくらかを人工知能に委ねた方がクリーンな政治ができる。
地方議会レベルではありますが、そうした主張も出ては来ている昨今。

とは言え、その水準まで、AI技術や信頼が高まるのは、
もう少し先になるのではと私は思います。

“家”の宿命を背負った“貴族”の底力も中々の物。
古くて汚いからと一掃するのは勿体ない。

だから二世、三世の皆さんには、どうか“リセット”されないように、
襟を正して奮起して欲しいなと願います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 18
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

コナン版『ソードアート・オンライン』

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第6作。

{netabare}
(Wikipediaより抜粋)
コナン一行は仮想体感ゲーム機「コクーン」の完成披露パーティーに招かれた。そのパーティーの最中、殺人事件が発生し、コナンは被害者のダイイング・メッセージから、事件の手がかりがゲームの中にあると考え、コクーンに乗り込む。
ところが、ゲームのスタート直後にシステムが人工頭脳「ノアズ・アーク」によって占拠され、コクーンに乗り込んだコナン達を含む50人の子供達が人質に取られてしまう。
「日本という国のリセット」を企てるノアズ・アークは、プレイヤーである子供達が全員ゲームオーバーになってしまったら、プレイヤー全員の脳を破壊する、つまりプレイヤー全員を死亡させると宣告する。
覚悟を決めコナン達は、5つのステージの中から「オールドタイム・ロンドン」を選択した。19世紀末に実在した殺人鬼・切り裂きジャックを追いかける、命がけのゲームに挑戦する。
{/netabare}

どうです?『ソードアート・オンライン』の世界、そのものですよね。
面白くない訳がありませんよね。
事実、かなり面白かったです。

最近流行の『異世界』物の先駆け。【本作は2002年公開】

投稿 : 2024/05/18
♥ : 25

70.2 3 小学生で熱いなアニメランキング3位
名探偵コナン 世紀末の魔術師(アニメ映画)

1999年4月17日
★★★★☆ 3.7 (294)
2075人が棚に入れました
鈴木財閥で新たに発見されたロマノフ王朝の遺産「インペリアル・イースター・エッグ」を狙うという怪盗キッドから「黄昏の獅子から暁の乙女へ 秒針のない時計が12番目の文字を刻む時 光る天の楼閣からメモリーズ・エッグをいただきに参上する」という予告状が届き、コナン達はエッグが展示されている大阪へと向かう。依頼主・鈴木会長と面会しその概要を聞くコナンらだが、問題のエッグは数億円かけても手に入れようとする者は大勢いるという。キッドがエッグを狙う目的は金目当てなのかとコナンは考え込むが、今までの盗品は全て返すといった犯行からはとてもそうは思えなかった。予告状はこれまで通り文章による暗号で示され、小五郎にも何日に盗まれるかまでは分かったものの、その時刻や場所についてはあやふやなまま。キッド専任の刑事・中森警部はエッグを手中に収め、ひとまず自分たち警察の手でそれを保護しようとする。

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ロシアより愛をこめて A

名探偵コナンに持っているイメージって何でしょうか。身の回りで次々に起こる殺人事件、阿笠博士が作った非現実的な便利な道具の数々、コナンが例え高校生のままであったとしてもとても無理であろう推理力、などなど、ご都合主義がてんこ盛りのゴールデン向けアニメ、と。とにかく悪いイメージだけを抽出するとそんなところでしょうか。映画にはこれに爆破などの妙に劇的な展開が加わります。

さて、ネガティブなことばかり並べ立ててきましたが、批判したいのかというとそうではありません。コナンの映画を余り見ていない私が言うのは何なのですが、ハリウッド級の映画を作ることが難しい日本において、エンターテインメントとしての存在価値があるのではないかと思うのです。

ストーリー云々はあらすじをご参照願うこととして、物語は怪盗対名探偵というイントロダクションから意外な方向へ展開していきます。それは、国を越え、時代を越えた壮大なロマンです。コナンの見所はいろいろあるとは思うのですが(勿論あの決め台詞とか)、最後に私がこの作品の中に見出したものは「愛」でした。ストーリーが最後にこの一点へと集約されたのを見届けたとき、この種の作品で得られる爽快感よりはむしろ感動がこみ上げてきました。

この映画では、冒頭に主要人物の解説が入りますので、コナンをよく知らない人にとっても入り易いようになっています。実際に見てみれば分かるのですが、上述したとおりコナンの約束事が多数ちりばめられていますので、それらにゲンナリするような人であれば、無理にお勧めはしません。ただ、それをさて置いてでも見る価値がある作品ではないかと思っています。

この作品は史実を元にしたフィクションであり、後日、その創作部分に矛盾が生じる発見があったようです。それでもなお、この作品の存在価値は損なわれないと思います。それほど良く描かれた物語です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 20
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キッドが出てきます。

元々、怪盗キッドは「まじっく快斗」という作品の主人公で、
名探偵コナンにだんだんと登場するようになった。
本作は、そんな怪盗キッドが初めて登場する劇場版である。
また、コナンの劇場版で初めて航海をした作品で、舞台が大阪・豪華客船・古城と変化し、それぞれ緊張感のある演出で物語は進行する。
前述の怪盗キッドの他、服部平次、遠山和葉、灰原哀などが初登場する。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
鈴木財閥で新たに発見されたロマノフ王朝の遺産「インペリアル・イースター・エッグ」を狙うという怪盗キッドから「黄昏の獅子から暁の乙女へ 秒針のない時計が12番目の文字を刻む時 光る天の楼閣からメモリーズ・エッグをいただきに参上する」という予告状が届き、江戸川コナン一行はエッグが展示されている大阪へと向かことになった。

依頼主・鈴木会長と面会しその概要を聞くコナンたちだが、問題のエッグは数億円かけても手に入れようとする者は大勢いるという。キッドがエッグを狙う目的は金目当てなのかとコナンは考えるが、今までの盗品は全て返すといった犯行からはとてもそうは思えなかった。予告状はこれまで通り文章による暗号で示され、毛利小五郎の推理で何日に盗まれるかまでは分かったものの、その時刻や場所についてはあやふやなまま。キッド専任の刑事・中森警部はエッグを手中に収め、ひとまず自分たち警察の手でそれを保護しようとする。

一方のコナンたちは服部平次、遠山和葉と合流。平次と共に大阪の街を歩きながら予告状の暗号を解くコナンだが、それが完全に分かったのは犯行時刻ギリギリ。結局エッグは眠らされた中森警部らから怪盗キッドに奪取されてしまい、キッドはハンググライダーで空に飛び立って逃げようとする。それをバイクで追うコナンと平次だが、肝心の運転手である平次は交通事故を起こし動くことすらできなくなる。コナンは阿笠博士の発明品のスケートボードでキッドを追うが、速度の違いもあり逃がしてしまうことは避けられない状況だった。しかし、逃亡中のキッドは追跡していたコナンの目の前で何者かにモノクル越しに右目を拳銃で狙撃され海に墜落。エッグを取り返すことには成功したもののキッドの安否、そしてその犯人は警察による大規模捜査でも確認できない状態だった。

ひとまずエッグを安全な場所へ運ぶことになり、コナン一行、そしてエッグは神奈川へ向かうため豪華客船で移動する。だがその船内では、自室を荒らされ右目から頭を貫かれた寒川竜の銃殺体が西野真人により発見された。すぐさま東京からヘリで警察が到着し、寒川の遺留品から貴重な芸術品が紛失していること、そしてそれが西野の部屋から発見されたことが判明。それに西野自身が第一発見者であることを踏まえると彼が犯人であると疑わせる状況は十分だった。だが荒らされた部屋には布団から出た羽毛が散乱し、西野が重度の羽毛アレルギーであることから、彼は犯人として考えにくい状況に。

そんな中、キッドと寒川の共通点である"右目の狙撃"をキーポイントにコナンは阿笠に電話を掛け、過去にそれを連続して行っているような人物がいないかどうか調べてもらう。阿笠が調査した結果、ICPOのWEBサイトで指名手配中の重罪犯を調べてみたところ、ある一人の人物がそのまま該当したらしい。その人物とは、右目を拳銃で狙撃し殺害するロマノフ王朝の財宝を狙い続ける国際指名手配犯、スコーピオンだという。
{/netabare}


本作は全2作に比較して新たな登場人物が多い作品だった。
残念なのは、服部や少年探偵団の活躍がいまひとつだったこと。
もう少し上手い展開が出来たのではないだろうか。
しかし、近年のゲストキャラが氾濫し、コナン無双で、ストーリーは薄っぺらでトリックも陳腐な作品群とは
比べ物にならない面白さである。何度でも見れる作品だ。
特筆すべきは{netabare}最後のスコーピオンとの対峙だろう。
あの蝶ネクタイ型変声器の使い方は面白かった。
ロシアをネタにしただけあって妙に不気味さが出て、
歴史に精通した人はより楽しめただろう。ルパン三世のテレビシリーズを彷彿させた。
{/netabare}

B'Zの歌う主題歌も本作の魅力のひとつだろう。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 10
ネタバレ

ポケモンマスター! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

コナン映画の最高傑作?

~ストーリー~
省略。

~感想等~
コナンの劇場版第三作目です!

このあたりから作画・画質が許せる範囲になってきたとおもいます。

怪盗キッドや灰原、平次なども劇場版で初登場します。

この作品は良かった点が多かったので、先に悪かったところから・・・

灰原と平次ですが、登場するだけで特に物語りに関わってきません!

個人的には灰原にはコナンとともに犯人を追い詰めてほしかったです。

あと、怪盗キッドですが今回は大したことしなかったのでちょっとものたりなかったです。

まぁ、ラストはかっこよく消えてったので許しましょう。

少しものたりなかったのは上記のみで、後は本当にコナンらしいすばらしいストーリー展開だったと思います。

また、コナンの正体が蘭にバレそうになったりしている話が入っていたのも良かったです。

中盤から終盤にかけての暗号や様々な仕掛けがとてもおもしろかったです。

コナンが犯人を追い詰めたときの対峙シーンでの台詞がかっこよくてしびれましたね。

今のところ個人的にはコナン映画で一番おもしろい作品だと思います。

昔、楽しかった記憶のある「天国へのカウントダウン」を再視聴してないので、まだ一番とは言い切れませんが・・・

トリック、ストーリー展開や犯人の描写など、「これぞコナンの映画!」って感じがしました。

以下は観終わった方
{netabare}
まさか、キッドが白鳥さんに変装してるとは気づきませんでした!

あと、犯人との対峙シーンで犯人が拳銃で目をねらうことを気づいていてそれでメガネを交換していたのに驚かされましたね。

犯人に対しての決め台詞がとても良かったです。

「江戸川コナン。探偵さ!」

今回のこの台詞にはしびれました。

引き続き視聴がんばります。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 6

68.4 4 小学生で熱いなアニメランキング4位
映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん(アニメ映画)

2014年4月19日
★★★★☆ 4.0 (178)
925人が棚に入れました
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載、監督:髙橋渉、脚本:中島かずき、矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、、、

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

しんちゃん×グレンラガンのアバンが熱い

{netabare}カンタム「超超超超超カンタムロボ参上!」
    「超超超超超カンタムドーーリル」
ジョン 「ドリルが尖ってない!?(CV檜山修之)」
カンタム「今の掘削ドリルはこうなのさ!」

からの板野サーカス!

オタク的には最高の掴みでしょ!!
その後のお話でもカンタムが関わってくれたら最高だったれど、それは欲張り過ぎか…

強くて、家事も仕事も出来るロボとーちゃんの生身にはなれない辛さ。自分がコピーであると知れたときのやりきれない想い。
そんなロボとーちゃんの心情を考えるとやりきれないよ。

コピーとわかった後で「どっちも父ちゃんだぞ」って言ってくれるしんのすけ。
ロボとーちゃん的には、嬉しいような、いっそ選ばないでいてくれば踏ん切りがついたような感じがした。
一方しんのすけは、本当にロボとーちゃんを一人の父親として見ていたから別れるなんて在り得ない訳で…{/netabare}

家族でもちょっとずつロボとーちゃんへの想いが違うのは当たり前だけど切ないね。
そして、そんな当たり前のことが伝わるように出来ているこの作品は凄いなと思う。

近年のクレヨンしんちゃん映画の中でもダントツに好きなタイトルになった。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 6

ninfami さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

映画館で泣いてしまいました。

ここ10年、クレヨンしんちゃんはパッとする作品がありませんでした(3分ポッキリ以降)。その10年の中で一番面白い作品と言えば私の中では花嫁だったのですが、今作でそれは塗り替えられました。これは長い目で見ても、オトナや戦国に劣らない名作です。脚本はグレンラガンで有名な中島かずきさんということで、元より期待をしていたのですが、見事その期待に応えてくれた作品です。

最近のクレしん映画は「子どもしか楽しめない」作品が多かったのですが、これは昔のクレしんらしく「大人も子どもも楽しめる」作品に仕上がっています。とにかく作りが巧かったですね。ロボットという要素で子どもたちは楽しめるし、ストーリーは結構大人向けになっているので、物語で大人も楽しめるし、尚且つ久しぶりに「クレヨンしんちゃんらしい」映画を見た気がします。そうです、クレヨンしんちゃんはやっぱり大人が見ても笑えるギャグアニメじゃないと。今作はひろしがロボットということで、非常にギャグがシュールに仕上がっており、結構レベルが高いです。

名探偵コナンを見ている人なら分かると思いますが、今作のひろしはコナンでいうところの「水平線上の陰謀のおっちゃん」です。つまり、ひろしがとてもカッコいいです。クレしんの中ではひろしが好きだという人は、きっとのめり込むことの出来る作品です。私はひろしが主人公の映画が見たいなーと思っていたので、この作品はまさにそういう人のために造られた作品だと思います。

ラストは大体予想はついていましたが、分かっていても涙をこらえられませんでした。中島さんならではのラストシーンだったと思います。余韻がもう半端じゃない・・・・。今作については、クレヨンしんちゃんに興味が無くても、見に行く価値は十分にある作品です。グレンラガンが好きな人や、「男の生き様」を見たいという人に特におすすめしたい作品です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 4
ネタバレ

ACやざわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

勝負の行方は…

去年話題になったクレヨンしんちゃんの映画
感動できる作品でかつ考えさせられる作品

ノリはいつも通りのクレしん
映画で恒例の面白作画は健在
スタッフは気合入ってる
ただ悪乗りも健在でそこは賛否両論かもしれない
{netabare}個人的には五木ひろしのくだりはいらなかった
その前と後がいいところだっただけに良くも悪くも浮いてしまっていた{/netabare}

前半はヘンダーランドのようなワクワク感、後半は戦国のようにホロリと泣ける
クレしん映画が好きな人はもちろん、それ以外の人にもお勧め

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

64.1 5 小学生で熱いなアニメランキング5位
劇場版 MAJOR-メジャー 友情の一球(アニメ映画)

2008年12月13日
★★★★☆ 3.7 (157)
918人が棚に入れました
小学4年生の主人公・本田吾郎率いる三船ドルフィンズは、強豪横浜リトルとの試合で見事勝利する。しかし、吾郎は連投の疲れで右肩を痛めてしまう。そして、母親と結婚したプロ野球選手の父・茂野英毅の移籍に伴い福岡へ転校することになり、吾郎はチームメイトに何も言わずに引っ越してしまう。福岡に来た吾郎は、名門・博多南リトルの入団テストを受けるが、両親から右肩の故障を受けて「絶対にピッチャーをやらないこと」を約束させられる。自身の野球センスで打者として入団する吾郎だったが、やがて彼を絶望の淵に追いやる出来事が起こってしまう…。
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

全ての謎がここに明かされる。

メジャーシリーズの劇場版でテレビアニメ版の

第一シリーズと第二シリーズとの間の物語です。

吾郎はなぜ突然サウスポーになったしまったのか

その謎が明かされた作品です。

吾郎の養母となった人が再婚しその結果

{netabare}福岡に転校すること{/netabare}になってその後の

物語です。

転校先での少年野球チームのメンバーと対立したり

するも実力を認められ和解しチームのエースとなる。

その後の{netabare}北九州リトルとの{/netabare}試合で

{netabare}まだ完治していない肩をかばいながらも{/netabare}

ここで培ってきた友情のために勝利のために

投げ続け、ついには{netabare}その肩を完全に痛め二度とは投球できないように{/netabare}

なってしまった。

でも自分を犠牲にしてまでもチームの勝利のために渾身の

チカラで投げ続けるのはすごいと思いました。

しかもその後言った{netabare}「自分で選んだことだから後悔はない。」

(たぶんこんなセリフだったはず。){/netabare}

ことは本当に胸が熱くなる感じになりました。

その後父茂野英毅にサウスポーになることもできる可能性

があると言われ、なれるかどうかわからないにも

関わらず、やってみることを決意したのは

本当にすごいことだと思いました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

野球やりたかったな・・・

原作では描かれていなかったという、吾郎がサウスポーになるまでのエピソードを補完した劇場版です。

親の所属している球団が、原作やテレビアニメと違って実在するチームになっていたのは、野球ファンとして非常にうれしかったです。実在の選手も少し出ているとは太っ腹。

声優陣では、野田順子さんの声が大好きなので癒されましたね。しかし、当時旬の芸人とかを起用するのは個人的には好きではありません。ギャグアニメであれば問題ないのですが、素晴らしいストーリーに水を差す結果になってしまっているのは少し残念でした。

子どもに野球を教える人間は、絶対に故障に気がついてあげないといけないなと思いました。この作品でも、違和感を感じた人間だったら、監督でも審判でもいいから何か行動するべきだったでしょうね・・・難しいです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

吾郎は名門、横浜リトルとの激闘を制し、父となった茂野、桃子とともに新天地の福岡へ。そこで吾郎は、新たなチームメイトの古賀との対立や、新しい家族との関係に思い悩む…。そんな吾郎の前に立ちはだかる史上最強のライバル、アーサーとマックス! 果たして吾郎は全国大会へ進むことができるのか!? 原作でもTVアニメでも語られなかった、感動のストーリーが、今よみがえる!というあらすじ。


自らの肩よりもチームメイトの勝利のために無理して投げる。
後は吾郎の父が移籍したせいで2軍に落ちた父を持つクラブのエースやその妹と吾郎のいざこざとかあるけど、より友情が深まるための布石。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3

72.0 6 小学生で熱いなアニメランキング6位
劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い(アニメ映画)

2017年8月26日
★★★★☆ 3.8 (140)
798人が棚に入れました





「話をしようと思う。俺と、美遊の……これまでの話を」

世界は滅びに向かって進んでいた。
その歩みを止められるのは、〝聖杯〟たる美遊の犠牲のみ。
世界か、美遊か——。
〝世界の救済〟を掲げるエインズワースが突きつけられた問いに対し、
イリヤが出した答えは、両方救うという単純な〝ワガママ〟だった。

戦いは小休止を迎え、一行は美遊と士郎が育った家に身を寄せる。
団らんのなか、士郎は、美遊との過去を話し始めた。

あらゆる願いを無差別に叶える神稚児だった美遊。
士郎は、切嗣と暮らしていた家に、身寄りのない彼女を引き取った。
それから、5年。二人は本当の兄妹のように平穏な暮らしを送ってきた。

しかし、そんな日常は突如として終わりを告げる。
美遊の生家へと訪れた二人。その前に、美遊を“奇跡”として希求する樹里庵が姿を現し——。

美遊と士郎、エインズワースの因縁が、ここに語られる。


声優・キャラクター
杉山紀彰、名塚佳織、門脇舞以、花江夏樹、下屋則子、小山力也

フロー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

別に、、、ただの名も無き英霊くずれさ

ほぼ士郎や美遊、ジュリアンやエインズワース家の
独壇場でした
プリズマ☆イリヤと言いつつも
舞台は前日譚ですから
イリヤと美遊の出会いよりも前の話なので
イリヤ、凛、ルビー、辺りは使い回しでした
もしかしたらルヴィアやサファイアは新録かも、、、

別にかかずゆみさんに不満がある訳では無いけれど
美遊フィーチャーだからこそ
3タイトル連れ添った松来未祐に
この映画を見て欲しかった、、、

改めてご冥福をお祈りします

投稿 : 2024/05/18
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

彼の口によって語られる美遊とエインズワース家との因縁とは!?

劇場でこの作品が上映されたのが2017年の8月…
視聴したいと思っていながら中々機会がなく、ようやく視聴に漕ぎ付けることができました。

劇場版だから短期決戦…
これまで極力この作品の情報に触れないようにしてきたので、ほぼ白紙の状態で視聴に臨むことができました。

この物語の舞台は、これまでのイリヤたちの世界から5年9ヶ月ほど遡った時代…
ここでいきなり衛宮切嗣と幼い頃の士郎が登場したのでビックリ…
二人はやがて訪れる人類滅亡から人々を救済する方法を探して各地を旅していました。

そんな折、二人は冬木市に訪れました。なんでもここには天正の時代から続く神稚児伝説が語り継がれた場所でもあったとか…
そんな話をしていた矢先、街を飲み込もうとする謎の闇と、闇を消し去った光を二人は目の当たりにしたのです。
光の発信源に向かった二人は、崩れ落ちる家屋の中から一人の少女を救い出しました。
その少女の名前は美遊…身寄りを失った彼女は、切嗣に引き取られ士郎と一緒に暮らすこととなり、物語が動いていきます。

幼い頃の美遊…って、テレビアニメ版でも十分幼かったですが、それよりもっと幼い頃の美遊…
可愛いですねぇ~
家の中では士郎にべったり…ずっと後を付けたり物陰から覗き込んだり…
色んなことが分からないから本能で行動しているんですよね。
切嗣は部屋に閉じ籠りっ放しなので、相手をしてくれるのは年の近い士郎だけ…
もともと士郎って優しいじゃありませんか…
だから優しく接してくれる士郎が、きっと美游にとっての全てだったんだと思いますし、懐くのも無理ないと思います。

ちっぽけかもしれないけれど、そんな幸せは長く続かないのが世の常…
ある日、美遊のことをずっと探していたエインズワース家の連中に連れ去られてしまうのです。
切嗣は目的を成就させるため、美遊を引き取った…
士郎は切嗣の思いを受け継ぐ筈だった…
けれど、美遊はとても良い子なんです。
一緒に積み重ねてきた時間が人の思いを変えるのは決しておかしい事じゃありません。
士郎がずっと言いたかったこと…
士郎が言えなかったこと…
美遊を攫われて大人しくしている士郎じゃありません。
大きなうねりの中にその身を投じて…物語は一気に激しさを増し加速していきます。

本作品の登場人物は決して多くありません。
けれど、その中でも間桐桜の存在は一際輝いていたと思います。
そこには私たちの良く知っている桜がいました。
物腰は決して強くありませんが、士郎を慕っているのはぱっと見で分かる位に反応が素直…
そして彼女の一番の大切は…やっぱり自分じゃないんです。

どの様な形であれ美遊も桜も…士郎のことを慕っていました。
そして士郎も嫌じゃ無かったからお互いを大切にし合えたんだと思います。
それなのに二人とも士郎の目の前で…

士郎の怒りに我を忘れる姿…きっと初めて見たのではないでしょうか。
基本的に彼はいつも冷静でしたから…

イリヤシリーズはスピンオフなので、独自の世界観を持っていましたが、この作品に関してはこれまでの…とりわけFate本編との繋がりが強かったです。
士郎が身を投じたのが、そういう世界だった…というのも理由なのでしょうけれど、お馴染みのキャラにお馴染みの場面…Fateシリーズを視聴した方なら、この接点は嬉しいご褒美だったのではないでしょうか。

エインズワース家が美遊に目を付けた理由と目論み…
その身を投じた戦いの果てで、士郎は何を願うのか…
伝えたかったことを士郎は美遊に伝えられたのでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

完走して振り返ってみると、これまでの点と点が線で結ばれて腑に落ちたような作品…
本編さながらの熱いバトルシーンと、これまで耳にしてきた懐かしい台詞の数々…
そして原点に回帰する作品だったのではないでしょうか。

もう一つ…この作品の冠名は「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」であるにも関わらず、主人公であるイリヤが登場したのは、ほんの少しだけでした。
登場しないので「扱いが雑」というレベルにすら到達していません。
でも、劇場版の限られた尺の中で士郎と美游の物語を描き切るためには、その位の大英断が必要だったのかもしれませんね。

主題歌は、ChouChoさんの「kaleidoscope」と「薄紅の月」
お気に入りは「薄紅の月」
これは士郎の歌ですね。歌詞が胸に染み入ります…

上映時間90分の作品でした。
圧巻…この一言に尽きる気がします。
気になるのは続きです。
物語としては綺麗に纏まっているのですが、まさかここで終わらないですよね。
原作の連載は続いているみたいですし…
この後もこのシリーズが続いてくれることを期待しています。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 7

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

プリズマ☆イリヤの大事な一作ですので、新作放送前に見ておいた方が良いですね。

2017年公開の劇場版アニメ 90分

原作 ひろやまひろし TYPE-MOON 監督 大沼心 脚本 井上堅二 水瀬葉月
制作 SILVER LINK

Fate/stay night のスピンアウトであるテレビアニメ「プリズマ☆イリヤ」シリーズの一作。
スピンアウトと言うわけでは無くて、一期の前日譚のようなもの。

放送分のプリズマ☆イリヤ(4回に分けて放送)は全部観たので、
まあ、当然と言うべきか、この作品も観ることになりました。

作風ですが、期待したロリ魂はほとんど見当たりません。
イリヤシリーズと言うよりプチ聖杯戦争になってます。

主人公は「衛宮士郎」で、ほぼ一人舞台。
この作品はfate衛宮物語とかのタイトルにしてラストでええー!って方がヒットしたのでは?
と、思ってしまいました。
まあ、監督と制作会社を見れば即バレですが。

ここ2年のfate祭りの一環として、プリズマ☆イリヤもなんかやれよってノリかな。
内容はイリヤファンもfateファンも楽しめるように工夫されたもので、
衛宮士郎のしつこくない、コンパクトな戦闘アクションシーンが堪能できます。

舞台はいつもの冬木市なんですが、いろいろ様子が違う、
なんてことは、プリズマ☆イリヤ ドライ!!を見た人ならすぐ納得できるでしょう。
プリズマ☆イリヤドライは陰鬱としたムードと物語でありながら、
イリヤ役の門脇舞以のチャーミングな演技で楽しい作品になってましたが、
この劇場版は士郎主人公と言うことで、まさかの男くさい作品です。
二兎を追う物はって感じでイリヤファンにはちょっと辛い作品です。

ラストは一気に晴れ晴れとイリヤ一期に繋がってほっとしますので、
イリヤファンなら観るべき価値は十分にあります。
ステイナイトのファンは?まあスピンアウトとして戦闘を楽しめますね。

よくよく考えると、両方取り込んで上手くまとめた作品だとは思います。
縦ロールの女の子とかちょっと期待したんですが・・・

イリヤ全部観た人なら必見。
そうでない人はプリズマ☆イリヤのほうが必見です。

評価はイリヤたちの活躍が無いのでややマイナス。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15

64.3 7 小学生で熱いなアニメランキング7位
モンスターストライク THE MOVIE(アニメ映画)

2016年12月10日
★★★★☆ 3.7 (14)
56人が棚に入れました
物語の主な舞台は、「モンスト」が誕生したばかりの日本。主人公の少年少女が、世界を脅かす強大な敵と、互いの絆を信じて「モンスト」で戦う姿を通じて、友情とは本気で相手に感情をぶつけることだという熱いメッセージを発信していきます。

声優・キャラクター
坂本真綾、Lynn、村中知、木村珠莉、河西健吾、福島潤、小林裕介、山寺宏一、水樹奈々

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

リゼロのスバルとこのすばカズマ、鉄血の三日月が夢の共演………中身の声優さんの事ですが。

ゲーム未プレイ

cast
焔レン:坂本真綾(小学生時代)
焔レン:小林祐介(高校生時代)
水澤葵 :Lynn
若葉皆:木村珠莉
神倶土春馬:村中知
その他:河西健吾・福島潤・水樹奈々・山寺宏一
北大路欣也

主題歌:「夢のありか」ナオト・インティライミ

CMで作画綺麗だなと気になってました、ポケモン的なキッズアニメ映画かと思いきや全年令対象ですね。

話の内容的には単純で90年代映画ロードムービー代表作のスタンド・バイ・ミー かなりモチーフにした子供達の友情物語。

castみて頂ければ分かりますが声優豪華、作画綺麗で恐るべしソーシャルゲームの資金力。
コナンの映画版ぐらいの面白さと完成度です。

ゲーム未プレイでも十分楽しめると思います。
これからはソーシャルゲームの豊富な資金力活かした作品もアニメの柱になっていきそうですね。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 12
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

島根ではよくあることです

ゲーム未プレイ。
2018年10月5日にモンストアニメ劇場版第二弾公開、ってことでそれを記念して?第一弾に当たるこの作品を9月30日から10月16日まで公式がyoutubeで無料配信することに。
いよっ、太っ腹!
ってことでやっとこさ見ることができました。

{netabare}劇場版とは別に本編に当たるものがweb配信されてて、そっちは全部見てたのですが…そこで幾つか疑問に感じる部分があって、勝手に想像で補っていたのだけどこの劇場版で多少ばかり解決されました。
元々宣伝で内容は大体察しが付いてたのですが…レンの失われた過去とオラゴンとの出会いとアキラの掘り下げってのは予想通り、それ以外にも本編に関わる部分がちょくちょくあって…あれ、これ両方見ないとアカンくないか?

・最初に出てたモンスターのサクラ、あ、こいつ妖精じゃん(“花咲ク絆ノ浪漫譚”参照)、本編の時は全然気付かなかった
・オラゴンの名付け親ミナミだったのか!
・作中「皆風」の看板が出てきてたので4年前にはミナミの親父は退役してた模様
・アキラの指輪も「始まりの指輪」だったのか!え、じゃあ本編の最後アカンのでは…
・ゲンマがおかしくなり出したのはこの時が原因か
・人間に扮してるゲノムが幻魔大戦のカフーみたい、意識してる?
・軍絡みに関しては本編よりも“マーメイドラプソディ”の方が関連強いかも?
・ってか特務自衛隊の偉い人、あれ劇場第二弾でボスっぽく振舞ってる人か?

それと劇場版見るまでは過去の偉人をモンスター呼ばわりするのがどうにも違和感を覚え、「最初の頃は技術も低くて下級のモンスターしか召還できず、その頃に名付けられた名残かな?」と納得させてたのだけど、思った通りそれに近いっぽい。
むしろもそれより予想以上だったかも?
秘密裏に球場跡で子供達に開発中のゲームのテストプレイと偽って遊ばさせてたの、あれを何て呼んでたかは不明だけど…その後アキラの持ってきた未来スマホで特務のエライい人が「モンスト」って名称を知る。
ひょっとしてタイムパラドックス?
意図的なね、ゼルダの時オカの嵐の歌(ムジュラのフラットはあくまでパラレルとして無視する)みたいな。
そうでなければ…劇場版第二弾で明かされてるのかねぇ?箇条書きの方で書いたようにセンジュ?っぽいので。

更には別の方向でもちょっとした発見があったり。
ちょいと前に“はねバド”ってTVアニメがやってて、スタッフがこれと同じ(監督・江崎慎平、脚本・岸本卓、制作・ライデンフィルム)で、なんでもスタジオを代表する作品を作ろうと気を吐いてたらしい(モンストじゃアカンのか?と自分は疑問)。
で、こっちの作品でのひとコマ、
レン「オレはお前達なんか居なくても一人でできるンだよ」
アキラ「レン…お前は甘えてるよ」
レン「どういう意味だよ」
アキラ「父親が居ないのがそンなに偉いのかよ!」
鉄雄「金田ぁ!」
金田「さんを付けろよデコ助野郎!!」
(後ろ2つはウソ)
うん、まぁ、うん。
これで味を占めちゃったのかな?と思ったり思わなかったり。

それとこれは原作ゲームが恐らくそうで、アニメに言ってもしょうがないんだろうけど…アーサーが女なのヤメテクレ、左上の画像のヤツね。
あとデトラビは分かるけどフォックスメタルは4年前のモンスターの方が強そうじゃね?
一度リセットでもしたのかな?
ガブリエルこの後解放されたのか?本編どうだったっけ…。

総評としては、自分はどうしても本編を見てる立場として「新たな発見があって面白かった」が、本編見てない人にはどう映るのかはちょっと分からない。
多分平行して見ないと分からないことが多いのでは…ってかゲームやってないと分からない部分も多いみたいだし。
この際だし本編も見て欲しいトコロ、公式がyoutubeで全話上げてるんだし…この劇場版の影響する範囲は第一期(2016)だけっす。
あと“はねバド”をおもしれーおもしれー言ってる人は見て損は………………どうだろ?{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 4
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

子供たちの冒険ですよねぇ

 モンストをやっていると変な女の子とピエロみたいのが現れて、仲間の明が、過去の世界に巻き込まれたことから始まったです。

 他の仲間の小学生時代に行ってしまうわけです。そのほかの仲間たちは、子供らしくモンストしているわけであるです。

{netabare} 子供ながら近寄ってはいけない建物に入り込んだところから、陰謀だかに巻き込まれるです。その建物に入り込んだ時、レン、晴馬、葵は、悪そうな連中に見つからないようにしているのに、皆実とかいうのか後からついてきて、大声で呼んだりするからその苦労が無駄になってしまうです。これがあるから物語は進んでいくわけだけど、見ているだけでこういうのがいると、ふざけんな!と非常にイライラしたです。{/netabare}

 仲間たちで助け合って、トロッコに乗ったり、途中もめたりもしながら目的地に向けて、地元の人とかにも助けられたりする展開は、冒険というか?悪くなかったです。

 めでたし展開だったわけだけど、初めて見たけど私にはレンとか、明とか良く分からなかったなぁでしたです。押さないレンとお父さんが出てくるCNを見て、作画がよかったなぁと思って見に行ったですが・・・。
 

投稿 : 2024/05/18
♥ : 3
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