usausa さんの感想・評価
3.6
こういうの好き
ヨーロッパのような街なみが何だかいい。
いかにも美術品がいっぱいありそう。
この作品2003年の作品なんで、今だったらもっと
背景がきれいに描けたんじゃないかと。
昔のアニメより今のアニメは背景が綺麗な作品が増えた気がするし。
あと双子ものがけっこう好きなんで、双子もの好きな
人は見てほしいと思います。
こういう普通にファンタジーな話好きなんで。
usausa さんの感想・評価
3.6
ヨーロッパのような街なみが何だかいい。
いかにも美術品がいっぱいありそう。
この作品2003年の作品なんで、今だったらもっと
背景がきれいに描けたんじゃないかと。
昔のアニメより今のアニメは背景が綺麗な作品が増えた気がするし。
あと双子ものがけっこう好きなんで、双子もの好きな
人は見てほしいと思います。
こういう普通にファンタジーな話好きなんで。
ペチ14 さんの感想・評価
4.3
Q、このアニメについてどう思った?
A、OPがなんとなくすごく面白い曲
つい口ずさんじゃう
T、なんで?
A、歌ってる人が面白い声だから?分からない
T、www でこの物語自体はどうだった?
A、個人的に作画が好きで
物語も結構面白い隠れ名作だね
観るのを普通にお勧めにできる
ただOPの中毒性はやばいのでご注意を
JBさん さんの感想・評価
3.3
双子との微妙な三角関係なところに
14歳の誕生日を迎え丹羽家の伝統を半ば押し付けというか
何かの呪いかのように主人公に怪盗ダークが発現し
これまた微妙な四角関係的な事になりつつも、怪盗としての仕事もあり
振り回されるラブコメ展開をしつつ
ダークの運命とも言える定めを展開するシリアス展開。
舞台設定となる世界はちょっぴり不思議が潜んでるような普通な世界
だけど、ダークは魔法とか使ったり
事件も魔法関連の物だったりと、ファンタジー入ってます。
るぅるぅ さんの感想・評価
3.2
過去2作あるミルキィホームズのジャンルはオバカ系コメディとしてアレンジされていましたが、今作は探偵アニメとして構成されています。それも原作であるゲームファン用に描かれ、持ち味のぶっ飛んだ笑いが皆無です。
実際、1期はお気に入りに入れるほど大好きですが、2期はキャラ全体を活かす構成となり乾いた笑いが強く3期挽回か!? と期待していましたが・・・ただの探偵アニメになりました(笑)
ストーリーは、探偵学校に通うカズミとアリスの2人が主役となり怪盗を追い詰める中で未熟な強さ、家庭事情を抱え成長していきます。ミルキィホームズが先輩として2人を支え、アドバイスや時に窮地を救い真面目に探偵をやっています。
可もなく不可もない印象に留まりますが、アリスの家庭事情を掘り下げればドロドロとしたアニメになっていただけに惜しいです(笑)今作のテーマは、2人の成長を通して探偵とは何かを含ませ悟らすストーリラインになっていますが、探偵と怪盗の因果関係に終止符はつかず作品の本質は未だに謎を秘めたままです。それも探偵には決して解けない謎がある という意味深な台詞が引っかかる要素で明確な答えが提示されなかったです。
ただ、今作の内容を振り返ると、友情・愛情によって紡がれる起こる奇跡の力を魅せることで、表裏一体である探偵・怪盗が持ち合わせる資質であり信念とも解釈できます。
真面目なミルキィには違和感を覚えますが、次回作があればどのような結末を迎えるのか気になるところではあります。
1話{netabare}
カオスアニメどころか探偵していましたねw
1・2期で活躍したミルキィホームズ路線から後輩にあたるカズミとアリスを主役として進む展開になりそうですね。
15分枠で現状なんとも言えない気持ちですが、コメディギャグ要素が薄まったのか排除されたのか不明。
作品タイトルから「ふたりはプリキュア」を連想させる辺りシュールな笑いを溶け込ませた創りが笑いとなるのかもしれない気がした。
また、今作もキャラデザインが変わっていることから真面目な探偵アニメとしたキャライメージを表現した結果なのかもしれない。
正直、出来上がる作品ごとにキャラデザを変えられては愛着が薄まり違和感を覚えるだけでメリットがない。
それでも15分枠という見易さから全話視聴すると想うが作品の狙いがわからない。{/netabare}
2話{netabare}
全く捻りがなかったので普通に観て終わった感じですねw
やはり先輩としての体裁を気にするミルキィーの姿にギャップありますねw {/netabare}
ninin さんの感想・評価
3.2
15分作品 全12話
1期・2期未視聴
前半はミルキィ情報局としてミルキィの中の人たちが色々なことにチャレンジするお話、そして後半は本編となってますね。
前回のカオス展開のミルキィホームズと全く違うシリアスな構成です。
タイトルにはミルキィホームズとついていますが、「ふたり」の方(フェザーズ)に重点がおかれ、ミルキィホームズのメンバーはサポート役ですね。
上記にも書いている通り、ミルキィホームズは殆ど初めての視聴(前回はあまりのカオスぶりに1話で視聴をやめましたw)なのでどんな内容かと思いましたが、探偵として捜査したりするというより怪盗とのバトルに比重をおかれてましたね。
仲の良い2人の友情が描かれていました。お話はちょっと物足りなさはありましたが、短い時間できちんと纏められていました。
1度は断念したカオスぶりの1期・2期も観てみたいと思いますw
OP/ED 元気な曲でした。
最後に、トイズが発動する音が好きですね^^
こたろう さんの感想・評価
3.2
原作準拠のミルキィホームズ。
1期&2期のような、カオスなギャグアニメではありません。
先だってOVAで原作準拠版はやっていましたが、同じような世界観とキャラクターでやっています。
プリ○ュアのようなタイトルですが要は主役交代。
ミルキィホームズの後輩にあたる、2人の女の子が主人公です。
毒はありません。
お下品さもありません。
おバカなパロディもありません。
キリッとした表情で、シュッと機敏に動いてマトモな事いってますぜ、お客さん。このミルキィホームズのよう4人組は。誰?君達?
コレのどこがミルキィホームズじゃーい!と、突っ込みたいのはヤマヤマですが、OVA版を事前に見ていたので、原作準拠になるのはある程度の覚悟はしてました。
なんだか今更な気がしますが・・・
女児が見るような朝アニメの様相のミルキィホームズでございます。
で、お子様向けのMHである本作。
ヨコハマには探偵と怪盗がいて、それぞれが敵対関係で凌ぎを削っている・・・という世界観。こういったところやトイズという超能力の設定は1期2期と同様。
主人公2人は名探偵であるMHに憧れる探偵のタマゴといった立ち位置で、正体を隠して怪盗を捕まえてまわる内容です。
探偵だ、怪盗だ、と言ってますが推理ものやミステリーの要素は皆無で、要はトイズの超能力バトル。
なので、まったく面白くありません。
人間ドラマ的な要素や主人公の葛藤や成長も含まれていますが、まさしくお子様向けらしく、それが取って付けたように浅くてチープ。
強烈なカオスギャグが主体のミルキィホームズならバックストーリーもそれで充分でしたが、普通の凡作である本作には特徴が皆無。
珍味すぎるためアク抜きをしたら味が全くしなくなくなった・・・そんな出涸らしのような作品に成り下がってしまいました。
なんでこんな風にしちゃったんでしょう(´・_・`)
ドギツいヨゴレ芸で売れていたお笑い芸人が、突然役者に転身。
大して上手くもない2流以下の演技力でドラマや映画に出演している。
・・・そんなものを観ている気分を味わえました。
そんなの、程なくして干されるに決まってるのにねぇ?
二兎を追って全てを失う前に、芸の道に戻って欲しいと切に願うばかりです、ハイ。
トスカーナアモーレ さんの感想・評価
3.9
主人公は人間でも動物でも宇宙人でもない吉永家を守るガーゴイルである。ストーリーとしては五色町に住む双葉を含めた吉永家の面々に加えクリーチャーや博士×3など個性豊かな人物を交えて展開されていく
現在の量産型や類似しているアニメに飽食気味の人にこそ
お勧め。世界観は決して特別なものではないがオリジナリティーがある
ガッシュのビクトリーヌやコードギアスの皇帝などアクが強かったり変態のイメージがあるが、正統派の若本ワールドを十分堪能出来た
最後に・・ガー君一家に一台欲しいかも
セレナーデ さんの感想・評価
3.0
なんてこった・・・。
頭空っぽにして観れるコメディと思ってたが、これはシリアスなバトルと群像劇のアニメだった。
登場人物や世界観の設定だけみれば思いっきりコメディ。
主役は目からビーム出せて動物や像と会話できてCV若本様で融通の利かない門番の石像。
人情味溢れる商店街もあるし、錬金術が絡んでるんでロボや擬人化植物、超能力となんでもござれ。
それとは別に義賊的な怪盗キャラも出てくるし、石像(ガーゴイル)も
高原イヨの実験と称してその都度オプションの能力をつけることができたりと、
ドタバタコメディやらせるにはこれ以上のものがあるかというほど最高の地盤なんですよ。
ところがわいわい楽しいのはせいぜい2話までで、
3話以降はコメディ基調ではあるが思いのほかシリアス。
真剣にバトル物や人間ドラマをやろうとしている姿勢が伺える。
まぁこのエピソードだけだろ、と高を括っていたが、なんと終盤までそのシリアス調を貫いており、
しかも時折2話完結だったりとかなりストーリーも練りこんである。
しかし所詮コメディ基盤で展開されたシナリオなんで、突っ込みどころが多々ある。
内容的にはコメディととれる回もあるにはあるが、演出やBGMがコメディに徹底させる気がない。
最終回も{netabare}これまでの登場人物全員集合!で、かなりドンチャン騒ぎ。
ラストも無理やり〆ました!って感じで、典型的な低予算アニメだったなと。
結局商店街とデパートの抗争はどうなったのよ{/netabare}。
そしてこの作品の最大の鬼門はやはり作画とキャラデだろう。
キャラデはまぁ個人的には気にしない性質なんでいいんですが、
MUSASHIGUN道を観た直後ならいざ知らず、お世辞にも作画は良いとは言えない。
あと展開詰め込みすぎ。展開が足早なこともありそのせいでカット割りが忙しい。
テンポが良いってレベルじゃない。ちょっと落ち着いて茶でも飲めよって言いたくなる。
ガーゴイルの設定も面白そうなのに、それをはじめとした設定を活かしきれてない実情が否めない。
双葉と美森と梨々の3人娘の絡みがほとんどないのも寂しい。
梨々なんて{netabare}社会から隔離され錬金術の実験体にされていた{/netabare}という、
いろいろ課題というか、人間関係を築き上げる過程などの描くべき問題というか、
コメディのネタとなる潜在要素がたくさんありそうなキャラなのに、
特に触れられることなくすんなり町に馴染んじゃってる。
こういう面白くなりそうなところを弄らないところが、すごいもったいないなーって思う。
あまり深く考えず頭を空にして観る内容には違いないが、純粋なコメディを期待するのはNG。
コメディとして観るにしても、双葉のやかましい蹴りツッコミが人を選びそう。
ストーリーは結構練られてるので、退屈はしなかったし
ぼーっと見る分にはそこそこ良かったと思うのだが、カット割りの忙しさや作画、
(コメディとして)活かしきれてないキャラクターや設定などを考慮すると、
クオリティの高い作品とは言いにくい。最終回なんていろいろと詰め込みすぎて白けちゃうよね。
コメディとして観れば設定を活かしきれておらず、
シリアスとして観ればコメディの設定が尾を引いてツッコミどころが生じる。
"ご町内ハートフルコメディ"というキャッチコピーは、
大声で間違ってるとは言えないけど語弊を生みそう。
あとなんで最終回のアイキャッチだけセリフとSEつけたのか謎。
オシリスちょっと可愛い。OPはキャッチーで聴きやすくてよろしい。
zemin さんの感想・評価
4.2
作品のキャッチコピーは、「ご町内ハートフルコメディ」。
続きものではありますが、1つの話が1話~3話で完結します。
日常系なのにうるっとさせるエピソードが多いんですよねー。
ガーゴイルが御色町の個性的な住人たちに受け入れられていく流れが丁寧に描かれています。
登場人物が一緒に住む家族だとか自分の住む場所を
大切にしているアニメっていいですよね。
{netabare}
ガーゴイルは、はじめは融通の利かない性格なのですが
少しずつ柔軟に、人間らしくなっていく様子が好きです。
それに伴って、吉永さん家のガーゴイルから
御色町のガーゴイルになっていく過程も好きです。
{/netabare}
そこまで無名だとは思いませんが、作品の質が高いわりにあまり評価されていないように感じます。
タイトルで損をしているような気も・・・
個人的に視聴する前は、タイトルから中身の薄いお気楽コメディっぽいのを想像しましたが、
実際はかなり味わい深いストーリーです。
そして、OPもすごくいい。聞いているとなんだか元気になります。
My Favorite Character
ガーゴイル。頼りになる御色町の番犬です。
若本規夫が声をあてたキャラクターで2番目に好きです(アニメのキャラでは1番!)。
蛇足ですが、若本ボイスで一番好きなキャラは高屋敷寛(たかやしき ひろし)です。
ジェロニモ さんの感想・評価
4.2
原作は週刊少年サンデーで連載されて、2度の映画化も行われた人気作です!
一般的にも人気のある作品だと思います。
ジャンルは王道バトルもので、100年に1度、魔界の子供100人が人間界に送られて魔界の王様を決める為の戦いをする物語です。
王道ものでは1番熱くて感動できる作品だと自負しています。
あとギャグのセンスもピカいちです。
ほんとにほんとにオススメなんですけど、アニメだとやっぱし長いと思うんです。
しかも物語後半でいきなりガッシュの声優が変わったりして違和感が尋常じゃないです。
しかも終わり方もよくわかんないんですよね…
やっぱこの作品は漫画で読んだ本がいいのかも知れませんね。
終わり方がよく出来すぎていて感動が止まらなかったです。
今でも思い出しただけで涙腺が緩んじゃいます…
シェリー さんの感想・評価
4.0
電撃を吐く子どもと分厚い赤い本でおなじみの『金色のガッシュ!!』
すっごい好きです。なのでその良さについてだらだらと書いていきたいと思います。
天才が故に孤独を強いられてしまった中学二年生の高峰清麿。
そんな息子の状況を見たイギリスの大学教授である父から送られてきたのがガッシュだった。
バカみたいに正直でまっすぐなガッシュが清麿の卑屈になり深く埋まってしまった優しさを
泥まみれになりながらも心の中から掘り出す、友情を力強く語る情熱的な一話から始まり
多くの悲しみと苦しみと悪に立ち向かう小さな戦士たちの物語です。
100人の魔物の子どもの中から魔界の王を決める戦いに参加しながらお話は進んでいきます。
自分が許せない物事に関してはとことん前へ前へと突き進むガッシュやその仲間たちはかっこいいです。
でもまだまだ子どもな彼らにとってはキツイこともたくさんあるし、たくさん泣いてしまいます。
この作品の良いところはその涙を流しつつも、さらにはそれをもバネとし恐いものへ立ち向かっていく姿にあります。
グッときてしまうこともしばしば。
魔物は自分の本を燃やされてしまうと魔界へ帰ってしまうのですが、
そのパートナーとの別れも感動的だから涙腺の緩い僕は忙しかったですw
アニメは原作と違うところはすべて飛ばして観たのでそっちの方はわかりませんが
好きなキャラはガッシュ、ティオ、コルル、ダニー、レイラ、バリー、ロデュウ、ウォンレイ、フォルゴレです。
ガッシュ、ティオはもちろん好きです。
コルルに物語の中で非常に重要な役目を持たせたのはすごく良かったです。
彼女の思いがガッシュの意志となりちゃんと生き続け、振り返る度に不憫な目にあった彼女を思い出す構成は素晴らしいです。
ダニーはいいですね!ホント好きです。別れ際のじじいもキザだねえ!かっこいい!
レイラは単に可愛かったのもありますが、恐怖の中でも信念を突き通そうというその姿に感動しました。
バリー、ロデュウはあの別れのシーンにグッときてしまいました。いや、ホントはグッとどころかムチャクチャ泣きましたがw
バリーの読者への裏切りとも呼べる自己犠牲の行為とグスタフとの別れはとても涙を我慢できませんでた。
敵ながらロデュウも◎。強引にチータを引きずり回していたかと思えばすごく彼女のことを考え、励ます彼のギャップにやられました。
彼はやっと最後に自分を取り戻せましたね。よかった、よかった。
ビジュアルが一番かっこいいウォンレイとリイェンの関係は出番こそ少なかったけれどなかなか泣かせてくれました。
フォルゴレの病院コンサートは良かったです。あの背中は忘れられない。
今作の主人公は「こども」でした。
彼らは数多の作品で愚直なまでのまっすぐさと純真な心で、
成長するにつれて社会やルールに縛られ大事なものが見えなくなってしまった
「こども」ではない人々の心を洗い流し、今一度大事なものはなにか問いかけてくれています。
また、大きなところではピーターパンは幻想の国で永遠に生き続け、星の王子さまは希望を残し夭折しました。
そうやって彼らが社会の外れで存在することはわれわれにとって救いにも似た思いを馳せる場所であると思います。
杜にあるほこらのように、深海に生きる生物のように、地の底を這う地底人のように、
また『ハチクロ』の観覧車のように、腐海のように、ラピュタのように、はたまた全知全能の神のように。
それはどこにもないようで、われわれのすぐそばにあるとても尊いものです。
この作品はいつ観ても笑えますし、微弱ながらも励まされます。
アニメだと大谷育江さんのガッシュの声が聞けるのでなおのことです。
あの声は普段は王様口調と相まってすごくかわいいし、シリアスな部分でもとっても映える声です。
とっても好きな作品です。
Hawaii さんの感想・評価
3.6
設定とか秀逸でした。
ありがちなバトルアニメだったけど楽しかったです。
泣ける部分もあったし少年向けアニメとしては
良作だと思います。キャラも独特でみんな好きです。
王道感があっておすすめできますね。
ピピン林檎 さんの感想・評価
3.8
◆女の子の「追いかけて」願望をストレートに描き出した'90年代の良作
本作のヒロインは、{netabare}日本のどこかの港町にあるミッション系スクールの中等部2年に在籍する髪の長い少女{/netabare}で、神様への祈りで変身すると、その長髪が「ポニー・テール」になるので「セイント・テール(聖なるしっぽ)」という渾名(あだな)がついています。
彼女をサポートするちょっと変人っぽい同級生の少女や、{netabare}彼女を追いかけているうちに恋をしてしまう{/netabare}同級生の少年が、サブキャラとして大活躍する、という点で、今期から新章の始まった『カードキャプターさくら』とちょっと似ています。
(※そういえば、キャラクターデザインもちょっと似ている感じですね)
◆「変身(魔法)少女」と「怪盗(義賊)」の良好なコンビネーション
先にレビューを書いた『神風怪盗ジャンヌ』の方が、ヒロイン(ジャンヌ)を取り巻く世界観のチグハグさが目立ったのと比べると、ジャンルのよく似た本作の方は、
(1) アニオリ展開が多いこともあって、シナリオ自体は終盤までマンネリ気味ですが、
(2) 世界観が「ミッション系スクールに通う少年少女の物語」として綺麗にまとまっていて、
・・・その分評価が高くなりました。
(3) 古い作品にも関わらず、作画崩壊がほぼなく、キャラデザ秀逸、OP/EDとも印象的、そして最終回を綺麗にまとめた点、も個人的にそれぞれ高評価です。
芽美&アスカJr.の二人の《関係変化》に軸をおいた本作の一貫した展開は、さくら&小狼の物語には叶わないけど、やはり'90年代を代表する同級生&少年少女のファンタスティックな恋物語の一つ、といっていいのではないでしょうか?
◆制作情報
{netabare}
原作マンガ 立川恵(『なかよし』1994年10月-1996年10月連載)
監督 鍋島修
シリーズ構成 飯岡順一
脚本 藤田伸三、大川俊道、米村正二、日暮裕一、いとうなおこ他
キャラクターデザイン 立川恵(原案)、阿部純子
音楽 松尾早人
アニメーション制作 東京ムービー {/netabare}
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
*第??話*はアニメ・オリジナル回(全部で19回=19/43=44%強)
============= 怪盗セイント・テール (1995年10月-1996年9月) ===========
- - - - - - - - - - - - OP「時を越えて」、ED「純心」 - - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 登場!キュートな大泥棒!? あなたのハート盗みます ★ アスカJr.の怪盗セイント・テール専任捜査官任命
第2話 素敵なライバル! アスカJr. ★
第3話 芽美の恋人はハリネズミ!? ☆ ルビィ(マスコットのハリネズミ)登場
第4話 ウェディングヴェールは大嫌い ★
第5話 幸せ伝説!? 時計台の大騒動 ☆
第6話 強敵現る! 転校生リナ ☆ 高宮リナ転入(聖ポーリア学院中等部2年)
第7話 涙!なみだの初ランデブー!? ★
第8話 ピンチ!落とし物にご用心 ☆ 芽美への怪盗疑惑(高宮リナ)
第9話 コンテスト会場は大混乱! ★
第10話 告白…しちゃった!? ★ リナの疑いが一旦収まる
第11話 スクープ写真で学院祭大騒動 ☆ 新聞部のお騒がせ少年(佐渡真人)登場
第12話 仰天!大トカゲのサンタ!? ★
第13話 神秘!ローザ王女の鏡 ☆
*第14話* 愛と涙のプラットフォーム ☆ ※以降しばらくアニオリ展開でマンネリ気味
*第15話* 宝石泥棒を追え!名犬リトル ☆
*第16話* 中華の鉄人を盗め! ☆
*第17話* バレンタインのハート泥棒!? ★
*第18話* さわると危険!超電流の罠 ☆
第19話 彗星大接近!地球最後の夜!? ★
*第20話* 幻の怪鳥の卵を取り戻せ! ☆
*第21話* 思い出のハーモニカを盗め! ★
*第22話* UFO現る!? 町は大騒ぎ! ☆
第23話 ニセ予告状!? 秘密の香水の罠 ★
*第24話* 許せない! ☆ {/netabare}
- - OP「明日へと駆け出してゆこう」、ED「Up Side Down -永遠の環-」 - -
{netabare}
*第25話* 強敵!エリート女刑事と対決 ☆
*第26話* 芽美が大富豪の息子と婚約!? ★
第27話 美少女アイドルを救え! ★ 高宮リナの芽美追究再び
第28話 市長の陰謀!白鳥を盗め(前) ☆
第29話 市長の陰謀!白鳥を盗め(後) ★
第30話 正体がバレる!芽美危機一髪 ★
*第31話* 月の宝石を盗め! ☆ ※以降8回はマンネリ気味のアニオリ展開
*第32話* 女子マラソン選手の靴を盗め ☆
*第33話* 少女剣士の願い!名刀を盗め ☆
*第34話* サラブレッドを取り戻せ! ☆
*第35話* ”幸福の樹”を取り戻せ! ☆
*第36話* 自然の宝・美しき蝶を守れ! ☆
*第37話* 幻の名画!帰って来た女探偵 ☆
*第38話* 爆笑!ドタバタ探偵団大活躍 ☆ {/netabare}
- - - - - - - - - OP (変わらず)、ED「夢みるメロディー」 - - - - - - - - -
{netabare}
第39話 ”白いイルカ”を海へ帰せ! ★
第40話 母の秘密!女怪盗の復しゅう ★ アスカJr.の告白
第41話 強敵!? かわいい悪魔のワナ! × 仙道真珠&怪盗ローズマリー登場 ※クライマックなのに脚本大味で残念
第42話 母の敵! ローズマリーの陰謀 × 芽美身バレ ※同上
第43話 最後の闘い!アスカを救え ★ ※ラストを綺麗にまとめた点は◎{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)18、☆(並回)23、×(疑問回)2 ※個人評価 ☆ 3.8
toto さんの感想・評価
3.6
ストーリーのおおまかな説明をするならば
ルパン三世におけるルパンと銭形のとっつぁん。
しかし、そこを男と女にするだけで、あら不思議。
恋愛で切なくなれる作品に変わっちゃった。
イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価
5.0
セーラームーンと並ぶ90年代の変身ヒロイン物の傑作アニメ☆
手品を使うシーンがファンタジックでお洒落です♪
アスカJr.も聖良ちゃんも可愛いです(*^^*)
今でも充分楽しめるアニメです☆
原作/立川恵「なかよし」講談社
監督/鍋島修
制作/トムスエンタメ
放送期間
1995.10.12-96.9.12全43話+おまけ劇場
テレビ朝日木曜19台後半