戦国時代TVアニメ動画ランキング 29

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の戦国時代成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月15日の時点で一番の戦国時代TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.2 1 戦国時代アニメランキング1位
犬夜叉(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (575)
3542人が棚に入れました
犬夜叉と巫女・桔梗は、あらゆる願いを叶えるという「四魂の玉」をめぐる陰謀に巻き込まれ、愛し合いながらも殺し合ってしまう。そして犬夜叉は50年間、かごめが現れるまで封印された。
現代の中学生・日暮かごめはある日、自宅の神社の祠の井戸から500年前の戦国時代(犬夜叉のいた時代)へタイムスリップ。桔梗の生まれ変わりであるかごめは封印されていた犬夜叉を蘇らせ、四魂の玉を再び現世に戻してしまった。しかも玉は無数のかけらとなって飛び散ってしまった。
そのかけらを集めるために旅することになった二人。最初は嫌々だったが、二人は次第に惹かれ合っていく。だがその旅の中で、50年前、犬夜叉と桔梗を罠にかけた張本人・奈落の存在が明らかに。彼らは七宝、弥勒、珊瑚、雲母らと共に、奈落に立ち向かう。

声優・キャラクター
山口勝平、ゆきのさつき、渡辺久美子、辻谷耕史、桑島法子
ネタバレ

Zel さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

かごめは俺に教えてくれた。笑顔を、人を信じる心を。

2000年放映作品
七つの章167話

いつか観たいと思ってたアニメ
本来は長期アニメも一気に視聴して感想書くスタイルだけど、この作品は話数が多すぎる
そこでシリーズ毎に簡単にレビュー書く事にしました

壱の章 全26話
{netabare}かごめと犬夜叉が出会う
二人は四魂の玉を求め旅に出る
妖怪退治をしながら七宝や弥勒、珊瑚などと出会い仲間になる過程を描く
同時に兄であり敵でもある殺生丸、宿敵奈落ともこの章で出会い、何度か戦う場面も
キャラ設定はもろ高橋留美子色w
ツンデレヒロインと素直じゃない主人公設定でやらせたら一流だね
長編なだけあって序盤の出会いを丁寧にじっくり時間かけて描いてるから世界に没頭し易い
さてこれからどう物語が展開していくか楽しみなところだ♪
{/netabare}

弐の章 全30話
{netabare}桔梗と犬夜叉の物語が切ない。奈落と何度か闘うも決着付かず。
鉄砕牙の強化と犬夜叉が鉄砕牙を使いこなせる様になる為の修行がメイン
弥勒と珊瑚の恋仲も気になるところだ{/netabare}

参の章 全30話
{netabare}鉄砕牙がパワーアップし、それに伴い犬夜叉の力も増大する章
妖狼族の鋼牙を慕う菖蒲という女妖狼族が登場
これで恋の三角関係にも終止符か?
知らなかったけど菖蒲ってアニメオリジナルキャラなのね
正直言って同じパターンの繰り返しに飽きてきた参の章でした{/netabare}

四の章 全15話
{netabare}今回の章は1~3章までの約半分の話数。内容も本編から逸れた番外編的な話が多かった。邪見が可愛くて好きになった章だったw{/netabare}

伍の章 全24話
{netabare}七人隊篇。七人隊との戦いを描く。最初は退屈だったが、生き残りが蛮骨、蛇骨、睡骨になった辺りからは結構面白くなって来た
やはり敵キャラが魅力的だと物語も面白くなるね
ラストは奈落が復活していよいよクライマックスに向かって展開していくようだ
とは言え残りまだ40話くらいあるのか・・・{/netabare}

六の章&スペシャル2本 全34話
{netabare} 邪見:赤邪見、青邪見、黄邪見!
りん:うわー邪見様早口言葉うまーい!もう一回言って!
邪見:ヤダ
りん:えー

りん:邪見様〜♪邪見様〜♪どうしてどうして緑色〜♪
邪見:うるさい!黙っておれ!
りん:えー


駄目だこの2人のやり取りに萌えまくりだw {/netabare}

七の章 全8話
{netabare}最終章なだけあって面白かった
最後まで主人公犬夜叉チームより殺生丸一味の方が好きだったなw
中途半端な終わり方なのでここから先は完結編で楽しもう!{/netabare}

4年間に渡ってゴールデンタイムにTV放送された人気作
やっと観終わったけど長かった
途中かなりダレた感がありましたが4年分を一気に観たので仕方が無いでしょう
サンデーでの原作連載に追いついてしまっての終了の為中途半端な最終回でした
後の原作終了後に完結編で最後まで描き切っている

犬夜叉を演じるは山口勝平さん
らんま1/2の早乙女乱馬も演じてます
高橋留美子作品というイメージですが名探偵コナンの怪盗キッドなども山口さんですね

珊瑚役の桑島法子さん
古くはスレイヤーズのフィリア、機動戦艦ナデシコのミスマル・ユリアなど
最近ではヤマト2199の森雪なども演じられてます

弥勒役の辻谷耕史さん
無責任艦長タイラーのタイラーもやってます
他にもふしぎの海のナディアのエアトン伯爵など
なんか無責任な役柄が多いようなw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

月曜日のゴールデンタイムの一角だった

当時の月曜日と言えば犬夜叉→コナン→世界丸見えと日テレゴールデンタイムが最高だった。OPはV6にELT、島谷ひとみなど豪華だったし、映像も良かったうえにSEもついていたのがさらに良かった。
キャラは主人公の犬夜叉はもちろん、ヒロインのかごめ、兄殺生丸に元恋人の桔梗、風穴の弥勒に巨大ブーメランの珊瑚、狼の足が速いやつに、奈落になんとか七人衆の敵キャラまで個性があって良かった。まあ奈落は引っ張りすぎたとは思ったが。
勝平や雪野をはじめ、声優もなかなか豪華。
鉄砕牙のバリエーションと必殺技のロマン感と言ったら、当時はかなり興奮したのを覚えている。一番好きだったのは金剛そうはで、終盤はアニメオリジナルだったが、最後に、普段は横凪ぎに振るう金剛そうはを縦振りで放ったのだけは良かったと記憶している。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

思い出の戦国御伽草子

90年代はサンデーの黄金時代でした。
90年代後半は「名探偵コナン」と「犬夜叉」の二大看板でしたね。

少年漫画の王道的展開ですが、設定がドラマチックで作画のクオリティも高い。
ただ原作も長く完結してなかったので、ダラダラと無駄に話が長すぎるのが難点。
最初らへんは面白いんですがね、全部通してみた人って珍しいんじゃないでしょうか。
全部見るのは、かなりきついですよ・・・全167話ですからね。
リアルタイムでは飛ばし飛ばしでしか見れなかったので
ちょっとずつ時間をかけて全話視聴した経験がありますが
途方もない時間を浪費してしまいましたw

話の続きは二期の「犬夜叉 完結編」になります
OPやEDがとても良かったですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

80.2 2 戦国時代アニメランキング2位
どろろ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (529)
2176人が棚に入れました
時は戦国時代、武⼠の醍醐景光は、天下を取るという野望をかなえるために、⽣まれて来るわが⼦の体を⻤神に与えてしまう。そうして⽣まれた⼦供は、命以外すべての⾝体を奪われており、川に流され捨てられてしまう。時は流れ、戦の世を旅する少年・百⻤丸。実は彼こそが、魔物に体を奪われた⾚ん坊の、成⻑した姿であった…。

声優・キャラクター
鈴木拡樹、鈴木梨央、佐々木睦、内田直哉、千葉翔也、大塚明夫、中村千絵、麦人
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

生ける屍の死

時は室町から戦国、
領主である醍醐景光は天下泰平より、
己の野心に忠実に領土の繁栄を願い、
{netabare}我が子を12体の鬼神に生贄とし差し出す。{/netabare}
名誉欲に溺れた為政者である。

時代劇×妖怪×冒険。
MAPPA制作は抜群の相性を誇ります。
古風な寺、蝋燭の火、豪風雨の集落、
陰鬱な描写が素晴らしい世界観を伝える。

飢饉と流行り病に痩せ衰えた民と大地。
死を待つばかりの国の行く末。
死屍累々の荒野を旅する百鬼丸とどろろ。
襲い来る化物と己の「生」を見据え、
百鬼丸は身体を取り戻す戦いに明け暮れる。

鬼か人か、
生ける屍は何を語ると言うのだろう。

5・6話視聴追記。
感覚を取り戻す衝撃、世界は音の洪水だ。
{netabare}激しい「生」の苦しみと「生」の逞しさ。
慈愛に満ちた魂の色は透明である。
正義の到来を切に願おう。{/netabare}
哀悼のメランコリーである。

最終話視聴追記。
響くはずだった産声は呪われ、
因果の旅路の果てにあったものを想像する。
手塚作品は物語の上下運動は少ないのです。
中盤以降やや停滞するものの、
粛々と人の叡智と愚かさが描かれていく。
{netabare}彼は生きる力の中に「菩薩」を見る。{/netabare}
やはり語り継がれるべき作品でしょう。

手塚流曼陀羅、素晴らしいアニメです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 67

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

魔物は12体に減りましたが、思った以上に『どろろ』でした。

== [第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
「今夜(1/7)から放送開始だと思うんですが、あにこれのアニメ番組表に載ってません…。」と1/7当日に書いた手前もあり、さっそくの第1話視聴です。

大雑把にいうと、魔物に身体の一部を少しずつ奪われている百鬼丸が魔物を倒して自分の身体を取り戻していくお話であります。そして身体を奪われた原因は実の父親にあるので、これが「実の父親が仇」

手塚治虫による原作漫画は約50年ほど前の作品で、一度目の連載で途中終了、二度目の連載で打ち切りをくらい百鬼丸が身体をすべて取り戻せたかどうかは不明です。

旧作アニメでは、一応「最終回らしい最終回」を迎えています。リメイク版である本作はおそらくちゃんとシリーズ構成されているでしょうから「最終回らしい最終回」が期待されます。ちなみに原作および旧作アニメ設定では、魔物の数は48体でした。

キャラクターデザインについては漫画原作やそれに準拠した旧作とは大きく変更されていますが、それらしい面影は残っています。

作画に関しては、ツインエンジンが参加しているのでCGなども駆使してきっとそれなりにうまくやるでしょう。第1話の戦闘シーンの動きはなかなか良かったと思います。義手・義足の作り物感もわりと出ていましたね。

ストーリーや設定については、魔物の数以外は概ね原作準拠といった感じでした。

特に「原作・旧作は知らん」という方には、わりとお薦めできる感じだと思います。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.2.12追記:
第6話まで視聴終了。原作が『どろろ』だからと言ってしまえばそれまでですけど、この未央(みお)が出てくる5話/6話の前後編はなかなかに辛い話でしたね…。

2019.5.21追記:
第19話まで視聴終了。まさにサブタイトル通りの「天邪鬼(あまのじゃく)」でした。旧作『どろろ』には良くあったコミカルな感じのお話でした。

オムカエデゴンスとかヒョウタンツギが最近のアニメ作品では珍しく、本編中に出てきて懐かしかったですね。

2019.6.27追記:
最終話まで観終わりました。

百鬼丸の両親である醍醐景光や縫の方の扱いは原作よりも良かったんじゃないでしょうか。ただ、本作オリジナルの妖怪が出たりとかいろいろと改変されているようでいて意外と本筋は原作を踏襲していて、かなり良いアニメ化だったと思います。

「そういう作品だから」といってしまえばそれまでですけど、血が出たり人が死んだりはけっこうしていましたね…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 61
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原本のエキスを感じられるリメイク

原作は読んでないんだなあこれが…


原作者は説明不要の漫画の神様。1969年(昭和44年)アニメのリメイクです。
制作会社に旧虫プロの流れをくむ(といったらほぼみんなだけど)MAPPA。そして手塚プロ。手塚治虫から始まったアニメーションの歴史の一つの結実みたいで生き証人になった気分です。
昭和44年といえば安田講堂陥落のあった年。節目は節目でこういった世相も作品には反映はされてますね。

時代は応仁の乱近辺で、みんな大好き戦国時代へ向かう過渡期。国は乱れ各地方を治める領主の治下もジリ貧の状態。
荒れた土地そして苦しむ領民。領主醍醐景光は鬼神と取引をし、領地の繁栄と引き換えに自身の子を人身御供に捧げます。はたして産まれてきた子は体のあらゆる部分が欠損していて、ちょっくら一悶着した後に小舟に乗せて川へと流される。
その流された子が主人公百鬼丸。道中出会ったどろろと共に失われた体を取り戻しにいくというお話です。

あらすじ読んでも暗めな雰囲気は伝わってきます。敬遠される向きもあるかもしれませんが、単なる暗い話ではありませんでしたよ。
50年前の原作も前作アニメも知らずフラットに鑑賞できた上でどうだったかというと、これは当たりでした。
新しい古いは正直なところよくわかりません。しかしながら普段観てる作品とは違った描かれ方をしてるなーという部分が自分には心地よかったです。具体的には2点ほど。


■3ステップ構造

基本設定を動かせば収拾がつかなくなるもの。だいたいは“勧善懲悪”だけ。または“二つの正義”だけとどちらかに固めて動かすものではありません。最初に前者と見せて徐々に後半を見せる手法は名作ではまま見受けられます。
ここを段階つけて両方見せてきます。さらにキャラ変“同じ人でも揺れる”が入ってくる仕掛け。それでいて物語がきちんと成り立っているのでした。


STEP1 勧善懲悪
安心安全かつ分かりやすい反面深みを期待してはいけないのが勧善懲悪もの。鬼神VS百鬼丸と外面はその体裁を保ってるのが本作。
当然それだけでは終わらないわけですが、共感しやすい土台がまず敷かれることになります。
{netabare}物語は早々にSTEP2の装いを呈します。が、巡り巡ってラストは人間の善なる部分への期待へと戻ってまいります。{/netabare}

STEP2 二つの正義
互いの正義のぶつかりを上手く消化すると良作が生まれます。ところどころで表出しつつ、代表では百鬼丸と多宝丸にて描かれた本作です。
簡単に言えばよくある良作なわけなんですが、とはいっても単純な勧善懲悪よりも構造が複雑になります。ここに至るまでに収拾のつかなくなった作品なんて山ほどありますよね。

STEP3 同じ人でも・・・
“人”か“そうでない”かという指標が出てきます。「人の皮を被った○○」「畜生道に堕ちる」という文脈での二択。闇落ちという表現が妥当かもしれません。これは主要人物のみならず取り巻きや通りすがりの面々もです。
キャラ変みたいなもので同一人物でも光と闇を行ったり来たりとより複雑化。
{netabare}しまいにはお馬さんまで行ったり来たり。これ「畜生にすら…」を強烈に印象づけました。{/netabare}


{netabare}・簡略するとこんな感じかしら
-STEP1 Aは善 Bは悪
-STEP2 Aなりの正義 Bなりの正義
-STEP3 Aは善であり悪 Bは悪であり善{/netabare}


昭和一桁世代は10代で世の中の価値観が大転換しちゃったのでその影響も・・・
とまことしやかに高説をぶることも可能ですが、いややりかけましたが、シンプルに面白いのです。カオスになりそうなところを纏める手腕は原作の良さもさることながらアニメスタッフも良い仕事をされたと思います。


■分をわきまえた人たち

現代風にいえば、自由には責任が伴うですとか権利を謳うには義務を果たさなければならないですとか、そういった当たり前の感覚を身につけている人たちしか登場しません。
似たようなのに、「ほんとうの悪人が出てこない」がありますがちょっと違います。

 分をわきまえている

のです。派手なキャラ、尖ったキャラ、突出したキャラはいません。そこが良い。
それでいてキャラが誰が誰だかわからんということもなく、じわじわとくるのです。地味なの嫌いでなければたぶん大丈夫ですよ。

{netabare}・例えばこんな人たちかしら
1.お須志(第4話)
再会を心待ちにしてた兄を斬られたわけですが百鬼丸に恨み言一つぶつけないんですよね。兄を想う気持ちと兄の起こした所業とを天秤にかけるような描写すらありません。ただただ受け止めます。兄がやらかしたことを重々承知しているからです。
涙を流しながら「どうして?」と百鬼丸にすがる演出よりも彼女の悲しみがより伝わってきました。

2.ミオ(第5話~第6話)
どろろに仕事の内容がばれた時に、言い訳するでも口止めするでもありません。賤業であることを自覚しそれでもなお希望を失わず。
恥ずかしさに取り乱すなり開き直るなりの描写ではないため、より彼女の諦めの深さが伝わってきます。人としての誇りを失ってないこともわかります。どろろの返しもまたいいんですよね。

海軍大将で日露戦争の勝利に貢献しのちに総理大臣も務めた山本権兵衛。渡辺崋山や高野長英などを弟子に持つ松崎慊堂。いずれも奥さんは元遊女です。
職業に貴賤はありません。そして職業や身分よりも、その人物が、人として尊敬できるかどうかや、人としての矜持を失わずに生きているかどうか、そういうことを大切にしてきたのが日本人です。ミオはそんな人でした。{/netabare}



“3ステップ構造”そして“分をわきまえた人たち”
このへんを「アニメでは珍しいな~」と感じながらの視聴でした。地味ながら見応えのあるお薦めの良作です。


最後にどろろ…
本業声優ではない14歳の子役の方が演じられてますが、めちゃくちゃ巧かったと思います。
アニメ声が出るとかいう話ではなく、子供の喜怒哀楽がストレートに伝わってくる名演。演者は鈴木梨央さん。ハマリ役でした。
全体通しての展開や役回りからタイトルが“どろろ”であることに違和感がない全24話。難しい役どころだったと思います。お疲れ様でした。



※余談
其の一
『進撃の巨人』『ジョジョの奇妙な冒険』そして『どろろ』と、シリーズ構成を小林靖子さんが手がける作品にお世話になりっぱなしです。

其の二
足利義教がけっこう好き ※作中には出てきません

其の三
自分の親父が借りてきた『忍風カムイ外伝』を少年期に観てた私にとってはややダーク感は薄いと感じる



----
視聴時期:2019年1月~6月



2019.07.14 初稿
2019.07.22 修正
2020.01.28 追記

投稿 : 2024/05/11
♥ : 60

60.9 3 戦国時代アニメランキング3位
戦国乙女~桃色パラドックス~(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (318)
1516人が棚に入れました
戦国時代に似た、だが女の子しかいない世界……。現代の女子中学生・ヒデヨシ (本名 / 日出佳乃)は、ある日突然、そんな摩訶不思議な場所へと飛ばされ、織田ノブナガはじめ名立たる戦国武将らと出会う。ノブナガは天下統一を目指し、「伝説の深紅の甲冑」を集めており、ヒデヨシは何故かその手伝いをすることに……。トンデモ戦国女子絵巻が今、幕をあける!!

声優・キャラクター
日高里菜、豊口めぐみ、喜多村英梨、平田裕香、持月玲依、明坂聡美、國立幸、伊瀬茉莉也

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この作品あなどるなかれですよ♪

■素直に面白かったって言っちゃいましょうね♪
この作品もいっぱい損している作品のように思えるのです!
まず、タイトルですよね!
まぁパチンコのからのアニメ化なので変えようがないですけど、私はパチンコ台の方はまったく知らなかったので、ただの萌えエロアニメかなって印象を受けてしまいます。
「乙女~桃色」この部分がなければ印象も変わってたかも知れませんね(>o<")
 
それと、女の子しかいない世界とか、鎧がセクシーとか、百合描写とか・・・もうたくさん突っ込みたくなるような設定が詰まってますけど、「パラドックス」とタイトルにあるので・・・
矛盾点はスルーするしかないじゃないですかw ずるいです( `ー´)ノ
 
っとそんな事を思いつつ、戦国ものは意外と好きなので無事完走、そして一言♪
面白かったです、なんで涙流してるのでしょうww
って感じでした♪
 
■何が良かったのかちょっと検証してみました♪
タイムスリップ ⇒ 戦国時代の設定自体はありきたりで新鮮味はないのです!
けれども、キャラクターの描き方が丁寧で、戦国武将の性格や特徴をちゃんとキャラクターごとに反映できていて、声優陣の頑張りもあってかとっても個性があって魅力的なキャラクター作りが出来ていたのではないかと思っています♪
 
アタシσ(゚-^*)が一番感心したのは、ミツヒデがノブナガに対して抱く嫉妬心でした!!
歴史上で光秀がなぜ信長を裏切ったかは謎でいくつか説がありますけど、秀吉の才能に嫉妬心を抱いていたっていうのもありかなって思います。そんな嫉妬心を百合っていう形で描ききっている所が面白かったですね!
しかも、ちゃんとミツヒデの心の中のジレンマとか嫉妬の炎を段階的に表現できていたのでストーリーに深みを与えてくれて、先の結末にも期待感を抱くことが出来たような気がします♪
 
それと、主人公はノブナガ?って言うくらいノブナガかっこよかったです♪
そんなノブナガやヒデヨシの心情の変化も見所でしたね!
 
■総評
パチンコのアニメ化なんてと思ってはダメです♪しっかりしたアニメで面白いですよ!!
ただし、百合に対して属性と戦国時代の属性がない方は厳しい内容になっているかもしれませんねw
作画も平均点以上ですし、物語もちゃんと考えて作られているし、キャラは抜群に良いし、(-_-;ウーン
とにかく全体通してバランス良く作られているなぁーって感想です♪
コメディーあり、シリアスあり、ちょっと百合ありで結構楽しめました(o^∇^o)ノ
感情移入もしやすいですし、ちゃんと感動も出来ましたので掘り出し物って感じですよ♪
2期がありそうな雰囲気の終わり方でしたけど、是非2期も視聴したいと思います!
 
2011.08.16・第一の手記

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

戦国百合時代

全13話
主人公が偶然、戦国時代へタイムスリップ。
しかし、そこには女性しかいなかった。
戦国武将も全て女性といった舞台。

なかなか興味をそそられる舞台設定。
主人公とそれを取り巻く女性武将達の
和気藹々、バトル、百合w

キャラはなかなかの美女ぞろいw
それぞれ個性があって貴方の好みの
武将が見つかるのではと思う。
基本キャラ萌えアニメかな。
そんなキャラ達が時々見せる百合がなんともwww

私は百合好きってわけではないが
なんとなく最後まで観てしまったw
百合好きの方ならそこそこ楽しめるのではと思う。

ストーリーは可もなく不可もなくといったところ。
今ひとつ盛り上がりにかけた気はする。
しかし、最後にまさかこれ2期やるのか?
変なフラグ立てて終わりやがったw
2期やったら多分興味本位で観るだろうがw

とまあ最後に一言
言わせてもらうなら

親方!かっこよかった!
巨ニューなのは気に食わないが
あんな信長なら俺着いていくw


-----------------------------------------------------

以下、これまでの各話の感想
ネタバレ風味なので
未視聴の方はスルー推奨。

-----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
女子中学生がひょんなことからタイムスリップ?して戦国時代?にいってしまう。
キャラ設定が歴史上の人物を女性におきかえてあり、物語、キャラが魅力的。
甲冑集めをするようだが、今後の展開が楽しみ。

2話視聴。
世界観がだんだん見えてきた。
信長の片腕として手柄をたてていくのかな?
ますます楽しみな展開になってきた。

3話視聴。
お風呂回、お色気(笑)
お風呂回は必須なんですかね。
そんなことはさておき
信長と今川の駆け引きがなかなか笑えた。
しかし、貧乳の上の無乳とは(笑)

4話視聴。
親方かっこいい。
戦闘シーンもかっこよかった。
戦国物の戦闘とはまったく違いますが(笑)
ヒデヨシの活躍が少ないのでもっと活躍してほしいところ。

7話視聴。
なんという百合&エロ回w
どうしてこうなった。
どっかのアニメのミュージカル回を思い出したw
なかなかわろたw

8話視聴。
ちょw伊達!まさかの展開。
そうくるか!
明智の嫉妬が興味深い。
いい温泉回でしたw

9話視聴。
あけりんかっこいいよ。
ここの所いいところ無かっただけに
あけりんが光ってた。
しかし、あけりん・・・
どうなるんだろう。
いよいよクライマックス突入かな。

10話視聴。
親方かっこよかった。
ちょっと感動した。
そして、ゆーり、ゆーり、ゆーりw
12回ワロタwwww

ありゃ、ED歌ってる人変わったよ。
是非EDまで聞いてくれ。

11話視聴。
いよいよクライマックスか。
甲冑が揃ってどうなるのか?
次週「戦国乙女」という題からも
最終回かな。
どんな結末を迎えるのか。
最後にとくにゃんも可愛いよね。

12話視聴。
親方かっこいいわ。
こんな親方ならついていきたい。
そして戦闘シーンはかなりの派手さ。
今までで1番の戦闘かと思う。
今週で終わりかと思ったが来週もあるようだ。
来週で終わりかね?
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

わし、パチンコもするのでその視点からでしかこの作品評価できないのでご無礼!

パチンコ屋さんも氷河期ですなね。浪人時代は予備校ボサッて朝一から並んで今はなき絶滅した裏物スロットで結構な生活してましたwまあ若い時期に大金稼いでもロクなことないです。年取って痛感しました。

マジメが一番堅い。結論ですがギャンブルってお金えるためには確実に大事な何かを失うものです。そこらへんはカイジなり見ればわかりますが当時クズ人間思考でしたねw世の中舐めた考えになります。当時は今の価値観で世の中がずっと続くんだと思うものです。結局未来なんて予測は大外れになりうるものです。

といってもたまには遊びに行きます。アニメ視聴の前にスロットで知ったのが最初でその後視聴です。萌え、百合、厨二要素が多分にあり台打つこと自体が羞恥プレイでしたがwただ唯一好きなのが曲が好きなのがあったからです。小清水亜美さんの曲好きで遊んでたようなものです。えーっお世辞にも遊べるとは言いづらいぐらいお金は使わされたwギャンブルの本質「誰もやってくれとは頼んでいない。するのは自己責任だ。」

さてレビューですが、んーどうなんだろ?アニメの主人公はヒデヨシなんですがスロットは実際は足利ヨシテルがメインヒロインになっております。もうその時点で突っ込み所満載なんですが。実際の足利義輝は相当理想主義というか話すとなげーので割愛。まあスロットにおけるヨシテルは厨二全開で悪を撃つ設定というので詩も厨二全開の曲ですwでもってアニメの内容は忘れた!これはマジだw
というわけで再視聴(おイッ1)やっぱ全然ダメだったwどーりで忘れてるわけだw肝心の厨二要素が皆無なのがでかい。これなくっちゃ単なる萌え、百合アニメ。キャラ紹介で終わる。のでアニメよりゲームの方をすすめときますw

というわけで方向転換。わしのあにこれスタンスについて書きなぐってみよう!

なんていうのかギャグやってる中の人が必ずしも全員天然ものみたいじゃないのはあると思う。否、天然にしても実際の真実は解らんのが人ですよね。そうやっていくと視聴作品の幅が狭まるので敢えてネタ作品を見ることにしてます。

グロいのも最初は断念してたのもあったがその先が視られればと耐えてみました。何が言いたいのか分かんないのが5割ぐらいあったけどその先を見せてくれたものは大きかった。エロ、グロは根源的だと思うんだよな~。

エロの本質って秘め事♪明るいというかそのまんまじゃあ芸人が脱ぐのと一緒で男なら笑えるが女の人だと笑えない。もし女の人の裸を見て笑える男はそういないと思う。ストリップ劇場の花電車にしても(わかる方いんのか?)なんか笑いは出なかった記憶があります。むしろ芸に感心しました。

なんでエロ前面のアニメって最初から見る気しないのが8割wレビュアーさんや評価が良いものだけ見てます。原作がエロゲの方がおもろい作品が多いのも事実w単純にそのままじゃスルーですがそこを乗り越えてる作品には良作が多いと思ってます。

根源的=本質かと思うので脚本が世界観を踏襲すれば踏み込んだ世界を創造できるんじゃね?って思います。これはグロにも当てはまる。他にも要素は多々あると思いますが今回はこの2つについての考えを言ってみました。

まあおパンツ様好きは言っておいた方がおもろいやろwいじってくれるしw(結局落ちはそれか!なんて聞こえな~い♪)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

63.3 4 戦国時代アニメランキング4位
胡蝶綺 ~若き信長~(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (70)
218人が棚に入れました
彼の元には常に乳兄弟であった池田恒興が控えていた。ただ生き残るために、ひたすらにあがき続ける。史実を点として押さえつつ、信長を中心としたキャラクターたちが、それを乗り越え新たな物語を紡ぎだしていく。

声優・キャラクター
小林裕介、内田雄馬、石川界人、花守ゆみり、寺島拓篤、立花慎之介、榎木淳弥、沼倉愛美、東山奈央、鈴木みのり、高橋信、前野智昭、日野聡

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

その烈火の如き戦い様は「鬼神だ」「魔王だ」と恐れられておりますが、私の知る信長様はちょっと違います。今宵は、そんな信長様の素顔を少しだけ聞かせて差し上げましょう。

この作品はオリジナル作品だったみたいですね。
これまで幾度となく取り上げられてきた「織田信長」の物語…
手を変え品を変え…それでも描き続けられる最大の所以は、信長の生き様が現代を生きる人間とは真逆で、そこにロマンを感じるからではないでしょうか。

今回のレビューのタイトルは、物語の冒頭で帰蝶役のゆみりんが優しく語り掛けてくれる台詞の一部です。
この台詞がなんと心地良いこと…
私の視聴スイッチとしてしっかり活用させて頂きました。


明日をも知れぬ戦国の時代を駆け抜けた織田信長。

彼の元には常に乳兄弟であった池田恒興が控えていた。
ただ生き残るために、ひたすらにあがき続ける。

史実を点として抑えつつ、
信長を中心としたキャラクターが、それを乗り越え
新たな物語を紡ぎ出していく。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

信長は若かりし頃、「尾張の大うつけ者」と陰口を叩かれていたのは有名ですが、物語では、「ただの大うつけ者ではない」様が歴史とは違った切り口で描かれています。
この切り口がまた斬新で面白い…
最初はキャラが眉目秀麗なので、女性向きの作品かと思っていましたが蓋を開けたら全然違っていました。
男性でも十分に楽しめる作品です。

その最大の理由は、史実を捻じ曲げてでもこの作品のオリジナリティを追求している点だと思います。
例えば帰蝶…美濃の斎藤道三の愛娘で、織田信長の正室として輿入れしたのは有名な話です。
大変美しい女性で、その美貌は周辺諸国にも鳴り響くほど…これは史実なんですが、この作品は帰蝶に対してもちょいちょい捻りを入れているんです。
きっと帰蝶にこんな捻りを入れる作品は、後にも先にもこの作品だけなんでしょうけれど。
そしてその捻りには嫌味が一切ありません。
それどころか、絶妙な面白さとして物語の一部に昇華されていくのだから恐れ入るしかありません。

そういう意味では、信長の性格にもだいぶ手が入っているのでしょう。
胡蝶が知っている信長の素顔…
そこには「第六天魔王」の影も形もありませんでした。

それに織田信勝や織田秀孝の人物像も一部改変されているのかもしれません。
面白ければ史実通りじゃなくても良い…それがフィクションの醍醐味ですからね。
そんな固いことばかり言っていたら、それこそ続編を切望している「織田信奈の野望」などは見れなくなっちゃいますし…。

気になるのは、この物語りが「桶狭間の戦い」までしか描かれなかったことです。
信長の武勇伝はここを起点に始まると言っても過言ではありません。
尺の問題はあると思います。
1クールにあれもこれも詰め込んだら発散するのは目に見えていますからね。
個人的推察としては、帰蝶がネックになっている気がしています。
帰蝶が帰蝶であり続けるにはきっと限界があるでしょうから…

ご免なさい…
この作品を未視聴の方には一体何を言っているのか皆目見当が付かないと思います。
これがこの作品特有の捻りの産物なんです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、りぶさんの「疾走」
エンディングテーマは、May'nさんの「牙と翼」
May'nさんはこれまで沢山の楽曲を聞かせて頂いていますが、りぶさんは今回がお初でした。
今回の「疾走」は中々格好良い曲だと思いました。
オープニングアニメとの相性も良かったのが好印象でした。

1クール全12話の物語でした。
繊細なタッチで信長の優しさを前面に押し出した作品だったと思います。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

もう信長禁止な。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:今まで数ある信長の中で最も魅力がない信長。の可能性大。
期待度:★★★

もう信長しゃぶりつくされたろ。

蘭丸とホモだった説はあったけど、奥さんがゲイっていうのはちょっと新しかった。
しかし信長に魅力がなさ過ぎて空気。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

へぇ...さようでございますか...で?え?終わり?

視聴理由 とくになし

序盤 歴史アニメか?

中盤 (察し)

終盤 波に乗っかっただけのやつか

この話は織田信長の今川義元を倒すまでの話
ジャンルは戦国・イケメン
盛大にいみがわかりません。なぜこの作品をアニメ化しようとしたのか。この作品が何を伝えたかったの。視聴者の対象は誰なのか。結局何があったのか
私はこの作品を全く理解することができませんでした。頑張ってみたのですが「時代は戦国BL!ならアニメ化しちゃえ!」みたいな軽いノリとしか考えられませんでした。まさかそんなはずはないでしょうから...え?ないよね?まさか?まぁ予想の話をしてもなんですからね
さて内容です。私は全12話を一文で終わらせることができる自信があります。 {netabare}織田信長は戦略結婚、弟が弟の部下にそそのかされて「敵は信長なり」といって、信長は弟倒してその乗りで今川ドーン!{/netabare}
ああなんと簡単なんでしょう!だれにでもわかりやすい!そして展開が読みやすい!小さなお子様でも安心して視聴ができてしまう!だけど、一つ注意!BLを匂わす表現が多多存在するから実際見るときは注意しよう!
ああ、だめだ。私まで知能レベルが低下してる...
まぁともかく見ないほうがよいです。時間の無駄です。内容にイライラするのではなく本当に「時間が無駄だったな(・_・)」と真顔で言える感じです。
キャラも良くわからなく、いや戦国の人だからわからなくて当然なのかな?もしそうなら言いたい「アニメ作るな」と。

監督は「BLEACH」や「幽遊白書」の監督をした阿部記之さん。え!?大御所じゃないですか!?何やってんですかw
シリーズ構成は「青の祓魔師」のシリーズ構成を担当した山口亮太さん。え!?こちらも!?本当になにやってんだろ
キャラデザは「東京グール三期」のキャラデザ・総作画監督の中嶋敦子さん。
制作はスタディオディーンさん...え!!!!???本当にマジでどうしたの!!!???
すごいメンバーなのになんでこんなクソ詰まんない作品なんかを....
みなさんのレビューをみると賛否両論ですね「歴史を知らない人でも楽しめる」や「全体的にまとまっている」という賛成意見もあれば「新鮮味がない」や「面白さが感じられない」といった反対意見もありますね。

作画は普通でした。特に言うことはないです
opはボカロpであるみきとpさん作詞作編曲、歌い手であるりぶさん歌唱の「疾走」
edは同時期に放送してた「ソウナンですか?」のedを作曲した川崎智哉さん作曲、「たまこまーけっと」edの作詞を担当した宮川弾さん作詞、数々の名曲を作曲した佐藤純一さん編曲、「魔法使いの嫁」op2を歌唱したMay'nさん歌唱の「牙と翼」
主要人物の声優は平気なのですが、ほかのキャラの声が微妙でした。残念

総評 圧倒的にお勧めしません

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

85.7 5 戦国時代アニメランキング5位
織田信奈の野望(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2598)
13562人が棚に入れました
平凡な男子高校生、相良良晴が突然400年前の日本にタイムスリップ!そこは血を血で洗う戦国時代だった……が、ちょっと雰囲気が違う??そんな乱世で良晴が出会った一人の美少女、その子の名は「織田信奈」日本史上最も有名な戦国大名、「尾張の風雲児」こと織田信長────ではなく、織田信奈!?明智光秀や徳川家康、誰もが知っている戦国武将たちが美少女として登場するこの世界。信奈の家臣となった良晴は、“天下統一”という織田信奈の野望を実現すべく、天下一の美少女達と共に戦国乱世を駆け巡る!『サル、わたしと一緒に天下布武よ!』才色兼備な姫武将たちが織りなす恋と戦の新たな戦国絵巻が今、はじまる!

声優・キャラクター
伊藤かな恵、江口拓也、福圓美里、生天目仁美、松嵜麗、金田朋子、北方奈月、矢作紗友里、小倉唯、能登麻美子、三森すずこ、麦人、櫻井孝宏、加藤英美里、梁田清之、諸星すみれ、大久保瑠美、佐藤利奈
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最終回視聴完了 2期にも期待☆

<最終話の感想>

やはりこれはもう2期決定って事で!ますます楽しみ。
絶体絶命、信奈最大の危機もなんとか逃れ勝利。
それでもまだまだ戦国の世は終わったわけではなく・・
次から次へと立ちはだかる軍勢は、まるで人生の試練そのもの。

時系列はちぐはぐだったり、そこまで飛ぶかってほど
話が飛んだりもあったけれど、非常にバランスが良いというのかな
娯楽作品として素直に面白く、毎週楽しんで観てこれたのは良かった。

---------------------------------------

<11話の感想>

松永久秀、どうも信頼できないなぁと思っていたが、
黒いのは肌だけじゃなく腹もだったか?
史実と大きく異なる局面において、光秀の描き方に
愛情を感じることが出来たのはちょっとした救いだった気がする。
だってどの戦国物語でも最終的には悪人扱いだからね。

さて、良晴はどうなったのか・・・どこにいるのか?
簡単に裏切り、寝返りがあった世の中で、
唯一信頼だけで絆を深く結んでいける関係もあり。
もうすぐ最終回を、迎える様子なのは少しさみしい。

ところで後半、敵襲に挟まれた信奈が「是非に及ばず」と言った言葉、
これ、本能寺の変で織田信長が最期に言った言葉なのだよね。
「どうしようもない」という意味らしい。
けっこう普段も使えそう(笑)

-------------------------------------



<10話の感想>

多少、史実と前後しているような気もするのだけれど
細かいことはこの際抜きで(笑)
各登場人物それぞれの雰囲気や性格的な部分が、今更ながら
キャラデザによく反映していて、そういう面でも充分楽しめるなぁと。
今回は光秀の生真面目さ、優等生ぶりの中に垣間見える女の子な部分に
きゅんきゅんきて、なかなか良かった。

が、それ以上に・・
{netabare}
女であることを隠し、男性の武将として生きている浅井長政と、
女だと偽って長政と政略結婚をさせられた信勝(信奈の弟)が、
お互いの素の姿を知り、彼女の想いを察した信勝の優しい言葉のほうに
個人的にはきゅんきゅんきて、歓喜の舞を踊りそうなほどだったw
{/netabare}
さて最終回も間近に控え、気になるのは信奈の安否と今後。
来週も見逃せません。

---------------------------------------

<9話の感想>

主な舞台は清水寺。
なんだかそれだけで感慨深いものを感じた。
今回は信奈の野望の真髄をハッキリ聞けた。
野望と言うと普通は戦をして勢力を広げ大きな国をまとめる将軍になる
なんて話になるのだが、信奈はちょっと違う。そこが魅力。
本物の織田信長がどう思っていたかはわからないけれど、
かつての大河ドラマでも似たようなセリフを言わせていたから
まんざら架空でもないようだ。
でも、史実とはかけ離れた設定に包まれている今作なので
もっとギャグ要素と奇想天外な展開を増やしちゃってもいいような気がする。

-------------------------------------

戦国武将が美少女になった世界へタイムスリップした男子高校生の、
恋と冒険を描いたコメディタッチの作品ということで、
織田、豊臣の時代が舞台となっている。

戦国武将とはいえ、現代風にアレンジされたさまざまな女の子がメイン。
そのキャラ属性の豊富なことといったら♪
ロリだって細かく分ければほら、こんなにあるんだよねって感じ。
私個人の好みからしたら、信奈の弟、信勝と政略結婚させられた浅井長政なんだけどw
前田利家である犬千代の寡黙かつ機敏に戦闘するその少年っぽい姿と
トラの被り物を被っている小柄な外見で、身長の倍はある長槍を振り回す姿に
思わずギャップ萌え~前髪パッツンのヘアスタイルも可愛くて仕方ない。
けっこうこういう感じがツボだったりするのかと、あらためて気づかされた。

一方、ゲームでしかやったことのない「戦」を「イベント」などと呼び
史実として有名な場面に居合わすことに興奮気味だった主人公も
戦を重ねていくうちに、ようやく自分の立ち位置がわかった模様。

作画はとても綺麗だし、教科書に載っていたことを思い出せるくらい
有名な出来事を奇想天外な発想で展開させるのは、歴史好きな人から見たら
憤慨してしまう部分があるかもしれないけれど、
娯楽作品として割り切ってしまえばけっこう面白い。

ちなみにこれは余談だが・・
8話での、信奈と明智光秀との「たこ焼き対決」を見ながら
ふと思ったのだけど、個人的にはソースやマヨネーズを
たっぷりかける食べ方がどうもしつこく感じてしまって好きじゃないので、
おだしにつけて食べる塩たこ焼き(明石風)が
一番好きだし自分の定番だったりする。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 74

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

戦国乱世が美女だらけ!☆

私は原作を読んでおらず、最初一話を見たときはもしかして、萌えアニメ???と思ってしまいました・・・

最終的にはそんなことはなく、歴史の勉強をしたくなりました(笑)

舞台は戦国時代、突如現代の日本から歴史ゲームオタク?の高校生、相良良晴が戦国時代の濃尾平野に飛ばされてしまう。
その世界の武将たちは皆が美少女ばかりで、織田信長も織田信奈とう美少女でした。
主人公は死んでしまった木下藤吉郎に代わって信奈の家臣となり天下取りに助力していくといった話です。

とにかく美女・美少女ばかりのアニメですww

ですがしっかりと歴史の勉強にもなります!!若干違うところもあるけど・・・

キャラも歴史の教科書を読んでいくような頻度で登場するので誰が誰だかすこし予習したほうが解りやすいかな(*´ω`*)

でもみんな可愛い!!!!ヾ(*´∀`*)ノ

私の一番好きなキャラは噛みまくる五右衛門ちゃんです♪

今回は中途半端なところで最終回を迎えましたが、戦国乱世の本番はこれからなので2期に期待です!!!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 65
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

このものがたりはしじつとちがうもうひとつのせんごくじだい□○※■×◎ごじゃる

実は戦国アニメを観るのは2回目ですが、前回が戦国コレクションだったため、本格的な戦国アニメを観るのは初めてでした。

現代の主人公が戦国時代にタイムスリップしたお話です。
そこは姫武将や姫大名が成り立つ戦国世界で、織田信長でない織田信奈という姫大名に仕えて色々なこの時代の史実であったことに遭遇して信奈と個性的な姫武将たちと天下統一を目指していくお話です。

戦国時代の話は大好きで、マンガでもドラマでも結構観ています。

何故か戦国アニメには今まで縁がなかったですね。

信長・秀吉・家康の中なら断然信長が好きです。

信奈の口癖である「デアルカ」は昔、某N○Kの大○ドラマで信長役の反町○史がよく言っていたセリフの印象に残った言葉で、みなさんのレビューも好評なので視聴してみました。

喜怒哀楽がよく出ているアニメだと思いました。

こうゆう熱いアニメ大好きです♪

信長は冷徹なイメージがしますが、信奈は感情豊かな性格になっています。
色々突っ込みどころ満載の服装を普段はしていますね。

主人公の相良良晴は、時には熱く、時にはやさしく信奈を補佐します。
みんなに足蹴にされることもしばしばで、そのギャップが面白いですね。
現代っ子なので、たびたび戦国時代の知っている知識を披露し信奈を助けていきます。

戦国時代の史実の流れにアニメならではのエッセンスを振りかけて、戦国好きの人にも好感もてる内容ではないかと思います。

好きなキャラは五右衛門です。かみかみの五右衛門は可愛かったですね^^

続くような流れでしたので、2期があったら楽しみです♪

戦国好きな人も可愛いキャラ好きな人も観れる作品だと思うので、まだの方は是非視聴してみてください。

エンディングの歌の微妙さ加減は必聴ですw

以下はおまけです(本当におまけなので全然読まないで大丈夫です^^)
{netabare}
せっしゃのなまえは、はちすかごえもんでごじゃる。よしはるの、ど、のあたまのなかはいつもおんなのこのことしかかんがえていないで、の、ごじゃる。
しつれい、かみまみた(ちょっとキャラが違いましたかw)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 50

73.0 6 戦国時代アニメランキング6位
クロムクロ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (696)
3388人が棚に入れました
ダム建設時に偶然発見された謎の遺物、アーティファクトの研究を行うために設立された国際連合黒部研究所。
世界各国の頭脳が集う研究所員の子女が通う立山国際高校には、研究所の娘、白羽由希奈も通っていた。

時は2016年、夏。
ひとりのサムライが、ふたたび目を覚ます。

声優・キャラクター
阿座上洋平、M・A・O、上田麗奈、瀬戸麻沙美、石川界人、小林裕介、武内駿輔、杉平真奈美、麻倉もも、東條加那子、木村良平、植田ひかる、楠大典、小西克幸、Lynn、木村珠莉、巻島康一、手塚ヒロミチ、佐藤利奈、木内秀信、後藤哲夫
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

PAの15周年記念作品…お見事でした

ヒロインを見た瞬間にPAの作品と分かりますね。美海っぽいというか、どっかで見たキャラデザインですが、可愛いのは相変わらずなPAのヒロイン。

やっぱり舞台は北陸方面なんですね。記念作品だし、それはそうかと。でもやっぱりPAの作画は安定感あります。特に山の絵。キレイすぎて見とれました。どんなストーリーだったのか、それは懐かしいロボットアニメの雰囲気を醸しつつ、PA得意の青春群像っぽいところも交えて、面白かったです。

3話…おや?
{netabare}発掘?アーキなんとか?…自分の意思のように飛んでくる…2人乗り…どっかでそんな設定のアニメあったぞ…エウレカなんとか…。
ヒロインの家に居候ですか、やっとこさ物語が動き出すのかな?{/netabare}

4話…まだまだこれから
{netabare}日常パートがスタートしました。しばらくは伏線の話を挟みつつ進めていくのでしょうか。鬼の話、過去がちょっとずつ明らかになってきましたが、まだまだ謎だらけ。父親が後々鍵になりそうです。にしても、カレーの話は笑いましたが、あのカレーは美味しそうに見えなかった…(苦笑){/netabare}

6話…戦闘
{netabare}日常パート続くかと思ったら、1話丸々戦闘。PA、気合い入ってます。機械の動きはまずまずですが、背景は綺麗です。ダイナミックな感じ出てました。
とうとう敵の操縦士が登場しましたが、まだまだ謎だらけ…ゆっくり話は進んでます。{/netabare}

7話…やっぱり失踪は付き物
{netabare}前回の戦闘後の話でした。戦うことに戸惑い、悩み、親とのずれ違い、そして失踪…よくあるパターンですが、どう収拾させるのでしょうか。{/netabare}

8話…敵が現れた、動きだした
{netabare}失踪したヒロインが向かった先は城跡。そこに現れたアホな子の鬼に狙われ、さらにはヒロインを救う鬼が。
ようやく敵の本丸が出てきました。覆面して椅子に座って、なんだか昭和のロボットアニメみたいな敵の幹部だな…。チープだわさ。
でも、動きだした感じがして、おいらワクワクしてきぞ!!の回でした。
城は山城。中世の城ね。全体像見たいな。そう言えば、親友の部屋に掛かっていたタペストリー、凪あすの美海だったのような気が…つーか、PA作品を使ってたね{/netabare}

9話…「乗ってください」
{netabare}ヒロインを救ったのは誰か分からないまま。父親の変わり果てた姿か、意思を受け継いだものか…いずれにせよ、父親と関係しているのは間違いないでしょうね。
基地からの出動、パイロットスーツなどロボットものらしくなってきました。作画が綺麗で見やすいからなかなか迫力あります。それにしても、逃げたパイロットが再び乗るにおいて「乗ってください」を言わすのはけっこう衝撃的かも。普通なら

乗るのが嫌になる⇒上官にこっぴどくやられる(叱責される)⇒逃げる⇒葛藤(新たな出会いもある)⇒乗る理由を見つける⇒自らの意思で再び乗る

このパターンを無視どころか、「乗ってくだされ」と頭を下げさせるんですから。新たな発見です(笑{/netabare})

10話…過去が少しづつ明らかに
{netabare}1クールのクライマックスに近づき、シリアス展開が中心です。敵が捉えられ、尋問を受けながらも何かを企んでいる目、戦闘ものに有りがちな話です。主人公の過去と関わりがありそうな展開も有りがちな話です。でも、面白かった。
雪姫が生きているのは規定路線でしょう。消えたっていってるだけだし。450年前の真実、剣之介の素性は2クールに持ち越し。これは見ていかないと消化不良になります。1クールでは伏線張りまくりで終了かな?{/netabare}

11話…おにぎり、でかっ!!
{netabare}しかも中はカレーかよ!!中身が出てこない、その技術、知りたい。
宇宙人(?)は剣之介の回想に出てた侍でしたね。400年前の出来事、繋がり、鬼、クロムクロ、ユキナの父…すべての謎は2クール持ち越しのようです。見続けないと消化不良になりそう。でも、何となくこうなっていくかなという想像はできます。想像を越えたシナリオになっているか?
チャンバラシーンはいまいちかな。スピード感がないです。動きが重いです。ま、作画が安定しているのでいいのですが。{/netabare}

12話…特訓と日常
{netabare}体力向上等を目的とした特訓の回です。最後はユキナが逞しくなってました。ストーリーとは無縁な回ですが、始めと終わりに次回以降の流れをチラッと暗示する場面アリです。
敵(?)のピンク鉄仮面、姫か?
そういや、これまでクルーたちとの日常とかなかった。これはこれで面白かったです。2クールだからこそ、あってもいい回だったと思います。剣之助、姫が出てきたらユキナとどっち選ぶんだろう…{/netabare}

13話…この作品はラブコメだったっけ? そして彼女が現れた
{netabare}敵との交戦で始まって、そのままシリアス回かと思ったら、文化祭の回だった。青春のも全快、剣之介とユキナのいい雰囲気で進行する中、物語はラストに急展開。雪姫(?)が登場。なんと、剣之介を突き刺す…おぉ、このまま二期に突入みたい。
日常とシリアスのバランスは悪く感じないのは、作画良いのと、流れが良いからかもしれません。これで1クールが終わりだと思いますが、伏線張り巡らされすぎて、回収できるのでしょうか。今回は雪姫とユキナの関係もどうなっているのか謎できましたし。
それにしても、敵(?)の基地と装束は何度見ても昭和ロボットアニメそのもの。狙ってるとしか考えられない。{/netabare}

14話…二期開始、そういや、ロボットアニメだった!!
{netabare}剣之介が刺されたが、驚異的な回復でクロムクロに搭乗。剣之介はいったい何者なんだ!!そして刺されて瀕死の剣之介を守ったのは、なんと鬼!いったい鬼は何者なんだ! と、佳境に入って明かされるであろう謎をぶちこんで来ました。
いや、ロボットアニメだったんだよね、これ。けっこうわくわくしました。PAの絵が綺麗だからすごく見やすく、動きも良いです。
いろんな考察されているけど、やっぱり雪姫だと思うんだな。雪姫とユキナの関係もどう展開するのか。戦いの回でもシーンを邪魔することなく、女の子の心情をチラッと表現するのがPAの良いところ。ユキナの剣之介への複雑な表情するところがグッときます。
二期スタート、スゴくいい始まりです。最後まで面白いアニメでありますように祈ります。{/netabare}

15話…そんな薄い衣で成層圏突破出来ません!!
{netabare}んなもの、1stガンダム以来だぜ…
エフィドルグ襲来で、住民が次々疎開。学校も生徒が減っていく。ソフィも帰国かも…
剣之介はあれだけの重症なのにキズが治ってしまうという、もはや地球人とは思えない状況に。雪姫(と思える)エフィドルグが再び降下で来週へ。
どうも来週がひとつの山かもしれません。雪姫の事がはっきりするかも?{/netabare}

16話…自由とは何ぞや?
{netabare}剣之介とソフィの会話が良い回でした。ソフィは帰らない決断をします。剣之介を意識している描写はないけど、PAだからなぁ…どうなんでしょう。
雪姫(?)は剣之介を認識出来ず、最後に裏切られてダムへ落ちて行きました。一方で、同級生連中は撮影。とはいえ、壊れた街の風景が現実を突きつける感じです。
今回が山かと思ったら、全然です。姫が落ちて救われるのが来週っぽいので、そこからか?{/netabare}

17話…スクランダークロス!
{netabare}これ知ってるあなた、ふふふ…
刺されて落ちた媛は行方不明のまま。裏切ったヤツは味方からは軽い扱い。そんなもんだよね~
補強のために空輸してきた米軍がエフィドルグの空飛ぶタイプに襲われ、クロムクロが救います。そして通称ブルーバードとクロムクロの戦い。空中戦なんて想定外のクロムクロに助太刀したのは鬼(です)。鬼がクロムクロの翼となり、戦いが互角となったという話です。
地上対戦型ロボットに翼…ジェットスクランダー思い出します。レッドバロンもかっこよかったな…。あ、翼に人が乗っているとなると、最近(?)ではオーライザーかな? なんにせよ、ロボットに翼がドッキングは燃えるのです(世代的なものかな?)
謎、伏線がなかなか回収されませんが、最後に一気に来るのかな? 戦闘シーンだけで満足な回でした。{/netabare}

18話…日常回でした…と思わせておいて!!
{netabare}剣之介とユキナに給料が支払われ、何だかんだの流れでいつものメンバー+住職と妹で温泉に行くことに。住職と妹、後半初めて登場ですね。泊まりがけの小旅行で和気あいあい、剣之介のカレー作りに笑い、隠れ湯に行くという、日常回かなと思った矢先、隠れ湯には姫(仮)がいて、ユキナとバッタリ。姫(仮)が傷でふらふらのなか、剣之介が駆けつけたと。で、ユキナがエフィドルグに拐われるという、ラスト5分で一気に流れが変わりました。

もう物語も後半なのに日常回とは余裕だな…と思ったところで急展開。やりやがったなPA。確かに「湯けむりに消ゆ」だったけどさ。ユキナが拐われたと同時に姫(仮)が残ったんですよね。来週以降の展開が楽しみで仕方ありません。{/netabare}

19話…一気に佳境に入った!!
{netabare}これは面白い!!今までの伏線張りまくりを回収、終結へ向けて動きましたね。
ムエッタのDNAとユキナのDNAが一致で、血筋がはっきりし、ムエッタは姫であることが確定。変人科学者やるでないか。
アホの子はやはりアホの子。姫とユキナを間違えて連れていきました。まぁ、型で判断してるので仕方がないです。
鬼はソフィと接触。鬼は宇宙人であることがはっきりしました。ソフィは帰国させられるため待機命令出される展開。ソフィの離脱を引っ張ってきたのはここに繋ぐためだったとは…。
そして、剣之介はユキナを連れ戻すために姫をパートナーに宇宙へ。ユキナ母の導きに従って。

いや~一気に流れがシリアスな展開になりました。ご都合部分も結構あるけど、ここまでゆっくり伏線張っていたからこの急展開は面白いです。物語の作り方上手です。ここから最終回まで見逃せなくなりました。{/netabare}

20話…30分があっという間
{netabare}前回から一気に物語の中核に入り、今回はさらに伏線の回収+ラストに向けての流れ作りです。
捉えられたユキナはエフィドルグの母艦でエフィドルグのことをなにげに知り、メトロ星人と諸星ダンの対話状態だった鬼とソフィの会話でエフィドルグの目的がはっきりしました。そして、母艦に乗り込んだ剣之介と姫(やっぱり仮だった…)は母艦内で幹部と闘い、ユキナ奪還と姫(仮)の機体を奪って脱出。エフィドルグに邪魔されそうなところをジェットスクランダーの鬼に救われ…さらに母艦が地球に降下で次回へ…もっと細かいですが、これはぜひ見てもらいたいです。

もう怒濤な流れで見逃せないです。ただ、某key(嫌みではありません…)のように呆気に取られるような怒濤の流れではなく、これまでじっくり伏線張ってきたことへの回答みたいな感じなので、本当に面白く感じます。辻褄が合わなかったり、それはどうよ?という部分もありますが、話が面白くて、細けぇことはいいんだよ!!と思います。

それにしても、エフィドルグの話が壮大だった…
それと、姫の頭だけの部分。ムエッタは姫ではなく、姫のDNAだけを抽出してるということか?
あと、ユキナを救った場面、なぜかウルウルしてしまったんだが…。
とにかく、前回、今回は神回だと思います。{/netabare}

21話…セバスチャァァァァァン!!
{netabare}もはや過去の名作ロボアニメにも負けないくらいシリアス満点の流れ…もしかして名作か?

鬼がついにみんなの前に現れました。そして、姫の真実を語り、姫(仮)がクローンであることがはっきりしました。姫じゃなかった…そりゃそうだな…。

空から大軍が降下して、とうとう研究所は陥落…そりゃそうだ、大軍に対抗できるロボは指で数えるのみ。ガウスも必死に頑張るけど、無理…。そして、エフィドルグのアホの娘を道連れにセバスチャンが…自爆…。これでアホの娘が生きていたらセバスチャンが報われないよ…。そういや冒頭でフラグ立ててたもんな、セバスチャン…。

エフィドルグたちの支配は洗脳。洗脳のために何かを脳に埋め込む。研究所の職員も犠牲に。護送中の事故で瀕死のムエッタを救う赤城たち。初めて赤城がかっこいいところを見せた。で、ついにエフィドルグは石にたどり着きで次回へ。

いや~本当に面白いです。急展開ですが、前回も思った通り、伏線をゆっくり張っていたからこそ流れに乗れるし、キャラを見せてきたからこそ入れ込むことがでしたらできます。そしてPAの画。水から飛び出すシーン、紅葉の山、一切手抜きなし。見事です。{/netabare}

22話…白羽パパ~
{netabare}白羽パパは変わり者だった…。さすが白羽ママの夫であり、ユキナの父親である。でも、とても気さくで好い人。ゼルともすぐに心を通じ合う仲に。ゼルも真実を話し、結局白羽パパは亡き人…。
エフィドルグの目的は果たす寸前。エフィドルグのアホの娘が生きていた…セバスチャンの死は…。
ムエッタはもはやエフィドルグの考えには疑問を越え、信じられなくなっています。きっと仲間になるのでしょう。
話は進まなかったけど、伏線回収がまたなされたので30分があっという間。終結に向けてどんどん進んでいく感じです。あ、ゼルのフラグが立ったのが嫌だ…{/netabare}

23話…ムエッタが微笑んだぞ!!
{netabare}始まったと思って画面見たら、クロムクロじゃなかった…と勘違いてしまうくらい、ユルい始まり方。なんと、ここに来て日常回とは。
とはいえ、ここ数話、一気に進んだのでブレイクにはちょうど良いかもです。日常回と言っても実に中身のある話しでしたし。

学校に残った生徒はわずか…。そこにムエッタも転校生として入るという。周りはみんなムエッタが何者かを知っていて受け入れます。先生たちが実に先生らしい(初めてだと思う…)アドバイスを剣之介とムエッタに与えます。それでも悩むムエッタ。そして、映画作りをすることに。決戦前のひとときといった感じです。そして剣之介がムエッタに仲間になってほしいと告げ、ムエッタが心を開いて次回へ。やっぱりPAのヒロインは可愛くないと。

いよいよ次回から最終局面に向かうようです。どんな結末を迎える事やら…やっぱり剣之介はカレー職人になるのか?{/netabare}

24話…ボスロボは大きいのだ
{netabare}戦いは最終局面に突入。研究所の奪還と敵の阻止。そんな状況の中、剣ノ介がユキナに…キャーキャー!!そうか、そうきたか。良い良い。でもこれはフラグっぽくて嫌だ…。
作戦は決行、仲間たちを信じて突き進む。そして…セバスチャンが生きていた!おおぉ、敵はボスと片割れだけ。で、でかいのがキター!!それを打ち破り、本陣突入、ボスは意外な人物で…

と、かなり展開した回でした。ゼルの残したスティックの伏線回収、ボスがはっきりしたし、剣ノ介のユキナへの気持ちも分かったし、面白かったです。
それと、ボスのロボットはがとんでもなく大きいというところは懐かしい感覚でした。
あと2回か…なんかラストが嫌なフラグの言葉だった気が…剣ノ介、また冬眠しないよな…嫌だな…{/netabare}

25話…青春に別れはつきものだ
{netabare}エフィドルグを撃退した後の日常。高校生たちはそれぞれが先を見るようになりました。
ゼルによって450年前の出来事が明らかに。剣は奇跡的に生き残ったようです。そして、脳が死ななければ半永久的に生きられることも明らかに。
ムエッタは剣が最初に現れた時と同じ首に爆弾仕掛けられ…
剣はゼルの故郷に向かうことを決意して、ユキナと最後のデート…

PAの青春ものらしい、切ない展開を差し込むのね…
来週最終回なんだよね。幸せなラストになってほしいです。{/netabare}

最終回…大団円じゃないけど、なぜかすっきり
{netabare}主人公とヒロインが離ればなれになる最終回なのに、なんだかすっきりして柔らかい気持ちになる不思議な終わり方でした。
剣乃介はゼル、ムエッタとともにエフィドルグとの最後の対決に向かいます。ユキナは剣乃介と一緒に行くことを決意して、ソフィや仲間たちの助けを受けて、空へ向かいます。が、結局は離ればなれになり…
そして5年後、ゼルが残した情報から数百光年彼方へ向かうことも可能な技術を開発し、最初の飛行でユキナは剣乃介の元へ旅立って終わりでした。

最終回で驚きの話が…なんとユーチューバーがドクターと親子だった事が発覚!!これは伏線あったかな?考えてみたら二人とも何が起こってもぶれないのは血か?とも言えますけど…

なんだかこんな終わり方したロボットアニメあったような…でも、ピンク髪のオペさんが存命だったり!、それぞれが成長した姿見せたり、なにより剣乃助が生きている事が濃厚なまとめ方で気持ちよく終わった感じがしました。{/netabare}

全体的に面白かったです。二期、見事にまとめたと思います。前半は日常多くて話が進まず、どうかなと心配もしましたが、二期後半からの展開は見ごたえがありすぎて、毎週楽しみにしてました。
その前半も、いろんな伏線張っていて、綺麗に回収されていたので、見続けて良かったと思います。

キャラは徐々に掴めていったように思います。最後まで見て、高校生たちがどんな成長していったのかを知ることができます。剣乃介とユキナの恋模様もキャラに合わせた展開だったように思います。ほどよい両想いと切ない話。なにより、ぶれない二人の気持ちが見ていて良かったです。

PAが記念作品なのに青春ものでなく、ロボットものだったのが驚いたし、大丈夫かと思ったのですが、杞憂でした。内容的に、けっこう高い年齢層の人が見て楽しめるものだったように思います。敵は宇宙人、ロボットの乗組員は一癖も二癖もあり、基地があって、敵に好きな人が奪われ奪還しに行く等々、子どもの頃に見たアニメの感覚でした。ですので見やすく、溶け込みやすかったです。

作画はPAですのでもちろん問題なしです。山、雪景色、綺麗でした。また、クロムクロなどメカの動きも良かったです。

全巻揃ったらDVD一気見したいです。それと、特別編で良いので、剣乃介とユキナの再会、作ってくれないかな…続き見たいです。

とにかく二期全話、見て楽しめた作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 63

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「P.A.WORKS 15周年記念」2クール作品。すごく良かったです。← 個人の感想です

原作無しのオリジナルTVアニメ作品。

「P.A.WORKS 15周年記念」を看板に掲げるだけに、なかなか頑張っている印象。終盤までダレず、個人的には大変お気に入りの話になりました。(← たぶん少数派(笑))

で、気に入った要因を考えてみたのですが本作は「ロボットアニメ」というよりはSF作品として私は観ていた気がします。

本作のSF要素:
1)アーティファクトの発見
人知を超えた何かに遭遇するのは、古典SFの基本ですよね。

2)異星人との遭遇
本作では「侵略」という形をとりましたが、これも基本です。

3)オーバーテクノロジーの獲得
異星人の遺物から既存の技術では解決出来なかった課題(重力制御)を克服する。これも…。

4)異文化コミュニケーション
一部の異星人とは文化的な理解を深め合い、共闘したり和解したりする。

そしてこれはSF要素という訳ではありませんが本作では人間関係を描くためにいわゆる「日常パート」にかなりの尺を割いています。

…って、並べてて思ったのですがこれって初代マクロスから歌要素を除いたものですね。マクロスを「SF作品」として気に入っている私が本作を気に入るのはとても納得です。

物語: 敵であるエフィドルグの幹部の会議とかちょいちょい古臭い演出はあるものの、ストーリー的に大きな破綻はなく好印象。重力制御も含めてオーバーテクノロジー的なものは基本的に敵側の技術で、地球側は400年前の敵のものと思われる遺物や鹵獲機などから得ているっぽい設定も悪くないです。

由希奈と剣之介を中心とした日常パートはキャラの掘り下げになっていてすごく良いと思います。

中盤~後半に向けて明らかになってきた敵の正体や関連するエピソードもなかなか良いです。

作画: 人物は手描きでメカはCGという穏当な使い分け。基本的に人物作画は良いと言える。メカについても基本的には人型兵器であっても多腕だったり多脚だったり、関節の動きなどもスムーズでなかなか面白い。動きにも「重力制御」感があってよろしい。「あんなモッサリした動きの、どこが?」って思う方も多いかもしれませんが、個人的には「重力制御っぽさ」をとても感じました。グロングル、めっちゃカッコいい!

人物も年齢/性別による描き分けとかができているし、動くところはちゃんと動くしかなり満足しています。

声優: とりあえず全配役とも水準以上。「チェンジ!」って言いたくなるダメな配役は無いと思います。

音楽: OPがかのGLAY。普通にカッコ良い。EDも作品に合っていると思われ、特に問題なし。作中のBGMも気になるような変な使われ方はしていないと思うので、合格点。

キャラ: 少なくとも主人公(って由希奈だよね? 剣之介とダブル主人公?)サイドは学校の同級生も含めて好人物が多く、キャラも立っていると思う。エフィドルグ側で顔出ししてきた各キャラも個性があって良いです。ミラーサやムエッタは良いポンコツ具合で、本作を観ていた人にはそこそこ人気はあったみたいですね。

OVAとかで続編は作れる終わり方でしたがどうなんでしょう。個人的には観たい気もしますけど、人気的に難しいのかな…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

私はP.Aが大好きだ! このアニメはそこそこ面白い! だからこそ言いたい!

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
映像美、キャラの魅力、なにより日常回の描き方は、流石にP.A.WORKSといった感じ。テーマ性も良かった。ただ、中盤に多少ダレたのと、敵側に魅力がなかったことがマイナス。

P.A.WORKS、15周年企画として作られた、しかも同社としては初のロボアニメ。大きな期待と驚き、少しの肩透かしを感じつつ視聴した。結果としては、普通に、いや、普通以上に楽しめたアニメだった(だから評価は4)。しかし、あえて言いたい。

「それで満足なのか? P.A.WORKS?」(期待を込めて)

厳しいことを言うが、「だったらサンライズに作って欲しかった」というのが本音。餅は餅屋、というかね。

P.A.WORKSには、大きな世界を壮大に描くのではなく、小さな世界を丁寧に描いてほしいと思ったし、これからも自分にとって特別な制作会社でいてほしいと思った。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
宇宙からの侵略者と巨大ロボで戦う450年前の侍。という、なんだかとっ散らかった設定ながらも、本筋としては、王道のセカイ系ボーイミーツガールもの。主人公の剣之介とヒロインの由希奈の心の交流がメインとなっている。

映像美は流石で、特にロボットの戦闘シーンは、(刀で戦うという特性上)ワンフレームの中に常に2機いて切り合う感じで、CG班は大変だったろうな~と。

キャラとしては、武骨な魅力のある剣之介を筆頭に、絵に描いたような海兵隊キャラのトムや、シブイ生き様のセバスチャンなど、男性キャラに魅力のがあった。3人とも、ダメなところも盛りだくさんなんだけど、決める時は決めるナイスガイです(剣之介のプロポーズ、トムの戦友への熱さ、セバスチャンの散り際など)。

あと、大人がちゃんと大人として魅力的だったのは、かなり好印象でした(先生、母、隊長など)。

女性キャラとしては、普通のしっかり女子高生の由希奈、クールビューティーのシェンミイ、冷静ロリっ娘のノエル、意外と大人な元気娘の美夏、アワアワ眼鏡保険医の茉莉奈、小悪魔妹の小春など、それぞれに魅力的。特に好きだったのは、ノエルと小春。ノエルははじめ、単なるツンデレかと思いきや、年相応の弱さや可愛さ、(忍者好きなどw)ミーハーさもあり、かなり萌えるキャラだった。小春は、呼吸をするように嘘をつく様子が面白く、作品の清涼剤になっていた。ただ、小春は作品がシリアスになる後半に従い登場回数が減り、ノエルは由希奈やムエッタの引き立て役みたいになり、そこがやや不満だった。

そんな中、異質で不要かなと思ったのは、赤城、カルロス、茅原の3馬鹿。特に茅原に苛立った人は多いのでは? この3人(というか作品自体)は、エヴァのトウジやケンスケのオマージュなんだけど、彼らとの違いは悲壮感の無さかな。彼らの存在意義は多分、「剣之介や由希奈が守りたい日常」の象徴なんだろうけど、その3人にそこまでの魅力がないのは致命的だったかも(いや、むしろバトル回より日常回の方が楽しめたんだけどね)。

この作品のテーマの1つは、「武士道」。ノエルも愛読の「葉隠」の1節、「武士道とは死ぬことと見つけたり」というのは意識されていたと思う。この言葉は、特攻や自決の場面に使われることも多いため、しばしば「死を肯定的に捉えている」と誤解されることがあるが、本当は「死に様」を説いたもの。「死に様」とは、「それまでどう生きたか、つまりは生き様」と同義である。簡単に言えば、「武士道とは、何に命をかけられるか、いつ命をかけられるか、それを見つけること」というもの。そういう中で、はじめは「姫の為」「仇討ちの為」と、「過去」に命をかけていた剣之介が、最期には「由希奈の為」「地球人の為」と「未来」に命をかけるようになった部分に、彼の成長がありました。それは、第1話から、ポイントで描かれた「進路指導」の場面からも伺い知ることができる。

また、(賛否ありそうだが)最終回も良かったと思う。そもそも、セカイ系のアニメで「戦後」を2話かけて描くのが異例だし、それもリアル(ハッピーエンドになり過ぎず)で、見所があった。由希奈が剣之介に置いていかれる(最後は何十年後とかに再会しハッピーエンド?)と思わせておき、ついていくんだと見せて、やっぱり置いていかれるとか、切なかった。結局、5年後に追いかけるというのも、色々想像ができ、余韻があった。続きは、劇場版でやるのかな?
{/netabare}

【各話感想(剣道通信簿有り)】
{netabare}
1話目
三者面談のシーンは良かった。会話のテンポ○。ただ、ロボアニメで刀使わせるなら、それなりの理由付けが必要になってくると思う。

2話目
細かな部分の作画は、流石PAというか、今までのロボアニメにはない印象を受けた。シャッターの凹みとか。河岸段丘……「かかんで脱臼天童よしみ」を思い出す(笑) ロボットの戦闘というより、完全に殺陣ですね。

3話目
女子高生の制服を「破廉恥」、携帯(テレビ電話)に「どうやって箱に入った?」と、古典的なノリ。剣之介と薬師の関係はどことなく、(吉川英治の)宮本武蔵と沢庵和尚をイメージしてるのかな?

4話目
車を「馬」とか、やはり古典的。も少しオリジナリティある勘違いがほしいな。SP遅いw まあ、アニメだから別に良いんだが、戦国時代の人とは話し言葉がだいぶ違うから、会話が成り立たないと思うけどね。リアリティを出すなら、古い富山弁を使えばなんとかかな?

5話目
お約束の展開。ラブコメやりたいのかな? 進路の伏線使ってくるのは良いね。剣道のシーンは全然ダメ(怒)。

剣道通信簿「右手を開いてる所に小手打っても入らんし、竹刀の持ち方が変だ(左の柄頭が余っている)し、竹刀の中結いの位置も違う。そもそも作画が雑過ぎない? ちゃんと調べてから描こう。ちなみに、由希奈が「剣道はルールがあるちゃんとしたスポーツだ」と言っていますが、全日本剣道連盟は、はっきりと「剣道はスポーツではなく武道です」と定義していますから、スポーツではありません。よって、評価は(5段階で)1、最悪です」

難癖かもしれませんが、ワンカット・1つのセリフにこだわっていないアニメは真の名作には成り得ません。しかも、「侍」を扱っているアニメなんだから、剣道はキッチリ調べてから描くべきでしょう。

6話目
ロボット同士の戦闘シーンは、相変わらず格好良いな。富山きときと空港が言いにくいとか、うけたw

7話目
武士も巨乳に弱いw 戦闘も悪くないけど、やはり日常パートねは描き方は良いね! 武士が知恵袋(笑) M・A・Oさんの抑えた演技、上手いな。監視、大失態じゃんw

8話目
そして、知恵袋の返事がリアルw まじ、迷惑ユーチューバーw 承認欲求だけで生きるとろくなことにならない……このアニメ、親がちゃんと親してるな。出奔ってw アホの子で良かったw

9話目
ラブコメw ヤンキーVS侍w 言い方なのか(笑) う~ん、ずっとエヴァのオマージュだなあ。地形を利用した戦闘、伏線が効いてたね。

10話目
相変わらず、進路指導が的確w 色々と過去が明らかになってきたね。

11話目
しっかし、よくさらわれるヒロインやな、ピーチ姫かw 彼は、侍です! なかなかに熱い殺陣。小春は
清涼剤として優秀ですな♪ おにぎりの大きさw

12話目
なんか、監督、太ももフェチですか(笑) 美少女ロボアニメで、ヒロインの特訓がガッチリあるのは珍しいね。首輪の日焼け跡とか、流石に細かい作画。

13話目
赤城はパイロットではなく、エンジニアを目指すのかな? ふ~ん、過去にさらった地球人の記憶をいじってるとか、そんなん?

14話目
茅原が切られそうになるシーンは良かった。点滴パック、やけにリアル。なかなか魅せる戦闘シーンでした。

15話目
ワープ引っ越しセンターw とろろ昆布アイスw 富山弁聞き取れないw ソフィーの弱気に、萌えるw 生身での大気圏突入だと!?

16話目
相変わらず、ザルな警備。何度目だ?

17話目
なかなか斬新な空中戦闘。

18話目
ソフィ、ナイスな解説です(笑) なかなか良い日常回♪

19話目
トム、格好良いな♪ 母は偉大なり!

20話目
なんか、スター・ウォーズ?

21話目
なんか、凄いエヴァ感が(苦笑) PA本社潰れた~(爆笑) セバスチャン、最期まで格好良かったな(まあ生きてるだろうけど)。

22話目
ほんと、ユーチューバームカつくわw 君の名は(笑) う~ん、父は事故死か。案外普通。いやいやいやいや、富山県人、そのくらいの雪で遭難するなや(苦笑)

23話目
進路は、作品のテーマかな。なかなか良い感じにまとまってきたね。なんか少しだけ「Angel beats!」を思い出した。

24話目
武士道とは、死ぬことと見つけたり。テーマですね。セバスチャン、格好良すぎw なんだろう? ガンバスター的な?

25話目
戦後をしっかり2話かけて描く世界系アニメは珍しい。しかも、わりとリアルに。

26話目
まさか、ユーチューバーの父が(笑) 最終回としては、かなりよくまとまっていたかな。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 50

63.8 7 戦国時代アニメランキング7位
BRAVE10 [ブレイブテン](TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (479)
2597人が棚に入れました
時は戦国――関ヶ原の戦いが始まる約1年前のこと。信ずるべき道を見出せずに生きていた若き伊賀忍者・霧隠才蔵(キリガクレサイゾウ)は、出雲から逃げてきた巫女・伊佐那海(イサナミ)が刺客に襲われるところに出くわす。伊佐那海は徳川家康の手の襲撃者に出雲大社の全てを焼かれ、信州の真田幸村(サナダユキムラ)を頼ろうとしているところであった。一方、その真田幸村は、乱世の切り札となる10人の強者―「真田十勇士」(サナダジュウユウシ)を集めようとしていた。
続々と集結する猛者たちが繰り広げる戦いの中で、伊佐那海に
秘められた不思議な力が発動して・・・?!史上最高に美しい、華麗なる真田十勇士! この10人が歴史を変える力となる・・・!
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

外見はいいけど中身がね、羊質虎皮とはこの事です(^▽^;)

■BRAVE10ってこんなアニメです (`・∀・´)!!
『真田十勇士』を題材にしたアニメなので知ってる人はわかりますね♪
おそらくストーリーは、真田幸村(信繁)に仕えた10人の勇士達が、大阪の役で宿敵徳川家康に挑んでいくという内容なのでしょうね♪
十勇士のメンバーの中で名前が変わっててわかり辛いのが、ヒロイン役の伊佐那海[isanami]ちゃんが三好伊三入道で、アナスタシアが穴山小介って事ですねw
他のメンバーはそのまんまの名前で登場するのでイメージしやすいかも知れませんね♪


■BRAVE10と出逢った日の日記 φ(・・*)ゞ
間違いなくこの作品は完走することでしょうw
えっ何故かって…モジ(((*´ε` *)(* ´З`*)))モジ
豪華声優陣ですしねぇー(● ̄▽ ̄●;)ゞキャラもカッコいいし♪
もちろん歴史物が好きって事もあるんですけどね!
女性キャラでは伊佐那海ちゃんもそーとー可愛いので、アナスタシアの登場までは伊佐那海ちゃん一人勝ちってところでしょうねw

キャラ毎に特殊な能力や武器などの演出も現代風にアレンジされていて戦闘シーンを盛り上げてくれそうな気がします♪
女性キャラを二人十勇士に設定してる事からも、彼女達がストーリーのアクセントになって行くのかなぁって印象も受けました!
現代アニメ風にアレンジされた『真田十勇士』をしっかり観せてもらいたいと思ってます(๑・`ω´・๑)


■総評
今風に洗練されたキャラデザと作風に、百戦錬磨の豪華声優陣の演技力でどんな『真田十勇士』が見られるのか結構期待していました。
そんな期待を見事に裏切ってくれましたね・・・( #` ¬´#) ノ コラ-!
『BRAVE10』を料理で例えるなら…c(゚^ ゚*;)ウーン…あっさり、さっぱり、うす味時短クッキングってところでしょうか(^▽^;)
どんなに良い食材を揃えても、どんなに高価な調味料をつかっても、出来上がりまでのプロセスが粗雑だと美味しい物ってできないんですよね。
とにかく雰囲気はあるけど言葉の重みもが無ければ、ストーリーに深みも感じられない内容でした(/∇≦\)アチャ-!

真田幸村が真田十勇士を集める過程のストーリーを描いているのですが、1クール12話の枠で収めようとしたことがそもそもの間違いだったと思うのです!
ちなみに、NHKで真田十勇士の人形劇なんて第435話もあったんですからね.....∑ヾ(;゚□゚)ノスゲーーー!!
オリジナリティあふれる面白みのある真田十勇士の物語を作ろうとするのであれば、真田と勇士一人ひとりの関係をもっと深く描くべきだったんじゃないのかなぁってねd(・・〃)?
鎌之助なんて、ただ才蔵にくっついてきて「これもなんかの縁だし」みたいな感じでしょ(^.^;
才蔵になんでそんなに固執しているのかもイマイチ不明だしねw
とにかくノリが軽いから、出会いがあれば誰でもいいの?って印象でした…
伊佐那海ちゃんの恋心の描き方も雑でしたね…
一目惚れにしてもねぇ…いきなりLOVE度MAXってのはちょっと面白みに欠けちゃうよぉ...アラアラ('-'*)ウフフ
挙げ句の果ては、ラストの戦闘シーンですね…
{netabare}
伊佐那海ちゃんの闇の力に半蔵が突っ込んで勝手に死んじゃったり…
瀕死状態の勇士達が闇の力のお陰?でいきなり復活したり…
{/netabare}
とにかくあっけない逆転劇に(゚O゚;エッ! エッ!(゚ρ゚;∑(・◇・*;)エェー!?でした!
個々の戦闘シーンの演出はスピード感があって良かったのにね♪

本作品はストーリーを楽しむというよりもプロローグ的なシナリオ構成なので、どうせならもっと凝縮してOVAで制作した方が良かったかも知れませんね。
それで真田十勇士が全員揃ってるところから、大阪の陣での活躍とかをTVアニメ化でスタートされればよかったのにって思います
原作の方はストーリーが続いているようなので、もし2期あるようなら人間模様をもっとしっかり描写して欲しいです(*・人・*) オ・ネ・ガ・イ♪


■おまけ
伊佐那海ちゃんのかんざし『奇魂(くしみたま)』についてちょっとメモφ(≧▽≦)モメモメ
神様って荒魂(あらみたま)と和魂(にきみたま)っていう2つの霊魂をもってるんだって♪
「神の祟」は荒魂を表していて、「神の加護」は和魂を表しているんです(・0・。)
和魂はさらに幸魂(さちみたま)と奇魂(くしみたま)2つに分けられてて、前者は人々に直接的な幸を与えていて、後者は奇跡的な幸を与えているんですって♪
ちなみに一霊四魂って言う心の構造を表す思想があって、人の心もこの「荒魂」「和魂」「幸魂」「奇魂」のバランスによって支配されているんですよ (^ー'*)b

BRAVE10で「奇魂」はとっても禍々しい闇の力として描かれていたみたいですけど、どんな意図があったんでしょうね?
ちょっと気になるので続きは2期かな・・・!?


■MUSIC♫
OP曲『精霊飛来』
 【歌】霧隠才蔵(小野大輔)、猿飛佐助(柿原徹也)
OP曲『天下を躍る』
 【歌】真田幸村(森川智之)、海野六郎(神谷浩史)
 どちらも90年代の日本のロックシーンを思い出すようなノスタルジックなナンバーでした♪


ED曲『艶男。-adeosu-』
 【歌】ADAPTER。
 ベースとギターとドラムと三味線のセッションはかなり新鮮な印象を与えてくれました(o^-')b
 まず三味線を使って「和」を演出しているのが第一のポイントです♪
 ヴォイスチェンジャーをつかってテクノポップ風にアレンジされているところも注目♪
 疾走感溢れるデジタルチューンサウンドを是非d(*'-'*)b


2012.01.21・第一の手記
2012.08.17・第二の手記

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

この先にある戦いを前にした序章

時代は関ヶ原の戦いが始まるおよそ1年前。
伊賀の忍者 霧隠才蔵が、出雲の巫女伊佐那海と
出会うところから物語はスタート。
彼女は信州の真田幸村を頼ろうとしているところであり、
真田幸村は10人の同志を集めている最中だった。
出雲で何が起きていたのか、伊佐那海が付け狙われる理由は?
真田幸村の本当の思惑とは?伊佐那海に秘められた力とは?

やがて揃う10人に陰謀が・・・というお話。

真田十勇士の物語は子供の頃から好きだったので、
放送開始前からとても楽しみにしていたのだけれど、
1話ごとに新たな人物とバトルしては1人ずつ勇士を
集めていく・・というそのスピードのゆるさに、
なんだ、10人集まってから活躍する話ではないのかと
少々落胆し、実は5話あたりで一度断念してしまった。
でも、軒並み今期のアニメが最終回を迎え、
この作品を最後まで観ていないことがなんとなく気がかりで、
昨日、5話から最終話まで一気に視聴を終えたというわけ。

史実に忠実に基づくのは、所詮無理なようだったので、
戦国時代の名のある人々をベースにしたフィクション活劇として
あたたかく見守ることにした。

キャラデザはなかなかカッコ良く、まぁ個人的には
どうなのその服装?って部分も無きにしも非ずではあったものの、
先日出かけた京都の太秦にある東映映画村で、
このBRAVE10のコスプレをした男女含む、多くのレイヤーさんたちに
出くわし、やっぱり人気あるのだなぁとw
アニメのキャラデザを考える時、フィギュアやグッズなどの
商品化だけでなく、やっぱり彼らの存在も意識して
作られている部分は大いにあるのかもしれないなと、
あらためて思ったりして。

また、出演されている声優さんも豪華だし、
挿入曲などの音楽はけっこう好みだったし、
女性向けと言われがちな雰囲気は確かにあるものの、
自分はそれだからといって敬遠するよりむしろ、そういう作品も
どんどん観て楽しめる部分を探したい派なので、
それぞれに立っていたキャラも魅力は充分あったと感じる。
結果的には、楽しめる部分がたくさんあったということ、
そこはしっかり、ここに書いておきたいと思う。

ただ最後、え~~この先の話が観たかったんだよ。。。と
思ってしまったので、もしかしたら2期があるのかも???
もしあるなら、2期のほうには飛びつきますw


■キャスト■

霧隠才蔵 (小野大輔)
伊佐那海 (佐藤利奈)
猿飛佐助 (柿原徹也)
海野六郎 (神谷浩史)
アナスタシア(浅川悠)
筧 十蔵 (置鮎龍太郎)
由利鎌之介(高城元気)
三好清海入道(庄司宇芽香)
望月六郎 (橘田いずみ)
根津甚八 (中井和哉)

真田幸村 (森川智之)
伊達政宗 (子安武人)
石田三成 (緑川光)
直江兼続 (三木眞一郎)

服部半蔵 (櫻井孝弘)


投稿 : 2024/05/11
♥ : 22
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

真田十勇士?否、これは鎌之介を愛でるアニメです(*´Д`)

最初から分かってました、「釣り」だって事は!
だから釣られてやりました、美味そうだったし(*´∀`*)
それは、男性諸君にも言える事ですよー!
可愛い巫女だったり、
プルプルのくノ一だって登場しちゃいます♥

え?真田十勇士?「知りません( ー`дー´)キリッ」
むしろ、知らないと楽しめないの?
否、「真田幸村を護衛する、10人の家臣」的な感覚でよかとです!
私は、その程度のスキルで観てました♪
初心者の私が察するに、むしろ、あんま関係ないんじゃね?
逆に意識して観た方が違和感がありそうな感じじゃね?

だって、服部半蔵ボディピ!何連してんの?
現代のうちだってバーベル2個だよ(;´∀`)みたいなw
ちなみに、時代は関ヶ原の戦いの1年前、
安土桃山時代の世界観で描いておられます!
そんな時代からピアスの文化はあったのでしょうか?
おまけに、衣装が妙に透け透けで、エロいっす!(注:半蔵は、もち男!)
そんな事を言い出したら、くノ一のアナスタシア・通称「アナ」
なんて とんでもなくエロいし、露出度高めのわがままばでぇですがw
(原作1巻を立ち読みしましたが、原作では真っ裸のシーンがありましたが、
アニメでは規制されてました・・(´;ω;`) ww)
何でか、脇役の半蔵と、十勇士の一人のアナの話をつらつらと書いてしまいましたが・・

私が最も語りたい事はそんな事ではなく、
真田十勇士の一人で、実際に存在したとされる「由利鎌之介」たん・・に関してです♥
彼?彼女?は3話で初めて登場しますが、
最初は、ただのイカレた野郎かと思ってたんですよね。
でも、あるシーンで顔を赤らめた時に全部持ってかれました(*゚∀゚)=3ハァハァ
もうそこから、鎌に夢中ですよ!で、6話の温泉ですよ!mana撃沈すよ!まさか鎌が・・
{netabare} 女の子だったなんてー!?(wikiによると、性別不明)余計萌えるじゃねぇか!w
ISのシャルよろしく、 男の子だと思ってた子が実は女の子だったと、いう状況に私は弱い模様。
(もしかしたら違うかもしれませんが、鎌のあの身体つき絶対女の子です(・∀・)ニヤニヤ)
{/netabare}
更に好きになりました、可愛い過ぎる見事なツンデレキャラです♥
まぁ、「ツン」の部分がツン過ぎて怖い位ですがね~何てったって鎖鎌振り回してますからww
ちなみに声は「高城元気さん」♫

そんな感じで、徐々に集まって行く十勇士メンバーなんて気にもならず、
鎌ばっか観て(・∀・)ニヤニヤしてましたww
(いや、1人だけ突っ込みたい!根津甚八、君は独眼竜か、はたまた三刀流の海賊か?(´・ω`・)エッ?w)
11話とか、鎌ファンにはたまんなかったですねぇ!
どこかの黒執事かと思いましたがw
って、肝心な主人公やら真田幸村の事は完全そっちのけ!
他にも突っ込みたいキャラばっか出てきますが、勝手にやってて状態でしたねw

基本、作画は美しくて、みんなかっこ、かわいいです!
おまけに声優人も豪華で、これは素敵なワンダーランドです☆

そして、ストーリーについて一言だけ言いたい事が・・
なんだかやっと十人集まって、もしや、戦か?
って感じの真田幸村の伏線のような台詞で終わっちゃいましたが、続きあり?
私は是非希望します!!これからが面白くなりそぉですし♪

肝心なとこを突っ込むのを忘れたので最後に・・
あのOPはなんですか?
基本、「精霊飛来 」:霧隠才蔵(小野大輔)+猿飛佐助(柿原徹也)
たまに、「天下を躍る」:真田幸村(森川智之)+海野六郎(神谷浩史)
2曲とも もう何と言うか、格好良すぎて笑っちゃいますよね(´;ω;`)アハハ・・
あんな濃いアニソンを聴いたのは、初めてだったかもしれませんw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

67.4 8 戦国時代アニメランキング8位
信長協奏曲(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (481)
2154人が棚に入れました
ごくごく普通の今どき高校生サブロー。そんなサブローがひょんなことから飛ばされたのは、なんと戦国時代! そう、彼はタイムスリップしてしまったのである。自分の人生に日本の歴史なんてこれっぽっちも関係ないと思っていたサブロー。そんな彼がこの時代で出会ったのは、あの織田信長であった。歴史上とは似ても似つかないほど病弱な信長に、更に驚くべき頼み事をされる。それは、信長とサブローが入れ替わることであった…
乱世で生きることとなってしまった平成育ち信長の、奔放奮闘記!!

声優・キャラクター
宮野真守、梶裕貴、水樹奈々、中村悠一、悠木碧、興津和幸、小山力也、浅沼晋太郎、三宅健太、高橋伸也、緒方賢一、福山潤、櫻井孝宏、木村良平、杉崎亮、吉野裕行、村瀬歩、杉田智和、黒田崇矢、内山昂輝、清川元夢、秋元羊介、小栗旬

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

いざ!天下統一へ(`_´)ゞビシ

戦国時代を舞台にしたタイムスリップもの。
原作は『ゲッサン』で連載中の漫画。
全10話。


織田信長と瓜二つの主人公が戦国時代へ
タイムスリップしてしまうというお話。

クセのある作画がネックになりうる作品です。
個人的には序盤で慣れる事ができたので
最後まで完走できましたが、やはり評価は低め。

それでも、ストーリーがとても面白い(・∀・)/″
基本的に歴史に忠実に進んで行く所は好印象。
タイムスリップという時代跳躍を上手に使った演出。
戦国時代という世界観や設定、主人公の人間性など
良く作り込まれていると思います。

原作は未読ですが、織田信長役の宮野真守は
イメージにぴったり合った配役、演技かと。
『現代の織田信長』をまさに好演♪♪
脇を固める声優陣もしっかりとした演技で
安心して物語を楽しめると思います(*´∀`)


テンポが良いので視聴していて飽きる事なし。
作画に慣れてしまえば作品の良さを十二分に
堪能できると思います。
歴史好きな方にはぜひオススメしたい作品です♪

ドラマや映画もちょっと気になりますが
小栗くんに興味がないのでパスw
でも、続きは気になるので2期を希望(*´∀`*)ノ




《キャスト》
サブロー/織田 信長(CV.宮野真守)
織田 信長/明智 光秀(CV.梶裕貴)
帰蝶/(CV.水樹奈々)
お市/(CV.悠木碧)
柴田 勝家(CV.小山力也)
丹羽 長秀(CV.高橋伸也)
前田 利家(CV.浅沼晋太郎)
佐々 成政(CV.三宅健太)
竹中 半兵衛(CV.櫻井孝宏)
森 可成(CV.杉崎亮)
浅井 長政(CV.木村良平)
徳川 家康(CV.福山潤)
羽柴 秀吉(CV.中村悠一)
ナレーション(CV.小栗旬)


《主題歌》
『不可逆リプレイス』/MY FIRST STORY

投稿 : 2024/05/11
♥ : 55

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイムスリップできたところで信長の身代わりに簡単になれるのかなぁ……

主人公のサブローは戦国時代へタイムスリップしてしまう。
タイムスリップした場所で出会った織田信長と顔がそっくりで信長に身代わりを頼まれる。
織田信長となったサブローはうる覚えの日本史の知識で天下統一を目指す事となる。

基本的に史実に忠実。
キチンと桶狭間の戦いもクリアしています。

一番のポイントであるサブロー(信長)ですが、今時のチャラい若者と同じ感覚です。
しかし、本能寺の変を引き起こした人物の事を知らないとは……
ゆとり教育の弊害でしょうか^^;

戦国時代の荒波に放り出されたサブローですが、顔が似ているだけで身代わりになれるかどうかは疑問です。
簡単に馬に乗る事も難しいでしょうね。

フジテレビ開局55周年プロジェクトの一環。
アニメの他にも実写ドラマ・実写映画を制作する事が決定済み。
まずアニメ化にしたのは周囲の反応を見る事と大掛かりなスタジオで実写作品を作るよりは簡単だったという理由かもしれません。

本作品はサブロー(信長)が周囲を敵に囲まれているところで終了。
まだまだ本能寺の変までは時間があります。
とても中途半端なところでアニメは終わってしまいました。
原作が連載中なので仕方が無いのかもしれませんが、できれば信長の一生まで描いてもらいたかったです。
戦国時代や織田信長に興味がある人にとっては見やすい作品に仕上がっています。
気軽に見る事ができるので、少しでも日本史に興味を持っていただけたら幸いに存じ奉り候。


【補足】
アニメ放送の最後に出てくる「信長ニュース」とかいうのは、正直、邪魔でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 44

Nagi* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

作画で食わず嫌いしないで、ちゃんと観て!!

作画、かなり個性的で嫌煙してしまう人も多いこの作品。
しかし今期のダークホースNo.1といってもいいのでは?

ちゃんと見てほしいなあ…
1話で切った人とか勿体無いと思います。

ドラマの前座というか、宣伝の役割が大きいから
10話という物足りない終わりだったのは気になる所^^;


【 注目ポイント 】

★その1
アニメ制作会社に発注せずにフジテレビ局内の
CG事業部で作った異例のアニメ。

★その2
タイムスリップという設定をうまく活かせる
“宮野真守”を起用したこと。
その他の声優陣もかなり豪華すぎて驚きですよ

★その3
声優の豪華さに隠れてるけど音楽等の演出も凝っている



宮野さんのあの素っ頓狂なキャラも
最初は意表をつかれて楽しめていたが
それだけで最後まで貫き通せるはずがない。

さてさて、そこの所
ドラマではどんな演出になるのか気になりますね

投稿 : 2024/05/11
♥ : 39

58.2 9 戦国時代アニメランキング9位
ノブナガ・ザ・フール(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (359)
2128人が棚に入れました
これは宇宙が混沌と呼ばれていた時空の物語――。東と西、2つの星に分かたれた世界は、かつて超古代文明が生み出したアマノハシダテによって結ばれていた。だがいつしか文明は滅亡し、2つの星は異なる歴史を刻んでいく。それから幾年もの月日が流れた。西の星では、ルネサンスによって復活を遂げた超古代文明の遺産によって、戦乱の時代が到来。やがてその影響は東の星へと波及し始める。2つの星に混乱が迫る中、西の星の少女、ジャンヌ・カグヤ・ダルクは世界を救う「救星王」誕生を予見した。そして世界を観察する者、レオナルド・ダ・ヴィンチとともに東の星へと降り立つ。一方、東の星の「うつけ者」オダ・ノブナガは、多くの英傑たちが覇を競う戦乱の中、世界を変える力を欲していた。分かたれた世界が導かれあうかのように、運命的な出会いを果たすノブナガとジャンヌ。東と西の交わりによって生まれた化学変化は、やがて世界に大いなる変革を促すことになる――。

声優・キャラクター
宮野真守、日笠陽子、櫻井孝宏、梶裕貴、杉田智和、茅原実里、東山奈央、中村悠一、木戸衣吹、石田晴香、島﨑信長、七海ひろき、小山力也、中井和哉、松岡禎丞、奈波果林、梅村結衣、高橋紗妃、織田圭祐、下野紘、大原さやか、石川界人、近藤孝行、遠藤綾、藤原貴弘

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

是非も・・・なし?

 車田正美の「男坂」と言う作品をご存じだろうか?
 「リングにかけろ」「風魔の小次郎」と立て続けにヒットを飛ばした車田正美が満を持して世に問うた漫画である。
 構想3年!この漫画を書くために漫画家になった!など自信に溢れる謳い文句と共に華々しくスタートしたこの作品は、しかし、わずか半年で打ち切りとなった(これを書くために調べてたら、本年6月からWEB誌上で30年ぶりに連載再開だと!)。
 この直後の作品である「聖闘士星矢」が空前のヒット作となったのはなんとも皮肉なことである。

 
 作家、原作者など製作者側の思い入れや熱意とその作品が“売れる”ということは別の話である。
 「ノブナガ・ザ・フール」にも同じようなことが言えるのではないか?
 完全オリジナル作品で、こちらも全く予備知識なしで視聴したものだから、どういう種類のアニメなのかを把握するのに大変苦労した。
 結論から言うと「幻想歴史戦乱大河ロマンドラマ」アニメと呼ぶことが相応しいのではないかと思う。
 まあ、詰め込み過ぎですね(笑)。
 でも、作り手の熱意はすごく感じられます。
 作画も気合いが入っていますし、声優陣も充実していました。
 なのに、なのに・・・なんかしっくりこない。
 何を描きたいのか?
 何を伝えようとしているのか?
 それが、ピンとこない。
 こんな風に感じさせる主たる要因は、登場人物の名に歴史上の人物をあてたことにあるのではないか?
 むしろ、登場人物も完全オリジナルで制作した方が名前からくるミスリード(意図してやっているんだろうが)による混乱がなく、すんなり世界観に入っていくことができたのではないかと思う。
 ここで主な登場人物を見ていただきたい。
 東の星
 オダ・ノブナガ
 アケチ・ミツヒデ
 トヨトミ・ヒデヨシ
 イチヒメ
 ヒミコ
 ウエスギ・ケンシン
 タケダ・シンゲン
 西の星
 ジャンヌ・カグヤ・ダルク
 レオナルド・ダ・ヴィンチ
 ガイウス・ユリウス・カエサル
 チェーザレ・ホルジア
 アレクサンダー
 アーサー
 ハンニバル・バルカ

 ひと目見てわかることは、
 東の星は日本で、西の星はヨーロッパ。
 しかし時代は無茶苦茶。
 西暦で言うと紀元前から1500年代と幅広い年代の人物が登場。
 東の星のリーダーがオダ・ノブナガと言うのはまだ解る。
 しかし、西の星のリーダーがアーサー王って!
 アーサー王の下にカエサルやアレクサンダー大王、ハンニバルがいるなんて・・・許せん!
 塩野七生の強い影響下にある私としては、世界史に燦然と輝く初代征服王アレクサンダー大王(イスカンダルとしてFate/Zeroにも登場している)、第二次ポエニ戦争で共和制ローマ(帝国になる前のローマ)を滅亡寸前まで追い詰めた戦術史上に残る稀代の戦術家ハンニバル、そして、ヨーロッパ文明の礎となったローマ帝国(帝政ローマ)の基礎を築き、皇帝と言う言葉の語源ともなったカエサル、彼らを束ねるのが、たかがイングランドの伝説上の王とは!笑わせやがるぜ!円卓の騎士とかのモチーフを使いたかったのと、一般的な知名度からこうなったのだろうと思うが、納得できん!
 あ、熱くなっちゃった。テヘペロ♡
 えーと、なんか収拾つかなくなっちゃった。
 要するに、わざわざ歴史上の人物を持ってこなくても物語としては十分に成立するのに、こうすることで余計な混乱を招いているのではないかと感じるのである。

 
 この作品、結構展開が読めませんでした。
 物語が何を目指して進行しているのかわかり辛いのです。
 最後までちゃんと観れば、メッセージも伝わるし、物語の結末も納得できないものではなかった。
 あまり「~~系」みたいな枠にとらわれずに、素直にドラマを楽しもうという姿勢で臨めば、意外と楽しめるかもしれません。

 
 
 


 

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

誰も彼も敵も味方も(酷評注意)

全24話 

東の星(日本)、西の星(西洋)の二重惑星で起こる戦国絵巻

過去の世界の英雄や著名人の名前のキャラが出ていますが、実在の人物像などとは著しく離れていてほぼ別物と見ていいですね。

戦国時代によく描かれているような、合戦、裏切り、敵も味方もどんどん亡くなっていきます。

戦国時代のお話は好きですし、その中でも織田信長は好きな人物です。

でも今回の信長には魅力がありません。いくらうつけものと言っても口だけで、色々な面で弱い、弱すぎます。

作画は綺麗でした。キャラもそんなに崩れるところはないのですが、内容がいったいどうしたいのかよく分からない作品でした。

宮野真守さん、櫻井孝宏、 梶裕貴、日笠陽子、杉田智和、 茅原実里さん声優は豪華ですね。

最後の方は詰め込み過ぎのバタバタの展開で、2クールもあってこんな結末なのかと愕然としました。うやむや感全開ですねw

みなさんのレビューを読むと断念した方が多いようなこの作品、私も観て何かを得るようなことはありませんでした。

作画は綺麗、声優陣も豪華、2クールとあって、舞台は整っているのに肝心のお話がこれでは……オススメできません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

Nobunaga the Foolest

戦国時代に、イクサヨロイという搭乗型ロボットバトルを持ち込んだ作品で、ノブナガだけでなく、史実上の人物と偶然に同じ名前のキャラが多数登場します。

作品世界には、日本の戦国時代のような東の星と、ヨーロッパ諸国にインド人までいる西の星という二つの惑星があり、交易も行われています。
東の星は、ヒミコやヒラガゲンナイなどの例外もありますが、ほとんどが戦国時代に活躍した名前ばかりですが、アーサー王によって統一されたという西の星は円卓を囲むカエサルやアレキサンダーに始まり、ノブナガ陣営に加わるダ・ヴィンチやジャンヌ・ダルクなど、時代はまったく考慮されていません。特定の人物に思い入れがあり、どんな描かれ方をしているか興味があっても手を出さない方が無難な作品なのは間違いなく、個人的にはヒミコを見たくて最後までつきあったような感じです。

イクサヨロイは西の星で開発された技術のようで、全身を甲冑で武装したようなフォルムや迫力あるバトルも含め、満足できるレベルだと感じました。
作画も最後までほとんど崩れることなく声優さんも豪華ですが、一部を除いてキャラデザは美形ばかりで、女性向けを狙ったのかもしれませんが、あまり個性を感じられません。主人公のノブナガも知略に長けているわけでも圧倒的に強いわけでもなく、粗暴で周囲の仲間の状況すらつかめず、漢気だけで突っ走るタイプですので、従来描かれてきた信長と比較しても、魅力もカリスマ性も期待外れの部類だと思われます。

西の星による侵略に対して抗う武将たちが軸になりますが、恋愛なども詰め込まれた欲張りな構成で、裏切りや策謀が渦巻くなか、志半ばで倒れる者や、健気に身を粉にして尽くし儚い願いも叶わずに力尽きていく者に目頭が熱くなるような、感動的なエピソードも描かれています。設定がかなり作りこんである事も考えれば、完全にオリジナルキャラで制作した方がずっと楽しめたように思えました。
史実上の人物を取り上げた作品は、歴史の入門書のような意義が大きいと考える立場もあると思いますが、ここまで奇妙な刷り込みがされるのは逆効果なのではないかと思えるカオスな作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29

58.5 10 戦国時代アニメランキング10位
ノブナガン(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (358)
1886人が棚に入れました
2013年。 修学旅行で台湾に訪れていた女子高生「小椋しお」は、突如出現した怪獣「進化侵略体」に襲撃を受ける。軍隊も歯が立たない中、そこに現れた謎の男たち。彼 らは超国家機関「DOGOO」のエージェントで、偉人の魂を受け継ぎその力で戦う「E遺伝子(ジーン)ホルダー」だった。そして友人の危機に、しおの「偉 人の魂」も覚醒するのだった...

声優・キャラクター
武藤志織、鈴木達央、島﨑信長、浅川悠、石田彰、上坂すみれ、斎藤千和、保村真、津田健次郎、田村睦心、村瀬歩、井上遥乃、さとうあい、遊佐浩二、渡辺明乃、飛田展男

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

best is cheapest

史実にある人物をモチーフにした作品はたくさんありますが、アニメの世界では織田信長は一番人気かもしれません。

女子高生なのに何故かおっさんの遺伝子が覚醒した主人公の小椋しお(おぐらしお)が、ノブナガンという狙撃銃を武器にDOGOOという組織に参加して、通常の兵器では歯が立たない宇宙生物である進化侵略体と戦う異能バトル作品です。
敵の進化侵略体はその名のとおり、戦闘から学習してマッハで進化を続け、どんどん姿形を変えていく得体のしれない相手で、不気味な恐怖感を感じさせてくれる、よく練られた設定だと思います。

DOGOOの他のメンバーもそれぞれ偉人の遺伝子の継承者なわけですが、元ネタの偉人のチョイスがかなりマニアックで、知ってる必要がないというより、知っているとかえって個々の能力に困惑するような気がしないでもありません。
地味で渋い能力者たちが多いのが興味深く、力で押し切るような爽快感はありませんが、ものを重くする能力を、銃の反動を抑え命中率を上げるのに使うなど、勝つために考え、協力して作戦勝ちをおさめるような戦い方は、王道ではありますが、とても魅力的に感じられました。
運よく勝つシナリオを作るのは簡単ですが、やり方をひとつ間違えたら勝てなかったようなパワーバランスの匙加減が絶妙な作品には滅多に出会えるものではありません。
もちろん圧倒的な力の差を見せつける作品には違った魅力がありますが、溢れかえっているインフレ状態の能力を持て余すような異能バトル作品群には、ぜひ見習って欲しい出来栄えだったと思います。

作画についてはB級作品特有の臭いが漂う、低予算である事がまるわかりのチープな作品なのですが、見せる場所と手を抜く場所をちゃんと心得ていて、視聴しているうちに、狙っているとしか思えない野暮ったく垢抜けないネーミングさえも心地よく感じてる自分がおりました。

何の期待もなしに見始めた私は、主人公の成長に伴って白熱するバトルにいつも間にか夢中になってしまい、綺麗に1クールで終わってしまったのが残念に思えるような完成度の高い作品だったと思います。
目立たない場所にまでオカネをかけた、こだわりの作品が素晴らしいのは当然の事ですが、オカネをかけなくてもそれなりに楽しめる作品があることを、ぜひその目で確かめてください。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

織田信長銃

タイトルにひねりがなくてすみません^^;

原作未読 全13話
コミックアーススター掲載の作品です。

この星を侵略してくる宇宙生物「進化侵略体」の侵攻を阻止するため、平凡な日本の女子高校生で主人公の小椋 しお(おぐら しお)は、偉人の魂を受け継ぐ一人でその魂を武器に具現化して、他の偉人の魂を受け継いだものたちと共に戦うお話です。

偉人というのが織田信長で武器が巨大な銃ということから多分、信長銃(ノブナガン)なのでしょうね。

キャラがこのお話に似合わず可愛い感じです。ちょっとギャップに戸惑いました。

敵は特撮映画の怪獣みたいな感じです。(それを狙っていたみたいですね)

「進化侵略体」との戦いのエピソードが2話単位で展開していきます。

色々なエピソードがありましたが、終盤の戦いは結構見応えがありましたね。

主人公の声が新人の方みたいで、あまり声優さんって感じではなかったです。

バトルが好きな方は観てもいいかもしれませんね。

OP サビの部分の曲と作画が好きでした。
ED 主人公役の方と出てくる女性キャラの方が歌ってます。

最後に、信長というのは戦国の革命児だけあってよく題材に使われますね〜実は私も信長好きですw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

誰ですか!? ってマイナーな偉人も出てきます

あらすじはとしては、歴史上の偉人の遺伝子を受け継く者たちと、
宇宙から来た侵略体とのバトルアニメ。 全13話です。

前評判では、あまり評価良くないな~って思っていたのですが、
見てみると意外と面白い。

ストーリーや設定、能力自体はシンプルでわかりやすいし、
戦闘に関しては、個々の能力を活かした連携プレーとか
多くて良かったです。

それに、個々の能力は、攻撃系、防御系、補助系など、
わりと片寄って特化してるんだけど、その特性を
上手く活かした作戦なども良かったと思います。

こういうのは結構好きです!!


まぁ評判通り、チープというかB級っぽさはあったけどねw

特にタイトル含め、用語とか駄洒落入ってて すごくダサい...
偉人=イー・ジーンとか、英雄=AUボールとか、
どうなんだろうね、これはww

といっても、ヒドいな~って笑えたから良いのだけどw


ただ、どうしても許せないというか、ガッカリしたトコが一つあって...
11話の最後の「うねうね」(これ、見た人には伝わるかなw)とかは、
かなり萎えたかな... ああいうのはホントいらない。

あと、出来れば新人声優さんをイキナリ主役に使うのは止めて欲しい。 
この作品では、主人公の新人っぽさや、性格、成長とのリンクとか
狙ったのかもですが、1話目から見る気が削がれるので...


でもまぁ、なんだかんだ言っても、最終話も切りよく終わっていますし、
最初から疑問だった「なんで切り裂きジャックが偉人!?」ってのも、
一応は... 一応は解けましたし、全体的に安定していて
結構良かったな~って思いますw

見始める前から期待値低かったっていうのもあるかもしれませんが、
個人的には普通に楽しめた作品でした!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

64.2 11 戦国時代アニメランキング11位
戦国BASARA[バサラ](TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (334)
1790人が棚に入れました
『戦国BASARA』(せんごくバサラ)はカプコンから発売されているアクションゲーム、およびそのシリーズ名。ロゴタイプは、伊達家の家紋「竹に雀」を背景に「戦国」と「BASARA」を二段に分けて書かれたものである。「BASARA(婆娑羅)」の意。
【ストーリー】時は戦国、群雄割拠の時代──。
天下統一を狙うべく、全国各地で兵(つわもの)たちが鬨の声を上げる。ある者は己の野心のため、ある者は気高き理想のため、各々に譲れぬ信念を胸に抱き、戦乱の世を駆け抜ける。

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

“歴女”という造語の産みの親

原作ゲームプレイ済。

伊達政宗、真田幸村のふたりを主人公に迎えた無双系アクションゲーム『戦国BASARA』の大ヒットからテレビアニメ化。この作品の人気により、当時“武将ブーム”が起きたことから「歴女」という造語が誕生したと記憶しております。

このアニメが放送されたのは2009年の4月からで、私は同年7月に宮城旅行の一環として、伊達政宗騎馬像のある青葉城(仙台城)や宮城縣護國神社なども観て廻ったんですが、そこに掛けられていた絵馬が戦国BASARAのイラスト入り絵馬で埋め尽くされている異様な光景を目の当りにしたのを強烈に覚えております(写真も数枚あるのでお見せしたいw)。どれほどに「戦国BASARA」人気が凄まじかったのかその片鱗だけでもお伝えできればと思います。

ちなみに同じく仙台の『かんなぎ』聖地やご当地イベントも立ち寄ったのですが、公民館のような場所で催されていた「かんなぎ神社」の方は私ら以外に人がおらず閑古鳥が鳴いておりました。絵馬を掛ける台はスッカラカンでたったの4枚しかなく、しかもその一枚は関係者によるイベント祈願という…。こちらは例の“かんなぎ騒動”によるショックが大きかったようです。


して戦国BASARAは、ゲームも相当にやり込めるほど楽しめましたが、このアニメも毎回熱い展開で面白かった。放送当時に視聴したこととゲームの内容とで混ざってしまっている箇所もあるかもですが、伊達政宗を演じた声優・中井和哉さんの格好よさが際立っており、なぜかあの独眼流政宗が「Let's Party!!」など英語を織り交ぜ話すキャラと化していたのもよかったw

そしてもうひとりの主人公・真田幸村(声:保志総一朗)は少年マンガに登場するような熱血キャラでその熱さはぶっ飛びまくっています!

武田信玄(声:玄田哲章)との
「親方さまあああああああああ!」
「幸村あああああああ!」
「親方さまあああああああああ!」
「幸村あああああああ!」

といったふたりのよくわからない掛け合いのシーンは爆笑せずにはいられなかったw

ちなみにこれを綴っていて気づいたんですがキャストが豪華すぎる! そこまで声優に詳しくない私でも知っているベテラン方がぎっしりでした。(以下は一部)

伊達政宗(中井和哉)
真田幸村(保志総一朗)
片倉小十郎(森川智之)
武田信玄(玄田哲章)
猿飛佐助(子安武人)
かすが (桑谷夏子)
お市 (能登麻美子)
明智光秀(速水奨)
織田信長(若本規夫)
松永久秀(藤原啓治)
長曾我部(石野竜三)
毛利元就(中原茂)
島津義弘(緒方賢一)


若本規夫さんが演じた織田信長なんぞは、第六天魔王どころかもはや人外。そのほか登場する多くの歴史上有名な人物もやりすぎなほどにキャラが立っており、キャラクターを観ているだけでも十分に楽しめる作品と思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

踊る阿呆に見る阿呆。

この作品のゲームは1だったか2だったか忘れましたが結構やってたんですよねぇ・・・
光栄の劣化版としか思えない出来で、呆れつつも半ばクソゲーをやる気分でやってました。
キャラはやたら個性的で笑えましたが、無双シリーズより明らかに「つまらない」という残念な記憶が。
こんなわけわからんキャラゲーが大ヒットするとか、一体どういうことなんだと。
なんだかんだでゲームのあほくささは割と好きでしたけどね。

史実もクソもない、原作と同じく振り切れ方が半端でないという
戦国ファンには安易には見せられないほど酷い作品です。
まぁ徹頭徹尾情け容赦なく史実をぶち壊すのはむしろ心地いいですが。

原作ファンからしたら面白かったですけど、かなりストーリーは適当。
とりあえず魔王信長を倒せーという熱いバトルを勢いだけで見れば面白いとは思います。
キャラが好きになれなければしょーもないバトルアニメでしょうね。
忠勝の出番をもっと増やしてくれればもっと面白かったのにw
二期は未視聴だけど、ちょっと見る気になれない。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ストーリーのぶっ飛びさを堪能するアニメ。

 つ 忠実の歴史


昇o(#-_-)竜( #-)o拳(  )ノ☆


(/>.<)/ ドッカーン


正にこんな感じです。
忠実の歴史の跡形がありません。完全にBASARAオリジナルのストーリーです。
『戦国』とタイトルにありますが、戦国武将の真似した人間たちが、忠実を無視して暴れまわってるのを想像して頂ければありがたいです(笑)
例えば、この作品出てくる伊達政宗は喋る時にかっこつけて英単語を使っちゃうぶっ飛んだキャラクターです。
真田幸村と織田信長がなぜか一緒の時代にいたり、本田忠勝がロボットであったり、色々とぶっ飛んでいます!((
それはキャラだけではなくストーリーもそうで、忠実の展開無視でめっちゃくちゃ展開が繰り広げられます。

キャラクターだけは魅力的で、かなり個性的なキャラクターが揃っています。
お約束のごとく、主要人物はイケメンばかり....。
まぁ、でも、原作がそういうゲームなのですから仕方ありません!((

私のお気に入りは前田慶次s((殴



で。
ストーリーは馬鹿馬鹿しいですけれど、
「相変わらずストーリーは馬鹿みたいw」
「めっちゃくちゃ笑えるw」
とか、思ってる内に全話見ちゃうようなそういう面白さです。

これとよく似た感覚だと、
顔芸や一発ギャグを見ているような
そういう感覚。

『ぶっ飛びさ』を馬鹿にしていたら全部見てしまった。
そういう面白さです。

ストーリーのぶっ飛びさを堪能するアニメ。
そういう笑えるアニメを観たい方には戦国BASARAをおすすめします。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

63.9 12 戦国時代アニメランキング12位
戦国BASARA弐(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (232)
1271人が棚に入れました
日ノ本を武力と圧政で蹂躙し尽くした第六天魔王・織田信長が倒れたのち、川中島では武田と上杉が雌雄を決するべく攻防を繰り広げていた。\nだがそこに突然の奇襲の報。謎の大軍勢によって、武田・上杉・伊達の三軍は川中島の地に包囲されることになる。\nそして謎の軍を率いし者…それは、魔王・織田信長亡き後の日ノ本に再び大乱呼ぶことになる戦国の覇王・豊臣秀吉、その人の出現であった。

よると さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ド派手な戦国アクション!

天下を目指す戦国アクションのアニメ化第二弾!

登場人物がサ○ヤ人になっているやら、ふとしたらロボットものにも出て来そうなほどにド派手なアクション!

秀吉はごっつくて曲者で、政宗が苦戦!
毛利元就や竹中半兵衛、長宗我部元親という新キャラと戦うところも見ものです。
政宗様もいいけど、元親(初めなんて呼ぶのか私はわからなかった。)もかっこいいですねー。
幸村と武田は暑苦しい(笑)


12話でいちおう終わりで、13話はおまけみたいなものですがな。


美形キャラが多いけど、スカッとしていて面白かったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 6

バッカーノ! さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ラストに燃えた!!

1期とは違い、シリアス路線でしたが、
その分、後半の巻き返しがスゴかったです!

ラストの演出や各キャラの活躍には燃えました!

あぁ、最後まで見といて良かったぁ
と素直に思えました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

輪廻 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

れっつ ぱーりー


ぶっちゃけ、キャラ萌です!w


しかし政宗様好きな私にはたまりません。w
1期に比べ笑いの要素も増え、
政宗様の幸村に対する愛情表現も増えた気がしまs((

中井和哉さん×政宗様
というクールな役割もナイスっすぎです!


一言でいうと政宗さま素敵です(^ω^)w

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

67.2 13 戦国時代アニメランキング13位
へうげもの(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (248)
1228人が棚に入れました
時は戦国乱世。織田信長が今まさに天下を獲らんとするその陰に、茶の湯と物欲に魂を奪われた一人の武将がいた。
のちに数奇者として天下に名を轟かせる「古田左介(織部)」である。
「出世」と「物」、二つの欲の間で葛藤と悶絶を繰り返す日々の中、時代は大きく揺れ動く。やがて左介は「数奇者」としての天下獲りを心に決め、「へうげもの」への道をひた走る。
天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、戦国時代を駆け抜けた男/知られざる傑物の物語。

声優・キャラクター
大倉孝二、小山力也、江原正士、田中信夫、田中秀幸、鶴見辰吾

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメーションだからこそ

私がアニメを見る理由として色々とあるのですが、その一つにTVとかドラマで伝えてくるメッセージとかを中々、スッと胸に入って来ない時があります。壁を感じるというか、説教臭いというか、実在する人が語るからこそ、変なフィルターを感じてしまう。その点アニメーションは比喩的であったり、絵の面白さであったりと、二次元だからこそ、空気のように伝わってくることがあると感じております。

その中で、千利休という人間を時代劇とかもろもろの歴史的番組、資料を通じても、いまいちその人物像が把握できないでいます。それこそ乱世の時代でわび茶及び芸術家として名を馳せた人物であったと同時に扇動者でもあって、妖怪くらいなイメージですよwまじで。私の中では織田信長や、秀吉よりも、そのたたずまいや雰囲気があったのであろうと想像する。時代劇などで語られる生身の人間で、いくら千利休を持ち上げても実感が湧かない。

だからこそ、その奇な人物像を描くにはアニメーションという二次元で表現するのが、合っていると勝手ながら感じる。信長の時代からその後までを、数奇にエキセントリックに、武の影で美や欲が人を惹きつける要素を、人の業と好きにスポットを当てて描かれる本作。

妖怪とまではいかないにしても、利休を飄飄とも不気味とも取れる雰囲気で描かれ、日本の趣きの発端も利休からなのかは知りませんがwそう感じさせられ、本作のテーマである「わび」(美意識を楽しむこと)があるゆる所に散りばめられていた。

実際の所、もっと不気味さを出しても良かったとも感じるが、この飄飄でのっぺりとした雰囲気も利休の醸し出す雰囲気ゆえと受け取った。また茶の湯以外の利害関係を円滑に運ぶ、彼のまた違った側面も堪能できるのも面白い。そんなこんなで利休らしさをようやく掴めたと同時に、アニメーションだからこその、創ることの出来る世界をまじまじと感じた次第でございます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これ数奇

歴史物。
侘びスキー。
全39話。

キングオブ名作。ここでの平均評価3.6はあり得んわー。

みんな大好き戦国時代を舞台にした物語。
主役は誰や?信長か?秀吉か?古田織部?誰やそれ。
自分もそれなりに日本史は好きだったつもりだったがコレ見るまでこの人知らんかった。
有名な千利休の弟子で茶の湯の世界では超有名な人らしい。
アニメに限れば中々喰えないおっさん。所謂イケメンでは無いが味わい深い主人公。
登場人物も誰もが知ってる有名人からちょっとマイナーな人までより取り見取り。

大体、この時代を扱うアニメ漫画と言えば派手な合戦をメインに持ってくるのがお決まりパターンだけどこの作品に限れば合戦はおまけ。主役は茶の湯、分かり易く言うと文化。これがメインになる。
お堅い話を予測されそうだが、全く違う。
文化、侘び寂びを中心に繰り広げられる人間物語。人間ドラマ。
妙に人間臭い奴らの物語に笑い泣き感動色んなもんが詰め込まれてる。
最近、自分の中で求めてる「泣き」の部分を挙げてみても、随所にちょっと泣ける話が盛り込まれてる。
特に最終回の利休さんとの絡みは号泣もんだ。ここはボロボロ泣けた。
また見ていくうちに分かるが、ちょっとした遊び心も仕組んであって中々笑える。

会話や喋りの中の「間」にも意識して見ると楽しい。絶妙。
それとどう見ても、もう1人の主役、千利休の圧倒的存在感にも注目してみて欲しい。
この師弟関係は、ある意味理想的で笑えるし泣ける。
なんか賛否別れてるらしいOPも斬新で秀逸。個人的には作品に合ってると思うんだが、感覚がおかしいのかね。


はぁ・・マジ名作。こういうアニメどんどん増えて欲しいわ。
嫌いなNHKてのが引っかかるけど。
下手な大河よりよっぽど大河してると思うんだわ。
戦物しか興味ないわーってな人も、数話くらいは見て欲しい。嵌ればあなたも詫びスキー。

でも多分これの良さが分かるのはある程度大人じゃないと厳しいような気もする。
と、さりげなく自分がいい大人であることをアピールしつつも多くの人に勧めたい。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

感性類似判断のメルクマール

『侘び数奇とは?』

これを、アニメ作品全体で体現している。

作画、声優、BGM、演出、どれもこれも気に入らない部分が少しずつある。
「完璧」とはいえない。
どこか欠落している。

しかし、それが・・・なんとも「面白い」。

他のアニメ作品も素晴らしいのだが、完璧になろうなろうとして、
どこか力み過ぎている。みていて疲れる。
面白いように見えるけれども、なんだか面白くない。

そんな境地に達しているアニメ数寄者には、心地よいアニメになるのではないか。



アニメ数寄者の皆様は、これ以降をお読み頂く必要はございません。
蛇足というべきものにて。





~~以下蛇足~~

このアニメを「面白い」と感じる人とは感性が近いと思う。
その辺の嗜好を判断する良いメルクマールになるだろう。


よく知られている、織田信長らが活躍していた戦国時代。
この時代に、血縁ではなく、軍事力でもなく、経済でもなく、人と人を結びつけ、勢力構造に影響を及ぼしたファクターがあった。

「文化」である。

ここにスポットを当て、
それがどのように人々を結びつけ、成長させ、変化させ、破滅させていったか。
その点について、さすがNHKともいうべき、奥深い人物描写がなされている。

しかし、この作品、それらの表現がどことなく垢抜けない。ちょっとカッコ悪い。
だがそれがいい。

有名な画家の描いた風景画を見てみるとわかると思うが、山にしろ人物にしろ、決して主題となる対象物をキャンバスの中央に描かない。
中央に書かれているように見えるかもしれないが、必ず少しだけ左右にズレて描いている。

キッチリし過ぎは美しくない。
そういうこと。

キッチリした方が美しく見えるって?
気にしないことです。
それもまた「あなた」なのですから。







~~~以下、6話までの感想~~~

主人公は戦国時代に文化人としても生きた実在の武将。作中では使番(敵軍への使者)の任務をこなす。

冠婚葬祭など、ピーンとした緊張感が張り詰めた場所で、俗物的で場違いなことを考えたり、したりすると、無性におかしくなる気持ち、お分かり頂けるだろうか。
この作品、この種の笑いを描いていると思う。
これがハマる人にはハマるだろうし、ダメな人は全くダメだろう。
ただ、この笑いはおそらくメインではない。
茶の湯のシーンや有名武将同士の駆け引きなど、心のやりとりはとても深く、かつ緊迫感があって楽しませてもらった。
このような心理描写がメインだと思われる。

歴史モノは大好物なので、ここは文化面のみならず、その時代の作法、生活、合戦の状況など、細かい設定にまでこだわって描いて欲しい。
初回、丁寧な説明を省いて、いきなりストーリーが開始される。
なので、ある程度戦国史の知識がないと入りづらいと思う(「松永久秀の信貴山城篭城」と聞いて、すぐ把握できる方ならば大丈夫だろう)。

所々気になる部分はあるものの、現段階では、史実に沿ったストーリー展開、描写。
それでも、時代設定を維持したまま、ギリギリのところで笑いを取っている。
今後は、このラインを維持していって欲しい。
全39話が予定されているようだが、同じNHK放送の「十二国記」並みの好物アニメになるかもしれない。期待が高まる。

・・・しかし、秀吉のCVに江原正士さんは、ちょっと違和感がある。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

68.2 14 戦国時代アニメランキング14位
信長の忍び(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (226)
865人が棚に入れました
1555年──
世はまさに戦国の時代!! ひとりの青年がでっかい夢を抱いていた。
うつけと呼ばれる彼こそ後の…、そう、織田信長である。
そんな青年を慕う少女がひとり。
信長の夢に魅せられた彼女は笑顔で言った。
「私、信長様の忍びになります!!」
目指すはひとつ、天下布武のみ!!
ど天然帰蝶、パシリ秀吉、ツンデレねね、ツッコミ光秀、死にかけ半兵衛、
脇を彩る豪華キャラと共に、超巨弾戦記ギャグアニメ、はじまりはじまり~!!

声優・キャラクター
水瀬いのり、羽多野渉、村瀬歩、たかはし智秋、三森すずこ、釘宮理恵、大川透、関智一、落合福嗣、うえだゆうじ、平川大輔、森嶋秀太、松井菜桜子、高木渉、立花慎之介、置鮎龍太郎、檜山修之
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

その時歴史は動いた

TMS/V1Studio制作。

小さいながらも疾走感溢れる良品です。

これは油断しました。
歴史好きならなかなか面白いです。
{netabare}桶狭間の合戦から、
信長の京上洛までを描いています。{/netabare}

会話の妙と構成の上手さで、
まったくストレスを感じない。
テンポがとにかく良く、クスッと笑える。
デフォルメされたキャラも、
それぞれ個性を上手く掴んでいて好感が持てます。

死ぬときはサクッと逝きます(^^;
大名や戦国武将だけでなく、
お市・ねね・まつなど、
大河ドラマで有名な女性陣もかわいい。

私の知る限り史実にも忠実で、
シナリオはきちんと仕事をしていますね。

次の展開が楽しみだ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 46

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

戦国フィクションもの

原作:漫画 未読

第1期:全26話 (5分枠)


感想

信長を題材にした戦国フィクションもので、なにかとありがちですが、主人公は忍びです。
女忍びの千鳥(ちどり)が信長に仕えた物語。

戦国ものでありながらコメディ色が強く、ボケと突っ込みが上手くてクスっと笑わせられます。

5分枠なので、場面展開が早い早い!
集中して観てないと、すぐ置いてかれます。
この速さはていきゅう並みw (セリフは何言ってるかちゃんと聞けますよw)
自分は何度か見直しました^^;
一応、史実に沿ってるみたいなので、歴史の勉強になるかも!?
本音を言えば、5分枠では短すぎるような。。。
せめて15分枠くらいで観たかったです。

千鳥は純粋で裏表のない ちょっと頭の弱い変わり者な女の子。
信長の乱世を終わらせる野望に共感し、信長の忍びとして仕えます。
CVの水瀬いのりさんが良い声で演じてました。

キャラでは、
ツンデレあり、ヤンデレあり、筋肉あり、吐血ありと、バラエティーに富んでますw
(CMより)

その他の声優さんでも
羽多野渉
たかはし智秋
釘宮理恵
三森すずこ
関智一
大川透
檜山修之
山口勝平
立花慎之介
平川大輔

と豪華です。

主題歌では 蓮花 さんの「徒桜」(第1話 - 第13話)がお気に入り
良い曲でした。


原作はまだ続いているし、この春から2期が始まるけれど...
史実通りなら、信長は本能寺の変で死んでしまいますが、この先どうなるか?
信長は?
千鳥は?
物凄く気になります。
このまま2期 楽しみに視聴します!
叶うなら、この物語の最後までアニメで観れることを願います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「笑いあり♪涙あり♪感動あり♪ツンデレあり♪ヤンデレあり♪筋肉あり♪吐血あり♪なでなであり♪火縄にグルメにお色気あり♫」

史実に忠実なショートコント。

金ヶ崎編の方から見始めて、面白いなとはまってたらラッキーにも最近0話から再放送が始まりました。
現在第8話まで視聴。

「笑いあり♪涙あり♪感動あり♪ツンデレあり♪ヤンデレあり♪筋肉あり♪吐血あり♪なでなであり♪火縄にグルメにお色気あり♫」
これ、信長の忍び単行本のTVCMのキャッチコピーなんですが、言われてみれば確かに全部あります 笑
いや待て、あれがお色気か?

今川家桶狭間の戦いの少し前からを、信長に仕える架空の忍びの女の子の目線から描いてます。

テンポよくクスッと笑えます。
そんなスピード重視の子供から大人まで楽しめる良作です。

<2017/11/7追記>
ようやく一期と二期両方見終えたので感想です。
面白かった。
史実に忠実に、且つ細かくボケてつっこんで。
信長も斎藤道三も松永弾正も明智光秀もみんなみんな笑える楽しいキャラになってるところが良いです。
秀吉なんて天才的なボケキャラだしね。
自分の中の「ショートコントアニメベスト3」にランクインしました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

61.6 15 戦国時代アニメランキング15位
ノブナガ先生の幼な妻(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (168)
632人が棚に入れました
「ある日突然、自分のことを大好きな女の子が現れる」そんなギャルゲー展開を夢見続けていた教師・信永。彼の元に現れたのは、自分の妻を自称する14歳の少女・帰蝶。戦国時代からやってきたらしい彼女は、信永=織田信長と勘違いし、子づくりを迫るが…!?

声優・キャラクター
酒井広大、上原あかり、小澤亜李、結崎このみ、田中茉理花、豊田萌絵、木下鈴奈

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

一言でいうと「雑」。

双葉社から刊行されているマンガ作品が原作のアニメ作品3本がまとめて30分枠に押し込まれて放送された「ふたばにめ!」なる放送枠の一作品(枠内での放送順は3番目)です。

織田信長の生まれ変わりであるらしい中学校教師、織田信永(おだ のぶなが)。そこになぜか、戦国時代の織田信長に輿入れのために尾張入りした斎藤道三の娘である帰蝶(きちょう)が現れるというトンデモ作品。

帰蝶を初めとして吉乃(きつの: 生駒の方)、お鍋の方、慈徳院、森蘭丸などがタイムスリップ、生まれ変わりなど様々な形で信永の前に現れ、関係を迫るというなかなかに荒唐無稽なお話です。

上記のようなストーリーの関連で全裸シーンがあるのですが、このときの作画が「全身が白く光る」という作画リソースを割かない特殊なものになっているのが本作の特長といえば特徴ですね。

ストーリーも作画も「雑」の一言で、おそらく同枠に『超可動ガール1/6』がなかったら観ていなかったと思います。残念アニメ…(笑)。

ただPyxisが歌うOP主題歌「恋せよみんな、ハイ!」は、耳に残るキャッチーな曲で私はけっこう好きです。ED主題歌「Returner Butterfly」も悪くないと思うので、作品内容のわりには音楽の評価は高めにしてあります。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

エロの必要性?

原作未読。最終話まで視聴。

最初の設定は面白いなって思ったんですよ・・・。

ところが、主人公の周りに次々と・・・。
正直、うんざり・・・。

しかも、かなり下品なエロ展開・・・。
ウンザリ、ウンザリ・・・。

ミニアニメじゃなかったら視聴断念していたと思います。(笑)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

異世界転生ハーレムならぬ、異世界(過去)から転生、、、結局、ハーレム(苦笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
エロアニメです。ハーレムです。ロリです。犯罪です。以上です。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本当に、以上なんですってば(笑)

強いて感想を述べれば、あの裸のキラキラ、必要か? どうせエロアニメなんだから、普通に裸にすれば?
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
濃姫のキャラは悪くないな。

2話目 ☆2
キャラは悪くないけど、エロエロですな。やっちまえば良いのにな。

3話目 ☆2
まあ、懲戒免職だな。

4話目 ☆2
まあ、タイムスリップは、流石に信じるよな。皿さわったら、どんな展開なんだよ。

5話目 ☆3
ムリヤリ、合法ロリ(笑) キャラとして、電波なのがなかなか良い。

6話目 ☆3
退廃的な生活(笑) 斬新な隠し方だな(笑)

7話目 ☆1
信長ハーレム帝国、築いてるな。

8話目 ☆1
枇杷島のびは、BLのB(笑)

9話目 ☆1
BLも入れてくるんかい、このハーレム軍団に。森蘭丸か。

10話目 ☆1


11話目 ☆


12話目 ☆1
もう、エロしかない。ヒドイ、、、。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

70.6 16 戦国時代アニメランキング16位
信長の忍び ~伊勢・金ヶ崎篇~(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (151)
529人が棚に入れました
2016年秋から放送されていた第1期から続けて、4月より二期としてオンエアー!

大和国大名である松永久秀に書簡を送っていた信長は、はっきりしない態度にもどかしさを覚えて千鳥に忍び込むよう命じる。しかし久秀の居城・多聞山城は、攻め込むことも忍び込むことも不可能と言われていた!

織田信長と忍びの少女・千鳥が愉快な仲間たちとともに天下統一を目指す壮大なストーリー!

声優・キャラクター
水瀬いのり、羽多野渉、村瀬歩、たかはし智秋、三森すずこ、山口勝平、釘宮理恵、大川透、関智一、落合福嗣、うえだゆうじ、平川大輔、森嶋秀太、松井菜桜子、VALSHE、内匠靖明、梁田清之、岸尾だいすけ、竹本英史、松山鷹志、坂本頼光、高橋伸也

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

2期目っていうか…

放送時期的にも、普通に続いてるよね。話数カウントも積算継続だし…。
ああ、あの真面目な作品レビューは1期目の方を見てください。

ここに書くべき内容も、だいたい同じです…(笑)。

2017.10.7追記:
観終わっていながら更新し忘れてました。1期目同様、無難に原作をアニメ化できていると思います。大地監督、有能。

3期目があったら、本願寺勢とかも出てきますかね。原作マンガの顕如と如春尼は好きなので出てきて欲しいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ハイテンポハイテンション戦国コメディー、ややシリアス?

戦国コメディー第二弾。
とは言え、第一弾とくっついてます。
本作では、上洛後の伊勢攻略と金ケ崎の退却戦が描かれます。
いくさがメインだけあって、ややシビア?
でも、コメディーだから笑いが綺羅星の如く散りばめられています。

3分アニメだから、テンポはもちろんよろしいです。
ボケボケ連中にツッコむ信長の構図は変わりません。
しかし、信長のキレが悪いよう。
そもそも登場頻度がやや減ってませんか?

その分、松永のおっさんなど個性豊かな珍キャラ続々登場。
でも、旧キャラの方が魅力的かな。
たまに登場する岐阜在住の帰蝶とねねがかわいい。
それにしても秀吉は相変わらずいじられキャラですね。

とりあえず姉川前で終了。
これからどんどん佳境です。
凄惨な歴史をどこまでポジティブに描くのでしょう。
恐ろしくも楽しみです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

信長の夢に魅せられ、少女は信長の忍びとなった…。

この作品の原作は未読ですが、1期が面白かったので2期の視聴も決めていた作品です。
それに、主人公である忍びの千鳥役はいのすけ…でもこの作品はそれだけじゃないんです。

信長の正妻である帰蝶役にたかはし智秋さん、秀吉の妻であるねね訳にくぎゅ、信長の妹であるお市の方がみもりんという豪華配役で構成されているんです。
1期の時は5分枠の作品なのに声優さんが凄いなぁ…と思っていましたが、ここまで続くと既にショート作品の一般概念が通用しない作品だと思います。
だってしっかり2クール52話まで放送されたのですから…

こうして始まった2期ですが、1期で固めた地場を足掛かりにいよいよ天下統一に向けて動き出してからが描かれています。

ですが、1期とは少し様相が異なり、どちらかというと史実を追う方に軸足があるので、様々な戦国武将の影に千鳥が霞んでしまったような気がしました。
確かに、史実を追うのは大切な事だと思います。
でも、その分千鳥の登場機会が減ったような気がしてなりませんでした。

1話1話の物語のテンポがとても良いので、5分間なんてあっという間です。
ギャグ漫画がベースにあり千鳥は専らボケ役なので、要所での登場が肝心なのは分かっているつもりです。
ですが、信長陣営最強の使い手であり戦闘力は一騎当千の超人クラスであると共に、忍びとしても傑出した能力そのものだって十分すぎるくらい格好良いんです。
ボケていない千鳥だって可愛さ100倍なのに…

一方、ねねは今期も最高でした。
出番は決して多くありませんでしたが、ツンデレという設定が妙にしっくりくる上、CVは「ツンデレ女王」であるクギュ…
これ以上の最強の組み合わせを他に私は知りません。
出番が少なかった分、登場した時のパンチ力が半端ありませんでした。
きっと釘宮病に罹患されている方でも十二分にご満足いただけたのではないでしょうか。

この作品のアニメ化で気になったことと言えば1点だけ…
終わりがとっても中途半端な気がしてなりません。

思い返せば1期最終話のタイトルは「おいでやす京へ」
この時は連続して2期が放送されたのでそこまで気になりませんでしたが、2期の最終話のタイトルは「そして姉川へ」
信長の…そして千鳥の戦いがさらに激化するのはこれからじゃありませんか…

これは次期への布石…と思って良いのでしょうか。
いいえ、そう思いたいです。

2期の主題歌は、蓮花さんの「白雪」とLily's Blowさんの「花の影」
蓮花さんの歌が良いのは1期から知っています。
今期お初だったLily's Blowさんの曲もアニメとピッタリ合ってて良かったと思います。

2クール全26話の物語でした。
ここからは史実からも更に面白くなると確信しています。
激動の時代を生きた織田信長…その忍びは何を考え、何を選択するのでしょうか。
もう…ワクワクが止まらないデス。
次期の放送を宜しくお願いしますね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

55.6 17 戦国時代アニメランキング17位
戦国BASARA Judge End(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (101)
514人が棚に入れました
時は群雄割拠の戦国乱世。天下布武を唱える魔王・織田信長が本能寺にて、その腹心である明智光秀によって討ち取られる。信長亡き後、圧倒的な武力をもって各地に侵攻したのは覇王・豊臣秀吉であった。豊臣軍は抵抗を続ける関東名門・北条家の小田原城を包囲。その軍勢には、秀吉に忠誠を誓う石田三成や、同じく三河領主・徳川家康の姿もあった。一方その頃、北条家侵攻を聞きつけた奥州筆頭・伊達政宗は、自らの高みを目指し小田原城へ進軍。無謀とも思える勝負に意気込むのだった。そして甲斐の武田軍では伊達進軍の報告を受け、真田幸村が戦場に想いを馳せていた。乱世の先を見つめ、今時代が動き出す!

声優・キャラクター
中井和哉、保志総一朗、大川透、関智一、森川智之、玄田哲章、子安武人、置鮎龍太郎、石田彰、立木文彦、森田成一、大原さやか、小山力也、小清水亜美、石野竜三、中原茂、朴璐美、桑谷夏子、緒方賢一、能登麻美子、福山潤、速水奨、宮澤正、西川貴教

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

期待しただけに残念(ノД`) でも声優陣は◎

ゲームを原作とした戦国アクション作品。
戦国BASARA・弐と続き、本作で3作目のアニメ化。
全12話。


新作『戦国BASARA4』の販促として制作された作品です。
ストーリーは『戦国BASARA3』を基盤に作られています。
アニメの1、2期も視聴済み。ゲームもプレイ済み。
なので、期待して視聴しましたが……( ´Д`)=3

まず作画のクォリティがあまりにも低いです。
人物の線が細く、まるでBLものでも観ているかのよう。
更にヒドかったのはアクションシーンですかね。
動きが鈍く、迫力もない。あれじゃ紙芝居です(;´∀`)

ストーリーも申し訳程度のまとまりのない展開。
作品の世界観から人間関係、細かい設定などが
上手く表現されておらず残念です。
もっと魅力的な世界観、もっと魅力的なキャラのはずなのに…。

アニメ1、2期と制作会社が変わったようなので
その影響が大きいのかも知れませんね。

そんな中、非常に充実していたのが豪華な声優陣でした♪
比較的ベテラン声優が多く、落ち着いた雰囲気。
戦国の世を生き抜く登場人物の魅力を引き出しています。
この声優陣だけでもご飯2杯はイケると思いますw


“販促のためのアニメ”を否定するつもりはありません。
しかし、今作のようなクォリティではあまりにもお粗末。
もし、次作があるのであれば、アニメファン・原作ファン共に
満足できる作品を届けて貰いたいと思います(´ー`)

あまりオススメできる作品ではありませんが
興味のある方は1、2期から視聴して下さい。
好きな声優さんなどを目当てに視聴するのもアリです♪




《キャスト》
伊達 政宗(CV.中井和哉)   真田 幸村(CV.保志総一朗)
徳川 家康(CV.大川透)    石田 三成(CV.関智一)
片倉 小十郎(CV.森川智之)  大谷吉継(CV.立木文彦)
武田 信玄(CV.玄田哲章)   猿飛 佐助(CV.子安武人)
上杉 謙信(CV.朴璐美)    かすが(CV.桑谷夏子)
長曾我部 元親(CV.石野竜三) 毛利 元就(CV.中原茂)
島津 義弘(CV.緒方賢一)   黒田官兵衛(CV.小山力也)
大友 宗麟(CV.杉山紀章)   立花 宗茂(CV.稲田徹)
雑賀 孫市(CV.大原さやか)  鶴姫(CV.小清水亜美)
小早川 秀秋(CV.福山潤)   天海(CV.速水奨)
前田 慶次(CV.森田成一)   まつ(CV.甲斐田裕子)
お市(CV.能登麻美子)     竹中 半兵衛(CV.石田彰)
豊臣 秀吉(CV.置鮎龍太郎)  酒井忠次(西川貴教)



《主題歌》
OP
『Thunderclap』/Fear, and loathing in Las Vegas
ED
『北極星 〜ポラリス〜』/石川智晶

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

絆を投げ捨てちゃいましたね><

人気ゲーム「戦国BASARAシリーズ」をアニメ化した作品。
内容的には、OPを見る限り、「戦国BASARA3」のキャラクターがほとんどなので、「戦国BASARA3」の内容が物語の中心だと思われます。
作風はコメディバトル。イケメン武将をかっこいいと思って視聴するのもあり、常識破れの世界観を堪能するのもありです。
ただし、3期は少しだけ暗くて、真面目な雰囲気です。


キャラクターデザインも少し渋い感じになっています。
キャラクターの登場シーンも、キャラクター名のロゴが和風っぽくになっており、どことなく雰囲気も変わっています。渋い。渋い絵調。
まるで、沢山の俳優を起用した水戸黄門のようです。

演出も、感動的なシーンの背景に星空を用意したり、キャラクターの立ち姿を白黒反転させてかっこよく見せたりと、前作とは違った演出の仕方をしていました。
前半は良いと思ったのですが、後半から一気にチープな印象になり、一話のまとまった雰囲気はどこかへ消えてしまいました。

作画とか。
戦闘シーンも一話がピークで、後は迫力の無いアクション。どちらかというと、ヒューマンドラマで攻めていきたかったのでしょうね。
後は、動きが少ないです。制作費が足りなかったのでしょうか。

一つ一つの描写は深みのある描き方で、良かったと思いましたが、それ以前に尺が足りません。詰め込みすぎてドラマ性が薄っペらくなっています。高橋ナツコさんは、鋼の錬金術師の脚本も務めているために、陰鬱とした描き方は得意なはずなのですが、今回は尺が足りない上に、ゲームの雰囲気と違った感じになってしまいましたから、私は裏目に出たと感じています。
そもそも脚本を務めたのは数話だけだから、それだけじゃ判断できない、という風に考えてもおかしくないのですけれどね。その辺は、別のお話で。


■ドラマ性が薄っぺらくなった理由として挙げられること

{netabare}

①前田慶次と雑賀孫市の恋愛描写が唐突すぎました

最初から良い感じに演出しているのですけれど、前田慶次が雑賀孫市に頬を赤くするだけの恋愛描写で、あの告白シーンを描かれても。
頬を赤くするのはアニメだから、分かりやすいのでしょうが、もう少し脚本面で詩的な表現、繊細で感じ取るたびに胸が躍るような表現の仕方を加えて欲しかったです。
こういうのは、少女漫画にありそうな描き方なので、私の好みになりますよね。そうじゃなくてもいいので、何かしたらプラスして欲しかったですね。

②お市とまつって仲良かったんですか?

触れられていないような気がします。前作でもあんまり絡みがなかった気がしますから、あの盛り上がるシーンで、お市とまつの会話を聞かされても、説得力がありません。

③絆という言葉を説きながら、絆を奪う家康。

ラストで滅茶苦茶。あの描き方だと、絆といった言葉を説きながら、絆を奪った家康が、天下統一してからどう償うかの方が、しっくりくると思うのですよね。
結局、家康が絆を説いて、三成に自分の価値観を押し付けておきながら、自分の責任からは逃げているのを見ていると、ちょっと首を傾げてしまうのです。

④毛利元就に「孤独な人間は、後世では誰にも語られない」と言うのって...

権力者の時点で孤独ではないし、あそこまで有名になった人間が語られないといった理屈からしておかしいです。

⑤大谷さんが三成に入れ込む理由は何?

NHKの紹介番組で、大谷吉継が石田三成に助けられた事があるのは知っていました。それでも、アニメの中では描かれていません。描いてください。説得力が無くなりますから。


⑥10分で織田信長が復活しそうになって、その騒動が綺麗に収束する

短すぎます。
{/netabare}




もっと尺があれば上にあったような疑問に感じる部分を解消が出来たのではないのでしょうか。

①は、脚本家の技量が問われますが、復讐の理由については深く描くことが出来ていました。伊達政宗が石田三成に敵意を持つシーンでも、ひしひしと心に訴えかけていくような描き方をしていました。
最後の徳川家康と本多忠勝のシーンは、エドとアルのようでしたし(笑)

脚本家の技量については、尺があればもっと良くなったのではないか、といった推測で止めておきます。(①以外)
もっとも、その前に描くエピソードを少なくすれば済む話なのでしょうが。


■絆について投げかけたのは評価


それだけ。絆を与えて、みんなと手を取り合うことで天下を治める。
そんな偽善主義者の家康さん。

あれ?秀吉の命とか兵士の命を奪っておいて、平気でそういったことをおっしゃるのですね。

誰かの絆を奪っておいて、そんな綺麗事。大体、誰かと仲良くして、誰かと敵対することは誰かの交友関係を断ち切っていることではないのですか?

聞いてて呆れてしまいます。このあたりは受け取り方次第でしょうね。


■まとめ。+α

一話がピーク。戦闘シーンは紙芝居。
描写が胸を痛み付けるようなシーンが多かったですが、尺が足りなさ過ぎて肝心な所で呆れてしまいました。衣装や作画と脚本の雰囲気が合わなかったです。
絆をゴミのようにポイッ。どういう風に受け止めるかはあなた次第。


良いところがあるとしたら、イケメン武将を眺められるということだけです。
家康様と元親様、官兵衛様はかっこよかったです!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

失敗してしまいました〜(;_;)

この作品のタイトルである「戦国BASARA」というゲームがあるのは未プレイですが知っていました。
なぜなら、私の中で戦国武将の中で1,2位を争うほど好きな伊達政宗が主人公(?)だからです。
そのため、この作品が放送されると知った時、好きな武将が見られる・・・と喜んだのを覚えています。

でも、そこで喜んで・・・そのまま放置しちゃったんですよね^^;
少し調べれば、戦国BASARAはアニメ化もされていて、今期が第3期目に相当する事も直ぐに分かった事だと思います。
でも、私はその一手間を掛ける事をしなかった結果・・・
いきなり今期の作品から視聴を初めてしまいました(//∇//)

振り返ってみると、1話から違和感はあったように思います・・・
登場人物はみんな知り合いだし・・・
とんでもない展開から物語が始まりますし・・・

それでも、この作品を初めて見た私にとっては、
・伊達政宗の刀の持ち方
・  〃 の馬の乗り方
・皆さんの戦国時代の常軌を逸した単騎行動
・個性豊かな武具・防具の数々・・・
これら4つの圧倒的な違和感の前に、物語の違和感に気付くことなく遣り過ごしてしまいました^^;

物語も終盤に差し掛かろうという時、友人から「今期のBASARAが今までの中で一番面白い」という話を聞いて、ハッと思った時には物語はもう10話・・・完全に遅すぎでした^^;

途中からの視聴でも伝わってきたモノはありました。
それは、皆さんの身体から溢れんばかりの闘志と熱さです^^

でも、最初から視聴すれば、印象もきっと全然変わってくると思います。
という事で、この作品については、1期から視聴し直してきます^^;

因みにですが・・・この作品の2期は日曜日の夕方5時枠で放送されたようです。
今更ですが良い子の皆んなにヒトコト・・・伊達政宗さんのお馬さんの乗り方はとても危険なので、絶対にマネしないでね^^;
(2期と3期で乗り方が違っているのならゴメンなさいですm(_ _)m)

主題歌では、石川智晶の歌うエンディングテーマ「北極星 〜ポラリス〜」の綺麗な旋律が大好きでした^^
それでも伊達政宗の馬の乗り方はやっぱり気になってしまいましたけれど・・・^^;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

64.2 18 戦国時代アニメランキング18位
半妖の夜叉姫(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (182)
420人が棚に入れました
幼い頃、森の火事に巻き込まれ、離ればなれになった双子の少女、とわとせつな。とわは、時代樹の時空を越えるトンネルをくぐり抜け、戦国時代から現代へとタイムスリップ。かごめゆかりの日暮家の娘として育てられ、武道に長けた女子中学生に成長した。一方、戦国時代に残された妹のせつなは、妖怪退治屋のお頭となった琥珀の下で妖怪退治を生業にしていた。もろはは、かごめと犬夜叉の娘。賞金稼ぎとして「化け殺しのもろは」の異名を取り、やはり妖怪退治に明け暮れている。とわとせつなが別れ別れになってから、10年。時代樹の時空を越えるトンネルが再び開かれた。現代に現れたせつなと再会するとわだったが、せつなは何故かとわのことを忘れてしまっていた。せつなと共に、現代にやって来たもろはも加わり、とわたち「半妖の夜叉姫」が、現代を、そして戦国時代を、縦横無尽に暴れ回る!

声優・キャラクター
松本沙羅、小松未可子、田所あずさ、木村良平、浦尾岳大、ファイルーズあい

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

これは確かに、間違いなく『犬夜叉』の続編…。

第4話まで観た時点でこのレビューを書いています。

『犬夜叉』は高橋留美子作の漫画が原作でアニメ化されていますが、本作は漫画原作があるわけではなく、そういう意味では『ドラゴンボール』に対する『ドラゴンボールGT』みたいなポジションの作品でしょうか。

『犬夜叉』同様に「現代」と「戦国時代」が舞台になっているようで、時系列的にはそれぞれの時代について『犬夜叉』の後になっていて、たとえば現代ではかごめの弟の草太は成人して娘がいますし、戦国時代でも弥勒と珊瑚の間に双子の娘がいたりします。

1話毎のOP主題歌→提供→タイトル→本編A→本編B→ED主題歌→予告といったフォーマットや使用BGMなどもアニメ『犬夜叉』から継承されているようです。

放送日時に見合った、普通に子供向けのアニメ作品だと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「過去と現代を駆けろ、未来(あした)を変えろ。」

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
ですが、この作品の前編である「犬夜叉」が未視聴なので、物語のいきさつ、背景や設定に至るまで、まるで分からないことだらけ…

だから、視聴する前はこの作品を楽しめるかが正直不安でした。
分からないところは分からないなり…という見方しかできませんでしたけれど…
今回も声優さんに救われた気がします。
みかこしや田所さんが出演されていましたし、とわ役を演じた松本沙羅さんは、「この音とまれ!」の来栖妃呂役を演じられた方だったんですよね。
だから結果的に不安は杞憂でした…^^;


戦国時代に新たなる風! 半妖の姫たち、見参!
運命は次の世代に託された—— 。

とわ、せつな、もろはは、妖怪と人間の血を引く半妖の少女たちだ。

幼い頃、森の火事に巻き込まれ、離ればなれになった双子の少女、とわとせつな。
とわは、時代樹の時空を越えるトンネルをくぐり抜け、戦国時代から現代へとタイムスリップ。
かごめゆかりの日暮家の娘として育てられ、武道に長けた女子中学生に成長した。

一方、戦国時代に残された妹のせつなは、
妖怪退治屋のお頭となった琥珀の下で妖怪退治を生業にしていた。

もろはは、かごめと犬夜叉の娘。賞金稼ぎとして「化け殺しのもろは」の異名を取り、
やはり妖怪退治に明け暮れている。

とわとせつなが別れ別れになってから、10年。
時代樹の時空を越えるトンネルが再び開かれた。
現代に現れたせつなと再会するとわだったが、せつなは何故かとわのことを忘れてしまっていた。

せつなと共に、現代にやって来たもろはも加わり、
とわたち「半妖の夜叉姫」が、
現代を、そして戦国時代を、縦横無尽に暴れ回る!


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

完走して思ったこと…
高橋留美子さんらしい作品だと思いました。

殺生丸や犬夜叉の事はさっぱり分かりませんでしたが、それでも楽しめたのはこの作品が一つの作品として独立しているから…

それに、とわやせつな達は親に会えないことを悲しいと思っている節は見えませんでしたし、何より次々事件に巻き込まれるので、そんなことを考えている余裕すら無かったのかも…
そもそも殺生丸や犬夜叉に対して肉親であるという感情が少し希薄に感じた気すらします。
この辺りが、この作品が独立していると思えた理由なのかもしれません。

寧ろ、とわにはもっと叶えたい願いがありました。
せつなが、とわを忘れた元凶を取り払って、昔の仲睦まじい姉妹に戻りたいという願いです。
手がかりだって掴みました。
霞みの様な手がかりですけれど…^^;

そして田所さんが演じたもろはは、とわやせつなと違い明朗快活な女の子でした。
犬夜叉の娘らしいのですが、私は犬夜叉自身を知らないので何をどう受け継いでいるかは分かりません。
生業としている賞金稼ぎで、あまり稼げてなくても決してめげないところは好印象でした。

とわとせつなが兎に角真逆な部分だらけなので、もろはが良い緩衝材になっていたと思います。
ずっと仲良し3人組で暮らしていくんだとばかり思っていました。
とわの願いが叶い、賞金稼ぎの暮らしは決して裕福とは言えないけれど、3人が一緒ならそれで良いじゃない…
そんな未来が来るのを願っていたのかもしれません。

だから終盤の急転直下の展開には声もありませんでした。
どうしてこうなるのかなぁ…
こんな展開…誰が喜ぶんだろう?
覚醒のきっかけと呼ぶにはあまりにも代償が大き過ぎです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、SixTONESさんの「NEW ERA」と、NEWSさんの「BURN」
エンディングテーマは、Uruさんの「Break」と、緑黄色社会さんの「結証」

2クール全24話の物語でした。
物語が途中でブツ切りとなる形で終幕しましたが、弐の章の制作が決定したとのことです。
公式サイトには弐の章の制作決定の記事に以下のコメントが記載されていました。

戦国の世で、夜叉姫たちが再び暴れまわる!! 
夜叉姫たちは一番守りたいモノを守り切れるのか——。

このままじゃ終われませんよね。
是非とも守り切って下さいよ。
奇跡の逆転満塁ホームランを期待していますので…

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ライトな犬夜叉ファン向け

犬夜叉はリアルタイムじゃなくて再放送で知って好きになりました。

犬夜叉の15年後くらいの話ですが、雰囲気は良くも悪くも犬夜叉そのまんまですね。メインになるキャラクターが変わっただけです。
高橋留美子先生ではなく、当時のアニメ制作スタッフが是非作りたいということで、先生監修のもと制作されたものだそうですから、雰囲気がそのままなのも当然ですね。

BGMとか演出とか、話の展開とか、犬夜叉の雰囲気がそのまま続いています。原作ファンなら懐かしく感じると思います。
前作キャラクターは年齢は15年経過しているはずですが見た目はほとんど変わらないので、そこは安心していいです。
シナリオは犬夜叉と比べちゃうと平凡で物足りないですが、普通に面白いですよ。

たぶん、ガチな犬夜叉ファンは色々と気に入らない部分あると思いますが、私のようなライトな犬夜叉ファンなら楽しめるかもしれません。

犬夜叉やかごめ、珊瑚、殺生丸など前作の人気キャラ達は要所要所で出てきますが、主役ではないので控えめ。
予算がかかっているようでクオリティは高く、説明も丁寧でわかりやすいのがいいですね。

この作品の視聴者はかなり限定されてしまうのでヒットは難しそうですね。
1、犬夜叉未視聴者に敬遠される
2、殺生丸や犬夜叉の活躍が見たい人からは期待外れに思われる
3、ガチなファンはこういう後付けの続編に対しては見る目が厳しくなりがちで低評価になる傾向がある

犬夜叉本編を見ている人限定ですが、丁寧に作られた良いアニメだと思うのでオススメしときます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

54.0 19 戦国時代アニメランキング19位
義風堂々!! 直江兼続 ~前田慶次酒語り~(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (105)
399人が棚に入れました
「義風堂々!!」は、謙信の御旗である「義」の旗の下に生きた上杉家重臣・直江兼続を主人公にしたマンガで、兼続は、生涯独身を貫いた謙信の実子という異色の設定。「北斗の拳」の原哲夫さんと、元週刊少年ジャンプ編集長の堀江信彦さんが原作、武村勇治さんが作画を担当している。08年から「義風堂々 直江兼続-前田慶次月語り-」として連載が始まり、10年に創刊された「月刊コミックゼノン」からはサブタイトルを「酒語り」と変えている。

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

義を語る物語

原作未読 全25話

戦国時代、上杉謙信の後継者である上杉景勝の軍師である直江兼続と傾奇者の前田慶次が月夜の中で酒を酌み交わしながら過去を振り返る物語です。
総監督を「花の慶次」「北斗の拳」の作者 原哲夫さんが行っています。

「花の慶次」が前田慶次ならば「義風堂々」は直江兼続をメインに3~5話に1つのエピソードにしています。

内容は歴史で有名な合戦から兼続の身近なお話で、「義」にかかわり合うエピソードです。ちょっと固苦しいかもしれませんね。

出てくるキャラも織田信長を筆頭に、豊臣秀吉、徳川家康、上杉謙信、石田三成などそうそうたる顔ぶれです。

作画は原哲夫さん風ですが、線が少ないためのっぺりした感じがして最後まで違和感がありましたね。(OVAの真救世主伝説 北斗の拳の絵が好きでした)

でも、原哲夫さんの特徴である男気あるお話ばかりですね。

OP 吉川晃司さんが歌ってますね。カッコいい曲です。2曲目の方がこの作品に合っていると思います。
ED 2曲ともこの作品に合ってますね。

最後に、この作品を観ると「花の慶次」もアニメ化してほしいですね^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

義の文字は我と羊である。羊は美と同じである。故に義とは我を美しゅうするの意となる。

ストーリー

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人の戦国時代の覇者が認めた男の直江兼続と前田慶次が送る自由だけど真の男の友情と戦いの物語です。

私の感想。

なんだか男のキャラクターも女のキャラクターもすべて「安部さん」に目えてしまうキャラクターデザインでした。もう、いつ「やらないか」って言われてもおかしくないキャラデザでした。

けれど、そんなキャラクターデザインですが、ストーリーもしっかりしていて、非常に楽しめました。しかし、所々分からない所もありましたが、多分それは私はそれほどこの時代の歴史に詳しくないからかもしれません。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は戦国時代を舞台にした作品なのである程度日本の戦国時代の歴史を知らなければいけません。是非歴史を勉強してください。

オープニング

「SAMURAI ROCK 〜義風堂々!! ver.」
非常にかっこいいオープニングです。実に男と男の戦いを描いているような最高のオープニングでした。キャラクター説明も世界観紹介もよかったですが、最後に映し出された渋い画像はもっと長くするべきだと思います。

「The Sliders」
私個人的には前オープニングのほうが好みなのですが、このオープニングも非常に面白かっこよかったです。今回はもっと図体のほうを紹介するのに力を入れているオープニングです。

エンディング

「月下に交わす、杯と契り」
男二人の友情を描いた休日の一ページを描いたような落ち着いているエンディングでした。ゆったりしていて気持ちがいいエンディングです。夜空でもたまには見に行こうかな・・・

「Last Moment」
女性ボーカルの悲しみを描いたようなゆったりとしたエンディングです。この作品には男性ボーカルが一番似合うと思いましたが、案外意外と女性ボーカルも良いものでした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

義、という名の男の友情の話だけど好み分かれそう

wikiみると「花の慶次」のスピンオフ漫画が原作。
そんな感じかなぁ、とは。

正直あまり面白いとは・・・
北斗の拳もそうだけど原先生の作品はともすると暑苦しいんで。
そこまでじゃないけどヤッパ無理あるかなぁ。

作画は顔の口元がニヤけた感じがイヤで(- -;

良い所はOP曲に吉川晃司氏起用したとこ。

端的にはタイトルの通りかな。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

69.8 20 戦国時代アニメランキング20位
信長の忍び ~姉川・石山篇~(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (115)
380人が棚に入れました
第3期「姉川・石山篇」では、織田・徳川家康軍と浅井長政・朝倉景健軍による大規模野戦「姉川の戦い」が描かれ、信長とその義兄弟である浅井長政が敵味方に分かれて激突する。

声優・キャラクター
水瀬いのり、羽多野渉、村瀬歩、たかはし智秋、三森すずこ、山口勝平、関智一、内匠靖明、岸尾だいすけ、小山力也

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

まだやるか。

戦国コメディー第三弾。
最早、大河ショートアニメか。
今回は本願寺がバリバリ出演。
坊主ネタが光っています。

史実通りのストーリーに気分は滅入り勝ち。
滑る笑いも致し方あるまい。
ということで、ちょっと視聴がしんどくなってきました。
しかし、そこはショートアニメ。
ぼちぼち参ると致しましょう。

信長のつっこみも湿りがち。
小谷城とか比叡山とかどうすんの?
コメディーになるの?
それに何より本能寺。
これ以上観るのが怖いです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

戦国絵巻コメディ

原作未読 全26話 1話5分枠のショートアニメ 

BSフジで3期にあたるこの作品の放送前に、1期・2期(それぞれ全26話)が一挙放送されていたので観てみました。面白かったので本作も視聴しました。

織田信長に仕えている忍びの主人公、千鳥(ちどり)の視点で戦国時代を描くコメディ作品です。

結構コミカルに描いてはいますが、戦国時代の歴史と流れが同じなので合戦では兵が次々と戦死したり、名のある武将の戦死なども描かれています。

戦国時代の作品は好きで色々と読んだり観たりしていて、この作品の有名な武将は極端に強調されているところがありますが特徴をよく掴んでいますね。

1話が短いのでサクサクと観れます。お話は連続しているので一気に観るのもいいかもしれません。戦国時代のお話が好きな方はオススメです^^

主題歌は2曲ありましたが、蓮花さんが歌う「金魚涙。」が儚い感じで好きでした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「繋げると壮大な戦国絵巻」物語。

この作品は、「信長の忍び」の3期に相当する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

この作品は5分枠の作品なのですが、これまで3期6クールの作品が放送されてきました。
合計すると390分でフルサイズ作品のほぼ1クールに匹敵する内容となっています。
そして信長の主戦場も伊勢・金ヶ崎から姉川・石山へと移り、天下統一の一端が見え始めて、それで未だ物語が続いているのですから、どこまで話数を伸ばすのでしょう…?
物語の内容自体も楽しみですが、どこまで話数が伸びるのかも気になるところです。

3期まで視聴して思うこと…
私が視聴済の作品だけでも、これまで織田信長に関するアニメは数多く作られてきました。

『信長協奏曲』(2014年7月~10月)
『ドリフターズ』(2016年10月~)
『ノブナガ・ザ・フール』(2014年1月~6月)
『織田信奈の野望』(2012年7月~9月)
『戦国乙女~桃色パラドックス~』(2011年4月~6月)
『ノブナガン』(2014年1月~3月)

ですが、この作品ほど内容が砕けていて、歴史の分かりやすい作品も無いのではないでしょうか。

個人的には『織田信奈の野望』の続編は所望したいですけどね…
2012年に放送されたアニメは原作4巻まで使ったようですが、今では本編が18巻まで発刊されているんです。
これって、アニメの2期を制作するには十分過ぎるストックが貯まっていると思うんですけど…

話が逸れてしまいましたが、この作品についてwikiには以下の様に記載されていました。

「基本的にはギャグ漫画だが、細かな戦国時代の逸話・蘊蓄も盛り込まれ、またストーリーラインは史実をほぼ忠実に押さえており、中学校社会科の教員免許を持つ作者の知識が存分に生かされている作品である。」

どうりで内容が分かりやすい訳です。
それに千鳥を演じるいのすけの演技も…ホント凄いです
作中で、森可成の武勲を嫡男に諭すシーンがあるのですが、この時のいのすけの演技は鳥肌モノでしたよ。
私は思わず感極まって目頭が熱くなってしまいましたから…

それと、物語の視点が信長本人ではなくて、千鳥であるが故のメリットもあると思います。
視点が当事者じゃないから、傍で見ていた信長の側近との絡みが生まれるなど幅が広がっていますよね。
そういうタイミングでのギャグ要素もポイントが高い要因なんだと思います。
まぁ、この辺りの感想は3期まで来て今更感もあるのですけどね…^^;

そういえばwikiをチラ見した時に気付いたのですが、千鳥のCVがいのすけ以外に香菜ちゃんの名前を見つけたのにはビックリしました。
何でも戦国大戦というセガのトレーディングカードゲームらしいのですが、そちらのCVを香菜ちゃんが務めているみたいなんです。
この作品とゲームにそんな繋がりがあったんですね。

主題歌は、蓮花さんの「金魚涙。」と、VALSHEさんの「追想の理」
蓮花さんの曲は相変わらず抜群ですね…
勿論何度も聞いてカラオケ挑戦済です^^

この作品の良さをそのまま引き継ぎながら3期が終幕しました。
原作のストックがどの程度残っているかは分かりませんが、まさかここで終わる事はありませんよね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

52.2 21 戦国時代アニメランキング21位
戦国無双(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (61)
318人が棚に入れました
小田原攻め“豊臣vs北条”が描かれる。


「何のために戦う――」

世は戦国時代。
日本(ひのもと)は混乱の時代に陥り、各地で激しい勢力争いが行われている中、どこまでも共に戦い抜こうと誓った兄弟がいた――

天下統一を目前にした豊臣秀吉が残すは、”相模の獅子”北条氏康の守る小田原城のみ。
前線に位置する、秀吉子飼いの将、石田三成、加藤清正、福島正則や、大谷吉継、島左近、直江兼続らの陣の中に、真田家の若き武士(もののふ)、信之、幸村の兄弟の姿があった。
膠着状態を打破しようと、単騎で飛び出した幸村。
兄・信之もその後を追う――

乱世の運命に翻弄される、真田兄弟の熱く切ない物語が幕を開ける!

声優・キャラクター
草尾毅、小野大輔、竹本英史、高塚正也、永島由子、大本眞基子、日野聡、松風雅也、山田真一、杉田智和、藤本たかひろ、小西克幸、山崎和佳奈、石塚運昇、鈴木真仁、佐藤聡美、檜山修之、石川英郎、海老名翔太、大塚明夫、中田譲治

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

どうか私を討ち取って…。

最初に断っておきます。
アニオタになる前はサッカーオタ(一応継続中?)。
そしてその前が戦国オタ。
最近は戦国時代について触れることは少なくなりましたが、
それでも戦国武将や戦の話になると熱くなってしまいます。
従って、アニメについて参考になるかは微妙なところです。
悪しからずm(__)m


原作:ゲーム『戦国無双4』
これは、プレーヤーが戦国武将となって、
戦で無双しまくるアクションゲームですね。
雑魚兵を駆逐しまくる、ストレス発散ゲームとしても名高いです。

私はアニメの題材である4はやってませんが、
プレステやWiiなど、計5作品プレイ済みです。
現在も、1ヶ月に1,2回ほどやってます。
一番ハマったのは『無双OROCHI』。
ねね、お市、大喬、貂蝉、孫尚香などなど…。
アニメにハマる前はこの娘たちにぞっこんでしたよ。
てか今見てもみんな可愛い…。
って…!こんな話どうでもいいんじゃなイカ!?



失礼、アニメの話へいざ参る!
本作の主人公は真田兄弟(幸村&信之)。
幸村はご存知の方も多いはず、人気の高い正統派武将でございます。
私も好きです。
でもこのアニメでは微妙だったかな…w
今回は弟の信之ほうがかっこよかったです。


あにこれのあらすじでは、
小田原攻めが描かれるとありますが、それが全てではありません。
というか、言ってしまえば導入部分です。
物語の中心は、秀吉が死んで家康が台頭してきた頃。
すなわち、かの有名な『関ヶ原の戦い』『大坂の陣』であります。
歴史の忠実性は低くないですが、
やはり完璧に再現は無理です、アニメ(ゲーム)ですしね。


簡単な内容は、
真田の家を滅亡させないために、
幸村が豊臣陣営、信之が徳川陣営に分かれて戦うというもので、
この兄弟愛、そして家を存続させる信念が私からするとたまりません。
家系が滅びぬ限り野望は潰えぬ、
といったところでしょうか。
はい、最高です。
とまぁこんな感じで重症戦国オタクになると、
アニメの出来云々の前に楽しむ準備が整ってるのです。
世間の評価どおり、アニメの完成度は低いかもしれません。
ですが私はわりと真面目に楽しんでましたね。
幸村の無双っぷりも爽快でした。
雑魚兵の存在意義が問われるところではありますが。


武将がアニメに出陣しまくってて楽しかったです。
それと、くのいち可愛かったな。
終盤のシーン(三成の○○で防御)は笑いましたが。
それに、甲斐姫まで出てくるとは。
なんか嬉しかったです。
このように、やはりゲームやってる人向けなのかなぁとは思います。
これ観てゲームやりたい!と思うかは微妙ですしね。
なので、特別おすすめは出来ないです。
戦国好きなら観てみるのもアリでは?くらいです。


OP「戦-ikusa」 歌ー和楽器バンド
ED「なでしこ桜」 歌ー和楽器バンド

最近こっそりと自分のなかでジワジワきてたんですよね、和楽器バンド。
「千本桜」や「カゲロウデイズ」などのボカロ曲。
ボカロの音声は正直苦手で(好きな方すいません!)、
でも曲自体は好きで…という頃に出会ったのがこのバンド。
和風のテイストを加えたボカロ曲が、
私にとっては至高の味となっていました。
そして、本作のOP,EDも素敵でした。



好き勝手書いてしまった…。
ほんと参考にならない駄文で申し訳ないです。
ここまで読んで下さった方には感謝を通り越して自責の念でいっぱいです。
かくなる上は切腹でござる…。

戦国激ラブで原作ゲーム大好きの私がこのアニメを客観的に評価することなんて最初から無理だったのですね。
最終盤にて気付くヘナチョコ武将・私です。
何でレビュー書いたの?
なんてつっこまれたら返す言葉が見つかりません。

従って、ここは戦略的撤退です!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

戦国無双ハイスクール!

コーエーテクモゲームスより発売されたアクションゲーム

を原作とする作品です。全12話、原作未プレイ


数多の戦国武将が見た天下統一の夢。そして今、一人の男の手が

夢を掴みつつあった。その男は豊臣秀吉、天下統一は目前となって

いた。残すは相模国、小田原を拠点に関東一帯を支配する北条氏康。

大軍勢の攻撃にも関わらず小田原城の守りは固く、戦いは膠着状態に

陥っていた・・・


序盤にちょっとよく分からない所があって話の流れを掴むのが

大変でした。こういった歴史の中のものを扱うような作品は話が忠実

だろうがそうでなかろうが自分の教養不足でどうなっているのかは

分かりません。

まあそんな事はさて置き、なんだかんだ言って最後まで見れたのは

最後のCパートでの戦国無双ハイスクールがカオスだったからですw

ちゃんとした本編よりもこちらの方が楽しめたし、覚えている内容も

こっちの戦国無双ハイスクールの方が断然多いかとw


ゲームをどういう風に使って出来ているのかはゲームしたことないので

よく分かりませんが、した事ない人は色々と厳しいものがあるのかな

と思います。

それと無双というくらいですから戦いの所はしっかりと見せなきゃだと

思うのですが戦いが激しくなればなるほど絵が安定しなくなっていたよう

に感じました。声優陣は割と豪華だったと思います。

◆個人的点数評価 72.266点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

真田家を守った兄と武士(もののふ)としての生き様を貫いた弟の物語・・・

この作品の原作はゲームだったんですね^^;
歴史モノなのでシミュレーションかと思いましたが、アクションゲームだったとは・・・^^;

物語の舞台は戦国時代・・・戦国時代は豊臣秀吉によって終焉を迎えようとしていました。
ですが、その矢先・・・秀吉は倒れ・・・亡くなってしまいます。
そして、物事は史実通り・・・徳川家康が戦乱の世を終わらせると立ち上がるのです。

亡き秀吉公の意志を受け継ぐか・・・徳川の圧倒的な戦力に従うか・・・
諸国の大名は、この2択を迫られていました。
それは、真田家でも同様でした。
幼い頃から共に過ごした兄信之と弟の幸村・・・
兄弟の仲も決して悪くはありません・・・

それでも今後の身の振り方については、兄弟で意見が分かれました。
真田家を存続させるため徳川につこうとする兄信之・・・
武士としての誇り・・・義を重んじ豊臣側につこうとする弟幸村・・・
兄弟同士で戦いたくなんてありません・・・けれど、自分の置かれている状況や信念が妥協を許さないんです・・・

今から起こるのは生死を掛けた戦・・・
そしてその戦には中途半端な結末は存在していないということ・・・

現代では兄弟で敵味方に分かれて殺し合う・・・なんて考えられませんが、この時代にはあったんですよね^^;
こうしてお互いが己の意志を貫き通す事を確認し・・・物語が動いていきます。

今では起こりえない状況だからでしょう・・・兄弟同士で刃を交える光景は切なかったですね^^;
そして、大名級の武将の方々の強さ・・・これは半端ありませんでした。
エイヤっと武器を一振りするだけで何人もの兵隊が吹っ飛んでいくんですもん^^;
しかも持っている武器が刀や槍だけではなく、どこ製の武器なの・・・と思わず突っ込みたくなる位の見た事の無い武器がたくさん登場します。

このように違和感は山ほどあるのですが、それでも毎週見続けられたのは信之と幸村を支える稲姫とくのいちの存在が大きかったと思います。
戦国時代・・・女性の活躍できる表舞台は決して多くはありませんでした。
それでも、想いを寄せ最後まで寄り添おうとする・・・必死で守ろうとする言動が、とてもいじらしいんです^^
良い巡り合わせだったのではないでしょうか・・・

オープニングテーマは、「戦-ikusa」
エンディングテーマは、「なでしこ桜」
どちらも和楽器バンドさんが歌っています。
オープニングとエンディング・・・どちらも格好良い歌でした^^

1クール12話の作品でした。
真田の家を守ることに徹した信之と最後まで武士であろうとした幸村・・・
お互いの覚悟が凝縮された作品だったと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

56.3 22 戦国時代アニメランキング22位
戦刻ナイトブラッド(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (47)
259人が棚に入れました
神牙――そこは人間、そして人間ならざる特別な力を持った「吸血鬼」「人狼」などの"月牙族"と呼ばれる種族が各地に根付き、繁栄する世界。
 神牙はかつて平和な世界であったが、今では力ある武将たちが互いの領土を奪い合い、混沌とした状態となっている。
 そんな神牙を統治すべく、それぞれの理想や信念を掲げ様々な種族の武将たちが兵を挙げ、命を懸けて戦っている。
 ある日突然、謎の女性"姫神子"に呼ばれ神牙へと連れてこられてしまった「私」。
 「私」の血には"月牙族"である武将たちの本来の姿を呼び覚まし強さと癒しを与える不思議な力が備わっている――
 これは天下統一に不可欠な「私(あなた)」を巡る戦いと恋の物語。

声優・キャラクター
花江夏樹、佐々木喜英、武内駿輔、逢坂良太、山本一慶、森川智之、島﨑信長、小林裕介、森田成一、前野智昭、鳥海浩輔、興津和幸、緑川光、荒牧慶彦、柿原徹也、小西克幸、中島ヨシキ、木村良平、西山宏太朗、安元洋貴、山下大輝、森久保祥太郎、村瀬歩、北村諒、八代拓、梅原裕一郎、岡本信彦、佐藤拓也

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

あなたの血に魅かれる数多の武将たちとの物語が始まる

この作品の原作ゲームは未プレイです。
今期放送されたオトメイト系の作品は、「Code:Realize 〜創世の姫君〜」と本作の2作品…
同一クールにオトメイト系の作品が2作同時に放送されるのは珍しいと思います。
これも女性層をターゲットにした戦略なんでしょうけれど…

物語の舞台は「神牙」と呼ばれる戦乱の異世界…
まるで日本の戦国時代を彷彿させる武将が天下統一のため競い合っている世界です。
戦国時代の武将とはいえ、ちょんまげもなければ、着物も紋付き袴ではありません。
煌びやかな衣装で着飾った超がつくほどのイケメン集団ばかりが登場します。

織田信長や豊臣秀吉といった戦国武将の肖像画を、私たちは歴史の教科書で何度も見てきました。
ですが、凡そ私たちが知っている面影はそこにはありません。
きっと「可愛いは正義!」と同義語で「格好良いは正義!」という言葉が存在するのでしょう…
性格などの人物設定が、史実にそれなりに近いだけに違和感を感じない訳ではありませんが、昔の肖像画のまま画面の中を動き回られても絵になりませんしね…

でも、私のこの作品に対するポイントはそこではありません。
ずばり、ヒロインのCVがくぎゅだったからです。
今回のヒロインは純情可憐系でしたが、ピタッとハマっていたと思います。
振り返ってみると、2017年はくぎゅ尽くしだったような…
と思ってwikiでググってみたら、2017年は19作品にも出演されていました。
そのうち視聴していたのが15作品…毎期3~4作品も視聴していればくぎゅ尽くしと感じるのも納得です。

物語の中で、くぎゅ演じる結月は特別な力を持つ存在…
天下統一のために、喉から手が出るほど欲しい力の持ち主…
そうなったら、何が起こるかお分かりですよね…

そう、激しい結月争奪戦が繰り広げられる…筈だったのですが、ここは異世界…日本の戦国時代ではないので、共存している人ならざる存在が結月争奪戦に深い影を落とし…物語は予期せぬ方向に曲がっていくのです。

結月争奪戦…それはそれで面白かったのに…
先ほどは織田信長と豊臣秀吉にしか触れませんでしたが、武田信玄、上杉謙信、真田幸村に伊達政宗と著名な家臣一同が勢揃いしているのですから…

と思って公式HPを何気なく見ていた時に気付いたのですが、軍門ごとにキャラクターデザイナーが違っていたんです。
例えば織田軍は薄葉カゲローさんで、豊臣軍は花邑まいさんという感じ…
それを知っても私には見分ける能力はなさそうですけど…

流石乙女ゲーム…やっぱり総じてキャラデザは綺麗です。
でも、キャラデザで違和感を感じるのは、戦国武将と半ズボンの組み合わせでしょうか…
森蘭丸は確かに眉目秀麗な美少年だったので、その個性を最大限発揮したいという意図は痛いほど伝わってくるのですが、半ズボンに素足って戦場で走り回っていたら小傷が絶えなそうで、そっちの方が心配になりますけどね。

1クール全12話の物語でした。
結月の運命…までは物語の中では分かりませんでしたが、くぎゅボイスを楽しみたい方やイメケン好きの方にはお勧めできる作品だと思いました。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

でも、歴史モノって人物設定が大幅に改変される事って中々ありませんよね。
人情深くて涙もろい信長…右目を無くしていない政宗みたいなのがあっても良さそうな気がしますが…
あ、でも「織田信奈の野望」では性別が改変されていましたね。
冷徹非道の「第六天魔王」という性格はあまり改変されていませんでしたけれど…

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

まんまでした。。。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:タイムリープもの。うた☆プリの戦国版?w意味通じる?逆ハーレムっぽいけどシリアスなのかも。
期待度:★★★

作品自体は別世界の戦国時代。
戦国武将が全員イケメンで吸血鬼で、とばらされた女性は吸血鬼が大好きな血。という逆ハーレム物でした。
共通の敵のなんか得体のしれない奴は結局得体のしれないやつのまま。
強さの根拠がないからどうにでもなるやーつ。


イケメンにちやほやされてキャッキャされてる女の子に自分を重ねて楽しめるのであればOK!

俺は無理!w

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

抵抗はないが話はツマラン

1話感想
{netabare}男性向けでも女性向けでも「なんでそんなにモテるんだ?」というのが不思議に思えてしまう作品がよくある中、これは有無を言わさぬ理由が提示されてて好印象。
そりゃ吸血鬼にとってめっちゃ旨い血を持った少女が居たら…惚れてまうやろー。
それにしても作りは非常に古臭いというかどっかで見た感。
スマフォ持って転移したのか?って点から桃色パラドックスや織田信奈のガールズサイドみたいなものか?と最初思ったのだけど…ん?スマフォは活躍しない?
また、作中次々と武将が出てきて「こりゃ覚えられんぞ」と不安に思ったが、ED見た限りでは秀吉一派がメインなのかな?だったら助かる。
まさか毎回ED変わるってことは…無いよね?{/netabare}

4話までの感想
{netabare}あふん、恐れてたことが現実に。
むしろ当たり前のことなんだけど、キャラが続々出てきて覚えられない、EDも変わるっぽい。
う~ん、実在の武将で名前くらいは知ってるでしょ?ってことで遠慮なく出しまくってるのかも知れないけど、顔と名前一致しないって。
それと…これも意図的だとは思うけどヒロインが物凄く空虚、自我が無さそうっていうかポヤーンとしてるというか。
基本的に頭の上に「?」が付いてる状態。
それでいてイベントの要所で突如自発的になって「あ、ここで選択肢選んだんだな」と、アクティブ以外はロード止まってるゲームっぽい。
意思薄弱っぽいのは視聴者の感情移入しやすくするためだと思うんだけど、「なにか役に立ちたいってなら血を舐めさせりゃいいじゃん」とか「タヌキの正体なんで秀吉に隠してるの?」とか、考えがお粗末なのはどうしたものか。

それはそうと4話…幸村、お前その格好で野良仕事するのか、ってかそれ普段着か!戦装束じゃないのか?
秀吉はまだ着崩してる感じだから気にならなかったけど、幸村は…気になって仕方ない、その格好で寝るとか辛そう。
この手のは大抵そう(いちいち衣装変えてらんない)なんだろうけど、この作品は特に「衣装描くの大変そう」って感じるので余計そう思っちゃうのかな。
新たに普段着をデザインしてパートによって「これこっちの服で」と指定するのと、描くの面倒そうな装束を万遍なく描き続けるのはどっちが手間なんかのう?
エンディングで別衣装描いてるんだし、前者がそこまで大変とは思えないんだけどなぁ。
なんかワザワザ手間のかかることをしてひょうきんな表現になってるように思えて…ちと笑ってしまった。
ゲームでも武器装備したまま・鎧着込んだまま宿屋のベッドで寝たりするのあるけど、そこまで再現せんでもよかろうに。{/netabare}

6話までの感想
{netabare}自分が今までこの作品に抱いてた疑問点(の一つ)に「血の力を使って戦争優位に運べばいいのに」ってのがあるのだけど、それと同じ疑問を持つキャラが6話でやっとこさ来たー。
直江兼続「こいつの力があれば武田群も敵じゃなくなります」、いわゆる視聴者の代弁者的ポジなのかな?
本来こういう発言ってもっと早くに出すべきだと思うのだが…。
5話にしたってその段階ではポパイのホウレンソウ的にしか思ってないので、半兵衛がペロリとひと舐めすりゃあいいじゃん、と思ってしまってそれをしないのが不思議にしか感じなかった。
(あ、けど半兵衛が普通に女の子好きだったのは意外、てっきりホモキャラだと思ってた)
ま、まぁ遅いけど最後まで無視されるよりは全然マシなので善しとしよう。
でもってその疑問への回答はちと抽象的だったけど、要は戦争に勝てたとしてもその後の政(まつりごと)に悪影響が出るような“勝ち方”では意味が無い、って感じかな?
正義のために戦うってのはそういうことかなぁ、と。
秀吉も同じ考えってことなんだろうか。
一方で「どんな手段であれ勝てりゃいいんだよ」ってのが信長キャラによくある性格付けだと思うが、この作品ではどうなんだろ?

ってか6話は比較的出来の良い回でした。
将来上杉家を背負って立って欲しいのにウダツの上がらない景勝へ、何か悩みがあるのだったら同世代の友人が居た方が良いだろうと兼続を宛がう謙信。
されども相変らず景勝はウダツが上がらないまんまで、ヒロインが謙信との橋渡しをしてようやく一歩踏み出すようになった…って話。
上記の血の扱いの発言もあってすっかり兼続に共感しつつ見てたせいか、「そんなにウダツ上がらないんだったらオレが頭領になってやる」と言う訳にもいかず、奮起して欲しいと願いつつも何もできない兼続の忸怩たる思いやいかばかりか…なんてことを思ったり。
──って、そういや6話は戦闘シーン無いや、だから出来が良いのか?と思うとちょっと悲しくなった。
できればただの人間のヒロインは自分達と違って傷の治り遅いなぁ、と種族が違うことを強調するシーンでもあったらもっと良かったのに。
それと寺に籠って~と出たが、ハテ、姫巫女という神的存在が実在する世界で宗教ってどうなっとるんじゃ?考えるだけ野暮かの。{/netabare}

最終回までの感想
{netabare}なんだかんだで最後まで見てしまった。
一番「なんで?」と思ってたことは「ホイホイ血を吸わせて、ホイホイパワーアップ状態にさせりゃいいのになんでしないの?」で、それに関する回答は↑でも書いた様に6話で描かれたりはするものの説得力にはチト弱い。
なんせ信長はその考え(血の力を使って戦争に勝利しても禍根を残すだけ)は持っておらず、実際「なんかあったら吸って構わん」と部下に命じてました。
せいぜい貧血起こすこらいで、失血死するとか吸血鬼が伝染するとかいったデメリットも無いんでしょ?
…。
いや、分かってるんだけどね、実際は。
セックスのメタファーでしょ?
そんなことは分かってるんだけど、それにしちゃあ説明が足りないなぁっていうか、それを匂わす描写が少ないというか。
はたまた、敢えて示唆する描写を避けて分かる人だけニヤニヤしましょうって作りだったのかねぇ?
で、そんなことを念頭に置きつつ最終回を見たら…うわぁい。
ようやく吸血だー初めてのチューだーって思ったら信長と秀吉に挟まれながらのまさかの3P、見てるオッサンの自分の方が赤面。
初体験でコレかよ、トンだスベタだなw
男性向けでハーレムものはよくあるけど、それでも「一番は誰か決めなければならない」みたいな選択迫られるのが多いと思うのだが…男は竿一本だけど女は穴二つという地力の差を見せつけられた感、下品でスマン。

しっかしなんつーか…てっきりヒメミコ失踪の謎くらいは迫ってくれると思ったらそんなことはありませんでした。
何でヒロインは転生(転移)したのかなんで特別な血を持ってるのかヤクマの目的は何なのか等々、謎はいくらでもあったと思うのだけどぜ~~~んぶ投げっ放し。
ヒメミコ失踪とヤクマ出没の時期が同じってのを突き止めるのですら文献をあさってようやく気付くとか、ええええ、ヒロインはともかく他のヤツらはずっとその世界で暮らしてたんでしょ?なんで気付かん?
信長と秀吉が袂(たもと)を別った理由も、単に信長がカン違いされやすい性格だっただけという…。
あ、けど信長が寝る時はさすがに装束を脱いでました。
やっぱりスタッフもあんなカッコウで布団入ってたらおかしいやって思ったっぽい…けどこれで幸村の異常性が引き立つ結果に。

で、結局ストーリーは雑で文句言い出したらキリが無いけど、「女性向けだから無理」って理由での不快感はありませんでした。
ちょいと調べたらこれって「乙女系」ってのになるのか。
↑でも書いたけど、見た目少女っぽい半兵衛ですらホモ要素は無く女の子が好きという普通の男子だったのは意外。
自分はホモホモしいのがダメなんだけど、それは「腐向け」ってやつなのかな?
細かいジャンル分けとかワカランのだけど、ちゃんと注意して判別しないとアカンのかなぁ、と思ったり。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

59.7 23 戦国時代アニメランキング23位
戦国鳥獣戯画(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (53)
235人が棚に入れました
「戦国鳥獣戯画」とは誰もが知る歴史的な局面、何気ない日常など、様々な場面の戦国武将たちを、動物に例えて描くアニメーション番組です。
今、話題の若手人気俳優や、個性派キャスト大集合で、戯れながら戦国武将キャラを演じます。日本の歴史と、戦国武将で遊んじゃうアニメ、それが「戦国鳥獣戯画」です。

声優・キャラクター
村井良大、中村国生、和田雅成、鳥越裕貴、長濱慎、三上真史、石井智也、深澤大河、峯田大夢、今川碧海、長村航希、大矢剛康、林原めぐみ

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

戦国時代に、こんなことがあったとか、なかったとか(ないでしょうねw)

全12話 1話4分ほどのショートアニメ

動物を墨絵で擬人化したもの描いた有名な絵巻物「鳥獣人物戯画」をモチーフに戦国武将のキャラにして、戦国時代で有名な場面を描いたコメディ作品です。

織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などなど有名な武将が動物にされています。

お話は有名な場面を描いていますが、内容はほとんど遊んでいたりいたずらばかりしていますw

また、話し方も現代で友達同士が話している感じで全然威厳がありませんw

墨絵のような作画と声は、俳優さんばかりなので、役というより普通に話している感じでしたね。

ナレーションが林原めぐみさんだったので、ナレーションの方がひときわ目立ちましたw

一風変わったショート作品、早くも1月に2期「戦国鳥獣戯画〜乙」があるようなので、興味がありましたら1話だけでも観ていいかもしれませんね。

最後に、「鳥獣人物戯画」は甲・乙・丙・丁とあるので4期あるのでしょうかw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

作画が独特。シュールなギャグ。歴史要素もあり。

まだ見始めたばかりなのですが、信長や秀吉など歴史上の人物が動物になっててしかも若者言葉で会話するコントみたいです。なんかゴールデンエッグとかPeeping Lifeとか紙兎ロペみたいなのの歴史人物版って感じ。短いのですぐ見終わりますw

2017.12.27
視聴し終わりました。やはりどこかブラックなギャグで笑えるところもありましたね。面白かったです。歴史の知識も少しは出てくるので勉強になりました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

<40> 乙は観ない。

鳥獣戯画タッチの戦国ショート コメディで、筆っぽい絵がとにかく素敵。中身は現代口調の脱力系コント。公式で画像眺めてるだけの方が楽しいかも。

<45> 種子島は足で構える。
1 話視聴。
戦国コメディで、絵がとにかく素敵。現代口調のやっすいコントが、なんてゆうか素材殺し。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

62.0 24 戦国時代アニメランキング24位
炎の蜃気楼(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (26)
198人が棚に入れました
『炎の蜃気楼』(ほのおのミラージュ)は、桑原水菜による小説。TVアニメは2002年にキッズステーションで放映。
現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)を調伏して冥界へ送る使命を科せられ、400年間他人の体を奪いながら(換生)生き続けてきた者たちが主な登場人物。
彼らの戦いと愛憎を軸に物語は展開していく。その今までにない卓越したストーリー性と、予想を超える展開で、若い女性たちを中心に絶大なる人気を博している。主人公は、仰木高耶(おうぎ たかや、上杉景虎)で、副主人公は、橘義明(たちばな よしあき、直江信綱)。

声優・キャラクター
関俊彦、速水奨、松本保典、玉川砂記子、松野太紀、堀内賢雄、矢島晶子、折笠愛、田中秀幸、宮本充、神谷浩史、立木文彦

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

400年もの間続いている戦国武将たちの怨念とは

桑原水菜による小説を原作にした全13話のアニメ作品で、
現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)を調伏して
冥界へ送る使命を上杉謙信から科せられ、400年もの間、
他人の体に換生しながら生き続けてきた者たちが主な登場人物です。

主人公は、上杉景虎と直江信綱。
ジャンルは、サイキック・アクションになるのかな。

現在高校二年生である主人公 仰木高耶が、
闇戦国が引き起こす事件に巻き込まれた際、助けてくれた男性、
(直江信綱の(換生)生まれ変わり)が高耶に
「あなたは上杉景虎なのだ」ということを告げてくるので、
すぐには信じられず疑念を抱くものの、
同じクラスの友人までもが事件に巻き込まれ、仕方なく協力していくうち、
景虎としての記憶に目覚めていくのだが・・・という物語です。

記憶が目覚めて終わりなのではなく、そこからがいよいよ本題って感じで
その後、予想以上の展開をしていきます。

武田信玄や森蘭丸、織田信長など実在した歴史人物たちも登場、
彼らの心の悩み、葛藤、喜びなど心理描写も丁寧に描いていて、
もしかしたらそんなことが実際にあったかもしれないなぁ、とさえ
思えてくるほどです。
また、舞台が日本中の歴史的な寺社、遺跡などなので、
遠い歴史に想いを馳せてみると、感慨深さも味わえます。

作者の言葉によれば、2人の関係はモーツァルトとサリエリのような、
嫉妬を含んだ複雑な愛憎なのだそうですが、
主従関係や相棒などの関係には、こういう気持ちはつきもので。
本当はどんな人間の中にもある気持ちだと思うから、
同性だからといって同性愛に結びつけるのはどうかと・・・
なのでこの作品、BLモノではなく、歴史をテーマにしたごく一般的な
サイキックアクションアニメ作品だと僕は捉えています。

とにかく、この作品を観終えて感じたのは、
400年もの間、これほどまでに怨念を拭えずにいる人間の
愚かさや弱さがある以上、この世で戦争というものは壊滅しないのだろうなと。
「戦国時代」の武将の儚い悩みを垣間見た気がしました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

かめ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

原作をぜひ読みたい

原作小説を読んだことない人にはわかりにくい内容だが原作を是非読んでみたいという気持ちにさせる作品。

アニメは詰め込みすぎたり説明が足りないく、???なところも多い。

私は小説がとても苦手だがいい意味で気になってしょうがありません。
四十巻以上あるようですが頑張って読んでみたいです。

OVAの方が話がまとまっていて面白かった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1

63.6 25 戦国時代アニメランキング25位
戦国妖狐(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (63)
171人が棚に入れました
時は永禄七年(1564年)、人の営みの傍らに闇(かたわら)と呼ばれる魑魅魍魎・妖怪変化たちが息づく戦国時代。齢200年を生きる人間好きの妖狐・たまと、縁あって義姉弟となった、人間嫌いの仙道(仙術使い)の少年・迅火は「世直し姉弟」を名乗り、人に仇なす闇・障怪(さわり)退治の旅をしていた。旅の最中、障怪退治を生業とする僧兵集団・断怪衆(だんがいしゅう)と関わった姉弟は、彼らが障怪に対抗するため、人と闇を人為的に融合した存在・霊力強化改造人間を擁していることを知る。人と闇を辱める所業に、義憤の念に駆られたたまと迅火は、その行いを糾すため、武者修行中の自称浪人・兵頭真介と、断怪衆から脱走した霊力強化改造人間の少女・灼岩と共に、断怪衆総本山へと乗り込む。姉弟たちと敵対する形となった断怪衆は、その討伐のため「闇喰い人」を自称する剣士・雷堂斬蔵と、霊力強化改造人間の精鋭・四獣将を差し向ける。

声優・キャラクター
迅火:斉藤壮馬
たま:高田憂希
真介:木村良平
灼岩:黒沢ともよ
千夜:七海ひろき
月湖:内田真礼
なう:豊崎愛生
神雲:乃村健次
道錬:稲田徹
烈深:宮城一貴
山の神:高垣彩陽
りんず:鈴木愛奈
野禅:津田健次郎
雷堂斬蔵:東地宏樹
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

【3話までの感想】3クールじっくりと闇の深さを思い知りたいです

闇(かたわら)と呼ばれる化け物が跋扈(ばっこ)する架空の戦国時代を舞台に、
人間好きな妖狐・たま、人間嫌いで闇(かたわら)になりたい仙術使いの迅火による、
人に仇なす闇(かたわら)・障怪(さわり)退治の旅などを描いた、
水上 悟志氏による同名原作コミック(未読)の連続アニメ化作品。

水上氏が脚本した1クールアニメ『プラネット・ウィズ』にせよ、
2クール・アニメ化作品で作画が酷いと呆れられた『惑星のさみだれ』にせよ、
私にとって、水上氏関連作品は、巨視的に人間を捉え心理を掘り下げることで、
私の心の養分となる糧を与えてくれる貴重な存在。

よって今回のアニメ化も、私は放送を心待ちにしていました。
この原作コミック、私は知らなかったのですが、
各アニメスタジオの棚に結構並んだりしているアニメーター界隈でも映像化待望の作品だったそうで。

当初、原作の「世直し姉弟編」「千魔混沌編」の主人公交代しながら展開する二部構成を回想も駆使しながら2クールに押し込む計画だったとのことですが、
それでは収まりが悪いと制作・WHITE FOXの社長判断で3クールに変更したとのこと(※)

この冬アニメは商業的成功よりも、視聴者に気軽に消化されるだけじゃ済まさない。
作り手としての矜持を示すといった感じのクセ強な作品も散見されますが、
本作はその最たる物。


これまでの水上作品は水上氏自身がシリーズ構成・脚本を手掛けて、
独特のリズムが乱調のリスクもはらんでいましたが、今作では花田 十輝氏が担当。
花田氏は、リミッター解除され、痛々しい人の心の闇の描写まで振り切れば、名手として真価を発揮する脚本家なので、その点もプラス要素。

そして何と言っても劇伴・エバン・コール氏。
『ヴァイオレット~』『~フリーレン』のピアノとオーケストラだけでなく、
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、アニメ版『わた婚』で和楽器アレンジへの対応力も知る身としては発表された時から悶えるくらい楽しみでした。


で、初回から3話まで観て。
早速、{netabare} 貧しい民を誑(たぶら)かして霊力改造人間に貶める障怪(さわり)退治の僧兵軍団・断怪衆(だんがいしゅう){/netabare} という下衆の極みのアジトに殴り込みに行く ハードな展開。
史実でも架空でも戦国坊主共は喰えない連中ということなのでしょうかw

その下衆に見える言動すらも、見る角度を変えれば必ずしも絶対悪とは言い切れない。
典型的な巻き込まれ型主人公視点の浪人・兵頭真介を通じて、
視聴者も未だ思索したことのない仙道と闇の世界という、
未知の領域へ誘われ価値観を拡張される。
序盤からスケール感のある水上作品の醍醐味は堪能できています。

作画もバトル比率が高く、動きが多いアニメーションをWHITE FOXがCGも交えながら無難に処理。
ただ、メインはあくま心情描写で、高作画カロリーのバトルアニメで圧倒するまでは行かない印象。
これから分割なのか連続なのかは分かりませんが、全3クールの長丁場。
スタッフも私も嚙み応えのある戦国奇譚にバテないように完走したいと思います。


【参考文献】※「月刊ニュータイプ」2024年1月号

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

なんともドメスティックな物語…。水上作品はいつもこれだよ…。

 最終話(13話)まで観ました。2024.04.06 

 1期目終了です。連続2クール2期は7月からだそうです。しかし…、惑星のさみだれもそうでしたが、兄弟喧嘩や親子喧嘩で周りの人々を巻き込んでバトルするんですよねぇ…。

 どうしても、身内で争っている感が強く、素直にバトルを楽しめません。そして、無意味に他人キャラが死亡するという…。

 楽屋オチバトルに何で付き合ってやらなぁあかんのか?一回疑問に思うと駄目ですねぇ…。タマとビッチママの話なんてどうでも良いのだ!

 マイナー紙ではウケるのかもしれませんが、一般人向けでは全く無い様です。みんな騙されているですぅ…。折角の戦国時代なのに、もっと何とかならんのか?

………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2024.03.14

 う〜ん…。コレ、本当に原作人気なんですか?過大評価じゃね?熱狂的なファンがいるのかな?世界線が異なる特異点で人気がある様な話ですねぇ…。所詮マイナー紙連載か。

 山の神のもとで修行したり、ロリが新規に仲間になったり、龍と戦ったりしますが、何をダラダラやってんの?後2クールもこの調子なんですか?

 昔のドラゴンボールや、キン肉マン等の水増しアニメを観ている様な感じです。クリリンがアウアウ言ってるうちにAパート終了的な…。

 こんなに内容の薄い話に付き合っている暇のある視聴者なんて現代日本にいるんかいな?

 コレでエエんか?本当に?と言う感想しかありません。マイナー原作を人気がある様に装う詐欺組織でもいるんかいな?本当に謎やで!
………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2024.02.22

 馴れ合い茶番バトルの末に、雑にメインキャラを退場させおった!?なにコレ?何が起きている?8話で復活するのかな?

 断怪衆とのやらなくても良い喧嘩がまだ尾を引いています。もう、詫びを入れて許してもらえよ…。小指位でOkそうですが…。

 これ、本当に原作人気なの?惑星のさみだれも作画が悪かったんじゃなくて、神作画でも結果同じだったんじゃね?ギャグっぽいのに人が死ぬ系はちょっとなぁ…。

 原作が古いのか?このノリで3クール?損切りするなら今ですよ〜と、ゴーストの囁きが聴こえてきそうです。
……………………………………………………………………… 

 5話まで観ました。2024.02.09

 単純な妖怪バトルにはしたく無いんだよ〜!と、言うのは分かりますが、迅火さん…、龍にびびり過ぎじゃね?こいつは結局、弱い奴には強い的なキャラなの?

 良くこんなんで断怪衆に喧嘩売ったな〜。妖狐のたまは他人事みたいな感じだけど、お前も当事者だろ?

 結局、龍から逃亡するために旅に出るって、何がしたいのかな?作画は良いので惑星のさみだれほど、酷くはないですが、結局茶番バトルをするのかな?

 3クールこれに付き合うのか〜。たま陣営の目的も世直し+仙人化+自分探しと、盛りだくさんの割には曖昧なので、もう5話で俺達の戦いはこれからエンドでも良い様な…。

 私、これからの主人公達の旅の行く末を想像するとゾクゾクして、視聴する気力を失いそうです。

 これから面白くなるのか、原作ファンに教えてもらいたいです。
………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.01.16

 同作者のプラネットウィズ、惑星のさみだれが、世界系すぎて合わなかったので、どうかと思いましたが、結構面白くなりそうです。

 戦国時代が舞台ですか。良いですねぇ。自力救済の殺し合い上等の世界ですが、弱いながらも一応全国的な秩序がある時代なので、物語が作りやすいです。

 古代みたいに話も通じない異民族的な勢力が割拠しているより、馴染があります。

 ただ、有名大名とか出てくると一挙に嘘臭くなるので、塩梅は難しそうです。

 単なる妖怪バトルの犬夜叉みたいになってもアレですし、バランス感覚を保って戦国時代を描き切れるか、今から楽しみです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

石油王カムヒア<59>

分割したほうかよくない?と書いてたけど分割になりましたね。
さみだれのように酷くはないものの、昨今のメジャー資本のハイクォリティアニメと比べると一世代前のクォリティというか、ここは動かせなかったかーと感じることもしばしばな健康で文化的な最低限度のアニメ化。
展開がいい作品とはいえ原作既読だし、あのシーンをこう見せた的な欲求は不満気味。
この先の方が面白くはなるが、果たしてクォリティは如何に。
はぁ、石油王でもつかないかしら。

やり遂げたまえという祈願<65>
1話視聴。
まずまずのクォリティでのアニメ化でとりあえず一安心。
鳥山明で例えるなら、Drスランプもドラゴンボールも連載中にアニメ化されず、00年代になってようやくDrスランプがアニメ化されるも酷いデキで、ドラゴンボールだけはまともにしてくれという状況だったので。
世代交代を挟む豊かな展開の2部構成で全17巻を3クールでアニメ化というジャストな尺でもあり最後まで失速せずにやり遂げてほしい。
例によってアニメの放映予定は詳細に公開されないけど連続3クールっぽい。
大丈夫なん?分割したほうかよくない?

初回はAパートで最初のエピソードが終わってBは灼岩の導入エピソード。
3クールもやるんだから初回長時間で掴みに言ってもよかったんじゃないかなー。
この作品こそ、ね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1
12
ページの先頭へ